クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

09-11 No.7-1

2009年11月06日 16時26分32秒 | Weblog
<Decca>
●Originals
4782132 \1350
ベートーヴェン:三大ソナタ集
1.ピアノ・ソナタ第8番ハ短調Op.13《悲愴》
2. 同 第23番ヘ短調Op.57《熱情》
3. 同 第14番嬰ハ短調Op.27‐2《月光》
4.ロンド第2番ト長調Op.51‐2
クラウディオ・アラウ(ピアノ)
録音:1963年9月(1、4)、1962年6月(3) 以上バッハザール、
1965年9月 コンセルトへボウ大ホール(2)、以上アムステルダム
巨匠クラウディオ・アラウが、1960年代に行ったベートーヴェンのピアノ・ソナ
タ旧録音から、「ロンド第2番」を含む4曲をカップリング。80-90年代にかけて
の晩年行った彼の集大成として名高い録音とも遜色のない、堂々たる威容のベー
トーヴェンをお楽しみください。また、《月光》は、《ハンマークラーヴィア》
と並んで再録音が果たせず、この旧録音が新全集にも収録されたエピソードも有
名です。

4782122 \1350
ロシア・ロマンティック管弦楽名曲集
1.グリンカ:《ルスランとルドミラ》序曲
2.ハチャトゥリアン:《ガイーヌ》-剣の舞
3.同:《スパルタクス》-アダージョ
4.ボロディン:《イーゴリ公》-だったん人の踊り
5.同-だったん人の行進
6.リャードフ:ババ・ヤガーOp.5
7.同:キキモラOp.63
8.チャイコフスキー:大序曲《1812年》Op.49
オランダ王立海軍軍楽隊メンバー キーロフ歌劇場管弦楽団 
指揮:ワレリー・ゲルギエフ"録音:1993年5月 コンセルトへボウ、ハーレム 
デジタル録音
グリンカ《ルスランとルドミラ》序曲、ハチャトゥリアン《剣の舞》、ボロディ
ン《だったん人の踊り》、など、ロシアの5人の作曲家による傑作を、ゲルギエ
フとキーロフ歌劇場管弦楽団による演奏で新たにカップリングした管弦楽名曲集
です。ゲルギエフが豪快な指揮ぶりでオーケストラをドライヴし、チャイコフス
キー《1812年》ではオランダ王立海軍の軍楽隊も加わって、壮麗な演奏を繰り広
げています。

4782120 \1350
ガーシュウィン名曲集
1.・ラプソディ・イン・ブルー
2.パリのアメリカ人
3.ピアノ協奏曲ヘ調
ピッツバーグ交響楽団
アンドレ・プレヴィン(ピアノ&指揮)
録音:1984年5月ハインツホール、ピッツバーグ デジタル録音
時流行していたジャズの要素を採り入れて、音楽史に新たな1ページを刻んだガ
ーシュウィンの傑作《ラプソディ・イン・ブルー》。パリの風物描写とガーシュ
ウィン自身を対置させた、機知に富んだジャズ的な名曲《パリのアメリカ人》。
そして、シンフォニック・ジャズの異色作として知られるへ調のピアノ協奏曲。
アメリカ・クラシック音楽の古典に位置付けられるガーシュウィンの代表作3曲
を、プレヴィンとピッツバーグ交響楽団のスィング溢れる演奏で収録した一枚
です。

4782119 \1350
ブラームス:ドイツ・レクイエムOp.45
シャルロッテ・マルギオーノ(ソプラノ) ロドニー・ジルフリー(バリトン) 
モンテヴェルディ合唱団 
オルケストル・レヴォリューショネル・エ・ロマンティーク 
指揮:ジョン・エリオット・ガーディナー
録音:1990年10月 デジタル録音
発表当時、モンテヴェルディ合唱団のあまりにみごとな歌声が大評判となった巨
匠ガーディナー指揮のブラームス《ドイツ・レクイエム》。オリジナル楽器のオ
ーケストラを使っているものの、前衛的に響く訳ではなく、歌詞同様、音楽もす
んなりと耳に入ってくる、「ドツレク」愛好者の必聴番です。

4782121 \1350
パーセル:歌劇《ディドとエアネス》全3幕
ジェシー・ノーマン、へレン・ウォーカー、エリザベス・ゲール、
マリー・マクラフリン(ソプラノ)
デッラ・ジョーンズ、パトリシア・カーン(メゾ・ソプラノ)
トーマス・アレン(バリトン)パトリック・パワー(テノール)他 
イギリス室内管弦楽団 
指揮:レイモンド・レッパード
録音:1985年5月 ロンドン デジタル録音
ウェルギリウスの『アエネーイス』にある、トロイの王子エネアスとカルタゴの
女王ディドの物語を題材にしたパーセルのオペラで、彼の全作品中、厳密な意味
では唯一のオペラであるとともに、イギリス・バロック・オペラの記念碑的作品
です。当盤は、ジェシー・ノーマンがディドを歌って話題になった、巨匠レイモ
ンド・レパードの再録音。綿密な時代考証を行った古楽的オーケストラの音色
と、この大歌手の歌唱の間に、不思議な調和が生まれているのは、名演奏家た
ちならではの至芸と言えるでしょう。中でも、ノーマンの貫祿が光る最後のア
リアは本当に感動的です。




<Deutsche Grammophon>
●Originals
4778620 \1350
マーラー:交響曲第9番二長調
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:レナード・バーンスタイン
録音:1979年10月4-5日 フィルハーモニー、ベルリン ライブ録音
1979年10月、バーンスタインは、宿敵・帝王カラヤンの牙城ベルリンに乗り込
み、生涯でただ1度だけのベルリン・フィルとの共演を果たしました。それは、
アメリカとヨーロッパの音楽の頂点が火花を散らして激突した、戦後クラシック
音楽史上最大の事件でもありました。その伝説の名演の記録が、マーラー生誕
150年にあたる2010年を先取りして、待望の再プレスとなります。マーラーを今
日、ベートーヴェンに次ぐ人気交響曲作家として不動の地位に押し上げた最大
の功労者バーンスタインの一期一会の奇跡を、節目の年にあらためてゆっくり
ご堪能ください。今回、長時間収録で1枚に収録され、ミッド・プライスでの発
売!となります。

4778621 2枚組 \2550
シューマン:交響曲全集
CD1
交響曲第1番変ロ長調Op.38《春》/同 第2番ハ長調Op.61/
《ゲノフェーファ》Op.81序曲
CD2
交響曲第3番変ホ長調Op.97《ライン》/同 第4番二短調Op.120/
《マンフレッド》Op.115序曲
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ラファエル・クーベリック
録音:1963年2月(Op.38、Op.120)、1964年2月(Op.97、Op.115)、
1964年9月(Op.61、Op.81) 以上イエス・キリスト教会、ベルリン
複雑な和声と対位線で編まれたスコアを、人工的に聴きやすくいじるのではなく、
ストレートかつ厳格な解釈で最後まで押し切った巨匠クーベリックのシューマン
交響曲全集。優美なレガートと豊麗なアンサンブルを基調としたカラヤン色が強
まっていく前の、フルトヴェングラー色に近いベルリン・フィルの演奏にもご注
目ください。

4778618 \1350
1.ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第32番Op.111
2.シューマン:交響的練習曲Op.13
3.ショパン:夜想曲第16番変ホ長調Op.55‐2
4.同:練習曲第8番へ長調Op.10‐8
5. 同 第10番変イ長調Op.10‐10
6. 同 第18番嬰ト短調Op.25‐6
イーヴォ・ポゴレリチ(ピアノ)
録音:1981年9月5-8日 ヘラクレスザール、ミュンヘン デジタル録音
鬼才ポゴレリチは、持ち前の伝統に背を向けた解釈で、ベートーヴェンの最晩年
の傑作ソナタでも、分厚く構築的な解釈を避け、全体を一篇の詩にまとめるかよ
うなピアニッシモの歌を披露しています。また、シューマンの交響的練習曲も、
もユニークである点はベートーヴェンと同じですが、こちらは内省的なトーンで
弾き始め、聴き手を少しずつ多様な変奏へと引き込んでゆき、みごととしか言い
ようがない華麗なフィナーレを現出します。

4778624 \1350
フランス・バロック作品集
1.マレ:聖ジュヌヴィエーヴ・デュ・モン教会の鐘
2.レベル:リュリ氏へのトンボー
3.クープラン:4声のソナタ 《スルタン妃》
4.マレ:ソナタ ハ長調《ラ・マレジェンヌ》
5.ルクレール:序曲二長調Op.13‐2
6.同:トリオ(序曲)イ長調Op.14
ヘンク・ボウマン(チェンバロ) ムジカ・アンティクヮ・ケルン 
指揮:ラインハルト・ゲーベル
録音:1978年1月17-20日 ベートーヴェンザール、ハノーファー
ヴァイオリンのラインハルト・ゲーベルが主宰するドイツの老舗古楽アンサンブ
ル、ムジカ・アンティクヮ・ケルンは、年月を重ねるごとに、その先鋭なアンサ
ンブルにますます磨きをかけている珍しいグループです。マレ、クープラン、ル
クレールなどフランスバロック黄金期の名曲を集めた当盤でも、フランス人アン
サンブルの優美で香り高い演奏の対極とも言うべき、鋭い衝撃に満ちた演奏を展
開しています。

4778619 \1350
ブラームス:歌曲集
1.愛の歌、ワルツOp.52(18曲)
2.新・愛の歌、ワルツOp.65(15曲)
3.3つの四重唱Op.64
エディット・マティス(ソプラノ) 
ブリギッテ・ファスベンダー(メゾ・ソプラノ) 
ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン) 
ペーター・シュライアー(テノール) 
カール・エンゲル、ヴォルフガング・サヴァリッシュ(ピアノ
)録音:1981年9月15-18日 ベルリン
録音当時、望みうる最高のブラームス演奏家たちが一堂に会したブラームスの歌
曲集。マティス、ファスベンダー、シュライアー、そしてフィッシャー=ディー
スカウという類まれな音楽性と知性の持ち主たちを、名手エンゲルと巨匠サヴァ
リッシュがみごとに支えた決定盤です。適切な発声と、歌詞への深い理解の類ま
れな調和を、優美で洗練されたピアノ伴奏に乗せてお届けします。

4778730 5枚組 \3880
ブーレーズ・コンダクツ・ストラヴィンスキー
CD1
バレエ《火の鳥》全曲/幻想曲《花火》Op.4
オーケストラのための4つのエチュード
CD2
バレエ《ぺトルーシュカ》/同《春の祭典》
CD3
幻想的スケルツォOp.3/カンタータ《星の王》/交響詩《うぐいすの歌》
バレエ《兵士の物語》
CD4
管楽器のための交響曲/詩篇交響曲/3楽章の交響曲
CD5
エボニー・コンチェルト/クラリネット・ソロのための3つの小品
コンチェルティーノ(弦楽四重奏版)
15人の器楽奏者のための《8つのミニチュア》
協奏曲変ホ長調《ダンバートン・オークス》/エレジー(ヴィオラ・ソロ版)
フュルステンベルクのマックス公の墓碑銘/弦楽四重奏のための二重カノン
CD6
パストラールOp.1/ベルレーヌの2つの詩/バーリモントの2つの詩
3つの日本の抒情詩/わが幼き頃の思い出(3つの小さな歌曲)
プリバウトカ(戯歌)/猫の子守歌/4つの歌曲/チーリン・ボン
パラーシャの歌(マブラ)/シェイクスピアの3つの歌曲
ディラン・トマスの追悼のために/J.F.K.のための悲歌
ヴォルフ:2つの聖歌曲
ジェラール・コセ(ヴィオラ:CD5) ミシェル・アリニョン(クラリネット:CD5) 
フィリス・ブリン=ジュルソン(ソプラノ:CD6) ベルリン放送合唱団(CD4) 
シカゴ交響楽団(CD1) クリーヴランド管弦楽団&合唱団(CD2、3) 
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(CD4) 
アンサンブル・アンテルコンタンポラン(CD5、6) 
指揮:ピエール・ブーレーズ
録音:1980-1996年 デジタル録音
ストラヴィンスキー演奏のスペシャリストとして、これまでに発表した全ディス
クが決定盤として賞賛される巨匠ピエール・ブーレーズ。彼が1980年から1996年
にかけてDGに残した全録音をまとめた豪華6枚組をお届けします。彼の名声を決
定づけた3大バレエはもちろん、めずらしい協奏曲や室内楽の数々、そして長ら
く廃盤になっていたソプラノのブリン=ジュルソンとの歌曲集まで、幅広いジャ
ンルを網羅した完全無欠のラインナップになっています。




<VENEZIA>
CDVE04377 4枚組 \2700
ラフマニノフ:2種のピアノ協奏曲全集 自作自演 他
CD.1
(1)パガニーニの主題による狂詩曲 op.43
レオポルド・ストコフスキー指揮フィラデルフィア管弦楽団 1941年
(2)ピアノ協奏曲第1番 嬰ヘ短調 op.1  1939/1940年
(3)ピアノ協奏曲第4番 ト短調 op.40   1941年
ユージン・オーマンディ指揮フィラデルフィア管弦楽団  
CD.2
(4)ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 op.18   1929年
レオポルド・ストコフスキー指揮フィラデルフィア管弦楽団
(5)ピアノ協奏曲第3番 ニ短調 op.30   1939/1940年
ユージン・オーマンディ指揮フィラデルフィア管弦楽団
以上、セルゲイ・ラフマニノフ(ピアノ)
CD.3
(6)パガニーニの主題による狂詩曲 op.43
ヴラディーミル・ポンキン Vladimir Ponkin
指揮レニングラード・フィル 1983年
(7)ピアノ協奏曲第1番 嬰ヘ短調 op.1
(8)ピアノ協奏曲第4番 ト短調 op.40
CD.4
(9)ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 op.18
(10)ピアノ協奏曲第3番 ニ短調 op.30
ゲンナジー・プロヴァトロフ Gennadi Provatorov 指揮
ソビエト国立交響楽団 1984年
以上、ヴィクトル・エレシュコ(Victor Eresko : ピアノ)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

09-11 No.7-2

2009年11月06日 16時25分47秒 | Weblog
<ACOUSENCE>
ACOCD21309 2枚組 \4650
ワーグナー:シンフォニック・リング
CD.1 「ラインの黄金」「ワルキューレ」
CD.2 「ジークフリート」「神々の黄昏」
ジョナサン・ダーリントン指揮 Jonathan Darlington
デュースブルク・フィル Duisburger Philharmoniker
ライヴ録音
ニーベルングの指輪を、フリードマン・ドレスラーFriedmann Dresslerが管弦
楽曲集として編さんし、コンサート用にアレンジした作品です。
同じくコンサート用アレンジとしては ヘンク・デフリーヘル Henk de
Vlieger によるもの(エド・デ・ワールト指揮オランダ放送フィル RCA)がよく
知られています。
チェリストとしても著名なドレスラーはデュースブルク・フィルとの共演も多く、
このオーケストラの特性を良く理解したアレンジを行っています。
ダーリントンは、ともすれば冗長になりがちな管弦楽だけにアレンジされた
この作品を、もとの物語の持つ複雑な骨格を見通しよく、色彩感溢れる演奏で
一気に聴かせます。
※このアルバムは今後SACDでの発売予定があるとの事です。



<TACET>
TACET 185 2枚組 \4650
ハイドン:6つの弦楽四重奏曲 op.50, Hob.III 44-49(プロイセン四重奏曲)
(1)弦楽四重奏曲op.50-1 Hob.III 第44番 変ロ長調
(2)弦楽四重奏曲op.50-2 Hob.III 第45番 ハ長調
(3)弦楽四重奏曲op.50-3 Hob.III 第46番 変ホ長調
(4)弦楽四重奏曲op.50-4 Hob.III 第47番 嬰ロ短調
(5)弦楽四重奏曲op.50-5 Hob.III 第48番 ヘ長調
(6)弦楽四重奏曲op.50-6 Hob.III 第49番 ニ長調
アウリン弦楽四重奏団 Auryn Quartet
2009年録音
アウリン弦楽四重奏団は 1982年、ケルンで20歳代前半の現メンバーにより結成
されました。古典から現代曲まで幅広いレパートリーを持ち、明確で緊張感ある
演奏が特徴的です。




<NAXOS>
クリスマス・タイトル緊急発売!
8.572102
IN TERRA PAX 地に平和を-クリスマス・アンソロジー
1.ホルスト(1874-1934):クリスマスの朝
2.ジュベール(1927-):かくも麗しいバラはない/3.マティア
ス(1934-1992):サー・クリスマス
4.ハウエルズ(1892-1983):ここに小さな扉がある
5.ハウエルズ:穢
れなきバラ/6.フィンジ(1901-56):地に平和を/
7-9.ウォーロック(1894-1930):3つのキャロル/
(ティルリー・ティルロー/バルラロウ/プラタナスの木の下で)
10.レイトン
(1929-1988):キリスト降誕祭の賛歌
11.ラター(1945-):なんて甘い音楽
12.ガードナー(1917):明日は踊りましょう
13.マティアス:ひとりのみどり子が生まれた
14-17.ヴォーン・ウィリアムス(1872-1958):
四季の民謡から「冬」(子どもたちのクリスマスの歌/クリスマスの宴の歌/ベツ
レヘムにて/神の祝福)
演奏:ジュリア・ドイル (ソプラノ)…1.6.8.10/ロデウィック・ウィリアムス
(バリトン)…5.6/マーク・ウィリアムス(オルガン、チェレスタ、ピアノ)/ロ
ンドン市合唱団
ボーンマス交響楽団/ヒラリー・デイヴァン・ウェットン(指揮)
1年で最も大切な祝祭日であるクリスマスのために古来から様々な合唱作品が書
かれてきたのはご存知の通りです。荘厳な祈りから小さな子どもたちの素朴な歌
まで、この神聖な日のために数えきれないほど多くの歌が歌われてきました。イ
ギリスのキャロルは、最初は 13世紀頃にフランスから伝えられた小さな舞曲が
発祥。14世紀から15世紀に100曲あまりが作曲され主に女子修道院で歌われたよ
うです。そんな素朴な歌が、時代を経るに従って複雑な声部を纏い、壮麗な形へ
と発展していくのですが、その根底に流れるのは全て「喜び、感謝」の気持ちで
す。街の喧噪を離れ、一人静かに良き日に思いを馳せるための極上の1枚です。



<Dacapo>
クリスマス・タイトル緊急発売!
8.226058 \1780
シュッツ (1585-1672):クリスマス物語 SWV435/復活の物語 SWV450
1-19.クリスマス物語 SWV435/20-29.復活の物語 SWV450
演奏:福音史家…アダム・リース (テノール)/天使…エルゼ・トルプ(ソプラノ)
/ヘロデ…ヤコプ・ブロッホ・イェスペルセン(バス)…1-19/福音史家…ヨハン
・リンデロート(テノール)…20-29/アルス・ノヴァ・コペンハーゲン/コンサ
ート・コペンハーゲン/ザ・シリウス・ヴィオールズ/ポール・ヒリアー(指揮)
☆このシュッツの「クリスマス物語」(クリスマス・オラトリオとも称される)は
30分程の作品で、バッハの作品のような壮大で輝かしい響きは持っていませんが、
その分、端正で敬虔な祈りの心をストレートに表す素朴な美しさに満ちています。
全体は大きく8つの部分に分かれ、福音史家の語りと天使、羊飼い、博士らの歌
が交互に奏されます。各々の部分は密接に結びつき、驚くほどに繊細な心を伝え
てくれる名作と言えるでしょう。前作、ルカ受難曲(8.226019)で心洗われる演奏
を聴かせてくれたポール・ヒリアーとアルス・ノヴァ・コペンハーゲン。ヴィオ
ラ・ダ・ガンバの名手ヒッレ・パール率いるアンサンブル「ザ・シリウス・ヴィ
オールズ」の参加もこの演奏に華を添えます。




<Tactus>
TC CAT 2010(カタログ付き限定盤/特別価格) \1450
タルティーニ:
3声のためのソナタ ニ長調B.d2/同イ短調B.a1/同ニ長調B.d10/同ニ短調B.d2
/同ハ長調B.c3/同ト長調B.g3/ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ第7番
ト長調B.g2/同ソナタ ト短調B.g5《悪魔のトリル》
マルコ・ロリャーノ(ヴァイオリン)、アンサンブル・レスピーギ
イタリア音楽の宝庫"タクトゥス(Tactus)"の2010年版最新カタログをセットにし
た特別仕様盤が、完全数量限定&スペシャル・プライスで登場!
ルッジェーロ・リッチ、リッカルド・ブレンゴーラ、サルヴァトーレ・アッカル
ドといった世紀の巨匠たちからヴァイオリンを学んだマルコ・ロリャーノは、
バロック・ヴァイオリンの神様エンリコ・ガッティを送り出したタクトゥスが大
プッシュする要注目の逸材であり、このタルティーニの「悪魔のトリル」はパガ
ニーニの「24のカプリース」(TC 781602)などと並ぶロリャーノの代表盤、すな
わちレーベルの現在の看板そのものなのである!
ロリャーノのタルティーニを"耳"で愉しみ、タクトゥスのカタログを"目"で愉し
む。1度で2度愉しめるイタリア音楽ファン必聴必携の特別アイテムです!

TC 772801 \2180
コッリ:ハープのための作品集 ――
前奏曲とワルツ/フランス風アリアと変奏/ハープ・ソナタ変ロ長調Op2-1/
同ト長調Op.2-2/同ハ短調Op.2-3/狩/ハープ・ソナタ変ホ長調Op.2-4/
同ヘ長調Op.2-5/同ハ長調Op.2-6
フロラレーダ・サッキ(ハープ/エラール1816)
イタリア出身の音楽一族"コッリ一族"に生まれ、ドゥセックにより波乱に満ちた
生涯に巻き込まれた女流音楽家ソフィア・ジュスティーナ・コッリ(1775-1830?)
の無伴奏ハープ作品集。
ハイドンの「嵐」の初演に参加するなど一流の音楽家に成長したソフィアは、
1792年にドゥセック(ドゥシーク)と結婚。
ソフィアはその後もハーピスト、作曲家として活動を続けるものの、父と夫の
共同経営会社が破産すると夫のドゥセックは妻を捨てて瞬く間にドイツへ逃亡
してしまうなど、波乱の人生を過ごしたことでも知られている。
自身のハーピストとしての演奏経験が反映されたソフィアの作品は、いずれも
気品に満ちた旋律が特徴的。1816年に製作されたエラールのハープが、18世紀か
ら19世紀を強く生き抜いた女流音楽家の音楽を美しく響かせる ――。

TC 672249 \2180
ヴィヴァルディ:オーボエと通奏低音のための協奏曲集Vol.3 ――
オーボエ協奏曲イ短調RV.462/同ハ長調RV.452/同ヘ長調RV.456/
同変ロ長調RV.464/同ハ長調RV.448/同変ロ長調RV.465/同イ短調RV.463
パオロ・グラツィア(オーボエ)、アンサンブル・レスピーギ
ボローニャ国立音楽院を首席卒業、特別栄誉賞受賞という輝かしい経歴を持ち、
現在は名門ボローニャ国立歌劇場管弦楽団の首席奏者を務めるイタリアのトップ
・オーボイスト、パオロ・グラツィアのヴィヴァルディ第3弾。
母国ヴィヴァルディの作品を、ダブル・リード特有の瑞々しく豊潤で魅惑的な音
色で丁寧に奏でるグラツィアのオーボエは間違いなく世界トップ・レベル。アン
サンブル・レスピーギの洗練されたサウンドとのコンビネーションも絶妙。"こ
れぞオーボエ!"という美しい音色をたっぷりと味わえます。

TC 560301 \2180
コルテッリーニ:5声のマドリガーレ集第3巻(世界初録音)
ピエール・パオロ・スカトリン(ディレクター)、ボローニャ室内合唱団
ボローニャで生まれボローニャで没したカミッロ・コルテッリーニ(1561-1630)
は、同地の音楽一家に生まれ、ボローニャの市民音楽グループ"コンチェルト・
パラティーノ"でコルネット奏者、音楽監督として活躍。
コルテッリーニが1586年に完成させたマドリガーレ集第3巻。同世代のモンテ
ヴェルディやジェズアルドの存在感に隠れがちだが、トロンボーン奏者、コル
ネット奏者として培ったコルテッリーニの和声感が発揮された「マドリガーレ」
は、当時のボローニャで誕生した傑作の1つである。

TC 611801 \2180
ライナルディ:カンタータ、デュエットと哀歌(世界初録音) ――
Chi dice che il foco/Lectio II/Lectio III/Mentre nel mar cadea/
Il vento de' sospiri/Il Peccator contrito/Lorinda al mio ritorno/
Costanza in amore/Nonm te ne vien pieta?/Pallido muto e solo/
Che dici amore?
ロジータ・フリザーニ(ソプラノ)、クリスティーナ・ジャンニコラ(ソプラノ)、
ローマバロッカ・アンサンブル
当時有数の"建築家"としてだけでなく"音楽家"としての姿にもスポットライトが
当てられ、ローマを中心に再評価が進むカルロ・ライナルディ(1611-1691)。
ライナルディ・プロジェクトの一環として収録されたライナルディの声楽と古楽
アンサンブルよる宗教作品は世界初録音。"建築家"と"音楽家"。天からニ物を与
えられたライナルディの豊かな音楽的才能を現代に伝える貴重な録音です。

TC 560204 \2180
バンキエーリ:
ジェメッリ・アルモニーチ/メタモルフォジ・ムジカーレ(音楽的変容)
レオポルド・ダゴスティーノ(ディレクター)、アンサンブル・ヒポテシス
16世紀後半-17世紀前半にかけてのイタリア、ボローニャで理論家、オルガニス
トとして重要な役割を果たしたアドリアーノ・バンキエーリ(1568-1634)。
ここでは1609年に作曲された宗教音楽「ジェメッリ・アルモニーチ」、1601年
に作曲された世俗音楽の曲集「メタモルフォジ・ムジカーレ」をミックス。両
ジャンルに精通していたイタリア音楽界きっての理論家の手腕が、イタリアの
アンサンブルによって1つのストーリーとして描かれている。

TC 970301 \2180
カスタニェッティ:オルガン、チェンバロのための作品集 ――
ラグタイム/ノエル/トッカータ第1番/おお、こうべは血にまみれ/《涙の流
れるままに》による変奏曲/トッカータ第2番/人よ、汝の罪の大きさを嘆け/
カンティレーナ・ジャポニカ/木曽節/パスピエとジーグ
ステファノ・イノチェンティ(オルガン&チェンバロ)
1977年モデナ出身のリッカルド・カスタニェッティは、パルマ音楽院のディプロ
マでオルガン演奏法と作曲法の1等賞を獲得した経歴の持ち主。
伝統的な手法、ヘンデルのテーマによる変奏曲、さらには日本の民謡の旋律など
を用いたユニークな作品を次々と発表しているイタリアのオルガン界に現れた
ホープである。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする