藤原コーチのテニスランド

チャンスに気付くヒントかも・・・

ニコニコしてよう。

2005年05月09日 | テニス
「ルパン三世になろう。」

ルパン三世 カリオストロの城を久々にみました。
もう何度もみていますが、やっぱり面白いです。

僕の基本は、ルパン三世です。
この作品は、僕の記憶にある中で、初めて父親に映画館に連れてってもらい、みた映画です。

この映画は、ルパンと次元が、国営カジノの大金庫から、お金を盗み出すところから、はじまります。

車の中が、札束でいっぱいになるほど詰め込んで、逃げます。

ルパンは札束に埋もれながら、運転しています。
ふと、その札が、偽札であることに気付きます。

偽札といっても、本物そっくりで、番号も違います。
普通に使っても、わかりません。

ルパンは「次元、捨てっちまおう。」
「これはゴート札だよ、よ~くできてっけどな~。」
「次の仕事決まったぜ、前祝にパ~っとやるか!パァ~と!」
と言って、車を走らせながら、道路にパ~っと、お金をぶちまけます。

普通に使っても、バレないお金なのに、躊躇もせずにバラマキます。
せっかく盗み出した、50億円のお金を一瞬でパーにします。

あなたには、できますか?

落ち込む様子もなく、口では「クソ、クソー!」って言ってはいますが、顔はニコニコしています。
お金をばらまくことを楽しんでいます。
そして、もうすでに、次のことを考えています。

まだまだ、ルパンにはかないません。
ものすごくカッコイイです。

ルパンは、プロです。
一流のプロ意識を持っています。
お金が、使えるか使えないかでは、ないのです。
偽者の仕事に、価値がないのです。
本物のお宝を手に入れることに、ポリシーを持っています。


テニスが強くなりたかったら、ルパンになりましょう。
たとえ、ミスをしても、試合で負けようとも、いちいち落ち込むのはやめましょう。

ミスをして、口では「クソッ!」と言っても、顔はニコニコしてましょう。
そして、終わったことは、すぐに頭を切り替えて、次のポイントに集中しましょう。

イカサマジャッジをして勝っても、たいした価値はありません。
一生懸命やって、負けることの方が価値があります。

すごいお宝を、手に入れましょう。


変化しよう。

2005年05月09日 | テニス
「ガンダムから、学ぼう。 パート10」

アムロは、戦いでララァに勝ちます。
はじめて分かり合えた人を、自分の手で殺してしまいます。
しかし、それはアムロの意思ではありませんでした。

ララァはアムロとの戦いの中で
「どうして、あなたは今頃になって現れたの?」
「あなたは、こんなにも戦えるじゃない。」
「わたしには、分かるわ、あなたには守るべきものも、人を愛してもいない。」

アムロ
「守るべきものがなく、戦ってはいけないのか?」

ララァ
「いけないわ。」

アムロ
「じゃあ、ララァは何のために戦っている?」

ララァ
「私は、私を救ってくれた人のために戦っている。」

アムロ
「それだけのために?」

救ってくれた人とは、シャアのことです。
ララァはシャアのことが好きでした。

シャアは
「私はララァのニュータイプとしての才能に惚れているだけだ。」
と言いますが、それでもシャアのことを慕い、少しでも助けになるよう努力し、そして、もっとも理解してくれるララァのことが、好きになっていきます。

シャアとアムロが戦っているとき、この戦いを止めようと、アムロの仲間であるセイラが入ってきます。
セイラはシャアの妹です。
セイラは、アムロとシャアは敵同士ですが、目的は同じ、ザビ家を倒すことなのだから、二人が戦うのは筋違いだと考えています。

シャアはコア・ブースターで割り込んできたのが、妹だとは気付かずに攻撃しようとします。
そのときララァが「いけません!」と言います。

「なに!」と一瞬シャアの意識がセイラにいきます。
その隙を突いて、アムロが止めを刺そうとします。
ララァはシャアを助けるために、身代わりとなって、アムロの攻撃を受け、死んでしまいます。

アムロとシャアは、この事で自分を責め、深く悲しみます。

ララァは最期に
「人は変わっていくわ、私たちと同じように。」と言います。


テニスは、うまくいかないことの連続です。
もちろん、自分を責め、悲しむこともあります。
それなのに、なぜプレーするのでしょうか?

それは、プレーする理由があるからです。
もしかしたら、それは自分では気付いてないことかもしれません。
しかし、守るべきものが本当はあります。

守るべきものは、自分を責めたり、悲しむことの先にあります。
そして、悲しみを乗り越えることで、守ることができます。
悲しみなど、辛いことを乗り越えると、人は強くなります。
強くなるとは成長することです。
そして、成長とは変化すること、変わっていくことです。

人は、変わっていくことで、喜びを感じることができます。
人は、変わっていくことで、気付くことができます。
大切なものが、実は近くにあることに気付くのです。

アムロは最後のシーンで
「僕にはまだ、帰れるところがあるんだ。こんなにうれしいことはない。」
と言って、ホワイトベースの仲間の場所に戻ります。

大切なもの、守るべきものは、心の中にあります。
人は変わっていきます。
変わっていくとは、ポジティブなことです。
変化こそが、楽しみです。
人は楽しむために、生きてます。
そこに、生きがいがあります。
気付かなかった、大切なものは、変化していくうちに、感じられるようになってきますよ。