風力発電の巨大風車の支柱の後方に発生していた低周波が、カルマン渦として雪とライトでみごとに映し出されています。
支柱の後方には乱流が生じ、気圧の急激な変化が起こるため、コウモリが近づいただけで肺の中で血管が破裂し肺が血でいっぱいになって死んでしまうそうです。この後方乱流によって低周波が生じます。
【カルマン渦】
カルマン渦またはカルマン渦列は、流れのなかに障害物を置いたとき、または流体中で固体を動かしたときにその後方に交互にできる渦の列のことをいう。ハンガリー人の流体力学者セオドア・フォン・カルマンにちなむ。
流体中に突き出た障害物は振動発生の原因になることが、気象の世界でも証明されています。
和歌山県由良町の由良守生さんという由良町議の方の動画です。低周波音測定器で測定されています。
ご自身も健康被害が有り、周辺の方の健康被害の様子や行政の圧力の凄まじさなどが語られています。
由良風車騒音問題↓
http://www.geocities.co.jp/NatureLand/9415/sikou/sikou109_yura_siron1_130110.htm
※低周波音とは、音の高さを表す周波数がおおよそ100Hz以下のものを言う。
日弁連も意見書を提出しています。
低周波音被害について医学的な調査・研究と十分な規制基準を求める意見書
2013年(平成25年)12月20日 日本弁護士連合会
4p
環境省も低周波が出ていることを認めています。
平成22年3月29日 風力発電施設から発生する騒音・低周波音の調査結果(平成21年度)について(お知らせ)
平成17年に中部電力が低周波音の映像化装置を開発していました。 低周波音用“音カメラ” こんないいものがあるのに一般に貸出ししないそうです。驚きました。何のための開発かと呆れます。
風車で低周波は実際に出ていて証明もされている。被害者も全国にいる。
最大の防災は風車を作らないことです!それしかありません。
低周波音源探査装置(低周波用音カメラ)の開発
騒音調査、低周波音、音源探査、可視化
追記
『風力発電の不都合な真実』(武田恵世) 61~62p より 抜粋
風力発電機の後方には、後流渦または後方乱流という複雑な乱気流が発生します。それが、近くの風力発電機の回転をさまたげるので、風力発電機の間は相互にブレード直径の3倍以上、後方には7~10倍離すべきだとされています。しかし、実際にはこれはまず、守られてはいません。
またタワーも巨大なので、風が当たるとカルマン化渦という乱気流が発生し、大きな騒音や低周波音、つむじ風などが発生します。こうした乱気流によると考えられるコウモリの大量死が、アメリカやカナダで報告されています。
カナダ研究者チームが風車の回りで死んでいる動物を調べたところ約6 割がコウモリだった。死んだコウモリ188 匹を回収し原因を究明した。解剖して判明した死亡原因はブレードが回る時に起こる急激な気圧変動!コウモリの死因は低周波ではなく、ブレードが回る時に作り出される急激な気圧の変動で、肺の中の血管が破裂し、血液が肺の中に充満した事に依る。