事態は刻一刻と変化している。 そもそも日本の歴史は、治水対策の歴史ではなかったのかなぁ? たまたまここ数十年、気候がおとなしかっただけで、もともと大陸からの気流と太平洋からの気流が拮抗してぶつかるのが日本列島。 そして梅雨前線が出来る。そのわかりやすいデータ(未来の)がこれでは?
二つの赤い円に阻まれ、梅雨前線は列島上を左から右へ・・・。ただこのデータも拡大すると様変わりする。地形的な影響、山林の状況、宅地の開発状況、(標高の高い場所なら尚更その影響は大きい)などで、色分布(湿度の多さ)が変わる。
でも大まかな傾向はこれで推測は可能。太平洋高気圧の張り出しが強まれば、愛知~静岡県の太平洋上の雨雲の塊が北上するし、逆なら、前線は南下する。その拮抗の具合で前線の通過位置が変わる。あとは実際の雨の降り方がどうか? それは、地形的な影響、山林の状況、宅地の開発状況 さらにはそこに住まう人々の意識に大きく左右される。
利己主義の方々が多ければ自然界は容赦が無い。それは、数年前の瑞浪の土石流(残土の問題)で明らかになったのでは? この国では自然との調和は非常に難しい環境(厳しい精神性が求められる)とも思えてならない。 ましてや文明と自然の共存を望むなら、力のある方々は心してかからねば末代まで遺恨を残すことになるのでは。真実の目はごまかせない。
先日のブログで「本州~北海道まで広範囲」と書いたが、既に予測データは変化している。それは人々の思い(国を司る立場の方々は大きい)を反映しているかのように・・・。