大成殿と前庭を介して向き合う杏壇門(きょうだんもん)の屋根を撮った。
それにしてもこの奇怪な妖怪じみた生き物は何なのだ?まるで、背後の竜(?)を守護するために庭にわきだす地霊を見張る番犬のようでもあるが、学問とは、それほどに怪しげな力を持つものなのでろう。
■追記:いただいたコメントを手掛かりに調べると、妖怪の正体は「鬼龍子(きりゅうし)」というらしい。猫型蛇腹で牙があり、狛犬(こまいぬ)にも似た姿。鬼龍子は想像上の霊獣で孔子のような聖人の徳に感じて現われる。中国および朝鮮建築の屋根に見られ、廟や仏塔、王宮の屋根を守護している。中国では「走獣」とか「嘲風(ちょうふう)」、朝鮮では「雑像」とも呼ばれる。竜と見立てたのは「鬼頭(きぎんとう)」。鬼頭は、一種の鯱(しゃちほこ)で、龍頭魚尾の姿をして頭から潮を吹き上げている想像上の動物。水の神とされ、火災から建物を守る。
それにしてもこの奇怪な妖怪じみた生き物は何なのだ?まるで、背後の竜(?)を守護するために庭にわきだす地霊を見張る番犬のようでもあるが、学問とは、それほどに怪しげな力を持つものなのでろう。
■追記:いただいたコメントを手掛かりに調べると、妖怪の正体は「鬼龍子(きりゅうし)」というらしい。猫型蛇腹で牙があり、狛犬(こまいぬ)にも似た姿。鬼龍子は想像上の霊獣で孔子のような聖人の徳に感じて現われる。中国および朝鮮建築の屋根に見られ、廟や仏塔、王宮の屋根を守護している。中国では「走獣」とか「嘲風(ちょうふう)」、朝鮮では「雑像」とも呼ばれる。竜と見立てたのは「鬼頭(きぎんとう)」。鬼頭は、一種の鯱(しゃちほこ)で、龍頭魚尾の姿をして頭から潮を吹き上げている想像上の動物。水の神とされ、火災から建物を守る。
昨夜このブログにたどり着き、結構多く読ませていただきました。
この生き物は私には腹の文様(縦縞)といい虎~猫と感じたのですが…やはり猫科に通じる想像上の動物のようです。
正式には『鬼龍子』、竜に似た方は『鬼犹頭』というそうです。
後者は水の神で想像上の神魚だということでした…
このブログ、とても素敵ですね!
ちょっと検索して調べようがないとき、こうして教えていただけるのは、有り難いですね。コンピューターの扱いが分からなくて、マニュアルを調べるよりも知っている方に教えてもらう方が速いのと同じかもしれません。しかも、人間的ぬくもりがある。