ブログ「風の谷」  再エネは原発体制を補完する新利権構造

原発事故は放射能による公害。追加被曝阻止⇒放射性廃棄物は拡散してはいけない⇒再エネは放射能拡散につながる⇒検証を!

中国電力新小野田発電所火災 続報 「復旧見込みについて」 原因はいまだ分からず。新日鉄の煙と比較する。

2014-09-05 | ニュース

9/3の新日鉄住金名古屋製鉄所の爆発火災事故に関する当ブログ記事が、goo管理者によって公開停止になりました。

新日鉄住金名古屋製鉄所 コークス炉が爆発炎上、黒煙。石炭を燃やすところは危険だということ。

http://www.energia.co.jp/press/14/p140905-1.html 

(管理人より) 

火災事故の原因究明が終わってないのに、もう復旧させようとしているんですね。

 

同じく石炭を燃やす新日鉄住金名古屋製鉄所では、今年5回も大量の黒煙が噴出するトラブルが発生しています。

さすがに周辺住民からも「空気汚すな」の怒りの声が上がっています。

新日鉄住金名古屋製鉄所と新小野田火力発電所の煙を比較してみます。同じくらい大量に煙が上がっていますね。

事故の動画や、火災の画像というのは、撮り方によってはいくらでも大したことがないように見せることが出来るのです。状況が一番ひどい時の画像を参考にすべきだと思います。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140903-00000563-san-soci.view-000


東海市では、市内10カ所で大気を調べているようです。

臨海部の火災について

中日新聞の報道では、いずれも有毒ガスは検出されていないといいますが、検査方法や数値などはHPに出てませんでした。

いずれにしても、周辺住民は吸わされたあとなのですが、その影響はいつ出るかわかりません。

 新日鐵住金株式会社名古屋製鐵所に対する黒煙発生事故についての申し入れ

市では、平成26年6月22日に3回目、7月27日に4回目の黒煙事故が発生したことから、8月7日(木)に、新日鐵住金株式会社名古屋製鐵所に対し、市民の安全確保及び不安の解消を図るため、あらためて下記の項目について、早急かつ確実な対応及び報告を求めました。
                               記
1 今回の事故原因の徹底究明及び再発防止対策
2 電気設備を含む名古屋製鐵所全設備の総点検
3 主な電気設備の過去の更新状況と今後の更新計画
4 4月14日に提出された再発防止対策の進捗状況の報告
5 地域住民への事故原因、再発防止対策等の情報提供


新日鐵住金株式会社名古屋製鐵所に対する黒煙発生事故についての申し入れについて(1回目)
黒煙発生事故に対する新日鐵住金株式会社名古屋製鐵所の回答について(1回目)


新日鉄「原因分からず」 愛知県警が実況見分

中日新聞 2014年9月4日 13時31分 http://www.chunichi.co.jp/s/article/2014090490113756.html?ref=rank

愛知県東海市の新日鉄住金名古屋製鉄所で従業員15人が重軽傷を負った爆発事故で、県警と東海市消防本部などは4日午前、名古屋製鉄所の実況見分に入った。同製鉄所では今年1~7月、停電により大量の黒煙が発生する事故が計4回あったが、今回の爆発は発生状況が異なるといい、県警は業務上過失傷害容疑での立件を視野に調べを進める。

 爆発は3日午後0時35分ごろ発生し、約15時間が経過した4日午前3時半すぎに鎮火した。負傷した15人には、同製鉄所の副所長と高炉を担当する製銑(せいせん)部長、コークス炉を統括するコークス工場長が含まれるという。

 東海市消防本部などによると、石炭を貯蔵する石炭塔で爆発が起きた後、石炭をコークス炉に運ぶベルトコンベヤーに火が燃え移った。石炭塔の屋根も一部破損しているという。実況見分では焼失面積なども調べる。4日は愛知県、愛知労働局も同製鉄所を立ち入り調査している。

 新日鉄住金などによると、爆発の約2時間前に石炭塔の温度が上昇し、しばらくして白い煙を確認した。その後、消防が現場に入ったが、火災ではないと判断して引き揚げていた。爆発は作業員が石炭を取り除いている作業中に発生。県警によると、会社側は「これまでに火が出たことのない場所なので、原因は分からない」と説明している。

 名古屋製鉄所では今年1月、6月、7月の計4回、停電により炉にたまった一酸化炭素(CO)を含むガスを無害化するために燃やす緊急措置で、大量の黒煙が発生する事故があった。しかし、今回の爆発は場所や発生状況が異なり、県警は何らかの理由で石炭が発火したとみて調べる。

 東海市は爆発が発生した3日、市内10カ所で大気を調べたが、いずれも有毒ガスは検出されていない。新日鉄住金の広報担当者によると、工場は現在一部で操業を停止している。

(中日新聞)

 


山陽小野田市は中国電力に申し入れをしたのでしょうか?公害防止協定はないのでしょうか?

山陽小野田市のHPで検索したら出てきた資料です。⇒ https://www.city.sanyo-onoda.lg.jp/uploaded/attachment/12290.pdf

昭和46年に旧小野田市が大手8企業と最初に公害防止協定を締結し、旧山陽町でも同年2月に締結している。現在は、52社と締結し、公害の無い住み良い環境づくりを推進している

と書いてあります。

 

 

 

税金を使っていろいろ環境事業やってるようなのに、いまだに8/17の中国電力の火災事故がHPに一行も出ないのは、本当に不思議です。

このまま忘れ去られていいのでしょうか?

 http://www.city.sanyo-onoda.lg.jp/soshiki/news.php?ef_id=1&page_num=1

 

 
 

新小野田火力発電所火災は16時間も燃え続けたのに、翌日午後にしか報道しなかったNHK。そしてすぐ削除!

2014-08-18 | ニュース

http://www.asahi.com/articles/ASG8K6S65G8KTZNB00F.html より

(管理人より)

原発事故だけでなくすべての発電所での事故・危険性が過小評価、隠蔽の方向性に持っていかれてることを知る必要があります。

発電というものが国策で守られ利権の温床になっています。企業は何も言わないし市民も利害関係者であることが多く、本質的な問題を追求しない状態。

発電という公共事業の腐敗は凄まじいということを今回の火災事故であらためて感じました。

今回の火災の報道は、NHKのネットの山口県内ニュースで翌日の12:21に流れました。火が消えたあとになって報道。

合計約16時間も燃え続けたのに!しかも、そのニュースはあっという間にネットから削除されました。

私がかろうじてNHKニュース動画の画面を残していますのでこちらにあげときます。あとでコピーペーストしようと思っていたら消されてしまった形です。

これからは大事なニュースはすぐ画像で残しておかなければと思いました。

 

発電所火災は鎮火 NHK山口県のニュース 08月18日 12時21分

 (リンク切れ)

中国電力のプレスリリース http://www.energia.co.jp/press/14/p140817-1.html


毎日新聞の記事

中国電力:ベルトコンベヤー焼く 山口・新小野田発電所

http://mainichi.jp/select/news/20140818k0000m040085000c.html

毎日新聞 2014年08月17日 21時31分

 17日午後4時40分ごろ、山口県山陽小野田市新沖の中国電力新小野田発電所から「ベルトコンベヤーが燃えている」と119番があった。県警山陽小野田署などによると、発電所に石炭を運ぶベルトコンベヤーが焼損したが、けが人はなかった。 

 中国電力によると、コンベヤーは貯炭場から石炭を供給するためのもので、長さ約200メートル、幅約4メートル。消防車両約15台が消火にあたった。新小野田発電所には発電機が2機あり、出力は計100万キロワット。【田中理知、柴山雄太】


産経の記事

中国電力発電所で火災 山口

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140817/dst14081722510026-n1.htm

2014.8.17 22:51

 17日午後4時45分ごろ、山口県山陽小野田市新沖の中国電力新小野田発電所で、火災が発生したと110番通報があった。山陽小野田署によると、発電所内の石炭を運ぶベルトコンベヤーで火災が起きたとみられ、消防が消火に当たっている。出火当時、作業員はおらず、けが人もいない。

 中国電力によると、新小野田発電所は石炭を燃やして電気をつくる火力発電所。火災の発生に伴い稼働を停止したが、他の発電所からの電力供給などにより、停電は発生していないという。


(管理人より)

毎日と産経は似た報道。朝日はヘリで空撮してましたが続報なし。メディアは死んでると思いました。

新小野田火力発電所に問合せをした方からツイッターで情報をいただきました。ありがとうございます。以下やりとり

 

Q:火災が起きたことをいつ市に報告したのか?

A:8/17 16:30頃火災が発生し、緊急マニュアルに従って、16:38に発電所から山陽小野田市に報告をした。市が市民に発表するかしないかは、市の判断である。

Q:ベルトコンベアが燃えたのなら有害物質など煙で出ていないのか?

A:ないとは言えない。

Q:何を燃やしているのか

A:輸入石炭と山口県産のチップを5%混焼

 


山陽小野田市のHP http://www.city.sanyo-onoda.lg.jp/life/1/7/

何も掲載されていません。月曜日です。更新されていません!  宇部市HPにも記載なし。http://www.city.ube.yamaguchi.jp/kurashi/bousai/kinkyuu/index.html

宇部日報には紙面に小さく掲載されていただけで、HPにはありません。 

これでいいのでしょうか?


「停電にならなかったからよし」ということではありません。

発電所周辺には、夜中に燃えている間ずっと大量の煙、粉塵が流れていきました。

みんなの空を汚したことに一切触れていない中電のプレスリリースに電力会社の傲慢さを感じます。

燃やしているチップについても不明な点があります。

 

 




国会議員の給料5月分から月額26万円、年間421万円引き上げ 居眠り議員に払う必要なし!

2014-06-10 | ニュース

国会議員の給料 5月分から月額26万円、年間421万円引き上げ

※週刊ポスト2014年5月23日号

 この4月から、国民への大増税とは逆に、国家公務員と国会議員の“賃上げラッシュ”が始まった。国家公務員の給料は平均8%引き上げられ、行政職平均のモデルケースでは月額約2万9000円、ボーナスを含めた年収では約51万円のアップだ。国会議員の歳費(給料)はもっと増え、5月分から月額約26万円アップ、年間421万円もの引き上げになる。

 こうした大盤振る舞いは、「震災復興のために国民と痛みを分かち合う」と2012年から2年間の時限立法で実施されていた議員と公務員の給料削減を安倍政権が打ち切ったからだ。

 手取りが1割近く減っていたという中央官庁の課長クラスは、「子供の教育費は削れないし、給料カットはきつかった。これで一息つける」とホッとした表情で語り、歳費削減後に当選した自民党若手議員は、給料が純増になるとあって「いい時計でも買おうかな」と笑いが止まらない様子だ。

 政治家や官僚の言い分は「われわれは2年間も痛みに耐えた。減らされていた給料を法律通り元に戻してどこが悪い」というものだが、震災復興にあてるという給料削減の目的を考えると筋が通らない。

 それというのも、復興予算が全く足りないからだ。政府は東日本大震災の被害総額を16兆9000億円と試算し、5年間で19兆円の震災復興予算を組んで復興を終わらせる計画を立てていた。ところが、復興は遅々として進んでいない。にもかかわらず、19兆円のカネは2年あまりで底を尽き、安倍政権は新たに6兆円の国民負担を積み増しした。

 原因はシロアリ官僚たちが被災地とは関係ない天下り先への補助金や庁舎の補修、無駄な公共事業などの官僚利権を太らせるために復興予算を流用したからである。流用額は判明しただけでも2兆円を超える。

 ならば、そのカネは国家公務員の給料カットの継続で穴埋めすべきではないか。8%賃下げで捻出できる財源は年間およそ2700億円。彼らが流用した2兆円を穴埋めさせるために、あと7~8年、給与カットを続けるのが理の当然だろう。

 

 

国会議員の給料 


 

 


(管理人より) ツイッターで流れていた画像を集めました。どの政党の議員かわかりません。

原発事故が収束していない非常事態のレベル7の日本で、居眠りは有権者からすれば許されない行為。

居眠り 国会議員 で画像検索してみたら↓ この有様!

 

追記  最新検索 国会議員 居眠り☟ 

これからもっと増えるんじゃないかと思われます。


自民党がついに本音 「原発再稼働で得た金で再生可能エネルギー推進」幹事長発言

2014-05-17 | ニュース

石破・自民幹事長:12月の県議選「最大限の支援を」 水戸で講演 /茨城 (毎日新聞 2014年05月12日 地方版)

http://senkyo.mainichi.jp/news/20140512ddlk08010052000c.html 

自民党の石破茂幹事長が11日、水戸市内のホテルで講演し、12月に予定される県議選について「全員が当選できるよう、最大限のことをやらせてもらう」と支援を約束した。 石破幹事長は党県連主催の政治資金パーティーで講演。来春の統一地方選に触れ「統一地方選に勝つことなくして、我々が安定的に政権を維持することは絶対にできない」と強調し、県議選の結果が「統一地方選を占う重要な前哨戦」と位置付けた。

 また、全基停止中の原発について「世界で一番厳しい基準をクリアした原発は最小限動かし、得られたお金で再生可能エネルギーの比率を上げることを考えなければならない」として、再稼働に前向きな姿勢を示した。【岩嶋悟】


自民党からようやく出てきた『原子力・再生エネ共存論』 --- 石川 和男 

アゴラ 5月16日(金)10時42分配信

http://senkyo.mainichi.jp/news/20140512ddlk08010052000c.html

5月11日の毎日新聞ネット記事によると、自民党の石破茂幹事長が党茨城県連で講演した際、「全基停止中の原発について「世界で一番厳しい基準をクリアした原発は最小限動かし、得られたお金で再生可能エネルギーの比率を上げることを考えなければならない」として、再稼働に前向きな姿勢を示した」のこと。

以前からこのブログでの記事や別の寄稿、テレビ番組などで何度か提言してきたことだが、電力会社の再生エネ買取費用を原発収益の一部によって賄う仕組みの創設を強く提案したい。既設原発による発電コストは非常に安価であり、そこからの収益の一部を、消費者が負担している再生エネ賦課金相当額に充当するような制度を新たに設けるべきだ。原子力と再生エネの共存である。

今年3月14日のBSフジ・プライムニュースでの私の発言趣旨……「震災以降、原子力と再生エネルギーの対立構造ではなく、先ほど言ったように共存する。共存策は、原発というのは既設原発については非常に収益率が高いので、これでもって再エネの支援をすると。簡単に言うと、再エネのチャージがあるではないですか、あの幾分かを原子力発電によって出すことをやるという制度改正というか、制度創設を、そろそろ政府は真剣に考えて、この2つでもって、国産エネルギーということで推進する。これはエネルギー安全保障政策として極めて今後重要になってくると思います」。

また、先のブログ記事で書いたが、 先月閣議決定されたエネルギー基本計画でも、「再生可能エネルギー源の最大の利用の促進と国民負担の抑制を、最適な形で両立させるような施策の組合せを構築すること」が明記された。

自民党最高幹部からこのような趣旨の発言がなされたことは、エネルギー安全保障政策上からも真に前向きなことである。政府・与党は、具体的な施策案を早急に提示していくべきだ。

但し、「世界で一番厳しい基準をクリアした原発は最小限動かし」ではなく、『新規制基準の厳しい審査と原子力発電の再開を同時並行にすることを早期に容認し』としていかなければならない。今一歩である。

編集部より:この記事は石川和男氏のブログ「霞が関政策総研ブログ by 石川和男」2014年5月12日の記事より転載させていただきました。快く転載を許可してくださった石川氏に感謝いたします。オリジナル原稿を読みたい方は霞が関政策総研ブログ by 石川和男をご覧ください。

石川 和男


 (管理人より)

再生可能エネルギーは原発事故前から進められており、事故の直前に再エネ特措法で国策となっているのに、あたかも、「原発推進VS再エネ推進」や、「電力会社VS市民」の間違った対立構図が意図的に作られていました。

その役割を、多くのメディアや原発推進企業から助成金をもらい続けている環境NPOや、生協や、地域の脱原発市民や不勉強な地方議員や、政党関係者が担っていたことは事実です。脱原発で有名な人たちの多くは再エネを推進し、政党もオール与党の再エネ翼賛体制となっています。

脱原発市民は「原発に代わる自然エネルギー」という欺瞞に満ちた言葉を疑うこともせず、ネットを使って検証もせず、声高に叫び、「自然エネルギー推進と反原発はセットではない」という極少数の人に「原発推進派か!工作員か!過激派か!」と言い続けてきました。

管理人である私も、脱原発市民グループの活動内容に疑問を持ち、グループを去り、原発を本気でなくすために「再エネは原発体制を補完する」という事実を調べあげ、ツイッターやブログで発信し続けてきました。その間にも、膨大な国費が、スマートグリッドに向けて浪費され、7府省を通じて各分野に億単位の金が垂れ流されています。

そしてとうとう、自民党が「原発再稼働で得た金を再エネを推進する」と本音を吐き出しました。

やはり原発利権、再エネ利権、どっちに転んでも美味しいわけです。どんなに被曝で市民が苦しもうと、一番美味しい原発を手放すはずがありません。

私は、自然エネルギーを推進している普通の市民の中に、もともと原発推進してきたゴリゴリの市民がたくさんいるということを市民活動の中で知っていましたので、まあいつかこうなるとは思っていました。

自然エネルギーをいくら推進しても、原発をなくすことにつながっていない、原発ゼロにつながっていないということがはっきりしました。

国はいくら市民が高価なパネルを屋根に乗せても原発なくすつもりなんかありません。

エネルギー基本計画 平成26年4月 を読んでもわかります。

原子力ムラが再エネムラに、さらに巨大化しただけ。

一般社団法人自然エネルギー推進会議 HP janfre.com/friends/
HPには賛同者はまだアップされていません。東京新聞には出ていました。
自然エネルギーの科学的な検証をしたかどうかわからない脱原発有名人や文化人たちがズラリ。 広告塔もいいとこです。

原発で甘い汁を吸い続けてきた財閥をバックにした政治家が言う「脱原発」が本物かどうかの区別がつかない人間たち。

原発推進⇒自然エネに看板変えただけ。p.tl/zrN3
背後に居るのは木内 孝胤議員(三菱の岩崎弥太郎は高祖父)
ja-jp.facebook.com/kiuchitakatane 

 

 細川元首相が体調不良で静養 一時意識不明に 脱原発活動は当面休止

2014.05.15

細川護煕元首相(76)が健康不安を訴え、先月には転倒して歯を折るなどの大けがを負い、意識不明となったと時事通信が報じ、永田町に波紋が広がっている。

 細川氏は今月7日、小泉純一郎元首相(72)らとともに、「脱原発」を目指す「自然エネルギー推進会議」を発足させたばかりだが、当面休止することになったという。

 時事通信によると、細川氏は4月中旬、東京・JR品川駅で気分が悪くなり、前のめりに倒れた。歯を4本折ったほか、唇にも6針縫う裂傷を負い、意識不明となり、駅長室に担ぎ込まれたという。

 今月7日の推進会議の設立総会には、傷が完治しないまま、体調不良を押して出席。壇上で「私はちょっと調子が悪くて、少し頭がくらくらしておりますものですから、申し訳ありません。この辺で失礼させていただきます」などと述べ、あいさつを早めに切り上げる場面があった。

 細川氏は体調不良のため、推進会議の代表理事は続けるものの、東北芸術工科大、京都造形芸術大の両学園長などのポストは辞任するという。
 推進会議の関係者は「めまいやたちくらみの症状が出ているのは事実。推進会議では今後、地方視察などを行う予定だし、あくまでも休養だ。仕事をペースダウンしていく」と話している。細川氏は19日に精密検査を受けるという。

 


(管理人より) 現状の政治や社会を仕方ないものとして、どうにか諦めさせようとする論調を浴びせかけてくる人間が多いです。

「原発も自然エネも両方必要ない」と言うと必ず出てくる脅しみたいなものです。

例) 

・貨幣制度の中に生きてるんだから仕方ない、お金はいらないのか

・原発叩くなら電気使うな

・自然エネ叩くのならパソコンやめろ

・そんなこと言ったって世の中変わらない

・そんなこと言っても支持を得られるわけはない

・自然エネの総論は賛成。各論反対。対策すれば問題は解決する

 

大事なこと

●国と企業(電力会社や財閥など)のしてることをよく見る (お金の流れ)

●土に還るかどうか

●生き物のことを考えているか


震源は伊予灘!震度5強の地震。伊方原発も上関原発もありえません。自殺行為。

2014-03-14 | ニュース

愛媛で震度5強を観測 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140314/t10015963421000.html 3月14日 4時40分

14日午前2時すぎ、愛媛県で震度5強の強い揺れを観測する地震がありました。
この地震による津波はありませんでした。

気象庁は今後1週間程度は震度4程度の余震が起きるおそれがあるとして、注意するよう呼びかけています。
14日午前2時6分ごろ、伊予灘を震源とする地震があり、愛媛県西予市で震度5強の強い揺れを観測しました。
また、震度5弱を観測したのは、松山市中島、愛媛県の宇和島市、八幡浜市、久万高原町、伊方町、愛南町、高知県宿毛市です。
このほか震度5弱の揺れを観測した地域は、広島県の呉市、大竹市、東広島市、安芸高田市、山口県の防府市、下松市、柳井市、平生町、大分県の佐伯市、臼杵市、国東市、姫島村でした。
また、震度4の揺れを四国と中国地方、それに九州で観測したほか、西日本と東日本の広い範囲で震度3から1の揺れを観測しました。
気象庁の観測によりますと、震源地は伊予灘で、震源の深さは78キロ、地震の規模を示すマグニチュードは6.2と推定されています。
この地震による津波はありませんでした。
気象庁は、今後1週間程度は震度4程度の余震が起きるおそれがあるとして、注意するよう呼びかけています。


原子力規制委員会 緊急時情報ホームページ(原子力緊急アラート)

報道発表資料

平成26 年3 月14 日04 時10 分

気象庁 平成26年3月14日02時07分頃の伊予灘の地震について

http://www.jma.go.jp/jma/press/1403/14a/kaisetsu201403140410.pdf

 

愛媛県空間線量率グラフ

http://ma-04x.net/image_png/graph_mext_38.png

 

伊方発電所 : 原子力発電所(原発)・原子力関連施設 風向きマップ(気象庁数値予報モデルGPV)

http://agora.ex.nii.ac.jp/earthquake/201103-eastjapan/radiation/speedi/35/

 

 

伊方原発のリアルタイム空間線量(山口県は八島にモニタリングポストがあります)

http://www.bousai.ne.jp/vis/jichitai/ehime/index.html

島根原発のリアルタイム空間線量 

http://www.bousai.ne.jp/vis/jichitai/shimane/index.html

玄海原発のリアルタイム空間線量

http://www.bousai.ne.jp/vis/jichitai/saga_nagasaki/index.html

単位ナノグレイ⇒マイクロシーベルトへの換算

http://jp.newsconc.com/saigai/monitoring.html

山口県 緊急災害情報

http://www.bosai-yamaguchi.jp/disaster/CUDISASTER/top/disaster.shtml

山口県地域防災計画  原子力災害対策編 http://bit.ly/1dWxlUs


 

 

こんなに地震が起きてるのだから上関原発作るなんて狂気の沙汰。

伊方原発は今すぐやめて、核燃料をキャスクに移して欲しい。

『原発事故…その時、あなたは! 』瀬尾健著 を読む。

 

原発事故…その時、あなたは!
瀬尾 健
風媒社

 

3M スリーエム 8233 N100 防塵マスク 世界最高水準(99.9%以上の捕集効率)1枚 放射能物質対応
 
3M(スリーエム)

 

[2CS] 志布志の自然水 非常災害備蓄用 (2L PET×6本)×2箱 (5年保存水)
 
霧島化商

 

 

この本には地図にかぶせて使う透明のシートがついている。

その透明シートには急性死とガン死の確率が書いてある。要するに私たちは死と隣り合わせということだ。

伊方がやられたら西日本は全域が危険地帯に。

 

伊方原発のすぐ近くに、中央構造線断層帯があります。↓ 

『上関原発建設予定地周辺の巨大な海域活断層群  原子炉建屋直下の脆弱な地盤』  冊子より
 
 
地震調査研究推進本部より転載
 

 

 

 

 


さよなら原発3・9北九州集会での福島からの避難者中学生のスピーチを大人は本気で聞きましょう。

2014-03-10 | ニュース

 

 

動画はこちら⇒  http://bit.ly/1hZ9qo4 

動画は8:50辺りから紹介、スピーチ

福島県いわき市からの避難者、中学生の塚本さんのスピーチ


震災の時、私は小学4年生でした。毎週100キロ離れた ピアノ教室まで習いに行き、帰りにイオンモールでゲームをするのが楽しみでした。 

父、母、兄がいて、それなりの楽しい生活が3年前の震災で終わってしまいました。 

今、私は母と兄3人で、国が認めない放射能汚染から逃れて北九州にいます。 

福島からの避難を許してもらえなかったので、母は父と離婚同様です。この3年間私は父と話をしてません。 

今でも震災が夢のようです。土壌汚染は確かにあるのに、みんな福島で暮らしています。 

私たちもお金がなくなったら、どんなに土壌汚染や、焼却での大気汚染があっても福島に戻る時がきます。 

戸籍上、母子家庭ではないので、公営住宅に入ることもできません。 

あんなに大変な爆発があったのに、みんな忘れて原発を動かそうとか、放射性物質を燃やしたり埋めたりしています。 

また、私たちは震災を経験し、福島原発の当時の所長が死んだことをニュースで見て知っているのに 反省もせず、生活そのものを見直すこともなく、 

原発でなければいいだろうと、太陽光や風車などの代替エネルギーを求めています。 

あの爆発で、人が住んでいる場所でのエネルギー産業はマズイということが 大人はわからないのでしょうか? 

日本には、54基の原発、爆発事故によって今は、1700基以上ある 全ての焼却炉、バイオマス発電、製紙工場、セメント工場から 放射性物質を含んだPMが日本から出ています。 

あの時の爆発で目の覚めなかった人がたくさんいてビックリしてます。 

私たちの未来を救ってくれるのは、大人だと思ってましたが、無理かもしれません。 

今でもたまに思い出します。 

2回目の爆発のあと、母とさいたまへ避難しました。母は「日本はチェルノブイリになったかもしれない」 

「もう帰って来れないかもしれない」と言っているのを聞いて、私は怖くなりました。 

「全部、全部、夢ならいいのに」と言いながら車に乗って避難しました。 

今はあの時より怖いです。 

全部なかったことになってしまった、この現実が怖いです。


 (管理人より)

3月には大規模な震災関連、脱原発の復興イベントが全国各地で行われています。

さて、本当の避難者の声は私たち国民に届いているでしょうか?

大イベントに集う「自然エネルギー推進=脱原発」という市民は、催眠術にでもかけられているようです。

しかも「避難者」と言っても一括りにはできないのだということが、この3年間でよくわかりました。自主避難者の中にはいろいろな人がいます。自然エネルギー関連の利害関係、引っ越した先でお世話になったなどのしがらみがある避難者の人もいて、健康被害の実態、本当の事=被災地での行政のおこなった真実、を具体的に話せる勇気のある人はほとんどいません。

塚本さんの体験からくる勇気の訴えを、私たちは本気で聞くことが重要だと私は思います。

さよなら原発11.10集会でのmikoさんの訴え【分断を恐れないで事実と向き合える方々との事実の共有を】

【報道と事実は違います】 いわき市からの避難者mikoさんのお話 【日本中のお母さんへ】 


山口県知事選 反被曝・放射性物質(廃棄物・がれき等)の視点で候補者を見極めたい

2014-02-19 | ニュース

選挙:山口県知事選 3人届け出 上関原発、基地が争点

2014年02月06日 00時00分http://sp.senkyo.mainichi.jp/news/20140206ddg001010004000c.html

山本繁太郎前知事辞職に伴う山口県知事選が6日告示され、無所属で元総務省企画官の村岡嗣政氏(41)=自民、公明推薦▽無所属で元衆院議員の高邑勉氏(39)=生活推薦▽共産公認で党県委員の藤井直子氏(61)−−の新人3人が立候補を届け出た。投開票は23日。

 地域活性化策のほか、同県上関町に中国電力が計画する上関原発、空母艦載機など米軍航空機部隊の移転が相次ぎ予定されている米軍岩国基地(岩国市)を巡る問題も争点となりそうだ。

村岡氏は、地域活性化と雇用確保のため産業再生を訴える。上関原発計画には明確な姿勢を示していない。

高邑氏は、官民挙げた民間投資の促進による県民所得増大を掲げる。上関原発計画では撤回を求めている。

藤井氏は「原発ゼロ」や基地強化反対を掲げる。暮らし優先の施策を訴え、上関原発計画は撤回を求める。【尾村洋介】

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 立候補者次の通り。(届け出順)

村岡嗣政(むらおか・つぐまさ) 41 無新

 [元]総務省自治財政局企画官[歴]広島市財政課長▽高知県財政課長▽東大=[自][公]

高邑勉(たかむら・つとむ) 39 無新

 [元]衆院議員[歴]証券会社員▽参院議員秘書▽慶大院研究員▽北京大院=[生]

藤井直子(ふじい・なおこ) 61 共新

 党県委員[歴]学童保育所職員▽団体職員▽徳山市議▽周南市議▽立命館大


 

  


 

(管理人より) 報道がほとんどなされていないところにも保守王国の絶望感を感じます。

高邑氏は、前回知事選では上関原発反対ではなかったので、今回の上のような発言は、上関原発反対の票獲得を目的とした完全に二枚舌だと私は思います。

前回高邑氏は飯田事務所のすぐ前で選挙演説するなどの対立パフォーマンスをしていました。にも関わらず、今度は影響を受けたなどと言う高邑氏の白々しさ。市民は、よく見極めなければなりません。

次に被曝に関係する放射性廃棄物についての高邑氏の認識を、ブログで調べました。

高邑氏は震災がれき広域処理賛成しました。↓

高邑氏は防府市への震災がれき受け入れにも賛成しました。↓

http://blog.livedoor.jp/dpj_yamaguchi/archives/1555843.html

焼却灰のセメント原料への再生利用にまで言及しています。

さらに高邑氏は福島の汚染された牛を「食べれる」という認識です。

 http://blog.livedoor.jp/dpj_yamaguchi/archives/1570049.html  より

>研究チームの成果によって、警戒区域内の牛たちの汚染状況は、他の地域の牛たちに比べても低く、個体差はあるものの、ほとんどが現在の基準でも十分に出荷が可能であることがわかりました。そう、食べれるんです。食べることが出来る、というのは、世界に向けたメッセージにもなりえます。福島の風評を打破することになります。世の中にはなかなか伝わっていないけども、事実を語ることが大切だと思います。最終的には、浜通りの畜産の復活を目指さなくてはなりません。今生きている「被ばく牛」を、無意味に犠牲にするのではなく、いかに活用し、生を全うするか。農家さんや、心優しい日本人の心の在り方に沿った施策として、実現するまで、現場の闘いは続きます。私も、ある覚悟をもって、自分のふるさとで協力できるよう、最善を尽くしたいと思います。

以上のように、ブログを見る限り、

高邑氏は放射性物質や、被曝についての正しい知見はありません。

震災がれき広域処理については、震災がれきの総量が多く見積もられていたことや、被災地以外の多くの自治体で復興予算が流用されたことなどが明らかになり、問題化しました。がれき広域処理に反対した市民の指摘が正しかったことが証明されました。

さらに、がれき焼却により周辺住民に健康被害が出ている状況を自治体が無視するなど様々な問題を、がれき広域処理に反対した市民は指摘し続けています。このブログでもずっと追求してきました。

がれきの広域処理により、福島県の高濃度放射性廃棄物を、焼却施設やバイオマス発電施設などを作って、周辺住民が住んでいるにも関わらず、堂々と燃やそうという事業がまかり通っています。 

放射性廃棄物は、どんなに微量であっても無人エリアを作り集中管理するべきものです。にもかかわらず、科学的妥当性を一切問うことなく、汚染の少ない山口県に放射性廃棄物を持ち込もうとする姿勢に、高邑氏の次世代への無責任さを感じます。

「放射性物質を拡散させる」という科学的な誤りを、政治の力でゴリ押しする候補者はもうたくさんです。”被災地のため”という欺瞞はやめてもらいたい。

 

2011年8月のこの動画には、高邑氏の講演を手伝う元電通のマエキタミヤコ氏が映っています。再生可能エネルギー関連の繋がりが見て取れます。前回の知事選挙でも高邑氏は「自然エネルギーのファンドを作りたい」と公開討論で言ってました。

がれき広域処理賛成で、自然エネルギー推進ということですね。

放射性廃棄物を拡散する人物の、「上関原発反対」を信じていいのでしょうか?

県内の原発新設だけ反対って・・・・・

 
 
追記
 
再生可能エネルギーの推進は3人とも同じ。もはや絶望です。 ついに白紙か~!! まあ、棄権はしませんけどね・・・
 
 
 
 
 

山梨県など豪雪被害!内閣府 2月14 日から16 日の大雪等の被害状況等について(第1報) 

2014-02-16 | ニュース

 

 (管理人より)

ツイッターから画像を転載します。驚きました。大変なことです。山梨の豪雪だけでなく、東日本に積雪の被害が広がっています。私はテレビは見ませんが、このような災害時にオリンピックの報道を優先するテレビに対して、もういい加減愛想を尽かすべきです。完全にテレビからエンタメを得たいという市民の心理につけ込まれています。ラジオのニュースもオリンピック。このままでは、もう何があっても国民は見殺しです。

内閣府防災情報のページ

今冬期の大雪等による被害状況等について

ツイッター 

救助要請 ー 電話が使えない時、Twitterで救助を要請 https://support.twitter.com/articles/20170080#

2/16に内閣府からようやく出されたPDF

2 月14 日から16 日の大雪等の被害状況等について(第1 報)※これは速報であり、数値等は今後も変わることがある。
平成26年2月16日 1 6 時0 0 分現在 内閣府

○2 月14 日からの大雪等による人的・物的被害(報道:2 月16 日12:15 現在)
・死者11 名、1 人が意識不明の重体となっているほか、32 都府県で1,476 人がけが
・福島県や神奈川県、山梨県など12 県で少なくとも209 棟の建物被害
・山梨県と長野県、福島県それに岩手県では大雪で自宅が倒壊するおそれがある住民な
ど合わせて2,099 人が避難

○山梨県河口湖町
・除雪が追いついていないため、町内全体の多くの住宅が家から出られない状況
・県道等において雪崩が発生しており、さらに移動制限される箇所が増えている状況
・現在、除雪に全力を挙げているところであり個別の孤立状況は把握できていない。

【精進レイクホテル】
・ホテル宿泊客等 約90 名、その周辺に約60 名 計150 名孤立状態
・今朝、自衛隊により空輸で食料と水を供給済み
・孤立解消は時間かかるが通信手段は確保できている状況
○山梨県北杜市
・国交省や自衛隊にも除雪をお願いしているが幹線道路の除雪も追いついていない
・個別の孤立の状況は把握できていない。
○山梨県身延町
・国道52 号で中学生計約250 人を乗せたバス7 台が雪で立ち往生し、生徒や教職員が近
くの公民館3 か所に避難した。国道300 号のトンネル内でもバス3 台が足止めとなり、
別の生徒らが車内で一夜を明かした。
・除雪に全力を挙げているが、全く追い付いていない。
・また、広域で停電も発生しており、電話が通じない集落もあるので、個別の孤立の状
況は把握できていない。
○山梨県山中湖村
・雪かきが間に合わず、家から出られなくなっている住民が多数いる
・住民のほか観光客も旅館、ホテルに留まるもしくは車の中で往生している
・近隣の避難所に入っている方もいる。
・静岡へ向かうR138の除雪について、山梨側の除雪作業は進んでいるが、静岡側の
除雪ができていないようだ。
・静岡の事務所とも連絡が取れない状況なので、なんとかしてほしい
・県から毛布等の物資供給はあったが、長引くと食料等がどうなるかというところ
・除雪機の燃料が不足しそうな状況
○長野県佐久市田口
・3 世帯3 名が孤立。同地区に向かっていた除雪作業員3 名も孤立状態
・ライフライン、食事等は問題ない。
○長野県下伊那郡根羽村
・3 世帯9 名が孤立していたが、消防により救助済み
○埼玉県秩父市
・寺が雪に埋まっており、10 名程度が孤立状況

 

○電力関係(内閣府調べ:2 月16 日12:00 時点)
・東京電力㈱
茨城と東京を除く関東地方と、山梨の6 県で、合わせておよそ1 万8,900 世帯が停電
(群馬県およそ8,200 世帯、栃木県およそ4,400 世帯、山梨県およそ4,100 世帯、
埼玉県がおよそ1,900 世帯、神奈川県がおよそ200 世帯、千葉県がおよそ40 世帯)
○都市ガス関係(経済産業省調べ:2 月16 日13:00 現在)
・現在、被害情報確認中
○水道関係(厚生労働省調べ:2 月16 日13:00 現在)
・山梨県の一部で断水が発生中。給水車の派遣について調整中。
○通信関係(総務省調べ:2 月16 日13:00 現在)
・現在、被害情報確認中

(4)文教施設等(内閣府調べ:2 月16 日13:00 現在)
・埼玉県熊谷市「くまがやドーム」の屋根が壊れる被害

・東京都青梅市の中学校で、雪の重みで体育館の屋根の一部が崩れ落ちる被害
・埼玉県富士見市市民総合体育館の屋根が、縦34m、横59m にわたって崩落

 【山梨】2/15大雪による緊急避難所

 

 

  

2014年2月14日から15日山梨県上野原市四方津での積雪状況

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一人での除雪作業は危険です!

http://www.bousai.go.jp/setsugai/pdf/h2312_004.pdf  より

 

 

 

 


民主党が放射性廃棄物最終処分場を山口県へ 提言 山口県を汚染したら西日本の食料庫はなくなる。

2014-02-09 | ニュース

 

放射性廃棄物最終処分場を山口県へ~民主党(福島県)

http://www.news24.jp/nnn/news89074511.html

民主党は8日から9日まで福島県で党大会を開いている。8日に行われた分科会では放射性廃棄物の最終処分場を安倍首相のお膝元である山口県に設置することなどを盛り込んだ原発事故からの復興に向けた中間提言をとりまとめた。

党大会初日の8日は、政策に関する会議が行われ、「憲法」「安全保障」など6つの総合調査会の分科会で、国会議員や地方議員らが議論を交わした。また、福島復興に関する特別分科会も開かれ、原発事故からの復興に向けた中間提言をとりまとめた。

その中では、放射性廃棄物の最終処分場に関し、「原発輸出や原発再稼働にまい進している安倍総理自らが国家の最高責任者としての姿勢を示し、前面に出る意味においても、安倍総理のお膝元に最終処分場を設置する」として、安倍首相の選挙区である山口県に最終処分場を設置することを盛り込んだ。  民主党は、今月中にも提言書を政府に提出する方針。[ 2/8 23:33 NEWS24] 


 
民主党がとんでもないことを言い出しました。放射性廃棄物の最終処分場を山口県につくろうなんて・・・・。
震災がれきの広域処理といい、本当に呆れるばかりです。
 
本州の西の端、山口県は、福島原発事故の際、かろうじて大量の放射性物質の降下を受けずに済んだ場所です。
 
そこに、放射性廃棄物の最終処分場をどうなるか、もし万が一放射能漏れを起こしたら日本列島は終わりです。
地下処分なんかできません。
世界一のカルスト台地である、山口県の秋吉台は、造山運動によって地層の上下が逆転し、海の底が出てきたものです。
それは山口県民は皆知っていることです。
 
放射性廃棄物は無人エリアを作って集中管理することがなぜできないのでしょうか?
徹底的にモニタリングし、無人エリアにする線引きをし、そこを政府管理区域にして集中管理する。
それができなければ、日本列島のすみずみまで放射性物質が移動拡散してしまうでしょう。
水土空気は、全て汚れ、食べ物は毒となり仕方なくそれを食べた人は皆病気になる、そういう島国になるでしょう。
 
 
 
高レベル放射性廃棄物の処分について
平成24年(2012年)9月11日
日 本 学 術 会 議
 
 
 
 
 
  
  
 
 
  
 
 
 
 
 2013/02/27 【青森】イギリスからの高レベル放射性廃棄物搬入抗議行動
 
 イギリスから到着した、高レベル放射性廃棄物の入ったキャスクがクレーンで搬入されると、反対する参加者たちは雪の斜面から「六ヶ所を核のゴミ捨て場にするな」などシュプレヒコールを行った。フェンス越しにのぞく親子の姿もあった。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

その木、どこの木、何ベクレルの薪なのか?農林省の薪ストーブ、恐怖のプロパガンダ

2014-02-02 | ニュース

日本は世界一の放射能汚染国になってしまったのですから、もうアイドルやゆるキャラを使った国策プロパガンダはやめろと、昨年の大晦日にブログを書いたばかりですが、またやっています。大臣は林芳正。

国産材って一体どこの薪なのか?

 

もし、汚染木だったら放射性物質の再拡散です。出てきた煙や灰のチリを吸い込めば、まだ10代の乃木坂46のみなさんの卵母細胞に影響が出る可能性があります。注意喚起など何もなかった!木材利用ポイントの宣伝のみ!

ポイントが付くのは

(1) 木造住宅
(2) 内装・外装木質化
(3) 木材製品及び木質ペレットストーブ等 

まきストーブでは、最大で10万円相当のポイントが与えられるという。 

なんか嫌な予感・・・・食べて応援みたいな感じ・・・・東北の木を燃やして応援、10万円ポイント・・・

これじゃ、震災がれきの広域処理と同じではないのでしょうか?

とにかく薪の管轄というのが、林野庁と環境省の2つの省庁に分かれているので、HPを見ていても実にわかりにくいのです。順番に見ていきます。環境省が薪ストーブやボイラーの薪・灰の管轄なのに、なぜか農水省が薪ストーブを宣伝。それもよくわかりません。

●農林水産省 林野庁   きのこ原木及び菌床用培地並びに調理加熱用の薪及び木炭

         きのこ原木等の放射性物質の検査結果について    

         きのこ原木及びほだ木の当面の指標値(放射性セシウムの濃度の最大値)⇒50ベクレル/kg(乾重量)

         調理加熱用の薪及び木炭の当面の指標値(放射性セシウムの濃度の最大値) 

         ⇒薪 40ベクレル/kg(乾重量)  木炭 280ベクレル/kg(乾重量) 

         調理加熱用の薪及び木炭の安全確保についてhttp://www.rinya.maff.go.jp/j/tokuyou/shintan9.html

 

林野庁では「指標値を超える薪は使用するな」と言っているにも関わらず、

環境省の通知には、使用した場合のことが書いてある!

平成24年2月24日 東北地方及び関東地方における一般家庭等で使用される 薪及び薪の灰等の調査結果について

林野庁の指標値よりこんなに高い数字なのに!!

「薪ストーブ等に使用する薪及びその使用に伴い発生する灰の取扱いについて」(平成24年2月24日付け事務連絡 環境省大臣官房廃棄物・リサイクル対策部廃棄物対策課)(PDF:83KB)

 

 〔別紙1〕

 「薪ストーブ等を使用した際に発生する際に発生する灰の取扱いについて」(平成24年1月19日付け環廃対発第120119001号環境省大臣官房廃棄物・リサイクル対策部廃棄物対策課長通知)(PDF:366KB)

 

 

 

〔別紙2〕

 「薪ストーブ等を使用した際に発生する灰の取扱いについて」に関するQ&Aについて」(平成24年1月23日付け事務連絡 環境省大臣官房廃棄物・リサイクル対策部廃棄物対策課)(PDF:219KB)

 

  

元佐賀大学理工学部教授 豊島耕一氏のブログよりグラフ引用 http://pegasus1.blog.so-net.ne.jp/2012-03-18

 

東北・関東などの薪の放射能汚染度をすべてチェックするシステムがどこにもありません。流通している薪の産地をチェックできません。

そんな中で、木材利用ポイントや、再生可能エネルギー事業、復興事業、循環型社会推進事業などの名目で、億単位の補助金がジャブジャブ注ぎ込まれ、

汚染された薪や木質チップ、ペレットが、今この瞬間も燃やされている日本。↓

【再エネ公害】汚染木質チップ撒き散らしてどこが再生可能?国策「バイオマス」自然エネルギーを検証する

ゴミ焼却炉だけでなくて、となりのおしゃれな家の暖炉の煙突からも放射性PMが撒き散らされてる可能性もあると思います。

しつこいようですが、樹皮=バークの汚染を可視化します。

東大農学部名誉教授 森敏氏ブログ よりhttp://moribin.blog114.fc2.com/blog-entry-1563.html

こちらもどうぞ ↓ 

汚染バークは日本中に!ペレット乾燥の燃料、バーク堆肥、石炭火力の混焼?農地改良材?


三重県三菱マテリアル爆発事故で5人死亡!日本はCBRNE災害の危険に晒されている。 

2014-01-09 | ニュース

http://www.asahi.com/articles/ASG194VP5G19ONFB00Z.html

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140109/k10014376591000.html 

9日午後、三重県四日市市のコンビナートにある化学工場で、設備のメンテナンスの作業中に爆発が起きて、作業をしていた5人が死亡し、12人がけがをしました。

9日午後2時すぎ、三重県四日市市三田町の「三菱マテリアル四日市工場」の第1プラントで爆発があったと消防に通報がありました。
警察によりますと、この爆発で、三菱マテリアルの社員3人と下請け会社の作業員2人の合わせて5人が死亡し、12人がけがをしました。
消防によりますと、けがをした12人のうち、39歳の男性は顔をやけどして症状が重くドクターヘリで病院に搬送され、残りの11人は四日市市内などの6か所の病院に搬送されたということです。
いずれも命に別状はないということです。
工場によりますと、爆発があったのは半導体の基板の材料になる多結晶シリコンと呼ばれる製品を製造する第1プラントで、9日午前中から定期的なメンテナンスのため、熱交換器を解体する作業が行われていたということです。
熱交換器は、直径が1メートル、高さが6メートルほどの筒状の設備で、フタを外そうとしたときに爆発が起きたということです。
このため、工場は、シリコンを製造する過程で使用した化合物から発生した水素が内部にたまり、何らかの原因で爆発した可能性があるとしています。
警察と消防は10日午前9時ごろから現場検証をして爆発の状況や原因について詳しく調べることにしています。

消防本部「熱交換機の洗浄作業中だった」

午後5時半から会見を行った四日市市消防本部によりますと、爆発が起きたとき、工場では6人が「熱交換器」と呼ばれる装置を洗う作業を行っていたということです。
この装置は筒状で、直径およそ1メートル、長さ6メートルあり、内部に細い管が入っていて、工場で扱う原料などを冷やしたり、温めたりするのに使われているということです。
工場では定期的に機械の洗浄を行っていて、爆発が起きたときは、水や窒素を中に入れて洗浄作業を行っていたということです。
また、この工場では、おととしの2月、同じ装置の洗浄中に内部の物質とアルカリ水が反応して水素が発生し、洗い場の排水溝が飛ぶ事故があったということです。
このときはけがをした人はいなかったということです。

クロロシラン類が関係か

三重県の三菱マテリアル四日市工場で起きた爆発事故で、総務省消防庁は原因を調査するため職員7人を現地に派遣しました。
爆発は「クロロシラン類」と呼ばれる化合物を水で洗浄している最中に発生した疑いがあるということで、消防庁は、現地の消防とともに物質の特定などを進めることにしています。

四日市工場は

「三菱マテリアル四日市工場」は、三重県四日市市の湾岸地区の石油コンビナートの中にあって、周辺にも石油関連の工場が数多く集まっています。
三菱マテリアルによりますと、四日市工場では半導体の基盤の材料になる「多結晶シリコン」と呼ばれる製品を製造しているということです。


 (管理人より)

またケミカルプラントで爆発事故が起きました。四日市の三菱マテリアルです。劣化ウランを保管してないかどうかがすぐ気になりました。四日市にあるかどうかはあとで調べるとして、今回はクロロシランの事故。

ちょっとネットで調べたら、四日市の三菱マテリアルは平成22年に操業停止(2ヶ月以上)をくらっています。しかもそれは内部告発だったようです。引火性の高いトリクロロシランを無許可で扱っていたとは!  その後に爆発事故で5人死亡・・・・。 前回の操業停止で16億円以上の損を出しているため、それを取り戻すために無理な操業をしたのかもしれません。 利益のためなら労働者が死んでも平気なんだろうな・・・企業って。 そういえば、東海村も動燃のレベル3の爆発事故の後に、JCO事故を起こしています。

https://www.mmc.co.jp/corporate/ja/01/01/10-0428.pdf  より

 

 

参考 http://www.e-logit.com/loginews/20100907x05.php

http://www.esh.co.jp/mailmagazine/no.254.html  より

◆三菱マテリアル:四日市工場2カ月操業停止 違法高圧ガス改修へ(4/29)

非鉄金属最大手、三菱マテリアルの四日市工場(三重県四日市市)が無許可で高圧ガスを発生させていたとして県は28日、同社に対し、施設を停止するよう指示した。

同社は同日午後から全面的な停止作業に入った。完全な停止には約20日間を要し、その後、高圧ガスが製造できるよう施設を改修するが、許可の申請期間も含め同工場は2カ月以上にわたって操業停止する。
県消防・保安室や同工場によると、同工場は半導体チップなどに使用する多結晶シリコンを製造しており、原料となる液化ガス「トリクロロシラン」を蒸留して純度を高める過程で、高圧ガス保安法が定める基準値を最大で約5倍上回る高圧状態になっていたにもかかわらず、同法が定める県の許可を得ていなかったという。

県庁で記者会見した同工場の桐井精一工場長は「トリクロロシランが高圧ガス保安法に該当するとの認識がなかった」と謝罪。多結晶シリコンは68年から製造しているが、工場長は「いつから高圧ガス状態になったかは分からないが創業当初から違法状態だった可能性は否定できない」としている。操業停止による損失は月約8億円という。県は5月中をめどに施設の詳細な配置などについて報告書の提出を求める方針。


【4/29読売新聞より】

指導対象となったのは、引火性の高い液化ガス「トリクロロシラン(TCS)」を精製する工程。同工場は、TCSから半導体の原料となる「多結晶シリ
コン」を製造している。TCSの純度を高めるため、ポンプで蒸留塔に送り込む圧力が高圧ガス保安法で定める基準値(0.2メガパスカル)を超えていたが、同工場は義務付けられていた県への許可申請をしていなかった。同工場は操業開始の1968年からTCSを扱っていた。

先月中旬、県に届いた匿名の電子メールがきっかけで、県が調査したところ、同工場の無許可が発覚した。県の立ち入り調査で、TCS精製に使うポンプ約60個のうち4個で基準を上回る圧力が確認された。


◆解説

高圧ガス保安法第5条第1項に基づく許可を受けずに高圧ガスの製造を行っていたコンプライアンス違反ですが、考えさせられる点が多い事例です。

・県に届いた匿名メールが発覚の契機であること

・2ヶ月以上の操業停止を余儀なくされ、損失が8億円/月であること

・全社CSR委員会、本社環境室を中心とする全社的環境マネジメント体制を  構築し、全社的環境監査を実施していること

・同社のCSR報告書2009によれば、CSR教育(コンプライアンス、リスク  マネジメント中心)をeラーニング、携帯用カード、ケーススタディ集、社
  内報、ルールブックなどにより精力的に実施していたこと

・同社のホームページは「四日市工場の操業一時停止について」と題して”株主、取引先をはじめとする関係者の皆様”への謝罪文が掲載されているが、  地元住民など重要なステークホルダーは?と感じること



「NBC災害」ということばをご存知でしょうか? NBC災害とは核(nuclear)、生物(biological)、化学物質(chemical)による特殊災害のことをいうのですが、現在は、さらにすすんで、CBRNE災害の危険に晒されているのが今の日本です。

とくにケミカルプラント周辺地域にお住まいの方は頭に入れておく必要があると思います。

CBRNE(シーバーン)化学 (chemical)・生物 (biological)・放射性物質 (radiological)・ (nuclear)・爆発物 (explosive)によって発生した災害をCBRNE災害といいます。

福島原発事故が起きているため、放射性物質(radiological)は日本においては日常的な危険となりました。

それから今回の三菱マテリアルの爆発事故は化学 (chemical)と爆発物(explosive)です。

なんらかの有毒なガスが発生していたかもしれません。日本は福島第一原発から今でも毎日放射性降下物が降り注いでいますので、風向きによっては西日本にも流れ込んでくる状況です。私は、そういった放射性物質の微粒子と、今回の爆発事故のような化学物質が混ざった場合、複合的な危険が及ぶと推測しています。

爆発の状況によっては煙が出て、PMが周辺地域に流れていくことも考えられます。最大着地濃度距離あたりに学校が点在していました。

 

 

 クロロシランを調べていて、半導体の材料だから、太陽光パネルの材料なんだなと思うと、ものすごく暗い気分になりました。パネルを作る過程の一部で、労働者が死んでいることを、スマートハウスに浮かれる人間はどう考えているのか。自分だけの電気代が安くなればそれでいいのか・・・

今回の事故で亡くなった人の年齢は

【死亡】(48)、(34)、(36)、(25)、(42)

私は、こういう事故を確率論で語る人は信じられません。

クロロシランはパソコンの材料かもしれません。私はそう思うと、ブログも携帯電話も本気でやめたくなります。

http://www2s.biglobe.ne.jp/~gakuyaku/yakumei/to/to04.html

 

 http://www.kobe-kaibouken.or.jp/web/jap/data/kohin_data/747-TRICHLOROSILANE.pdf

 

 

 

 

 

 

 


カリフォルニアに、コククジラの結合双生児の死骸。クジラに起きたことは人間にも起こる。

2014-01-09 | ニュース

 

 

 

 

http://www.afpbb.com/articles/-/3006138?pid=12893952

【1月8日 AFP】メキシコ北西部、バハカリフォルニア(Baja California)半島の太平洋に面した潟で、胴体が結合した2頭のクジラの子どもが打ち上げられて死んでいるのが見つかった。

 発見されたのは、頭部と尾が2つある、胴体部分でつながった全長4メートル、重さ500キロ近くの二重体のコククジラ。地元の漁師が発見した時点ですでに死んでおり、メキシコ国家自然保護区委員会(National Commission for Natural Protected AreasCONANP)の当局者が7日に現地を訪れて確認した。

 クジラの二重体について「極めてまれ」とした当局者は、同地域では「前例がない」とコメントした。(c)AFP

 

http://www.theepochtimes.com/n3/436722-baja-california-two-headed-whale-found-in-mexico-video-photos/

Baja California: ‘Two-headed’ Whale Found in Mexico (+Video, Photos) 

January 7, 2014

 

(管理人より)人間は、罪の意識を感じないといけないと思いますので、大きな画像をアップします。自分の国で核の大惨事が起きているのにのんきすぎると思います。

被曝をたくさん受けた人もそうでない人も、原発過酷事故の現実から逃げてはいけない。なぜなら、原発事故を起こした国の当事者だからです。今、この瞬間も、東京電力が放射能汚染水を日本から垂れ流して海を汚してるのは事実。

このニュースに対して驚く人をツイッターで揶揄する人間がいます。どこまで人間は落ちていくのかと驚きます。海を汚して良心が痛まないのかと思います。日本人全員と思われたくないです。 

少なくとも私がこのニュースをツイッターでつぶやいてリツイートで拡散してくれた人は、心を傷めている。まっとうな感覚を持ってる人たち。

https://twitter.com/oldblue2012/status/420886330810195968

人間以外は毒物を撒き散らしません。放射性物質に限らず、毒物の影響を懸念するのは当然のことです。鯨は食物連鎖の上位の生き物ということを考えたら、すべての毒物は生体濃縮するわけですから。このクジラの内蔵や骨などの検査をして欲しいです。

海の汚染については2つのブログ記事を書きました。頭に腫瘍ができた鯨も発見されています。

【日本語訳】The ocean is broken海が壊れています オーストラリアのヨットマンの証言~津波瓦礫

【驚愕】tunami debrisで検索したら「海がゴミ箱」になったことがわかった。

このクジラの赤ちゃんは、私たちです。クジラに起きたことは人間にも起こるでしょう。もうすでに起きていると私は思います。このクジラの赤ちゃんはニュースでは結合双生児、二重体、側部結合奇形(parapagus malformation)」 と、流れていました。

これから先、どんなに辛くても、こういった現実を直視し、共有していかなければなりません。

ジャーナリストの山本節子さんもブログ記事に書かれています。 ⇒  灰色クジラの結合体が見つかった・・・

「シャム双生児」の出現率はそれほどめずらしくなく、20万出生あたりひと組といわれていますが、灰色クジラの結合体が発見されたのは初めてとのこと(自然歴史博物館でも前例は見つけられなかったとのこと)。出現率だけを見ると、百万人に一人と言われている子供の甲状腺がんの方がはるかに珍しいわけです(もちろん、311以後は数万人に一人でしょうが、政府は認めようとしていません)。

福島原発事故の影響をどんなに無視しようとも無視できない状況になるのです。

もうすでに日本の人口は減っています。 

http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00260558.html

 

総務省統計局 http://www.stat.go.jp/data/jinsui/2012np/

総人口は28万4千人の減少,2年連続で大きく減少

  • 総人口は1億2751万5千人となり,前年に比べ28万4千人(0.22%)の減少と2年連続で大きく減少しています。
  • 日本人人口は1億2595万7千人となり,前年に比べ22万3千人(0.18%)の減少と2年連続で大きく減少しています。

人口推計(平成24年10月1日現在)

 

 

総人口の推移 http://www.stat.go.jp/data/jinsui/pdf/201312.pdf 

 

 


滋賀県琵琶湖 汚染木材チップ問題から考えるバイオマス、再エネは放射性物質拡散⇒原発推進につながる

2014-01-08 | ニュース

 http://webcache.googleusercontent.com/search?q=cache:http://webnews.asahi.co.jp/abc_2_002_20140107008.html

 

滋賀県琵琶湖 汚染木材チップ放置問題ですが、とにかく滋賀県の行政にも驚きました(゜д゜lll) この問題の経緯をざっと振り返って見ることにします。まずチップがどのようにしておかれていたか画像を集めました。(リンク元は画像をクリックすると出ます)

 

この画像を見ると、琵琶湖の水に浸かっています。環境中に拡散されていると思われます。


市民環境研究所ブログ より琵琶湖湖岸に投棄された大量の木材チップから きわめて高い放射能を検出

  

 滋賀県の調査では3900ベクレル/kgのセシウムが検出された。地元住民の要請を受けて市民環境研究所の放射能測定チームも木材チップと周辺土壌中に含まれるセシウム137とセシウム134を測定した。採取した試料は常温で風乾したのちに測定するという常法を採用した。
4点の測定結果は6880、7390、8900、12400ベクレル/kgと高い値であった。ブルーシートを被せたままに放置しておける値ではなく、飛散せず、周辺を汚染しない状態に直ちに移して保管すべきである。


このようなものが放置されていたわけですが、滋賀県知事、行政の対応もむちゃくちゃだったことがわかります。

ジャーナリスト木下黄太さんのブログから、木材チップで検索をかけてみました。↓http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/s/%CC%DA%BA%E0%A5%C1%A5%C3%A5%D7

環境保護派である滋賀県知事が、琵琶湖放射能汚染木材チップに関して、専門家に披露した無知蒙昧。  より抜粋

彼女は、結局、環境保護の専門家ではあるが、放射性物質の回避に関しては、特に専門的な知見が無く、適切な指示もできていないということです。

被曝被害は大丈夫と決め付け健康調査しない栃木県の迷妄。明日14時滋賀県庁前、放射能汚染チップ抗議集会。  より抜粋

24日未明(恐らく9時~11時の間)に撤去作業が始まりました。
確認できた内容は以下です。
*作業員4人、県職員3人
*作業員マスクなし、県職員マスク着用
*軽トラ1台、乗用車1台(いずれも名古屋ナンバー)
*門から約10mのチップをフレコンに入れる作業 (土嚢10個位が作業した場所に並べられている)
*飛散防止対策なし

14:00前に撤収。小雨が振り出したからか?
 
ここでのポイントは
【1】飛散防止策をろくにとっていないこと。
【2】作業員にマスクをさせていないこと。

市民環境研究所ブログ より

撤去作業始まる 12/25 

写真のように撤去作業が始まっており、迷彩服、ヘルメット、マスクを着用した作業者が2名と他に1名が門扉内で働いており、県の職員3名が道路からの侵入を柵で阻止していた。
 チップが入れられたと思える土嚢が数個見えた。チップを重機で掘り起こす作業はなく、静かなものだった。まだ撤去の作業手順が十分に確立していないように思われる。県の職員は、作業現場をあまり覗き込まないでくれ、顔が分かる写真撮影は控えてくれ、撤去作業には県のお金は使っていないなどと話してきた。

 

 

 そして、ついに木質チップは搬出されました。

【要注意】高濃度放射能汚染木材チップは滋賀⇒富山に搬送。「発酵処理」「バイオマス」関連業者、要確認。

この放射能汚染木材チップが、他の多くの木質のモノと混ぜられて薄められ、発酵したとしても、残差物が一定量残り、それを最終的には県の見通しと異なり焼却処理する可能性もありますし、再利用して土壌改良剤などとして出荷する可能性も考えられます。木材チップを出荷エリアに戻すのではなく、「善意の第三者」に委ねるそうですが、その「善意の第三者」は、「バイオマス」としてガス化してエネルギー転換して利ザヤを取ることが目的のような気がします。そして放射性物質は微生物に移行したり、残滓の中に残っていることになります。みかけの全体の容量は減りますが、放射性物質はそのままありますから、これは本質的な解決になるかはかなり微妙です。

しかもこの処理をどうするのか、どの業者に委ねるのか、行政がオープンにすべき事なのに、情報は不透明なままです。通常はありえません。 


以下、富山の方のツイッターより転載。

1.滋賀県琵琶湖湖畔に不法投棄された、放射能汚染木質チップが福井を経て富山に入ったという確報がありました。その後の行方はわかっていません。 しかし、いくつかの手がかりがあり、搬出先の糾明を急いでおります。 皆さんと情報共有させて下さい。

2.滋賀県は以下の様に電話対応「搬出したことは事実。 県が依頼したということではなく、ある業者が自発的に申し出た。搬出先については一切申し上げられない。チップは8000Bq/kg以下であり、通常の産廃と同様に処理可能であるが、一定の法的資格が必要であり、それは確認済である」

3.滋賀県「木質チップは放射能汚染放射能汚染により焼却濃縮されるため灰の処理が不可能。発酵する木質を処理できる施設が滋賀県内に無い。処理してくれる施設探しに難航していたが、自主的に名乗り出た業者がいた」ちなみに箒したとされる業者ではないと明白に述べていました

4.「発酵 木質チップ 産廃」というキーワードからはこのような会社が浮かび上がってくる。

このうち、富山より先にあるのは2社だけ。 また、こんな情報も ある。

 

5.これは木下黄太氏から情報提供頂いたが、ここもそう 

6.その4で言及した富山の業者はこの会社  の子会社のようである  ちなみに、前者は「みんなの力で…」発起人の市長  と懇意で有名

7.その市長は、ガレキに関する行動の違法性を問われ、有志市民から告訴されたが受理されないとみるや反撃に出た  

8.この一連の流れは何を意味するのでしょうか? 件の木質チップは一説には12000Bq/kgあるとの報告もあります  が、このようなモノが全国に流通可能であるという事実です。 ここで真実を明らかにしなければ

9.以上、現時点での情報共有をさせて頂きました。ご覧になりました皆様方には、是非とも疑わしい企業への事実確認をお願い申し上げます。 再度いいますが、これは滋賀―富山の話ではありません。全国で起こりうる話です。 ここで止めれば、次も止められるかもしれません。 連帯を。

現時点で、直接「木質チップ 発酵」に関係する富山の業者2か所に直接問い合わせたが、「滋賀からは来ていない」との返答。

続報 その後、富山県内で木材から発酵加工(堆肥作成など)を行っている会社、朝からあわせて5社に問い合わせましたが、現時点では滋賀県から搬入されたものには心当たりがないとのこと。


(管理人)

結局、富山から、さらに現在、東北、福島のエリアを搬送中です。一体全国のどこに持っていかれるのかわかりません。((((;゜Д゜))))  

一度汚染物質を受け入れるという道筋がついてしまった自治体は、ずっといろいろな危険物が来るようになってしまうと思います。
 
震災がれきを焼却した北九州市そして富山も。産廃業者が日本で最も多い山口県も。セメントは廃棄物を混ぜて商品化できるためセメント工場がある地域も狙われるかもしれません。リサイクルという美名でなんでもアリになってしまうと思います。 

この一連の経過から分かることは、やはり、木質バイオマスといった再生可能エネルギーは、放射性物質の拡散になってしまうということです。

関東東北の山の木が放射能汚染されてしまったわけですから、その木を使った木材チップは当然放射能汚染され、汚染木を用いる木質バイオマス(発酵・燃焼)はすべて、放射性物質の再拡散になるのです。

発酵系・燃焼系も含めてバイオマスの推進をする人の中に脱原発市民がいます。

反被曝のための脱原発のはずなのに、放射能汚染汚染された木屑などの放射性廃棄物の処理においては、結局、再エネとリサイクルで全国に放射性物質を拡散することにつながってしまいます。

再エネを推進する市民や環境NPOは、その矛盾を完全に無視して、脱原発と自然エネルギーを声高に叫んでいます。

理由は環境NPOが、国や財団から補助金をもらって活動をしているからです。補助金は反被曝や放射能といった看板では貰えません。補助金を貰うためには「地球温暖化防止と再エネ」を看板に据える。

そうすると被曝防御の活動はできない。従って再エネ推進する環境NPOや脱原発市民は、放射性物質の拡散をやめろと強く言えなくなってしまうのです。地域にある環境NPOのHPを見ても大概がれき拡散に反対していません。

今回の木質チップの対応の件でも、嘉田知事も脱原発は叫んでも反被曝ではないということがわかりました。

 

飯田哲也氏の特定非営利活動法人環境エネルギー政策研究所の事業報告は、なんと原発推進団体である日本財団の関連サイトに置かれています。

https://fields.canpan.info/organization/detail/1865855892

 

 そして、ウランを買っている原発推進企業、三井物産から支援を堂々と受けています。http://www.mitsui.com/jp/ja/release/2008/1189330_1492.html

 

日本財団について http://nippon.zaidan.info/seikabutsu/1982/00359/mokuji.htm

 


 (管理人)

 再エネを推進する市民で、明確に放射性廃棄物の拡散に反対している人はいません。再エネを推進することは、放射性廃棄物を再エネとリサイクルで全国に流通させることにつながるからです。がれき反対運動を通じて分かりました。

だから脱原発を標榜し、再エネを推進する市民は廃棄物に関して不勉強、または飯田氏など有名人や専門家を信じたい人、または再エネの利害関係者(業者、特にファンド)なのです。活動内容をよくみるとISEPは、再エネは推進しても原発反対していないことがわかります。放射能という文字すらありません。

それなのに、どうして、「脱原発の」有名人ということでテレビ等に出ているのでしょうか?脱原発市民がメディアでコントロールされているのだと思います。

山口県の脱原発を願う皆さん、この事実を踏まえて、次の知事選でご判断ください。

ネットで検証してみてください。再エネ推進する人は反被曝、放射能防御を強く言わないことがわかります。仮に言ったとしても、必ず保養活動という方向になっています。放射能の拡散には反対していません。

どうかしがらみで判断しないでください。

再生可能エネルギーの推進をしたところで原発をなくすことに繋がりませんし、反被曝にも繋がりません。

参考  

 

  

 

 

 


阿蘇山噴火⇒原発も太陽光パネルも火山灰でアウト!火山は原発を作る前からそこにある!

2013-12-25 | ニュース

 

http://www3.nhk.or.jp/lnews/kumamoto/5004073701.html NHKニュース 12月24日 18時39分  

阿蘇中岳第1火口では、今月20日ごろから火山性微動の振幅がやや大きい状態が続いていて、気象台は、今のところ噴火の兆候は見られないとしていますが、今後の火山活動の推移には、注意する必要があるとしています。
福岡管区気象台によりますと、阿蘇中岳第1火口では、今月20日ごろから火山性微動の振幅が次第に大きくなり、現在もやや大きい状態が続いています。
また、24日行った調査で、火山ガスの二酸化硫黄の放出量が最大で1日あたり1,100トンとなり、前回の今月12日の調査より400トン増え、通常よりも多い状態だということです。
気象台によりますと、今のところ噴火の兆候は見られず、噴火警戒レベルは平常を示す「1」を継続するということですが、気象台は、今後も火山性微動の振幅や火山ガスの放出量に注意する必要があるとしています。


原発リスク:巨大噴火の影響大…泊、川内など 学者が指摘

毎日新聞 2013年12月22日 22時34分(最終更新 12月23日 11時05分)

http://mainichi.jp/select/news/20131223k0000m040078000c.html 

 国内17カ所の原発に対する火山の危険性について、毎日新聞は全国の火山学者を対象にアンケートを実施した。回答した50人のうち、巨大噴火の被害を受けるリスクがある原発として川内(せんだい)(鹿児島県)を挙げた人が29人と最多で、泊(北海道)も半数の25人に達した。原発の火山リスクについて火山学界の見解が定量的に示されたのは初めて。リスクを指摘された原発の再稼働に慎重意見もあり、原子力規制委員会の審査や再稼働の議論に影響する可能性がある。 

 特任などを除く全国134人の大学教授、准教授らに郵送で実施した。 

 最長60年の稼働期間中に巨大噴火が発生し、火砕流の被害を受けるリスクがある原発を複数回答で選んでもらったところ、29人がいずれかの原発を選択した。その全員が「阿蘇(熊本県)や姶良(あいら)(鹿児島県)など多くのカルデラが周囲にある」として川内のリスクを指摘した。カルデラは巨大噴火の後に形成される非常に大規模な陥没(盆地)地形で、同様に泊、東通(青森県)、玄海(佐賀県)も周辺にカルデラが存在することが懸念された。 

 他は伊方(愛媛県)11人▽女川(宮城県)9人▽島根(島根県)や東海第2(茨城県)など7人の順で、カルデラとの距離が遠くなるほどリスクの指摘は減っている。どの原発にもリスクがないと答えたのは9人、無回答は12人だった。 

 「リスクがある」と答えた人に、それぞれの原発について再稼働の是非を尋ねたところ「再稼働させるべきでない」は川内が19人と最多で、泊15人▽東通11人▽玄海9人▽伊方5人だった。「火砕流が到達した場合は運転員の生存が見込めない」(林信太郎・秋田大教授)などとしている。 

 しかし、「リスクがある」と答えた人でも、巨大噴火の発生する確率は「非常に低い」との指摘が少数あった。一方、カルデラを形成するような巨大噴火が迫っていることを事前に正しく評価できるとしたのは50人中5人にとどまるなど、現在の科学で巨大噴火がいつ起こるのかを評価するのは難しいといえる。 

 原発の新規制基準は、原発の半径160キロ圏にある火山を対象に、最長60年の原発稼働期間中に巨大噴火が発生する可能性の有無を調べるよう電力各社に求めている。(1)巨大火砕流が原子炉を直撃する(2)直撃しなくても周辺が壊滅し原発事故に対応できない−−などの場合は立地不適と判断され廃炉を迫られる。【山崎太郎】 

◇巨大噴火 

 火山の噴火規模は噴出物の量によって小規模噴火から超巨大噴火まで分類される。日本では約6000〜1万年に1回、巨大噴火が起きている。約9万年前の阿蘇の巨大噴火では高温・高速の火砕流が約180キロ先まで達し、北部から中部九州はほぼ壊滅。一部は山口や愛媛にも達した直近では7300年前に現在の鹿児島県南部で起きた。富士山の宝永噴火(1707年)や有珠山噴火(2000年)はこれよりずっと小さな規模の噴火になる。 

◇九州大の清水洋教授(火山物理学)の話 

 次の巨大噴火を予測することは難しいが、科学的にリスクはゼロとは言えない。リスクをどこまで許容するかだ。原発稼働の可否はリスクの大きさと国益などを考慮して国民が判断する必要がある。そのためには、それぞれの原発についてリスクを公正に評価し、それらの情報を公開する必要がある。


 (管理人より)

これらの報道を見て、「火山が危ないね~」じゃなくて、「火山は原発を作る前からそこにあったのに、学者は何をしていたのか?!」と怒らなければならないと私は思います。

川内原発ができる前から桜島はあったわけです。どの火山も原発ができる前から日本列島にあったのです。だから本来、原発を作る前に、学者が止めなければならなかったはずなのです。なんのための学者か、と私は思います。

阿蘇山の噴火について調べてみました。

独立行政法人 防災科学技術研究所 自然災害情報室のサイトより抜粋転載

 7万年前の阿蘇カルデラの火砕流は山口県にまで到達し,火山灰は本州全域を厚く覆いました。

このような巨大火砕流は日本において1~2万年に1度ぐらいの頻度で起こっており,九州全域が壊滅するといったような破滅的な災害をもたらす可能性があります.大規模火砕流の発生を十分な時間的余裕をもって予知することは現在のところ不可能です.


一般財団法人消防科学総合センターのサイトより抜粋転載 

阿蘇火山の誕生は約27万年前に現在のカルデラ内部から起こった大規模な火砕流噴火から始まりました。このような大規模な火砕流噴火は約9万年前までに4回繰り返され、それぞれの火砕流堆積物は古い方から阿蘇-1火砕流、阿蘇-2火砕流、阿蘇-3火砕流、阿蘇-4火砕流と呼ばれています。この中でも4回目の阿蘇-4火砕流は、島原半島、天草下島、山口県宇部市まで到達した非常に大きな火砕流でした。 

 

 

 ●藤井 敏嗣  東大名誉教授 火山噴火予知連絡会会長

カルデラ噴火! 生き延びるすべはあるか?   から抜粋転載

阿蘇4噴火では、火砕流が九州のほぼ全域を襲い、一部は海を越え、山口県にまで到達したこと(100㎞以上火砕流が走ったことになる)が分かっています

ところが、これまで平均6,000年間隔で起こっていたカルデラ噴火が、最近7,300年間は発生していません。カルデラ噴火はもはや、いつ起こっても不思議がない現象なのです。その規模にもよりますが、一度、カルデラ噴火が起こると、その周囲100~200kmの範囲は火砕流で覆われます。火砕流の速度は時速100kmを超えるため、その地域は数時間以内に数100℃以上の高温の火砕流に襲われ、壊滅状態となるのは避けられません。もし、過去と同じようなカルデラ噴火が現代に発生すると、発生場所によっては、数10万~数100万人の犠牲者が発生するといわれます。

では、火砕流の到達範囲外ならば安心? というと、そうではありません。

南九州で、このような噴火が発生した場合、10㎝以上の厚さに火山灰が降り積もる地域は関東以北にまで及び、この領域ではあらゆる農作物は枯死してしまいます。さらに火山灰が数10㎝以上の厚さまで降り積もった地域では、灰の重みで建物の屋根が落ち、航空路を含むすべての交通網はまひ状態に陥り、物流も人の移動も困難になると予測されます。貯水池や水道浄化池では火山灰のために取水不可能となり、広域で断水状態が続き、

また送電線の断線、電柱などのがいしに降り積もった火山灰によるショートで大停電が起こります。

このように、断水や商用電源の断絶が起これば、原子力発電所の甚大な事故につながる可能性があることは、福島第一原発の事故を見れば明らかといわざるを得ません。 


原子力規制委員会は 原子力発電所の火山影響評価ガイド(案)

https://www.nsr.go.jp/public_comment/bosyu130410_02/0410_01.pdf という288pのものを出しています。

原子力発電所の火山影響評価ガイド(案)の概要 ー火山の火山活動に関する個別評価についてー  から抜粋します。

半径160kmの範囲に火山があるかどうかと言っていますね。

 

  

http://www.nsr.go.jp/activity/regulation/tekigousei/data/0044_01.pdf 四電も伊方原発の火山影響評価をしていますが呆れる内容です。

 

四国電力は阿蘇カルデラが将来危険であるとわかっていて

「その分布は方向によって偏りがあり,佐田岬半島において阿蘇4火砕流堆積物を確認したとの報告はない。」「ボーリングの結果は到達してない」

とまとめています。どうにかして伊方原発への影響を過小評価したい気持ちが現れていると思います。

一般素人が考えても、前回、火砕流が到達してなかったからといって、次の噴火で到達しないと限りません。風向きや気象条件で火砕流、火山灰の流れは変わることは明らかです。SPEEDIで予測可能です。こんなふうに。↓

 

伊方原発は阿蘇山から130kmです。原子力規制委員会ですら半径160kmは影響があると言っているのに訳がわかりません。

当然、上関原発予定地も阿蘇から130kmですから建設していいはずがありません。

川内原発、伊方原発、玄海原発、島根原発やめるしかないです。日本全体のためにも。 

火砕流、火山灰だけでも悲惨な上に、取り返し不能な放射能の死の灰が降ることになります。

 

阿蘇山が噴火したことを想定して高校生が作ったハザードマップの方がよほど頑張っていると思います。

 

火砕流は山口県宇部市(120km)まで約1時間で到達します。火山灰が降り積もれば太陽光パネルは使えません。

http://plaza.rakuten.co.jp/hidebobo/diary/201102010000/  より

 宮崎のNPO法人ひむかおひさまネットワークを見ると http://www.himuka-ohisama.net/admin/?p=69

宮崎県内では、新燃岳噴火に伴い、太陽光パネルに火山灰が積もり発電してない状況が発生しており、ひむかおひさまネットワークの太陽光発電相談窓口に問い合わせが多数来ている

とあります。やっぱり、発電してませんでした。それでなくとも天候まかせなのに、その上火山灰まで降ったら、もう売電もできません。

メーカーの対応を上げておきます。 

ソーラーフロンティア  http://www.himuka-ohisama.net/admin/wp-content/uploads/2011/03/showa-shell.pdf  

 

 三洋電機(株)ソーラー ソーラー事業部  http://www.himuka-ohisama.net/admin/wp-content/uploads/2011/03/sanyo.pdf

新燃岳の降灰で、太陽光パネル発電できずhttp://www.news24.jp/articles/2011/03/01/07177046.html#

実際は、火山灰がパネルに積もると、発電しないので、一般の家庭でも、お父さんが2階の屋根に上って、パネルの掃除をしています。側溝のふたを開け、流れた火山灰をビニールにいれていく作業もあり、火山灰の影響は相当なものです。業者を呼べば、それだけお金もかかる。

http://blog.goo.ne.jp/mina-maki-kyoro/e/3795417cdc607e2718b975c1ede7246a

  


 危険施設というのは、「作らないことこそが最大の防災なのだ」ということを、日本人は、今こそ学ぶ時だと私は思います。 

品質管理でどうにかなると思うのは傲慢と幻想。自然災害には勝てません。


オブザーバーツリーって何?新築する前に考えて欲しいハウスメーカーの家。フローリング材はタスマニアから

2013-12-20 | ニュース

 

オブザーバーツリー(監視の樹) 動画文字おこし

こんにちは。私の名前はミランダ・ギブソンです。今私はオーストラリア・タスマニアの森林の真中、樹上60mの所に座っているところです。ここに暮らし始めてもう9週間になります。その理由はいつ伐採されてもおかしくないこの古代の森の状況に、皆さんに関心を持っていただきたいからです。

オーストラリア連邦政府が保護を公約したにもかかわらわず、タ・アンという会社に木材を提供するための伐採が続いています。タスマニアの森はまさに、タ・アンが合板の材料である単板を製造するために破壊されているのです。

その輸出先は日本です。最終製品のフローリング材は日本の市場で、”環境にやさしい”などと誤った宣伝がされています。日本の顧客には植林材由来とされているからです。しかし、実際は環境にやさしくはありません。

なぜかといえば、ここのようなまだ人間の開発の手が入っていない森を破壊することで作られているからです。今私が腰を下ろしているこの木も、タ・アンのためにやがて切られる運命なのです。このあたりの森は絶滅の危惧されている動物を含め多くのタスマニア固有の野生動物の棲家になっています。

私たちが森に設置した赤外線監視カメラが、タスマニアンデビルオオフクロネコウオンバットパディメロンオナガイヌワシシロオオタカといった動物の生態を捉えています。この森に住むタスマニアンデビルは、その巣穴で子供を育てているらしいのです。しかし、その子供たちも森が伐採されればすべて死んでしまうでしょう。

タスマニアンデビルは現在絶滅危惧種に指定されています。いずれタスマニアから野生のデビルが消えてしまうのではと言われています。どうかデビルの生息地、世界的にも希少なこの森林を守る私たちの運動に手を貸してください。日本の多くの方たちにタ・アンの木材製品を買わないよう伝えてください。タ・アンはタスマニアの森林を破壊している会社です。次のサイトからアクションを起こしましょう。 


ミランダ・ギブソンさんのオブザーバーツリーのHP   http://observertree.org/ 

日本語ページ⇒ http://observertree.org/%e6%97%a5%e6%9c%ac%e8%aa%9e/  より転載

この森について世界中の人たちに知ってもらうことが大切な理由は、ここから切り出された木材が世界中で売られているからなのです。森の破壊を押し進めているのは、タ・アンという会社です。このエリアの森林は2011 8 月にオーストラリアの政府によって保護されることが約束されました。しかしこの約束は破られタ・アンに木材を提供するための伐採が依然とつづいているのです。

タ・アンは保護価値の高い森林やオールドグロス林からの木材を購入しています。さらに、「エコ」木材などと出所を偽って販売しているのです。

木材の大半は日本に送られています。だからこそ、日本のみなさんにここタスマニアで何が起こっているか知ってもらうことはとても大切なのです。わたしのメッセージが日本中に伝えられ、日本の方たちが木材を購入している日本の会社にコンタクトを取ることで森林を守るサポートのアクションを起こしてもらえればとても幸いです。

これらの会社とは、積水ハウス、大和ハウス、パナソニック、永大産業です。


(管理人より)日本企業がここでも自然を破壊していました。現在進行形です。ハウスメーカーの住宅のCMは嫌というほどテレビ新聞で流されています。その住宅に使われるフローリング材がタスマニアの森を破壊したものだとは・・・日本企業の三井がここでも・・

オーストラリアのウラン鉱山、マレーシアのレアアース工場もそうですが、日本の便利で快適な暮らしは、他国の環境破壊によって成り立っているのです。合板の90%を日本が輸入していたなんて・・・原生林をハゲ山にしてしまう罪深い企業は日本企業だったということです。動画を何本かみましたが、住宅用の合板の前にも、もうすでに日本で使う紙のためにタスマニアの原生林を日本は破壊していました。(記事一番下に動画)

http://taann.net/%e8%a9%b3%e7%b4%b0/ 

 

タ・アンはタスマニア産の木材製品を「環境にやさしい」合板などと偽装による宣伝によって日本とヨーロッパの顧客を欺いています。

タ・アン社とその事業パートナーの三井住商建材、そして製品の顧客である日本の各企業は、これら「エコ製品」は植林や伐採後に植林された森林に由来していると喧伝しています。しかし実際は、タ・アンが加工し販売している木材製品は、オールド・グロス林、保護価値の高い森林そしてタスマニアの世界遺産と同等の価値を持つことが第三者により確認された森林に由来するものなのです。地域のコミュニティのメンバーたちは定期的に森林破壊に抗議するデモ活動をおこなっています。 

タ・アンの木材製品を購入することは、タスマニアの世界有数の価値を持つ森林を破壊する行為に加担することになります。また、タスマニアン・デビルなどの危惧種動物を絶滅へと追いやる行為に手を貸すことにつながります。どうか、森林を保護するわたしたちをサポートしてください。タ・アンによる森林破壊の木材製品を買わないでください。

  http://www.jatan.org/?page_id=2009 より 


  タ・アン社のHPより http://www.taann.com.my/annual-report/ 

 


 

 

 

日本語による陳情メール・サイバーアクション

https://taann.good.do/cyberaction/stop-walking-on-tasmania-s-ancient-forests/