※コメントはメーカー案内書より抜粋です。
<SUPRAPHON>
SU 4038 \1780
ドヴォルザーク:
弦楽四重奏曲第13番ト長調Op.106, B 192
弦楽四重奏曲第12番ヘ長調Op.96, B 179「アメリカ」
パヴェル・ハース四重奏団
録音:2010年6月3、6、29 & 30日プラハ、ルドルフィヌム
(デジタル・セッション)
2004年にフィレンツェでヴィットリオ・E・リムボッティ賞、翌年5月にはプラ
ハの春の国際コンクールで優勝、さらにその翌月には世界三大弦楽四重奏コン
クールのひとつパオロ・ボルチアーニ・コンクールでも優勝と、圧倒的な実力
で次代を担うアンサンブルとしておおきな注目を集めるパヴェル=ハース・
クァルテット。第4弾アルバムは2010年6月にセッション収録されたばかりの最
新録音で、かれらのルーツ、ドヴォルザークを取り上げています。
「新世界交響曲」「チェロ協奏曲」と並ぶアメリカ時代の最良の成果で、親し
み易いメロディから当ジャンル屈指の人気曲「アメリカ」。そして、パヴェル
=ハース・クァルテットが2009年秋のツアーを通じて完璧に仕上げてきた
「第13番」は、ドヴォルザークのアメリカ帰還後に着手され、休養明けに完成
させた最高傑作。いずれの演奏も、敬愛するドヴォルザークへの深い共感を背
景に熱い意気込みを強く感じさせるもので、あらたな時代の到来を告げるにふ
さわしい内容といえるでしょう。
<audite>
AU 92545(SACD-Hybrid) \2300
ヤナーチェク:
弦楽四重奏曲第1番「クロイツェル・ソナタ」
弦楽四重奏曲第2番「ないしょの手紙」
(ヴィオラ・ダモーレによるオリジナル版)*
弦楽四重奏曲第2番「ないしょの手紙」(ヴィオラによる現行版)+
グンター・トイフェル(ヴィオラ・ダモーレ)*
マンデルリング四重奏団
ゼバスティアン・シュミット、ナネッテ・シュミット(Vn)
ローラント・グラッスル(Va)+
ベルンハルト・シュミット(Vc)
録音:2009年12月16-19日クリンゲンミュンスター(デジタル・セッション)
弦楽四重奏というジャンルは、弦の醸す親密なひびきや手頃なサイズという事
情もあって、多くの作曲家にとって内面の心情を吐露するのに向いているよう
で、とくにヤナーチェクのケースはそういった傾向が顕著なようです。
弦楽四重奏曲第2番「ないしょの手紙」はそのままずばり、老いらくの恋の相手
カミラ・シュテッスロヴァーへ宛てた手紙のひとつを音化させたヤナーチェク
最後の室内楽曲。結局は、実際的運用の問題から断念することになりましたが、
作曲の過程でヤナーチェクは当初通常のヴィオラではなく、古楽器のヴィオラ
・ダモーレにしようとしていたと云われています。
17世紀後半から18世紀にかけて人気のあったヴィオラ・ダモーレは14本の弦を
持ち、ヴァイオリンやヴィオラの輝かしさや力強さもないかわりに、無類の快
い甘さを備えています。19世紀に入り一時人気が衰退するも、ふたたび19世紀
後半から20世紀初頭に人気が復興した際には、ヒンデミットなども作品を残し
ています。ヤナーチェクも“愛のヴィオラ(Viola d‘amore)”という名前を持
つこの楽器に惚れ込んだひとりで、ほかに「シンフォニエッタ」やオペラ「カ
ーチャ・カバノヴァー」「マクロプロス事件」でも使用しています。
ここで、マンデルリング四重奏団はヴィオラ・ダモーレに名手グンター・トイ
フェルを迎えて、ヤナーチェクが意図したオリジナルのひびきを再現。さらに、
ヴィオラによる現行版も収めていることから、聴き比べも楽しみな内容といえ
るでしょう。
<SDG>
SDG 171 2枚組 \2980
J.S.バッハ:カンタータ集 VOL.12
[CD1]
カンタータ「われ哀れなる人、われ罪のしもべ」BWV 55
カンタータ「エフライムよ、われ汝をいかになさんや」BWV 89
カンタータ「備えて怠るな、わが霊よ」BWV 115
カンタータ「おお永遠、そは雷の言葉」BWV 60
ジョアンヌ・ルン(S)、ロビン・タイソン(A)、ジェームス・ギルクリスト(T)、
ペーター・ハーヴェイ(Bs)
[CD2]
カンタータ「幸いなるかな、おのが御神に」BWV 139
カンタータ「各々に各々のものを」BWV 163
カンタータ「偽りの世よ、われは汝に頼まじ」BWV 52
カンタータ「目覚めよ、とわれらに呼ばわる物見らの声」BWV 140
ギリアン・キース(S/ BWV 139, 52)
スーザン・ハミルトン(S/ BWV 163, 140)
ヒラリー・サマーズ(A)、ウィリアム・ケンダル(T)、
ペーター・ハーヴェイ(Bs)
録音:2000年11月
モンテヴェルディ合唱団、
ジョン・エリオット・ガーディナー(指揮)
イングリッシュ・バロック・ソロイスツ
人気の140番、そしてアルバン・ベルクのヴァイオリン協奏曲最終楽章の冒頭
にあらわれる増4度進行の音型が印象的なコラールを含む60番を収録。55番は、
バッハがテノールソロのために書いた唯一のカンタータで、ガーディナーの
信頼厚いジェイムス・ギルクリストが感動的な歌唱で聴かせます。55、89、
115番はそれぞれ器楽パートも歌唱パートも充実しています。
SDG 174 2枚組 \2980
J.S.バッハ:カンタータ集 VOL.18
[CD1]
カンタータ「いと高きところには神に栄光あれ」BWV 191
カンタータ「キリストの徒よ、この日を彫り刻め」BWV 63
クラロン・マックファデン(S)、ベルナルダ・フィンク(A)、
クリストファー・ゲンツ(T)、ディートリヒ・ヘンシェル(Bs)
カンタータ「いと尊きインマヌエル、虔しき者らを率いたもう君候」BWV 123
カンタータ「人々シバよりみな来たりて」BWV 65
マグダレーナ・コジェナー(S)、サリー・ブルース=ペイン(A)、
ジェームス・ギルクリスト(T)、ペーター・ハーヴェイ(Bs)
[CD2]
カンタータ「いと尊きわがイエスは見失われぬ」BWV 154
カンタータ「いと尊きイエス、わが憧れよ」BWV 32
カンタータ「わがイエスをば われは放さず」BWV 124
クラロン・マックファデン(S)、マイケル・チャンス(A)、
ジェームス・ギルクリスト(T)、ペーター・ハーヴェイ(Bs)
ジョン・エリオット・ガーディナー(指揮)
イングリッシュ・バロック・ソロイスツ、モンテヴェルディ合唱団
録音:[CD1]1999年12月、2000年1月/[CD2]2000年1月
コジェナー、ガーディナー録音では特におなじみのマイケル・チャンス、そし
てアーノンクールとの来日も待ち遠しいベルナルダ・フィンクらがソリストと
して参加した豪華2枚セット。クリスマスの時期の礼拝のために書かれたカン
タータがずらりと並び、特にBWV 63は冒頭から華やかな合唱曲が鳴り響く人気
曲。他の作品ではイエスの受難を思わせる劇的な雰囲気の曲など、ヴァラエ
ティに富んだ充実の2枚組です。
<SUPRAPHON>
SU 4038 \1780
ドヴォルザーク:
弦楽四重奏曲第13番ト長調Op.106, B 192
弦楽四重奏曲第12番ヘ長調Op.96, B 179「アメリカ」
パヴェル・ハース四重奏団
録音:2010年6月3、6、29 & 30日プラハ、ルドルフィヌム
(デジタル・セッション)
2004年にフィレンツェでヴィットリオ・E・リムボッティ賞、翌年5月にはプラ
ハの春の国際コンクールで優勝、さらにその翌月には世界三大弦楽四重奏コン
クールのひとつパオロ・ボルチアーニ・コンクールでも優勝と、圧倒的な実力
で次代を担うアンサンブルとしておおきな注目を集めるパヴェル=ハース・
クァルテット。第4弾アルバムは2010年6月にセッション収録されたばかりの最
新録音で、かれらのルーツ、ドヴォルザークを取り上げています。
「新世界交響曲」「チェロ協奏曲」と並ぶアメリカ時代の最良の成果で、親し
み易いメロディから当ジャンル屈指の人気曲「アメリカ」。そして、パヴェル
=ハース・クァルテットが2009年秋のツアーを通じて完璧に仕上げてきた
「第13番」は、ドヴォルザークのアメリカ帰還後に着手され、休養明けに完成
させた最高傑作。いずれの演奏も、敬愛するドヴォルザークへの深い共感を背
景に熱い意気込みを強く感じさせるもので、あらたな時代の到来を告げるにふ
さわしい内容といえるでしょう。
<audite>
AU 92545(SACD-Hybrid) \2300
ヤナーチェク:
弦楽四重奏曲第1番「クロイツェル・ソナタ」
弦楽四重奏曲第2番「ないしょの手紙」
(ヴィオラ・ダモーレによるオリジナル版)*
弦楽四重奏曲第2番「ないしょの手紙」(ヴィオラによる現行版)+
グンター・トイフェル(ヴィオラ・ダモーレ)*
マンデルリング四重奏団
ゼバスティアン・シュミット、ナネッテ・シュミット(Vn)
ローラント・グラッスル(Va)+
ベルンハルト・シュミット(Vc)
録音:2009年12月16-19日クリンゲンミュンスター(デジタル・セッション)
弦楽四重奏というジャンルは、弦の醸す親密なひびきや手頃なサイズという事
情もあって、多くの作曲家にとって内面の心情を吐露するのに向いているよう
で、とくにヤナーチェクのケースはそういった傾向が顕著なようです。
弦楽四重奏曲第2番「ないしょの手紙」はそのままずばり、老いらくの恋の相手
カミラ・シュテッスロヴァーへ宛てた手紙のひとつを音化させたヤナーチェク
最後の室内楽曲。結局は、実際的運用の問題から断念することになりましたが、
作曲の過程でヤナーチェクは当初通常のヴィオラではなく、古楽器のヴィオラ
・ダモーレにしようとしていたと云われています。
17世紀後半から18世紀にかけて人気のあったヴィオラ・ダモーレは14本の弦を
持ち、ヴァイオリンやヴィオラの輝かしさや力強さもないかわりに、無類の快
い甘さを備えています。19世紀に入り一時人気が衰退するも、ふたたび19世紀
後半から20世紀初頭に人気が復興した際には、ヒンデミットなども作品を残し
ています。ヤナーチェクも“愛のヴィオラ(Viola d‘amore)”という名前を持
つこの楽器に惚れ込んだひとりで、ほかに「シンフォニエッタ」やオペラ「カ
ーチャ・カバノヴァー」「マクロプロス事件」でも使用しています。
ここで、マンデルリング四重奏団はヴィオラ・ダモーレに名手グンター・トイ
フェルを迎えて、ヤナーチェクが意図したオリジナルのひびきを再現。さらに、
ヴィオラによる現行版も収めていることから、聴き比べも楽しみな内容といえ
るでしょう。
<SDG>
SDG 171 2枚組 \2980
J.S.バッハ:カンタータ集 VOL.12
[CD1]
カンタータ「われ哀れなる人、われ罪のしもべ」BWV 55
カンタータ「エフライムよ、われ汝をいかになさんや」BWV 89
カンタータ「備えて怠るな、わが霊よ」BWV 115
カンタータ「おお永遠、そは雷の言葉」BWV 60
ジョアンヌ・ルン(S)、ロビン・タイソン(A)、ジェームス・ギルクリスト(T)、
ペーター・ハーヴェイ(Bs)
[CD2]
カンタータ「幸いなるかな、おのが御神に」BWV 139
カンタータ「各々に各々のものを」BWV 163
カンタータ「偽りの世よ、われは汝に頼まじ」BWV 52
カンタータ「目覚めよ、とわれらに呼ばわる物見らの声」BWV 140
ギリアン・キース(S/ BWV 139, 52)
スーザン・ハミルトン(S/ BWV 163, 140)
ヒラリー・サマーズ(A)、ウィリアム・ケンダル(T)、
ペーター・ハーヴェイ(Bs)
録音:2000年11月
モンテヴェルディ合唱団、
ジョン・エリオット・ガーディナー(指揮)
イングリッシュ・バロック・ソロイスツ
人気の140番、そしてアルバン・ベルクのヴァイオリン協奏曲最終楽章の冒頭
にあらわれる増4度進行の音型が印象的なコラールを含む60番を収録。55番は、
バッハがテノールソロのために書いた唯一のカンタータで、ガーディナーの
信頼厚いジェイムス・ギルクリストが感動的な歌唱で聴かせます。55、89、
115番はそれぞれ器楽パートも歌唱パートも充実しています。
SDG 174 2枚組 \2980
J.S.バッハ:カンタータ集 VOL.18
[CD1]
カンタータ「いと高きところには神に栄光あれ」BWV 191
カンタータ「キリストの徒よ、この日を彫り刻め」BWV 63
クラロン・マックファデン(S)、ベルナルダ・フィンク(A)、
クリストファー・ゲンツ(T)、ディートリヒ・ヘンシェル(Bs)
カンタータ「いと尊きインマヌエル、虔しき者らを率いたもう君候」BWV 123
カンタータ「人々シバよりみな来たりて」BWV 65
マグダレーナ・コジェナー(S)、サリー・ブルース=ペイン(A)、
ジェームス・ギルクリスト(T)、ペーター・ハーヴェイ(Bs)
[CD2]
カンタータ「いと尊きわがイエスは見失われぬ」BWV 154
カンタータ「いと尊きイエス、わが憧れよ」BWV 32
カンタータ「わがイエスをば われは放さず」BWV 124
クラロン・マックファデン(S)、マイケル・チャンス(A)、
ジェームス・ギルクリスト(T)、ペーター・ハーヴェイ(Bs)
ジョン・エリオット・ガーディナー(指揮)
イングリッシュ・バロック・ソロイスツ、モンテヴェルディ合唱団
録音:[CD1]1999年12月、2000年1月/[CD2]2000年1月
コジェナー、ガーディナー録音では特におなじみのマイケル・チャンス、そし
てアーノンクールとの来日も待ち遠しいベルナルダ・フィンクらがソリストと
して参加した豪華2枚セット。クリスマスの時期の礼拝のために書かれたカン
タータがずらりと並び、特にBWV 63は冒頭から華やかな合唱曲が鳴り響く人気
曲。他の作品ではイエスの受難を思わせる劇的な雰囲気の曲など、ヴァラエ
ティに富んだ充実の2枚組です。