日々随想

日常の生活環境で活動したことや、感じたことを日記風に書いてみましょう

口頭連絡の戒め <会社生活で学んだこと(Ⅱ-3)>

2011-05-29 14:09:26 | Weblog

2011.05.29 

 

「言った」「言わない」と、もめている新聞記事などを良く目にするが、口頭のみでのやりとり、決め事のまずい点である。 

 

会社においても仕事を依頼したり、関係部門への連絡などは口頭でおこなうことが多かったが、これらにまつわる失敗も多かった。 

 

他人への情報伝達では、口頭は話す人の頭の中と聞く人の頭の中が、その時々の本人たちの思惑や置かれている状況などで微妙に食い違うことが多い。

さらには時間が経つと、この食い違いが大きくなり、結果が相互の思いと違ったものとなり、もめごとの発端になるわけである。

 

会社生活でも、口頭依頼の結果『言った』『いやそんなことは聞いてない』という場面を何回も経験した。

一方では『仕事の依頼は必ず書面でないと口頭では受け付けない』という職場もあり、『何もそんなに厳しくせんでも・・・・、役所でないんだから』とぶつぶつ言いながら、対処していたこともあった。

 

このような経験をする中で、やはり他人に仕事を依頼する時や連絡事項は、書面でやった方が、思惑違いによるミスがなくなるし、何倍も仕事がスムースにいくということが分かってきた。

 

その後は、一寸した連絡事項でも『これは齟齬があってはまずい』と思われたものには、必ず書面で出すようにしたり、簡単なメモ用紙を使うようにしてきた。

当然その結果、思惑違いによる齟齬はかなり減ってきた。

 

定年後はほとんど、このような場面はないが、地域の活動などにおいては、会合などの議事録をしっかりとるように努めている。

会社生活で学んだことが、知らず知らずに応用されている一例である。

 

 

       <道路の造形美>

                                                       

 

         

                             <児童公園・・・・少子化で少しさびしい>

 

 

                  

                       <はぜの木・・・・かぶれるので嫌い!>


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報・連・相  <会社生活で学んだこと(Ⅱ-2)>

2011-05-22 15:04:36 | Weblog

2011.05.22 

 

ごく当たり前のことではあるが、会社生活では「報告」「連絡」「相談」が大変重要であった。 

 

会社は、人・物・金で動くと昔から言われている。 

この中で今回は、トップにも掲げられているように人に関係することである。 

 

ちょうど入社5年ぐらい経った頃であったと思うが、中堅社員としての訓練講座があった。

色々のテーマがある中で、「報・連・相」の重要さについても指導を受けた記憶がある。

この時は、「なーんだ当たり前のことでないか」と、たかを食って聞いていたと思うが、その後仕事がうまくいかないことの大半は、この「報・連・相」がうまくいってないことが、多いためであることが徐々に分かってきた。

 

一言でいえば、コミュニケーションの大切さということであるが、実践を通じては、特に上司・先輩への報告、そして関係する部門への連絡、これらをいかに密にしていくかということであった。

 

特に報告や相談を怠ったことによる、問題発生時の後始末の大変なことなどを体験する中で、「これは些細なことでも頻繁にやっておかなければいかんな」ということを肌で感じたことであった。

 

このような失敗経験を経てのち、若い部下などへは「上司には、少々つまらん事でも報告は頻繁にしなさい。

報告を受けていやな顔をする上司はいないよ。上司も人、報告を受けてない時のシッペ返しは大きいよ」と、自分の若いころの経験をもとに、居酒屋などで酒を飲む時など良く話したものである。

 

「報告」の大切さの事例を掲げたが、「報・連・相」の大切さは、結局はコミュニケーションの重要さそのものである、ということが眞に分かったのは、訓練を受けてから数年を経てからであった。

 

 

 

   <もみじ の花・・・・初めて見た感じ>

 

 

       

          <名前を知らない花・・・・きれい!>

 

 

              

             <こちらも知らない花・・・・緑の中に良く映えていた>


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「うん うん という返事はやめなさい」会社生活で学んだこと(Ⅱ-1)

2011-05-15 22:20:58 | Weblog

2011.05.15 

 

<プロローグ> 

しばらく記載を休んでいたが、会社生活で学んだことについて投稿して見ようと思う。 

定年後だけでなく自分の人生の生き方に影響してきた会社生活、人生の半分以上を過ごしたこの期間で、学んだことやためになったことを振り返って何回かに分けて書いて見ようと思う。 

 

<「うん うん という返事は止めなさい」>

 

入社後少しずつ仕事にも慣れてきたころであったと思うが、あるとき上司の係長に呼ばれ、

「君は先輩から仕事を教えてもらうときに、『うん うん』という返事をしているが、失礼にあたるよ、返事は『はい』と言いなさい」と注意された。

 

自分としては、まったく意識してなかったことで「エッ」という感じであったが、そうだったのかと、その後は意識して「はい」と言うように努めてきた。

 

振り返ってみて、係長からのこの注意がなければ、先輩から生意気な奴だと、ずーと思われていたかも知れないし、指導を仰ぐ他の諸先輩などからも同様であっただろうと思う。

 

ただ係長にしてみれば、「何でいやな思いをしてまで、こんなことを部下に注意しなければならんのだ!」と逆に思っていたかも知れない。

しかし結果的に私の会社生活にとっては、まさしく「金言」であったわけである。

 

「仕事が人を創る」と言われるが、職場はまさしく人生模様の縮図みたいなものであり、仕事を通じて、お客・上司・先輩・同僚などと相まみえる中で自分は創られていったんだなあと、思いを強くしているところである。

 

その後、私も同じような立場になったが、部下には「いやなことでも思い切って言おう」と、この上司の言葉を思い出しては、気持ちを強く持った次第である。

実践はかなり厳しく100点とは言えないが、「悪いと感じたところは、思い切って注意する」ように努めてきた。

 

もう50余年くらい前の、上司の一言であったが、「礼儀作法の戒め」「いやなことでも言わなければならないことがある」ということを教えていただいた、ありがたい言葉であった。

 

 

 

    <木陰が気持ち良くなった>

 

 

 

      

             <緑あざやか>

 

 

 

 

 

            

                  <大きなそら豆を見つけた>


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風邪で散々の連休であった

2011-05-08 13:47:31 | Weblog

2011.05.08

 

 連休が終わったが、先月の29日から一昨日まで風邪で引きこもりの連続であった。 

 

熱はあまり出なかったが、喉が痛くさらに咳もひどく、寝たり起きたりという状態で、早めに医者に行って薬も飲んでいたのに・・・・・。 

原因は良くはわからないが、近郊に住んでいる娘一家がすこし「ぐすぐす」していた時に、遊びに行った。 

ひょっとすると・・・、であるかもしれない。 

 

こんな連休であったが、今日は風邪もほぼ回復してきたし、天気も快晴であったので午前中に1時間ほど散歩をして来た。 

久しぶりであったので、一歩一歩の感触が足元から心地よく感じられて、「ああ元気なのが何より・・・・」という実感であった。

 

3年連用日記を見ていたら、昨年もこの連休の時に風邪をひいていてなかなか治らずに何処にも行けなかったと書いてあった。

風邪の期間も今年とほぼ同じで、1週間とちょっとのようであった。

自分の体力は、この季節の変わり目に弱ってくるのかもしれない。

 

昔から言っているように「季節の変わり目」は、自分にとっては要注意の時である。

 

 

 

      <こでまりの花と柿の新緑>

 

 

       

           <れんげの花・・・・満開>

 

 

                

                 <黒いかもめ・・・・リレーつばめ?タイプか>

 


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