ブログ「風の谷」  再エネは原発体制を補完する新利権構造

原発事故は放射能による公害。追加被曝阻止⇒放射性廃棄物は拡散してはいけない⇒再エネは放射能拡散につながる⇒検証を!

莫大な循環型社会形成推進交付金、ゴミ利権で空がゴミ捨て場にされてしまう!

2013-05-04 | 震災瓦礫問題

 昨年、震災がれきの広域処理が国策として強制されました。原発事故で毒物が撒き散らされたという大前提を飛び越えて、被災地の復興支援=早くがれき処理するためという大義名分で、反対市民の訴えも虚しく、がれきが全国にゴリ押しされました。

 

震災がれき広域処理は、環境省の廃棄物・リサイクル対策部が担当したわけですが、その廃棄物・リサイクル対策部(=廃リ部)が、3R(リデュース、リユース、リサイクル)を総合的に推進するためという理由で、平成17年度より「循環型社会形成推進交付金」を、全国の自治体にばら撒いています。

循環型社会形成推進交付金サイト  より抜粋(3.11以降分)

どの自治体がどれだけ交付金を環境省からもらっていたのかわかります。

平成25年度

平成24年度

平成23年度

震災前から循環型社会形成推進地域計画が環境省に出されていて、交付金を受けることになっていた自治体には、311以降、環境省から「がれきの受け入れが可能か」の問い合わせがあったことが明らかになっています。ちなみに循環型社会形成推進地域計画は山陽小野田市からも出されており、2011年8月8日号の「AERA」に(震災瓦礫の)焼却処分に手を挙げた自治体として山陽小野田市の名前がすっぱ抜かれています。結局、「絆」キャンペーン前だったので、市民の問い合わせもあり、議員も動いてがれき受け入れにはなりませんでした。 交付金や合併特例債で足りたのでしょうか。

全国の循環型社会形成推進地域計画 

山陽小野田市には2011年4月の初旬に環境省からの調査があったそうです。

山陽小野田市議のブログより  http://www.h-takamatsu.jp/2011/08/post-445.html 

宇部日報より http://ubenippo.co.jp/2009/06/news-11416.html

 

 

その後40億円の広報予算を使って大手メディアでいっせいに「絆」キャンペーンがなされました。

震災がれきの受け入れをした北九州市でも循環型社会形成推進地域計画を出して、億単位の交付金を受け取っています。

この計画は、経済産業省のエコタウン事業と連動して行われており、補助金も出て民間の企業が群がっていくというシステム。

北九州エコタウンプラン

http://www.meti.go.jp/policy/recycle/main/3r_policy/policy/pdf/ecotown/ecotown_casebook/kitakyusyu.pdf

まずは、自治体の一般ごみ焼却場で、可燃性の震災汚染がれきを燃やすことで、放射能安全神話を国策としてきっちり浸透させることができます。この機会に御用メディアを使って反対派住民を、特殊な人間としてレッテル貼りし、排除することが可能ということです。

廃棄物をリサイクルすれば、自治体は環境省から億単位の交付金をもらえますし、さらに企業は汚染焼却灰など様々な廃棄物をリサイクルして利益にかえられて両方が美味しいという仕組みが、化学コンビナート工場のある全国の街に広がりました。北九州市は、条件が全て揃って原子力ムラにとっては都合が良かったのだと思います。富山市も似たような条件が整っています。

 

●北橋市長はがれき広域処理をすすめた 民主党の 新日鉄 労組が支持母体

●がれき広域処理の枠組みを作った日本創生委員会JAPIC会長は 新日鉄の社長

●化学コンビナート セメント工場 製鉄所 の企業城下町

●大きな港がある。

●地元の大学に御用学者 (北九州大学、産業医科大学)

 

「地元に経済効果があるんならいいじゃないか」という意見もあるでしょうが、企業の利益>住民の健康となっていては、ヒロシマ・ナガサキ・水俣病の教訓は全く生かされません。


 日本中にあるケミカルプラントやセメント工場、製鉄所。こういう企業が密集し、かつ港がある県や自治体に今後、様々な放射能汚染廃棄物が運ばれてくることを覚悟しなければならないと思います。

社団法人日本プロジェクト産業協議会(JAPIC)のHPをみて今更ながら驚いた!  より

 

 

北九州市役所に電話して「8000ベクレル以下の汚染廃棄物を今後も受け入れるのでは?」と聞くと「流石にそれはない」と電話口の一般職員は否定しましたが、信用できるはずありません。

 私は、今後山口県(山陽小野田市、宇部市、周南市、防府市など)という自治体も十分ありえると考えます。上の地図にも思いっきり「宇部港」と書かれています。

そこにごみ焼却工場とセメント工場、ケミカルプラント、製鉄工場を考えます。

 

  

 

 

 

 

震災がれきを受け入れた自治体の周辺部には必ず、ケミカルプラントがあります。高岡市や富山市もそうです。

それは大抵、復興庁や環境省から 循環型社会推進交付金などの甘い汁を吸った自治体です。国に逆らえない地方行政。

莫大な予算に群がるアリ。

ゴミを燃やしてリサイクルすれば国から莫大な交付金が出るって、ゴミ減らないですよね。ゴミ=金ですね。

 

 企業城下町なので当然、企業の利益を守るために議員が議会に送り込まれています。議会で取り上げてもらうことが果たして可能でしょうか?市民の目線で質問する議員がいなければ議題にすらなりません。

 莫大な予算で北九州市の皇后崎焼却工場も整備されます。

http://www.env.go.jp/recycle/waste/3r_network/4_yosan/itiran.pdf

 

請け負ったのはこちら

http://www.takuma.co.jp/news/2012/20121128.html

 

 市民に一番気づかれたくないのは何かということをまず考えます。それは大気汚染です。それも放射性物質関連のPM2.5などのばいじん。今までもそしてこれからも、企業は「排出ガスはきちんと品質管理してます」と言うことは目に見えています。国もPM2.5についての危険性を過小評価しています。

PM2.5は中国のせいにし、今ある化学工場の煙突からの燃焼系のPM2.5から目を背けさせるようにメディアを操作しています。汚染地域からの汚染土壌や焼却灰をセメントにリサイクルする企業がある街がこれから狙われるのではないかと危惧します。北九州のとなりの苅田町の三菱マテリアルでも香川の汚染土壌を今、セメント焼成しています。 

そもそも巨大なケミカルプラントは企業が自前の焼却炉を持っています。実際今でもそこでどんな廃棄物を受入れて焼いているのか市民にはわからないし、排ガスの成分も公表もされてないし、そのことに市民が気づいてもいないのです。空が今以上に「ゴミ捨て場」になることは明らかです。

煙突から出たPM2.5を吸うことで健康被害が出て初めてわかるわけですが、病気との因果関係は証明できないので、結局、「寿命の範囲内」とされるのが関の山だと思われます。そして大気汚染の健康影響を指摘する医師はおそらくいません。

だから、先々、エコタウンという廃棄物利権を続けるのに目障りな、がれき焼却に反対する母親たち徹底的に叩くのです。

そうでなければこんなことはしないでしょう。以下は富山市の反対派の立てた看板。

http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/e/cf0a7be2b8c81843bf849497364d45de  

木下黄太さんのブログより

 

がれき広域処理を無理やり推し進めたのは、今後の核廃棄物の処理が目的ではないかと思います。廃炉で出たクリアランスレベル以下の鉄を溶かして、さらに低レベル放射性廃棄物も燃やして、空に放射性微粒子を拡散させようとしてるのではないか。置き場に困る汚染焼却灰をセメント製品化して、それで企業が利益を得るのだとしたら、なんて・・・・恐ろしい。

日本は今、レベル7の放射能汚染国なのに、原子力ムラの狙いは廃棄物処理⇒再稼働⇒原発新設。 もはや狂気の国=日本。

脱原発運動している人で、電気を使わないような暮らしをしている人もいますが、ゴミはゴミの日に出しますので、ゴミのことは「燃やすしかない」と少し目を背けている気がします。

自分がゴミを出していることを隠蔽しているわけです。ゴミの出ない生活がしたいとつくづく思います。

 

追記

循環型社会形成推進計画(案)に対する パブリックコメントが募集されています。

何でもかんでもリサイクルしたらいいってもんじゃないということを伝えましょう。

放射性物質を含む焼却灰や除染土、浄水土を薄めてリサイクルすれば結局拡散するということです。

国が汚染を循環・拡散させてどうするのでしょうか?ブログ読者の皆様、どうぞよろしくお願いします。

 

第三次循環型社会形成推進計画(案)に対する意見の募集(パブリックコメント)について

5/7(火)18:15〆切 【緊急パブコメ】第三次循環型社会形成推進計画(案)に対する意見の募集

 

震災瓦礫など放射性廃棄物も構わずリサイクルしましょうという方針にNOを!

 

追記  

ブログを更新したら誰よりも早くチェックして中傷ツイートしてくる熱心な読者がいます。別に私は有名ブロガーでもないのに、本当にご苦労なことです。たいして拡散もしてませんのに、連休に夜遅くまで起きてパソコンに張り付いて長いのに最後まで読み、ツイッターで感想まで・・・

今回は3つも中傷ツイートしてるということはよほど嫌だったんでしょうね、内容が。私、不安になりたいわけではございません。対策をとりながら事実を見つめています。あなたが、「安心したい」のでしょう。役所の言うことを鵜呑みにするほうが楽ですから。

だから不安になってるのは実は、なんの対策もしていないあなたです。

看板に落書きした人と同じレベルと言っておきます。

3.11以降「電気を使わないのか!」という攻撃がありましたね、それと同じ「ゴミ出さないのか!」と喚かれてます。

焼却灰の始末を他人に押し付けたゴミ焼却。私はなるべく減らす努力をしているところです。


【それはおかしい!】ドンナ・マンマ企画座談会~北九州市と石巻市の絆 その3漫画ミュージアム

2013-04-27 | 震災瓦礫問題

 

 

ドンママ座談会に物申す その3です。http://www.donna-mamma.gr.jp/gareki/

梶原:~今回、がれきのお手伝いもしたということで、石巻市の皆さんはB―1グランプリにも出ていただいています。石巻市には、「石ノ森萬画館」というのがありますが、北九州市も漫画ミュージアムがあります。今後は食や文化的な繋がりも含めて交流ができればと考えております。大変な災害に遭われ、それが契機となりましたが、お互いの市のための交流に繋がればと思っています。

北九州市役所ロビーに溢れるほど集まったお母さんたちに対して誠意ある対応一切せずに昇進した梶原次長のトンデモ発言はまだまだ続いています。「絆」に無理やり持っていくために、漫画つながりで、北九州市漫画ミュージアムを強引にアピール。

試験焼却が終わったあと、北橋市長は市民が市役所に行っても一切会おうとしなかったのに、こういうセレモニーイベントにだけは、ちゃんと出ています。

それもそのはず、 北九州市漫画ミュージアムは税金で建てられており、立派なハコモノ公共事業

松本零士氏は、 プロポーザル審査委員会委員長から 漫画ミュージアム名誉館長に就任。作る時からガッツリ絡んでいます。

正直、震災がれき焼却問題が大きすぎて、その他の北九州のニュースを見てませんでしたが、なんと5月中旬からわずか一ヶ月半余りで、5億6910万円もかけてハコモノ作るのを北九州市が決めていたなんて!??市民の命を守るのは「お金がない」と言いながら、漫画にこれだけのお金をかける北九州市って不思議です。

とりあえず単純計算で毎年7000万円も赤字が出るっていいんでしょうか? 

 

 

松本零士氏はちなみに、現在稼働中の大飯原発がある大飯町のエルガイアおおい(関西電力)にも絡んでいます。

★ちだいさんのレポートを是非ご覧下さい。⇒シリーズ大飯7:原発マネーでできたハコモノ。

小野俊一先生のブログ記事を是非ご覧下さいコスモクリーナーを売り渡したヤマト2199

 

 

これを見る限り、九州電力・関西電力とお仕事をされたということは事実です。

そんな名誉館長の漫画ミュージアム建設の裏で、震災がれきは着々と燃やされたということです。

あ~中学生の頃999の映画見に行ったのにな・・・


 さてお隣の、今、上関原発建設問題で揺れる山口県ですが、私もなんども申し入れなど県庁舎に足を運びました。その度に目に付くのが1階ロビーに置いてあるこれです。

 

山口県出身の弘兼憲史氏のコピーライトが入った黄色いのぼりと等身大パネル。この中年男性はもしや・・・あの・・・

山口県の観光部門を民営化し「(株)おいでませ山口県」を設立(の設定)。なんかややこしい。社長が、「島耕作」って!?

もんじゅに行って原発の必要性を語ったり、山口観光キャンペーンをになったり、もう、どんだけ仕事するんか?!島耕作! 

 

 

ひょっとして、 (株)おいでませ山口県社長の島耕作と東田研が絡んできたら、上関原発ができてしまうことになりかねません。

あ~奥さんの柴門ふみさんの漫画好きだったのにな・・・

なんで、北九州市も山口県も、電力会社と仲良しの漫画家さんを自治体がチョイスするのか、ほんと納得がいきません。

参考  原発PR協力の文化人へ風当たり強まる

     専務・島耕作の「もんじゅプロパガンダ」に物申す2007 年6 月29 日ストップ・ザ・もんじゅ

 


【それはおかしい!】ドンナ・マンマ企画座談会~北九州市と石巻市の絆 その2 種かき

2013-04-25 | 震災瓦礫問題

読めば読むほど、ご都合主義で、屈辱的なドンナマンマ座談会内容。⇒http://www.donna-mamma.gr.jp/gareki/

ママさん代表として参加している3人の意見がママさんのすべての意見では決してありません。毎日子供の口に入る食材を求め、作り、食べさせるお母さんは、もっともっと考えています。

調べ学習し、子供を守ろうとするお母さん達を馬鹿にして、放射能安全神話をダメ押ししようとする、おっさんたちのパワーハラスメントを感じます。そんな梶原氏の衝撃発言から。↓


梶原:石巻市は、漁業などが盛んな宮城県第二の都市です。しかし、本市といろんな共通点もあると感じています。石巻市ではカキの養殖もされていて、実は北九州市の皆さんが食べている本市周辺で養殖されているカキも、石巻のたねからできています。今回、がれきのお手伝いもしたということで、石巻市の皆さんはB―1グランプリにも出ていただいています。石巻市には、「石ノ森萬画館」というのがありますが、北九州市も漫画ミュージアムがあります。今後は食や文化的な繋がりも含めて交流ができればと考えております。大変な災害に遭われ、それが契機となりましたが、お互いの市のための交流に繋がればと思っています。

北九州の養殖牡蠣は、石巻のたねだった!!

「燃やして応援」と同時に「食べて応援」がすすめられたという事実。

「この基準値は食べものと同じで安全なものです。」と、座談会の中で何度も梶原氏は繰り返しています。だから、こういう本末転倒なことが起こるのです。

海水を吸ったり吐いたりして成長する生物濃縮の塊みたいな貝類⇒カキ 

先日、私が北九州を車で通過中に、何軒も牡蠣の専門店?の「かき小屋」が見えました。楽しく食べてる人がいました。どこの牡蠣かわからないので通過しただけですが、対岸の山口県にもお店ができてました。最近増えたような気がします。

原発事故で放射能汚染が起きたことは本当に悲しくて悔しくて残念だけど、リアルを見るしかないのです。

マガキ、種かきの放射能汚染を調べていきます。まず宮城県HPに牡蠣の生産についてのページがあります。

宮城県は,かきの生産が盛んですが,その種苗となる「種かき」の生産地でもあります。種かきと呼ばれる稚貝の輸出量は宮城県が圧倒的で、広島の8倍を誇るそうです。(農林水産省 2009)万石浦で育った種かきは、日本全国のみならずアメリカやフランスにも輸出され養殖されています。

では現在の牡蠣の汚染度はどのくらいなのか、宮城県内の農林水産物の放射能測定結果 を見ると一回だけ4ベクレル/kgというのがありますがその他は不検出。しかもなぜか検出限界が書いてありません。

水産技術総合センターのHPがリニューアル中で不具合が多く、肝心の種かきの汚染にいきつきませんので

水産庁のHPから  牡蠣だけ抽出してみました。

 

日本食品分析センターの検出下限は5~6ベクレル/kgぐらいでしょうか。セシウム合算で10ベクレル/kgでも不検出扱いになってしまいますね。

宮城県漁協のページでも見つけました。http://www.jf-miyagi.com/image/radioactiv/2013/13R_check_kaki.pdf

種かきではありませんが

http://www.pref.miyagi.jp/mtsc/kankyo/種ガキ/20120829種がき通報第16通報.pdf

http://www.pref.miyagi.jp/uploaded/attachment/208012.pdf

ここには放射性物質の検査は書いてありません。

漁協の検査の検出下限値が20ベクレル/kg は高いと思います。3.11より前の汚染は2008年で約0.01ベクレル/kgですので、仮にNDで19ベクレル/kgだったとしても、3.11以前の約1900倍です。不検出でもそういうことです。

不検出=ゼロではありません。

  

魚介類の放射能検査というのはヨウ素131、セシウム134と137のみです。 他の核種ストロンチウム90やトリチウムは検査されていません。

種かきの万石浦は、高汚染の牡鹿半島に近いです。ストロンチウム90が検出された付近です。

 

 

海に境界はありませんので、どんどん混ざると思います。ストロンチウムはまだ検査してるのでまだましです。トリチウムは取り除けないのでもうダメかなと思います。このままフクイチの汚染水が止まらなければ、トリチウムがどんどんまわってきて、福島近海だけでなく日本の沿岸部の海は汚れ養殖ができなくなるのではないかと思います。

小出裕章助教http://youtu.be/TLFRB4DLdKc より 

「ですから海へ流れていってるわけで。海から蒸発したものがまた陸に雨となって降ったりするわけで。例えばその流されている放射能の中には、トリチウムという名前の放射能もあります。それは、いわゆる水素なんです。放射能をもった水素なんですが。それも海へ流れ出てるはずで。環境に出ると水の形になります。H2Oという形ですね。そういう形になりますので、海水が蒸発して雲になればそれがまた雨になって落ちてくるという事ですので、もちろん循環して陸にもまた戻って来ます」

広瀬隆さんhttp://hibi-zakkan.net/archives/23262979.html  より

 

トリチウム、水、そして環境(1)京都大学名誉教授 斎藤眞弘

トリチウム、水、そして環境(2)京都大学名誉教授 斎藤眞弘

守田さんがトリチウムについてレポートしてくださっています。必見です。↓

http://blog.goo.ne.jp/tomorrow_2011/e/c1ef074e7ca5e48e988bb5d3dbf3418e

福島第一原発から汚染水は止まりません。海の汚染は今でも果てしなく続いています。

トリチウムが出ています。ALPS(多核種除去装置)でも取りきれません。

http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/f1/smp/2013/images/chosui_13042501-j.pdf

貯水槽全7つのうち4つのドレン孔からトリチウム検出。

貯水槽No.1の漏洩検知孔(北東側)からは1,100,000,000Bq/m3トリチウムを検出。

これだけ不安材料があっても、大丈夫と思える人は食べる自由はあると思います。しかし、食べない選択をする人が非難されるのはおかしいです。

宮城県は個人での生産が多く、牡蠣生産に携わる漁業関係者は宮城県が一番多いので、今後も種かきは出荷され続けるでしょう。種かきの汚染を引き続き調べてみます。

追記

◆種カキの放射能検査結果を見つけました。

糸島牡蠣 かき小屋のHPより 放射能検査成績書 http://www.jf-net.ne.jp/foitoshima/houshynoukensa.htm

 

検出下限値が7.5と9.3です。合算で 16ベクレル/kgでも不検出となります。

3.11以前は 0.01ベクレル/kg ですから 1600倍です。 セシウムだけで。

あとは自己責任で判断お願いします。

 

追記 「殻を含めてだから・・・ 」というコメントがありました。

種カキの段階ですが、殻は開いたり閉じたりし、可食部にも海水が入ったり出たりして内蔵に取り込まれます。成長後の可食部分の汚染のデータは上を参照してください。

私はサンプリング検査の回数の少なさも、判断材料に入れます。

用心に用心を重ねる人と、「殻ごと食べるわけじゃないでしょ」程度の牡蠣の生態を考えない認識の人との行動は違ってきます。

行動の違いは内部被曝量の違いとなります。

仮に汚染されていても味は美味しいと思いますので、どうぞ自己判断で食べたらいいと思います。

 


【それはおかしい!】ドンナ・マンマ企画座談会~北九州市と石巻市の絆 その1

2013-04-24 | 震災瓦礫問題

なぜか突然記事が消えましたので書き直します。http://www.donna-mamma.gr.jp/gareki/

ドンナ・マンマ企画座談会「北九州市と石巻市の絆」って・・・?

北九州の子育てフリーペーパーのドンナ・マンマが、震災がれき広域処理について語る座談会を企画しドンナ・マンマのサイトに掲載されています。子育て中のママさん3人と、北九州市未来都市推進室次長に昇進した梶原氏、産業医科大の岡崎龍史氏、北九大の伊藤洋氏の6人。がれき焼却が3月に終了したこの時期に、こういう企画を出してきたそのワケは・・・?少しずつ問題点を見ていきます。

まず、座談会参加者が、災害廃棄物受け入れ検討会委員の御用学者2人と、行政担当者、ママさんはたった3人。これだけで座談会をしても母親たちの切実な思いや、途中経過や実態をすべて表しているとは思えません。全体量から見てもママさん発言部分はごくわずか。一方的に専門家の話を聞かされている感は否めません。

梶原:「1kgあたりの放射性セシウムが100ベクレルという一つの数値の基準があります。ベクレルとは放射性物質をどれぐらい含有しているかという単位ですが、この基準値は食べものと同じで安全なものです。」

梶原氏は、座談会中に2度も同じことを言っています。実際には、「食べ物と同じ基準値で安全」はなく、「廃棄物と同じ基準値の食べ物で危険」だから問題になっているのに、一切それは言いません。100ベクレル/kgは、原発から出た廃棄物の基準値で、黄色いドラム缶に入れて厳重に集中管理しなければならないということは語っていません。 

梶原:「健康被害に問題ないということははっきりしております。ご安心頂きたいと思います。」 

しかも健康被害についても梶原氏は、誠実に答えていません。梶原氏自身が、市民から提出された健康被害レポートを環境省の廃棄物リサイクル部に上げているにもかかわらず、そのことにも一切触れていません。どこまで嘘をつくのかと思います。実際にはこんなに報告が上がっているのです。

市民グループ 北九の子供を守るネットワークより 

震災がれき焼却開始後の健康被害調査レポート↓必見 

https://ss1.xrea.com/gareki.net/research/kitakyumamoru/report/qshu.php 

梶原氏は因果関係が認められなければ自分が責任を追及されることはないとタカをくくっているのです。ひどい話です。 

梶原氏は試験焼却直前の昨年5/21に、市役所ロビーにて、がれき焼却の安全性を懸念するたくさんの真剣なママさんたちと対峙しました。(写真)その際に、ママさんたちの思いも認識したはずです。それなのに、このような発言をまだ繰り返すということは、今後北九州市のママさんたちがもう二度と、行政に楯突かないように牽制しているとしか思えません。

さらに、このような座談会と称してまだでたらめな情報を流すということは、「結局たいしたことなかった」という印象付け、また「言ったってもうダメ」というあきらめの気持ちをママさんたちの間に浸透させようというものであり、「絆」の再プロパガンダと思わざるを得ません。

その上から、さらに産業医科大の岡崎医師が、嘘をかぶせています。岡崎医師はこのようなスライドを作る人です。⇒http://www.uoeh-u.ac.jp/kouza/hosyaeis/hibakuguide.pdf

岡崎:「内部被曝はどれくらいの量を被曝したかということが問題になってきます。今回の量というのは非常に少ないので、危ないということではありません。

放射能はどんなに微量でも危険で、放射性微粒子を吸い込めば、肺の中からゼロ距離で放射線を発し続けるのに、危なくないと言うとは本当に医師なのかと思います。大体、量が少ないかどうかなぜ決められるのでしょうか?

   岡崎:そもそも、持ってきたがれきというものは、放射能が非常に低いですよね。今回、震災があって原発が事故を起こして、飛んでいった放射性物質、セシウムががれきにごくわずかしかふりかからなかったと考えています。一番被曝される方は、焼却灰の埋め立てに携わった方ですが、その方が被曝する量というのが一年間で0.03ミリシーベルト。

セシウムががれきにごくわずかしかふりかからなかったというのも完全に嘘ですし、一番被曝される方は焼却灰の埋め立てに関わった方ではなく、焼却灰(クリンカ)をかき出す作業をする作業員です。

実際、まだがれきを焼却していた期間の1月に、新門司工場の焼却灰を扱う作業員の方が亡くなりました。転落事故の扱いになっていますが原因はわかりません。市民グループが真相究明を求めて、北九州市役所に申し入れを継続中です。以下にまとめています。

http://blog.goo.ne.jp/flyhigh_2012/c/2463c2bd06375f97f65e95a7b284b9e8

こういう自分たちに都合の悪いことは全部隠して、一言も言わず座談会を進めています。ご都合主義の極みです。

[惑わされず]や、[蓄積しない]など、何もわからない素人のお母さんだと思って、もう言いたい放題です。

小野俊一先生の素晴らしいブログ記事を反論としてどうぞ。

◆放射能と人体シリーズ

放射能と人体(10)安全デマのキモ-実効線量係数とは(250万アクセス)
放射能と人体(9)ICRPと低線量被曝-科学的に証明する気はない
放射能と人体(8)ブラブラ病以外の被曝症状とは?
放射能と人体(7)放射能安全神話の根拠
放射能と人体(6)病理組織から見る内部被(200万アクセス) 
放射能と人体(5)環境放射能は内部被曝の指標 
放射能と人体(4)内部被曝と外部被曝 
放射能と人体(3)核の本質-内部被曝 
放射能と人体(2)・・核分裂生成物 
放射能と人体(1)・・放射能とは。

1Bqをラドン、セシウム、プルトニウムで考える

内部被曝-その評価と治療方法

時間がない方は市川定夫先生の動画で(7分程度)

市川氏は1935年大阪府生まれ。京都大学農学部卒・同大学院修了。農学博士。米国ブ­ルックヘブン国立研究所研究員、メキシコ国立チャピンゴ農科大学大学院客員教授、埼玉­大学理学部教授等を経て、埼玉大学名誉教授。その間、伊方原発訴訟や原爆症認定­訴訟などの原告側証人として放射線と遺伝の関係を証言。また、ムラサキツユクサの研究­は有名で、ごく低線量でも生物に影響があることを証明。1995年から原水禁国民会議­副議長を務め、今年4月に議長に就任。


田中:実は、私は震災があった時には千葉県にいました。北九州市に来て、今度は震災がれきの受け入れということで不安でしたが、ご説明で北九州市に住めて良かったなと思いました。

と、このように自主避難したと思われるママさんが発言したことになっていますが、果たして本当でしょうか?放射性物質の危険性を調べ、理解し、千葉から子どもと避難する行動に移した人が、そんなこと言うでしょうか?ありえません。

私が一番許せなかったのは、編集部が最後に

私たち自身があまりにも知識不足だったこと、その知識不足ゆえに報道に戦々恐々としてしまったことを反省しました。誰もが被災者となる可能性があります。私たちや子どもたちも、いつ被災者となるか分かりません。私たちは親としてひとりの人間として、助けを求める人に手を差し伸べ、助け合う心を子どもたちに伝えていかなければならないと痛切に感じました。

とまとめていること。知識不足と言いますが、ネット環境にない人や、時間がなくてなかなか調べ物ができない人は、テレビ報道や市の広報などを信じてしまいます。それが誤りかどうかを、精査・検証するすべがありません。どんなに反対派の人がお願いしても、新聞やラジオも絆プロパガンダ一色でした。それをひとくくりにして知識不足と言い切り、がれきに反対したママさんたちを愚弄しています。

ここまでして東京電力によって撒き散らされた放射性物質が、がれきにも降り注いだことをたいしたことないように過小評価し、放射能安全神話を垂れ流す意図はなんでしょうか?

放射能は拡散したという大前提、事実を無視して、「いつ被災者となるか分かりません」と、ある意味、脅しをかけるような言い回しで論点をずらすのは実に残念です。

このような座談会を企画した、ドンナマンマとはどのような会社なのか調べてみたところ

http://www.donna-mamma.gr.jp/company/

北九州市の指定管理業者、九州電力はこの会社のお得意様でした。お金を貰えば、都合の悪いことは書くはずがありません。

この座談会自体が、完全にヨイショ企画でした。


【30年後】子どもに曝露後何年もたってから大きな被害をもたらすアスベスト~原因は強力α線被ばく【死亡】

2013-04-12 | 震災瓦礫問題

http://www.waimr.uwa.edu.au/news/2012.09.04_deadly-asbestos-taking-toll-years-after-kids-exposed.html

「アスベストに接触した子どもは、アスベストの被害を何年間も受け続ける」 2012年9月4日

 西オーストラリアの北西地区で、幼少時代にアスベストに接触した子どもたち、通称「ウィットヌーンキッズ」は平均的な住民に比べ、一連のがん疾患にかかったり死亡する割合が高いことが、西オーストラリア医療研究学会(WAIMR)の最新研究により明らかになった。パースから1106km北西部にあるウィットヌーンで人体に致死的な被害をもたらす青石綿を採掘していたが、採掘から出たほこりの中に悪性中皮腫、肺がん、石綿症などの重症な疾患をもたらす飛散繊維が検出されたため、1966年に採掘が中止され、その後街は閉鎖された。
 アスベストに関する過去のデータを集めてみると、アスベストを採掘している街で働いていたり、アスベストを使用する製品を扱っていたといった職業的な要因により、成人の男性がアスベスト被害にあったという事例はある。最新の本研究はウィットヌーンでアスベストに接触した子どもたちの健康状態を長期間研究した初めての事例である。
 本研究はアメリカ産業医学ジャーナルに掲載された。
かつてウィットヌーンに住んでいた15歳以下の少女たちが、中皮腫、卵巣および脳腫瘍を発症し、オーストラリアの死亡率を増加させた可能性があることを示唆している。
 アスベストが採掘された1943〜1966年にウィットヌーンで10代前半を過ごした少年たちは、現在、中皮腫、白血病、前立腺がん、脳腫瘍、直腸および結腸がん、循環器系疾患、神経系疾患にかかる率が急上昇し、また死亡率も大幅に上昇している。
 本研究の主要研究者でありWAIMRの准教授アリソン・レイド氏はこう証言している。

「ウィットヌーンの街は、もともと鉱山から1.6kmしか離れていませんでした。その後1947年に人口が増え、街は採掘現場から12km離れた場所に移動しました。しかし鉱山から採掘された廃石は街のいたるところで使われていました。クロシドライト繊維を多く含む廃石は道路、歩道、駐車場、地域の競技場や校庭に使われました。さらに家の裏庭にも使われ、そこで子どもたちがよく遊んでいました。『ウィットヌーンキッズ』は今、ほとんどの方が成人の慢性疾患にかかり、多くの方が死亡しているという状況になっています。」

 西オーストラリア大学で住民健康を調査している学校とWAIMR研究者が行なった研究には、かつて「ウィットヌーンキッズ」だった大人、合計2460名が、15歳までに青石綿と接触していたと記録されているとレイド准教授は証言している。最初に接触した年齢の中央値は3歳であった。またかつて「ウィットヌーンキッズ」だった大人を調べると、そのうち63%はウィットヌーンで生まれるか、もしくは5歳までに採掘現場がある街、ウィットヌーンに引越しをしてきた。また大部分(93.5%)は16歳までにウィットヌーンから引越しをし、幼年期のときだけアスベストに接触していた。
 2007年の終わり、以前からウィットヌーンに住んでいた人、228名が上記の一連の疾患が原因で死亡し、2009年の終わりには207名の住民にがんが215例みつかった。
これは西オーストラリアの一般的な人々と比べ、ウィットヌーンに住んでいた少女の20〜47%、少年の50〜83%が、さまざまなことが原因で死亡するリスクが高いことを示している。
 「私たちは、子供の頃アスベストに接触した人々に重要な情報を長期間提供し続けます」とアリソン・レイド准教授はいう。

 砂場での写真は1953年にウィットヌーンの住民の裏庭で、4歳になる近所の子どもが、アスベストが混じった砂場で遊ぶ様子を撮影したものだ。その住民は当時一般的に使われていた廃石を人体に致命的な被害をもたらすとは知らずに、裏庭の砂場と家のまわりのほこりよけとして購入した。フィリップ・ノーブル(写真左側)は有能なフットボール選手になったが、中皮腫のため36歳で亡くなった。ロス・ムーンロウ(写真右側)は高校の校長になったが中皮腫のため38歳で亡くなった。   

 ※翻訳は当ブログ読者の方にご協力頂きました。ありがとうございます。ニュアンスの違いはご了承ください。


何も知らずに毒物でお砂場遊びをしてしまった子どもたち。30代までしか生きられませんでした。

そのとき親が無知であったばかりに、子どもが犠牲になるという例です。

もちろん当時はインターネットもないですし、有害かどうか調べるすべがなかったわけですので、すべて親の責任にするのは酷かもしれませんが、そのために病気になってしまった子どもはどう感じたのでしょうか?  今はネットがあります。検索をし倒して悔いのないよういろんな情報を集めようと思います。

日本では1989年頃アスベストの危険性が指摘されていました。そういえば学生の頃(1988年頃)、教官が「この教室はアスベスト吹付けで天井から落ちてくるから良くない」などと言っていたのを覚えています。アスベスト問題 は労働問題であり、公害です。建設現場などで浮遊する粉塵を吸わなければならない仕事がいかに過酷で劣悪な労働環境かということを知っていただけたらと思います。現場に着ていた作業着の洗濯を長年している妻も中皮腫など発症することがあるということで、粉塵がいかに危険なものであるかがわかります。細かい粉塵になればなるほど人間が管理できないからです。人間を不幸にする技術がここにもあります。 

 

【参考】 子どものアスベストリスクの問題

 「日仏二社会のけい肺・アスベスト疾患  空間的マッピングと人文学的研究」報告として 神戸大学 松田毅
http://www.lib.kobe-u.ac.jp/repository/81002000.pdf

【参考】 がれき仮置き場からアスベスト飛散 またも石巻市が「隠ぺい」http://diamond.jp/articles/-/33437  より

石巻市内の長浜仮置き場では風下とみられる敷地境界1ヵ所で大気中のアスベストを測定しており、アスベストの1つクリソタイル(白石綿)が空気1リットルあたり42本(電子顕微鏡による計測)計測されている(アスベスト以外の繊維を含む総繊維濃度は1リットルあたり180本)。

 魚町西公園の仮置き場では方角の違う2ヵ所を測定しており、1地点で空気1リットルあたりアスベスト繊維(クリソタイル)26本(総繊維濃度170本)、もう1地点ではアスベスト繊維(クリソタイル)26本を検出した(総繊維220本)。

北九州市はこのような危険なアスベストの付着している可能性のある石巻の震災がれきを26000トンも燃やしました。3月末で終了しました。

アスベストの最後の検査結果は⇒ http://www.city.kitakyushu.lg.jp/files/000136211.pdf

一応不検出となってはいますが、測定は月一サンプリングなので、検査と検査のあいだは実際はわかりません。PMとなって舞い、NDだからといって周辺住民が吸ってないという証明にはならないと思います。これから私たちの体調にどんな変化が起こるかわかりません。もし何らかの体調悪化など認められた場合は、こちらにどうぞ。↓

健康被害調査フォーム (北九の子供を守るネットワークのブログ より)

 

肺に刺さったアスベストはラジウムを集めホットスポットとなり局所的な内部被ばく。 

鉄を体内に取り込む喫煙や、粉塵も同様の働きをする 。

http://www.okayama-u.ac.jp/up_load_files/soumu-pdf/press-090727.pdf 岡山大学 プレスリリース

 

アスベスト吸入による発がんのメカニズムは放射性物質の蓄積。

3.11前の2009年の段階で宇部市の国立病院機構山口宇部医療センターで研究されていました。

たしかコメント欄から教えていただいていました。それなのに対岸の新門司でのがれき焼却を止められなかった。

その他の活動でいっぱいいっぱいでちゃんと生かせなかった。もう、自分の力のなさ、あまりのダメさに嫌気がさしています。

昨年九月の本焼却開始から3月末まで、外で無邪気に遊んでいた子供が、微量かもしれないけど吸ってしまったかもしれません。

しきい値なし、どんなに微量でも危険というのが放射性物質。

そんなものが風の中に含まれていない「風の谷」に住みたいです。


http://blogs.yahoo.co.jp/ahi3776/8678989.html   より

【毎日新聞】2009年7月28日 
アスベスト:吸入、肺にラジウム蓄積 内部被ばくでがん化--岡山大チーム

 アスベスト(石綿)吸入による中皮腫や喫煙などによる肺がんが起こる仕組みを、岡山大の中村栄三・地球物質科学研究センター長らの研究チームが解明した。石綿やたばこ、粉じんに含まれる鉄が肺に入ると、鉄を含む「フェリチン」というたんぱく質が形成される。フェリチンは大気中などにある放射性物質ラジウムを集めて蓄積させ、がんを引き起こすという。28日付の日本学士院発行の自然科学系英文学術誌に論文が掲載される。

 これまで石綿を吸入すると肺にフェリチンが形成されることが知られていた。研究チームは形成過程を突き止めるため、中皮腫や肺がん患者の手術後の肺切片を詳しく調べた。

 すると、6人の中皮腫患者のフェリチンからバリウム、鉛、カドミウムなどの重金属が検出された。中でもラジウムは海水中の100万~1000万倍に相当する高濃度だった。肺がん患者6人でも同様の傾向がみられた。

 研究チームは、高濃度のラジウムが出す放射線で強力な内部被ばくが起き、肺組織の遺伝子を損傷させてがんを発生させると結論付けた。研究チームの岡部和倫(かずのり)・国立病院機構山口宇部医療センター呼吸器外科医長は「肺のラジウム蓄積量を調べる技術や、肺のフェリチンを溶かす薬剤を開発できれば、早期診断や治療につながる」と話している。【下桐実雅子】

【共同通信】 2009年7月27日
ラジウム被ばくで中皮腫か 石綿、喫煙で蓄積

 中皮腫など肺にできるがんは、吸い込んだアスベスト(石綿)や喫煙により肺に放射性物質のラジウムがたまって“ホットスポット”ができ、非常に強い局所的な体内被ばくが続くのが原因とする研究結果を岡山大などがまとめ、27日に発表した。

 岡山大地球物質科学研究センターの中村栄三センター長は「こうしたがん発生の仕組みは、考慮されていなかったのではないか」と指摘。

 研究チームの山口宇部医療センターの岡部和倫外科系診療部長は「肺にたまったラジウム量を測定すれば早期診断につながる。ラジウムを排出する薬ができれば中皮腫などが予防できるかもしれない」と話している。

 中村センター長らは、鉄を含むタンパク質「フェリチン」などの固まりと中皮腫の関係を研究。6人の悪性中皮腫患者の肺からこの固まりを採取すると、いずれもごく微量だが海水の100万~1千万倍の濃度のラジウムが検出された。

 5人の患者の肺からは鉄分が多い青石綿と茶石綿を検出。もう1人は石綿はほとんどなかったが喫煙者で、たばこにも鉄が含まれることから、過剰な鉄分が肺でフェリチンを沈着させて固まりを成長させ、ラジウムが蓄積するのではないかとみている。

 ラジウムは食物にごくわずかに含まれ、通常は体外に排出される。だがタンパク質の固まりに取り込まれると排出されず、放出する放射線が周囲のDNAを傷つけて、がんができると考えられるという。

2009/07/27 20:31 【共同通信】


【讀賣新聞】 2009年7月28日
石綿吸引で肺にラジウム蓄積、中皮腫の原因に

 アスベスト(石綿)の吸引や喫煙などにより、強い放射線を出すラジウムが濃縮され、肺に蓄積することを、岡山大の中村栄三教授(地球宇宙化学)らが突き止めた。

 放射線が細胞のDNAを傷つけることで、悪性中皮腫や肺がんを引き起こすと見られ、新たな治療法や診断法に結びつく可能性があるという。27日、東京都内で発表した。

 悪性中皮腫や肺がんの原因のうち、アスベストはとがった繊維の形状が、がん発症に関与すると考えられてきたが、実際の発病の仕組みは分かっていなかった。

 中村教授らは、悪性中皮腫の患者から切除した肺組織から、鉄を含んだ直径数十マイクロ・メートルのたんぱく質の塊(フェリチン)を採取。塊に含まれる成分を調べたところ、海水の数百万~1000万倍も高い濃度のラジウムが含まれていることがわかった。アスベストやたばこの煙に含まれる鉄分が肺の中に吸入されることで、フェリチンの生成が促され、体内に極微量含まれるラジウムが濃縮されると見られる。

7月28日1時17分配信 読売新聞


「週刊ポスト」4月12日号「震災瓦礫受入れ表明して撤回でも176億円!」という記事

2013-04-11 | 震災瓦礫問題

「週刊ポスト」4月12日号「震災瓦礫受入れ表明して撤回でも176億円!」という記事

 

 

 

 

 

 

必見!⇒ 「瓦礫の受入しなくても交付金のからくり」池田こみち

環境省が平成24年3月15日付けで全国の自治体に出した通達↓

「受け入れなくても返さなくていい」と書いてあります。(ಠ_ಠ)大事な庶民の血税=復興予算を山分けした証拠ですね。そういえば北九州市の災害廃棄物担当課長は「廃リ部」と略称で呼んでました。 

「廃リ部」は176億円を回収して被災地に返すべき。

 

 

 

  

(出典:愛知県がれき広域処理問題を考えるブログ)


【緊急拡散】約7億2400万円もの交付税を復興予算から横取りする高岡市への抗議に賛同を!【4/8まで】

2013-04-04 | 震災瓦礫問題

(管理人よりお願い)

富山県高岡市のお母さんのグループを応援したいと思います。震災がれきの問題は「復興予算の横取り行為」であり、明日、我が子に吸わせる空気を汚す「大気汚染の問題」でもあります。私は空気を汚すことの罪深さを当ブログでずっと訴えてきました。赤ちゃんを抱っこひもで抱えて活動するお母さんと連帯したいと思います。4/8までです。

吸気被爆は内部被曝です。この深刻さを乳幼児を育てる人の立場で考えていただきたらと心から思います。

以下より転載

 3.3富山ガレキ阻止大会 みんなの力ではね返そう!

みんなの高岡 after 3.11 http://minnanotakaoka.com/  より 


 

 

 

全国各地のみなさまへ

抗議声明への賛同と、抗議のメッセージを、募っております!

富山県高岡市長および高岡市議会へ、抗議の声をお願いします! 

呼びかけ文PDFファイル 抗議声明文PDFファイル 

全国各地のみなさまへ

抗議声明への賛同と、抗議のメッセージを、募っております!
富山県高岡市長および高岡市議会へ、抗議の声をお願いします!

こんにちは。私は富山県高岡市に住み、「高岡の未来を考える会」の代表をしている高橋由紀子と申します。
小さい子どもを育てながら、震災がれきの受け入れの必要性や安全性に疑問をもち、たくさんの仲間と共に高岡市や高岡市議会に受け入れ中止を求めてきました。

しかし3月21日に震災がれきの処理費用や交付税の補正予算を含む予算案が高岡市議会で賛成多数で可決されてしまいました。そこで、3月26日に抗議声明を提出しました(添付ファイル参照 以下)。
高岡市は、処理費用に約5000万円、交付税に約7億2400万円を受け取り、交付税を氷見市上田子に新設されるゴミ焼却場建設の負担金に充当する予定です。
このお金は復興予算から流用されており、その財源である復興増税というものは、被災地のために同じ国民として応援の気持ちをこめた血税です。私たちは、このような復興予算の横取り行為を断じて許すわけにはいきません。
被災地では、3・11から2年が経った今も、未だ仮設住宅にお住まいの方々がおられ、将来に不安を持たれている方も多く、まだまだ復興の道は開けていない状況です。当会としてはこのお金を、被災者の方々に、真の復興のために使って頂きたいと考えます。
高岡市長や高岡市議会議員の方々は、被災地復興のためにがれきを受け入れるべきだと主張しながらも、復興に使われるべき復旧復興予算から復興特別税が支払われていることに目をつぶっていいのでしょうか。今回のことが復興につながらないことは誰もが分かる事です。高岡市民として、この補正予算案が可決されたことに全く納得できません。
このような予算の決定・執行は、一地方自治体の復興予算の流用ということに留まらず、市民に真実を伝えず、市民の被災地を想う気持ちを利用した悪質な行為と言わざるを得ません。
高岡市と議会へ抗議の声を全国各地から届けていただけないでしょうか?
同時に、添付いたしました抗議声明への賛同と、抗議のメッセージを、私のメール( majima1982☆yahoo.co.jp )(☆を@に変えて)をにも送っていただけないでしょうか?

いただいたメッセージを、ホームページ(「みんなの高岡」「ノーモア放射能とやま」など)にアップさせていただいたり、メディアに伝えさせていただけないでしょうか。抗議の内容をマスコミに伝え、報道してもらうことで、世論を作れないかと思っています。とりあげてくれるマスコミ等があれば、まとめて発表したり、提出できたらと考えています。

富山を、高岡を動かす、あなたの声が必要です!
全国各地の皆さまからの御力添えを、心からお願い申し上げます。

2013年3月28日
「高岡の未来を考える会」代表 高橋由紀子
majima1982☆yahoo.co.jp  (☆を@に変えて)

  


 【抗議声明への賛同メール送り先】

「高岡の未来を考える会」代表 高橋由紀子 majima1982☆yahoo.co.jp  (☆を@に変えて)

◆メールに記載いただきたい内容 ◆期日…4月8日(月)

1. 団体名(あるいは個人名)
2. 担当者か代表者名
3. 所在地(都道府県市町村まで)
4. 連絡先メールアドレス
5. 可能ならば電話番号
6. 高岡市をはじめとする富山県内の自治体が、がれき受入れを市議会で可決したことに対する抗議のメッセージ

※公開されるのは1と3と6です。メッセージの公開は部分的になる可能性もあります。

【抗議先】

1)高岡市
ホームページ: http://www.city.takaoka.toyama.jp/form/form.html
四月以降はこちらhttps://www.city.takaoka.toyama.jp/kocho/shise/kocho/goiken/otazune/otazune.html
ツイッター: @takaokacity
電話:0766201232(広報課) FAX:0766201664(広報課)

2)高岡市長
ツイッター: 高橋正樹市長 @mahchanTAKAOKA
フェイスブック: 高橋正樹市長 http://www.facebook.com/mahchant?fref=ts
高岡市の市長のホームページのお問い合わせ先
http://www.city.takaoka.toyama.jp/hisho/shise/gaiyo/shicho/index.html

3)高岡市議会(議会事務局)
電話:0766201531 FAX:0766201534 E-mail gikai@city.takaoka.lg.jp
【参考サイト】
「みんなの高岡 after 3.11」http://minnanotakaoka.com/
「ノーモア放射能とやまネットワーク」http://www.toyama-no-more.jp


 

http://megalodon.jp/2013-0326-1207-20/www.chunichi.co.jp/article/toyama/20130313/CK2013031302000033.html  より


http://mainichi.jp/area/toyama/news/20130317ddlk16040363000c.html  より

 


北九州市への震災がれき最終便が到着陸揚げ。結局2万2400トンの輸送費は11億2000万円!

2013-03-18 | 震災瓦礫問題

http://mainichi.jp/select/news/20130318k0000e040144000c.html   毎日新聞より

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/353506  西日本新聞より


震災がれきの3月より早く打ち切って欲しいとの願いも虚しく、月末まで処理されることになりました。ラストは850トン到着陸揚げ。

結局何度、北九州市に言っても検査方法や頻度を改めないので、検査してもND(不検出)。NDになるように検査しているのです。たとえば焼却灰も280トン中100gを1回だけ検査して、不検出というのです。排ガスの検査も回数増やさなかったし、検出下限値も高いままだったです。大気浮遊じんもエアサンプラーで吸い込んで組成分析検査しないのはなぜでしょうか?

バレたら困るからではないですか?ネット監視に1200万円など間違ったお金やマンパワー使ってませんか?

すべての放射性物質などが管理できて封じ込めることができたという証拠はありません。サンプル検査や敷地内放射線量の検査では証拠になりません。移動途中も漏れています。もうどれだけ空気中に拡散したのかわからないのです。物質収支も合うわけないです。目に見えないのをいいことに、がれきを燃やし続けたきた北九州市行政の責任は途方もなく重いと思います。周辺自治体住民は奇跡的に3.11以降の初期被曝を逃れたというのに、選択の余地なく被曝を追加させられました。すでに初期被曝されている避難移住者にとっては健康上の大きな追加リスクです。それだけ空気を汚すことは罪深いのです。

それなのに市環境局部長は「被災地復興の手助けになったと思う」と言っています。市民に健康リスクを追加しておいてどっちを向いて仕事をしているのでしょうか?

最終的に2万2400トン燃やされました。1トンにつき5万円の輸送費なので、輸送費だけでなんと11億2000万円!

北九州市は周辺住民の健康被害調査、土壌汚染調査など環境への影響調査をすべきです。焼却炉内部の汚染もちゃんと調べて完全装備で除染して欲しい。

復興予算から震災がれきを結果的に受け入れない自治体にも176億円交付!返還は求めないそうです。whttp://mainichi.jp/feature/20110311/news/20130224ddm041040076000c.html

<北海道>中・北空知廃棄物処理広域連合=28億2000万円

<秋田>鹿角広域行政組合=2億円、潟上市=2億8000万円

<群馬>伊勢崎市=2億7000万円、玉村町=11億3000万円、高崎市=6000万円、甘楽西部環境衛生施設組合=3億8000万円

<埼玉>川口市=36億3000万円

<京都>綾部市=2億9000万円

<大阪>堺市=86億円

どう考えても復興予算の山分けです。

私は187億2000万円を、高濃度汚染地域の避難移住に当てたらいいと思います。それが必要とされる復興。

 

人工放射性物質がたくさん落ちている地域では、空中浮遊する放射能の微粒子を肺に吸い込んで被曝してしまう。
今後病人がたくさん出ることが予想される地域での復興はできません。
土壌汚染・水源地汚染・大気汚染されたところではいくら愛着があっても人は生きられません。

高濃度汚染地域では人間は病気になって生きられないので、事実上、復興は無理です。いくら御用学者や政治家が屁理屈を言っても、たくさんの病人が出るのはチェルノブイリの例を見れば明らかなこと。生き死にの問題なのに政治的な圧力で死亡原因が放射能特定できないようにしているので、移住したい県民を閉じ込め、がれきを拡散しやりたい放題です。

以下の動画 10:15 必見です。一部文字おこし 

 

今、九州を守らなきゃ、もう九州だけで独立してほしいぐらいなんですよ。本当は。本当に。

で、その九州でね、ごめんなさい。その話の続きなんですけど。あの、がれき焼却、北九州されましたよね。これは本当に罪深いことなんです。

TVでは応援しようじゃないかと、絆だと。どこかが受け入れないと、復興が立ち行かないんだっていうような、絆キャンペーンがしかれたんですよね。

除染とこのがれき焼却、広域処理に関して、40億円ものお金を、マスコミに渡して、大宣伝を行った。 

それによって何が生まれたか。「全国で受け入れなきゃ、東北が大変な思いをしてる」っていう風に情緒的な感覚にすり替えられた。でも実際はどうなのか?

現地で処理できる量なんですよね。しかも現地で、この何年間か、何年先になるかわからないけれども、産業として、仕事として地元にお金が落ちる。

東北から北九州まで運んできたがれきの輸送費だけで、14億円近い、14億円をネコババしたってことなんですよ。

(拍手)

がれきを受け入れるかどうか、これ検討しただけでお金が出る、そんなふざけたことありますか。

北橋市長は何をしたか、北九州市議会は何をしたか、絆という言葉を使って、被災地に落ちるはずのお金をネコババしたんです。それが現状なんです。

そして現在も、3月いっぱいまでは焼却が続く。当初の予定よりも随分短くなりましたねー。これはどういうことかわかりますか?

当初の予定よりも短くなったっていうのは、外に出さなくてよかったものを、わざわざ無理やりひっぱってきたってことなんですよ。

(拍手)

お金を目当てに。輸送業、産廃業、そういう人たちとの繋がり、これをもっと強めたかった、

お金をまわしたかった、こんな意地汚い話、ありますか?

本当に困ってる人がいるんです。もう今日首をくくらなきゃいけないって人も、いるんです。その人たちに、お金が使われてるかってことですよ。

復興予算っていう名のもとに、沖縄の道路が直されたりだとか、どっかにコンタクトレンズ工場ができたりとか、関係ありますか?

今日生きていくために困っている人たちが、お金に困ってる状況の中、北九州は、被災地に落ちるはずのお金をネコババしたんです。それが現実。

でもどれだけ多くの人たちが、そのことを理解できているかっていうことなんですよね。

おそらく、ここにいらっしゃる皆さんはそれを理解した上でいらっしゃってる。

しかも、そのお金とは引きかえに、情緒的な問題に、情緒的なね、助けたいって思いに、こう、すり替えられて、それと引きかえに何がおこるか。

放射性廃棄物だけじゃないんです。放射性物質だけじゃないんです、がれきに含まれているのは。セシウムだけじゃない。

それ以上、数えきれないぐらいの放射性物質がその中に混ざってる可能性がある。それだけじゃない。

アスベストだったり、ヒ素だったり、PCBだったり、農薬だったり、普段であれば焼却することがありえないようなものまでばんばん燃やされている、ここ北九州で。

どうして北九州市議会は、全会一致で、その嘘を見ぬかなかったのか、どうして声を上げなかったのか、

(拍手)

北九州の人々の命を犠牲にしてまで、自分たちの利権にこだわった。寄り添ってきたんじゃないのか。

 


【拡散】福島からの避難者の声「国が私達を騙すなら私はもっと勉強して騙されない努力をします」

2013-03-11 | 震災瓦礫問題

3.11関連のいろいろなイベントが各地で行われています。私はあえて参加せず、3.11から2年たった今本当に聞くべきことは何かを考えていました。そしてこのブログ記事にしました。

3/9に行われた北九州での「さよなら原発集会での、福島県からの避難者の女性のスピーチです。

http://iwj.co.jp/wj/open/archives/65788  より

 

4/5の(1:24から)文字おこしを転載します。(太字強調は管理人)


福島から自主避難して約1年経ちました。子供達の健康を願って、理解しない夫を捨て、年老いた両親を捨て、それまでの職業や暮らしを捨て、背水の陣で選んだ避難先の北九州で昨年9月より放射性物質を含むガレキを2.3kmの所で焼かれました。

さて、私が出来る事は事実を述べる事だけです。

ガレキ説明会の開示文書から、普通、市民は知らない広域ガレキ受け入れの事実と少々私の主観を話します。

市議会の全会派一致でガレキ賛成になったのが、3/12

11日後の3/23から北九州市は、各区で少人数の説明会という名の《説得会》を始めました。
特に重要な自治会にはお一人様ずつの《説得会》を経て、5/21試験焼却前に抑えるべき全ての団体、個人相手におよそ1000人の《説得会》を終了しております。

続くタウンミーティング、各区での地元説明会は、たまたま訪れた市民に、ガレキ反対派の過激な姿をみせるためのショーになってしまいました。

あの時、必死で反対していた人達の純粋は気持ちを行政に利用されてしまいました。

結局、漁協からの《正式な反対声明文はなく》、公害防止協定書もない=反対する権利など認められていない事を知らない私達を嘲笑うように、タウンミーティングまでに52回、1500人へ説明会を終え、市長は自信たっぷり、市民の賛成の声多しとガレキ受け入れに突き進んだのでした

3月でガレキ受け入れは終了しますが、何も変わっていません。

石巻のガレキに農薬が散布されているが、測定されていないことも、今、流行りのPM2.5は中国由来と大キャンペーンが展開されてますが、北九州で以前からPM2.5が238μg/㎥出ていた事も、組成分析すれば、どこの煙突から出たPMか詳しくわかることも、

それを要求しても市は回答すらしないことも、原発が日本に合わないことも、

電気は足りてることも、私達が見てる世界は、実は見せられているということも、

自分で考え、自分で動く事を放棄した人には、何も見えません。

フクシマが安全である、フクシマの復興と皆さん言いますが、3月のこの春休み、40才の若さで亡くなった私の従兄弟、70代の叔父、40代の友人のお墓参りに帰ります。

私と子供達は、甲状腺に異常があっても、「フクイチ事故由来と考え難い、遺伝の可能性もある」と言われ、病気が発症しない事を祈る事しか出来ません。フクシマで子供達を被曝させてしまったのは、人任せにして自分が考える努力を怠ったからです。

ガレキの焼却も残り僅かです。次は放射性物質の埋め立てです。

私は、森の防潮堤も個人的に反対です。何故なら福島の除染に繋がるからです。

同じように、保養も個人的に反対です。何故なら福島に人を閉じ込める事に繋がるからです。

何故、福島県を徹底的に測定し、100年以上住めない場所に廃棄物を置くと決めなかったのか。

汚染の事実と、住み続けるリスクを示し、十分に補償した上で選ばせれば、

戻れないと理解し、汚染を拡散しない命を優先した復興となる。

中途半端な除染ではなく、イベントではなく、時間のかかる事ではなく、今すぐ、測定、補償、リスクを伝えることの《要求》を皆様もして下さる事が、

私達、普通のフクシマの母親の願いです。

国が私達を騙すなら、私はもっと勉強して、騙されない努力をします。

国が私達を救わないなら、私は事実を伝え、真っ当な要求をしていくための知識を得る努力をします。

皆が目をさまさないなら、私は、勇気を出して対話をします。
事実を知らない方々に働きかける努力をします。

本当の繋がりとは、

トップの言う通りにするのではなく、
一人一人が自分で考え、動き、わからないことや一人で出来ない事を成し遂げる時に、事実の共有を基本に教え合うことだと思っています。一人一人がトップの自覚を持った時、少しだけ日本が変わるきっかけになるかも知れません。

私は、ただその中の一人になれるように努力を続けます。


2/11東京新聞こちら特報部「広域処理 結局は税金の無駄使い ゼネコン利権に群がる」

2013-02-11 | 震災瓦礫問題

東京新聞 2013年 2/11 こちら特報部 より 

 宮城、岩手両県の震災がれきを被災地以外で処理する「広域処理」の大半が、来月末で打ち切られる。必要量が当初の推計の6分の1にまで激減したためだ。受け入れ先では放射能汚染への不安にとどまらず、税金の無駄遣いが指摘され、北九州市などでは訴訟にも発展した。大阪では警察の介入が問題視された。東北の地元にも反対意見が強く、旗振り役の環境省は早期撤退に追い込まれた形だ。 (佐藤圭

http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2013021102000132.html

 

 

2月12日 全国交流集会での記者会見のお知らせ

日時  :2月12日(火)14時30分~15時30分
場所  :参議院会館B107会議室 (有楽町線永田町、丸の内線国会議事堂前)
主催   :326政府交渉ネット  
連絡先 :gishin@abelia.ocn.ne.jp

http://gareki326.jimdo.com/お問合せ/

(当日は、全国交流集会を同じ場所で13時から17時半まで行います。記者会見は、途中の時間を切って行います。)

☆環境省主導で行われてきたがれきの全国広域化が、北九州市、東京都など宮城県発の広域化が終息することになり、岩手県発も埼玉県、静岡県が終息することになりました。これら終息情報は、当該地元ではメディアで報じられているものの、全国的な情報としては、報じられていません。環境省が情報発信していないことが原因です。

また一方がれきの広域処理に基づき、特定地域や高濃度の汚染を示した指定廃棄物の処理について、法律上は国が責任を持って処理するということになっていましたが、実態は廃棄物処理法上の許認可の枠から外れている小型焼却炉(199kg/h以下)で焼却して処理しようとしていたことが、福島県、鮫川村青生野十日塚(さめがわむらあおのとおかつか)問題で、明らかになりました。放射性廃棄物を小型焼却炉で焼却するという世界で類例を見ない環境省、福島県の措置です。

☆がれきの広域化については、当初広域化は400万トンもあると誇大広告ともいえる「絆キャンペーン」までして、全国民を騒がせてきました。しかし、現実は目標値の数%で終息と言うことです。終息の最大の理由は、3・26政府交渉ネットをはじめとする全国の市民団体が反対の声挙げ、環境省や宮城県に指摘してきした「総量の問題」「契約内容」です。

環境省が、市民の指摘により再調査、再再調査した結果処理しなければならないがれき量が、大幅に減ったというものです。当初受入計画した市町村のがれき持込み契約が、実際は半分になったり10分の1になったり、受入契約そのものが無くなったりと、あまりにも杜撰な環境省の広域がれき化政策の破綻が今や誰の目にも明らかなりつつあります。

これらの件について当日は、13時より全国交流集会を行い、14時半から記者会見に入り、その後およそ17時半まで、環境省への質問や要望内容についての議論を行って行きます。

☆記者会見では、上述した2本のテーマについて、環境省との事前折衝の内容も報告しながら行いたいと思います。

★報告者 藤原寿和、青木泰、下地真樹(阪南大准教授)、北村孝至(東白川郡鮫川村)他

                                                                                                             326政府交渉ネット事務局 杉山義信

福島県、鮫川村青生野十日塚(さめがわむらあおのとおかつか)問題 

2012年11月25日 東京新聞[こちら特報部]

http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2012112502000130.html

環境省が、原発事故で生じた高濃度放射性廃棄物を焼却する実験的施設の建設を福島県鮫川村で始めた。各地で処分が滞っている汚染稲わらや牧草の処理モデルを目指すという。ところが村は建設予定地の住所さえ公開せず、近隣住民からは「恒久的な施設になるのでは」と不安の声が上がっている。 (出田阿生、佐藤圭)

http://www.asyura2.com/12/genpatu28/msg/848.html

http://www.vill.samegawa.fukushima.jp/news.php?code=109   鮫川村HP

 

 

 


福島県鮫川村焼却炉問題

国策でがれきの広域処理と除染が進められる裏で、もっと恐ろしいことが進行していました。 

最も汚染度の高いものは3万ベクレル/kgといった1キロ当たり8000ベクレルを超える放射性物質を含んだ「指定廃棄物」の落ち葉や稲わら、堆肥などを焼却するための小型の焼却炉の建設が福島県県南の鮫川村において11月15日着工しています。 2年弱をかけて600トン燃やす計画となっています。

北九州のがれき焼却灰をはるかに超える汚染度の高い焼却灰も出ますし、煙突からも放射性物質の微粒子が漏れ出ます。焼却炉で働く労働者は、原発作業員以上の危険があると思われます。

やっぱり福島原発の周りに無人区を作って、燃やさず、遮断型の処分場を作って集中管理するしかないと思います。

そしてどうか福島の方は避難してください。

焼却炉予定地から町村境を隔て1.5㎞の隣町に住む女性のブログです是非ご覧下さい。

ふくしまの里山を次世代に

http://blog.goo.ne.jp/no-nuclear  鮫川村には天然記念物のヤマネもいっぱい住んでるそうです。 

                        

 


八幡のモニタリングポストの放射線量は新門司焼却工場からの放射性物質が影響

2013-01-28 | 震災瓦礫問題

Kazunari.Ishida3さんという工学博士の方に分析データを送っていただいたので以下転載いたします。 いつもありがとうございます。

https://twitter.com/KazunariIshida3 ツイッター

文はツイッターから抜粋させていただきました。


 

北九州での放射性物質拡散に風向きが及ぼす影響を網羅的に調べました。

https://docs.google.com/file/d/0B0l20qfRSnNmOXB6QlJ6ZHF2WUU/edit?pli=1

https://docs.google.com/file/d/0B0l20qfRSnNmbVZTU2UwWTlodGs/edit?pli=1

1日100トン燃やすと、データに明確、頑健な証拠が残ります。大阪も始まれば残ります。

混入したものを燃やすと、確実に証拠が残ります。焼却を開始し、放射性物質が飛散した場合、業務上過失ではなく、故意です。

 

 

 

 

 


【絶対必要】北九州市ゴミ焼却工場の使用済みバグフィルターは放射能検査すべき。しないのは行政の怠慢。

2013-01-21 | 震災瓦礫問題

藤田祐幸先生

7:06~

バグフィルターで放射能が全量捕獲されたとして放射性廃棄物と化したバグフィルターをどう処分するのか

バグフィルターが放射性廃棄物として管理される時間は300年。

300年間環境から完全に隔離するということが保証されなくてはいけない。

いったい誰がそれをするのか?

300年前のこの地域を支配していた行政機関は誰だ?そういう問題になる。


管理人より

北九州市が震災がれきを半年も燃やして使い続けたバグフィルターについて、北九州市に電話して調べてきましたが

北九州市のゴミ焼却工場の使用済みバグフィルターの放射性検査を要求します!

やっぱりどうしても納得できないため、また記事にします。

北九州市の焼却灰は、工場から1日20トン出ている。2週間に1回放射能検査をするが、検査を灰はたったの100g!

つまり20×14=280トン中100gしか測ってないにもかかわらず、堂々と安全宣言!

私はこんなサンプル検査では正確な数値とは言えないと思います。現在使用中のバグフィルターは本焼却前からのもの。

がれきの本焼却が終了したとしても、すぐにはバグフィルターを交換せず使用し耐用年数(5~6年)いっぱいまで使うそうです。

しかも自家焼却と言って同じ焼却工場で使用済みバグフィルターを燃やすのだそうです。

目詰まりしないように密閉して逆洗処理するのでフィルターは汚れないという認識だそうです。

ダイオキシン・重金属・放射性物質やアスベストなど毒物の塊となった「ろ布」をまた燃やすとは!?

新しいバグフィルターをつけてるからそっちに付着するので問題なし、交換作業も気をつければ大丈夫という認識だそうです。

北九州市役所は一体どこまでバグフィルターを信頼するのでしょうか?

使用済みろ布は放射能検査しなければいけません。

使用済みろ布を燃やすことは、ある意味、証拠隠滅です!

使用済みろ布の放射能検査を強く要求しましょう!

何ヶ月も震災がれきを燃やして汚れたバグフィルターなのに「使用中何度も目詰まりしないよう空気で逆洗して灰を落としてるから汚染されてない」と北九州市は言ってますが、実際に放射能検査してみないとそんなことはわかりません。

家庭の空気清浄機や掃除機のフィルターだってすぐ埃だらけになります。車のフィルターだって真っ黒になるのです。

それなのに震災がれきを半年以上も燃やしたゴミ焼却工場のフィルターが汚染されていないはずはないです。

北九州市役所が使用済みバグフィルターの放射能検査をしようとしないのは行政の怠慢ではないでしょうか?

もし、使用済みろ布の放射能汚染が100ベクレル/kg以上だったら北九州市は当然燃やしてはいけない。(北九州市の管理目標値を超えるため)

その使用済みバグフィルターは燃やさず黄色いドラム缶に入れて保管すべきです。

3工場とも、使用済みバグフィルターの放射能検査をしてください!どうかお願いします。

 

 

 

 

 

 

 


使用済みバグフィルターについて北九州市に電話して聞いてみた

2013-01-17 | 震災瓦礫問題

がれき専用ダイアルに聞きました。

担当は森氏。

「逆洗は、バグフィルター使用中も目詰まりを防ぐため度々行っている。

ろ布交換は目詰まりするから行うのではなく使用劣化の耐久年数による。

ろ布は高濃度には汚染はされていないという認識。自家焼却しても新たにつけたフィルターにつくので問題はないという考え。

差し引き漏れ出しても、環境中に影響を与えるレベルではないと認識している。

PM2.5を追加で北九州市が出しているというふうには思っていない。

使用済みバグフィルターの検査をしてもそんなに数値は出ないと思う。必要を感じない」

【使用済みバグフィルターについて】

今、3工場で使っているバグフィルターは、本焼却が始まった時点で1~2年使用したもの。耐用年数は5~6年。従って3月でがれきの焼却が終わってもすぐに取り替える予定はない。交換作業は十分に装備して気をつけてすすめる。

【焼却灰について】

●新門司 20トン/日、日明 7トン/日、皇后崎20トン/日の量の灰が出ている。

飛灰の放射能検査は2週間に1回なので新門司の場合、20×14=280トンの中で100g容器のサンプル検査だそうです。

今まで5ヶ月間焼却が続いてきたわけですが

280トンの灰の中から、わずか100gを検査して、「基準値以下」と伝えていたのですね。

私はさらに聞きました。100gを何度か採取してその平均とかではないのですか?⇒違います。1回です。


北九州市は3年間も継続してPM2.5の調査研究してるのに市民にデータを出していないのはなぜ?

2013-01-16 | 震災瓦礫問題

http://www.city.kitakyushu.lg.jp/kankyou/00400014.html

http://www.city.kitakyushu.lg.jp/files/000106635.pdf

http://www.city.kitakyushu.lg.jp/files/000041506.pdf

 

 

税金を使い、3年もず~っと継続してPM2.5の研究をしておきながら、そらまめくんにPM2.5の1時間ごとのデータを「お金がないからシステム上の都合で反映できない」と対応しない北九州市。たった1回の芸能人を呼んだ公開授業に200万円もの税金を使うのに、大事なPM2.5のデータをそらまめ君に反映させられないとは?もう訳がわかりません。

そのPM2.5の研究結果はどこにあるのでしょうか?北九州市民の皆さん、情報公開請求お願いします!誰が研究してその結果はどうなったのか?果たして、震災がれきに関することはその研究の中に入っているのか?

北九州市って結局、環境都市でもなんでもないと思います。

PM2.5に関しては今だに「速報値」として、前年度11月分を最新としてPDFでHP上に出してます。「速報値」ってどこが?↓

そらまめ君に出てなかったら全国の皆さんが見れないです。(ひょっとして見れないようにしているのかとさえ思ってしまう)

北九州市内の測定局もたったの3ヶ所!

http://www.city.kitakyushu.lg.jp/files/000130555.pdf

山口県では、県内16ヶ所、1時間ごとにグラフ付きで出てますよ!⇒http://soramame.taiki.go.jp/DataHyou.php?BlockID=07&Time=2013011621&Pref=35  少なくとも北九州市よりもいいです。

北九州市は市民にPM2.5のことを突っ込まれる前に焼却をはじめて、既成事実を作り、全国のたくさんの人がPM2.5のことに気づいて、うるさくなる前に、幕を引こうとしているような気がします。

今日の大阪・此花区の住民説明会でもPM2.5について下地先生が突っ込んでおられましたが、大阪府は「PM2.5とがれき焼却は関係ない」と言い放ちました。どうにか市民をごまかして燃やしてしまおうと必死でした。

PM2.5について山本節子さんの動画とパワポでおさらい

 

 

 

 

 市民がPM2.5について勉強し、追求しましょう!

そして今すぐ、がれき搬入をやめてもらうよう要求しましょう 。風下山口県のPM2.5の値が高いです。

 

http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPTYE8BI04720121219  より

 


北九州市のゴミ焼却工場の使用済みバグフィルターの放射性検査を要求します!

2013-01-16 | 震災瓦礫問題

災害廃棄物の受入れに関するQ&A
~災害廃棄物の受入れに対して疑問や不安を持つ方へ~
平成24 年6 月22 日https://www.city.kitakyushu.lg.jp/enquete/management/images/5f8dd86f0a4b077d42620afab3db8ff7/000116144.pdf

より、焼却工場における使用後のバグフィルターの取り扱いについて調べました。このPDFを見ると驚くことも多いのですが、とりあえず、焼却が3月に終わるという発表を受けて当面、北九州市に要求すべきことを考えました。

p16を見てください。以下抜粋

試験焼却の時点でおかしいなと思っていたことは使用済のバグフィルターのことです。バグフィルターで放射性物質が99.99%取れるというなら、それが正しいとしたとしても、使用済バグフィルターはたいへん危険なはずです。何回取り替えたか、あるいは取り替えてないのかすらHP上ではわかりません。明日電話で聞いてみますが、使用済バグフィルターの放射性濃度がとても気になります。

しかも、その使用済みバグフィルターを同じ工場で焼却するというのです。普通に考えておかしくないですか?

100ベクレル/kg以下のものしか受け入れませんよと言っておいて、半年間使った使用済バグフィルターは放射性濃度の検査もなしで燃やす?

しかも逆洗といって、空気で飛灰を落としたあとに焼却するとしています。その処理自体が飛灰が飛び散って危険ではないのでしょうか?もし、半年間バグフィルターを交換してなかったら、相当溜まって濃縮しているでしょう。普通の家の掃除機のフィルターだって取り替えるときほこりが出ないように気をつけてすぐゴミ袋に入れるのに、わざわざ、空気を送り込むなんて!?いくら密閉されたところで行っていたとしても、被曝環境には変わりなく、隙間から漏れ出るでしょう。しかも吹き飛ばした飛灰をどう回収するのでしょうか?全量回収できるとは思えません。回収して結局、響灘処分場に埋め立てるわけです。

私はもう燃やさずにドラム缶に入れて低レベル放射性廃棄物扱いしたほうがいいと思います。燃やせばまた、新しいバグフィルターについて焼却炉内に付着して、差し引き差し引き、結局煙突から漏れ出し、環境中に撒き散らされることになるからです。

せめて、使用済みバグフィルターを北九州市は燃やさず、封じ込めてきちんと管理すべきだと思います。

とにかく「3月で終了よかった~」ではないということです。

山口県の皆さんも、北九州の皆さんも、電話してください。短くてもいいのです。

「使用済みバグフィルターの放射性濃度の検査をしてください。逆洗や自家焼却はやめてください」

これだけでもいいので

093-582-2411  北九州 がれき専用ダイアル に電話を!

 

「使用済みバグフィルター」で検索をかけていて見つけました。http://www.fujirozai.co.jp/modules/information/content0001.html

http://www.fujirozai.co.jp/modules/fireplace/content0004.html

福島原発事故以前でも、ダイオキシンやその他重金属の塊であった使用済みバグフィルターは、震災がれきを焼却すれば

放射性物質やアスベストなど追加で付着することになるのでさらに

使用済みバグフィルター⇒危険な廃棄物です

交換作業も危険な作業。⇒http://kaiho-omakase.com/process.html