ブログ「風の谷」  再エネは原発体制を補完する新利権構造

原発事故は放射能による公害。追加被曝阻止⇒放射性廃棄物は拡散してはいけない⇒再エネは放射能拡散につながる⇒検証を!

香川汚染土受入れ問題~地元説明会はなんと1回だけ(人口36,084人中40人・区長役員のみ)

2013-03-27 | 三菱マテリアル汚染土問題

 

【管理人の感想】いろいろなものが土に染み込んでる感じがものすごくする (ಠ_ಠ) ↑ 単なる土とは思えない。

香川県豊島の汚染土壌受け入れ問題についてざっと時系列に報道と事実をざっと整理してみようと思いました。


 1/28 福岡・苅田でセメント原料化へ 香川・豊島の汚染土壌 

香川県の豊島(土庄町)に不法投棄された産業廃棄物による汚染土壌について、県は28日、福岡県苅田町にある三菱マテリアルの工場で「セメント原料化」により処理する方針を明らかにした。http://sankei.jp.msn.com/life/news/130128/trd13012812170009-n1.htm (産経ニュース)

2/6 苅田町議会厚生文教委員会での質疑(議会HPでなぜか検索不能)

瀬戸内海の香川県・豊島(てしま)(土圧町)に不法投棄された産業廃棄物による汚染土壌が、3月末から苅田町の三菱マテリアル九州工場に運び込まれ、セメントの原料とされることが決まった。香川県知事が1月末に発表したが、苅田町では町民に対してこれまで公表していない。環境への影響などについて、5日に開かれた町議会厚生文教委員会での質疑などを通して探った。【山本紀子】

受け入れまでの経過が町民に説明されていないことについて、厚生文教委員会では「住民の安全安心を守るために早急に説明を」(木原洋征委員長)といった声が相次いだ。これに対して大群(おおむれ)拓也副町長は地元の区長に経緯を説明するとした。

 また、三菱マテリアルと環境保全協定を結んでいることから「問題が起きれば指摘していく」と強調。大気汚染については町が現在、月に1度、町内12カ所で降下ばいじんを計測しており、町環境保全課は「(処理前後を比べ)、汚染がないかどうか見極めたい」としている。 http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20130206ddlk40040425000c.html 毎日新聞 京築版

2/13  地元説明会(人口36,084人中 40人の説明会)を1回だけ開催

苅田町 松原公民館で地元説明会開催⇒香川県担当者複数名と苅田町の区長・役員のみ。吉広啓子町長と周辺6区の約40人の町民のみ。 

2/15  苅田町で説明会、香川県側が理解求める 

  香川県・豊島(てしま)(土庄町)に不法投棄された産業廃棄物による汚染土壌が三菱マテリアル九州工場(苅田町松原町)で処理されることになった問題で、町は13日夜、松原公民館で地元説明会を開いた。周辺6区の約40人の町民が集まり、香川県の担当者や吉広啓子町長が出席。香川県側は土壌の汚染度合が高くないことを説明し、搬入への理解と協力を求めた。

 汚染土は鉛とヒ素を含んでおり、今後4年間で推計7万トンをセメント原料化することで県と三菱マテリアルが既に同意。今月中に両者で随意契約が交わされ、3月末から搬入される計画のため、町が急きょ説明会を開いた。http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20130215ddlk40040395000c.html (毎日新聞 京築版)

2/22  苅田町HPで発表

苅田町 「香川県豊島の土壌処理について 」というタイトルで2/22にHPをようやく更新。香川の発表からほぼ1ヶ月後。トップページに項目はない。特設のページではない。ごみ・し尿のページの一部。http://www.town.kanda.lg.jp/_1021/_1049/_1064/_3259.html 

2/23 三菱マテリアル、汚染土壌処理で香川県と契約 

 苅田町の三菱マテリアル九州工場は21日、香川県・豊島(てしま)の産業廃棄物による汚染土壌を引き受けセメント原料化する契約を、同県と締結した。契約金額は1トンあたり1万500円で、17年3月末まで約4年間にわたり7万トン(見込み量)を受け入れる。汚染土壌の最初の船便は3月25日に到着する。http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20130223ddlk40040446000c.html  (毎日新聞 京築版)

2/25 広報かんだに掲載

苅田町 HPの内容とほぼ同じものを、街の「広報かんだ」に掲載(3ページ目)1ページ分。http://www.town.kanda.lg.jp/var/rev0/0001/5901/2013312102543.pdf

3/23 汚染土、豊島を出発 福岡の工場へ、初の県外処理 香川

【柳谷政人】土庄町・豊島に不法投棄された大量の産業廃棄物の処理で、県は23日、産廃の下から掘り出した汚染土壌650トンを船に積み、福岡県苅田町(かんだまち)の三菱マテリアル九州工場に向けて運び出した。工場で粘土などと混ぜて高温で焼いて無害化し、セメントの原料にする。豊島の汚染物を香川県外で処理するのは初めてで、2016年度までに計約7万トンを運び出す。http://digital.asahi.com/area/kagawa/articles/OSK201303230210.html?ref=comkiji_txt_end_s_kjid_OSK201303230210 (朝日新聞)

3/26 荷揚げ作業始まる 三菱マテリアル、7万トン処理へ

香川県の豊島(てしま)に不法投棄された産業廃棄物による汚染土壌650トンが25日朝、苅田町の三菱マテリアル九州工場に到着し、荷揚げ作業が始まった。香川県との契約で今後3年半で7万トンの汚染土を同社が受け入れ、処理する。

 23日夕刻に現地を出発した輸送船は、工場内の桟橋に横付けされた。飛散防止のシートが敷き詰められた中、クレーンが次々と土を運び出していった。トラックに積み込まれた土は専用の保管庫に運び込まれ、成分調査が行われるという。

 汚染土は鉛とヒ素が一部、国の環境基準を超えることが香川県の調査で明らかになっている。同社は「汚染土は粘土の代替としてセメントの原料に用いる。1450度の炉で焼成するので有害物質は無害化され、健康に害が及ぶことはない」と説明している。【山本紀子】http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20130326ddlk40040442000c.html (毎日新聞 京築版) 


 3/27 苅田町HPのトップ画面の一部分のキャプチャーです。「現在重要なお知らせはありません」というのが泣けました。香川豊島汚染土到着のニュースが十分重要なお知らせだと思います。

苅田町 環境保全課
電話 093-434-1834(ダイヤルイン)

苅田町役場に電話しました。あくまで聞き取りなので、細かいニュアンスの違いはあるかもしれませんので疑問に思った方は、お確かめください。いろんな人が電話することで対応が変わることもあるかと思います。

●この問題は香川県と福岡県は許可した三菱マテリアルの問題である。三菱マテリアルのビジネスの問題。よって、苅田町としては「サンプリング検査などきちんとしてください」というお願いしかできない。強制はできない。

●苅田町には許可権限がない。福岡県に聞いて欲しい。権限のある範囲内でやるしかない。 

●苅田町と三菱マテリアルが結んだ環境保全協定は情報公開請求してもらえれば見ることはできる。環境保全協定自体は、厳しく設定されている。

イオウ酸化物、窒素酸化物など通常の大気汚染物質の測定はする様に頼んではいる。12箇所のばいじん調査など。検査項目に鉛とヒ素は入ってないが頼んでいる。 

●「環境保全協定は誰でも見ることができるようにHPにあげないのか?」⇒今後、検討する。

●「インターネット環境にないお年寄りはデータを見れないがどうするのか?」⇒答えず。

●三菱マテリアルがどこに検査を委託するかは、苅田町は知らない。 

●データはまだない。データをどうするかまで話がいってない。苅田町HPへのデータの公表については検討する。 

●土壌受け入れのことを「広報かんだ」に載せたが、住民からの反対はなかった。 

●「大津市で住民が反対して受け入れは中止になったが苅田はどうか?」

⇒北九州市などは反対があっても受け入れした。反対があっても受け入れるということもある。ケースバイケースだ。 

●PM2.5については、タバコの煙程度という認識。 

●煙突から流れる飛散距離など試算しているか?⇒していない。 

●「煙突から出た微粒子、ばいじんが越境してほかの自治体に流れることについて考えているか?」⇒そんなことまでは想定していない。そのPMがどこから来たものかなどわからないから打つ手はない。苅田町でないかもしれない。因果関係はわからない。 

●「成分組成を分析しないのか?」⇒あくまで三菱にはお願いする立場。強制はできない。 

●「健康被害と思われる体調悪化が出たらどこに行っていけばいいのか?」⇒町役場に言ってきて欲しい。三菱マテリアルに知らせる。 


三菱マテリアルに電話しました。http://www.mmc.co.jp/corporate/ja/index.html

三菱マテリアル(株) 九州工場  093-434-0081
 
●煙突の本数は4本。高さは 55m、60m、80m、80m です。

●「今までに香川を超える汚染の土をすでにセメント焼成したと報道があったが本当か?それはどこの土壌なのか?」(赤下線)

⇒本当です。JISの範囲で行われている。どこの汚泥かはお客様情報なので答えることはできません。

●「いつ行われたのか?」⇒平成22年度に福岡県から許可を得ているのでそれ以降です。

http://www.mmc.co.jp/env/04/02-c.html

 

●三菱マテリアルのHPでも検査結果を出して欲しいが可能か?⇒苅田町から要請があれば考える。

●ヒ素が含まれたセメントはどうなるのか?「無害化」という言葉の意味⇒ヒ素は染み出したりしないので人体に影響がないという意味で「無害化」と言っている。

  
 香川の汚染土以上に汚染した土ってどこから来てるんでしょうね。しかももうセメントに焼成されて(1400度)いるということで、がっかりしますが、諦めず質問したいと思います。情報をお寄せくださいませ。
 
追記
当ブログ記事についてツイッターで「説明を求めている場合か」という人がいましたが、ではこのような経過でそういうあなたは何をしますか?または何をしましたか?町民と町民以外とは出来ることも変わってきます。まずは調べることだと思ってしています。
 

苅田三菱マテリアルの測定検査を請け負う会社は九州テクノリサーチ(新日本製鐵の100%子会社)

2013-03-26 | 三菱マテリアル汚染土問題

 

 http://kawasemiblue.blog.so-net.ne.jp/2012-04-19  より画像転載

3/26 苅田三菱マテリアルに電話して質問しました。総務課の方と話しました。

 

会 社 名 (株)マテリアル九州
連 絡 先 〒800-0396
京都郡苅田町松原町12番地
T E L 093-434-0022
F A X 093-434-0282
E-Mail syama@mmc.co.jp
U R L http://www.mmc.co.jp/
所属団体 K-RIP(九州地域環境・リサイクル産業交流プラザ)
設  立 平成7年5月1日
代 表 者 代表取締役 栗原 怜
資 本 金 2,000 万円
従業員数

65 人

●震災の災害廃棄物は受け入れているという報道があるがどうか?⇒化学工業日報の記事は誤り。

http://www.mmc.co.jp/corporate/ja/01/03/2012-1227.html  にあるように九州では受け入れていないそうです。↓

●黒崎三菱マテリアルの焼却灰受け入れは、東の都市から来ていることはない。九州の自治体のもの。排水は皇后崎焼却工場で処理している。

●香川の直島三菱マテリアルから焼却灰や汚染物が来ることはないのか?⇒来ない。

●ヒ素や鉛などの重金属はどうなるのか?⇒酸化化合物としてセメントの中に取りこまれる。無害化する。JIS 日本工業規格に適合している。http://www.jisc.go.jp/app/JPS/JPSO0020.html セメント協会のHPを見て欲しい。

●排ガスはどうなっているのか?⇒九州テクノリサーチ で規制値に従って測定・検査しているので問題なし。

●ヒ素や鉛の検査を加えて欲しい⇒いま増やすようにしている。

●ダイオキシンの検査は?⇒3ヶ月ごとにしている。http://www.k-t-r.co.jp/pdf/eco01_dioxinjinsoku.pdf

●検査結果が周辺住民に知らされていない⇒苅田町がデータを持っている。

●香川県は混ぜるのは汚染土だけでないと言っているがほかに何が入るのか?⇒汚染土は粘土の代わりに入れる。ほかに建設残土、フライアッシュ、石炭灰など

●宇部興産や麻生セメントとのつながりは?⇒工場も会社も別々。作ったセメントは宇部三菱セメントという同じ販売会社で販売している。香川の汚染土は三菱マテリアルだけが受け入れている。

●排気の際に、バグフィルターはあるのか?⇒バグフィルターはない。電気集塵機のみ。

●電気集塵機からもれたばいじんが煙突から出るが、その飛距離の試算はしているか?⇒していない。降下ばいじん調査を定期的にしているが問題ない。

●燃焼すると煙突から微粒子が出る。「PM2.5」を知っているか?⇒知っている。

●煙突から出たばいじんが越境して風下の他自治体に達することはどう思うか?⇒答える立場にない。

●いつまで受け入れを続けるのか?⇒2016年末まで 3年半

●「土壌汚染対策法に基づき福岡県の許可を得て行っている。セメントは日本工業規格に適合したもの。」⇒力説

 

苅田町のHPより 地元説明会 質疑応答部分↓

 http://ameblo.jp/kitakyu-mamoru/entry-11485266321.html  より  転載   

 

 

 


【不安】苅田三菱マテリアル汚染土受け入れ問題~毒物もうすめて焼いて飛ばして?セメントに【ヒ素・鉛】

2013-03-25 | 三菱マテリアル汚染土問題

他県の産廃汚染土をわざわざ運んで、住民に知らせず焼却処理しようという三菱マテリアルはどんな会社なのかと調べていくと、もう3.11後の早い段階からいろんな汚染物引受の道筋をつけていたことがわかります。

まず2011年4月の化学工業日報。三菱マテリアルは311直後にもう災害廃棄物受け入れを宣言。

とりあえず苅田三菱マテリアルでも634万トンの災害廃棄物受け入れているということは出てます。↓   それがどうなったのかはわかりません。(T_T) 


 

4月の化学工業日報では震災廃棄物を受け入れるとしていて、2011年6月のプレスリリースで「九州工場黒崎地区における都市ごみ焼却灰のセメント資源化事業について」として、これから「北九州市の協力を得て」、焼却灰をどんどん受け入れますよと言っています。

問題は「都市部の焼却灰」とは、どこの都市のどんな汚染のある焼却灰なのかということです。汚染があったら危険な排水が海に流されてしまいます。

http://www.mmc.co.jp/corporate/ja/01/01/11-0602.pdf

 

 


 http://www.local.co.jp/news-drift/01area-t.html  より

このサイトを読むと三菱マテリアルは、以前より「放射能の汚染を隠蔽する会社」「汚染された土を住民に内緒で移動させる会社」、しかも「汚染が目立たないように出来るだけ汚れたところに持っていく会社」なのだということがわかると思います。

香川県も調べてみましょう。香川の環境 HP  より 抜粋転載 http://www.pref.kagawa.lg.jp/kankyo/gakushu/progam_2/program/sima/maeni/c_profile/c_profile.htm

豊島と直島は、瀬戸内海に浮かぶ、となり同士の島。

■豊島⇒戦後最大級の産業廃棄物不法投棄事件があった島

■直島⇒大正時代には、現在の三菱マテリアル直島製錬所が立地し、過去には煙害問題も。

これだけ燃やしていろいろ撒き散らせば結局何で汚染されたのかわからなくなります。健康被害が出た場合の因果関係も突き止めにくくなります。

香川県の廃棄物対策課に電話しました。http://www.pref.kagawa.jp/haitai/index.htm

要点だけ書きます。

●平成28年までに外に出すことが公害調停できまっているため苅田町にお願いした。http://www.pref.kagawa.jp/haitai/teshima/shiryo/shi-5.htm

●きちんと許可を受けた事業者(三菱マテリアル)に対し、なるべく安全に運べるように車ではなく船で瀬戸内海を通るようにした。

●苅田三菱マテリアルでは汚染土壌を水処理はしない。ほかの土と混ぜて焼却処理する。

●苅田三菱マテリアルでは、豊島の汚染土だけでなく、その他の町の工場跡地などの汚染土も処理している。豊島だけではない。

●「焼却処理した際のばいじんが飛ぶ距離の試算はしたのか?」の問いに⇒香川県ではそのような試算はしていない。福岡県の担当者も許可を出したのでそちらに聞いてほしい。

●「もし健康被害が出たら責任を取るのか」の問いに⇒因果関係が証明できない。責任はありません。

●香川県から担当者が複数名、苅田町に行き、行政、自治会の区長や役員に説明。苅田町広報誌2/25号に、汚染土壌受け入れのことを掲載してもらったが、とくに反対はなかった。ほかの自治体には行っていない。

広報2/25  より抜粋転載 ↓

 

 http://www.town.kanda.lg.jp/_1021/_1049/_1064/_3259.html  苅田町HP 香川県豊島の土壌処理について

 問い合わせ 環境保全課 電話 093-434-1834(ダイヤルイン)

http://www.town.kanda.lg.jp/var/rev0/0001/5579/2013221115910.pdf  住民説明会資料  より

 

「当該事業は国の同意を得て、支援を受けながら行われているもの」とあります。今の震災がれき広域処理と同じですね。国策だから逆らうなということです。

http://sankei.jp.msn.com/life/news/130128/trd13012812170009-n1.htm 産経ニュース  より

 

  

http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20130223ddlk40040446000c.html   より 


 契約金額は1トンあたり1万500円。2017年3月末まで約4年間にわたり7万トン燃やすのです!つまり合計7億3500万円の公共事業ということですね。経済合理性や必要性、安全性、妥当性などあるのでしょうか?少しずつ調べてみたいと思います。

 

 これから4年間もヒ素が混じった土を燃やされるんですね。香川県の行政担当者は三菱マテリアルの「無害化」を信じていました。でも拡散されたヒ素の微粒子はどうなるか答えませんでした。セメントを作る工程で公害の原因が作られるのではないかという懸念は払えません。

どうか毒物をうすめて燃やして微粒子の形で見えなくして空に拡散しないでください。お願いします。

福岡県では「復興」という名目で震災がれきが燃やされたり、「環境の再生」という名目で産廃汚染土壌のリサイクル処理が進められています。そんなふうにイケイケドンドンですすめていいのでしょうか?

「公害」を予防するという視点が行政担当者に果たしてあるのでしょうか?

豊島が現状を回復しても、汚染を移動させればまた新たに別のところに汚染地ができて、健康被害が発生したら意味ないのではないでしょうか?行政が公害を推進したことになるのではないでしょうか?重金属の汚染は拡散せずに封じ込めるのが基本なのではないかと一般人でも思います。なんで、毒物をうすめてリサイクルしなければならないのかと思います、そんなセメントで建物作ったら恐ろしいです。いつかその建物を壊せば中から毒物が出てくると思います。そのとき気づく人がいるのでしょうか?

とりあえず、私は、行政担当者の公害その他に関する知見や、企業の技術を信用できないので、もはやそらまめ君のPM2.5の数値関係なく、N95マスクをしようと思っています。


【がれきの次は】香川の産廃汚染土が苅田三菱マテリアルで焼却されてしまいます【宇部の対岸】

2013-03-24 | 三菱マテリアル汚染土問題

 

動画ニュースはこちら  http://www.47news.jp/movie/general_national/post_8670/

 


 

 

汚染土、豊島を出発 福岡の工場へ、初の県外処理 香川

【柳谷政人】土庄町・豊島に不法投棄された大量の産業廃棄物の処理で、県は23日、産廃の下から掘り出した汚染土壌650トンを船に積み、福岡県苅田町(かんだまち)の三菱マテリアル九州工場に向けて運び出した。工場で粘土などと混ぜて高温で焼いて無害化し、セメントの原料にする。豊島の汚染物を香川県外で処理するのは初めてで、2016年度までに計約7万トンを運び出す。

 県は産廃を隣の直島に運んで県の溶融炉で処理している。産廃下から見つかった有害物質を含む土壌については、民間業者に水洗浄処理を委託することにし、11年7月に大津市の業者を選んだ。しかし、環境汚染や風評被害を懸念する大津市民らの反対を受け、昨年5月に断念。処理方法を変えて今年2月に同工場と随意契約を結んでいた。

 この日は早朝から、輸送船のそばまでダンプで汚染土壌を運び、船のクレーンで積み込んでいった。船は午後3時過ぎに島を出発し、苅田町の工場には25日朝に到着する予定。

 土壌搬出を見守った廃棄物対策豊島住民会議の浜中幸三議長は「受け入れ先の企業や地元住民に感謝したい。公害調停で決めた16年度の撤去期限に向け、順調に処理が進んでほしい」と話した。工代祐司・県環境森林部長は「引き続き緊張感を持って事業を進めたい」と述べた。


香川県豊島の産廃問題 汚染土壌、セメントの原料に 苅田の三菱マテリアルで焼却  

毎日新聞 2013年02月06日 地方版

http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20130206ddlk40040425000c.html

瀬戸内海の香川県・豊島(てしま)(土圧町)に不法投棄された産業廃棄物による汚染土壌が、3月末から苅田町の三菱マテリアル九州工場に運び込まれ、セメントの原料とされることが決まった。香川県知事が1月末に発表したが、苅田町では町民に対してこれまで公表していない。環境への影響などについて、5日に開かれた町議会厚生文教委員会での質疑などを通して探った。【山本紀子】 

 豊島の土は、80年代に不法投棄された重金属で汚染され、香川県が処理法を探っていた。滋賀県内での水洗浄処理が地元の反対にあい、汚染土を焼いて無害化しセメントの原料にする方法を選択。この手法は10年の土壌汚染対策法の改正で認められた処理方法だ。 

 セメント化が可能な工場は全国に16カ所あるが、なぜ苅田町なのか。香川県廃棄物対策課は「瀬戸内海沿岸にあって運搬がしやすい。またアルカリ度の高い豊島の土を処理するには、かなり大きな工場をもつ三菱マテリアルが適している」と説明する。 

 苅田町環境保全課によると、汚染土壌に水銀は含まれず、PCBとダイオキシンは基準以下という。だが鉛とヒ素については、土壌溶出量(水に溶け出る量)が国の環境基準の1リットルあたり0・01ミリグラムを超えている。汚染の最大値については「鉛で12倍、ヒ素で3・4倍」と町は委員会で説明した。 

 汚染土壌10万トンのうちセメント化に適した7万トンが苅田町内で処理される。今月中に香川県と三菱マテリアルが随意契約を結び、3月25日には最初の650トンが苅田港に到着する予定だ。その後、石灰石などと混ぜて加熱処理し無害化する。

 受け入れまでの経過が町民に説明されていないことについて、厚生文教委員会では「住民の安全安心を守るために早急に説明を」(木原洋征委員長)といった声が相次いだ。これに対して大群(おおむれ)拓也副町長は地元の区長に経緯を説明するとした。 

 また、三菱マテリアルと環境保全協定を結んでいることから「問題が起きれば指摘していく」と強調。大気汚染については町が現在、月に1度、町内12カ所で降下ばいじんを計測しており、町環境保全課は「(処理前後を比べ)、汚染がないかどうか見極めたい」としている。〔京築版〕


北九州市の震災がれき焼却が3月で終わっても、今度は香川県の汚染土壌を、船でわざわざ福岡県京都郡苅田町まで運んで苅田三菱マテリアルで焼却しようとしています。山口県の皆さんはご存知でしょうか?当の苅田町住民も知らせてないのに、対岸の宇部市にお知らせがあるはずもないのですが、驚きました。

追記 2013/2/6の時点では苅田町民には知らされてなかったようですが、地元説明会を2/13に香川県の担当者が来て開いています。

滋賀県大津市が受け入れ拒否した汚染土壌です。以下をご覧下さい。

http://blogs.yahoo.co.jp/hata_akio_bag/2517405.html

畑明郎先生のブログ (日本環境学会前会長・元大阪市立大学大学院教授)をどうか見てください。

 

  

 動画ニュースもう一つ

http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00242736.html  より

 

「 日本最大規模の産業廃棄物が不法投棄された香川・豊島(てしま)で、産廃により汚染された土壌を福岡県で処理するための搬出作業が、23日から始まった。」って  (ToT)

苅田町と対岸宇部市の直線距離は29.368 km。障害物はありません。

新門司工場と大して変わりのない距離です。北九州市の震災がれき焼却が終わっても、対岸の民間企業でこんな汚染土壌が燃やされるなんて残念でなりません。放射性物質に限らず、汚染は拡散してはならないはずです。もはやなし崩しで産廃が運び込まれています。

「瀬戸内海沿岸にあって運搬がしやすい。かなり大きな工場をもつ三菱マテリアルが適している」という考え方がある限り、今後もっと危険な焼却灰や汚染土壌が持ち込まれる可能性もあると思います。

「薄めれば大丈夫だ、空と海はゴミ箱」と考えてるんでしょうね。大体リサイクルというのは産廃や汚染物に当てはめてはいけないはずです。  なのに多摩地域では日の出セメントがゴミ焼却灰など利用しています。日常的に化学物質のダストが環境中に放出されていると思われます。http://www.geocities.jp/eco_cement/slide.html

 

 

http://www011.upp.so-net.ne.jp/tamaaji/mechanism.html より

「風速数10センチで灰は舞いあがります。したがって私たちが感ずることが出来ない微風(風速1メートル)が吹けば大部分の灰は舞いあがり長い浮遊を始めることになります 。」と書いてあり、煙突から出た場合どのくらい飛ぶのかわかりませんが、調べていきたいと思います。

  

セメントキルン ロータリーキルン

三菱マテリアル http://www.mmc.co.jp/env/04/02-c.html

排ガスの測定結果等 http://www.mmc.co.jp/env/04/pdf/haigasu_kanda1k2012.pdf  より

 


【フクイチ停電】配電盤内部に毛がちりちりに焦げた小動物の死骸⇒ネズミが原因か?

2013-03-23 | 放射能汚染

 東京電力提供の小動物の死骸の写真↓

 

http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/nucerror/list/CK2013032102100003.html  より抜粋

東京電力福島第一原発の使用済み核燃料プールの冷却などが同時多発の停電でストップした事故で二十日、問題の仮設配電盤の内部の壁に、焦げた跡が見つかった。その近くには、感電死したネズミらしき小動物もいた。東電は、小動物が配電盤に入り込んで端子に触れ、異常な電流が流れて事故につながった可能性があるとみて、さらに詳しく調べている。

冷却装置など九つの装置が、二十日午前零時すぎまでにすべて運転再開した。約二十九時間も複数の重要装置が停止し続け、福島事故の発生後、最悪のトラブルとなった。 東電は復旧を受け、社員ら約二十五人で本格的な調査を始めた。

同日午後零時半ごろ、トラック荷台上の大きな金属箱に入った配電盤の扉を開け、内部に設置された端子などを確認したところ、箱中央付近の上部の内壁に焦げ跡があり、その下には、毛がちりちりに焦げた小動物の死骸が横たわっていた。 小動物が配電盤内に入り込み、端子に触れて感電、異常が起きた可能性が高まった。


 3/20 東電の会見で木野さんが小動物について質問してましたが、なぜか東電の尾野本部長代理はネズミの死骸が焦げてるかどうか答えませんでした。木野さんのツイッターより

 

今回のフクイチの恐怖の停電は「ねずみが原因」ということで発表されましたが、危うく冷却できなくなって大量の放射性物質がまたばら撒かれ大惨事になるところでした。

ハムスターを飼ったことがあればねずみのことは多少想像できると思いますが、少々の隙間ならどこでも入りますし、餌じゃなくても何でも齧るのがねずみです。今回のは結構大きいドブネズミのようで、配電盤を壊して停電させて、こんなに日本全国の皆さんを恐怖に陥れて、寝不足にもさせたねずみは、テロリストならぬ「テロネズミ」か!なんて復旧したからこそ言えてますが、本当に怖くてずっと興奮状態でした。

当然ねずみが悪いんじゃなくて、原発というのはたったネズミ一匹でも世界を破滅に導く恐ろしい施設なんだということが身にしみてわかったと思います。「何がフェイルセーフとフールプルーフ じゃ!」と私は叫びました。配電盤という重要なところにねずみが入るかもということを前提に設計されてないのか・・・・と愕然としました。「毛がチリチリ」というのはイマイチ写真ではわからないので、とにかくあのネズミの死体を、感電して死んだかのかどうか検死して欲しいです。

今まで原発を54基も運転してきて、ネズミによる事故とか不具合とかなかったのでしょうか?ネズミは日本全国にいます。他の原発の重要な配電盤もどうなってるのか、この機会に各電力会社はチェックしたのでしょうか?ネズミが入れないように、それこそ「ねずみ返し」のようなものとか、かわいそうだけど「ネズミホイホイ」とか、全力で対策して欲しいです。

外にこんなふうに低く置いてたらそりゃねずみも来るでしょう!

それこそ登呂遺跡 高床式倉庫↓みたいにして欲しい!

ねずみが入れないようにした配電盤を、非汚染地域でじっくりと組み立ててフクイチに輸送し、高床式倉庫みたいにねずみ返しもつけて高く設置したらどうか。現場が高線量で大変なのはわかります。だったらほかの地域で組み立てたらいいと思うのです。

ところで、今回の停電の原因はねずみではなく2号機の危機ではないかという見方があることについて、小出先生は以下のように話されています。 http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-2852.html  より

 2013年3月23日

Sawada:
昨日ですね、福島第一原発の方で停電騒ぎというのがございました。
発表によるとですね、こちらは
「小動物、ネズミのようなものが原因ではないか」と言うのが発表されている中、
皆さん疑心暗鬼になっていろんな事を想定される方がいまして、
あるブログではですね、
2号機が特に危険であるから、それに対する対応を増強していたための停電ではないか?とか、
いろんなお話しが出ています。
小出先生の方ではどう思われますか?


小出:
はい、私は今回のようなトラブルというのをもちろん歓迎しませんし、
起きて欲しくないと思ってきましたし、今もそう思っていますが、
今回起きた事故という事に関する限り、東京電力の説明は合理的だと思います。
起きてしまったことも小動物がショートさせてしまったという事は実にあり得る事だと私は思いますし、
それを防ぐ事が出来ないほどの厳しい現場だと皆さんに理解してほしいと思います。


Sawada:
そうしますと、特に言われるところで1号機から3号機が、特に何か今危険な状態にあるのではないかと、
「今2号機が特に」であるというような表現が出ますが、
それはどう思われますか?

小出:
特に2号機だけが危険という事はないと思います。
1号機から3号機まで等しく危険です。
どれも原子炉の炉心という部分が溶けて落ちてしまっていますので、
それをとにかく収束させなければいけないという事が最優先でして、
今でも東京電力は間断なく水をとにかく入れ浸すという事をやっている訳です。
それはやり続けなければいけませんし、
ただしやってしまえば汚染水が増えてくるという、
どっちに行っても大変だという、その仕事に追われているという状態です。
2号機だけが危険という事ではないと思います。


Sawada:
そんな中、窒素を注入したというニュースがたまに入ると
これはまた「危険だからなのじゃないか」という事なのですが、
こちらは一応「爆発を防ぐため」というようなところをよく聞かれますけど、
あの…、「入れたから危険」という事ではないのでしょうか?

小出:
要するに水素爆発というものが2011年3月11日以降、
12日14日15日と次々と1号機3号機4号機で起きたわけで、
ああいう爆発というものはなんとしても防がなければいけない訳ですね。
で、あの時に起きた水素爆発というのは、
燃料が溶け落ちていく過程で、
燃料の被覆管に使っていたジルコニウムという合金が水と反応して発生した水素、
大量に発生するのですが、それが原因だったと私は思っています。
ただし、水素が発生する原因はジルコニウムと水が反応する以外にも、
水が放射線に被曝する事によって分解して水素が出るという、そういう物理現象もありますので、
今現在も水素の発生はゼロではありません。
その水素がどこかでまた爆発するという事は、出来れば望まない訳だし、
何とかして防ぎたいと東京電力も思っているはずで、
そのために窒素も入れているという事だと思います。
やらないよりは、もちろんやった方がいいと思います。


 関東電気保安協会のHPよりhttp://www.kdh.or.jp/safe/document/by_es/high_file05.html

  

※キュービクル式高圧受電設備⇒ http://www.sp.jewa-hp.jp/common/pdf/cubicle_qa.pdf

関東電気保安協会のこの記事を読むとネズミの事故は今までにもあったようですが、原発以外の施設なら停電だけで済みます。それでも上記事ではちゃんと「事故」と認めてるのに、尾野本部長代理は今回のことを「事故」と言わず「事象」と言い続けました。東電はあくまでも過小評価したいわけです。原発の配電盤にねずみが侵入して停電したことを小さく見せようというのが、見え見えで泣けてきます。(T_T)

言葉に騙されるなというアーサービナードさんのお話を思い出しました。

設備を壊すのはネズミだけでないかもしれません。そういえば福一ライブカメラにタヌキも映っていたことがありましたね。そもそも現在フクイチの配管や配電盤なども仮設なわけだし、植物がホースを突き破ったりしてます。またロシアみたいに隕石だって落ちてくるかもしれません。もちろん地震も起きるかもしれません。

ああもう完全に綱渡り状態です。(ToT)

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130322/k10013388671000.html  みると

不具合が起きた場合、東電も原子力規制庁も、「短時間でどうにか解決できたら言わないで済ませたい」という態度が見え見えですよね。

これまでも、そしてこれからも なんでしょうね。

 


 

追記

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130325-00000060-mai-soci

<福島第1原発>停電 ネズミによるショートが原因と断定  毎日新聞  3月25日(月)19時51分配信

福島第1原発で18日に停電が起き、使用済み核燃料プールの冷却などが長時間停止した問題で、東京電力は25日、仮設配電盤の真下から死骸で見つかったネズミが、配電盤の高圧部に接触してショートさせたのが原因と断定した。周辺の回路にも異常電流が流れて遮断機が働き、この配電盤と直接はつながっていない設備を含む9設備に波及し、復旧に約30時間を要した

東電によると、仮設配電盤は屋外に設置したトラックの荷台に置かれ、3、4号機のプールなどにつながれている。現場を調査したところ、ネズミの死骸に感電した痕跡が見つかった。配電盤の高圧部の端子の間隔はネズミの体長とほぼ同じ約15センチで、周辺に焦げ跡も見つかった。

 付近では小動物のフンも見つかった。東電の尾野昌之原子力・立地本部長代理は「ケーブルの引き込み口はシートで覆っていたが、すき間から侵入した可能性がある。小さなところにも目を配って小動物対策を検討したい」と話した。【西川拓】

 


3/18の1、3、4号機の使用済み燃料プールの冷却システム停止。『原発事故…その時、あなたは!』を読む

2013-03-19 | 放射能汚染

http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye5284256.html

福島第一原発で18日夕方、停電が発生し、3つの使用済み燃料プールの冷却装置が運転を停止しました。

東京電力などによりますと、18日午後7時ごろ、福島第一原発の敷地内にある免震重要棟で瞬間的に停電が発生しました。

 停電はすぐ復旧しましたが、その影響で1号機、3号機、4号機の使用済み燃料プールと共用プールの冷却装置のほか、汚染水の処理装置が運転を停止しました。復旧の見通しはまだ立っていませんが、使用済み燃料プールの水温は13度から25度程度で、安全上、法律で上限とされている温度(65度)まで上昇するには最も燃料が多く保管されている4号機でも4日程度、余裕があるということです。

 原子炉への注水に影響はないほか、周囲のモニタリングポストの数値に変動はないということで、東京電力で原因を調べるとともに、復旧を急いでいます。(18日23:15)


 

福島第一原子力発電所の状況 平成25 年3月18 日 東京電力株式会社

http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/handouts/2013/images/handouts_130318_02-j.pdf

 

 

SPEEDI(緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム)による予測計算結果(これまでに行った1時間毎の予測)

http://www.bousai.ne.jp/speedi/SPEEDI_index.html 

スイス気象局 放射能拡散予測http://www.meteocentrale.ch/ja/weather/weather-extra/weather-in-japan.html

東京電力による福島第一原発ライブカメラhttp://atmc.jp/fuku1/

東京都 緊急自動車専用路、緊急交通路の詳細図⇒ http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/kotu/shinsai_kisei/emergency.htm#driver

 

これからも原因不明の停電は起こりうると考えることが必要と思います。

そしてこれからもっと状況が悪くなってしまったら・・・という考えで私は夜中にブログを更新しているのですが、パソコンをしない人や、あってもみない人は何も気づかず朝まで寝ているのでしょう。ツイッターで頑張って拡散している人もいます。これほどまでにひとりひとりの危機意識が違うのだなと改めて思います。

またいつ爆発するかもしれないというボロボロのフクイチを抱えた日本で、パソコンもツイッターもせず、大本営発表だけを信じていたらどうなるのか?また騙されて被曝をさせられるのでしょうか? 最大限の防御をするために情報収集は大事です。

今も福島第一原発事故は収束などしていません。ブログ管理人の私が言えることは、危機意識を各自が高めてくださいということです。お子さんがおられる方は特に。ツイッターをしていない人は、情報が入りやすい脱原発のジャーナリストのアカウントなどをパソコンのお気に入りに入れてチェックするなど、努力するほか手はありません。

パワーブロガー座間宮さんのまとめはさすがですね。早かった~http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65847560.html

緊急時には首都圏は道路も封鎖されます。上のリンクをご覧下さい。

私は今、瀬尾さんの本を見ています。瀬尾さんは京大原子炉実験所助手、小出裕章さんと同じ京都大学熊取実験所の先生でした。1994年ガンのため逝去。この本はこれからの日本で一家に一冊必要と私は思います。ここ最近ずっとこれを読んでいます。

おばあちゃんおじいちゃんは、この本を子ども夫婦に買って読ませるべきと思います。孫が可愛いなら。

原発事故…その時、あなたは!
瀬尾 健
風媒社
 
目次
シミュレーション 原発事故が起こったら
CASE STUDY 重大事故は、なぜ起きた!?
防災編 放射能から身を守るには
知識編1 原発の基礎知識
知識編2 重大事故の予備知識
 
ちょうど一年前の3/18 小出裕章さんを宇部にお迎えして講演会をしました。みなさん覚えていますか?
 
 
 
宇部市 小出裕章さん講演会 満員 1500人超 ありがとうございます☆
本日、小出裕章さん講演会を無事開催することができました。あいにくの小雨にもかかわらず、1階・2階とも満席(1350人)、立ってお聴き頂いた方も含めまして1500人を超える方々に...
 

今、そのときの実行委員会スタッフで脱原発グループを作り、うべきん(脱原発金曜ウオーク+市民研究会)など行っています。

山口県は遠いから大丈夫と思ってるお母さん!山口県はフクイチから1000kmは離れていません。もし、爆発事故で放射性のプルームが大量に出て風向きが悪ければ充分こちらまで到達し吸い込んで内部被曝してしまう可能性があります。

屋内退避が最低でもできる危機管理をするべきだと思います。

3M スリーエム 8233 N100 防塵マスク 世界最高水準(99.9%以上の捕集効率)3枚 放射能物質 PM2.5 中国 大気汚染対応 日本語説明書付 [並行輸入品]
 
3M USA

 

原発事故…その時、あなたは!』 より転載

被爆を軽減するための一般的な注意

①窓を閉め、隙間を目張りして家屋を気密にする。

ビルなどの空調は止める。日本様式の家屋は気密性が悪いので、その場合はできるだけ気密の良い家屋に避難させてもらう。

②ヨウ素剤を早めに服用する

③放射能雲に巻き込まれている間とその後しばらくは、屋内でも何枚も重ねた濡れタオルをマスクにして、直接空気を吸わないようにする。

またはできるだけ家屋の奥、つまり外部と一つでも多く壁で隔てられているような場所を選んで、集まるほうが良い。二階よりも一階、一階よりも地下室があればもっと良い。窓のそばに長くいるのは禁物である。

④ありとあらゆる容器に飲料水を溜める

⑤放射能に巻き込まれている間は外出を控える。

もしどうしても外出する必要が生じた場合は、健康で丈夫な成人(それも40歳以上)に用件を託す。(略)帰宅の際は、衣服を着替えて、脱いだものは屋外に廃棄する。

⑥放射能雲が到着した後は井戸水はもちろん水道の水も飲まないほうがよい。

⑦雨や雪が降っている場合は特別の注意が必要である。

浮遊している放射能微粒子は雨や雪にくっつきやすく、雨粒や雪には上空から地上まで広い範囲の放射能が濃縮されているからである。雪が積もった場合は、それが融けるまで放射能はそのままの状態で固定されているが、雨の場合も雪の場合も、降らない場合に比べて数十倍も地面汚染が強いと考えておかねばならない。雨には濡れないこと、衣服に付いた雪は払うこと、水溜まりには近づかないことなどの注意が必要である。

 


北九州市への震災がれき最終便が到着陸揚げ。結局2万2400トンの輸送費は11億2000万円!

2013-03-18 | 震災瓦礫問題

http://mainichi.jp/select/news/20130318k0000e040144000c.html   毎日新聞より

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/353506  西日本新聞より


震災がれきの3月より早く打ち切って欲しいとの願いも虚しく、月末まで処理されることになりました。ラストは850トン到着陸揚げ。

結局何度、北九州市に言っても検査方法や頻度を改めないので、検査してもND(不検出)。NDになるように検査しているのです。たとえば焼却灰も280トン中100gを1回だけ検査して、不検出というのです。排ガスの検査も回数増やさなかったし、検出下限値も高いままだったです。大気浮遊じんもエアサンプラーで吸い込んで組成分析検査しないのはなぜでしょうか?

バレたら困るからではないですか?ネット監視に1200万円など間違ったお金やマンパワー使ってませんか?

すべての放射性物質などが管理できて封じ込めることができたという証拠はありません。サンプル検査や敷地内放射線量の検査では証拠になりません。移動途中も漏れています。もうどれだけ空気中に拡散したのかわからないのです。物質収支も合うわけないです。目に見えないのをいいことに、がれきを燃やし続けたきた北九州市行政の責任は途方もなく重いと思います。周辺自治体住民は奇跡的に3.11以降の初期被曝を逃れたというのに、選択の余地なく被曝を追加させられました。すでに初期被曝されている避難移住者にとっては健康上の大きな追加リスクです。それだけ空気を汚すことは罪深いのです。

それなのに市環境局部長は「被災地復興の手助けになったと思う」と言っています。市民に健康リスクを追加しておいてどっちを向いて仕事をしているのでしょうか?

最終的に2万2400トン燃やされました。1トンにつき5万円の輸送費なので、輸送費だけでなんと11億2000万円!

北九州市は周辺住民の健康被害調査、土壌汚染調査など環境への影響調査をすべきです。焼却炉内部の汚染もちゃんと調べて完全装備で除染して欲しい。

復興予算から震災がれきを結果的に受け入れない自治体にも176億円交付!返還は求めないそうです。whttp://mainichi.jp/feature/20110311/news/20130224ddm041040076000c.html

<北海道>中・北空知廃棄物処理広域連合=28億2000万円

<秋田>鹿角広域行政組合=2億円、潟上市=2億8000万円

<群馬>伊勢崎市=2億7000万円、玉村町=11億3000万円、高崎市=6000万円、甘楽西部環境衛生施設組合=3億8000万円

<埼玉>川口市=36億3000万円

<京都>綾部市=2億9000万円

<大阪>堺市=86億円

どう考えても復興予算の山分けです。

私は187億2000万円を、高濃度汚染地域の避難移住に当てたらいいと思います。それが必要とされる復興。

 

人工放射性物質がたくさん落ちている地域では、空中浮遊する放射能の微粒子を肺に吸い込んで被曝してしまう。
今後病人がたくさん出ることが予想される地域での復興はできません。
土壌汚染・水源地汚染・大気汚染されたところではいくら愛着があっても人は生きられません。

高濃度汚染地域では人間は病気になって生きられないので、事実上、復興は無理です。いくら御用学者や政治家が屁理屈を言っても、たくさんの病人が出るのはチェルノブイリの例を見れば明らかなこと。生き死にの問題なのに政治的な圧力で死亡原因が放射能特定できないようにしているので、移住したい県民を閉じ込め、がれきを拡散しやりたい放題です。

以下の動画 10:15 必見です。一部文字おこし 

 

今、九州を守らなきゃ、もう九州だけで独立してほしいぐらいなんですよ。本当は。本当に。

で、その九州でね、ごめんなさい。その話の続きなんですけど。あの、がれき焼却、北九州されましたよね。これは本当に罪深いことなんです。

TVでは応援しようじゃないかと、絆だと。どこかが受け入れないと、復興が立ち行かないんだっていうような、絆キャンペーンがしかれたんですよね。

除染とこのがれき焼却、広域処理に関して、40億円ものお金を、マスコミに渡して、大宣伝を行った。 

それによって何が生まれたか。「全国で受け入れなきゃ、東北が大変な思いをしてる」っていう風に情緒的な感覚にすり替えられた。でも実際はどうなのか?

現地で処理できる量なんですよね。しかも現地で、この何年間か、何年先になるかわからないけれども、産業として、仕事として地元にお金が落ちる。

東北から北九州まで運んできたがれきの輸送費だけで、14億円近い、14億円をネコババしたってことなんですよ。

(拍手)

がれきを受け入れるかどうか、これ検討しただけでお金が出る、そんなふざけたことありますか。

北橋市長は何をしたか、北九州市議会は何をしたか、絆という言葉を使って、被災地に落ちるはずのお金をネコババしたんです。それが現状なんです。

そして現在も、3月いっぱいまでは焼却が続く。当初の予定よりも随分短くなりましたねー。これはどういうことかわかりますか?

当初の予定よりも短くなったっていうのは、外に出さなくてよかったものを、わざわざ無理やりひっぱってきたってことなんですよ。

(拍手)

お金を目当てに。輸送業、産廃業、そういう人たちとの繋がり、これをもっと強めたかった、

お金をまわしたかった、こんな意地汚い話、ありますか?

本当に困ってる人がいるんです。もう今日首をくくらなきゃいけないって人も、いるんです。その人たちに、お金が使われてるかってことですよ。

復興予算っていう名のもとに、沖縄の道路が直されたりだとか、どっかにコンタクトレンズ工場ができたりとか、関係ありますか?

今日生きていくために困っている人たちが、お金に困ってる状況の中、北九州は、被災地に落ちるはずのお金をネコババしたんです。それが現実。

でもどれだけ多くの人たちが、そのことを理解できているかっていうことなんですよね。

おそらく、ここにいらっしゃる皆さんはそれを理解した上でいらっしゃってる。

しかも、そのお金とは引きかえに、情緒的な問題に、情緒的なね、助けたいって思いに、こう、すり替えられて、それと引きかえに何がおこるか。

放射性廃棄物だけじゃないんです。放射性物質だけじゃないんです、がれきに含まれているのは。セシウムだけじゃない。

それ以上、数えきれないぐらいの放射性物質がその中に混ざってる可能性がある。それだけじゃない。

アスベストだったり、ヒ素だったり、PCBだったり、農薬だったり、普段であれば焼却することがありえないようなものまでばんばん燃やされている、ここ北九州で。

どうして北九州市議会は、全会一致で、その嘘を見ぬかなかったのか、どうして声を上げなかったのか、

(拍手)

北九州の人々の命を犠牲にしてまで、自分たちの利権にこだわった。寄り添ってきたんじゃないのか。

 


【お知らせ】熊本一規明治学院大学教授勉強会「漁業補償を受ける者は誰か?」

2013-03-17 | 核実験・核兵器

熊本一規明治学院大学教授勉強会のご案内

「漁業補償を受ける者は誰か?」

去る2月28日、祝島で開かれた山口県漁協祝島支店の総会の部会に於いて、
漁業補償の受取の是非が急遽提案され、その結果受け取るという漁師が31名受け取らないという漁師は21名となりました。
この結果を受けて熊本教授は、今後の運動に対して大変危機感を持たれ、対策について皆で勉強し共通認識を持つことが必要と言われています。
漁業法・埋立法にも関わるお話もあると思いますので、皆で理解し疑惑にまみれた上関原発建設の進め方に対処できるよう勉強会を持ちたいと思います。
この期を逃さず、できるだけ多くの方にご参加をお願いいたします。


[日時]  3月30日(土)14時30分より質疑応答含め2時間程度
      ※17時より交流会(場所未定)
[場所]  周南保健センター3階視聴覚室
      (周南市市民館隣り駐車場が少ないので市役所をご利用ください)
[参加費] 1000円(資料代)

【熊本一規教授略歴】
東京大学工学部卒業
東京大学大学院(工学博士) 生命経済学・環境経済学
現在、明治学院大学国際学部教授
※著書
『がれき処理、除染はこれでよいのか』
『海は誰のものか』
『よみがえれ清流球磨川』共著等
問合せ:武重登美子(原発いらん!山口ネットワーク代表)
電話FAX:0820-22-0071
携帯:080-2929-3345

参考動画

http://www.sof.or.jp/jp/news/151-200/165_3.php    参考


【拡散】福島からの避難者の声「国が私達を騙すなら私はもっと勉強して騙されない努力をします」

2013-03-11 | 震災瓦礫問題

3.11関連のいろいろなイベントが各地で行われています。私はあえて参加せず、3.11から2年たった今本当に聞くべきことは何かを考えていました。そしてこのブログ記事にしました。

3/9に行われた北九州での「さよなら原発集会での、福島県からの避難者の女性のスピーチです。

http://iwj.co.jp/wj/open/archives/65788  より

 

4/5の(1:24から)文字おこしを転載します。(太字強調は管理人)


福島から自主避難して約1年経ちました。子供達の健康を願って、理解しない夫を捨て、年老いた両親を捨て、それまでの職業や暮らしを捨て、背水の陣で選んだ避難先の北九州で昨年9月より放射性物質を含むガレキを2.3kmの所で焼かれました。

さて、私が出来る事は事実を述べる事だけです。

ガレキ説明会の開示文書から、普通、市民は知らない広域ガレキ受け入れの事実と少々私の主観を話します。

市議会の全会派一致でガレキ賛成になったのが、3/12

11日後の3/23から北九州市は、各区で少人数の説明会という名の《説得会》を始めました。
特に重要な自治会にはお一人様ずつの《説得会》を経て、5/21試験焼却前に抑えるべき全ての団体、個人相手におよそ1000人の《説得会》を終了しております。

続くタウンミーティング、各区での地元説明会は、たまたま訪れた市民に、ガレキ反対派の過激な姿をみせるためのショーになってしまいました。

あの時、必死で反対していた人達の純粋は気持ちを行政に利用されてしまいました。

結局、漁協からの《正式な反対声明文はなく》、公害防止協定書もない=反対する権利など認められていない事を知らない私達を嘲笑うように、タウンミーティングまでに52回、1500人へ説明会を終え、市長は自信たっぷり、市民の賛成の声多しとガレキ受け入れに突き進んだのでした

3月でガレキ受け入れは終了しますが、何も変わっていません。

石巻のガレキに農薬が散布されているが、測定されていないことも、今、流行りのPM2.5は中国由来と大キャンペーンが展開されてますが、北九州で以前からPM2.5が238μg/㎥出ていた事も、組成分析すれば、どこの煙突から出たPMか詳しくわかることも、

それを要求しても市は回答すらしないことも、原発が日本に合わないことも、

電気は足りてることも、私達が見てる世界は、実は見せられているということも、

自分で考え、自分で動く事を放棄した人には、何も見えません。

フクシマが安全である、フクシマの復興と皆さん言いますが、3月のこの春休み、40才の若さで亡くなった私の従兄弟、70代の叔父、40代の友人のお墓参りに帰ります。

私と子供達は、甲状腺に異常があっても、「フクイチ事故由来と考え難い、遺伝の可能性もある」と言われ、病気が発症しない事を祈る事しか出来ません。フクシマで子供達を被曝させてしまったのは、人任せにして自分が考える努力を怠ったからです。

ガレキの焼却も残り僅かです。次は放射性物質の埋め立てです。

私は、森の防潮堤も個人的に反対です。何故なら福島の除染に繋がるからです。

同じように、保養も個人的に反対です。何故なら福島に人を閉じ込める事に繋がるからです。

何故、福島県を徹底的に測定し、100年以上住めない場所に廃棄物を置くと決めなかったのか。

汚染の事実と、住み続けるリスクを示し、十分に補償した上で選ばせれば、

戻れないと理解し、汚染を拡散しない命を優先した復興となる。

中途半端な除染ではなく、イベントではなく、時間のかかる事ではなく、今すぐ、測定、補償、リスクを伝えることの《要求》を皆様もして下さる事が、

私達、普通のフクシマの母親の願いです。

国が私達を騙すなら、私はもっと勉強して、騙されない努力をします。

国が私達を救わないなら、私は事実を伝え、真っ当な要求をしていくための知識を得る努力をします。

皆が目をさまさないなら、私は、勇気を出して対話をします。
事実を知らない方々に働きかける努力をします。

本当の繋がりとは、

トップの言う通りにするのではなく、
一人一人が自分で考え、動き、わからないことや一人で出来ない事を成し遂げる時に、事実の共有を基本に教え合うことだと思っています。一人一人がトップの自覚を持った時、少しだけ日本が変わるきっかけになるかも知れません。

私は、ただその中の一人になれるように努力を続けます。


【大気汚染】関東のレベルは桁違い!PM2.5は3桁+セシウム花粉+黄砂+煙霧 土埃に注意!  

2013-03-10 | PM2.5

 

最近、ツイッターなどで、西日本はPM2.5が中国から来て大変だねと、関東の人が言ってるのを見かけます。そして、西日本に住んでる人でも「こっちだって空気汚れてるから東京の方がまだいいんじゃない?」と、これまた間違った認識になってます。

テレビでそんなこと言ってたのかどうか何かわかりませんが、すべての予報をネットでちゃんと見てないんでしょうか?中国からだけでなく日本国内でもPM2.5は出てますし、仮に中国から来ていても関東の方まで流れていってます。黄砂だって十分関東まで流れて飛んでいってます。西日本だけにPM2.5が飛んでるわけではありません。

従ってはっきり言うと、福島事故で初期プルームにより放射性降下物が桁違いに多く土壌汚染された関東地域はそれだけ、舞い上がりの空中浮遊物が追加されている分リスクが大きいと思います。しかも、関東の方が花粉の量が多い!複合汚染に、すべての核種の放射性物質の追加リスクです。

本日の東京都のPM2.5を調べてみて愕然としました。誰も突っ込まないのでしょうか?3桁が出てるのになぜ行政が「注意喚起」していないのでしょうか?しかも、色分け区分の右端 715μg/㎥って?過去にあったのでしょうか。こんな数値を右端にしたら大概の数値は同じような色になっちゃいますよね。山口県なら85超えたら注意喚起が出ます。東京都はどう考えても警戒が足りないと思います。震災がれきを燃やしている焼却工場からの燃焼系のPM2.5に目をつぶっている自治体なので期待はできませんが。

http://www.env.go.jp/air/osen/pm/info.html  環境省HP

http://www.env.go.jp/air/osen/pm/info/attach/rep_20130227-main.pdf 最近の微小粒子状物質(PM2.5)による大気汚染への対応

http://www.kankyo.metro.tokyo.jp/cgi-bin/bunpu1/p101.cgi?pm25==1362908318=======1=   東京都 PM2.5

 

 

 2013年3月10日14時(JST) 時報測定値

http://www.kankyo.metro.tokyo.jp/air/air_pollution/map_information/taikipm2.5.html

お得意の1日平均の数字で比べて中国ほど悪くない、という発表。瞬間最大291も記録したら、「注意喚起」しなければいけないはずです。東京は人口密度も地方と違うんですから。びっくりしました。(゜д゜lll)


続いて 東京都の花粉情報 真っ赤!((((;゜Д゜))))

 http://pollen.tokyo-kafun.jp/kafun/index.php?action=KafunMapYohoNew より

 

西日本より関東の方が花粉の飛散量が多いです。しかもこの花粉はセシウム花粉です。

林野庁のHPをみんなが見なければなりません。福島県の花粉は1kgあたり、最高で25万3000ベクレル

 http://www.rinya.maff.go.jp/j/press/hozen/pdf/120208-01.pdf  より

福島の花粉も2~300kmは飛ぶでしょうから首都圏の人はN95マスクは絶対です。吸気被爆が危険なのはこのブログでもずっと言ってきたので省きます。こんな試算は意味ないと思います。実効線量をこねくり回して計算して問題ないと出ても、自分に重篤な症状が出たらなんの意味もないということがわからないのかと思います。

 

 これだけ見ても関東の花粉の危険がわかります。北は岩手県、西は神奈川県までは、スギ花粉が十分汚染されています。

林野庁の「放射能汚染杉花粉データ」について  森 敏 (東京大学 名誉教授)


 

結局、大気汚染レベルで言うと、もはや「ナウシカの世界」になったんだなと思っています。

東京「煙霧」観測、突風で砂やほこりが巻き上がり視界不良、舞い上がった放射性物質にも注意が必要(3/10 NHK)

今日、ジャーナリストの木下黄太さんが関東の危険をツイッターとブログで知らせてくださっていました。重要なので転載します。

国や自治体やマスコミがはっきりしない中、「吸うな」という人の声に耳を傾けられるかどうかで、人生の長さが決まってくると思います。

【セシウム注意】東京都内で寒冷前線等の影響で煙霧状態。表土の土埃が大量に舞って霞んだ。吸うな。 

ツイッターより抜粋

東京の花粉は、確認するまでもなく、セシウム花粉です。

【セシウム注意】寒冷前線の影響で、土埃が巻き上がって都内はかすんでいる状態。とすると、その土埃はセシウムが付着している状態です。最低限土埃を防げるマスクは外で着用してください。黄砂より、さらに危険です。 

【煙霧対処法】帰宅後に、かならず外着で身につけたものを、玄関で脱ぐ。洗濯へ。即座に風呂に行き、シャワーで髪を洗い流す。粒子の付着を減らす。 

【煙霧対策】うがいを室内で何回かは行う。外との出入りがあるたびに、できれば、うがいする。

【煙霧対処方法】きょうの煙霧は眼がやられる人が多いと思います。眼を洗うことは必須。洗い流す感覚で、目薬的なものも必要かも。

【要注意!煙霧で目の充血!】今起きている煙霧は土埃。セシウム等の核種が舞い上がって粒子状に大気にある。吸気はまず危険だが、マスクで一定防げる。防げないのが、眼。目の充血報告が多い。放置しない。目薬的なもので洗い流す。あすもおかしかったら、必ず眼科へ。放射性物質は眼に影響大きい。 

屋外はきょうは子供は無理。


黄砂については、座間宮さんのブログをどうぞご覧下さい

⇒大黄砂発生の瞬間【画像】8日に日本へ 核実験場ロプノールの位置関係

http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65846069.html 


頭が痛い!目・のども痒い!N95マスクしながら山口県内の大気汚染について調べてみる

2013-03-09 | PM2.5

私は20年間花粉症です。北関東に住んでいた時に完全に悪化しました。副作用がきついのでなるべく薬を飲みたくないと思っています。昨日、毎週恒例のうべきん=脱原発金曜ウオークに、花粉症用メガネ+N95マスク(3M)装備で行ったのですが、その後ずっと頭痛がありました。帰宅後もお風呂に入っても頭痛がおさまらず、結局眠れず夜中にブログ書いていました。

報道 http://kyushu.yomiuri.co.jp/news-spe/20101001-858944/news/20130309-OYS1T00325.htm

報道 http://www.chunichi.co.jp/article/mie/20130309/CK2013030902000029.html 

大気汚染の原因で、中国からの影響が懸念されている微小粒子状物質「PM2.5」に加え、週末にかけて黄砂が本格的に飛来することから、県は注意喚起に向けた態勢を強化する。黄砂も含め、大気中のPM2.5濃度が基準を超える恐れがある場合は、外出を控えるよう県の公式ホームページ(HP)などで呼び掛ける。

とあります。これは三重県のニュースですが、三重県HPを見てみたら山口県よりは工夫されていて見やすかったです。今度どの都道府県が一番いいか調べなければいけませんね。勝手にランキングにしようかな・・・。 

http://taiki-kanshi.eco.pref.mie.lg.jp/kankyo/taiki_top.html

山口県ももっと頑張ってわかりやすく公表して欲しいです。HPでちょるるも泣いていますが、グラフ化したり黄砂情報もついでに山口県HPで出してください。

なんと、黄砂情報に関しては「環境省のHPを見ろ」とまるなげ!地方自治の行政サービスはどこへやら・・・。「国のHPで~を見てください」で仕事が終われば楽ですね。

http://www.pref.yamaguchi.lg.jp/cms/a15500/monitor/kousa.html

 

とえりあえず昨日の夕方からの自分の頭痛などの原因と思われるものをざっと調べてみました。 


まず、PM2.5。そらまめくんはいつみてもサーバー落ちで、グラフが見たくてもなかなか見れません。まったく、意味がない!県環境保健センターのはグラフがないのでデータのみ。グラフが見たいのですが改善してもらえるように県に電話するしかないですね。

現在の大気の状況   大気環境常時監視測定局測定値  より

3/8   10時 59

3/8  11時 38

3/8  12時 19

3/8  13時 15

3/8  14時 31

3/8  15時 38

3/8  16時 41

3/8  17時 45

3/8  18時 47

3/8  19時 53

3/8  20時 53

3/8  21時 48

3/8  22時 60

3/8  23時 46

3/8  24時 52

3/9   1時 56

3/9   2時 56

3/9   3時 59 

3/9   4時 59

3/9   5時 57

3/9   6時 55

3/9   7時 72

3/9   8時 66

3/9   9時 68

そらまめ君のグラフも山口県のグラフも見れないので仕方なく作った。エクセルが嫌いなのでたったこれだけでも苦痛だった(T_T) 赤は環境基準。

 

ちょうど、頭痛が始まった頃からずっと基準値超えでした。 やっぱり体感おそるべし!


花粉はどうか。

http://www.kafun-now.com/  花粉なう より  

 

 

 

山口県は関東よりは少ないですが、「非常に多い」ですね。


黄砂はどうか。

http://sprintars.riam.kyushu-u.ac.jp/forecastj.html 

SPRINTARS (Spectral Radiation-Transport Model for Aerosol Species) は,大気浮遊粒子状物質(エアロゾル)による気候システムへの影響及び大気汚染の状況を地球規模でシミュレートするために開発された数値モデルです

気象庁のを見ると薄くなってる感じですが、SPRINTARSを見ると濃く出てます。どっちが本当でしょうか?

 

http://www.jma.go.jp/jp/kosafcst/ 黄砂情報  気象庁  より

 

http://www.data.kishou.go.jp/obs-env/dusthp/ 黄砂情報(実況図)より

  


北九州市環境局HPでもPM2.5の「注意喚起」が出るようになってた!でもまだ「速報値」ではない!

2013-03-09 | PM2.5

上関問題で忙しくて見れてなかったのですが北九州市HPが更新されてました。

http://www.city.kitakyushu.lg.jp/kankyou/00600065.html  

http://www.city.kitakyushu.lg.jp/files/000135288.pdf  過去のデータとして前日1日分だけ

 北九州市は「微小粒子状物質(PM2.5)の本日の情報」として

と強弁してます。8時、12時、16時の3回! 

1時間ごとに出してこそ「速報値」です。「前よりは早くなった」とは言えるかもしれませんが・・・

公表だってやればできるのに、市民が言っても、屁理屈ばっかり言ってなかなかしなかったのです。HPも環境省の説明丸写し、やっつけ感のあるページに仕上がっています。

さらに

 

インターネット環境にない喘息などの呼吸器疾患のお年寄りはどうするんでしょうか?「注意喚起」を知るすべがありますか?

これだけ見たら「70以下なら大丈夫」と勘違いする人もいるかもしれません。

考えてみたら1日の平均が70μg/㎥を超えることが予想される場合って、なんか納得いかないですよね。1回でも70μg/㎥超を記録したら注意喚起して欲しいです。

山口県はhttp://www.pref.yamaguchi.lg.jp/cms/a15500/monitor/pm/apd1_4_2013020301210251.pdfによると

85 μg/m 3を超えた場合は、注意喚起実施 を実施。日中に濃度が上昇し、85  μg/m 3を超えた時点で、注意喚起を実施 、50 注意喚起後に、50 μg/m 3以下に改善した場合、注意喚起を 解除。1測 定局で も判断基準を超えた場合には、その区域注意喚起を実施。 県HPで注意喚起を実施するともに、関係機関へ通知(FAX送信 )

となっています。

報道でもhttp://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp0-20130309-1095223.html

山口県環境政策課によると、山陽小野田市の測定局で、午前10時までの1時間に1立方メートル当たり89マイクログラムとなった。国の注意喚起の基準は複数箇所の平均で85マイクログラムだが、県では1カ所でも超えれば注意喚起することにしており、注意喚起は3回目。

となっています。

注意喚起の手順からしても北九州市は判断が遅くなってしまうと思います。そもそも環境基準の35以上が出たら洗濯物を外干ししたくない人もいるかもしれないのに、不親切です。そらまめ君はサーバーダウンが多いし、朝急いで確認したい人もいるでしょう。ちなみに山口県の表示はゆるキャラを使っての3段階表示。

http://www.pref.yamaguchi.lg.jp/cms/a15500/monitor/pm.html  山口県PM2.5情報

北九州市は注意喚起と同じページに、「環境基準 年平均値15μg/m3以下、かつ、日平均35μg/m3以下」、HPをパッと見てすぐわかるように書いてありません。相変わらずPDFに埋没させています。

そのPM2.5がどこから出てきたのか成分分析して発生源を追求して欲しいです。環境未来都市と言いながら、ほかの周辺自治体より遅れた対応をとり続けていることを自覚して欲しいです。 

福岡県の大気環境状況には、まだ北九州市のPM2.5のデータが出てません。

そらまめ君の地図には、北九州市内の測定局は○で表示されていません。松ヶ江かなと思ってよく見ると大分の苅田でした。北九州市内の表示なし。

福岡県内全体で見たとき、昨年の9月にはこの○表示の数すらもっと少なかったのです。

こちらを見てください⇒【なぜ?】そらまめ君の北九州市の地図にはPM2.5の値が表示されていないこと

福岡県保健環境研究所の大気浮遊じんのデータが公開されるまで 

 

さらに表にした時の数値やグラフは見れません。ありません。↓

 

 周辺地域は数値があるし、地図上の点で表示もされているのです。↓

 

 ↓ 環境監視部というならリアルタイムに出すように電話しましょう!

環境局環境監視部環境保全課
〒803-8501 北九州市小倉北区城内1番1号
電話:093-582-2290 FAX:093-582-2196

 メールを送信(メールフォーム)

 

 

 


3/3 ちょるるが笑ってる?PM2.5注意報。山口県環境政策課のHPが更新されました。

2013-03-03 | PM2.5

ちょるる は山口県のゆるキャラです。こんなストーリーがあったとは知りませんでしたが・・・山口県環境政策課のHPが更新され、そこにちょるるが出ていました。国体を応援するだけではなかったのですね。

1月末のPM2.5問題を受けて、以前に県庁に質問メールを出していましたのでその経過を公表します。

2/5に県庁に質問したことへの返答が2/10に来ました。コピペします。


山口県のPM2.5と大気浮遊じんの測定に関する問い合わせにつきまして、つぎのとおりお答えします。

質問①山口県環境保健センターでは現在16箇所の測定局でPM2.5を計測していますがこの自動測定の装置を増やさないのですか?福岡県は増やしています。http://www.yomiuri.co.jp/eco/news/20130205-OYT1T00783.htm?from=main4

回答

山口県では、平成22年~24年度に県内(下関市を除く)15箇所の大気測定局に自動測定器を順次計画的に設置し、県内全域について常時監視を実施しており、測定結果は山口県ホームページ上でリアルタイムで公表しています。福岡県(福岡市、北九州市を除く)で設置された測定器は、従来の設置計画によるものであり、新たな増設ではないと聞いております。 

質問②

PM2.5の健康被害を防止するために光化学スモッグと同じ扱いで教育委員会などに報告し、県内各学校対応すべきだと考えますが、山口県環境保健センターはどう考えますか?また、そういう対応にするかどうかはだれが決めるのですか?

 回答

PM2.5の環境基準は、環境基本法に基づき「年平均15μg/、かつ、日平均35μg/」と定められています。また、硫黄酸化物、オキシダントの高濃度時の注意報発令等とはちがい、大気汚染防止法に基づく「緊急時の措置」の対象となっていません。 

質問③

PM2.5よりやや大きいサイズの大気浮遊じんも、測る機械ハイボリウムエアサンプラーを山口県環境保健センターは12台も持ってるわけですが、そのうち放射性物質の測定には一台しか使っていないそうです。ほかの時間がある空いているハイボリウムエアサンプラーも動かして 大気浮遊じんを放射能検査すべきと思いますが、いかがでしょうか?

日本分析センターに送らず、山口県のゲルマニウム半導体検出器に入れたら速報値が出せると思います。福岡は毎日やっています。せめて、1週間に一回でも出すべきではないでしょうか?

回答

ハイボリウムエアサンプラーは放射能測定の用途に限定されているものではなく、大気汚染物質検査にも使用されており、それぞれの用途があります。大気浮遊じん中の放射能測定は約25年前から継続的に測定していますが、福島第1原子力発電所の事故後も大きな変化は生じておりません。

また、平成23年度にはモニタリングポストが4台増設され5台体制となり、県内の空間放射線量率を広く把握することが可能となりました。大気浮遊じん中の人工放射能が検出されるような場合には、まず、モニタリングポストの値が高くなります。

以上のことから、現在のところ新たに大気浮遊じんの測定を開始する必要はありません。

山口県環境生活部環境政策課大気・化学物質環境班 重


 2/10に折り返しさらにメールで質問しました。

山口県環境生活部環境政策課大気・化学物質環境班 重様

お忙しい中ご回答ありがとうございます。 質問②についてですが

http://iryou.chunichi.co.jp/article/detail/20130208151217118 

監視強化へ緊急行動計画 

 石原伸晃環境相は8日の記者会見で、中国からの飛来が懸念される微小粒子状物質「PM2.5」の対策として緊急行動計画を発表した。PM2.5の濃度が高くなった場合に、自治体による注意報や警報の発令を検討することが柱。大気汚染が深刻な中国に対し、汚染物質の観測網の拡充など技術協力を呼び掛けることも盛り込んだ。 

 計画では、大気汚染や保健衛生の専門家7〜8人で構成する会合を13日に招集。PM2.5の成分を分析し、濃度が高くなっている西日本で、ぜんそくなどの呼吸器系疾患の患者に影響が出ていないか調査する。2月中をめどに自治体が住民に注意喚起するための指針を取りまとめる。 

 監視態勢を強化するため、自治体が中心となってPM2.5を観測している全国556(2012年度末見込み)の大気汚染測定局を、1300を目標に数年かけて増設。都道府県や政令指定都市など129自治体との連絡会を18日に設置し、測定局で得られた観測データの情報共有を要請する。 

 環境省のホームページでは、12日から新たに西日本を中心とする30測定局で観測した1日平均の濃度を公表する。 

 技術協力では、中国など13カ国が参加する国際組織「東アジア酸性雨モニタリングネットワーク」に対し、観測地点を増やしたり、PM2.5を調査項目に加えたりするよう求める。 

 PM2.5 車の排ガスや工場のばい煙などに含まれる直径2.5マイクロメートル以下の微小粒子状物質。肺の奥まで入り込み、ぜんそくや気管支炎を発症させるなど人の健康に影響を与えるとされるが、発生源や汚染の広がりは十分解明されていない。日本は2009年、1日平均で大気1立方メートル当たり35マイクログラム以下という環境基準を設定した。

 このような報道がありますが、それでも山口県は、警報などの対応をしないおつもりですか?国は2月中としています。お答えいただきたいと思います。


3/3の今日まで回答はありませんでした。すると、今日なんと県のHPが更新されていました。

山口県のゆるキャラ ちょるるがPM2.5の数値が85超で泣き顔になることになってます。成分も問題だと思いますけど。 外での体育は誰が判断するのか確認したほうが良いですね。さあ、連絡帳に書きましょう!

PM2.5の成分検査を求めたいと思います。

http://www.pref.yamaguchi.lg.jp/cms/a15500/monitor/pm.html

 

 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130302-00000149-mailo-l35