クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

09-06No.14-1

2009年06月11日 20時26分39秒 | Weblog
ポーランド国立ショパン協会の自主レーベル"NIFC"の取り扱いを開始します!
ショパン存命当時のフォルテピアノでショパンのピアノ作品全曲録音の完成を
目指す"NIFC"。
今回ご紹介の10タイトル、そして今後のリリースにご期待下さい!
全タイトル日本語曲目表記オビ付き仕様でのご提供となります。

<NIFC>
NIFCCD 009 \2300
ショパン:ピアノと管弦楽のための作品集 ――
ポーランド民謡による大幻想曲イ長調Op.13/モーツァルトの歌劇《ドン・ジョ
ヴァンニ》の「お手をどうぞ」の主題による変奏曲変ロ長調Op.2/ロンド《ク
ラコヴィアク》ヘ長調Op.14/アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネー
ズ変ホ長調Op.22/ポーランド共和国国歌《ドンブロフスキのマズルカ》
ネルソン・ゲルナー(フォルテピアノ)、
フランス・ブリュッヘン(指揮)、18世紀オーケストラ
録音(NIFCCD 009):2006年8月30日、ポーランド国立歌劇場(ワルシャワ)&
2007年11月11日、ヴィトルト・ルトスワフスキ・ポーランド放送コンサート・
スタジオ(ワルシャワ)/使用楽器:エラール1849年製

NIFCCD 004 \2300
ショパン:ピアノ協奏曲第1番ホ短調Op.11/ピアノ協奏曲第2番へ短調Op.21
ラール1849年製
ダン・タイ・ソン(フォルテピアノ)、
フランス・ブリュッヘン(指揮)、18世紀オーケストラ
録音(NIFCCD 004):2005年9月8日、フィルハーモニー・コンサート・ホール(ワ
ルシャワ)&2006年8月31日、ポーランド国立歌劇場(ワルシャワ)/使用楽器:エ
グロッサ(Glossa)からリリースされている"モーツァルト"や"ハイドン"で健在
振りをアピールしてくれた古楽界の巨匠フランス・ブリュッヘンと18世紀オー
ケストラ。
1980年の第10回ショパン国際ピアノ・コンクールの覇者ダン・タイ・ソンと、
アルゼンチンの俊英ネルソン・ゲルナーをソリストに迎えた2つの"ショパン"も
超強力!
オーケストラが活躍する「ピアノ協奏曲第1番」冒頭の新鮮な響きなど、ショパ
ンのイメージをガラリと変える斬新で独創的な世界を創り出せるのは、ブリュッ
ヘン&18世紀オーケストラだからこそ。
共にエラール1849年製のフォルテピアノを弾くダン・タイ・ソンとゲルナーの
ソロも世界的奏者の称号に相応しくハイレベル。
聴き手に驚きと新発見をもたらしてくれるブリュッヘンのショパンである。仏
ディアパソン・ドール受賞盤(NIFCCD 009)。

NIFCCD 010 \2300
ショパン:4つの即興曲 ――
前奏曲嬰ハ短調Op.45/幻想即興曲嬰ハ短調Op.66/スケルツォ第3番嬰ハ短調
Op.39/即興曲第2番嬰ヘ長調Op.36/夜想曲第9番ロ長調Op.32-1/夜想曲第10
番変イ長調Op.32-2/即興曲第1番変イ長調Op.29/ポロネーズ第4番ハ短調
Op.40-2/前奏曲変イ長調/即興曲第3番変ト長調Op.51/3つのマズルカOp.59
ケヴィン・ケナー(フォルテピアノ)
録音:2008年3月17日-19日、ヴィトルト・ルトスワフスキ・ポーランド放送コン
サート・スタジオ(ワルシャワ)/使用楽器:プレイエル1848年製
17歳で挑んだ1980年の第10回ショパン国際ピアノ・コンクールでは最年少受賞
を果たし、再び挑んだ1990年の第12回では最高位(1位無しの2位)にまで上り詰
めたアメリカ人ピアニスト、ケヴィン・ケナーも"NIFC"レーベルに登場!
そのピアノをポーランドの名指揮者カジミエシュ・コルトからも称賛されたケ
ヴィン・ケナーにとって、フォルテピアノでのレコーディングはこのショパン
が初。アメリカが輩出した現代のショパン弾きの歌心が楽しみ。

NIFCCD 008 \2300
ショパン:マズルカ集 ――
マズルカ第13番イ短調Op.17-4/同第21番嬰ハ短調Op.30-4/同第14番ト短調
Op.24-1/同第15番ハ長調Op.24-2/同第26番嬰ハ短調Op.41-1/ピアノ・ソナタ
第2番変ロ短調Op.35《葬送》/夜想曲第19番ホ短調Op.72-1/スケルツォ第2番
変ロ短調Op.31/ワルツ ホ長調/同第7番嬰ハ短調Op.64-2/夜想曲嬰ハ短調
(レント・コン・グラン・エスプレッシオーネ)
ヤヌシュ・オレイニチャク(ピアノ)
録音:2007年9月10日-11日、ヴィトルト・ルトスワフスキ・ポーランド放送コン
サート・スタジオ(ワルシャワ)/使用楽器:エラール1849年製
ヤヌシュ・オレイニチャクは、1970年の第8回ショパン国際ピアノ・コンクール
第6位入賞、1972年のアルフレード・カゼッラ国際ピアノ・コンクール第4位入
賞を皮切りとして国際的なキャリアを築いてきたポーランドのリーディング・
ピアニスト。
オレイニチャクはショパン所有の1831年製プレイエルでの録音経験を持ってお
り、フォルテピアノでのショパン演奏の経験は群を抜いている。現在はショパ
ン国際ピアノ・コンクールの審査員を務めるなど、ショパンの音楽に深くかか
わり続けてきたオレイニチャクの演奏はどれも素晴らしい。

NIFCCD 007 \2300
ショパン:12の練習曲Op.10/12の練習曲Op.25
タチアナ・シェバノワ(フォルテピアノ)
録音:2007年9月29日、ヴィトルト・ルトスワフスキ・ポーランド放送コンサート
・スタジオ(ワルシャワ)/使用楽器:エラール1849年製
1969年のプラハ、1976年のジュネーヴ、19990年のブリュッセルなどの国際コン
クールで成功を収め、1980年の第10回ショパン国際ピアノ・コンクールでは、
ダン・タイ・ソンに次ぐ第2位、ポロネーズと協奏曲の最優秀演奏賞の選出され
たベテラン・ピアニスト、タチアナ・シェバノワがフォルテピアノで弾くショ
パンの練習曲集!
シェバノワの熟練の技がエラールのピアノに秘められた音色や表現力を最大限
に引き出した好演が、ショパン存命当時の作品の姿を想像させてくれる。

NIFCCD 006 \2300
ショパン:
24の前奏曲Op.28
アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ変ホ長調Op.22*
ヴォイチェフ・シヴィタワ(フォルテピアノ)
録音:2006年11月11日-13日&2007年5月4日、ヴィトルト・ルトスワフスキ・ポ
ーランド放送コンサート・スタジオ(ワルシャワ)/使用楽器:プレイエル1848年
製&エラール1849年製*
ヴォイチェフ・シヴィタワは、イタリアのバルドリーノ国際コンクール第1位、
ロン=ティボー国際コンクールでは第2位、聴衆賞、そして1990年の第12回ショ
パン国際ピアノ・コンクールではポロネーズ最優秀演奏賞を受賞したポーラン
ドのピアニスト。
「24の前奏曲Op.28」のフォルテピアノによる全曲、コンクールでもお墨付きの
「ポロネーズ」を2台の歴史的銘器で味わえるという贅沢な逸品。

NIFCCD 005 \2300
ショパン:ワルツ&エコセーズ ――
ワルツ第1番変ホ長調Op.18《華麗なる大円舞曲》/同第2番変イ長調Op.34-1/
同第3番イ短調Op.34-2/同第4番ヘ長調Op.34-3/同第5番変イ長調Op.42/
同第6番変ニ長調Op.64-1《小犬》/同第7番嬰ハ短調Op.64-2/同第8番変イ長調
Op.64-3/同第9番変イ長調Op.69-1《別れ》/同第10番ロ短調Op.69-2/同第11番
変ト長調Op.70-1/同第12番ヘ短調Op.70-2/同第13番変ニ長調Op.70-3/
同第14番ホ短調/3つのエコセーズOp.72/舟歌嬰ヘ長調Op.60/子守歌変ニ長調
Op.57
タチアナ・シェバノワ(フォルテピアノ)
録音:2007年5月19日-20日、ヴィトルト・ルトスワフスキ・ポーランド放送コン
サート・スタジオ(ワルシャワ)/使用楽器:エラール1849年製
ロシア生まれのポーランド人ピアニスト、タチアナ・シェバノワによるショパ
ン。こちらは"ワルツ"がメイン・プログラム。
「ワルツ第1番」などで聴ける絶妙な間合い、巧みな緩急のコントロール、1音1
音を大切にするタッチが実に見事。

NIFCCD 003 \2300
ショパン:バラード&夜想曲 ――
バラード第1番ト短調Op.23/夜想曲第14番嬰ヘ短調Op.48-2/バラード第2番
ヘ長調Op.38/夜想曲第7番嬰ハ短調Op.27-1/バラード第3番変イ長調Op.47/
夜想曲第8番変ニ長調Op.27-2/バラード第4番ヘ短調Op.52
ネルソン・ゲルナー(フォルテピアノ)
録音:2005年12月1日-4日&14日、ヴィトルト・ルトスワフスキ・ポーランド放
送コンサート・スタジオ(ワルシャワ)/使用楽器:プレイエル1848年製
女帝アルゲリッチからの信頼も厚く、1990年のジュネーヴ国際音楽コンクール
では1位に輝いた南米アルゼンチンが世界に誇るピアニスト、ネルソン・ゲルナ
ー。1848年製のプレイエルと、アルゼンチンの才能がシンクロすることによっ
て誕生したショパンのバラードと夜想曲はこれまた絶品。仏ディアパソン・ド
ール受賞盤。

NIFCCD 002 \2300
ショパン:
幻想曲ヘ短調Op.49/4つのマズルカOp.33/幻想ポロネーズ変イ長調Op.61/
前奏曲第13番嬰ヘ長調Op.28-13/同第14番変ホ短調Op.28-14/
同第15番変ニ長調Op.28-15《雨だれ》/同第16番変ロ短調Op.28-16/
同第17番変イ長調Op.28-17/同第18番ヘ短調Op.28-18/
ピアノ・ソナタ第3番ロ短調Op.58
カ・リン・コリーン・リー(フォルテピアノ)
録音:2005年11月26日-27日、ヴィトルト・ルトスワフスキ・ポーランド放送コ
ンサート・スタジオ(ワルシャワ)/使用楽器:プレイエル1848年製
カ・リン・コリーン・リーは、2005年の第15回ショパン国際ピアノ・コンクー
ルで6位入賞を果たした1980年香港出身の女流ピアニスト。
リーは、コンクールで弾いた「ピアノ・ソナタ第3番」のライヴ盤もリリースさ
れており、コンクール後に収録されたこのフォルテピアノによる演奏との聴き
比べも興味深い。

NIFCCD 001 \2300
ショパン:マズルカ集 ――
マズルカ第32番嬰ハ短調Op.50-3/同第22番嬰ト短調Op.33-1/同第16番変イ長調
Op.24-3/同第35番ハ短調Op.56-3/同第40番ヘ短調Op.63-2/同第12番変イ長調
Op.17-3/同第17番変ロ短調Op.24-4/同第18番ハ短調Op.30-1/
同第31番変イ長調Op.50-2/同第14番ト短調Op.24-1/同第30番ト長調Op.50-1
/同第25番ロ短調Op.33-4/同第19番ロ短調Op.30-2/同第11番ホ短調Op.17-2/
同第26番嬰ハ短調Op.41-1/同第36番イ短調Op.59-1/同第6番イ短調Op.7-2/
同第51番ヘ短調Op.68-4
フー・ツォン(フォルテピアノ)
録音:2005年3月14日-17日、ヴィトルト・ルトスワフスキ・ポーランド放送コン
サート・スタジオ(ワルシャワ)/使用楽器:エラール1849年製
中国楽壇の重鎮フー・ツォン(1934-)のマズルカ集が、ショパン協会シリーズの
記念すべきリリース第1弾!1955年の第5回ショパン国際ピアノ・コンクールで
3位入賞とポーランド放送賞(マズルカ賞)を獲得したフー・ツォンにとってショ
パンの"マズルカ"は十八番中の十八番。
アジア人初のショパン国際ピアノ・コンクール入賞者となりながらも、祖国の
動乱で両親を失い亡命を余儀なくされるなど、激動の時代を生き抜いたフー・
ツォンだからこそ表現できた深く美しい"マズルカ"である。



<TUDOR>
TUDOR7161(SACD-Hybrid) \2180
「イタリアのトランペット協奏曲」
(1)ヴィヴァルディトランペット協奏曲変ロ長調
(2)A.スカルラッティ:「砕け、壊せ」
(3)マルチェッロ:トランペット協奏曲ニ短調
(4)A.スカルラッティ:「私の宝物、私はあなたのために死のう」
(5)ピエトロ・バルダサーレ:トランペット・ソナタヘ長調
(6)ガルッピ:評判のトランペット
(7)タルティーニ:トランペット協奏曲二長調
(8)ヴィヴァルディ:「グローリア」より「ドミネ・デウス」
(9)アルビノーニ:トランペット協奏曲変ロ長調
ガボール・タルコヴィ(Trp)
ラドスラフ・スルク指揮バイエルン放送交響楽団室内管弦楽団
(2)(4)(6)(8)モイカ・エルドマン(S)
録音:2008年5月13-16日、バイエルン放送スタジオ1
ベルリン・フィルの首席トランペット奏者ガボール・タルコヴィのおそらく初
のソロ・アルバム。タルコヴィは1969年ハンガリー生まれ。ヴュルテンベルグ
・フィル、ベルリン交響楽団、バイエルン放送響を経て2005年からベルリン・
フィルの首席を務めている。このアルバムは協奏曲とトランペット付のアリア
を交互に収録。ソプラノはジョナサン・ノットのマーラー:交響曲第4番で好評
だったモイカ・エルドマン。伴奏は旧知の仲のバイエルン放送響のメンバーで
す。リラックスした雰囲気の中でタルコヴィの伸び伸びとした素晴らしいトラ
ンペットが堪能できます。




<DORON>
DRC4012 \2080
「ヨーラ・ギュラーの芸術」
ショパン:11のマズルカ、5つの夜想曲
ヨーラ・ギュラー(Pf)
録音:1956年6月25-28日、パリ(ステレオ)
エンジニア:アンドレ・シャルラン
ヨーラ・ギュラーはロシア人の父、ルーマニア人の母のもと1895年パリで生ま
れた。幼少より音楽の才能を見せ始め、10才でパリ音楽院に入学。同じクラス
には同い年のクララ・ハスキルもいた。ギュラーは数々のコンクール優勝後、
華やかな音楽家人生を歩み始める。カザルス、ティボー、エネスコ、コクトー
ら当時の大音楽家たちと交流、特にフランス6人組との親交は深く、彼らの作品
には彼女に捧げられた作品が少なくない。第2次大戦後は度重なる病のため演奏
活動を休止。しばらくアジア各地を療養旅行の後、1955年にロンドンに移住。
60歳でカーネギー・ホールにてリサイタルを開き劇的なカムバックを果す。
1971年、再び病に倒れ、1980年に世を去った。この録音はカムバック直後の録
音だが、技術も確かで病の後など微塵も感じられない。戦前の古きよきパリの
香りが漂う、実にブリリアントなショパンである。ピアノ・ファン必聴の待望
の復刻。

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09-06No.14-2

2009年06月11日 20時26分07秒 | Weblog
<ARTS>
47749-8(SACD-Hybrid) \2080
J.S.バッハ:贖罪ミサ-
1740年ライプツィヒで行われたマリアの贖罪の宴で演奏された音楽
ミサ・ブレヴィス ト長調BWV235
《我、満ちたれり》BWV82-アルト版
《我らみな唯一の神を信ず》BWV437
サンクトゥス ト長調BWV240/アニュス・デイ-BWV232より
《我、彼の名を告げん》BWV200/《平和と喜びで》BWV382
ヤクブ・ブルジンスキ(カウンターT、指揮)、
ラ・テンペスタ(古楽アンサンブル)、
ユリタ・ミロスワウフスカ(S)、マリウス・シチウラ(T)、
アルトゥール・ヤンダ(B)
録音:2007年ワルシャワ
バッハの晩年期、ライプツィヒで行なわれたマリアの贖罪の宴で演奏されたと
される音楽を再現したアルバム。単品ではなかなか聴く機会の少ない曲ばかり
だけに、貴重な企画。ブルジンスキ&アンサンブル・ラ・テンペスタは近年頭
角を現している古楽グループでNAXOS社よりリリースされたヴィヴァルディのス
ターバト・マーテルが評判になっている。SACDの最優秀音質がみずみずしい感
動を呼び覚ます。





<MARQUIS>
MAR81397 \1980
「ラゴマニア」-ボルコムとC.フィッシャーの音楽
(1)ウィリアム・ボルコム(b.1938):「ラゴマニア」-クラシック祝典序曲
(2)ボルコム:クラリネット協奏曲
(3)クレア・フィッシャー(b.1928):デュークとスウィーピーと私
(4)ボルコム:(ほとんど)18世紀の管弦楽のための「コメディア」
(2)(3)リチャード・ストルツマン(Cl)
(1)-(4)ゲーリー・シェルドン指揮ランカスター祝祭管弦楽団
録音:2008年6月
クラシックから現代音楽、ジャズ、クロス・オーバーまで幅広く活動するスト
ルツマンの最新録音。ボストン・ポップス委嘱作でジョン・ウィリアムズが絶
賛した《ラゴマニア》はブロードウェイ・ミュージカルの序曲を思わせ、クラ
シックとベニー・グッドマンをミックスしたような《クラリネット協奏曲》、
ベートーヴェン、モーツァルトなど古典派の様式をパロディ風に仕立てた《コ
メディア》などボルコムの作品はエンターテイメントに徹した音楽。フィッシャ
ーの《デュークとスウィーピーと私》はデューク・エリントンとビリー・スト
レイボーンの名曲「スウィーピー」に基づく作品でボルコムとは対照的なクー
ルなサウンドが心地よい。ここでもストルツマンの技が冴えている。

MAR81387 \1980
「クィーン」-エリザベス一世の時代の音楽
トムキンス、ダウランド、ジョン・ジョンソン、モーリー、キャンピオン、
J.エイク、バード、ベネットほか全22曲
デヴィッド・ファリス指揮
ザ・トロント・コンソート
録音:2008年トロント
イギリス女王エリザベス一世時代の世俗音楽。独唱から六重唱まで、ガンバや
リュート、リコーダー、チェンバロなどを伴奏に美しく、楽しい歌が繰り広げ
られる。ザ・トロント・コンソートは1972年に結成された中世ルネサンスを得
意とする古楽アンサンブル。DORIANレーベルやMARQUISレーベルに多数録音が
ある。特に「プレトリウス:クリスマスの晩祷」(MAR81335)は絶賛されている。

MAR81401 \1980
「It takes two(二人がかりで)」-C.クロウリーの編曲を弾く
ティコ・ティコ(ドゥ・アブル)/レディ・ビー・グッド(ガーシュイン)/剣の
舞(ハチャトリアン)/ソルヴェイグの歌(グリーグ)/チュニジアの夜(ガレスピ
ー)/ひばり(民謡)/ロミオとジュリエット(プロコフィエフ)/悲しきワルツ
(シベリウス)/ほか全14曲
デュオ・コンセルタンテ:
【ナンシー・ダーン(Vn)、ティモシー・スティーヴズ(Pf)】
録音:2007年トロント
デュオ・コンセルタンテはヴァイオリンとピアノの男女ユニットで1997年に結
成された。編曲を手がけているのは作曲家クリフォード・クロウリー(黒魔術師
のあのクロウリーの親戚かどうかは定かではない)。クラシック小品からジャズ
名曲まで、その編曲はまるで最初からヴァイオリンとピアノのために作曲され
たかのように聴こえるほどクオリティが高く楽しめる。因みに民謡《ひばり》
はヴォーン=ウィリアムズの名曲《あげひばり》で使われている旋律。

MAR81505 2枚組 \3960
「ベスト・オブ・スパニッシュ・ブラス」
CD1)
バッハ:トッカータとフーガ ニ短調
カバニリェス:バッターリャ・インペリアル
バッハ:協奏曲ト短調BWV.1041
クレスポ:アメリカ組曲第1番
ファリャ:「はかなき人生」-間奏曲と舞曲
ヒメネス:ルイ・アロンソの結婚
CD2)
チャピ:反乱
アルベニス:アストゥリアス、アラゴン、カディス
タレガ:アルハンブラの思い出
ララ:グラナダ
エリントン:キャラヴァン
バレンシア民謡
トゥリーナ:幻想的舞曲集より「饗宴」
メイソン:ジョイ・トゥ・ザ・ワールド
アリス・パーカー&ロバート・ショウ:ファム・ファム・ファム
モーツァルト:アヴェ・ヴェルム・コルプス
ヘンデル:ハレルヤ
スパニッシュ・ブラス:
【C.B.グラウ(Trp)、J.S.サルバドール(Trp)、M.P.オルテガ(Hrn)、I.B.マンリ
ク(Trb)、S.F.キロス(Tuba)】
(CASCAVELLE原盤)
スパニッシュ・ブラスは1989年スペインの音楽家たちによって結成された。
1996年第6回ナルボンヌ(フランス)国際金管五重奏コンペティションに優勝して
以来、国際的なシーンで活躍している。このCDはクラシック、ポップスの小品
など、様々なジャンルの音楽の金管五重奏用に編曲して収録。金管五重奏のレ
パートリーを探しているリスナーにも参考になるだろう。




<BRIDGE>
BCD9289 \1980
ショパン:21のマズルカ
(Op.24-2、Op63-2、Op.24-4、Op.17-1、Op.6-2、Op.67-4、Op.33-2、Op.33-1、
Op.50-3、Op.63-1、Op.56-3、Op.59-2、Op.30-3、Op.68-2、Op.56-2、Op.41-2、
Op.41-4、Op.68-4、Op.7-3、Op.63-3、Op.17-4)
ヴァシリー・プリマコフ(Pf)
録音:2008年オーデンセ、デンマーク
期待の新世代イケメン・ピアニスト、プリマコフのBRIDGEレーベル4枚目のアル
バム。ショパンは彼が得意とするレパートリーで既にピアノ協奏曲集が発売に
なり好評を得ている。端正ながら若々しいエネルギーに溢れたマズルカ。プリ
マコフは1979年モスクワ生まれ。ラフマニノフ国際ヤング・アーティスト・コ
ンペティションで優勝、後にジュリアード音楽院で学んだ。

BCD9286 \1980
ジョン・マスト(1954-):歌曲集
歌曲集「ヴィヴァ・スウィート・ラヴ」/歌曲集「静かな歌」/ピアノでのヌー
ド/再開/証人/ソシアル・ノート/フラメンコ/ペネロープの歌/オールド
・グレイ・カップル/トリオレ
エイミー・バートン(S)、
パトリック・メイソン(Br)、
ジョン・マスト(Pf)
録音:2007年
マストは当初、マンハッタン音楽院でシーモア・リプキンにピアノを学び、コ
ンサート・ピアニストとして活躍。その傍ら交響楽、室内楽、オペラや歌曲を
多数作曲し、特に歌手からの信頼が厚い。保守的な作風だが、安定した技術を
持った作曲家。

BCD9288 \1980
「ゴースト・オブ・ア・チャンス」
-男声アンサンブルで聴くポピュラー・ソング集
(ダウン・フォー・ダブル、ラウンド・ミッドナイト、A列車で行こう、
ラッシュ・ライフ、ハウ・ハイ・ザ・ムーン、横町のサリー、ノルウェーの森、
マイ・ガール、ニューヨークの少年、君はすばらしい、ココナッツ、ほか全20曲)
イェール・アレイ・キャッツ(男声ヴォーカル・アンサンブル)
録音:2008年
イェール・アレイ・キャッツはイェール大学出身者による男性14人組のヴォー
カル・アンサンブル。ジャズ・スタンダードを粋なアレンジと絶妙な合唱のハ
ーモニーで聴かせる。

BCD9294 \1980
「プレゼンス・フロム・アフォアタイム」
-アンソニー・コーフ(1951-)の音楽
(1)プレゼンス・フロム・アフォアタイム(1999)
(2)6つの細密画-フルートとピアノのための(1997)
(3)3つの楽章-クラリネット独奏のための(1992)
(4)交響曲第3番(2007)
(1)(3)リヴァーサイド交響楽団の首席奏者たち
(1)アンソニー・コーフ(指揮)
(4)ジョージ・ロスマン指揮リヴァーサイド交響楽団
録音:2006-08年
コーフは1951年ニューヨーク出身、マンハッタン音楽院で作曲を学んだ。交響
楽、室内楽、宗教楽など、あらゆるジャンルの作品を作曲している。現代とロ
マン派を折衷したような堅実な
作風。最新作の交響曲第3番は2楽章からなる30分の力作。

BCD9296 \1980
「カフェ・ミュージック-トリオ・ソリスティ」
ピアソラ:ブエノス・アイレスの四季、ル・グラン・タンゴ
シェーンフィールド:カフェ・ミュージック
トゥリーナ:ピアノ三重奏曲第2番
ガーシュイン:必ずしもそうじゃないさ
トリオ・ソリスティ:
【マリア・バックマン(Vn)、アレクシス・ピア・ガーラク(Vc)、ジョン・クリボ
ノフ(Pf)】
録音:2007年
ピアソラ、トゥリーナ、ガーシュインとノリのよいエンターテイメント性に富ん
だピアノ三重奏曲(ピアソラ、ガーシュインは編曲物)を収録。まさにカフェの雰
囲気を感じさせるゴキゲンな一枚。




<URANIA>
URN22.394 2枚組 \2700
R.シュトラウス:
交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」
交響詩「ドン・ファン」
交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯」
交響詩「死と変容」
組曲「町人貴族」
歌劇「サロメ」より
R.シュトラウス指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 
1944年

URN22.395 2枚組 \2700
ドメニコ・スカルラッティ:53のハープシコード・ソナタ集
ラルフ・カークパトリック(harpsichord)
1954年

URN22.396 \1350
ラヴェル:組曲「マ・メール・ロア」
ヒナステラ:バレエ組曲「パナンビ」
R.シュトラウス:交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの
愉快な悪戯」
エーリヒ・クライバー指揮 
NBC交響楽団、ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
1946年、1953年




<TDK-DVD>
TDDVGOLDBOX6DVD(DVD-Video) 3枚組 \7680
アレーナ・ディ・ヴェローナ ボックス
プッチーニ:歌劇「蝶々夫人」
フィオレンツァ・チェドリンス(蝶々夫人)
フランチェスカ・フランチ(スズキ)
マルチェッロ・ジョルダーニ(ピンカートン)
フアン・ポンス(シャープレス)
フランコ・ゼッフィレッリ演出
ダニエル・オーレン指揮
アレーナ・ディ・ヴェローナ管弦楽団・合唱団
2004年7月10日
プッチーニ:歌劇「トスカ」
フィオレンツァ・チェドリンス(トスカ)
マルセロ・アルバレス(マリオ・カヴァラドッシ)
ルッジェーロ・ライモンディ(スカルピア男爵)
演出:フーゴ・デ・アナ
ダニエル・オーレン指揮
アレーナ・ディ・ヴェローナ管弦楽団・合唱団
2006年7月
ヴェルディ:歌劇「アイーダ」
マリア・キアーラ(アイーダ)
ドローラ・ザジック(アムネリス)
クリスティアン・ヨハンソン(ラダメス)
ホアン・ポンス(アモナスロ)
ニコラ・ギュゼレフ(ランフィス) 他
ネッロ・サンティ指揮
アレーナ・ディ・ヴェローナ管弦楽団・合唱団 1992年

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