ブログ「風の谷」  再エネは原発体制を補完する新利権構造

原発事故は放射能による公害。追加被曝阻止⇒放射性廃棄物は拡散してはいけない⇒再エネは放射能拡散につながる⇒検証を!

マーガレット・ヘファーナン: 「意図的な無視」の危険性  Heffernan: The dangers of "willful blindness"

2013-09-28 | アスベスト

マーガレット・ヘファーナン: 「意図的な無視」の危険性

TEDxDanubia 2013、字幕 Kazunori Akashi、字幕校正 Emi Kamiya

動画はこちら⇒http://www.ted.com/talks/margaret_heffernan_the_dangers_of_willful_blindness.html  より

Margaret Heffernan: The dangers of "willful blindness"  14:38 Posted: Aug 2013

【字幕 文字おこし】 

アメリカ北西部、カナダ国境のすぐ近くにモンタナ州リビーという小さな町があります。松林と湖、そして美しい野生動物と天まで届くような巨大な木々に囲まれています。こんな環境に囲まれた小さな町リビーを訪れたのですが、なんだか寂しいところで孤島のようでした。リビーにはゲイラ・ベネフィールドという個性的な女性がいます。

ロシア系の彼女は人生の殆どをこの町で暮らしてきましたが、常に自分は人と違うと感じていました。学生時代、女子で機械製図を選択したのは彼女だけだったと私に話してくれました。その後、ゲイラは就職し、家を一軒ずつ回ってガスや電気の計量メーターを検針する仕事を始めました。昼の仕事でしたが、彼女が気になったのは昼間なのに男たちが家にいることでした。

それも40~50歳代の中年の人たちで、かなりの人たちが酸素ボンベをつけていました。彼女は何か変だと思いました。数年後ゲイラの父親が59才で亡くなりました。年金の受け取りが始まるわずか5日前のことでした。鉱夫だったので、きつい仕事の結果だとゲイラは思いました。ところがその数年後、今度は母親が亡くなります。母の死は一層奇妙に思えました。

なぜなら母親の一族は、永久に生きると思うほど長生きの家系だったのです。実際ゲイラの叔父さんは今も元気でワルツを習っています。自分の母親が若くして亡くなる理由が見つかりませんでした。その死は「異常」だったのでゲイラは悩んだのです。

考えるうちに、いろいろ思い出しました。例えばこんなことがありました。母が足を骨折して病院に行ったとき、レントゲン写真を何枚も撮られました。2枚の足の写真は当然としても胸部の写真が6枚もあるのは不可解でした。彼女は自分と両親の人生のあらゆる瞬間を思い出しながら考えて、自分が目にしたものを理解しようとしました。

自分の町のことを考えました。町にはバーミキュライトの鉱山がありました。バーミキュライトを土壌改良土として使うと植物はより早く大きく成長します。屋根裏の断熱にも使われました。大量に屋根裏に入れると長いモンタナの冬でも暖かく、バーミキュライトは公園にもフットボール場にも、スケートリンクにもありました。

ゲイラはこの問題に取り組んで初めてバーミキュライトに非常に有害なアスベストが含まれていたことを知りました。謎を解いた彼女は皆に伝えようとしました。何が起きていたのか、そして彼女の両親や酸素ボンベをつけて昼間も家にいる人々がどんな仕打ちにあってきたか。ところが彼女は驚愕します。

皆が事実を知れば何かが始まると思っていたのに、誰も知りたがらなかったのです。この話を近所の人や友人やコミュニティーの皆に伝えようとすればするほど嫌がられるようになり、とうとう住民の一部がステッカーを作って誇らしげに車に貼るほどでした。こんなスッテカーです。

「故郷はモンタナ州リビー。でもアスベスト症にはかかってない」

それでもゲイラは諦めず調査を続けました。インターネットの普及が調査を後押ししました。できるだけ誰とでも話し、論争を重ねるうちに、とうとう幸運をつかみます。ある研究者が鉱山史の調査で町を訪れることを知ったのです。彼女はその人に話をしました。最初は信じてもらえませんでしたが、その研究者がシアトルに戻って調査する過程で話が本当だとわかったのです。こうして仲間ができました。

それでも住民は知ろうとしません。彼らの言い分はこうです。

「そんなに危険だったら誰かが教えてくれるはずだ」「それが皆が死んでいく本当の理由だとしたら医者が警告したはずだ」

過酷な労働に慣れた男たちはこう言いました。

「犠牲者になんて絶対になりたくない、でもどんな産業にも事故はつきものさ」

それでもゲイラはあきらめず、とうとう町に連邦政府機関を呼んで、住民1万5千人の健康診断にこぎつけたのです。それでわかったことは、この町の死亡率がアメリカ全体の死亡率の80倍にも上ることでした。2002年のことでした。でもその時でさえ、進んで警告を発する人は誰一人いませんでした。

「あなたの孫が遊んでいる公園を調べてごらん、バーミキュライトだらけだよ」などと言う人はいませんでした。これは無知のせいではありません。

意図的な無視によるものです。「意図的な無視」とは法律用語で、知り得るだけでなく、知るべき情報なのに、知らずに済まそうとする場合、法律上は意図的な無視とみなされます。知らずにいることを自分から選択したのです。最近、意図的な無視の例が身の回りにたくさん見られます。

お金のない人々に住宅ローンを売りつける人が何千人もいるのは、銀行による意図的な無視です。金利が操作されていると誰もが知りながら、わざと放置していたのも銀行の意図的な無視です。カトリック教会内の児童虐待が何十年にも渡り、放置されていたのも意図的な無視です。

意図的な無視はイラク戦争の準備段階でも見られました。このように意図的な無視は大規模に存在する一方、ごく小規模のものが、家族や家庭やコミュニティーまたは組織や団体にも見られます。企業の意図的な無視を調査するときには、こんな質問をします。

「職場に社員が指摘するのを恐るような問題がありますか?」

研究者がアメリカの企業を対象に調査したところ、こうした質問に85%の人が「はい」と答えました。85%もの人が問題の存在を知りながら何も言わないのです。私がヨーロッパで同じ質問項目を使って同じ調査をしたところ、まったく同じ割合になりました。85%です。とても多くの沈黙。

とても多くの無視です。面白いと思ったのはスイスの企業に行くと、「これはスイス特有の問題です」と言われ、ドイツに行けば「これはドイツ病です」と言われ、イギリスの企業では「イギリス人が苦手とするところです」と言われます。でも本当は人間固有の問題なのです。

環境がそろうと私たちは誰でも意図的な無視をします。調査で明らかになったのは、恐怖や報復への恐れから無視する人もいれば、目を向けることは無駄でどうせ何も変わらないから無視する人もいることです。

例えばイラク戦争に抗議しても、「何も変わらない、やるだけ無駄、見ないほうがいい」と思うのです。私が繰り返し耳にするのは人々のこんな言葉です。「目を向ける人々はタレ込み屋で奴らがどうなるか誰だって知っている」 内部告発する人については根深い誤解があります。 

まず彼らは「頭がおかしい」という誤解です。

私が世界中を巡って内部告発者と話して気づいたのは、彼らがとても誠実で保守的な人も多いことです。自分が所属する団体への深い忠誠心を持っています。彼らが声を上げる理由、目を逸らすまいとする理由は、その団体を心から大切に思い、健全であってほしいと願っているからです。内部告発者についてこんなことも言われます。

「奴らの活動は無意味だ。奴らの身に何が起こったか見るがいい。潰されてしまうんだ。誰だってそんな経験はしたくないだろう」

一方、告発者達に話を聞くと、彼らの口調には常にプライドがあります。例えばジョー・ダービーです。誰もがアブグレイブ刑務所の写真を覚えているでしょう。世界を震撼させイラクで行われた戦争がどんなものだったかを示したのです。でもジョー・ダービーは記憶にあるでしょうか。

従順で優秀な兵士だった彼が例の写真を発見して告発したのです。以前、ここハンガリーに来た時には存在しなかった自由です。そして投票の自由。特に女性にとっては闘わなければ得られませんでした。いろいろな人種や文化背景、性的志向を持つ人々が望み通りに生きる自由・・・。

でも自由は行使しなければ存在しません。ゲイラ・ベネフィールドのような内部告発者達の行いは、自分たちの持つ自由を行使することに他なりません。彼らは起こりうる事態への覚悟を決めています。

「これから議論が起こり、隣人や同僚や友人たちと言い争うことになるだろうが、こんな争いにも強くなろう」

「否定的な人々の相手もしよう、彼らが私の主張をもっと優れた強固なものにするのだから」

「よりよい活動にするために、反対の立場の人とも協力しよう」

彼らはとても粘り強く、強い忍耐力をもち、無視も沈黙もしないと決意しています。私はモンタナ州リビーに行ったとき、アスベスト症診療所を訪れました。ゲイラ・ベネフィールドのおかげで生まれたものです。最初は治療を必要として助けを求めに来た人でさえ裏口から入ることがありました。

彼女が正しいと認めたくなかったのです。私が食堂の席から外を眺めていると幹線道路をトラックが行き来するのが見えました。家々の庭から土を運び出し汚染のない新しい土と入れ替えていたのです。

私は12歳の娘を連れて行きました。ゲイラに会わせようと思ったのです。

「なんで?」と娘が聞くので私はこう言いました。「ゲイラは映画スターでもセレブでも専門家でもないし、ゲイラ自身が言うとおり聖人なんかじゃない。でも彼女が普通の人だということがとっても大事なの。彼女は私達と同じ普通の人。自由を持っていてそれを行使しようとした」

ありがとうございました。


 

見て見ぬふりをする社会
マーガレット ヘファーナン
河出書房新社

目次

似た者同士の危険
愛はすべてを隠す
頑固な信念
過労と脳の限界
現実を直視しない
無批判な服従のメカニズム
カルト化と裸の王様
傍観者効果
現場との距離
倫理観の崩壊
告発者
見て見ぬふりに陥らないために

 

内容(「BOOK」データベースより)

企業の不正や事故のリスク、過重労働、児童虐待もみんな見て見ぬふり。波風を立てたくない、心配をかけたくない、苦しい決断をしたくない、自分の信念を捨てたくないといった心理から起こる傍観者の態度を詳しく分析。
 

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

ヘファーナン,マーガレット
受賞経験もある企業の社長であり、著述家であり脚本家。アメリカ・テキサス州生まれ。ケンブリッジ大学卒。BBCラジオで5年間ドキュメンタリーやドラマの制作に携わったのち、テレビのドキュメンタリー番組のプロデューサーも務めた。ソフトウェア業界やインターネット業界での経験もある

金属スクラップ火災を考える(2)太陽光パネルリサイクル「研究」施設が北九州に!ゴミが全国から大集合!

2013-09-27 | 太陽光発電は危険

http://www.fdma.go.jp/ugoki/h2302/2302_28.pdf  消防研究センターより画像↑

昨日、金属スクラップ火災の原因の一つとみられるリチウム電池が危ないという記事を書きました。

NHKの番組では昨年、分かっている範囲で全国で20件の金属スクラップ火災が起きてると伝えています。昨年北九州市では8件。福岡市内で2件。博多と北九州で全国の半分の金属スクラップ火災が起きています。それだけ福岡に全国の大半の金属がれきが集まってくるということです。http://scraptimes.net/quotient.html  スクラップ指数(この値が高いと、その地域はスクラップ活動が盛んな傾向にある)

 

右の写真は、若松区南二島  スクラップを運び込む産廃トラックの列 Σ(゜д゜lll)

もう、家電などで電池を大量に使うことを市民が諦めるべきと思います。子供のおもちゃにも電池を入れるタイプが多すぎ。最近、私はガイガーカウンターにすら入れたくない気がしています。IHなんちゃらみたいな家電にもリチウム電池は入ってるだろうし、電池自体が危ない。

太陽光パネルだって太陽「電池」です。そしてオール電化の暮らしを進めるために「スマートハウス」など、ハウスメーカーから売り出されて、いかにも未来のクリーンな住宅みたいな宣伝がされていますが、果たしてそうでしょうか?今後かならず、蓄電池(バッテリー)がついてきます。屋根にも太陽電池、電気をためとく電池、電池、電池・・・もうやばいです。どんだけ危険な電池のゴミが出るんでしょうか?


 太陽光パネル、大量廃棄に備え 環境省が指針作り 2013/7/31

発電した電気を一定の価格で買い取る制度を追い風に普及が進む太陽光発電で、耐用年数を過ぎたパネルが新たな環境汚染を引き起こす恐れが出てきた。パネルには鉛などの有害物質も含まれているが、廃棄方法に関するルールはないためだ。環境省は今後予想される大量処分に備えて、撤去や廃棄の方法を定めたガイドライン(指針)作りに乗り出す。

 処理方法や再資源化への問題点などを議論する検討会を8月2日に設置する。環境省のほか経済産業省、大学教授らで構成し、下部組織となるワーキンググループにはパネルメーカーや施工業者も参加する。今年度内をめどに指針をまとめる。

 2012年7月に始まった固定価格買い取り制度を受けて、各地でメガソーラー(大規模太陽光発電所)の建設が進んでいる。屋根に取り付けて自宅の電力を賄い、余った電力を売る家庭も増えており、資源エネルギー庁によると既に100万世帯を超えている。

 太陽光発電パネルの耐用年数は一般に20~25年程度とされる。日本では1990年代から普及が進み、15年ごろからは加速度的に廃棄が進む。環境省の推計によると、30年には年間で35万トン程度の発電設備が「ごみ」となる見込み。

(中略)

消費者は購入時点では処理費用まで見込んでいない」(廃棄物・リサイクル対策部)ということもあり、処理費用の負担方法についても研究していく方針。回収、処理をメーカーに求めている欧州での例などを参考にしながら、将来的には適切な処理を推進するための法制度化も視野にいれる。(1)メーカーが販売価格に上乗せ(2)消費者が前払いで負担――などの方法を検討していく。

買った方は、ゴミのことを考えていたのでしょうか?簡単に業者に出せば良いと思っているのでしょうか?

太陽光パネルはゴミになったら処理費用は利用者負担の可能性。


 北九州市に、太陽光パネルのリサイクル研究施設が作られます。つまり、北九州(若松地域)というのは

金属スクラップ火災が何度も起こる場所⇒電池など危険な金属ゴミが集まっている⇒太陽光パネルのリサイクル施設を作られる場所

ということです。しかもまだ研究段階。確立してない。あ~こわ。朝日新聞2013年3月4日掲載

以下 、それを請け負う「新菱」という会社のHPより。 http://www.shinryo-gr.com/20130222.html/

菱が付いてるので「三菱」ですね。三菱ケミカルホールディングスグループ。また原発メーカーが 再エネのリサイクルでも儲ける構図。

太陽光パネルリサイクル実験設備がマスコミ公開されました。 http://www.shinryo-gr.com/20130222.html/  より転載

 ←がれきだけでなく、太陽光パネルも燃やす気マンマンの北橋市長(BY管理人)

(ここから)

2月20日(水)、二島地区(北九州市若松区)に設置されている太陽光パネルリサイクル実験設備がマスコミ公開され、北九州市の北橋市長もご視察なさいました。本設備は、北九州市の外郭団体である公益財団法人北九州産業学術推進機構(略称:FAIS)が、独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(略称:NEDO)の委託を受け設置したもので、当社は機器設計や設備立上げに携わり、今後も設備運転、技術課題・事業化検証、データ収集を担当して参ります。
現在、太陽光発電システムは急速な普及が進んでいますが、耐用年数は約20年で、将来、大量の廃棄物となることが予想されています。
今後の太陽光パネルリサイクルの需要が拡大する場合に備え、リサイクル処理技術の研究・開発を行うため、平成22年から本事業がスタートし、今回公開の運びとなりました。
この設備では、太陽光パネルを加熱処理してガラスや微量の銀等を取り出し、部品の95%の再利用を可能にするもので、4年後の実用化を目指しております。
太陽光パネルリサイクルの本格的な研究設備は国内で初めてということで、多くの報道陣が集まり、関心の高さがうかがえました。

(ここまで) 


 太陽光発電システムのリサイクル研究開発施設の北九州市の報道発表資料
 http://www.ksrp.or.jp/fais/news/2013/02/07/%E5%8D%B0%E5%88%B7%E7%94%A8%E6%9C%AC%E6%96%87.pdf  より 

 

リサイクル装置は、500度の高温で燃やして、ガラスと電極類に分類 」とあります。

燃やす ⇒ 排ガス ⇒ 作業者の曝露+有毒PMが環境へ+リサイクルできないゴミもある

ではないかと思います。

金属スクラップ火災は起きる。太陽光パネルのリサイクル施設はつくられる。今後ますます北九州周辺部の空気は汚れていくでしょう。残念でなりません。 「うすめて吸わせる」国策です。

空気を汚す ⇒ ばいじん ⇒ 肺に取り込む ⇒ 全身に回る ⇒ 健康影響(弱いところに出る) ⇒ 病人発生 ⇒ 公害

リサイクル施設周辺住民の吸う空気を汚して、どこがエコかと思います。2030年に500万枚の太陽光パネルのゴミが出ることを無視して

「脱原発=再生可能エネルギー」と叫ぶ脱原発市民に矛盾しか感じません。「原発よりまし」じゃないです。

追記

そんな北九州市の若松に、メガソーラーが!!( ゜д゜ ) 

 

 

 

 


金属スクラップ火災を考える(1)有毒な煙がモウモウ、PM出まくり、火はなかなか消えず!

2013-09-26 | ニュース

これは、2011年9月に起きた、宮城県名取市の東日本大震災のガレキ積上げ現場での、自然発火による火災の映像です。名取市閖上区の上­空は白煙で視界が悪く、仙台市内までに達したそうです。

これは震災のがれきの中でも金属がれきです。木屑などの可燃性の廃棄物は分別され、全国で反対運動が沸き起こり、結局広域処理されましたが、金属がれきはどうなったのでしょうか?

2011年9月の朝日新聞のネット記事を2つ読んでみます。

震災がれき、火災相次ぐ 金属と水反応、熱たまり発火  から抜粋転載

(ここから)

各地の消防によると、火災は17日現在、宮城県で13件発生。16日には名取市閖上(ゆりあげ)の置き場で火が出た。さらに、白煙が岩手県で2件、蒸気の噴出も宮城県で13件、岩手県で11件確認された。「消防を呼ばずに自分たちで消し止めたことは何度もあった」と、置き場の管理業者は話す。

 産業技術総合研究所の若倉正英研究顧問によると、微生物の動きが活発になったり、金属と水が反応したりして熱がたまるのが、そもそもの原因という。

(ここまで)

もう一つ、宮城・名取のがれき集積場で火災、放水作業続く  から抜粋転載

 

白煙を上げながら燃える、がれき火災現場(16日午前10時54分、宮城県名取市で、読売ヘリから)=鷹見安浩撮影

(ここから)

消防や名取市などによると、現場は仙台空港から北東に約4キロ離れた海岸で、震災発生時は津波で浸水した地域。金属片などを集めた金属がれきと、木材などの一般がれきとに分けて山積みしており、金属がれきから火が出て、その後一般がれきにも燃え移ったとみられる。

(ここまで)

  煙が遠くまで流れて運ばれている様子がわかります。

東北、宮城県内での放射能による汚染と土壌調査結果について によると、名取地区は 44,000Bq/㎡の放射能汚染があります。放射性PM2.5の可能性は否定できません。 

40000 Bq/㎡以上は放射線管理区域です。「放射性物質のガス、蒸気若しくは粉じんの発散源を密閉する設備を設けろ」と書いてあります。もう、この事故でどれだけの放射性微粒子が撒き散らされ、周辺住民が吸わされたのかわかりません。

さて、このように危険な金属がれきの火災ですが、北九州市でもつい先日、金属スクラップ火災が起きています。西日本新聞9月21日朝刊より

北九州市で2013年4月16日に起きた金属スクラップ火災の映像と思われる動画。

 

バックに皿倉山や三菱の高い煙突が2本写っていることから若松区東部の山の斜面から火災現場の南二島方向を撮影したようです。南二島工業団地は、ほとんどが金属スクラップ業。 

 

 

 

追跡“金属スクラップ火災” 知られざる危険性・背景を探る   より転載 

阿部
「先月(4月)、福岡県北九州市のスクラップ置き場で発生した火災の映像です。
大量の黒煙が立ち上り、半日にわたって燃えつづけました。『金属スクラップ火災』と呼ばれています。」

鈴木
「今、全国でこうした火災が急増しています。国立環境研究所の調査によると去年(2012年)、少なくとも20件発生。前の年の3倍にあたる数です。」

阿部
「本来、金属スクラップとは、工場から出る鉄くずなどを集めたものです。
しかし、ここ数年、金属の中に家電製品など燃えやすいものが混ざるようになり、それが火災の原因になっているとみられています。
なぜ金属スクラップに家電が混ざり込み、そしてどのようにして火災が起きているのでしょうか。」 

先月16日、北九州市。金属スクラップ火災の発生から、1時間後の映像です。黒い煙が50メートル以上、立ちのぼっていました。
火災は11時間におよび、黒煙は住宅街にまで流れ込みました。

住民「すごい臭いでした。今まで嗅いだことないような。」

住民「のどが痛くなるぐらい。目も痛くなる。」

以下略 

 (管理人より) 金属スクラップに、バッテリーなどが混入してることが原因という内容でした。さらに家電の中にはリチウム電池が内蔵されており出火の原因になっているという指摘がありました。

リチウム電池に80センチの高さから5キロの重りを落とすと、爆発します。金属スクラップ置き場では、重機による積み上げや移動で、頻繁に衝撃が加わります。リチウム電池が爆発し、家電に火がつく可能性。

やっぱり、電池って危険ゴミなんですよね・・・(ಠ_ಠ)⇒(2)に続きます

動画やニュースを見ると、金属とプラスチックとごっちゃになって燃えたら、ただ水をぶっかけてもなかなか火が消えないようです。ずっと消防車で水をかけて、ヘリコプターでも水をかけても消えてません。化学物質の泡の消火薬剤を使わないと難しいようですね。これも土や水、海を汚しそうです。

消せない間は、延々と有毒物質が煙として出続けることになります。

火災なので当然、電気集塵機やバグフィルターすらありません!(ಠ_ಠ)

PMが出まくり!周辺住民は吸わされまくり!(ಠ_ಠ)

  


港の廃金属“炎上中” 混入家電めぐり国と業者対立 2013年01月30日 http://qbiz.jp/article/11739/1/  より転載

(ここから)

港や貨物船に積まれた輸出用の金属スクラップが燃え上がる火災が相次いでいる。その多くは金属類の中に無分別に混入された使用済みの家電や車のバッテリーが原因という。環境省は「廃棄物処理法に違反する」と廃家電を交ぜて輸出しないよう指導しているが、業者からは「家電は売り物であり廃棄物ではない」との反論もある。同省は「廃棄物」の定義をより明確にするガイドラインを作るなど規制強化を検討している。 

(ここまで) 


家電がごっちゃの金属スクラップって、見てもそれがどこから来たか誰にもわかりません。

津波被災地域では各家庭の家電が全部ゴミになりました。それらは一体どこに行ったのでしょうか?屋外で発火して燃えても、分別して溶かしても、危険ではないのでしょうか?

 http://sankei.jp.msn.com/world/news/130922/chn13092222460004-n1.htm  より

 

 


太陽光パネルは安全だと思ってる方へ見て欲しい情報(2)台風・竜巻でパネルはぶっ飛んでいます!

2013-09-20 | 太陽光発電は危険

http://www.japanupdate.com/2012/10/seasons-strongest-typhoon-bashes-okinawa/

Strong winds ripped solar panel from an apartment building rooftop and threw it on residents’ parked cars in Okinawa City.

 常滑市議会議員 伊藤たつや氏の報告 「台風の影響でメガソーラーのパネルが何枚も飛んでいる。 」

 https://twitter.com/tatsuya115/status/379426436483805185

 日本列島は台風の通り道であることは常識です。なのに、個人住宅の屋根にも企業の敷地にも メガソーラー。ひどい時は山の木を切り倒し山を切り開いて、パネルが置いてあるのを目撃しました。

最近も関東で竜巻が起きました。産経ニュースより

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130903/dst13090314190010-n2.htm

越谷市南荻島地区の浅子富子さん(74)は、屋根の太陽光パネルが壊れ寝室が水浸しに。月明かりを頼りに隣室の居間で一夜を過ごしたが、なかなか眠れなかったという。

 

 

※漫画で分かりやすいよ⇒あのちゃん ディストピアなう    

   太陽光発電の嘘 その1 太陽光発電は災害に強い?  から転載させていただきました。ありがとうございますm(_ _)m

 

上の画像に、パネルかも?と思われるところに赤い印をつけてます。見た感じです。

ふき飛んだ太陽光パネルのガラスはどうなったのか?中身はどうなったのか? まったく報道がありません。売れなくなったら困るので圧力をかけているとしか思えません。災害で壊れたパネルは、産業廃棄物です。東北大震災でも、パネルのゴミがたくさん出たに違いないのですが、報道はありません。怪しい (=_=)

(追記)2015/6/17

日本列島は台風の通り道。自然災害は想定しなければならない国なのに、国中にメガソーラーがある異常事態。

台風の前に周辺のソーラーをチェック!あのちゃんの漫画チラシ ソーラー編 太陽光発電のヒミツ

自然災害で太陽光パネルはあっという間にゴミになる。それなのに何故「災害時のため」のメガソーラー?

群馬で突風。一瞬にしてソーラー発電設備倒壊。太陽光パネル約2000枚がはがれてぐちゃぐちゃ、骨組み散乱。

 

太陽光発電協会はこう言っています。http://www.jpea.gr.jp/pdf/t110318.pdf

 

 http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/data/bosai/tornado/ 気象庁 竜巻等の突風データベース

 http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/data/bosai/tornado/stats/bunpu/bunpuzu.html  より 

 

 ああ、日本中、竜巻が起こらないところ、台風が来ないところはありませんよ!それなのに、こんな住宅密集地にソーラーパネルばかりの家で、大丈夫ですか???いいのでしょうか??

保証があるなしではないのです。だって、パネルをのせていて火災や天災被害にあったら、保証してもらったところで、またパネルをのせようなんて普通思いませんよね。

http://www.telegraph.co.uk/news/worldnews/asia/japan/8533083/Solar-panels-to-be-fitted-in-all-Japans-new-homes-and-buildings-by-2030.html


太陽光パネルは安全だと思ってる方へ見て欲しい情報(1)太陽光パネルの火事・火災について 

2013-09-19 | 太陽光発電は危険

  

太陽光パネルは、脱原発のための未来のエネルギーだと信じておられる方がほとんどだと思います。

現在日本では、太陽光パネルを普及するために「太陽光発電付加金」が私たちの電気代に上乗せされ、パネルをのせていない人まで強制的に徴収されています。こんな不公平な付加金はまず納得いきません。(※太陽光発電付加金は2014年9月まで。再エネ賦課金に移行)なので太陽光パネルについていろいろ検証してみたいと思います。

まず、パネルで火災は起きてないのかを調べたいと思い、英語と日本語でネット検索してみました。すると大変興味深い結果が出ました。

まず英語で「Solar Panels and Fire」で画像検索すると ⇒   画像が山のように出てきます。

     「Solar Panels and Fire」で動画検索すると⇒ http://bit.ly/1btaFe8  (ドイツとアメリカのニュースを上に紹介)

つまり、太陽光パネルを先に普及させたヨーロッパやアメリカ、オーストラリアなどでは、すでに火災事故がかなり起きているのです。 

 

 そのうちの2011年のオーストラリアの報道を読んでみました。(翻訳は管理人)☟ 

Botched solar panels 'a fire risk'  

しくじったソーラーパネル '火災のリスク' (ダニエル・マーサー 西オーストラリア、金曜日 2011 年 12 月 23 日)

国の電気安全監視の報告によると、西オーストラリアにある数千の屋上太陽光パネルは、潜在的な火災のリスクがあることがわかった。国は設備上の広範囲にわたる欠陥を強調している。

EnergySaftyは本日、260台の家庭用太陽光パネルの検査結果を発表する。これらのパネルは、短期的にも長期的にも安全性に多くのリスクがある不良品の驚異的な割合を示している。太陽電池パネルの12%が誤って配線されており「潜在的に火災の危険性」があることが、6月、西オーストラリアで太陽光パネルの迅速な調査を依頼された報告により明らかになった。

そして設備の11%が、配線の保護が適切にされておらず、最終的に安全上のリスクになる可能性があることがわかった。さらに27%は表示を見落とすといったような小さい瑕疵があった。全体で、検査された太陽電池パネルの半分が何らかの欠陥があった。

EnergySaftyは、この調査結果を受け入れがたい重大な懸念と評し、システムの安全性が不明な場合、太陽電池パネルの所有者に、設置業者または回線ネットワーク運営者に連絡するよう説明した。

監視役理事のドン・サンダース氏は、州と連邦政府の膨大な補助金が、太陽光パネルの需要の増加をあおり、間接的に問題が起きることにつながったと語った。

しかし、大部分は太陽光発電企業と設置者の責任であるとサンダース氏は言った。その企業は、時にいい加減であり、急成長している需要を利用するため手を抜いたのだと。

「システムの販売業者は誰であっても全責任を負っています。」とサンダース氏は言った。「彼らは、あらゆる点で正しい設置工事を提供することになっている。」「業界は圧力をかけられており、もちろん設置工事率が大変高かったとき、手を抜きたいという誘惑がある。」

サンダース氏は、EnergySafety、Western Power、Horizon Powerが悪質な設備に対する警戒感を高め、危険な管理者を取り締まるよう、業界に通知した。

彼はまた、太陽光パネルを購入した家庭と企業に、システムの品質を明記した電気安全証明書を要求するよう主張した。

国立電気通信協会(NECA)の西オーストラリア支部は、この調査結果が太陽光発電設備の設置業者を定めている法律の精査に非常に関係しており、求められていると言った。

カイル・クタシ氏(WA連合総責任者)は、現在の規制が臨時であったか、欠落していると述べた。同氏は、規制当局間のギャップと太陽電池パネルに対する大量の需要が、資格を持たない経験の浅い事業者を市場に誘致していると述べた。

「公認の電気工事請負業者によって行われていない仕事が多くあります」と、クタシ氏は言った。

「我々は、それらの人々が電気契約サービスを宣伝しており、彼らが不法に契約しているのだと言ってきました」「しかし、我々はそれが国家弁護士によって持たれている見解ではないことを伝え続けている。」 

元記事☟

DANIEL MERCER, The West Australian Updated December 23, 2011, 2:50 am

Thousands of rooftop solar panels in WA pose a potential fire risk, according to a report by the State's electricity safety watchdog that highlights widespread defects in the quality of installations.

EnergySafety will release the result today of an audit of 260 household solar panels which reveals a staggering rate of botched jobs, many of which are either an immediate or long-term safety risk.

The report, which was commissioned in June amid the rapid take-up of solar panels in WA, found 12 per cent of solar panels were incorrectly wired and posed "a potential fire hazard".

It also found that 11 per cent of installations had wires which were not properly protected and could eventually become a safety risk.

A further 27 per cent had minor defects such as missing labels.In total, half the solar panels inspected had some form of defect.

Describing the findings as unacceptable and a serious concern, EnergySafety advised anyone with solar panels to contact their installer or network operator if they were unsure about their system's safety.

Don Saunders, the watchdog's acting director, said generous State and Federal government incentives had fuelled the explosion in demand for solar panels and indirectly led to some of the problems.

But Mr Saunders said the lion's share of the blame lay with the solar companies and installers, who were sometimes being lax or cutting corners to capitalise on the booming demand.

"Whoever the seller of the system is has the overarching responsibility," Mr Saunders said.

"They are supposed to deliver an installation that is correct in all respects.

"The industry has been under pressure and, of course, there is this temptation to cut corners when the rate of installation has just been so high."

Mr Saunders put the industry on notice, saying EnergySafety, Western Power and Horizon Power would be increasing their vigilance against dodgy installations and cracking down on rogue operators.

He also urged households and businesses which bought solar panels to demand electricity safety certificates that stipulated their system's quality.

The WA branch of the National Electricity and Communications Association said the findings were hugely concerning and called for an overhaul of the laws governing solar installers.

Kyle Kutasi, the association's WA general manager, said current regulations were ad hoc or missing entirely.

He said regulatory gaps and massive demand for solar panels were enticing unqualified and inexperienced operators into the market.

"There's a large portion of the work that's not being done by licensed electrical contractors," Mr Kutasi said.

"We have been saying for while that those guys are advertising electrical contracting services and therefore they're contracting illegally.

"But we keep being told that that's not the view being held by the State Solicitor."

 

いま日本でも、固定買取制度が行われているので関連業者が爆発的に増え、売電業務を事業に追加する企業もあります。太陽光パネルをのせる住宅や企業が目に見えて増えてきているように思います。ハウスメーカーの家が多い新しい住宅地は、大概、太陽光パネルがあります。

しかし、こういったことが海外で指摘されていることを設置者は知っているのでしょうか?業者のいいなりに投資目的で、補助金を貰い、ホイホイパネルをのっけていいのでしょうか?

アメリカの太陽光パネルの火災の動画を見ると、ものすごく真っ黒な煙が出ています。重金属を含むPM(微粒子)の煙が周辺に漂い、雨が降れば土に落ち、水源地を汚すことは予想できます。化学物質はどうなるのでしょうか?周辺に住む人の健康への影響は?

ファストソーラー製のパネルにはカドミウムが含まれているそうです。しかし、パッと見にはどこのメーカーのものかなんてわかりません。工業製品というのは、燃えたり、廃棄物処理の際に二次災害になるのが恐ろしいところです。

 

北九州市内の公立小学校にも太陽光パネルがあることに驚きました。火災の危険性もありますが、ばいじんが降る街にガラスのパネル?それもどうかと思います。

さて、日本語で「太陽光パネル 火事」で 検索するとどうでしょうか?   http://bit.ly/1btbmEq 

火災の画像はほとんどありません。売る側の営業用の保証の話しか出てこないです。太陽光パネル10年保証って意味ありますか?耐用年数パネル17年。インバーター10年。火事が起こるかもしれないものを新築の家の屋根に置くというメンタリティって・・・・?

火事の画像だと思って開くと、「中国製は品質が悪いので・・・」といったような、おかしな説明がついている記事もありました。

「日本製工業製品は大丈夫だ」というこの楽観視は、原発推進の際にもなされていたことです。科学技術を盲信した傲慢な態度に呆れます。「日本の原発は安全安心、チェルノブイリとは違う」。同じようなことを太陽光パネルでもまだ懲りずに言うんですね~ ( ゜д゜ ) 

日本でも2011年に、6年使用した太陽光パネルで火事になっています。消火活動で消防士が感電する事態。 

いま、固定買取制度に浮かれ、売電の損得計算ばかりして、こういった事故を想定しないことは、大きな問題だと私は思います。この記事の最後に引用しているのでスクロールしてぜひお読みください。


消防庁の認識↓

http://www.fdma.go.jp/concern/law/tuchi2503/pdf/250326_jimurenraku.pdf

 

アメリカの方が詳しい☟

Fire Operations for Photovoltaic Emergencies

http://osfm.fire.ca.gov/training/pdf/Photovoltaics/Fire%20Ops%20PV%20lo%20resl.pdf#search=%27photovoltaiv%20fire%27

 

【参考】自宅の屋根がソーラーパネルで火事になってしまった人の体験をお読みください(太字強調は管理人)

家が火事に…(前)  より

 (中略)

切り妻の屋根の天辺と外壁の間から、白い煙がもやもやと出ているではありませんか!!!私の頭の中で、匂いと音と煙が一気に結びつきました。どうしたらいいの!?我が家の屋根には、瓦一体型のソーラーパネルが乗っています。

ソーラーシステムの故障が疑われました。ソーラーのメーカーに電話する?いや、取り付けたハウスメーカーに問い合わせるか?先ずは夫に…?受話器を取ると、迷わず、生まれて初めて「119」を押しました。

「火事かどうかわからないんですけど、ベランダに出ると焦げくさくて、パチパチ音がして、屋根のところから白い煙が出ているんです。」と言うようなことを喋ったと思います。

名前や住所など聞かれ、怪我をしているか、火は見えるか、そして火事と言う事でいいですかと聞かれました。 家の中に火の気配は全くなく、匂いもせず、ベランダに出ても、火そのものを確認した訳ではありませんでしたので、火事と言えるのか断定できず、

「火事かどうかわからないです、どうしたらよいかわからないんです」と半泣きで答えました。電話の向こうで、「奥さん、それは火事ですから、すぐに家から避難してください。

隣近所にも火事だと言う事を知らせて回ってください。」と言うのを聞くと私はすぐに、猫部屋の窓を開け、犬を連れて外へ飛び出しました。 

すぐに南側の並びのお宅に知らせ、東側の並びのお宅に走り、チャイムを鳴らしているうちに、うちの屋根から出ていた白い煙が大量の黒い煙に変わり、ものすごい勢いで降りてきて、私は煙に巻かれて目も開けられないほどになりました。

慌てて犬を連れて風上へ逃げ、我が家を見上げると、まだ消防車も到着しないうちに、瓦の間からメラメラと炎が上がり始めたのです。 

家が火事に…(後)  より

消防のサイレンが近くまで来ると、近所の方達が駆けつけてきました。風下のお宅は、離れていても焦げ臭い匂いが風に乗って、いち早く気付いてやってきました。「あんた、どうしちゃったのよ!?」「わかりません、突然屋根から煙が出始めて」

私は、泣きじゃくりながら答えました。瓦の間から炎が出ているのを、どうすることもできず泣きながら見上げ、もうおしまいだと思わずにはいられませんでした。

肩をギュッと抱いてくれる人、一緒に涙ぐんでくれる人、泣いても仕方ないのだから泣くな!と叱る人、みな、近所の方々がそれぞれに私を励まし、慰めてくれました。

消防車や救急車パトカーが続々と到着し、それと同時に、近所で見かけない人たちも集まってきました。最初に到着した消防団のおじさんが、泣きじゃくる私を抱えて、「大丈夫ですよ、ちゃんと消してあげるからね」とおっしゃり、私はただ、「お願いします、お願いします」と泣きました。動揺が激しいという事で、私は救急車に入れられてしまいましたので、

その後の消火の様子は実際に見ていません。犬はお隣の方が看てくれて、猫は自力で脱出したと聞きました。救急車の中で、事情聴取がありました。消防の方、救急の方、警察の方、それぞれに名前、住所、家族構成、火事と気付いた時のことを何回も聞かれました。

特に、警察の方からは、朝起きてから時系列で事細かに行動を尋ねられ、その際に火元となるようなものを使用したかどうかを確認されました。 

そのうちに、消防の方が、ソーラーの電源はどこにあるかと尋ねました。私は、入居してから6年間、ソーラーの電源を触ったことも無く、何となくそれらしきものはあるけれど、それが電源なのかどうかさえ良く分からなかったのです。

なんでも、消防士の方々が、消火活動中に感電していると言われ、驚きました。

ハウスメーカーの人達が呼ばれ、電源は落とされましたが、ソーラーは日が出ている限りは電気を作り続けるようになっているらしく、結局、日が暮れるまで、感電状態は続いたようです。 

消防の方々の、危険と背中合わせの中での活躍のおかげで、ご近所に火が移ると言う事はなく、怪我人も出さずに鎮火することが出来ました。仕事とは言え、大変危険な活動です。本当に、消防の方々に感謝してもしきれません。

ハウスメーカーの方はすぐに、当日の宿泊先を手配してくれました。鎮火後、消防の方ととりあえずの身の回り品を取りに家に入りました。

燃えたのは屋根裏から上だけだったのですが、家の中は散々で、どこもかしこも水浸し、これが我が家かと目を覆いたくなるほどの惨状でした。クローゼットは扉が閉まっていたにもかかわらず、中の衣類は全てびしょぬれ、使えるものは何一つありませんでした。

体の力が抜けて、一瞬、生きる気力を失いました。家族みんな、焦げ臭い匂いをさせて、手配してもらったホテルへ車で向かい、翌日着るものも無かったので、閉まる寸前のヨーカドーで下着やとりあえずの衣類を買い、泣きながら床につきました。

他人の匂いたっぷりのホテルの部屋で、家を失った惨めさを嫌と言うほど実感させられました。その夜はほとんど眠ることができませんでした。 

 

 


“Miko”, evacuee from Iwaki City, Fukushima いわき市からの避難者mikoさんのお話【英訳版】

2013-09-17 | 放射能汚染

http://ameblo.jp/kitakyu-mamoru/entry-11615553186.html

“Miko”, evacuee from Iwaki City, Fukushima:

I evacuated voluntarily from my hometown Iwaki City to Kitakyushu City last January because of the Fukushima Nuclear Power Plant disaster on March 11.

Today I’d like to talk about what I saw, experienced and felt during the 9 months up to my move to Kitakyushu, as well as my current situation. 

I lived in Iwaki City, 42 kilometers from Fukushima Daiichi Nuclear Power Plant.

I taught piano lessons and my husband worked as a municipal employee. With our 2 children and my students, we were living happily.

After 3/11 our life changed completely.

The northern part of Iwaki City was within the 30 kilometer radius, but the mayor created the term “harmful rumor”and the radiation exclusion zone was extended to our area.

The radiation level, which was at 0.05 microsieverts per hour before the accident, rose to 23 microsieverts. That’s 460 times [the normal level].

Professor Shunichi Yamashita of Nagasaki University launched a mass campaign stating that it was safe up to 100 millisieverts, and this was accepted widely by the television, newspaper, radio, schools and in lectures. At the time, schools considered it safe to engage in outdoor activities even though the radioation level was at 0.5 microsieverts, 10 times that of the normal value.

Since 100 millisieverts was regarded as ‘safe,’ school lunches were initially prepared from local produce(1 month after the accident). We worked hard to collect signatures to cancel the ‘local production for local consumption’ rule immediately. It wasn’t until the second academic term, though, that the board of education recognized the freedom to refuse school lunches. In other words, those who trusted the ‘safety principle’ continued to let their children eat school lunches. It was useless trying to reason with the school or teachers.

The outdoor radiation level isn’t consistent. Ten centimeters apart, and itcan vary by 2~3 microsieverts or 5 microsieverts, which are 46 times and 100 times that of the everyday level.

What I couldn’t understand was the fact that the municipal employees and school teachers did nothing to protect the children from radiation exposure.

Now, let me talk about the time when the nuclear power plant exploded.

Our home suffered minimal damage from the 3/11 earthquake itself. But we had no running water in Iwaki City for 20 days. My children and I lined up for two hours the following day to get our supply from the water distribution truck.

The first explosion happened on March 12. The data we saw later measured 23 microsieverts, 460 times that of the normal level.

There were no local public announcements warning us to stay indoors, and we remained outside for 2 whole hours,unaware of the explosion.

We were told that Japan was safe, but blood tests have shown that my two children and I have thyroid problems, and my son has a 5-millimeter pustule.

News reports now say that thyroid cancer is a lifestyle-related disease. If we develop cancer, I suspect we’ll be told that it’s a result of negligence and the government will not admit that it has anything to do with radiation exposure.

I wanted my children to get a whole-body counting immediately after the explosion. But I couldn’t find a single facility that would admit us. Some people went as far as Tokyo to get themselves examined, but couldn’t get their own data. I called several places to confirm myself, but none of them would provide the data.

So I made an inquiry about blood tests to check the thyroid condition, and was shocked to be told that there would be no mass thyroid examinations in Iwaki City.

I asked Fukushima Prefecture how I could obtain evidence about the location of our radiation exposure, and was told that “there was no way.”

My husband is a municipal employee. He said that if there was anything to know, he would have immediate access to such information. But no one informed us about the explosion and both my children and I were exposed to radiation while we were outside.

My husband handled a flood of telephone calls even though he has zero knowledge of radiation, and he practically memorized the content of documents distributed by the government.


Five months after the accident, the radiation level announced by Iwaki City was 0.12Sv per hour. But when I borrowed a Geiger counter from the city hall, I found that it was actually between0.24 and 22.14 Sv per hour. Volunteers inspected trimmed trees and the soil, and the radiation level was at 20,000 bq/kg.

After seeing these radiation figures, my husband and I both agreed that the government was not going to protect us.

For example, tap water is “ND [not dangerous]” according to the official Iwaki City website.

So I asked for data on radionuclides such as strontium and plutonium, but was denied access to any detailed information on the grounds that it would “confuse the residents.” Instead, they gave us a document explaining that iodine and cesium were “not dangerous.” It made me furious because they were taking advantage of our lack of knowledge.
 
My decision to evacuate had less to do with the fear of radiation than it had to do with the attitudes of the government and the schools, the radiation measurements that we saw with our own eyes, and the health problems my family began to suffer.

Diarrhea every day, nose-bleeding, canker sores, abnormal growths inside the nose. These are all symptoms that my family and friends began experiencing after the nuclear power plant explosion. I realized much later that there are health issues besides cancer that can be caused by radiation. 
 

What the state announces is different from the reality. The state obviouslyexpects people to accept any violation of the law, while public employees merely follow orders from above. The public disclosure system works to deceiveuswithdistorted information – nothing is disclosed and nothing is put in written form, all in the attempt to buy time.

The schools won’t protect their students, our children. They are unforgiving towards parents and guardians who express concern about radiation. If I make a lunchbox for my children to avoid radiation exposure, they are bullied by other classmates. Even when physical violence was involved, the school did nothing to reprimand the bullies and their parents but instead called me in to ‘instruct’ me not to overreactto radiation. 


I decided to evacuate when my daughter developed school phobia. I tried looking for ways to continue living in Iwaki and sent many letters of request to the government, only to get evasive responses.

I tried to reason with my elderly parents about evacuating, but they didn’t want to leave their hometown. My husband felt it was safe enough. My mother-in-law wouldn’t allow the evacuation and said that I was “out of line.”

I fought against the government, I was distressed, and when my own parents told me to consider the children’s wellbeing first, I chose to evacuate to Kitakyushu, leaving my husband and elderly parents behind in Fukushima.


As I just told you, what the media says and the facts are entirely different.

The other day, an interim report on industrial waste disposal was made public. It stated that one company in Fukushima was acceptingcontaminated sludge and dust from Fukushima, Ibaraki, Yamagata and even Kanagawa. This company began operating beforeKitakyushu agreed to accept the debris, and continues to do so now. There is uproar regarding the acceptance of debris, yet all the while radioactive materials are being incinerated without a fuss, even though there is no bug filter installed.

The media is preoccupied with PM2.5 air pollutants coming from China, but is this really true? 
 

Kitakyushu’s industrial waste disposal factories and cement factories are taking in Fukushima’s coal ash for recycling.

According to Kitakyushu’s official document, the pollutant PM2.5 rose over 230 in April last year, and the level often exceeded 100 during other months. There’s no doubt that the pollution originates in Kyushu, in other words, it’s‘domestic.’

What happened to Fukushima residents will soon affect all Japanese people.

I think it will start from the air we breathe and the food we eat. The other day, there was an article in a local information magazine “Donna Mamma” with statements made by university professors and lecturers as well as administrative officers who said that the radiation level was not a threat. The claim that radiation is safe has completely spread throughout Japan.
 

While some say that the radiation has dispersed and we are now safe, people are in fact dying in Fukushima. The day after my cousin died, my friend’s husband passed away. I am not saying that everything is caused by radiation.


But there is the Chernobyl example.

The state won’t admit it. But we do have the “right to choose”– based on what we hear and see, and by examining both arguments thatradiation is harmful or safe.

I was unaware of the dangers of nuclear power plants, and that’s the reason why I find myself in the current situation. I was ignorant of the fact that radiation doesn’tsimply disappear and was trying to decontaminate the front of my home – all the while inhaling contaminated air. 

There are people living in Fukushima, now. They all say:

“We’re guinea pigs after all, and if we try to evacuate we won’t be able to make a living since there is no government compensation”
“I don’t want to let go of my lifestyle”
“If the state says it’s safe, then it’s safe”
“Many people are dying, huh?”
“There’s nothing we can do, it’s useless, so why bother?”
“I’d rather focus on happy things”

and continue with their decontamination, but the polluted sewage turns into sludge and incinerated ash, which in turn produce highly radioactive waste. People refuse to face the fact that these will eventually come back to haunt them.


Decontamination is useless. I tried it myself and I know. The level decreases from 0.5 to 0.2, then returns to 0.5 two weeks later. That’s the reality. Where does that massive amount of polluted soil go after decontamination?

If the state were to manage the waste materials responsibly, they would have them handled by industrial waste disposal companies… but then again, they will be recycled as cement and pots and muck, and eventually come back to us. 


It’s important for us to rest and recuperate, but it won’t help anyone at the fundamental level.

I believe the only way to recover is by measuring radiation levels, disclosing the facts, guaranteeing sufficient compensation, and then allowing the residents of Fukushima to make their own decisions.

Don’t disperse the radiation, but contain it inside Fukushima. My ancestral grave is 2 kilometers away from Fukushima Daiichi Nuclear Power Plant. Please leave the radioactive wastes there.

There are many Fukushima residents who feel this way, whether they have ancestral graves, homes or are large landowners. But they’re ignored.

In March this year, I went to Samekawa Village in Fukushima to stop the construction of an experimental facility that would incinerate rice straws, which measured a radiation level of 8,000 bq.A press conference was scheduled and all we had to do was to submit some paperwork, but at the last moment, an individual who was ostensibly against the construction interfered and prevented us from proceeding. An opponentturned out to be a supporter. That’s the reality I experienced.

Even during the campaign against Kitakyushu’s acceptance of contaminated debris, it was considered “OK” to sign up for the protest, but not to support the conclusion of the agreement on pollution prevention.

I had heard that the last hope would be a statement of protest by Kitakyushu’s fisheries cooperative association, but when a request was made for the official document, I found out that the association had not submitted a statement of protest. Or rather, the “protest’”was not stated in clear terms.

Protestors used to gather at the tent village after the incineration of contaminated debris started, and during that time I visited a number of fisheries associations to ask them to submit a “protest statement,” but only 2 agreed to see me, and neither of them issued a statement. 

If even one association had presented a protest document, or a demand for the conclusion of the agreement on pollution prevention had been made by even 2 residents living in the vicinity of the incinerator… There was so much resistance to prevent people from taking such action, and I, an evacuee from Fukushima, felt like I had been set up to fail.

Seeing the reality of the so-called protest campaign, I lost all hope that Fukushima would ever be ‘saved.’


Just like the blatant lie that a bug filter can remove practically 100% of cesium, I suspect that [the government] will install a hepa-filter and declare that Fukushima is safe, then construct 8,000 bq incinerating facilities across Japan as well as biomass power stations that useFukushima timber.

The state has plenty of money to stop people from asking questions by manipulating the media, create a certain ‘mood’in the countryby releasing false information, and endorse campaigns to win over those people who disagree, and

“Yet again, we unknowingly end up being a part of the herd.”

What I believe to be a genuine connection can’t be madeby blindly following the words of those ‘at the top.’ Rather, it’s about teaching each other what we don’t know, sharing information and learning more, then passing on that information to those around us. If we have more courage, we can disclose the facts to fisheries associations and people residing near garbage disposal facilities, industrial waste incinerators and cement factories– facilities that the state will try to influence and control.

In the same wayKitakyushu held ‘one-person explanatory meetings’for the leader of the residents’ association when the city agreed to accept the debris, we need to have ‘one-person study sessions’ for local residents because it’s the only way to protect our children.

I was deceived by media reports and allowed my children to be exposed to radiation. Because I was ignorant and knew only superficial information, I couldn’t protect my children even though we evacuated. The only thing I can do is to tell others what I experienced. I hope you learn something to make the right choice. If at all possible, learn and share with others.

Don’t misread the facts. The facts will become evident if you have the courage and take the initiative to think and act for yourself.

Our very last hope is found in the local municipality. We must begin with “resident education,” then the education of teachers and municipal employees by knowledgeable residents. It’s the only choice we have. I learned first hand that there is no way to protect my children unless I take action, regardless of how tiresome it may seem.

No matter how busy I am taking care of my children, I hope to continue doing what I can within my limits.

 

Miko played a duet on a piano with her son  in Itoshima.( 00:58~ 13:32)

Japanese  & English  ⇒ 【報道と事実は違います】 いわき市からの避難者mikoさんのお話 【日本中のお母さんへ】


「草木をゴミに出して燃やせば放射性物質は永遠と循環するんじゃないか」 避難者kaoriさんのお話

2013-09-17 | 放射能汚染

(管理人より)

【報道と事実は違います】 いわき市からの避難者mikoさんのお話 【日本中のお母さんへ】  

このおはなし会の日に、自主避難者のmikoさんとkaoriさんの2人がお話されたのですが、今回の記事はkaoriさん内容おこしの手記と動画を転載します。太字、色文字は管理人によります。

http://ameblo.jp/kitakyu-mamoru/entry-11615566572.html

http://ameblo.jp/kitakyu-mamoru/entry-11568043836.html  より

 

糸島「ひなん者お話会」から kaoriさんのお話

3・11のちょうどその時は一番下の息子と福島市のドラッグストアで買い物をしていました。
息子を買い物カートに乗せ、レジでお会計の最中に14時46 分になりました。
地面がガチャガチャとゆすぶられるような感じ。地球が壊れる!と思いました。
レジの台の下の50センチ四方の場所に、息子を押し込め、空いたスペースに頭を入れて凌ぎました。お店の入口の一面がガラスが割れたらもう終わりだと、本当に怖かったです。結果割れませんでした。地震の影響でレジの電源が落ち、買い物はできませんでした。一番大きな揺れが収まったので、店員に促され外に出ました。

駐車所に行き車に乗っても大きな余震が何度も来るので、乗ったり降りたりを繰り返して全く走らせる事ができずにいました。携帯で主人に連絡を取ると、一度だけ話ができました。仕事場から少し抜けさせてもらい、小学校に二男と三男を迎えに行くと言ってくれました。
大通りの車の流れには乗れないと思い、裏道を行きました。でも、裏道はブロック塀や瓦が散乱していて帰るのにとても時間がかかりました。お店はほとんど閉まりました。

私の住んでいた伊達市は停電しました。すぐ隣の福島市は、山間部等の電線の被害等のあった地域以外は県庁があるので停電していなかったです。
断水は福島市も伊達市もしました。停電しても、ガスを引いている家庭は料理が出来ました。
私の家はIHだったので、出来なくなりました。
暖房器具はほとんど電気に頼っていたので、電気がないと何もできない家でした。

長男が石油ストーブを借りてきてくれたので暖房器具としてまた、上に鍋やヤカンを乗せて使いました。しばらくは冷凍ご飯を使って雑炊を作ったりしましたが、それがなくなると、米を炊く事ができず、炊飯器にお米をセットして、橋を渡って福島市へ行き、見ず知らずのお宅に伺ってコンセントをお借りしてご飯を炊かせて頂く事もありました。

ご近所の奥さんが「お子さん多くて大変でしょう」って卵やウインナーなんかを下さいました・・感謝でした。

停電の間は、日の出と共に起き、日没と共に寝る生活でした。生まれて初めての体験で
私はこの時、頭の中が静まりかえった感覚になりました。震災前はいつも何かを考え、情報で一杯にしていたと。この話の先は長くなるので今回は省きます。

灯油の残量を思うと、何度も、家にあるバーベキューセットを出してお湯を沸かしたり、料理をしたりしたい衝動にかられました。しませんでしたけどね。
停電も断水も5~7日くらいだったと思います。とても長く感じました。

原発が爆発したという話を聞いたのは、14 日(月)の午後でした。(爆発は12日)

午前中だけ出勤になった夫が会社でみんなが騒いでいたと話していました。
家にはラジオがなく、今回の事で手巻き式のラジオ兼懐中電灯を買いました。
主人の仕事も長男も仕事も15日からありましたし、ガソリンもわずかでした。
コンビニもスーパーもいつ開くのかわからない状況でした。
いろんな情報が流れて不安になりましたが、この時は自分自身に放射能の知識がなく、こんな時に家族がバラバラになる事が私は怖くて、主人には「春休みの間だけでも実家に帰るか?」と聞かれましたが、「行けない」と思いました。

原発が爆発したと聞いても、どのくらいの危険さなのか、避難しなくていいのか?
そういう知識が全くありませんでした。ただ、「ここは60 キロくらい離れているから大丈夫じゃないか・・」というような会話を夫婦でしました。

ガソリンの供給がままならない状況の中、いつどこでお店が営業するか判らない状態でしたから、夫には自転車で営業している探しに行ってもらいました。
停電が解除され、携帯やPC が使えるようになると別々のお友達から同じ内容のチェーンメール?が届きました。3 月22 日くらいです。

内容は↓


「知り合いの看護師さんが送ってくれました・・。
県立医大の放射線科の医師、宮崎先生からのメールです。貴重で重要な情報と思い、皆さんにも転送します。

宮崎先生から・・

この一週間は大学で生活していたようなもんです。最長は災害による患者さんの対応に始まり、後半は放射能との戦いでした。特に極めて少ない放射能が子供に与える影響をどう判断するか、について。(現状のレベルでは大人には何も影響しません。飲料水も含めて。水曜日~金曜日まで、沢山の人が頭を振りしぼって考えた現時点での結論は、少なくとも福島県中通りでは「逃げなくてもいい」「ヨード剤の服用も必要ない」です。これは私個人の意見ではなくて、福島医大や長崎大のスタッフ全体の総意です。まだ、公にはなっていませんが。ただ、爆発や新たな放射能漏れがあれば話は別ですから、注意は必要です。爆発した場合は家の中に居る事で劇的に放射能を下げる事ができます。その時には、またアドバイスできる時間はあるともうので・・。(爆発の可能性は限りなく低い、とも考えられていますが)また、子供については、長期間国による健康フォローが必要と考えています。(すでに働きかけが始まっています)今はむしろ、希望を持って仕事をしていますよ。なんせ、子供達を守るための仕事をしていますからね。すべての事故が収まったのに20 年後には子供がいなかった、なんてのは願い下げです。このメールは、必要であれば各所に転送してもらって・・というより転送お願いします。

以上」


というものでした。これを読んで、私は更に「
避難はしない」という思いが強まりました。
PCも使えるようになったので、もっと情報を集められたのですが、読んでいると怖くて見ていられなくなっていました。

「大丈夫と思いたい」「家族バラバラは嫌」「行政を信じたい」
そんな心境でした。今思うと、大変な思い違い、依存的だったなと思います。

幼稚園は自由登園から春休み、小学校は休校からそのまま春休みになりました。
3 月末に那須塩原まで新幹線が通ったと聞いて、実家へ行き、3泊ほどしました。

両親と話しましたが、両親も「避難区域でもないし、本当に危ないのなら、国からお達しがあるはず。50 キロ以上も離れているから大丈夫だと思う」という見解でした。

私も転校を少しだけ考えてみましたが、4 月3 日から始業式との連絡があり、福島に返りました。4 月は小学校も幼稚園も行かせました。
マスクをさせ、登下校時以外は、ほとんど外に出ない、出さない生活をさせました。とても不自然だと思いました。でも怖いので仕方なかったです。

テレビのテロップでは毎日放射線量が出ていました。震災直後で福島市は21(μ㏜)くらいだったと記憶しています。伊達市はそれより低かったです。生活圏が福島市だったので、福島市ばかり見ていました。

4 月に入ると積算値を考えるようになりました。この時も毎朝テレビでは原発事故の事が話題になっていました。

見るたびに不安が増しました。
少しでも被ばく量を増やしたくないと思い、いろいろな情報を探しました。

その時はまだ借り上げ住宅の措置がされていない時期でおおくの場所でそれまでの避難所がありました。私達のような避難区域ではない者も受け入れてくれる場所を探しました。
私は幼稚園のママ友と新潟の湯沢町で、あるNPOにお世話になり、宿泊施設に滞在しました。新潟の方は親切で暖かく接して下さって、今でも感謝しています。
その時は子供達の様子かおかしくなり、本当は7 月の夏休みまで居られたらと思っていましたが結局は5 月の一カ月だけ新潟に滞在した形になりました。

6 月に福島に戻ると、私もですが、子供達の体調に異変がありました。

元々二男は喘息持ちでした。3 男も軽い気管支炎にはなった事はありましたが、3 人共喘息と診断されるような症状で、6 月の一カ月は週に2~3 回は通院していました。私は咳が止まらず、一緒に通院しました。新潟と福島の気候の違いもありますし、6 月は梅雨で喘息はでやすい時期です。なので、放射能のせいとはいいきれませんが、この状況はとても怖かったです。

家の放射線の数値は家の中で0.2~0.3(μ㏜)二階のベランダで0.7(μ㏜)くらい
玄関の外から門のあたりは0.5~1(μ㏜)前後という感じで出ていました。ただ、コケや芝生や隅の方の地面はもっと高かった所もあったと記憶しています。こうやって点在しているのに、正確な数字など、測れれるのか?という疑問がいつもありました。

御存知の方も多いと思いますが、モニタリングポストの数字はそこに限った数字というだけで、決して平均というわけではないと思います。1 メートル先はわからないのです。

少なくとも私の周りの友達や知り合いは皆その事を承知していました。
そこだけをきれいにして測ればその時はそうなる。と認識していました。

自治体によって除染方針は違います。
因みに、私の家のある地域は伊達市や福島市の中ではかなり低いと認識されている地域です。伊達市の除染は段階に分かれており、うちは自分達で除染をしてわからない事は専門家に相談しながらやって下さい。という場所です。

福島市は市が全域を除染する事になり、進めていますが線量の高い地域では1(μ㏜)を目指そうと言って除染しています。

それで、私の地域では「家の周りは低い」という認識になってしまうのです。

除染の仕方、土は削り敷地内に置く。屋根は効果がないとわかったのでやらないと。壁やコンクリート部分は高圧洗浄です。

生活の話にもどりますが、結果的に福島に戻ってからは小学校の行事、給食、地域の行事、その度にどうしようと悩みながら選択していました。とても居心地が悪かったです。私は元々、みんなと違う行動をとる事が苦手な人間でしたから。今も少しそうですが・・。

給食は季節の食材が使われます。震災後だからと言って特別な事はないのだなと思いました。秋にはキノコ類のメニューが多く出ていたと思います。お米は震災前は地元産だったのが、会津のお米に変更してくれていました。それが、去年の5 月の連休明けから地元産のお米に戻します。とお手紙がきていました。

私は全部の期間ではありませんが、数か月お弁当を作っていました。給食のメニューとなるべく同じものにしてほしいと先生からはお願いされましたので、頑張りましたが、スーパーでそろえる事が本当に大変でした。宅配で西の食材を手に入れても、メニュー通りになりません。本当にお金がかかりました。そして、学校では子供同士で言い争いになってしまいました。

この子のお母さんは給食は安全と言う。
でもこの子のお母さんは心配だから弁当を持たせる・・。

学校の先生は、できる限りの配慮をしてくれたと思っています。でも、先生方の出来ない事が学校にはあると思います。特に放射能から子供を守るなんて先生に出来ないと思いました。家の子達なんて、登校時にしていたマスクを下校時につけていた事なんてほとんどありませんでした。でも、言いつけもちゃんと守ってなのか、一日中マスクを着けて、体育の時もマスクしながらマラソンしているお子さんも見かけました。私も暑くて苦しいとマスクを外してしまう事は日常的でした。

今は放射能の授業があると福島市の友人から聞きました。

夏には北海道の保養に参加したり、実家に滞在したり、岡山にも行かせていただきました。
特に岡山の保養へ行った時は移住を考えましたが、主人と話すと「家のローン、仕事」となって、もうそれから先は前向きな考えは出ませんでした。

もう、こうやって悩むのは終わりにしたくて「これからは保養と食生活で排泄しながらここで頑張って行こう」と思うようになりました。

元気のない時は「感覚がマヒしてもいいや」と思うような時も多くありました。

主人と言い争いになりたくないとも思っていました。

さて、11 月か12 月に入ってから回覧板で「ゴミ出しに土や木は入れないで下さい。草や枝等は一回のゴミ出しにつき各家庭一袋までにしてください」とありました。

その後、震災後からずっと無かった地域の掃除が再開されました。伸びきった雑草、落ち葉、苔等、共通の道路だけでも沢山のゴミが出ました。

でも次の日の月曜日に収集されるはずのゴミの中の、お掃除で出たゴミだけが収集されませんでした。
夜に班で召集がかかって「収集車の線量計が鳴ってしまったので、途中で収集を止められた」との事でした。

持ち帰って各家庭で家庭ごみに分けて少しずつ出して下さい」との事でした。もちろん、地域の掃除はまた無くなりました。

このあたりから、不安と疑問が私の中にありました。線量は一向に下がらない。

草木をゴミに出して燃やせば放射性物質は永遠と循環するんじゃないかって。

捨ててはいけない切った木を縛って大量に軽トラに積んでいく車も見かけました。

でも、ここで生きるって決めたのに、突き詰めて考えても不安になって、自分が壊れていくのがわかったので、それ以上は考えないようにしていました。

その後の年末から年明けに小学校と未就学児の甲状腺のエコー検査がありました。
ホールボディーカウンターもあり、それはすぐ結果がきて「問題ない」と出て、この分だと、エコー検査も大丈夫じゃないかって、少し安易になっていました。
2 月は幼稚園の近くの小児科で成長フォルモンの血液検査をしてくれると聞いて受けました。お友達のお子さんのほとんどが「問題なし」の結果でしたが、私の子達は要経過観察と言われました。多分アレルギーがあるとかかな、と思っています。

そして、3 月にエコー検査の結果がきました。結果は2 男3 男が「A2」4 男はA1の問題なしでした。子供が喘息がひどい。血液検査が経過観察、甲状腺のエコー検査がのう胞あり。家の子達は確率的に非常にやばいんだと思いました。もう、私の力で福島に居ながら子供達を守る事は出来ないと自分に断言しました。私の頑張りでは到底無理だと。

何とか家族みんなで、この家で元気にくらしていきたいと思っていましたが、諦めました。

主人とは別居になるけど、仕方がない。実家は拝み倒せばなんとか住まわせてもらえるだろう。長男と主人でこの家に住んでもらおう。とにかくここから離れよう。

で、すぐ夫に検査結果をメールして、話があるからって入れました
主人が帰宅してからの話は、ケンカになるどころか、一緒に福島を離れる決断をしてくれました。
その後、引っ越しに向けての準備にとりかかりました。いろんな人のおかげでここにこうしています。

近所の方々には「転勤で引っ越しします」と挨拶しました。皆、放射能から離れたいという思いからの行動だと理解しているようでした。でもその先の深い話はしませんでした。
住んでいるときの心境は「放射能の話をした所で、この先もずっとここで暮さなきゃならないのに、気分が落ち込むだけだ」って思うのです。誰かと話してスッキリするのは初めだけだったように思います。

放射性物質が無くなるまでに何十年、それ以上の期間がかかるものに囲まれて「今、耐えれば希望がある」なんて誰も思いませんよね。

私は福島に住んでいる時は避難できないと思っていたので、福島で、必死に家族をまもろうと生活している時に、ネット等で避難しない人に対しての言葉を見る事が本当に怖かったし、傷つきました。私が直接言われているわけではないのに、罪悪感ばかり募りました。

私は保養しながら福島に住んでいましが、離れる事を選びました。今も福島には沢山の人が住んでいます。その方達は「福島で生活する事を選択した」その事実があるだけです。

これは避難区域にならなかったけれども汚染されている地域の現実です。
国の方針が原因で、今の状況が結果ですね。

これは、福島や他の汚染されたといわれている地域だけの問題ではない、どこの県でも市でも起こりうる事だと思います。

国が守るのは経済であって人の暮らしではないという今の日本の動きを変えていけるのは、政治でも行政でもなく、一般の微力な私達一人ひとりの意識と行動だと思うのです。

福島には7 年と3カ月住んで、そのうちの5 年は新築した家にすみました。今は人に貸しています。成人している長男が、福島市で一人暮らしをしています。
一緒に来ないかと話したけど、福島に残りたいそうで・・無理やり連れてくる事はしませんでした。


私が思う私の理想は、どんどん行動を起こして矛盾や葛藤もなく潔く生きていく事でした。でも現実はこんな感じです。
ただ、今は「もっと自分の感覚を信じて行動していいのだな」と思うのです。それが間違いでも、失敗でも体験してでしか得られないものがあると。

誰かの言う事を鵜呑みにするのではなく、自立して考えて動いて自分のものにする。誰かの意見にぶら下がっているとそれは自分の経験ではない、他のだれかの考えの元に体験がないまま、誰か別の方の思い通りになってしまう危険があると思うのです。

例えばデモ等はその一つだと。デモに参加する事自体、自分の意思の表現だと思うのですが、今はさらに先に行動を起こす時なのかなと思うのです。

必要な知識を調べ身につけ、行動する時期なのではないかなと思います。
・・と言いながら私は大した事はしていません。mikoさんのお手伝い的な事しかできていないので、私自身もこれからなのですが・・

少し正しい事を言っている人がいても、全てそうなのか?調べてみる必要があるし、調べるにしても知識も身につける必要も出てきますよね。

法律を勉強したりするのは面倒だけど、
一人一人がそういった働きかけをして行く事が、同じ間違いを起こさない、今のような不自然な流れを変える力になると思うのです。

 


【必読】ナタリア・マンズロヴァ作 『Hard Duty』 チェルノブイリでの体験 【動画】リクビダートルのその後

2013-09-16 | 放射能汚染

 

 

東京在住者逮捕話で気になる、マンズロヴァ博士『Hard Duty』。数日で数十倍に膨らむ地下水汚染。

(管理人より)

木下黄太さんのブログで紹介された ナタリア・マンズロヴァ氏の著作 『Hard Duty』。必見です。

放射線生物学者であるナタリア・マンズロヴァ氏が、「区域内」で過ごした四年半のなかで体験した恐ろしい現実は、実際にPDFで読んでいただきたいと思います。http://www.zenplanning.com/nuke/HardDuty/HardDuty_JP.pdf

ヘリコプターでの鉛投下作業の失敗、囚人たちがリクビダートルとして罪を軽減してもらうために、線量計なしで原子炉近くの作業をさせられたことも記述されています。危険性は知らされず。

ナタリア・マンズロヴァ氏が、仕事中の線量計すら拒まれた事実も記載されています。


 

以下の2つのリクビダートルについての動画もどうぞ。やはり、作業員らの被曝隠しも公然と行われていることを示しています。今の福島も同じような形で作業が進められていることは容易に想像がつきます。 

<一部文字起こし>

原子炉で二ヶ月働いた。電気技師として。セメントを打つときの証明を確保していた。設置のため原子炉によじ登ったものだ。どこにでも入っていった。私の場合、わずか「11.92レム」と書かれた。

「いかさまを書かれたとボスに言いに行ってやる!」と言ってボスのところに行くと、椅子に腰掛けて笑みを浮かべながら

「高くてよかったと感謝しろ 感謝しないならもっと低い数字にしてやってもいいぜ」

 

 

<一部文字起こし>

夫は六ヶ月寝たきりで、いわば生きながらにして体が崩壊したのです。肉体組織がすべて崩壊し始め腸骨が見えるほどになりました。

私は医者に指導された通りのやり方で夫の看病をしました。女の医師のところに出かけて方法の説明を受けました。夫の心臓が止まるまでそんな調子で続けました。

肉がすべてそげ落ちて 背中はペタンコで骨がむき出しでした。

太ももの関節も手でさわれるほどでした。

私は手袋を使って手で骨の消毒をしました。

分解し腐乱した骨の残骸を取り除きました。

何故かわからないのですが急に容体が悪化しました。医師に助けを求めたり、大学教授に頼ったりしました。可能な限り誰にでもすがったのです。

しかし言われました。「こんな病気は初めてでよくわかりません」「病状を緩和することしかできません」といった調子なのです。

骨髄が駄目になっていくのに直面して彼らはお手上げでした。なすすべがなかったのです。

夫はもう死なせてくれと頼みました。苦しまなくて済むようにと。痛くてたまらなかったのでしょうね。

寝返りを打たせると歯ぎしりをしたりうめいたりしました。でも彼は絶対に叫び声を上げたりせず耐え抜いたのです。意志の強い人でした。

娘には腎臓の異常があります。息子は少し吃音があり目も病気です。


 

JCO事故での大内さんの経過と重なる奥さんの証言です。 http://www8.plala.or.jp/grasia/dokushyo/JCO/Hibaku2.pdf

これは何を意味するか?

つまり、これから日本が東京オリンピックで放射能汚染を隠蔽、国威発揚に利用して、福島第一原発の作業員を集めるつもりではないかと私は思います。

がれきに反対する市民を「非国民」呼ばわりした、「絆でがれき広域処理」の時と同じく、新聞の全面広告を使って、一気に推し進めてくるでしょう。

リクビダートルにされるのは私たちの息子や娘です。

子供がいるお母さん、一番仲良しのお母さんひとりでもいいのでこのことをじっくり伝えてください。

どうかよろしくお願いします。


神奈川県がジャーナリスト山本節子さんのブログを攻撃⇒スラップ裁判と同じ構図!

2013-09-14 | 憲法

 

 

あれだけ、がれきの広域処理の欺瞞性が暴かれても、まだ続けている自治体があります。神奈川県です。

 神奈川県では、南足柄市と箱根町での災害廃棄物(漁網)の受入れをすると言い続け、周辺住民を困らせています。そのむちゃくちゃな対応ぶりをジャーナリストの山本節子さんが、ご自身のブログWONDERFUL WORLDに書いておられたのですが、ついに、自治体がHPで名指しで山本さんを攻撃してきました。

あの、がれき受け入れで、もめまくった北九州市や大阪でも、行政対応を批判する個人ブログを晒すなんてことはなかったのに、神奈川県が個人攻撃してくるとは驚きました。スラップと全く同じ構図です。 

スラップ(英: SLAPP, Strategic Lawsuit Against Public Participation、威圧訴訟、恫喝訴訟。直訳では「対公共関係戦略的法務」)は、訴訟の形態の一つ。公の場での発言や政府・自治体などの対応を求めて行動を起こした権力を持たない比較弱者・一個人に対して、大企業や政府などの優越者が恫喝・発言封じなどの威圧的、恫喝的あるいは報復的な目的で起こす訴訟である。

ついに言論の自由の弾圧が始まりました。私たちの知る権利も奪われつつあります。そのうち情報公開請求してもすべてが黒塗文書になるでしょう。ありえない東京オリンピック招致、このタイミングでの自治体の山本さんへの攻撃で、ああ日本は戦争に近づいていると私は感じました。

山本さんをこのように攻撃するのは、一個人の信用を傷つけるだけでなく

①各地の様々な反対運動を萎縮させる

②「言った言わない」論争に引き込んで、市民の目をそらす

目的があると思います。

【対処法】

●行政交渉は必ず複数で、メモ・録音・録画が重要。行政とのやり取りは基本的にメールか文書で。 

●電話で質問の場合は、そのあと、面倒でもメールで回答を貰う。

☆抗議する ⇒ http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f3492/ 神奈川県「私の提案」

全国の皆様、神奈川県民の皆様、神奈川県にどうか声を届けてください。

 

山本さんの反論ブログ記事を転載します。転載ここから


http://wonderful-ww.jugem.jp/?eid=884 より

別の話題をアップしようと思っていたら、「山本さんのブログを神奈川県が攻撃しているよ」との連絡が。おっし。どれじゃ? これか↓
http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f362076/

 あほらしいので、ごく簡単な反論を:

 (1)「9月中の契約書締結」は、私のメモにちゃんと残っているし、これをふまえてさまざまのメールのやりとりをし、文書も出しています。第一、根拠のないことを書くような私じゃないし、「9月に契約」なんて勝手に決めて、公言するはずないでしょ。それから、この契約は「県が通常行っている」ではなく、黒岩本人が、当初、「根拠法令がない」ことにたまげていたほどの違法事業であることを思い出してほしい。ガレキ受入れは、自治事務に首を突っ込むというルール違反の事業なんだから、そもそもを行うべきじゃなかった。県が適法だと思っているのなら、県民の要望に応じて公開するのは当然でしょう?

 (2)再委託については、洋野町が「がれきは岩手県にすべてお願いしています。私どもではできないので」と明言していましたよ。もともと環境相のがれき広域処理の枠組みでは、被災地の県(ここでは岩手県)が最初の受託者であり、だからこそ、「基本協定書」には岩手県の名前があるわけ。契約書だけを切り離して、「これは再々委託じゃない」ったって、それは通らないって。

 (3)電話対応については、電話した人の怒りと腹立ちに満ちた言葉をあえておとなしく表現しています。でも、たとえば「がれきの到着時刻を教えて下さい」に対し、県は「それは洋野町に聞いて下さい」、洋野町は「それは神奈川県に聞いて下さい」なんて答が続くんだから、何が誠実か。結局、今なお、がれき本体がどこにあるか地元住民はつかめず、二日目以後のがれき搬入は非公開(なんで?)というから、がれき受け入れ事業は、やはり密室作業なのです。誠実に虚偽説明するっていうのは詐欺に等しいから。 http://wonderful-ww.jugem.jp/?eid=883

 さらに言うと、神奈川県は、上の3点以外の私(たち)の主張は事実だ、と認めていることになるのよね。説明会の報告改ざんも、地元で反対多かったことも、さらに環境基本条例違反であることも・・・そうでしょう? つまり、神奈川県は単なるうそつきではなく、「おおうそつき」。これが黒岩県政の特徴です。全く許せん。2013.9.13

 2013.09.13 http://wonderful-ww.jugem.jp/?eid=885  より

神奈川県の職員が「9月に契約する」と言ったのを聞いたのは、私だけじゃないから。
 たとえば、この8月20日、初めて交渉に参加した「足柄地域の暮らしと環境を考える会」は、すぐに↓のような会報を出しています。

私がこの会の人々と会ったのは、この日が二回目。会報は初めて見るもので、作成には一切関与していません。うそつき神奈川県の証拠はまだまだたくさんあるんだから。2013.9,13 

足 柄 地 域 の 暮 ら し と 環 境 を 考 え る 会  会報 7320138月25日

 漁網問題」について事業者・神奈川県知事に当地での説明会を求めよう!「漁網受入れ反対」の声を神奈川県へ届けるため、さる20日、7人で横浜へ行ってきました。環境農政部の部長ほか数名の県職員に、次のような反対理由を述べました。 

まず、この受入れは、我々市民の意思を無視して決められたこと。茶葉に基準以上の放射性セシウムが見つかったことでわかるように、当地は汚染されていると考えられる。環境行政はその実態を調べる責任を果たさず、県内の他所で受け入れを拒否された産業廃棄物を持ち込むとは、県営水道の水源地でもあるのにとんでもないことだ。

それに漁網という当地に不慣れなものは、化学的成分も物理的形状も当地の一般ゴミの最終処分場での処理には問題がある。いくら災害時にゴミになったからと言っても、一般ゴミではなく、産業廃棄物であり、しかも有害有毒な特別管理廃棄物だ。などなど。

県職員県知事と県議会決めたことを、法律に沿って遂行するだけ! 

県側のお答えは、「県職員は上から指示された事業を、法律(特別措置法など)に沿って実行するだけ」とか。そして「当地の雨坪処分場は、『管理型』だから産業廃棄物でも埋められる」と、一旦は県営の産業廃棄物処分場に埋める予定だったのに、精一杯の拡大解釈です。

「県民のためを思っていながら、心ならずも…」の職員を支援するためにも、私たちは決めたご本人・黒岩県知事に当地においで頂き、説明を受け、大勢で反対の声を挙げ、計画の撤回を求めたいと思います。

南足柄市って地元のことを自分で考えたり、決めたり出来ないの?

県に赴いた2日後に、南足柄市長から当会宛に回答書が来ました。前回提出した要望書は、南足柄市自治基本条例に違反して、市民不在の手続きを進めていることへの抗議と合意書の撤回を求めたものでしたが、それに対しての回答にはなっておらず、「今回の漁網受入れは神奈川県から要望された訳ではなく、市長自身が被災地支援のために、安全性を大前提にして南足柄市に出来ることはないかと考えた上での漁網受入れであり、神奈川県の意向によるものではありません」と言うだけのもの。

では、県と市の双方に、漁網の発生地の廃棄物処理事情と、当南足柄市が受け入れねばならない理由を尋ねた要望書に、県より2日遅れで、県と全く同じ内容の回答書が来たのはなぜでしょう?

加藤市長の代理役の市職員の回答は、地元の具体的な条件には無頓着で、ゴミ処理を任せようとする県の言いなりの能天気で、指図は見え見えです。だから県知事にご登場願いたいと思います

合意書の裏に協定書、市民説明会の議事録操作、なぜ急ぐ「受入れの手続き」?

この間、不正な手段を使ってまで、岩手県洋野町、神奈川県、南足柄市の間で受入れの手続きが進められています。それは、この危ない災害廃棄物を、国費で、広域処理するために、従来の廃棄物処理法で禁止されてきた安全性に関わる条項が20143月までの間、免除される特例になっているから。

従来の法律では洋野町から神奈川県、神奈川県から南足柄市と、2回も事業委託をする再委託は禁止でしたがこの期間は免除なのです生活環境保全上、支障の恐れのある物の処分について、市町村長が処分者に対し、必要な措置を命じるという条文も、特措法では免除だから9月に契約、年内には運び入れを策しているのです!

県知事に当地での説明会を求め、大勢参加して声を挙げましょう! 


転載ここまで

20130820 足柄地域の暮らしと環境を考える会 記者会見   http://youtu.be/qfApwVjW-hE

 16:50 あたり神奈川県が「9月に契約」と言ったことを伝えています。

 

やっぱり、「うそつき」なのは神奈川県の方でした。

神奈川県は一刻も早く、訂正記事を出し、山本さんに謝罪すべきだと思います。

市民に検証できないと足元を見ているのです。

 


【動画】高放射線量地域 浪江町ムソー教授の調査 ツバメの奇形 白斑 アルビノ

2013-09-14 | 放射能汚染

  

高放射線量地域で生物に異変、奇形疑われるツバメも

TBS系(JNN) 9月11日(水)19時27分配信

 東日本大震災の発生から11日で2年半です。地震が起きた午後2時46分にあわせて、各地で黙祷が捧げられました。岩手・宮城・福島では今もあわせて21万人以上が仮設住宅での生活を余儀なくされています。

 また、福島第一原発の事故については、汚染水の問題が深刻化、さらに除染作業も遅れていて問題は山積みです。そんな中、海外の専門家たちが、福島県内の放射線量の高い地域で生き物の調査を行いました。調査では、奇形が疑われるツバメが高い確率で見つかりました。ビデオでご覧ください。(11日15:01)

 


  (管理人より)

ツバメに関する記事を集めました。ツバメの尾羽の奇形が出ています。チェルノブイリのツバメにはお尻に腫瘍が出来てますね。

事故後2年半経ってムソー教授・メラー教授の浪江町調査で、捕獲した10羽のツバメのうち3羽で奇形の疑い。(2013年9月)

・毛虫の死骸多数(鳥が食べない)

・1年目に鳥類、チョウが減少、今年はさらに減少

・野生のネズミ、1匹も捕獲できず

・ツバメに白斑 、尾羽の奇形

2011年8月のモニタリングでもウグイスのお尻にもできものが出来てたことが報告されていました。(以下参照)

鳥は、汚染した虫を食べて内部被曝しているのでラジオオートグラフ(モノクロのレントゲン写真のようなもの)でとると、放射性物質が黒くなって可視化されます。鳥は砂浴びをしますので点々になっています。羽に放射性物質が付着してしまうのです。(以下参照) 原因物質がそこにあるということがよくわかります。

http://mphoto.sblo.jp/article/55571894.html

 

(鳥が砂浴びをするときは、少なくとも一方の羽を開いて砂地に体をこすりつけます。顔を洗ったり、羽を逆立せるように動くものもいる。毛づくろいをしない鳥は砂浴びだけで体を清潔に保っている)

放射性降下物が多かった地域での砂浴びは鳥にとっては危険な行為だけれど、習性なのでやめることはできません。動画を見てもわかるようにお尻を砂にスリスリしています。お尻にも羽の中にも細かい放射性物質がついてしまいます。

 

ツバメもウグイスも砂浴びしたんだなと思います。かわいそうに体にたくさんつけてしまいました。

福島県内でアルビノのツバメが8羽確認されています。徳島県でも見つかっています。 ツバメの大量死も起きてます。

ツバメの体を放射能検査して欲しいです。行政の担当者が鳥インフルしか調べないってありえないです。

もっと真剣に生物のモニタリングをしなければ・・・・

ツバメなどの小鳥はBioindicator 生物学的指標 にふさわしい生き物。ちゃんと国が環境モニタリングすべき。

http://www.wbsj.org/nature/research/tsubame/result2012_tsubame.html 


 

 

 

 http://www.a.u-tokyo.ac.jp/rpjt/event/20111119-7.pdf  より

高線量地帯周辺における野生動物の生態・被曝モニタリング

石田 健(東京大学大学院農学生命科学研究科・フィールド支援担当・准教授)

 8月の調査で4羽の換羽前のウグイスの雄、10月の調査で1羽の換羽後の若鳥と思われるウグイスの雌を捕獲しました。3羽は、赤宇木地区で捕獲しました。その内1羽の尻(上尾筒)にはおおきな「おでき」の病変が観察されました(写真左)。各個体の羽毛(主に尾羽)を採取し、
放射線の測定をしたところ、高い被曝、汚染が確認され、セシウム134, 137, 銀110m等が検出されました(写真中央と右)。 


  http://www.topics.or.jp/localNews/news/2013/08/2013_13771330879718.html より

 


  http://www.mbs.jp/news/jnn_2013309_zen.shtml

 

12日兵庫県上郡町の県道で41羽のツバメが死んでいるのが見つかりました。警察と県が原因を調べています。

 12日午前11時半ごろ、上郡町高山の県道でツバメが大量に死んでいると通行人の男性から通報がありました。警察によりますと、死んでいたツバメは全部で41羽で、道路上の64メートルにわたっていたということです。

 「完全に死んでいて、ほとんどが車に潰されていた。万一のこと考えて、鳥インフルエンザの検査」(兵庫県西藩磨県民局 堀川道信副所長)

 鳥インフルエンザの簡易検査は陰性だったということですが、兵庫県では引き続き国の施設などで鳥インフルエンザウィルスの遺伝子検査を行い、死因を調べるということです。(13日00:00)

 


日本野鳥の会HPより転載 http://www.wbsj.org/nature/research/tsubame/result2012_tsubame.html 

 経過報告:放射性物質の影響調査 

チェルノブイリ原発事故では、ツバメに部分白化や尾羽の異常が生じたことが報告されているため、当会では主に支部会員に呼びかけ、情報を集めました。その結果、ツバメの部分白化については全国平均で5.7%、尾羽の異常は3.1%の割合で発生していました。一方、福島では、部分白化の発生率が0.6%、尾羽の異常が0%。隣接する宮城県でも部分白化の発生率が6.5%、尾羽の異常が3.2%で有意に高くなる傾向は初年度の調査では、特には見られませんでした。
 しかし、2012年7月に、宮城県内で尾羽に異常のあるツバメが複数いるとの報告が寄せられ、巣立ち後の巣を持ち帰り汚染の有無を調べたところ、5巣中2巣から、それぞれ7,200、6,700ベクレル/kgと比較的高濃度の放射性物質が検出されました。今後ツバメの被曝の有無や繁殖率などについても地域を絞って継続的な調査をする必要があると考えています。

※ツバメへの放射性物質の影響について
 2012年3月23日には、環境省自然環境計画課により、福島第一原子力発電所から約3キロ離れた福島県大熊町で採取したツバメの巣から、1キログラム当たり約140万ベクレルの放射性セシウム(セシウム134と137の合計)が検出されたことが発表されました※1。
 1986年に発生したチェルノブイリ原発事故では、放射性物質の影響により、ツバメに部分白化や尾羽の不均一な個体が生じたことや、放射線量の多い地域では雛の数が少ない等の現象が報告されています※2。

※1出典:環境省自然環境計画課調査結果/3月23日発表による
※2出典:Moller, A. P. & Mousseau, T. A. 2006 Biological consequences of Chernobyl: 20 years after the disaster. Trends Ecol. Evol. 21, 200-207.

 

 


苫前グリーンヒルウィンドパークで 27トンの風車の羽根が丸ごと落下!【恐怖】

2013-09-07 | ニュース

http://www.hokkaido-np.co.jp/cont/video/?c=&v=592382198002

苫前町の風車の羽根落下で本格調査を開始 (2013/09/06) 


苫前町で風車の羽根が落下  9月06日 18時58分 NHK 

日本海側の苫前町の風力発電施設で、風車の羽根が丸ごと落下しているのが見つかり、運営会社では施設内のすべての風車の運転を停止して原因を調べています。
風車の羽根が落下したのは、苫前町の風力発電施設「苫前グリーンヒルウィンドパーク」です。
運営会社によりますと、5日午前7時前、施設の近くを通りかかった人から連絡があり、現場に駆けつけた社員が、風車1基の羽根が丸ごと外れて高さ45メートルの支柱の取り付け部分から落下しているのを確認しました。
羽根は3枚ついていて、1枚の長さが26メートル、重さは全体でおよそ27トンありますが、けがをした人はいませんでした。
風車はデンマーク製で、施設では同じ型の20基を使って平成11年から発電していますが、羽根が落下する事故は全国で360基余りを運営するグループ全体でも初めてだということです。
運営会社では、施設内のすべての風車と、道北の遠別町と浜頓別町にある同じ型の6基の運転を停止し、原因を調べています。
施設の保守点検を行っている「ユーラスエナジージャパン」苫前事業所の丹羽浩所長は「原因は現時点では見当がつかず、対策本部で究明していきたい。安全が確保されるまでは運転を停止する方針だ」と話しています。 


  (管理人より) 

また落下しましたね。NHKは悪質ですね。なんとなく「こんな事故は初めて」みたいな報道の仕方をしていますね。実際は今年に入って2度は起きてます。以下ご覧ください。↓

http://blog.goo.ne.jp/flyhigh_2012/e/e8bb73428072fbef5b95fa26c272a9bb

27トンもある羽。家庭用の扇風機でさえ羽が飛んだりしたら恐怖です。それなのに、あんな巨大な羽が落下って!けが人がいないからといっていいという問題ではありません。不可抗力で済ませては絶対いけないと思います。

http://www.nef.or.jp/award/kako/h12/00syo03.htm 

'99年11月に操業開始してますので、14年です。風車の耐用年数は17年とありますので、あと3年でどれだけ壊れるのか、恐怖です。

【おさらい

風力発電は「自然エネルギー」という言葉が使われているが、それらを電気に変える道具は工業製品。風車は小さなものでもポールが70m、羽が30m、合わせて100mの高さ。 羽の中はベニヤ、強化プラスティックでコーティング。石油の塊のようなもの。  

30mの羽が30tの重さ。3枚の羽をとめるナセル部分に50tの発電機。ポールが数百t。巨大な金槌を逆さに立てるようなものそれを支えるには、倒れないように40m四方深さ10mの穴を掘る。

風車一本は1億円~5.5億円。 ( ゜д゜ )

 

  

 

 

 

 

人がいないところでも鳥が飛んでいくので立ててはいけないと思う!

日本は台風の通り道、竜巻も起こる。本当にもうやめてください。

なんでも品質管理できるという傲慢な考えはやめてください。 

 

 


燃やして減らせの鮫川村焼却炉も、郡山下水汚泥焼却施設も、空に毒を撒き散らす愚かな行為!

2013-09-05 | 放射能汚染

 http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukushima/news/20130901-OYT8T01041.htm  より 


 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130831-00000014-fminpo-l07

9月上旬、本格稼働 郡山に汚泥減容化焼却施設が完成

福島民報 8月31日(土)11時36分配信

 東京電力福島第一原発事故の影響から下水汚泥がたまり続けている問題で、環境省が郡山市の県県中浄化センターに設置した減容化焼却施設の落成式が30日、同浄化センターで行われた。9月上旬に本格稼働する。 
 同省や地元自治体、工事関係者らが出席した。井上信治副大臣が「地元の不安を払拭(ふっしょく)し、一日も早く震災前の暮らしを取り戻したい」と式辞を述べた。村田文雄副知事が「汚泥が減少することで、目に見える形で復興を感じてもらうことができる」と完成を歓迎した。点火式では同センター供用エリアの郡山、須賀川、本宮、鏡石、矢吹の5市町の首長らを交えてボタンを押した。 
 施設は焼却で汚泥の重量を約20分の1に減容する。臭いも防げる。一日当たり90トン処理できる。 
 同省は「指定廃棄物」となる放射性セシウム濃度1キロ当たり8000ベクレル以上を含む汚泥とその覆土合わせて約1万5千トンを年度内に焼却する。基準を下回る汚泥の処理については未定で、井上副大臣は「県と協議したい」とした。  


(管理人より) 郡山市の下水処理汚泥の放射性物質濃度を見てみます。

http://www.city.koriyama.fukushima.jp/upload/1/4801_torikumi7_higai.pdf  3pより

http://www.city.koriyama.fukushima.jp/upload/1/2061_kaiken0601.pdf  4pより

 http://www.excite.co.jp/News/science/20120229/Fujiyama_water_2478.html  より

2012年2月24日、福島県は郡山市の県中浄化センターで下水処理時に発生した下水汚泥の「溶解ダスト」から

1キロ当たり247万ベクレルの高濃度放射性セシウムが検出されたことを発表した。
(参考:放射性汚染された浄水場汚泥9万2000トン、下水汚泥、焼却スラグ2万7000トンの処分先がない
image from 福島県下水道公社

この高濃度放射性セシウムが検出された「溶解ダスト」は下水汚泥を脱水し高温で溶かした粉塵である。同センターによると、5月に回収した溶解ダストから検出された数値であるという。

溶解ダストの量は58トンであり現在は飛散を防ぐため、30センチ厚のコンクリート製の箱に保管し、敷地内の格納庫に置かれている。付近は立ち入り禁止となっており、安全には十分配慮を行っているとのことである。

 


流域下水道終末処理場における放射性物質を含む下水汚泥等の状況について(8月15日更新)

溶融スラグ・ダストの放射能濃度推移表・グラフ(H23.4.28~H25.7.31)

http://wwwcms.pref.fukushima.jp/download/1/gesuidouka_kenchu_youyu250815.pdf

 

 

 


今年になってからも28567ベクレル/kgの下水汚泥が出てます。桁違いです。

これを24時間、90トン燃やし続けるわけです。

燃やせば量は減っても濃縮してさらに始末に負えない粉塵が出てしまうということにどうか気づいてください!

燃やせば、煙突からバグフィルターから漏れた放射性のPM、目に見えない微粒子が周囲に飛散します。もう住むのは無理です。住めば下水汚泥が必ず発生する。

完全に「減容化」という名前で、国が公害を引き起こしています。環境省のHPを見ると驚きます。 

環境省で実施している実証事業というサイトをご覧下さい。⇒ http://shiteihaiki.env.go.jp/04/01.html 

どれも根っこは同じです。「薄めて燃やせ」 「燃やして減らせ」です。

 

★環境省の排ガスの検査がインチキ検査だという証拠⇒http://youtu.be/up-tKf9MlPw

★バグフィルターの危険性を知らせてない⇒バグフィルターで99.9%除去できる保証 試験はしていない!!


市民に気づかれないと思っているのでしょうか? 環境省、郡山、須賀川、本宮、鏡石、矢吹の5市町の首長が白い手袋をして点火ボタンを押す写真↓

みなさん、この人物をよく覚えておきましょう。責任をうやむやにしてはいけません。復興じゃなくて公害!

排ガスのインチキ検査やバグフィルターの危険性を

隠蔽する行政の人たち↓ 

 


これは鮫川村の皆さんに現地で、焼却の危険性をお知らせするために作られたチラシ文です。とても参考になりますので掲載します。

福島から九州へ避難された方が、福島のために判断材料を集めて、自分の頭で考え作り鮫川村で配られたチラシです。


鮫川村の皆様へ

お盆明けから、8000bq/kgの放射性物質の焼却がはじまります。
始まる前に、もう一度、考えていただきたく、このチラシを配布いたします。

環境省は、焼却炉の排ガスを測定するということで、皆様を説得したと思いますが、「濃度」で安全とされるモノを「量」で表したら、どのぐらいになるかをご存知でしょうか?

私が避難している北九州市の発表(H12年度)では、「排ガスは基準値内」ですが、それを「量」で表すと、1m3あたり3.1トンの灰じんが大気中に放出されています。

北九州市では100bq/kgの放射性物質の焼却で、焼却炉から10km離れた所に住むかたの着けていたマスクからセシウムが検出されました。

また、焼却後100件を越す健康被害の報告がありますが、その声は握りつぶされています。

たった、100bq/kgの焼却でも、体の弱い順に被害が出ることを知って下さい。

私は、北九州市の焼却場から2kmのところに住んでいます。こんなに直ぐそばに焼却場があるとは知らずに避難してしまいました。

結果、12か月咳が止まりません。初めて、この歳(48)で「喘息」です。

放射性物質の焼却以前に、焼却炉がとても危険であるという事実を知って下さい。

海外の報告書には、日本とちがって、焼却炉の危険性を報告した文献がたくさんあります。

環境省や行政が住民を守ってくれるという幻想から目を覚まして「事実を自ら調べてください。」

本当に安全であれば、「なにか村民の体に異常、異変があった場合、焼却炉の運転を止め、健康被害を認める」という、「公害防止協定書」をきちんと締結する筈です。

できないのは、世界で初めての経験だからです。

わたしから、皆さんにお伝えしたいのは、テレビ、新聞の「報道」に、私が見てきた事実が載っていないということです。

パソコンで調べることが出来る人と、テレビ、新聞からしか情報を得ない人々との情報格差を、行政はきちんと計算しているということです。

まず、排ガス濃度を「量」で示すように、行政に「質問」してみましょう。

色々ごまかし、決して量を具体的に示しません。

最後に、「排ガス濃度は、煙突の数を増やせば、濃度規制をクリアできる」すなわち、どれだけ、大気中に放射性物質が排出されようと、事業者(環境省)は数字合わせが出来るわけです。

パソコンで検索できる方は、是非wonderful world を見てみてください。

私のブログには、健康被害の報告書もあります。 「北九の子供を守るネットワーク」で検索してください.

 


【必見】9/2に出された環境省の鮫川村焼却炉爆発事故の第1次事故報告書に対する樗木博一氏の見解 

2013-09-03 | 放射能汚染

 

 

(管理人より)

http://wonderful-ww.jugem.jp/?eid=879 事故報告書

9/3ジャーナリスト山本節子さんのブログが更新されました。当ブログでは、動画や画像を盛り込んで全文転載させていただきます。


<山本節子さんのブログ引用ここから> 

鮫川村焼却炉爆発事故からわずか四日後、環境省は何と「一次報告書」を出していました。http://shiteihaiki.env.go.jp/pdf/q5_samekawa_130902.pdf

村民に事故があったことを伝えもしなかったくせに、これはまた何とすばやい。もちろん、これほど「拙速」だと、中身も予想できます。下はその初めの部分。下線山本。



ね? 原因は「炉の欠陥」ではなく、「人災」だと言ってる。でも、矛盾してない?可燃性ガスが漏れていたなら、主灰だって漏れていたはずでは?可燃性ガスだけなら、なぜ爆発音が二回だったの? そもそも、ガスは排気塔の方へ行く設計じゃなかったの?

 この事故について、樗木博一氏の見解を、その了承を得た上で掲載します。

彼は鮫川焼却炉の排ガスを直接測定しようとして、日立と環境省に拒否された技術者です。彼の「提案」ビデオはここ→http://youtu.be/up-tKf9MlPw


鮫川村焼却炉爆発事故原因究明についての私の考えをお知らせします。
ご参考になれば幸いです。

 
1.爆発の原因者であり、施設管理者でもある環境省・日立造船に爆発原因を調査させるのがそもそも間違っています。本来であれば、消防、警察とが現場保存がなされている状況で立ち入り、調査すべきです。消防、警察で技術的に手に負えなければ、消防、警察から第三者の信頼できる研究機関に調査依頼を出すべき事柄です。
 
2.爆発原因調査方法(案)
現場保存がなされている場合の仮の話です。粉塵爆発であることを確認する調査としては下記ようになると思います。
(1)現場状況写真の撮影
  焼却炉、焼却炉から焼却灰が排出される箇所、コンベア機構を収納したダクトの
 外側およびダクト内の状況  (ダクトにさわらないで撮影可能な範囲)
 
(2)運転中において焼却炉から焼却灰(高温)が排出されることの確認
   ・日立造船の設計者の事情聴取

   ・焼却炉の試運転による確認
 

*IWJのインタビューに答えて、環境省の作業服を着た方が、毎朝運転前に焼却灰

を抜き出す作業をしているが、炉の構造上、抜きだす棒(シャフト)と炉の間に2mm~3mmの隙間があり、運転中も焼却灰が少量出てくるといった説明をしていました。http://www.ustream.tv/recorded/38002527
 (鮫川村 廃棄物焼却炉  事故現場確認 (37:04) 2013/08/21:41)
 

※17:18から現場確認↓ 画像はキャプチャーです。クリックしてください。 

(3)ダクト内残存物、コンベア機構付着物、ダクト内壁の付着物調査

 付着物は焼きついていると予想されるので、ダクト、コンベア機構は現地で取り外 して検査機関まで運び、そこで、分析用サンプルを作るため、切断し、
  ・光学顕微鏡、SEM(Scanning Electron Microscope、走査型電子顕微鏡)による付着状況写真、付着物自体   の形態写真の撮影を行う。
  ・イオンクロマトグラフでの成分分析を行う。

*粉塵爆発によって高温になった焼却灰が、ダクト、コンベア機構に焼きついているのが確認されると思います。


3.環境省・日立造船がどの程度の分析能力・技術的能力を持つ人材をかかえ ているのかわかりません。原因究明などできない可能性もあります。また真の原因究明を行って公表した場合、焼却炉の構造問題に波及し、簡単には運転を再開できないことになるので、運転再開を急ぐため、別の理由をだしてくる可能性もあります。

 
4.環境省の報告書(下記)を見ました。
 
*****第1次報告の概要(抜粋)**************
これまでの調査の結果、当日の朝、主灰を排出する際に開放するゲー ト(ゲートシリンダ;焼却炉の下部に位置する)を閉め忘れたことな どから、焼却炉を回転させる軸の隙間から可燃性ガスが少しずつ漏れ、 主灰コンベア内に滞留し、着火したことが原因と考えられます。
******************************
 
 上記のように、やはり、真の原因究明などできないので、すぐに運転再開ができるストーリーになっています。

5.こわれた部品を新規に製作して交換するだけであれば、8月29日に事故が発生 してから2週間程度で運転が再開されるものと思われます。予備部品があればもっとはやくなると思います。 

 これで、日立がなぜ事故を消防にも警察にも届けなかったか、村での報告会を中止したのか、報道統制しているか、よくわかります。私も、この事故は粉塵爆発であり、それはシステムそのものの構造的欠陥による、従って、今後も常に同様の事故の危険性はある、と考えていますが、現段階でこうだから、この先、もっともっとウソを積み重ねることでしょう。鮫川村民、どうする気よ。2013.9.3

 <山本節子さんのブログ引用ここまで>


 (管理人より)

鮫川村問題は西日本に住んでいる私たちにとって、遠いところの出来事ではありません。福島第一原発は収束など一切していませんので、これから先もどんどん、放射能汚染物が出てきます。それを、「減容化」の名のもとに小型焼却炉をバンバン作って汚染物を薄めて燃やそうという国の姿勢ですから、日本中どこに高濃度放射能廃棄物が運ばれてもおかしくはありません。運んで儲けようという業者はいます。

今回の焼却炉が日立造船製であることから、焼却炉メーカー=原子炉メーカーというのも、知る必要があります。ああ!マッチポンプ丸出し!

この環境省の第一次報告書を読んで「目視と線量で判断する?そんなアホな!」と思いました。「放射性微粒子は目には見えない」ということを、市民が知らないとでも思っているのでしょうか!「線量に反映していなければ放射性物質はないということ」と北九州の環境局職員も平気で嘘を付きます。 樗木博一氏の言われるように、精密に分析、検査しなければ何もわからないと思います。

「ごく少量」でも灰が拡散すれば、その灰の中にどれだけの放射性物質があるかわかりません。空気中に浮遊塵として舞っていれば、吸い込んでしまい内部被曝を引き起こします。どんなに微量であっても決して安全ではないのです。

気のせいではなくて微粒子があるかないか物理的な問題です。

 

 

 


高濃度汚染水流出問題 ニュース動画まとめ 24兆ベクレルが漏出。ボルトはサビサビ! 

2013-09-02 | 放射能汚染

ニュース動画を上から時系列に並べました。

 

 


 汚染水漏れ:「タンク、金かけず作った」協力会社会長証言  

毎日新聞 2013年08月25日 07時40分(最終更新 08月25日 09時24分)

地盤沈下が原因で移設されていたことが明らかになった東京電力福島第1原発の汚染水タンク。高濃度の放射性物質を含んだ汚染水約300トンの漏出は、この移設が原因なのか−−。廃炉作業に参加している東電協力会社(福島県いわき市)の会長(72)は毎日新聞の取材に「タンクは工期が短く、金もなるべくかけずに作った。長期間耐えられる構造ではない」と証言した。

 同社は事故前から原発プラントの設計・保守などを東電から請け負い、同原発事故の復旧作業では汚染水を浄化して放射性物質を取り除く業務に携わっている。このため汚染水を貯留しているタンクを設置したゼネコンともやり取りがあり、内部事情に詳しい。

 会長が東電幹部やゼネコン関係者から聞いた話では、今回水漏れを起こしたタンクは、設置工事の期間が短かった上、東電の財務事情から安上がりにすることが求められていた。タンクは組み立て式で、猛暑によってボルトや水漏れを防ぐパッキンの劣化が、通常より早まる可能性も指摘されていたという。

 会長は「野ざらしで太陽光線が当たり、中の汚染水の温度は気温より高いはず。構造を考えれば水漏れは驚くことではなく、現場の感覚では織り込み済みの事態だ。現場の東電の技術スタッフも心配はしていた」と明かす。

 現在、タンク内にあるのは原子炉を冷却した汚染水から放射性セシウムを除去した汚染水。今回のような事態が続くと住民感情が悪化しかねない。会長は「そうなれば廃炉作業への影響も出る。政府が前面に出た上で、早く敷地内への地下水の流入を防ぐ抜本的対策を講じるべきだ」と強調した。【袴田貴行】

http://www.47news.jp/CN/201309/CN2013090101001635.html より

 


東京電力報道配布資料より   

9/2 福島第一原子力発電所構内H4エリアのタンクにおける水漏れに関するサンプリング結果  より

 9/2 H3エリアタンクで確認された高線量箇所について 

 

 

9/2 福島第一原子力発電所タンクパトロールの結果について

 

 

 


(管理人より) 地球に生きている生き物みんなの海なのに、日本人が海に300トンもの高濃度汚染水を流しました。この高濃度汚染水は1リットルあたり8000万Bq。 合計24兆ベクレルが漏出。

ついに日本は環境犯罪国家になってしまいました。太平洋を死の海にしてしまう責任は誰がとるのでしょうか?

原子力規制委員会は21日、漏洩量に鑑みこの事故を国際原子力事象評価尺度(INES)の「レベル3(重大な異常事象)」に該当すると判断しました。

日本はレベル7+3=レベル10 と言うべきと思います。なぜ同じ場所の出来事なのに分けるのか?原発事故が原因なのだから一緒にしていいと思いますが評価尺度まで過小評価したいんでしょうね。泣けてきます。

いい加減自覚したほうがいい。 史上初の世界最悪のレベル10の事故が起きた国、日本。環境犯罪国家、日本。

タンクのフランジは溶接せず、ボルトはサビサビになっていた。

http://iwj.co.jp/wj/open/archives/99413 によると タンクの耐用年数は10年、それが350基、1基数千万円。

 


 

http://jp.wsj.com/article/SB10001424127887323748004579049691692584928.html?mod=JWSJ_EditorsPicks より

毎時約1800ミリシーベルトで、もう1カ所は1700ミリシーベルトだった。この線量は2011年3月11日に同原発が津波に襲われた直後からの測定値の中で最も高い部類に入る。東電によると、人間がこの線量を浴びると4時間以内に死亡する。

 


 

http://www3.nhk.or.jp/fukushima/lnews/6054211601.html

8月31日にH3エリアのタンクで計測された最も高い1時間あたり1800ミリシーベルトという放射線量は、ベータ線と呼ばれる放射線によるものがほとんどで、防護服などで遮へいすることができますが、直接、皮膚に触れると重い熱傷を引き起こすほか、目の場合は、白内障などの障害につながるおそれがあります。
国の規則では、作業時の目の水晶体の被ばく限度は年間150ミリシーベルトと定められていて、1800ミリシーベルトはこの限度に5分で達する、極めて高い値です。

 


 

http://www.tepco.co.jp/cc/press/2013/1230178_5117.html

平成25年8月31日
東京電力株式会社

 本日(8月31日)午前9時45分頃、福島第一原子力発電所6号機Fタンクエリアにおいて、ドラム缶の移動作業に従事していた協力企業作業員が体調不良を訴えたため、入退域管理棟救急医療室にて医師の診察を受けておりましたが、医師により緊急搬送の必要があると判断され、同日午前10時46分頃に救急車を要請しました。
 
 なお、当該作業員に身体汚染はありませんでした。病院の診断結果については、わかり次第、お知らせします。

  

 

 


鮫川焼却炉問題連絡会 より続報 いまだに新聞テレビが伝えないのはなぜなのか?

2013-09-01 | 放射能汚染

 (管理人より)鮫川村焼却施設爆発問題 続報です。鮫川村焼却炉問題連絡会からのML情報を転載します。

緊急時の対応として必要な時には防災無線を使うと書いてあるのに、使ってなかったんですね…驚きました。爆発事故で使わなかったら一体いつ使うんでしょうね。どう考えてもせめて素早く全戸に通じるまで電話連絡すべきです。

9/2(追記) ニュースがありましたのでどうぞ。これだけなのかどうかわかりません。

現地住民の方は公害防止協定書を知っているのでしょうか?

爆発事故があったというのに、公害防止協定書締結なしで再稼働させるなんてありえません!


 

 

◇◆転送・拡散希望◆◇

皆様 お世話になります。

爆発から3日目、事故の詳細は一向に伝えられず、環境省は「焼却灰は飛散していない」としながらその証拠も見せず、事態収拾を図り再稼働を目論んでいると見られます。

①施設は構造上の欠陥があること、

②住民避難対応ができないこと

が露呈し施設再開は無理だということを強く訴えるチラシを作成しました。本日村の新聞に折り込みます。

拡散していただければ幸いです。 

鮫川村焼却炉問題連絡会 

◇◆ここまでです。◆◇

 鮫川焼却炉問題連絡会結成!

*当会は30日村に対し緊急要請を行いました。この模様と事故現場の映像がインターネットで見られます。


村への緊急要請 http://twitcasting.tv/hatakezo/movie/18635537

事故現場 http://twitcasting.tv/hatakezo/movie/18640341