藤原コーチのテニスランド

チャンスに気付くヒントかも・・・

自分をパートナーにしよう。

2005年05月07日 | テニス
「ガンダムから学ぼう。 パート8」

アムロはララァ(ニュータイプの少女)と出逢うことで、さらにニュータイプ能力が向上していきます。
冷静さと、直観力がアップしていきます。
冷静さを保つには、心のバランスをとることです。
アムロは戦闘中に独り言をいいます。
「よし、いいぞ!アムロ」
「たのむぞ!ガンダム」
と、自分と対話することで、リラックスしています。

テニスでも、これが大切です。
試合中は、シングルスであるならば、味方はいません。
自分一人で、相手と戦います。
コーチはアドバイスしてくれません。
そもそも、試合中にコーチがアドバイスするのは、ルール違反です。
自分一人の力で、戦わなくてはなりません。
そのとき、唯一の頼りは自分自身です。
しかし、弱い人は、自分自身を敵にまわしてしまいます。
だから、負けるのです。
「なにやってんだ!バカ!!」
と、自分に言っている人は、自滅していきます。
自分を味方にできる人は、自分の中にコーチを持っています。
「大丈夫!いいスイングできてるよ!次はスライスでアプローチすれば、相手は浮かせてくる!イケるぞ!」
と、前向きな状態にしてくれます。

直観力がアップしてきたアムロは、迷わなくなります。
直感を信じて行動します。
このように、直感を信じて行動する人が強いです。
テニスは判断の連続です。
そして、遅い判断は、イコール負けとなります。
スピードが、勝敗をわけます。
ボールがくるのは一瞬です。ボールは待ってくれません。
「これは、こうだから・・・」と考えていたら、アウトです。
左脳を使うのではなく、感じる能力を磨きましょう。
自分の感覚を、信じられるようにすることが、練習の目的です。
感じて、一瞬で行動できるために、練習するのです。
自分の感覚を疑わないこと。
自分自身を信じ続けることができるのが、ニュータイプなのです。