<Channel Classics>
CCSSA 30710(SACD-Hybrid) \2850
ベートーヴェン:
交響曲第4番変ロ長調Op.60/交響曲第6番ヘ長調Op.68《田園》
イヴァン・フィッシャー(指揮)
ブダペスト祝祭管弦楽団
イヴァン・フィッシャーはベートーヴェンの交響第4番と第6番を録音するにあ
たって、それぞれの作品に"人間の感情と気分"、"自然"といったテーマを明確
化。全集完結を目的とせず、自身が納得するまで1つの作品を追求し続けるイ
ヴァン・フィッシャーの姿勢がここでもストレートに反映されている。
イヴァン・フィッシャーがコントロールするオーケストラのトゥッティはもち
ろんのこと、契約更新時に実施される厳しいオーディションをくぐり抜けた各
奏者たちのワールドクラスの個人技もベートーヴェンのシンフォニーをしっか
りと彩ってくれることだろう!
録音:2010年2月、ブダペスト芸術宮殿(パレス・オヴ・アーツ)
CCSSA 32010(SACD-Hybrid) \2850
J・S・バッハ:
カンタータ第110番《われらの口を笑いで満たし》BWV.110
マニフィカト ニ長調BWV.243
〔スヴェーリンク:暁の星のいと美しきかな/フェリート:走れ、羊飼いよ/
シャイン:おお幼いイエスよ、我が幼いイエスよ/ヨハン・ミヒャエル・バッ
ハ:いと高き神に栄光あれ〕*
ヨス・ファン・フェルトホーフェン(指揮)
オランダ・バッハ協会、
ドロテー・ミールズ(ソプラノ)、ヨハネッテ・ゾマー(ソプラノ)*、
ウィリアム・タワーズ(アルト)、チャールズ・ダニエルズ(テノール)、
ステファン・マクラウド(バス)
1723年に作曲された"変ホ長調"の"初稿版"から4曲の挿入曲を外し、"第2稿
(ニ長調)"として改訂されたバッハの「マニフィカト」にフェルトホーフェン
がかけた魔法は"挿入曲"の復活!
バッハが削除した4曲の代わりとして、フェルトホーフェンが新たに加えた挿
入曲は、スヴェーリンク、フェリート、シャイン、J・M・バッハの4作品。
大バッハの音楽と"新しい挿入曲"との融合によって誕生する「マニフィカト」。
フェルトホーフェン&NBS版の神聖なる響きに身を委ねて下さい。
録音:2009年12月、ティルブルク・コンサート・ホール(オランダ)
<Melodiya>
MELCD 1001699 \1880
シューマン:
花の曲 変ニ長調Op.19/東洋の絵Op.66*/パガニーニの奇想曲による6つの
練習曲第2集より ハ短調Op.10-4/ピアノ五重奏曲変ホ長調Op.44#
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)、リュドミラ・ベルリンスカヤ(ピアノ)*、
ボロディン・クヮルテット〔ミハイル・コペルマン(第1ヴァイオリン)、
アンドレイ・アブラメンコフ(第2ヴァイオリン)、ドミトリー・シェバーリン
(ヴィオラ)、ワレンチン・ベルリンスキー(チェロ)〕#
"ライヴ・イン・モスクワ"シリーズと並ぶメロディアの看板、リヒテルの秘蔵
音源復刻シリーズから、1985年12月にモスクワのプーシキン美術館で開催され
た"12月の夜音楽祭"のライヴ・レコーディングが登場!
ここでは1985年12月15日のシューマン・プログラムで演奏されたリヒテルのソ
ロ、ベルリンスキーの娘ベルリンスカヤとリヒテルの連弾、そしてコペルマン
時代のボロディン・クヮルテットとリヒテルの共演を収録。
ライヴならではのスリリングな場面も聴こえてくるが、それもご愛嬌。
ロシアの音楽史に多くの功績を遺してきた天才と名門の才能がぶつかり合う
"メイド・イン・ロシア"のシューマンです。
録音:1985年12月15日、プーシキン美術館(モスクワ/ライヴ)/世界初CD化
(Melodiya提供の情報に基づく)/ディジパック仕様
MELCD 1001703 \1880
ラフマニノフ:歌劇《アレコ》
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)、
ソヴィエト国立交響楽団、ソヴィエト国立アカデミック合唱団、
ヴァシリー・ラノヴォイ(ナレーター)、
アルトゥール・エイゼン(アレコ/バリトン)、
リュドミラ・セルギエンコ(ゼムフィーラ/ソプラノ)、
グレブ・ニコリスキー(老ジプシー、ゼムフィーラの父/バス)、
ゲガム・グリゴリアン(若いジプシー/テノール)、
アンナ・ヴォルコワ(ジプシーの老婆/メゾ・ソプラノ)
豪快なサウンドと濃厚な歌心で人々を惹きつけたエフゲニー・スヴェトラーノ
フ。「スヴェトラーノフ生誕80周年記念盤(MELCD 1001471)」以来となるメロ
ディアからのリリースは、ラフマニノフ最初のオペラ「アレコ」!
スヴェトラーノフのラフマニノフはレーベルの垣根を越えた名演が数多く存在
しており、この「アレコ」と同じ90年代には代表的名演「交響曲全集」も誕生
しているだけに、ファンにとって目の離せないリリースとなることは間違いな
いだろう!
ちなみにナレーターとして参加しているヴァシリー・ラノヴォイは、1934年生
まれのロシアの俳優。
録音:1990年/ディジパック仕様
MELCD 1001711 \1880
パガニーニの主題による作品集 ――
ブラームス:パガニーニの主題による変奏曲Op.35
シューマン:パガニーニの奇想曲による6つの練習曲集Op.10
リスト:パガニーニによる超絶技巧練習曲集S.140
ニコライ・ペトロフ(ピアノ)
ロシアの超重量級戦車系ピアニスト、ニコライ・ペトロフの超絶技巧と強靭な
サウンドが徹底的に発揮された「パガニーニの主題による作品集」が本家メロ
ディアから復刻。
ペトロフの代名詞、リストの「超絶技巧練習曲集」は何度聴いても圧倒させら
れてしまう。またこのメロディア盤には「シューマン」、「リスト」に加えて
「ブラームス」が収録されており、ペトロフ・ファンはこちらも要チェック!
録音:1982年/ディジパック仕様
MELCD 1001724 \1880
ロシアのアヴァンギャルド・ミュージック ――
デニソフ:管弦楽のための《絵画》
グバイドゥーリナ:
ヴァイオリンと管弦楽のための協奏曲《オッフェルトリウム》*
シュニトケ:組曲《国勢調査》
デニソフ&グバイドゥーリナ&シュニトケ:管弦楽のための行進曲
オレグ・カガン(ヴァイオリン)*、
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指揮)
ソヴィエト国立文化省交響楽団
旧ソ連の作曲家同盟からの糾弾を受けながらも、西欧諸国からロシアへと流れ
てきた前衛的手法を採り続けたデニソフ、グバイドゥーリナ、シュニトケの作
品が、モスクワ音楽院大ホールで演奏されるという歴史的転機となったコンサ
ートのライヴ録音。
モスクワの前衛劇場のために作曲されたシュニトケの珍品「国勢調査リスト」、
グバイドゥーリナが世界に知られる転機となった「オッフェルトリウム」など、
吹っ切れたかのようなロジェストヴェンスキーの演奏が痛快!
録音:1982年4月15日、モスクワ音楽院大ホール(ライヴ)/ディジパック仕様
MELCD 1001706 \1880
ハチャトゥリアン・コンダクツ・ハチャトゥリアンVol.1 ――
ハチャトゥリアン:
交響曲第2番ホ短調《鐘》/バレエ音楽《ガイーヌ》より 3つの断章/バレエ
音楽《スパルタカス》より アダージョ/バレエ音楽《ガイーヌ》より
レズギンカ
アラム・ハチャトゥリアン(指揮)
ソヴィエト国立交響楽団
メロディアのハチャトゥリアン自作自演集は交響曲第2番「鐘」からスタート。
音程や縦の線など細かいことは全く気にしない、しかも木管、金管、打楽器が
大暴れで疾走する「レズギンカ」は爆演ファン一聴の価値アリ!
録音:1977年2月15日、モスクワ音楽院大ホール(ライヴ)/ディジパック仕様
MELCD 1001701 \1880
ロシアとブルガリアの宗教音楽集 ――
グレチャニノフ:信経(クリード)、リタニー/フリストフ:われらが主をたたえ
よ、汝のしもべを逝かしたもう/ストルムスキー:大栄唱/ディネフ:賢いシー
フ/チェスノコフ:若き頃より、神秘の生け贄、12人の盗賊の伝説
エフゲニー・ネステレンコ(バス)、
ウラディミール・ミニン(指揮)
モスクワ国立室内合唱団
ロシア正教会、ブルガリア正教会。"正教会"という共通点を持つロシアとブル
ガリア。
社会主義時代に弾圧を受けながらも大切に守られてきた合唱芸術が、ネステレ
ンコの絶唱、モスクワ国立室内合唱団の神聖なるハーモニーで蘇る。
※録音:1985年、スモレンスク大聖堂/ディジパック仕様
MELCD 1001697 2枚組 \3760
チャイコフスキー:歌劇《イオランタ》
マルク・エルムレル(指揮)、
ボリショイ劇場管弦楽団、
エフゲニー・ネステレンコ(レネ/バス)、
ユーリ・マズロク(ロベルト/バリトン)、
ヴラディミール・アトラントフ(ボデモン/テノール)、
ウラディミール・ヴァライチス(エブン=ハキヤ/バリトン)、
アレクサンドル・アルヒーポフ(アルメリク/テノール)、
ワレリー・ヤロスラフツェフ(ベルトラン/バス)、
タマーラ・ソロキーナ(イオランタ/ソプラノ)、
クララ・カディンスカヤ(ブリギット/ソプラノ)、
ニーナ・グリギリエワ(マルタ/コントラルト)、
ラリーサ・ニキーチナ(ラウラ/メゾ・ソプラノ)
エルムレル時代のボリショイ劇場によるチャイコフスキー最後のオペラ「イオ
ランタ」の全曲録音。
ネステレンコやマズロク、ソロキーナなど、ボリショイの名歌手たちが歌うこ
の演奏は、イオランタの中でも特に優れた演奏として評価が高い。
録音:1976年/ディジパック仕様
MELCD 1001716 2枚組 \3760
チャイコフスキー:ロマンス集 ――
騒がしい舞踏会でOp.38-3/星は穏やかに光りOp.60-12/夜Op.73-2/私の甘っ
たれさんOp.27-6/恐ろしい一時Op.28-6/ドン・ファンのセレナードOp.38-1
/涙Op.65-5/待てOp.16-2/ただ憧れを知る者だけがOp.6-6/母は私を産んだ
のかOp.27-5/失望Op.65-2/偉業Op.60-11/陽は沈みOp.73-4/嵐の時の子守
歌Op.54-10/セレナードOp.65-1/夜鳴きうぐいすOp.60-4/ジプシーの歌
Op.60-7/木陰で何を歌うのかOp.57-1/私たちは一緒に座っていたOp.73-1
/早春のことだったOp.38-2/他
ニーナ・フォミーナ(ソプラノ)
エレーナ・オブラスツォワ(メゾ・ソプラノ)
イリーナ・アルヒーポワ(メゾ・ソプラノ)
セルゲイ・レメシェフ(テノール)、ユーリ・マズロク(バリトン)
エフゲニー・ネステレンコ(バス)、ムスリム・マガマエフ(バリトン)、他
泣く子も黙りたくなるほど豪華なロシアの歌手たちが歌うチャイコフスキーの
ロマンス集。これだけのメンバー、音源を集められるのはメロディアくらいだ
ろう。
録音:1963年、1972年、1978年、1979年、1991年/ディジパック仕様
<Decca>
743382(DVD-Video) 2枚組 \6450
アレヴィ:歌劇《クラリ》
チェチーリア・バルトリ(メゾ・ソプラノ:クラリ)
ジョン・オズボーン(テノール:公爵)
エヴァ・リーバウ(ソプラノ:ベッティーネ)
オリヴァー・ウィドマー(バリトン:ゲルマーノ)
ジュセッペ・スコルシン(バス:ルカ)
カルロス・ショーソン(バリトン:アルベルト)
ステファニア・カルーザ(メゾ・ソプラノ:シモネッタ)
チューリヒ歌劇場管弦楽団
指揮:アダム・フィッシャー
収録:2008年10月 チューリヒ歌劇場
19世紀に活躍したスペイン出身の大メゾ・ソプラノ歌手、マリア・マリブラン
によって1828年に初演されたアレヴィの隠れた名作《クラリ》の待望の世界初
録音!マリブランに捧げるために2007年に発表した『マリア』において、この
オペラの有名なカヴァティーナが収録されていたのは記憶に新しいところです
が、今回は2008年10月にチューリヒ歌劇場で行われた白熱のライヴを全編収録
してあります。名伯楽として知られるアダム・フィッシャーが指揮する統率力
にあふれた伴奏や、磐石の歌手陣たちの妙技をたっぷりお楽しみください!
743406(DVD-Video) 2枚組 \6450
マスネ:歌劇《ウェルテル》全4幕
ヨナス・カウフマン(テノール:ウェルテル)
ソフィー・コッシュ(メゾ・ソプラノ:シャルロット)
リュドヴィク・テジエ(バリトン:アルベール)
アンヌ=カトリーヌ・ジレ(ソプラノ:ソフィー)
アラン・ヴェルヌ(バス:法務官)
アンドレアス・ジャッジ(テノール:シュミット)
クリスチャン・トレギエ(バリトン:ヨハン)
アレクサンドル・デュアメル(バリトン:ブリュールマン)
オリヴィア・ドレ(ソプラノ:ケートヒェン)
パリ国立オペラ座管弦楽団&少年合唱団 オー・ド・セーヌ児童合唱団
指揮:ミシェル・プラッソン
収録:2010年1月 パリ、 バスティーユ
《ローエングリン》の大成功も冷めやらぬというのに、今度はマスネのロマン
ティックな傑作オペラ《ウェルテル》でも驚異的な名演を聴かせてくれる、我
らがヨナス・カウフマン!2010年1月にパリで行われた初日は、ル・モンド紙
をはじめ、フランス各紙から諸手で大絶賛を浴びました。知的かつ精妙にコン
トロールされた多彩な歌声のパレットは、まさにこのオペラのはまり役と言え
るでしょう。共演のコッシュや、指揮の巨匠プラッソンなど、名キャストでお
贈りする《ウェルテル》の決定盤です!
743410(DVD-Video) \3350
プッチーニ:歌劇《トスカ》全3幕
ルチアーノ・パヴァロッティ(テノール)
シャーリー・ヴァーレット(メゾ・ソプラノ)
コーネル・マックニール(バリトン)他
メトロポリタン歌劇場管弦楽団&合唱団
指揮:ジェームズ・コンロン
収録:1978年12月19日
メトロポリタン歌劇場、ニューヨーク
亡きパヴァロッティの永遠の十八番として名高い《トスカ》のカヴァラドッ
シ。《妙なる調和》や《星は光りぬ》といった名アリアは、彼のお気に入りの
コンサート・ピースでもあり、多くの聴衆を魅了し続けてきました。彼が絶
頂期にあった1978年に、メトロポリタン歌劇場で収録した名演をお届けします。
ヴァーレットら往年の名歌手たちや、若き日のコンロンの指揮など観どころ多
数です。今回初出となるリハーサル風景を収録したボーナス映像付き。
743351(DVD-Video) 2枚組(1枚価格) \3350
ベッリーニ:歌劇《清教徒》全3幕
フアン・ディエゴ・フローレス(テノール:アルトゥーロ)
ニノ・マチャイゼ(ソプラノ:エルヴィーラ)
イルデブランド・ダルカンジェロ(バス:ジョルジョ)
ウーゴ・グアリアルド(バス:グァルティエーロ)
ガブリエレ・ヴィヴィアーニ(バリトン:リッカルド)
ジャンルーカ・フローリス(テノール:ブルーノ)
ナディア・ピラッツィーニ(メゾ・ソプラノ:エンリケッタ)
ボローニャ歌劇場管弦楽団
指揮:ミケーレ・マリオッティ2009年1月 ボローニャ市立劇場
ベッリーニの歴史的なベルカント・オペラの傑作《清教徒》は、ハイCよりも
高い音が何度も出てきて、オペラ史上最高音をテノールに要求する難曲として
も有名です。100年に1人のテノールと謳われるフローレスや、デッカDVD初登
場となるマチャイゼら瑞々しいキャスト陣が、ベテランのダルカンジェロや、
俊英マリオッティらの好サポートによって、華麗な活躍を繰り広げます。フロ
ーレス&マリオッティのコンビによるボローニャ歌劇場の《清教徒》は、来秋
に待望の来日公演が行われることも決まっており、ファンの予習や聴き比べと
いう意味でも必携のアイテムと言えるでしょう!
CCSSA 30710(SACD-Hybrid) \2850
ベートーヴェン:
交響曲第4番変ロ長調Op.60/交響曲第6番ヘ長調Op.68《田園》
イヴァン・フィッシャー(指揮)
ブダペスト祝祭管弦楽団
イヴァン・フィッシャーはベートーヴェンの交響第4番と第6番を録音するにあ
たって、それぞれの作品に"人間の感情と気分"、"自然"といったテーマを明確
化。全集完結を目的とせず、自身が納得するまで1つの作品を追求し続けるイ
ヴァン・フィッシャーの姿勢がここでもストレートに反映されている。
イヴァン・フィッシャーがコントロールするオーケストラのトゥッティはもち
ろんのこと、契約更新時に実施される厳しいオーディションをくぐり抜けた各
奏者たちのワールドクラスの個人技もベートーヴェンのシンフォニーをしっか
りと彩ってくれることだろう!
録音:2010年2月、ブダペスト芸術宮殿(パレス・オヴ・アーツ)
CCSSA 32010(SACD-Hybrid) \2850
J・S・バッハ:
カンタータ第110番《われらの口を笑いで満たし》BWV.110
マニフィカト ニ長調BWV.243
〔スヴェーリンク:暁の星のいと美しきかな/フェリート:走れ、羊飼いよ/
シャイン:おお幼いイエスよ、我が幼いイエスよ/ヨハン・ミヒャエル・バッ
ハ:いと高き神に栄光あれ〕*
ヨス・ファン・フェルトホーフェン(指揮)
オランダ・バッハ協会、
ドロテー・ミールズ(ソプラノ)、ヨハネッテ・ゾマー(ソプラノ)*、
ウィリアム・タワーズ(アルト)、チャールズ・ダニエルズ(テノール)、
ステファン・マクラウド(バス)
1723年に作曲された"変ホ長調"の"初稿版"から4曲の挿入曲を外し、"第2稿
(ニ長調)"として改訂されたバッハの「マニフィカト」にフェルトホーフェン
がかけた魔法は"挿入曲"の復活!
バッハが削除した4曲の代わりとして、フェルトホーフェンが新たに加えた挿
入曲は、スヴェーリンク、フェリート、シャイン、J・M・バッハの4作品。
大バッハの音楽と"新しい挿入曲"との融合によって誕生する「マニフィカト」。
フェルトホーフェン&NBS版の神聖なる響きに身を委ねて下さい。
録音:2009年12月、ティルブルク・コンサート・ホール(オランダ)
<Melodiya>
MELCD 1001699 \1880
シューマン:
花の曲 変ニ長調Op.19/東洋の絵Op.66*/パガニーニの奇想曲による6つの
練習曲第2集より ハ短調Op.10-4/ピアノ五重奏曲変ホ長調Op.44#
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)、リュドミラ・ベルリンスカヤ(ピアノ)*、
ボロディン・クヮルテット〔ミハイル・コペルマン(第1ヴァイオリン)、
アンドレイ・アブラメンコフ(第2ヴァイオリン)、ドミトリー・シェバーリン
(ヴィオラ)、ワレンチン・ベルリンスキー(チェロ)〕#
"ライヴ・イン・モスクワ"シリーズと並ぶメロディアの看板、リヒテルの秘蔵
音源復刻シリーズから、1985年12月にモスクワのプーシキン美術館で開催され
た"12月の夜音楽祭"のライヴ・レコーディングが登場!
ここでは1985年12月15日のシューマン・プログラムで演奏されたリヒテルのソ
ロ、ベルリンスキーの娘ベルリンスカヤとリヒテルの連弾、そしてコペルマン
時代のボロディン・クヮルテットとリヒテルの共演を収録。
ライヴならではのスリリングな場面も聴こえてくるが、それもご愛嬌。
ロシアの音楽史に多くの功績を遺してきた天才と名門の才能がぶつかり合う
"メイド・イン・ロシア"のシューマンです。
録音:1985年12月15日、プーシキン美術館(モスクワ/ライヴ)/世界初CD化
(Melodiya提供の情報に基づく)/ディジパック仕様
MELCD 1001703 \1880
ラフマニノフ:歌劇《アレコ》
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)、
ソヴィエト国立交響楽団、ソヴィエト国立アカデミック合唱団、
ヴァシリー・ラノヴォイ(ナレーター)、
アルトゥール・エイゼン(アレコ/バリトン)、
リュドミラ・セルギエンコ(ゼムフィーラ/ソプラノ)、
グレブ・ニコリスキー(老ジプシー、ゼムフィーラの父/バス)、
ゲガム・グリゴリアン(若いジプシー/テノール)、
アンナ・ヴォルコワ(ジプシーの老婆/メゾ・ソプラノ)
豪快なサウンドと濃厚な歌心で人々を惹きつけたエフゲニー・スヴェトラーノ
フ。「スヴェトラーノフ生誕80周年記念盤(MELCD 1001471)」以来となるメロ
ディアからのリリースは、ラフマニノフ最初のオペラ「アレコ」!
スヴェトラーノフのラフマニノフはレーベルの垣根を越えた名演が数多く存在
しており、この「アレコ」と同じ90年代には代表的名演「交響曲全集」も誕生
しているだけに、ファンにとって目の離せないリリースとなることは間違いな
いだろう!
ちなみにナレーターとして参加しているヴァシリー・ラノヴォイは、1934年生
まれのロシアの俳優。
録音:1990年/ディジパック仕様
MELCD 1001711 \1880
パガニーニの主題による作品集 ――
ブラームス:パガニーニの主題による変奏曲Op.35
シューマン:パガニーニの奇想曲による6つの練習曲集Op.10
リスト:パガニーニによる超絶技巧練習曲集S.140
ニコライ・ペトロフ(ピアノ)
ロシアの超重量級戦車系ピアニスト、ニコライ・ペトロフの超絶技巧と強靭な
サウンドが徹底的に発揮された「パガニーニの主題による作品集」が本家メロ
ディアから復刻。
ペトロフの代名詞、リストの「超絶技巧練習曲集」は何度聴いても圧倒させら
れてしまう。またこのメロディア盤には「シューマン」、「リスト」に加えて
「ブラームス」が収録されており、ペトロフ・ファンはこちらも要チェック!
録音:1982年/ディジパック仕様
MELCD 1001724 \1880
ロシアのアヴァンギャルド・ミュージック ――
デニソフ:管弦楽のための《絵画》
グバイドゥーリナ:
ヴァイオリンと管弦楽のための協奏曲《オッフェルトリウム》*
シュニトケ:組曲《国勢調査》
デニソフ&グバイドゥーリナ&シュニトケ:管弦楽のための行進曲
オレグ・カガン(ヴァイオリン)*、
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指揮)
ソヴィエト国立文化省交響楽団
旧ソ連の作曲家同盟からの糾弾を受けながらも、西欧諸国からロシアへと流れ
てきた前衛的手法を採り続けたデニソフ、グバイドゥーリナ、シュニトケの作
品が、モスクワ音楽院大ホールで演奏されるという歴史的転機となったコンサ
ートのライヴ録音。
モスクワの前衛劇場のために作曲されたシュニトケの珍品「国勢調査リスト」、
グバイドゥーリナが世界に知られる転機となった「オッフェルトリウム」など、
吹っ切れたかのようなロジェストヴェンスキーの演奏が痛快!
録音:1982年4月15日、モスクワ音楽院大ホール(ライヴ)/ディジパック仕様
MELCD 1001706 \1880
ハチャトゥリアン・コンダクツ・ハチャトゥリアンVol.1 ――
ハチャトゥリアン:
交響曲第2番ホ短調《鐘》/バレエ音楽《ガイーヌ》より 3つの断章/バレエ
音楽《スパルタカス》より アダージョ/バレエ音楽《ガイーヌ》より
レズギンカ
アラム・ハチャトゥリアン(指揮)
ソヴィエト国立交響楽団
メロディアのハチャトゥリアン自作自演集は交響曲第2番「鐘」からスタート。
音程や縦の線など細かいことは全く気にしない、しかも木管、金管、打楽器が
大暴れで疾走する「レズギンカ」は爆演ファン一聴の価値アリ!
録音:1977年2月15日、モスクワ音楽院大ホール(ライヴ)/ディジパック仕様
MELCD 1001701 \1880
ロシアとブルガリアの宗教音楽集 ――
グレチャニノフ:信経(クリード)、リタニー/フリストフ:われらが主をたたえ
よ、汝のしもべを逝かしたもう/ストルムスキー:大栄唱/ディネフ:賢いシー
フ/チェスノコフ:若き頃より、神秘の生け贄、12人の盗賊の伝説
エフゲニー・ネステレンコ(バス)、
ウラディミール・ミニン(指揮)
モスクワ国立室内合唱団
ロシア正教会、ブルガリア正教会。"正教会"という共通点を持つロシアとブル
ガリア。
社会主義時代に弾圧を受けながらも大切に守られてきた合唱芸術が、ネステレ
ンコの絶唱、モスクワ国立室内合唱団の神聖なるハーモニーで蘇る。
※録音:1985年、スモレンスク大聖堂/ディジパック仕様
MELCD 1001697 2枚組 \3760
チャイコフスキー:歌劇《イオランタ》
マルク・エルムレル(指揮)、
ボリショイ劇場管弦楽団、
エフゲニー・ネステレンコ(レネ/バス)、
ユーリ・マズロク(ロベルト/バリトン)、
ヴラディミール・アトラントフ(ボデモン/テノール)、
ウラディミール・ヴァライチス(エブン=ハキヤ/バリトン)、
アレクサンドル・アルヒーポフ(アルメリク/テノール)、
ワレリー・ヤロスラフツェフ(ベルトラン/バス)、
タマーラ・ソロキーナ(イオランタ/ソプラノ)、
クララ・カディンスカヤ(ブリギット/ソプラノ)、
ニーナ・グリギリエワ(マルタ/コントラルト)、
ラリーサ・ニキーチナ(ラウラ/メゾ・ソプラノ)
エルムレル時代のボリショイ劇場によるチャイコフスキー最後のオペラ「イオ
ランタ」の全曲録音。
ネステレンコやマズロク、ソロキーナなど、ボリショイの名歌手たちが歌うこ
の演奏は、イオランタの中でも特に優れた演奏として評価が高い。
録音:1976年/ディジパック仕様
MELCD 1001716 2枚組 \3760
チャイコフスキー:ロマンス集 ――
騒がしい舞踏会でOp.38-3/星は穏やかに光りOp.60-12/夜Op.73-2/私の甘っ
たれさんOp.27-6/恐ろしい一時Op.28-6/ドン・ファンのセレナードOp.38-1
/涙Op.65-5/待てOp.16-2/ただ憧れを知る者だけがOp.6-6/母は私を産んだ
のかOp.27-5/失望Op.65-2/偉業Op.60-11/陽は沈みOp.73-4/嵐の時の子守
歌Op.54-10/セレナードOp.65-1/夜鳴きうぐいすOp.60-4/ジプシーの歌
Op.60-7/木陰で何を歌うのかOp.57-1/私たちは一緒に座っていたOp.73-1
/早春のことだったOp.38-2/他
ニーナ・フォミーナ(ソプラノ)
エレーナ・オブラスツォワ(メゾ・ソプラノ)
イリーナ・アルヒーポワ(メゾ・ソプラノ)
セルゲイ・レメシェフ(テノール)、ユーリ・マズロク(バリトン)
エフゲニー・ネステレンコ(バス)、ムスリム・マガマエフ(バリトン)、他
泣く子も黙りたくなるほど豪華なロシアの歌手たちが歌うチャイコフスキーの
ロマンス集。これだけのメンバー、音源を集められるのはメロディアくらいだ
ろう。
録音:1963年、1972年、1978年、1979年、1991年/ディジパック仕様
<Decca>
743382(DVD-Video) 2枚組 \6450
アレヴィ:歌劇《クラリ》
チェチーリア・バルトリ(メゾ・ソプラノ:クラリ)
ジョン・オズボーン(テノール:公爵)
エヴァ・リーバウ(ソプラノ:ベッティーネ)
オリヴァー・ウィドマー(バリトン:ゲルマーノ)
ジュセッペ・スコルシン(バス:ルカ)
カルロス・ショーソン(バリトン:アルベルト)
ステファニア・カルーザ(メゾ・ソプラノ:シモネッタ)
チューリヒ歌劇場管弦楽団
指揮:アダム・フィッシャー
収録:2008年10月 チューリヒ歌劇場
19世紀に活躍したスペイン出身の大メゾ・ソプラノ歌手、マリア・マリブラン
によって1828年に初演されたアレヴィの隠れた名作《クラリ》の待望の世界初
録音!マリブランに捧げるために2007年に発表した『マリア』において、この
オペラの有名なカヴァティーナが収録されていたのは記憶に新しいところです
が、今回は2008年10月にチューリヒ歌劇場で行われた白熱のライヴを全編収録
してあります。名伯楽として知られるアダム・フィッシャーが指揮する統率力
にあふれた伴奏や、磐石の歌手陣たちの妙技をたっぷりお楽しみください!
743406(DVD-Video) 2枚組 \6450
マスネ:歌劇《ウェルテル》全4幕
ヨナス・カウフマン(テノール:ウェルテル)
ソフィー・コッシュ(メゾ・ソプラノ:シャルロット)
リュドヴィク・テジエ(バリトン:アルベール)
アンヌ=カトリーヌ・ジレ(ソプラノ:ソフィー)
アラン・ヴェルヌ(バス:法務官)
アンドレアス・ジャッジ(テノール:シュミット)
クリスチャン・トレギエ(バリトン:ヨハン)
アレクサンドル・デュアメル(バリトン:ブリュールマン)
オリヴィア・ドレ(ソプラノ:ケートヒェン)
パリ国立オペラ座管弦楽団&少年合唱団 オー・ド・セーヌ児童合唱団
指揮:ミシェル・プラッソン
収録:2010年1月 パリ、 バスティーユ
《ローエングリン》の大成功も冷めやらぬというのに、今度はマスネのロマン
ティックな傑作オペラ《ウェルテル》でも驚異的な名演を聴かせてくれる、我
らがヨナス・カウフマン!2010年1月にパリで行われた初日は、ル・モンド紙
をはじめ、フランス各紙から諸手で大絶賛を浴びました。知的かつ精妙にコン
トロールされた多彩な歌声のパレットは、まさにこのオペラのはまり役と言え
るでしょう。共演のコッシュや、指揮の巨匠プラッソンなど、名キャストでお
贈りする《ウェルテル》の決定盤です!
743410(DVD-Video) \3350
プッチーニ:歌劇《トスカ》全3幕
ルチアーノ・パヴァロッティ(テノール)
シャーリー・ヴァーレット(メゾ・ソプラノ)
コーネル・マックニール(バリトン)他
メトロポリタン歌劇場管弦楽団&合唱団
指揮:ジェームズ・コンロン
収録:1978年12月19日
メトロポリタン歌劇場、ニューヨーク
亡きパヴァロッティの永遠の十八番として名高い《トスカ》のカヴァラドッ
シ。《妙なる調和》や《星は光りぬ》といった名アリアは、彼のお気に入りの
コンサート・ピースでもあり、多くの聴衆を魅了し続けてきました。彼が絶
頂期にあった1978年に、メトロポリタン歌劇場で収録した名演をお届けします。
ヴァーレットら往年の名歌手たちや、若き日のコンロンの指揮など観どころ多
数です。今回初出となるリハーサル風景を収録したボーナス映像付き。
743351(DVD-Video) 2枚組(1枚価格) \3350
ベッリーニ:歌劇《清教徒》全3幕
フアン・ディエゴ・フローレス(テノール:アルトゥーロ)
ニノ・マチャイゼ(ソプラノ:エルヴィーラ)
イルデブランド・ダルカンジェロ(バス:ジョルジョ)
ウーゴ・グアリアルド(バス:グァルティエーロ)
ガブリエレ・ヴィヴィアーニ(バリトン:リッカルド)
ジャンルーカ・フローリス(テノール:ブルーノ)
ナディア・ピラッツィーニ(メゾ・ソプラノ:エンリケッタ)
ボローニャ歌劇場管弦楽団
指揮:ミケーレ・マリオッティ2009年1月 ボローニャ市立劇場
ベッリーニの歴史的なベルカント・オペラの傑作《清教徒》は、ハイCよりも
高い音が何度も出てきて、オペラ史上最高音をテノールに要求する難曲として
も有名です。100年に1人のテノールと謳われるフローレスや、デッカDVD初登
場となるマチャイゼら瑞々しいキャスト陣が、ベテランのダルカンジェロや、
俊英マリオッティらの好サポートによって、華麗な活躍を繰り広げます。フロ
ーレス&マリオッティのコンビによるボローニャ歌劇場の《清教徒》は、来秋
に待望の来日公演が行われることも決まっており、ファンの予習や聴き比べと
いう意味でも必携のアイテムと言えるでしょう!