なんとまー風も無く暖かい事。この寒暖差はホントに凄い。今日の寒暖差は15℃です。最低気温6℃。最高気温は21℃(あくまでもアメダスデータ)。設置してある温度計では、最高気温28℃です。日向ですけどね。そうなると軽く寒暖差22℃以上です。この寒暖差に菜園のビニール(風除け)も直ぐにボロボロになってしまいます。プラスチックの劣化も加速です。洗濯はさみの劣化が酷い(涙)。まさにプラスチックを直撃って感じです。
さて今日の話題は掃除機です。しかしまーいつの間にか贅沢になったものです。と言うか、金の無い者は掃除機も買えませんよ。 売り場に行っても、掃除機で10万近くするのが沢山展示してあります。 もう、店員さんの横をすり抜けて、安価なコーナーを探すのも大変。
友人宅の掃除機は確か5年程前に買ったサイクロン式クリーナー。もちろん充電式で、しかも当時税込み6000円程のモデルです。そのバッテリーがついにへたって来ましてね。まだ別売でバッテリーの交換は可能なようですが、消耗品扱いで、しかも買った本体一式よりも高い。ま、よくあるパターンと言えばそれまでですが・・・。
それを見越して、数年前に廃版(製造終了する)前に、もう一台同じ掃除機を買っておいて正解でした。今はそれを使っているのですがね。
で、自治体的には小型家電で燃えないゴミとして出せるのですが、僕は多分バッテリーには余力がまだあるはずと思い、分解してバッテリーを取り出すことに。
それがこれ
①がバッテリーの塊です。どうやらニッケル水素電池の単三サイズを直列で繋げてあるバッテリーみたい。この手のバッテリーは一個でも弱ってくると、全体がダメになるパターン。
②がばらした状態。 テスターで測定してもみんなちゃんと電圧出ます。
それで、いつも充電する充電器で、容量測定とダメージ測定をしてみたら、案の定、一個だけやや劣化しているものの、他は全てOK。これは捨てるには、かなりもったいないという事で、早速常夜灯の電池に使用。
スペック的には、おおむね一本1500mAh位は貯められそうなので、市販のアルカリ単三電池と差ほど変わりません。ただ、一旦満充電しても、自己放電は大きいので(これが劣化ですが)、充電したら直ぐに使わないとね。
もちろんモーター系を駆動させるほどのパワーはありませんが、小さなLEDランタンを点灯させるくらいのパワーはまだあります。最後まで使い切る。それが節約の基本です。
一見ローテクに見える電池ですが、ローテクだからこそ、安全に再利用できると僕は思います。
今のハイテクは、なんでも見えなくなっています。見えないし、原理も複雑だから、メンテナンスは特別な資格や知識が必要です。それでいて、中を開いて部品を交換するか?というとそうではありません。関連する基板ごとの交換です。 交換された部品の中にはまだまだ使える部品が多数あります。でも、一つがダメなら全てNG。それが今の消費文明です。
少しでも企業間の競争で優位に立つために、複雑化して、資格制度を設けて、少しでも価格を上げる。 手法としては、一見有益な(利益性の高い)仕事を作っているようですが、やっている事はゴミを増やしている。
スマホやPCの世界など正にそれでしょうね。 回路が複雑になればなるほど、個々の部品の遊びも減るし(部品の融通性が利かなくなる)、管理も大変になる。
行き着く先は結局は自分の首を絞める結果になるのでは?と思います。
僕は今のローテクで十分。 再利用も出来るし、最後まで使ってあげられる。もちろん、小さな電力向きですけどね。この点は物理的に仕方がありません。森羅万象、誕生と共に劣化が始まるのですから。
全ては移り変わる。移り変わりの中で、自分の出来る工夫をしながら、楽しむ。
感謝を込めながらね。
おおいなる自然の恵みに感謝。 すべての存在はこの世界からの贈り物です。
何一つ素材から自分で作った存在は無いのですから。
>行き着く先は結局は自分の首を絞める結果になるのでは?と思います。
というのは私も激しく同意します。
昔は性能や機能にこだわっていましたが、高性能で高機能なものは直ぐに故障したりして、だいぶお金を捨ててしまったような気がしますし、故障するたびに心が折れて、精神的にも疲れてしまいました。
最近は、お金を払ったら負けだと自分に言い聞かせ、なるべく物を買わないように辛抱しています。