ブログ「風の谷」  再エネは原発体制を補完する新利権構造

原発事故は放射能による公害。追加被曝阻止⇒放射性廃棄物は拡散してはいけない⇒再エネは放射能拡散につながる⇒検証を!

安岡沖洋上風力発電建設に反対する会のリンク集から当ブログへアクセスされた方へ まとめ(固定記事) 

2015-07-31 | 風力発電は危険

(管理人より)当ブログは再生可能エネルギーが原発を補完しているという主張をしています。従いまして、原発をなくしたいと願う管理人は再生可能エネルギー自体にも反対であります。そのシステムや内容をブログ上で検証し続けています。

この度、安岡沖洋上風力発電建設に反対する会のリンク集から当ブログへアクセスされた方に、当ブログの主張の内容を読んでいただきたいと思い、この記事をブログトップページに固定することにいたしましました。

私は、自然破壊である安岡沖洋上風力発電を建設して欲しくないという思いで、反対運動を会の立ち上げの段階からブログ上で応援してまいりましたが、当時のHP管理者さんが、私のブログを会のリンク集に載せておられました。ところがあるとき、それが消えていました。そして新しいHPになった際には、またリンク集に載せられていました。理由は分かりません。

7/19追記 「」内

「ついにリンク集から削除されました。 私は、反対する会の方から連絡をいただき、建設反対だとおっしゃるのでいろいろ参考動画などおすすめしてきました。そして集会にも参加し、危険性などお知らせしましたが、結局、反対住民が増え時間が経つうちに、いつの間にか再エネ自体は賛成だということを会の共通認識にされてしまいましたので、もう私は反対する会は応援できません。しかし、本気で止めたい市民の方は応援したいと思っています。

ここで、お伝えしておきます。反対する会の会長さんは、風力発電の技術者で、再生可能エネルギー賛成ということです

 

反対する会のHPに、このような記述がなされています。☟ 赤文字引用

http://yasuoka-yokono.jimdo.com/%E6%B4%BB%E5%8B%95%E8%B3%87%E9%87%91%E5%8B%9F%E9%9B%86/

我々は風力発電自体に反対しているわけではありません。生活の場から最低10km離してくれと、いっているのです。

最終募金目標は500万円。用途は弁護士費用・・・


 


とこのように、カンパを集めるという流れになっていますが、これはどういうことなのか私にはわかりません。ただ、こういった↑看板があるという事実。(反対する会のFBより)

これは 結局、10km離したら建設していいという意思表示としか取れないのですが・・・いいのでしょうか?

建設を白紙撤回してほしいと願う住民もたくさんいるはずです。でなければあんなにデモ行進もしないはずです。

もし地元に住んでいたら、やはり、そういう対症療法でなく白紙撤回を望むと思うのですが・・・不思議です。

10km離して建設して被害が出た時に責任は誰がとるのでしょうか?

2015/4/30 に 下関市役所記者クラブで行われた 安岡沖洋上風力発電建設に反対する会の 記者会見のツイキャスです。

 16:25~からの発言

弁護士

「我々は風力発電が全部いかんと言ってるわけではない。少なくとも人家からある程度距離を置いてくださいよと言ってるんです」

といった具合に弁護士も含めて風力発電は反対していないわけです。しかも、距離を取れとしか弁護士は言ってないわけです。

なぜなら、安岡沖洋上風力発電建設に反対する会の会長になった方は再エネそのものに賛成だからです。

新聞にも書いてありましたし、反対集会で私はご本人にも直接お聞きしました。

そして、その後の会のHPやFBを見ると、再エネ総論賛成、各論是々非々のような考えの講師を招いての講演会や、大学教授の論考など、再エネ自体に問題があるという考えを示すものはありません。

反対住民の皆さんの意見は、こうです☟

 

安岡洋上風力に関する私のツイッター ⇒  http://twilog.org/oldblue2012/search?word=%E5%AE%89%E5%B2%A1%E3%80%80%E9%A2%A8%E5%8A%9B&ao=a

なにか、反対運動は盛り上がっていってるようですが、長周新聞の内容もわかりにくく、最近はツイッターでしかメモしていませんでした。


「詳しいことは、わからんけど、自分の家の近くにできるのは、絶対反対、絶対阻止!」という人は、是非、再生可能エネルギーの欺瞞について学んでみませんか?

日本は今こうなっています。いかにも再エネが普及していないかのように利害関係者やメディアは言いますが、日本中に風力発電=低周波音公害施設がこんなに作られてしまっています。

狭い国にこのような設備を作ったらどうなるのか想像することが必要です。

.



NHK山口放送局の取材・2014年4月30日放映 

 

 

反対する会の会長さんは、NHKの取材で言っていることと、HPの内容が食い違ってるのですが・・・・理由は分かりません。ご本人はNIMBYとして捉えておられるのかもしれません。わかりません。

 


地元の病院の先生は、困っておられます。


市長は一体どちらの立場につくのでしょうか? 企業 OR 市民  ??



この医師は、まるで市民が、闇雲に怖がっているだけのように印象操作していますね。↑  このあたりは、原発による放射能と同じような論理を使っています。

風車は、ニュースにもあるように、何も規制がない今の内に建てられるだけ建て、人体実験をしているだけの施設です。住民は被害を被るだけということです。

県は、施設建設の規制や被害報告の有無、低周波についての規制がないのに建設許可を出そうとしているのでしょうか?

(仮称)安岡沖洋上風力発電事業環境影響評価方法書に対する知事意見

これを見ても、市民から被害の報告を受けるということは書いてありません。



すでに、風力発電で困っている市民の声を聞くべきです。

前田建設から準備書が年内をめどに出されます。http://www.minato-yamaguchi.co.jp/yama/news/digest/2015/0710/3p.html

こう言う流れになっています。

 

当ブログの過去記事ですが こちらをどうぞ。☟ 

安岡洋上風力発電計画 住民の「意見書」は重要だということについて 本気で風車を止めたい方にお願い。

 

 

前田建設の 下関市安岡沖洋上風力発電プロジェクト のHP

このHPは、告訴問題がおきたときに、 反対する会のHPが一時閉鎖され、いつの間にか前田建設のHPが作られていました。(もっと前かもしれませんが)

そして、反対する会のHPが再開されたとき、なぜか、内容が薄くなっていました。リンク集に私のブログも再度掲載されました。(いつの間にか)

しかも、リンク集の一番下は、自然エネルギー総論賛成の人のブログです。(風力は反対だけど、他は賛成といった主張)

 

反対運動が起こると必ず、「それ自体は賛成」という人が現れて

「対策を取れ!」「情報公開しろ!」という方向に市民が誘導されていきます。

それでは、建設を許すことになってしまうと思います。

過去記事の紹介☟タイトルを見て読んでみてください 特に黄色のところ。 太文字は安岡、山口県周辺関連。


これは便利!地図上で再エネ公害事業や煙突を確認できるというサイトまとめ。環境汚染をあぶりだそう!

自然エネルギー推進したって原発メーカーは原発の輸出をやめません。原発メーカーの不買について考える

山田征さんからのお便り(2) 今こそ脱「自然エネルギー」いつまで?いくらまで?払い続ける付加金

山田征さんからのお便り(1)今こそ脱「自然エネルギー」  きちんと知りたいスマートメーター

再生エネ中断で事業者4800人 怒りの渦 「クズ電力を無理やり使おうとすることほど愚かなことはありません」

市民に送配電の基礎知識がなければ騙される(3)新聞に溢れる再エネ御用記事にうんざり。蓄電池「放電」?

市民に送配電の基礎知識がなければ騙される(2)「系統安定化」という言葉はタブー?電気は品質が命。

市民に送配電の基礎知識がなければ騙される(1)全国に広がる再生エネ接続制限のニュース

恫喝する県漁協幹部「反対の陳情に行くのはやめろ。漁協として1000万円を(前田建設から)もらっている」

国は新聞広告でウソをつく!政府のプロパガンダ=全面広告に要注意!全部市民の血税なのに!

9/6の近藤邦明さん講演会に参加しました。市民は温暖化防止プロパガンダに騙されないように学習しよう。

山田征さんの自然エネルギー学習会、自然エネルギーの是非を問うイベントで共感の声!東京新聞に記事掲載!

朝日新聞に風力発電の提灯記事!日本野鳥の会は原発推進団体から助成金を得て自然エネルギー推進中。

風力発電所をめぐり中部電力子会社に県警が反対住民の情報漏らす!自然エネも原発と同じ。

東芝、ブルガリアに原発納入へ 原発メーカー東芝は再エネが増えても原発やめる気ありません。

原発事故直前から若い人たちを自然エネルギーに誘導し洗脳していた、環境NPO代表とプロパガンダ映画監督。

再エネ賦課金を集める費用負担調整機関の代表の原発に対する私見を見る。再エネの皮をかぶった原子力ムラ

東電と国が生活クラブや環境NPOに助成金をばらまいたのは、自然エネで原発を補完するためだった!その2

風車のオイル漏れで、洋上なら海の汚染。山なら水源地の汚染。洗っても追加汚染、産廃でも汚染。

安岡洋上風力発電計画 住民の「意見書」は重要だということについて 本気で風車を止めたい方にお願い。

安岡洋上風力計画に反対する私の理由。風車の廃棄物問題。発電設備は工業製品。いずれはゴミに。

安岡沖洋上風力「エネルギー政策を進めている側が人々の生活や生命を全く心配していないのが特徴」

安岡沖洋上風力 20年で670億円もの利益!「これだけ儲かるのだから目の色変えるはず」

中国レアアース「環境問題として有害物質による大気汚染、強酸性の排水、放射性物質など」

北九州にも洋上風力計画。なんと巨大風車70基!響灘は風車だらけ。風車病被害は10km圏内に!

安岡沖洋上風力反対の請願採択。南半球最大の風力発電所の真横に住むガードナーさんの訴え。

呆れる毎日新聞の社説。風車計画地の地元住民の声を聞け!問題点を無視するな!

3/9安岡沖洋上風力反対集会、住民250人参加で熱気!新築の家を売りに出す人もいる。風車は人権侵害!

白滝山「山が削られた。風車の柱やブレードは夜中に運ぶ。邪魔な電柱やガードレールを撤去。運搬後再設置」

【驚愕】世界の風車事故を調べて驚いた!世界中で合計1485件の事故が発生。146人の死亡者。

全国で風力発電計画に反対運動 佐世保市宇久島 白浜町椿  安岡沖洋上風力 反対署名3万3000筆超!

2009年澎湖諸島 風力発電所が”台湾のヤギを殺す” 海外で健康被害出てるのになぜ日本に?

山口県内の脱原発運動の不自然さに対する私の考察。自然エネルギーと脱原発がセットにされてるのはなぜ?

第4回 3/9「安岡沖洋上風力発電建設に反対する会」住民集会で被害実態の体験談を聞くことができます

【クリーンエネルギー】の宣伝のもとで風力発電反対すると白い目で見られた~牛農家が廃業

再エネプロパガンダ!プリキュアのエンディング背景に巨大風車が立ち並ぶ!

目に見えない低周波を可視化する。雪で可視化された風車による”カルマン渦”

豊北町の経験「風力発電は原発と同じ 人を殺していくものだ」「良いことずくめの説明しかされなかった」

下関市綾羅木地区で説明会 安岡洋上風力発電計画 原発と同じ安全宣伝に憤り

下関 安岡洋上風力発電計画 反対署名2万7000筆! 安岡病院も反対署名!

【唖然】日本に作られた風車が、すでに99基はゴミになって撤去・休止されている事実をご存知ですか?

【驚愕】白滝山・豊北ウインドファーム(1)巨大風車の真下で恐怖を実感。なんと麓にはメガソーラーまで! 

安岡洋上風力反対集会に参加。巨大風車20基建設予定の安岡の海を眺め、貝殻を見つめる。

「安岡沖洋上風力発電建設に反対する会」HPと反対集会(12/22) 

あのちゃんのマンガでよくわかる風力発電の嘘!風車に夢とかロマンは要りません。

【驚愕】30年後、日本はソーラーパネルと巨大風車のゴミ屋敷!再エネ廃棄物問題【設備には寿命】

採掘・製錬時に放射性物質を撒き散らすレアメタル・レアアースは自然エネルギーにも使われている事実

マレーシアのレアアース抽出工場~ブキメラ放射能汚染「私たちは、涙がかれる程たくさん泣きました」

下関・安岡沖の洋上風力発電に対する周辺住民の反対意見を読む (2)バードストライク問題

下関・安岡沖の洋上風力発電に対する周辺住民の反対意見を読む (1) 

風車のメンテナンスは地上100mから宙吊り命懸け、原子炉ダイバー1回の潜水で4.5mSvの被曝

三ツヶ峰ウインドシステムについて。【動画】オーストラリアABCTodayTonightより風力発電の問題点

山口県の集中豪雨被害で考えた。風力発電はいらない。三ツヶ峰ウインドシステム計画に疑問

 

コメント

調布墜落事故。軍隊も民間も飛行機は落ちたら同じことです。墜落すれば市民が巻き添えになる!

2015-07-26 | 事故

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20150726-00000463-fnn-soci

 

 

小型機が住宅に墜落、3人死亡 調布市

日本テレビ系 7月26日(日)15時35分配信 

26日午前11時頃、東京・調布市の調布飛行場を離陸した小型飛行機が近くの住宅地に墜落した。小型機や住宅などが燃え、小型機の男性2人と住民の女性1人の合わせて3人が死亡した。

 警視庁などによると、26日午前11時頃、調布市富士見町で小型飛行機が住宅に墜落し、小型機と住宅5棟や自動車2台が燃えた。この事故で、小型機に乗っていた男性2人と墜落した住宅にいた女性1人の合わせて3人が死亡し、他に5人がケガをしているという。墜落した小型機には男性5人が乗っていたが、後ろの席にいた3人が助かったという。また、死亡した2人は操縦席と隣の席にいたという。一方、巻き添えで死亡した住民の女性は小型機が墜落した住宅の2階にいて、1階にいた女性の母親は、ケガをしているものの無事だという。

 墜落現場は、調布飛行場の滑走路の先端から約800メートルの住宅街で、近くには中央自動車道・調布インターチェンジがある。東京空港事務所によると、飛行計画では、事故機は午前10時45分に離陸し、1時間かけて東京の大島に到着する予定だった。実際は10時58分に離陸し、その直後に飛行場の1.8キロ南に墜落したという。個人所有の機体で、機長を含め5人が搭乗していたという。

 墜落した機体は、単発エンジンの小型プロペラ機「パイパーPA46型」、通称「マリブ・ミラージュ」。機体の全長は8.8メートル、両翼の幅は13.1メートルあり、パイロットを含めて6人乗り。国土交通省によると、今回墜落した機体は1989年10月11日に登録されている。この機体は、2004年10月にも、調布飛行場から北海道の札幌丘珠空港に飛行した際、いったん着陸した後、再着陸に失敗して機首を滑走路に突っ込む事故を起こしていた。その後、機体は修理され、今年5月1日には定期的に行われる国の耐空証明検査に合格していた。




 

 

 

  

「異常なエンジン音」=住宅街の中、青ざめる住民―軽飛行機墜落・東京

時事通信 7月26日(日)13時57分配信

東京・調布市の住宅街に26日、軽飛行機が墜落し民家が炎上した事故は、民家にいた人も巻き添えとなった。
 「爆発音がし、大きな炎が上がった」「明らかに異常なエンジン音だった」。近隣住民らは青ざめた表情で、日曜の白昼に起きた惨事の恐怖を語った。
 会社員須永光太郎さん(32)の家は、炎上した住宅の2軒隣。「無我夢中で119番したが、その後恐ろしさがこみ上げてきた」と表情をこわばらせた。「私の家のアンテナをかすめるようなコースで落ちており、もう少しずれていたら自分が巻き込まれていた。今は住民の方の無事を祈るだけです」と話した。
 須永さんによると、異常なエンジン音が近づいてきたと思ったら、衝突音の直後、大きな爆発が起きたという。「長年住んでいて、軽飛行機の音も聞きなれているが、明らかに異常で聞いたことのないエンジン音だった」と証言した。
 近くの親戚宅に来ていた町田市の女性(45)は「バイクが壁に衝突するような音がして、悲鳴が聞こえた。誰かが『飛行機が落ちた』と叫んでいた」と振り返る。「こんな住宅街で、怖いです」と固い表情で話した。 

 

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20150726-00000449-fnn-soci

 

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20150726-00000460-fnn-soci  より抜粋引用

飛行場すぐそばの運動場で、サッカーの試合を見ていた一般の人が撮影した。
画面から飛行機の姿が見えなくなったあと、15秒ほどして、ドーンという、墜落した時の音が聞こえた。
この映像には、その後、周りにいた人が驚く声が入っている。
撮影した人は、「風は吹いていないのに、飛行機がふらついているように見えた。上空を通過したあとに、プロペラの音が聞こえなくなった」としている。

 https://twitter.com/knobonzo/status/625151559593099264 ツイッターより

調布市の住宅街に小型飛行機が墜落 延焼中

テレビ朝日系(ANN) 7月26日(日)11時50分配信

 東京・調布市の住宅街に小型飛行機が墜落しました。住宅や飛行機の中に逃げ遅れがあるほか、住宅などで火災が発生していて、現在、消火活動が行われています。

 26日午前11時ごろ、調布市富士見町の住宅で「小型飛行機が墜落した」と110番通報がありました。警視庁などによりますと、小型飛行機が調布飛行場を離陸した直後に近くの住宅街に墜落しました。小型飛行機には5人が乗っていて、そのうち2人の安否が確認されていません。住宅3棟と車2台で火災が発生しています。住宅の中で2人が逃げ遅れているということです。現在も延焼中で、東京消防庁の救急隊らが現場で救助活動をしています。

最終更新:7月26日(日)15時37分 テレ朝 news

 

 


 

(管理人より) 飛行機の墜落事故が起きました。 墜落した住宅の人が亡くなりました。巻き添えです。

この突然のニュースに関連しておかしなことが多いのに驚いています。

まず「逃げ遅れ」という言葉を使ったメディアの報道。ニュースが流れた第一報ではやたら「逃げ遅れ」という言葉を用いて強調していました。

まるで、逃げなかった方が悪いという感じを与えます。空からいきなり飛行機が降ってきて、どういうスピードで逃げれば「逃げ遅れ」と言われないのでしょうか?

これはもう異常です。飛行機が墜落することを住宅の中にいる住民が察知しようもないのに「逃げ遅れ」とは!この表現はいかがなものかと思います。

なんでもかんでも自己責任にしてしまおうという力が働いているとしか思えません。


少し前にハワイでオスプレイ墜落事故が起きたときブログ記事を書きました。

米軍機墜落事故遺族「事故が起きたとき、苦しみを背負うのは国民。配備で日本人全員にその危険性が増す」

今回の墜落事故で、もうすぐに「オスプレイと関連付けて騒ぐな」という恫喝的な論調を流すツイッターアカウントが出てきています。

米軍だろうが自衛隊だろうが、民間の飛行機も落ちたら同じことです。墜落すれば市民が巻き添えになるということです。

空を飛ぶものは墜落すれば同じです。関連付けて考えて当たり前です。懸念しないほうがおかしいのです。

空を飛ぶ不要なものを減らさなければいけないのに、米軍機、自衛隊やドローンや無人飛行機など、国策でどんどん増やしていっています。

そして実際に今年5月に熊本で無人機が墜落しています。☟

陸自の無人機が林に墜落 熊本で訓練中、けが人なし

無人偵察機トラブル 陸自、公表せず 日出生台  

ドローンもしょっちゅう落ちています。

科学技術を盲信し、確率論でモノを考えるのは愚かなことだということを原発事故で学んだはずではなかったのでしょうか?

「なんでも関連付けるな」という意見で恫喝されて、市民が萎縮して、関連付けてものを考えなくなってしまうことが体制側の狙いです。

市民にいろんなことの関連性に気づかれたくない体制側の意図が透けて見えます。


米軍機の墜落事故の巻き添えで亡くなった方の手記

あふれる愛に (1982年) 土志田 和枝

墜落時の火災でひどいやけどを負って子供二人を亡くし、自身も命を失ったお母さん土志田さん。この本自体は絶版ですが、ご遺族の本も出版されています。

ぜひ読んでみてください。

飛行機は燃料を大量に積んでいますから、墜落したら爆発炎上します。

落ちてくるものが、爆弾じゃなくてよかった」というのは間違いです。爆弾が降ってきたのと同じです。


今回墜落した機体は、以前に事故を起こしていたようです。

 航空事故調査報告書 Ⅰ個 人 所 属 JA4060 平成17年 5 月27日


 ヘリコプターや飛行機に放射性物質が積んであることは言われています。この飛行機はどうだったのでしょうか?わかりません。

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業者の施工のせいにしてはいけない。再エネそのものが事故の元、国策自体が自然破壊になっている

2015-07-25 | 再生可能エネルギー

 

屋根のソーラーパネル倒れる http://www3.nhk.or.jp/lnews/tokushima/8023423191.html 

NHK徳島 07月17日 14時17分

勝浦町では台風による強風で、住宅の屋根の上のソーラーパネルの一部が飛ばされ、隣の美容室に倒れかかっているのが見つかりました。 
勝浦町によりますと、勝浦町中角の住宅では屋根の上にあったソーラーパネルの一部が設置されたトタンごと台風の強風で飛ばされ、隣の美容室に倒れかかりました。 
また、町によりますと南西におよそ1キロ離れた同じ町内の生名ではバスの停留所の時刻表が倒れているという情報も寄せられているということです。町によりますといずれもけが人はいないということです。


ツイッターより https://twitter.com/angel0611G/status/624040786611417088



https://twitter.com/s_a_k_u_r_a_3/status/621868121142333440  より


(管理人より) 台風が通り過ぎた地域はソーラーパネルの被害もあったのではないでしょうか?

ツイッターで探してみたところいくつか出てきました。ソーラーパネルのガラスがバリバリに割れた人もいたようです。 https://twitter.com/yagiahiru/status/622389735038787584

NHK徳島のローカルニュースで「屋根のソーラーパネル倒れる」という記事が出たのですが、あっという間にキャッシュまで消されていました。

同じ日に出された台風関連の記事のキャッシュは残っていたのに・・・

従って、コツコツと地道に市民の情報を集めて、ブログに記録しておきます。


「国策として進められる技術開発の分野では、

その開発に不都合な事実または情報がしばしば隠される」

 

市川定夫 『新・環境学』現代の科学技術批判 Ⅰ 生物の進化と適応の過程を忘れた科学技術  より

 

最後に、昨年の広島土砂災害時の写真をアップしておきます。土石流で死者が出た現場です。

 

やたらと「ソーラーパネルが災害時に役に立つ」という宣伝がされていますが、果たしてそうでしょうか?

災害時にソーラーパネルが無事で初めて成り立つのであって、ソーラーパネルそのものが災害時に壊れたら何の意味もありません。

むしろ感電など、二次被害をもたらす厄介者になる可能性が大!

 

毎年しつこく言ってますが、日本は台風の通り道。土砂崩れが起きたらこうなります。

 

 

泥水が湧いてくることもあります。飯塚市の市会議員のツイッターより

https://twitter.com/nkawa2/status/624718396177813504

 

 

 土佐清水市のメガソーラー 海にまで泥水が流れ込んでいます。

 

土佐清水市の市会議員のブログより

 

関連記事☟

群馬で突風。一瞬にしてソーラー発電設備倒壊。太陽光パネル約2000枚がはがれてぐちゃぐちゃ、骨組み散乱。

高知県土佐清水市緑が丘のメガソーラーの為に削られた山から泥が海に流出。大岐の浜にも建設計画。

太陽光パネルは安全だと思ってる方へ見て欲しい情報(2)台風・竜巻でパネルはぶっ飛んでいます! 

自然災害で太陽光パネルはあっという間にゴミになる。それなのに何故「災害時のため」のメガソーラー?

↑宮崎豪雨、津波被災地で壊れゴミになったソーラーパネルの写真 

 

日本列島は台風の通り道。自然災害は想定しなければならない国なのに、国中にメガソーラーがある異常事態。

↑太陽光パネルの強度に言及した業者掲示板の記述を転載。相当事故があるらしく私の知り合いの太陽電池屋はやめてしましました」

 

台風の前に周辺のソーラーをチェック!あのちゃんの漫画チラシ ソーラー編 太陽光発電のヒミツ

↑ハリケーンで飛ばされたソーラーパネルの写真もあります。チラシを印刷してみんなで読みましょう。

 

【危険を承知で推進中!】資源エネ庁が原発メーカー三菱に調べさせた太陽電池モジュール廃棄物の危険性

【驚愕】30年後、日本はソーラーパネルと巨大風車のゴミ屋敷!再エネ廃棄物問題【設備には寿命】

一斉に電子廃棄物のニュース。電子ゴミはパソコンだけではない。太陽光パネルも電子廃棄物。


 

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土用の丑の日に産地不明のうなぎを食べなければいけないのか?

2015-07-24 | 除染廃棄物

 (管理人より) 今日は土用の丑の日ということで、「うなぎ」が売れてるというというベタなニュース。だけどこれは見過ごせないですよ。 ウナギの数が減って値上がりしてることは言っても、産地のことには一切触れない。

大阪のニュース動画をよく見ると書いてありました。愛知、宮崎、国内・・・国内ってどこだろう・・・・

 

 

 NHK福島県のニュースでは産地は言いませんでした 。福島県のうなぎかどうかもわかりません。水産庁のデータには福島産がありませんでした。

  

水産庁のデータを貼っておきます。 茨城県霞ヶ浦のウナギは、最高で 68ベクレル/kg 

 

 

 

 

厚生労働省のウナギのデータはこちら

千葉県銚子 H26.10.31採取のウナギ    セシウム計  130Bq/kg 

 

 福島のデータがありました。 

 

 

最高で 390ベクレル/kg 

 

日本中トラックが走って流通してますので、どこのうなぎが口に入るかわかりませんよね。

では中国産とどっちがましなのかという気持ちにもなりますが、まあ、これだけ、この日に集中して鰻を食べるという国民のやられっぷりに一番びっくりした次第。

ちなみに我が家はは、うどん。「う」がつくのでいいかなとw 九州のみょうがとオクラとゴーヤとトマトをのせて。

 

追記)  養殖うなぎについて 

http://www.rakuten.ne.jp/gold/kawasui/blog/youman/

現在、うなぎの養殖で使用している餌は、乾燥した魚粉に様々なビタミンやミネラル等を添加したものを水で練り、つきたてのお餅のような塊にしてうなぎに与える

餌は乾燥した魚粉(鯵や鰯やすけそう鱈)を中心にビタミン類を入れ、α澱粉を入れているので水で練ると、つきたてのやわらか~いお餅のようになります。 

 

どこの鯵や鰯やすけそう鱈なんでしょうかね~? 


 

コメント

東京新聞の誤誘導記事!企業がやろうが地元住民がやろうがメガソーラーはそれ自体が自然破壊 

2015-07-23 | 再生可能エネルギー
 
 
 
 
 
 
 
 
 (管理人より) 高知県と大分県のメガソーラー反対運動については、ブログ風の谷管理人である私も個人的に注目し、止めたいと思って行動してきました。
 
大分は現場にも行きました。
 
高知県については以下の記事をご覧ください☟
 
 
 
 
2015/7/21付東京新聞のこちら特報部の再エネ提灯記事に呆れました。
 
見出しだけ見ると、なんとなく一見、再エネ批判記事にも見えますが、ところがどっこい、巧妙な誘導記事になっています。市民の皆さん、騙されないでくださいね。
 
市民の声を代弁しているかのように見せて、東京新聞の記者が国と企業の代弁(=国策再エネを推進)し、読者を再エネへ誘導するプロパガンダ記事に過ぎません。
 
 
見出しを記事から取り出してみます。
 
 
自然壊すな巨大資本  ⇒「巨大資本」という言葉をくっつけているのは不自然 

景観も富も奪うのか   ⇒「富も」とは地元住民は言っていない

住民自ら発電事業急務  ⇒地元住民はそんなこと言っていない


メガソーラーは自然破壊だとリードで書いておきながら、まずは見出しの段階で「お金」の話にすり替えており、巨大資本と住民の対比から、エネルギー自給自足の話を、複数の学者の話を引用して権威付けしています。
はじめの自然破壊の話はどうなったのでしょうか? まず「巨大資本」を槍玉に挙げておいて結局はエネルギーの自給自足と市民発電に着地させるというシナリオありきの再エネ提灯記事であることは明白です。

しかも、これだけ紙面をさいておきながら、記事の中に住民の意見は、ほんのわずかしか入っていないことに注目。

住民の意見を記事から取り出してみます。


高知県土佐清水市の福永さん 「都会の資本がソーラーでひともうけしようと、地価が安く高齢化が進んで反対運動が起きにくい地方を狙う。自然を壊すマネーゲーム。ソーラーと自然のどちらが地元にメリットがあるかは子供でもわかる

大分県由布市の気賀沢さん 「目に入る美しい高原の風景がパネルで占められてしまう。ここは風も強くパネルが吹き飛ぶ危険もある



記事の内容は住民の意見を完全に無視していると言っても過言ではないでしょう。

地元住民の皆さんが、メガソーラーや太陽光パネルだけでなく再生可能エネルギー全体に関する情報や知識を、必ずしももっておられるとは限りません。

まずは「自分の住んでいる地元に建設して欲しくない」という気持ちが出発点であろうと思います。そして「会」が発足するのでしょう。

反対運動の会が記事の中にも紹介されていますので、それぞれリンクを貼っておきます。





私は、はじめ、会の「メガソーラー自体に反対しない」という表明について、運動の中でそういうやりかたもやむを得ないと考えていた時期もありました。
しかし、安岡沖洋上風力発電建設に反対する会の一件があり、やはりおかしいものはおかしいと言わなければ、結局のところ間違った方向に持って行かれてしまうことがわかりました。

 
上の会は二つとも、「メガソーラー自体は反対していない」ということが、公表されています。
会の今現在はどうなのかわかりませんし、会の中の人のすべての意見がそれと同じだとは思っていませんが、私は今後も自分の考えをブログに書きたいと思います。
 
「私たちは、再生可能エネルギーそのものを反対しているわけではありません」という運動に対しては、 私は賛同しません。白紙撤回を要求することには賛同します。

再エネそのものの問題・原因をきちんと調べて、検証しないことには、判断を誤り、結果的に誤誘導されるからです。メディアに利用されてしまうこともあるでしょう。

そう言うと必ず、「そんな勉強している暇なんかない」 「そんなこというと人が減る」 などという返事が返ってきますが、一人ひとりがきちんと調べて勉強して伝えていかないことには始まらないと思うからです。


今回の東京新聞の記事は「巨大資本」を叩いているフリをしていますが、そもそもソーラーパネルはハイテク工業製品です。
原子力産業などの巨大資本のチェーンの中で製造されるものです。

例を挙げると、 原子力産業の三菱グループの三菱マテリアルは 太陽電池向け製品を製造しています。 https://www.mmc.co.jp/corporate/ja/02/02/10-index.html

高純度多結晶シリコンの製造、 パワコン、 電極、バックシート・・・などなど。

太陽光発電を推進すれば、結局原発企業を儲けさせるだけ。収入源になるだけです。https://www.mmc.co.jp/corporate/ja/03/06/special/09/photovoltaic.html

市民がメガソーラーの事業主体になっても、並べるソーラーパネルは、原子力ムラのハイテク工業製品です。


ハイテク工業製品は野菜みたいに「自給自足」できるものなどではありません。

以下のような工業生産ラインの中で製造されていきます。

「自給自足」という言葉を、勘違いしてる人がたくさんいます。

たとえば捨てられているソーラーパネルやバッテリーを拾ってきて組み立てて、オフグリッドで自家発電で使うことを「自給自足」と言ってしまう市民がいます。廃棄物利用で、”電気を自分で作った”と主張する人がいますが、
結局そのパネルもゴミになるわけですし、国家的なエネルギー供給技術にはなりえません。
それは自分の趣味みたいなものです。

エネルギーの自給自足とは言えませんし、「エネルギーの自給自足」という言葉自体が、実に欺瞞的で矛盾があり、再エネプロパガンダの中で使われている言葉だということに気づかなければならないと思います。

「エネルギーの自給自足」というなら、日本にパネルに必要な鉱物資源が存在し、さらにそれを製造する工程でソーラーパネルの電気だけで対応しなければ、嘘になります。

不安定なパネルの電気でパネルは作れない、安定した火力の電気がなければ作れない上に、鉱物資源も紛争鉱物も含めてすべて外国からの輸入です。

さらに、レアアース採掘、精錬による外国の貧しい人たちの健康被害の上に成り立っているソーラーパネル。

そして設備寿命後は、膨大な電子廃棄物になるという重要なことが、一切、東京新聞の記事には書かれていません。

あげくにわけのわからないデスクメモという囲みで「再エネ無罪とは行くまい」という、自然破壊は仕方ないとも取れる論調。

再エネも原発も経済最優先の社会の上に成り立っているというのに、まったく最後まで呆れる記事となっています。

結局、東京新聞の言いたいことは、メガソーラーが市民の「富」になるなら、自然破壊に目をつぶれということでしょう。

企業が事業主だろうが、住民が事業主だろうが、メガソーラーはそれ自体が自然破壊なのに、本当に呆れます。


こういった再エネ推進の学者の論調は経済の論理であって、市民の命と環境を守る立場では全く語られていないということに市民は気づかなければならないと思います。

記事中の学者を調べてみます☟

東京農工大名誉教授(環境エネルギー政策)  堀尾 正靱  建設汚泥の焼成処理による粒状材の製造 


一橋大学 資源経済学 准教授 山下英俊  再生可能エネルギーの導入促進に関する政策研究 


こんな有様です。つまり再エネムラの住人ということです。

メガソーラーが自然破壊だということは、さすがに日本中で明らかになって、よくわかっていない市民にもバレてきました。

なので、再生可能エネルギーの政策決定に関わってきた人物は言い訳をきちんと用意しています。

この7/21の東京新聞の記事と連動して、再エネ政策決定に関わっているISEPの飯田哲也氏がフェイスブックツイッターで、東京新聞のこの記事を褒めちぎっています。

 
 
 

お得意の再エネ普及シナリオに沿った言葉が散りばめられていますね。今回の東京新聞のこの提灯記事を「好記事」と書いて、地元の市民電力に誘導しています。 

再エネ自体の本質的欠陥や、FITのしくみなどに目を向けさせないように、まさに、あっちむいてホイ! です。

山口県の脱原発市民は、

「小規模ならいいのよ、飯田さんがそう言ってたよ」

といった具合にほとんど騙されています。

飯田氏は山口県内に政治団体を作って、「植民地型メガソーラー」、「ご当地電力(コミュニティパワー)」という言葉でもって市民を洗脳し、あっという間に山口県から去りました。

こういう欺瞞を市民に言うのは、もうやめて欲しいです。

ご当地電力だって、自然破壊に変わりはないし、周辺住民にとって迷惑なのも同じこと。
再エネは公害事業だということを誤魔化すのはもういい加減にして欲しいです。

「ご当地電力」なんてやめて「ご都合ソーラー」に改名すべきです。
市民や個人が売電して儲けるソーラーであっても、貧しい市民の電気代に、強制的に再エネ賦課金を上乗せしてむしり取る仕組みは同じです。
ご当地電力だって、十分「植民地」的だと私は思います。
 
 
ここ最近の再エネ総論賛成、各論是々非々のメディアやSNSの論調。こんなものにごまかされてはどうしようもないです。
 
再エネは原発を温存させる為の自然破壊の公害事業です。
「小規模分散化」という言葉を刷り込まれてしまった市民は「巨大資本のメガソーラーは反対、市民のソーラーは賛成」と誘導されています。
 
巨大資本のメガソーラーも地元住民のソーラーも、太陽光パネルという工業製品を使い、
FITで売電するなら同じこと。自然破壊、ゴミの問題に変わりはありません。

再生可能エネルギー推進者は、原発事故前から、用意周到に準備していたことを知っていただきたいと思います☟












 企業がやろうが地元住民がやろうがメガソーラーはそれ自体が自然破壊
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除染廃棄物の再生利用。汚染バイオマスで作るバイオコークスは焼却炉の燃料として燃やされる可能性!

2015-07-22 | 除染廃棄物


除染土壌の再生利用検討へ 環境省

7月21日 20時45分 NHK

福島県の中間貯蔵施設に搬入される除染で出た土などの最終処分に向けて、環境省は放射性物質の濃度を下げて建設資材などとして再生利用する方法の検討を始めました。

福島県の中間貯蔵施設に搬入される除染で出た土などについて環境省は30年以内に福島県外で最終処分するとしていますが、最大で東京ドーム18杯分に上る土などの処分場の確保が大きな課題となっています。
このため、環境省は土などに含まれる放射性物質の濃度を下げたうえで土木や建設の資材などとして再生利用する方法を話し合う専門家の検討会を立ち上げ、21日、初めての会合が東京都内で開かれました。
会合では土を洗浄して放射性物質の濃度を下げる技術など、環境省が行っている実証事業が報告されました。
これについて専門家からは、再生利用できる放射性物質の濃度の基準を早く決めるべきだとか、技術開発だけでなく再生利用に対する社会の理解をどう得ていくのか検討すべきだといった意見が挙がりました。
検討会では今後、技術開発や具体的な用途などについて議論を行い、来年度にも再生利用の際の指針を策定することにしています。
検討会の座長を務める東京農工大学大学院の細見正明教授は「30年以内の最終処分は非常に大きな課題であり、再生利用に対して社会から広く理解を得るためにできるだけ多くの分野の関係者を巻き込んで議論したい」と話しています。

 

 

汚染土の再生利用策検討=17年度に指針―環境省

時事通信 7月21日(火)20時48分配信

東京電力福島第1原発事故後に福島県内の除染で出た膨大な汚染土を円滑に最終処分するため、環境省は21日、有識者会議(座長・細見正明東京農工大大学院教授)の初会合を開き、中間貯蔵施設で保管した汚染土の量を減らす減容化技術の開発に向けた検討を始めた。
放射能濃度の低い土を取り出して道路舗装に再生利用する技術などについて議論し、2017年度初めをめどに安全性の確認方法などに関する指針を策定する方針を決めた。
会議では、今後10年間程度の技術開発の戦略を今年度末までに打ち出すことも決定した。 


(管理人より)

除染土壌の処理について2014年の11月にブログ記事を書きました。☟

除染技術実証事業の中身に驚愕!すでに福島県以外の企業でも除染土壌処理実験が行われていたという事実。

原発事故後、実証実験という名前で企業に補助金をばらまいて、放射性廃棄物処理の技術開発をさせているわけですが、どこの企業がどういう実証事業をやったのかという報告書が、環境省のサイトに、例によって、わかりにくく置いてあります。市民が探し出せないようにPDF資料の山の中に埋もれさせるテクニック。

環境省 原子力発電所事故による放射性物質対策 www.env.go.jp/jishin/rmp.html
この下の方までスクロールしなければ除染土壌の資料が出てきません。しかも「その他」の中。

 


さて、ここから平成26年度を見ていきますが、平成26年度は、「原子力利用の健全な発展に寄与します」という公益法人、原子力安全技術センターが、環境省の受託事業で報告書をとりまとめています。

平成26年度除染技術実証事業(リンク:原子力安全技術センター) www.nustec.or.jp/etc/josen.html  より

報告書

本文 
・付録1:平成26年度除染技術実証事業概要書 
・付録2:個別試験結果と評価詳細 
・付録3:各技術のまとめ

 

 

これを見ると、除染土壌だけでなく汚染バイオマス(樹木枝葉・草等)を用いてバイオコークス化、さらに鉛と放射能汚染された漁網や放射能汚染された「いのしし」などの鳥獣を「減容化」という大義名分で燃やす実証事業も行っています。

がれき焼却の際の試験焼却と同じアリバイ作りです。実証事業をした企業(セメント会社や、建設会社など)には今後除染土壌などの処理が来る可能性があると私は思います。

特に恐ろしいのは、汚染バイオマスで作るバイオコークスです。

報告書の資料に、汚染バイオマスの放射能濃度の記載がありません。

 

除染廃棄物の木の枝や葉や草を土と200度で蒸し焼きにしたバイオコークス。

バイオコークスにすると放射能は濃縮されてしまうと考えられますが、バイオコークスのセシウム濃度の記載もないのです。

なのに、バイオコークスを「焼却炉の燃料として活用可能」としています!

 

 

 

さらに資料を見ると

 

「石炭コークス代替として利用が期待できる」と書いてあります。 Wikipediaで石炭コークスの用途を見ると☟

 

流通するとなると、どこでそれが利用されるかが問題となります。

 Wikipediaには石炭コークスは製鉄所、精錬、暖房、自治体のごみ焼却炉の補助燃料といった用途があげられていることから、これはあくまで私の推測であり、裏をとったものではありませんので想像ですが、

バイオコークスが石炭コークスの代替として使われるとしたら、元が廃棄物だけに、ごみ焼却炉の補助燃料、ごみ発電、バイオマスや火力発電の混焼などが考えられるのではないでしょうか。

日本中にそういった焼却施設は山のようにあります。そこで「再生利用」という大義名分で燃やされるとしたら、周辺の追加被爆は免れません。

Wikipedia バイオコークス に、すでに除染廃棄物に関する記述もあります。バイオコークスをハウス加温栽培、自動車部品メーカ所有のキューポラ炉に使うとあります。

バイオコークスにされてしまったら、もう日本のどこで燃やされていてもおかしくないと思われます。

 

こういった膨大な税金が流れ込む公害事業を進めている官僚と企業と学者の無責任 は、「廃棄物ムラ」としか言いようがありません。

「放射性物質は集中管理が原則」。これを学者なら言い続けなければならないはずが、日本中に放射性物質をばらまく手助けをしているのです。
日本中にばらまくお墨付きを与える学者は、御用学者と言われても仕方がないと思います。 
科学者の責任は重いです。

さらに  ・付録2:個別試験結果と評価詳細 を見ると、漁網と落ち葉を「減容化」という名の熱処理(450℃)をしています。

 

 

 

この実証実験は、担当した企業が違うわけですが、報告書にセシウム濃度が記載されています。桁違いの放射能濃度です。

こういった残渣物を最終的に、県外最終処分、再利用しようというのですから、どうしようもない。

県外最終処分に向けた考え方  josen.env.go.jp/soil/pdf/corre   を見ると

「減容化(=資源化)実施後の低濃度生成物は国民の理解を大前提に資源として積極的に活用します。 資源としての受入先のプロジェクトリサーチ・需給のマッチングを図ります」と書いてあります。

「マッチング」  これは震災がれき広域処理の時にも出てきた言葉。地方自治体にゴリ押しするということ。

「国民に説明」  これも震災がれき広域処理の時にも出てきた言葉。国民の反対を押しつぶすということ。 

 

 

 

 

除染廃棄物の福島県外での最終処分は、「放射性物質の集中管理」という原則とは完全に真逆の国策です。放射能汚染地域に住民を住まわせ続けるという愚策と同時に進められていることが信じられません。

科学的な妥当性はありません。 除染廃棄物の実証実験では正しいデータが出ていると言えないのではないでしょうか?

 

エンジニア樗木さん「このまま全国で処理されればセシウムが飛散して大変なことになる」放射性廃棄物の焼却

バグフィルターを素通りする放射能汚染 琉球大学名誉教授 矢ヶ崎克馬 


除染廃棄物の県外最終処分は放射性廃棄物によるファシズムです。

日本中で放射性廃棄物が燃やされて拡散されることをごまかすという世の中になったということです。

除染技術実証事業で技術開発した企業の周辺住民、ごみ焼却場、セメント工場周辺の住民の皆さん、JESCO関連企業の周辺住民の皆さんは、アンテナをはっておく必要があるのではないでしょうか?

それとも、毒ガスの中で人生を終える覚悟をしますか?

 

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人形峠の環境技術センターのウラン濃縮原型プラントでぼや。操作盤ケーブル焦げる。

2015-07-09 | 事故

 

人形峠環境技術センターでぼや

07月08日 19時11分 NHK岡山

8日昼前、鏡野町にある日本原子力研究開発機構「人形峠環境技術センター」の天然ウランの元加工施設で電源ケーブルの一部が焼けるぼやがありました。
センターによると放射性物質が外部に漏れるなどの影響はないということです。
8日午前11時ごろ、鏡野町上斎原の「人形峠環境技術センター」にある天然ウランの元加工施設で、施設内の気圧を低く保つための「排風機」を切り替える作業を行っていたところ、作業員が操作盤の電源ケーブルの一部に焼け焦げた跡を見つけました。
火や煙は確認されなかったということで、センターでは、消防に通報するとともに、放射性物質が施設の外に漏れないよう別系統の排風機に切り替えました。
施設内やセンター周辺の放射線を監視する機器に異常が見られないことから、センターは、放射性物質の漏えいなど外部への影響は出ていないとしています。
センターでは、定期的に操作盤の検査を行っていて、最後に確認した6月25日の時点では、電源ケーブルに異常はなかったということです。

センターは、電源ケーブルが焼けた原因を詳しく調べています。

07月08日 19時11分



 

人形峠でケーブル焦げる

RNC  7/8 17:38 

岡山県鏡野町にある人形峠環境技術センターで、今日、送電盤のケーブルが焦げているのが確認されました。
施設では、現在、濃縮ウランを作成した後に残る滞留ウランの回収作業を行なっていますが、事故による放射性物質の漏れは無いということです。
人形峠環境技術センターによりますと、事故があったのは「ウラン濃縮原型プラント」と呼ばれる建物の排気機械室です。
今日の定期作業中に、職員が配電盤の電気ケーブルが焦げているのを発見しました。
この施設では現在、濃縮ウランを製造する時にできた「滞留ウラン」の回収作業を行なっていますが、この事故による放射性物質の漏れは確認されていないということです。
センターでは対策本部を立ち上げ、火事のあった配電版を詳しく調査し、原因を究明するとしています。

 

毎日新聞 2015年07月08日 20時28分(最終更新 07月08日 20時49分)

8日午前11時ごろ、ウラン除去の研究などをする日本原子力研究開発機構人形峠環境技術センター(岡山県鏡野町)で、施設内の気圧を調節する「排風機」の操作盤ケーブルが焦げているのを職員が発見。火は既に消えていた。放射性物質の漏えいはないという。

センターによると、ケーブルがあったのはウラン濃縮使用機器の除染を研究する「ウラン濃縮原型プラント」の機械室で、ケーブル1本が長さ5センチほど焦げていた。排風機は2系統あり、焦げたのは使われていない方だった。センターが原因を調べている。【五十嵐朋子】


(管理人より)

岡山県の人形峠環境技術センターでぼや発生したそうですが、センターのHPの事故などのプレスリリースには出ていません

https://www.jaea.go.jp/04/zningyo/4-2.html

が、なんと、日本原子力開発機構の方のHPのプレスリリース欄に出ていました! わかりにくい!

 

(添付資料)
資料1 : ウラン濃縮原型プラント 位置図
資料2 : 排気機械室(1) 位置図
資料3 : 排風機電源ケーブルの焦げ跡箇所の現場写真

 

 

2013年~2014年に 3回も事故やトラブルが起きていることにも驚きました。

 
 にも関わらず、
 
7/8の夜になってこのような報道が山陽新聞の記事☟
 
2014年度はセンター周辺に異常なしというお墨付きを、岡山県環境放射線等測定技術委員会が与えるという会合が同時に行われていたわけです。
 
たまたま同じ日になったのかもしれませんが、変なタイミングのニュースだなと思いました。
 
センターではこうしてちょいちょい放射性物質が漏洩しているのに 簡単にモニタリングポストの結果で「異常なし」を出してしまっていいのでしょうか?
 
こんなような核施設は、なくして欲しいと心から願います。ウラン濃縮などしなくていいです。
壊すと膨大な放射性廃棄物が出るので、石棺?立ち入り禁止区域にして欲しいです。
 
 

鏡野・人形峠周辺 放射線異常なし 14年度測定で岡山県技術委見解

岡山県環境放射線等測定技術委員会(議長・小野俊朗岡山大自然生命科学研究支援センター教授)が8日、岡山市内で開かれ、日本原子力研究開発機構人形峠環境技術センター(岡山県鏡野町上斎原)周辺の2014年度放射線測定結果について「異常は認められない」との見解をまとめた。

 県が調べた上斎原地区3観測局の大気中ガンマ線量は、1時間当たり最大で0・078~0・102マイクログレイで、自然界の放射線分を除けば、県と町、機構が定めた管理目標値(0・087マイクログレイ)を全て下回った。機構が測定したセンター内外の8地点も目標値をクリアした。

 県の観測局のうち1カ所では、雨の影響による放射線量の変化を調べるための雨量計に不具合があり、3月3~26日の降水量が「欠測」として扱われた。この間の放射線量に異常は見られないことから、評価に大きな影響はないという。

 

岡山県環境放射線等測定技術委員会 

年二回の会合で、異常なしかどうかきめるんですか?

機微情報に関する審議は非公開ってなんですか?

「個人の思想・信条や国家機密など、きわめて慎重に取り扱うべき情報」は非公開ということ?





 
 

 

 



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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【問い合わせ】岡山県吉備中央町の加茂川で魚が大量死!数百匹?ハエ・メダカ・ウグイ・大ナマズも

2015-07-09 | 魚大量死

  


川で小魚が大量死 岡山県などが調査

2015/07/08 に公開  KSB瀬戸内放送 07月08日 18:30

岡山県吉備中央町の川で、小魚など数百匹が死んでいるのが見つかりました。
8日朝、岡山県の職員らが現地を訪れ、原因を調べています。魚が大量に死んでいたのは­、吉備中央町吉川の加茂川です。町によると7日夕方、近くの住民がメダカやウグイなど­体長5、6センチの小魚が大量に死んでいるのを見つけ、町に連絡しました。8日朝、県­の職員らが現地を調べたところ、死んでいた魚の数は、数百匹にのぼるということです。­また、この500メートルほど上流でも数匹の魚が死んでいたということです。岡山県で­は、持ち帰った川の水の水質を詳しく調べるなどして、大量死の原因を調べています。 

 

吉備中央町で魚が大量死

RNC西日本 7/8 11:46

 岡山県吉備中央町の加茂川で大量の魚が死んでいるのが見つかり岡山県などが原因について調査を進めています。
昨日午後4時頃、岡山県吉備中央町の加茂川で大量の魚が死んでいるのを釣りに来た近所の人が発見しました。
ハエやメダカのほか大きなナマズも浮いていたということです。
県と中国地方整備局で死んでいた魚を回収、川の水を採取し有害物質が含まれていないか詳しい検査を行なっています。
昨日行なった簡易検査ではPH値が6,5とやや酸性でしたが異常な数値ではなかったということです。
詳しい検査結果は明日判明する予定です。

 

 

吉備中央町 加茂川で魚が大量死

RSKニュース 2015年7月8日(水) 19:10 

岡山県吉備中央町を流れる加茂川で、メダカなど数百匹から1000匹ほどの魚が死んでいるのが見つかりました。

魚が大量に死んでいたのは、岡山県吉備中央町吉川を流れる加茂川です。
7日夕方、釣りをしていた住民が見つけ通報しました。
岡山河川事務所によりますと、加茂川の河内田橋から下流約100mに渡って、ハエ、メダカ、ウグイといった体長5~6cmの小魚を中心に、数百匹から1000匹程が死んだと見られています。
岡山河川事務所では、農薬が流れ込んだことや酸素濃度が下がったことなどが考えられるとして、採取した水を検査するなど、大量死の原因を調べています。

 

 

吉備中央の加茂川で小魚大量死 岡山県が原因を調査

山陽新聞 

岡山県吉備中央町吉川の加茂川で7日、ハエやメダカなどが大量死しているのが見つかった。

 国土交通省岡山河川事務所や県備前県民局環境課などによると、同日午後5時半ごろ、近くの男性が発見し町に連絡。約2キロ区間で小魚を中心に数百~数千匹が死んでいたという。簡易検査ではpH(水素イオン指数)に異常はなく、県が水を採取して原因を調べている。

 

化学物質などの流出想定の訓練

NHK岡山 07月08日 19時11分 

化学物質や油などの河川への流出事故を想定した合同訓練が総社市の高梁川で行われました。
化学物質や油の河川への流出事故では、被害の拡大を防ぐために迅速な対応が求められることから毎年、河川事務所や消防などが合同の訓練を行っています。 

8日は県内の1級河川の流域の関係者およそ60人が総社市富原の高梁川の河川敷に集まり、3つの班に分かれて訓練に臨みました。
参加者たちは、まず、おもりのついたロープを投げたりゴムボートで渡したりして汚染物質の拡散を防ぐ、オイルフェンスの張り方を学びました。
また、水質を調べる訓練では県環境保健センターの職員に簡易検査キットの使い方を教えてもらいながら、試薬の色の変化を見て水の汚染の程度を判断していました。
岡山河川事務所によりますと県内では、ことし5月に津山市で軽自動車が川に転落して油が漏れるなど6月末までの半年間に6件の水質事故が起きているということです。
岡山河川事務所の川島明昌副所長は「実際にオイルフェンスを張る機会は少ないので、8日の訓練の成果を生かして事故が起きた際は迅速に対応したい」と話していました。

07月08日 19時11分



(管理人より)また魚大量死のニュースですが、今度は岡山県です。吉備中央町の加茂川。 

取り上げたのは地元のテレビ局で、ニュースが流れてあっという間にネット上からも、局のHPからニュース動画が削除されました。

KSBだけ残っていたので動画で上げておきます。新聞では山陽新聞が小さく取り上げていました。

NHKは岡山での地元の魚大量死を取り上げていません。NHK岡山のローカルでも取り上げていません。

箱根町でアユが死んだニュースは全国に流れたのに、岡山県で魚が死んだニュースは、ローカルニュースのみの扱い・・・・

にもかかわらず、化学物質の川への流出想定訓練を行ったニュースが、魚大量死とは無関係の形でNHKで報じられています。

こういった訓練が必要になるほど、岡山県は化学物質などの河川への流出事故が起こっているということです。

なのに、魚大量死のニュースは小さくしか報じられておらず、あっという間に消されました。


岡山県環境管理課に問い合わせ

 

現在、岡山県環境保健センターで検査中です。 BOD、PH、農薬類など。

国土交通省の岡山河川事務所を通じて結果は発表されます。

テレビにも出ると思います。農業利水はされている。

 


ということでした。

http://www.pref.okayama.jp/page/detail-41781.html  ここで調べるのでしょう。


鳴滝ダムに加茂川は流れ込んでいますが、鳴滝ダムを調べてみると、

上水道用として吉備中央町へ確保供給する多目的ダム


と書いてあります。  現在はどうなっているかわかりません。

岡山河川事務所のHPを見ると、PDFで第一報がありました。

国土交通省 河川における魚類のへい死の発生について(第1報) 【7月7日(火) 23:30時点】

 

 

さらに水質事故に備えた訓練のことも7/6/にお知らせが出ていました。

平成 26 年水質事故発生状況について (岡山三川水質汚濁防止連絡協議会 (岡山三川水質汚濁防止連絡協議会 事務局受報分)

 

岡山だけで こんなにたくさんの流出事故が起こっていたんですね

「発生事象別では「油類の流出」が半数以上の大多数を占めています。「化学物質」 とは農薬が流出したり、事業所から薬品な どが流出する事故が発生し、「排水・汚 泥」とは、事業所から未処理のままの排水 が流出するなどの事故が発生しました。」

 

 

 

 検査結果が出たら追記します。

 

 

追記  「原因特定できませんでした」で幕引き。  

箱根のアユ大量死事案よりは、検査報告でただけましだけど、それでいいのでしょうか?

7/10 http://www.cgr.mlit.go.jp/okakawa/kouhou/kisha/H27/150710kisha/150710kisha.pdf

 

 

 追記 環境保全課に 問い合わせた方からの情報 7/10


放射能検査はしてません。なぜかというと、魚の大量死が吉備中央町の加茂川でだけであって、他ではみつかっていないので、人形峠のトラブルと関係あるとは(例えば放射能漏れ)思えないからだそうです。

なお、鳴滝ダムについては上水道として作られましたが、取水はしてなくて、吉備中央町の水源にはなっていないそうです。なお、鳴滝ダムより下流の河、(旭川も)については、魚の大量死などの報告は無いそうです。

 

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ついに福島県の帰還困難区域で多数の死者が!「直ちに影響はない」はもう終わり。

2015-07-05 | 被爆者、被害者、市民の声

和解前に238人死亡 福島・浪江町民の賠償増額申し立て 

日本経済新聞 2014/12/25 2:00

東京電力福島第1原発事故で全町避難が続く福島県浪江町の約1万5千人が賠償増額を求めて原子力損害賠償紛争解決センターに申し立てた裁判外紛争解決手続き(ADR)で、申立人のうち238人が東電との和解前に亡くなったことが24日、関係者への取材で分かった。

 紛争解決センターは今年3月に慰謝料の増額を認める和解案を提示。東電は「原子力損害賠償紛争審査会の中間指針に基づき賠償を受ける他の避難者との間で公平性を欠き、影響が大きい」などとしてこれまで2回、和解案を拒否し、現在も協議が続いている。

 申立人のうち、東電が最初に和解案を拒否した今年6月時点で179が亡くなっており、11月28日時点で計238亡くなった。ADRを担当する檜野照行副町長は「東電は事業計画に掲げた『和解案の尊重』に従って、一日も早く解決し、町民を安心させてほしい」と話している。

 文部科学省の原子力損害賠償紛争審査会が定めた中間指針では、避難区域の住民の慰謝料は月10万円。浪江町は2013年5月、浪江町の人口の約7割に当たる1万5313人がADRで慰謝料を月35万円にするよう求めた。

 和解案では「避難の長期化で精神的苦痛が増している」とし、12年3月から今年2月末までの2年間、慰謝料を月5万円増額することを認めた。町は5月に受け入れを表明した。〔共同〕 

 

和解前の死亡343人に 浪江町の原発事故ADR

河北新報 2015年07月02日木曜日

東京電力福島第1原発事故で全町避難が続く福島県浪江町の約1万5千人が慰謝料増額を求め原子力損害賠償紛争解決センターに申し立てた裁判外紛争解決手続き(ADR)で、町は2日、申立人のうち3435月末までに亡くなったと明らかにした。センターは賠償増額を認める和解案を示しているが、東電は拒否し続けている。
 昨年11月末時点で申立人のうち238人が死亡しており、その後も高齢者や避難生活で体調が悪化した人ら、和解を見届けずに亡くなった人が増えた。町は速やかな和解案の受け入れを東電に求めている。

 

 

所在不明の800人死亡か 中間貯蔵の地権者 連絡先把握は全面積の8割

福島民報 2015/06/27 09:59

東京電力福島第一原発事故に伴う除染廃棄物を保管する中間貯蔵施設予定地の地権者で連絡先が把握できていない約1160人のうち、800が死亡しているとみられることが26日までの環境省の調べで分かった。同省は地権者に応じた対応方針を基に用地交渉を前進させる考えだが、相続人の把握などさらなる難航は避けられない見通し。連絡先を把握している地権者の所有地と、国などの公有地を合わせた面積が、予定地全体の8割を占めることも明らかになった。

 地権者の内訳と対応方針は【表】の通り。26日に東京都内で開かれた放射性物質汚染対処特措法施行状況検討会の席上、同省が示した。
 死亡したとみられる地権者のうち、死亡が判明しているのは約500人で、残りの約300人は登記記録の年代から死亡したと推測されると判断した。同省は、死亡した地権者の相続人の連絡先確認を進めているが、土地などが分割されて相続されるケースもあり、用地交渉件数がさらに増えることも予想されるという。
 連絡先を把握している地権者約1210人の所有地の面積は合わせて約10.2平方キロで、国などの公有地の面積約2.3平方キロを加えると、予定地面積約16平方キロの8割を占める。同省は用地交渉の担当者を、連絡先を把握している地権者と、把握できていない地権者の担当に分け、連絡先を把握している地権者への説明を着実に進める方針。

 

 

(管理人より) 福島県では復興という大義名分で再エネや食べて応援のニュースが報じられる中、たくさんの方が亡くなっているというニュースがさらっと混ぜ込まれています。

賠償増額の申し立てをした浪江町の15000人のうち、現在343人が亡くなっています。

2014年 6月      179人 

     11月28日   238

2015年 5月末       343

 

さらに中間貯蔵施設建設予定地の、大熊町と双葉町の地権者2365人のうち、800人が亡くなっています。

  https://josen.env.go.jp/material/pdf/dojyou_cyuukan.pdf

 

 

浪江町も大熊町も双葉町も期間困難区域です。

大熊町は事故直後には 遺体が数百~千体見つかったところです。

参考 ⇒ 福島第一原発が立地する福島県大熊町は二次被曝するほどの高い放射線量の遺体が見つかった場所。


7/7追記 「大熊町では、いま、私の周りで白血病が増えています。白血病の方が女の人も男の人も死んでいます。これ、どういう事ですかと私は言いたいです。」

避難指示解除に関する記者会見・政府交渉より

 

追記  特定疾患医療受給者証所持者数  難病認定患者の数も増えています。

総数(人)

平成20年 2008年  647,604  

平成21年 2009年  679,335

平成22年 2010年  706,720

3年間で 59116人増加

---------------------------------

平成23年 2011年  778,178   (福島原発事故 2011年3月)

平成24年 2012年  810,653

平成25年 2013年  855,061

3年間で  76883人増加



報道された死亡者数を見ると、「ただちに影響はない」という段階は終了し、原発事故の被曝影響がすでにあらわれていると言わざるを得ません。

総務省 人口推計(平成27年(2015年)1月確定値,平成27年6月概算値) (2015年6月22日公表)  より、グラフに赤で原発事故年を加えました 。

 

 


5年後から病気の人が爆発的に増えることはチェルノブイリの例でわかっていることです。

 

放射能汚染地域では医療従事者も被曝しますから、東日本で医療が成立するのかどうか私にはわかりません。

汚染地域に人が住み続ければ、ゴミ焼却灰、下水汚泥焼却灰、浄水土などが出ます。

そういった放射性廃棄物がセメントリサイクルと称し日本中で燃やされ  http://www.union.tokyo23-seisou.lg.jp/kanri/haiki/kumiai/oshirase/sementogenryouka.html

さらに、7月7日には川内原発に核燃料が入れられ  http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150703/k10010137781000.html

9月には高レベル放射性廃棄物のガラス固化体124本がセラフィールドから日本に帰ってきます。  http://www.tepco.co.jp/cc/press/2015/1252322_6818.html

日本中の火山は今にも噴火しそうな状態。 箱根山、口永良部島・・・

フクイチからは毎日のように蒸気が出ており、放射性物質も毎日垂れ流しです。

 http://oshidori-makoken.com/?p=921   より(2015/3/25) 

 

核種等           314日間の総放出量      日々海洋に放出している量

全β             2兆2000億ベクレル       70億ベクレル/日

Cs134           1300億ベクレル           4億1000万ベクレル/日

Cs137           3800億ベクレル          12億ベクレル/日

Sr90            8500億ベクレル         27億ベクレル/日

H3              4兆8000億ベクレル     150億ベクレル/日

 

 

 この上、再生可能エネルギーという大義名分で自然破壊が進んでいますので、どんな自然災害が起こるか予測ができません。

土石流、台風、ゲリラ豪雨、雹、竜巻・・・

危険物運搬車の車両転落、横転事故、

産廃処理施設の火災、

火力発電所、セメント工場、製鉄所のベルトコンベアーが原因の火災事故も明らかに増えています。

毎度、ブログで取り上げていますが・・・

 

まさにディストピア日本。 

管理人は諦めたくはないので、生きてる間は抗いたいと思います。

現実から目を背けても解決はしませんので。

 

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箱根町トレーラー転落で流出のPTMGメーカーはインビスタ。元はデュポン。親会社は米の公害加害企業コーク。

2015-07-05 | 事故

(管理人より)神奈川県環境保全課の職員によると、箱根町の須雲川に流出したのはインビスタ社のポリエーテルグリコール。

インビスタのHPを見てみると 製品情報の中にありました。

http://www.invista.com/jpn/brands/terathane.html

こんな靴を作れる物質なんですね・・・ 昔から思ってたんですがこんな靴要らないですね。☟ 危険なので買いません。

 

どんな会社なのか見ていくと

http://www.invista.com/jpn/shareholder/index.html  より


 

 

 

Invista はDuPont の繊維部門であったが、2004年に Koch Industries が42億ドルで買収した、 そうです。

 

インビスタ(インヴィスタ)はもともとデュポンの繊維部門で、コーク・インダストリーに買収され、コークインダストリーズ社の完全独立子会社ということですが、

デュポンはマンハッタン計画で原爆を作った企業=原子力ムラです。

そしてコーク・インダストリーも、ベンゼンなどの有害化学物質を環境中に垂れ流している大公害加害企業(http://www.polluterwatch.com/koch-industries)

で、世界長者番付6位。

箱根で垂れ流されたプラスチック原料の液体は原子力ムラが作ってたというわけです。

メディアは、流出した化学物質のメーカー名も言わないわけですね。  

このトレーラー事故を取り上げたブログでも、「急な追い越しは危険」という方向に誘導してましたね。 


PTMGのようなプラスチックの原料は石油化学企業が作ってるわけですが結局原子力ムラです。まあ日本でも、PTMGは三菱化成が作ってますからね・・・


無駄な工業製品の上流を止めない限り、こういった事故はこれからも起こり続けるでしょう。

石油を使った土に還らない工業製品の製造の見直しをしなければ、汚染や公害は続きます。

最近、産業遺産の報道が目立つようになりましたが、産業は公害の原因でもあります。遺産に登録するのは「権威付け」で負の面を隠蔽するものです。


水と空気と土を守るためには、プラスチック包装、太陽光パネルやエコキュートなどのエコ詐欺商品、電子廃棄物、設備寿命の短い家電類など、土に還らない廃棄物、リサイクルに化石燃料を使う廃棄物になってしまう工業製品の製造をやめるしかありません。ごみを燃やす社会をやめるには、一人ひとりが消費行動を考え直すしか手はありません。

メーカーに勤めているエンジニアの人は「土に還らないゴミになる製品」について考え直してください。お願いします。


※7月に入って関東の放射能汚染地域のごみ処理施設(産廃処分場)で火災事故がたて続けに発生しています。 そしてだんだんニュースで報じなくなっています。

 ゴミになる商品を作る人は、このことを考えるべきではないでしょうか?


土に還るか?  生き物にとってどうか?

 

 



 

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箱根町トレーラー転落で須雲川に流出したポリエーテルグリコールについて安全データシートを確認する 

箱根町トレーラー転落でPTMGが流出した須雲川⇒早川 河口に向かって生物への影響はどうなのか? 

箱根町トレーラー転落で流出のPTMGメーカーはインビスタ。元はデュポン。親会社は米の公害加害企業コーク。

 

 

 

 


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箱根町トレーラー転落でPTMGが流出した須雲川⇒早川 河口に向かって生物への影響はどうなのか?

2015-07-04 | 事故

2015/06/30 箱根 早川と須雲川

 

 

 

 

https://twitter.com/eagles0467/status/615735036067753984

 

https://twitter.com/eagles0467/status/615475146439065600

https://twitter.com/kataing/status/616567449685659649

 

https://twitter.com/ryooooo01111/status/616465919145947136

 

 

 

 

アユだけでなく、かなり大きいマスも死んでいたようです。↑

 

 

最後の木が死に 
最後の川が毒され 
最後の魚を獲り終えた時に 
人はようやく、お金は食べられないということに気づくのだ 

北米先住民クリー族の言葉

 

 

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箱根町トレーラー転落で須雲川に流出したポリエーテルグリコールについて安全データシートを確認する

2015-07-04 | 事故

(管理人より)

6/29の夜中に起きた箱根町トレーラー転落事故についてブログ記事を二つ書きましたが、事故発生から今日までずっとモヤモヤしていました。

箱根でトレーラーが転落、化学物質1万6000リットルが流出か?須雲川ではアユ数十匹が死ぬ。

【問い合わせ】箱根町須雲川に流出した化学物質とアユについて 「ドラム缶80本は全て壊れた」県環境保全課

 

箱根町トレーラー転落事故と、新幹線内の自殺事件、箱根山の噴火と重なったことから、ネット上では陰謀論が流れまくっていました。

トレーラー事故ごとデマだという人も存在しました。世界では”偽旗作戦”なども実際にはありますから、日本でそれがないとは言いませんが、私はそういった陰謀論的な立場をとりません。

理由や原因はどうあれ、事故が起きてしまってドライバーが亡くなったのは事実ですし、化学物質流出で生き物が死んでいるなら、それはもはや環境汚染だからです。

化学物質漏洩に関しては即時対応しなければいけない「公害」です。

事実の確認、対応が必要な事案です。

 

●NHKがこのトレーラー転落事故をまったく報じていない。NHKは箱根山の噴火の続報しか流さない。

●民放のテレビニュースが一斉に報じただけで、新聞がほぼ報じていない謎。(産経だけ。鮎が死んだことは書いていない)

●「アユが一万匹死んだ」という日テレのニュース以降、トレーラー転落事故の続報がどこのニュースにもない。ネット上にもない。

●神奈川県庁や漁協への問い合わせでの対応、聞いた内容と実際の報道との違いがある。

●事故を起こした会社や化学物質のメーカー名が知らされていない。

 

これらの点から、私は納得ができず現在に至っています。

事故後、なぜか事故時のドライブレコーダーの動画がアップされ、検索をかけると上位に並んでいます。私のブログ記事は2ページ目でないと出てきません。 

[箱根事故]トレーラーが橋から転落炎上した死亡事故の衝撃瞬間映像

 

事故現場は温泉旅館などが並ぶ須雲川に流れ込む沢の近く ⇒ 地図   より 現場は急カーブだったようです。

 

須雲川と早川が一本になって海へ流れ下ります。この川には大量のアユが放流されていました。

漁協の人に問い合わせると「これは経済問題。県からは毒性はないと聞いている。あとは保健所の管轄」という答え。

たくさんの温泉旅館があり、さらに早川の漁業権を持つ人への”配慮”なのかわかりませんが、河川の汚染は「環境問題ではなく経済問題」と言われていました。

私は、この度の早川の汚染問題を過小評価し、一般市民に知られたくないことなのだと感じました。

事故直後のブログ記事は、早くアップしようと、PTMGについて毒性をざっと確認しただけでしたが、そのあと三菱化学が出しているPTMGポリテトラメチレンエーテルグリコールの安全データシートを再確認していて驚きました。

PTMGも分子量の違いで製品がありました。

PTMG 650

PTMG 850

PTMG 1000
PTMG 1300
PTMG 1500
PTMG 1800
PTMG 2000
PTMG 3000

分子量1000以上はワックス状の白色固体、分子量650以下は室温で液体。 今回は「液体が流出」とあるのでPTMG650以下と思われます。 http://terathane.invista.com/e-trolley/page_10324/index.html

インビスタのHP http://www.invista.com/jpn/brands/terathane.html  を見ると

「原子質量単位で分子量が250から2900の製品を揃え」と書いてありました。

 ポリテトラメチレンエーテルグリコール650   (Poly(tetramethylene ether) glycol:PTMG 650)安全データシート  には以下のような記載がありました。

 

 

 

トレーラーが転落して火災が起きたとき、水をかけて消火したと、神奈川県庁の職員は言っていました。

「水は消火剤として使ってはならない」と書いてあります☟

 

 

PMTGも 消火した水も沢に流れたと、神奈川県庁職員は言っていました。☟ 「河川への排出は環境汚染を引き起こすおそれ」と書いてあります。

 

 

 

「漏洩、廃棄などの際には環境に影響を与えるおそれがあるので取り扱いに注意する。

特に製品や洗浄水が地面、川、排水溝に直接流れないように対処すること。」

 

と書いてあります。 しかし沢に流れ込み、須雲川に入り海に流れて行きました。

 

 

 

 

 

 

 


PTMGは川に流してはいけない化学物質だったということです。

ドラム缶80本 16000リットルも環境中に漏洩し、川にも流れ込んでいて、化学メーカーの人ならその危険性を知ってるはずなのに、なぜ黙ってるのか不思議です。

川にはアユの他にも水生生物がたくさんいます。

川の砂や水の検査、生態系の調査が必要だと思います。

近くに住む市民が声を上げなければ、このままになってしまうと思います。

自治体職員は安全データシートを知らないのかもしれません。

 

「経済>環境」この考え方により真実は隠され、このままだと日本中が汚染されていくことでしょう。



 

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チェルノブイリ原発立ち入り禁止ゾーンでまた森林火災。プルトニウムなど放射性PMが舞い上がる。

2015-07-02 | CLT バイオマス 木
チェルノブイリ原発立ち入り禁止ゾーンで火災
 
29日ウクライナのチェルノブィリ原発のすぐ近くで、乾燥した草が発火し危険な状況になっている。火事の面積はすでに130平方キロに及んだ。
現時点で、火事が食い止められているのは部分的に過ぎない。
放射線問題の専門家達は「森林火災が、深刻な脅威をもたらす可能性がある」と警告している。

 

 (管理人より) 

4月に続いてまた、チェルノブイリの立ち入り禁止ゾーンで森林火災が起こっています。
4月の火災の様子はこちら  このときも1992年に森林火災が発生して以来最大の規模で、広範囲にそして上空に高く煙が立ち上っていました。
周辺住民は、煙を吸い込むことで追加的に内部被曝をさせられるのです。
チェルノブイリ森林火災は、原発事故が決して終わりのないものだということを示しており、私たちは森林火災の危険性を強く認識すべきだと思います。☟
 
 
http://besobernow-yuima.blogspot.jp/2015/02/radioactive-fallout-it-really-doesnt-go.html  より転載

New Scientist

ウクライナの森林火災はチェルノブイリの放射能を拡散しかねない (Image: Reuters)

Rise in wildfires may resurrect Chernobyl's radiation (元記事)

11:35 09 February 2015 by Debora MacKenzie

山火事が再び掻きたてるチェルノブイリの放射能  

世界最悪の核事故の放射能は、とにかく消えさることはない。ウクライナとベラルーシのチェルノブイリの深い森で山火事が発生すれば、土壌の上層部に閉じこめられた放射性物質が放出され、再び放射能の雲がヨーロッパに拡散するかもしれない。

その地の森林火災はすでに、放射性物質をヨーロッパに再拡散してきた。だが、気候変動、政治的不安定――および枯れ葉に対する放射能の特異な作用――によって、この状況をさらに悪化する条件が整っている。
チェルノブイリ原発の原子炉が1986年に爆発し、ウクライナおよび隣接するベラルーシの最もひどく汚染された4800平方キロメートルの地域の人びとは避難を余儀なくされた。この「立入禁止区域」は、野生生物の安息地になり、深い寒帯林に覆われることになった。
 
ノルウェー大気研究所(Norwegian Institute for Air Research)のニコラオス・エヴァンゲリオ(Nikolaos Evangeliou )らは、同地域の森林火災の影響を分析し、その将来の頻度と規模を計算した。そのために研究チームは、2002年、2008年の火災実態を示す衛星画像、およびその地域に堆積する放射性セシウム137の計測値を、大気運動と火災のモデルに入力した。
 
彼らは、チェルノブイリ事故によって8京5000兆ベクレルの放射性セシウムが放出され、立入禁止区域の土壌上層部にいまだ2000兆ないし8000兆ベクレルが潜在していると推計した。別の生態系であれば、侵食や植生の除去によって、この放射能値は徐々に落ちていくだろう。だが、これら放置された森林では、「樹木が放射性イオンを取り込み、枯れ葉がそれを土壌に返す」とエヴァンゲリオはいう。

 

放射性の煙

研究チームは、3度の火災によって、セシウムの2ないし8パーセント、約500兆ベクレルが煙とともに放出されたと計算する。これが東ヨーロッパに拡散し、南方遠くトルコで、また西方遠くイタリアとスカンジナビアで検出された。
 
英国政府の放射線リスク委員会の元委員長であり、チェルノブイリの健康への影響を研究したイアン·フェアリー(Ian Fairlie)は、「このシミュレーションは、おそらく潜在的なリスクを過小評価している」という。それは、研究チームが想定したセシウム137の半減期にもとづいて推測値が算出されているためであり、それより長いと信じている研究者もいると彼はいう。
 
研究チームが計算した放出量にもとづけば、近隣にあるウクライナの首都、キエフの住民は、放射線量を平均して10マイクロシーベルト――年間許容線量の1パーセント――を浴びたことになる。論文の共著者であり、コロンビア市サウスカロライナ大学のティム・ムソー(Tim Mousseau)は、「この被曝量は、とても小さい。だが、これらの火災は、汚染物質がどこに行くかを知らせる警告にはなります。もっと大規模な火災が発生すれば、人口集中地域にもっと重大な結果をもたらすでしょう」と言う。
 
また、平均線量が問題なのではない火災は、セシウムだけでなく、放射性のストロンチウム、プルトニウム、アメリシウムを不均等に撒き散らすし、たとえばマッシュルームがセシウムを取りこむように、食品のなかには、こうした重金属類を濃縮させるものがあるので、ずっと多くの放射線量被曝を被る人たちがいる。「摂食による内部線量が重大になりえます」と、ムソーはいう。結果として被る癌を、被曝量の少ない大勢の人々中から特定するのは困難である。「しかし、本人にとって、その癌は非常に重大なことになるでしょう」。
 
森林火災の発生頻度も、やはり増大しそうである。気候変動に関する政府間パネルによれば、当該の地域は乾燥化に向かうはずである。研究チームは、旱魃のために、森林火災が被災地域と規模の両面で悪化していることを明らかにしており、この傾向がなお悪くなると予測されている。
 
これは、森林管理の欠如など、一連の要因のためなのかもしれない。たいがいの森林は、枯れ木の除去、道路整備や防火帯伐採によって管理されているが、立入禁止区域の森林は管理されていない。しかも、火災の元凶である枯れ死した植生の堆積物が1986年以来で倍になる率で蓄積している、と研究チームはいう。
 
殺虫効果?

これは部分的には、放射線そのものが枯れ葉の腐食を妨げるためであり、おそらく放射線が主要な虫類や微生物を殺すせいだろう。「非汚染区域の枯れ葉を運び込んでみると、半分だけの速度で腐食することがわかった」と、エヴァンゲリオはいう。
 
モデルによれば、森林火災は2023年から2036年にかけて最盛期になる。2060年まで森林火災が発生しつづけるだろうが、そのときまでに放射性降下物の多くは減衰しているだろう。
 
情けないことだが、いざ火災が発生すると、この地域の消防隊は、1000ヘクタールあたりの隊員数と装備の規模がウクライナ全国の7分の1の貧弱さである――目下の紛争を考えれば、状況が改善するとは思えない。国連環境計画が火災監視ビデオ装置を設置しているが、道路封鎖のため、森林の多くは進入不能であるか、到達時間が遅くなる。「現地はまるでジャングルである」と、エヴァンゲリオはいう。
 
世界保健機関ヨーロッパ事務局放射線防護部の元部長であり、クオピオ市は東フィンランド大学のキース・バヴァーストック(Keith Baverstock)は、これは明白に重要な問題であり、かなり広大な森林地が汚染されているフクシマにも当てはまることですこれには非常に正統な論点があります。森林管理の欠如、放射線に被曝した植生の明らかに緩慢な腐食、渇水をもたらす気候変動、森林地の拡大、これらすべてが森林火災のリスク増大に寄与し、したがって半減期の長い放射性核種のさらなる拡散を促します」という。
 
最近の火災で再拡散された放射能の実際の量は、1986年にヨーロッパに堆積した量の約10分の1であり、その健康に対する影響は、いまだ疫学者たちの論争の対象である。だが、半減期の長い放射線源は存続し、蓄積するので、いかなる線量も凶報である、とムソーはいう。「ますます大きく蓄積する情報によれば、それ以下では影響がなくなる閾値は存在しないという考え方が支持されています」。

(管理人より)↑ ※翻訳は管理人

英国の科学誌「ニュー・サイエンティスト」2015/2/9付の記事ですが、ぞっとする話です。チェルノブイリでは原発事故によって森林に撒き散らされた膨大な放射性物質を含む落ち葉の腐食が進まず、森林火災の原因となっているというのです。

森林火災によって、「セシウムだけでなく、放射性のストロンチウム、プルトニウム、アメリシウムを不均等に撒き散ら」されることになります。大気の流れによって、北半球に住む私たちのところにも流れてくることでしょう。
今後日本でも、福島での森林火災が同じように起こりうるということです。
実際には、今福島県では、再生可能エネルギーという大義名分で、人為的に「木質バイオマス」という形で汚染された木を燃やしています。木質バイオマス発電、火力発電での木質バイオマスと石炭との混焼など。

バグフィルターは放射性物質を通しますので、焼却行為は森林火災と変わりありません。当ブログでは連日、汚染された木質バイオマスを燃やすと危険だということを伝えているわけですが、
そもそも、ごみを燃やすという行為が危険だという認識が日本人にないため、なかなか伝わらないのが現状です。

 
ここにチェルノブイリでの森林火災について2009年に出された論文があります☟  ※翻訳は管理人

Vegetation Fires, Smoke Emissions, and Dispersion of Radionuclides in the Chernobyl Exclusion Zone
 

要約

1986年のチェルノブイリ原子力発電所の事故(ChNPP)は、おそらく過去30年間で最悪の環境災害でした。土壌中の放射性降下物や放射性核種の蓄積と植生は、環境に対して長期的な影響を与える可能性があります。大規模で壊滅的な植生火災の際に放出された放射性核種は、ヨーロッパ大陸、スカンジナビア、ロシアに拡散した可能性があります。チェルノブイリの立ち入り禁止区域(EZ)で発生した大規模な火災の可能性は、植生条件に基づいて評価されました。

私たちは、土壌における放射性核種の組成や植生、および火災によって放出された粒子状物質を再調査しました。最も高い大気中の放射性核種セシウム137のレベルは、春先や晩秋に発生しました。それは立ち入り禁止区域で最も激しく燃えた期間と一致しました。

立ち入り禁止区域と南ウクライナからの煙の雲が、活発な火災から数百キロメートル分散し、主要な大都市圏に到着したことは、衛星画像から明白です。

私たちは、リアルタイムで火災を検出するために衛星受信局を設置することを提案します。また公衆衛生を保護するため、破滅的な火事から放射能レベルを風下に予測するために、煙拡散と空気品質予測モデルを開発することが必須であります。

 

 
環境ジャーナリスト山本節子さんの講話冒頭に、この論文内容の紹介 があります。ぜひご覧ください。
 

 20121107「がれき焼却で、なにがおきるのか」講師 山本節子

 

 

 

 












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【問い合わせ】南相馬市の原町火力発電所でも福島県内の木質バイオマスを年間6万トン燃やす事実

2015-07-02 | CLT バイオマス 木

 地図  より 原町火力発電所

 

 

(管理人より) 

CLTや木質バイオマスの危険性について直近で2つ記事にしましたが、ブログアクセス数がかなり伸びました。

福島県全域から汚染木材を集めて加工するCLT工場を、あの大熊町に建設。木の中心部分の汚染は2000bq/kg!

樹木における放射性セシウム汚染の現状を見ると、CLTやバイオマスは無理だとわかるのになぜ国策化?

 

それより少し前に、勿来発電所で福島県内の木の木質バイオマスを混焼するという絶望的な記事も書きましたが☟

いわき市の勿来発電所の発電燃料に福島県内産の木質バイオマス燃料が年間1000トン使われることに!

 

もっと、恐ろしいことが既に決まってはじまっていました☟ 

原町火力発電所における木質バイオマス燃料導入の試運用開始について

原町火力発電所における木質バイオマス燃料導入の試運用開始について プレスリリース

 

原町火力発電所への木質バイオマス燃料導入に関する概要(別紙)

 

 

 

 福島県産の木で出来た木質バイオマスを、南相馬市の原町火力発電所で 年間 6万トン燃やす

2010年より木質バイオマスの混焼を始めているようですが、混焼率を増加させていっています。 

その木質バイオマスの福島県内産(宮城県内産)を公表したのは、平成26年4月 。

そのための施設(保管庫)も新設しています。

☟写真奥には貯炭場が見えます。石炭に比べると木質チップの方が軽いので、燃料貯蔵場の面積・容積は、バイオマス専焼ならかなり大きなものが必要になるはずですが、混焼率が1%ならこの赤丸ぐらいなのでしょう。

木質チップを運ぶためのトラックなどの燃料なども考えると、仮にCO2温暖化説が正しいという前提でも合理性はないと思います。

 

 

 

 

原町火力発電所 

1号機 使用燃料:石炭(海外炭) 木質バイオマス

    ボイラー:三菱重工  

    タービン:東芝

2号機 使用燃料:石炭(海外炭) 木質バイオマス

    ボイラー:バブコック日立  

    タービン:日立製作所

 

原町火力発電所に問い合わせ(0244-24-1614)をしましたのでそのまま掲載します。

 

●混焼率は、0.2%から徐々に上げていっており、1%をめざす

●福島県内のチップの加工工場の段階で放射能濃度の検査(100bq/kg以下)をして、

さらに発電所にトラックで搬入の際、もう一度放射能濃度の検査(100bq/kg以下)をする。

●検査データはHPでは見ることはできない。

●燃やしたあとの石炭灰は、リサイクルが基本であるが埋め立てもある。

リサイクルは石膏やセメント材料になる。九州のセメント工場にも出荷している。企業名は言えない。

●木質バイオマス保管庫の建設費用は再生可能エネルギーの補助金など



福島県の火力発電所の職員の人に、危険性を伝えたところで、もう噛み合うはずもありませんので、状況のみ問い合わせてみました。

火発メーカーも原子力ムラです。そして、バイオマスの施設建設には再エネの補助金がジャブジャブ流れ込んでいます。


農山漁村における 再生可能エネルギー発電をめぐる情勢 平成27年4月 食料産業局 再生可能エネルギーグループ 農林水産省  より

 

木質チップを作る工場にも機械にも燃やす施設にも保管庫にも、バイオマス関連に膨大な税金がばらまかれています。

よく再エネ推進の市民や、市民派の地方議員などが、「原子力ムラがバイオマスを邪魔してる」などと陰謀論的に言いますが、バイオマスを通じて結局原子力ムラに利益をもたらすしくみになっています。

末端の利害関係者はだんまり。

そしてここが重要なのですが、末端のバイオマス利害関係者の中に、脱原発市民運動などの市民がいるということです。

私が関わった中でも実際2人いました。

ひとりは自身が被曝回避を訴えているのに、家族がバイオマス関連の仕事をしているために自家撞着となり悩み苦しみ、とうとう運動から去ってしまいました。

もうひとりは、体制、権威に擦り寄ることでバイオマスの問題を完全無視し、今でも、欺瞞的に再エネ推進と脱原発市民運動を同時に続けています。


バイオマスという再生可能エネルギーを推進することで、福島県内の木が燃やされ焼却灰になり、それが九州に運ばれセメントに加工されます。

つまり放射性物質は移動・拡散するということです。

移動すれば、そこに大なり小なり、労働者や周辺住民に被曝が追加されるということです。

いくら基準値を決めモニタリングをしているとは言え、放射能が移動することには変わりなく、東日本から九州へ運ぶ行為は、放射能汚染の高⇒低への拡散行為にほかなりません。


日本は「予防原則」という考え方を、もはや完全に失った国です。

これからどんな健康被害が起こっても不思議はないと私は思います。

震災がれき広域処理問題で声を上げた全国のたくさんの市民は、おしよせてくる戦争法案などの大きな問題の波に飲み込まれてしまい、目くらましされてしまったのか

バイオマス・セメントなどの、身近に放射性物質が拡散されてしまう「公害事業」に関してもう注目していないように思えます。

まったく絶望的なことですが、ブログ・ツイッター・フェイスブック・メーリングリストなどを使って、少しでも事実の共有をお願いします。

 

再エネ推進派が目の敵にする火力発電所も敷地内に太陽光発電所を新設しています。

原町太陽光発電所の概要

 

 

 

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樹木における放射性セシウム汚染の現状を見ると、CLTやバイオマスは無理だとわかるのになぜ国策化?

2015-07-01 | CLT バイオマス 木

 

森林遺伝育種 第2巻(2013) 117 【話題】 樹木における放射性セシウム汚染の現状と課題  金指 努・杉浦佑樹・竹中千里 

はじめに

2011年3 月11日の東日本大震災によって引き起こされた東京電力福島第一原子力発電所事故は、大量の放射性物質を環境に放出し、現在も地域の農林水産業に深刻な被害をもたらしている。本稿では、 放射性セシウムによる林業への影響について、今後の対策を考えていく一助とするために、樹木の放射能汚染に関わる現状と課題についてまとめる。

樹木の放射能汚染問題

厚生労働省は、食品の安全性を確認するために、 事故直後の2011 年3 月16 日からさまざまな農産物 の放射能測定を行い、公表を続けている(厚労省)。 事故直後は、ホウレンソウを始めとする葉物野菜に おいて、食品の基準値(当時は 500 Bq/kg)(注 1) 以上の放射性セシウムを含む検体の存在が報告されており、5 月以降になると、茶、ユズなど木本の農産物で高濃度の放射性セシウムの存在が報告される ようになった(厚生労働省)。

さらに、福島県の特 産品であるモモにおいても、基準値以下ではあるものの、果実で放射性セシウムが検出された。モモは落葉樹であり事故直後の放射性物質が沈着した時点 で葉がなかったことから、樹体の地上部に沈着した 放射性セシウムが樹皮表面などから表面吸収されたと考えられ(Tanaka 2013)、除染のために樹皮の高 圧洗浄の処置がなされた。

事故後 2 年以上経過した 2013 年の春になると、ほとんどの栽培農産物で放射性セシウムが不検出であるのに対し、タラノメやコシアブラなどの樹木の新芽である山菜において、食品の新基準値(100 Bq/kg) を超える値が報告されていることは注目に値する (厚生労働省)。

林産物であるキノコ類は放射性セシウムの吸収能力が高いことが知られている(Byrne 1988)。事故直後の 4 月には、露地もののシイタケで 6,000 Bq/kg を超えるセシウム 137 の値が報告されている(厚生労働省)。

それを受けて林野庁は、2011 年 10 月に、 きのこ原木の当面の指標値を 50 Bq/kg(注2)と定めている(林野庁 2011a)。また、同年11 月には薪ストーブ用の薪についても、40 Bq/kg という厳しい 指標値が林野庁よりうちだされ(林野庁 2011b)、 きのこ原木や薪の主要な産地である福島県では、広葉樹林の放射能汚染が地元の産業に大きな影響を与 えている。

一方木材に関しては、2011年の調査結果 で得られた幹材での最大値 497 Bq/kg という値につ いて、林野庁は、人体への影響はほとんどないとい う見解を示している(林野庁 2012)。


樹木葉中の放射性セシウム

筆者らは 2011 年 5 月から、福島県内各地で樹木の当年葉の採取を行い、放射性セシウム濃度を測定している。5 月の調査において同一地点で採取した草本および落葉広葉樹の葉について、オートラジオグラフィーにより放射性物質の存在の有無を見た画像 が写真 1 である。このイメージングプレート画像に おいて、黒っぽく見える部分に放射性物質が含まれ ている。

春先の成長が著しい草本植物に放射性物質 が見られるのではないかという当初の予想とは異な り、草本植物で画像は得られず、クリやサクラといった落葉広葉樹の葉において、放射性物質の存在が認められた。γ 線スペクトロメトリにより、これら の試料ではセシウム134 とセシウム137 が検出された。

3 月の事故時点で着葉がなかったこれらの植物の葉に放射性セシウムが検出される理由として、一度周囲に沈着した放射性セシウムが再拡散して葉表面に付着した可能性と、事故時点で存在していた植 物体により吸収された可能性の二通りが考えられた。

しかしながら、同一地点で同時期に採取した草本植物では放射性物質の存在が認められなかったことから、写真−1 の広葉樹の葉で見られた放射性セシウム は、再拡散による付着ではなく、植物体によって吸収されたものであることが推察される。

 

 写真−1 オートラジオグラフィーによる放射性物質 の検出 −草本と落葉広葉樹の葉− 2011 年福島県伊達市にて採取。48 時間曝写。  

 

 一方常緑樹は、放射性物質が降下した時点で着葉 していたため、樹冠表面への沈着量が多い。2011 年 6 月から 8 月に実施された常緑針葉樹のスギ林と落葉広葉樹林における調査によれば、スギ林のほうが 林内の空間線量率および樹冠における放射性セシウ ム存在量が高かったことが報告されている(文部科 学省 2011)。 常緑広葉樹であるシラカシのオートラジオグラフィー画像(写真−2)では、事故当時に存在していた 葉には点状に放射性物質の存在が認められるのに対 し、事故後に展開した葉では薄く葉形の画像が見られる。

このことから、事故後に展開した葉は、落葉樹の葉と同様に植物体中に吸収され、新葉に移行していったものと考えられる。 放射性セシウムが植物体のどこから吸収されたのか、すなわち、経根吸収なのか表面吸収なのかという疑問に対しては、明確な解答は得られていない。

その理由のひとつとして、事故直後に沈着した放射性セシウムがどのような化学形態であったかが不明であることが挙げられる。おそらく、セシウムイオンとして降雨やエアロゾル中に存在したセシウムが吸収されたものと推測されるが、オートラジオグラフィーで認められる粒子状物質の正体が明らかになっていないため、沈着時の放射性セシウムの挙動についての議論は難しい。

さらに、地上部での表面吸 収を考える場合には、どのような部位で吸収効率が高いのか、また経根吸収においては、根の張り方や 地表面のリターの状態など、吸収に関わる因子が整理されていないことも、樹木における放射性セシウムの分布や動態の把握を困難にしているといえる。

 写真−2 オートラジオグラフィーによる放射性物質 の検出 −シラカシ(幼樹)の葉− 2012 年 3 月福島県福島市にて採取。90 時間曝写。

 

樹幹中の放射性セシウム

今回の事故において放射性セシウムにより材の内部がどの程度汚染されたのかは、今後の木材利用を考える上で、非常に重要な問題である。

Kuroda et al (2013)は、事故から 1 年半後に、福島県内 3 カ所 から採取したスギ、アカマツ、コナラの地上 0.5 m から 3 m の樹幹における樹皮、辺材、心材部中の放 射性セシウム濃度を測定している。その結果、いずれの樹種でも樹皮中の濃度が最も高く、さらに放射性セシウム沈着量が多い地点のスギについては、心材からも検出されたことを報告している。樹皮においては、葉と同様に、沈着した粒子状の放射性セシウムが付着したままの状態であることが、高濃度で検出される原因と考えられる(写真−3)。

一方、スギ立木の垂直分布を調べた報告によれば(小川 2013)、 樹高の高い位置(16.5 m)から採取した円盤では、 随心位置において周囲より高い放射性物質が検出されている。

同一地点の樹高 0.5 m から採取した円盤では樹皮側で高い放射性セシウムが検出されていることから、樹幹内の面分布は高さによって異なることが示された。

写真−3 オートラジオグラフィーによる放射性物質 の検出 −スギ樹皮− 2011 年 5 月福島県郡山市および名古屋市にて採取。 48 時間曝写。

 

材内部における放射性セシウムの分布に関しては、 チェルノブイリ事故後 10 年経過した Pinus sylvestrisBetula pendula について、Soukhova et al.(2003) が報告している。

年輪中では、事故が起こった1986年の年輪に多いわけではなく、樹種や生育地の環境によって分布が異なり、P. sylvestris では辺材部に、 B. pendula では条件によって年輪の中心方向に向かって放射性セシウムが多く存在することが示されている。

彼らは、この樹種による分布の違いは、材の放射組織の構造が異なるためと述べている。 葉と同様に、現在樹幹内に存在する放射性セシウムが、表面吸収によるものなのか、経根吸収によるものなのかは不明であり、樹幹内の分布が高さ方向 で異なったという結果も、吸収部位の影響による可能性が考えられる。表面吸収に由来する放射性セシウムが存在したとしても、いずれ時間経過とともに、 経根吸収を主とした放射性セシウムの樹体内の輸送や蓄積が、定常状態へと移行していくと考えられる。


スギ枝における放射性セシウムの分布と輸送

スギ人工林は福島県の森林面積の 54%を占めてお り、放射性物質の林業への影響を評価するためには、 スギにおける放射性物質の動態を追跡することは必 須である。常緑針葉樹のスギは、当年に伸長した葉 の先端から翌年の葉が伸長する。そして古い葉は枝 化していく。早い場合は 3 年生の葉で枝化が始まる 場合もある。

スギ葉の寿命は一律ではなく、小林・ 田代(2003)は 3 年から 4 年、宮浦ほか(1995)では 5 年から 6 年と報告している。スギ葉は枯死すると枝ごと落下するが、そのまま数年樹上にとどまる場合も多い(Yoshida and Hijii 2006)。このように葉の伸長、落葉方式が他樹種と異なるスギにおいては、 放射性セシウムの動態も特徴的であることが推察される。 

2012年12月に福島県内で採取したスギ葉におけ る放射性物質の分布を、オートラジオグラフィーに より確認した(写真−4)。事故前に伸長し現時点でも 緑葉として樹冠に存在している部分からスポット状 に強い放射性物質が検出されたため、スギにおいても事故直後に沈着した放射性物質が表面に残存していることが確認された。

また、2011 年、2012 年に伸長した部分には粒子状物質は見られず、針葉の形に 放射性物質が認められたことから、放射性セシウムがスギ樹体内に取り込まれて輸送されたものと推察された。

 

 

 写真−4 オートラジオグラフィーによる放射性物質 の検出 −スギ枝と雄花− 2012 年 12 月福島県富岡町にて採取。60 時間曝写。

写真−4 で明らかなように、新しく伸長した針葉に 輸送された放射性セシウムは、葉の先端部位(雄花 部分)に濃縮されている。雄花中の花粉にも放射性 セシウムが移行していることは、すでに報告されて いる(竹中・清野 2012)。花粉に移行した放射性セ シウムは、飛散して雄花から放出されるが、雄花の付け根部分は、次の新葉の基部となる場合があり、 さらに新葉へ輸送されることが予想される。

しかし ながら、旧葉から新葉への輸送における量的な関係 についてはまだ不明である。なぜならば、事故から 2 年程度しか経っていない現在の状況では、葉齢による放射性セシウム濃度の分布に一定の法則性が見出されておらず、樹体における放射性セシウム輸送が定常状態になっているとは言えないからである。

Rantavaara et al. (2012) は、スウェーデンにおける Picea abiesPinus sylvestris について、葉齢による 放射性セシウム濃度の変化を報告している。1994、 1995、1996 年に伸長した葉に含まれる、チェルノブ イリ原子力発電所事故由来のセシウム 137 濃度の測定結果では、両樹種ともに、最も新しい 1996 年の葉において濃度が高く、1995 年、1994 年と葉齢が高く なるにつれて減少している。

この研究ではチェルノ ブイリ原子力発電所事故から 10 年経過した 1996 年 に試料採取がおこなわれており、葉へ直接沈着した 放射性セシウムの影響はなくなっていることが推測 されるため、樹体におけるセシウムの吸収・輸送は定常状態になっているものと判断される。スギにおいても、今後、放射性セシウムの輸送が定常状態になったのち、新葉部において放射性セシウム濃度が高くなることは大いに考えられる。 

 

おわりに

以上述べてきたように、樹木における放射性セシウムの動態については未解明な部分が多く、ましてや森林生態系での動きについてはさらに複雑であり、 チェルノブイリ事故以降にヨーロッパを中心に行わ れた研究では得られていない知見が多々あるものと 推察される。特に、土壌中での放射性セシウムの分布や形態、微生物と樹木の相互作用においては、暖温帯である日本の環境条件下で起こっている特徴的な事象として解明すべき点が多いと思われる。

事故後2年経過した現時点でも、樹体に直接付着した状 態の放射性セシウムの影響が強く残っており、森林 生態系内における放射性セシウムの循環が定常状態に達しているとはいえない。しかし、森林の除染をどうするのか、木材利用をどうするのか、といった住民の切実な問題については、定常状態に達するのを待つのではなく、現時点で得られている情報に基づいて、迅速に対応策を考えていく必要があるのではないだろうか。 

注 1:食品に含まれる放射能の測定値は生重ベース。

注 2:きのこ原木、薪に含まれる放射能の測定値は 乾重ベース。 

 


 

(管理人より) 2013年に発表された名古屋大学大学院生命農学研究科の論文を全文転載しました。

これを見ると、放射性セシウムは移動し、その動態は未解明、葉も幹も汚染されているということがわかります。

つまり、放射能汚染が明らかな地域で木を伐採して、ペレットや材木に加工した場合、どこにどんな汚染があるかわからないということを意味しています。

上の論文には 「木材に関しては、2011年の調査結果 で得られた幹材での最大値 497 Bq/kg という値につ いて、林野庁は、人体への影響はほとんどないという見解を示している(林野庁 2012)」

と書いてあります。

約500ベクレル/kgを問題ないとする林野庁の見解です。 

これを適応されたらどうなるか考えてみます。

デビル-カベリンG他.農業における対策:チェルノブイリ事故後15年における効率の評価。その教訓。(2001年キエフ国際会議のプロシーディング)
国連人道問題調整部、ニューヨーク(2001)118-128
翻訳責任 国際医療福祉大学 鈴木元

この中に 「地表のみの汚染時の放射線の飛跡図」というイメージ図があります。

もし、高濃度に汚染された木でCLTを作り、それで住宅を建てた場合、天井や壁や床などCLTですべて囲まれるわけですから、CLT中の放射性物質から放射線が飛び出す生活空間の中で暮らすことになるのではないでしょうか?

 

 

PET検査前のトイレは管理区域の中に作るべき?  

より 図は、床を汚染した100個のF-18が崩壊した際の放射線の飛跡(汚染面積は900cm2)(青は陽電子、赤は電子、黒は光子の飛跡を示す)

 

こういう図を見ると放射線が突き刺さる感じがよくわかります。外部被曝でDNA二本鎖切断が起こり、修復する暇がないのではないかと懸念します。

 

 

 東日本に大量に降り注いだのはセシウムだけではありません。

ペレットや薪にして、ストーブで燃やせばどうなるか、チェルノブイリの教訓は忘れたのでしょうか?

微粒子を体に取り込んで、体内でこうなります。

 

燃やしたあとの灰はどうするんでしょうか?西日本でセメントにするのかもしれません。

 

 参考

福島県全域から汚染木材を集めて加工するCLT工場を、あの大熊町に建設。木の中心部分の汚染は2000bq/kg!

汚染状況重点調査地域でCLTの実証事業。福島産の木材が岡山県の工場でCLTに加工される!

 

 

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