ブログ「風の谷」  再エネは原発体制を補完する新利権構造

原発事故は放射能による公害。追加被曝阻止⇒放射性廃棄物は拡散してはいけない⇒再エネは放射能拡散につながる⇒検証を!

三井化学岩国大竹工場の倉庫と周辺の放射線量は、毎時0・44~9・31マイクロシーベルト

2012-04-28 | 三井化学大竹工場爆発問題 

劣化ウラン保管、地元は初耳   '12/4/27中国新聞 http://www.peeep.us/5033a5b6

 山口県和木町の三井化学岩国大竹工場の爆発事故で、工場内に放射性物質の劣化ウランが保管されていたことをめぐり、住民から不安の声が上がっている。工場から自治体への報告義務がないため、同町と岩国、大竹両市は保管事実を知らなかった。和木町は岩国、大竹市とともにコンビナート事故対策に向けた協議会を設置し、情報共有などの検討を始める。

 文部科学省は原子炉等規制法に基づき、全国の企業や研究施設から保管状況の報告を毎年受けている。同省のホームページに保管状況を掲載。しかし、企業などが自治体に連絡する法律上の義務はない。

 事故発生の22日、同社は午前8時50分からの記者会見で劣化ウランの保管を公表。3市町は「事故後の会社の発表で知った」としている。岩国市の共産党市議団は26日、「会社から住民側への報告がなく、不安を与えている」とし、市に実態調査や対策を申し入れた。

 同社によると、劣化ウランはステンレスで二重になっている200リットル入りドラム缶で3379本分。事故現場から北西約500メートルの倉庫に保管している。繊維原料の製造過程で1968年から73年までウラン酸化物を含む触媒に使用していた。同社はその触媒をドラム缶に保管している。

 22日の事故で倉庫の窓ガラスが割れたが、ドラム缶に損傷はなかった。同社によると事故から約7時間後の午前9時から9時半にかけて調べた倉庫と周辺の放射線量は、毎時0・44~9・31マイクロシーベルト。3月28日の毎時0・22~9・31マイクロシーベルトとほとんど変わっていないという。

【写真説明】Aは劣化ウランを保管する倉庫、Bは爆発現場(撮影・山崎亮)

 

 

 

 

下の航空写真地図は画像クリックでグーグルマップにとべます。赤丸は劣化ウラン倉庫。


 

中国新聞のニュースが削除されると困るのでコピペしました。下の地図(航空写真)は私が作ったものです。

私が電話した時には、担当者は「倉庫と周辺の放射線量は、毎時0・2マイクロシーベルト」と言ったのに、中国新聞記事には「倉庫と周辺の放射線量は、毎時0・44~9・31マイクロシーベルト」とかいてある!もうこの時点で数字に違いがあります。電話口で少なめに伝えたとしか思えない。すべて都合の悪いことは過小評価でいくという、隠蔽体質が早くも出ていますので、ネットでできる限り数字を調べていきます。

 

 

岩国市の新しくできたモニタリングポストは岩国健康福祉センター(赤A)というところにあるようです。今回の事故の現場からは3㎞ぐらいでしょうか↓ 

 

武田教授が言われていましたが、「三井化学 岩国大竹工場爆発事故について(万が一)ウランが飛散してもウランの放射線は弱く、α線なので測定はなかなか困難。但し、微量でも肺に入ると問題が起きます。だから「線量率は低い」は「安全」とは無関係」 

「事故から約7時間後の午前9時から9時半にかけて調べた倉庫と周辺の放射線量は、毎時0・44~9・31マイクロシーベルト」は、私は安全とは言えないと思います。調査に行く人はN95またはN100マスクをすべきと思います。

 

追記 上の記事は、ネット上で調べることができた範囲で、書いたり、コピペしたりしています。ソースも貼っています。判断材料です。この記事のタイトルに関しては新聞から抜粋したものです。

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結局どれだけの劣化ウランが三井化学大竹工場にあったのか?

2012-04-27 | 三井化学大竹工場爆発問題 

http://www.jca.apc.org/DUCJ/DUwatch/DUW2-6.html

劣化ウラン研究会のニュースクリップ

劣化ウラン200トン 化学メーカー4工場に眠る
 8月27日付けの日本経済新聞によると、1960年代後半から70年代前半にかけ、化学メーカーで触媒として用いられた劣化ウラン約200トンが、今も国内の大手4社の敷地内に、貯蔵されたままになっているという。
 劣化ウランは、原子炉等規正法に基づき厳重に管理されており、国際原子力機関(IAEA)の査察も受けている。これまでに放射能漏れなどの事故は起きていない。
 約68.8トンを貯蔵している住友化学工業は、「工場内に占める管理区域はごくわずかで、保管状況のチェック費用も年間数万円から数十万円程度」というが、「核燃料物質なだけに、早く処分したい」と、三井化学(約71.1トン)、昭和電工(約44.5トン)、旭化成工業(約8.5トン)とともに口をそろえる。
 国の原子力委員会は今年3月、ようやく触媒用劣化ウランの処分方法の検討に入り、年内には基本方針をまとめたいとしているが、処分を始める時期のめどはたっていない。

文科省 別表2-3 平成20年度放射性廃棄物管理状況
(核燃料使用施設:政令第41条非該当事業所)
 → http://www.mext.go.jp/a_menu/anzenkakuho/news/genshiro_anzenkisei/__icsFiles/afieldfile/2009/09/07/1284216_3.pdf

 (1本200リットル容器換算) 

 157  三井化学㈱ 大阪工場  大阪  1,889 本

177   三井化学㈱ 岩国大竹工場 山口  3,379 本

187   三井化学㈱ 大牟田工場  福岡  0 本


 

文科省PDFを見ると、日本全国に保管されている放射性廃棄物があまりにも膨大ですので、とりあえず三井化学だけ調べます。

合計で5268本 200リットル×5268本=1053600リットル 

三井化学に保管されている廃触媒のうち何パーセントが劣化ウランかわかりません。

http://www.eic.or.jp/news/?act=view&serial=10534

↑千葉のチッソに保管されていたものと、三井化学のが同じ%かどうかはわかりませんが、仮に同じと仮定して

33本で7650kg=7.65トン  5268本で 1221218 kg=1221.21 トン そのうち 劣化ウラン122121キログラム=122トン

※千葉のチッソに保管されている廃触媒は、ポリエチレン樹脂製の内筒を鋼製ドラムで外装した200リットルのケミカルドラム33本に収納され、総量は7,650キログラム。うち劣化ウランは765キログラム含まれている。 

計算が合いませんので、三井化学大竹工場(安全環境グループという課0827-53-9105)に電話して引き続き追及してみようと思います。

劣化ウランは重金属毒性 放射性 の2つの毒性がある最悪の物質です。

このような恐ろしいものが、自分が住んでいる地域に放置されていることに目をつぶって生活は成立しません。

ニュースで「劣化ウランは異常なし」という言葉をやや信じてしまったのは、私の「そうであってほしいという」心理の安全性バイアスが働いたのではないかと反省しました。↓画像はニュースの静止画像です。あえて止めています。動画だと流れてしまうからです。福島原発と同じぐらいボロボロです。

 

福島第一原子力発電所の爆発事故の際「3号機の格納容器の健全性は保たれている」という枝野の言うことを皆が信じて、結局メルトダウンしていたということを思い出せば、今回の三井化学のニュースの「劣化ウランは異常なし」というのも信じていいかどうか。調べなければならないということです。

この記事を読んだ皆さんも、官庁や工場、県議会議員、岩国市議会議員、和木町町議会議員などに直接電話して、あらゆる方向性から調査を要求しましょう。党派は問いません。真剣に動いたところをお知らせください。

とりあえず倉庫のまわりの空間線量だけ測って「安全」ということでごまかされてはいけません。細かい調査が必要です。実態を隠蔽させないように市民の声をあげましょう。

他にもあるかもしれませんが素人が思いつくことを書いておきます。

 

・事故調査委員会に 経済産業省 原子力安全・保安院 を入れるなら、市民の推薦する学者・有識者も入れるべき。

・劣化ウランは、いつどういう目的でどこから買ったのか。

・放射性物質が入ったものを触媒として使うことの企業としての不見識さ。管理のずさんさ。

・ドラム缶の素材・保管方法

・劣化ウランの含まれる割合。結局どれだけの劣化ウランが三井化学大竹工場にあったのか。大阪の工場はどう管理しているか。

・保管にあたって専用倉庫の放射線量測定をどのぐらいの頻度でしていたのか。核種の調査はしたのか。

・放射線取扱主任者は何人いるのか、だれなのか。

・放射線管理区域になっているのか。

・放射能・他化学物質の土壌検査をするのか。(倉庫周辺、近隣住宅地域、畑など)

・今後、保管方法などどうするつもりなのか。専門施設へ移すことはしないのか。

・HP上にいつでも見れるよう動画をつけて情報公開を。

・周辺住民の健康調査をするのか。

 

http://jp.mitsuichem.com/index.htm

http://jp.mitsuichem.com/release/attention_2012/index.htm

 三井化学大竹工場↑HP 社長は田中稔一氏。2009年6月24日に三井化学株式会社代表取締役社長に就任 

↓問い合わせの場所は全国各地にありますので混んでいたらどこでもお近くにかけましょう。

TEL:03-6253-2100 三井化学株式会社 IR・広報部

 http://jp.mitsuichem.com/contact/index.htm

http://jp.mitsuichem.com/csr/rc/promotion/pdf/iwakuni.pdf

 


 

お知らせ 5/16(水) 木下黄太さんを囲む夕べ in 宇部

とき:2012年5月16日(水) 午後6時開場、6時半開演~9時終了

ところ:ヒストリア宇部  イベントホール(150人)  http://www.historia-ube.jp/ 
    宇部市新天町一丁目1番1号  TEL.0836-37-1400 FAX.0836-37-1401

参加費:一般900円 大学生500円 高校生以下100円 

参加には予約が必要です(電話・メールで、お名前・ご連絡先・参加人数をお知 らせください) 
託児 要予約(氏名・年齢をお知らせください)
懇親会参加 希望の有無 


主催:木下黄太さん講演会実行委員会
問合せと申込み 電話 080-6331-0960  (安藤:小出裕章さんのお話を聴く会)  
メール:http://blog.goo.ne.jp/flyhigh_2012  「メッセージを送る」をご利用ください

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三井化学大竹工場に電話して、劣化ウランについて質問しました。

2012-04-25 | 三井化学大竹工場爆発問題 

http://jp.mitsuichem.com/corporate/group/domestic_05.htm

私は、昨日、元化学プラント技術者の方にお会いして、このたびの三井化学大竹工場の爆発事故について尋ねたところ、「使用中の劣化ウランがプラント内にあれば、爆発でどうなっているかわからないといわれたので、今日、三井化学大竹工場 安全環境グループという課に電話してみました。

「使用中の劣化ウランがあったのではないのか」という問いには「保管しているだけで使用中のものはない」という回答でした。

他に「保管している劣化ウランのドラム缶に損傷はない。倉庫の境界をサーベイメーターではかった、0.2マイクロシーベルト/時だった。官庁が確認した。もし何かがあったら会社が責任を取る」と回答。

「3000本の危険な放射性廃棄物のドラム缶を山口県においていていいのか、40年前にそれを触媒として仕入れた人の責任は?」ときいたところ

「1年ぐらい前から他の場所へ移すことを検討していたがこういう事故が起きた、責任がたらい回しされているという指摘はその通り」

40年前ぐらいに仕入れた使いもしない放射性廃棄物のドラム缶を、3000本も置いていることの危険性、企業としてのモラルのなさを指摘しました。「安全環境グループ」というなら、山口県の海や山や水を汚す可能性のあるものを、爆発の危険が常にあるところに何十年も放置してはいけないと思います。広島まで爆発がわかるほどの大事故。周辺住民にはプリントが配られたようですが、周辺県民に事故の経過、原因などが知らされていません。被爆地ヒロシマのすぐ隣にこのようなものを放置しておくこと自体おかしなことです。

私は、昨年夏から、放射性物質が保管してあることを知っていたので三井化学大竹工場の危険性を指摘していました。周南の東ソーの事故の際も、三井化学大竹工場のことがずっと気になっていました。

「安全環境グループ」といいながら、呆れることに担当者は岩国にあるモニタリングポストのことすら知りませんでした。

そのうえで、私は、会社のHPに、事故後のドラム缶の検査の様子を画像や動画でアップするように言いました。そして、周辺の土壌の放射能検査もきちんとやって数値を情報公開するように強く言いました。

 電話口からは、周辺住民、県民、そして関東の汚染地域から避難してこられた方たちに、被害や大きな心痛を与えたことがわかっている態度には思えませんでした。

 

山口県は福島原発の事故による、放射性物質の降下を、奇跡的に免れた地域です。この地を汚せば、日本中の人が何世代も病気で苦しむことになります。画像赤丸は学校・幼稚園などです。放射性物質以外の有毒化学物質の漏えいがないのか調べてほしいです。企業が隠ぺいしないように情報公開を求めます。

三井化学だけでなく、化学プラントは、触媒として劣化ウランなどの放射性廃棄物を使わないでほしいと心から思います。

 

【お知らせ】 

 

5/16(水) 木下黄太さんを囲む夕べ in 宇部

とき:2012年5月16日(水) 午後6時開場、6時半開演~9時終了

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参加費:一般900円 大学生500円 高校生以下100円 

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県内に3379本もの劣化ウランがあること

2012-04-22 | 三井化学大竹工場爆発問題 

三井化学工場で爆発、1人死亡…周辺住民も負傷

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120422-OYT1T00108.htm

爆発が起きたのは、自動車のタイヤなどに使う接着剤・レゾルシンを製造する「RSプラント」だそうです。

文部科学省の資料平成22年度平成22年度下期放射線管理等報告についてによると 、三井化学㈱岩国大竹工場には3379本もの放射性廃棄物(触媒用劣化ウラン)がありました。

私は昨年3.11の地震の際、千葉県で起きたコンビナート火災を思い出しました。すぐ近くにあったチッソ敷地内に劣化ウランが保管されていて、その倉庫の屋根が類焼して、大変危険な状態にあったことが何か月か経って後からわかりました。あのときは実際にはチェーンメールが出回ったりして、行政やテレビや新聞にネットのデマと決めつけられ、ネットはデマが多い、信じるなというキャンペーンに、ちょうど利用された感じもありました。結局、屋根が焼け落ちていたことも、ネットニュース上に少し出ていただけでした。訂正の記事は見かけませんでした。うやむやにされた状態です。新聞・テレビしか見ない人は知らないかもしれません。

今回も、実はこうだったということが出てこないことを祈ります。劣化ウランは現場から400m離れた所にあったそうです。今の所は放射性物質による周囲への影響は確認できていないとの事。線量としてはそう高くなっていなかったようですが、周辺80世帯でガラスが粉々になったほどの事故。放射性物質や他の化学物質の漏えいも気になります。

そもそも、自分たちの住む県に、そんなに大量の危険な放射性物質が詰まったドラム缶が3000本もあることが恐ろしいです。宇部市もケミカルプラントがたくさんあります。触媒として、放射性物質を敷地内に持っているのかいないのかどうか、その他の管理がどうなっているのか、心配です。周南の東ソー、岩国の三井工場、に続いて宇部でもということにならないよう、まず、市民全体に情報公開すべきです。

「燃えてなくてよかった」では済まされません。次にこのようなことが起きないように対処するのはもちろんのこと、劣化ウランが兵器によって使用されたらどうなるか、その危険性を知る必要があります。環境中に、放射性物質がまき散らされるという点では、原発事故も、劣化ウラン弾も、工場保管の劣化ウラン放射性廃棄物が燃えたとしても、同じ悲惨な結果を招くということを知らなければなりません。

核のゴミ・死の灰・そんな危険なものは再利用しないでほしいと心から思います。

イギリスのBBC放送が、4日、イラク戦争でアメリカ軍による劣化ウラン弾が多用されたイラクの首都バグダッドの西郊、ファルージャで、出生異常が相次いでいる現状を報道した。

 

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震災がれき広域処理に対する海外からの専門家の警告に耳を傾けて下さい

2012-04-22 | 震災瓦礫問題

 

ガンダーセン博士は元GEの技術者。アメリカ70基の原発建設にかかわった方です。クリス・バズビー博士は低線量被爆について20年以上研究しています。お二人とも来日されて、測定や講演会、取材、会見など、日本に住む人たちに警告を発しました。

この動画は、彼らの震災がれき広域処理についての意見を7分で編集していて、見やすいのでぜひご覧ください。


 

アーニー・ガンダーセン博士

アーニー・ガンダーセン(Arnie Gundersen) 博士は、エネルギー・コンサルティング会社フェアウィンズ・アソシエーツのチーフ・エンジニアで原子力撤廃論者。ガンダーセン氏は、3号機が核爆発であった可能性をいち早く指摘しており、4号機は広瀬隆氏との対談で「4号機の核燃料プールは、今も日本列島を物理的に分断するほどの力を持っています。震災時、このプールには炉心数個分もの使用済み核燃料が入っていたのです。大気圏内で行われた過去の核実験で放出された総量に匹敵するほどの、放射性セシウムが眠っています。」(週刊朝日 2012年3月16日号)と、現在も極めて逼迫した危機状況にあることを訴えている。

クリス・バズビー博士

クリストファー・バズビー(Christopher Busby)博士。ECRR(欧州放射線リスク委員会)科学技術部長。バズビー博士は(バズビーおよび「欧州放射線リスク委員会」とは関係が無い)ベラルーシの医師・病理解剖学者バンダジェフスキーの研究を引用している。バズビー博士は「日本政府がICRP(国際放射線防護委員会)の基準を盾にとって、『年間20mSv(ミリシーベルト)までの被曝は安全』と主張しているのは、言語に絶するほど間違っている。ICRPのリスク・モデルはもともと1952年に作られたもので、その基準は軍需産業が核実験を正当化するためのものです」と述べ、ICRPのリスク・モデルの問題の一つは内部被曝の危険性を過小評価している点 としている。


 

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山口県のモニタリングポストが増えました!それでも5か所!

2012-04-21 | モニタリングポスト

山口県のモニタリングポストが全部で5か所になってました。県のHPをみても、わかりにくかったので、個人の方のサイトを2種類ご紹介します。

環境省にしても県にしても「大切な放射能情報に関して一般市民に見やすく作る」ことをなぜできないのか、理解に苦しみます。文科省サイトなどは文字とPDFの山。個人のサイトの方が、グラフで見やすくてほんと上手!

山口県 ⇒http://www.pref.yamaguchi.lg.jp/cms/a15500/monitor/kukanhousyasen.html  モニタリングポストが増えたことのお知らせなし、グラフもなし。環境省のリンクはっただけ。

文科省⇒http://radioactivity.mext.go.jp/ja/list/190/list-1.html  PDFの山!あえて「見にくい」ということを確認してみてください。

どうにか、地図のあるところまで来ましたが、あまり意味ない地図。しかも県別のグラフがひどい!縦軸の数値が高く設定されているので空間線量の微妙な変化がわからない!恐ろしく不親切だと思います。↓

http://mextrad1.blob.core.windows.net/page/35_Yamaguchi.html

こちらは少しましだけど、わかりにくいhttp://radioactivity.mext.go.jp/map/ja/area.html

 

 


 

おすすめ① 個人の方が環境省データをもとに見やすく作られてます。モニタリングポストの地図入り!県内5か所のグラフが並べられています。下は画像ですので下のURLをクリックして下さい。

http://new.atmc.jp/pref.cgi?p=35


 

おすすめ② 山口県内のすべてのモニタリングポストのデータが色別でグラフ化されていてわかりやすく、他県もと比較してみることができるので便利。島根は原発立地県なのでやはり多いですが、同じぐらい山口県にも作ってほしいです。下は画像ですので下のURLをクリックして下さい。

 http://guregoro.sakura.ne.jp/mext_rad/4.html

 

結論としては、文科省も、県も市民にわかりやすく情報を提供する気がないということがわかりました。HPというのは、なるべくクリックの回数が少なく見やすく作るべきです。「隠されてるな~原子力」と思いました。ネットをしない人は、空間線量も、フォールアウト量も一生見ることもないでしょう。ある程度ネットスキルがあって、時間と関心と根気のある人だけがたどりつけるような場所にデータが置いてある。家にパソコンがあっても、「お父さんがみるだけ」とか、「週末に見るだけ」とか、「検索したことない、メールだけ」とか、そういう人は、自分が危険な状況かどうかの判断ができないわけです。

ですので下の2つをお気に入りに入れて、いつでも見れるようにしておいてくださいね。

http://new.atmc.jp/pref.cgi?p=35

http://guregoro.sakura.ne.jp/mext_rad/4.html

一応 文科省  http://radioactivity.mext.go.jp/map/ja/area.html 

 

モニタリングポストに関する過去記事↓

http://blog.goo.ne.jp/flyhigh_2012/e/9f3732b6613c6c7a2e05a85efdf3128b 

【お知らせ】 

5/16(水) 木下黄太さんを囲む夕べ in 宇部

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ところ:ヒストリア宇部  イベントホール(150人)  http://www.historia-ube.jp/ 
    宇部市新天町一丁目1番1号  TEL.0836-37-1400 FAX.0836-37-1401

参加費:一般900円 大学生500円 高校生以下100円 

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海外市民団体の見る日本の汚染瓦礫受入問題

2012-04-20 | 震災瓦礫問題

【海外市民団体の見る日本の汚染瓦礫受入問題】制作:EON

海外市民団体E.O.N.(エコロジカル・オプションズ・ネットワーク)制作による、2011年11月7日日本領事館提出の汚染瓦礫受け入れ差し止めおよび、不拡散の嘆願­書についての一部始終のドキュメンタリー(日本語字幕版)。

1・3号機の爆発後、私はノルウェーやドイツ、イギリス、台湾の放射能拡散予測をネットで見つけて、毎日何度もその流れを見つめていました。西日本には、たしか4月6日位までは奇跡的に流れてこなかったのです。ほとんどが関東北関東、東北南部、太平洋へと流れていましたから、現在の首都圏の汚染、アメリカ西海岸や、太平洋の海洋汚染も容易に想像できました。

かなり時間がたって、放射性物質降下量(フォールアウト)の県別の数値が出されましたが、放射能拡散予測でみていたことが事実として実際に数字にあらわれているものでした。私は、全国でいまだに宮城県だけが、フォールアウトを数字として出さないことに疑問を感じています。放射能拡散予測からすると、茨城と同じかそれより多いのではないかと思われるからです。

 第34回原子力委員会 資料第2号 平成23年9月6日 (独)日本原子力研究開発機構  福島第一原子力発電所事故に伴うCs137の大気降下状況の試算- 世界版SPEEDI(WSPEEDI)を用いたシミュレーション -  より引用

3月12日5時から5月1日0時までのセシウム137の積算沈着量予測。厚生労働省掲載図(2011年8月)

http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000001nif2-att/2r9852000001niva.pdf)を加工。

図中の数値は文部科学省による環境放射能水準調査結果(3月、4月の降下量の合算)

http://radioactivity.mext.go.jp/old/ja/monitoring_by_prefecture_fallout/2011/04/1060_04_gekkan.pdf

http://radioactivity.mext.go.jp/old/ja/monitoring_by_prefecture_fallout/2011/03/1060_03_gekkan_2.pdf

爆発によってまきちらされた放射性物質は、放射性プルームつまり霧や雲のような状態で流れていき、海岸部などに放置されている、がれきに降り注ぎました。雨が降れば濃淡ができてホットスポット化している可能性もあります。地図を見ればわかるように、残念ながら、宮城県・岩手県のがれきは、汚染されているのです。

放射性セシウム(Cs-137)3・4月の降下量 (MBq/km2)   1メガベクレルは100万ベクレル

福島  3440000            

岩手     1420   

茨城    19300

山口        2.968

 

環境省や、民主党議員などが、「安全ながれきと危険ながれきを整理して考えなければならない」と言いますが、「安全ながれき」というものはありません。

海外市民団体も、それがわかっているので、焼却処理に反対しているのです。

 

 

 

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そもそも総研 ガレキは本当に広域処理しないといけないの?

2012-04-19 | 震災瓦礫問題

20120419 ガレキは本当に広域処理しないといけないの?(画像をクリック)

モーニングバード「そもそも総研」より。

今日のテーマは、「そもそもガレキは本当に広域処理しなければいけないのだろうか?」
ガレキの現状、阪神大震災の場合、広域処理の内訳、ガレキを減らす3つのプラン、環境相に直撃

環境省「原則は地元処理なので処理できるならば検討し直す」

ようやくワイドショーでも真実が語られてきたなと思います。利権構造には踏み込みませんでしたが、コスト面、地元の考え、防潮林のプランなど、提示されました。3月上旬の、30億円という税金を投入して行われたがれき広域処理キャンペーンに対して、ひとつひとつ矛盾点をあぶりだし、指摘していった全国の市民の活動は無駄ではなかったと思います。警戒区域の産廃の問題は結局ゴリ押しされてしまいましたが、広域の焼却処理がだめなら、埋め立ての産廃を広域処理するという論調になるかもしれません。「がれきは閉じ込める。人は受け入れる」の原則を徹底することは、日本全体にとって最も重要なことだと思います。

※動画の最後に、奇形のタンポポの映像予告が少しあります。

 

【お知らせ】 

5/16(水) 木下黄太さんを囲む夕べ in 宇部

とき:2012年5月16日(水) 午後6時開場、6時半開演~9時終了

ところ:ヒストリア宇部  イベントホール(150人)  http://www.historia-ube.jp/ 
    宇部市新天町一丁目1番1号  TEL.0836-37-1400 FAX.0836-37-1401

参加費:一般900円 大学生500円 高校生以下100円 

参加には予約が必要です(電話・メールで、お名前・ご連絡先・参加人数をお知 らせください) 
託児 要予約(氏名・年齢をお知らせください)

主催:木下黄太さん講演会実行委員会
問合せと申込み 電話 080-6331-0960  (安藤:小出裕章さんのお話を聴く会)  
メール:http://blog.goo.ne.jp/flyhigh_2012  「メッセージを送る」をご利用ください

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「あとからくる者のために」 中島哲演さん(70)怒りの断食

2012-04-18 | 再稼働反対

2012年 4月17日 原発再稼働に反対する大規模集団ハンガーストライキ実施に関する記者会見

広瀬隆さんが中島哲演さんを紹介されました。画像をクリック。17:07あたりから

・・小浜市というのは3.4号機増設のときに、全戸調査で86%の人が建設反対をしてきた。福島原発事故で10㎞圏内がどれだけ大変なことになっているか。小浜市は目の前に大飯原発があり、原発から10㎞圏内に1万6千人がいる。その小浜市民の気持ちが、新聞やテレビにどこにも出てこない!それが今ここにきている怒りの源泉。自分が望んでいないものを建てられて、万が一事故が起こったら、10㎞圏内は急性放射線障害でバタバタと倒れる、そういう地域。・・・

小浜市の明通寺 住職 中島哲演さんの魂の声をぜひお聞きください。哲演さんが引用された詩をご紹介します。

「あとからくる者のために」
         坂村 真民

あとからくる者のために
苦労をするのだ
我慢をするのだ
田を耕し種を用意しておくのだ

あとからくる者のために
しんみんよお前は
詩を書いておくのだ

あとからくる者のために
山を川を海を
きれいにしておくのだ

あああとからくる者のために
みなそれぞれの力を傾けるのだ
あとからあとから続いてくる
あの可愛い者たちのために
未来を受け継ぐ者たちのために
みなそれぞれ
自分で出来る何かをしてゆくのだ

 

今から24年前1988年の広瀬さん・中島さんの講演会動画がyoutubeにありました。警告してくださっていたのに・・と思うと私は涙が止まりませんでした。私はあとからくる者のために何ができるのだろう?再稼働反対・がれき受け入れ反対などできることをしていきます。

 

【お知らせ】 

5/16(水) 木下黄太さんを囲む夕べ in 宇部

とき:2012年5月16日(水) 午後6時開場、6時半開演~9時終了

ところ:ヒストリア宇部  イベントホール(150人)  http://www.historia-ube.jp/ 
    宇部市新天町一丁目1番1号  TEL.0836-37-1400 FAX.0836-37-1401

参加費:一般900円 大学生500円 高校生以下100円 

参加には予約が必要です(電話・メールで、お名前・ご連絡先・参加人数をお知 らせください) 
託児 要予約(氏名・年齢をお知らせください)

主催:木下黄太さん講演会実行委員会
問合せと申込み 電話 080-6331-0960  (安藤:小出裕章さんのお話を聴く会)  
メール:http://blog.goo.ne.jp/flyhigh_2012  「メッセージを送る」をご利用ください

 

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伊方原発の再稼働に反対する中国・四国・九州市民の合同緊急集会

2012-04-18 | 震災瓦礫問題

http://www.ustream.tv/recorded/21887342

伊方原発の再稼働を許さない市民ネットワークによる愛媛県へ申し入れ↑

伊方原発の再稼働に反対する中国・四国・九州市民の合同緊急集会が4/15に行われました。

小出裕章さんのお話を聞く会 安藤代表は、4/15当会の茶話会後、現地愛媛に向かい、4/16の愛媛県庁の申し入れに参加しました。

合同緊急集会後半に発言したYさんも当会スタッフです。そのYさんより感想。

アーサー・ビナードさんいわく「おーい(大飯)と言っているうちに伊方がやられる」・・・30キロ圏内は愛媛県以外には山口県上関町の八島の一部がかかるだけの伊方原発。伊方原発は、松山より大分の方が近い位置にある。(佐賀関まで40キロ) 伊方原発は、岬の先端に位置するため、事故が起これば、避難する道は1本しかなく大変危険。道路から原発自体は見えない。何度も船に乗っているが運行時間にもよるが船からも原発を見たことがない。見えなくすることで、隠している気がする。そのせいか県都松山市の住民は危機感をさほど感じていないように見える。

原発さよなら四国ネットワークの報告 →   http://genpatsu-sayonara.net/?p=1227

 

藤田祐幸(ふじた・ゆうこう) 元慶応義塾大学法学部助教授 の瓦礫に関する意見(抜粋)  前半31:50あたりから

被曝低減の原則

1 放射能に汚染されたものを拡散させないこと

2 人は汚染された場所から離れること

今、政府がやっていることは、汚染地帯に人を閉じ込めておいて、汚染地帯からガレキを持ち出そうとすること。これは原則と真っ向から対立する。

我々の為すべきことは、被曝の恐怖を分かち合うことではなく、汚染を免れ得た大地を子孫に残すことである。

 

【お知らせ】 

5/16(水) 木下黄太さんを囲む夕べ in 宇部

とき:2012年5月16日(水) 午後6時開場、6時半開演~9時終了

ところ:ヒストリア宇部  イベントホール(150人)  http://www.historia-ube.jp/ 
    宇部市新天町一丁目1番1号  TEL.0836-37-1400 FAX.0836-37-1401

参加費:一般900円 大学生500円 高校生以下100円 

参加には予約が必要です(電話・メールで、お名前・ご連絡先・参加人数をお知 らせください) 
託児 要予約(氏名・年齢をお知らせください)

主催:木下黄太さん講演会実行委員会
問合せと申込み 電話 080-6331-0960  (安藤:小出裕章さんのお話を聴く会)  
メール:http://blog.goo.ne.jp/flyhigh_2012  「メッセージを送る」をご利用ください

 

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私たちの願いを込めたパブコメ 5273通を無視して、法律が改悪されてしまいました!(怒)

2012-04-15 | 震災瓦礫問題

http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=15114

こちらのブログでも呼びかけて、送っていただいたパブコメ。小出裕章さんのお話を聴く会のほとんどのスタッフがパブコメ頑張って書きました。

祈りを込めて書きました。しかし、環境省はそれを無視!

残念ながら、警戒区域の汚染がれきを全国に拡散することを合法化されてしまいました。

以下転載します。


・・・

4.意見募集の結果

(1)
意見募集対象
放射性物質汚染対処特措法施行規則改正案について
(2)
意見募集の周知方法
電子政府の総合窓口、環境省ホームページ
(3)
意見募集期間
平成24年4月3日(火)~4月9日(月)
(4)
意見提出方法
電子メール、郵送またはファックス
(5)
意見提出数
5273通
<主な意見>
・汚染された廃棄物を警戒区域等の外に持ち出して処理を行うことは反対である:2041件
・災害廃棄物(がれき)の広域処理に反対である(※):1540件
・汚染された廃棄物は、東京電力又は国が処分すべきである:1041件
 等
(※)災害廃棄物は今回の施行規則改正の対象でないため、本意見募集の対象外の意見です。
(6)
御意見に対する考え方
いただいた御意見に対する考え方は、別添のとおりです http://www.env.go.jp/press/file_view.php?serial=19740&hou_id=15114

 

しかも、たった1週間で 5273通も来たのに(ほぼ反対意見)、がれきの広域処理への反対意見をもりこんだものは削除とはどういうことでしょうか!!

削除担当者は以下の方々。行政が放射能拡散に手を貸してはいけません。

今後、各地での健康被害が出た場合、責任の所在を明らかにするために、記録しておきます。

インターネットをしない人には、または、調べようとしない人には、パブコメ募集があったことも、また、全国の5237人の反対意見が踏みにじられてしまったことも伝わりません。私たちの意見をPDFで別に添付して見にくくして納得いきません!日本という国の官僚とはなんと恐ろしい存在なのかと思いました。正論、まっとうな意見を平気で押しつぶす国。何が経済大国か!と思います。日本列島を核のゴミだらけにして平気とは!!

環境省廃棄物・リサイクル対策部
代表:03-3581-3351
課長:山本 昌宏
補佐:岡山 俊直
担当:黒瀬 絢子(内線6099)


 

私のパブコメ

 当該事業者が「事業系一般廃棄物又は産業廃棄物として」適正に処理することになるということですが、これを担保する制度がないということは問題です。

その結果、このままの改正案では、汚染された事業廃棄物は事実上、目立たない山中等に不法投棄される可能性があります。

福島県をはじめとする日本の多くの地域の水源地が汚染にさらされることになります。

廃棄物を実際に処理する業者をずっと監視することは不可能です。

国が責任をもって放射性廃棄物を管理すべきだと思います。

 

 

 

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防府市からの質問と要望書に対する回答

2012-04-13 | 震災瓦礫問題

3/19に「環境と自然エネルギーを考える市民の会」の方が、防府市長へ、がれきの広域処理に関する質問と要望書を提出されていました。

防府市から回答が来たそうですので転載します。

答えにも何にもなってませんね。①~⑪ の具体的な質問には何も答えていないという失礼さ。

何も答えられないのにどうして受け入れることだけ決めるのでしょうか?

電話への職員の反応と変わりないですね。市民の皆さんはもちろん、県民としても到底理解できるものではありません。

何度も言いますが、風は一年中吹いています。防府市だけで決めていいものではありません!


 市長の震災瓦礫受け入れ表明に関する質問及び要望書

日頃より市政においてご尽力くださりありがとうございます。
私たちは福島原発事故を契機に未来の子どもたちに残すべき環境とはどういうものかを考えようと母親たちを中心に発足した市民団体です。これまで、福島から避難された方のお話を聞く会の開催や、講演会に参加するなど様々な機会を通じて学習活動を重ねてまいりました。

この度、松浦市長は3月13日の記者会見において東日本大震災で生じた瓦礫(以下、瓦礫)の受け入れをいち早く表明されました。その理由として「2009年の豪雨災害の際に全国から受けた支援への恩返し」をあげておられます。私たちも頂いた恩をお返しするべく被災地の復興支援に力を注いでいきたいとの思いは市長と同じですが、瓦礫を受け入れることに対して多くの不安を感じています。
新聞報道により、16日午後4時までに寄せられた185件の賛否の意見のうち、139件が反対の意見だったと聞き、同じように不安に思う人々が多数いることを実感しました。

広域処理の瓦礫は宮城県・岩手県の瓦礫が対象なので安全だと言われていますが、IAEAの国際基準では100ベクレルを超えた放射性物質は低レベル放射性廃棄物処分場に封じ込められてきました。
原発事故前には1㎏あたり100ベクレル以下という規制だったのが、今回8000ベクレルに引き上げられました。
80倍です。

放射能物質の飛散は目に見えないだけに、どこにどのようなホットスポットが存在しているか計り知れず、調査の方法もサンプル調査であるため、実際には瓦礫の放射能物質の量についても正確に把握できるのか疑問です。

2月11日の朝日新聞の記事にも宮城県の薪ストーブの灰から1kgあたり5万9千ベクレルもの高濃度の放射性セシウムが検出されたとあります(資料①)。

このほか、千葉県柏市では焼却灰から国の埋め立て可能基準を超える放射性物質が検出され、最終処分場への焼却灰の搬入をやめて一時保管をしています(資料②)。また、群馬県伊勢崎市では一般廃棄物処分場の浸出水処理水から、放流水の放射線量限度を超過する放射性セシウムが検出され、放流が中止になっていました(資料③)。

このように、瓦礫を受け入れるにあたっては、様々な課題があり、対策が必要です。



① 市長は、「瓦礫受け入れ表明」とともに、今後被災地の復興に対して、どのような支援を行っていくつもりですか。
具体的に考えておられるならば、防府市としての予算はどのくらいですか。

② 市長は、原発事故後に国が一般廃棄物(焼却灰等)に対して80倍に引き上げた「処理基準」について、どのように考えておられますか。また、今回の瓦礫受け入れの基準については、どのように考えておられますか。

③ 受け入れる瓦礫の放射性物質は誰がどのように測定するのでしょうか。
また、測定されるのならば、データはきちんと市民に公表されますか。

④ 瓦礫は三田尻港へ航路で搬入されるとお聞きしました。港は一般市民も利用する場所です。
港での一時保管時の安全確保はどのようにされるのでしょうか。
またクリーンセンターへの輸送はどのようになされるのでしょうか。

⑤ 瓦礫には微量ながらも放射性物質が付着していると考えられます。
焼却によって放射性物質は濃縮され、焼却炉自体が放射性物質によって汚染されることが心配されますが、その対策はどのようになされるのでしょうか。

⑥ 瓦礫の焼却灰は、どのように測定するのでしょうか。
100ベクレルを超えれば国際基準上は特別に管理すべき灰です。どのように管理されるのでしょうか。

⑦ 焼却炉から放射性物質が飛散する可能性を考えたとき、乳幼児・妊婦・子どもたちへの健康への影響が気になります。
焼却炉の排気については、どのように検査を行うのでしょうか。

⑧ 焼却灰は最終処分場に埋め立てるそうですが、群馬県伊勢崎市のように最終処分場の放流水から基準値を超える放射性物質が検出された自治体があります。
処分場の放流水については検査を実施する必要があると思いますが、どのような対策を考えていますか。

⑨ 瓦礫の海上輸送から埋め立てまでの各作業を行う労働者への被曝が懸念されます。
安全対策についてはどのように考えていますか。

⑩ 防府の農作物、水産物、工業製品等に対する風評被害もしくは実被害、さらに観光業への風評被害が懸念されますが、対策及び補償についてはどのようにお考えでしょうか。

⑪ 受け入れの具体的スケジュールはどのように考えていますか。
特に市民の合意はどのように得るのでしょうか。



市長には市民の命と暮らしを守る責任があります。
以上のことがきちんとなされないうちは、安易な受け入れをしないようにお願いします。

人間が人間らしく、安心して幸せに暮らせる環境を未来の子どもたちに残していくことが、私たち大人の責任です。
そういう誇りのある防府市政を市長が担ってくださることを今後期待しております。


なお、これらの質問に対しての回答を早急に文章でお返しくださいますようお願いいたします。


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北九州市長への「がれき受け入れ」に関する公開質問状

2012-04-11 | 震災瓦礫問題

放射能に汚染された「がれき受け入れ」に関する公開質問状

 

北九州市長 北橋 健治 様

放射性物質は「動かさず閉じ込める」ことが何よりの原則です。もし放射能で汚染した震災がれきを受け入れる、移動させるということは、日本中に放射能汚染をばらまくことにつながります。北九州市は、宮城県石巻市の「がれき受け入れ」を検討していますが、石巻市は明らかに福島原発事故による放射能で汚染した地域に該当します。

 私たちは日本国中に放射能が拡散されることを危惧し、先月(3月16日)震災がれきの受け入れを決める前に市民への説明会開催を求める要望書を提出しました。しかしながら説明会開催の要望に応えることもなく、受け入れの準備だけが進められていくことには大きく失望しています。

説明会開催の見通しも示されない状況であるため、ここに公開質問状を提出いたします。

以下の質問項目に対し、北九州市民の命と財産を守る立場である市長としての、誠意ある回答をお願いいたします。

 尚、4月18日までに回答の場を設定していただきますよう合わせてお願いします。

 2012年4月9日

原発の廃炉を求める北九州市民の会

北九州コドモのミライ

連絡先/北九州市小倉南区徳吉東1-13-24

深江 守

Tel/093-452-0665 Fax/093-452-0611

1、政府は、岩手県・宮城県の震災がれき約2,045万トンのうち、20%に相当する約401万トンを被災地以外の広域で処理するとの方針を示しています。このことに関連していくつか質問します。

①、20%に相当する約401トンのがれきを地元で処理できない理由を、分かりやすく、具体的に説明してください。

②、北九州市は石巻市のがれきの受け入れを検討されていますが、石巻市のがれきの総量、地元処理量、広域処理量とその種類、地元で処理できない理由をお答えください。

③、すでに受け入れを決めている東京都などが処理する予定のがれきの総量等を自治体別にお答えください。3月31日までの実績と今後の予定量でお願いします。

2、がれきが復興の足かせになっているというマスコミ等の報道がありますが、それは事実ですか? 事実であるとすれば、どのように復興の足かせになっているのか具体的にお答えください。

3、宮城県は仙台市に仮設焼却施設を設置し、塩竈市、多賀城市、七ヶ浜町で発生したがれきを処理することにしていますが、その焼却施設で石巻市のがれきも合わせて処理することはできないのですか? あるいは石巻市に仮設の焼却施設を建設して処理することはできないのですか?

4、がれきの広域処理が進まないことの背景に、放射能汚染への懸念があると思います。この問題についていくつか質問します。

① 原発等で発生する放射性物質は、放射性セシウム濃度が1キログラムあたり100ベクレルを超える場合は特別な管理下に置かれ、原発敷地内や青森県六ケ所村の低レベル放射性廃棄物管理埋設施設に貯蔵・処理されています。放射性物質の取り扱いについての北九州市の見解をお聞かせください。

② がれきの汚染濃度の測定は、誰が、どのようにして行いますか? また、がれきの全量測定を行う予定はありますか?

③ 行わない場合、汚染の実態をどのように評価されますか。

5、環境省は、ごみ焼却の排ガス中の放射性セシウムは、バグフィルターによりほぼ100%除去できると説明していますが、これは事実ですか? できないとすれば、何%が環境中に出ていきますか?

6、北九州市の焼却施設の性能はどうなっていますか? 放射性セシウムは100%除去できますか?

7、原子力安全委員会が定めた、「発電用軽水型原子力施設における放出放射性物資の測定に関する指針」(2001年3月29日改訂)では、環境中に放出される気体廃棄物及び液体廃棄物中の放射性物質の放射能量を測定するための標準的な方法が定められています。それによると放射性セシウムの場合、「1分間で50リットル、1週間採取」して、「ゲルマニウム半導体スペクトロメータで4000秒」計測することとなっています。北九州市が行う予定の試験焼却でも、この標準的な方法で計測する予定ですか? また、ストロンチウムやプルトニウムの計測はどのようにして行う予定ですか?

8、放射能で汚染されたがれきを燃やすことの問題について、いくつか質問します。

①、焼却施設で働く労働者や周辺住民への放射線防護対策はどのようにする予定ですか。

②、また、メンテナンス等含めて、どのような放射線防護の対策をとる予定ですか。

③、原子力関連施設では、100ベクレル/㎏を超える汚染物質は放射性物質として厳重な管理のもとに置かれています。例えば、「三十分から三年」と言われるほどにバグフィルターの寿命は短いわけですが、放射能に汚染されたバグフィルター等の取り扱いはどうなっていますか。

④、放射性物質の取り扱いについては、4-①で質問していますが、放射能が濃縮している焼却灰をどのように管理・保管する計画でしょうか。また、その量はドラム缶にしてどの程度になると想定していますか。

⑤、環境省は「埋め捨て」が可能との指針を出していますが、もし、北九州が埋め捨てるという最悪の選択をするとすれば、どこに埋め捨てることになるのでしょうか。また、その場合の放射性物質の封じ込め対策とそれに係る費用はどうなりますか。

9、放射能で汚染された震災がれきを燃やせば、必ず低線量被曝が起こります。(*)この低線量被曝で起こる健康被害についての北九州市の見解をお聞かせください。

*1950~89年の40年間にアメリカの婦人(白人)の乳がん死亡者が2倍になりました。その原因を調査した結果、原子炉施設(注1)から160キロ以内にある郡では乳がん死者数が明らかに増加し、以遠にある郡では横ばい、または減少していたことが判明しています。このことから、乳がん死者数の地域差を左右していたのは、原子炉から排出される微量の放射性物質による低線量被曝であることが分かっています。(注2)

注1、軍用・民間用を問わず。

注2、「低線量内部被曝の脅威」ジェイ・マーティン・グールド著、緑風出版、2011年、25P~31P、212P~218Pより。

10、同じように、がれき焼却による農林水産業、観光業などへの影響も十分に懸念されますが、被害が出た場合の補償等はどのようにお考えですか?

11、北九州市では、震災後直ちに、東日本大震災被災者受け入れのための「『絆』プロジェクト北九州会議」を立ち上げ伴走型支援を行っています。また、岩手県釜石市に「鉄のまち」つながりとして市職員を派遣し、述べ500人を超える職員が避難所運営や廃棄物処理などの支援を現在も継続して行っています。北九州市はすでに、他の自治体に負けない復興支援の取り組みを行っている実績があります。

北九州市が今後も力を入れるべきは、放射能に汚染された「震災がれきの受け入れ」ではなく、『絆』プロジェクト活動の延長にある、放射能避難地域に相当するところに留め置かれている人たちの「避難・移住・保養」などの援助活動にあるのではないでしょうか。

そして、避難したくてできず、そこに住み続けざるを得ない多くの方々に、放射能で汚染されていない、安心・安全なおいしい食べ物を供給することではないでしょうか。

 

以上

 

北九州市へ避難して来られた方々の声

 

○福島で被曝をしました。やっとの思いで放射能から逃れ、北九州市で新しい生活を始めることができ、これから健康を取り戻して行きたい・・・その矢先の瓦礫受け入れ表明でした。正直、恐怖と怒りで夜も眠れなくなりました。少しでも汚染のあるものを燃やした場合、放射性物質の飛散は、止めることができません。市民の皆さんも、必ず吸い込むことになります。内部被曝の怖ろしさを九州の方も知って欲しいです。

そもそも、なぜ運搬費をかけて遠くまで運んで燃やさなければならないのでしょうか?

「まったく放射能を帯びてない瓦礫」を完璧に細かく確認する作業も、実行可能なのでしょうか?

北九州市はゴミ処理に関しては高い技術力を持っていると聴いています。

その技術力を、ぜひ現地に提供し、地元での処理に協力して欲しい!

市長さんには、臨時に決めた国の基準などを鵜呑みにせず、自ら市民のいのちと健康を「守れる」と自信を持てるまでの確認ができないうちは、東北・関東の廃棄物を受け入れないで欲しいです。お願いします。市民を守れるのは市長さん、あなたです!

 (福島市より2011年6月に北九州へ移住/女性)

 

○去年からお世話になってきた北九州市で瓦礫受入検討してる事を聞いた時、もうここにも居られないと落ち込みました。離れた土地での生活に半年かけてやっと慣れてきた所でした。悔しいです。何故、瓦礫処理施設を遠く離れた九州に新たに作るのかを教えて下さい。これからも九州では放射能に

心配のない食材を作り続けて欲しいと願っています。   

                 (茨城県より子どもと避難/女性)

 

○絆プロジェクト北九州の支援を受けて、北九州に自主避難した者です。今年の1月に引っ越して来ました。受け入れて下さった北九州市にとても感謝しています。

私が住んでいたいわき市の空間放射線量は、公式発表で1時間あたり0.17マイクロシーベルトです。しかし私のガイガーカウンターで市が計測している場所を測ると0.24~0.44。お友達数人でそれぞれ違う機種でも測ってみましたが、ほぼ同じ数値でした。私の家の前は、1マイクロシーベルトありました。国、県、市に何度訴えても、「安全です。病気になったら、死んで下さい」という意味の回答をいただきました。だから、自主避難しました。
今、北九州市は「放射能を国が安全という量含んだヒバク瓦礫」を受け入れようとしています。自主避難者は、【放射能に安全という値はない】とわかって、避難している者です。
避難して早々に、ヒバク瓦礫の受け入れ問題で、国や県、市に対して、福島に居た時と同じ打診、お願いをするはめになっています。正直疲れました。
息子は高校生です。もし、北九州市がヒバク瓦礫を受け入れたら、焼却処分場から近い私たちは、また引っ越します。もうお金もありませんし、息子の高校転入試験は夏休みまでありません。私たちは、何も悪い事をした覚えはありませんが、せっかく来た北九州市を追われることになるのでしょうか?どうか、宮城、岩手のヒバク瓦礫受け入れを止めて下さい。 

(いわき市より母子で避難/女性) 

 

 

 

 

 

 

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4/3 NHKニュース がれき問題に関しての防府市民のインタビュー

2012-04-11 | 震災瓦礫問題

4/3 NHKニュース 情報維新やまぐち で瓦礫問題に関して2人の防府市民の声が取り上げられました。

環境と自然エネルギーを考える会の代表・大野弘恵さんと自然農法で農園を営む石田正記さんのインタビューです。

大野さんは、放射能汚染から子どもたちの故郷を守りたい母の思いを、石田さんは、防府市の瓦礫受け入れ発表により早くも起こった注文キャンセルのこと、第一次産業への影響を切実な問題として訴えました。

しかし、NHKのまとめは公平性に欠けると私は思いました。大野さんはきちんと根拠があって受け入れに疑問を投げかけているのであり、闇雲に不安を言っているわけではないし、石田さんの「注文キャンセル」も実際にがれきの焼却が始まれば「風評被害」から「実害」にもなりうる状況だと思います。

市民の声を取り上げたことは評価できるけれど、そのまとめは視点が市民ではなく、環境省・政府側に偏っていると感じました。今まさに、「絆」という美名のもと「公害」が行政によって引き起こされようとしていることへの危機感がなさすぎると思います。反対意見に「行政の説明不足」によるものという決めつけも一方的な印象をうけました。マスコミの同調圧力を感じます。

ニュースを見た小出裕章さんのお話を聞く会のスタッフより

「市民への十分な説明が必要」という記者のまとめは問題点の提示が不十分。防府市も県も国も、それぞれに責任の所在をあいまいにしたまま丸投げしあっており、これは原発立地地域の自治体、福島県や国の姿勢と同じ。危機の時にこそ、住民の命と健康を守るという国や自治体の首長の姿勢を明確にしなければならないのに…、という意見が出されました。

被災地のがれき問題を解決しようとして、地方の市町村で、また別の大きな問題を発生させていくわけですから、それは失策と言わざるを得ません。問題は小さくしていかなければならないからです。県や市は、国の失策の砦にならなければ、地方自治の意味はないということを、防府市の行政担当者は肝に銘じてほしいと思います。

予防原則で動き、がれき受け入れを反対している札幌市長のコメントを転載掲載します。

http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000001204060003

 

 東日本大震災のがれきの広域処理=キーマーク=要請に対し、札幌市は国の示した基準では「受け入れられない」と回答した。上田文雄市長に5日、決断の理由を聞いた。

■放射性物質、時で解決せぬ
■最悪の事態 選択前に示せ

 ――「受け入れられない」と回答した一番の理由は

 普通のがれきと放射性物質は違うということ。がれきは時間で解決できるが、放射性物質は時間で解決できない。内部被曝(ひばく)の問題もある。いま国が示している基準は外部被曝についてだ。内部被曝については世界的に確立した理論がないのが現状だと思う。

 しかし、管理をしている間に、必ずそこが問題になる。広域でバラバラな管理基準になることが十分予想される。長い時間管理する中で土壌汚染が生じれば、経口摂取の危険性もある。

 ――時間で解決できない、とは

 福島第一原発事故のときに政府が盛んに言っていた「直ちに影響はない」というのは、言い換えれば「将来は分からない」ということ。5年10年の間に被害が現実のものとなったら大変なことになる。

 ――国が示す基準に疑問を投げかけているが

 どこを見ても、放射線と人間の関係についての深みのある情報が提供されていない。いま示されている数値で本当にクリアできるのか、埋めてしまえばいいという問題なのか、政府からは説明がないように思う。誰も確証を持っていないのに、地方を分断するような判断を迫るのはよくない政策ではないかと思う。

 ――どのくらいの数値ならいいと考えているか

 「何ベクレルならいいのか」というのは非常に難しい質問だ。「これなら大丈夫だ」ということは言えない。ただ、「今より環境を悪くしたくない」という思いだ。札幌市内の清掃工場の焼却灰からは1キロあたり13~18ベクレルの放射性物質が検出されている。僕が「(がれきを)受け入れない」と言えば、プラスアルファは防げる。

 危険性の高い環境をつくるのはリーダーのやるべきことではない。最低限言えるのは、被災地から場所を移さずに完全な管理下に置ける処分場をつくり、全国民の税金を使って押さえ込むということを徹底してやるべき、ということだ。

 ――受け入れに前向きな自治体もある中、「苦しい選択をした」とも述べている。「地域エゴ」と受け止められないように、どのように理解を求めていくのか

 それぞれの自治体の首長は、それぞれの状況に応じた市民の安全を考えておられると思う。「困っている人がいたら助けるのは当たり前ではないか」という大合唱の中で、ソロで頑張るのはなかなか厳しいものがある。だが、受け入れに手を挙げているところも、同じことを言っているのではないか。札幌だけが際立ったことを言っているわけではない。今だけ我慢してできる問題と、放射性物質を管理しなければならないという時間の長さの問題がある。そこが完全に欠落した議論になっている。

 最悪の事態は何かということをきちんと明らかにして選択させることが重要なのではないか。「安全だ、安全だ」では、原発事故の時と同じだ。放射性物質の扱いについても、「最悪の場合はこうだけれども、やってくれるか」ということでの選択でなければならないと思う。

 (聞き手・芳垣文子、石間敦)

もうひとつ 

「(ガレキを)受け入れないと判断したことが後日歴史的に誤りだったと評価されても、市民の安全は守られ、私が批判されれば済みます。けれども、受け入れて間違いだったと分かるときには市民に被害が出ている。私にはそれは耐えがたいのです。」

これは、7日の北海道新聞のシリーズインタビューに掲載された上田文雄札幌市長の言葉です。

 

 

 

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考えないようにする、では済まされない時代になったということ

2012-04-10 | 震災瓦礫問題

東北地方太平洋沖地震 発生地点・規模・時刻分布図

気象庁の公表資料より作成されたこちらの動画をご覧ください。

2:03近くが3.11です。関東に住んでいる人たちはこの動画を見てどう思われるのでしょうか。

「地震のことを恐れるのは杞憂だ」、仕事や趣味に没頭して「生活も大事、ストレスは病気の元」と言って、地震のことや、津波のこと、原発事故のことを考えないようにする、では済まされない時代になりました。

この動画を見れば、小学生~大人まで日本が地震の巣であるということがわかると思います。ならばどうするかを考えるのが大人の義務です。たしかに山口県の地震回数は関東と比べると幸いにも少ないです。逆に防災意識が低くなってしまう危険もあります。

先日の広瀬隆さんの講演会でも、東南海地震が明日にでもくる可能性を指摘しておられました。東南海地震が来れば、津波が発生し、海底から砂を巻き上げて巨大な海水の塊となって押し寄せてくるため、山口県に最も近い伊方原発はひとたまりもないことを教えていただきました。

つまり、関東に住んでいないから安心、なのではなく原発を止め、使用済み核燃料をキャスクに入れ、廃炉にするまでは、日本のどこに住んでいても日々危険があるということです。もっと言えば、今同じ時代に生きている人たちは、地球の存続に責任があるということです。

最悪のシナリオは、関東・北関東に直下型地震が来て4号機が倒壊し、半径250km圏内首都圏が壊滅、同時に津波が原発を襲い、仮に稼働していなくとも、使用済み核燃料プールが冷やせなくなり、日本全国で大なり小なりの原発の爆発がおこる、マスコミは報じず、日本中、世界中の人が急性も含め被曝するがままに死んでいく。パニック映画ではありません。不安をあおりたいわけでもありません。

今、私たちにできることは何か、真剣に考えなければならないと思います。

昨日、小出裕章さんのお話を聞く会の会議で、スタッフが集まりました。聞いてみたところ、昨日〆切の環境省へのパブリックコメントをほぼ全員が出していました。代表の安藤さんのパブリックコメントはこちら

一人一人ができることは小さいことかもしれないけれど、やらなければ終わる。「ハチドリのひとしずく」いや「ふたしずくだ」と心で思いながら、日々過ごしています。クリキンディのように・・・

 

森が燃えていました
森の生きものたちは われ先にと 逃げて いきました
でもクリキンディという名の
ハチドリだけは いったりきたり
口ばしで水のしずくを一滴ずつ運んでは
火の上に落としていきます
動物たちがそれを見て
「そんなことをして いったい何になるんだ」
といって笑います
クリキンディはこう答えました

「私は、私にできることをしているだけ」

出典:「ハチドリのひとしずく」 辻 信一監修 光文社刊 2005年

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