<2020.10.31>
しばらくぶりに本を読もうと思い、かじり始めました。
特にきっかけと言ったものはないのですが、この頃ときおり退屈感を覚えることがあり、何もしないより、認知症遅らせのためにも少し本でも・・・・と、思い立ったわけです。
「さて、何を読もうか?」でしたが、新聞などでは『私の履歴書』的な記事には、馴染みがあったので、何か『人の物語』的なのはどうだろうかと考えて、『徳川慶喜』をテーマにした、“最後の将軍”(司馬遼太郎)を購入しました。
なぜ『徳川慶喜』に興味を覚えたか?ですが、江戸時代最後の将軍と言うことは知っていましたが、亡くなったのが大正2年と言うではありませんか。
封建時代の象徴の将軍が、明治を通り越して大正迄生きていたことに、実はびっくりしたわけです。
私の父親は明治37年生まれでしたので、大正の初めのこの頃には10歳位になっていたわけです。
急に『慶喜公』が身近に感じられるとともに、封建時代から現在の入り口に近い大正迄生きていたとは・・・・。
特に興味を抱いて読み始めたことは、70数年の生涯の中で『価値観』がどのように変わって来たのか、行ったのか・・・・、この変化が読み取れるのではと思ったからです。
読み始めてまだ数日です。
まだ将軍になる前の章でありますので、これからが楽しみです。
ただ本の題名が『最後の将軍』なので、この本どこまで『慶喜』のことが、綴られているか疑問です。
(おしまいの方を読めばわかるのでしょうが、それではあまりにもロマンがありませんので・・・・)
私の興味は、前に綴った様に、彼が江戸~明治・大正にかけてどのような価値観に変わって生涯を終えたのか・・・・。
それが知りたいところなんですが、どのような展開になるか?、しばらくこの本と付き合うことになりそうです。
<川に鯉?泳ぐ>
<こちらは・・・・カメの親子?>
<夕日間近の空を背に・・・・新幹線の橋梁(工事中)>