ブログ「風の谷」  再エネは原発体制を補完する新利権構造

原発事故は放射能による公害。追加被曝阻止⇒放射性廃棄物は拡散してはいけない⇒再エネは放射能拡散につながる⇒検証を!

日本も禁止にしなければ!海洋生物の口に入るマイクロプラスチックビーズは化粧品や歯磨き粉から。合成繊維はフリースから

2016-08-28 | プラスチック問題

 

MPs call for ban on plastic microbeads

議員はプラスチック・マイクロビーズの禁止を要求します

 

(翻訳は管理人)

化粧品中のプラスチック・マイクロビーズの世界的な禁止が、できるだけ早く課せられなければならないと議員は要求しました。

環境監査委員会は、シャワージェル、フェイシャルスクラブで使用されるプラスチック製の小さなボールが北極海の氷の中や海底で見つかることさえある、と述べています。

議員はまた、すり切れた自動車のタイヤとフリース・ジャケットからの合成繊維が野生生物を傷つけているかもしれない、と言います。

政府は、EUがそれらに対して法律を制定していない場合、化粧品のマイクロビーズの禁止を検討するとしています。

しかし議員はこの増大する問題について、大臣に対し、より強固な立場をとることを望んでいます。

委員会の議長メアリー・クレイは言いました。「何兆ものプラスチックの小さい破片が世界の海、湖、河口に蓄積され、海洋生物に害を与えており、食物連鎖に入っています。一回のシャワーで10万個のプラスチック粒子が海に流れます」「プラスチック製マイクロビーズを段階的に廃止する化粧品企業の自主的なアプローチはあてになりません。我々は完全な法的禁止を必要としています」



なぜマイクロビーズが論争となるのでしょうか?

マイクロビーズは5mm以内の小さなプラスチック粒子です。それらは塊を追加し、研磨を提供するために、練り歯磨きなどの化粧品に使用されています。

ビーズは大きさや硬さを均一に製造することができるため、メーカーはそれらを使用しています。

他のマイクロプラスチックは、海洋のより大きなプラスチック物の崩壊から生じます – 袋、ペットボトル、廃棄された漁具など。

15兆~51兆のマイクロプラスチック粒子が海に蓄積されていると推定されています。化粧品からのマイクロプラスチックは、海洋環境に入るプラスチックの0.01%~4.1%を構成すると考えられています。

しかし委員会は「マイクロビーズは巨大な問題のごく一部であるが、禁止がより広い問題へ取り組むことへの関与を示すであろう」と述べています。


口に入りやすい

マイクロプラスチック汚染は、野生動物の口に入る可能性が高くなるので、潜在的に大きな廃プラスチックよりも、環境に有害です。 マイクロプラスチックは、毒素を引きつける、より大きな表面積を有します。

エクセター大学のタマラ・ギャロウェイ教授は以下のように述べました。

「私たちは世界中で調査した海水のあらゆるサンプルで、プラスチックの破片を見つけてます。多くの海洋動物は、それらを食物と間違え、マイクロビーズを摂取します。そして、それらは動物の腸にとどまり- 栄養価の高い食べ物を食べることを妨げています」「平均的な牡蠣は、最大50個のプラスチック粒子を含んでいました。私たちにはまだ、これらが引き起こすかもしれない害のエビデンスはありませんが、ほとんどの人々は、たぶん食物といっしょにマイクロビーズを食べたくはないでしょう」

 

 

フリース・ジャケットを作るのに用いられる極めて小さな合成繊維は魚も汚染している、と議員は警告しました。

ある予想では、1枚の合成衣服から約1900の個々の繊維が洗い流され ―ほぼ40%が下水処理施設から逃れて海に到達することを示唆しています。

フリースジャケットが廃棄プラスチックボトルで作られ、プラスチックゴミの解決策と考えられているので、これは皮肉なことです。

マイクロプラスチックの最も大きい原因のひとつは自動車のタイヤと路面表示からの摩滅だと推定されています。

しかし、この問題は、代替が容易に入手可能なシャンプーにおいてマイクロビーズの比較的簡単な禁止よりも、対処するのが非常に難しいことを示しているようです。

280以上の海洋生物種が、マイクロプラスチックを摂取するとわかりましたが、生態リスクについての巨大な不確実性があるので、より多くの研究がプラスチック汚染に必要とされている、と議員は言います。

「私達は世界の海、海と海洋生物を汚染から保護することを完全に約束し、このタイムリーな報告書に含まれる勧告を詳細に注視していきます」と、「環境・食糧・農村地域省(DEFRA)のスポークスマンは言いました。

「多くの大手メーカーはすでに化粧品、美容製品や練り歯磨きからマイクロビーズを除去するための自主的な措置を講じてきました。私たちは、今どのような行動が適切かについて考え、追って発表します」 

 

 (管理人より) 

イギリスでは議員がマイクロプラスチックの禁止を要求しています。日本はどうなってるんでしょうか? 

Why are microbeads controversial? (2016/8/24 BBC) によると

それらを含む製品は、必ずしも成分のリストに「マイクロビーズ」と表示していないそうです。その代わりに、ポリエチレンやポリプロピレンといった石油化学プラスチックの一覧が表示されています。

ポリエチレンやポリプロピレン=マイクロビーズ とわからない人もいるでしょう。

段階的な廃止はユニリーバで既に完了し、ロレアルは来年まで続くそうです。

MPs call for ban on plastic microbeads in cosmetics (2016/8/24 BBC) より




メーカーはどの国にもあります。日本のメーカーの商品の中にもマイクロビーズは含まれています。当ブログ記事でも書きました↓

恐怖!歯磨き粉のつぶつぶが歯の隙間から大量に!プラスチックマイクロビーズの危険性を知る  

アメリカでもイギリスでも規制の動きがありますが、日本は

「日本の業界団体、日本化粧品工業連合会によると、国内では現在マイクロビーズの規制はない。メーカーの一つ、資生堂の広報担当者は「(環境汚染の)指摘は把握しているが、今後の対応は決まっていない」とコメントした。」

マイクロビーズ垂れ流し放題なんですね

下水で流れていけば、あとはどうなろうと知らんというメーカー、消費者ばかり。だから売れる。

人間が、海をゴミ箱にしていますから、マイクロプラスチックやら、放射性物質やら、PCB、難燃剤などなど、あらゆる毒性物質が食物連鎖に入っていきます。

食物連鎖上位の人間の口に入る頃には、すごいことになっていくでしょう。 というか、もうなっています。人類が海を汚してるんです。(╥_╥)

 

さらに、フリースの衣類もあたたかいので喜んで着てるわけですが、こういったものからも繊維が海に流れていく・・・

エコ、リサイクルという看板を掲げて、ペットボトルのゴミでフリースを作っているのに、結局、環境を汚染しているなんて本末転倒・・・・もうやめなきゃいけないですね。

公に言われている「リサイクル」は根本的な解決策にはならないということを示す一つの例だと思います。

今、すべての衣類に合成繊維が使われていますよね。学校や部活の体操着なども綿100%じゃないんです。 

私は、今、出来るだけ綿か麻を着るようにしていますが、今まで買ってしまった服をどうしようか悩みます。

メーカーの生産の上流を止めるように、運動することも大事ですが、個人レベルでの不買も大事だとつくづく感じます。CMを見てマイクロプラスチックが入った商品を買わないことです。

あと、タイヤの問題は自動車を減らすしか手はないでしょうね。

産業構造を変えて、社会を変える。それしか持続可能な社会にはならないと私は思います。

食物連鎖上位のクジラが減ればどうなるか・・・恐ろしいことです。

生態系が破壊されてしまう・・・・

 

Sperm Whales Found Dead In Germany, Stomachs FULL Of Plastic And Car Parts

ドイツで遺体で発見されたマッコウクジラの胃は、大量のプラスチックと自動車部品で満たされていた

ByAmanda FroelichPosted on April 21, 2016

 “These findings show us the results of our plastic-oriented society. Animals inadvertently consume plastic and plastic waste, which causes them to suffer, and at worst, causes them to starve with full stomachs.”

シュレースヴィヒ=ホルシュタイン州環境長官はこの結果を受け、以下のように述べた。

「これらの知見は、私たちが生み出した過剰なプラスチック型社会の結果を示すものです。海洋生物は、これらの廃プラスチックを飲み込み、苦しみ、最悪の場合、胃がプラスチックで一杯になった状態で餓死するかもしれないのです」

 

 

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川口由一さん「人類の滅亡を加速させる今日の自然エネルギーの利用について」

2016-08-26 | 川口由一

(管理人より)

前記事 川口由一さん「過ぎたる消費生活における代替エネルギー利用の誤り~破滅への道」

 

 

『自然農にいのち宿りて』 P463より

人類の滅亡を加速させる今日の自然エネルギーの利用について

 

 

 あり得ない原子力発電の安全利用、幸福への利用、平和利用と、太陽光熱、地熱、風力、潮力利用の誤りについて

 

 

 


 自然破壊  再生エネ 自然エネルギー 新エネルギー 再生可能エネルギー 

 

 

自然農にいのち宿りて─目覚め・悟り・成長への道すじ
川口由一
創森社

 

川口由一(カワグチヨシカズ)
自然農実践者、指導者。妙なる畑の会、赤目自然農塾主宰。1939年、奈良県生まれ。農薬・化学肥料を使った農業で心身を損ね、いのちの営みに添った農を模索し、1970年代後半から自然農に取り組む。自然農と漢方医学をともに学ぶ場(妙なる畑の会、赤目自然農塾、漢方学習会)をつくり、福岡自然農塾などをはじめとする全国各地の学びの場で自然農の考え方、取り組み方を伝える。静岡大学農学部、愛媛大学農学部大学院非常勤講師などを歴任

 

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川口由一さん「過ぎたる消費生活における代替エネルギー利用の誤り~破滅への道」

2016-08-26 | 川口由一

 (管理人より) 今日は川口由一さんの著書『自然農にいのち宿りて』より、一部引用させていただきました。

原発事故以来、全てのメディアが「発電できたら何でもOK」のような状態になっています。国策もエネルギーミックス。

エネルギーを作り出せることは素晴らしいことだという刷り込みばかり。つい先日も、親族がメタンハイドレートを見つけたと言って鼻高々に語る老人を見かけました。

老いも若きも代替エネルギーを求める心になってしまっているのです。

脱原発を標榜する弁護士ですら「自然エネルギーが儲かるんだってことを社会に向かって実証して見せないといけない」と語っています。

川口さんのエネルギーに関する論考をぜひ読んでみてください。

私自身は、信仰を持たない人間ですし、この著書の中には私の政治的な考えとは異なる部分もありましたが、エネルギー問題に関しては、今まで疑問に思ってきたことが、この章を読むことによって解き明かされていきました。農と食といのちといった観点から、今のエネルギー問題を捉えなければ私たちは滅びるということがわかります。 


 自然破壊  再生エネ 自然エネルギー 新エネルギー 再生可能エネルギー 

 


 

『自然農にいのち宿りて』 P458より

 過ぎたる消費生活における代替エネルギー利用の誤り~破滅への道

 

 

 

 

 

 

 

自然農にいのち宿りて─目覚め・悟り・成長への道すじ
川口由一
創森社

 

川口由一(カワグチヨシカズ)
自然農実践者、指導者。妙なる畑の会、赤目自然農塾主宰。1939年、奈良県生まれ。農薬・化学肥料を使った農業で心身を損ね、いのちの営みに添った農を模索し、1970年代後半から自然農に取り組む。自然農と漢方医学をともに学ぶ場(妙なる畑の会、赤目自然農塾、漢方学習会)をつくり、福岡自然農塾などをはじめとする全国各地の学びの場で自然農の考え方、取り組み方を伝える。静岡大学農学部、愛媛大学農学部大学院非常勤講師などを歴任

 

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プラスチック漂着ゴミは人間の欲望の残骸。プラスチックで海を汚しているのは人間

2016-08-26 | 海洋汚染

 (管理人より)今回、関東から北海道を立て続けに台風が襲いました。暴風であらゆるものが飛ばされて河川に大量のゴミが流出しています。 

台風のあとは海や川のゴミも増えます。大きな川になればなるほどゴミも膨大。 人間は土に還らないものを作り過ぎました。

人間社会のあらゆるゴミが漂着する海岸に唖然とします。その中に「人工芝」というプラスチックのゴミがありました。ゴミとなった人工芝は劣化し、マイクロプラスチックになって海に流れていくということです。そして海の動物たちの口に入ります。

写真家 クリス・ジョーダンさんが参加するMidway Journeyからいくつか動画をどうぞ。

太平洋のほぼ中心に位置するミッドウェイ島。潮流の関係であらゆるゴミが集まってくるこの島では、アホウドリの死骸の胃の中から大量のプラスチックが出てきています。

母鳥から口移しで食べ物をもらう赤ちゃんアホウドリも、小さなプラスチックゴミのかけらを飲み込み、成長途中で死んでしまう・・・・


 

 

 

 

アホウドリの親子がテグスのようなもので絡まっています。口に引っかかってしまっています。この動画の説明には「釣り糸」とあるのですが、よく見ると、どうもキラキラしたものがついたネックレスのように見えます。プラスチックのテグスで、さらにプラスチックビーズがついてるように見えるのです。留め具のようなものも見えました。もしそうだとしたら・・・日本でも趣味でビーズを使ってネックレスを作っている人は多いです。

そういったものが海に流れたら、わざとではないにしても、結果的にこういった野生動物の生死に直結してしまうということになるかもしれません。

私たちの暮らしには様々なプラスチック製品があります。子どものおもちゃ(ブロックなど)スプーンなどもプラスチック製が多い。

それらが流れ着いて、海鳥の巣の周りに・・・ ↓

 

 

使い捨てライターや小さな蓋が出るペットボトル飲料自体をまず買わないこと。これをゴミの始末の問題にすり替えないことが大事だと私は思います。

津波や台風により、ゴミが海に流れて大問題になるということは、東北大震災の際の津波で経験したはずです。生活のすべてが結果的に瓦礫・ゴミになって太平洋に流れて行きました。

私は当ブログで海のゴミについて何度も記事を書いています。

海に浮かぶゴミ、漂着するゴミは全て、人間の欲望の残骸です。

海を汚しているのは人間だということです。

 

川口由一さんの本から引用します(青文字)

環境問題で、間違ったことをしているのは人類だけであり、それ以外の他の動物は、一切間違いをしていません。ここを明確にして、人類の問い直しが必要です。自然界は完全絶妙で、なんら狂ったことなく間違いもなく誤ることもない。問い直さねばならぬのは私たち人間です。自然を守る、地球を癒す等々、それが曖昧であったならだめで、私たち人間の深い正確な問い直しが必要です。

 

自然農にいのち宿りて─目覚め・悟り・成長への道すじ
川口由一
創森社



 

【日本語訳】The ocean is broken海が壊れています オーストラリアのヨットマンの証言~津波瓦礫

【驚愕】tunami debrisで検索したら「海がゴミ箱」になったことがわかった

Synthetic Sea (合成の海~海に漂うプラスチック~)日本語字幕 海はゴミで埋め尽くされそう

海鳥は、無言で私たちに教えてくれています

分解されてなくなることのない溜まる一方の海のゴミ、マイクロプラスチック。日本は世界平均の27倍 

恐怖!歯磨き粉のつぶつぶが歯の隙間から大量に!プラスチックマイクロビーズの危険性を知る

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TED「現代奴隷の目撃写真」写真家リサ・クリスティン「無知な自分を恥ずかしく思いました」

2016-08-25 | 児童労働

 

 

リサ・クリスティン: 現代奴隷の目撃写真  動画撮影日:2012年1月22日

ここはガーナの違法鉱山の地下50mです。 空気は熱気と埃で重苦しく 息をするのさえ困難です。 暗闇の中を汗だくの男達が すり抜けていくのを感じる以外 何も見えません。 話し声が聞こえますが あとは男たちが咳き込む 不快な音と 粗野な道具で石を切り出す音だけが 縦穴の中に満ちています。 他の人と同じように 私は ちゃちな懐中電灯を ぼろぼろなゴム紐で頭に縛りつけています。 何十メートルもの深さの 幅約1mの四角い穴の壁面には 昇り降り用に滑りやすい木材が設置されていますが それさえも はっきりは見えません。 手が滑った瞬間 頭をよぎったのは 数日前に 手を滑らせて 止めどもなく落下していった 鉱夫の姿でした。 

今 皆さんにお話している間も 男達は その穴の奥深くへと潜り 報酬も補償もないまま 自らを危険に晒しています。 命を落とすことも珍しくありません。 

私は穴から這い上がり 家に帰れました。 しかし彼らは一生帰れません。 彼らは奴隷の身なのです。

28年間に渡り、私は6大陸の 70カ国以上で先住民文化を記録してきました。 そして 2009年にはバンクーバー平和サミットで 単独の展示を行う名誉を与えられました。 そこでお会いした多くのすばらしい人々の中に 現代の奴隷撲滅に献身的に取り組む NGO フリー・ザ・スレーブ の支援者がいました。 私達は奴隷問題について話を始めました。それから奴隷問題を学び始めました。 世界にこの問題があることは知っていましたが、そこまで深くは知りませんでした。 話を終えて私は自己嫌悪に陥りました。 自分が生きている時代に、起きている残虐行為について、 無知な自分を恥ずかしく思いました 。そして 自分が知らないのなら 他にも 知らない人は大勢いるはずだと思いました。 胃に穴があくほど思いは強まり、 数週間後には 私はロサンゼルスに飛び フリー・ザ・スレーブの役員に手伝いを申し出ました。 

そうして 私は現代の奴隷の旅を始めたのです。 奇妙なことに行き先は前にも訪れた場所です。 幾つかは第二の故郷と思っていた場所です。 しかし今回は隠された事実に 直面することになりました。 

控え目な推定でも 現在世界では 2千7百万人以上の人々が奴隷として扱われています。 この数字は大西洋横断奴隷貿易時代に アフリカから移送された人の倍です。 150年前 農場に送り込まれた 奴隷の値段はアメリカ人労働者の 年収の3年分でした 現在の貨幣価値ならば約5万ドルです ところが今日では わずか18ドル程度の借金のせいで 一家族が何世代にも渡って奴隷になってしまうのです 驚くべきことに奴隷制度は世界全体で 年間130億ドル以上の利益を生み出しています。 

奴隷の多くは良い教育や仕事等の 嘘の約束にだまされた人々で 報酬もなく暴力に怯えながら 逃げ出せない状況で労働を強いられています。 

今日の奴隷を駆り立てるのは商業です。 奴隷扱いされる人々が作る商品には価値がありますが、商品を作る人々は使い捨てです。 奴隷制度は世界中どこでも違法ですが、奴隷は世界中至る所に存在します。 

インドとネパールでレンガを焼く窯を訪れました。 その奇妙で恐ろしい景色はあたかも 古代エジプトかダンテの地獄篇に 足を踏み入れたようでした。 気温50℃を超す現場では 男 女 子供を含めた家族全員が 埃まみれになりながら 頭の上に機械的にレンガを載せていました。 多い時には18個も載せて 焼け付く窯から 数百メートル離れたトラックまで運ぶのです。 単調さと疲労のため 彼らは物言わず黙々と一日16~17時間 この作業を繰返すのです。 食事や飲み水の休憩すらありません。 皆 重度の脱水症状を起こし 放尿すらままなりません。 あまりの暑さと埃のため 私のカメラは触れない程熱くなり 動かなくなりました。 私は20分おきに車に駆け戻っては自分の 機材の埃を掃い エアコンにあてて甦らせました。 そうしている間に自分のカメラの方が あの人々よりも余程ましな扱いを受けていることに 気づきました。

 

窯に戻ると泣出したい気持ちでした。 すると隣の廃止活動家が 私をつかんで言いました。 “泣かないで ここで泣いちゃだめだ” 彼が明言したのは、この様な場所で 感情を表現すると私のみならず彼らにも 大変危険だということでした。 私が直接 彼らを助けることはできません。 お金を与えることも 何もできません。 私はその国の人間ではありません。 私が 彼らを今よりさらにひどい状況に 追い込んでしまう可能性がありました 。フリー・ザ・スレーブがその活動を通して 彼らを解放してくれるのを信じました。 彼らならばきっとやってくれると思いました。 私は家に帰るまで 自分の気持ちが張り裂けるのを我慢しました。 

ヒマラヤでは子供たちが、石を背負って ふもとの道で待っているトラックまで 山岳地帯を何キロも運ぶのを見ました。 大きな石板の重さは 担いでいる子供たち以上でした。 棒とロープと布で作った 手作りのハーネスで 石を頭から 吊り下げていました。 これほどの衝撃的な現場を 目撃するのは辛いことです。 ここまで横行する悪行に どうやって立ち向かえるでしょうか?  報酬もなく一日 16~17時間も働かされているのに、中には自分が奴隷だと知らない人さえいます。 生まれた時から同じ状況だからです。 他と比べようがないのです。 このような村人が自由を主張したら 奴隷所有者は彼らの家を焼き払ってしまいました。 彼らには何もなかったのです。 彼らは恐れるあまり あきらめていました。 しかし中央の女性は自分たちの ために立ち上がり耐え抜きました。 そして現地の廃止活動家の 支援を受け採掘権を獲得しました。 そして現地の廃止活動家の 支援を受け採掘権を獲得しました。 今でも同じ過酷な仕事ですが 自分たちのために働き 報酬を得ることができるのです。 そして何より自由の身です。 

奴隷という言葉を聞けば 性の不正売買を連想するほど 世界中に知れ渡っています。 この業界を取材する際には 身の安全を保証できないと 忠告されました。 

カトマンズでは以前に性の奴隷を 経験した女性たちに付き添ってもらいました。 案内された 狭い階段は 薄暗い蛍光灯が照らす汚い地階に続いていました いわゆる売春宿ではなく どちらかと言えばレストランです 業界ではキャビン・レストランと呼ばれる 強制売春の温床です それぞれに小さな個室があり 奴隷の身の女性は ― 少女や少年や7歳の子さえいるのですが ― ― 少女や少年や7歳の子さえいるのですが ― 客に料理や酒をたくさん注文させながら 客の相手をしなければなりません 部屋は薄暗く汚れています 壁に識別用の番号があり ベニヤ板とカーテンで仕切られています 客の手による 悲劇的な性的暴行に 耐えなければならないこともあります ほぼ暗闇の中に立っていると 瞬時に激しい恐怖が湧き上がりました あの地獄に囚われた身を 想像するだけで身の毛がよだちます 出口は一か所しかありません 入ってきた階段です 裏口はありません 抜け出せるほど大きな窓もありませんでした この人たちに逃げ道は全くないのです この厳しい状況に触れると同時に 性の不正売買を含めた奴隷取引が 私たちの裏庭でも行われていることを お伝えしなければなりません。 

何万人もの人々が農園 レストラン 家事等の 何万人もの人々が農園 レストラン 家事等の 様々な労働を強制されています 最近のニューヨークタイムズ紙の報道によると 毎年10~30万人のアメリカ人の子供が 性の奴隷として売買されています 我々の身近にあるのです ただ目にしないだけです。 

繊維業もまた強制労働で連想する業種です 繊維業もまた強制労働で連想する業種です インドの村では家族全員が絹取引で 奴隷扱いされている様子を見ました これは家族の写真です 黒く染まった手が父親で 青と赤の手が息子たちです 彼らは大きな樽で染料をかき混ぜ 絹を液体の中に肘の深さまで沈めます ですが染料は有毒です。

 

通訳が彼らの物語を伝えてくれました。“僕らに自由はない” と彼らは言いました “でも いつかは ここを出て 染物をして稼げる場所に行きたいんだ” と 染物をして稼げる場所に行きたいんだ” と。 

4千人を超える子供たちが 世界最大の人造湖 ヴォルタ湖で奴隷になっていると言われています 初めて訪れた際に 私は様子を見に行きました 船から魚を取っているのは家族だと思いました 2人のお兄さんと弟たちに見えませんか? いいえ 彼らはみんな奴隷でした 子供たちは家族から取り上げられ 売買されて姿を消すのです そして このような船での 長時間労働を強いられます しかも彼らは泳げません。

 

この子は8歳です 私達のボートが近づくと震えていました 彼の小さなカヌーに衝突すると思ったのです 水中に突き落とされることを怖がっていたのです ヴォルタ湖に水没した木々によく漁網が絡みます ヴォルタ湖に水没した木々によく漁網が絡みます すると網を外すために怖がっている子供たちを 水の中に放り込みます 多くが溺れます。この青年は物心ついたときから 強制労働を強いられています この青年は物心ついたときから 強制労働を強いられています 主人が恐ろしくて逃げ出せません 彼はこれまでずっと 残忍な扱いを受けてきたので 仕切っている年下の奴隷たちを 同じように扱います 仕切っている年下の奴隷たちを 同じように扱います。 

彼らに出会ったのは朝5時です 最後の漁網を引き揚げている所でした 冷たい風が吹く夜中の1時から働きづめでした 冷たい風が吹く夜中の1時から働きづめでした しかも 大漁だと漁網は 500キロ以上の重さになります。 

コフィを紹介します コフィは漁村から救出されました 彼に出会ったのはフリー・ザ・スレーブの 奴隷被害者リハビリ施設でした 井戸で入浴している所です 大きなバケツで頭から水を浴びていました すばらしいことに こうしてお話ししている今まさに コフィは家族と共にいます さらに良いことに彼の家族には 生活の糧となり 子供たちの安全を守る 道具が支給されました コフィは可能性の象徴です 立ち上がった人物がいたおかげで 彼の人生は変わりました。 

ガーナの道をフリー・ザ・スレーブの スタッフと一緒に車で走っていた時 ガーナの道をフリー・ザ・スレーブの スタッフと一緒に車で走っていた時 突然バイクに乗った廃止活動家が 我々の車に近づき窓を叩き 指示しました ジャングルに続く泥道を先導するから付いてこいと 道の行き止まりで我々をクルマから降ろすと 彼は運転手に立ち去るよう言いました それから 彼は道なき道を指さして言いました “この道だ この道を行け” と 道を遮る植物をかき分けて約1時間進むと 道を遮る植物をかき分けて約1時間進むと 小道は最近の雨で完全に水に浸かっていました そこで私は写真用機材を頭の上に持ち上げ 胸まで水に浸かりながら進みました 。 更に歩くこと2時間 曲がりくねった小道は突然終わり 目の前に サッカー場ほどの 穴だらけの採掘場が広がりました 穴の中では 大勢の奴隷が働いていました 女性の多くは子供を背中に背負ったまま 金を選鉱していました 足が浸かっている水は水銀で汚染されています 採取工程で水銀が使われるのです。

 

こちらの鉱夫たちはガーナの 別の地域の鉱山で働く奴隷です 縦穴から出てくる時 彼らは汗でびっしょりです 彼らの疲れ果てて充血した眼を思い出します 彼らの多くは72時間も地下に潜ったままでした 縦穴の深さは90mあります 彼らは重い石が入った袋を 外に運び出します 次にその石は 別の場所に運ばれて砕かれ 金が採取されます。

 

一見 力持ちの男達が大勢いるように見えますが すぐに崖っぷちな状態に置かれた 不幸な人々であることに気づきます そして子供もいます 彼らは怪我 病気 そして暴力の被害者です 実際このとても筋肉質な人ですら あと数年で結核と水銀中毒のせいで こうなってしまう危険が高いのです

 

彼はマヌルといいます 父親が死んだ時に 叔父が彼を 自分が働く鉱山に売りました 叔父が死ぬと 叔父の借金を背負わされました そして彼は 鉱山の奴隷労働から 逃れられなくなりました この時 彼は14年も鉱山で働いていました 足の怪我は採掘中の事故のせいです 足の怪我は採掘中の事故のせいです かなりの重傷で 医師は 切断すべきだと言いました しかもマヌルは結核にかかっています それでも彼は連日 縦穴での作業を 強いられています

 

それでも彼は いつの日か フリー・ザ・スレーブ等の活動家の援助を得て 自由の身になり教育を受けることを夢見ています 自由の身になり教育を受けることを夢見ています 絶望的な状況に置かれながらも 希望を捨てない人々を見ると 私の胸は 畏敬の念にあふれます。 

奴隷問題に光を当てたいと思います 現地で作業する際に ろうそくをたくさん持っていきました 通訳に助けてもらいながら 撮影した人たちに分け与え 彼らの物語と窮状に光を当てたいと思いました 彼らの物語と窮状に光を当てたいと思いました 彼らと私の安全が確認できた時に 撮影した写真です 彼らは自分たちの写真が世界中の 人々に見られるのを知っています 彼らは自分たちの写真が世界中の 人々に見られるのを知っています 私は彼らに伝えようと思いました 私達が彼らの目撃者となり 彼らの人生を 変えるためにできる限りの手を尽くすと 私は本当に信じているのです 私たちがお互いを同じ人間として 見ることができれば 奴隷のような残虐行為はなくなると 写真に映っているのは社会問題ではなく 私たちと同じ生きている人間です 権利 尊厳 そして尊敬に値する人々です 権利 尊厳 そして尊敬に値する人々です 私が光栄にも出会うことができた 虐げられた大勢の素晴らしい人々のことを 一日たりとも忘れることはありません。 

これらの写真が あなた方のような見る人々の力を呼び起こし その力が結集して火となり その燃え盛る火が奴隷問題に 光を当てることを願います その光がなければ束縛という野獣は 闇の中で生き続けます その光がなければ束縛という野獣は 闇の中で生き続けます。 

たいへんありがとうございました。 

(拍手)

 

 

 (管理人より) 強調はブログ管理人。

この奴隷=児童労働の問題が分からなければ、「再生可能エネルギーの欺瞞」に気づくことはできないでしょう。

再生可能エネルギーの欺瞞に気づけないということは、再エネが原発を補完しているという構造にも気づけないということです。

労災死亡事故も、環境汚染も同じ線上にあります。

「奴隷にとっても、奴隷の仕事が無くなったら困るでしょ」という考え方をする人がいます。それは、奴隷を使いたい側の人間の上から目線の愚かな考えに過ぎません。

ソーラーパネルや電気自動車など再エネ工業製品、スマホなど携帯電話の生産にはパソコン以上に精密な部品が使われ、それはまさにハイテクの結晶です。

しかし資源採掘~製錬~製造~廃棄~リサイクルといった工業製品のライフサイクル全体を通じて、環境に大きな負担を与えており、「現代の奴隷」といったような人々がそのハイテク技術を支えている現実。

このTED動画は2012年のものですが、2016年の現代の奴隷の人口が報道されていました。

2700万人超⇒4500万人超  と増えています。

宝石などの贅沢品、ハイテク工業製品、ファーストファッション、性産業、エンターテイメント(ファーストフードのおまけ、ディズニーランドの商品、サッカーボールなど)

などの分野で児童が奴隷として働かされています。

「今日の奴隷を駆り立てるのは商業です」 リサ・クリスティンは言っています。

あなたは奴隷が作ったものを買いますか?

様々な屁理屈を考え、言い訳をしながら、買いますか?


以下


「現代の奴隷」人口、世界で4500万人超

インド・ニューデリーで家宅捜索が行われた奴隷労働の現場で、救出作戦が行われる中、泣き叫ぶ子供(2009年11月10日撮影)

【5月31日 AFP】世界各地で「現代の奴隷」状態に置かれている人の数は、成人と子どもを合わせて4500万人を上回っていることが、31日に発表されたNGOの年次報告書で明らかになった。当初の予測よりはるかに多く、3分の2がアジア太平洋地域を占めている。

 奴隷状態の撲滅を目指す団体「ウオーク・フリー・ファウンデーション(WFF)」が発表した報告書「グローバル・スレイバリー・インデックス2016(Global Slavery Index)」は167か国、4万2000人を対象に53言語で面談を行った情報に基づき、奴隷状態にある人々の割合と各国政府の対応を割り出している。データ収集と調査の方法を見直した結果、「奴隷」の数は2年前の推計よりもさらに28%増えているという。

 国・地域別で「奴隷」の数が最も多かったのはインドだった(推計1835万人)。また全人口に占める奴隷状態の人の割合が最も多かったのは北朝鮮で、人口の4.37%が奴隷状態にあり、政府の対応も最も鈍かった。

「現代の奴隷」は、脅迫や暴力、強制、権力乱用、詐欺などによって立ち去る自由を奪われ、搾取されている状態を指す。場合によっては、借金の形に漁船で労働させられたり、強制的に家事や売春をさせられたりする例もある。(c)AFP 


 

 

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TED「油濁事故の毒の代償」海洋毒性学者スーザン・ショー「世の中全てが幸せなわけではありません」

2016-08-25 | 海洋汚染

私は海洋毒性学者です。メキシコ湾の現状を大いに心配しています。 特に大量に使用されている有毒な分散剤 コレキシットについてです。私は海洋汚染について、長きにわたり研究を行い、海洋生物 特に海洋哺乳類に及ぼす影響について 調べてきました。 研究の結果、海洋哺乳類は私たちが莫大な量の有害物質を 年々注いでいる食物連鎖の一番上に存在していることが分かりました。そしてその哺乳類たちは、こんな状態です。こんな悲しいスライドで 胸が痛いですが、世の中全てが幸せなわけではありません。

私の分野ではなおさらのことです。海洋哺乳類の体には 数百種類ものあらゆる有害な化合物が 蓄積されていて 深くショックを受けます。そして 世界各地の何万もの海洋哺乳類が 着実に絶滅に向かっています。彼らの約3分の1程度が30年以内に絶滅すると予測されています。

私のプロジェクトは、大西洋の北西に沿って進められています。 「アザラシ指標」と名づけました。 私たちは食物網の最上位に位置する 海洋哺乳類と魚類の体内の汚染を 経時的に調べています。これは 地域規模で行われる環境毒性調査です。 いろいろな化合物を調べていますが、最近 大きく関心を寄せているのは 難燃剤 とくに臭素系難燃剤で、これらは私たちが日常的に使用する 非常に沢山の物に含まれています。 この難燃剤は 私たちが今座っている椅子のクッションからコンピュータやテレビなどの外装にも 含まれています。

それで私たちは、この化合物がどうやって製品から最終堆積場の海にまで流れ込んだのかを追跡しています。追跡は非常に複雑な経路です。 このような製品が古くなるにつれて塵の中で濃縮されたり 捨てられて 埋立地に持ち込まれたりして 最後に廃水処理施設に到着するからです。ご存知の通り、私たちは毎年膨大な量のコンピュータやテレビを処分しています。 そしてこれらは 電子機器廃棄場に行きます。 そのすべては地表水に紛れ込み、ついに最終堆積場である 海に到達します。 私たちの研究では、ゼニガタアザラシの体から高濃度の難燃剤成分を 予想通りに検出し、報告書を作成しました。

この報告書により 私が本拠とするメイン州では神経毒性難燃剤 通称デカの使用が禁止されました。 そして去年末には全米で 段階的廃止の決定が下されました。良い面だけみれば私たちのゼニガタアザラシが 少なくとも炎上することは 当分の間ないんでしょうけれどね。

それで私は毒性学者として 私自身に非常に興味がわきました。研究室に血を寄付して 「よし やってみよう」と言いました。 その結果、113種類の異なる化合物が 私の血から検出されました。 皆さんの中で誰かが この実験に参加したならば 化合物が同様に分布した― カクテル(混合物)が検出されるでしょう。 ですが私はなぜか 沢山の難燃剤に毒されていたのです。 その程度をお見せしますと アメリカ人はヨーロッパ人に比べて 体内にある難燃剤の濃度が 10~40倍も高くなっています。 なぜですかって? 何もかもに防火処理をしており 有害化学物質の規制も甘いからです。 あろうことか私はハイエンドの1人なのです。 なんて運がいいんでしょうね。 ですが こう思いました。 火災が起きても 多分私は最後まで燃えないだろうって。

ともかく これが私たちが調査している 現在のメキシコ湾の問題です。 この国は化学物質を 適切に規制していません。 ほとんどしていないと言って良いでしょう。 産業界に振り回されっぱなしです。 今朝ジャッキー・サビッツ [海洋生物学者] は、大手石油会社と彼らのプロパガンダ、そしてどうやって私たちが彼らの嘘などに洗脳されるのかを話しました。 私たちのケースでは大手化学会社となります。 彼らは企業秘密を保つ権利を許され 成分資料を提出する義務もありません。 健康と安全に関するデータも出しません。 結果的に製品が市場に出る前に 彼らは規制を受けないのです。推定無罪の原則のようなものです。生産者側は立証責任を負いません。

私は5月に メキシコ湾に招待されました。 そこで私は分散剤が海中でどう分布するかなどの予備調査をしにそこへ行くことにしました。 今まで水の中に飛び込むような クレイジーな毒性学者はいなかった― と言われましたが、 私はやりました。 私たちは化学防護スーツ等さえつけず、油膜の中に飛び込みました。そして体調を崩しました。 2日後 ひどい咽頭炎にかかりました。 喉が燃えるかと思いました。今は治ったんですけどね。

水に潜る途中で私が見たものは、とても大きな衝撃で 今も頭の中を駆け巡っています。油滴がまき散らされているのを見たのです。 さらに潜っていくと油滴の群は ニシンのようなプランクトン食性魚類の餌で小さな生命でもある― あらゆる種類のプランクトンに くっついたりぶつかったり していました。 海中深く潜って見たものは まさに死の網だったのです。

この問題は最初 彼らの言葉を借りると 沼地と海底との トレードオフとして始まりました。 私は最初から決定に反対していて、それは今も変わりません。その決定とは沼地を保護するというものでした。 一度沼地にオイルが入ったら 取り除くことは不可能です。皆さんもご存知の通り、ごく最近まで 実際に油を回収するという対応はほとんどありませんでした。事態はますます深刻になっています

これはシナリオと その得失評価についての エクソン社のスライドです。 このケースでは 水面に油が浮いています。 マングローブ地帯に上がっていきますが、サンゴや海草に 害を与えることはありません。 ここに違うシナリオがあります。 もし油を分散させると 海草やサンゴは結構な被害を被りますが マングローブ地帯は保存できます。これはまるで眼科医に 行くみたいではありませんか? 1と2 どちらが良く見えますか?

問題はコレキシットが 私たちによって大量に放出され、あっという間に 200万ガロンに 達しつつあるということです。 プルーム(汚染物質)の問題もあります。 プルームはないとされていましたが プルームはあることが分かったのです。 独立研究者たちが見つけたのです。 そこには人体に悪影響を与える 差し迫った大きな問題があり、人の健康への影響が報告されています。 連邦政府のある当局者は それはおそらく熱中症だと言いましたが、 短い時間ではあっても そこに入ったことがある私は 熱中症ではないと言い切れます。 現場では 水の中から、大量の揮発性油と溶媒を含む コレキシットのガスが昇っていました。ですから当局者の見解は 全くの見当外れです。

BP社のショーは今だに続いているのです。 私たちの関係者はコレキシットについて 最も毒性が高い分散剤の1つだと 苦言を呈しています。 しかし まだ彼らは分散剤を使い続けています。 最も毒性の高い 9527 を 供給が途切れるまで使い続け、 今 彼らは 9500 を使っています。 9527 は 2-ブトキシエタノールを 含んだものであり、内出血を起こします。 エクソンバルディーズ号油濁事故で これを知りました。つまり私たちは 流出した石油の上に石油系溶剤を含む化合物を 散布しているのです。 支離滅裂でしょう?

この仕組みをお話しましょう 。そしてここで起きる小さなことを説明します。 それはミセルです 。ミセルは油を囲んで形成されます。 まず最初に 溶剤が油の中に割って入り、 油膜の中に 界面活性剤が入っていきます。 界面活性剤はファストフードの包装等に使われていますが、 油滴の周りを取り囲み、 微小の粒を作ります。 きれいで小さな界面活性剤が縁取ります。 ミセルについて覚えておくべきことは、この小さくて浮遊する 毒物の滴は 届けるためにあるのです。 FedEx の配達員みたいなものです。 皆さんが魚であれば、 あなたの滴が 午前に届かなければ 午後には届くでしょう。 皆さんの住所を知っているからです。

毒物学の見地からいえば、 これはとても恐ろしいことです。 コレキシットと分散された油は 結合することで 単独の場合よりも もっと強力な毒になるからです。 通常は複数の毒素への曝露量は それぞれの合計になります。 しかし分散剤は 私が説明したとおり、油膜を分解するのが仕事であり、分散剤に含まれる溶剤は これを非常に効率的にします。 そして分散剤は 私たちの体内の油膜― 皮膚から臓器に至るまでの細胞を 分解するのです。つまり分散剤は 油が体内により容易に早く 吸収されることを助けるのです。 油は何百もの炭化水素化合物や その他の化合物を含んでおり、 体のあらゆる臓器に有毒です。そのため分散剤と合わさった場合、皆さんは非常に相乗的な 複合毒性にさらされるのです。 コレキシット自体も石油系溶剤や たくさんの毒性化合物を含みます

私は毒性学者と化学者が集まる 全国組織のチャットグループの 一員なのですが、 この組織は 基本的に 製品の中に何が含まれるのか、 化学品の働きと相互作用を 解明するために活動しています。 相互作用により生まれる 副産物の大半は 元の化合物よりも毒性が高く 私たちが知らないものです。 私たちはコレキシット 9500 が ヒ素やクロムなどの重金属を含むこと― そしてヒ素はガンを引き起こすのに 十分な量であることを発見しました

これは私たちが調査する 安全データシートですが、 おかしなことに そのことに関する記載は ほとんどありません。 現在 化学会社は コレキシットに含まれる 化学品の完全リストを 公表するように求められています。 しかしなぜでしょう? 多くの成分が記載されていません。 誘導体 誘導体と書かれているのは 多数の化合物です。 ソルビタンもそう そしてさらに溶剤である 石油の蒸留物も 何百もあります。 それらは特定されていません。 なぜでしょう ?企業秘密だからです。

BP社はショーを続けており Nalco社がこれを裏で行っています。 今日に至るまで 成分は公表されておらず 毒性学者達は本当に怒り狂っています。 どのような相互作用や どのような毒素の結果をもたらすか 正確に予想することができないからです。

しかし私たちはお分かりの通り、本当に大きなリスクに直面しています。 33 箇所の野生生物保護区や 多くの野生生物や 魚や生物多様性が危機に瀕しています。

私たちは過去の油濁事故から学んでいます。 過去の事故で起こったことは 私の悪夢の一部でもあります。 今回は私の苦悩の一部を 皆さんと共有できることを ありがたく思っています。

私たちは さんご礁は 大きな影響を受けることを知っています。 これは豪州 タスマニアの海岸で 起こった事故に関して 行われた研究です。 さんご礁はご存知の通り 全ての海洋生物の 約4分の1の住処です。 そしてコレキシットと石油によって さんごの繁殖能力は ゼロになってしまいます。 石油だけなら 98% の繁殖能力です。 つまり さんごは この組み合わせの影響を 非常に受けやすい生物なのです。

ここに別のグループがいます。 水柱の中で簡単に見ることができるのですが プランクトンとその捕食者です。 ご存知の通り、小さなニシンのような魚が水柱の中を口を開けたまま往来し、 見境なく餌をとり、 同時に この茶色の有毒物質のプリンを ガツガツと食べています。 別の研究から分かっていますが、 これは非常に毒性の高い塊です。 石油とコレキシットが一緒になると 石油単体の場合よりも ずっと ずっと少量で死を起こします。

これが私たちが現時点で知っている 毒性についてのすべてです。 しかし私の悪夢はさらに続きます。 この食魚性の魚― スギやハタやブリなどの大きな魚が マグロやサメも含めて この茶色のプリンにやられてしまいます。 彼らのえらは非常に繊細で 呼吸器官がとても傷つきやすいのです。 考えてみてください。 コレキシットが膜にあたり、えらに詰まるのです。 するとこれらの魚達は 化学肺炎と呼ばれる状態になり、 この化合物を吸収しようとします。 コレキシットは体内に吸収されると 内出血を起こします。

私は肺呼吸の哺乳類をとても心配しています。 研究対象であるからだけでなく、 彼らは息をするため水面に来るたびに 揮発性の蒸気に晒され、 これを吸い込むからです。 その結果として 肺炎にかかり、 肝臓、 腎臓、 脳までが損傷を受けます。 コレキシットが 石油を体内の全ての膜に 全ての器官に 届けるのです。 そしてたくさんの不快な症状が起こります。 目や口の炎症だけではなく、 皮膚の腫瘍や病班なども起こります。

個人的な見解ですが、 私たちはまだ メキシコ湾の野生生物への 油濁の本当の影響を目にしていません。

私たちは仮説を立て始めました。 私たちは何を知っているのか、栄養カスケードに何が起こるのか、つまりある生物が死滅した時に それを捕食していた 上位の全ての生物が影響を受ける という仮説です。 私たちの仮説は シンプルな考え方ですが、 実際にはプランクトンやその捕食者の レベルまでしか理解できていません。 そして私たちは栄養カスケードの分析が 上手くできていませんでした。

これがエクソン・バルディーズ号の科学者達が 考えていた栄養カスケードです。 昆布やニシンがいなくなると それより上位の魚が死滅すると考えていました。 彼らはこの栄養カスケードの頂点に シャチがいると考えていました。 実際に起こったことは より複雑でもっと固有のものでした。 岩に張り付いている 昆布やフジツボの多くは コレキシットと油の混合により 予想通りの損害を受けました 。それらは岩に接着する力の弱い 侵入種に取って代わられました。 そこに嵐が来て 彼らを岩からはがしたのです。 そしてそれがウミガモにとって すべての食料源でした。 その結果 ご存知の通り エクソン・バルディーズ号の事故により 30万羽のウミガモが失われ いまだに戻って来ていません。

現在 私たちは 独立研究を立ち上げています。 「独立」というのは 「一人で」という意味ではありません。 ここでいう独立とは 例えば今メキシコ湾で起こっている 犯罪現場の機密のようなものに 縛られないということです。 私たちは毒性の影響を 評価しようとしていますが この研究を賢く行うためには 多くのパートナーが必要です。

何人かパートナーを紹介します デービッド・ガロ [海洋学者] も その1人ですし シルビア・アール [海洋学者] もいます。 そして皆さんの中でも 手伝ってくれる人がいることを望みます。 皆さんに問います― 私たちは知るべきでは? 私たちの知る権利は? 私たちには当然知る権利があります。 メキシコ湾で経験する損失をです。

私の望み― メキシコ湾岸での重大目標は 真実を知ることです。 どのようなものであれ 私たちに真実をつかませてください。 そこにたどり着くためには アセスメント(事前影響評価)が必要です。

皆さんと問題共有でき感謝します ありがとう。

 

  

(管理人より) 体調はよくありませんが、どうにか更新してみます(不定期)

近年、世界中で大型の哺乳類や魚などの海の生き物が海岸に打ち上げられ、大量死しています。日本でも同じです。

そこで今日は海洋毒性学者のプレゼンを紹介します。黄色の強調は管理人によるものです。

私は油の流出による環境汚染についても、ブログやツイッターでずっと発信してきました。ブログに上げられなかったものもツイッターにありますので宜しければ、ご覧下さい。 

油 流出で検索 油 タンカーで検索 クジラで検索

 

●タンカー、貨物船の事故

●沈没事故(タンクローリーや自動車や軍用機、列車が海、川、湖などに転落して、燃料の油、積荷の油が流出)

●石油タンクから水路や川の支流に流出

 

こういったいろいろな形で水や土が汚染されています。数が多いので、最近の日本周辺の海への油の流出事故だけをツイッターから拾ってみます。リンクが切れているのもありますが、出来るだけソースをつけています。こういう流出事故の続報、例えば漁業などへ、どのような影響があったかなどの報道も少ないのです。わかめ養殖に影響という続報が1つだけありましたので、並べておきます。

2015~2016年に ニュースになった油流出事故(青文字) 

2016/6/24  千葉港で曳船から油流出 海洋汚染防止法違反も視野 千葉日報

 

2016/2/1 下関沖でタンカーから油流出 - NHK山口

 

2016/1/16 東京湾でタンカー衝突 油が流出 NHK

 

わかめ養殖に影響 - NHK山口

 

2015/10/17 タンカーが衝突 関門海峡周辺に重油流出 - NHK山口

 

2015/5/16 東京湾で原油タンカーの油が流出 海保庁、拡散を防ぐ作業続ける(FNN)

 

 

このように日本の海も汚染されています。その影響を見ていきます。

ナイトNITE 独立行政法人製品評価技術基盤機構のホームページから引用。長いので回収方法についてはリンク元でご覧下さい。

流出石油の処理 -物理的回収と化学的処理-  より抜粋

油処理剤は、油膜の拡大防止に効果が期待できる一方その毒性によって環境がダメージを受けるのではないかという不安を拭い去ることができないためその使用を巡っては常に議論が戦わされることになります。

流出石油が環境に及ぼす影響  より

 

環境に与える影響

魚への影響

魚は、植物や小さなプランクトン達とは違い速い速度で移動できるため、流出油で汚染された海域から移動して逃げようとします。そのため、死滅にまで至ってしまうことは少ないです。

しかし、閉鎖性の高い内湾や養殖場などでは、逃れることが難しいため、魚の大量死に繋がり易いです。魚のエラや体表は粘液膜で覆われており油が付着しにくくなっていますが、大量の油が存在した場合やエマルジョン化した油の場合は付着しやすくなるため、エラや体表に油が付着して機能不全に陥るケースもあります。稚魚や卵は、成魚よりも油に対する抵抗性が低いことが知られています。また、死に至らなくても、漁獲対象とされている魚の場合には、身が石油臭くなるといった着臭の問題があります。石油汚染された餌や海水を取り込むことによって体内に石油成分が蓄積し、不快な味や臭いを発するようになるのです。着臭した魚は、当然、食用には適さなくなってしまうため、漁業に与える影響は大きいです。

水鳥・海獣への影響

大規模な石油流出事故が起こったとき、必ずマスコミに登場するのが、油まみれになった水鳥の映像や写真でしょう。実際、海を生活の場として利用している水鳥達は、流出した石油によって大きな被害を受けやすいのが現状です。

ナホトカ号事故の際には、事故発生から3ヶ月の間に、生体・死体併せて1311羽の水鳥が保護されましたが(環境庁1997年3月17日発表)、回復したのはわずか100羽ほどでした。エクソン・バルディーズ号事故にいたっては、10-30万羽もの水鳥が死亡したと推計されており、周辺海域一帯の水鳥達に壊滅的な被害を与えたといってもよいでしょう。

水鳥の中には、油膜の拡がった海面に好んで着水するものもいるといわれ、被害を大きくする要因となっています。水鳥の羽毛は、海に潜っても羽毛が水を含まないように、疎水性の物質でコーティングされていますが、これらは親油性であるため、流出油に触れると溶け出してしまいます。水鳥は、羽毛の間に空気を蓄えることによって、海面上での浮力を保ったり、体温を維持するのに役立たせていますが、コーティングが溶け出すと、羽毛に空気を蓄えられなくなって、これらの機能が損なわれます。その結果、遊泳や飛翔が困難になったり、体温の低下によって場合によっては凍死に至ることもあります。

また、水鳥類や海獣類(海で生活している哺乳類)は、石油で汚れた羽や体毛を口で整えようとするため、そのときに石油を摂取してしまいます。皮膚から直接浸透したり、あるいは油膜から蒸発した石油成分の蒸気を吸い込んで体内に取り込んでしまう場合もあります。体内に取り込まれた石油成分は、既に述べたような細胞毒性で内臓に損傷を与えるほか、中枢神経系にも作用して行動傷害や知覚麻痺を引き起こします。石油汚染を受けた水鳥や海獣は、それが直接の死因とはならなくても、動きが鈍くなることによって、餌が獲れなくなったり外敵から身を守れなくなったりして死んでしまうことも多いようです。

潮間帯・海岸での影響

流出油は、海上を漂流しているときよりも、海岸に押し寄せたときに被害がより一層拡大します。海中を泳いでいる魚は海面上を漂う流出油から逃げることもできますが、海辺に生息している生物達は逃げる間もなく押し寄せる流出油に飲み込まれてしまいます。海岸や浅瀬に生息する生物の多くは、移動能力が乏しいか、全くないに等しいため、流出油の影響をダイレクトに受けることになります。海岸や浅瀬に生えている海藻類あるいは海草類は、流出油の被害を受けやすいものの一つです。海藻類は、体表あるいは根・仮根から油を取り込むことによって障害を受けるほか、葉体の表面が油膜に覆われることによって光合成が阻害されたり、付着した油の重みによって脱落したり剥離したりします。海藻の配偶子は海水中で受精するため、流出事故が生殖期や成長期に重なると被害はさらに大きくなります。これは、種子植物の場合も同様で、新しい根が伸びたり、花が咲いて種子ができたりする成長期に油汚染されると、かなり深刻なダメージを受けることになります。貝類など潮間帯に生息する生物は、普段から変化の激しい環境で生きているため、石油汚染に対する抵抗性も比較的強いと言われています。しかし、種によって感受性に違いがあり、大量の流出油に曝された場合には、深刻な被害を受けることもあり得ます。また、甲殻類は、他の生物に比べて抵抗性が弱いらしく、被害例が多いことが知られています。貝類やエビ、カニなど食用となっている生物の場合、魚類と同様、死に至らなくても着臭という問題が発生します。海岸に打ち上げられた漂着油は、毒性の強い低分子成分が蒸発や溶解によって失われていくため、急性毒性は低くなっていきます。流出してから長期間経過して風化の進んだ漂着油は、一般に毒性は低いです。

食物ピラミッドに及ぼす影響

流出事故を生き残ったり、運良く直接的な被害を受けなかった生物達も、流出油によってもたらされる海洋生態系の変化を多かれ少なかれ受けることになります。

海洋生態系の食物ピラミッドの下部にはプランクトンが位置しており、ピラミッド全体は植物プランクトンの光合成によって支えられています。海面に漂う油膜は太陽の光を遮るため、植物プランクトンの光合成が阻害され、植物プランクトンが減少することは十分考えられることでしょう。一方、事故後しばらく経ってから珪藻類など特定のプランクトンが増殖したという例もあり、赤潮の発生などに結びつく可能性も指摘されています。動物プランクトンも、流出油の影響を受けて、数が増減するといわれていますが、はっきりしたことはよく分かっていません。いずれにしても、流出油によるプランクトン群集の変化が、周辺の海洋生態系に影響を与える可能性は否定できません。また、プランクトンの増減以外にも、油に弱い生物種が減少することによって、生態系の構造が変化することも考えられます。

 

人間生活に与える影響

産業に対する影響

大規模な石油流出事故が起こった場合、多かれ少なかれ、漁業に影響が出るのは避けられないことです。死滅しなかったとしても、魚介類に石油臭が着けば、商品にはならなくなります。汚染海域の養殖場では、壊滅的な被害を受けるでしょう。また、魚介類に対する実際的な被害は軽微だったとしても、周辺海域で獲れた魚介類を買い控えるといった行動が起こるのは避けられないと考えられます。

また、流出油が打ち上げられた海岸では、観光産業も大きな打撃を受けます。漁業や観光産業の他にも、火力発電所や原子力発電所など海水を大量に使用する施設では、流出油の被害が発生します。これらの施設では冷却水として大量の海水を使用しているため、取水口から取り込まれた海水に油が混じっていた場合、配水管が汚れて出力が低下したり、最悪の場合には操業を停止しなければならない事態も起こり得ます。

また、汚染海域では、油の汚染や回収作業によって、船舶の航行が制限されることが多いです。船舶交通の制限は物流や人の流れに影響を及ぼすため、流出事故の間接的な影響は汚染地域のみに留まらずより広い範囲に及ぶことがあります。

人の健康に及ぼす影響

このような経済・産業的な被害だけでなく、流出油が人の健康そのものに与える影響も無視できません。特に流出油の回収・防除作業を行う人々は、流出油と直接接するため、健康被害を受けやすいです。

石油に含まれる成分の中には、人に対する毒性が認められているものも多く、特に揮発性の高い低分子成分の中に毒性の強いものが多いことが分かっています。飽和炭化水素よりも芳香族炭化水素の方が毒性が強い傾向にあり、単環芳香族のベンゼン、トルエン、キシレンといったBTX化合物は特に強い毒性を持っています。BTX化合物やn-ヘキサンをはじめとする低分子アルカンには、中枢神経抑制作用があり、いわゆるシンナー中毒様の症状を呈します。ひどくなると頭痛、めまい、吐き気などを催し、最悪の場合、死に至ります。また、眼に対する刺激性があり、眼に触れると眼が痛くなるなどの症状が出ます。これらの低分子成分は揮発性が高いため、流出油付近の大気に蒸気として高濃度に存在していることがあり、特に流出後間もない時期は、その可能性が高いでしょう。そのため、流出油回収作業を行う人は、蒸気を吸い込んだり、蒸気が眼に触れたりしないように、可能であれば防毒マスクやゴーグルを装着するべきです。

重質な成分は、軽質成分に比べて毒性が低く、短期的にはほとんど無害だとされていますが、多環芳香族の中には発ガン性や催奇形性が強く疑われているものもあります。これらの重質成分は、蒸発や溶解によって失われることがないため、回収・除去作業で取り残された場合には長期間残留してしまう可能性が高いです。

ナホトカ号事故の際には、地元住民のほか全国から大勢のボランティアが駆けつけ回収作業に従事しました。この事故では、重油回収作業中、5人の方が亡くなられるという悲劇的な出来事が起こっていますが、そのうち4人の方は急性心不全などの心臓疾患で亡くなられており、石油成分の毒性が直接の死因ではないと考えられています。心臓病の既往歴を持っていた方もおり、おそらく、寒冷下、慣れない重労働を続けたことが一因となったのでしょう。しかし、重油回収作業に従事された方の中には、重油成分によるものと思われる症状が多数発生しています。いずれにしても、手袋、ゴーグル、マスクなど防具の着用も含め、重油回収作業を行う人々の健康管理には十分注意しなければなりません。 

 

環境中に油が流出した事故などはほとんどといっていいほど続報がありません。あっても幕引きの報道が多い。

「続報が出ない=安全」ではないということは、原発事故で思い知ったはずなのに無関心な市民ばかり。なぜなら「そういうことを気にすると住めない」という「安全バイアス」がかかってしまうから、「見て見ぬふり」ということになります。

上のプレゼン動画にもありますが、油だけでなく電子廃棄物や難燃剤といったものも海を汚す原因になっているのですね。当ブログでも何度も電子廃棄物問題や難燃剤も取り上げて書きましたが、最終的に毒性物質が海に流れていくということは指摘していませんでした。

環境中に漏れ出した有害物質はすべて海に流れて海を汚染していくということです。

フクイチから毎日垂れ流しの放射性物質、タンカーからの油の流出、マイクロプラスチック、PCB、難燃剤など有毒物質の影響で、大型の哺乳類が死ぬレベルの「死の海」になってきています。

自治体ゴミ焼却灰の最終処分場も海の近くにあることが多いです。

海の生き物が死んでも、必ず海水の温度だけが原因かとされているのもおかしな話です。海水中の汚染物質の影響について報道されることがないのはなぜでしょうか?

絶滅危惧種・カブトガニの大量死(2016/8/24) は、向かい側は石油流出事故が起きた下関。さらに周辺工場からの工業排水もあります。

震災がれきも燃やした清掃工場も近くにあります。 そういったことに全く触れない報道記事↓

<カブトガニ>曽根干潟で400匹超死ぬ 海水温上昇影響か

 

先進工業国は、人間が海に持って行っても、山に持って行っても環境を汚染してしまうモノ=ゴミを作り過ぎているのです。

いつもどこかでこういう事故が起こり続けています。先進工業国はどこかで環境を汚染しているということです。自然破壊は不可逆的。生態系は元に戻らないということを忘れてしまっているようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本での石油の使われ方☟

自分の生活を変えたくないから、タンカーが事故を起こして油を流出してもだんまり。石油文明だから仕方がない? 

回収すればいい? また対策をとればいいという話にすり替えていくのですか?

 

コメント

拡散希望「日本最後の清流」と呼ばれる四万十川にメガソーラーを作ろうなんて!酷すぎる!

2016-08-20 | メガソーラー自然破壊

LIFE is PHOTO  高橋正徳さんのブログより転載 四万十川メガソーラー計画!予定地の空撮動画です。  

【拡散希望】☆☆四万十川沿いにメガソーラー計画が☆☆

文化的背景に指定され、日本の原風景がいまも各地に残る四万十川沿いに、発電施設用地約39000平方メートルの超巨大なメガソーラー計画が浮上しています。
写真の右下が計画予定地で、中央奥が佐田の沈下橋です。

場所は、四万十川で最も有名な佐田の沈下橋と三里沈下橋の間の右岸にある民有地で、千葉県君津市の開発業者「株式会社新昭和」(http://www.shinshowa.co.jp)が、7月22日に四万十市に計画書を提出しました。四万十市や業者によると、水面から約20メートルの高さにまで盛土をして、その上にソーラーパネルを設置。約3メガワットの超大規模太陽光発電所を計画しています。

この計画に対して、近くで観光遊覧船業を営む「なっとく」の岡村実社長は、「予定地は、四万十川随一の景勝地で貴重な財産。先人たちが残してきた四万十川の清き流れや歴史を後世に伝える責務を果たすためにも、計画には断固反対する」として計画中止を求める署名を集め、四万十市に提出。さらに佐田と三里の地区住民も建設反対を表明しています。

開発業者新昭和の担当者は「発電施設の周りには、約6200本の植栽をして景観に配慮します。また、地元の方々から計画に対して同意が得られないまま着工するつもりはありません。同意が得られるよう説明会を開くなどして、対話を進めていきたい」と話しています。
計画書を受理した四万十市環境生活課は「四万十川沿いは、高知県四万十川条例などで開発が規制されている地域。計画が条例などに抵触しないかどうか現在調べている段階」と話し、計画の問題生などについては、明言を避けました。市は「目安として30日以内」に結論を出す予定とのことです。

四万十川は日本の宝です。損なわれてしまった景観は取り戻すことが出来ません。
四万十川に対するみなさんの思いを、開発業者や四万十市、高知県に伝えてみませんか?

業者には、上記リンク先の問い合わせページからメッセージを送ることが出来ます。

高知県林業振興・環境部 環境共生課
電話: 四万十川・清流担当 088-821-4863
ファックス: 088-821-4530
メール: 030701@ken.pref.kochi.lg.jp

四万十市広報メール
http://www.city.shimanto.lg.jp/gyosei/mail/mail.html


もしくは、環境生活課四万十川・環境係
電話番号 0880-34-6126 
E-mail kankyou@city.shimanto.lg.jp

 

高知県の四万十川沿いにメガソーラー計画申請 住民反対

2016.08.11 08:40 高知新聞

メガソーラーの建設予定地となっている四万十川の右岸。増水対策で土地のかさ上げを検討している(四万十市三里)

高知県四万十市三里の四万十川に面した民有地で、大規模太陽光発電所(メガソーラー)の設置計画が具体化している。当初計画していた東京の事業者が断念した後、千葉県の事業者が引き継いで出力約3メガワット、総面積約8・3ヘクタールの計画を四万十市に申請した。増水時に太陽光パネルが流されないよう用地をかさ上げするとしており、近隣住民や遊覧船業者からは「景観が悪くなる」「盛り土によって増水時に浸水する恐れがある」と不安の声が上がっている。 

  

(管理人より) 

驚きました。「日本最後の清流」と呼ばれる四万十川にメガソーラーを作ろうなんて!

メガソーラーの問題点については、当ブログでもう散々書き尽くし疲れてしまったのですが、まだこのようなことが行われる日本に絶望です。

日本中でメガソーラーの反対運動が起きているのに呆れる話です↓

2012~2015年で全国で起きたメガソーラーのトラブル事例はなんと50件!ISEPはトラブル多発でも再エネ推進。

 

こんなに美しい川のすぐそばに、わざわざ20mもの盛土をして、つまり大規模に造成して人工物を建てる愚かさ!

そんなことをすれば、どれだけの泥水が川に流出するか・・・ 

追記 9/11

台風の影響で泥水が川に流出しました↓ こちらも大拡散お願いします。

赤土がむき出しのメガソーラー造成現場から泥が道路に堆積、泥水が川に流出!田んぼに流れ込む!

 

土佐清水市のメガソーラーの近くの海もこうなりました↓

参考 高知県土佐清水市緑が丘のメガソーラーの為に削られた山から泥が海に流出。大岐の浜にも建設計画。

造成して土を盛ってメガソーラーを作ると、泥水が流れ出て、清流ではなくなってしまうということです。

 

こんな人工物を作って、6200本の木を植えて囲んでも全く無意味です。

せっかく自然のままの四万十川の清流を見に来たのに、観光遊覧船からメガソーラーなんて人工物を見たくないです。当たり前です。作られてしまったら最悪の景観です。

しかも泥水が流れていたら、何のために四万十川に来たのかわからなくなります。

パソコンの方は、ぜひ大画面で冒頭の動画をご覧下さい。メガソーラー建設予定地が、自然堤防のようになっていることがわかります。

ここに重機などを入れて造成するとどうなるでしょうか?

場所はおそらくここです⇒ 地図

そもそも昨年、鬼怒川が常総市で氾濫した時に、河川敷のメガソーラーが水没し流れたことをもう忘れたのでしょうか?

河川の横にメガソーラーを設置するとどうなるかという例。 造成して弱くなった自然堤防は崩れ、土嚢も意味なし。

 

 

 

このあと周囲の田んぼにソーラーパネルの割れたガラスの破片が流出し、大切な土に混ざってしまいました。

壊れたソーラーパネルを片付けるのも感電する危険があることを、どれだけの人が知っているでしょうか?

 

常総市のメガソーラー水没の関連記事をご覧下さい↓

常総市若宮戸地区にメガソーラー再設置!業者から住民へ謝罪なし。私有地での経済活動なら何してもいいのか

【常総市若宮戸地区】土嚢が積まれただけの応急堤防の横にまたメガソーラーを作っている事実に驚愕!

「メガソーラーを建築基準法の適用除外にする」という規制緩和。それを決めるWGに柏木氏、飯田氏がいた事実

金沢大学の藤生助教「丘陵地を掘削したことで、そこにあふれた水が流れ込み水害が広範囲に及んだ可能性」

掘削場所に置かれた土嚢の様子。これで「堤防自体は全域にわたり同レベル」って??ありえない!

鬼怒川氾濫箇所の若宮戸地域の太陽光発電事業者は2社存在する。責任のなすり合いがはじまった。

常総市若宮戸のソーラー業者「削った山に対して自然堤防だという認識がなかった」

常総市メガソーラーに最後まで反対した逆井さん「女房を守る為にも堤防を削るなとずっと戦ってきたんだ」

ソーラーパネルを設置した会社「掘削場所は別会社の持ち物で自分たちは関係ない」 報ステ

鬼怒川が決壊した常総市。無堤防の場所を掘削してメガソーラー設置した若宮戸地区は「越水」


こんなに美しい四万十川のすぐそばにメガソーラーを作ろうなんて! 民有地なら何してもいいということではありません。川は公共財です。

メガソーラーには除草剤を使う。そういうものが染み込んで川に流れ込む可能性があるということです。

 

当ブログには太陽光発電についての膨大な記事があり、探すのも大変なので、ざっくり分類しておきます。

記事中のネットで調べた情報にはできる限りソースをつけています。現地に行って書いた記事もあります。

「ソーラーパネル自体はよい」とか「ここに作るのは反対」とか「場所を考えて作れ」とか、そういう考え方をしている人は、おそらく太陽光発電や再エネ全般の実態について知らず、CO2地球温暖化詐欺に騙されているのです。 

ぜひ、そういう人にも、太陽光発電や再エネの本質的な問題についてお知らせください。

メガソーラーをやめさせるには、地元の方々の反対運動と、全国から役所に反対意見が集まれば止めることができると思います。

メガソーラーは公害事業、迷惑事業です。

 

土佐清水市の大岐メガソーラーは中止になりました。 

参考 高知県土佐清水市大岐メガソーラー中止。JFEエンジニアリングが地区内外で起きた反対運動を受けて判断

最後まで諦めず必ず中止させましょう。

住民が反対意見を述べることは当然で違法性はありません。

参考⇒ メガソーラースラップ訴訟 住民の勝訴「住民が反対意見や質問を述べることは当然で違法性はない」の判決

 


〈太陽光発電の事故について〉

台風15号の太陽光パネルへの影響を見る。飛ばされて民家直撃というソーラーパネルも。

業者の施工のせいにしてはいけない。再エネそのものが事故の元、国策自体が自然破壊になっている

群馬で突風。一瞬にしてソーラー発電設備倒壊。太陽光パネル約2000枚がはがれてぐちゃぐちゃ、骨組み散乱。

【文字起こし】NHK北九州ニュース「太陽光発電普及の影で」田川市小学校の太陽光パネル20m下に落下!

太陽光パネルは安全だと思ってる方へ見て欲しい情報(2)台風・竜巻でパネルはぶっ飛んでいます! 

太陽光パネルは安全だと思ってる方へ見て欲しい情報(1)太陽光パネルの火事・火災について 

自然災害で太陽光パネルはあっという間にゴミになる。それなのに何故「災害時のため」のメガソーラー?  ⇒宮崎豪雨、津波被災地で壊れ、ゴミになったソーラーパネルの写真など

日本列島は台風の通り道。自然災害は想定しなければならない国なのに、国中にメガソーラーがある異常事態。

 ↑太陽光パネルの強度に言及した業者掲示板の記述を転載。「相当事故があるらしく私の知り合いの太陽電池屋はやめてしましました」

台風の前に周辺のソーラーをチェック!あのちゃんの漫画チラシ ソーラー編 太陽光発電のヒミツ

 ↑ハリケーンで飛ばされたソーラーパネルの写真もあります。 漫画チラシを印刷してみんなで読みましょう。

太陽光パネルは表面が滑りやすい構造になっているので、落雪の危険性がある。ご注意!

三重県三菱マテリアル爆発事故で5人死亡!日本はCBRNE災害の危険に晒されている。


ソーラーパネルの廃棄物について〉 

【太陽光発電設備の災害廃棄物】 環境省が事務連絡 【土壌汚染する含有物質が流出する恐れ】

太陽光パネルのゴミの山を直視する。工業的リサイクルは環境汚染。日本も20年後こうなる。

太陽光パネルの不良率に驚く!10のうち1つが不良品?不良品も有毒ゴミになるということ

【危険を承知で推進中!】資源エネ庁が原発メーカー三菱に調べさせた太陽電池モジュール廃棄物の危険性

【驚愕】30年後、日本はソーラーパネルと巨大風車のゴミ屋敷!再エネ廃棄物問題【設備には寿命】

一斉に電子廃棄物のニュース。電子ゴミはパソコンだけではない。太陽光パネルも電子廃棄物。 

産業技術総合研究所 加藤和彦工学博士 「太陽光パネルの寿命は技術的に定義されていません」

 

メガソーラー自然破壊

メガソーラースラップ訴訟 住民の勝訴「住民が反対意見や質問を述べることは当然で違法性はない」の判決

太陽光発電が緑地扱いってどういうこと? 日本列島は自然エネルギーで改造される。規制緩和は亡国の道

伊勢志摩国立公園内木を伐採し、ソーラーパネル約4000枚設置。「少しでも土地を高値で売るため」

海上の森メガソーラー問題(3)のり面が崩れれば土砂がのり面の下を流れる沢を通じ海上の森へ流出する恐れ

兵庫県淡路市の太陽光発電設備。崩壊寸前の地盤にソーラーパネルを設置

ソフトバンク榛東ソーラーパークに基準値数倍のフッ素。メガソーラー造成に有害鉄鋼スラグが使われた群馬県

海上の森に隣接する1万㎡の木を伐採し太陽光パネル4592枚設置。メガソーラー業者、中止勧告を無視

長崎県宇久島メガソーラー事業の自民党市議の贈賄問題(1)自然豊かな島が再エネの食い物にされている

【茨城県筑波山の太陽光発電所問題まとめ】 国定公園特別地域で無許可の林伐採  一社が申請取り下げ

「再生可能エネルギーによる列島破壊の国策」 山田征

山がまるごとメガソーラーに。ハンファソーラーパワー杵築を見てきた!パネルは韓国、パワコンは東芝三菱

京都・三重県境の森林伐採し、毒物のカドミウムテルル型パネルのメガソーラー計画。周囲に水田。 

東京新聞の誤誘導記事!企業がやろうが地元住民がやろうがメガソーラーはそれ自体が自然破壊

 

太陽光電池、太陽光パネル自体の危険性 

 

金属シリコン製造は膨大な電力を消費。太陽電池は中国の安い電力と人件費なしには作れない。珪肺とは?

ソーラーパネルに使われるスズは紛争鉱物という事実。太陽光パネルは命の犠牲の上に成り立つ工業製品。

シリコン太陽電池製造において使われる危険物質~労働者がシリコンダストに対する過度の曝露

中国の太陽電池工場付近の水源から基準値の10倍のフッ素化合物。基準値の100倍の工場も。

アメリカでは太陽光パネルの会社に成績表があった!ソーラースコアカードって?囚人労働って?

退役軍人や女性を太陽光パネルの製造や設置に携わる技術者として養成する計画をオバマ大統領が発表

太陽光パネルのバックシートの工場から有毒なフッ化水素ガスが発生。4人が刺激臭を感じ気分が悪くなる。

太陽光パネルが増えると消防士が感電・有毒ガス等の危険に晒される。東京消防庁はリスクを過小評価。

太陽光発電協会のQ&Aを見る。パネルの主成分はガラスを強調。ガラス以外の重金属が大問題なのに!

ロバにもオジロワシにも太陽光パネルを背負わせる再生可能エネルギーは人間のエゴ

太陽光発電の利用拡大は、鉛汚染の増加を引き起こす可能性~中国・インド。日本は?

採掘・製錬時に放射性物質を撒き散らすレアメタル・レアアースは自然エネルギーにも使われている事実




高知県林業振興・環境部 環境共生課
電話: 四万十川・清流担当 088-821-4863
ファックス: 088-821-4530
メール: 030701@ken.pref.kochi.lg.jp


四万十市広報メール
http://www.city.shimanto.lg.jp/gyosei/mail/mail.html


もしくは、環境生活課四万十川・環境係
電話番号 0880-34-6126 
E-mail kankyou@city.shimanto.lg.jp

 

追記

高知県四万十市のメガソーラー建設計画を市不許可 一度白紙に

高知新聞 2016.08.20 08:20

高知県四万十市三里の四万十川に面した民有地に、大規模太陽光発電所(メガソーラー)の建設を計画していた新昭和(千葉県君津市)は19日までに、四万十市に提出していた建設計画書をいったん取り下げる意向を示した。増水時に太陽光パネルが流されないよう用地をかさ上げする計画は「住民の理解が得られない」とし、再考する予定という。

 四万十市によると、新昭和は7月末、四万十川条例に基づく建設の許可を市に申請。四万十市は8月18日、条例に照らし合わせた結果、「許可できない」趣旨を仲介役の太陽光企画開発(東京都港区)に伝えた。

 計画について四万十市は、「四万十川の景観を守る規定に反する」「(建設地へ)盛り土をすることで川の流れが変わり、下流の地域で災害が起きる恐れがある」としている。

 太陽光企画開発の田野徹社長は、高知新聞の取材に対し「盛り土する高さを変更し、再度、住民の同意を得られる形で申請書を提出したい」と計画を見直す考えを示した。

 

 

⇒「中止」になってるわけではありませんから、ご注意! 「盛土の高さ」の問題ではありませんよ!



追記  参考までに貼っておきます。


太陽光パネル撤去命令 塚原別荘地に男性設置

 大分合同新聞 2016/3/25

 由布市湯布院町塚原の別荘地で、住民の男性が庭などに太陽光発電パネルを設置したことで景観が損なわれたとして、周辺の別荘所有者や管理会社がパネルの撤去などを求めた訴訟の判決で、大分地裁は24日、周辺の所有者らの「景観利益を違法に侵害している」と判断した。原告の訴えを一部認め、男性に庭のパネルの撤去と慰謝料などの支払いを命じた。

 原告の代理人弁護士は「撤去を認められたのは大きい。現在は、さまざまな地域で太陽光パネルが設置されるようになっており、そうした景観訴訟に一定の影響を与える判決ではないか」と評価している。
 竹内浩史裁判長は、パネルやフェンスについて「別荘地の自然環境と調和しない異質なもの」と指摘。「環境、美観を害する行為をしない」と定めた同別荘地の維持管理規程などに違反するとして、男性に撤去義務があると結論付けた。
 その上で、パネルが設置された地域は「建造物の高さや位置、様式などが由布岳の豊かな自然環境と調和した景観が形成されている」として、周辺の別荘を所有する原告らには「法律上保護に値する景観利益が認められる」と認定。
 「今回のように別荘の所有者相互の間で、管理規程などを守ることを通じて別荘地の景観を維持する義務を負ってきた場合では、規程の内容を公法的規制に準じた判断基準とすることができる」として、「パネルなどの設置は景観利益を違法に侵害するものであり不法行為が成立する」と判断した。
 原告のうち16人については、「精神的苦痛を受けた」などとして慰謝料の請求を認めた。パネルを撤去するまでの間、1日当たり1人に100~200円の慰謝料を支払うよう男性に命じた。判決によると、男性は遅くとも2013年5月までにはパネルなどを設置。パネルは男性の所有地(約1600平方メートル)の庭の大部分を覆っているという。
 別荘地では、他に約40万平方メートルにパネルを設置するメガソーラー計画も浮上している。原告の一人で別荘を所有する医師の男性(67)=広島市=はメガソーラーの反対運動も展開しており「今回の判決は主張が認められたと高く評価したい。反対運動の追い風になれば」と期待した。
※この記事は、3月25日大分合同新聞朝刊27ページに掲載されています。

コメント

2016年の労災死亡事故がこんなに!新日鉄住金が4件も!日立製作所、バイオマス発電所でも死亡事故

2016-08-18 | 労災

(管理人より) 随分更新を休んでいます。一人のブログ読者の方が、ツイッターアカウントを作ってブログとツイッターをやめないで欲しいというコメントを下さったので、なんとか続けています。

試しに、ブログコメント欄を開けてみます。コメント荒らし、迷惑コメントは承認しません。ひどいようなら閉めます。


ブログを休んでいる間にも、たくさんの労働者の命が現場で失われていきました。

ニュースになっても、あっという間に消されていきます。今までは一つ一つブログに記録していましたが、体を壊してできなくなりました。でもその後も余りにもひどいので、私がツイッターで流した労災死亡事故のニュースをここに移して、まとめて記録しておきます。

現場の労働者の命が粗末にされている国。何が技術立国か!何が先進工業国か!何が経済大国か!

安全管理の問題? 品質管理の問題? 自分の家族が死んでもそんなこと言えますか?

こういった事故のことを確率論で考える人間ばかりだから、原発のある腐った世の中を変えられないのだと私は思います。

インターネット上に労災事故のことを載せているブログなどもありましたが、対策をとればいいという、お決まりの企業に都合がいい内容になっています。


2016年に起きた労災死亡事故をご覧下さい。 私が気づいてないニュースもあるかもしれませんし、ニュースになっていない労災死亡事故ももっとあるのかもしれません。

以下、企業名、ソースは出来るだけ入れています。

ソースが消されてることが多いということも、この国の異常さを示していると思います。

新日鉄住金、日立製作所などの原子力ムラの労災死亡事故。

福島第一原発でも亡くなっていますし、バイオマス発電所でも死亡事故が起きています。何がクリーンエネルギーかと思います。

産廃焼却炉や環境センターゴミ焼却炉でも死亡事故が起きています。

 

労災事故死 前年比2倍余に増 - NHK秋田県のニュース

労災死:昨年20人 前年比2人増 京都労働局 /京都  毎日新聞 2016年06月09日 23時55分

労災の死傷者 前年上回る - NHK 福岡


労災事故が全国で増えています。 

私のツイッタータイムラインから死亡で検索かけて労災をピックアップして、いくつか補足してみました。

https://twitter.com/oldblue2012/status/766144811296358400

8/18 新日鉄住金鹿島製鉄所 配管が破裂し作業員(24)が約20m吹き飛ばされ死亡 

8/17 日本燐酸 約1トンのコンクリートが落下し作業員(24)が下敷き死亡 

8/4   信州ビバレッジ 作業員(44)がタンク内で補修中に倒れ死亡

8/2   高橋商事(産廃)  作業員(33)がドラム缶解体中爆発で死亡

7/30 福島第一原発 作業員死亡

7/16 野田バイオマス発電所 作業員(28)が円柱のドラムに吸い込まれ死亡

6/29   2トンの鉄板の下敷き、作業員の男性死亡 

6/2   ノグチNPネットワーク(産廃)  作業員女性(67)プレス機に頭挟まれ死亡

4/22 橋桁落下 20トンの落下物に挟まれ、作業員(37)死亡

4/2  日立製作所笠戸 1.3トンの部品にぶつかり作業員(55)死亡

3/21 さいたま市東部環境センター 作業員(60)灰で生き埋め死亡

3/29 スズキ部品秋田 鉄の棒の下敷きで作業員2人死亡

3/15 富山環境整備(産廃)焼却炉で850度の灰をかぶり作業員二人死亡

2/25 エレベーター点検作業員(38)が下敷き死亡

2/22 東電作業員 鉄塔で点検作業宙吊り死亡

2/17 森永乳業福島 機械に挟まれ死亡

2/16 塀の下敷き男性死亡 住宅工事現場で作業 いわき

2/16 新日鉄住金大分製鉄所 約7mから転落死亡

2/12 新日鉄住金大分製鉄所 溶けた金属を浴び死亡

1/27 産廃焼却処理施設 ショベルカーが穴に転落、作業員の女性死亡

1/11 目黒雅叙園で清掃作業員が機械に挟まれ死亡

1/9   新日鉄住金大分製鉄所 約10mから転落死亡

1/7   金城産業(金属リサイクル)クレーンが頭に当たり死亡

1/3   DOWAハイテック 工場でタンク破裂 有毒ガス吸引で二人死亡

「新日鉄の労災死亡事故で遺族が提訴へ」というニュース記事が消されていましたので、以下に貼り付けておきます。


 

私がご紹介したいのは、船橋市在住の元原発作業員の弓場さんのブログとツイッターです。

ブログ  疲労困憊したおじさんのブログ

ツイッター https://twitter.com/roro101577/with_replies

プロフィールより 

柏崎刈羽原発で働いていました。現在それが起因と考えられる左目光覚無し障害及び左耳極度難聴、心不全治療中の心臓機能障害者です。原発,秘密法,集団的自衛権、米軍基地、断固反対で広島県生まれで、SEALDs支持者ではありません


心臓の手術をされて、いま、懸命にリハビリ、痛みとたたかっておられます。

弓場さんのブログから↓ みんなが知らなければならないことだと思います。 


原発日誌(59)原発作業員 木下さんの証言

原発日誌 元原発作業員の池田実さんのお話し

原発日誌 広島原爆投下日 

原発日誌(307)原発に使われるコンクリート問題 

原発日誌(56) フクイチ地震に耐えられる?



脱原発とか、反被爆とか、放射能防護とかいう有名な人たちは、果たして現場で労働する人たちの側に立っているでしょうか?

労働者の犠牲の上に、今の産業、社会が成り立っていることを見て見ぬふりをして、再エネを推進しても原発はなくせません。

産業構造の問題に気づかなければ、この原発体制を変えることはできません。

「仕方ないこと」として無視する人が、この原発社会を温存させているのです。

 

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