ブログ「風の谷」  再エネは原発体制を補完する新利権構造

原発事故は放射能による公害。追加被曝阻止⇒放射性廃棄物は拡散してはいけない⇒再エネは放射能拡散につながる⇒検証を!

ソーラーパネルだらけのスマートシティ。本当にこんな暮らしが正しいのかどうか考えなければなりません。

2014-11-30 | スマート関連

藤沢市にスマートシティ誕生

11月27日 21時01分 NHK

再生可能エネルギーなどを使った最先端のシステムを備え、街全体で省電力などの環境対策を進める大規模なスマートシティが神奈川県藤沢市に誕生し、27日、開所式が行われました。

スマートシティは、地域の電力や交通のシステムに最新の技術を導入して、街全体で電力使用の効率化など環境対策を進める地区のことで、27日、新たに藤沢市で開所式が行われました。
この地区は、パナソニックが、およそ19ヘクタールの工場の跡地に整備したもので、住宅ごとに太陽光発電の設備が設置され、発電の状況や消費電力のデータをテレビや専用の端末で確認することができます。
また、地区の周囲にも太陽光パネルが設置され、災害時には非常用の電源として利用できるほか、電気自動車などを共同で利用できるとしています。
地区に入居した女性は「これまで住んでいた住宅と比べて電気代が下がったので家計にはありがたい」と話していました。
国内では、省エネ意識の高まりや東日本大震災などを背景にスマートシティを建設しようという動きが相次ぎ、160を超える自治体で、経済産業省の補助金を受けた実証実験などのプロジェクトが立ち上がっています。

 

 

最先端のエコタウンが神奈川・藤沢市にオープン

TBS (11月27日18:15)

住宅の屋根に太陽光パネルが光る街。全体が最先端のエコ技術で埋め尽くされたエコタウンが27日、神奈川県藤沢市にオープンしました。1990年と比べて二酸化炭素の排出量を70%減らすことを目指すこの街。その暮らしはどんなものなのでしょうか。

 屋根や空き地など至るところに設置された太陽光パネル。ここは街全体に太陽光発電システムと家庭用の蓄電池が配備されている日本で初めての街です。同じ規模の街と比べて、1990年より二酸化炭素の排出量70%削減を目指しています。

 パナソニックが運営し、工場の跡地6万坪を活用しようと始まったプロジェクトで、住宅1000戸のほか商業施設なども設けられています。

 「こちらのタブレットでは現在の発電量、電気の使用量、そして売電量も見ることができます」(記者)

 住宅はオール電化。発電量や使用電力が一目でわかるようになっていて、一般的なケースでは電気代がゼロな上、売電で1万円ほど収入が得られるといいます。カーシェアリングのための車はもちろん電気自動車です。また、敷地内のあちこちに防犯カメラが設置されています。

 「小さい子どもが家にいないとき、これで確認できる」(パナホーム 佐野かおりさん)

 防犯カメラの映像は、自宅のテレビで見ることができ、公園で遊ぶ子供の様子もリアルタイムで見守れるのです。

 パナソニックは、こうした街をまるごと海外に輸出することを検討していて、海外メディアからも注目の的。

 「私たちはあらゆる技術革新に興味がある。未来を見ているようだ」(イギリスのメディア)
 「3世代100年にわたって生き続ける持続可能な街づくりをパナソニックが主導してやっていく」(パナソニック・ビジネスソリューション本部 井戸正弘本部長)

 日本の技術による最先端のエコタウン。4年後には3000人が住む街に育つ予定です。

 


 (管理人より)

前回はあのちゃんの漫画でスマートメーターが付けられたスマートグリッドの暮らしについてお知らせしました。

市民発電所はどこへいくのか スマートメーター編  スマートグリッド社会は要らないよ!

何故かぴったりのタイミングで、神奈川県に作られた「スマートシティ」のニュースが流れました。

スマートハウス、エコタウンやスマートシティ、持続可能などのキーワードに要注意です。

原子力ムラは広告代理店を使ってこういった言葉と、未来のプラスイメージだけを何年もかけて、市民に刷り込んできました。脱原発市民にも、そうでない人にも。

本当にエコなのか社会全体として省エネルギーかどうか、誰も検証してません。専門家もいません。

家を買う世代の人は、ステイタス感やおしゃれ感、便利さしか見ておらず、省エネといっても、自分家の電気代が安いかどうか、得かどうかしか考えてはいません。

新し物好きの感覚で大きな買い物をしようとしています。

そういう上っ面のことしか見てないのです。

 

そもそも小さい子供を公園で遊ばせているとき、親が目の前で見てなかったら、何か怪我をしたり、誰かに連れて行かれる可能性もあるのに

家の中でテレビの画面でそれを見守る?ことの異常さ!  それをさも役に立つかのように言うニュースも、もはや異常です。

もし怪我をしたら現場到着まで時間がかかるし、もし子供が連れ去られたら防犯カメラがあったって間に合わないということが想像できないのでしょうか?

「小さい子どもが家にいない時確認できる」 この意味はまったくわかりません。

小さい子どもが家にいない時⇒???   ほったらかしてるのでしょうか?

防犯カメラ任せの子育てってことなんでしょうね。恐ろしいです。

 

「電気代ゼロ」だなんて、そこまで言っていいのでしょうか?

再エネ賦課金は、パネルを持たない人も含めて全ての電気利用者に上乗せされ、自然エネルギーが増えれば増えるほど高くなっていきます。

「電気代ゼロ」はトリック。すべての電気事業者に被せてるだけ。売電なんてお天気次第。それも採算が取れるかどうかもわかりません。経年劣化のことはスルー。

オール電化のスマートハウスは、IH調理器、電気を熱に変えるエコキュートなどエネルギーロスが多い電気浪費型の家です。

エコキュートはそれだけでなく大量の低周波音被害者を生み出している実態があります。

 

建築ジャーナル #1203 2012年9月号 スマートハウスがもたらす大きな代償
 
企業組合建築ジャーナル

 

もともとヒートポンプのエコキュートやEV(電気自動車)は家庭での電気の新規需要のために導入されたものです。

つまり、「市民に電気を使わせるためにエコキュートや電気自動車を作った」と、経産省が言ってるのです。どこが省エネか!どこがエコか!と思います。

http://www.meti.go.jp/committee/materials2/downloadfiles/g81125a12j.pdf

問題は、上二つのニュースがテレビ(NHKとTBS)で流されているということです。完全にコマーシャルです。

そして、それが詐欺だということにまったく気づかないほど、国民が愚民になっているということです。

以下、 大事なことなので時間がかかってもぜひ読んでみてください。 

 

ハウスメーカーの住宅、太陽光パネル屋根一体型のスマートハウスって本当にスマート?エコ?

オブザーバーツリーって何?新築する前に考えて欲しいハウスメーカーの家。フローリング材はタスマニアから

蓄電池が私たちの暮らしの中に入り込めば、電力会社に暮らしの根幹を握られてしまうことになります。

激甚な公害の上に成り立つ蓄電池。あのちゃんの漫画でエコ詐欺師たちに騙されないように勉強しよう!

太陽光パネルが増えると消防士が感電・有毒ガス等の危険に晒される。東京消防庁はリスクを過小評価。   

太陽光パネルは安全だと思ってる方へ見て欲しい情報(1)太陽光パネルの火事・火災について 

太陽光パネルは安全だと思ってる方へ見て欲しい情報(2)台風・竜巻でパネルはぶっ飛んでいます!

台風の前に周辺のソーラーをチェック!あのちゃんの漫画チラシ ソーラー編 太陽光発電のヒミツ

自然災害で太陽光パネルはあっという間にゴミになる。それなのに何故「災害時のため」のメガソーラー?

【危険を承知で推進中!】資源エネ庁が原発メーカー三菱に調べさせた太陽電池モジュール廃棄物の危険性

 

広島土砂災害時の写真をアップします。土石流で死者が出た現場です。

 

自然災害で危険なのはソーラーパネルも含まれます。パネルが災害時に役に立つという宣伝がされていますが、そうでしょうか?

日本で起きる自然災害は、台風、地震、火山噴火、津波、大雨、土砂災害です。これらの複合もありえます。

その地域が停電していれば自宅パネルで発電しても売電はできません。 

系統連系されていることを前提に、ソーラーパネルなど分散電源だけで運転することを「自立運転」と言います。

停電時にはこの自立運転が可能ですが、一体どのくらいの時間使えるのでしょうか?短時間という人もいます。https://twitter.com/ElekiTan/status/415092821746384896

地震で自宅内の配線などがおかしくなったら自宅のパネルでいくら発電しても蓄電池に貯めることができなくなると思います。

火山灰がパネルに降り積もれば発電はできません。大雨が降れば曇るので発電はできません。

大規模な自然災害が起これば、オール電化はどうしようもなくなります。

結局、ろうそく、乾電池、カセットコンロが必要になるでしょう。

 

市民にとって本当に危険なのは何なのかが報道で知らされてない今の日本。

メディアはスポンサー(再エネ企業=原発企業)の手前、企業に不都合なことは決して言わないでしょう。

「原発を安全」と言って騙したのと同じ構図です。国策だから実害が起きても、これからすべて施工業者のせいにされるでしょう。

それから、このスマートシティというのは「工場跡地」です。

そもそも工場跡地や産廃処分場跡地というのは、さまざまな有害重金属や化学物質によって土壌汚染されているケースがあります。


宮崎県の日向製錬所跡地にも汚染があったことが明らかになっています。

日向精錬所がヒ素やフッ素を垂れ流していたことが2000年に発覚、2008年の報道から。「循環型社会」の公害。

浦安市市有地六価クロム汚染疑惑 

パナソニック、横浜の携帯電話工場跡地でスマートタウン開発へ

 

ラブキャナル―産廃処分場跡地に住んで
ロイス・マリー ギブス (著), Lois Marie Gibbs (原著), 山本 節子 (翻訳)
せせらぎ出版



さてこの工場跡地はどうなのでしょうか?わかりません。企業はそういうことにもまったく気づかない人に売ろうというわけです。

企業が一番儲かるのは、詐欺的な付加価値をつけて高い家を売ること。

家を売って金儲けをするのに、一番大切なのは 「相手が無知であること」です。


戸建 6000万円前後に加えて、一時金17万円にタウンマネージメント代(管理費)月々 約1万3千円って!

http://city.panahome.jp/fujisawasst/outline/index.html

このスマートシティは神奈川県ですが、その神奈川に「お母さん大学」 というものがありました。

「お母さん大学」HP  http://www.okaasan.net/

「期待されるお母さん像」でもあるのかもしれんと思って見てたら、誰が作ったのかわからない図がありました。

こんなステレオタイプな表現でこんな図まで作って型にはめこむわけです。やっぱり自然エネルギーに誘導していました。

赤囲みを見てください。ソーラー エコ買い    原発反対、公害、廃棄物などの文字は当然ありません。

TOPページ右側にCMがあります。旭化成ヘーベルハウス。 

劣化ウランを宮崎県日向市の工場内にドラム缶8,030本、神奈川県川崎市に838本持ってる会社が旭化成です。

ここでも原発推進企業がソーラー推進してます。

 

一戸建を買う人にはスマートハウス、スマートシティ、賃貸住宅ならパネルを乗せたアパート、マンションとなっています。私の住んでる町にはエネファーム+ソーラーパネル+蓄電池のマンションができます。

「今はみんなこうよ」 ⇒???  みんなと同じならいいんですか?

家を買うときどれがいいかを選ぶのは主婦。主婦を無知に据え置く仕掛けが世の中に、山のようにあります。

ひとりでもいいので、主婦同士でスマートグリッドの問題点などを伝えて欲しいと思います。

 

スマートシティは、追加で膨大な国費を浪費させる、亡国のまちづくり。160の自治体で進められるなんて狂気。

http://www.meti.go.jp/committee/materials2/downloadfiles/g81125a12j.pdf

原発もなくすことはできない上に、エコキュートや蓄電池やパネルの問題が噴出し、これから犠牲になる人がさらに増えるでしょう。

 

パナソニック スマートシティソリューション 藤沢SST  女優さんを使ったCM