日々随想

日常の生活環境で活動したことや、感じたことを日記風に書いてみましょう

芋だんごを作る

2012-10-23 14:38:32 | Weblog

<2012.10.23> 

先週我が家で『芋だんご』を作って食べた。

芋だんごと言っても簡単なもので、さつまいもの皮をむいて輪切りにしたり、或いはサイコロ状に切ったりしたものがメインである。

これらを小麦粉を練った団子に、サイコロ状のものは練り込んだり、或いは輪切りにしたものは中に入れたり、団子の外側に太鼓のように張り合わせたものである。

このようにして形づくられただんごを、ふかし容器に入れて芋が和らくなったところで出来上がりと言うわけである。

ふかし芋は時々口にするが、この芋だんごは、小麦団子と芋の甘さがうまくかみ合ってなかなか美味な味である。

芋だんごは、子どもの頃良く母親が作ってくれて学校から帰ってからのおやつとして、良く食べていた思い出がある。

こちら長崎の方に来てからは、ほとんど芋だんごは食べたことがなく、少なくとも私が作ったのは今回が初めてであったと思う。

そういえば私の田舎では、『芋だんご』とは言わずに『芋もち』と言っていたと思う。

芋だんご、今様の孫たちにはあまり口には合わないようで、一緒に食べようとたくさん作ったが、かなり余ってしまった。

ただ、私にとっては懐かしい秋の味であった。

 

            <芋だんご・・・・サイコロ切>

 

  

       <芋だんご・・・・オンパレード>


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

映画「東京物語」を観て想う

2012-10-16 09:58:50 | Weblog

<2012.10.16>

 

先日近所の公民館で映画「東京物語」が上映されたので観に行ってきた。

何しろ一昔前(約60年前か)の作品であるが、小津安二郎監督、笠智衆・原節子・杉村春子・山村聡・・・・、と言った往年の名俳優が出演していた有名な映画であったわけである。

この映画は私が中学生頃の作品であるので、記憶になく多分観てなかったようである。

内容は、70歳前後の老夫婦が東京に住む息子・娘一家を訪ねて何日間か滞在し、表向きは歓待されるのであるが、どうも老夫婦にとっては、何となく居心地が今一で、期待して来たわけであるが、あまり長居もせずに老夫婦の住家に戻ってくる、という筋書きであった。

結局、息子・娘たちの家庭には、仕事がありまた子供がおり、その環境を中心として営んでいる生活があり、とてもじゃないけど、老夫婦の入っていく隙間がなかなかないわけである。

このように感じたことが、「もう帰ろうか」と言う気持ちになったようである。

もしこの映画を私が封切時(中学生頃)観たらどのように感じ取ったかは、定かではないが、想うに60年経った今でも、親子関係は、この頃とあまり変わってないな、いやむしろ気持ちのやり取りとしては、核家族化の現在は後退しているのでないだろうかと思うわけである。

この映画を観て特に感じたのは、『子供には頼らんようにせんといかんな』ということであったし、現実には、子どもの家庭の事がやはり気になっている『親ばか老夫婦』でもある。

この強気いつまでも続けたいものであるが・・・・。

 

        <秋の朝の雲・・・・珍しい模様>

 

       

            <柿色づく・・・・・10倍ズームにて>


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

パソコン講座このごろ

2012-10-09 19:43:22 | Weblog

<2012.10.09> 

パソコンの操作の指導を始めてから10余年を経た。

パソコン指導は、自分の定年後のライフワークともなっており、趣味らしい趣味も持たない自分に取っては、このことがなかったならば、無味乾燥な毎日になっていたであろうと思われる。

今は概ね5つのグループのパソコン趣味の方々(6・7名~20名くらい)と、月に2回ほど一緒に勉強をしているところである。

WORD・EXCELや年賀はがき作成などに始まったこれらの学習も時を経て、現在はデジカメ写真の取り込み、編集などが多くなってきている。

一部のグループを除き50歳以上のメンバーが多く、趣味的にパソコンを・・・・、と言う方が多い中で、自分としても究極は、「皆さんがデジカメで撮った写真・映像をパソコンで自由にハンドリング(スライドショーに編集してDVDなどに書き込める)できるようになれば、パソコンを勉強してきた意味は十分あるのでは、・・・・」と、話しているところである。

すなわち、写真・映像をDVDにする過程において、パソコンをいろいろ学ぶ項目も結構あり、スライドショーに入れる、BGMのCDからのパソコンへの取り込みや、テキスト文の挿入関係、ファイルの保存・呼び出しの方法、DVDへの書き込み方、関連するソフトの使い方など・など・・・・。

今まで学習してきた項目の復習も含めて、おおげさに言えば趣味としてのパソコン学習の集大成となって来ているわけである。

自分は皆さんに、かねがね、「とにかくパソコンを自分のものにしてください」と言っているが、写真・映像の学習を通じてこの目的に近づいていっているな と、感じているところである。

 

  

             <すすき>                                        <稲の掛け干し・・・・・バックに色づく柿の実>

 

 

        <こちら・・・・秋かぼちゃ?>


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

10月の香り

2012-10-01 13:59:59 | Weblog

<2012.10.01> 

 

10月となり『きんもくせい』の香りが漂う季節が来た。

春夏秋冬、季節にはそれぞれ匂いを感じるわけであるが、秋のこの『きんもくせい』の香りは、自分にとって格別に感じられる。

 

もともと夏のあのギラギラした暑さから、温度も湿度もちょうど良い、快適な環境となってくる中での、『甘酸っぱいような』この匂いが、何とも言えない季節の味わいを感じさせてくれるからである。

 もう少し遡って『きんもくせい』の想い出を綴って見ると、高校時代だったと思うが、夕方家に帰ってくると、庭先に植えてあった『きんもくせい』が、プーンと匂って来ていた。

さらには、この時期は稲刈りの季節で、帰ってからは『ふかし芋』のおやつを食べて、それから田んぼを日暮れまで手伝っていたわけであるが、帰り路すがら家に近づくと、また薄暮の中から『プーン』匂ってきて、少しうら淋しいような、『ホッと』するように感じたあの多感な時代を、『きんもくせい』の匂いで思い出すわけである。

 

『きんもくせい』は、1週間くらいで花びらとともに匂いも、なくなってしまう。

出来るだけ永くこの秋の香りを味わいたいものである。

 

      <きんもくせい・・・・ぷーんと>

 

        

              <さつまいも・・・・間もなく収穫>

 

<秋の風景(ズ-ム8倍)・・・・ススキ?・彼岸花・柿>


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする