日々随想

日常の生活環境で活動したことや、感じたことを日記風に書いてみましょう

ラジオと私(5)・・・・ラジオを組み立てた

2017-07-29 14:37:52 | Weblog

<2017.07.29>

ラジオ好きの私ですが、過去に2回ほど自分で組み立てたことがあります。

 

1回目は、もう余り覚えてはいませんが、多分高校生の頃だったようです。

 

2回目は、はっきりと覚えています。

 

それは高校を卒業して社会人となって、寮生活の時で多分二十歳頃だったようです。

当時は、故郷の家にあったラジオと違って真空管は、『ミニチュア管』という、以前に比べて小さく、大変格好が良く当時流行の真空管でした。

 

ラジオの技術雑誌に、揃える部品類の名前や組み立て方、配線図まで載っていましたので、街のラジオ屋から真空管は勿論のこと、抵抗器・コンデンサ・スピーカー・・・、それにこれらを納めるアルミ製の筐体(シャーシ)などを一式買って来たしだいです。

 

あまり、このアルミシャーシーに穴を開けた記憶がないので、いわゆるキットになっていたのかも知れません。

 

一番難しかったのは、やはり配線でしたね。

部品の端子同志を配線図を見ながら,5~60本位細い電線でつなぎ、ハンダこてとハンダ使って接着していくわけです。

 

何日間かの作業のあと、(配線間違いなど失敗もあったようですが)ようやく完成して『ピーピー・ガーガー』に始まり、ダイヤルを合わせると放送が、聞こえた時は、うれしかったですね。

 

ラジオの性能は、当時はやりのミニチュア真空管を5つ使った『5球スーパー』と言う代物で、家にあった4つの真空管の『並み4』より、高級感があり、それを感じながら自己満足したことを覚えています。

 

この組み立てたラジオは、その後の寮生活(約8年間)を楽しませてくれた、音の友達でした。

 

       <我が家の朝顔の花・・・・暑さのせいで葉っぱは、「なよなよ」>

 

  <近くの緑地帯のサルビアの花を上から見る・・・・水やりをするもこちらも「カラカラ」>


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私とラジオ(4)・・・・ステレオ放送(続き)

2017-07-22 15:42:42 | Weblog

<2017.07.22>

ステレオについては、こだわりが強いので今回も関連投稿とします。

 

先回ステレオ放送の産声的なお話をしましたが、実際にラジオでステレオ放送が始まり、何処でも聞けるようになったのは、ずいぶん年月が経ってからでしたね。

 

当地でもNHKのFM放送が先鞭を切って、それから何年か経ってから民放FMが放送を開始して現在では、ワイドFMなどと言って、AM放送をそのままクリヤーなFM放送で聞けるような時代となって来たようです。

 

当時、NHKのFM放送と民放のFM放送の開局にかなり時間差がありました。

実はその間に、私は民間の『有線放送』会社と契約して、FM放送を聞いていたんですよ。

 

有線放送は、当時から『バー』や『飲み屋さん』に引いてありましたが、それを個人の家に、有料で引いたわけです。

 

当然、聞きたい曲を電話でリクエストしては、楽しんでいましたが、ある時「なぜ、有線放送を個人の家まで・・・」と、問われました。

私は「演歌や好きな曲をFMステレオで聞きたいんですよ・・・」と。

 

そうこうしているうちに、当地にも民放FM曲が開局したために、有線放送は解約したしだいです。

 

もう一つ関係したお話をしますと、私が聞いているステレオコンポは安物です。

 

ただスピーカー(これも安物)は、木製のスピーカーボックスに入れてなくて、カーペットを『グルグル』に巻いて、その上にのせてあるだけです。

(カーペットですが、絨毯スピーカーと呼んでいます)

 

これは、インターネットから種を貰ったしだいで、どうしたわけか木製のボックスに入れたまま聞くよりも、『メリハリ』が効いて『迫力』もあり、3~4年まえから、愛用しているところです。(この項、以前のBlogで紹介しています)

 

ステレオ音へのこだわり、これから先も続くと思います。

 

              <カーペット(絨毯)スピーカー・・・・実際はもっと離して設置しています>

 

<ステレオコンポ・・・・上のダルマスピーカーはBluetooth(無線)でスマホラジオ専用です>


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私とラジオ(3)・・・・ステレオ放送

2017-07-15 10:36:53 | Weblog

<2017.07.15>

ラジオに代表される音響(オーディオ)機器の魅力は、何といっても『音の質』です。

 

俗にいう『ハイファイ』ですが、私はかなりこれにはこだわっています。

その生い立ちは中学・高校生頃の体験が今に尾を引いているようです。

 

どのような体験かと言いますと、私がまだ中学・高校生頃だったと思いますが、ラジオで立体放送(今でいうステレオ放送)が、時々あっていました。

 

やり方はこうでした。

NHKの第一放送と第二放送の二つの周波数を使って放送した音を、2台のラジオで聞くわけです。

 

そのうち1台は第一放送にダイヤルし、もう1台は第二放送にダイヤルを合わせて、右・左にそうですね、1~2mくらい離して並べて置いて、立体音(ステレオ)で聞くわけです。

 

当然私の家には、ラジオは1台しかありません。

そこで隣のおじさんに事情を話して、1台借りてきては並べて聞いていました。

 

確か、日曜日の午前11時頃からの放送で、『立体音楽堂』という番組名ではなかったかと思います。

 

私は、ここで初めて左右のラジオ(スピーカー)から、広がりのある(ステレオ)音響を聞き、その迫力に圧倒されると共に、魅力に取りつかれたわけです。

 

その後映画にもシネマスコープが登場して、迫力満点の立体音響により、画面の臨場感を盛り上げることで、観客を引き込み、魅力ある映画として現在に至っています。

 

ラジオの方は、その後はFM放送となり1台のラジオの中で、音を左右に分離する技術が確立されて、スピーカーのみ2個設ければ、ステレオ放送を楽しむことが出来るようになりました。

 

時代と共に立体音響に関係する技術は、進歩・変遷していますが、私の経験した中学・高校生頃が『ステレオ』音響のスタートだったのではないかと思われますね。

 

                 <当時を思い出しながら描いて見ました>

 

               <間もなく梅雨明けか>

 

          <珍しく飛行機雲がクロスしていました>


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私とラジオ(2)・・・・子供の頃のラジオドラマ

2017-07-08 15:03:13 | Weblog

<2017.07.8>

 

昭和20年代(子供の頃)私の家には、1台のラジオがありました。

 

勿論テレビなど想像にもない時代で、娯楽と言えばラジオを聞いたり、街に映画を見に行ったり、時おり巡回してくる芝居劇団を観る位でした。

 

私の家のラジオは、昔からある竪型で真空管が4本ささった、良く言われていましたが『並み4』と言うものでした。

(多分親父たちはこのラジオで何年か前の終戦の玉音放送を聞いたんだと思います)

 

私が丁度中学生頃?だったでしょうか、15分番組の新諸国物語で『オテナの塔』や『笛吹童子』の物語劇が連続ものであっていました。

 

私はその中でも『笛吹童子』と言う物語が好きで、学校から帰ってからの夕方、ラジオの前に座って良く聞きました。

テレビの様に画像が無いので、物語の場面場面を想像しながら、食い入るように聞き入った記憶がありますが、大変面白かったと記憶しています。

 

笛吹童子は、後に東映の映画にもなりましたが、勿論近くの街に観に行きましたね。

 

ラジオの想い出と言えば、私たちは子供向けの物語などでしたが、8つ上の長兄は何か

『ジャズ』音楽を良く聞いていたようです。

 

ジャンジャン・プカプカの『ジャズ』は、おふくろが大嫌いで、これが鳴り出すと「ラジオを消せ―!」とか「音を小そうせんかー!」とか、言って怒鳴ってましたね。

 

そのおふくろは、『民謡』番組が大好きで、夜9時ごろからの民謡を聞きながら「ああ極楽・極楽」と言ってはフトンの中で良く聞いて・・・・そのまま寝入ることもあったようでした。

(多分昼間の田んぼ仕事の疲れを癒すためだったんでしょう)

 

実は私も民謡は大好きで、今でもよく聞きますが、このおふくろの好みのせいかも・・・・。

少し哀調をおびたメロディー、味わい深いですね。

 

次回は、私のラジオの音への拘りの始まりだった頃の想い出を綴って見たいと思います。

 

            <梅雨の雲?   夏の雲?>

 

            <トンネル工事・・・・新幹線用(1)>

 

             <トンネル工事・・・・新幹線用(2)>

 

 


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ラジオと私(1)・・・・ネットラジオ

2017-07-01 13:42:09 | Weblog

<2017.07.01>

スマホのネットラジオを通じて、全国の放送局の番組を聞ける時代が来て楽しんでいます。

 

電波と通信の融合などと言う言葉が、大分前に言われ始めたと記憶しているのですが、インターネット網の整備で現実となって来たことを、日ごろより感じ入っています。

 

ラジオ好きの私は、以前から散歩の折には、イヤホンラジオをお供に音楽やニュースなど耳で、そして眼では景色をと、これらのコラボを今ではスマホのラジオを通じて、ずーと楽しんでいるところであります。

 

ただ、ネットラジオが普及するまでは、電波の強度の関係でこの地の放送局の番組を聞くだけであり、それに加えて特にAM放送の雑音にも悩まされて来ていましたね。

 

ところが、ネット放送はAM・FMの電波の種類や、あるいは放送局の距離に関係なく全国津々浦々の放送を、きれいなサウンドで聞くことができます。

 

故郷を離れて60年、ネットラジオのおかげで故郷の民放番組を聞かれるというのは、特にアナウンサーの話の端々に出てくる、場所の名前や行事などの話題を聞くにつけ、懐かしさも加わわり、楽しく聞き入っているところです。

 

このようにラジオ好きの私にとっては、ネットラジオの普及は本当にありがたいことであります。

 

80歳を前に、私がなぜ今でもラジオ好きなのか、子供の時代からを振り返りながら、次の投稿から何回か書いて見たいと思います。

 

                     <今朝珍しく虹を見た>

 

           <コンニチハ・・・・網戸越しに蝶が挨拶に来た>

 

           <根付く・・・・先日曜に植えた「サルビア」>


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