藤原コーチのテニスランド

チャンスに気付くヒントかも・・・

演出力のある人になろう。

2005年05月28日 | テニス
「ルパン三世になろう。 パート20」

ルパンに学ぶ、テニスで勝つためのポイント。
5、演出すること。

ルパンは、クラリスと指輪を奪うためのシナリオを綿密に練っています。
計画的であり、ダンドリが良いです。
自分のイメージしたシナリオを、上手く演出していくことが大切です。

テニスでも、演出力で勝敗が決まります。
コートの上は、舞台です。
自分の表現の場、それがコートです。
自分自身を、思い切り表現しましょう。
すごく楽しいですよ。

あなたは、自分自身の演出を考えてプレーしてますか?

テニスをプレーするあなたは、主役を演じる役者なのです。
しかも、ただ台本通りに演じれば良いのではなく、台本自体も自分で作成します。
さらに、主役の指導をしたり、演出を加えていく監督もします。
つまり、あなた一人で、主演女優(男優)、シナリオライター、監督の役割を果たしていくのです。

僕の場合、試合のときは、気分はジョニー・デップやブラット・ピットです。
見た目的には、ビミョー?に異なるかもしれませんが、気分はそうなのです。
そして、シナリオはだいたいサクセスストーリーです。
ハッピーエンドで終わるように設定しています。
ゲームを1つの物語として、演出を楽しみます。
物語を構成する基本要素は、起承転結です。
こういう流れでスタートし、ここでゲーム展開が変化し、ピンチの場面があり、そこから逆転し、ラストはにっこり笑ってガッツポーズをして、握手する。
そんな物語をプランニングします。

観客の人も、思わず感動し、拍手を送るような作品を作りましょう。
演出は派手に、演技は実力派俳優のように表現しましょう。

コートの上は舞台です。
ある意味、日常生活の自分とは違う自分を、演出できる場なのです。
普段演じている自分以外も、どんどん出しましょう。
いつもは、お母さんを演じている人は、子供のようにはしゃいでみましょう。
企画書を書くときに、リスクマネジメントに悩んでいるお父さんは、リスクの高いショットにもチャレンジしてみましょう。

ルパンのように、演出に力を入れている人が、よりテニスを楽しめるのです。