クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

09-11 No.7-2

2009年11月06日 16時25分47秒 | Weblog
<ACOUSENCE>
ACOCD21309 2枚組 \4650
ワーグナー:シンフォニック・リング
CD.1 「ラインの黄金」「ワルキューレ」
CD.2 「ジークフリート」「神々の黄昏」
ジョナサン・ダーリントン指揮 Jonathan Darlington
デュースブルク・フィル Duisburger Philharmoniker
ライヴ録音
ニーベルングの指輪を、フリードマン・ドレスラーFriedmann Dresslerが管弦
楽曲集として編さんし、コンサート用にアレンジした作品です。
同じくコンサート用アレンジとしては ヘンク・デフリーヘル Henk de
Vlieger によるもの(エド・デ・ワールト指揮オランダ放送フィル RCA)がよく
知られています。
チェリストとしても著名なドレスラーはデュースブルク・フィルとの共演も多く、
このオーケストラの特性を良く理解したアレンジを行っています。
ダーリントンは、ともすれば冗長になりがちな管弦楽だけにアレンジされた
この作品を、もとの物語の持つ複雑な骨格を見通しよく、色彩感溢れる演奏で
一気に聴かせます。
※このアルバムは今後SACDでの発売予定があるとの事です。



<TACET>
TACET 185 2枚組 \4650
ハイドン:6つの弦楽四重奏曲 op.50, Hob.III 44-49(プロイセン四重奏曲)
(1)弦楽四重奏曲op.50-1 Hob.III 第44番 変ロ長調
(2)弦楽四重奏曲op.50-2 Hob.III 第45番 ハ長調
(3)弦楽四重奏曲op.50-3 Hob.III 第46番 変ホ長調
(4)弦楽四重奏曲op.50-4 Hob.III 第47番 嬰ロ短調
(5)弦楽四重奏曲op.50-5 Hob.III 第48番 ヘ長調
(6)弦楽四重奏曲op.50-6 Hob.III 第49番 ニ長調
アウリン弦楽四重奏団 Auryn Quartet
2009年録音
アウリン弦楽四重奏団は 1982年、ケルンで20歳代前半の現メンバーにより結成
されました。古典から現代曲まで幅広いレパートリーを持ち、明確で緊張感ある
演奏が特徴的です。




<NAXOS>
クリスマス・タイトル緊急発売!
8.572102
IN TERRA PAX 地に平和を-クリスマス・アンソロジー
1.ホルスト(1874-1934):クリスマスの朝
2.ジュベール(1927-):かくも麗しいバラはない/3.マティア
ス(1934-1992):サー・クリスマス
4.ハウエルズ(1892-1983):ここに小さな扉がある
5.ハウエルズ:穢
れなきバラ/6.フィンジ(1901-56):地に平和を/
7-9.ウォーロック(1894-1930):3つのキャロル/
(ティルリー・ティルロー/バルラロウ/プラタナスの木の下で)
10.レイトン
(1929-1988):キリスト降誕祭の賛歌
11.ラター(1945-):なんて甘い音楽
12.ガードナー(1917):明日は踊りましょう
13.マティアス:ひとりのみどり子が生まれた
14-17.ヴォーン・ウィリアムス(1872-1958):
四季の民謡から「冬」(子どもたちのクリスマスの歌/クリスマスの宴の歌/ベツ
レヘムにて/神の祝福)
演奏:ジュリア・ドイル (ソプラノ)…1.6.8.10/ロデウィック・ウィリアムス
(バリトン)…5.6/マーク・ウィリアムス(オルガン、チェレスタ、ピアノ)/ロ
ンドン市合唱団
ボーンマス交響楽団/ヒラリー・デイヴァン・ウェットン(指揮)
1年で最も大切な祝祭日であるクリスマスのために古来から様々な合唱作品が書
かれてきたのはご存知の通りです。荘厳な祈りから小さな子どもたちの素朴な歌
まで、この神聖な日のために数えきれないほど多くの歌が歌われてきました。イ
ギリスのキャロルは、最初は 13世紀頃にフランスから伝えられた小さな舞曲が
発祥。14世紀から15世紀に100曲あまりが作曲され主に女子修道院で歌われたよ
うです。そんな素朴な歌が、時代を経るに従って複雑な声部を纏い、壮麗な形へ
と発展していくのですが、その根底に流れるのは全て「喜び、感謝」の気持ちで
す。街の喧噪を離れ、一人静かに良き日に思いを馳せるための極上の1枚です。



<Dacapo>
クリスマス・タイトル緊急発売!
8.226058 \1780
シュッツ (1585-1672):クリスマス物語 SWV435/復活の物語 SWV450
1-19.クリスマス物語 SWV435/20-29.復活の物語 SWV450
演奏:福音史家…アダム・リース (テノール)/天使…エルゼ・トルプ(ソプラノ)
/ヘロデ…ヤコプ・ブロッホ・イェスペルセン(バス)…1-19/福音史家…ヨハン
・リンデロート(テノール)…20-29/アルス・ノヴァ・コペンハーゲン/コンサ
ート・コペンハーゲン/ザ・シリウス・ヴィオールズ/ポール・ヒリアー(指揮)
☆このシュッツの「クリスマス物語」(クリスマス・オラトリオとも称される)は
30分程の作品で、バッハの作品のような壮大で輝かしい響きは持っていませんが、
その分、端正で敬虔な祈りの心をストレートに表す素朴な美しさに満ちています。
全体は大きく8つの部分に分かれ、福音史家の語りと天使、羊飼い、博士らの歌
が交互に奏されます。各々の部分は密接に結びつき、驚くほどに繊細な心を伝え
てくれる名作と言えるでしょう。前作、ルカ受難曲(8.226019)で心洗われる演奏
を聴かせてくれたポール・ヒリアーとアルス・ノヴァ・コペンハーゲン。ヴィオ
ラ・ダ・ガンバの名手ヒッレ・パール率いるアンサンブル「ザ・シリウス・ヴィ
オールズ」の参加もこの演奏に華を添えます。




<Tactus>
TC CAT 2010(カタログ付き限定盤/特別価格) \1450
タルティーニ:
3声のためのソナタ ニ長調B.d2/同イ短調B.a1/同ニ長調B.d10/同ニ短調B.d2
/同ハ長調B.c3/同ト長調B.g3/ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ第7番
ト長調B.g2/同ソナタ ト短調B.g5《悪魔のトリル》
マルコ・ロリャーノ(ヴァイオリン)、アンサンブル・レスピーギ
イタリア音楽の宝庫"タクトゥス(Tactus)"の2010年版最新カタログをセットにし
た特別仕様盤が、完全数量限定&スペシャル・プライスで登場!
ルッジェーロ・リッチ、リッカルド・ブレンゴーラ、サルヴァトーレ・アッカル
ドといった世紀の巨匠たちからヴァイオリンを学んだマルコ・ロリャーノは、
バロック・ヴァイオリンの神様エンリコ・ガッティを送り出したタクトゥスが大
プッシュする要注目の逸材であり、このタルティーニの「悪魔のトリル」はパガ
ニーニの「24のカプリース」(TC 781602)などと並ぶロリャーノの代表盤、すな
わちレーベルの現在の看板そのものなのである!
ロリャーノのタルティーニを"耳"で愉しみ、タクトゥスのカタログを"目"で愉し
む。1度で2度愉しめるイタリア音楽ファン必聴必携の特別アイテムです!

TC 772801 \2180
コッリ:ハープのための作品集 ――
前奏曲とワルツ/フランス風アリアと変奏/ハープ・ソナタ変ロ長調Op2-1/
同ト長調Op.2-2/同ハ短調Op.2-3/狩/ハープ・ソナタ変ホ長調Op.2-4/
同ヘ長調Op.2-5/同ハ長調Op.2-6
フロラレーダ・サッキ(ハープ/エラール1816)
イタリア出身の音楽一族"コッリ一族"に生まれ、ドゥセックにより波乱に満ちた
生涯に巻き込まれた女流音楽家ソフィア・ジュスティーナ・コッリ(1775-1830?)
の無伴奏ハープ作品集。
ハイドンの「嵐」の初演に参加するなど一流の音楽家に成長したソフィアは、
1792年にドゥセック(ドゥシーク)と結婚。
ソフィアはその後もハーピスト、作曲家として活動を続けるものの、父と夫の
共同経営会社が破産すると夫のドゥセックは妻を捨てて瞬く間にドイツへ逃亡
してしまうなど、波乱の人生を過ごしたことでも知られている。
自身のハーピストとしての演奏経験が反映されたソフィアの作品は、いずれも
気品に満ちた旋律が特徴的。1816年に製作されたエラールのハープが、18世紀か
ら19世紀を強く生き抜いた女流音楽家の音楽を美しく響かせる ――。

TC 672249 \2180
ヴィヴァルディ:オーボエと通奏低音のための協奏曲集Vol.3 ――
オーボエ協奏曲イ短調RV.462/同ハ長調RV.452/同ヘ長調RV.456/
同変ロ長調RV.464/同ハ長調RV.448/同変ロ長調RV.465/同イ短調RV.463
パオロ・グラツィア(オーボエ)、アンサンブル・レスピーギ
ボローニャ国立音楽院を首席卒業、特別栄誉賞受賞という輝かしい経歴を持ち、
現在は名門ボローニャ国立歌劇場管弦楽団の首席奏者を務めるイタリアのトップ
・オーボイスト、パオロ・グラツィアのヴィヴァルディ第3弾。
母国ヴィヴァルディの作品を、ダブル・リード特有の瑞々しく豊潤で魅惑的な音
色で丁寧に奏でるグラツィアのオーボエは間違いなく世界トップ・レベル。アン
サンブル・レスピーギの洗練されたサウンドとのコンビネーションも絶妙。"こ
れぞオーボエ!"という美しい音色をたっぷりと味わえます。

TC 560301 \2180
コルテッリーニ:5声のマドリガーレ集第3巻(世界初録音)
ピエール・パオロ・スカトリン(ディレクター)、ボローニャ室内合唱団
ボローニャで生まれボローニャで没したカミッロ・コルテッリーニ(1561-1630)
は、同地の音楽一家に生まれ、ボローニャの市民音楽グループ"コンチェルト・
パラティーノ"でコルネット奏者、音楽監督として活躍。
コルテッリーニが1586年に完成させたマドリガーレ集第3巻。同世代のモンテ
ヴェルディやジェズアルドの存在感に隠れがちだが、トロンボーン奏者、コル
ネット奏者として培ったコルテッリーニの和声感が発揮された「マドリガーレ」
は、当時のボローニャで誕生した傑作の1つである。

TC 611801 \2180
ライナルディ:カンタータ、デュエットと哀歌(世界初録音) ――
Chi dice che il foco/Lectio II/Lectio III/Mentre nel mar cadea/
Il vento de' sospiri/Il Peccator contrito/Lorinda al mio ritorno/
Costanza in amore/Nonm te ne vien pieta?/Pallido muto e solo/
Che dici amore?
ロジータ・フリザーニ(ソプラノ)、クリスティーナ・ジャンニコラ(ソプラノ)、
ローマバロッカ・アンサンブル
当時有数の"建築家"としてだけでなく"音楽家"としての姿にもスポットライトが
当てられ、ローマを中心に再評価が進むカルロ・ライナルディ(1611-1691)。
ライナルディ・プロジェクトの一環として収録されたライナルディの声楽と古楽
アンサンブルよる宗教作品は世界初録音。"建築家"と"音楽家"。天からニ物を与
えられたライナルディの豊かな音楽的才能を現代に伝える貴重な録音です。

TC 560204 \2180
バンキエーリ:
ジェメッリ・アルモニーチ/メタモルフォジ・ムジカーレ(音楽的変容)
レオポルド・ダゴスティーノ(ディレクター)、アンサンブル・ヒポテシス
16世紀後半-17世紀前半にかけてのイタリア、ボローニャで理論家、オルガニス
トとして重要な役割を果たしたアドリアーノ・バンキエーリ(1568-1634)。
ここでは1609年に作曲された宗教音楽「ジェメッリ・アルモニーチ」、1601年
に作曲された世俗音楽の曲集「メタモルフォジ・ムジカーレ」をミックス。両
ジャンルに精通していたイタリア音楽界きっての理論家の手腕が、イタリアの
アンサンブルによって1つのストーリーとして描かれている。

TC 970301 \2180
カスタニェッティ:オルガン、チェンバロのための作品集 ――
ラグタイム/ノエル/トッカータ第1番/おお、こうべは血にまみれ/《涙の流
れるままに》による変奏曲/トッカータ第2番/人よ、汝の罪の大きさを嘆け/
カンティレーナ・ジャポニカ/木曽節/パスピエとジーグ
ステファノ・イノチェンティ(オルガン&チェンバロ)
1977年モデナ出身のリッカルド・カスタニェッティは、パルマ音楽院のディプロ
マでオルガン演奏法と作曲法の1等賞を獲得した経歴の持ち主。
伝統的な手法、ヘンデルのテーマによる変奏曲、さらには日本の民謡の旋律など
を用いたユニークな作品を次々と発表しているイタリアのオルガン界に現れた
ホープである。

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