ブログ「風の谷」  再エネは原発体制を補完する新利権構造

原発事故は放射能による公害。追加被曝阻止⇒放射性廃棄物は拡散してはいけない⇒再エネは放射能拡散につながる⇒検証を!

科学者は自分の蒔いた種を刈り取って欲しい。原発も再エネも兵器につながる技術。

2015-09-30 | 戦争 

 Future Boy Conan - episode 23 - part 2. Orginal Japanese language with english subtitles

 

科学者:博士、ラナさん 感謝の言葉もありません これで新しい出発ができます。

科学者:しかし、恐るべきエネルギーです。1時間で今までの1年分はゆうに超えている。

科学者:今になって本当にわかりました。私たちは過去の遺産にのみ頼って生きようとした。だが太陽エネルギーは愚かな私どもの手に余る力です。ましてレプカなどには・・・

ラオ博士:いや、誰の手にも余る怪物なのです。ついに世界を破滅の淵にまで追い込んでしまった。しかも私はそれを作った科学者グループの一員でした。5つの大陸を沈め、数十億の人類を殺し数万種の動植物を絶滅させた超磁力兵器は、太陽エネルギーがなければできなかった。償いようのない責任です。

ラナ:いいえ、おじいさんはたくさんの人を救いました。おじいさんは責任を果たしました。

ラオ博士:私はただ、自分の蒔いた種を刈り取ろうとしているだけだよ。

ラナ:いいえ、いいえ、おじいさんは立派な人です。私の大事なおじいさんです。

(中略)

ラオ博士:みんなここへ集まってくれないか。君たちにこんな物を見せたのは太陽塔の本当の姿を知ってもらいたいからなのだよ。

コナン:本当の姿?

ラオ博士:ここに映し出されたものはすべて幻に過ぎないんだ。ごらん、この塔は、21世紀の科学の粋を集めて建設された。太陽の力を我がものにし、人間に必要な全てのものを作り出せると考えられていた。しかし、すべては愚かな幻だった。この公園の景色のように・・・有り余るエネルギーを弄び、奢りに耽った挙句、あの大変動を引き起こしたのだ。これを作った者たちはみんな死んでしまった。

この塔は、最後の勤めを終えて海に沈んでいく。それが一番正しいのだ。空に輝く太陽の恵みで大地と海は植物をやしない、動物を育む。人間はその自然の中でこそ伸びやかに生きることができる。

コナンくん、ジムシーくん 私のまぶたには君たちの生き生きした姿が焼き付いているよ。君たちこそ本当の太陽が育んだ少年なんだよ。


Future Boy Conan - episode 25 - part 2. Orginal Japanese language with english subtitles

(中略) 

ラナ:おじいさん、まさかあの人たち・・・知ってて何故止めないの?

ラオ博士:待ちなさい。あの人たちの望むようにしてあげなさい。私たちは古い世界からある役目をそれぞれが背負って生きながらえてきた。形こそ違え、残された人々を次の世界に橋渡しすることだ。今、人々は新しい世界に出発していく。苦渋に満ちた日々は終わった。安らかな心でその出発を見送りたいのだ。

ラナ:ちがうわ! コナンなら止めるわ!私止めてくる!

 

※ (科学者たちは太陽塔とともに沈んでいく)

 


(管理人より) 私は子どもの頃から「未来少年コナン」という作品が好きで原作も読んでいます。このアニメ作品は繰り返し見ています。

宮崎駿さんの3作品と福島原発事故 

という記事にも書きました。冒険活劇的なところもあり楽しく、そして考えさせられるところが多い作品です。演出は宮崎駿。(※なお「風立ちぬ」という作品は私は納得がいかないのでおすすめしません)

 

【あらすじ】

 西暦2008年、核兵器をはるかに上回る威力の「超磁力兵器」が用いられた最終戦争が勃発。人類は大半が死滅し、それまで築かれてきた高度な文明の多くが失われてしまった。五大陸は変形し地軸も曲がり、超磁力兵器による激烈な地殻変動で多くの都市が海中に没した。 

戦争から20年、コナンは「のこされ島」と呼ばれる小さな島で、「おじい」と二人で平穏に暮らしていた。ある日、海岸に少女ラナが漂着する。ラナはハイハーバーという島で暮らしていたが、科学都市インダストリアの者たちにさらわれそうになり、隙を見て船から逃げ出していた。 

インダストリアは、前時代の巨大な塔(三角塔)を中心とした都市だが、塔を維持するためのエネルギーが乏しかった。そこで、太陽エネルギーのシステムを復活させるため、その技術を持つラオ博士を探していた。しかしラオが見つからないため、ラオとテレパシーで会話できるという孫娘のラナを狙ったのだ。 

コナンの奮闘空しく、ラナは再び連れ去られ、おじいは死んでしまう。コナンはおじいを埋葬し、ラナを救うため、そしてまだ見ぬ人々に出会うために島から旅立つ。やがて、多くの仲間を得て、世界征服を目論むレプカに立ち向かうことになる。



この設定がなんと2008年です。主人公コナンが生まれたのが2018年でしょうか。主人公の少女ラナのおじいさん、ブライアック・ラオ博士の言葉が今の時代にちょうどいいので紹介しようと思い、アニメの終盤に近い23話と25話の印象的な部分を文字起こししてみました。

ラオ博士は太陽エネルギーの開発に関わった科学者チームの生き残り。太陽エネルギーの発明が超磁力兵器の開発を招いたことに負い目を感じている科学者です。

彼は人間の手に余る科学技術を手放すことを、孫の世代に伝えています。

私は、市民として福島第一原発事故後、発電技術さらに科学技術についてブログを書きながらずっと考えてきました。

未来少年コナンのお話の舞台となるインダストリアという島では、エネルギーは原子炉と廃プラスチックを掘りおこして作った石油です。そしてギガントという戦略兵器のために太陽エネルギーを復活させようとする人間たちと、等級をつけられ支配され抑圧された市民。インダストリア島は地殻変動で沈んでしまう。

 

さて今の日本はどうでしょうか。福島原発事故は収束せず有毒な放射性物質がダダ漏れ状態、太陽光発電を宇宙で行い、地上に送る技術を税金を使って軍事企業が開発しています。

福島第一 高濃度汚染水210リットル漏れる 除染装置の排水悪化

宇宙技術や再エネ技術は軍事技術に転用可能。国費で開発されどんどん進んでいる現実に恐怖!戦争への道!

プラスチックはつくり放題、捨て放題。海はプラスチックのゴミだらけ。

Synthetic Sea (合成の海 ~海に漂うプラスチック~)日本語字幕 海はゴミで埋め尽くされそう

 

 小さい島国の日本に、地震、竜巻、台風、津波、豪雨、火山噴火などの自然災害に加えて、原発事故に、太陽光パネルが水没したり飛ばされる事故。きのうは風力発電の風車の羽が破損落下しました。 

 

 

 

 私は、地球の傷がもうこれ以上深くならない間に、原発と再生可能エネルギーをやめるべきだと思っています。

地球温暖化説の嘘に乗せられ、原発と再エネで自然を破壊し、毒物、汚染物だらけの地球にしてはいけないということです。

戦争と再エネと原発を、切り分けて考えている人がほとんどですが、全部同じ企業系列がやってるということです。

戦争反対と言いながら、再エネ推進すると原発を温存することになります。

 

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新装版 残された人びと
 
 

防衛省が軍事技術研究費のために3億円ばらまき!「民生利用」という言葉に注意!

2015-09-29 | 戦争 

 

 

 
小型無人機やサイバー攻撃対策など軍事技術への応用が可能な基礎研究に研究費を支給する防衛省の初の公募に、東京工業大や岡山大など少なくとも16大学が応募したことが22日、分かった。共同通信が理工学、医学部門を持つほぼ全ての国立大と主な公立、私立大、計93大学を対象にアンケートした。

 国内の大学は太平洋戦争に協力した反省から、長らく軍事研究から距離を置いてきたが、公募は民生用にも使える基礎研究に限定し、成果の公開を原則としたことから一定数の応募があったとみられる。一方で専門家からは「軍学共同研究」が歯止めなく広がり、学問の自由が脅かされる懸念を指摘する声も出ている。

 防衛省は7~8月に「小型飛行体実現に役立つ基礎技術」「サイバー攻撃対処」など28項目の研究課題について研究者を公募。予算総額は3億円採択されると最大で年3千万円の研究費が支給される。防衛省は近く採択結果を発表する。

 アンケートに「応募あり」と答えたのは静岡大、愛知工業大、香川大、鹿児島大など。大阪市立大と東京都市大は複数応募したという。また、17大学が軍事利用可能な研究への対応について明確なルールを持っていた。

 応募した大学のうち、千葉工業大は「兵器・軍事技術に関する研究を行わない」との基本理念があるが「自衛隊の救助活動、災害対応技術で、兵器・軍事への利用可能性は皆無」などと説明。関西大も「軍事目的の研究は禁止」との倫理基準を持つが、応募に当たって「直接的な軍事利用を目的としていないとの文書の提出を研究代表者に求めた」とした。

 東京大、慶応大、金沢大、名古屋大、大阪府立大、鳥取大など9大学は回答できないとした。東京大は、今年1月に軍事研究の禁止に関する声明を出しており、これを踏まえて研究者や部局で判断して対応するとした。

 東京大、名古屋大を除く京都大など旧帝大5大学は「応募なし」としたのに対し、地方の国立大の応募が7件と比較的多いのが目立った。 


 ▼直接「軍事」以外は許容 深入り危険と専門家 


 日本の大学は、戦後長い間、軍事に関連する研究に消極的だったが、アンケートでは、直接的な軍事研究でなければ応募は許容されるとの見解が目立った。科学者と軍事研究の関係に詳しい 池内了 (いけうち・さとる) 名古屋大名誉教授(宇宙物理学)は「軍事目的につながるのは明らか。深入りすれば秘密研究に巻き込まれて、研究者人生を損なうことになりかねない」と警告する。安全保障関連法の成立と時期が重なるだけに波紋を呼ぶ可能性がある。

 科学者らで組織する日本学術会議は1950年と67年に戦争を目的とした研究は行わないとの声明を発表しており、多くの大学は、この方針に従ってきた。

 だが近年は、インターネットや衛星利用測位システム(GPS)など軍事技術が市民の暮らしに還元される例が出てきた一方で、通信や情報技術、ロボットなどの分野で軍事にも利用できる大学の研究成果が増えていて、軍事と民生技術の線引きが難しくなっている。

 「積極的平和主義」を掲げて防衛力強化を進める安倍政権は、民生技術を積極活用する方針を打ち出し、防衛省が公募を開始。大学側の対応が注目された。

 アンケートでは、今回は応募しなかった大学でも、「直接軍事につながるような研究は行わない。民生利用目的は応募を妨げない」(熊本大)などと将来の応募の可能性を排除しない大学が多かった。

 池内さんは、今回のアンケート結果について「(研究費の)台所事情の苦しい地方大学や単科大学で手を挙げたケースが目立つ」と分析。今回は様子見で、次回以降にという大学が多いとみており、「軍事研究とは関わらないのが最善の選択。研究成果の公開が担保されるかなど、監視が必要だ」と訴えている。


 ▼真剣に考えておくべきだ

 近著『科学者は戦争で何をしたか』で科学者と軍事の関係を取り上げた、 益川敏英 (ますかわ・としひで) ・名古屋大特別教授(ノーベル物理学賞受賞者)の話 アンケートでは応募した大学は少数派で、今のところはまだ歯止めがきいていると感じた。今後、背に腹は代えられないと応募する例が増えるかもしれないが、平和な今のうちに、研究の軍事利用について真剣に考えておくべきだ。防衛省の公募は始まったばかりで軍事利用の色合いは薄いが、そのうちだんだん濃くなっていくだろう。研究者は心の中に警戒心を持っていないといけない。 

 ■防衛省の研究公募 

防衛省が本年度から始めた安全保障技術研究推進制度。本年度は28項目の基礎的な研究テーマを提示し、大学や独立行政法人、民間企業の研究者からの提案を公募した。防衛省側で応募内容を審査し、その評価に基づいて委託研究費を配分する。研究成果は、国の防衛や災害派遣、国際平和協力活動などで用いる装備品の開発につなげるほか、民生分野でも活用される。防衛省は研究成果の公開を原則としている。

 (共同通信)2015/09/24 20:40




(管理人より)

ついに防衛省が軍事研究のために3億円も大学や企業にばらまきました。大義名分は「防衛」「災害」「平和協力」です。

さらに、あやしい言葉「民生分野の活用」。 以前から「~~の平和利用」というのはおかしいとずっと叫び続けていますが、もともとろくでもないものをゴリ押しする場合、大義が必要ですから、こういう言い回しになるのです。なんちゃらの平和利用、民生利用という言葉に要注意です。

まったく「核の平和利用」と言って原発を導入して、あげく日本が世界一の放射能汚染国になったのを忘れたんでしょうか。

安全保障技術研究推進制度 より 

 

民生分野のイラストは、なんでしょうか。 エンジニアと電気自動車とマイクロチップですね。「委託先」というのは軍事企業(=原子力ムラ=再エネムラ)です。「デュアルユース」技術とは、両用の、二通りのという意味で、特に、民生用と軍事用のどちらにも利用できる技術のことをいいます。

この☟三菱重工の資料を見たら、いかに科学技術が軍事そのものなのかがわかります。「使われる技術は軍事技術と同じ」とはっきり書いています。

よく見ると私たちが暮らしの中で、半ば強制的に使わされている電化製品ばかり。カーナビ、スマホなど・・・、全部、軍事ムラ=原子力ムラ=再エネムラに直結しています。

デュアルユース技術の現状  平成26年3月22日 公益財団法人 未来工学研究所 研究参与 三菱重工業(株)防衛・宇宙ドメイン コンサルタント 西山淳一   より


福島のプロジェクトの資料などで、農業とロボットという取り組みが山ほど提案されていました☟ ロボットと再エネばかり!完全に再エネ分野とかぶってます。 

農林水産分野イノベーション・プロジェクト第一次とりまとめ平成27年6月1日 農林水産分野検討分科会

 

安全保障技術研究推進制度の28項目の基礎的な研究テーマ をみてみますと

 平成27年度募集に係る研究テーマについて


27に再生可能エネルギーと同じものがあります! 他にも電磁波、レーザーなど関連がありますね。

原発をなくせると信じて、再エネ推進していくと、結局戦争に持っていかれるということです。


大学等 58件(53%) 公的研究機関 22件(20%) 企業等 29件(27%) 計 109件から応募が有りました。

平成27年度 新規採択課題一覧 【9課題】 をみると 企業名が出ています

パナソニック株式会社 富士通株式会社

当ブログでは再エネは軍事技術なのだと再三にわたり指摘し、再エネに伴う電子廃棄物のゴミについても指摘してきました。 もう疲れました。ε=(・д・`*)ハァ… 

宇宙技術や再エネ技術は軍事技術に転用可能。国費で開発されどんどん進んでいる現実に恐怖!戦争への道!

一斉に電子廃棄物のニュース。電子ゴミはパソコンだけではない。太陽光パネルも電子廃棄物。 

 

軍事技術につながる再エネやロボット、宇宙開発は不要です。地球を汚しておいて宇宙に移住なんてまっぴらですから。人間の体は宇宙には適応しませんので開発は不要です。 

ロボット技術も人間疎外になるので不要です。ロボットなどの工業製品は最終的に土に還らないゴミになるということは明らか。

 

 防衛省技術研究本部と研究協力を行っている大学・研究機関の一覧表  より


こういった大学に入学して、こういう研究室に入ったら、学生も知らず知らずのうちに戦争に加担させられるということです。

理数系の男性が工学部に行って学び、企業に入社してエンジニアになったら、何かを作るときに材料として毒性物質を使うことになんの抵抗もないのだと聞きました。

とても優秀な人ばかりなのに環境汚染をしていることに気づいていないのです。会社の言いなりに工業製品を作って給料をもらう。それがゴミになることをちっとも考えないそうです。

そういえば、ある有名企業の東大工学部卒の元取締役の人が小さな講演会でこんなことを言ってました。「エンジニアはお座敷芸者だ」と。驚きました。

この傲慢な資料をご覧下さい☟

三菱重工の人間が防衛・宇宙開発へ税金を投入しろと要求しています。企業が政府を乗っ取って脅している証拠です。

デュアルユース技術の現状  平成26年3月22日 公益財団法人 未来工学研究所 研究参与 三菱重工業(株)防衛・宇宙ドメイン コンサルタント 西山淳一   より

 

 


 

このブログを読んでくださっている大学研究者、企業のエンジニアの方へ。  

いまでも充分便利なので、これ以上技術大国にしていただかなくて結構です。これ以上技術開発したら本当に戦争する国になってしまいます。  

どうかエンジニアの方は、もう人殺しの兵器とかゴミになる家電とか、金属や毒物を使った発電技術とか、そういった生き物と地球を不幸にする技術を開発するのをやめて下さい。  

放射能汚染された廃棄物を集中管理することや原発の後始末を研究して下さい。 

地球の自然を取り戻し、出してしまったあらゆるゴミや毒物を回収、集中管理することを研究して下さい。  

工業生産を減らす方法を考えてください。 このような人間を不幸にする技術を開発すれば、いずれは自分にかえってきます。  

サイエンスフィクションではなく、現実です。

 

軍学共同(大学・研究機関における軍事研究)反対アピール署名


生活水準というものを家電製品など工業製品の技術の尺度で考えることをやめにしなければ、 土に還らないゴミと環境汚染の問題は解決することはありません。 

「もっと性能が良くていい車、便利な家電がほしい」 「多様な電源(発電所)が欲しい」は贅沢な欲望。

「技術の進歩」の進歩とは何かを問い直し、場合によってはその技術そのものを諦めなくてはなりません。  

戦争につながる、健康被害が出る、原料の採掘で人間が犠牲になるようなものの技術開発をやめる勇気が必要だと私は思います。 

ちなみに、私はついに携帯電話をやめました。

 



宇宙技術や再エネ技術は軍事技術に転用可能。国費で開発されどんどん進んでいる現実に恐怖!戦争への道!

2015-03-08 | 戦争 

 

 

無線送電実験にJAXAが成功 宇宙太陽光発電に一歩

http://www.asahi.com/articles/ASH376JM4H37PLBJ002.html

朝日新聞 2015年3月8日18時23分

宇宙航空研究開発機構(JAXA)などは8日、電気を無線で飛ばす実験に成功した。宇宙空間に浮かべた太陽電池パネルから地上に送電する、「宇宙太陽光発電」の実現に不可欠な技術で、今後の研究開発につなげる。 

宇宙で発電し地上に送電、実証試験へ

 宇宙太陽光発電は、電気をマイクロ波などに変換して宇宙から地上に送る構想で、日本では1980年代から本格的な研究が始まった。昼夜や天候に影響されずに発電できることが特徴。実現するには、コストの大幅な削減など多くの課題があるが、JAXAなどは、直径2~3キロメートルの巨大な太陽電池パネルを使えば、原発1基分(100万キロワット)相当の発電ができると試算している。 

 一方、強力なマイクロ波は人体や環境に悪影響を及ぼす恐れがあるため、極めて高い精度でマイクロ波の向きなどを制御して、ねらった場所にピンポイントで送電する必要がある。 

 兵庫県内にある三菱電機の屋外試験場で実施された実験では、送電用アンテナから発射するマイクロ波の角度を少しずつ変えて、向きを細かく調整。約55メートル離れた場所に設置した受電用のアンテナへ正確に送ることに成功した。 

 JAXA研究開発本部の大橋一夫・高度ミッション研究グループ長は「マイクロ波の制御は安全に、無駄なく電気を送る上で重要な技術。確認できたのは大きなステップ」と話した。 

 実験は1日に予定されていたが、悪天候のため8日に延期されていた。(小堀龍之)

 

 (管理人より) 再生可能エネルギーの技術は危険であると当ブログではこれでもかと叫んできたわけですが、ついにメディアでこういう宣伝がなされるようになりました。

宇宙太陽光発電とJAXA。画像をよく見てください。三菱電機IHIエアロスペースの文字が見えます。完全に宇宙=軍需産業です。

宇宙で作った電気をマイクロ波で狙った場所にピンポイントで送電するなんてやっちゃいけないことです。

強烈なマイクロ波を地上に送るということは「人も殺せる」ということです。

マイクロ波が危険なことは、京丹後市のXバンドレーダーの記事で書きました。

Xバンド・レーダー基地 「熱を発生する特性がある」電波を大出力で飛ばす在日米軍施設が京都に!

大量殺戮兵器に転用できる科学技術というのは、人間を不幸にする技術。

軍事企業=再エネ企業=原発企業のやる恐ろしい技術開発に、大義名分(再生可能エネルギー、防災、介護、廃棄物利用など)

がつけられて、「未来の技術」、「夢の技術」というオブラートで包んで印象操作されています。

人気俳優を使ってこんなテレビ番組も作られました。番組を作ったTBSは原発体制を支える三井財閥系です。ここでも再エネが原発を補完してることがわかりますね。

 

TBS「夢の扉+」  宇宙に発電所を作れ!~高度36,000kmから地球へ “無限のクリーンエネルギー”を送る“宇宙太陽光発電”

 

 


衛星打ち上げ、10年で最大45基 新「宇宙基本計画」決定 

http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS08H6X_Z00C15A1AM1000/

日本経済新聞 2015/1/9 10:49

政府は9日午前、宇宙開発戦略本部を開き、2024年度までの日本の宇宙政策の指針を定める新「宇宙基本計画」を決定した。人工衛星を使った船舶の監視や情報収集など、宇宙システムを安保目的により直接的に利用できるよう体制を整備する。今後10年間で衛星など最大45基を打ち上げる。宇宙関連産業を官民合わせて5兆円規模とする目標も盛り込んだ。 

 新計画は「宇宙システムの利用なしには現代の安全保障は成り立たない」と指摘。日本周辺の安保環境が厳しさを増していることを踏まえ「測位、通信、情報収集等のための宇宙システムを我が国の外交・安保政策、自衛隊の部隊運用に直接的に活用可能なものとして整備する」と明記した。 

 具体的には、地上の位置情報を高い精度で測る測位衛星「準天頂衛星」を23年度までに現在の1基から7基に増やす。日本上空から常時測位できるようになる。平時は民間の位置情報サービスに利用するが、安保上の有効活用を今後検討する。 

 海上の船舶や地上施設の監視に使う情報収集衛星は機能の拡充・強化を進め、基数を増やす。秘匿性や防御力の高い防衛衛星通信網は現在は民間のものを利用しているが、自衛隊独自で3基体制とする。安保への利用拡大と民間事業の推進を両面で進める法案を16年の通常国会に提出する。

 日米の安保面での宇宙協力を強化する。人工衛星などに損傷を与える危険がある「宇宙ごみ(デブリ)」の共同監視体制を確立する。米国の全地球測位システム(GPS)との連携を強め、一方が攻撃や故障で無力化した場合に補完する仕組みも整備する。日米で協議中の日米防衛協力のための指針(ガイドライン)の再改定に反映する。 

 新計画は宇宙関連の国内産業をテコ入れする狙いもある。今後10年間の衛星の運用計画を明示し、戦略的な開発につなげる。関連産業の海外展開に向け、有識者を加えた会合を設置する。 

 宇宙の探査・研究では、今後10年間で、大型のH2Aロケットを使う中型衛星を3基、小型イプシロンロケットを使う小型衛星5基の打ち上げに取り組む。 

 国際宇宙ステーション(ISS)の日本の参加延長は、他国の動向を踏まえ16年度末までに結論を出す。有人の宇宙探査は「慎重かつ総合的に検討を行う」とした。 

 安倍晋三首相は9日の戦略本部の会合で「新たな安全保障政策を十分に踏まえ、長期的かつ具体的な計画とすることができた。歴史的な転換点となる」と述べた。 

 日本は1969年に宇宙利用を平和目的に限る国会決議を採択し、軍事面での利用を禁止してきた。2008年の宇宙基本法で安保利用を解禁したが、抑制的な姿勢は維持された。13年に策定したこれまでの基本計画も具体策は少なかった。

 

日本は1969年に宇宙利用を平和目的に限る国会決議を採択し、軍事面での利用を禁止してきたのに、2008年に宇宙基本法を改正して軍事目的の宇宙開発をOKにしてしまった。

防衛省は2018年度以降に宇宙監視の専門部隊を立ち上げ、米軍との情報共有に乗り出そうとしています。

岡山県などに監視設備をもつ宇宙航空研究開発機構(JAXA)と、米戦略軍統合宇宙運用センターとの情報共有も拡大されます。

http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS04H0Z_V00C15A1MM0000/

学校でJAXAの職員が話をする機会が増えています。宇宙の夢を見させるいいことしか伝えません。宇宙開発プロパガンダ。

JAXAがついに自衛隊と連携し、宇宙ごみや火山の監視にかこつけて軍事強化しようとしている日本。

 

欧米では核兵器の技術を医療や発電などに生かしてるから日本も導入しようと言って、被爆国の日本に原発技術を導入しました。

http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/023/0068/02312130068004a.html

そのとき使われた言葉は「原子力の平和利用」。「未来の技術」というオブラートで包んで印象操作されました。

万博などのイベントで市民は騙されました。https://twitter.com/oldblue2012/status/454130250280996864

 

エコキュートや風力発電などからの低周波音で健康被害が出ているのに再エネが野放しなのはなぜか。

目が悪くなる、虫が死ぬとわかっているのにのにLEDがノーベル賞なのはなぜか。

電磁波の健康被害があることが分かっている携帯や太陽光パネルが野放しなのはなぜか。

再生可能エネルギーは兵器技術に直結しており、それをおおっぴらに進めるのに再エネという隠れ蓑が必要だったからです。

「武器産業にとって、戦場はまたとない市場であり消費地です。表向きの大義名分だけで見ていては、本当のことを見失い、知らぬまに私達は共に加害者となり、犠牲者となってしまいます」

と山田征さんが言われていますが、その通りだと私も思います。

 

よく出てくる 大義名分のことば☟ これらを使うと、市民はNO!と言えなくなることが分かって使っています。

温暖化防止、防災、災害救援、介護、廃棄物利用、安全保障、復興、持続可能・・・


これらの言葉の組み合わせで大義名分を掲げて国策を作り、財閥・軍需企業が儲かる国づくりを進めているのです。

再エネ・ロボット・ドローン・宇宙開発・武器調達に膨大な税金が流れ込み、市民はメディアに騙され戦争に向かっているのが現在。

再生可能エネルギーの科学技術は軍事転用され殺戮兵器になりうるということです。

 

 

 

研究中の高性能レーダーの姿とらえる 防衛省が実用化急ぐ

フジテレビ系(FNN) 3月4日(水)18時59分配信

北朝鮮の弾道ミサイル発射への警戒感が高まる中、FNNは、防衛省が新たに研究中の高性能レーダーの姿をとらえた。

千葉・旭市の防衛省技本飯岡支所の広い敷地の中に、スピーカーのようなものが並んでいる。

野外コンサート会場のように見えるが、これは防衛省が研究中の新しいレーダー。

「マイモレーダ」は、弾道ミサイルだけでなく、これまでレーダーでとらえにくかったステルス飛翔体も遠くからキャッチする能力が期待されている。

小さなアンテナを複数並べる形状のため、移設が簡単で、地形を問わず、設置が可能となっている。

北朝鮮による弾道ミサイル発射や、中国機などに対する緊急発進が大幅に増加する中、防衛省は、実用化を急いでいる。

最終更新:3月4日(水)20時17分

 

「スピーカー」とか「小さなアンテナ」などという言葉を使い危険性を誤魔化した報道。 レーダー自体の危険性を伝えないフジTVも恐ろしいです。

 http://karapaia.livedoor.biz/archives/51581292.html  より

 

対人放射型電子レンジ兵器「Active Denial System」

アンテナでミリ波のエネルギービームを掃射し、周囲の敵性人物を制圧する。「Active Denial System」は敵性対象の生命を奪うものではなく、あくまでも「制圧・無力化」するもの。パラボラアンテナのような掃射装置から目標に対して不可視のミリ波によるエネルギービームが掃射され、最長で500メートル先の対象を「制圧」する。アンテナには自動目標追尾装置が搭載され、対象物に適切な照準セットと掃射を行うことができる。「制圧」鎮圧用装備としては現在ゴム弾が一般的だが、この射程はせいぜい50メートル前後。それと比べれば約10倍もの有効射程距離を持つことになる。

 



 長距離音響装置LRAD(Long Range Acoustic Device) 

 直径80cmの椀型をしており重量約30kgで、有効範囲にある対象に向け作動させる事で、攻撃の意欲を無くさせる効果もある。これは暴動などの際に催涙ガス(催涙弾など)を使用すると呼吸器疾患のある者が重体となったり死亡する危険性があるため、これに代わるものとしての利用が期待されている。ただしその一方で、断続的に強力な音波を照射された場合、聴覚障害の危険性があることも示唆されている。このため運用面では、制圧目的の場合には一度に数秒程度とし、連続照射を前提としていないことがメーカー側から示されている。

 

LEDで吐き気を催させる装置

リモ・フリードとフィル・トロンが開発した、照射することで、船酔いのような吐き気を起こさせる装置。250ドル(2万2千円)でできるというこの装置は36個のLEDライトが使われている。

 

 

このように、もう既にアメリカでは、マイクロ派や低周波音、LEDを使った兵器が作られていますので、日本でもどんどん国費を軍事企業に流し込んで同じようなものを開発しているのでしょう。

それなのに、日本の国民は相変わらずTVを見て、「自然エネルギーは未来の技術」と騙されてみたり、

脱原発は大事だけど「再エネを一括りにして全部否定するな」と怒ってみたり、まあ、おめでたい話です。

国がいろんな発電方法を用意して「再エネ」を一括りにして、しっかり市民から「再エネ賦課金」を搾り取っているのは現実です。

科学技術信仰もここまで来たら狂気です。「パソコンを使うのだからこういう軍事技術を受け入れなくてはならない」ということにはなりません。

原発も再エネも戦争に結びつく人間を不幸にする技術だということに、原発事故後4年も経って気がつかない人は、残念ですが、戦争の加担者になります。

 

自然エネルギーという言葉に騙されて、原発をなくせると思い込んで自然エネルギーを推進しても、原発をなくせないどころか、戦争に結びついてしまうということです。

「集団的自衛権反対!戦争反対!」とデモをしてるのに、再エネを推進しては意味がありません。

結局、軍需産業=原発産業を儲けさせることになるのです。

 

 【科学者・エンジニアの方へ】

どうか国と企業の言いなりになって、土に還らないもの、生態系を壊すもの、

人間を殺戮する兵器の技術開発はしないでください。

有毒廃棄物を品質管理できるという建前で、薄めて環境中に放出したり、

毒物を他の製品に混ぜてリサイクルや焼却をするのをやめてください。

結局、全てが人間に帰ってきます。

良心を失わないでください。

よろしくお願いします。


 

 

 


岩国米軍基地で15000リットルの油流出、京都米軍Xバンドレーダー基地に立ち入り禁止の警告板

2015-03-04 | 戦争 

 

岩国基地で油流出県把握せず

ことし1月、岩国市のアメリカ軍岩国基地で行われている航空機の給油施設の工事中に、燃料が漏れ出すトラブルが起きたにも関わらず、発注元の国から県に連絡がなかったことが分かりました。
県は3日、国に対し連絡を徹底するよう要請しました。
これは3日開かれた県議会の答弁の中で明らかになりました。
県によりますと、ことし1月20日、アメリカ軍岩国基地で行われている航空機の給油施設の工事中に燃料を送り込むテストを行ったところ、およそ1万5000リットルの燃料が地中の配管から漏れ出したということです。
しかし県は、このトラブルについて、発注元の中国四国防衛局から連絡を受けておらず、先月下旬に外部からの指摘を受けて事実を把握したということです。
この給油施設は、去年、岩国基地に配備された空中給油機、「KC-130」向けのもので、燃料の基地の外への流出はなく、水質汚染などもなかったということです。
今回のトラブルの場合、法的には報告の義務はないということですが、県はきょう中国四国防衛局に対し、「遺憾の意」を伝えるとともに今後、連絡を徹底するよう求めました。
村岡知事は、「法的に問題がないとはいえ、これだけ特異な事案があったにも関わらず、報告がなかったのは誠に遺憾だ。国には再発防止と連絡の徹底を求めた。今後の対応を待ちたい」と話しています。

03月03日 20時36分


(管理人より)

このNHKのネット記事を読むのと、ニュース動画を見るのでは内容が違ってきます。

まず1万5000リットルの燃料が地中の配管から漏れたこと自体で、水質汚染がないはずがないということです。

基地内であろうと、基地外であろうと、地下水脈はつながっているわけですから、油を漏らしていいことにはなりません。

県議会の答弁というのはこちらです

米軍基地で燃料漏れ山口・岩国 ドラム缶75本分藤本県議追及  より

大谷恒雄総務部理事は、「中国四国防衛局に問いあわせたところ、1月20日に岩国飛行場内の燃料施設建設工事で航空機燃料を用いた試験調整中、燃料配管から最大15・1キロリットル(ドラム缶75本)程度の燃料の漏出が発生、直ちに試験をやめその日のうちに油の流出が拡散しないよう対策を行い基地外への流出はないとの回答があった」と答えました。


ドラム缶75本!  どう考えても基地内の土や水が油で汚染されてるし、基地の外にもしみてくる可能性も。






油漏れの事実を、国(防衛局)と市が隠蔽し県、市民に報告していなかったということです。

これから米軍基地がある県、米軍が訓練で使う自衛隊基地がある県のみなさんは、ニュースをよく検証しておかないと、いろいろなことを隠蔽されていきます。

山口県も、どっさり交付金という「アメ」=18億5000万円 をもらっていますので要注意です。

米軍再編交付金 3市町要望を反映へ 県、新年度予算で

米軍再編で山口県に18億円 都道府県交付金を創設 15年度予算案

 

市民の日常生活や、いのちと環境が脅かされる事態にあっと言う間になってしまう可能性があります。

おかしなことは早め早めにおかしいと声を上げなければ、いつの間にか戦争に加担することになるのではないかと懸念します。

米軍再編が進むに従い、各地で米軍がやりたい放題になってきています。 ☟ 日本はアメリカの植民地なのだということがわかります。

 

米国内法根拠に警告看板 京都のレーダー基地、主権侵害恐れ

 2015年03月04日 08時56分 京都新聞 

米軍経ケ岬通信所(京都府京丹後市丹後町)のフェンスに設置された看板が、米国の国内治安維持法に基づき基地内への立ち入りを禁じると記していることが3日、分かった。同法を根拠とする警告板は沖縄県宜野湾市の米軍普天間飛行場でも2012年に掲示されて日本の主権侵害だと問題になり、外務省が「不適切」と米軍に申し入れ、撤去された前例がある。米軍の姿勢と日本政府の対応が問われそうだ。 

■普天間などでは撤去 

 警告板は2月下旬に設置されたとみられる。英文と日本文を併記し、1文目は「基地司令官の許可なく、この区域に立入ることは、法律違反である」と記載。英文では米国の1950年制定の国内治安維持法797号が根拠だと明記してあるが、日本文は根拠法については触れていない。最後の文は日英文とも、日本の刑事特別法第2条によって罰せられる旨も書かれている。 

 2012年11月、衆院予算委員会で普天間飛行場の警告板が取り上げられ、当時の玄葉光一郎外相が「日本国内でアメリカの国内法によって立ち入りを制限するのは不適切な面がある。撤去を申し入れた」と答弁。1983年にも埼玉県の米軍大和田通信所で米国内法に基づく警告板掲示が衆院予算委で問題になり、米軍が誤って掲示したと遺憾の意を表明し、撤去している。この警告板2例では日本の法令について記載がなかった。 

 外務省は今回の表記について「質問に答えられる者が不在」としている。 

 <刑事特別法>旧日米安保条約に基づく旧日米行政協定に伴って、1952年に施行された日本の国内法。正当な理由なく、米軍が使用する施設または区域に入り、退去しない者は1年以下の懲役などと定める。 

 

Xバンドレーダー反対集会の参加者の発言から  抜粋 http://twitcasting.tv/iwj_kyoto1/movie/146688668


これで消音マフラーが付いてるのか

行くたびに変わって金網で二重三重に張り巡らされて、中には銃を持った兵士

消音マフラーがついたが、家の中にいるときの方が音が大きくなるという人もいた

事前の環境調査もいい加減、対応も後手後手

レーダー波で漁業に悪影響が出てもそれを証明する手立てがない

京丹後市の米軍基地の問題が全国紙で取り上げられていない 京都に住んでいても知らない人もいる

米軍の回答   Xバンドレーダー は日本では「通信所」 実際は「アーミーベース」

 


子どもにタクシー通学を強いるアメリカ海兵隊の日出生台実弾射撃訓練!米軍再編は辺野古だけじゃない!

2015-02-27 | 戦争 

ブログ読者の皆様。管理人は体調の悪い日々が続いていまして、ブログを更新するのがしんどいので、よかったらツイッターを追ってもらったら助かります。

辺野古の問題が騒がれていますが、米軍再編による問題はそこだけではありません。

射撃訓練の米軍が大分入り  NHK大分

日出生台演習場で実弾射撃訓練を行う在日アメリカ軍の本隊が24日、基地のある沖縄から大分空港を経由して演習場に入りました。

大分県にある陸上自衛隊の日出生台演習場ではアメリカ軍が駐留する沖縄の負担軽減のため、平成11年以降、アメリカ海兵隊の実弾射撃訓練が行われています。今回の訓練は3年ぶり10回目となります。アメリカ海兵隊は23日に到着したおよそ20人の先発隊に続いて、24日午後、本隊のおよそ50人が大分に入りました。本隊は、沖縄の嘉手納基地から民間のチャーター機で移動し、正午すぎに大分空港に到着しました。隊員たちは飛行機を降りると、バスに乗り換えて日出生台演習場へ向かいました。由布市湯布院町にある演習場の入り口には、訓練に反対するグループや労働組合の関係者が集まり、バスが到着すると、抗議の声を上げていました。九州防衛局によりますと、今回の訓練のアメリカ軍の参加者はおよそ200人で、前回の訓練とほぼ同じ規模となっています。訓練の日程は来月2日から13日までで、このうちの10日間は「155ミリりゅう弾砲」と呼ばれる大砲などを使った射撃訓練が実施される予定です。

02月24日 19時38分 

  

米軍の実弾射撃訓練を受け、玖珠町日出生地区で23日朝、通学用のタクシーに乗車する中学生たち

 

在沖縄米軍の日出生台実弾射撃訓練 小中高生らタクシー通学始まる [大分県]

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/oita/article/147504

2015年02月24日(最終更新 2015年02月24日 00時07分)

 児童、生徒らの安全確保のため実弾訓練時には毎回実施している。対象は保育園児3人、小学生8人、中学生8人、高校生2人の計21人。登下校時各4便で送迎する。家族による送迎を希望する世帯には自動車の燃料費支給を今回から始め、11世帯に支給している。

 日出生南部地区では23日早朝、小中学生が2~3人ずつ自宅近くの集合場所に集まり、やや緊張した表情でタクシーに乗り込んでいた。小学6年の子供がいる母親(53)は「実弾訓練が始まるとやはり不安になる。何事もなく終わってくれれば」と話していた。

 玖珠町は同日、同演習場近くの日出生南部コミュニティーセンターに現地対策本部を設置。訓練期間中、職員による巡回パトロールなどを実施する。

=2015/02/24付 西日本新聞朝刊=

 

 


大分県に米軍がやってきて日出生台で自衛隊と一緒に実弾射撃訓練を行っています。

http://www.oita-press.co.jp/1010000000/2015/02/23/133515594

大分合同新聞をみると 「りゅう弾砲6門、車両は約60台。期間中、小銃や機関銃を使った訓練や夜間訓練もある見込み」とあります。ということは完全に人を殺す訓練です。

周辺に住む子どもたちが、実弾が飛んでくるかもしれないところを通学するのに、タクシーや自家用車だったら安全なんでしょうか?

大砲の弾があたって無事なタクシーはありません。流れ弾が当たらないという保証はどこにもありません。

周辺の子どもたちはタクシー代を自治体から出してもらえるからといって、泣き寝入りさせられているんです。こんな危険な軍事演習を周辺住民は押し付けられている実態。

防衛省・自衛隊の駐屯地と基地の一覧地図  japonyol.net/jsdf.html  をご覧下さい。

日本列島中に自衛隊の駐屯地があり、福岡・大分に多いことに注目。

 

 大分の温泉行くと必ず、山の中の道で自衛隊などの車両とすれ違います。中に何を積んでるかわかりません。温泉がたくさんあって観光地なのに・・・・温泉に行くたびにいつも恐ろしいと感じます。

日出生台は日本陸軍の時代から演習地だったようです。

http://www.jca.apc.org/~uratchan/localnet/hijudaienkaku.html  より

■日出生台は、九州横断自動車道大分長崎線沿いに広がる日本でも有数の自然に恵まれた高原地帯。この中央部を東西15キロ、南北5キロ、総面積は約4900ヘクタールの西日本最大の演習場。現在、日出生台演習場では、一年間に330日(うち実弾演習は230日)とほぼ年中無休で演習が行われている。

■かつて日出生台は、江戸時代から交通の要衝だった。現在の演習場の真ん中あたりを日田から別府、大分への道路が走り、今宿、車谷、中須などの宿場を参勤交代の大名たちが利用した。
 旧日本軍に接収された明治32年当時、演習場内に約百戸の農家と150ヘクタールの田畑があったが、すべて演習場の外に立ち退かされ、以降演習場が拡大する度に、二度三度と立ち退き、移転を繰り返し、やむなく生まれ故郷を去った人も多い。

■その後日出生台では、敗戦による旧日本軍の解体とともに、400戸もの開拓農民が入植を始めるなど、人々は「演習場はなくなるのでは」と喜んだ。しかし、昭和21年、米軍が日出生台を接収、開拓農民は半強制的に立ち退きとなった。
 米軍駐留時代は「悪夢の時代」だったという。「演習または発砲による、土地、家屋、穀物並びに家畜に損害が発生した場合に、占領軍はその責任を負わないことを明瞭に承知すべし」との米軍通達が、当時の状況を一言で示している。

■米軍駐留時代、日出生台演習場内には16000人の米兵と4000人の韓国兵、700人の売春婦が常駐したという。当時、米兵による女性に対する暴行事件が相次ぎ、人々は女性を疎開避難させ、一時は地域から女性が一人もいなくなるという事態にまでなった。当時の状況を克明に覚えている高齢者も多い。

■日米両政府は、1996年、米軍が沖縄のキャンプハンセンで行っていた県道104号線越え実弾砲撃演習を1997年度より本土5ヶ所(北海道矢臼別、宮城県王城寺原、静岡県東富士、山梨県北富士、大分県日出生台)に移転することを決定した。
 「沖縄の痛みの分散」を名目に実施された米軍演習の本土移転であったが、沖縄キャンプハンセンでは、県道を封鎖しての演習はなくなったものの、その他の演習が激化し、演習による山火事は以前より増えた。移転された本土各地での米軍演習も年々拡大強化されている。



耶馬溪には第二次世界大戦時、戦闘機が墜落しています。

大分県中津市HP 耶馬溪 戦争の追憶  より
www.city-nakatsu.jp/docs/201108300
「その時の目撃者の一人、岩尾フサ子さんの「手記」と「聞き取り」から、平和への願いを込めてこの紙芝居を作りました」


中津市の市長は防衛庁出身。その前は原子力ムラ。そして副市長は防衛庁から出向しています。 

自治体に迷惑施設や、国策をゴリ押しする場合、やりやすいように中央から来るんですね・・・ε=(・д・`*)ハァ…


中津市:副市長に防衛省の須藤氏 /大分

http://mainichi.jp/area/oita/news/20141220ddlk44010600000c.html

毎日新聞 2014年12月20日 地方版

 空席になっていた副市長に1月5日付で須藤彰氏(40)が就任する。市議会12月定例会最終日の19日、人事案に同意した。須藤氏は埼玉県和光市出身、東大卒。1998年に防衛庁(現防衛省)に入庁し、同省防衛研究所企画調整課長補佐などを歴任した。

 

中津市長 新貝正勝氏のプロフィール http://www.city-nakatsu.jp/mayor/mayor_etc/2013062800011/

■履歴

昭和41(1966)年4月 住友銀行入行

昭和45(1970)年4月 防衛庁入庁

昭和50(1975)年4月 防衛庁部員

昭和59(1984)年11月 防衛庁長官 秘書官

昭和61(1986)年11月 調達実施本部契約第3課長

昭和62(1987)年11月 装備局通信課長

平成2(1990)年7月 人事局人事第3課長

平成4(1992)年6月 施設庁総務部総務課長

平成6(1994)年7月 人事局人事第1課長

平成7(1995)年6月 仙台施設局長

平成8(1996)年7月 総理府国際平和協力本部事務局次長

平成10(1998)年6月 施設庁総務部長

平成10(1998)年11月 長官官房防衛審議官(兼)情報本部副本部長

平成11(1999)年7月 人事教育局長

平成12(2000)年6月 防衛研究所長

平成14(2002)年8月 契約本部長

平成15(2003)年5月 防衛庁自主退官

平成15(2003)年11月17日 中津市長就任

平成19(2007)年11月17日 中津市長就任(2期目)

平成23(2011)年11月17日 中津市長就任(3期目)

 

 

米軍再編でこれからどんどん日本中に米軍の基地が拡大されていきます。

大分の築城でも米軍との訓練が行われていますし、岩国といったりきたりもするでしょう。

九州だけの話ではありません。

今、日本に住む人たちすべての命と環境が脅かされているということを、情報を精査し共有していかなければならないと思います。

地域のどうでもいいニュースに埋もれさせて、重要な情報が全国に伝わっていないのです。

実にメディアはいやらしい。

辺野古に注目させといて九州山口に米軍が入り込んでいることを大きくは伝えていない・・

http://www.mod.go.jp/j/approach/zaibeigun/saihen/sintyoku.html 

 

 


マレーシア航空機MH17便 撃墜。搭乗者298人全員死亡。墜落現場 画像 動画 まとめ

2014-07-18 | 戦争 

 

連日ガザでの悲惨な戦争の実態が伝えられる中、ついに、ウクライナ東部の空域で民間の航空機が撃墜されました。マレーシア航空機MH17便です。7/17の夜中にツイッターで知り、墜落現場画像などネットで情報を収集しましたが、よくわからないこともあります。ネット上では様々な憶測、考察が語られていますが、とりあえずざっと海外の報道から動画をアップしておきます。

マレーシア航空機に搭乗し亡くなられた方々のご冥福をお祈りします。


 

 【写真特集】ウクライナのマレーシア機墜落現場 画像 34枚

http://www.afpbb.com/articles/-/3020890

リンク先には!のマークの画像があり、閲覧注意を促しています。!のついた画像はご遺体などのショッキングな画像ですのでご注意ください。

 

マレーシア航空、墜落したアムステルダム発777-200の搭乗者数と国籍を発表

http://news.goo.ne.jp/article/mycom/life/mycom_1010108.html

2014年7月18日(金)16:49(マイナビニュース)

マレーシア航空は、7月17日に運航していたアムステルダム発クアラルンプール行きの777-200がウクライナ東部に墜落した件について、搭乗者数とその国籍を発表した。

座席を使用しない幼児3人も含めて搭乗者数は283人・乗員15人であり、298人全員が死亡したとみられている。なお、機体は整備記録上、異常はなかったと発表されている。

搭乗者国籍
オランダ: 154人
マレーシア: 45人(うち、乗員15人・幼児2人)
オーストラリア: 27人
インドネシア: 12人(うち、幼児1人)
イギリス: 9人
ドイツ: 4人
ベルギー: 4人
フィリピン: 3人
カナダ: 1人
国籍未確認: 41人
合計: 298人


ウクライナで墜落のマレーシア航空機、エイズ会議出席者らが搭乗

http://www.newsweekjapan.jp/headlines/world/2014/07/130533.php

[メルボルン 18日 ロイター] - オーストラリア政府は18日、ウクライナ東部で墜落したマレーシア航空機MH17便に、豪メルボルンで開催される国際エイズ会議の出席者らが搭乗していたと発表した。

ビショップ豪外相は記者団に対し、「国際エイズ会議の出席者の多くが搭乗していた」と述べ、MH17便はマレーシアのクアラルンプールに到着後、オーストラリアのパース行きのフライトに接続する予定だったと語った。

同会議を主催する国際エイズ学会(IAS)は声明で、過去にIAS会長を務めたオランダ人のユップ・ラング氏が搭乗者に含まれていたとの情報を受けたとし、正しい情報であれば、HIV・エイズ研究界は非常に重要な人物を失ったと指摘した。

国連合同エイズ計画(UNAIDS)のシディベ事務局長はツイッターで、乗客の多くは同会議に向かっていたと明らかにした。同会議は20日から1週間にわたり行われる。ビル・クリントン元米大統領も講演する見通し。

マレーシア機のブラックボックス回収

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140718-00000185-jij-int

【キエフ時事】インタファクス通信によると、ウクライナ国家非常事態局は18日、東部ドネツク州で撃墜されたとみられるマレーシア航空機のブラックボックス二つを回収した。州当局者が明らかにした。フライトレコーダーとボイスレコーダーの二つを指しているとみられる。


http://coresugo.com/saisin/

 


 http://live.reuters.com/Event/World_News

 

  ⇒閲覧注意 ショッキングな画像です。