<2017.10.28>
締めくくりの投稿にあたり、何故定年後16・7年間もパソコン講座を続けられたのか、についてちょっと触れて見たいと思います。
会社生活の時は、主には設計や管理部門の仕事をやっていましたが、原点は設計時代にあったようであります。
実は設計と言っても結構ルーティン的な業務が多くあります。
経験を積んで来るにつけて、このルーティン的な業務を何とか効率的にできないだろうか、という時に当時は電子計算機があり、この計算機に設計的な業務の一部を任せる方法は、というプロジェクトに参加したのが、今のパソコンとの縁の始まりであります。
以後、時代も進み会社の仕事も計算機を使った業務が大変多くなってきました。
さらには、電子計算機による集中一括処理から、爆発的に普及して来た現在のパソコンによるいわゆる個別分散・リアルタイム処理に変わってきたことは、ご承知の通りです。
このような背景にあったものですから、時代が進むと共に、私が定年を迎える時(子会社の管理部門へ出向)には、事務処理には殆どパソコンが使われていましたね。
実はこの定年前の数年間に職場の若い諸兄に、パソコンのEXCELを中心に操作を色々教えて貰ったわけですが、これが現在のきっかけとなったわけであります。
前にも書きましたように、もともと電子計算機の時代から機械を使って仕事をすることには、興味があったわけですから、出向先では朝早く出勤しては、「先生・先生ここの操作は?・・・・と」言った具合に、教えを乞いながら学習をし、それを実務に少しずつ応用していったわけです。
この間、都合4~5年のパソコン経験があったものですから、定年後「さてと、これから何をしようか??、趣味もないしなあー・・・・・」と、思っていた矢先に『公民館パソコン講座』の看板が眼に飛び込んできました。
「補助講師としてどうでしょうか・・・・」と、門をたたいたのが、今日まで続くスタートになったわけです。
今6つのグループ(全部で80人位)で丁々発止しながらお世話になっていますが、私の定年後を有意義に過ごさせていただいている受講生の皆さまには、本当に感謝の気持ちで一杯であります。
<蜘蛛と雲>
<秋たけなわ・・・・すすき>
<秋の匂い・・・・金木犀>