ブログ「風の谷」  再エネは原発体制を補完する新利権構造

原発事故は放射能による公害。追加被曝阻止⇒放射性廃棄物は拡散してはいけない⇒再エネは放射能拡散につながる⇒検証を!

科学者は自分の蒔いた種を刈り取って欲しい。原発も再エネも兵器につながる技術。

2015-09-30 | 戦争 

 Future Boy Conan - episode 23 - part 2. Orginal Japanese language with english subtitles

 

科学者:博士、ラナさん 感謝の言葉もありません これで新しい出発ができます。

科学者:しかし、恐るべきエネルギーです。1時間で今までの1年分はゆうに超えている。

科学者:今になって本当にわかりました。私たちは過去の遺産にのみ頼って生きようとした。だが太陽エネルギーは愚かな私どもの手に余る力です。ましてレプカなどには・・・

ラオ博士:いや、誰の手にも余る怪物なのです。ついに世界を破滅の淵にまで追い込んでしまった。しかも私はそれを作った科学者グループの一員でした。5つの大陸を沈め、数十億の人類を殺し数万種の動植物を絶滅させた超磁力兵器は、太陽エネルギーがなければできなかった。償いようのない責任です。

ラナ:いいえ、おじいさんはたくさんの人を救いました。おじいさんは責任を果たしました。

ラオ博士:私はただ、自分の蒔いた種を刈り取ろうとしているだけだよ。

ラナ:いいえ、いいえ、おじいさんは立派な人です。私の大事なおじいさんです。

(中略)

ラオ博士:みんなここへ集まってくれないか。君たちにこんな物を見せたのは太陽塔の本当の姿を知ってもらいたいからなのだよ。

コナン:本当の姿?

ラオ博士:ここに映し出されたものはすべて幻に過ぎないんだ。ごらん、この塔は、21世紀の科学の粋を集めて建設された。太陽の力を我がものにし、人間に必要な全てのものを作り出せると考えられていた。しかし、すべては愚かな幻だった。この公園の景色のように・・・有り余るエネルギーを弄び、奢りに耽った挙句、あの大変動を引き起こしたのだ。これを作った者たちはみんな死んでしまった。

この塔は、最後の勤めを終えて海に沈んでいく。それが一番正しいのだ。空に輝く太陽の恵みで大地と海は植物をやしない、動物を育む。人間はその自然の中でこそ伸びやかに生きることができる。

コナンくん、ジムシーくん 私のまぶたには君たちの生き生きした姿が焼き付いているよ。君たちこそ本当の太陽が育んだ少年なんだよ。


Future Boy Conan - episode 25 - part 2. Orginal Japanese language with english subtitles

(中略) 

ラナ:おじいさん、まさかあの人たち・・・知ってて何故止めないの?

ラオ博士:待ちなさい。あの人たちの望むようにしてあげなさい。私たちは古い世界からある役目をそれぞれが背負って生きながらえてきた。形こそ違え、残された人々を次の世界に橋渡しすることだ。今、人々は新しい世界に出発していく。苦渋に満ちた日々は終わった。安らかな心でその出発を見送りたいのだ。

ラナ:ちがうわ! コナンなら止めるわ!私止めてくる!

 

※ (科学者たちは太陽塔とともに沈んでいく)

 


(管理人より) 私は子どもの頃から「未来少年コナン」という作品が好きで原作も読んでいます。このアニメ作品は繰り返し見ています。

宮崎駿さんの3作品と福島原発事故 

という記事にも書きました。冒険活劇的なところもあり楽しく、そして考えさせられるところが多い作品です。演出は宮崎駿。(※なお「風立ちぬ」という作品は私は納得がいかないのでおすすめしません)

 

【あらすじ】

 西暦2008年、核兵器をはるかに上回る威力の「超磁力兵器」が用いられた最終戦争が勃発。人類は大半が死滅し、それまで築かれてきた高度な文明の多くが失われてしまった。五大陸は変形し地軸も曲がり、超磁力兵器による激烈な地殻変動で多くの都市が海中に没した。 

戦争から20年、コナンは「のこされ島」と呼ばれる小さな島で、「おじい」と二人で平穏に暮らしていた。ある日、海岸に少女ラナが漂着する。ラナはハイハーバーという島で暮らしていたが、科学都市インダストリアの者たちにさらわれそうになり、隙を見て船から逃げ出していた。 

インダストリアは、前時代の巨大な塔(三角塔)を中心とした都市だが、塔を維持するためのエネルギーが乏しかった。そこで、太陽エネルギーのシステムを復活させるため、その技術を持つラオ博士を探していた。しかしラオが見つからないため、ラオとテレパシーで会話できるという孫娘のラナを狙ったのだ。 

コナンの奮闘空しく、ラナは再び連れ去られ、おじいは死んでしまう。コナンはおじいを埋葬し、ラナを救うため、そしてまだ見ぬ人々に出会うために島から旅立つ。やがて、多くの仲間を得て、世界征服を目論むレプカに立ち向かうことになる。



この設定がなんと2008年です。主人公コナンが生まれたのが2018年でしょうか。主人公の少女ラナのおじいさん、ブライアック・ラオ博士の言葉が今の時代にちょうどいいので紹介しようと思い、アニメの終盤に近い23話と25話の印象的な部分を文字起こししてみました。

ラオ博士は太陽エネルギーの開発に関わった科学者チームの生き残り。太陽エネルギーの発明が超磁力兵器の開発を招いたことに負い目を感じている科学者です。

彼は人間の手に余る科学技術を手放すことを、孫の世代に伝えています。

私は、市民として福島第一原発事故後、発電技術さらに科学技術についてブログを書きながらずっと考えてきました。

未来少年コナンのお話の舞台となるインダストリアという島では、エネルギーは原子炉と廃プラスチックを掘りおこして作った石油です。そしてギガントという戦略兵器のために太陽エネルギーを復活させようとする人間たちと、等級をつけられ支配され抑圧された市民。インダストリア島は地殻変動で沈んでしまう。

 

さて今の日本はどうでしょうか。福島原発事故は収束せず有毒な放射性物質がダダ漏れ状態、太陽光発電を宇宙で行い、地上に送る技術を税金を使って軍事企業が開発しています。

福島第一 高濃度汚染水210リットル漏れる 除染装置の排水悪化

宇宙技術や再エネ技術は軍事技術に転用可能。国費で開発されどんどん進んでいる現実に恐怖!戦争への道!

プラスチックはつくり放題、捨て放題。海はプラスチックのゴミだらけ。

Synthetic Sea (合成の海 ~海に漂うプラスチック~)日本語字幕 海はゴミで埋め尽くされそう

 

 小さい島国の日本に、地震、竜巻、台風、津波、豪雨、火山噴火などの自然災害に加えて、原発事故に、太陽光パネルが水没したり飛ばされる事故。きのうは風力発電の風車の羽が破損落下しました。 

 

 

 

 私は、地球の傷がもうこれ以上深くならない間に、原発と再生可能エネルギーをやめるべきだと思っています。

地球温暖化説の嘘に乗せられ、原発と再エネで自然を破壊し、毒物、汚染物だらけの地球にしてはいけないということです。

戦争と再エネと原発を、切り分けて考えている人がほとんどですが、全部同じ企業系列がやってるということです。

戦争反対と言いながら、再エネ推進すると原発を温存することになります。

 

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新装版 残された人びと
 
 
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防衛省が軍事技術研究費のために3億円ばらまき!「民生利用」という言葉に注意!

2015-09-29 | 戦争 

 

 

 
小型無人機やサイバー攻撃対策など軍事技術への応用が可能な基礎研究に研究費を支給する防衛省の初の公募に、東京工業大や岡山大など少なくとも16大学が応募したことが22日、分かった。共同通信が理工学、医学部門を持つほぼ全ての国立大と主な公立、私立大、計93大学を対象にアンケートした。

 国内の大学は太平洋戦争に協力した反省から、長らく軍事研究から距離を置いてきたが、公募は民生用にも使える基礎研究に限定し、成果の公開を原則としたことから一定数の応募があったとみられる。一方で専門家からは「軍学共同研究」が歯止めなく広がり、学問の自由が脅かされる懸念を指摘する声も出ている。

 防衛省は7~8月に「小型飛行体実現に役立つ基礎技術」「サイバー攻撃対処」など28項目の研究課題について研究者を公募。予算総額は3億円採択されると最大で年3千万円の研究費が支給される。防衛省は近く採択結果を発表する。

 アンケートに「応募あり」と答えたのは静岡大、愛知工業大、香川大、鹿児島大など。大阪市立大と東京都市大は複数応募したという。また、17大学が軍事利用可能な研究への対応について明確なルールを持っていた。

 応募した大学のうち、千葉工業大は「兵器・軍事技術に関する研究を行わない」との基本理念があるが「自衛隊の救助活動、災害対応技術で、兵器・軍事への利用可能性は皆無」などと説明。関西大も「軍事目的の研究は禁止」との倫理基準を持つが、応募に当たって「直接的な軍事利用を目的としていないとの文書の提出を研究代表者に求めた」とした。

 東京大、慶応大、金沢大、名古屋大、大阪府立大、鳥取大など9大学は回答できないとした。東京大は、今年1月に軍事研究の禁止に関する声明を出しており、これを踏まえて研究者や部局で判断して対応するとした。

 東京大、名古屋大を除く京都大など旧帝大5大学は「応募なし」としたのに対し、地方の国立大の応募が7件と比較的多いのが目立った。 


 ▼直接「軍事」以外は許容 深入り危険と専門家 


 日本の大学は、戦後長い間、軍事に関連する研究に消極的だったが、アンケートでは、直接的な軍事研究でなければ応募は許容されるとの見解が目立った。科学者と軍事研究の関係に詳しい 池内了 (いけうち・さとる) 名古屋大名誉教授(宇宙物理学)は「軍事目的につながるのは明らか。深入りすれば秘密研究に巻き込まれて、研究者人生を損なうことになりかねない」と警告する。安全保障関連法の成立と時期が重なるだけに波紋を呼ぶ可能性がある。

 科学者らで組織する日本学術会議は1950年と67年に戦争を目的とした研究は行わないとの声明を発表しており、多くの大学は、この方針に従ってきた。

 だが近年は、インターネットや衛星利用測位システム(GPS)など軍事技術が市民の暮らしに還元される例が出てきた一方で、通信や情報技術、ロボットなどの分野で軍事にも利用できる大学の研究成果が増えていて、軍事と民生技術の線引きが難しくなっている。

 「積極的平和主義」を掲げて防衛力強化を進める安倍政権は、民生技術を積極活用する方針を打ち出し、防衛省が公募を開始。大学側の対応が注目された。

 アンケートでは、今回は応募しなかった大学でも、「直接軍事につながるような研究は行わない。民生利用目的は応募を妨げない」(熊本大)などと将来の応募の可能性を排除しない大学が多かった。

 池内さんは、今回のアンケート結果について「(研究費の)台所事情の苦しい地方大学や単科大学で手を挙げたケースが目立つ」と分析。今回は様子見で、次回以降にという大学が多いとみており、「軍事研究とは関わらないのが最善の選択。研究成果の公開が担保されるかなど、監視が必要だ」と訴えている。


 ▼真剣に考えておくべきだ

 近著『科学者は戦争で何をしたか』で科学者と軍事の関係を取り上げた、 益川敏英 (ますかわ・としひで) ・名古屋大特別教授(ノーベル物理学賞受賞者)の話 アンケートでは応募した大学は少数派で、今のところはまだ歯止めがきいていると感じた。今後、背に腹は代えられないと応募する例が増えるかもしれないが、平和な今のうちに、研究の軍事利用について真剣に考えておくべきだ。防衛省の公募は始まったばかりで軍事利用の色合いは薄いが、そのうちだんだん濃くなっていくだろう。研究者は心の中に警戒心を持っていないといけない。 

 ■防衛省の研究公募 

防衛省が本年度から始めた安全保障技術研究推進制度。本年度は28項目の基礎的な研究テーマを提示し、大学や独立行政法人、民間企業の研究者からの提案を公募した。防衛省側で応募内容を審査し、その評価に基づいて委託研究費を配分する。研究成果は、国の防衛や災害派遣、国際平和協力活動などで用いる装備品の開発につなげるほか、民生分野でも活用される。防衛省は研究成果の公開を原則としている。

 (共同通信)2015/09/24 20:40




(管理人より)

ついに防衛省が軍事研究のために3億円も大学や企業にばらまきました。大義名分は「防衛」「災害」「平和協力」です。

さらに、あやしい言葉「民生分野の活用」。 以前から「~~の平和利用」というのはおかしいとずっと叫び続けていますが、もともとろくでもないものをゴリ押しする場合、大義が必要ですから、こういう言い回しになるのです。なんちゃらの平和利用、民生利用という言葉に要注意です。

まったく「核の平和利用」と言って原発を導入して、あげく日本が世界一の放射能汚染国になったのを忘れたんでしょうか。

安全保障技術研究推進制度 より 

 

民生分野のイラストは、なんでしょうか。 エンジニアと電気自動車とマイクロチップですね。「委託先」というのは軍事企業(=原子力ムラ=再エネムラ)です。「デュアルユース」技術とは、両用の、二通りのという意味で、特に、民生用と軍事用のどちらにも利用できる技術のことをいいます。

この☟三菱重工の資料を見たら、いかに科学技術が軍事そのものなのかがわかります。「使われる技術は軍事技術と同じ」とはっきり書いています。

よく見ると私たちが暮らしの中で、半ば強制的に使わされている電化製品ばかり。カーナビ、スマホなど・・・、全部、軍事ムラ=原子力ムラ=再エネムラに直結しています。

デュアルユース技術の現状  平成26年3月22日 公益財団法人 未来工学研究所 研究参与 三菱重工業(株)防衛・宇宙ドメイン コンサルタント 西山淳一   より


福島のプロジェクトの資料などで、農業とロボットという取り組みが山ほど提案されていました☟ ロボットと再エネばかり!完全に再エネ分野とかぶってます。 

農林水産分野イノベーション・プロジェクト第一次とりまとめ平成27年6月1日 農林水産分野検討分科会

 

安全保障技術研究推進制度の28項目の基礎的な研究テーマ をみてみますと

 平成27年度募集に係る研究テーマについて


27に再生可能エネルギーと同じものがあります! 他にも電磁波、レーザーなど関連がありますね。

原発をなくせると信じて、再エネ推進していくと、結局戦争に持っていかれるということです。


大学等 58件(53%) 公的研究機関 22件(20%) 企業等 29件(27%) 計 109件から応募が有りました。

平成27年度 新規採択課題一覧 【9課題】 をみると 企業名が出ています

パナソニック株式会社 富士通株式会社

当ブログでは再エネは軍事技術なのだと再三にわたり指摘し、再エネに伴う電子廃棄物のゴミについても指摘してきました。 もう疲れました。ε=(・д・`*)ハァ… 

宇宙技術や再エネ技術は軍事技術に転用可能。国費で開発されどんどん進んでいる現実に恐怖!戦争への道!

一斉に電子廃棄物のニュース。電子ゴミはパソコンだけではない。太陽光パネルも電子廃棄物。 

 

軍事技術につながる再エネやロボット、宇宙開発は不要です。地球を汚しておいて宇宙に移住なんてまっぴらですから。人間の体は宇宙には適応しませんので開発は不要です。 

ロボット技術も人間疎外になるので不要です。ロボットなどの工業製品は最終的に土に還らないゴミになるということは明らか。

 

 防衛省技術研究本部と研究協力を行っている大学・研究機関の一覧表  より


こういった大学に入学して、こういう研究室に入ったら、学生も知らず知らずのうちに戦争に加担させられるということです。

理数系の男性が工学部に行って学び、企業に入社してエンジニアになったら、何かを作るときに材料として毒性物質を使うことになんの抵抗もないのだと聞きました。

とても優秀な人ばかりなのに環境汚染をしていることに気づいていないのです。会社の言いなりに工業製品を作って給料をもらう。それがゴミになることをちっとも考えないそうです。

そういえば、ある有名企業の東大工学部卒の元取締役の人が小さな講演会でこんなことを言ってました。「エンジニアはお座敷芸者だ」と。驚きました。

この傲慢な資料をご覧下さい☟

三菱重工の人間が防衛・宇宙開発へ税金を投入しろと要求しています。企業が政府を乗っ取って脅している証拠です。

デュアルユース技術の現状  平成26年3月22日 公益財団法人 未来工学研究所 研究参与 三菱重工業(株)防衛・宇宙ドメイン コンサルタント 西山淳一   より

 

 


 

このブログを読んでくださっている大学研究者、企業のエンジニアの方へ。  

いまでも充分便利なので、これ以上技術大国にしていただかなくて結構です。これ以上技術開発したら本当に戦争する国になってしまいます。  

どうかエンジニアの方は、もう人殺しの兵器とかゴミになる家電とか、金属や毒物を使った発電技術とか、そういった生き物と地球を不幸にする技術を開発するのをやめて下さい。  

放射能汚染された廃棄物を集中管理することや原発の後始末を研究して下さい。 

地球の自然を取り戻し、出してしまったあらゆるゴミや毒物を回収、集中管理することを研究して下さい。  

工業生産を減らす方法を考えてください。 このような人間を不幸にする技術を開発すれば、いずれは自分にかえってきます。  

サイエンスフィクションではなく、現実です。

 

軍学共同(大学・研究機関における軍事研究)反対アピール署名


生活水準というものを家電製品など工業製品の技術の尺度で考えることをやめにしなければ、 土に還らないゴミと環境汚染の問題は解決することはありません。 

「もっと性能が良くていい車、便利な家電がほしい」 「多様な電源(発電所)が欲しい」は贅沢な欲望。

「技術の進歩」の進歩とは何かを問い直し、場合によってはその技術そのものを諦めなくてはなりません。  

戦争につながる、健康被害が出る、原料の採掘で人間が犠牲になるようなものの技術開発をやめる勇気が必要だと私は思います。 

ちなみに、私はついに携帯電話をやめました。

 


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秋のさんま祭り。最終的には何もわかっていない人や子どもの口に入る。

2015-09-21 | 放射能汚染

宮城・女川町で「サンマ収穫祭」5000匹を無料でふるまう

 

女川町 魚市場でサンマの催し

水揚げされたばかりのサンマの炭火焼、およそ5000食が無料でふるまわれ、家族連れなど訪れた人たちはおいしそうに食べていました。

 

(管理人より)毎年秋になると 2012年に書いたブログ記事が拡散しています。☟

秋の味覚、サンマを食べるかどうかを考える。海の放射能汚染シミュレーションを直視する。

2015年度の厚生労働省のサンマ(水産物)についての放射性物質検査データです。これだけみると、「ああサンマはもう大丈夫だな」なんて、一瞬錯覚をおこすようなグラフ。

http://www.radioactivity-db.info/product.aspx?product=%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%9E&category=%E6%B0%B4%E7%94%A3%E7%89%A9#chart_div

以下の表を見ると検出下限値が15や25ベクレル/kgのものもあります。それで「不検出」・・・。 

農林水産省のデータより


もちろん検査はサンプリングですし、検査項目の中にトリチウムやストロンチウムや銀などの核種は入っていません。食べて数年後に病気になっても誰も因果関係を証明できませんし、責任もとってはくれません。

そもそも原発事故後、全国でさんまが「無料」で「ふるまわれ」ていることになんの疑問も持たないのでしょうか?

毎年秋になると「イベントでさんまが無料で振舞われました」といった明るい感じで流されるニュースに対し、実に憂鬱な暗い気分になります。

一体その経費がどこから出てるのでしょうか?すべての”さんま祭り”について調べてはいませんが、実際に復興支援として税金が投入されていることはわかりました。

結局 さんまの「食べて応援」をさせているのは国。海を汚しているのは東電をはじめとする原子力ムラの企業たち。

 

例)http://www.town.onagawa.miyagi.jp/hukkou/pdf/kouhukin/h26_03_sokushin.pdf

サンマ収穫祭 漁業集落復興効果促進事業 事業費: 10,000,000円(委託料) 

例)https://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/e-shinko/ward/higashiku/chiikiryoku/h24hyoka2.html

例)http://www.city.meguro.tokyo.jp/gyosei/zaisei/yosan/gaiyou27.files/27honpen5.pdf

 

イベントに行って食べるのは自己責任だけれども、 結局、最終的には何もわかっていない人や子どもの口に入ることになります。

子どもにサンマを食べさせてる映像も毎年ずっとニュースで流され続けています。


2014年10月 沖縄でも https://twitter.com/oldblue2012/status/525618136549056512

2014年9月 大牟田のイベント https://twitter.com/oldblue2012/status/516047092796489728

2014年9月宮城のさんま祭り https://twitter.com/oldblue2012/status/516106226455674880 

2014年9月 山形市 気仙沼さんま祭り https://twitter.com/oldblue2012/status/513651125124210688


2015年1月 骨付きのさんまの寿司 https://twitter.com/oldblue2012/status/556412013241323520


きのこやさんまに税金が投入され、子どもの口に入るような流れが作られていて、それを疑わない市民・・・

それをやれデマだとか、「食べるな!というのは漁業者に生活保護を受けろ!というのと同じ」とか言う人たち・・・・

海に放射性物質を垂れ流している張本人は、国と企業です。よって国と企業が責任を負うべきです。

国や企業は、日本の庶民には、大好きな食べ物=さんまの不買なんてできないとタカをくくっているのでしょう。

 

しかし海外は違います。☟ 

ロシア、日本産サンマを忌避2011年8月11日(木) 日経ビジネス

ロシアが、台湾の水産加工企業に許可を出した理由は明快だ。東京電力福島第1原子力発電所の事故による放射性物質の汚染を気にしての対応だ。

 

日本から輸入の冷凍サンマ、カドミウムの基準値超えで返送=中国山東省

【新華社】 中国山東省の日照検験検疫局は13日、日本から輸入された冷凍サンマ24トン、456万円相当について、カドミウムの含有量が基準値を超えていたとして日本に送り返した。

 

「日本産サンマに危険性」 中国で報道 2012/6/17 21:45

日本から輸入されたサンマを調べたところ、安全基準を超えるカドミウムが検出されたと伝えた。当局は「安全面に重大な危険性がある」と判断し、返品の手続きに入った。



放射性 Ag(銀)は壊変後「安定カドミウム(イタイイタイ病原因物質)」になるということを知らない人は、食べてしまうでしょう。

中国もロシアも日本のさんまを避けているということです。

ブログ読者の方の中には、もうさんまを諦めておられる方が何人もいらっしゃいました。

原発事故さえ起きなければ、秋になったら「きのこご飯とさんま」の組み合わせで食べたかったのに残念でなりません。


 

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「メガソーラーを建築基準法の適用除外にする」という規制緩和。それを決めるWGに柏木氏、飯田氏がいた事実

2015-09-16 | 常総市ソーラー問題

http://techon.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/091300309/?P=1

 

 (管理人より)

常総市の鬼怒川沿いのソーラー問題について連日ブログを書いています。

規制緩和をして、大規模太陽光発電所をどこでも申請なしで建てていいような状態にしてしまったのは一体誰なのかを調べてみました。

「民主が~」、「○○議員が~」といった政治家だけに矛先を向けるように誘導する意見がネット上のいたるところに転がっていますが、実際こういう具体的な項目を決めているのは「有識者」と呼ばれる選ばれた専門家の人たちです。

民主党政権の平成22年2010年に行政刷新会議という機関が内閣府に置かれていました。その「事業仕分け」のようすが面白おかしくテレビに取り上げられていたことは記憶にも新しいかと思います。

行政刷新会議というのは、議長は内閣総理大臣、副議長は行政刷新担当大臣がそれぞれ務め、その他必要に応じて分科会(有識者を構成員として組織)を置いていたわけです。

その分科会は「規制・制度改革に関する分科会」という名前です。

この中にグリーンイノベーションWGというワーキンググループがあり、そこで何項目もエネルギー関連の規制緩和を検討していました。

 

規制・制度改革に関する分科会の設置について 平成 22 年3月 11 日 行 政 刷 新 会 議

各ワーキンググループの構成員は、以下のとおりとする。主査: 内閣府大臣政務官(規制改革担当)及び議長が指名する者。 構成員: 議長が指名する者 

ワーキンググループ(WG)の設置について 平成 22 年3月 11 日 行 政 刷 新 会 議

規制・制度改革に関する分科会に、下記ワーキンググループを設置する。 1.グリーンイノベーションWG 2.ライフイノベーションWG 3.農業WG

 

結局、再生可能エネルギーに関しての、いちばんはじめの規制緩和のワーキンググループ(=グリーンイノベーションWG)に誰がいたのかということです 。

規制・制度改革に関する分科会について (構成員) という資料 を見ると 

構成員の中に柏木孝夫氏と飯田哲也氏がいます。このワーキンググループで「も」いっしょだったんですね。

参考画像↓(総合資源エネルギー調査会新エネルギー部会のときのもの)

山口県の脱原発市民の中には、「飯田さんはメガソーラーとか大規模な自然エネに反対しているよ」と勘違いしてる人(ネット環境にない人、ネット環境にあっても調べない人)がいるのですが、

それはそれは強力な二枚舌を地元で使ってました。 

実際は、こうして原子力推進派の柏木氏と一緒にメガソーラーや風力発電の規制緩和をしています。

大規模な自然エネルギーを推進するために、こういう”肝心な仕事”をしていたというわけです。

本当に「植民地型のメガソーラー」に反対してるならなぜ、2010年にこんな規制緩和してるんでしょうか?


 検討項目も表にしてありました。メガソーラーの建築基準確認申請の不要化(赤囲み)と書いてあります。

グリーンイノベーションWG は全部で7回会合が行われています。2010年(平成22年)原発事故が起きる前の年です。

なんかまるで準備してたみたいですよね・・・・

この会合の中でいろいろな規制緩和を具体的に決めたということです。

第4回までは同じ構成員。 下の記事概要は議事録です。会議の文字起こしになっています。今みたいに動画などはなくて文字起こしだけですが、この中に脱原発の話はありません。

ちなみに議事録の中で、柏木孝夫氏だけが構成員から「柏木先生」と呼ばれています。※官僚からも先生と言われています。

ISEPの飯田哲也氏は3回目までは出席で、4回目は欠席、資料だけとなっています。

 

第1回 平成22年 4月 5日 議事次第 議事概要(PDF形式:79KB)
第2回 平成22年 4月15日 議事次第 議事概要(PDF形式:94KB)
第3回 平成22年 4月22日 議事次第 議事概要(PDF形式:97KB)
第4回 平成22年 4月29日 議事次第 議事概要(PDF形式:93KB)
第5回 平成22年10月25日 議事次第 議事概要(PDF形式:296KB)
第6回 平成22年11月11日 議事次第 議事概要(PDF形式:298KB)
第7回 平成22年12月22日 議事次第 議事概要(PDF形式:269KB)

 

とりあえず、一番初めの会合を見ていきます。 

グリーンイノベーションWG(第1回)議事次第 平成22年4月5日(月) 17:00~19:00 永田町合同庁舎7階特別会議室

規制・制度改革に関する分科会・WG構成員名簿

検討テーマ各項目・参考資料(グリーンイノベーション)

資料の中の「慎重な意見」というところが空欄になっています。その他の検討項目には慎重な意見という欄に何らかの意見が書き込まれていますがこの項目にはありません。空欄になっています。

WGの委員は賛成しかないってこと??  

とりあえずワーキンググループの検討項目に入ってるわけですから、構成員だった人はこの項目について「関係ない」という言い逃れはできません。


 

グリーンイノベーションWG(第4回)議事次第 平成22年4月29日(木) 17:00~20:00 永田町合同庁舎1階第1共用会議室

資料3 各検討項目 対処方針シート  より

国交省からの回答 ↓

建築基準法第2条第1号において、「建築物とは土地に定着する工作物のうち、屋根及び柱若しくは壁を有するもの」と明記されている。

”太陽電池アレイを柱のみで支える構造”については、当該太陽光パネルの下部に屋内的用途が発生していない場合にあっては、当該太陽光パネルが「屋根」とみなされないため建築物には該当しない


こんなわけのわからん屁理屈考えたのが国交省です。 じゃあ、メガソーラーは建築物じゃなかったら一体何だというのでしょうか??

WGの議事録では、この国交省の回答に何やら喜んでいる感じで、その後この件に関しては何も話し合ってませんでした。

上の表の(規制緩和の)「要望へ対応した場合に生じる問題点、及び問題点に対する補完措置の有無等」のところに、国土交通省からの回答がありません。空欄となっています。

国交省は規制緩和した場合に生じる問題点を無視または考えてないんですかね 

こうして WG要望⇒国交省「建築物に該当しない」⇒一般案件で閣議決定(平成22年9月)⇒「建築基準法の適用除外」という道筋が作られたということです。

飯田氏は”用が済んだ”と見えて、第五回の会議からはWG構成員が変わっています。

平成22年の4月に集中的に4回ほどWG会合を開いて、柏木氏と飯田氏がしゃべって、菅直人首相が閣議決定し、ちゃっちゃと規制緩和する。なんか簡単で恐ろしいですね。

このように専門家が集まって、こそ~っと自分や企業に都合がいいように決めているのです。

たとえ議事録があっても、そんなものは省庁HPの山のようなPDFに埋もれて誰も見てませんからやりたい放題。

ちなみに 4回目の会議は資料だけの飯田氏。 飯田委員提出資料 より(赤色囲いは管理人による)


つまり、飯田哲也氏がWGに構成員として入り建築基準法の規制緩和をすすめたということです。個人的に資料も提出して、会議を通じて太陽光も風力も合わせたマクロの話を会議の場でしていました。

にもかかわらず、今回の大水害後、飯田哲也氏のツイッターには水害と太陽光発電所に関するツイートはありません。ISEPのHPにもなんのお知らせもありません。

これは事実です。

従ってまず「太陽光発電設備等の工作物を建築基準法の適用除外にする」という規制緩和をさせたのは、2010年にグリーンイノベーションWGにいた構成員ということになります。

 

 「新成長戦略実現に向けた3段構えの経済対策」について 平成 22 年9月 10 日 閣議決定

↑この閣議決定の中に、メガソーラーの規制緩和が入ってるということです。

 日本を元気にする規制改革100  の具体的な項目の中に

国交省 建築確認手続き等の運用改善(第二弾)及び規制改革等の要請への対応について  より 

平成22年6月に施行された建築確認手続き等の運用改善(第一弾)により、確認審査の迅速化が図られつつあるものの、建築確認・審査手続きの簡素化等については、「新成長戦略実現に向けた3段構えの経済対策」(平成22年9月閣議決定)において、「必要な見直しを検討し、平成22年度中に見直し案をとりまとめた上で、可能な限り早期に措置を講じる」こととされるなど、建築確認・審査手続き等の一層の合理化への要請に応えることが求められてきました。

 このため、「建築基準法の見直しに関する検討会」(平成22年3月~10月)における議論等も踏まえ、今般、建築基準法施行令の改正等、追加的に措置する建築確認手続き等の運用改善(第二弾)の概要をとりまとめましたので公表いたします。

 また、建築確認・審査手続きの簡素化等以外にも上記の閣議決定等においては各種規制改革等の要請に本年度中に措置を講じる等の対応が求められており、これらに係る対応の概要につきましても併せて公表いたします。

 なお、関連する建築基準法施行令のうち、構造関係規定の合理化等に係る改正については平成23年5月1日、太陽光発電設備等の工作物に関する建築基準法の適用除外に係る改正については平成23年10月1日に施行いたします。

 また、建築基準法施行規則及び関係告示等の改正・制定については平成23年5月1日、マンション建替え円滑化法における最低住宅面積の緩和に係る改正については平成24年4月1日に施行する予定です。

 

【別添2、別添5参照】

○太陽光発電設備等の工作物に関する建築基準法の適用除外

電気事業法等他法令により十分な安全性が確保される場合に建築基準法が適用される工作物から除外する

○土地に自立して設置する太陽光発電設備の取扱い

架台下を屋内的用途に供しないなど、建築物として取り扱わない要件を明確化し設置の円滑化を図る

○建築物の屋上に設置される太陽光発電設備等の建築設備の高さの算定に係る取扱い

高さに算入しても建築基準関係規定に適合することとなる太陽光発電設備等の設置を円滑化する

 

   (別添2)建築基準法施行令の一部を改正する政令(概要)

   (別添5)太陽光発電設備等に係る建築基準法の取扱いについて(技術的助言)


 

こうやって、規制緩和が決まっていったんですね・・・ε=(・д・`*)ハァ…

なんちゃら小委員会とかなんちゃらWGに委員として入って具体的なことを決めている連中というのは、最終的に市民が被る迷惑などは考えていません。

議事録を見ると、大義名分を使って巧妙に言い訳を残しながら、結局は業界に利権を誘導しているのが分かります。

「大洪水が100年に一回の天災だから~」では済まされません。

ゲリラ豪雨は毎年どこかで起こっているし、こういう台風による豪雨も今後も大いにありえます。

メガソーラーを危険な場所にも簡単に作れるような規制緩和の道筋をつけた人たちの責任は問われないのでしょうか?↓

このせいで、メガソーラーによる自然破壊が日本中で進んだのですから。

しかも、原発をなくすことにいっさいつながっていない。まあ、これだけみても再エネが原発を補完してるということはわかると思います。

 

 

 「太陽光パネルは建築物には該当しない」と回答した国交省の担当者

閣議決定した首相と閣僚(そのときは菅直人首相)

グリーンイノベーションWGの構成員   

主査  田 村 謙 治   内閣府大臣政務官

有 村 俊 秀   上智大学経済学部・准教授 同大学・環境と貿易研究センター長

安 念 潤 司   中央大学法科大学院教授

飯 田 哲 也   環境エネルギー政策研究所所長

伊 藤 敏 憲   UBS証券シニアアナリストマネージングディレクター

柏 木 孝 夫   東京工業大学統合研究院教授

澤 昭 裕     21 世紀政策研究所研究主幹

速 水 亨     速水林業代表

松 村 敏 弘   東京大学社会科学研究所教授

目加田説子   中央大学総合政策学部教授

山 崎 福 寿   上智大学経済学部教授

早稲田祐美子  弁護士

 

おまけ

飯田氏と柏木氏が、なんちゃら小委員会とかWGで、311前からずっと一緒にやってる件

平成19年 中央環境審議会地球環境部会・産業構造審議会環境部会地球環境小委員会 合同会合(第26回)議事次第・資料

 

総合資源エネルギー調査会新エネルギー部会委員名簿

 


 

 


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金沢大学の藤生助教「丘陵地を掘削したことで、そこにあふれた水が流れ込み水害が広範囲に及んだ可能性」

2015-09-15 | 常総市ソーラー問題

http://techon.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/091300309/?P=1  より 

 

加藤 伸一=日経BPクリーンテック研究所 2015/09/13 14:20
 
 
川の水が流れ込んだ鬼怒川沿いの太陽光発電所
手前が低圧連系の太陽光発電所、奥が出力1.8MWのメガソーラー。9月12日午後に撮影(出所:日経BP)
 

 

関東や東北では9月10日、台風18号の影響による記録的な豪雨が続き、茨城県常総市では、鬼怒川の堤防が決壊したり、堤防を越えて川の水が溢れ出る「越水」による被害が生じた。

堤防の決壊や越水は、常総市内で数カ所に及んだ。溢れ出た場所のうちの1カ所は、鬼怒川の東側に位置する若宮戸地区にある、太陽光発電所に隣接する川岸だった。

 
水没した部分もある
手前のメガソーラーのアレイは倒壊して水没している。9月12日午後に撮影(出所:日経BP)
 

 太陽光発電所や周辺の土地だけでなく、近隣の地域に水が流れ込んだ。太陽光発電設備は、水没・浸水した。

 この太陽光発電所に関して、元々、自然堤防の役割を担っていた丘陵部を、太陽光発電所の施工時に切り崩したことが、今回、越水を引き起こした要因の一つとなった可能性があると、複数の一般メディアが報じている。

 人工の堤防がない場所のため、自然堤防を削ったことによる洪水の危険性を、周辺住民が通報したり、市議会などで指摘されていたとしている。これに対し、削られた部分に土囊を積み上げて処置していた。

 
丘陵による自然堤防を削って施工
右奥に断面が見える丘が本来の高さ。手前左から続く、自然堤防を削って土嚢を積んだ部分と、周囲の自然堤防の高さは大きく異なる。9月12日午後に撮影(出所:日経BP)
 

 自然堤防の役割を担っていた丘陵部は、太陽光発電所の西側にあたる場所で、約150mにわたり、高さ約2m削られていた。現地で見ると、掘削後に積んだ土嚢と、周囲の自然堤防の高さの差は、相当に大きい。

 鬼怒川の水が溢れ出た後の2日間、晴れの日が続いたこともあり、12日午後には、この太陽光発電所では、水没・浸水したままの場所は、一部に縮小していた。

 太陽光パネルは、隣り合う形で大きく二つのエリアに設置されていた。

 一つは、川に近い西側で、出力50kW弱の三つの太陽光発電所が低圧連系している。土地区分や連系設備の状況から、いわゆる「低圧分割案件」の可能性もある。

 もう一つは、川から遠い東側で、高圧連系した出力1.8MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)である。

 

フェンスからパネルまで、基礎ごと押し流されて倒壊

低圧連系の太陽光発電所は、ほぼすべての設備が倒壊
フェンスから太陽光パネルまで、基礎ごと元の位置から流されている。フレームだけが架台に残り、カバーガラスやセル、バックシートが引き剥がされているパネルも多い。9月12日午後に撮影(出所:日経BP)

 

鬼怒川により近いこともあって、低圧連系した太陽光発電所は、フェンスから太陽光パネルまで、あらかた基礎ごと地面から押し流され、倒壊していた。3本ある低圧連系用の電柱のうち1本も傾いていた。

 基礎は、コンクリート2次製品による置き基礎と見られる。太陽光パネルは、ソーラーフロンティア製である。

泥や草木と太陽光発電システム、防草シートまで一体となって倒壊
濁流の凄まじさを物語る。9月12日午後に撮影(出所:日経BP)
 

 太陽光パネルは、架台に固定されたまま元の位置から流されているものが多い。一部は、架台から外れていたり、フレームだけが架台上に残っていたりした。

 川から溢れた水は、土砂や草木を巻き込んで流れてくるため、架台やパネル、フェンスなどには泥や草木がこびり付いており、濁流の凄まじさを物語る。

 
メガソーラー側には原形をとどめているアレイも
低圧連系の発電所よりも、川から遠い位置にある。9月12日午後に撮影(出所:日経BP)
 

 一方、メガソーラーは、設置範囲が広いこともあり、場所によって損壊の程度は異なっている。川に近い西側では、低圧連系の太陽光発電所と同じように、フェンスから太陽光パネルまで、倒壊している設備がほとんどだった。 しかし、それ以外の場所では、水没や浸水の被害を受け、泥に埋まり草木が付着しているものの、ほとんどのパネルは架台に固定され、原型をとどめているように見える。

 メガソーラーの基礎は、スクリュー杭を採用しているとみられる。太陽光パネルはカナディアン・ソーラー製だった。

 

 


 

(管理人より)太陽光発電推進の立場の日経テクノロジーの取材記事ですが、専門用語も使われ、はっきりした現場画像もあり、今までで一番わかりやすい記事となっています。

再エネ推進側らしく、記事の最後は「原形をとどめているアレイも」と締めくくっていますが、あれだけの泥水をかぶっているのですから、まず使い物にはならないでしょう。

防草シートまでぐちゃぐちゃですね。ε=(・д・`*)ハァ… 全て産業廃棄物になります。鬼怒川の底の放射性物質も付着しているでしょう。水たまりに浸かったパネルは感電の危険もあると思います。

設置業者は感電に注意して早急に撤去作業をしなければならないと思います。

 

 

さらに・・・↓ ついに、NHKも鬼怒川沿いのソーラー設置のための掘削が水害に影響していた可能性を指摘しました。

鬼怒川の水害をヘリからライブ中継している時でも、ソーラーパネルに関しては記者もアナウンサーも何も言わなかったのですが、ネット、民放が取り上げて、さらに専門家が言及したので記事になっています。夜中にWEBNEWSの記事をアップして、もう流れてしまっています。画像や動画もありません。↓

 

専門家「丘陵地掘削で水害広範囲の可能性」

9月14日 1時36分 NHK
 
鬼怒川の水があふれた茨城県常総市の若宮戸付近を金沢大学の専門家が小型の無人機「ドローン」で調査した結果がまとまり、専門家は「川のそばの丘陵地を工事で掘削したことから水害が広範囲に及んだ可能性がある」と指摘しています。
この調査は、防災が専門の金沢大学の藤生慎助教が12日、「ドローン」を使って上空から川の水があふれ出した茨城県常総市の若宮戸地区周辺を調べました。
常総市の鬼怒川沿いには太陽光発電パネルが設置されていますが、水が流れ出した周辺を上空から見ると、太陽光発電パネルと鬼怒川の間にある丘陵地が幅およそ150メートルにわたって掘削され、木々も伐採でなくなっている状況が確認できたということです。
また、掘削されず丘陵地がそのまま残っている周辺と比べると、水害の規模が広い範囲にわたっていることも分かったということです。
調査した金沢大学の藤生助教は、「丘陵地を工事で掘削したことで、そこにあふれた水が流れ込み、水害が広範囲に及んだ可能性がある。川のそばの丘陵地は自然の堤防の役割を果たしていることを忘れてはいけない」と話しています。

 

この日経BPの記事の画像は、積まれた土嚢の高さが、元々の堤防の高さよりも低いということがよく分かる画像です。

国交省のずさんな土嚢による応急対応の証拠です。フレコンバッグを2段しか積んでいないように見えます。

福島県の飯舘村でも除染廃棄物の入ったフレコンバッグが流されています。重さに違いはあれ、このような土嚢は大洪水が発生したらひとたまりもないということです。

「右奥に断面が見える丘が本来の高さ。手前左から続く、自然堤防を削って土嚢を積んだ部分と、周囲の自然堤防の高さは大きく異なる。9月12日午後に撮影(出所:日経BP)」

 
 
 
 
 
そもそも、なぜこんな太陽光発電所が河川のすぐそばに建設されてしまったのかといえば、国が規制緩和したからに他なりません。
2011年2月に建築基準法の規制緩和して、さらに2011年3月11日に再エネ特措法で再エネを国策化したからです。
 
 

メガソーラーの建築確認を不要に、建基法施行令改正へ 2011/2/17

メガソーラー(大規模太陽光発電所)や風力発電機の設置を進めるため、国土交通省は建築基準法の規制を緩和する方針を固めた。2月15日に公表した建築基準法施行令の改正案で、大規模な太陽光発電設備を建設する際の建築確認を不要とすることなどを盛り込んだ。国交省は3月16日まで改正案に対する意見を受け付けている。


国土交通省 【別添2、別添5参照】

○太陽光発電設備等の工作物に関する建築基準法の適用除外

電気事業法等他法令により十分な安全性が確保される場合に建築基準法が適用される工作物から除外する

○土地に自立して設置する太陽光発電設備の取扱い

架台下を屋内的用途に供しないなど、建築物として取り扱わない要件を明確化し設置の円滑化を図る

○建築物の屋上に設置される太陽光発電設備等の建築設備の高さの算定に係る取扱い

高さに算入しても建築基準関係規定に適合することとなる太陽光発電設備等の設置を円滑化する

 

   (別添2)建築基準法施行令の一部を改正する政令(概要)

   (別添5)太陽光発電設備等に係る建築基準法の取扱いについて(技術的助言)

第2 土地に自立して設置する太陽光発電設備の取扱い 土地に自立して設置する太陽光発電設備については、太陽光発電設備自体のメンテナ ンスを除いて架台下の空間に人が立ち入らないものであって、かつ、架台下の空間を居 住、執務、作業、集会、娯楽、物品の保管又は格納その他の屋内的用途に供しないもの については、法第2条第1号に規定する建築物に該当しないものとする。



いま、この鬼怒川ソーラー問題で、いろんなブログなどSNS、掲示板、2ちゃんねる、まとめなどが出ていますが、そのほとんどが驚くような極右的な視点で誘導するように書かれています。

民主党の事業仕分けを盛り込んで揶揄してみたり、中国・韓国への差別を盛り込んでみたり、原発のほうがいいと誘導する始末。

自民党政権の時代から国と企業は再生可能エネルギーを進めています。民主党だけの責任ではありません。自民党は再生可能エネルギー賛成ですから。

そして311以降は、すべての政党が、自然エネルギー、再生可能エネルギーを推進してきたのは事実です。

「再エネは脱原発につながる」という「嘘」で自然エネルギーを進めてきた、社民、共産、緑の党も同じです。

従って規制緩和し、再生可能エネルギーで日本中が自然破壊されてしまったのはすべての政党の責任でもあるのです。

そして、そういう政治家を選んだ市民の愚かさ。判断力のなさ。

気づいた市民は、議員や政党に対して事実を突きつけてください。それぞれの党の再エネ推進政策を白紙撤回するよう要求してください。

こういったシナリオを作ってるのは官僚と企業と学者だということです。

そして、再エネ工業製品の不買をしてください。

「安倍を倒せ」と叫んで自宅でエコキュートの風呂に入っていたら無意味ということに気づけない限りは、原発はなくせないということです。

 

 

 

ここで、ざっとおさらい

 

 

山田征さんの資料より 一部追加 補填


国及び再生可能エネルギー推進者側の動き

●1994年度      太陽光発電(ソーラーパネル)設置者への補助金制度スタート

●1997年度      風力発電(風車)設置企業への補助金制度スタート

           東電による生活クラブ生協などへの「太陽光発電」普及促進のための助成金制度始まる(ソーラーパネル設置費用の一部を助成) (審査委員:山地憲治ほか)

●2008年後半    「原発に代わる自然エネルギー」という根拠のない言葉が意図的に作られ、特に反原発の運動体(グループ)などに送り込まれる。

●2009年前半    麻生政権時、「2020年までに2800万kw分のメガソーラーを設置する」という目標値が打ち出される。

●2009年11月1日  太陽光発電の余剰電力買取制度スタート (むこう10年間)

          家庭及び小さな事業所での太陽光発電の余った電気(9kwまで)をデンキ利用者が高価格で買取り負担する、というもの。

          これはこの制度が始まってから10年ではなく、パネル設置者が売電を始めてから10年ということです。

                        従って新しい設置者が出る度、そこから10年で、この制度の終わりはない、ということです。

●2009年11月6日 再生可能エネルギーの全量買取に関するプロジェクトチーム会合 有識者 (柏木孝夫・山地憲治ほか)

●2009年11月  経産省内に「次世代エネルギー社会システム協議会」を設置(メンバー:柏木孝夫、山地憲治ほか)

            目的~部課長クラス主体による「スマートグリッド関連企業開拓」 スマートグリッドビジネスの指令塔となる。

●2010年     「スマートグリッド」関連図書が続々出版される 

●2010年7月1日  一般財団法人として「低炭素投資促進機構」設立。代表:柏木孝夫

●2011年1月  「行政刷新会議」が行われる 議題「再生可能エネルギー促進による規制緩和提言」 

            ※ 参考⇒規制・制度改革に関する分科会報告書 (エネルギー) 平成24年3月26

                 エネルギー規制・制度改革アクションプラン ~グリーン成長に向けた重点28項目の実行~ (概要) 平成24年3月29日 エネルギー・環境会議

               ・対象~民有林、国有林、保安林、農地など(工場立地法含む)

               ・「ソーラーパネル」設置は緑化設備とみなす。

              工場立地法によれば敷地の1/4(25%)を緑地帯にするという義務づけがあるが、パネル設置の際は周辺の樹木を広範囲に取り除く必要があるため、

              この立地法が適用出来ないのでパネル設置を環境設備とする。

●2011年2月 建築基準法の規制緩和 大規模な太陽光発電設備を建設する際の建築確認を不要とする

●2011年3月6日 調達価格算定委員会 (買取価格を決める)はじまる (山地憲治ほか)

●2011年3月11日(午前)再生可能エネルギー特別措置法案」閣議決定

                10kw以上の営業用太陽光発電、風力発電、地熱、中小水力、バイオマス発電などによって作られた電気は、全量電気利用者が促進税として買い取り負担をする。 

●2011年3月11日(午後)東日本大震災 福島第一原発事故

●2012年3月19日 「低炭素投資促進機構」が費用負担調整機関(再エネ賦課金の集約先)の指定を受け事業を開始。 (代表:柏木孝夫)

●2012年7月1日  再生可能エネルギー特措法 施行(大飯原発再稼働)

             「固定価格買取り制度」スタート(むこう20年)(10kw以上の太陽光発電、風力、地熱、中小水力発電、バイオマス発電によるデンキの全量を買い取る)

                     これも新しい発電設備での売電が始まる度、そこから20年です。 

●2013年6月   農山漁村再生可能エネルギー法閣議決定(2013.11.22までに公布、2014.5までに施行)

                     ・全国土の12.1%(456万ha)までをこれらの設備用地とする

                     ・農地法、水利権、漁業権、保安林などの規制解除など各種転用手続きを地方行政の窓口が一括代行する、というものです。

                     


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常総市若宮戸のソーラー業者「削った山に対して自然堤防だという認識がなかった」

2015-09-14 | 常総市ソーラー問題

(管理人より)モーニングバードという朝の情報番組で、常総市若宮戸地区のメガソーラー業者(大型の方)のインタビューを流していました。番組内ではB社として社名は伏せられています。

土嚢を積んだ現場の写真もTBSのニュース動画よりも、はっきり写っています。地元住民の意見も入っている動画です。

 

住民の声

「ここは若宮戸山といって大きい砂山だったんです。そもそも堤防がないんで自然堤防だったんですよね。この地区はね。その自然堤防を大切に先祖代々ずっと守り続けていたんです。ところがソーラーパネルの業者さんがソーラーパネルを設置するにあたって自然堤防を崩し始めたんで・・・

 

自然堤防を壊しちゃうと堤防がなくなりますから、こういう結果になるのは誰でも想像つきますよね。 これは2つの会社になってるんだよね。(A社は)堤防の向こう側で、最初からその辺は水が来るよって言っても、”いや来ない、大丈夫だ”ってやってた人だから何も口出さなかった。自然堤防の向こう側だったんです。」(小林康裕さん)

「太陽光パネルの設置で、あそこ削っちゃったせいだってみんな言ってますね」地元男性

「やっぱり、(自然堤防を)取って危ないなってみんな言ってますよ。取った時点でみんな言ってますから」(小林喜美男さん)

「あれよあれよという間に、あっちの奥までソーラーできちゃったんですよね。何人かで集まって見てソーラーいっぱいたってきたねって。これ以上は洪水が来たらやられるぞって心配してたんだから・・まあしゃあない・・」(門井一夫さん)



 

 

 

(管理人より) 

A社はソーラーフロンティア社製のパネルだと思われます。CIS太陽電池といって主成分に銅(Copper)、インジウム(Indium)、セレン(Selenium)を用いたパネル。インジウムセレンは毒性物質です。

パネルが水没崩壊して、周囲に散乱していますが、当該事業者は早く撤去すべきだと思います。

B社は社名が出ていないので、どのメーカーのどういうパネルかわかりません。せめて化合物系でありませんように・・・・

 

 

 

B社の言い分

「切り開いたっていうか、うちの購入した山には、山はあったんですけど、それって堤防ってことじゃないんですよ。我々の土地、購入したところに関してはそれを自然堤防っていう私たちにはその認識がなくて」

「高い山じゃなかった、砂山だったんですよ。たまたまそこにあるなんの変哲もない山だと思った」

「河川事務所に聞いたところ、ここまで水が来たことはないから何も心配ないって話だったんですよ。ここまで水が来たことはないと断言していましたので・・・」 その後土地を購入。

「山を崩していたら常総市役所の職員が来まして、近隣の人が心配していると、2mの土嚢を積ませてくれないかってことだったんですよ。国土交通省河川事務所です。それで心配が止まるならば、いくらでもよくやってくれってことを提案して、土地を貸したのですけれども・・・国土交通省、河川事務所が提案した」

「我々も国を信じていた」 「例えばここで堤防の増設とかあるんであれば協力したいと思っています」

 

 

 

記者「切り崩したであろう痕跡のある山の斜面がありまして、その高さと土嚢が積まれている2段重ねになっている高さに開きがある。」

 

 

画像で見てもグチャグチャになってるので、一体どの程度高さに違いがあったのかもわかりません。この報告もこの土嚢のあたりがぼかされています。

上空から見て凸の形に土嚢を積んでいたと思われますが、実際フレコンバッグで何個だったか、何段、何列積んだかなど、土嚢の設置状況は河川事務所に取材すればわかるかもしれないのに・・・

事業者は完成時に写真を撮っているはずなので、それを見ればわかると思うのですが・・・出さないでしょうね。

結局土嚢は国交省の指示で2mしか積んでなかったということでしょうか。

山を掘削して切り出した土の量よりも、少ない量を土嚢にして、積んだところで、強度的には掘削する以前の自然堤防と同レベルだとは到底言えないと思います。

山に根をはっていた木なども伐採しているわけですから、そこは弱くなって当然です。

心配する住民の手前、土嚢を置かせてほしいと事業者に言ったのではないかと思われても仕方がありません。やっつけで2mほど土嚢を積んで、住民をとりあえず黙らせる。

それにしてもまあ、河川周辺住民の命を預かる河川事務所の危険に対する認識が、この程度だということに驚かされます。

応急処置として土嚢を積んだのでしょうが、その間に豪雨被害があるかもしれないという考えは浮かばなかったのでしょうか?

国交省河川事務所の対応のまずさは誰の目にも明らかではないでしょうか。 

地元の人が「大切に守り続けてきた山」=自然堤防を、ソーラー業者が「なんの変哲もない砂山」と認識し、国交省がOKを出して業者が掘削し取り払ってしまうというこの異常事態。

再エネの金に目がくらむとこんなことが起こるというわかりやすい例です。

 

とうとう関係者の責任のなすり合いになっています。 言い訳の数々。今回の水害で人が亡くなっていることを考えると、きちんと行政対応の不備を認めて欲しいと思います。

そして、このような再生可能エネルギーを優遇するような法律を作って国策化した人たちに責任を取って欲しいと心から思います。

「法的には問題ない」「ソーラー自体は問題ない」という言い逃れはもうたくさんです。

 

 

この画像を見るとA社も十分削っているように思います。木を伐採して整地してるわけですから。↓

 

 

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掘削場所に置かれた土嚢の様子。これで「堤防自体は全域にわたり同レベル」って??ありえない!

2015-09-13 | 常総市ソーラー問題

 

(管理人より)土嚢の様子や泥流で壊れたソーラーパネルが散乱している様子が見て取れます↓

フレコンバッグを2段ぐらいしか積んでないように見えますね。

映像では少ししか写ってませんが、土がむき出しになっている上に、1~2?列、2段?しか土嚢が積んでいないということがわかります。

せっかく取材に行ったのなら、なぜこの土嚢付近を丁寧に撮さないのか不思議です。

土嚢が崩壊して、しょぼかったことがバレたくないのかもしれません。とりあえず、まあ、参考にはなりますのでアップしました。


鬼怒川の氾濫、土手掘削 問題視の声も TBS NEWSi  2015/9/12 (12日16:49)

 

鬼怒川の氾濫をめぐっては、地元住民から「土手が掘削されたことなどに問題があったのではないか」との声が上がっています。

 「地元にとってはびっくりした。崩しているから」(近隣住民)

 国土交通省や常総市議会の議事録などによりますと、決壊した堤防のおよそ5キロ上流で、去年3月ごろ、民間の事業者が土手より宅地側にソーラーパネルを設置するために、土手の上部2メートルを長さ150メートルにわたって削り取りました。

 

関係者によると、その場所は「もともとの土手にも十分な高さがない」と、堤防の建設を求める住民もいたといいます。そこに始まった掘削・・・

  

 「山がなくなったときに、大水が来たらあふれるなという自覚は、この辺の住民はあった」(近隣住民)

土手は民有地で、国交省は「掘削は法律に違反しない」としていますが、住民の不安を受け、国交省は、掘削した場所に去年7月、土のうを設置しました。

今回の氾濫では、この場所から水があふれ、その後、5キロ下流の堤防が決壊しました。

 

 

 

 「これをきちんとやっていれば、こんな大きな被害出なかった」(坂東市 吉原英一市長)

 常総市に隣接する坂東市の吉原市長も11日、政府調査団にこのように訴えました。それに対し・・・

 「堤防自体は全域にわたり同レベルにできていた」(太田昭宏国交相)

 太田国交大臣は12日、こう話しましたが、国交省は市などの要望を受けて人工の堤防を設置するため、去年から用地買収などを進めていました。

 また国交省は、「今回の掘削と堤防の決壊に関係があるかどうかは分からない」としています。(12日16:49)

 

 

 

 

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鬼怒川氾濫箇所の若宮戸地域の太陽光発電事業者は2社存在する。責任のなすり合いがはじまった。

2015-09-13 | 常総市ソーラー問題

(管理人より)

鬼怒川沿いのソーラー問題について当ブログでは、関連の事業者名を挙げてきませんでしたが、今日は当該事業者が報告書を出してきましたので、出来る範囲で検証していきたいと思います。

2ちゃんねるなどではソーラーの事業者名が早くから晒されていました。報ステの報道でも事業者名は一切流れませんでした。

グーグルの画像と、水害後の画像を見て、パネルの並べ方と規模から考えて、2箇所の事業者が違うということまでは想像がついていたのですが、当ブログでは資料がなかったので触れませんでした。

ついに当該事業者の1社  ソーラーエナジーインヴェストメント のHPのトップに大きく報告が掲げられました。

弊社が所有する「常総市若宮戸ソーラー発電所」と、鬼怒川氾濫に関する報道について(ご報告)

これを読むと、あの越水した場所にあったソーラーは、2つの事業者が関連していた模様です。川に近い方は、ソーラーエナジーインヴェストメント。もう一方はまだ事業者の名前が出てきていないようです。

この報告書に出ている図に、グーグルの元画像を右横にくっつけてみました。

左の図は「他社所有地」、「自然堤防」などの囲みに色を上からつけられて、さらに文字が乗せられて加工されているため、下の画像がわかりにくくなっているからです。

 

さらに拡大すると、ソーラーエナジーインヴェストメント所有地と隣の敷地が大型車両が通れる幅の「道筋」がついているように見えます。(黄色囲み) 

高低差を少なくして、敷地と敷地はつながっているように見えます

 

これは ソーラーエナジーインヴェストメントのソーラーの建設途中の衛星画像です。ソーラーを建設するのに資材の搬入は一体どこから行ったのでしょうか?

赤囲いの川沿いの道路か、または黄色囲いのいずれかではないでしょうか?少なくとも、トラックが通っている形跡があるように見えます。 

ソーラーエナジーインヴェストメントは、自然堤防を削っていないと言っています。

自然堤防を150m削ったのは、ソーラーエナジーインヴェストメント社の言うようにもう一方の大型のメガソーラー事業者かもしれませんが、画像からもわかるように車両分の幅の道を通じさせている可能性はあります。

2つのソーラー事業者が全く無関係というなら、あえて間にある自然堤防を切り崩す必要がないのではないでしょうか?

実際には、境界の高さ2~3メートルの自然堤防が約150メートルにわたって切り崩されたわけですが、

メガソーラー建設地に自宅が面している遠藤玲子さん(59)は「自然堤防と生い茂った木々のおかげで、2階からでも昔は鬼怒川は見えなかった」と証言されています。

さらに市議会議員の議会での質問の中に

今回、ここに上げた無堤地域の今後についてということなんですが、質問の冒頭に申し上げるわけなんですが、今回のこの事業、太陽光発電が計画されているわけでございますが、この事業に私ども地域の人も反対をしたとか反対をしようとか、そういうことの質問ではございません。むしろ地域が非常に明るくなったり、あるいはまたうっそうとしていた山がある意味じゃきれいになって明るくなるねというような考えの方もいらっしゃるわけでございまして、環境的には逆によくなるんじゃないかというようなことも含めて、喜ぶという方もいらっしゃいます。

という部分があります。

つまり「明るくなる」ということは日当たりが良くなるということです。

大型のメガソーラー事業者が自然堤防を切り崩した理由が、ひょっとすると「日当たり」のためかもしれません。

このように、市民が議員に頼んでも、議員自身が再生可能エネルギー自体に反対でない場合は、こういうふうに扱われてしまうということです。

ソーラー建設に「反対する人は何人もいた」にも関わらず、議会では賛成派の住民の意見を伝えています。 

 

 

堤防というものは、ずっとつながっていて初めて堤防の力を発揮するものです。堤防の途中が土嚢になっていたらその部分は、他の部分と比べて弱くなるということは素人でもわかります。

一度堤防を掘削して切ってしまって、土をむきだしにして道までこしらえてしまったら、応急処置でいくら土嚢を積んでもその部分が弱くなり、そこがきっかけで壊れてしまうということは十分ありえます。

 

 

この図を見ても、ソーラーエナジーインヴェストメント社のソーラー設置もある程度、整地するために所有地の表面を削ってることは明白で、土がむき出しになって弱くなっていたと思います。

越水⇒決壊する原因になった可能性もあります。

 

そしてこうなりました↓  国会議員も県議も市議も現地に視察にいくべきだし、まともなメディアなら取材に行くべきと思います。

 完全にソーラーエナジーインヴェストメント社のソーラーは水没して見えない↓

 

 

 明らかにそこだけ、自然堤防も木もなくなりスポッと切れていることがよくわかります。

 

 

追記  坂東市の吉原英一市長は、常総市の鬼怒川氾濫は自然堤防掘削が原因と認めました。↓

 

鬼怒川氾濫の“犯人”にされた会社「うちが原因ではない」

2015年9月13日 12時0分  スポーツ報知

関東・東北水害における茨城県鬼怒川の氾濫で、堤防のない常総市若宮戸地区について丘陵部を掘削して太陽光発電のソーラーパネルを設置したのが原因と報じられていることに関し12日、千葉県内の民間事業者が自社のホームページで見解を明らかにした。

 この会社は、10日に鬼怒川が氾濫した際にインターネット上などで社名を挙げられ、水害が拡大する要因を作ったとされた。だが、同社がパネルを設置した場所は、自然堤防として機能していた通称「十一面山」と呼ばれる丘陵部よりも川面に近い側であると主張。もともと平らな状態の土地で、丘陵を削った事実はないとしている。

 その上で、丘陵を切り崩したのは、この会社のすぐ隣の土地を所有する別のメガソーラー事業者であるとも指摘。この事業者とは取引関係が一切なく「川沿いにあった自然堤防を弊社が事業用地の開発のために切り崩したことから起こったとする事実とは異なる情報が散見される」と訴えている。

 若宮戸地区は昨年3月に太陽光発電事業を行うため、丘陵部の幅約150メートル、高さ2メートル部分が削られた。その後、国と協議した上で、当該部分には土のうが積まれた。11日には、同県坂東市の吉原英一市長が政府調査団に対し「常総市の一部で起きた氾濫は、民間業者が採掘したことが招いた」と話していた。

 

鬼怒川決壊、「越水破堤」か=国交省調査委が現場視察-茨城

時事通信

記録的な豪雨により鬼怒川の堤防が決壊して大きな被害が出た茨城県常総市で13日、国土交通省が設置した調査委員会が現場を視察し、あふれた川の水で堤防が浸食されて崩れる「越水(えっすい)破堤」が起きた可能性が高いと述べた。
 この日は調査委のメンバー3人が決壊現場を目視するなどの調査を実施した。その結果、越水破堤があった場合に生じる地面のくぼみが堤防の外側で見つかったという。
 調査委員の清水義彦・群馬大大学院教授(河川工学)は視察後、「生々しい現場だった。破堤による被害の大きさを実感した」と話した。(2015/09/13-16:40)

↑ メガソーラーのことには一切言及していない報道記事に違和感。  越水破堤だろうが、決壊だろうが、住民にとっては大被害、大迷惑です。

 

様々な法律を規制緩和して、「やっちゃえ」の掛け声で、国も自治体も企業も市民も生協も、日本中いたるところに太陽光発電所を作っておきながら、

災害が起きたあとに「企業が悪い」だの「事業者が悪い」だの「国の安全ルールがない」だのと、再エネを推進してきた人たちの醜い責任のなすり合いが起きています。

「ソーラー自体は悪くない」、「場所を選べ」などいまだにそういう事を言う人もいます。

ブログのアクセス解析でわかったのですが、今回のソーラー問題を、民主党批判、菅直人と孫正義批判から原発推進に持っていこうとするあきれるようなブログも存在しています。

私のブログから相当画像を引用して自分に都合がいいように記事内に並べていました。ε=(・д・`*)ハァ…

常総市の市長が脱原発派だったからだめだという主張も盛り込まれてました。

すべての政党が、再生可能エネルギーを推進しているのに何をとぼけたことを言ってるのでしょうか。政治はプロレスになってることにいい加減気づいてください。

政権が変わろうが、国と企業は原発を温存する新利権を作り出すために、官僚と柏木孝夫氏などの学者、三菱など企業が裏で太陽光発電を準備していたのですから。

参考⇒ 住宅用太陽光発電システムの 普及促進に係る調査 報 告 書

参考 ⇒太 陽 光 発 電 シ ス テ ム の 標 準 化 ワ ー キ ン グ グ ル ー プ の 進 め 方 に つ い て ( 案 )

「ソーラーが自然破壊だ」という論調から「原子力発電が最も低コストで安全でクリーンなエネルギー」という結論に持っていこうとするむちゃくちゃさには流石に驚きました。

こういう人間がいるから、「再エネはおかしい」と言うと「おまえは原発推進派か!」という人間が出てくるのです。ε=(・д・`*)ハァ…


国策再生可能エネルギーが自然破壊になってしまい、災害を拡大する要因に発展してしまった可能性があることをいまだに認めようとしない人々もいます。

 

災害が起こったからといって、後手後手でルールを作っても、今までに散々全国で規制緩和してやり散らかし、太陽光発電所や風力発電所のために行った自然破壊は元には戻せません。


これだけ大量にメガソ-ラーを作れば災害で市民が被害を受ける可能性はこれからもあるということです。

日本全国の太陽光発電所一覧地図

 

 

原発はもちろん最悪です。

だけれど「原発よりまし」と言って、それ以外の危険が有る再エネ施設を拡大していい理由にはなりません。


すでに全国で問題が起きています↓ 

 

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常総市メガソーラーに最後まで反対した逆井さん「女房を守る為にも堤防を削るなとずっと戦ってきたんだ」

2015-09-12 | 常総市ソーラー問題

 

越水「人災だ」住民反対押し切りソーラーパネル設置

2015年9月12日9時23分 紙面から 日刊スポーツ

鬼怒川から大規模な水害が発生した茨城県常総市で11日、住民の逆井(さかさい)正夫さん(67)が「これは人災だ」と訴えた。同市若宮戸地区では、昨年3月ごろから大規模太陽光発電所(メガソーラー)が建設されたことがきっかけで自然堤防が削り取られた。豪雨による濁流はその場所から越水し、住宅地をのみ込んだとみられる。

 近隣住民で最後までメガソーラーの建設に反対していたのは逆井さんだった。昨年3月ごろから常総市、国土交通省の担当者らに鬼怒川氾濫の恐れを訴えた。今回の水害では同市三坂地区の堤防が決壊し、若宮戸地区で越水が発生した。

 建設場所は私有地だったが、「生命や財産を失う不安があった。それらを守る権利が国民にはある」と声を上げ続けた。しかし、同年5月には、同市石下庁舎の職員に「何かあれば自己責任で逃げてください」と切り捨てられた。「鼻つまみ者にされたんだ」。役所に味方にされず、逆井さんは地域で孤立していった。

 高さ2~3メートルの自然堤防が約150メートルにわたって切り崩された。メガソーラー建設地に自宅が面している遠藤玲子さん(59)は「自然堤防と生い茂った木々のおかげで、2階からでも昔は鬼怒川は見えなかった」という。

 逆井さんは「本当に悔しいよ」と憤る。13年11月に病気で亡くした妻幸子さん(享年60)の遺骨は今も自宅にあった。がれきにまみれた幸子さんの車いすを手に「女房を守るためにも堤防を削るなとずっと戦ってきたんだ」と涙が噴き出た。自宅には濁流が流れ込み、妻が大好きだったバラや家庭菜園も全て流された。

 近隣住民の50代女性は建設業者に脅されたという。「危ないから山を崩さないでと言ったら『あんまり騒ぐと、ここに住めなくなるよ。いいんですか』とすごまれた」と振り返る。自宅が壊滅的被害を受けた20代女性は「住民一体となって市なり、国なり訴えたい」と怒りをあらわにした。

 削られた自然堤防の代わりには土のうが積み上げられただけだった。逆井さんは「危惧していたことが実際に起こった。こうなってからじゃないと、みんな分からねえんだ」と悔やんでも悔やみきれなかった。【三須一紀】




鬼怒川水害「太陽光事業者の掘削が要因では」 住民指摘

千葉卓朗、牛尾梓 2015年9月11日21時26分  朝日新聞

北関東や東北を中心に降った記録的な豪雨により浸水被害を受けた茨城県常総市若宮戸地区で、民間の太陽光発電事業者が鬼怒川の土手付近の掘削工事をしたことが、水害の要因になったのではないかと住民らが指摘している。川があふれた現場は工事場所周辺とみられ、地元住民は昨年から、危険性を訴えていた。

 この地区は、鬼怒川が決壊した三坂町地区の上流約5キロにあり、10日は決壊より前に越水被害を受けた。

 常総市議会の昨年5月定例会の会議録によると、若宮戸地区の鬼怒川沿いには堤防のない区間が約1キロあり、自然の土手が堤防の役割を担ってきた。昨年3月、住民からの通報で、そのうち約150メートルにわたって高さが約2メートル削られていたことがわかった。この区間は民有地で、民間の太陽光発電事業者がソーラーパネルを設置するために掘削したという。

 この地区で農業を営む小林康裕さん(66)は昨春、関東地方整備局の担当者に「何とかしないと危険だ」と電話で訴えた。地区の自治会や市議にも危険性を訴え、議会で取り上げられたという。小林さんは「不安が的中した。誰がどういう理由で、土手の掘削を認めたのか、明確にしてほしい」と憤る

 市側の指摘を受け、鬼怒川を管理する国土交通省下館河川事務所は、削られた部分に土囊(どのう)を積み上げた。その後、堤防を早急に設置するため、測量や設計を実施するなど、対策を本格化させたところだった。(千葉卓朗、牛尾梓)

 

ソーラーパネル設置のため削られた自然堤防「一番危険な場所」も土のうだけ

スポーツ報知 9月11日(金)7時5分配信

台風18号の影響による大雨で関東や東北では10日も記録的な豪雨が続き、茨城県常総市では鬼怒川の堤防が決壊した。気象庁は10日未明から順次、栃木、茨城各県に特別警報を出した。

【写真】大雨で鬼怒川の堤防が決壊し、住宅地に流れ込む大量の水

 栃木・茨城両県を襲った大雨で、鬼怒川があふれ出したとされる茨城県常総市の鬼怒川左岸にある若宮戸地区は、人工的な堤防がなく洪水の危険性が市議会などで指摘されていたことが10日、国土交通省などへの取材で分かった。鬼怒川は1級河川で国が管理している。若宮戸地区は民有地のため、堤防を造る場合、国と土地所有者の協力が必要になる。

 同省関東地方整備局河川事務所などによると、若宮戸地区では、通称「十一面山」と呼ばれる丘陵部が自然堤防の役割を果たしていた。しかし昨年3月下旬、民間事業者が太陽光発電事業を行うため、横150メートル、高さ2メートル部分を削ったという。

 住民から「採掘されている」と連絡があり、市は河川事務所に連絡。削ったことで、100年に1回起こりうる洪水の水位を下回ったため、民間事業者は大型土のうを積んで対策を施したという。

 昨年5月の常総市議会では、風野芳之市議が無堤防化の危険性を指摘したところ、市の担当者は「この地域が無堤防地区となっており、一番危険な場所と判断している」と答弁。茨城県筑西、結城、守谷3市にも同様の無堤防地区があると説明した。市側は各市町村などと連携しながら、国に堤防設置の要望をしていると説明していた。

 「無堤防」状態だったことが、今回の被害の拡大につながったかどうかについて、国交省関東地方整備局河川事務所は「因果関係は分からない」としている。

 

(管理人より) 少しずつ今回の鬼怒川の決壊に至るまでのことが明らかになってきました。ネット上で「デマだ!」と火消しがいちはやく入ったので逆に本当だろうと思ってましたが、メディアも流石に複数の住民の声を取り上げ報じています。

以下抜粋

●小林康裕さん(66) 昨春、関東地方整備局の担当者に「何とかしないと危険だ」と電話で訴えた。地区の自治会や市議にも危険性を訴え、議会で取り上げられたという。「不安が的中した。誰がどういう理由で、土手の掘削を認めたのか、明確にしてほしい」と憤る。

●逆井さん 「生命や財産を失う不安があった。それらを守る権利が国民にはある」と声を上げ続けた。しかし、同年5月には、同市石下庁舎の職員に「何かあれば自己責任で逃げてください」と切り捨てられた。「鼻つまみ者にされたんだ」。役所に味方にされず、逆井さんは地域で孤立していった。

●近隣住民の50代女性は建設業者に脅されたという。「危ないから山を崩さないでと言ったら『あんまり騒ぐと、ここに住めなくなるよ。いいんですか』とすごまれた」と振り返る。


何人も危険を指摘してメガソーラー建設に反対している人がいたんですね。


あれだけの大雨なんだから仕方がないだのなんだの言ってくる人がいましたが、住民合意もないままに民有地だからと進めさせている行政。

挙げ句に 庁舎の職員に「何かあれば自己責任で逃げてください」と切り捨てられたなんて!酷すぎる 

そして 河川事務所は「因果関係は分からない」 なんて無責任!

 

 国は市民の命を守らないということは、福島原発事故後にわかってはいましたが、そこから何ら変わっていないということです。

メガソーラーがあった若宮戸地区ですが、随分ネット上で「越水だ、決壊じゃない」などと騒いでいますが、 結局、気象庁は「越水」と発表し、内閣情報調査室が発表した地図には「決壊」と書いてあります。

 

平成27年台風第18号による大雨等に係る被災地域の加工処理画像等について 内閣情報調査室  より

地図では、若宮戸、三坂の2箇所に「決壊箇所」と書いてあります。

 

こんなに広範囲に被害が及んでしまったのです。

(追記) こちらに 地図などの詳しい情報 ⇒ 台風18号による大雨等に係る情報  国土交通省

因果関係はわからないだの、あの大雨じゃ仕方がないだの、業者が悪いだのと騒ぐ人もいますが、状況から見て、自然の堤防となっていた丘を削ったことが越水・決壊の原因になったのではないかという想像は誰でもつきます。

土嚢の方が丘よりも弱いのですから、そこが越水してしまったら次は崩れるしかないわけです。

売電利益というニンジンをぶら下げる国策再生可能エネルギーがもたらした代償は余りにも大きいと言えます。

今回のことは、反対する人がたとえ少数でも、少数の方が正しかったということを示しています。

役所に鼻つまみ者にされ、孤立させられた逆井さん。建設業者に脅された女性。市議に訴えるも止められなかった。

これは公害事業が進められるパターンです。 

これで国策再生可能エネルギーがクリーンなどではない迷惑事業だということが明白になりました。


このソーラー問題以降、今まで再エネを推進してきた人間が、今までの言説をころっと変えてみたり、各論是々非々に露骨に誘導してみたりしています。

オフグリッドならいい、地熱ならいい、原発よりましなので見守ってほしい、個人の小規模のソーラーならいいといった呆れる言い分もいまだに湧いてきています。

野立ての小規模ソーラーを並べている人も、結局、今回の水害で水没していました。流れたパネルもあるでしょう。

小規模でもメガソーラーと同じことです。投資の対象であることには変わりありませんし、パネルのゴミが出ることに変わりありません。

 

(追記) 大水害後のこの若宮都地区のメガソーラー問題について、有名な原発推進者と再エネ推進者の言説に注目してみます。結局、両者とも再エネ自体は一切否定していません。

●原発推進者 「太陽光を含めた再生可能エネルギーを振興するべきと、考えている。しかし負担の増大と環境保全、安全ルールの未整備を批判し続けてきた。また一部に公益事業を担う倫理的な資格のない、悪質な事業者が入ってくることを懸念してきた。

●再エネ推進者 「こういう記事を見ると、ぼくは太陽光発電だから、と歓迎した人たちに腹が立ちます。諸手を挙げて大賛成というのは間違いです。自然エネルギーだから良いというのは錯覚です。発電を考える前に電気需要を考え(消費量)効率よく使うにはどうしたらいいのかを考えるべきです」

 

事業者のせいにしたり、ルールのせいにしたり、オフグリッドに誘導したり・・・・

FIT=固定買取制度を否定していないのですから、この再生可能エネルギーの暴走を止められるはずもありません。

再エネ推進者は、今まで自宅にソーラーパネルを設置し、東電から2億円もらって太陽光発電を推進してきたのに、全く呆れる話です。今まで散々再エネを推進しといて今更何を言ってるのでしょうか。

こういった、日和見な迷走ぶりを見ても、再エネが原発体制を補完しているということがわかると思います。

追記↓ 

「メガソーラーを建築基準法の適用除外にする」という規制緩和。それを決めるWGに柏木氏、飯田氏がいた事実

 

当ブログ読者の皆さん、再生可能エネルギーそのものが、資源浪費、国費浪費的な事業であり、原子力ムラに利益を誘導する新たな利権であるという情報を、どうか大切な人に伝えて共有してください。

原発をやめさせるためには、再エネ工業製品(エコキュートなど)を不買し、スマートグリッド社会に反対し続けることが重要です。

そして、こういった公害事業が身の回りに起きた場合、止める方法を市民が知りましょう。

 

追記  やはり、国は市民の命を守る気がないということです↓


2015/09/12 20:55   【共同通信】

関東・東北水害で、大規模な被害が出た茨城県常総市が、鬼怒川の堤防が決壊した三坂町の8地区のうち、上三坂地区など6地区の約350世帯の住民に対し、決壊前に「避難指示」や「避難勧告」などの避難に関する情報を出していなかったことが12日、市への取材で分かった。

 また、宮城県栗原市では12日、行方不明になっていた男性1人の遺体を新たに発見した。栃木県での犠牲者も含め、一連の水害による被害は死者4人、行方不明者15人となった。

 常総市で堤防が決壊したのは、10日午後0時50分ごろ。市の避難指示が遅れたことで、被害が拡大した可能性もある。



参考 


【防災情報提供センター】 国交省が保有する 防災情報を集約したサイトです。 ネット環境になければ見ることができません。防災情報を得るにも、明らかに格差が生じています。

 

国土交通省防災情報リンク

渇水情報

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宮城県仙台市太白区ソーラーパネルごと崖崩れ!土砂とパネルで道を塞ぎ、通行止め、立ち入り禁止に!

2015-09-11 | 災害

 

 

仙台市の住宅地でがけ崩れ

09月11日 19時32分 NHK 東北 NEWS WEB

仙台市太白区で住宅地のすぐ下側ののり面が、幅およそ60メートルにわたって崩れ、付近の住民が避難しました。けがをした人はいないということです。
11日午後4時前、仙台市太白区羽黒台の住宅地で近くを通りかかった人から「のり面が崩れている」と消防に通報がありました。消防によりますと幅60メートルにわたって住宅地のすぐ下側の斜面の土砂が設置されていたソーラーパネルとともに崩れました。この地区には大雨を受けて避難勧告が出されていましたが、消防は改めて近くに住む人に避難の誘導を行い、およそ10人が近くの中学校に避難しました。また、崩れた土砂とソーラーパネルが下を通る市道をふさいでいるため、付近の道路が通行止めになっています。
けがをした人はいないということです。現場は、仙台市郊外の住宅地でのり面の上には住宅が建ち並んでいます。
警察や消防が建物への被害がないかなど現場周辺の詳しい状況を確認しています。
現場は、仙台市郊外の住宅地です。
住宅が建ち並ぶ場所のすぐ下側ののり面がソーラーパネルとともに、大きく崩れ落ちています。
崩れた土砂とパネルが、下の通る市道をふさいでいます。警察や消防は現場周辺を立ち入り禁止にして状況の確認を進めていて、近くに住む人も離れた場所から心配そうに見守っていました。近所に住む人によりますと、のり面のソーラーパネルは、今年に入ってから設置されたものだということです。
のり面のソーラーパネルの設置を請け負った仙台市青葉区の工事会社の経営者によりますと、パネルは土地の所有者からの依頼でことし2月に設置したということです。
午後4時前にのり面の下の道路を通りかかった際に、パネルが沈んだようになっているのに気づき、車を止めて、離れた場所から写真を撮っていたところ、のり面が崩れ落ちたということです。

  9/11 NHK ニュース ウオッチ9  21:00~

 

 

  

 

 ツイッター  https://twitter.com/mi_yama_ya/status/642249712905531392  より

 

https://twitter.com/shimoyoden/status/642244208833658881  より

 

 


(管理人より) 仙台では急斜面にソーラーパネルを設置して崖崩れを引き起こしていますね。 

ソーラーを設置する際に、ある程度、斜面を丸裸にしますから、保水力がなくなり、最悪の場合こうなると予想しなかったのでしょうか?

https://www.google.co.jp/maps/@38.2192135,140.8237283,3a,90y,359.09h,89.66t/data=!3m6!1e1!3m4!1sQBOgX2ovfgZhB4zduhz92w!2e0!7i13312!8i6656!6m1!1e1

ソーラーを設置する前の斜面はこれではないでしょうか?(2011年9月)

 

 

http://blogs.yahoo.co.jp/blackmoon729/65198920.html  より

今年の2月に設置して、7ヶ月もたっていませんが、この有様です。 道路も通行止めになり近隣に迷惑をかけることになってしまうわけです。

崩れたところは斜面の土が見えてしまってますから、さらに雨が降れば保水力もなくなります。上が住宅地になっていますが、家の地盤がゆるくなって崩れるのではないでしょうか?

崩壊したパネルはこの状態でも発電し続けますから、発火、感電の危険はあります。

そもそもこのようなものを設置しなければ、崖崩れも起きなかったかもしれませんし、感電被害も起きないのです。太陽光パネルを国策にしなければ、投資の対象にして儲けようとする人も出てこなかったのです。

今回の大雨でこれだけの問題(パネル水没、パネル崖崩れ)が起きているのですが、今まで再生可能エネルギーを推進してきた団体や組織は、感電など注意喚起のお知らせを出しているのでしょうか?

 

ISEPのHPに何も出ていません。   http://www.isep.or.jp/post  

自然エネルギー財団 のHPに何も出ていません。 http://jref.or.jp/

NEDO のHPに何も出ていません。  http://www.nedo.go.jp/ 

産総研 研究員 https://twitter.com/kei_sakurai/status/642312014358953986   より

だそうです。↓ 「飯食わせて頂いてる分ぐらい」の注意喚起をどうぞ。

感電災害の防止対策

感電災害の防止について

FITで助成を貰う側が主体的に言うべきだと考えるんですね。まるで責任のなすり合いみたいですね。自分一人の責任は少ないという認識なんですね。

産総研がマスコミを呼んで記者会見したらいいのではないでしょうか。

まあ、国策公害事業というのは、このような自治体職員や公務員のひとりひとりの責任感の希薄さと企業の儲け主義によって成り立っているのだとわかります。

事業者は、利潤追求が目的ですから注意喚起なんてしないでしょうね。

個人でFITの恩恵を受けている人も言わないでしょうね。

こんな状態では、いつか壊れたソーラーパネルによる感電事故が起きるのではないかと私は思います。

 業者掲示板に、今回の水害パネル被害に関するスレッドはありません。  http://engawa.kakaku.com/userbbs/1092/

 

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太陽光パネル専門家「被災した太陽光発電所は電線が切れて垂れ下がっているのと同じ。近づかないで」産総研

2015-09-11 | 太陽光発電は危険

関東に大水害が発生し太陽光発電所が水没していますが、産総研の太陽光発電を研究している研究員のツイッタータイムラインはどうなっているのかをチェックしました。

産総研  太陽光発電研究センター  HPにはお知らせ欄があるものの、水没ソーラーについてのお知らせはなく、何も更新されていません。

モジュール信頼性チーム  システムチーム 研究員 ⇒  https://twitter.com/kei_sakurai  (上の方のツイートが新しい) より 抜粋

 

太陽光パネルの専門家は感電事故に気をつけるよう以下の資料をあげてツイッター上で注意しています。

 2011 年 3 月 18 日  一般社団法人太陽光発電協会    震災で破壊された太陽電池パネルの取り扱い上の注意

大型で非常に強い台風第8号の接近に伴う太陽光発電に関する注意喚起  より

赤囲みは管理人強調

 

「感電により最悪の場合、死亡する恐れ」があることを、自分の言葉でツイートしない専門家・・・・・

この言葉が一番重要なのに・・・

本来なら宮崎のNPOの資料を引用するのではなく、産総研HPに、太陽光パネルのこういった危険を市民に喚起する災害専用ページがあるべきではないのかと私は思います。

企業と一緒になって太陽光パネルを推進してきた産総研の研究員にも責任があると思います。

産総研で税金を使って国策再生可能エネルギーとして太陽光パネルを研究しているわけです。その研究員がこういった発言をしていることを市民は知らなければならないと思います。

産総研が真っ先に伝えなければならないのに、業界団体やメーカーに責任を転嫁する態度。↓

 

 

 

JPEA 太陽光発電協会 Japan Photovoltaic Energy Association 

9/11 一般社団法人太陽光発電協会が注意を出しました。「感電する恐れがありますので、近づいたり触れたりしないようにしてください。」

それをうけて  https://twitter.com/kei_sakurai/status/642179995553533952   

太陽光発電設備が水害によって被害を受けた場合の対処について  

 

昨日の報道ステーションでも水没パネルの感電の危険は伝えられていませんでした。NHKも浸水したソーラーパネルの感電に注意しろという内容を流していません。

太陽光パネルの研究員は、このような大水害で被災地域住民が自宅から避難しなければならない事態になっても、ツイッター上でまだ太陽光パネルの自立運転を進めています。

環境省のマニュアルとはこのこと↓

太陽光発電の賢い使い方 -停電・災害時の自立運転コンセントの活用-

住宅の太陽光パネルの自立運転などは、自宅被害が軽微で、避難の必要がない単なる停電のとき位しか実際には役には立たないと思われます。

しかも「電源が切れると故障する可能性が高い機器、例えばデスクトップ・パソコンは、最悪の場合、ハードディスクの破損等にもつながるので、接続を避けたほうが良いでしょう。」と書いてあります。

不安定な太陽光発電につないで高価なパソコンが壊れたほうが大損害だと思います。

蓄電器で冷蔵庫が壊れたという情報もあります↓ http://www.jikojoho.go.jp/ai_national/search/detail.do?id=0000251803

環境省の資料にはいいことしか書いていないので、流石にまずいと思ったのか↓  遠慮気味に

 

 

しかも、常総市の越水した場所のメガソーラーの件については、個人的な意見として

 

今までさんざん太陽光パネルを推進してきた研究者は、今回の関東の大水害後、このような態度だったということです。

風力発電の業者にツイッターで被害情報をもらいながらツイートしていた模様。 再エネ利害関係者でも危険を認めたということです。

 

 これだけの危険が有るにも関わらず、再エネを推進する利害関係者は、利権に群がる同じ穴の狢です。原子力ムラと同じです。企業も原子力ムラとかぶってるのですから。

太陽光パネルの脆弱性や危険性、妥当性といった発電自体の本質的な問題は棚上げし、そのうち同じように言うのでしょう. 

「安全な原発を作る」 「安全な太陽光発電を作る」 「安全な風力発電を作る」 キリッ   BY 原子力ムラ=再エネムラ

ご注意ください。市民は騙されないことが重要です。 

 

メガソーラーだけでなく 小規模の野立ての太陽光発電所、自宅屋根の倒壊したソーラーパネルも危険です。十分ご注意ください。 

 

 

追記 ようやく朝日新聞が記事を出しました。 ネットもチェックしていると思われます。

 

豪雨で破損の太陽光発電設備、感電の恐れ 「近づくな」

香取啓介 2015年9月11日19時01分

太陽光発電協会(事務局・東京)は11日、豪雨で破損した太陽光発電設備に近づくと感電する恐れがあるとして、注意するように呼びかけた。「光が当たっていればパネルは発電していることを忘れないでほしい」としている。

水没して設備の絶縁が悪くなったり、漂流物の接触などでケーブルが切れたりしている可能性があり、周りの水に触れると感電する恐れがあるという。水が引いた後でも危ないとして、近づかないように促している。販売施工業者や電気主任技術者に連絡して、対策を取る必要があるという。(香取啓介)

コメント

ソーラーパネルを設置した会社「掘削場所は別会社の持ち物で自分たちは関係ない」 報ステ

2015-09-10 | 常総市ソーラー問題

前回の記事 

鬼怒川が決壊した常総市。無堤防の場所を掘削してメガソーラー設置した若宮戸地区は「越水」


9/10 報道ステーション より

鬼怒川ソーラーパネル設置で丘が削り取られていた場所からも氾濫




 


(管理人より) 9/10の報道ステーションの内容を画像で記録しておきます。

ソーラーパネルを設置した会社の言い分けを垂れ流してますよね。メディアはこのように報じたということです。

追加でニュース23のニュース映像から。メガソーラー以外の小さめの野立てのソーラーも、水没しています。パワコンが発火しないことを祈ります。

 


 


参考↓ 「やはり市の指定を受けた、自然保全区域としての指定を受けた場所をみんなできれいにしているんだよと、そういう大義が欲しかったんですよ。」

このように議員は大義名分のある公共工事を作りたいのだということがわかります。今回の場合は堤防工事。間に合いませんでしたが・・・・

追記

吉原光夫氏は元市議で、ソーラーパネル業者が削った山である十一面山の「十一面山平地林保全整備促進協議会」の会長です。

山を削るということがこの団体の耳に入っていないのでしょうか?そんなはずはないと思われます。

このたびのメガソーラー建設に反対した形跡がないとはどういうことなのでしょうか?

環境問題を看板にする組織が、自然破壊である太陽光発電を推進するというのは他の自治体でもよくあること。

そしてそういう組織は市から補助金をもらっています。

ここもそのようです。http://www.city.joso.lg.jp/ikkrwebBrowse/material/files/group/21/12572.pdf

里山を守るという組織が、メガソーラー建設に反対しなかったんでしょうか・・・・よくわかりません。別記事にするかも。


 

常総市議会 平成26年11月定例会議(第16回会議) 本文

 ◯9番(吉原光夫君) 2点目ですけども、これからあまり大きい声を出さなくても済むと思うんですが。2点目として、十一面山についてということで質問をします。
 一つは、十一面山の自然保全区域の指定にということで質問したいと思いますが、質問に入る前に、一つ皆様方に御報告しておきたいことがございます。それは去る10月31日でございますけども、那珂市において茨城県緑化推進機構主催による茨城県森林ボランティア発表大会がありました。その中で、茨城県内から11団体ほど発表がありましたけども、その中で私どもの十一面山平地林保全整備促進協議会が発表して最高位の最優秀賞をいただくことができました。これもひとえに市や関係機関の方々の御理解と御協力があって受賞できたことであると思って、改めてこの場をお借りして御礼を申し上げたいと思います。そしてまた、お忙しい中にもかかわらず、このときは農政課の山崎課長と担当の倉持係長にもわざわざ応援に来ていただきまして、本当にありがとうございました。
 それでは、早速質問に入らせていただきますけども、時間がありませんので急ぎます。前回の9月議会でも関連の質問をさせていただいたわけでございますけれども、時間切れになってしまいまして、しり切れトンボになってしまったわけでございますが、改めて質問をさせていただきます。前回は十一面山の位置づけということで質問をさせていただきまして、その答弁は、今進めている環境基本計画の中で里山の保全区域、あるいは平地林の保全区域という位置づけを考えているという答弁でございましたけども、その後の進捗状況、これをひとつお聞かせいただきたいと思います。時間がありませんので、手短にお願いします。
◯議長(遠藤正信君) これより答弁を求めます。市民生活部長。
             〔市民生活部長須藤一徳君登壇〕

◯市民生活部長(須藤一徳君) 御質問にお答えいたします。
 まず、環境基本計画の策定につきましては、平成27年度中の完成を目標として進めているところでございます。進捗状況でございますが、環境基本計画の策定の基礎となる環境意識調査のアンケートの実施をいたしまして、そのアンケート結果の集計結果をもとにして環境基本計画の素案づくりに入っていく予定でございます。
 環境基本計画の中での十一面山の位置づけについてでございますが、水と緑の環境保全の場という大きな項目の中で、自然林の保全と市民の憩いの場としての位置づけを考えております。また、十一面山の市民の森としての指定につきましては、今年度中を目標に新しい条例を制定し、指定できるよう現在協議をし、調整を行っているところでございます。
 以上でございます。

◯議長(遠藤正信君) 吉原光夫君。

◯9番(吉原光夫君) ありがとうございました。私どもはもう10年にわたって十一面山の整備をやっております。そういう中で、一番欲しかったというか、民地をただきれいにしているということじゃなくて、やはり市の指定を受けた、自然保全区域としての指定を受けた場所をみんなできれいにしているんだよと、そういう大義が欲しかったんですよ。今、部長が言われたように、今年度中にそういう指定をいたしますという言葉を今はっきり聞かせていただきまして、本当にありがとうございます。ひとつよろしくお願いしたいと思います。この件については以上で終わります。
 次の質問に移ります。
 二つ目としては、この件は6月議会の中で風野議員のほうからも質問があったかと思いますが、この地域というのは十一面山と接しております鬼怒川には堤防がございません。十一面山の自然林が堤防のかわりをしているわけでございますが、この一部分が太陽光発電を設置する業者によりまして削られてしまうということが起きております。地元住民としては非常に不安な状態に置かれているわけでございますけれども、現況としては国交省が緊急措置として土のうを積んで対応をしているというところでございますが、聞くところによりますと、早急に堤防をつくるという計画があるというようなことを耳にしておるところでございます。実際のところ、その辺はどうなっているのか、これは国交省の管轄ですから、それなりのことしか答えられないと思いますが、知っている範囲内で結構でございますので、ひとつお願いしたいと思います。

◯議長(遠藤正信君) これより答弁を求めます。都市建設部長。
             〔都市建設部長飯田昭典君登壇〕

◯都市建設部長(飯田昭典君) それでは、十一面山の築堤計画について御答弁いたします。
 鬼怒川左岸の若宮戸地区につきましては、無堤部が約1キロメートルにわたり存在し、河川区域外で民有地となっている通称十一面山の丘陵部が自然の堤防の役目を果たしております。しかしながら、ことしの3月下旬から5月にかけまして民間の太陽光発電事業者により、丘陵部の一部が延長約150メートル、高さ2メートル程度掘削されてしまいました。〔「時間がないから」と呼ぶ者あり〕──あ、はい、わかりました。それでは、現在の状況でございますが、常総市長が会長となっております鬼怒川下流改修維持期成同盟会において、今年11月18日にこの築堤工事の事業を第1番目の要望事項といたしまして、関東地方整備局及び国土交通省に対して要望活動を実施しております。現在の状況といたしましては、下館河川事務所から今年度に築堤工事の測量設計及び地質調査等を予定しているとの連絡を受けております。
 以上でございます。

◯議長(遠藤正信君) 吉原光夫君。

◯9番(吉原光夫君) 実は、この築堤に関しましては、正確な日にちはちょっと忘れましたけども、合併当時実際にあったんですね、堤防をつくるという計画はありました。それで、国交省と市と我々の協議会三者で協議をした経過がございます。それがいつの間にかなくなってしまったということだったんですが、今回の太陽光の問題があってまたそれが浮上してきたということかと思います。その築堤の協議の中では、自然環境を守るのも大事なことではあるけども、人命、財産を守るのもこれは先決だろうというようなことで、我々も了承をしたというような記憶があります。ただ、堤防をつくるに当たって、やはりこれから十一面山というのは予定では今年度中に自然保全区域となる予定でございますけども、その当時も自然を生かさなくちゃならないということで、堤防はつくっても周りの自然環境に配慮した、そういう堤防をつくってほしいということで了承した経緯がございます。例えば、堤防の上に十一面山一体を見渡せるあずまやをつくるとか、あるいは遊歩道、駐車場、そういうものをつくっていただくというような条件で前回は話がまとまったという経過がございますので、これから進めていくわけでございましょうけど、市としても当然そういう自然環境豊かな地域でございますので、堤防をつくるに当たっても、そういうふうな意見をひとつ十分に取り入れていただきながら進めるようにお願いをしたい、そんなふうに思っています。時間がありますから答弁があれば、ちょっとお願いします。

◯議長(遠藤正信君) 道路課長。

◯道路課長(柴田 稔君) 現在の状況なんですけど、まだ具体的な案が示されておりません。これからそういう案が示されてくるようになりましたら、あの地域につきましては、ほとんど民有地でございまして、用地買収が必要になってまいりますので、そういうときに当然ながら説明会もあろうかと思いますので、そのときに関しましては地権者の皆さん、この地域を保全しています十一面山保全整備協議会、そちらの皆さんとも連絡調整を図りまして、なるべく御希望に沿ったような築堤工事ということで、河川事務所のほうにもお願いしてまいりたいと思います。
 以上でございます。

◯議長(遠藤正信君) 吉原光夫君。

◯9番(吉原光夫君) わかりました。ひとつ、ただ堤防をつくるのではなくて、自然環境にマッチした堤防をつくっていただければと私は思っていますので、ひとつよろしくお願いします。どうもありがとうございました。

 


 

http://www.huffingtonpost.jp/2015/09/10/kinugawa-solar_n_8115002.html  より

 

2013年12月1日時点                                                2014年3月22日

 

確かに 小高い山を削って穴を開けてそこにパネルを設置しているのがわかります。

なぜわざわざ小山を削ったのかわかりません。

小山削る⇒ソーラーパネル設置⇒無堤防⇒堤防が必要⇒応急処置として土嚢⇒堤防工事(大義名分のある) という流れかもしれません。

自然堤防のままだったら、越水しなかったかもしれません。わかりません。

 

http://www.huffingtonpost.jp/2015/09/10/kinugawa-flood_n_8114720.html?utm_hp_ref=japan

 

 警告を発し続けていたのに・・・・こうなる前にやめるべきだったと私は思う。

 

当ブログ参考記事↓

鬼怒川が決壊した常総市。無堤防の場所を掘削してメガソーラー設置した若宮戸地区は「越水」

ソーラーパネルを設置した会社「掘削場所は別会社の持ち物で自分たちは関係ない」 報ステ

【文字起こし】NHK北九州ニュース「太陽光発電普及の影で」田川市小学校の太陽光パネル20m下に落下!

台風15号の太陽光パネルへの影響を見る。飛ばされて民家直撃というソーラーパネルも。

太陽光パネルのゴミの山を直視する。工業的リサイクルは環境汚染。日本も20年後こうなる。

 太陽光パネルの不良率に驚く!10のうち1つが不良品?不良品も有毒ゴミになるということ

 業者の施工のせいにしてはいけない。再エネそのものが事故の元、国策自体が自然破壊になっている

 群馬で突風。一瞬にしてソーラー発電設備倒壊。太陽光パネル約2000枚がはがれてぐちゃぐちゃ、骨組み散乱。

高知県土佐清水市緑が丘のメガソーラーの為に削られた山から泥が海に流出。大岐の浜にも建設計画。

 太陽光パネルは安全だと思ってる方へ見て欲しい情報(2)台風・竜巻でパネルはぶっ飛んでいます! 

 自然災害で太陽光パネルはあっという間にゴミになる。それなのに何故「災害時のため」のメガソーラー?  ⇒宮崎豪雨、津波被災地で壊れゴミになったソーラーパネルの写真など

  日本列島は台風の通り道。自然災害は想定しなければならない国なのに、国中にメガソーラーがある異常事態。

 ↑太陽光パネルの強度に言及した業者掲示板の記述を転載。「相当事故があるらしく私の知り合いの太陽電池屋はやめてしましました」

 台風の前に周辺のソーラーをチェック!あのちゃんの漫画チラシ ソーラー編 太陽光発電のヒミツ

 ↑ハリケーンで飛ばされたソーラーパネルの写真もあります。 漫画チラシを印刷してみんなで読みましょう。

 【危険を承知で推進中!】資源エネ庁が原発メーカー三菱に調べさせた太陽電池モジュール廃棄物の危険性

 【驚愕】30年後、日本はソーラーパネルと巨大風車のゴミ屋敷!再エネ廃棄物問題【設備には寿命】

 一斉に電子廃棄物のニュース。電子ゴミはパソコンだけではない。太陽光パネルも電子廃棄物。


 

 

コメント

鬼怒川が決壊した常総市。無堤防の場所を掘削してメガソーラー設置した若宮戸地区は「越水」

2015-09-10 | 常総市ソーラー問題

(管理人より)

9/10 栃木・茨城の大雨により鬼怒川の堤防が決壊しました。NHKではライブで現地の情報をヘリコプターから中継し続けていました。私はその様子を見ていたのですが、その際に「堤防が決壊した場所」ですというアナウンスとともに以下の映像が流れました。

メガソーラーが水没しています↓  決壊していたところは一箇所ではなかったのかもしれません。

救助の映像が出ていたところも決壊箇所でした。https://www.google.co.jp/maps/@36.0998915,139.9672758,680m/data=!3m1!1e3

他の報道によると、複数決壊箇所があるようです。決壊している複数の場所のひとつがここということになるのかもしれません。


全国的に河川沿いに作られているメガソーラーも何箇所もありますから、鬼怒川沿いにも当然ソーラーがあるだろうと思っていたら、案の定こういうことに。流されているソーラーパネルもあるかもしれません。

民家の屋根なども流されているのですから。 泥水の中に水没していますのでパネル自体は流されていなくても、もう水がひいても使い物にはならないでしょう。

地元ではないので画像から特定が難しいのですが、「茨城県常総市 三坂町 若宮戸」 で検索し、衛星画像で調べましてみました。

グーグルマップより  グーグルの更新がなされていないのでちょっと古い衛星画像だとは思いますが以下の場所かもしれません。↓ ちょうど造成している時かもしれません。

 

おそらくこの太陽光発電事業について、昨年2014年の5月に常総市議会で質問している議員がいました。

議事録から抜粋転載します。↓


常総市議会会議録 

常総市:平成26年5月定例会議(第2回会議) 本文 開催日:2014.06.02  より 抜粋転載


   〔15番風野芳之君登壇〕

◯15番(風野芳之君) 15番の風野芳之でございます。通告に基づきまして一般質問をいたします。
 きょうは傍聴の皆様は地域の皆様方でございまして、私の今回の質問に対する自治会等の皆様方も含めて傍聴、大変御苦労さまでございます。ありがとうございます。聞かせていただきますので、しっかり聞いていっていただきたいとそのように思います。
 私が今回二つほど通告をいたしました常総市若宮戸地区、一番北のほうです、この地域の鬼怒川の堤防のないところがございまして、その辺のところについてお聞きしたい。あとは、広域消防でございます。
 かつて若宮戸地区というのは、私どもが子どものころ山がございまして38メートルくらいあったというように聞いております。そんなことで大変きれいな場所でございました。昭和40年代、高度成長時代に当時良質の砂がそこから取れたものですから、砂を運び出して開発というか山が低くなっちゃったような状況でございまして、その山が鬼怒川の土手のかわりをしてみんな安心して住んでいられたというような地域でございます。昭和40年、東京オリッピックのころからでしょうか、運び出したのが。そういうことで、今ほぼ平地に近いものになっております。
 今回、ここに上げた無堤地域の今後についてということなんですが、質問の冒頭に申し上げるわけなんですが、今回のこの事業、太陽光発電が計画されているわけでございますが、この事業に私ども地域の人も反対をしたとか反対をしようとか、そういうことの質問ではございません。むしろ地域が非常に明るくなったり、あるいはまたうっそうとしていた山がある意味じゃきれいになって明るくなるねというような考えの方もいらっしゃるわけでございまして、環境的には逆によくなるんじゃないかというようなことも含めて、喜ぶという方もいらっしゃいます。3年前の大震災の後、日本のエネルギー事情というのは大変な変わりようをしておりまして、そういう中の一環でもあるのかなとそのようにも感じるところでございます。そういう状態の場所で住んでいる地域の皆さんが一番心配しているのは、鬼怒川の増水時に水が堤防のない地域、この場所から洪水のおそれはないのかということについて、これからるる一問一答式で質問をしていきたい、そのように思っているところでございます。
 この地域は、運び出した砂の残りと申しましょうか、丘のような状態、丘陵がありまして、それが今までは40年代当時の30メートルもあったときは違ってはおりますけども、今現在もある程度の高さのものはあるわけでございます。しかし、今回の状態の太陽光発電パネルの設置状況だと、これは見ますと平らに工事を進めております。そういう状況なものですから、それをぜひとも質問をしていきたいと。ただ、鬼怒川は一級河川でございまして、常総市の問題ではないだろうというようなことで、当然国交省河川のほうの問題なんだろうとそのようには感じておりますから、常総市のほうでどうするこうするということはできないし、答弁ももらえないことだろうなというようなことはよくわかっての質問でございます。ただ、常総市としてどのような要望を出し、地域の皆様方に安心して住んでいただけるか、そのようなことについて質問をいたしたいと思っているところでございます。どうぞよろしく御答弁のほどお願いいたします。

◯議長(岡野一男君) 答弁関係の方、議場にお入りください。
 これより答弁を求めます。都市建設部長。
             〔都市建設部長飯田昭典君登壇〕

◯都市建設部長(飯田昭典君) それでは、風野議員の御質問にお答えいたします。
 鬼怒川左岸の若宮戸地区につきましては、堤防が築かれていない無堤部が約1キロメートルにわたり存在しておりますが、通称十一面山の丘陵部が自然の堤防の役目を果たしておりました。御指摘の若宮戸地先におきましては、ことし3月下旬に若宮戸地区の住民の方より丘陵部の一部が掘削されているとの通報があり、現地を直ちに確認し、鬼怒川を管理している国土交通省関東地方整備局下館河川事務所へ報告したところでございます。当該地区は民有地であったため、民間事業者の太陽光発電事業により丘陵部が延長約150メートル、高さ2メートル程度掘削されたものでありました。今年度の出水対策といたしまして、下館河川事務所で検討をしていただいた結果、太陽光発電事業者の土地を借りて丘陵が崩された付近に掘削前と同程度の高さまで大型土のうを設置することとし、現在常総市とともに交渉を進めている状況であります。また、今後は下館河川事務所において築堤の事業化に向けて検討していると聞いております。
 近年は、地球温暖化が原因と思われる台風の大型化や異常気象によるゲリラ豪雨により、今まで想定されなかったような大きな災害が全国各地で発生しておりますが、そのような事象がいつどこで起きても不思議ではない状況でございます。したがいまして、市といたしましては、無堤部の築堤について一刻も早く実施するよう、国土交通省に対し市が直接、また県内の筑西市から守谷市に至る鬼怒川流域の7市町で結成している鬼怒川下流改修維持期成同盟会からも常総市長が会長となっておりますので、要望活動を今後とも実施してまいりたいと考えております。
 以上でございます。

◯議長(岡野一男君) 風野芳之君。

◯15番(風野芳之君) ただいま国交省との折衝をしているというお話でございますが、現在、この無堤地帯というのは下館管内から筑西市から守谷、利根川に落ちるまでの状況の中で、ここ以外にはないのかなというふうな感じもするわけでございますが、実際、常総市が把握している距離というのは何メートルくらいあるわけでしょうか。

◯議長(岡野一男君) 道路課長。

◯道路課長(柴田 稔君) ちょっと今のところ、実際には全体を把握しておりませんが、常総市内においては若宮戸地区、先ほど申し上げましたように1キロ弱程度ですか、この地域が無堤地帯となっておりまして、一番危険な区域と判断しております。あと、他市町村では筑西市、結城市の一部、守谷市のほうにも無堤部が存在してございます。

◯議長(岡野一男君) 風野芳之君。

◯15番(風野芳之君) わかりました。そうすると、常総市の中で約1キロほど無堤地帯が若宮戸地区にあるんだということのように、今御答弁いただいたわけなんですが、この状況というのは以前も合併前ですね、石下町当時のころ、ここに堤防をつくるというような話があったようにちょっと耳にしているんですが、その計画についてはあってどのようにして聞いていったのか、経過等がわかれば教えていただきたい。

◯議長(岡野一男君) 道路課長。

◯道路課長(柴田 稔君) ちょっと記録にも残されておりませんので正確なことは申し上げられませんが、先ほど答弁の中で出てまいりました鬼怒川下流改修維持期成同盟会の過去の要望を調べてみましたところ、平成13年から要望してございますので、その当時からほぼ無堤部で危険だったという判断はされているのかと思います。あと、合併前にちょっと河川事務所でも検討したような経緯はあるということだけは聞いております。
 以上でございます。

◯議長(岡野一男君) 風野芳之君。

◯15番(風野芳之君) わかりました。後日、もしそういう状況で調べられれば、いつごろ計画されてどういう経過で聞いていった話なんだというようなことも、今後のことを考えればぜひひとつお調べをいただきたい、そのように思っております。
 そうしますと、当然先ほどの部長の答弁のように、国交省のほうでは土のうを積んでいくという状況でございますが、その状態というのは今回太陽光が整備されるであろうべき民間地がござますね。その民間地のほうに設置を計画していくということでございまして、今回あれは、ちょっと私も調べたところ、道路というのは堤防分として国が所有しているものというのは、道路を挟んで道路だけがそうなんですか、それとも両側に民有地が入っちゃっていて道路だけという考え方なのか。あの道路は、当然あそこに土のう積んじゃいますと通れませんからね、あれは通行できるようにしておいていただかないと困るわけですよ。ですから、民有地のほうに土のうを積んで洪水の対策をする、そのようなことで理解をしてよろしいんでしょうか。

◯議長(岡野一男君) 道路課長。

◯道路課長(柴田 稔君) このような実態が発覚しまして、それが3月下旬だったんですが、それ以降は河川事務所、あと太陽光ソーラーの設置事業者、そちらと三者で今まで3回ほど接触をして交渉をしてまいりました。そういう中で、河川事務所のほうでは大型土のうをそこに設置するということで、太陽光の事業者のほうの御理解を得て借地するということでほぼ合意に達しているところでございます。設置する場所につきましては、河川の区域というのが今現在やっている太陽光のソーラー、さらに川寄りのところになっていまして、川の中に道路、あれが市道になっているんですが、あれから20メートルほど東側の位置が河川区域となっています。河川区域といいながら、あのところにつきましては、道路以外は全部民有地になってございます。ですから、河川事務所でも堤防を築くことになりましても、ほとんどが民有地ですから、その民有地の土地の所有者の方の協力を得られないと堤防をつくることができないというような状況ですので、今回は応急対策、間もなく台風のシーズンとかがこれから迫ってくるところでございますので、差し当たって応急対策として大型土のうを今ソーラー設置している事業者の土地、もとあった堤防上のところですか、あそこに設置させてもらうということで内諾を得ている状況でございます。

◯議長(岡野一男君) 風野芳之君。

◯15番(風野芳之君) そうですか。確認なんですけども、そうしますと、今で言えば東側、今の工事をしている、太陽光事業をしようという方の私有地の中に土のうを積ませてもらうと、そのようなことですね。ぜひともそういうことで協力をいただけるのであれば、現状と申しましょうか、今まであった山の高さと申しましょうか、丘陵の高さぐらいまではどうしてもやっておいていただかないといけないんじゃないかと、そのようにも思っておりますので、それはぜひ早急にやっていただきたい、そのように思います。
 それと、さっきゲリラ的な集中豪雨というような話で出たわけなんですが、今国交省が河川で持っている状況というのは、例えば百年に一遍の洪水を想定しているんだとか、あるいは現在何年か前に起きた洪水を基準としているんだと、そういうもののデータはしっかりと常総市はキャッチしていらっしゃるのかどうか確認をしたいと思います。

◯議長(岡野一男君) 道路課長。

◯道路課長(柴田 稔君) 鬼怒川の国の計画としての水位なんですが、それは百年に一遍達っするであろう水位、それをもとに河川計画を立ててございます。現在までは、今回削り取られた丘陵部なんですが、そこで約百年に一遍に来るであろう高さ、それを食いとめていた状態なんですが、今回削り取られたことによってそれを下回りましたので、今回は百年に一遍の水位、その辺まで土のうを積むということで河川事務所は考えているようでございます。

◯議長(岡野一男君) 風野芳之君。

◯15番(風野芳之君) 少し何となく安心したような答弁を聞いたわけなんですが、地域の皆さんは本当に心配をしております。ぜひとも早急にその高さの土のうをしっかりと積み上げてやっていただきたい、そのように思っているところでございます。また、あわせまして、高杉市長が地域の期成同盟会の会長をしているというようなことでございますので、大変心強いところもあるんですが、ぜひとも無堤地帯というものをこの常総市の中に置いておくこと自体、これがいずれにしても心配なわけですよ。ですから、この辺のところをもう一度しっかりとフォローをかけていただいて、一日も早い堤防の設置をやっていただければなとそのように思うところでございまして、市長、ちょっとお考えがあれば御答弁いただければありがたいです。

◯議長(岡野一男君) 高杉市長。
               〔市長高杉 徹君登壇〕

◯市長(高杉 徹君) 先ほど説明がありましたように、私は期成同盟会の会長をしておりますから、毎年国土交通省のほうへは要望はきちんと上げております。先ほど説明されましたように、鬼怒川については無堤のところが常総市内では先ほど言った箇所、結城、あるいは守谷にもあるわけですから、各首長とも連携をとりながら共通の要望事項として、水害の際に被害が起こらないように力強く要望をこれからもしていきたいと思っております。

◯議長(岡野一男君) 風野芳之君。

◯15番(風野芳之君) そういうことでございまして、無堤地帯そのものというのはこういう時代でございまして、いつどんな洪水が来るかわからないという時代でもございます。ぜひとも一日も早い後の対策、土のうを積んでおいてそのままで置いておくというようなことではないでしょうから。当然、土のうについては管理者が来てくれて河川は河川で管理してくれるんでしょうね。

◯議長(岡野一男君) 道路課長。

◯道路課長(柴田 稔君) 鬼怒川は一級河川でございまして、国が直接管理する直轄河川となっておりますので、今回の土のうの設置に関しましても国が設置する土のうでございます。ですから、管理については当然国がやるべきものであります。

◯議長(岡野一男君) 風野芳之君。

◯15番(風野芳之君) ありがとうございました。それで、あそこの太陽光の設置時期というのは、常総市のほうでは届け出や何かというのはキャッチしていらっしゃらないんでしょうか。稼働はいつごろからして、整備事業がいつごろ終わるのかということをお聞きできればと思っています。

◯議長(岡野一男君) 道路課長。

◯道路課長(柴田 稔君) このソーラー事業に関しましては、建築物をつくるものでもないということですので、開発とかそういう届け出は市のほうになされておりませんでした。そういうこともございまして、ちょっと把握はしてなかったんですが、土のう設置について何回か接触しておりまして、その中の話では、大体6月中くらいに整地が終わって7月から太陽光パネルを設置するという予定で聞いております。

◯議長(岡野一男君) 風野芳之君。

◯15番(風野芳之君) わかりやすい説明、答弁をいただきましてありがとうございました。いずれにしましても、いわゆるあの地域、十一面山に面した若宮戸地区というのは、先ほどもちょっと申し上げましたけども、本当に環境のいい地域でございます。しっかりとした管理をしていただきまして、住民の皆さんが安心して安全に暮らせる、そういう地域にぜひお育てをいただきたい、そのようなことを願って、きょうも自治会の方が大変心配で傍聴に来ていただいておりますので、ぜひしっかりとその件をよろしくお願いしたいと思います。
 以上で若宮戸地先の鬼怒川無堤地帯の今後についてという質問については終わらせていただきたいと思います。ありがとうございました。




【概要】

●2014年3月下旬に若宮戸地区の住民より、丘陵部の一部が掘削されているとの通報。

●当該地区は民有地であったため、民間事業者の太陽光発電事業により丘陵部が延長約150メートル、高さ2メートル程度掘削された。

出水対策として、太陽光発電事業者の土地を借りて丘陵が崩された付近に掘削前と同程度の高さまで大型土のうを設置することに。(河川事務所・常総市役所・太陽光発電事業者)

河川事務所は百年に一遍の水位、その辺まで土のうを積むということで考えていた。


結局、大型土のうが積まれたのか、このたびの被害との因果関係はあるのかなどは検証しなければわかりませんが、メガソーラー設置場所に浸水していることは事実です。

議事録をみるとメガソーラー建設地周辺の住民からも水害への不安の声が寄せられていたにも関わらず、国と市と業者で大型土のう程度の対応で市民を納得させていたということです。

とりあえず土のうで対応して、長期的には堤防を作ることにしていた矢先にこの状態。

議員も質問していながら、メガソーラー建設に反対しているわけではありません。

認識の甘さがはっきりとわかる議事録になっています。市民の命を預かる立場の人間が、このようなことをやっているわけです。ε=(・д・`*)ハァ…

国策再生可能エネルギーを疑いもしない、地方行政と国と業者のせいでたくさんの人の家が流されたのだとしたら・・・・

問題はそれだけではありません。

このような大雨による災害が起こるとあらゆる有害物質が流出します。東北大震災の津波の時もそうなりました。

堤防が決壊した河川流域の住宅だけでなく化学工場などに保管されている化学物質などが破損流出の恐れがあります。

※福島第一原発爆発時に茨城県に降り注いだ放射性物質も、水に流されて移動することになります。放射能汚染はまだらな状態になると思われます。

当該メガソーラーも水没していましたし、住宅が泥流で倒壊すれば、もし屋根に乗せていれば太陽光パネルも流されることになるでしょう。

NHKの上空からの映像を見ると、工場やガソリンスタンドやタンクローリーなどの危険施設、大型車や重機、なども浸水していました。↓

有毒物質や油の漏洩が懸念されます。 水と一緒に流れて田んぼや畑の土壌を汚染することになるわけです。

収穫前の稲も、様々なもので汚染された水を吸い込むことになります。

自動車などは水が引いてから、バッテリーが自然発火する恐れがあるそうです。 太陽光パネルも発火の危険があります。

参考 

【驚愕】事故情報データバンクシステムには、太陽光発電システムの火災事故等の情報が220件も?!

 

今回 栃木・茨城では住宅が浸水倒壊しているので、かなりのガレキが発生することが予想されます。津波震災がれきのことを考えると、また国は広域で処理する可能性があります。

こういう災害が起こるとあらゆるものが大量のゴミになるということです。

ソーラーパネル・テレビ・パソコンなどの電子廃棄物。

参考 必見  自然災害で太陽光パネルはあっという間にゴミになる。それなのに何故「災害時のため」のメガソーラー?

日本列島は台風の通り道。自然災害は想定しなければならない国なのに、国中にメガソーラーがある異常事態。


そして、有害な物質を含む可燃ゴミを、ゴミ焼却場で大量に燃やすという事態になるのです。

 

災害がれき、国が処理 法整備、震災が教訓 環境省方針

「鬼怒川堤防はソーラーパネル業者が削ったから決壊」という2ちゃんねるのスレッドが早速作られました。そしてそれがデマだというまとめが作られました。

国と企業にとって不都合な内容の時には2ちゃんであえて拡散させ、炎上したあとに、「デマだ」と叩いて火消しする、というパターンがここでも見られました。

「決壊じゃない」という主張や 「決壊」と「ソーラーパネル」は関係がないという主張、民主党を引き合いに出す主張など必死な書き込みが数多くみられました。

混乱させるのが目的なのかもしれません。


そうこう調べているうちに以下のような発表がありました。 

2015/09/10 06:30(更新時刻:2015/09/10 21:01) 下館河川事務所・宇都宮地方気象台・水戸地方気象台共同発表の洪水予報・水位周知河川情報発表文 が出ました。

http://www.river.go.jp/nrpc0504gDisp.do?fldForeCode=8302803200&infoKind=1&reportTime=20150910063000&reportNo=4#options   より

利根川  鬼怒川  第4号  2015/09/10 06:30
下館河川事務所・宇都宮地方気象台・水戸地方気象台共同発表
はん濫発生情報発表
鬼怒川はん濫発生情報
鬼怒川洪水予報第4号
洪水警報
平成27年09月10日06時30分発表
下館河川事務所 宇都宮地方気象台 水戸地方気象台 共同発表

(見出し)
鬼怒川では、越水が発生(レベル5)

(主 文)
鬼怒川では、常総市若宮戸地先(左岸)25.35k付近より越水しました。(レベル5)


「雨量」「水位」等の情報は、下記のサイトからもご覧いただけます。
川の防災情報
パソコンから http://www.river.go.jp/
携帯電話から http://i.river.go.jp/

気象庁ホームページ http://www.jma.go.jp/

問い合わせ先
水位関係:国土交通省 下館河川事務所 防災対策室 電話:0296-25-2164 (内線) 591
気象関係:気象庁 宇都宮地方気象台 電話:028-633-2767
     気象庁 水戸地方気象台 電話:029-224-1105
 
 

 

 なぜこの若宮戸地区だけ、早々と「越水」宣言が出るのかわかりません。

決壊でも、越水でも、どちらにしても、川があふれて大量に水が押し寄せてくれば被害は甚大です。

メガソーラーのための掘削が、結果的に越水を早めたり、増大させることにつながってはいなかったかということについての検証が必要です。 

 

参考記事

大量にあるので申し訳ないですが、少しずつ読んでいただけたらと思います。※管理人は原発推進派ではありません。

 

 

鬼怒川が決壊した常総市。無堤防の場所を掘削してメガソーラー設置した若宮戸地区は「越水」

ソーラーパネルを設置した会社「掘削場所は別会社の持ち物で自分たちは関係ない」 報ステ

【文字起こし】NHK北九州ニュース「太陽光発電普及の影で」田川市小学校の太陽光パネル20m下に落下!

台風15号の太陽光パネルへの影響を見る。飛ばされて民家直撃というソーラーパネルも。

太陽光パネルのゴミの山を直視する。工業的リサイクルは環境汚染。日本も20年後こうなる。

 太陽光パネルの不良率に驚く!10のうち1つが不良品?不良品も有毒ゴミになるということ

 業者の施工のせいにしてはいけない。再エネそのものが事故の元、国策自体が自然破壊になっている

 群馬で突風。一瞬にしてソーラー発電設備倒壊。太陽光パネル約2000枚がはがれてぐちゃぐちゃ、骨組み散乱。

高知県土佐清水市緑が丘のメガソーラーの為に削られた山から泥が海に流出。大岐の浜にも建設計画。

 太陽光パネルは安全だと思ってる方へ見て欲しい情報(2)台風・竜巻でパネルはぶっ飛んでいます! 

 自然災害で太陽光パネルはあっという間にゴミになる。それなのに何故「災害時のため」のメガソーラー?  ⇒宮崎豪雨、津波被災地で壊れゴミになったソーラーパネルの写真など

  日本列島は台風の通り道。自然災害は想定しなければならない国なのに、国中にメガソーラーがある異常事態。

 ↑太陽光パネルの強度に言及した業者掲示板の記述を転載。「相当事故があるらしく私の知り合いの太陽電池屋はやめてしましました」

 台風の前に周辺のソーラーをチェック!あのちゃんの漫画チラシ ソーラー編 太陽光発電のヒミツ

 ↑ハリケーンで飛ばされたソーラーパネルの写真もあります。 漫画チラシを印刷してみんなで読みましょう。

 【危険を承知で推進中!】資源エネ庁が原発メーカー三菱に調べさせた太陽電池モジュール廃棄物の危険性

 【驚愕】30年後、日本はソーラーパネルと巨大風車のゴミ屋敷!再エネ廃棄物問題【設備には寿命】

 一斉に電子廃棄物のニュース。電子ゴミはパソコンだけではない。太陽光パネルも電子廃棄物。




 


コメント

岩手県宮古市 岩見億丈医師 「焼却炉周囲における土壌中放射性セシウム濃度の異常上昇」

2015-09-09 | 放射能汚染

(管理人より) 岩見億丈医師の第26回廃棄物資源循環学会研究発表会の講演原稿を転載させていただきます。


第26回廃棄物資源循環学会研究発表会 講演原稿2015

焼却炉周囲における土壌中放射性セシウム濃度の異常上昇 

○(正)岩見億丈1)、中屋諒大1)、笹井康則2)
1)岩見神経内科医院、2)みなとや調剤薬局

1. はじめに
一般廃棄物焼却炉のバグフィルターの排ガス中放射性セシウム除去能力は99%を大きく下回る可能性を、笹井、岩見らは提示してきた1~3)。

今回、我々は放射性セシウム汚染物を焼却してきた宮古市焼却炉周囲において土壌中放射性セシウム濃度を調査し、Cs134 およびCs137 濃度が焼却炉近傍で異常高値であることを観測したので報告する。


2. 方法
採取した土壌は宮古市焼却炉周囲約9km 以内のもので総数326 である。地表下5cm の深さまでの土壌を均等に混ぜ、100ml の量、U8 容器に採取した。

耕作等によるセシウムの垂直方向濃度分布変化によるバイアスを除くため、採取場所は耕作されていない一般家庭の庭225、山93、公園校庭等8 で行った。一般家庭では雨樋近傍での採取は避け家屋からなるべく離れた地点で採取した。

採取日は2014 年9 月より11 月までの間である。採取土壌を温室で自然乾燥させた後、測定装置SEIKO E&G 製SEG-EMS(GEM25P4-70)および分析ソフトGamma station Ver.1.7.8 により、時間100分で放射能を測定した。多くの試料でCs134 およびCs137 の測定下限値は3~4Bq/kg であったが、1 割弱の試料でCs134の測定下限値が5 Bq/kg を越えていたため、これらの試料は150 分以上の測定時間をかけ再測定し、Cs134 およびCs137の測定下限値5 未満が得られていることを確認し測定値とした。

統計学的検討を行う際、測定下限値以下の測定値には測定下限値の1/2 の値を当て、マイクロソフトエクセルにより計算した。土壌中放射能濃度の分布は対数正規分布を仮定した。幾何平均値の差の統計学的推定にはデルタ法による近似正規分布モデルを用いた。測定値は崩壊による放射能の減衰で補正して2014 年9 月1 日の濃度値に変換し、考察時にも同様の変換値をすべての放射能で用いた。


3. 結果
Cs134 およびCs137 の土壌中濃度をグーグルマップにより図1 および図2 に示す。Cs134、Cs137 ともに高濃度地点(Cs134;15Bq/kg 以上、Cs137;40Bq/kg 以上)は焼却炉からの離距離1.7km 未満の地点のみに存在した。中濃度地点(Cs134; 10~14Bq/kg、Cs137;23~39Bq/kg)の大半が離距離1.7km 未満の地点に存在した。表1 に離距離1.7km 未満の濃度(濃度A)と1.7km 以上の濃度(濃度B)とを統計学的に比較検討した結果を示す。

山および庭という土壌の性質によらず、Cs134、Cs137 濃度ともにA がB より統計学的に高値である。全標本について、A とB の幾何平均値の比をt 検定すると、Cs134 は1.7 倍、Cs137 は2.4 倍、A がB より高値であり、P 値はそれぞれ1.7E-11、4.9E-15 である。

4. 考察
観察された土壌中Cs134 とCs137 は、その濃度を2011 年3 月時点に変換すると1:1 の比になり、福島原発事故由来であると判断できる。

焼却炉からの離距離1.7km 未満にあり、土壌中Cs134、Cs137 濃度の高値が観察された地区は、小山田、八木沢、ラサ山の3 地区である。焼却炉の東に近接しているのがラサ山であり、焼却炉北東の住宅地区が小山田であり、南東の住宅地区が八木沢である。

このように焼却炉がある山を跨いで福島原発事故由来の放射性物質の高濃度汚染地区が存在し、その周囲では高濃度汚染地区が存在しない場合、高濃度汚染を来した原因の一つとして焼却炉を挙げられる。宮古市では焼却炉以外に観察された放射能分布を説明できる要因はなく、放射性セシウムを含む牧草や廃棄物を焼却炉で焼却処分したことが原因で、放射性セシウム土壌汚染が発生したと判断できる。

【連絡先】〒027-0083 岩手県宮古市大通り1-5-2 岩見神経内科医院
岩見億丈 Tel:0193-71-1500 FAX:0193-71-1588 e-mail:iwamineurol@mx5.et.tiki.ne.jp
【キーワード】焼却炉、バグフィルター、放射性セシウム漏出、土壌中放射性セシウム濃度、濃度規制

 

小山田、八木沢、ラサ山の調査面積の概算値の合計は90 万m2 である。1.7km の距離内外の濃度差として幾何平均値の差Cs134、1.9Bq/kg、Cs137、8.2Bq/kg を採用すると、土の密度を1.6g/cm3 として過剰なCs134、Cs137 が152Bq/m2、656Bq/m2 あることになり、3 つの地域の過剰な放射能量は、Cs134 が1.37 億Bq、Cs137 が5.90 億Bq となる。

一方、2013 年7 月8 日から2014 年8 月31 日までに清掃センターの灰に回収されたCs134、Cs137 は、1.09 億Bq、2.84 億Bq である。汚染牧草処分を開始する2013 年7 月以前、一般ごみだけの焼却時に行われた灰中放射能セシウム濃度測定11 回分から推定すると、清掃センターで2013 年6 月までに灰に回収されたCs134、Cs137 は、1.16 億Bq、3.51 億Bq と概算される。

2012 年3 月から2014 年3 月の間に稼働した、清掃センターに隣接した岩手県仮設焼却炉で焼却処分された災害廃棄物に関する灰の月1 回の濃度測定値から計算すると、同焼却炉で灰に回収されたCs134、Cs137 の総量は、1.79 億Bq、4.62 億Bq である。

以上の概算から複数の焼却炉において灰に残ったCs134、Cs137 の総量は、4.04億Bq、10.97 億Bq となる。バグフィルターが排ガス中の放射性セシウムの99.9%を除去し飛灰に回収するのであれば、主灰に含まれる放射能を考慮し、環境中に漏れ出るCs134、Cs137 の量は、40.4 万Bq、110 万Bq を越えない。

従って、3 地区に過剰に存在するCs134、Cs137 は、排ガス中放射性セシウムの99.9%を除去できた場合における漏出量の339 倍、538 倍以上に相当する量であり、主灰と飛灰に回収されたセシウム総量の34%、54%である。クリンカ等は宮古清掃センター焼却炉ではほとんど発生しないと言われており、クリンカ分を無視し土壌中放射能濃度の差を用いて焼却炉からのCs134、Cs137 漏出率を求めると25%、35%となり、物質収支から計算した漏出率に近似している1.2)。

焼却炉などの固定発生源からPM2.5 などのエアロゾルが排出される機構として、神谷らは次の3 機構を指摘している4)。

(1)バグフィルターの捕集効率が最低になる粒径数10nm から数100nm の粒子が主な構成員である粒子集団の排出、(2)バグフィルターを通過する際の温度では気体状になっている凝縮性粒子の存在、(3)バイパス操作等によるバグフィルター等を通過しない排出経路。

また、バグフィルター払い落とし時の捕集効率低下は以前から指摘されてきたことであったが、Park らは粒子径別の捕集率低下の詳細なデータを示しており、この機構もエアロゾル排出機構の一つである5)。

これらの4 つの機構により、排ガス中放射性セシウムは、バグフィルターで捕捉されず、焼却炉から漏出し、周囲の土壌に飛び散ったと考えられる。バイパス経路による漏出を宮古市清掃センターは否定しており、バグフィルターが排ガス中放射性セシウムを99.9%除去するという仮説は支持できない。また、行政的に現在施行されている排ガス濃度規制の方法では、放射性セシウムの漏出を十分管理できていないと言える。

昨年の本研究発表会で、岩見らは焼却炉風下約2km の地点で空間線量率の上昇を報告したが3)、この上昇にCs134とCs137 による寄与はほとんどないと考えられることを今回の研究は示している。空間線量率が上昇している地域ではK40 の土壌中濃度が高く、この地域の空間線量率上昇はK40 およびK40 と同様の地理的分布を示す放射性核種によるものと推定される。自然界に見られる地質学的分布で説明できるのか、工場や焼却炉などの人為的要因によって説明できるのか否かについては現在調査中である。


5. 結語
宮古市焼却炉周囲9km の範囲で326 ヶ所の土壌調査を行ったところ、焼却炉からの離距離1.7km 未満の地点では、土壌中Cs134 およびCs137 濃度が、離距離1.7km 以上の地点に比べ1.7 倍および2.4 倍高値であり(P 値<10-10)、焼却炉で放射性セシウムを高濃度に含む牧草や廃棄物を処分したことが原因と考えられる。今回の観測値は、焼却炉での物質収支による推定漏出量とほぼ整合していた。

一般焼却炉のバグフィルターのみで排ガス中放射性セシウムを99.9%除去できるという仮説は支持できず、バグフィルターの除去能力の見直しが必要である。現行の放射性セシウムの排ガス濃度規制では、一般焼却炉からの放射性セシウム漏出を十分防止できていないと考えられる。

謝辞 デルタ法による近似正規分布モデルを指導いただいた岡山理科大学総合情報学部山本英二先生に深謝致します。
COI 今回の発表に関連し開示すべき利益相反はありません。

文献

(1) 笹井康則ほか. 宮古市「放射性物質に汚染された農林業系副産物の焼却処理」に伴う放射性セシウムの大気への漏出.http://sanriku.my.coocan.jp/Miyakoshoukyaku.pdf

(2) 岩見億丈ほか. ゴミ焼却時における放射性セシウムの排ガスへの漏れ:精密測定法およびベイズ統計による回収率の評価. http://sanriku.my.coocan.jp/140105Miyakoshoukyaku.pdf

(3) 岩見億丈ほか. 放射性物質を処理する焼却炉周囲の空間線量率に関する研究.第25 回廃棄物資源循環学会研究発表会講演原稿集,pp.375-376 (2014)

(4) 神谷秀博ほか. 固定発生源におけるエアロゾルの生成と排出機構.エアロゾル研究,第29 巻,NoS1,pp.27-37(2014)

(5) B.H.Park et al. Filtration Characteristics of Fine Particulate Matters in a PTFE/Glass Composite Bag Filter .
Aerosol and Air Quality Research, Vol.12, pp.1030-1036 (2012)

 

 


 (管理人より) 参考資料

第25回廃棄物資源循環学会研究発表会 講演原稿2014 放射性物質を処理する焼却炉周囲の空間線量に関する研究

20 April 2014 ゴミ焼却による放射能空間線量率の上昇: その1;宮古市役所と宮古清掃センター

20 April 2014 1 ゴミ焼却による放射能空間線量率の上昇: その2;宮古市内の校庭と園庭

 

追記しておきたいと思います。

第26回廃棄物資源循環学会研究発表会のHPに 今回の岩見医師の原稿「焼却炉周囲における土壌中放射性セシウム濃度の異常上昇」があるのですが

この廃棄物資源循環学会研究発表会のHPを見ると、まあ、驚く程の原子力ムラでした。  ご確認ください

協 賛 団 体 原発メーカー 焼却炉メーカー 産廃企業がズラリ! JESCOも! 

この廃棄物資源循環学会で発表された研究が全部正しいとか、全部おかしいとかは言えません。それぞれに検証するべきだとは思います。

 

この岩見医師の焼却炉周囲の土壌の研究は、バグフィルターは安全ではないということがわかるので参考になると思い、ブログに転載しました。

しかし、今回引用した中の

「昨年の本研究発表会で、岩見らは焼却炉風下約2km の地点で空間線量率の上昇を報告したが3)、この上昇にCs134とCs137 による寄与はほとんどないと考えられることを今回の研究は示している。空間線量率が上昇している地域ではK40 の土壌中濃度が高く、この地域の空間線量率上昇はK40 およびK40 と同様の地理的分布を示す放射性核種によるものと推定される。自然界に見られる地質学的分布で説明できるのか、工場や焼却炉などの人為的要因によって説明できるのか否かについては現在調査中である。」

という考察部分については、よくわかりません。

2014年に出されている論文と読み比べています。 

第25回廃棄物資源循環学会研究発表会 講演原稿2014 放射性物質を処理する焼却炉周囲の空間線量に関する研究

20 April 2014 ゴミ焼却による放射能空間線量率の上昇: その1;宮古市役所と宮古清掃センター

20 April 2014 1 ゴミ焼却による放射能空間線量率の上昇: その2;宮古市内の校庭と園庭

 

ここからは私の考えなのですが、焼却炉の影響を考えるのに、周辺の土壌と空間線量と両方調べることが重要だと思っています。

理由は、福島、東京で実際に焼却炉周辺でしかも少し離れた2~3km程度のところで実際に空間線量を測った人から、明らかに高い数値を得たということを聞いていたからです。

従って、「空間線量ではなく土壌検査を」または「土壌検査はせず空間線量だけでいい」といった「どちらかに偏った」主張には、どうしても納得がいきません。

そういう偏った主張には、なにか意図的な誘導があるのではないかと思っています。

 

 

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【文字起こし】NHK北九州ニュース「太陽光発電普及の影で」田川市小学校の太陽光パネル20m下に落下!

2015-09-08 | 太陽光発電は危険

【文字起こし】  2015/9/8  NHK北九州 ニュース 18:15~18:20 

太陽光発電普及の影で

先月末、九州に上陸した台風15号。九州や四国では太陽光発電のパネルが強風で飛ばされる被害が相次ぎました。

東日本大震災以降、国が普及を進めてきた太陽光発電ですが、身近に普及している施設の脆さもわかってきました。

先月25日九州を直撃した台風15号。太陽光発電用の施設がめちゃくちゃにこわれています。

行橋市の施設は支えが風で大きく曲がりパネルが散乱しました。

教頭「まさかですね、太陽光が落ちてるというのは想像してないですね」

県内では同様の被害が相次ぎました。田川市の小学校です。(後藤寺小学校)

校舎の屋上に設置されたパネル。支えの骨組みごと20m下の倉庫に落下。生徒がいれば被害は避けられなかった状況です。

教頭「びっくりしました。学校に朝来て、人がいなくてよかったなと思いました」

 

こちらの発電施設では設置されていた960枚のうち、およそ30枚が敷地の外に吹き飛びました。

行橋市の施設では吹き飛んだパネルが、周辺の住宅の屋根や車などにぶつかりました。飛ばされた10数枚のパネルは、いまだに見つかっていません。

近所の男性「ドーンと音がして、見てみたら太陽光パネルがバンバン飛んできて、いろんなところに飛び散っているんですよね」

近所の女性「ここにソーラーパネルが飛んできて、本当怖かったです。もう2階は揺れるし、すごかったですよ」

 

太陽光発電が急激に増え始めたのは3年前。再生可能エネルギーで発電した電気を電力会社が一定価格で買い取ることを国が約束する固定価格買取制度の導入がきっかけでした。

様々な業種からの参入が相次ぎ、太陽光発電による発電量は制度導入以前の4.2倍にまで増えています。普及を後押しするために、国は4年前からは太陽光発電の施設の大部分を、建築基準法の対象から段階的に外す規制緩和を行ってきました。その結果、建設時に施設の強度を計算して自治体に申請する必要はなくなりました。

行橋市の施設の設計図です。設計図面上では、当日付近で観測された最大瞬間風速を超える、40m/Sの風に耐えられると記されていました。

しかし建築の専門家は支えが杭ごと抜けている状況から、基礎工事が十分でなかった可能性があるとしています。

太陽光発電の安全性について研究している専門家は、行政による一定の規制が必要だと指摘しています。

 

「特に本当に、風による被害は他者を加害する危険性が一番高いので、これはもうまったなしではないかなというふうに思います。」

 

また規制が緩和される中、固定価格買取制度により、太陽光発電が投資の対象になったことで、利益を増やすため、建設コストを抑えようという意識が働くことの危うさも指摘しています。

「ある意味、太陽光発電をつければ儲かりますというような手段をとってしまったために、利益を重視して太陽光発電に投資するようになってしまったためにますます安全ということに対して注意がおろそかになってしまった。」

国による太陽光発電の普及促進の影で、その安全対策が問われています。

 

VTRにありました行橋市の施設では、現在施設の強度が十分であったかどうか経済産業省が調査をしています。身近に増えています施設による人的被害を出さないためにも、本格的な台風シーズンをむかえた今、

早急な対策が求められています。

 


(管理人より)

今日放送された5分程度のNHK北九州のニュースですが、余りにも太陽光発電被害がひどかったせいでしょうか、施工のせいにしたり、パネルの強度の規制が求められるという誘導になっています。

そもそも太陽光パネル自体の強度のなさというのは、産総研の研究員ならわかりきっていることです。

その様なものを、売電という人参をぶらさげて、一気に国策にしてしまったことによる今回の甚大な被害。

さらにこのニュースでは、記者が嘘を言っている部分があります。

「再生可能エネルギーで発電した電気を電力会社が一定価格で買い取ることを国が約束する固定価格買取制度の導入がきっかけでした。」

と記者は言っていますが、実際は、電力会社が買い取るのではなくて、市民に再エネ賦課金として電気代に上乗せされています。

つまり、電気代にも上乗せされてふんだくられた上に、毎回台風が来れば、命の危険まで追加されるというわけです。

メガソーラー、住宅用、公共施設など、どこがどう飛ばされるかわかりません。

田川市の後藤寺小学校の太陽光パネルが落下しました。

 落下前のストリートビューです↓

 

この小学校は平成23年3月25日に太陽光発電施設を校舎屋上に設置しています。http://kyouiku.joho.tagawa.fukuoka.jp/HPGTJS01/enkaku.html

第5章 教育総務課における施策及び事業 - 田川市  より

イ 太陽光発電システムの自立運転と蓄電機能付加工事の実施 災害時の停電に備えて、現在、伊田・後藤寺両小学校に設置している太陽光発電設備に、自立 運転と蓄電機能を付加するための工事を実施する。

 

追加で蓄電池も導入しているようです。

このような発電施設が危険なものなのだという認識が、教頭をはじめとして教員に一切ないという・・・・・もう絶望しかありません。

「災害時の停電に備えて」などという大義名分がつけられていますが、逆に太陽光パネルが災害の元になっていることをどうしてPTAが言わないのか・・・・


電気は足りているのに太陽光発電を導入して、日本中を危険な目に合わせる再生可能エネルギー。

危険なのは原発だけでたくさんなのに、さらに自然破壊とパネル飛散のリスクを上乗せだなんて・・・・・ε=(・д・`*)ハァ…


こうなれば全部ゴミです。↓ 発火の恐れがある危険ゴミ。 さあ、どうするのでしょうか?

ブログでもいい加減叫び疲れました。

 

 

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