日々随想

日常の生活環境で活動したことや、感じたことを日記風に書いてみましょう

ひと風呂の味わい

2010-06-18 22:06:41 | Weblog
<2010.06.18>

梅雨となり蒸し暑くなると、入浴やシャワーで爽快な気分となる。
特に湯船で足を伸ばしている時は格別である。

もう30年くらい前になるが、仕事で夏の大阪に3か月ほど長期に出張していたことがあった。
この時は出張者専用の宿泊寮に寝泊まりしていたが、夏の大阪は蒸し暑く、仕事が終わると素早く帰り支度をして、帰寮後ひと風呂浴びて夕食を取る日々が続いていた。

長期出張も終わり、我が家に帰ってきて一番感じたのは、風呂の湯船に浸かった時のホットした安堵感であった。

寮の風呂も我が家の風呂も、湯船の形・大きさはほとんど変わらなかったが、お湯の感じがやはり違うのである。
もちろん同じ水を沸かした湯であるので、変わるはずはないのであるが、浸かっている時の自分のおかれている環境により、緊張を残したままか、ゆったりした気分になるか・・・・。
「あ~、我が家での風呂はいいなあ」とあらためて感じたひと時であった。

ところがそれから云十年経ったこの頃はどうかと云うと、「風呂はどうも面倒くさい、今日もシャワーにするか」である。

今夕は何日振りかで湯船で足を伸ばして、風呂のありがたさを思い出した。
シャワーばかりから少し卒業しなければと思い書き留めておくことにしよう。


       <一輪のあじさい>

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