<Decca>
●Originals
4782132 \1350
ベートーヴェン:三大ソナタ集
1.ピアノ・ソナタ第8番ハ短調Op.13《悲愴》
2. 同 第23番ヘ短調Op.57《熱情》
3. 同 第14番嬰ハ短調Op.27‐2《月光》
4.ロンド第2番ト長調Op.51‐2
クラウディオ・アラウ(ピアノ)
録音:1963年9月(1、4)、1962年6月(3) 以上バッハザール、
1965年9月 コンセルトへボウ大ホール(2)、以上アムステルダム
巨匠クラウディオ・アラウが、1960年代に行ったベートーヴェンのピアノ・ソナ
タ旧録音から、「ロンド第2番」を含む4曲をカップリング。80-90年代にかけて
の晩年行った彼の集大成として名高い録音とも遜色のない、堂々たる威容のベー
トーヴェンをお楽しみください。また、《月光》は、《ハンマークラーヴィア》
と並んで再録音が果たせず、この旧録音が新全集にも収録されたエピソードも有
名です。
4782122 \1350
ロシア・ロマンティック管弦楽名曲集
1.グリンカ:《ルスランとルドミラ》序曲
2.ハチャトゥリアン:《ガイーヌ》-剣の舞
3.同:《スパルタクス》-アダージョ
4.ボロディン:《イーゴリ公》-だったん人の踊り
5.同-だったん人の行進
6.リャードフ:ババ・ヤガーOp.5
7.同:キキモラOp.63
8.チャイコフスキー:大序曲《1812年》Op.49
オランダ王立海軍軍楽隊メンバー キーロフ歌劇場管弦楽団
指揮:ワレリー・ゲルギエフ"録音:1993年5月 コンセルトへボウ、ハーレム
デジタル録音
グリンカ《ルスランとルドミラ》序曲、ハチャトゥリアン《剣の舞》、ボロディ
ン《だったん人の踊り》、など、ロシアの5人の作曲家による傑作を、ゲルギエ
フとキーロフ歌劇場管弦楽団による演奏で新たにカップリングした管弦楽名曲集
です。ゲルギエフが豪快な指揮ぶりでオーケストラをドライヴし、チャイコフス
キー《1812年》ではオランダ王立海軍の軍楽隊も加わって、壮麗な演奏を繰り広
げています。
4782120 \1350
ガーシュウィン名曲集
1.・ラプソディ・イン・ブルー
2.パリのアメリカ人
3.ピアノ協奏曲ヘ調
ピッツバーグ交響楽団
アンドレ・プレヴィン(ピアノ&指揮)
録音:1984年5月ハインツホール、ピッツバーグ デジタル録音
時流行していたジャズの要素を採り入れて、音楽史に新たな1ページを刻んだガ
ーシュウィンの傑作《ラプソディ・イン・ブルー》。パリの風物描写とガーシュ
ウィン自身を対置させた、機知に富んだジャズ的な名曲《パリのアメリカ人》。
そして、シンフォニック・ジャズの異色作として知られるへ調のピアノ協奏曲。
アメリカ・クラシック音楽の古典に位置付けられるガーシュウィンの代表作3曲
を、プレヴィンとピッツバーグ交響楽団のスィング溢れる演奏で収録した一枚
です。
4782119 \1350
ブラームス:ドイツ・レクイエムOp.45
シャルロッテ・マルギオーノ(ソプラノ) ロドニー・ジルフリー(バリトン)
モンテヴェルディ合唱団
オルケストル・レヴォリューショネル・エ・ロマンティーク
指揮:ジョン・エリオット・ガーディナー
録音:1990年10月 デジタル録音
発表当時、モンテヴェルディ合唱団のあまりにみごとな歌声が大評判となった巨
匠ガーディナー指揮のブラームス《ドイツ・レクイエム》。オリジナル楽器のオ
ーケストラを使っているものの、前衛的に響く訳ではなく、歌詞同様、音楽もす
んなりと耳に入ってくる、「ドツレク」愛好者の必聴番です。
4782121 \1350
パーセル:歌劇《ディドとエアネス》全3幕
ジェシー・ノーマン、へレン・ウォーカー、エリザベス・ゲール、
マリー・マクラフリン(ソプラノ)
デッラ・ジョーンズ、パトリシア・カーン(メゾ・ソプラノ)
トーマス・アレン(バリトン)パトリック・パワー(テノール)他
イギリス室内管弦楽団
指揮:レイモンド・レッパード
録音:1985年5月 ロンドン デジタル録音
ウェルギリウスの『アエネーイス』にある、トロイの王子エネアスとカルタゴの
女王ディドの物語を題材にしたパーセルのオペラで、彼の全作品中、厳密な意味
では唯一のオペラであるとともに、イギリス・バロック・オペラの記念碑的作品
です。当盤は、ジェシー・ノーマンがディドを歌って話題になった、巨匠レイモ
ンド・レパードの再録音。綿密な時代考証を行った古楽的オーケストラの音色
と、この大歌手の歌唱の間に、不思議な調和が生まれているのは、名演奏家た
ちならではの至芸と言えるでしょう。中でも、ノーマンの貫祿が光る最後のア
リアは本当に感動的です。
<Deutsche Grammophon>
●Originals
4778620 \1350
マーラー:交響曲第9番二長調
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:レナード・バーンスタイン
録音:1979年10月4-5日 フィルハーモニー、ベルリン ライブ録音
1979年10月、バーンスタインは、宿敵・帝王カラヤンの牙城ベルリンに乗り込
み、生涯でただ1度だけのベルリン・フィルとの共演を果たしました。それは、
アメリカとヨーロッパの音楽の頂点が火花を散らして激突した、戦後クラシック
音楽史上最大の事件でもありました。その伝説の名演の記録が、マーラー生誕
150年にあたる2010年を先取りして、待望の再プレスとなります。マーラーを今
日、ベートーヴェンに次ぐ人気交響曲作家として不動の地位に押し上げた最大
の功労者バーンスタインの一期一会の奇跡を、節目の年にあらためてゆっくり
ご堪能ください。今回、長時間収録で1枚に収録され、ミッド・プライスでの発
売!となります。
4778621 2枚組 \2550
シューマン:交響曲全集
CD1
交響曲第1番変ロ長調Op.38《春》/同 第2番ハ長調Op.61/
《ゲノフェーファ》Op.81序曲
CD2
交響曲第3番変ホ長調Op.97《ライン》/同 第4番二短調Op.120/
《マンフレッド》Op.115序曲
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ラファエル・クーベリック
録音:1963年2月(Op.38、Op.120)、1964年2月(Op.97、Op.115)、
1964年9月(Op.61、Op.81) 以上イエス・キリスト教会、ベルリン
複雑な和声と対位線で編まれたスコアを、人工的に聴きやすくいじるのではなく、
ストレートかつ厳格な解釈で最後まで押し切った巨匠クーベリックのシューマン
交響曲全集。優美なレガートと豊麗なアンサンブルを基調としたカラヤン色が強
まっていく前の、フルトヴェングラー色に近いベルリン・フィルの演奏にもご注
目ください。
4778618 \1350
1.ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第32番Op.111
2.シューマン:交響的練習曲Op.13
3.ショパン:夜想曲第16番変ホ長調Op.55‐2
4.同:練習曲第8番へ長調Op.10‐8
5. 同 第10番変イ長調Op.10‐10
6. 同 第18番嬰ト短調Op.25‐6
イーヴォ・ポゴレリチ(ピアノ)
録音:1981年9月5-8日 ヘラクレスザール、ミュンヘン デジタル録音
鬼才ポゴレリチは、持ち前の伝統に背を向けた解釈で、ベートーヴェンの最晩年
の傑作ソナタでも、分厚く構築的な解釈を避け、全体を一篇の詩にまとめるかよ
うなピアニッシモの歌を披露しています。また、シューマンの交響的練習曲も、
もユニークである点はベートーヴェンと同じですが、こちらは内省的なトーンで
弾き始め、聴き手を少しずつ多様な変奏へと引き込んでゆき、みごととしか言い
ようがない華麗なフィナーレを現出します。
4778624 \1350
フランス・バロック作品集
1.マレ:聖ジュヌヴィエーヴ・デュ・モン教会の鐘
2.レベル:リュリ氏へのトンボー
3.クープラン:4声のソナタ 《スルタン妃》
4.マレ:ソナタ ハ長調《ラ・マレジェンヌ》
5.ルクレール:序曲二長調Op.13‐2
6.同:トリオ(序曲)イ長調Op.14
ヘンク・ボウマン(チェンバロ) ムジカ・アンティクヮ・ケルン
指揮:ラインハルト・ゲーベル
録音:1978年1月17-20日 ベートーヴェンザール、ハノーファー
ヴァイオリンのラインハルト・ゲーベルが主宰するドイツの老舗古楽アンサンブ
ル、ムジカ・アンティクヮ・ケルンは、年月を重ねるごとに、その先鋭なアンサ
ンブルにますます磨きをかけている珍しいグループです。マレ、クープラン、ル
クレールなどフランスバロック黄金期の名曲を集めた当盤でも、フランス人アン
サンブルの優美で香り高い演奏の対極とも言うべき、鋭い衝撃に満ちた演奏を展
開しています。
4778619 \1350
ブラームス:歌曲集
1.愛の歌、ワルツOp.52(18曲)
2.新・愛の歌、ワルツOp.65(15曲)
3.3つの四重唱Op.64
エディット・マティス(ソプラノ)
ブリギッテ・ファスベンダー(メゾ・ソプラノ)
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)
ペーター・シュライアー(テノール)
カール・エンゲル、ヴォルフガング・サヴァリッシュ(ピアノ
)録音:1981年9月15-18日 ベルリン
録音当時、望みうる最高のブラームス演奏家たちが一堂に会したブラームスの歌
曲集。マティス、ファスベンダー、シュライアー、そしてフィッシャー=ディー
スカウという類まれな音楽性と知性の持ち主たちを、名手エンゲルと巨匠サヴァ
リッシュがみごとに支えた決定盤です。適切な発声と、歌詞への深い理解の類ま
れな調和を、優美で洗練されたピアノ伴奏に乗せてお届けします。
4778730 5枚組 \3880
ブーレーズ・コンダクツ・ストラヴィンスキー
CD1
バレエ《火の鳥》全曲/幻想曲《花火》Op.4
オーケストラのための4つのエチュード
CD2
バレエ《ぺトルーシュカ》/同《春の祭典》
CD3
幻想的スケルツォOp.3/カンタータ《星の王》/交響詩《うぐいすの歌》
バレエ《兵士の物語》
CD4
管楽器のための交響曲/詩篇交響曲/3楽章の交響曲
CD5
エボニー・コンチェルト/クラリネット・ソロのための3つの小品
コンチェルティーノ(弦楽四重奏版)
15人の器楽奏者のための《8つのミニチュア》
協奏曲変ホ長調《ダンバートン・オークス》/エレジー(ヴィオラ・ソロ版)
フュルステンベルクのマックス公の墓碑銘/弦楽四重奏のための二重カノン
CD6
パストラールOp.1/ベルレーヌの2つの詩/バーリモントの2つの詩
3つの日本の抒情詩/わが幼き頃の思い出(3つの小さな歌曲)
プリバウトカ(戯歌)/猫の子守歌/4つの歌曲/チーリン・ボン
パラーシャの歌(マブラ)/シェイクスピアの3つの歌曲
ディラン・トマスの追悼のために/J.F.K.のための悲歌
ヴォルフ:2つの聖歌曲
ジェラール・コセ(ヴィオラ:CD5) ミシェル・アリニョン(クラリネット:CD5)
フィリス・ブリン=ジュルソン(ソプラノ:CD6) ベルリン放送合唱団(CD4)
シカゴ交響楽団(CD1) クリーヴランド管弦楽団&合唱団(CD2、3)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(CD4)
アンサンブル・アンテルコンタンポラン(CD5、6)
指揮:ピエール・ブーレーズ
録音:1980-1996年 デジタル録音
ストラヴィンスキー演奏のスペシャリストとして、これまでに発表した全ディス
クが決定盤として賞賛される巨匠ピエール・ブーレーズ。彼が1980年から1996年
にかけてDGに残した全録音をまとめた豪華6枚組をお届けします。彼の名声を決
定づけた3大バレエはもちろん、めずらしい協奏曲や室内楽の数々、そして長ら
く廃盤になっていたソプラノのブリン=ジュルソンとの歌曲集まで、幅広いジャ
ンルを網羅した完全無欠のラインナップになっています。
<VENEZIA>
CDVE04377 4枚組 \2700
ラフマニノフ:2種のピアノ協奏曲全集 自作自演 他
CD.1
(1)パガニーニの主題による狂詩曲 op.43
レオポルド・ストコフスキー指揮フィラデルフィア管弦楽団 1941年
(2)ピアノ協奏曲第1番 嬰ヘ短調 op.1 1939/1940年
(3)ピアノ協奏曲第4番 ト短調 op.40 1941年
ユージン・オーマンディ指揮フィラデルフィア管弦楽団
CD.2
(4)ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 op.18 1929年
レオポルド・ストコフスキー指揮フィラデルフィア管弦楽団
(5)ピアノ協奏曲第3番 ニ短調 op.30 1939/1940年
ユージン・オーマンディ指揮フィラデルフィア管弦楽団
以上、セルゲイ・ラフマニノフ(ピアノ)
CD.3
(6)パガニーニの主題による狂詩曲 op.43
ヴラディーミル・ポンキン Vladimir Ponkin
指揮レニングラード・フィル 1983年
(7)ピアノ協奏曲第1番 嬰ヘ短調 op.1
(8)ピアノ協奏曲第4番 ト短調 op.40
CD.4
(9)ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 op.18
(10)ピアノ協奏曲第3番 ニ短調 op.30
ゲンナジー・プロヴァトロフ Gennadi Provatorov 指揮
ソビエト国立交響楽団 1984年
以上、ヴィクトル・エレシュコ(Victor Eresko : ピアノ)
●Originals
4782132 \1350
ベートーヴェン:三大ソナタ集
1.ピアノ・ソナタ第8番ハ短調Op.13《悲愴》
2. 同 第23番ヘ短調Op.57《熱情》
3. 同 第14番嬰ハ短調Op.27‐2《月光》
4.ロンド第2番ト長調Op.51‐2
クラウディオ・アラウ(ピアノ)
録音:1963年9月(1、4)、1962年6月(3) 以上バッハザール、
1965年9月 コンセルトへボウ大ホール(2)、以上アムステルダム
巨匠クラウディオ・アラウが、1960年代に行ったベートーヴェンのピアノ・ソナ
タ旧録音から、「ロンド第2番」を含む4曲をカップリング。80-90年代にかけて
の晩年行った彼の集大成として名高い録音とも遜色のない、堂々たる威容のベー
トーヴェンをお楽しみください。また、《月光》は、《ハンマークラーヴィア》
と並んで再録音が果たせず、この旧録音が新全集にも収録されたエピソードも有
名です。
4782122 \1350
ロシア・ロマンティック管弦楽名曲集
1.グリンカ:《ルスランとルドミラ》序曲
2.ハチャトゥリアン:《ガイーヌ》-剣の舞
3.同:《スパルタクス》-アダージョ
4.ボロディン:《イーゴリ公》-だったん人の踊り
5.同-だったん人の行進
6.リャードフ:ババ・ヤガーOp.5
7.同:キキモラOp.63
8.チャイコフスキー:大序曲《1812年》Op.49
オランダ王立海軍軍楽隊メンバー キーロフ歌劇場管弦楽団
指揮:ワレリー・ゲルギエフ"録音:1993年5月 コンセルトへボウ、ハーレム
デジタル録音
グリンカ《ルスランとルドミラ》序曲、ハチャトゥリアン《剣の舞》、ボロディ
ン《だったん人の踊り》、など、ロシアの5人の作曲家による傑作を、ゲルギエ
フとキーロフ歌劇場管弦楽団による演奏で新たにカップリングした管弦楽名曲集
です。ゲルギエフが豪快な指揮ぶりでオーケストラをドライヴし、チャイコフス
キー《1812年》ではオランダ王立海軍の軍楽隊も加わって、壮麗な演奏を繰り広
げています。
4782120 \1350
ガーシュウィン名曲集
1.・ラプソディ・イン・ブルー
2.パリのアメリカ人
3.ピアノ協奏曲ヘ調
ピッツバーグ交響楽団
アンドレ・プレヴィン(ピアノ&指揮)
録音:1984年5月ハインツホール、ピッツバーグ デジタル録音
時流行していたジャズの要素を採り入れて、音楽史に新たな1ページを刻んだガ
ーシュウィンの傑作《ラプソディ・イン・ブルー》。パリの風物描写とガーシュ
ウィン自身を対置させた、機知に富んだジャズ的な名曲《パリのアメリカ人》。
そして、シンフォニック・ジャズの異色作として知られるへ調のピアノ協奏曲。
アメリカ・クラシック音楽の古典に位置付けられるガーシュウィンの代表作3曲
を、プレヴィンとピッツバーグ交響楽団のスィング溢れる演奏で収録した一枚
です。
4782119 \1350
ブラームス:ドイツ・レクイエムOp.45
シャルロッテ・マルギオーノ(ソプラノ) ロドニー・ジルフリー(バリトン)
モンテヴェルディ合唱団
オルケストル・レヴォリューショネル・エ・ロマンティーク
指揮:ジョン・エリオット・ガーディナー
録音:1990年10月 デジタル録音
発表当時、モンテヴェルディ合唱団のあまりにみごとな歌声が大評判となった巨
匠ガーディナー指揮のブラームス《ドイツ・レクイエム》。オリジナル楽器のオ
ーケストラを使っているものの、前衛的に響く訳ではなく、歌詞同様、音楽もす
んなりと耳に入ってくる、「ドツレク」愛好者の必聴番です。
4782121 \1350
パーセル:歌劇《ディドとエアネス》全3幕
ジェシー・ノーマン、へレン・ウォーカー、エリザベス・ゲール、
マリー・マクラフリン(ソプラノ)
デッラ・ジョーンズ、パトリシア・カーン(メゾ・ソプラノ)
トーマス・アレン(バリトン)パトリック・パワー(テノール)他
イギリス室内管弦楽団
指揮:レイモンド・レッパード
録音:1985年5月 ロンドン デジタル録音
ウェルギリウスの『アエネーイス』にある、トロイの王子エネアスとカルタゴの
女王ディドの物語を題材にしたパーセルのオペラで、彼の全作品中、厳密な意味
では唯一のオペラであるとともに、イギリス・バロック・オペラの記念碑的作品
です。当盤は、ジェシー・ノーマンがディドを歌って話題になった、巨匠レイモ
ンド・レパードの再録音。綿密な時代考証を行った古楽的オーケストラの音色
と、この大歌手の歌唱の間に、不思議な調和が生まれているのは、名演奏家た
ちならではの至芸と言えるでしょう。中でも、ノーマンの貫祿が光る最後のア
リアは本当に感動的です。
<Deutsche Grammophon>
●Originals
4778620 \1350
マーラー:交響曲第9番二長調
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:レナード・バーンスタイン
録音:1979年10月4-5日 フィルハーモニー、ベルリン ライブ録音
1979年10月、バーンスタインは、宿敵・帝王カラヤンの牙城ベルリンに乗り込
み、生涯でただ1度だけのベルリン・フィルとの共演を果たしました。それは、
アメリカとヨーロッパの音楽の頂点が火花を散らして激突した、戦後クラシック
音楽史上最大の事件でもありました。その伝説の名演の記録が、マーラー生誕
150年にあたる2010年を先取りして、待望の再プレスとなります。マーラーを今
日、ベートーヴェンに次ぐ人気交響曲作家として不動の地位に押し上げた最大
の功労者バーンスタインの一期一会の奇跡を、節目の年にあらためてゆっくり
ご堪能ください。今回、長時間収録で1枚に収録され、ミッド・プライスでの発
売!となります。
4778621 2枚組 \2550
シューマン:交響曲全集
CD1
交響曲第1番変ロ長調Op.38《春》/同 第2番ハ長調Op.61/
《ゲノフェーファ》Op.81序曲
CD2
交響曲第3番変ホ長調Op.97《ライン》/同 第4番二短調Op.120/
《マンフレッド》Op.115序曲
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ラファエル・クーベリック
録音:1963年2月(Op.38、Op.120)、1964年2月(Op.97、Op.115)、
1964年9月(Op.61、Op.81) 以上イエス・キリスト教会、ベルリン
複雑な和声と対位線で編まれたスコアを、人工的に聴きやすくいじるのではなく、
ストレートかつ厳格な解釈で最後まで押し切った巨匠クーベリックのシューマン
交響曲全集。優美なレガートと豊麗なアンサンブルを基調としたカラヤン色が強
まっていく前の、フルトヴェングラー色に近いベルリン・フィルの演奏にもご注
目ください。
4778618 \1350
1.ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第32番Op.111
2.シューマン:交響的練習曲Op.13
3.ショパン:夜想曲第16番変ホ長調Op.55‐2
4.同:練習曲第8番へ長調Op.10‐8
5. 同 第10番変イ長調Op.10‐10
6. 同 第18番嬰ト短調Op.25‐6
イーヴォ・ポゴレリチ(ピアノ)
録音:1981年9月5-8日 ヘラクレスザール、ミュンヘン デジタル録音
鬼才ポゴレリチは、持ち前の伝統に背を向けた解釈で、ベートーヴェンの最晩年
の傑作ソナタでも、分厚く構築的な解釈を避け、全体を一篇の詩にまとめるかよ
うなピアニッシモの歌を披露しています。また、シューマンの交響的練習曲も、
もユニークである点はベートーヴェンと同じですが、こちらは内省的なトーンで
弾き始め、聴き手を少しずつ多様な変奏へと引き込んでゆき、みごととしか言い
ようがない華麗なフィナーレを現出します。
4778624 \1350
フランス・バロック作品集
1.マレ:聖ジュヌヴィエーヴ・デュ・モン教会の鐘
2.レベル:リュリ氏へのトンボー
3.クープラン:4声のソナタ 《スルタン妃》
4.マレ:ソナタ ハ長調《ラ・マレジェンヌ》
5.ルクレール:序曲二長調Op.13‐2
6.同:トリオ(序曲)イ長調Op.14
ヘンク・ボウマン(チェンバロ) ムジカ・アンティクヮ・ケルン
指揮:ラインハルト・ゲーベル
録音:1978年1月17-20日 ベートーヴェンザール、ハノーファー
ヴァイオリンのラインハルト・ゲーベルが主宰するドイツの老舗古楽アンサンブ
ル、ムジカ・アンティクヮ・ケルンは、年月を重ねるごとに、その先鋭なアンサ
ンブルにますます磨きをかけている珍しいグループです。マレ、クープラン、ル
クレールなどフランスバロック黄金期の名曲を集めた当盤でも、フランス人アン
サンブルの優美で香り高い演奏の対極とも言うべき、鋭い衝撃に満ちた演奏を展
開しています。
4778619 \1350
ブラームス:歌曲集
1.愛の歌、ワルツOp.52(18曲)
2.新・愛の歌、ワルツOp.65(15曲)
3.3つの四重唱Op.64
エディット・マティス(ソプラノ)
ブリギッテ・ファスベンダー(メゾ・ソプラノ)
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)
ペーター・シュライアー(テノール)
カール・エンゲル、ヴォルフガング・サヴァリッシュ(ピアノ
)録音:1981年9月15-18日 ベルリン
録音当時、望みうる最高のブラームス演奏家たちが一堂に会したブラームスの歌
曲集。マティス、ファスベンダー、シュライアー、そしてフィッシャー=ディー
スカウという類まれな音楽性と知性の持ち主たちを、名手エンゲルと巨匠サヴァ
リッシュがみごとに支えた決定盤です。適切な発声と、歌詞への深い理解の類ま
れな調和を、優美で洗練されたピアノ伴奏に乗せてお届けします。
4778730 5枚組 \3880
ブーレーズ・コンダクツ・ストラヴィンスキー
CD1
バレエ《火の鳥》全曲/幻想曲《花火》Op.4
オーケストラのための4つのエチュード
CD2
バレエ《ぺトルーシュカ》/同《春の祭典》
CD3
幻想的スケルツォOp.3/カンタータ《星の王》/交響詩《うぐいすの歌》
バレエ《兵士の物語》
CD4
管楽器のための交響曲/詩篇交響曲/3楽章の交響曲
CD5
エボニー・コンチェルト/クラリネット・ソロのための3つの小品
コンチェルティーノ(弦楽四重奏版)
15人の器楽奏者のための《8つのミニチュア》
協奏曲変ホ長調《ダンバートン・オークス》/エレジー(ヴィオラ・ソロ版)
フュルステンベルクのマックス公の墓碑銘/弦楽四重奏のための二重カノン
CD6
パストラールOp.1/ベルレーヌの2つの詩/バーリモントの2つの詩
3つの日本の抒情詩/わが幼き頃の思い出(3つの小さな歌曲)
プリバウトカ(戯歌)/猫の子守歌/4つの歌曲/チーリン・ボン
パラーシャの歌(マブラ)/シェイクスピアの3つの歌曲
ディラン・トマスの追悼のために/J.F.K.のための悲歌
ヴォルフ:2つの聖歌曲
ジェラール・コセ(ヴィオラ:CD5) ミシェル・アリニョン(クラリネット:CD5)
フィリス・ブリン=ジュルソン(ソプラノ:CD6) ベルリン放送合唱団(CD4)
シカゴ交響楽団(CD1) クリーヴランド管弦楽団&合唱団(CD2、3)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(CD4)
アンサンブル・アンテルコンタンポラン(CD5、6)
指揮:ピエール・ブーレーズ
録音:1980-1996年 デジタル録音
ストラヴィンスキー演奏のスペシャリストとして、これまでに発表した全ディス
クが決定盤として賞賛される巨匠ピエール・ブーレーズ。彼が1980年から1996年
にかけてDGに残した全録音をまとめた豪華6枚組をお届けします。彼の名声を決
定づけた3大バレエはもちろん、めずらしい協奏曲や室内楽の数々、そして長ら
く廃盤になっていたソプラノのブリン=ジュルソンとの歌曲集まで、幅広いジャ
ンルを網羅した完全無欠のラインナップになっています。
<VENEZIA>
CDVE04377 4枚組 \2700
ラフマニノフ:2種のピアノ協奏曲全集 自作自演 他
CD.1
(1)パガニーニの主題による狂詩曲 op.43
レオポルド・ストコフスキー指揮フィラデルフィア管弦楽団 1941年
(2)ピアノ協奏曲第1番 嬰ヘ短調 op.1 1939/1940年
(3)ピアノ協奏曲第4番 ト短調 op.40 1941年
ユージン・オーマンディ指揮フィラデルフィア管弦楽団
CD.2
(4)ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 op.18 1929年
レオポルド・ストコフスキー指揮フィラデルフィア管弦楽団
(5)ピアノ協奏曲第3番 ニ短調 op.30 1939/1940年
ユージン・オーマンディ指揮フィラデルフィア管弦楽団
以上、セルゲイ・ラフマニノフ(ピアノ)
CD.3
(6)パガニーニの主題による狂詩曲 op.43
ヴラディーミル・ポンキン Vladimir Ponkin
指揮レニングラード・フィル 1983年
(7)ピアノ協奏曲第1番 嬰ヘ短調 op.1
(8)ピアノ協奏曲第4番 ト短調 op.40
CD.4
(9)ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 op.18
(10)ピアノ協奏曲第3番 ニ短調 op.30
ゲンナジー・プロヴァトロフ Gennadi Provatorov 指揮
ソビエト国立交響楽団 1984年
以上、ヴィクトル・エレシュコ(Victor Eresko : ピアノ)