クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

07-07 No.7-1

2007年07月07日 19時05分19秒 | Weblog
<Hortus>
HORTUS 050 \2250
バンジャマン・アラール-プレイズ・バッハ ――
J・S・バッハ:
ソナタ イ短調BWV.965/同ハ長調BWV.966/協奏曲第7番ヘ長調BWV.978/
ソナタ ニ短調BWV.964
バンジャマン・アラール(チェンバロ)
フランスが生んだ期待の逸材バンジャマン・アラールのリリース第2弾は大バッ
ハ!リリース第1弾の「アンドレアス・バッハ写本」(HORTUS 045)に続くこの新
譜は「チェンバロのための編曲作品」がテーマとなっており、ラインケンや
ヴィヴァルディ、そしてバッハ自身の作品から編曲された作品4曲を収録して
いる。ちなみにアラールが使用しているチェンバロは、フィリップ・ユモーが
1993年に製作したカール・コンラッド・フライシャー1720のレプリカ。
とてもチェンバロを5年前から始めたとは思えない別次元の演奏を繰り広げて
おり、その才能にはただただ驚嘆させられるばかり。しかもアラールはまだ22
歳。その才能の底は見えそうにない。




<Avie>
AV 2126 \2080
ロング・ロード・ホーム ――
J・S・バッハ(バーネウィッツ編):
マタイ受難曲より 我が心よ、おのれを潔めよ
コンラディン・クロイツァー(1780-1849):水車
R・シュトラウス:
アンダンテ、ソプラノ、ホルンとピアノのための《アルプホルン》
F・シューベルト:川の上でD.943
W・A・モーツァルト:
ピアノと管楽器のための五重奏曲変ロ長調K.452、あなたから遠く離れて
J・ブラームス(バーネウィッツ&オッペンス編):子守歌Op.49-4
ウィリアム・バーネウィッツ(ホルン)、ウルスラ・オッペンス(ピアノ)、
ジョイス・ディドナート(ソプラノ)、キャロル・アンダーソン(ピアノ)、
ジェニファー・ホロウェイ(ソプラノ)、アン=キャロリン・バード(ソプラノ)、
マーガレット・バトラー(オーボエ)、トッド・レヴィ(クラリネット)、
テッド・ソルリ(ファゴット)、エグリス・グティエレス(ソプラノ)
2001年にパーキンソン病と診断されながらも、懸命に病と闘い続けているアメ
リカのホルン奏者ウィリアム・バーネウィッツと彼の仲間たちが創り上げたア
ルバムがアヴィー(Avie)から登場。病を発症してからもアメリカのメジャー・
オーケストラ、ミルウォーキー交響楽団とサンタフェ歌劇場管弦楽団で首席奏
者として活躍を続けるバーネウィッツ。このアルバムにはバーネウィッツのソ
ロだけでなく、ソプラノとのコンビによる演奏やモーツァルトの五重奏曲など
様々な編成の作品が収録されている。バーネウィッツの豊かな中音域、ストレ
スを感じさせない伸びやかなハイトーンは、同じ病と闘う人々に勇気を与える
ことだろう。





<Linn>
CKD 296(SACD-Hybrid) \2580
R・ヴォーン=ウィリアムズ:ウェンロック・エッジで
ピーター・ワーロック(1894-1930):連作歌曲《シャクシギ》
アーサー・ブリス(1891-1975):哀しいソネット
アイヴァー・ガーニー(1890-1937):ラドローとテム
ジェイムス・ギルクリスト(テノール)、アンナ・ティルブロック(ピアノ)、
マイケル・コックス(フルート)、ガレス・ハルス(コールアングレ)、
フィッツウィリアム弦楽四重奏団
医者と音楽の道を両立していたギルクリストが音楽家に専念することになった
のは1996年。その後の活躍は目覚しく、BBC交響楽団、スコットランド室内管、
キングズ・コンソート、バッハ・コレギウム・ジャパン、イギリス室内管な
ど数多くの団体と共演を重ねている。
ギルクリストの歌うレパートリーの中では特にイギリス作品が高く評価されて
おり、前作フィンジの歌曲集(CKD 253)での幅のある表現力と歌声が絶賛を博
している。今回もプログラムはイギリス一色!





<Resonance>
CDRSB 404 5枚組 \3950
リンゼイズの芸術 ――
W・A・モーツァルト:弦楽四重奏曲第19番ハ長調K.465《不協和音》
F・シューベルト:弦楽四重奏曲第13番イ短調D.804,Op.29《ロザムンデ》
M・ラヴェル:弦楽四重奏曲ヘ長調
F・J・ハイドン:弦楽四重奏曲第68番変ホ長調Op.64-6
F・メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲第6番へ短調Op.80
A・ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲第12番ヘ長調Op.96《アメリカ》
L・V・ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第11番ヘ短調Op.95《セリオーソ》
A・ボロディン:弦楽四重奏曲第2番ニ長調
L・ヤナーチェク:弦楽四重奏曲第1番《クロイツェル・ソナタ》
M・ティペット:弦楽四重奏曲第5番
B・バルトーク:弦楽四重奏曲第6番ニ長調Sz.114
リンゼイズ・ファイナル・コンサートのライヴ録音(ボーナス・ディスク)
F・シューベルト:ピアノ五重奏曲イ長調D.667《ます》、
J・ブラームス:クラリネット五重奏曲ロ短調Op.115
リンゼイズ、
キャスリン・ストット(ピアノ)、
レオン・ボッシュ(コントラバス)、ジャネット・ヒルトン(クラリネット)
イギリスの弦楽四重奏を代表する存在として多大な足跡を残し、惜しまれつつ
も2005年7月にその活動に終止符を打ったリンゼイズ。引退までにASVレーベル
へ行ってきた膨大な録音の中から選りすぐった11曲を1つにまとめたリンゼイ
ズの集大成とも言えるボックスが登場!
またボーナス・ディスクとして封入されている注目の5枚目は、なんとラスト
・コンサートのライヴ録音。ピアノのストットやクラリネットのヒルトンと
いったイギリスのトップ・アーティストの参加がリンゼイズの存在の大きさ
を物語っている。





<Pavane>
ADW 7515 \2250
G・ビゼー:ピアノ作品集 ――
夜想曲第1番ヘ長調/ラインの歌/夜想曲第2番ニ長調/3つの音楽スケッチ-
第2曲《セレナード》/無言歌ハ長調/前奏曲第2番/4月の歌/恍惚/瞑想曲
/Venise Romance sans Paroles/奇想曲第1番嬰ハ短調
ピーテル・ファンホーフ(ピアノ)
ベルギーのレーベル「パヴァーヌ」から、ブリュッセル王立音楽院コンサート
・ホールで2006年7月に録音されたビゼーのピアノ作品集が登場!オペラや管
弦楽作品とは一味違うビゼーのピアノ作品集は珍しく、ベルギーの若き俊英が
スタインウェイを駆使した新録音は貴重な音源として重宝されるだろう。
ピーテル・ファンホーフは、ブリュッセル王立音楽院とマーストリヒト音楽院
で学び、ベルギーのデクシア銀行が主催するアクシオン・クラシック・コンテ
ストを制覇。その他にもイタリアやスイスで行われたコンクールで多くの賞を
獲得するなど、今後のさらなる飛躍が期待されているベルギーのホープである。

ADW 7513 \2250
D・カバレフスキー:24の前奏曲Op.38/4つの前奏曲Op.5
クリストフ・デルツ(ピアノ)
ヌシャテル音楽院で名匠ディヌ・リパッティにピアノを学び、現在はロシア音
楽のエキスパートとしてヨーロッパを中心に活躍中のピアニスト、クリストフ
・デルツ。レアな作品を集めて話題を呼んだキュイの作品集(ADW 7494)に続い
て新たに繰り出してきたのはカバレフスキーの前奏曲集!
まとまった形での音源はほんとんど存在していない前奏曲集Op.38&Op.5の全
曲を収録するなど、デルツのロシア音楽への情熱は尽きることを知らない。
ショスタコーヴィチ、スクリャービン、ラフマニノフ、ショパンなどの「24の
前奏曲」とカバレフスキーの聴き比べも面白そうだ。

ADW 7420 \2250
セルジュ・カウフマン(1930-):
チェロと弦楽オーケストラのための《協奏的聖歌》/チェロとピアノのための
《イディッシュ組曲》/弦楽四重奏のための狂詩曲《セラ》/ヴァイオリンと
弦楽オーケストラのためのメロディ《アダマ》/2本のヴァイオリンのための
二重奏曲/バリトン、合唱、クラリネットと弦楽オーケストラのためのカンタ
ータ《見つけられた聖水》
ジャン=パスカル・イントロヴィーニュ(バリトン)、
ベルナール・カルメル(指揮)、
オーケストラ・ベルナール・カルメル、
アンサンブル・ヴォーカル・メロディア、
ユベール・シャシェロー(ヴァイオリン)、
セシール・モロー(ヴァイオリン)、フィリップ・ペナンゲール(チェロ)、
マリー=ジョセフ・トルイス(ピアノ)
フランスのベテラン作曲家カウフマンの作品集は全曲世界初録音。「イディッ
シュ組曲」や「セラ」、「アダマ」などユダヤの伝説や旋律を採り入れた作風
が1つの大きな特徴となっている。民族色の濃さを感じさせてくれる「二重奏
曲」は、バルトークに捧げられている。1998年12月20日-24日の録音。

ADW 7418 \2250
A・ドヴォルザーク:
ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調Op.57/4つのロマンティックな小品Op.75/マ
ズレック ホ短調Op.49/バラード ニ短調Op.15-1/ノットゥルノ ロ長調Op.40
/スラヴ舞曲第2番ホ短調《ドゥムカ》Op.46-2/ユーモレスクOp.101-7(ウィ
ルヘミィ編曲)
タンヤ・ベッカー=ベンダー(ヴァイオリン)、
センカ・ブランコヴィチ(ピアノ)
グァダニーニ1761を弾きこなす1978年ドイツ生まれの女流ヴァイオリン奏者
ベッカー=ベンダーは、ハンガリー国立フィル、ベルギー国立管、ベルリン
響、ポーランド室内フィルなどと共演を行うなど国内外から期待を寄せられ
ている。1998年4月28日-30日の録音。

ADW 7416 \2250
フランソワ・ドヴィエンヌ(1759-1803):
ファゴットのため6つのソナタ (1802)
田中雅仁(ファゴット)、中野振一郎(チェンバロ)、上塚憲一(チェロ)
日本を代表するファゴット奏者の1人として世界中から常に高い評価を受け続
けながらも、2002年に客演先のカナダで急逝してしまった田中雅仁が1998年に
録音を行っていたドヴィエンヌ。ファゴットのストラディヴァリと称される
1820年製の「サヴァリ」からは、ダブルリード特有の艶やかで優美な音色が流
れてくる。1998年10月13日-15日の録音。

ADW 7421 \2250
18世紀の祭典でのオルガン ――
J-P・ラモー:オペラからの舞踏組曲
C・B・バルバストレ:二重奏曲、ロマンス、前奏曲とフーガ
G・F・ヘンデル:シチリアーノ風に、水上の音楽より
N・カサノヴァ:パソ ハ長調、同ニ短調
P・J・ララニャガ:第5旋法によるソナタ
M・コレット:4つの小品
フランク・バシングラン(オルガン)
1956年ボルドー出身のフランス人オルガニストによる18世紀のオルガン作品集。
演奏にはサンタガベル教区教会のヒストリカル・オルガンを使用している。
1998年の録音。

ADW 7419 \2250
オルガン・デュオ ――
A・F・ハッセ:幻想曲ハ短調Op.35、同Op.36、同ニ短調Op.87
G・ピアッツァ:2台のオルガンのためのソナタより
G・B・ルッキネッティ:2台のオルガンのための協奏曲
W・A・モーツァルト:幻想曲K.594
L・V・ベートーヴェン:アダージョ
G・F・ヘンデル:ハレルヤ
カロル・ゴウェンビオフスキ(オルガン)、
ジーグムント・ストルツェプ(オルガン)
ハンブルクの聖ベルナルド教会のベッケラート・オルガンと、同じくベッケラ
ートのポータブル・オルガンによる二重奏。1998年5月の録音。




<Phaedra>
DDD 92010 \2250
In Flanders' Fields Vol.10-ベルギー・ロマン派のフルート・ソナタ集
J・ヨンゲン:フルート・ソナタOp.77
C・フランク:フルート・ソナタ(ランパル編曲)
アンリ・ジョルジュ・ドエ(1885-1936):ロマンス、ディアローグ
カルロス・ブリュネール(フルート)、レヴェンテ・ケンデ(ピアノ)
近現代のベルギー音楽を再評価へと導いたヨンゲンによるフルート・ソナタ、
ランパルがヴァイオリン・ソナタから編曲を行ったフランクのフルート・ソナ
タなど重要作を収録。フルートのカルロス・ブリュネールは、大野和士が音楽
監督を務めているベルギー王立モネ歌劇場管弦楽団首席フルート奏者として第
一線で活躍中の名手。収録作品、演奏者とも非常に充実しており、フルート関
係者やベルギー音楽ファンは外せない1枚だ。1996年2月アントワープでの録音。

DDD 92002 \2250
In Flanders' Fields Vol.2-フランダースの弦楽四重奏曲 ――
ゴットフリート・デヴレース(1893-1972):弦楽四重奏曲へ長調
プロスペル・ファン・エーショウテ(1904-1964):
弦楽四重奏曲第1番ト短調Op.8(ラヴェルへの追憶)
アリアーガ弦楽四重奏団
20世紀ベルギーの作曲家デヴレースとエーショウテの作品をカップリング。デ
ヴレース約14分、エーショウテ約34分といった演奏時間だけでなく作風もどこ
となく対照的。1993年2月ブリュッセルでの録音。

DDD 92004 \2250
In Flanders' Fields Vol.4-フランダースのヴィオラとピアノのための音楽
ジョゼフ・リエランド(1870-1965):ヴィオラ・ソナタOp.73
ヴィクトール・レグレイ(1915-1994):ヴィオラ・ソナタOp.13
アウグスト・デ・ブック(1865-1937):アルバムのページ、幻想曲
ノルベール・ロソー(1907-1975):ソナチネOp.41
ロデウィーク・モルテルマンス(1868-1952)ロマンツァ
ディデリック・スイス(ヴィオラ)、フィリップ・マルテンス(ピアノ)
19世紀末から20世紀中期にかけて作曲された作品6曲を収めたヴィオラ・アル
バム。ヴィオラのディデリック・スイスは1994年6月からパリ・オペラ座の第1
ヴィオラ奏者を務めており、ソリスト、室内楽奏者、教育者としても高く評価
されている。1994年5月16日-18日ブリュッセルでの録音。

DDD 292 003 \2250
C・ドビュッシー:
シャルル・ブージェの5つの詩/忘れられたアリエッタ/シャルル・ボードレ
ールの5つの詩/ステファヌ・マラルメの3つの詩
ヴェルナー・ファン・メヘレン(バスバリトン)、
マルク・デッケルス(ピアノ)
ヴェルナー・ファン・メヘレンは、白井光子とハルトムート・ヘルからも声楽
の指導を受けたベルギーのバスバリトン奏者。定評のある歌唱力で、バロック
からモダンまでの様々なオペラの舞台で歌声を響かせている。1993年6月ブリュ
ッセルでの録音。

DDD 292 002 \2250
F・シューベルト:歌曲集《美しき水車屋の娘》D.795,Op.25
ドナルド・ジョージ(テノール)、ヤン・フェルミューレン(ピアノ)
ベルギー音楽へ深い造詣を持つサンフランシスコ生まれのアメリカ人テノール
奏者ドナルド・ジョージのソロ・アルバム。1992年にはドホナーニの指揮する
クリーヴランド管のツアーに同行するなど名匠からの信頼も厚い。1993年6月
ブリュッセルでの録音。

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07-07 No.7-2

2007年07月07日 19時04分32秒 | Weblog
<Ameson>
AS-CP 02-01 \2250
J・S・バッハ:
カンタータ第131番《深き淵から、主よ、汝に呼びかけん》BWV.131
カンタータ第12番《泣き、嘆き、憂い、おそれ》BWV.12
カンタータ第51番《もろびとよ歓呼して神を迎えよ》BWV.51
ジャン=フランソワ・フレモン(指揮)、
オーギュスタン・セラス(ソプラノ)、
フランソワ=ガブリエル・ルーケット(メゾソプラノ)、
クリストフ・アインホルン(テノール)、
ジャン=ループ・パージェ(バス)、
ヴェルサイユ少年合唱団
ノートルダム大聖堂のオルガニスト、ピエール・ベギーニュによって1946年に
創設されたヴェルサイユ少年合唱団。
1980年に現在の指揮者であるジャン=フランソワ・フレモンが着任してからは、
さらに活動の幅を広げている。
ヴェルサイユ少年合唱団の汚れの無いハーモニーは、神々しさを覚えさせてく
れるほど。実力伯仲の4人のソリストや古楽器オーケストラの存在も頼もしい。

ASCP 0404 \2250
ドミニク・クレマン(1959-):室内楽作品集 ――
Le rire du coq/Poeme incorrectII/ショー・フロイド/トリオ/A petit
feu/Tatane Chanson/Heteroclite/a 10
アンサンブル・アレフ
アンサンブル・アレフは、クラリネット、ピアノ、打楽器、声楽、サクソフォ
ン、打楽器によるフランスの現代アンサンブル。ドミニク・クレマンは、同ア
ンサンブルでクラリネットを担当しているフランスのアーティスト。





<Hortus>
HORTUS 049 \2250
19世紀フランスの宗教作品集 ――
アルフレッド・ルフェビュール=ヴェリー(1817-1869):
賛歌《アドロ・テ》、モテット《おお、救い主なるいけにえよ》、
牧歌ト長調、行進曲ハ長調、クリスマス変奏曲、賛歌《L'encens divin》、
アンダンテ、賛歌《Du Roi des cieux tout celebre la gloire》、
アンダンテ、モテット
A・ギルマン:
La Creche、Le repos de la Sainte-Famille、幼子イエス、メロディ
C・フランク:Morceau de Lecture
ヴァンサン・ジャンヴラン(オルガン)、
アンサンブル・ヴォーカル・アクサン・グラーヴ、他
サン=サーンスの師としても知られる19世紀フランスの音楽家ルフェビュール
=ヴェリーがオルガニストを務めたサン・シュルピス教会、マドレーヌ教会の
オルガンを使用して収録を行った宗教作品集。レーベルのメイン・アーティス
トでありディレクターも務めているジャンヴランがオルガンを担当。フランス
のレーベルならではの職人技が光る。

HORTUS 014 \2250
C・サン=サーンス:
ラプソディ第1番ホ長調/アヴェ・マリア/ラプソディ第2番ニ長調/聖体奉挙
Op.13/アヴェ・ヴェルム/オッフェルトリウム・サラバンド/汚れなく/お
お救い主よ/前奏曲とフーガ/タントゥム・エルゴ/前奏曲ハ短調/御身の
保護のもとに/ラプソディ第3番ヘ長調/デウス・アブラハム
ヴァンサン・ジャンヴラン(オルガン)、リラ・セラフィック
S師であるルフェビュール=ヴェリーと同じくマドレーヌ教会のオルガニスト
を務めたサン=サーンス。オルガン独奏とヴォーカル・アンサンンブルとオル
ガンによる宗教作品は柔らかな響きが印象的。やはりオルガンの使い方は並々
ならぬものがある。





<BNL>
BNL 112955 6枚組 \9000
F・クープラン:クラヴサン組曲全集 ――
クラヴサン曲集第1巻(第1-5組曲)/同第2巻(第6-12組曲)/同第3巻(第13-19
組曲)/同第4巻(第20-27組曲)
ピエール・エチュヴェリー(ピアノ)
フランス発ピアノによるクープランのクラヴサン組曲の全集ボックスは、なん
とディスク6枚に及ぶ一大企画!
この長大な作品に挑んだピエール・エチュヴェリーは、パリ・エコール・ノル
マル音楽院のスパー・ディプロマでピアノと室内楽を学んだフランスのピアニ
スト。ソロ活動、オーケストラとの共演に加えて2006年1月からは母校で教授
として後進の指導も行っている。

BNL 112938 \2250
ベルナール・ラルマン(1936-):ミサ・ガリカ
ベルナール・ラルマン(指揮)、
ジョスラン・シャモナン(ソプラノ)、エディト・フレ(メゾソプラノ)、
ダニエル・ミシェル(アルト)、ジャン=クロード・オルリアック(テノール)、
モーリス・ブルボン(バス)、
オーケストラ・ジャン=フランソワ・ゴンザレス、他
「ミサ・ガリカ」は、フランス合唱界の大ベテランにして有数の実力者ベルナ
ール・ラルマンが書き上げた大規模な宗教作品。フランス民謡の主題によるラ
テン語ミサ曲である「ミサ・ガリカ」は、ソリストと合唱、オーケストラが高
らかに響き渡りスケールの大きさに圧倒させられる。1983年12月の録音。

BNL 112943(CD+dts) \4500
J・ブラームス:ピアノ四重奏曲第1番ト短調Op.25/同第3番ハ短調Op.60
プリスカ・ベノワ(ピアノ)、ロラン・ドガレイユ(ヴァイオリン)、
ミシェル・ミシャラカコス(ヴィオラ)、ロラン・ピドゥ(チェロ)
ジャック・ルヴィエの門下生、プリスカ・ベノワのピアノ中心としたブラーム
ス。パリを活動の拠点とする3人の熟練弦楽器奏者たちのサポートも美しい。
(このCDはノーマルCD+同内容の5チャンネルdts盤がセットになっております。
/dts盤は専用の再生機器でないと再生することができません。スーパーオー
ディオCDプレイヤーやDVDプレイヤーとは異なります。ご注意下さい。)





<Syrius>
SYR 141409(CD+dts) \4500
E・グリーグ:チェロ・ソナタOp.36、間奏曲
S・ラフマニノフ:ヴォカリーズOp.34-14、チェロ・ソナタOp.19
アドリアン・フラッセ=ソンベ(チェロ)、ジャン・ドゥベ(ピアノ)
G1983年生まれの若きチェリスト、フラッセ=ソンベは韓国で行われたインタ
ーナショナル・フェスティヴァル・オヴ・スプリングでゴールド・メダルを
授与されるなど今が伸び盛りのアーティスト。

SYR 141410(CD+dts) \4500
恋のフルート ――
G・F・ヘンデル:協奏曲変ロ長調、フィッツウィリアム・ソナタ
W・バベル:ソナタ変ホ長調
J・C・ペプシュ:トリオ・ソナタ ト短調
R・ウッドコック:協奏曲第5番ニ長調
J・スタンリー:ソロ第2番ト短調
H・パーセル:シャコンヌ
W・コルベット:トリオ・ソナタOp.2-2
G・サンマルティーニ:協奏曲
アンサンブル・バロック・ロンドー
Tベルギーのリコーダー奏者ジャン=ピエール・ブイエによって結成された「ア
ンサンブル・バロック・ロンドー」は25年の歴史を持つピリオド楽器によるア
ンサンブル。

SYR 141393(CD+dts) \4500
ジャン・クラ(1879-1932):海の風景/田園の風景/秘められた詩/舞曲
ジャン・ドゥベ(ピアノ)
ジャン・ドゥベは、2002年の4月にオランダのユトレヒトで行われたフランツ
・リスト国際ピアノ・コンクールで優勝を果たすなど、既に世界規模での活躍
を行っている23歳のフランス人ピアニスト。ジャン・クラのピアノ作品という
レア・レパートリーを積極的に取り上げる姿勢も素晴らしい。

※(CD+dts)はこのCDはノーマルCD+同内容の5チャンネルdts盤がセットになっ
ております。dts盤は専用の再生機器でないと再生することができません。スー
パーオーディオCDプレイヤーやDVDプレイヤーとは異なります。ご注意下さい。





<Cybele>
Cybele 360.701 \2250
フルートのための音楽 ――
イェルク・バウアー:インコントリ
トム・ローレンツ:ワディ
ボイダール・ディモフ:リフレクス
ギュンター・ベッカー:3つのインヴェンション
ベン・スヴェルクロップオーネ・ブルーメン
ディミトリ・テルツァキス:2つの行進曲
マンフレッド・トローヤン:オブジェト・トローヴェ
クリスティアーネ・ローレンツ(フルート)、
トマス・レアンダー(ピアノ)
ユルゲン・クスマウルが音楽監督を務めるシューマン室内管弦楽団に所属する
ドイツの女流フルート奏者、クリスティアーネ・ローレンツによる現代作品
集。いずれも20世紀後半に作曲された作品となっており、ローレンツが特殊奏
法を用いて鬼気迫る演奏を展開している。

Cybele 660.701 \2250
ポートレート ――
ペーテル=ヤン・ワーヘマンス(1952-):
弦楽四重奏曲/エーヴィッヒ/フレージ
ドーレン・クヮルテット
2005年に「調性音楽から12音技法まで」という著作を発表したオランダの現代
作曲家ワーヘマンスの弦楽作品集。ワーヘマンスの作品は、オランダ放送フィ
ルにも演奏されるなど注目度が高まっている。





<Natives>
CDNAT 08 2枚組 \4500
ジャン=ジャック・ボヴァレル=シャルパンティエ(1734-1794):
オルガンのための作品集 ――
行進曲/ミサ曲《Royale de Dumont》/Carillon des morts/
ノエルによる12の変奏曲
マリーナ・シェボルキーナ(オルガン)
ジャン=ジャック・ボヴァレル=シャルパンティエは、18世紀後半における最
も有名なオルガニストの1人とされるフランスの音楽家。パリのサン・ヴィク
トール王立大修道院、マレ地区のサン・ポール教会のオルガン奏者として当時
のフランス音楽界で重要な役割を果たしたとされている。
モスクワ出身のロシア人オルガン奏者シェボルキーナは、ヴェルサイユ宮殿王
室礼拝堂のオルガニストを務めるなど世界有数のオルガン奏者として活躍して
いる。




<Musiques Suisses>
MGBCD 6254 \2300
スイスの新旧のリコーダー作品集 ――
伝承曲:エイヤンのカリオン、フィーシュのカリヨン、マガリ
ヨハネス・ヘール(1489-1553):フォルトゥナ・デスペラータ
ルートヴィヒ・センフル(1486-1543):Quare Fremuerunt
ルドルフ・ケルターボルン(1931-):スペクトレン
ヨハン・メルヒオール・グレトル(1626-1683):パン/他 全13曲
コンラッド・スタインマン(指揮)、アンサンブル・ディファレンシャス
第1回ブルージュ国際リコーダー・コンクールを制覇したスイスの達人スタイ
ンマンが率いるリコーダー四重奏団「アンサンブル・ディファレンシャス」。
スイスの伝承曲から現代作品で発揮される特殊奏法は凄い!

MGBCD 6255 \2300
スイスの声楽とギターのための作品集 ――
フェルディナンド・フーバー(1791-1863):
3つの歌曲《スイスの歌》、2つの歌曲、2つの歌曲《アルプスの薔薇》、
夕べの歌
ブルーノ・ザナー(1919-):ヴェルレーヌの4つの詩
イェルク・ウィッテンバッハ(1935-):Laut Kafig
エルンスト・ヴィドマー:ペテネーラのグラフィコ
本島阿佐子(ソプラノ)、ティノ・ブルシュ(テノール)、
クリストフ・イエギン(ギター)
スイスの名ギタリスト、イエギンの奏でる素朴な音色が印象に残るソプラノ、
テノールの歌声とギターがタッグを組んだ歌曲集。ソプラノの本島阿佐子は国
立音大を卒業後、国際シューマン・コンクールで1位なしの第2位に輝くなど高
い歌唱力が称賛を受けている。




<Resonance>
CDRSN 3056 \1250
J・シベリウス:ヴァイオリン協奏曲ニ短調Op.47
P・I・チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.35*
ヴァディム・ブロドスキー(ヴァイオリン)、
イェルジ・サルワロウスキ(指揮)、アントニー・ヴィット(指揮)*、
ポーランド国立放送交響楽団
ブロドスキーが信頼関係を築いてきたポーランドのアーティストたちとのコン
ビで録音を行った2大協奏曲が復刻リリース。




<Pure Classics>
PCACD 002 \1780
クリストファー:ガニング:ローズマリー&タイム
クリストファー・ガニング(指揮)、様々なアーティスト
イギリスのテレビ・ドラマ「ローズマリー&タイム」のサウンド・トラック。
演奏者にはデイヴィッド・パイアットやグレイグ・オグドン、リチャード・ワ
トキンスなど豪華な面々が名を連ねている。

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07-07 No.6

2007年07月07日 19時03分59秒 | Weblog
●内容変更のお知らせ
下記商品は2枚組でご案内しておりましたが、1枚ものに変更になり、価格も
\3350に変更なりました。

734351(DVD-Video) 2枚組 \6450 ※枚数・価格変更 1枚 \3350
マイスキー/チェロ協奏曲集
ハイドン:
チェロ協奏曲第1番Hob.VIIb-1
チェロ協奏曲第2番Hob.VIIb-2
ヴァイオリン協奏曲ハ長調
 [マイスキー編曲:チェロ版]
ヴァイオリン協奏曲ト長調
 [マイスキー編曲:チェロ版]
ウィーン交響楽団
(監督:ブライアン・ラージ)
シューマン:チェロ協奏曲イ短調作品129
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:レナード・バーンスタイン
(監督:ハンフリー・バートン)
ミッシャ・マイスキー(vc)

==================================

※コメントはメーカー案内書より抜粋です。

<VIRGIN CLASSICS>
VCD-3788772 2枚組 \3960
コンティ:オラトリオ「ダーヴィット」全曲
ダーヴィット:マリヤナ・ミヤノヴィツ(コントラルト)
ミコル:シモーネ・ケルメス(ソプラノ)
サウル:フリオ・ザナシ(バリトン)
ジョナータ(ヨナタン):ビルギッテ・クリステンセン(ソプラノ)
アブネール:ソニア・プリナ(コントラルト)
ファルティ:ヴィト・プリアンテ(バリトン)
イル・コンプレッソ・バロッコ
アラン・カーティス指揮
作曲者フランチェスコ・バルトロメオ・コンティは1681年フィレンツェ生まれ
でウィーンの宮廷で活動。テオルボの名手でもあり、1714-1725年ウィーンの
カーニヴァル時のオペラのほとんどを作曲した。「ダーヴィット」はダヴィデ
とサウルの物語を題材とし15年後に作曲されたヘンデルの「サウル」と同じス
トーリーによっており当時よく比較された。2003年、カーティスはフィレン
ツェで蘇演しコンティの故郷での恐らく初めての上演を200年以上過ぎて実現
させたました。本録音に際してカーティスは自身の校訂版を作成して臨み、CD
発売に合わせてNovello社より出版される予定。

VC-3857852 \1980
ティール:交響曲第4番「マグマ」
エルキ=スヴェン・ティール(Erkki-Sven Tuur b.1959):
Igavik(永遠)(男声合唱と管弦楽のための-2006)
w/エストニア・フィルハーモニー室内合唱団男声部、
エストニア国立男声合唱団
交響曲第4番「マグマ」(ソロ・パーカッションと交響楽団のための-イヴリン
・グレニーに捧ぐ、2002)
w/イヴリン・グレニー(パーカッション)
Inquietude du fini(有限の不安)(室内合唱団と管弦楽のための-アーヴォ・
ペルトに捧ぐ、1992)
w/エストニア・フィルハーモニー室内合唱団
The Path and the Traces(弦楽のための-2005)
以上エストニア国立交響楽団
パーヴォ・ヤルヴィ指揮
母国エストニアの作品演奏に意欲を燃やすヤルヴィの新録音。
母国エストニアの音楽はヤルヴィの活動の中心でVirginクラシックスへの高い
評価を獲得したペルト作品の録音に続きエストニア国立SOと取り組んだティー
ルの作品。いずれも世界初録音。スコットランド出身のヴィルトゥオーゾ、グ
レニーとの録音は特に要注目。07年9月にフランクフルトで実演での共演が予
定されている。2010年からエッシェンバッハの後継としてパリ管弦楽団の音楽
監督就任が発表されたヤルヴィの新録音にご期待ください。






<TACET>
TACET 151 \2380
ブラームス:
(1)クラリネット三重奏曲 イ短調 op.114
(2)ピアノ三重奏曲 イ長調 (番号無し)
アベック・トリオ
マルティン・スパンゲンベルク(クラリネット:ミュンヘン・フィル首席)

TACET 156(SACD-Hybrid) \2380
ギヨーム・ブジニャック:テ・デウム、モテット集
1. Dum silentium 2. Alleluya Deus dixit 3. Ego gaudebo in Domino
4. Vulnerasti cor meum 5. Tota pilchra est 6. Fuge, dilecte me
7. Ave Maria 8. Tu quis es 9. Stella refulget 10. Ex ore infantium
11. In pace in idipsum 12. Beati mortui 13. Hodie cum gaudio
14. Ecce festivitas amoris 15. Unus ex vobis 16. Quaeram quem diligit
17. Ecce homo 18. Clamant clavi 19. Ha! Plange
20. O! Flamma divini amoris
21. Te Deum 22. Jubilate Deo
マティアス・ユング指揮
ザクセン・ヴォーカル・アンサンブル 2006年録音
ギヨーム・ブジニャック(1592以前-1641以降 フランス)
17世紀前半のブルボン王朝期、プロヴァンス地方におけるフランス教会音楽に
おいて、その大胆かつ、華麗な作風で知られるブジニャック。多くの宗教曲ア
ルバムで聴かれる「アヴェ・マリア 7. Ave Maria」含む美しいモテット22曲
のアルバムです。




<ARCHIPEL>
ARPCD0372 \1050
グラツィエッラ・シュッティ スタジオ録音集 1953/55/56
モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」から3曲のアリア
モーツァルト:歌劇「コシ・ファン・トゥッテ」から2曲のアリア
モーツァルト:歌劇「ドン・ジョバンニ」から3曲のアリア
ベッリーニ:歌劇「夢遊病の女」から 「私にとって今日は何と素晴らしい日」
ベッリーニ:歌劇「清教徒」から 狂乱の場「あなたの優しい声が」
ドニゼッティ:歌劇「ドン・パスクアーレ」から
ドニゼッティ:歌劇「シャモニーのリンダ」から 「この心の光」
ロッシーニ:歌劇「セミラーミデ」から 「うるわしい光が誘惑する」
グラツィエッラ・シュッティ(ソプラノ)
セスト・ブルスカンティーニ、ジョージ・ロンドン(バス)
ルドルフ・モラルト、ピエール・デルヴォー指揮ウィーン交響楽団 他
グラツィエッラ・シュッティ(ソプラノ)
イタリア生まれのコロラトゥーラ・ソプラノです。才気溢れる歌と演技で人気
を得、モーツァルト、ドニゼッティ、チマローザ等のスーブレット役を得意と
しました。
※スタジオ録音です。音質はとても良いです。

ARPCD0390 \1050
シュヴァルツコップ ザルツブルク・リサイタル 1956年8月7日
バッハ:
「あなたが、そばにいたら」(アンナ・マグダレーナ・バッハの音楽帖より)
ペルゴレージ:
「もしも私を愛して、ささやいてくれるなら」(イタリア歌曲集)
ヘンデル:「いとしの森よ」(歌劇「アタランタ」より)
グルック:「流れる小川に」
ベートーヴェン:「寂しさの喜び」(ゲーテの詩による3つの歌op.83-1)
シューベルト:
「シルヴィアはだれか告げよう」 D.891、「鳥たち」 D.691
「孤独な人」 D.800、 他
ヴォルフ:
「ミニョンの歌」、「フィリーネ」、「夜の魔法」、「ジプシーの娘」
リヒャルト・シュトラウス:「いこえ、我が心」(4つの歌op.27-1)
「子守歌」(5つの歌op.41-1)、「悪天候」(5つの小さな歌op.69-5)
モーツァルト:
アリア「男たちはいつもつまみ食いをしたがる」K.433(K.416c)
シューベルト:「焦燥」(うつくしい水車小屋の娘 D.795から)
エリーザベト・シュヴァルツコップ(ソプラノ)
ジェラルド・ムーア(ピアノ)
1956年8月7日 ザルツブルクでのライヴ録音
※音質はとても素晴らしいです。




<ANDROMEDA>
ANDRCD5096 4枚組 \2380
ブラームス:
(1)交響曲第1番 ハ短調 op.68
ロスアンジェルス・フィル 1947年7月10日
(2)交響曲第2番 ニ長調 op.73
NBC交響楽団 1940年2月17日
(3)交響曲第3番 ヘ長調 op.90
ニューヨーク・フィル 1953年12月
(4)交響曲第4番 ホ短調 op.98
RAIミラノ交響楽団 1954年 (初出!)
(5)運命の歌 op.54
RAIミラノ交響楽団、合唱団 1952年4月16日
(6)ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 op.83
マイラ・ヘス(ピアノ) ニューヨーク・フィル 1951年2月11日
(7)ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.77
エリカ・モリーニ(ヴァイオリン) ニューヨーク・フィル 1953年12月20日
(8)ヴァイオリンとチェロの為の二重協奏曲 イ短調 op.102
ジョン・コリリアーノ(ヴァイオリン)、レナード・ローズ(チェロ) 
ニューヨーク・フィル 1951年2月2日
(9)大学祝典序曲 op.80
ロスアンジェルス・フィル 1947年10月7日
以上 指揮はすべて ブルーノ・ワルター
※録音年代にばらつきがあり、音質の統一感はありませんが、全体的に良い
音質です。尚、一部にマスターに起因する音とび等がございます。ご了承
くださいませ。

==================================

下記のご案内は、今年の3月にご案内するはずの新譜情報でしたが、マガジン
で掲載が漏れておりました。すでに発売になっておりますので、よろしくお願
いいたします。

<RCA RED SEAL US>
88697061062 \1900
ブラームス/:ヴァイオリン・ソナタ第1-3番
ニコライ・スナイダー(p) イェフィム・ブロンフマン(p)
このCDはメニューインが「イザイの後継者」と絶賛したエリーザベト王妃国際
コンクール(97年)の覇者ニコライ・スナイダーにとってBMGクラシックス4枚
目となるもので、パートナーであるピアニストに現在世界最高のピアノのヴィ
ルトゥオーゾの一人であるイェフィム・ブロンフマンを迎えてコラボレーショ
ンした最新アルバム。完璧なテクニックに裏付けられたその高い音楽性あふれ
る演奏で21世紀の世界楽壇におけるトップ・ヴァイオリニストの上位に欧米で
はすでに位置づけられているスナイダーの録音はこれまでヴァイオリン協奏曲
と小品集だけであったが、このディスクで始めてピアノとの室内楽の大曲に取
り組んだ。ヴァイオリン・ソナタの中でもロマン派音楽を代表する室内楽の傑
作であるブラームスの3 曲のソナタは、ベートーヴェンの10曲のヴァイオリン
・ソナタと並び重要な作品で、ヴィルトゥオーゾとして最高の資質と音楽家と
しての深みが必要とされる。名手ブロンフマンと時にはテンペラメントを合わ
せつつも丁々発止、作品を完璧に弾きこなし若々しい感性と音楽性で、新鮮な
感動を呼ぶ見事なコラボレーションである。次のリリースはブラームスとコル
ンゴルトのヴァイオリン協奏曲(ゲルギエフ指揮ウィーン・フィル!)も大き
な期待が持たれる!
【録音:2005年12月13-19日、
パーチェス・カレッジ・アート・センター、ニューヨーク】

88697074092 2枚組 \2900
ザ・エッセンシャル・マリオ・ランザ
【Disk 1】
1: Be My Love (from "The Toast of New Orleans"), 2: Drink, Drink,
Drink (From "The Student Prince"), 3 La donna e mobile, 4: Danny Boy,
5: Granada, 6: Because You're Mine (From "Because You're Mine"),
7: Ave Maria, 8: Valencia, 9: The Loveliest Night of the Year (From
"The Great Caruso"), 10: Song of India, 11: Because, 12: O sole mio,
13: The Donkey Serenade (From "Firefly"), 14 :If I Loved You (from
"Carousel"), 15: Serenade (From "The Student Prince"), 16: Funiculi,
funicula, 17: Golden Days (From "The Student Prince"),
18: Arrivederci, Roma (featured in "The Seven Hills of Rome"),
19: You'll Never Walk Alone, 20: Beloved (From "The Student Prince"),
21: Come prima (From "For the First Time"), 22: E lucevan le stelle,
23: Santa Lucia, 24: I'll Walk With God,
Disk 2】
1: And This is My Beloved (from "Kismet"), 2: Cielo e mar, 3: If I
Loved You (from "Carousel"),4: Deep In My Heart, Dear (from "The
Student Prince"), 5: Core 'ngrato, 6: Una furtiva lagrima, 7: Ah!
Sweet Mystery of Life, 8: Canta pe' me, 9: Santa Lucia luntana,
10 Memories, 11: With a Song in My Heart (from "Spring Is Here"),
12: O paradiso!, 13: Temptation (from "Going Hollywood"), 14: Celeste
Aida, 15: Fenesta che lucive, 16: A Night to Remember, 17: Non ti
scordar di me, 18: Somewhere a Voice Is Calling, 19: Softly, As in a
Morning Sunrise, 20: All the Things You Are (From "Very Warm for
May"), 21: Passione, 22: One Night of Love (From "One Night of Love"),
23: La danza,
アメリカの名歌手、マリオ・ランザ(1921年生-1959年没) 映画俳優、力強い
テノールの歌唱でコンサート、レコードおよび銀幕で絶大な人気を誇ったが、
本格的なオペラ歌手への転身を図る途上、38歳の若さで早世した。最近では、
彼のその美しくかつ豊かな声はカルーソーの次、ジュゼッペ・ディ・ステファ
ーノの上に位置するとも言われている。この盤では彼の最も有名な録音47曲
(1949-1959年録音)を収録したベストです。




<RCA RED SEAL Italy>
88697057742(SACD-Hybrid) \1900
ルイジ・ケルビーニ:6つのピアノ・ソナタ (第1-6 番)
アンドレア・バケッティ(p)
歌劇「メディア」や「レクィエム」で知られるケルビーニ。ロッシーニのフラ
ンス進出後にオペラ界での名声が凋落したため、今日では一部の作品しか演奏
されないが、当時は高く評価され、ベートーヴェンはケルビーニを当時の最も
すぐれたオペラ作曲家と見なした。またケルビーニが執筆した対位法の教本は、
ショパンやシューマン夫妻も用いたほど定評があった。彼の非常に珍しく、録
音も極少数のピアノ・ソナタを、イタリアの奇才ピアニスト、アンドレア・バ
ケッティが演奏をします。




<DHM>
82876895042 \1900
モーツァルト:
交響曲第40番 ト短調K.550 (第1稿版)、
第41番 ハ長調K551「ジュピター」
ブルーノ・ヴァイル(指揮)
ターフェルムジーク・バロック・オーケストラ
Vivarte、DHMなどに多数の録音してきているオーストリアの指揮者ブルーノ・
ヴァイル。長年一緒に演奏を続けている、カナダの古楽器オーケストラ「ター
フェルムジーク・バロック・オーケストラ」と今回モーツァルトの最後の交響
曲2曲を初録音。特に「ジュピター」の古楽器による演奏ものは、コレギウム
・アウレウムから始まり、ホグウッド、ブリュッヘン、ガーディナー、ノーリ
ントン、ピノック、インマゼール、オーケストラ・シンポシオン、ヤープ・テ
ル・リンデン、最近ではミンコフスキやルネ・ヤーコプスがそれぞれ独特解釈
演奏によって録音されてきた。その演奏になぐりこんだのがこのブルーノ・
ヴァイル。彼がこの曲を演奏しようと試みた際に、偶然発見されたのが、
「ジュピター」第4楽章のファゴットパートの一部に間違いがあること。(こ
れは、モーツァルト学者H.C.ロビンズ・ランドン博士も提唱しており、その原
因までも仮定して追究している)。このことにより正しいと思われる音に直し、
まるでドビュッシーの音楽のように感じられた音楽が、これこそモーツァルト
という音楽に蘇ったのだ。また、ヴァイルは楽譜どおりの指示を決意したのだ。
今まで古楽色が強かったり、独特なテンポや強弱を付けたりということはほと
んど無いが、それが爽快感溢れる素晴らしい演奏となっている。もちろん40番
もその演奏は同様で、あとからシュタルダー兄弟のために付け加えられたであ
ろうクラリネット・パート無しの第1稿版(他に古楽器演奏では、ホグウッド、
ヤープ・テル・リンデン盤のみ)での演奏で試みている。
【録音:2006年6月29日-7月1日、トロント・グレン・グールド・スタジオ】





<OEHMS CLASSICS>
OC526 6枚組 \4650
ベートーヴェン:交響曲全集(第1-9番:BOX)
スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ(指揮)
ザールブリュッケン放送交響楽団
早くもあの名演奏が、全集BOX化決定!
読売日本交響楽団第8代常任指揮者就任記念!
日本のファンへ皆様に、スクロヴァ&エームズ社長からの特別価格でのご提供
となります。 BOXの仕様は当社輸入「RCA・コンプリート・コレクションBOX」
と同じような紙製薄箱となります。

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