ピンチでワクワクしよう。

「ルパン三世になろう。　パート２」

ルパンの車がパンクをします。
次元がジャンケンで負け、後輪のパンクしたタイヤを、スペアのタイヤと交換しています。
ルパンはその間、「平和だねぇ」といいながら、車の上で寝っころがっています。
その時、後ろから猛スピードで、二台の車がやってきます。
どうやら、花嫁衣裳を着た女の子の車が、追われているようです。

「次元、追うぞ！」
ルパンの車が急発進します。
「おい！どっちにつく？」
「おんなぁ～！」
「だろうな！」
次元が、追っている車のタイヤを撃ちます。
しかし、タイヤはピストルの弾でパンクしません。
「おい！あの車フツーじゃねえぞ！」
武装した車から、手投げ弾のようなものが落ちてきます。
爆発に巻き込まれ、ルパンの車のガラスが割れます。「あちっ、くぅ～っ！おもしろくなってきやがった！」
と次元が言います。
「まくるぞぉ～」
と言いながら、ルパンはニヤッと笑います。


ルパンと次元が、夜、宿に泊まっているとき。武装したプロの暗殺部隊に襲われます。
ルパンと次元は、殺されそうになるのですが、なんとか逃げることに成功します。
このときも
「あ～っ、びっくらこいだぜー！」
「こいつら、暗殺のプロだぜ、こいつは裏深いぜー！」
「あっ！、おもしろくなってきやがった！」
と言って、なんだかワクワクしています。

これが、テニスが強くなる秘訣です。

あなたは、ピンチになったとき、「おもしろくなってきやがった！」とワクワクできますか？

たいていは、「どうしよう？」「困った」などと、思ってしまうのではないでしょうか？

試合で、相手が強かったとき、「うわ、やばい！ヤダナな！ムリだな！」と思う人は、弱いです。
逆に、「うわ、おもしろくなってきやがったぞ！」とドキドキ、ワクワクできる人は強いです。

強くなるには、プレッシャーに強くなることです。
プレーシャーに潰されるのでなく、楽しみましょう！
ピンチを楽しめる人が一流になるのです。