ブログ「風の谷」  再エネは原発体制を補完する新利権構造

原発事故は放射能による公害。追加被曝阻止⇒放射性廃棄物は拡散してはいけない⇒再エネは放射能拡散につながる⇒検証を!

太陽光発電施設の建設めぐり現職市議ら詐欺の疑いで逮捕。市民から550万円だまし取る

2016-05-24 | 不正

現職市議ら詐欺の疑い 太陽光発電施設の建設めぐり

ANN (2016/05/18 18:40)現職の市議会議員と元市議会議員が詐欺の疑いで逮捕・送検されました。警察は土地の所有者は他にも複数いるとみて、2人が同様の手口で犯行に及んだ可能性も含め、余罪を慎重に調べています。

 

 

 

 

 

詐欺容疑 愛知・常滑市議ら逮捕 測量名目で550万円

毎日新聞2016年5月17日 21時37分(最終更新 5月17日 21時37分)

愛知県常滑市の太陽光発電施設整備を巡る汚職事件に絡み、県警捜査2課は17日、土地所有者から測量費名目で約550万円をだまし取ったとして、元市議、岸田嘉成被告(63)=収賄罪で起訴=と市議、斎田大五朗容疑者(40)を詐欺容疑で逮捕した。岸田容疑者は「金を2人で分けた」と容疑を認め、斎田容疑者は否認しているという。

 逮捕容疑は、2014年7〜9月ごろ、発電施設の整備予定地を所有する同市の無職女性(69)に対し、本来は支払わなくていい測量費約550万円を、斎田容疑者名義の預金口座に振り込ませたとしている。契約上、測量費は土地購入業者側の負担になっていた。

 県警によると、事件当時、岸田容疑者は常滑市企業立地推進室主事として発電施設整備の測量業務に関わり、土地家屋調査士の斎田容疑者に売買交渉を依頼。斎田容疑者は女性に「測量費は売り主が全額負担するが、事業者側で一部負担してもらえる」と、うその説明をしていた。両容疑者は昨年4月の市議選で初当選した。

 発電施設整備を巡り、岸田容疑者は、14年9月に同県半田市の測量会社「マス五」から現金100万円を受け取ったとして、今年4月に収賄容疑で逮捕され、5月に市議を辞職。名古屋地検は17日、14年10月にも現金100万円を受け取ったとして、岸田容疑者を収賄罪で追起訴した。

 マス五社長、榊原慎介容疑者(52)も贈賄容疑で逮捕され、17日に贈賄罪で追起訴された。マス五は女性の土地の測量もしていたという。【金寿英】 

 

行政ファイル:常滑市農業委員会も斎田委員に辞職勧告 /愛知

毎日新聞 2016年05月24日 20時56分

常滑市農業委員会は23日、同市役所で総会を開き、太陽光発電施設をめぐる汚職事件で逮捕された市議、斎田大五朗委員(40)に対する辞職勧告決議を行った。

  

常滑汚職、別の市議逮捕 前市議と共謀、詐欺の疑い

2016年5月17日 22時37分

愛知県常滑市の民有地への太陽光発電施設の企業誘致に絡む汚職事件で、現場の土地を所有していた女性(69)から本来は負担する必要のない測量費の名目で約550万円をだまし取ったとして、愛知県警は17日、詐欺の疑いで前常滑市議の岸田嘉成容疑者(63)=同市大谷、収賄罪で起訴=を再逮捕し、新たに同市議斎田大五朗容疑者(40)=同市新田町=を逮捕した。

県警によると当時、岸田容疑者は市企業立地推進室の主事として、同事業の誘致を担当。土地家屋調査士の斎田容疑者は、市内で不動産業を営んでいた。

逮捕容疑では、2人は共謀し2014年7月下旬ごろ、常滑市内で斎田容疑者が女性に「測量費は土地の売り主が全額負担するものだが、事業者側で負担してもらえることになり(女性が一部負担する)測量費は550万8千円です」とうそを言い、同9月上旬ごろ、斎田容疑者名義の預金口座に全額を振り込ませ、だまし取ったとされる。

岸田容疑者は容疑を認めて「金は2人で分けた」と供述し、斎田容疑者は否認しているという。

県警は、岸田容疑者の依頼で、斎田容疑者が女性との間で土地の売買交渉を進めていたとみている。両容疑者はいずれも15年4月の市議選で初当選した。

この土地に計画された太陽光発電施設をめぐっては、岸田容疑者が設置会社に、愛知県半田市の測量会社「マス五」社長榊原慎介容疑者(52)=贈賄罪で起訴=へ、測量業務を約1700万円で発注するようあっせんし、榊原容疑者から、便宜を図った見返りに100万円を得たとして逮捕された。

岸田、榊原容疑者は別の100万円の授受もあったとして再逮捕され、名古屋地検に17日、追起訴された。

(中日新聞)

 

斎田常滑市議、詐欺認識か 土地仲介料も受け取る 

 愛知県常滑市の民有地への太陽光発電施設の企業誘致に絡む事件で、現場の土地を所有していた女性(69)から、測量費名目で約550万円をだまし取ったとして詐欺の疑いで逮捕された常滑市議斎田大五朗容疑者(40)が、別に土地仲介の正規の手数料として百数十万円を受け取っていたことが、捜査関係者への取材で分かった。

 斎田容疑者は、逮捕容疑について「詐欺ではありません」と否認している。だが、土地の売買交渉に伴う通常の仲介料とは別に、女性へ550万円に上る支払いを求めていることから、県警は斎田容疑者にだまし取る認識があったとみて調べる。

 斎田容疑者は前常滑市議の岸田嘉成容疑者(63)=収賄罪で起訴=と共謀し、2014年7月下旬ごろ、土地所有者は測量費の一部を負担する必要があると女性にうそをつき、同9月上旬ごろ、自分名義の預金口座に入金させたとされる。

 斎田容疑者は、岸田容疑者の依頼で土地の売買交渉を進めていたとされ、入金とほぼ同時期に女性から仲介手数料も受け取ったという。測量費は実際は発電施設の設置会社が負担した。

 当時、岸田容疑者は市企業立地推進室の主事で、斎田容疑者は不動産業を営んでいた。この土地に計画された発電施設をめぐり、岸田容疑者は、測量業務を約1700万円で受注できるよう便宜を図った見返りに、知り合いの業者から計200万円の賄賂を受け取ったとして逮捕、起訴された。

◆「信頼回復取り組む」 市議長ら陳謝

 岸田、斎田両容疑者の逮捕を受け、常滑市議会の相羽助宣議長は18日午前、市役所で記者会見を開き、「度重なる議員の逮捕で失われた信頼の回復に取り組む。誠に申し訳ありませんでした」と陳謝した。

 出張のため不在の片岡憲彦市長に代わり、会見に同席した栗本儀則副市長も「17日に外部講師を招いた倫理研修を実施し、職員は法令順守の重要性を感じたはず。信頼回復は容易でないが、一丸となって取り組みたい」と述べた。

 同市議会は18日午後、議会運営委員会を開いて斎田容疑者に対する議員辞職勧告を検討する。

(中日新聞)

 

 (管理人より)

愛知県常滑市の太陽光発電施設の建設をめぐって、二人の市会議員がその立場を利用して私腹を肥やしていました。市民を騙す市議なんてろくでもありません。 

太陽光発電はクリーンで正当なビジネスだと言って推進して回る市民がいますが、こんな汚職がはびこるなんて原発と同じですね。

一応記録しておきます。

 

《参考》

長崎県宇久島メガソーラー事業の自民党市議の贈賄問題(1)自然豊かな島が再エネの食い物にされている

長崎県宇久島メガソーラー事業の自民党市議の贈賄問題(2)時系列まとめ 逮捕~送検

メガソーラー建設で脅迫事件。国策再エネの光と影。「何が本当に大切かという心の目がふさがっている」

 

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秋田県鹿角市十和田大湯でクマ襲撃による死亡事故多発。近くに風力発電所、クマ肉出荷停止

2016-05-23 | 野生動物の問題


クマに襲われたか 2人死亡 現場近くの道路通行止めに
5月23日 4時10分 NHK

秋田県鹿角市の山林で21日から22日にかけてタケノコ採りに入った男性2人が相次いで死亡し、いずれもクマに襲われたとみられることから、鹿角市は22日夜から現場近くの道路を通行止めにしてクマの出没に注意を呼びかけています。
秋田県鹿角市十和田大湯の山林では、21日、タケノコ採りに入った79歳の男性が死亡しているのが見つかったのに続き、22日は、1キロほど離れた山林でタケノコ採りをしていた秋田市の78歳の男性が死亡しているのが見つかりました。2人にはいずれもクマにかまれたり引っかかれたりしたような傷があったことから、警察は、クマに襲われたとみて調べています。
2人の死亡を受けて、鹿角市は、22日午後7時すぎから現場近くの道路を通行止めにしました。立ち入りを規制する柵の近くには看板を設置してクマの出没に注意を呼びかけています。通行止めはタケノコ採りのシーズンが終わる来月上旬ごろまで続けられる予定です。鹿角市は21日から付近の山林5か所にクマへの注意を呼びかける看板を設置しています。
鹿角市農林課の小野寺裕一主幹は「現場の山には近づかないでほしい。タケノコ採りに出かけるときは、音の出るものを身につけるなど安全対策を徹底してほしい」と話しています。
また、現場近くの山では、22日、山菜採りに入った57歳と83歳の女性2人の行方が分からなくなりましたが、午後になっていずれも無事に発見され、けがはないということです。 

 

“クマ”襲撃被害相次ぐ タケノコ採りの男性死亡

テレビ朝日系(ANN) 5月21日(土)17時41分配信

 各地でクマとみられる動物に襲われる被害が相次いでいます。21日午前7時ごろ、秋田県鹿角市の山林で、高瀬佐市さん(79)が死亡しているのが見つかりました。警察によりますと、高瀬さんの顔や体にはクマに襲われたとみられる傷がありました。高瀬さんは20日、タケノコ採りに出掛けて行方が分からなくなっていて、近くでは21日もタケノコを採っていた人がクマに襲われてけがをしています。

 クマに襲われた60代女性:「(タケノコ)採っていたら(クマが)目の前にいた。何にも音はしなかった」
 クマに襲われた女性の夫:「げんこつで(クマの)頭をたたいて、わーわー騒いだら逃げていった」
 鳥取県でも、午前7時半ごろ、山の中でランニングをしていた男性(57)がクマのような動物に襲われました。男性は右手の指を折るなどのけがをしましたが、自力でその場から逃げて無事です。町では、付近に立て看板を設置したり町内放送で注意を呼び掛けています。
最終更新:5月21日(土)17時41分テレ朝 news

 

タケノコ採りでクマに遭遇、男性死亡 秋田
日本テレビ系(NNN) 5月22日(日)20時35分配信
 秋田県鹿角市の山にタケノコ採りに出かけ、クマに遭遇した男性が遺体で発見された。死亡したのは、秋田県秋田市の高橋昇さん(78)。警察の調べによると、高橋さんは22日午前7時半ごろ、妻と2人で鹿角市十和田大湯の熊取牧場近くの笹やぶにタケノコ採りに入り、クマと遭遇。妻に「危ないから逃げろ」と言ったあと、行方がわからなくなった。

その後の捜索で、入山地点から約200メートルの場所で高橋さんの遺体が発見された。高橋さんの頭や脇腹にはクマにひっかかれたりかじられたりしたような痕があったという。

現場近くでは、21日にもタケノコ採りに出かけてクマに襲われたとみられる男性(79)が遺体で見つかっている。

 (管理人より) 秋田県ではついに人がクマに襲われて二人亡くなりました。今までもクマはいたわけですが、凶暴化しています。場所は「鹿角市十和田大湯の熊取牧場近く」です。

熊取牧場の東側には9基の風力発電があります。

地図

ストリートビュー を見るとケイセキ採取場もあります。

 

秋田県内の再生可能エネルギーを利用した発電の導入状況 より 鹿角市における 風力発電 地熱発電 水力発電 の位置です。

風力発電所が一番近いですね。

H14.11 運転開始 株式会社ユーラスエナジーホールディングス

田代平風力発電所(鹿角市十和田大湯字田代平110) 850kw× 9 基   ヴェスタス(デンマーク)

秋田県内にも100基を超える風力発電所があります。

http://www.nedo.go.jp/library/fuuryoku/case/pdf/pref_05.pdf

 

 

さらに 鳥取県若桜町の近くにも、風力発電があります。一番近くが

2005年12月 鳥取県企業局 鳥取市 1000kw 3基 三菱重工業

 

動物たちが山を降りてきたり、凶暴化して人を襲ったり・・・・ 再エネが急増する2000年以降、一気に増えていることです

 

山に再エネ発電所の急増(風力発電所、メガソーラー、中小の野立てのソーラー)

動物たちが山を降りてくる

人間とのトラブル(農作物被害、襲われるなど)

有害鳥獣認定

ハンターを増やし、動物を駆除という名前で殺す

ジビエを国策化して、国民(給食も含む)に食べさせる  ⇒イマココ

 

体制側は因果関係を否定するでしょうが、私はもうこれ以上、再エネ発電所を作るべきではないと、強く主張するものです。

風力発電の低周波音の振動で人間の体調もおかしくなるわけですから、野生動物の体や行動に変化が起こったとしても何も不思議はありません。

台湾では風力発電の近くの家畜のヤギが死んでいます。

 2009年澎湖諸島 風力発電所が”台湾のヤギを殺す” 海外で健康被害出てるのになぜ日本に?

 

さらに言うと、クマ自体が放射能汚染されていた食べ物を食べていた場合、どうなるかということです。人間も中枢神経の異常が出ます。

タケノコをクマも食べています。

秋田県のクマ肉についてのデータ

クマ肉については平成24年9月10日付で、国から岩手県の全域を対象とした出荷制限の指示がありました。
 
出荷制限の指示後も、基準値を超過する放射線物質が検出されています。

http://www.pref.iwate.jp/houshasen/torikumi/19116/002879.html

岩手県内で捕獲された野生鳥獣肉の放射性物質検査結果 【平成27年度分(H28.2.8現在)】 

 

 追記 http://kumamori.org/news/category/%E3%81%8F%E3%81%BE%E3%82%82%E3%82%8Anews/32737/   より転載青文字

4月25日岩手日報webニュースより

クマに襲われ3人重軽傷 西和賀の仙人山

24日午前10時40分ごろ、北上市と西和賀町にまたがる仙人山(882メートル)で登山者3人が子連れの母熊にかまれたり爪で引っかかれるなどして重軽傷を負った。現地は、7合目付近の尾根でささやぶがあ るブナ林。北上市は広報車で周辺集落に熊出没を知らせるとと もに25日に登山口に注意喚起の看板を設置する。西和賀町では、5月末まで春グマ狩り中。 

5月9日岩手日報webニュースより

クマに襲われ男性負傷 岩泉、山菜採り中に

岩泉署と岩泉消防署によると、5月8日、子連れの母熊が午後0時半ごろ、1人で山菜採りをしていた男性を2メートルほど突き飛ばした後、頭や顔面をひっかいた。男性は自力で下山し親類に連絡した。岩泉町では6日にも龍泉洞付近で子グマが目撃されており、同署や同町はパトロールや広報などで警戒を呼び掛けている。 

 

秋田と岩手は隣同士。クマが山を移動することを考えれば、秋田のクマ肉の汚染が低くても安心はできないと思います。

 

 

http://www.forest-akita.jp/data/sansai/kuma-taisaku/kuma.html   より転載 青文字

6月はタケノコが食事の中心

山は、初夏ともなればタケノコ採りで賑わうが、タケノコはクマの主食である。5月下旬から7月上旬頃まで、1ヶ月余りにわたってタケノコを主食に食べ続ける。

クマによる人身被害

2004年以降、全国的に人身被害が急激に増加している。そのうち秋田は、全国の約1割を占め人身被害の数が多い。

1980年~2000年 死傷者数5人~42人
2004年 死者2人を含む111人(秋田11人)、2006年 死者5人を含む150人(秋田16人)、2010年 150人(秋田10人)

 

熊森協会がアップしていた統計のキャッシュ画像です。

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郡山の指定廃棄物火災。郡山市「マスクなどの注意喚起? 中途半端に市が住民に伝えるわけにもいかない」

2016-05-23 | 指定廃棄物

(管理人より)今日は冒頭に、「郡山リサイクル協同組合」の火災について、民の声新聞さんの現場取材を掲載させていただきます☟

2016-05-21 19:01:05 

【指定廃棄物火災】「報道で初めて知った」怒る近隣住民。郡山市は注意喚起せず。住民守らぬ縦割り行政 

福島県郡山市産廃処理場「郡山リサイクル協同組合」(郡山市日和田町高倉)で16日未明、指定廃棄物の入ったフレコンバッグが燃える火災が起きた。しかし、内部被曝への危機感の低い郡山市役所は、周辺住民への注意喚起をせず、環境省に丸投げ。「報道で初めて指定廃棄物が燃えたと知った」と住民は怒る。健康に影響が無いか否かは結果論。まずは防護をするという予防原則などどこ吹く風。縦割り行政の弊害もあって、住民の放射線防護は全くなされていない実態が浮き彫りになった。

【「吸い込むのは俺たちなんだ」】

 「まさか指定廃棄物が燃えたとは知らなかった。消防車が何台も停まっていたから火災が起きているのは分かっていたけれど…」

 自宅が火災現場に隣接する男性の表情は、怒りに満ちていた。地元テレビ局のニュースを見て、初めて指定廃棄物が燃えたと知った。すぐに郡山市役所に電話で問い合わせた。住民とすれば当然、まず地元自治体が対応しているものと考える。しかし、電話に出た市職員の対応は淡泊だったという。

 「『指定廃棄物は環境省の管轄だ』とばかり言って逃げるんですよ。どこが担当かなんて俺たちには関係ないでしょ。何のために市に税金を納めているんですか。行政の怠慢です」

 男性の自宅には、日頃から砂ぼこりが舞って来る。これまでにも何度、苦情を申し入れたか分からない。車やサッシは、洗い流してもすぐに汚れてしまう。国道4号から産廃処理施設につながる道路は、業者側が1日に何回も散水をしているが、すぐに乾いてしまう。風が吹けば舞い上がる。それに加えて今回の火災。詳細な情報が無ければ、マスクをするなどの防護が出来ない。「なぜ注意喚起をしないのか。健康に影響が無いというのはあくまで結果論でしょ。実際に吸い込むのは俺たちなんですよ」。男性の怒りはもっともだった。
 ようやく業者幹部が火災の説明に来たが「環境省が空間線量を何カ所も測っているが、全く上昇していないから心配は要らない」と強調したという。しかし、具体的な数値を回覧板で周知するような事は無い。「口でいくら言われてもね…。そもそも、その数字が本当かどうかも、俺たちには分からない」。
 男性が至極当然の怒りを口にする一方で、他の住民の中には業者へ好意的な言葉を口にする人もいた。「そりゃそうでしょう。そういう人たちは業者に土地を貸して収入を得ていたり、工場で働いていたりする人たちですから。悪い事は言えないでしょう」。産廃処理も、原発と構図は同じなのだ。

 「どうしてこんな酷い話が全国ニュースにならないんですかね?きちんと書いてください」 男性はそう言って頭を下げた。

 処理場に隣接する土地で、手元の線量計は0・3μSv/hを超えた。
DSCN3542.JPG 
DSCN3544.JPG 
(上)焼却炉で発生した焼却灰のうち、8000Bq/kg
を超えたものが「指定廃棄物」として保管されている。

(下)火災が起きたのは倉庫の一番奥。「たてこんでいる」として撮影は拒否された。


【「安心して欲しい」と産廃業者】

 福島市にある「環境省福島環境再生事務所放射能汚染廃棄物対策第二課」が福島県政記者クラブに流した「お知らせ」によると、郡山地方広域消防組合消防本部に火災の一報が入ったのが16日午前3時43分。7時30分に鎮火を確認したという。「人的被害や周囲の建物等への被害はなし」、「出火点近くのモニタリングポスト(大口原緑地)の値は、火災の前後で大きな変化はありませんでした」として、16日午前8時に0・192μSv/hだったと記載。「周辺環境や健康に影響はない」と結論付けている。

 火災現場で取材に応じた「郡山リサイクル協同組合」の男性専務は「これまでも、これからも問題はありません。たてこんでいるのでフレコンバッグの保管場所まで案内する事は出来ませんが、何も隠すことはありません。安心して欲しい」と繰り返した。
 同組合は木くずや金属くず、がれきなどの産業廃棄物や動物の死体を受け入れ焼却する中間処理施設。焼却炉で生じた焼却灰を測定し、8000Bq/kgを超えるものは「指定廃棄物」となるため、環境省に引き渡すまで倉庫で分けて保管。その数は800個ほどで、今回は保管倉庫に隣接する物置から出た火で、一部のフレコンバッグが燃えたという。「100~200個が燃えた」という報道もあったが、専務は「誰がそんなことを言ったのか。数は分からない」と首を傾げた。消防本部にも取材をしたが「現在、調査中。特殊な事案なので概要がまとまるまでに時間がかかるだろう」との回答だった。

 同組合で受け入れている産廃は郡山周辺のものが8割で中通りが中心。浜通りのものは受け入れていないという。「業者に測らせて0・3μSv/h以下の産廃しか受け入れていません。抜き打ちで測定することもあります。その場合は契約を打ち切ります。きちんとやっているんです」と専務。「今回の火災で穴が開き消火活動で焼却灰が濡れてしまったので、完全防水のフレコンバッグに入れ替えます。水は吸い取ってタンクに入れてあります」

 専務は、環境省が敷地内の複数個所で定点測定した空間線量の書かれた紙を見せながら「中には逆に下がっている地点もあるほどですよ」と強調した。しかし「見せるだけ」と写真撮影は拒否。環境省福島環境再生事務所は、電話取材に対し「確かに数値は公表していない。いただいたご意見は参考にしたい」と今後の公表に含みを持たせた。

 なお、「指定廃棄物」のうち10万Bq/kg以下のものは富岡町の管理型処分場「フクシマエコテッククリーンセンター」に、10万Bq/kg超のものは中間貯蔵施設に埋め立てられることになっている。
DSCN3543.JPG 
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(上)火災があった「郡山リサイクル協同組合」。
専務は「皆さんが心配するような状況ではない」と強調した。

(下)敷地に隣接する土地で、手元の線量計は0・3μSv/hを超えた=郡山市日和田町高倉 

【低すぎる内部被曝への危機感】

 住民が守られない最大の原因は縦割り行政による連携不足。そして何より、内部被曝への危機感の無さだ。

 郡山市廃棄物対策課は、取材に対し「指定廃棄物なので環境省の管轄になる。マスクなどの注意喚起? そういうこともあるかもしれないが、中途半端に市が住民に伝えるわけにもいかない」と話す。原子力災害総合対策課に至っては「保管場所も数も把握していない。保管責任者は事業者であり、監督するのは環境省」と言う始末。「こういう場合の対応方法も事前に決まっていなかった。市としては、どうしても受け身にならざるを得ない」まるで他人事だ。

 「今回の案件を教訓として、環境省や事業者と連携をとっていきたい。住民への注意喚起についても検討する」と原子力災害総合対策課。議会答弁のような回答だが、本当に検討するのか。環境省福島環境再生事務所も「注意喚起をしないと、周辺住民が防護策をとれないというのは理解できる」と語るが、伊達市内の山林火災でもそうだったように、火災による放射性物質の拡散、住民が吸い込む事による内部被曝に対する危機感があまりにも低いと言えよう。

 郡山地方広域消防組合消防本部によると消防士は通常、黒煙を吸い込まぬようマスクで顔を覆い、酸素ボンベを背負って消火活動にあたる。今回もそのような装備が使われたという。しかし周辺住民には注意喚起もなく、どれだけ吸い込んでしまったのか分からない。今後、体調を崩したとしても、それが内部被曝による症状だという証明も出来ない。だからこそ、大げさであっても予防原則で対応するべきなのだ。初めから「大丈夫」ありきでは住民は守れない。

 放射性物質は少しもコントロールされてなどいない。これが汚染地の実態だ。安倍晋三首相は被曝のリスクも避難者も無きものにしたいと願っているようだが、首相こそ理解していただきたい。

 原発事故は現在進行形。(了)

(管理人より)

市職員の無責任さ、火災を出した事業者のとぼけっぷりに驚かされますね。

福島県で産廃やがれきが火事で燃えているニュースが連続しました。

追記アリ 8000Bq/kg超の指定廃棄物の焼却灰の入ったフレコンバッグ200袋が燃える産廃施設倉庫の火事

富岡町の災害がれき焼却施設から出火。燃えたものは放射能汚染された災害廃棄物

ここで、実際どのくらいこれらの産廃が汚染されていたのか調べてみます。


平成23年9月15日 産業廃棄物焼却施設における焼却灰の放射性セシウム濃度測定結果について(お知らせ)

には、原発事故から半年後の東北、関東地方等の関係16都県の産廃の放射能濃度が出ています。

産業廃棄物焼却施設における焼却灰の放射性セシウム濃度測定結果 [PDF 212 KB]

この資料から福島県の産廃がどのくらい汚染されていたか、見ていきます。


この資料の測定施設の中に郡山リサイクル協同組合が入っているかどうかはわかりません。

しかし、平成23年度の時点で、野積みされている産業廃棄物に放射性降下物が付着し、これだけの放射能濃度になっていたという事実は、参考になると思います。

木くず+繊維くずが 最高で 14万4200 ベクレル/kg 

郡山リサイクル協同組合も木くずを燃やしています。

ストリートビューで限界まで近寄ってみました 。煙突が低いですね。道路からほとんど見えません。

2013年8月時点

 

 行政は責任のなすり合い、周辺住民に、煙を吸い込む危険を周知しない。

行政が、まったく命と環境を守るという方向で動いていないわけです。私は、放射能汚染が凄まじいというだけでなく、このような腐りきった行政が恐ろしい。

人間というのは、保身のためにどこまで理性や良心を失うのか・・・・

福島をはじめとして、これからの日本ではそれが明らかになっていくと思います。

 

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山梨県知事への住民の手紙~広大な森林を皆伐破壊し、見渡す限り太陽光パネルを並べた北杜市の姿に心痛

2016-05-20 | メガソーラー自然破壊

地図 

 

知事への手紙   より引用(太字強調は管理人)

平成28510

山梨県知事 後藤 斎 殿                                                     

      各関係課長 殿                                                       


謹啓 私は北杜市小淵沢町在住の52歳、樹木医・林業関係者・森林インストラクターとして森と樹木の手入れと保全管理を生業としている個人事業者です。小淵沢町に身を置くようになって30年以上となりました。家族は5人、3人の子供たちは小淵沢東保育園にはじまり、小淵沢小学校・中学校・県立高校そして長男・長女も現在は東京で下宿生活の大学生という家族です。

この五月、大型連休は天気にも恵まれて観光地・別荘地でもある小淵沢町には今年も内外から多くの人々が来訪してくれました。私の県外の友人も幾人も来訪がありました。

そのほとんどの方たちから「北杜市はどうしちゃったの」「山梨って緑の森林こそが魅力だったのにねぇ・・・。」と声を揃えます。

つまり何十年、何百年もかけて育まれた広大な森林を重機械であっと言う間に皆伐破壊して、見渡す限り太陽光パネルを並べてしまったという八ヶ岳南麓一帯北杜市の大地の姿に驚愕し心を痛め、怒りと哀れみとともに同情と心配を吐露されてしまったのです。

北杜市にはもう10年来「地球温暖化防止推進協議会 (通称グリーン北杜)」という半官半民の組織があります。私もその市民メンバーとして活動にかかわってきました。未来へ向けての良いことのはずなのに残念で深刻な結果が現実となっています。

個人的に長年にわたり自然環境や森林の保全、林業の活性化を生業として、またはライフワークとしてきた私には自然エネルギー・再生可能エネルギーの賢明な推進と導入には賛成するものの、「森を壊して太陽光開発、 森の木々を伐りつくして木質バイオマスエネルギー無秩序利用」は完全なる本末転倒の愚かな事業と確信します。

現代日本人は「経済合理性」を皆で揃って勘違いしていると思います。山梨県森林環境部は、かつて21万本の植樹を旗振りし県民に森林意識の向上と行動を求め、旧小淵沢町は環境基本条例を制定して「エコマナーブック小冊子」まで町民配布をしました。その7つの指針の第4項で「森林を減らしてはならない」と町民にはっきりと環境規範の順守を求めました。

当時の小学生には授業でも故郷学習として教えたものです。また、山梨県が5年前に予算計上して専門家に作成させた「山梨県自然エネルギー賦存量報告書」では、利用制限が伴っている森林と農地は太陽光パネルの設置場所としては不適であり適地からは除外、建物の屋根に重点的に設置導入するとなっています。

問題のメガソーラーは県内でたった2箇所程度の可能性が考えられる、と明記されています。県が最近作成し提示した「太陽光適正導入ガイドライン」の内容では、極めて限定的なごくあたり前の抑制しか期待ができません。県民が森林保全を目指す意識の向上を阻害し、実質的には森林環境の保全を軽視することを助長すらしていると考えます。

これら一連の政策や県民に示された行政方針と北杜市内の近年の森林大地の蹂躙、森林皆伐破壊の現状との矛盾についてその整合性をどのように説明されるか、県としての現在状況の検証と結果の分析について教えてください。

(1) 経済産業省が、国費を投じて電力事業参入への誘惑として有利な固定価格買い取り価格を掲げ県外資本や事業者を煽り、すでに4500件を超える太陽光事業認可が下りていると言います。このうち既に市内で1000件超が森林皆伐など着工に至ってしまいました。

これから12年のうちにさらに3500件もの工事が予定されています。驚愕の数字です。単純に考えて北杜市の里地の森林はすっかり無くなる程の面積です。これは、県有林だけ守れれば良いという話ではなく、個人所有民有林の深刻な事態です。私はこのあまりの事態に有利な条件の認可枠を乱発した経済産業省・新エネルギー政策課に問い合わせをしてみました。

すると経産省では有利な買い取り価格枠を与えただけでの太陽光パネルの設置場所が森林だろうと農地だろうとどこに、どのように設置するか、経産省は一切関知をしていない。それは地元の山梨県や北杜市、そして農地や林地であれば農水省などの指導や地元としての土地利用の問題であり、山梨県がどのような方針を持っているかは興味もないし承知していない、と恐ろしくも明快な物言いの回答でした。

それでは県や市の土地利用の考え方次第で結果が大きく左右されるということになります。地方自治体の首長の責任は重大です。山梨県知事および森林環境部としての現行の土地利用の考え方と問題意識、今後の課題について県民向けの説明として具体的に教えてください。

(2)近未来の県土の発展と県民の真の幸せを実現していく時、内外の交流や人的な移動、世界の叡智との大いなる交流を実現しつつ、地域の新しい時代のコミュニティを根づかせていくことが大切と考えています。その意味で、後藤知事が主要な政策課題に掲げている「人口減少社会において将来にわたり山梨の発展を維持していくためには、経済活動を支える定住人口の維持や多くの交流人口を呼び込むための魅力ある地域づくりが不可欠である」との移住・定住・交流の公約を支持するものです。

しかしながら山梨県の地誌の最大の魅力である「森の豊かさ」「水の清らかさ」「冷涼な空気感」を明らかに損なうような森林の破壊と蹂躙の現在進行形の無秩序無計画な開発事業について、現在時点で山梨県はこれを「是」とするのか、それとも必ずしも健全な開発とは考えていないのか、そうであれば事態改善のための具体策は何か、現状をどのように分析し、今後どのような県としての旗振りを考えているのかを具体的に教えてください。

(3)後藤知事から誠意ある回答をいただき、こうした現状に対する善処へむけての賢明且つ有効な手立てと具体策が示されれば、私たち県民は知事のリーダーシップのもと県政に協力し大いに地域と現場で汗をかき、山梨県民の発展と幸福に少なからぬ貢献をしたいと心から考えています。

私の家族、長男は現在大学4年生、卒業後は山梨に戻って活躍したいとの夢も持っています。昨年の夏休みに一時帰郷した際、彼にとっては幼いころから心に刻まれた故郷の緑の森の心象風景が、あまりにも激変してしまった故郷の大地の姿を目のあたりして「これは僕の故郷ではない・・・」と涙を流して残念がっていました。

若者が寄りつかない、山麓地域としての魅力が失われる、観光客も減り素通りする、自然の豊かさも水の循環も生物の多様性も失われ、いやしの景観も台無しでは、もはや山梨の発展はあり得ません。

この若者の心痛みを知事には必ずや共有していただけるものと信じています。

                                                                               頓首


上記 (1)(3)の具体的回答を求めます。後藤知事の心の言葉を是非示していただきたいと思います。                                  

  山梨県総合政策部:  秘書課長  政策企画課長  地域創生人口対策課長

  山梨県森林環境部:  森林整備課長  みどり自然課長  林業振興課長   

(知事の見解 および関係部分につきましては上記各課の見解をお知らせください。)


                          北杜市 小淵沢町  安藤 義樹

 

(管理人より) 山梨県北杜市小淵沢町在住の樹木医さんのブログより転載させていただきました。

この手紙の中に、私とは意見の相違があるということは、当ブログの読者の方はおわかりと思いますので、あえてここでは書きませんが、太陽光発電による自然破壊の深刻な実態を、住民の方が行政に対して手紙で訴えている内容は、日本中の人が知らなければならないと思いましたので共有します。 目に余る状態だという証拠でもあります。

山梨県内の状況と取り組み  以下はブログ冒頭の画像の場所

北杜市太陽光発電の実態写真   より

 

「自然破壊をやめ、ふるさとの自然を守って欲しい」という思いは私も同じです。私もいつもいつも山の中のメガソーラーを見つけるたびに打ちのめされ、心を痛めています。 

小淵沢の住民の方からの情報が2件よせられました。

「南山麓から清里までソーラーが設置され、景観がパネルでピカピカの状態になってしまった。動物達が山から出てきて畑を荒らし、ついに農業をやめた人もいる」

「家のそばの木々がメガソーラー建設の為に伐採され、涼しかった夏は暑く、冬は積雪、気候まで変わった気がする。近隣で問題になっている」

 

ということでした。さらに自宅周辺にメガソーラーがいくつも作られ、今も増え続けている地域に住んでいる山口県の友人からメールが来ました。

 

「メガソーラー急増による生物への影響が現実に出てきました。自分の目の前に。

ウチは田舎で、10年くらい前から猪はときどき出てたけど、今年になって急に猪だけでなくキツネ・タヌキ・猿・鹿まで出はじめました。

こんなに何種類もの動物が一気に出はじめたのは、山にメガソーラーが設置されたから。

パネルの急増と野生動物の出現が偶然であるはずがないんです。

山の動物達はすみかと食べ物をなくしてしまいました。絶対に日本全国あちこちで同じ現象が起きているはずです。

地元の年寄りも皆「初めてこんな動物を見た」と驚いています。日本の山は本当に変わってしまいました。

山の動物達がかわいそうでなりません。パネルができた所から徐々に逃げてきて、生態系全体が変わってきているんだと思います。」


山口でも山梨でも、動物がこのように住処や餌を奪われています。こういった全国で起きている生態系破壊の現実を直視しなければならないと私は思うのです。

国策で進められている事業は、その地域だけの問題ではないということです。


北杜市で今起きているメガソーラー問題の場所はこちら☟

  

「日本名水百選」に選定されている「八ヶ岳南麓高原湧水群」のひとつです。周辺から湧­水が湧き出しています。この地点が湧水点です。日量約22,000トンを誇るこの「大­滝湧水」は数ある北杜市の湧水の中でも代表的な存在です。

こんな湧水の水源にメガソーラーなんて狂っています。神社の森を伐採するなんてとんでもないことだと私は思います。

山梨県太陽光適正導入ガイドラインの9p~10pに書いてあります☟(青文字)

文化財指定エリア

文化財(国宝、重要文化財、史跡、名勝、天然記念物等)は、私たちの遠い 祖先が生活する中で長い年月をかけて創り出し、守り伝えられてきた文化遺産 のうち、文化財保護法又は県文化財保護条例に基づき指定されたもので、一度 失ってしまえば二度とよみがえることのない、県民の共有財産とも言えるものです。

これらの文化財は、指定登録、エリア指定等の方法によって、適切な保護管理措置が採られており、将来に守り伝えていくべきものであることから、御岳 昇仙峡や早川町赤沢伝統的建造物群保存地区をはじめとした文化財指定エリア内は太陽光発電施設の立地を避けるべきエリアです。 

 

大滝湧水は県民の共有財産です。従ってガイドライン違反。 絶対に作らせてはいけないと思います。 

参考

メガソーラースラップ訴訟 住民の勝訴「住民が反対意見や質問を述べることは当然で違法性はない」の判決

 

地図

メガソーラー計画反対、県に要望【社会/山梨】  山梨日日新聞電子版

大滝の湧水と森を未来につなぐ会のチラシより

 

 

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【太陽光発電設備の災害廃棄物】 環境省が事務連絡 【土壌汚染する含有物質が流出する恐れ】

2016-05-19 | 災害廃棄物

  

平成 28 年熊本地震により被災した太陽光発電設備の保管等について  より

事 務 連 絡

平成 28 年 5 月 16 日
都道府県・政令市
廃棄物主管部(局)御中


環境省大臣官房廃棄物・リサイクル対策部
廃棄物対策課

平成 28 年熊本地震により被災した太陽光発電設備の保管等について


今般、平成 28 年熊本地震により、熊本県、大分県を中心に甚大な被害が生じており、これに伴い、膨大な量の災害廃棄物が発生している。この災害廃棄物の中には、破損した太陽光発電設備が含まれている。太陽光発電設備の太陽電池モジュールは大部分がガラスで構成され、モジュールが破損していても光があたれば発電することから、取扱いに注意し、安全性に配慮する必要がある。このため、地震により破損した太陽光発電設備の保管及び処理の留意事項について下記のとおり取りまとめたので、本通知に従って保管及び処理を実施されたい。
なお、環境省にて、太陽光発電設備の保管及び処理の留意事項を含む、既存の法制度や留意事項といった基本的な事項を整理した「太陽光発電設備のリサイクル等の推進に向けたガイドライン(第一版)」を取りまとめ公表しており、本ガイドラインも参考にしていただきたい。

1.所有者等が私有地内等で保管する際の留意事項

(1)感電の防止

太陽電池モジュールは光が当たると発電する。また、太陽光発電設備のパワーコンディショナーや、太陽電池モジュールと電線との接続部は、水没・浸水している時に接近又は接触すると感電する恐れがある。そのため、感電を防止するよう十分に注意する必要がある。感電防止のためには、太陽電池モジュールの表面を下にするか、又は表面を段ボール、ブルーシート、遮光用シート等で覆い、発電しないようにすること。また、複数の太陽電池モジュールがケーブルで繋がっている場合、ケーブルのコネクタを抜き、ビニールテープなどを巻くこと。その際、乾いた軍手、ゴム手袋、ゴム長靴を着用し、絶縁処理
された工具を使用すること。モジュール周辺の地面が湿っている場合や、太陽電池発電設備のケーブルが切れている等、感電の可能性がある場合は、不用意に近づかず、電気工事士やメーカー等の専門家の指示を受けること。また、降雨・降雪時には極力作業を行わない等の対策によりリスクを低減させることが望ましい。

(2)破損等による怪我の防止

太陽光モジュールは大部分がガラスで構成されており、撤去作業等における破損による怪我を防止するよう十分に注意する必要がある。破損に備えて保護帽、厚手の手袋(革製等)、保護メガネ、作業着等を着用する等によりリスクを低減させることが望ましい。

(3)水濡れ防止

ガラスが破損した太陽電池モジュールは雨水などの水濡れによって含有物質が流出する恐れや感電の危険性が高まる恐れがあるため、ブルーシートで覆う等の水濡れ防止策をとることが望ましい。

(4)立入の防止

太陽電池モジュールによる感電、怪我を防止するため、みだりに人が触るのを防ぐための囲いを設け、貼り紙等で注意を促すことが望ましい。

2.運搬する際の留意事項

(1)感電の防止

積み込みや運搬時等の感電防止のためには、荷台における太陽電池モジュールの表面を下にするか、又は表面を段ボール、ブルーシート、遮光用シート等で覆い、発電しないようにすること。また、複数の太陽電池モジュールがケーブルで繋がっている場合、ケーブルのコネクタを抜き、ビニールテープなどを巻くこと。その際、乾いた軍手、ゴム手袋、ゴム長靴を着用し、絶縁処理された工具を使用すること。モジュール周辺の地面が湿っている場合やケーブルが切れている等、感電の可能性がある状態のものを見つけた場合は、不用意に近づかず、電気工事士やメーカー等の専門家の指示を受けること。
また、降雨・降雪時には極力作業を行わない等の対策によりリスクを低減させることが望ましい。

(2)破損等による怪我の防止
積み込みや運搬時等における破損による怪我を防止するよう十分に注意する必要がある。破損に備えて保護帽、厚手の手袋(革製等)、保護メガネ、作業着等を着用する等によりリスクを低減させることが望ましい。

(3)水濡れ防止

ガラスが破損した太陽電池モジュールは雨水などの水濡れによって含有物質の流出する恐れや感電の危険性が高まる恐れがあるため、荷台をブルーシートで覆う、屋根付きトラックによる運送等の水濡れ防止策をとることが望ましい。
なお地震により破損した太陽光発電設備は廃棄物処理法に基づき運搬する必要がある。

3.仮置場で保管する際の留意事項

(1)分別保管

感電等の危険性があることや、重金属が含まれていること、アルミフレーム等の有用資源が含まれていること等から、仮置場を管理している自治体の指示に従い、可能な限り分別保管すること。その際、太陽電池モジュールによる感電、怪我を防止するため、みだりに人が触るのを防ぐための囲いを設け、貼り紙等で注意を促すことが望ましい。

(2)感電の防止

太陽電池モジュールは光が当たると発電する。また、太陽光発電設備のパワーコンディショナーや、太陽電池モジュールと電線との接続部は、水没・浸水している時に接近又は接触すると感電する恐れがある。そのため、感電を防止するよう十分に注意する必要がある。
感電防止のためには、太陽電池モジュールの表面を下にするか、又は表面を段ボール、ブルーシート、遮光用シート等で覆い、発電しないようにすること。また、複数の太陽電池モジュールがケーブルで繋がっている場合、ケーブルのコネクタを抜き、ビニールテープなどを巻くこと。その際、乾いた軍手、ゴム手袋、ゴム長靴を着用し、絶縁処理された工具を使用すること。モジュール周辺の地面が湿っている場合やケーブルが切れている等、感電の可能性がある状態のものを見つけた場合は、不用意に近づかず、電気工事士やメーカー等の専門家の指示を受けること。また、降雨・降雪時には極力作業を行わない等の対策によりリスクを低減させることが望ましい。

(3)破損等による怪我の防止

太陽光モジュールは大部分がガラスで構成されており、破損による怪我を防止するよう十分に注意する必要がある。破損に備えて保護帽、厚手の手袋(革製等)、保護メガネ、作業着等を着用する等によりリスクを低減させることが望ましい。

(4)水濡れ防止

ガラスが破損した太陽電池モジュールは雨水などの水濡れによって含有物質の流出する恐れや感電の危険性が高まる恐れがあるため、ブルーシートで覆う等の水濡れ防止策をとるとともに、土壌等の汚染が生じることがないように環境対策を実施することが望ましい。


<連絡先>
環境省大臣官房廃棄物・リサイクル対策部
廃棄物対策課 切川
TEL 03-5521-8358(直通)
FAX 03-3593-8263
E-mail hairi-saigai@env.go.jp

 

 (管理人より) 熊本地震一ヶ月後の5/16に、環境省からソーラーパネルの災害廃棄物についての事務連絡が各県に出されました。

行政庁内での拘束力の強さの序列は、強い順に、「通知」、「事務連絡」、「内翰」となるそうです。

「一定の基準等を示す場合、内簡それ自体に法的な拘束力は一切なく、あくまで技術的な助言・中央省庁の考え方を示すに過ぎない。 しかし、地方自治体が行う裁量の余地がある行政行為に対して実質的な影響力を有しているので、整合性の面からその行政行為を全国的に統一させる方向へ誘導する目的で発出される。 」

wikiにあります。

こういう事務連絡が出されたということは、いくら再エネ利権者がソーラーパネルが災害時に役に立ったというような誘導をしても、実際にはソーラーの災害廃棄物が相当数出ているという証拠でもあります。

さらに太陽光モジュールの毒性物質が溶出することも環境省はわかっているので、このような注意事項を全国に連絡せざるを得なくなったというわけです。

太陽光発電設備のリサイクル等の推進に向けたガイドライン(第一版) より

 

このPDF67ページに渡る膨大な環境省のガイドラインは、あくまで「太陽光発電を推進する」という方向性で作られていますので、廃棄物の実態に対し「こんな解釈するのか!!?」と驚くような箇所も随所に見られます。

ソーラーパネルがゴミになった場合、現時点では産業廃棄物として、地域毎の産業廃棄物の処分場(管理型最終処分場・安定型最終処分場)に埋め立てられるという想定を環境省が行っています。

呆れるのは、ソーラーパネルのゴミの最終処分場に占める割合の計算をしていることです。ゴミの総量自体を問題視していないのです。パワコンなどの周辺設備のゴミは10年で出てきます。それも書かれていません。パネルだけではない付帯設備の電子廃棄物がじゃんじゃん出てくることになります。

ゴミを減らすという観点で見ると後退的としか言いようがない。そんな計算はブログに載せる価値はないので載せません。

 

 

 

 

「全国計(寿命 25 年)の排出見込量は、2020 年約 3 千トン、2030 年約 3 万トンとなります。 寿命によって、排出時期は大きく異なることとなります。」とガイドラインの中にあります。

環境省はパネルの寿命を25年としていますが、実際は「定義されていない」と専門家が言っています。もっと早い段階で膨大なゴミが出る可能性があります。災害があれば尚のこと増えるでしょう。

こちらをご覧ください☟

産業技術総合研究所 加藤和彦工学博士 「太陽光パネルの寿命は技術的に定義されていません」

PDF16ページより

 

ソーラーパネル所有者の皆さんは排出者としての責任が義務付けられているのです。新品で買おうが、中古でもらおうが、拾ってこようが同じことです。

オフグリッド信者の中に、「パネルがゴミになったら責任もってテーブルにして使う!」などと言うアホ発言があったようですが、毒性物質で作られたパネルをテーブルにする愚かさを自覚すべきです。

ソーラーパネルを捨てるのに平均で約19万円もかかっています。そんなにかかるのなら捨ててしまえと、不法投棄する人間も出てきそうですね。 

さらに以下のようなことが注釈で付いていました☟

 

 

なんとメガソーラーは、FITで買取価格の中に廃棄費用までかぶせてあったんですね  

再エネ賦課金にメガソーラーのゴミ代まで上乗せするな!ふざけんな!と言いたいです。

ソーラーパネルのゴミについては当ブログではしつこくしつこく言ってきましたが、ようやくネット記事になっています。 

このグラフは環境省のよりわかりやすいですね。環境省のもあげときます。

2030年度以降は一気に増えます。2040年には年間80万トンの電子廃棄物!

今、太陽光発電を推進してる人間は、60代後半~70歳ぐらいが多いでしょうから80万トンのソーラーパネルのゴミが出る頃には、この世にいないかもしれません。

 


太陽光パネルの大量ゴミ問題、2040年度に80万トン!?

週刊ダイヤモンド編集部 2016年5月11日

地震や強風、洪水などの自然災害などで見るも無残に破壊された太陽光パネル。熊本地震では、パネルを取り付けた住宅が倒壊したさまが連日のように報道されている。

 これら使用不能となった太陽光パネルは産業廃棄物として処理されるが、実は2040年度には廃棄される太陽光パネルが膨大な量になるという試算がある。昨年6月に環境省が行ったもので、14年度に年間約2400トンだった廃棄量が、40年度には年間約80万トンに膨れ上がるという(下図参照)。実に10トン積みの大型ダンプカー約8万台分に相当する。

そもそも太陽光発電が急速に普及したのは、11年の福島第1原子力発電所の事故によりエネルギー政策の見直しが行われ、12年に太陽光や風力など再生可能エネルギー普及のための「固定価格買取制度(FIT)」が導入されたことによる。

 導入当初は普及促進のため買い取り価格が高めに設定され、それまで住宅用の小型の太陽光パネルがメーンだったところに、メガソーラーなど産業用の大型の太陽光パネルが一気に製造された。中には投資を目的とした事業者の参入も相次ぎ、まさに“太陽光バブル”といえるありさまだった。

 ところがだ。買取制度には期限が設けられている。住宅用の買取制度は10年間で終了し、産業用は20年間で終わってしまうのだ。

そこに太陽光パネルの寿命が重なるとどうなるか。メーカーによって違いはあるものの、寿命はおおむね20~30年。つまり、太陽光パネルの寿命が終わると同時に投資対象としての魅力もなくなり、太陽光発電から撤退する事業者や投資家が一気に増える可能性が高い。その後は、大量のごみの山が築かれるというわけだ

ごみ対策は後回し

 住宅用の買取制度は10年で終わるとはいえ、小型だから廃棄物の量はそれほどでもない。問題なのは、産業用の買取制度が終わる20年目、すなわち32年度以降だ。そこで慌てた環境省は今年4月、「太陽光発電設備のリサイクル等の推進に向けたガイドライン」を発表したが、今は各事業者に処理を委ねているのが現状だ。

 海外大手パネルメーカーも「この数年内には対応したい」と言及するにとどまり、いまだ対策が立てられていないことを暗に示す。

 加えて、太陽光パネルには銀や銅など資源価値の高い金属も含まれるが、パネル表面のガラスは資源としてほぼ無価値。仮にリサイクルしてもガラスを分離する技術が発達しておらず、コストが掛かる。現状では、埋め立て処分の方が安上がりなのが実態だ。

 エコなはずの太陽光発電だが、このままでは不法投棄や埋め立て地の不足など、深刻な環境問題を引き起こしかねない。早急な対策が求められている。

(「週刊ダイヤモンド」委嘱記者 大根田康介)

 

この記事のグラフはいいのですが、記事内容には納得いかないものがあります。下線部をご覧下さい。

買取制度の期間を長くすればいいというものではありません。さらに、対策(埋め立てやリサイクル)をとれば環境汚染しないということではありません。

太陽光発電という電源自体が環境負荷であるという本質的な問題に斬り込んではいない記事だということです。

 

 

当ブログ関連記事  原発推進派はこういう切り口で書くことはありません☟

 

太陽光パネルのゴミの山を直視する。工業的リサイクルは環境汚染。日本も20年後こうなる。

太陽光パネルの不良率に驚く!10のうち1つが不良品?不良品も有毒ゴミになるということ

【危険を承知で推進中!】資源エネ庁が原発メーカー三菱に調べさせた太陽電池モジュール廃棄物の危険性

【驚愕】30年後、日本はソーラーパネルと巨大風車のゴミ屋敷!再エネ廃棄物問題【設備には寿命】

一斉に電子廃棄物のニュース。電子ゴミはパソコンだけではない。太陽光パネルも電子廃棄物

電子廃棄物=雑品スクラップの輸出規制強化へ、プリント基板から鉛、液晶からヒ素。汚染はどこでも迷惑

自然災害で太陽光パネルはあっという間にゴミになる。それなのに何故「災害時のため」のメガソーラー?  ⇒宮崎豪雨、津波被災地で壊れゴミになったソーラーパネルの写真など

日本列島は台風の通り道。自然災害は想定しなければならない国なのに、国中にメガソーラーがある異常事態


 

 

 

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富岡町の災害がれき焼却施設から出火。燃えたものは放射能汚染された災害廃棄物  

2016-05-18 | 災害廃棄物

富岡の減容化施設でぼや がれきの一部を焼く

福島民友新聞 5月18日(水)10時53分配信

17日午後9時55分ごろ、富岡町、重環オペレーション富岡事業所にある、東日本大震災で発生した災害がれきの容量を減らす減容化施設から出火、がれきの一部を焼いた。

双葉署によると、がれきを燃やす前に石灰などを混ぜる工程中に出火したとみられる。同署と双葉地方消防本部が原因を調べている。 

 

 (管理人より) フクイチのすぐ近く(10km圏内)の富岡町でがれきの焼却施設から出火しています。NHKほかのメディアも報じていません(確認できません)。

なので記録しておきます。

減容化施設というのは焼却施設ですから焼却炉があって煙突があります。

今回は「ぼや」という表現ですが、焼却炉内ではなく燃えた、つまり煙突すら通らず、煙が周辺に垂れ流しになったのでしょう。

ぼやということで小さい扱いになっていますが、燃えたものは放射能汚染された災害廃棄物です。

重環オペレーションは三菱のグループ会社。https://www.mhiec.co.jp/company/contents/group.html 焼却炉も当然三菱製ではないでしょうか。

福島民友新聞の記事の紙面には、この事業所の住所が書いてありますが、ネット記事には住所が書いてありません。

福島県双葉郡富岡町毛萱浜畑 という住所でグーグル検索☟

地図 航空地図を見ると煙突から煙が出ていて周囲にはがれきの溜め場が見えます。

 

2015年9月のストリートビュー   右が焼却施設。左に可燃性の建築廃材などが溜められています。

記事には、がれきの放射能濃度などの記載は一切ありません。

 

 

 

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追記アリ 8000Bq/kg超の指定廃棄物の焼却灰の入ったフレコンバッグ200袋が燃える産廃施設倉庫の火事

2016-05-17 | 産廃火災

郡山市のリサイクル施設で火事 フレコンバッグ200袋焼ける(福島16/05/16)

(5/16 13:12)FNN 福島テレビ

16日朝早く、福島・郡山市のリサイクル施設で火事があった。けが人はいなかった。

現場の周囲は、民家は少なく、畑や田んぼなどが多い場所。
火災の発生から4時間余りがたっても、建物からは白い煙が出ている。
火事があったのは、郡山市日和田町にあるリサイクル施設で、16日午前3時40分ごろ、通行人から「建物から煙が出ている」と、消防に通報があった。
火は、およそ4時間後に消し止められたが、倉庫内の壁の一部や、焼却後の灰が入ったフレコンバッグ、およそ200袋が焼けたという。
けが人はいなかった。
郡山市によると、焼却灰は、郡山市内の指定廃棄物を燃やした際に出たものだが、火事の前後で、周辺のモニタリングポストの値に変化はないという。 

 

郡山市で倉庫火事 焼却灰を入れた袋燃える(福島県)

 5/16 12:24 福島中央テレビ

きょう未明、郡山市で倉庫が半焼する火事があり、焼却灰を入れた100以上のフレコンバッグが燃えた。
火事があったのは、郡山市日和田町にある郡山建設廃材リサイクル事業協同組合の倉庫
きょう午前3時半ごろ、近くを車で通りかかった男性が消防に通報した。
ここは、木くずや廃プラスチックなどを焼却する施設の倉庫で、倉庫を半焼し、火はおよそ4時間後に消し止められた。
また、倉庫に保管してあった、焼却灰を入れていた袋が100から200袋燃えたということで、警察と消防が出火原因などを調べている。 

 

 

 

指定廃棄物倉庫から出火 放射線量変化なし 福島

毎日新聞2016年5月16日 21時49分

16日午前3時45分ごろ、東京電力福島第1原発事故で発生した指定廃棄物を保管している福島県郡山市日和田町高倉の「郡山建設廃材リサイクル事業協同組合」倉庫から黒い煙が見えると119番があった。約4時間後に消し止められたものの、鉄骨平屋建て倉庫の壁が焼け、指定廃棄物が入ったフレコンバッグ約800袋のうち100〜200袋が焼けた。環境省によると、倉庫外への飛散はなく、周辺の放射線量に大きな変化はない。

 指定廃棄物は、1キロ当たりの放射性セシウム濃度が8000ベクレルを超える廃棄物で、ごみの焼却灰や下水汚泥、稲わらなどがある。

 同協同組合によると、焼けたフレコンバッグには同組合の施設で建材などを焼却した際に出た灰が入っていた。バッグの容量は1袋約1トンで、敷地内4カ所に計約1600袋を保管している。倉庫は施錠されていなかった。周辺に火の気はなく、福島県警が、出火原因を調べている。

 同組合の矢野和宏専務理事(63)は取材に対し「民間で指定廃棄物の管理を徹底するには限界がある。国は民間に任せるのではなく、何らかの保管方法を考えてほしい」と話した。【土江洋範】

176カ所に点在、集約見通せず
 福島県内にある指定廃棄物は昨年末現在で14万2139トンに上る。環境省は民間の産業廃棄物処分場「フクシマエコテッククリーンセンター」(同県富岡町)を国有化して最終処分する計画だが、事故から5年が経過しても搬入時期は見通せていない。

 同県の指定廃棄物は現在、民間施設や公共施設、畑などの民有地計176カ所で一時保管されているが、今年3月にも同県二本松市で、畑に置いてあった指定廃棄物が燃える火災があった。また、指定廃棄物ではないものの、昨年9月の関東・東北豪雨では、除染で出た草木類を詰めた袋が大量に仮置き場から流出した。

 相次ぐ汚染ごみのトラブルに、地元自治体などからは「仮置きは不安定で、台風など自然災害時には大きな被害につながりかねない」と懸念する声が上がる。環境省は「保管管理者に管理体制の徹底を求める以外にない」と対応に苦慮しているのが現状だ。【渡辺諒】

 

(管理人より) 郡山市の産廃施設で、指定廃棄物の焼却灰が燃えたという最悪の火災が起きました。放射性焼却灰+産廃火災はもっとも気をつけなければいけないのに・・・

福島テレビのニュースだけでは「リサイクル施設」としか書いてないので、どんな事業者かもわかりません。そして福島中央テレビの方は、燃えたのが「指定廃棄物の」焼却灰とは書いてありません。

燃えたフレコンバッグの中身の焼却灰の放射能濃度がどれほどであったか、具体的な数値はどこにも書いてありません。恐ろしいことです。

こんなおかしな報道が現地福島では続いているわけです。「けが人なし」「モニタリングポスト異常なし」で済ませるテレビ報道・・・

 

まとめ

●福島県郡山市日和田町高倉の「郡山建設廃材リサイクル事業協同組合」の倉庫 

地図

ストリートビュー 

看板 

 

ここは、産業廃棄物焼却施設なのです。 「倉庫」「リサイクル施設」と書くと、まるでリサイクルショップみたいなイメージになりますので姑息です。この事業者の敷地は広く、所有する産廃の焼却炉が一般道路から全く見えない位置にあるんです。今回驚いたのは、低めの焼却炉の煙突すら周囲に木や建物があって道路からは見えないため、木屑のため場や焼却炉があるということ自体が一見わからないのです。

しかし航空写真には、煙が出ているところもちゃんと写っています。日常的に産廃を燃やしているという事実・・・

 

 

この焼却施設で 通常燃やしているものは、木くず・紙くず・繊維くず・廃プラスチック類・動物性残渣・ゴムくず・廃油・汚泥、感染性廃棄物 

今回の倉庫の火事で燃えたもの⇒8000ベクレル/kg超の指定廃棄物焼却灰 200袋(200トン)

倉庫の火事は4時間も燃え続けています。

福島の山火事や、洪水でフレコンバッグ流出などなど放射能拡散はありましたが、今回の火災で、さらに絶望が深まりました。

周囲には畑や田んぼ、福島県農業総合センター、工場、食品会社や民家もあります。どこが風下になってもおかしくない。

PM2.5の測定局も距離がある・・・

風向き


風下には、中学校や仮設住宅がありました・・・


環境省は 

「環境省によると、倉庫外への飛散はなく、周辺の放射線量に大きな変化はない。」

と言っているようですが、ありえません。微粒子になって風に流れていけばいくらでも飛散し、再拡散します。

モニタリングポストやそらまめ君の測定局の数字にいつも100パーセント反映されるわけではないので、数字はあくまで参考でしかありません。



追記  メーリングリストからの情報を追記します。 5/17 14:47



放射能ゴミ焼却を考えるふくしま連絡会:和田央子さんから緊急情報

5月16日未明、郡山リサイクル協同組合(産業廃棄物焼却施設)の灰保管庫(指定廃棄物)から火災が発生しました。 

ここは以前から問題があり、何度も周辺空間線量や土壌等の測定を行っていますが、放射線・重金属・化学物質ともに高い値が出ています。 

今回は指定廃棄物の火災のため、警察、消防のほか環境再生事務所が現場に調査に来ていますが、近隣住民への注意勧告は一切なく、田植えをしている人がいたそうです。  

この点問い質すため環境再生事務所長に、明日面会したいと申し入れていますが「立て込んでいるので遠慮して欲しい」と拒まれています。  

添付ファイルは環境再生事務所からのプレスリリースです。 


周辺住民は煙を吸っているのに「人的被害なし」、空間線量は0.1~0.2マイクロシーベルト台となっていますが、18時現在、K氏に日立アロカシンチレーションで測定してもらったところ、 

隣接する前田道路の前で0.36マイクロシーベルトでした。プレスは朝7時に鎮火したとありますが、いまだ現場からは煙が出ているとのことです。 

思えば鮫川村の爆発事故のときから、近隣住民に知らせない、人身事故はおきておらずモニタリングポストの値は上昇していないと過小評価してもみ消そうとするという対応でした。

浪江町、南相馬市、伊達市霊山町での火災もやはり同じような対応で、消防員がろくにマスクもせずに消火していた光景が見られたようです。

 

今回の指定廃棄物焼却灰は、10万ベクレル以下はフクシマエコテック、10万ベクレル超は中間貯蔵施設へ搬出されるまでの間、事業者が国から保管費用をもらって保管しているものです。 

焼却しているものは9割木くず、残りは廃プラや廃タイヤなどですが、感染性廃棄物(針なし注射器など)も扱っています。 

フクイチの近くの木くず等も扱っているとの話で(2014年)、放射線量の測定は、入口で抜き打ち的にトラックスケールで荷台を自動計測し0.5マイクロシーベルト以下であればOKという、極めて簡易なものです。 

 

今後もフクシマでは火災が起きる度に同じことが繰り返されるに違いありません。 

以下ニュースと共に拡散をお願い致します。 

https://www.youtube.com/watch?v=dQaqLeSn7VQ&list=PLM2X_BBz80yh843abrbBLWukGWClj6dHk&index=2

 

郡山市のリサイクル施設で火事 フレコンバッグ200袋焼ける(福島16/05/16) - YouTube

 

16日朝早く、福島・郡山市のリサイクル施設で火事があった。けが人はいなかった。現場の周囲は、民家は少なく、畑や田んぼなどが多い場所。火災の発生から4時間余りがたっても、建物からは白い煙が出ている。火事があったのは、郡山市日和田町にあるリサイクル施設で、16日午前3時40分ごろ­、通行人から「建物から煙が出ている」と、消防に通報があった。火は、およそ4時間後に消し止められたが、倉庫内の壁の一部や、焼却後の灰が入ったフ­レコンバッグ、およそ

 

200袋が焼けたという。けが人はいなかった。郡山市によると、焼却灰は、郡山市内の指定廃棄物を燃やした際に出たものだが、火事の­前後で、周辺のモニタリングポストの値に変化はないという。

 

①リサイクル施設ではなく紛れもなく焼却施設  

②火災は指定廃棄物倉庫からもとより8000ベクレルを超えるものが貯蔵されている。  

③周辺のMPは相当遠い。夜間は表示されないので夜間のデーターはいくらでもすり合わせることができる。そもそもこのような事態の時目安とすべきなのに夜間は稼働していないので何の役にも立たない。周辺ってどこのMPを指すのかもわからない。  

福島再生事務所のコメントをそのまま記事にしたもので指定廃棄物の管理責任を放棄したもの。

 

 

追記 

指定廃棄物が入った袋を焼く 郡山で倉庫火災

2016年05月17日 08時12分  福島民友

16日午前3時40分ごろ、郡山市日和田町、郡山建設廃材リサイクル事業協同組合の倉庫から出火、プレハブ平屋の倉庫を半焼、保管されていた指定廃棄物の焼却灰が入った大型の土のう袋約200袋を焼き、約4時間後に鎮火した。けが人はなかった。

郡山北署によると、大型土のう袋には、建設廃材を焼却して出た、放射性物質の濃度が1キロ当たり8000~10万ベクレル以下の指定廃棄物の焼却灰が入っていた。同署が原因を調べている。

環境省福島環境再生事務所によると、火災発生前の付近の放射線量を測るモニタリングポストの値は、同3時に毎時0.191マイクロシーベルト、鎮火後の同8時に毎時0.192マイクロシーベルトで、大きな変化はなかった。

同事務所によると、倉庫には1200~1300袋の同袋が保管されていた。火災で袋から出た灰は新しい同袋に詰め直し、同倉庫に保管するという。

現場はJR郡山駅から北に約9キロの郡山北部工業団地の一角。

 

 

 


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熊本地震後にメディアに取り上げられる再エネ推進派の有名人や市民の誘導にご注意!

2016-05-13 | 地震

災害に強い再生エネルギーの宝庫である九州に原発は必要なのか?〈週刊朝日〉
dot. 4月28日(木)11時30分配信

震度7の地震が2度起こり、余震も過去最多のペースで発生している熊本地震。あらためて思い起こされたのが、2011年3月の福島第一原発事故の悪夢だ。

 現在、日本で唯一稼働中の川内原発(鹿児島県)は、地震発生後も運転を続けている。震源からの距離が90キロあることから、政府は「停止させる必要はない」と静観の構えだ。

 一方、インターネットでは川内原発の稼働停止を求める署名活動が広がり、すでに約12万人の賛同者が集まった(4月23日現在)。環境エネルギー政策研究所の飯田哲也所長は言う。

「熊本地震では、高速道路や新幹線が寸断され、交通網に大きな影響が出た。仮に川内原発で地震による原発事故が起きた場合、避難計画は絵に描いたモチです。さらに、川内原発には福島第一原発事故で司令塔となった免震重要棟もなく、災害時の対策が万全ではありません。稼働停止が叫ばれるのは当然のことです」

 さらに、今回の震源の延長線上にある四国の中央構造線断層帯には、伊方原発(愛媛県)もある。そこで、経済評論家の森永卓郎氏は、こんな提案をする。

「地震が川内原発や伊方原発の地域で起き、原発事故となれば周辺地域は壊滅状態になってしまう。川内原発と伊方原発は廃炉にすべきです。ただ、廃炉は経済的な負担が大きく、電力会社も簡単には納得しないでしょう。そこで、補正予算で廃炉作業の財政的な支援をすればいい。まずは被災者の不安を取り除くのが、一番の支援です」

 だが、安倍政権は原子力発電を「重要なベースロード電源」と位置づけ、再稼働を続ける姿勢を変えていない。政府は、30年度時点の電源構成として、総発電量に占める原発の割合を「20~22%」にすることを目指している。これを達成するには、40年を超える老朽原発を稼働し、さらに原発の新設も必要となる。

 ただ、今後も九州に原発が必要なのかは疑問だ。自然エネルギー財団の事業局長・大林ミカ氏は言う。

「自然の恵みが豊かな九州は、再生可能エネルギーの宝庫です。ここ数年で再エネの発電量も急速に増え、電力需要の少ない春と秋の昼間は、すでに全発電量の50%以上を再エネが占めている状況です」

 また、再エネは災害にも強い。前出の飯田氏が言う。

「地震後のヒアリングでは、大きな被害を受けた南阿蘇村でも、ソーラーパネルと蓄電用バッテリーを持つ家庭は、電力を自給できていた。停電もなく、炊飯器のような電力をたくさん使う家電製品も使用できている。ソーラーパネルやバッテリーの価格は年々下がっていて、一般家庭でも手に入るようになっている。今後は、災害対策の観点からも、小規模分散型の発電を支援する政策が必要です」

 高い潜在能力を持つ九州で、再エネ発電をさらに普及するには、どのような予算が必要なのか。

「現状では大手電力会社が送電線を管理しているので、どうしても原子力や火力などの既存の発電設備が優先的に運転されます。再エネは系統が不安定との批判がありますが、諸外国では太陽や風力で3~4割発電する国が登場しています。既存の発電はベースロードどころかバックアップ。送電線を中立的に運営し、公正な競争を市場に導入すべきです」(前出の大林氏)

 ちなみに、送電線をすべて買い取ると10兆円ほどかかるという。高い買い物だが、購入費用は送電料で回収できるので、再エネ普及を目的に、国が一気に買い取ることも一つの方法だ。(本誌取材班 鳴澤大、西岡千史、永野原梨香)

※週刊朝日 2016年5月6-13日号

 

 

【熊本地震 寄稿】 思わぬところで見いだした光 南阿蘇村在住の写真家、野中元さん(3)

2016/05/06 15:25 47トピックス 共同通信

熊本地震の本震で、自宅に住めなくなる被害に遭った写真家の野中元さん。震災後、役に立ったものは? 
        ◇        ◇        ◇

 4月16日の本震直後の停電は、恐怖と不安を増幅した。しかし翌朝、わが家では思わぬところで、文字通り光を見いだすことができた。それは昨年設置していた太陽光発電システムだった。通常、電力会社に売電しているが、災害停電時には昼間作った電気を自家用に回すことができる仕様になっている。

 地震後、僕はすぐに散乱した部屋から説明書を探した。太陽光で発電した電気の出力を調整するパワーコンディショナー(電力変換装置)本体のスイッチを自立運転モードに切り替え、本体の自立運転用コンセントに延長コードを挿した。タップにまず無線LANルーターのコンセントを差し込むと電源ランプが点灯し、圏外になっていたスマートフォンを無事つなぐことができた。

 都市部では緊急時に公衆無線LANが無料で開放されたが、南阿蘇では通信できず、電話もメールもN社以外の携帯は地震後しばらく使いものにならなかった。自分のスマホに「圏外」の文字がでると漠然とした不安に襲われる。周囲は田んぼだらけ…。情報がないと、ここだけが外れくじを引いたような孤立感が募っていく。その後、わが家で無線LANが使え、充電できることを近隣に教えると、数人が充電器を片手にやって来ては感謝された

 メーカーの説明書には、自立運転用コンセントには冷蔵庫など継続的に電力が必要なものはつながないように書かれていた。しかし、試しに大型冷蔵庫と単身用小型冷蔵庫をタップにつなぐと作動したので、電気が復旧するまで使っていた。昼間のうちに冷凍庫に入れておくことで、夜に電気が止まっても、冷えたまま保存できる。

 また、田舎では米を玄米やもみで保存することが多いので、精米機を使えたこともとても大きい。おかげでわが家は、震災後も普段通り精米したてのご飯を食べることができたのだった。この期に及んで、電気に頼っている自分に気がついた。トホホ…。

台風対応の強固な太陽光パネルのおかげで、ずれた棟瓦が屋根から落ちずにすんだのは不幸中の幸いだった。落ちたら下に止めてあった車もおしゃかになっていた。

野中元(のなか・はじめ)さんのプロフィール 1968年福岡県生まれ。写真家。妻の料理家かるべけいこさんとともに、自給自足の暮らしを求めて94年に南阿蘇村に移住し、無農薬で農業に従事している。


 

(管理人より) 熊本地震後の世論を誘導するために、メディアがいろんな人のコメントを取り上げています。

いつもの顔ぶれの有名人や、ちょっと有名な市民まで文章を書かせて市民を誘導しています。こういった文章は注意して読まなければなりません。

まず週刊朝日は、ISEP飯田哲也氏ら再エネ推進派のコメントを取り上げています。(上記事の太字強調部分)

飯田氏の言ってること☟
●避難計画は実行性がない。
●災害時の対策が万全ではない。
だから稼働停止が叫ばれるのは当然

つまり避難ができて災害時の対策が完璧なら原発の稼働していいという論理です。

原発事故がひとたび起これば、広範囲の環境が放射能汚染され元に戻らないという事実こそが、原発が存在してはいけない理由にも関わらず、避難・運用の問題に矮小化するという欺瞞的な語り口。
こういうものの言い方に気づかず、騙される市民が多すぎるのです。

そしてちゃっかり再エネ工業製品=ソーラーパネルのPRも盛り込んでいます。

「地震後のヒアリング」とは一体どうやって、何件聞き取り調査したのでしょうか?
ソーラーパネルが崩れ落ちた住宅が何件あったのかといった被害情報は一切無視されています。被災地ではエコキュートなどのエコ機器も相当倒壊していますが、報道されていません。

被災地のニュース映像の中には、しっかりソーラーパネルが崩壊の屋根が写りこんでいるのに、そのことには触れない厚顔無恥ぶり。

熊本地震による再エネ施設への影響まとめ。「太陽光パネルから煙が出た」

発災直後には、太陽光発電を推進する側のいろいろな組織から注意喚起が出ていました。

4月14日夜発生の地震による太陽光発電施設への影響に関する注意喚起(漏電・感電・火災・地滑り)

 

揺れがそれほど大きくなかった地域は、目視等で点検を行うようにという指示が書いてありましたが、実際あのような余震が続く状態で、自宅ソーラーパネルの自立運転が可能かどうか、一般市民に正確に判断できるのか大いに疑問です。とりあえず自立運転しても、次の余震で崩壊したらどうなるか考えた場合、危険な賭けみたいなものです。
ソーラーパネルを付けている家庭が全員バッテリーを持っているとは限りません。

電気をたくさん使う家電は使ってはいけないと書いてあるのに、炊飯器をすすめるなんて・・・


地震で破損した太陽電池発電設備による感電防止について 平成28年4月27日 経済産業省 九州産業保安監督部 電力安全課

経産省がこのような通達を出しているにも関わらず、ソーラーパネルが役に立っていたというアピール文を週刊誌に出す。そしてパネルは安くなったので災害対策用に買えますよという宣伝。

さらに、自然エネルギー推進者の大林ミカ氏の説明に偽りありです。

電気工学的に、火力発電の同期発電機による周波数調整がなければ、再エネの不安定な電気は使用不可能なのに、あたかも「送電網が電力会社のものだから再エネが優先されない」といった嘘を垂れ流すのは悪質としか言いようがありません。
日本の電力系統は同期機理論で電気が安定して届いてるという事実を無視した暴論です。

利権者に媚び、こんな再エネ提灯記事を書く週刊朝日の取材班は、もはやジャーナリズムとは言えません。


そして、熊本地震後に市民の意見として、一人の写真家がネット上で取り上げられ連載記事が出ています。
プロフィールを見ると、「自給自足」、「94年に南阿蘇村に移住」、「無農薬」、「農業」といった単語が並びます。
太陽光発電を昨年導入し、この度の地震で被災。それについて、発災後「光を見いだすことができた」「感謝された」と記事の中で表現しています。

上にも書きましたが、被災程度によっては、ソーラーパネルを自立運転はしてはいけない場合もあるわけですから、この人の判断は正しかったかどうかは実際にはわかりません。
電気をたくさん使う冷蔵庫は使ってはいけないはずです。故障や二次災害につながる危険性もあります。 

発災前までは、売電して利益を得ていたにも関わらず、「この期に及んで電気に頼っている自分に気がついた。トホホ…。」というのは意味不明です。

自給自足を目指し電気に頼らない生活をしたいというなら、ソーラーパネルを乗せて、さらに売電するのは矛盾です。

「電力会社に売電」と言うのもおかしいのです。売電で得ているお金は、市民の再エネ賦課金として電気代に上乗せされて徴収されたものですから、電力会社ではなく市民に電気を押し売りしているようなもの。

電力会社は痛くも痒くもないのです。

農的な暮らし、自給自足を目指す人、田舎への移住者といった人たちに、自然エネルギーの嘘が、用意周到に時間をかけて草の根に浸透させられたということは、このブログではずっと書いてきました。

スピリチュアル、ニューエイジ、パーマカルチャー、トランジション・タウンについて


1994年度から太陽光発電(ソーラーパネル)設置者への補助金制度がスタートしています。
そのあたりの時期から、そういったものの見方、考え方、価値観もふくめて自然エネとセットで普及されて、たくさんの市民がとりこまれていったのです。

福島原発事故後に熊本に移住した、飯田哲也氏とつながっている某建築家のように移住者が、暮らし方を提案していく。
こういうタイミングでメディアに取り上げられるのも、何か理由があるのでしょう。
某建築家もすぐさま雑誌、ネットで拡散され、熊本地震発災後の行動も注目されましたね。

地震で熊本を脱出し関東に避難した坂口恭平氏はソーラーパネルを推進する人だということ

検索すると出てきました。ツイッターでもやり取りする、仲良しさんですね☟ 思いっきり繋がってる二人。

https://twitter.com/nonakahajime/status/727143033255301120  より

http://www.let.kumamoto-u.ac.jp/ihs/soc/anthropology/news/2016/03/20162016228.html  より

大学の文化人類学の研究室で再エネを若者に洗脳するパターン。このパターンを実際に見たことがあります。ほかの県でもやってると思われます。

 

それから「台風対応の強固な太陽光パネルのおかげで、ずれた棟瓦が屋根から落ちずにすんだ」というコメント付きの写真は、あまりにもその他の実態とかけ離れていますし、瓦が落ちなかったのは”パネルのおかげ”かどうかもわかりません。

「たまたまパネルも瓦も落なかったのは幸い」と書くべきではないかと私は思います。


今回の熊本地震でソーラーパネルの地震被害の問題を隠蔽、過小評価するということは、それを知らずに「ソーラーパネルが災害に強い、役立つ」と勘違いし自宅に導入設置してしまう市民がこれからも出てくるということです。
そして次に別の場所で地震が起きた際に、ソーラーパネルによる二次被害を生み出してしまうことにつながります。 

報道機関というのは、ソーラーパネルが崩壊して困ったという普通の市民の声を伝えなければ、はっきり言って存在意義はありません。


飯田哲也氏~坂口恭平氏~野中元氏 みんな再エネでつながっていました。

 

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栃木県宇都宮市の小学校の給食のタケノコご飯のタケノコから234ベクレル/kgのセシウム

2016-05-11 | 産地偽装

  

給食のタケノコご飯から基準超のセシウム 宇都宮の小学校
産経新聞 5月11日(水)20時23分配信

宇都宮市は11日、市内の小学校で10日に提供した学校給食のタケノコご飯のタケノコから、基準値(1キロ当たり100ベクレル)を超える放射性セシウムが検出されたと発表した。

 市によると、10日の給食で同校児童531人が食べたタケノコごはんを簡易検査したところ、基準を超える放射性セシウムが疑われたため、栃木県林業センターで精密測定。その結果、最高で234ベクレルを検出した。

 県環境森林部がタケノコの出荷者に事情を聴いたところ、出荷制限がかかっていない宇都宮市産に、出荷制限区域のタケノコが交じっていた可能性があるという。

  

給食のタケノコから基準超の放射性物質 宇都宮
5月11日 21時06分

10日、宇都宮市の小学校で出された給食の食材のタケノコから国の基準を超える放射性物質が検出されたことが分かりました。タケノコは原発事故以降、出荷が制限されている地域のものが入っていた疑いがあり、県などは詳しいいきさつを調べています。
宇都宮市や栃木県によりますと、10日、宇都宮市の小学校1校で、出来上がった給食を対象に月1回行っている簡易検査で、タケノコごはんのタケノコから国の基準を超える放射性セシウムが検出されました。このため、県が詳しく調べたところ、最大で国の基準の2倍を超える1キログラム当たり234ベクレルの放射性セシウムが検出されたということです。
県によりますと、食材のタケノコは卸売業者が市内に住む男性から仕入れたもので、男性は原発事故以降、出荷制限がかかっている地域から、タケノコを採っていた疑いがあるということです。
県の調査に対し、男性は「タケノコを採った地域が出荷制限がかかっているとは知らなかった」などと話しているということです。
宇都宮市学校健康課は「児童1人のたけのこの摂取量は多くなく、直ちに健康に影響を及ぼす数値ではないと考えているが、安全な給食提供のため、調査を徹底したい」とコメントしています。 

 

(管理人) 5/7に栃木県のコシアブラ産地偽装販売、

道の駅が2200ベクレル/kgのコシアブラを販売。出荷者が産地偽装。販売済み84パック自主回収

5/8に福島県のタケノコ産地偽装販売 

福島県大玉村の直売所でも出荷停止指示の本宮市産タケノコを8本販売

のブログ記事を書いたばかりでしたが、ついに栃木県で基準値超の汚染タケノコが学校給食に流れていました 。

出来上がった給食を対象に月1回行っている簡易検査で発覚してますので、子どもはとっくに食べてしまっています。

検査の意味あるんでしょうか? 発覚しただけましってことでしょうか? 情けない話です。

タケノコの料理でもセシウムは移行することはブログでも書きました。

江戸川区の小学校でとれたタケノコを給食に!?山口県のタケノコのセシウムはどうなのか?

 

男性は「タケノコを採った地域が出荷制限がかかっているとは知らなかった

宇都宮市学校健康課は「児童1人のたけのこの摂取量は多くなく、直ちに健康に影響を及ぼす数値ではないと考えているが、安全な給食提供のため、調査を徹底したい」


お決まりの「直ちに健康に影響を及ぼす数値ではない」 行政が子どもを給食で人体実験しているのと変わりません。 

もう私に出来ることは何もありませんが、せめてタケノコの放射性セシウムを可視化しておきます。

 

タケノコの節位はどのようにできるのだろうか?:セシウム汚染像からの発想 より

飯舘村で採取した比較的細いタケノコ(真竹)のオートラジオグラフ

タケノコの全身に放射性セシウムが分布している。実は先端部分は 4万ベクレル/kg乾物重 という非常に高い値を示している。


竹の子 飯舘村 2013年6月 全身が内部被曝していることがわかる。

先端の細胞分裂が活発な部分がより濃く写っている。『放射線像~放射能を可視化する』P74より

 

 

 

追記  「制限区域知らず混ぜた」 基準値超タケノコ給食で出荷男性語る

下野新聞 5月14日 朝刊

宇都宮市横川西小の給食で使用したタケノコから国の基準値を超える放射性物質が検出された問題。宇都宮市産に出荷制限区域の大田原市産を混入させて出荷した宇都宮市、配送業男性(75)が13日、下野新聞社の取材に応じ「大田原市が制限区域だとは知らずに混ぜた」とし、制限区域産のタケノコであることを故意に隠す意図を否定した。大田原市産を混入させて出荷したのは今回の1度だけとし「(産地の)偽装になると思う。申し訳ない」と謝罪した。

 男性によると、大田原市の友人から管理されていない山があると誘われ、6日、無断でタケノコ約20本を採取した。自宅で食べきれなかった十数本について、「たまたま」それまで出荷していた宇都宮市産に混ぜた。昨年も採ったが「放射能の問題が騒がれていたので出荷はしなかった」という。

 ことし混ぜた理由について「原発事故から年数がたってシイタケもよくなったと聞き、タケノコも大丈夫と思っていた。出荷を前提に採りに行ったわけではない」と弁解した。

 

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ニチレイフーズがアメリカから輸入した冷凍野菜がリステリア菌汚染?オーガニックコーンはオレゴン州から

2016-05-11 | 食品問題

  

米産冷凍野菜25万点自主回収
05月11日 05時38分 NHK

大手食品メーカーの「ニチレイフーズ」が輸入し、関東や関西のスーパーなどで販売されたアメリカ産の冷凍野菜の一部が食中毒を引き起こす細菌に汚染されている可能性があることが分かり、会社では、およそ25万点の商品を自主回収することになりました。

自主回収されるのは、関東や関西のスーパーなどでおととし12月以降に販売された「元気畑の有機野菜コーンカーネル」や「VALUEPLUS有機栽培ミックスベジタブル」など5つの商品、合わせておよそ25万点です。
ニチレイフーズによりますと、今月4日、アメリカで冷凍野菜の製造を委託している会社から、一部の商品に食中毒を引き起こす「リステリア菌」という細菌に汚染された野菜が混入している可能性があるという情報が寄せられたということです。
「リステリア菌」は加熱すると死滅するため、火を通して食べた場合食中毒を発症する可能性は低く、今のところ健康被害は報告されていないということですが、会社では念のためすべての商品を自主回収することを決めたということです。
回収の対象となる商品は、賞味期限がそれぞれ異なっていて、詳細を会社のホームページに掲載しているほか、11日の午前9時から電話でも相談に応じることにしています。
電話番号は0120-124-099です。
ニチレイフーズでは「お客様に大変なご迷惑とご心配をおかけし心よりお詫び申し上げます」とコメントしています。 

 

(管理人より) ニチレイフーズがアメリカから輸入した冷凍野菜がリステリア菌汚染されていたというNHKニュースです。

ニチレイフーズのHPを見てみますと☟ (太字強調は管理人) 

 

アメリカ産冷凍野菜の自主回収について 2016年05月10日 株式会社ニチレイフーズ

このたび、弊社がアメリカで冷凍野菜の製造を委託しているConAgra Foods Lamb Weston (ラムウエストン社)より、現在アメリカ国内でリステリア菌に汚染されている可能性があるために自主回収を行っているCRF Frozen Foods社の原料が弊社向けに製造した商品の一部に使用されている、との連絡がございました。

日本の食品衛生法ではリステリア菌の規格基準はございませんが、弊社といたしましては、お客さまのご安心を考慮して、下記の商品につきまして自主回収することといたしました。

弊社の対象商品は加熱後摂取冷凍食品であり万が一リステリア菌が存在しても、摂取時の加熱により菌は死滅するので、健康上の問題はないと判断しております。また、これまでに弊社商品摂取後の健康被害について報告はございません。なお、下記に該当する商品以外にはCRF Frozen Foods社の原料は使用されておりませんので、問題無く、お召し上がりいただけます。

該当商品をご購入されたお客さまにおかれましては、大変なご迷惑、ご心配をおかけしますことを心よりお詫び申し上げます。

 

 

CRF Frozen Foods社のHPを見てみましたところ、今回の件に関すると思われるプレスリリースがありました。

そこにはこう書いてありました。 抜粋青文字、翻訳は管理人

The organism can cause serious and sometimes fatal infections in young children, frail or elderly people, and others with weakened immune systems. Although healthy individuals may suffer only short-term symptoms such as high fever, severe headache, stiffness, nausea, abdominal pain, and diarrhea, Listeria infection can cause miscarriages and stillbirths among pregnant women.

その細菌(リステリア菌)は、幼児、虚弱者や高齢者および免疫系の弱った人において 、深刻で時には致命的な感染症を引き起こす可能性がある。

健康な個体は、高熱・激しい頭痛・硬直・吐き気・腹痛・下痢などの短期的な症状に苦しむ可能性がある。
リステリア感染症は、妊娠中の女性の間で流産や死産を引き起こす可能性がある。

 

日本の報道やニチレイフーズHPでは、「火を通したら問題ない」という論調で書かれていますが、製造元の発表の内容とはニュアンスが随分違いますね。

リステリア菌についてネット検索すると、厚生労働省のページにもあります。

厚生労働省のHPより

 

主な原因食品がチーズや生ハムと書いてあります。しかし今回は冷凍野菜。そしてNHKは報道でさほど注意喚起していません。この問題の前に作ったと思われる厚生労働省のPDFにはちゃんと妊婦は注意するようにと書いてあるのに・・・なんだか不思議です。 

このニチレイフーズの冷凍コーンを常温解凍して、サラダで妊婦が食べる可能性があるということを想定してない報道というのはおかしいと思います。NHKの報道には妊婦に関しての注意喚起は一行もありませんでした。

電話での問い合わせでは、「加熱して食べる前提の商品なので」そういう注意喚起はしていないということでした。商品の袋にも加熱して食べることと書いてあるそうです。

 

いずれにしても疑問を感じたので考察してみました。

今回の問題の冷凍野菜に「オーガニック」という文字があります。いま「オーガニック信者」みたいな女性が多いようです。雑誌とかロハスの影響かもしれませんが、放射能汚染は無視して、オーガニックにこだわるといった信者が増殖する中、今回のようなことが起きました。オーガニックという文言に惹かれて輸入ものを好んで買っていた人も多いのではないでしょうか。

脱原発運動でもマルシェが同時に行われることが多いですが、オーガニックという打ち出しはよく見られることです。

この製造元のCRF Frozen Foods社のプレスリリースをスクロールしていって驚いたのは、コロンビア川オーガニック」という文字。

コロンビア川の一体どのあたりの産地かわかりませんが、コロンビア川というと、前のブログにも書きましたハンフォードフォードサイトです。

地図 緑のところが畑。コロンビア川の周りに畑が・・・・・


ハンフォードサイトはアメリカ最大の核廃棄物が集積している場所で、コロンビア川上流の川岸に沿って存在します。

膨大なあらゆる放射性廃棄物が地下に埋められ、そこから漏れて土や水を放射能汚染している状況です。

アメリカ当局はコロンビア川の水や牧畜が危険だという報告をまとめましたが、住民には伏せられていましたので、周辺の農場では野菜を生産しています。


コロンビア川の水が放射能汚染されており、農業用水はコロンビア川から得ているわけですから、農産物に移行することは考えられます。
 

日本が輸入した当該のオーガニック冷凍野菜は、電話で問い合わせたところ、オレゴン州の工場で作られたものだそうです。当然契約農家もその周辺だということです。

ワシントン州の南東部にハンフォード、そのすぐ南がオレゴン州です。

CRF Frozen Foods社のプレスリリースには以下のような表がありました。

翻訳ソフトで翻訳後のキャッシュ画像☟



 

もう一度繰り返しますが、今回のニチレイの当該冷凍野菜と、上の「コロンビア川オーガニック」という冷凍食品が関連しているかどうかは私にはわかりません。違うものかもしれません。ネットで見る限りは確認できません。

当該のニチレイの冷凍野菜を放射能検査したらどうなるのでしょうか?市民測定室に持ち込んだ人がいればいいのにと思います。

今までも、例えばハンフォードで栽培されたジャガイモを日本の商社が輸入しファーストフードになっているというのは有名な話ですので、その他の農作物も輸入されている可能性はないとは言えないと思います。ハンフォードの農家トム・ベイリーさんも「ジャガイモは日本のファストフード店用にも輸出している」と語っています☟

ハンフォードのベイリーさん「自分は科学者じゃなくてただの農民だけど大丈夫じゃないことくらいは分かる」

 

つまり放射能汚染地域の野菜をオーガニック(=化学肥料や農薬を使用しない)と言って売るやり方があるということです。

私はオーガニック自体を否定しているわけではまったくありません。放射能汚染がない地域で本当にオーガニックならその方がいいと思います。

今回のニチレイの冷凍野菜の自主回収問題は、オーガニックだったらなんでも飛びつくという考え方を改める機会になったのではないかと私は考えます。

そして、日本でも放射能汚染地域の野菜を「オーガニック」として売るやり方が、もうやられてるかもしれないということです。

オーガニックを価値付けして放射能汚染を見ないようにする、そんな動きに思えてきます。

 

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熊本地震による再エネ施設への影響まとめ。「太陽光パネルから煙が出た」

2016-05-10 | 地震

(管理人より)

熊本の地震で現地のソーラーパネルがどうなったか気になるところですが、報道された映像の中から画像で切り取って見ていきます。

追記 http://www.asahi.com/articles/ASJ5F5SJ6J5FTQIP00Z.html  より

 

 http://www.wanbao.com.sg/multimedia/gallery/story20160417-79779  より

  

 

 

 

こういった形で、テレビニュースの中では何故か取り上げられてないものの、被災地の映像には写りこんでいます。

事故情報データバンクシステムより 

 

このように国民生活センターにも事故情報が寄せられています。

さらに、おかしなことに、「再エネ施設は大半無事だった」というタイトルのニュースが流れました。↓しかも有料記事なのでタイトルしか見ない人も多いはず。

九州の再エネ施設は大半無事だった 太陽光、風力、地熱…

西日本新聞 2016年04月23日 03時00分 更新 記者:川合秀紀

地震でライフラインに被害が出た熊本や大分に多く立地する、太陽光などの再生可能エネルギー発電設備はどうだったのか。経済産業省九州産業保安監督部(福岡市)が行った調査の結果、一部設備に損傷があったものの大半に異常がないことが分かった。同監督部は「地震の規模からみて相応の被害が懸念されたが、ほとんど無事だったことは評価できる」としている。事業者への18日時点の聞き取りによると、所管する熊本、大分両県内の太陽光発電設備(出力2千キロワット以上)は計23カ所あり、九州電力の送電網停止が原因と思われる停止が1カ所あった以外は稼働しており、設備自体に損傷はなかった。風力発電設備(同500キロワット以上)計11カ所のうち、熊本県内の4カ所が停止したが、3カ所は九電の送電網停止が理由。1カ所だけ地下ケーブルが土砂崩れのために損傷した可能性があるが、風車の倒壊や羽根の脱落はないという。地熱でも設備に異常はなく、大分県九重町の九電八丁原発電所1号機が地震で自動停止したが、点検が完了し、運転を再開した。水力は熊本県内55カ所のうち3カ所で導水管の損傷などのため停止。大分県内49カ所はほぼ異常がないとしている。 

 

このブログではずっと言い続けているのですが、メディアによるニュースタイトルの印象操作がひどい。

記事を読むと「無事じゃないよ!評価するなよ!」と言いたくなります。一部ってことにしときたいんですね・・・

建物だって、1回目の地震でなんともないように見えても、実際は内部が壊れており、2回目の地震で倒壊したわけです。

だとすると、現時点で再エネ施設自体に問題がないとは言い切れないと思います。ケーブルやパワコンなど全部含めて施設ですから

今後どんな不具合がどこで生じるかわからないという状態ではないでしょうか。↓

 

アストマックス、熊本地震の影響を公表、メガソーラーの調整池などに1cmのひび割れ 

調整池と側溝の一部に1cm程度のひび割れが確認できたという。


不動産業者の方の中にも、よく考えておられる業者さんもいます。

太陽光パネルを住宅の屋根に設置する場合のデメリットを知っておきましょう


太陽光発電システムにはデメリットも多くあります  より  青文字引用

太陽光パネルを設置するリフォーム会社で耐震性を考える会社はあまりありませんし、そもそも知らないケースが多くあります。

ですので、安易に太陽光発電パネルを載せれば良いと考えてはいけません


被災地では自宅が全壊して建て直す人が増えると思いますが、ソーラーパネルのセールストークに乗っからないようご注意ください。(管理人)


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原子炉はプルトニウム生産工場。米核施設、ハンフォード・ロッキーフラッツ・サバンナリバーは核ゴミだらけ

2016-05-09 | 世界の放射能汚染

動画文字起こし

 

 

広島と長崎に原爆が落とされて来年で50年。その原爆を作った工場は今どうなっているのでしょう。

アメリカ最大の核センター、ハンフォード。長崎の原爆はここで作られました。

 

 

撮影・報告:広河隆一「冷戦が終わり、今は汚染物質を洗浄する工場として使われていました。こんな戦前の遺物のようなところで核爆弾を作り続けていたのかと唖然としました。

 

ここはつい最近まで撮影はおろか、民間人は近づくだけでも逮捕された機密の場所です。 

冷戦の集結とともに9基あったプルトニウム生産用原子炉は閉鎖されました。

プルトニウムの生産は終わっても50年にわたって核兵器を生産し続ける過程で生み出された膨大な核のゴミが、現在の大問題となりました。

コントロール盤のほとんどが青い札を貼られていました。既に運転を停止したという意味です。

 

 

放射性廃棄物は低レベルのものと高レベルのものに分かれます。低レベルのものはドラム缶に詰められ、地下に埋められます。

 

米政府はハンフォードを核兵器工場から廃棄物処理場へと変身させようとしています。しかし汚染を取り除くには30年の歳月と1億9000万ドルもの経費が必要といいます。

(上空からの映像)ドラム缶が見えます。巨大な溝に埋められようとしています。ドラム缶が腐食して汚染物質が流れ出ないか心配です。

 

大きな筒が見えてきました。アメリカで廃棄されたすべての原子力潜水艦の原子炉部分がここに捨てられます。

 

原潜墓場の近くで防護服に身を包んだ作業員を見つけました。見ているとコンクリートに穴を一つ開けただけでした。点検作業のようです。その間たった5分。核廃棄物処理場では、たったそれだけの作業がおおごとなのです。

核の工場群の対岸では白血病やガンにかかる人が数多くいると聞きました。

 

 

 

この道の両側の家のほとんどからガンの患者が出ました。その人々がここから移っていってどうなったのか今ではわかりません。

1946年、当局は川の水や牧畜が危険だという報告をまとめましたが住民には伏せられていました。

ナレーション:コロラド州ロッキーフラッツ。ロッキー山脈の麓に見えるのがプルトニウム生産工場です。

手前には多くの住宅が並んでいますが、プルトニウム貯蔵量は世界最大と言われています。

工場からは大量のプルトニウムが漏れ続けたため、住民の反対運動が起こりプルトニウムの生産は5年前にストップされました。

 

広河隆一「もちろん核汚染は一度起きてしまえば 工場をストップしたからといってすぐに消えてなくなるものではありません。街のあちこちには放射能測定装置が設置されています。

住宅開発に反対した軍の幹部は不動産業者らの圧力で更迭され、今一帯は新興住宅地となっています。」

 

ナレーション「ゴルフのマスターズトーナメントで有名なオーガスタのすぐそばにもアメリカの核兵器開発の中心となったサバンナリバーがあります。

 

ここには5基のプルトニウム生産用原子炉と二つの再処理工場が作られました。 

広河隆一 「ここにつけてます。認識票と・・もらえる許可と自分の放射線を検知するものと、これは中性子を検知する機械です。これだけつけてここの中に入ります。

 

サバンナリバーはこれまでの核爆弾製造過程で生み出した3500万ガロンの高レベル廃棄物を処理しなければなりません。

ガラス固化と呼ばれる方法がとられます。高レベルの廃棄物をガラスの粉末と混ぜ、このステンレス製のキャニスターに注入し固めるというものです。

しかし、新しい技術のため何年持つのかは誰にもわかりません。このガラス固化の工場はサバンナリバーの目玉です。しかし政府予算は削減され、リストラが進み従業員が4000人も減ってしまいました。

工場内はすべてリモートコントロールで動かします。ガラス固化されたものはネバダ州の山に埋められる予定ですが、付近の住民の反対に遭っています。

水爆に使われるトリチウムの半減期は12年。つまり12年経てば、水爆はその機能を失うためトリチウムを入れ替えなければなりません。 

この作業をするのは生身の人間。身を守るのは滑稽なビニールの防護服だけです。」

 

ナレーション:科学市民委員会によるとサバンナリバーから放出された放射性ヨウ素は、スリーマイル島事故の150倍にもなります

特にトリチウムの放出は河口のサバンナ市に深刻な打撃を与えました。

釣り禁止   侵入者は起訴されます。米国エネルギー省の指令 サバンナリバー区域↓

より破壊力のある原爆を、水爆を数多く製造することに全力を挙げてきたアメリカの核産業。人類が払わされるツケは余りにも大きいのです。


 

 (管理人より)

おそらく1994年に製作されたテレビ番組の一部を動画にアップされているのだと思いますが、短いので文字起こしをしてみました。

アメリカの3つの核施設を広河隆一さんがレポートしています。 

原爆を製造するためにプルトニウムが原子炉で生産されていることがわかります。

つまり原子炉はプルトニウム生産工場なのです。

当ブログでは、ずっと原発はエネルギー問題ではなくて環境汚染、公害問題だと言い続けているわけですが、再生可能エネルギーに変えようという誤誘導に世の中は押し流されていっています。

原子力発電所というと、電気を作るのが目的みたいに聞こえます。たしかに表向きは原子炉で電気を作っていることになっていますが、実際はプルトニウムを生産している場所だということ。

原発=核の平和利用なんて大嘘。

原発の電気はおまけみたいなもので、ベース電源だのなんだの言ってますが、危険で何が起こるかわからないプルトニウム製造工場、というのが原発の正体。

電気は足りてますし、実際に電気を作ってるのは既存火力と水力ですから。

例えるなら、原発の電気は”ゴミ焼却場の熱を使った温水プール”みたいなものです。さらに、水や土の環境汚染と、始末に負えない危険な核の廃棄物つき。

 

核産業=原子力産業=兵器産業

 

アメリカだけでなくて日本も同じ。原潜墓場なんて狂気ですね。

核産業を再エネで”応援する”なんてことがいかに馬鹿げたことかよくわかります。 

原発反対と言いながら、核産業に儲けさせるという論理は戦争に繋がり、自分で自分の首を絞める行為でしかありません。

わざわざ核や再エネの人体実験に協力するようなものです。

 

 

関連記事 こちらもぜひご覧ください

ハンフォードのベイリーさん「自分は科学者じゃなくてただの農民だけど大丈夫じゃないことくらいは分かる」

 

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福島県大玉村の直売所でも出荷停止指示の本宮市産タケノコを8本販売

2016-05-08 | 産地偽装

 

 

出荷停止指示の「タケノコ」8本販売 直売所で品目確認せず

2016年04月26日 08時47分 福島民友

 県は25日、国が出荷停止を指示している本宮市産のタケノコが、大玉村のスーパーセンターPLANT(プラント)―5大玉店内にある農産物直売所「あだたら野菜専科」で販売されたと発表した。タケノコは12本中8本が販売された。「あだたら野菜専科」が商品を回収している。

 県が、販売されたタケノコと同じ場所で採取したタケノコを検査したところ1キロ当たり6.4ベクレルの放射性セシウムが検出されたが、食品の基準値(1キロ当たり100ベクレル)を下回った。

 県によると、本宮市の女性が23日、タケノコを出荷。同日は出荷停止品目などを確認する担当者が不在で、そのまま売り場に並べられたとみられる。同日中にプラント5の指摘で判明。「あだたら野菜専科」が売り場に残っていた4本を処分、24日に回収の貼り紙を掲示、25日に県へ報告した。

 出荷した女性は本宮市産のタケノコが出荷制限の対象となっていたことを把握していたという。県の担当者は「年が変わったので大丈夫だと判断したようだ」としている。

 

(管理人より)きのう栃木県の道の駅でのコシアブラの産地偽装問題を記事にしましたが、実はその前に福島県でもタケノコで似たような問題が起きていました。

福島民友がその件について4/26に報じていますが4/28には記事が削除されていました。冒頭にキャッシュ画像を貼っておきます。

本宮市産のタケノコを大玉村直売所で12本中8本販売していました。残り4本は処分と書いてあるので廃棄したのでしょうか。

本宮市はタケノコの出荷停止を指示されている自治体です。どの程度の放射能濃度だったかというと

2011年の 厚生労働省のデータが以下↓ 2011年以降はデータが出てきません。

 

2011年にセシウム合計で900ベクレル/kgあります。

県は売り場に残っていた4本のタケノコを検査したわけでなく、「販売されたタケノコと同じ場所で採取したタケノコ」を検査し、その結果が6.4ベクレル/kgで基準値以下だったと伝えているのです。

土壌汚染にも濃淡があるので地下茎のタケノコが同じ放射能濃度とは限らないのに・・・・結果的に基準値以下だったからいいでしょといわんばかりの報じ方。

販売されたタケノコ8本すべてが6.4ベクレル/kgとは限りません。 そもそも放射能汚染はまだらであり、同じ場所のタケノコでも放射能濃度は同じではありません。

検査データは、あくまで参考値に過ぎません。最も汚染された検体を基準に考えるしか被曝を防ぐ方法はないのです。 

しかも出荷者は本宮市が出荷停止と知った上で違う場所に持って行っています。悪意があるかないかではなく、知っててやっているのは悪質な行為。

「年が変わったので大丈夫だと判断した」そうですが、放射能汚染に関する認識のズレに言葉もありません。

大玉村のデータを見てみます。

 

大玉村も2011年に340ベクレル/kg、2012年に336ベクレル/kg。十分基準値超えています。

本宮市も大玉村も汚染状況重点調査地域ですから当然といえば当然。

2016年のタケノコのデータが何故ないのかもわかりません。

こういった産地偽装が氷山の一角だとしたら、東日本の農産物直売所は信用できないということになります。

これは何重の意味で残念な話です。

原発事故から五年。産地偽装のタケノコの水煮や加工食品などが全国に流通し、もしかしたら私たちは放射能汚染されたタケノコを食べてしまっているのかもしれません。

出荷、販売に関する管理を、法律も含めて厳格にしない限り、”被害者”が”加害者”になるということが避けられない事態になってきました。

「放射能汚染を忘れたい」被害者が、「もう大丈夫」というバイアスで、結果的に加害者になっていく恐ろしい構図・・・・・

国はこういう日本人の特性をわかった上で、産地偽装を放置し、被曝を追加・放射能拡散させているのではないかとすら思えてきます。

 

 

 

 

 

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道の駅が2200ベクレル/kgのコシアブラを販売。出荷者が産地偽装。販売済み84パック自主回収

2016-05-07 | 産地偽装

山菜から基準超えの放射性物質
05月07日 06時30分 NHK首都圏 NHK栃木

4月、栃木県栃木市の道の駅で販売された山菜から最大で国の基準の20倍以上の放射性物質が検出され、道の駅では自主回収を進めています。
山菜は東京電力福島第一原子力発電所の事故以降出荷制限がかかっている地域から持ち込まれたということで県は出荷前の検査を徹底するよう指導するとしています。
栃木県によりますと4月26日、栃木市の「道の駅にしかた」で販売された山菜のコシアブラから国の基準の最大で22倍となる1キロあたり2200ベクレルの放射性セシウムが検出されたと厚生労働省から連絡があったということです。
県の調査によりますとこのコシアブラは栃木市などに住む男性2人が道の駅に持ち込んだもので、原発事故以降山菜の出荷制限がかかっている市や町で採られ、制限がかかっていない地域のものとして、販売されていたということで、県が詳しい経緯を調べています。
道の駅では4月23日からの4日間で合わせて84パックのコシアブラを販売していて、ホームページなどで周知するとともに、自主回収を進めています。
栃木県は「販売された量を食べてもただちに健康に影響が出るわけではないが、農産物の直売所などに対し出荷前の検査を徹底するよう指導していきたい」としています。

 

セシウム基準値超の山菜販売 道の駅にしかた直売所、出荷者が産地偽装

下野新聞 5月7日 朝刊

県環境森林部は6日、栃木市西方町元の道の駅「にしかた」の農産物直売所で販売された山菜のコシアブラから、国の基準値(1キログラム当たり100ベクレル)を超える放射性セシウムが検出されたと発表した。県内の出荷制限区域で採れた野生のコシアブラを、県内の個人2人が出荷制限のない栃木市産と壬生町産と偽って販売していた。県は食品表示法違反などの疑いで2人を調査している。

 同部によると、厚生労働省が4月25日に抜き打ちで2パックを買い取り検査し判明した。一つは1キログラム当たり1600ベクレル もう一つからは2200ベクレルを検出県が販売者2人から事情を聴いたところ、出荷制限区域のコシアブラを交ぜて販売したことを認めたという。これまでに84パックが販売され、道の駅が自主回収している。

 

直売所の山菜から基準超検出 産地偽装の疑いも /栃木

毎日新聞2016年5月7日 地方版

県林業振興課などは6日、栃木市の「道の駅にしかた」の農産物直売所で販売されていた山菜のコシアブラから、国の濃度基準値(1キロ当たり100ベクレル)を上回る1600〜2200ベクレルの放射性物質を検出したと発表した。出荷制限区域の山菜が交じっていたといい、意図的に産地を偽装した食品表示法違反の疑いもあるとみて、県が採取地の特定などを急いでいる。

 県によると、商品は栃木市産(1パック60グラム)、壬生町産(同100グラム)として4月23〜26日に販売され、厚生労働省の買い取り検査で発覚した。計84パックが販売されたという。

 基準値超のものは県北地方で採取されたとみられ、県が聞き取りや、詳細な場所の特定作業を進めている。当該商品は、通常は表示されている栽培と野生の別が記載されておらず、意図的な偽装の可能性が高いという。高橋隆輔】

 

 (管理人より)今回は栃木の道の駅で、2200ベクレル/kgのコシアブラが販売済みになっていたというニュースです。 

原発事故後、東日本では山菜が高濃度に放射能汚染されているということは、行政もメディアも伝えていますので、これは有名な話です。

タラの芽やコシアブラは山菜天ぷらにすると非常に美味しく、旅館でも出てきます。私もコシアブラが好きで九州の道の駅で買って帰ることがあります。

厚生労働省の抜き打ち買取検査で発覚したわけですが、もう販売されたあと。手遅れです。

NHK報道は記事タイトルだけ見ると、販売済みということがわかりません。いやらしいタイトルだと思います。

 

原発事故以降、山菜の出荷制限がかかっている市や町で採られ、制限がかかっていない地域のものとして、販売されていた

4月23日からの4日間で合わせて84パックのコシアブラを販売。自主回収を進めている。


栃木県の地元紙の下野新聞、毎日新聞地方版では、産地偽装、それも「意図的な偽装」だと、NHKの報道よりも踏み込んで報じています。

 

県内の個人2人が出荷制限のない栃木市産と壬生町産と偽って販売

出荷制限区域のコシアブラをまぜて販売したことを認めた

当該商品は、通常は表示されている栽培と野生の別が記載されておらず、意図的な偽装の可能性が高い


高濃度に放射能汚染されて出荷制限がかかっているということを地元の人が知らないはずがないと思います。

「まじってた」というのと「まぜて販売した」というのは違います。意図的にまぜたのなら悪質であり、これは犯罪です。 

 

厚生労働省のデータより

 

2016年のコシアブラのデータに2200ベクレル/kgというのがありますね。産地がその他になっています。 

 

道の駅にしかたのHP  より どこかで聞いた有名なセリフ

 直ちに健康への影響がでることはありません 

 NHK記事にも、栃木県行政の発言として、同じことが書いてありますね。

 

売ってあったら一人が何パックか買って帰ってると思います。84パックも販売されています。コシアブラの天ぷらは美味しすぎるので、100グラムくらいはあっという間に食べてしまいます。

すると2200ベクレル/kgのコシアブラなら200ベクレルくらいは胃袋にそして全身に・・・・心臓に・・・臓器に一気に蓄積 ああ、後で健康への影響が出る可能性。

産地を確認しても、偽装されて、混ぜられたらどうしようもないということですね。道の駅自体の信用に関わると思います。

抜き打ち検査がなかったら・・・高濃度汚染コシアブラが誰にも知られることなく、だれかの胃袋に入っていたことになります。

どれだけ自主回収されるかわかりませんが、もう食べてしまってることでしょう。手遅れ。

 

栃木県HPより  引用

からの出荷制限指示品目

下記の市町に対し、平成26年7月18日現在、国の出荷制限指示が出ております。(赤字は今年度新たに制限指示があったもの。前年度からの制限指示も継続中です。)

荷自粛要請品目

下記の市町に対し、平成26年7月17日現在、出荷の自粛を要請しております。(赤字は今年度新たに出荷自粛を要請したもの。前年度からの出荷自粛要請も継続中です。)

 

 

放射性降下物があった地域の山菜は、どんなに美味しくても諦めなければなりません

 

 

東大 森 敏教授のブログより

 

コシアブラ  見た目では区別は付きません。

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汚染状況重点調査地域の福島県古殿町のスギの木が、県内外に売り込まれるという事実

2016-05-06 | CLT バイオマス 木

 

古殿産スギ ブランド化へ 年度内に名称、ロゴ決定

福島民友 2016年05月04日 12時05分

古殿町は本年度、町木「スギ」のブランド化に乗り出す。町にあふれる森林資源を有効活用することで、町の活性化や新たな財源の確保を目指す。

 同町は、町の総面積1万6347ヘクタールのうち森林面積が1万3470ヘクタールと82%を占める。うちスギを主体とした人工林面積は5512ヘクタール。町は、2014(平成26)年の特徴調査で町産スギの強度が高いことが分かったため、ブランド化し、県内外に売り込むことを決めた。

 町は、本年度の一般会計当初予算にロゴ制作費を計上。本年度中にブランド化した際のスギの名称を決め、ロゴを制作する。
 3月末には木材の乾燥機を購入。今後、使用するための環境を整備し、町内の製材所が町産スギを加工する際に利用できるようにする。製材所が積極的に町産スギを使うことで、取引のある工務店などに町産スギの魅力を広める。そのほか、いわき市産のスギを「磐城杉」としてブランド化した、高級割り箸製造・販売業の磐城高箸(いわき市)と協力し、同町産のスギを使ったPRグッズを作製する方針だ。
 また、適切に管理され持続可能な森林に与えられる「森林認証制度」の取得を目指す。 町の担当職員は「ブランド化の後が課題。住宅メーカーや建設業者に古殿のスギの魅力をPRし、販路が確保できれば」と話した。

  

(管理人より) 福島第一原発事故による膨大な放射性降下物があった地域の木材を「県内外に売り込む」というニュースです。

古殿町は汚染状況重点調査地域ですから、放射性降下物の「多⇒少」という移動を行政が予算をつけてやるということです。放射性物質の集中管理とは真逆の放射能拡散事業。

基準値以下であっても放射能の移動に変わりはありません。住宅資材として全国に流通させられるでしょう。

しかもPRグッズを作るんですね・・・・「割り箸」という口に入るものかもしれない・・・・こういうものにも予算がつく仕掛けがあるのです。

「風評の払拭」に予算が付いているというのは、熊本被災地に送られた福島市の水に関するブログ記事のところで述べました。↓

熊本地震の被災地に福島市が水道水「ふくしまの水」約1万本を送ったという事実

もう言葉もありません。

命と環境を守るという視点は日本の行政にはないということ・・・

以下を見れば分かります↓ 

 

福島県全域から汚染木材を集めて加工するCLT工場を、あの大熊町に建設。木の中心部分の汚染は2000bq/kg!

樹木における放射性セシウム汚染の現状を見ると、CLTやバイオマスは無理だとわかるのになぜ国策化?

汚染状況重点調査地域でCLTの実証事業。福島産の木材が岡山県の工場でCLTに加工される!

 

【問い合わせ】南相馬市の原町火力発電所でも福島県内の木質バイオマスを年間6万トン燃やす事実

食品産業廃棄物を肥料化する会社から萩市の豪雨被災地にバーク使用の肥料500トンの寄付。樹皮の産地は?

2012年に群馬県の放射能汚染ほだ木を1万6000本、おがくず業者が買い取る。おがくずの行方は?

献血に訪れた人に宮城県産の杉の木で作った折り紙をプレゼント。1枚25円赤十字に寄付金って・・・

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