藤原コーチのテニスランド

チャンスに気付くヒントかも・・・

お宝を作っていこう。

2005年05月30日 | テニス
「ルパン三世になろう。 パート22」

時計塔にある文字盤に指輪をはめ込むと、時計塔が崩れ落ちます。
すると、湖の水が抜けていって、湖の底から、古代ローマの町が出てきます。
時計が崩れて、過去のものが出てくるなんて、オシャレな演出ですね。
ルパンはクラリス救出に成功します。

「隠された財宝か。」
「湖の下にローマの町が眠っていたなんて・・」
「ローマ人がこの地を追われたとき、水門を築いて沈めたのを、あんたのご先祖さんが密かに受け継いだんだ。」
「まさに人類の宝ってわけさ」
「オレのポケットには大きすぎらぁ!」


宝ものは、お金でも宝石でもなく、文化でした。
文化とは、生きてきた証のようなものです。
生活の中に、文化があるのです。
ローマ人は、それまで生活していたところ、いろんな思い出が詰まった場所が、宝物だったのです。

テニスでも、今までうれしかったこと、うまくいかなかったこと、がんばったことなどのすべてが宝物です。
もしかしたら、今は気付かないかもしれません。
しかし、あるとき気付きます。

「あの時、試合でボロ負けして、ものすごく悔しかったなぁ」
「ぜんぜん入らなかったサーブが、1発だけスゴイのが入った」
「私、才能ないのかなぁと落ち込んでいたけど、コーチに大丈夫だよ!と励まされた」
など、些細なことかもしれませんが、あるとき
「ああいうことも、あったなぁ」
「だから、今の私があるんだ。」
となります。

あなた自身のテニス文化は、これからが高度成長期です。
これからも、たくさんお宝を作っていきましょう。
ルパンにも盗めない、あなた自身のデッカイお宝にしましょう。