藤原コーチのテニスランド

チャンスに気付くヒントかも・・・

動揺させよう。

2005年05月27日 | テニス
「ルパン三世になろう。 パート19」

ルパンに学ぶ、テニスで勝つためのポイント。
4、動揺させること。

伯爵の護衛達が、包帯でぐるぐる巻きになっているルパン(ダミー人形)を、剣で突き刺します。

すると、ルパンは爆発し、中に入っていた偽札が飛び散ります。

「おまえの作った偽札だ。指輪の代金に受け取ってけぇ。」

大司教に変装しているルパンは、動揺している伯爵の背後から、パッと指輪を盗みます。


テニスで勝つには、この作戦は有効です。

相手を動揺させるのです。

この場合、カリオストロの城の最大の秘密は、かつて本物以上と言われた偽札を、製造しているということです。
これを、ルパンによって、公衆の面前で指摘されたので、動揺します。

僕が、たまにやる作戦は、相手の秘密兵器を、無力化させることです。
つまり、最終兵器を崩すのです。

相手の、ウルトラマンのスペシウム光線のようなものを、効かなくします。

ウルトラマンは、怪獣にパンチしたり、キックしたり、投げ飛ばしたりします。
そして、カラータイマーが鳴って、時間切れになると、最終兵器としてスペシウム光線で、怪獣をやっつけ、帰っていきます。

しかし、スペシウム光線を打っても、怪獣は元気満々でいたらどうでしょう?
「マジかよ!?ヤバッ!!」
と思います。
そして
「まじムリーッ!」
と言って、帰っていくことでしょう。

相手の選手の必殺ショットが、ストレートのダウンザラインだったとします。
しばらくクロスでつないでいて、トドメで必殺ショットを打ってきます。

それを読んで、意地でもストレートのダウンザラインを返します。
当然、相手の必殺ショットですから、厳しいボールです。
しかし、ポイントを、あえて相手に必殺ショットを打たせて、それを返球することだけに集中させます。

もし、それがうまくいったら、相手は動揺します。
「やばい!リーサルウエポンが効かない!!」
すごくショックを受けます。
いつも決まるはずの、決め手のショットが敗れると、自信を喪失します。

自信を喪失することで、精神的に乱れてくれるのです。

すると、試合の主導権は、こちらが握れます。

かなりハイリスクではありますが、成功したらすごく有利です。

ルパンのように、相手を動揺させましょう。