ブログ「風の谷」  再エネは原発体制を補完する新利権構造

原発事故は放射能による公害。追加被曝阻止⇒放射性廃棄物は拡散してはいけない⇒再エネは放射能拡散につながる⇒検証を!

滋賀汚染チップ問題 汚染チップ放置業者らを市民団体が刑事告発!経緯、まとめ  

2014-01-31 | 放射能汚染

(管理人より) 滋賀汚染チップ問題の続報まとめ。世間は都知事選で大騒ぎになっていますが、被曝にきちんと向き合う人たちは、淡々と事実を調べて伝えていきましょう。

県には産廃の監督権限、汚染阻止の責任があり、県にその責任を果たすよう市民が自ら要求することが大事です。 


  http://webcache.googleusercontent.com/search?q=cache:http://webnews.asahi.co.jp/abc_2_003_20140130004.html

【告発】汚染木材チップ放置 業者を告発 ABCNEWS 

 

http://www.asahi.com/articles/ASG1Z54BRG1ZPTJB00J.html


講談社『FRIDAY』10月18日号より

 「10tトラックが来たのは、春頃かな。てっきり木材チップで、デコボコ道路をならしているのかと思っていた。近所を散歩している人が県に通報したらしい。」(近隣住民)

滋賀県が調べたところ、投棄作業をしたのは、東京の「ホームサーバー企画」という会社だった。同社社長で元郵政省(現総務省)キャリア官僚の田中良拓氏が、3月15日に河川敷入口の門の扉の鍵を借り受けていることが確認された。

この事態を受けて、県では投棄した運送業者に連日電話したが、不通。仕事を委託したホームサーバー企画の田中社長の電話も不通で、書類で送付した原状回復措置も「受取人不在」だった。

県によると、木材チップは福島県本宮市のHという製材業者からでたものだった。原発周辺の樹木は、表皮に大量の放射性物質が付着している。この業者は、表皮を剥ぎ、線量を下げる作業を東電から受注していた。

本来なら、放射性物質が付着した木材は国の許可した最終処分業者によって処分されるはずだが、どういうわけか琵琶湖畔に放置されていた。

「滋賀のについては、田中さんから事情は聞きました。あくまでも田中さんのもとで合法的に処理されていますんで。今朝も電話が来て一切コメントを出さないでくれと言われています。」(H製材社長)

実はH製材は2012年12月、田中社長と事務代行契約を結び、東電との交渉を任せていた。関係者によると、同社は約9000tの樹木を処理し、1tあたり5万3000円を東電から受け取ることになっていたという。合計4億7700万ものカネが支払われたことになる。

「田中社長は東電内にいる東大時代の同級生からH製材の話を聞き、契約を結んだんです。H製材の社長は田中社長の経歴を聞いて、すっかり信用した。」(東電関係者)関係者によると、福島から出た木材は鹿児島の堆肥製造会社にも運ばれた既に堆肥として流通している可能性が高いという。」



 【滋賀県放射能汚染木材チップを巡る経緯】

2013年

3月15日 放置関係者A氏(元郵政省官僚)に県が管理地の門扉の鍵を貸し出し

4月25日 放射能汚染を疑った住民が県に調査要望

 

            

9月  6日 滋賀県廃棄物監視取締対策室が環境省に報告メール

    17日 滋賀県が記者発表。汚染濃度は最高で1キロ当たり3000ベクレル

    17日 地元説明会

 

10月 8日 滋賀県知事上京、環境省に支援要望

    16日 環境省近畿環境事務所等が現場視察

    30日 地元説明会

 

11月 5日? 滋賀県が公益財団法人 産業廃棄物処理事業振興財団に支援要請

    13日 嘉田知事がチップを「東電前にクリスマスプレゼント」発言

    20日 NPOの測定で同1万2000ベクレルだったことが判明

    26日 県が再測定結果を発表。最高で同3900ベクレル

    29日 産廃財団より支援決定通知

 

12月  5日 放置に関係した業者が「自主撤去」すると県が発表

      6日 滋賀県 高島市事案に係る助言会議、現地視察(産廃財団が助言チーム)

     13日 業者の撤去計画変更を県が発表。第三者の県外企業に委託

       24日 撤去作業始まる。 現場に名古屋ナンバーの軽トラ

      26日 滋賀県に市民団体(石田先生他)が要望書提出

      27日 愛知県廃棄物対策課が滋賀県に搬出事業者を問い合せるも「情報は出さない」と回答

 

2014年

1月  7日 搬出トラック(岐阜ナンバー)が滋賀から富山、新潟、福島、茨城を迷走 

    17日 滋賀県に要望書提出

       

 

 

 

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【再エネ公害】汚染木質チップ撒き散らしてどこが再生可能?国策「バイオマス」自然エネルギーを検証する

2014-01-31 | 放射能汚染

今まで、何度もバイオマス発電についてはブログ記事化してきましたが、これでもかと国策で進めています。恐ろしくなるほど。ちょっと長いですが最後まで読んでいただけたらと思います。

なんと内閣府・総務省・文科省・農水省・経産省・国交省・環境省 の7府省100地区も推せ推せです。

http://www.maff.go.jp/j/kanbo/saisei/honbu/pdf/07dai3kaikyougikaisiryou3-1-2.pdf  より画像転載。

「未利用資源」「地域循環型」「産業創出」という甘い言葉が散りばめられてますがそんなに簡単なことでしょうか?

この豪華パンフレットを見てください。ふんだんにお金が使われてる感じです。

バイオ燃料のいま 化石燃料への挑戦 http://www.enecho.meti.go.jp/energy/newenergy/biomass.pdf 

●発 行:資源エネルギー庁
●編 集:財団法人 新エネルギー財団  http://www.nef.or.jp/

 

このように政府は再生可能エネルギー・循環型社会推進という大義名分を作り、貴重な日本の森林資源を使ってバイオマスという形でビジネス化しようとしています。バイオマスと一口に言っても、燃焼させるだけじゃなくて発酵系、エタノールなどいろいろありますね。いろんな業者がいることでしょう。

福島原発事故後は東北の森林は放射能汚染を受け、高濃度汚染地域の汚染木屑や、汚染木質がれき、樹皮、落ち葉、腐葉土などは、放射性物質が付着していますので、本来なら集中管理しなければならないレベルの放射性廃棄物となりました。もちろん燃やすなんてとんでもないことです。

琵琶湖汚染木材チップ問題テレビ報道と放射能汚染地域の樹皮(バーク)について

こちらの資料をご覧下さい。↓

http://franceneko.cocolog-nifty.com/blog/2012/11/1114-fa7d.html  より

元の記事: 「福島:汚染された日本の樹冠」/フィガロ紙(11月14日)

(Yves Miserey, « Fukushima : contamination de la cime des forêts japonaises », Le Figaro. 2012.11.14) http://www.lefigaro.fr/environnement/2012/11/14/01029-20121114ARTFIG00566-fukushima-contamination-de-la-cime-des-forets-japonaises.php 

「燃やすな、危険」日本の木々に残留する多量のセシウム:筑波大学研究チームが科学誌に発表/フィガロ紙(11月14日) 

筑波大学の加藤弘亮(かとう ひろあき)研究員(生命環境科学)らの研究チームは11月10日、福島原発事故から6ヶ月後の時点で、空気中に放出されたセシウム137の60%が針葉樹林を中心とする森林に残留していたとする研究結果を科学誌『地球物理学研究』(Geophysical Research Letters)に発表した。国土全体の70%を森林が占める日本において極めて深刻な発見といえる。 

原子力災害による環境への被害に関する調査は、これまで人口が密集する都市圏や農業用地を中心に実施されてきており、森林地帯に関する調査結果が発表されるのは稀なケースだ。 

「森林地帯はこれまで原子力災害の被害調査から取り残されてきました。これは間違ったやり方です。」 

環境汚染分野の専門家である仏フランシュコンテ大学のピエールマリー・バド教授は指摘する。実際には森林には葉や針状葉があるために地表や丘よりも空気との接合面が大きく、結果として多量の放射性物質を取り込む可能性がある。葉に蓄積したセシウムは数年間の間地表に落ちずに留まり、遅れて爆発する「爆弾」となりうるのだ。 

加藤研究員らは福島原発から150キロの距離にある栃木県で調査を実施した。この地域の森林は直接放射性降下物にさらされた汚染が最もひどい地域の森林に比較すると比較的放射線量が低かったが、針葉樹林の樹冠における放射線量についてはチェルノブイリ原発事故当時のフランス・メルカントゥール地方およびヴォージュ地方で記録された汚染レベルに近い高レベルを記録した。セシウム137の半減期は30年である。日本の針葉樹林を構成する杉とヒノキにはほぼ同じレベルのセシウムが蓄積されていた。バド教授によると、針葉樹の葉の形状(細かさ)によって放射性物質とともに葉に付着するホコリの量が決まると言う。 

森林に付着した放射性物質は、時間と共に地表を汚染すると見られている。加藤研究員らの研究チームは、汚染された森林で伐採された木材の使用を監視し、暖房用に木材を焼却する事を禁止すべきであると提言している。汚染された木材を焼却すれば、放射性物質が凝縮した灰が発生するからだ。森林内の散歩やキノコ類・液果類(みかん、トマト、ぶどう等)の摂取、野生動物の摂取が健康に及ぼす被害についても検証が必要だ。バド教授によれば、数年後、地表から25〜30センチの深さまでしみ込んだ放射性物質は、再び樹木に取り込まれる。それが正に、チェルノブイリ原発事故でまき散らされた放射性降下物によって現在ヨーロッパで起きていることなのである。(抜粋、一部編集) 


大分県日田市に日田ウッドパワー木質バイオマス発電所というところがあります。

 http://www.kyushu.meti.go.jp/report/0903_cool/16.pdf  より抜粋画像 2008年の資料

 

 この資料の中に、バークを使うことが書かれています。

バーク=樹皮は汚染地域においては、最も放射能汚染度が高い部分です。福島で処理に困った高濃度汚染バークが7~8万トンあるというテレビ報道がつい先日ありました。

 

そして、発電所のファーストエコは福島県白河市にも発電所を持っています。http://www.fesco.co.jp/corporate/outline/hwp.html

燃料会社モリショウも日本樹木リサイクル協会という全国組織。どこから木材が運ばれてもおかしくはありません。

東北から1~2日もあればトラックで日本全国どこまでも運べるのが日本の物流です。滋賀県汚染チップトラック追跡の際も、あっちこっち迷走したことがテレビで報道されました。

 

今、燃やされてる木がどこの木なのか、わからないのは問題です。

日田ウッドパワーに電凸してみました。以下、佐藤氏の回答

大分県日田市大字東有田字新山2813-10
TEL : 0973-22-2366
FAX : 0973-22-2386

Q:チップはどこの木を使っているのか?

A:チップ会社からチップを購入している。日田の100km圏内の業者から調達。(輸送費の点から)

割合としては半分が未利用材(大分県内)、半分が建築廃材などのリサイクル材(福岡・大分・熊本)。

燃料会社のモリショウは日本フォレストに。そこだけでなく50の業者からチップを買っている。日本樹木リサイクル協会に入っている業者もいればそうでない業者もいる。一応チップには証明書があるのでどこの木であるかはその証明書を信用するしかない。

東北の放射能汚染の事実は認識しており、日田で燃やす木材に関しては、焼却灰の問題や職員の安全も考えて対応している。

福島県の白河の発電所のチップが来ることはない。福島では測定をして燃やしている。

日田ウッドパワーで震災がれきを燃やして欲しいという申し出もあったがお断りした。

焼却灰に関しては、福島も日田も近隣のセメント会社でリサイクルしている。

Q:チップ業者が東北の汚染木を混ぜていた場合に、それを発見し、燃やさないといった対応は可能か?

A:そういった対応はしていない。取引のある業者を信用している。 

Q:通常買うより安い価格で汚染チップが入ってきたら、汚染チップを購入するのではないか?

A:取引のある業者を信頼してそちらを優先させる。遠くまで運んでくることはないと考えている。

 


この担当者の回答では、私は安心することはできませんでした。高濃度汚染地域の樹皮などの木屑が、地元の木屑と絶対混ざらないと保証できるのか?責任取れるのか?と思いました。

日田の100km圏内の業者から調達といっても、業者はお金になればなんでもやるかも知れないし、100km圏内の港に汚染チップが着けばどうなるの?世界中どこからでも来ますよね。だとすると、いくらでも滋賀県の汚染チップ問題のような事が起きる可能性があります。

この資料をご覧下さい。

第34回原子力委員会資料第6号 http://www.aec.go.jp/jicst/NC/iinkai/teirei/siryo2013/siryo34/siryo6.pdf 

このPDFの中の4ページ目に

【参考】東京電力福島第一原子力発電所事故に伴う事業

「注)これらの事業は、原子力の研究、開発及び利用を目的とする事業ではないが、原子力関係経費と関連の深い事業であるため、参考として記載する。」

と表がありますが、この中に汚染木に関する予算が書かれています。

担当省庁は農林水産省。

なんと、放射性物質被害林産物処理支援事業

「地域林産物の流通安定化を図るため、滞留する樹皮ほだ木等の放射性物質被害林産物の処理対策として、廃棄物処理施設での焼却及び費用、一時保管費用、樹皮の圧縮機の設置等を支援する。」

4億5千200万円もの予算が付いています。

一時預かりしただけでも金儲けになるわけです。

さらに、関連で、放射性物質対処型森林・林業復興対策実証事業

 

に平成25年度21億8千700万円平成26年度40億3千600万円もの予算が付いています。

「伐採に伴い発生する副産物の減容化」とわかりにくく書いてありますが、

「切り倒した木を燃やす」ということです。

 

このような事業では、放射性廃棄物を集中管理するどころか、逆に、放射性物質を再び、日本全国へ撒き散らす事業です。水源地に入れば住民の口に入るのは時間の問題。燃やせば煙突から、ガス、放射性PM 微粒子となって再拡散、浮遊します。吸い込めば内部被曝。チェルノブイリの森林火災と同じ。

日本中の誰もが、追加被曝させられる危険性があるということです。どんなに微量でも安全ではないというのが人工放射性物質です。

 

 

さらにこの表をみると、「除染」や「減容化」に億単位のお金がじゃぶじゃぶ流れ込んでいます。

放射性廃棄物は集中管理するというのが原則なのに、この有様。

農林水産省の事業も、再生可能エネルギー事業も、新たに放射能汚染を拡大するだけの公害事業。

汚染チップを燃やせば、何重にも補助金をかすめ取ることができるといったからくりが、素人にもわかります。

しかも、同じ事業でも年度が変わったら、担当省庁も変わったりして、わかりにくくされているという実態もあります。なんかずる賢いですね。

各省庁のHPを探しても、こういったPDFが見つからないこともあります。ネット環境にない一般市民に追跡・検証できるわけがありません。

http://www.rinya.maff.go.jp/j/rinsei/yosankesan/pdf/25hukko15.pdf#search

 


  こうやってみてくると、環境ジャーナリストの山本節子さんの言われたことがそのまま当てはまりますね・・・!

がれき問題は政府の目くらまし策で、本当の狙いは、高濃度放射性廃棄物の処理である。高濃度放射性廃棄物を『住民にいかに知られないように処理するか』が、本来の目的だった

(環境ジャーナリスト山本節子)  

再エネと循環型社会推進(廃棄物リサイクル)は表裏一体。

助成金・交付金・補助金まみれ。だからだれもその矛盾(放射性物質拡散につながること)を指摘しないんですね。

「脱原発→再生可能エネルギー」自体を問い直さなければと思います。

放射性物質拡散のにつながる再エネを、長年、自然エネルギー普及に関わってきたという脱原発市民や環境NPO、市民派地方議員が、「バイオマス=放射性物質拡散」を検証しない事態が各地で起こっています。 

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ベラルーシでは子から親に伝達「食べてはいけないものは?」「ベリーとキノコ!」日本は真逆!

2014-01-19 | 放射能汚染

http://www.peeep.us/c1a45523

【27年目のベラルーシ チェルノブイリとの戦い】(下) 年72時間、放射線の授業  より
2012.12.25 15:18 (1/3ページ)
 
ベラルーシのゴメリ州ホイニキ地区は、旧ソ連(現ウクライナ)のチェルノブイリ原発から20~40キロに位置する。事故発生当時、南風に乗って大量の放射性物質が飛来、放射線被害の影響が特に深刻だった汚染地域である。

 11月下旬に同地区を訪れた福島市の視察団は、特に子供に関する取り組みに関心を寄せていた。ホイニキ地区ストレリチェヴォ村の中等学校には日本の小学生から高校生にあたる約180人が通う。放射線に関する授業が行われていたのは、低学年クラスだった。

子から親に伝達

「食べてはいけないものは?」

「ベリーとキノコ!」

 教員の問いかけに子供たちのにぎやかな声が響き渡る。「安全な生活のために」というテーマで年間72時間を放射線に対する理解を深める授業に充てている。といっても、放射線に特化しているわけではない。「歯磨きをしよう」「よくご飯をたべましょう」といった日常生活の心がけを身につける教育の一環だ。

 事故後、同村住民のほとんどが避難した。放射線量が低下するにつれて徐々に住民も戻り、学校も再開された。中等学校の空間放射線量は0.1マイクロシーベルトで福島市に比べても低い。子供たちは外で元気に遊んでいる。


 

質疑応答25:30あたりから

子どもたちへの放射能教育は?

Q:子どもたちの放射能教育に対していろいろと活動をされていると思うんですけれども、日本の現状を踏まえたうえで日本の子供たちに対する放射能教育はどのような事がモアベターな情報であるか?アドバイスを頂きたい。

ネステレンコ:
このようなご質問は本当に正しいご質問だと思います。
どうしてかといいますと、子どもに対する放射能教育というのは非常に大事だからです。
ベラルーシでも同じことが言われています。
子どもと違って大人は固定観念に縛られていますが、子どもはまだ若いですから心がオープンですし、そういった子どもたちに放射能の事を教えるのは非常に大切です。
ベラルーシでは放射能に関する教育についてはまとめて放射線防御科学といって子どもに教えています。

ただしこのような放射能教育をする時に大事なのは、ある程度の年齢制限がいるということです。
つまり、あまりにも小さい子供にそういう話をすると、とても怖いだけの話になってしまいますよね。
ですからある程度放射能というものが何なのかが分かるような年齢に達してから勉強するようにします。
まず最初に教えるのは、「そもそも放射能とは何なのか?」という基礎知識を教えています。
そのあと「じゃあ放射能被曝をするとどのようなリスクがあるのか?」という事も教えます。
このようにして段階を踏んで色々な事を教えていきます。

たとえばベラルーシではこのような例があります。
まず放射能を測定するラボというか実験室というか、そういったものを学校の中につくります。
学校の中に食品を測定できる機械を設置しまして、子どもたちがサンプル試料を持ってきます。
ある子は自分の家の畑で作っている野菜を持ってくる。
ある子は学校の周りに生えている草とかを持ってくる。
それから森の中で見つけたビーンズとかそういうものも持ってくる、食べ物を持ってくる。
というようにして学校に持って来まして、子どもたち自らが測定します。
さらに、学校の周り、自分たちが住んでいる地域の汚染マップを子どもたち自らの手によって作成しています。
このように学べば成功するということです。

これは非常にうまくいっていて、子どもたちの放射線教育が上手く行っている例だと思います。

皆さんの中には、もうベラルーシに来た方もいらっしゃるかと思いますけど、そういう人たちには分かりやすいんですけれども、
ベラルーシでは森から森の贈り物というものを採ってきて、それを食べてしまうという事が多いんですね。
たとえば森からキノコとかを拾ってきてそれを食べてしまう。

ベラルーシではそれを教育を受けた子どもたちがこういうふうに言っています。
お母さんが森へ行ってキノコを採ってきてそれでスープを作りました。
「さぁ食べなさい」とお母さんが言ったら子どもが
「お母さん、まだ測定しに行ってないから私は食べないよ」
そういう事を言う子どももベラルーシには生まれているんです。

 


 (管理人より)

昨日のブログ記事の続きです。

もうこの国はどうしようもない。干しシイタケを20億円かけて給食で子供に食べさせる狂気の国、日本。

ベラルーシの対応と比較しても日本は異常。汚染を隠蔽し、風評被害が出るからといって国策で「食べて応援」を子供に強制する。基準値以下でも、給食は毎日食べるものだから、たとえ微量でも蓄積し危険なことに変わりはない。給食調理室に測定の機械はないし、無理!! 

証拠 ↓  文科省の事務連絡  通達文書 

私立も公立も!!大学生も学食で食べさせられる可能性が! 

http://www.pref.osaka.lg.jp/attach/4475/00019460/251211_1029-126kaisaiannai.pdf

 

 

 

 

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もうこの国はどうしようもない。干しシイタケを20億円かけて給食で子供に食べさせる狂気の国、日本。

2014-01-19 | 放射能汚染

 

原木干しシイタケ 給食利用の拡大推進 すすめる会 小・中学校に食材提供 

(日本農業新聞 2014/1/16)

 シイタケ生産者団体などでつくる「日本産・原木乾しいたけをすすめる会」は、価格が低迷する干しシイタケ対策として学校給食での利用拡大を目指し、15日に東京都葛飾区立の小・中学校全74校に干しシイタケを提供した。約2万9000人の児童らが干しシイタケを使った給食を味わった。林野庁によると「これだけの規模で干しシイタケを提供したのは全国で初」という。

 同庁によると、干しシイタケの消費量は10年間で約3割減少し、東京電力福島第1原子力発電所事故による「風評被害」で、産地を問わず学校給食での使用を自粛する動きも見られる。同会では干しシイタケの消費拡大を進めるため、学校給食への食材提供や出張授業を行った。

 出張授業は同区立清和小学校で4年生56人に日本きのこ研究所の佐原隆太研究員が原木シイタケの栽培方法の他、カルシウムの吸収を助ける栄養を持っていることなどを説明。同校の朴木一史校長は「調理法や栄養価を知ると、素材との関わり方が変わる。知らないことを正しく知ることが大切」と食育の重要性を指摘する。

 干しシイタケは愛媛、大分、宮崎産を約50キロ提供した。同校では干しシイタケとエリンギ、ブナシメジのピラフや干しシイタケを使った肉団子スープを給食に出した。児童らは「おいしい」と口をそろえ、「シイタケの栄養は初めて知った。おもしろかった」と出張授業にも興味を示していた。

 同庁は、2013年度補正予算案に原木しいたけ再生回復緊急対策として約20億円を計上。同対策で、学校給食向けの新商品開発やメニューの提案、生産体験や出前授業などの取り組みを進める方針だ。

http://tl.gd/n_1rvtb82


  

(管理人より)

福島原発事故で東北から静岡あたりまで木が汚染されました。野生のキノコの放射能汚染の凄まじさは農林水産省のHPで誰もが確認できます。当然、露地栽培のしいたけの原木も汚染されましたので、木から放射性物質を吸い上げて成長するしいたけが、放射性廃棄物並みに汚染され、基準値超の報道が何度もありました。干し椎茸にすれば放射性物質はさらに濃縮します。チェルノブイリでは、きのこを子供たちが食べて内部被曝が増えました。

ベラルーシでは子から親に伝達「食べてはいけないものは?」「ベリーとキノコ!」日本は真逆!

それなのに給食ですすめるなんて本当に恐ろしいことです!「日本産・原木乾しいたけをすすめる会」 はそういったデータを分かってすすめてるのでしょうか?

生産者を見ると、西日本や九州だけでなく東北も静岡も入っています。http://j-shiitake.com/wp/?page_id=32

地図にしてくださったサイトがありましたので引用させていただきます。http://inventsolitude.sblo.jp/article/79875096.html  より

 

今回は西日本の干ししいたけのようですが、九州、大分のどんこも10ベクレル/kg程度の汚染があります。(グリーコープより)チェルノ由来のようですが・・・ 

 注意が必要な静岡の汚染を見てみます。

農林水産省HP http://www.maff.go.jp/j/kanbo/joho/saigai/s_chosa/H25gaiyo.html#H25hinmoku で「きのこ・山菜」の項目にエクセルであげてあります。この中から抜粋します。

静岡 原木ししいたけ 生 露地栽培 で調べると

 

静岡 干ししいたけ 原木露地栽培 で調べると

興味深い実験がありますので見てください。

ベクまる実験室:3.生椎茸を乾燥させると何Bq/Kgになる?http://bq-maru.com/wp/?p=1038

乾燥させると汚染が数倍になる。

干ししいたけのだしにもセシウムが出ます。

ベクまる実験室:4.汚染された乾燥しいたけから出汁をとるとどうなるか?

約41.5%のセシウムが乾燥しいたけから出汁に移行する⇒スープや、炊き込みご飯などにしても全体に及びます。

樹皮が汚染されてしまった露地の原木はもう使えません。樹皮などのセシウムを吸い上げて汚染しいたけとなります。汚染された木をオガ粉にして菌床栽培しても、きのこがセシウムを吸い上げます。オガ粉が汚染されていても、菌が汚染されていても、オガ粉に混ぜる糠が汚染されていても、汚染きのこになってしまいます。

どの県から来た原木か、正確に確認ができるのでしょうか?信用できるのでしょうか?たとえ検査したとしてもサンプリングです。どうしても納得できない親は、干ししいたけを拒否する権利は認められていいはずです。選択の自由です。もうこれは、生存権だと思います。

放射性物質は目に見えませんから、緻密に放射性微粒子の挙動を突き詰めて考えなければなりません。 

しいたけのことをネットを使って全力で調べて、今我が子が給食を食べなければならないお母さんが勇気を出して立ち上がって学校に伝えるしかないと思います。誰かがやってくれるだろうではなく、自分でも調べてみてください。

この政府統計の総合窓口のサイトに原木やおが粉の調達ルートなどあります。

https://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/GL08020101.do?_toGL08020101_&tstatCode=000001021191&requestSender=dsearch

2011年にさかのぼって調べる必要があります。福島原発事故後、汚染された原木の流通が8月に規制されるまでは、汚染木が流通してました。

林野庁 きのこ原木及び菌床用培地の当面の指標値の設定について

きのこ原木等の当面の指標値

 

 十分、指標値が高いです!

十分、汚染されてます!

 http://nanohana.me/?p=4296 より

福島産の原木と原木栽培しいたけについて 

・原木は、8月12日以前には規制なく流通していました。基準値もありません。 

・福島県に問い合わせました。菌床と同じで8月12日に林野庁の指示をうけ、汚染のおそれのある原木の譲渡や利用の自粛を順次各事業者に個別要請しているが、全事業者を把握しているかわかっていない。基本的には8月12日以降、県外への流通は無くなりつつあるようですが、一部漏れている可能性があるようです。来週くらいには全体をまとめた調査報告を国に上げるとのことでした。 

・京都では福島産の原木からセシウムが検出されています。


 この表↓を見ると福島や群馬、岩手などの原木が、西日本に流通してしまっていることがわかります。知らずに食べてしまったしいたけもあると思います。

ちなみに、この表を見て私はもう、しいたけはあきらめました。 ↓

https://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/GL08020103.do?_toGL08020103_&listID=000001105433&requestSender=dsearch

  https://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/GL08020103.do?_toGL08020103_&listID=000001116813&requestSender=dsearch

シイタケ原木であるコナラ(飯舘村)の樹皮の放射能汚染をオートラジオグラフで可視化したものを転載します。

東大農学部名誉教授 森敏氏ブログ より

http://moribin.blog114.fc2.com/blog-entry-1556.html

おまけに北関東一円の森林が放射能汚染されているので、たとえ放射能汚染されていない原木が入手できても、森林内でのキノコの露地栽培では、林内のさまざまな生体に付着した放射性降下物の雨や土ほこりなどよる原木の二次汚染がおこり、それが直ちにセシウムの「移行係数」の高いシイタケ菌の汚染につながるので、シイタケ栽培業者はお手上げである。シイタケ菌はほぼ原木と同じ濃度までセシウムを濃縮する。

http://moribin.blog114.fc2.com/blog-entry-1563.html

 

 

  

 

 

 

 

 

追記10/5

記事中のベクまるについて

「NPO法人ベクまるは2014年3月末をもって解散しました。 現在はベクまるチェッカーのみ継続運用を行っています。」となっていました。


 

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琵琶湖汚染チップ問題 鴨川河口でサンプリングした魚の放射能検査の検出下限が高過ぎる件

2014-01-16 | 放射能汚染

  

オオクチバス

http://www.pref.shiga.lg.jp/g/suisan/mamorou-b-s/gairaigyotaisaku/gairaigyotaisaku-text.html より↑

(管理人より)

琵琶湖汚染チップ放置問題ですが、琵琶湖の汚染は魚に出るので、私は今日、滋賀県庁に電話をかけて魚の検査担当者と話をしました。

(魚類関係) 担当水産課 担当者名 二宮  電話077-528-3873  メールgf00@pref.shiga.lg.jp

まず、滋賀県のHPで魚類の放射能検査の結果をPDFで昨年9月から見ることができるわけですが、はっきり言ってわかりにくいです。

一級河川鴨川の河川敷等における木材チップの無断放置事案にかかる農産物、水産物への影響調査について  より

 

検出下限値が なんと 25ベクレル/kg!24.9ベクレル/kgでも「検出せず」になります。 

 「25ベクレル/kgの検出下限は高いのでもっともっと低くして欲しい。1ベクレル/kgして欲しい、ゲルマニウム半導体検出器にして欲しい」というと、

「食品の観点で決めた。国の基準に沿っている。100ベクレル/kg以内は安全という認識」「意見があったことは伝える」

「あなたは1ベクレルのセシウム137の原子の数を知っていますか?」と聞くと知りませんでした。

バイスタンダー効果を知っていますか?」と聞くと知りませんでした。

「どの県だからは関係なく100ベクレル/kgの基準以下なら自分も家族もなんでも食べる」そうです。

「10ベクレルずつでも体内に蓄積していき健康を害す」という私の指摘にも、終いには

「言うてはることがよくわかりません・・・言うてはることがよくわかりません(繰り返し)・・・・」という返答でした。

みなさん、このような人が琵琶湖の魚の検査をしています。これが実態です。是非電話でお確かめください。

 

放射能濃度の検査結果について(PDF:22KB) ※平成26年1月10日更新 より

S3というところで捕まえたブラックバスです。大きさによって数匹。

 

 

9月には5種類の魚を検査していたのが、10月~1月はオオクチバスの1種類に減らされています。検出下限値もそのまま。たったの月1回!  

ブラックバスを選んだのは、「移動しない魚、魚食性の外来種を指標として選んだ」ということでした。やっぱり、指標としてアユを外してはいけないと思います。仕方ないのでブラックバス(オオクチバス)を調べました。

琵琶湖のブラックバス 滋賀県水産試験場 

 

 

 閉鎖性水域の琵琶湖に入った放射性物質が生物濃縮されるとしたら、たしかに魚食性のブラックバスの汚染にも出てくるでしょう。もし、検出限界25ベクレル/kgで、24ベクレル/kgだとしたら、どうでしょうか?

「琵琶湖のブラックバスについては、ぜひともお持ち帰りの上、ご賞味いただけたらと、願っています。」という記載もあります。私は食べたことはないけれど、食用なんですね。

滋賀県の魚はどうなるんでしょうか?? 

安全とそこまで言いはるなら滋賀県庁の食堂で職員の人全員で食べたらいいと思います。

 

以下の放射能汚染地図はアユの汚染状況を地図化したものです。アユという魚は日本中に生息しているため、全国の汚染レベルを比較しやすいと思います。

Figure 3: The isogram map shows average active cesium (quasi-Cs137) contamination level of the Ayu (Plecoglossus) captured in between May and September 2011 on each prefectures in eastern Japan.
URL http://www.nature.com/srep/2013/130429/srep01742/fig_tab/srep01742_F3.html

 

 

東北・関東の鮎の汚染は凄まじいです。一番新しいデータを見てみます。

水産庁のHP【平成26年1月14日までの検査結果】(エクセル:3,301KB) の中からから、アユとオオクチバスの検査結果を、琵琶湖に一番近い県、山梨、神奈川を絞り込んでみました。

芦ノ湖のオオクチバスが、セシウム合計で 57ベクレル/kg 出てますね。

汚染チップがどこに行ったかわからないような状態が起きてますので、私は西日本も含めて日本全国でモニタリングをすべきではなかろうかと思います。

 

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【拡散】緊急・放射能チップ滋賀県庁前緊急集会について /環境学者が水源を放射能汚染させる愚!

2014-01-16 | 放射能汚染

http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927  より 

「放射能チップ滋賀県庁前緊急集会について」

滋賀県高島市放射能チッブ問題については、搬出先、処理方法は依然として隠蔽され、搬出作業が強行されています。
私たちは全ての過程における情報公開を行うともに現状回復、すべての過程で適正な処理を行うことを求めます。
こうした中で滋賀県市民による申し入れ行動、記者会見が17日に行われます。

私たちは、この申し入れ内容・行動を全面的に支援し、このような異常な事態をより多くの市民や全国に知らせるとともに私たちの要求前進に向け、申し入れ行動団体とともに緊急・滋賀県庁前集会を開催します。
多くの皆様のご参加、案内拡散をお願いいたします。

①日時  1月17日(金)昼12時から13時
②場所  滋賀県庁前歩道
③趣旨  添付の申し入れ行動の全面支援と市民、マスコミへのアピール
④主なスケジュール
■申し入れ行動報告
■現地からの報告
■各参加者アピール

【共催団体】
①放射能から子どもと大地・水・空気を守る会
②高島の放射能汚染チッブ問題を考える市民有志の会
③大阪・放射能ガレキ差止め原告団(略称)
④全国放射能拡散阻止・滋賀県放射能チップ問題有志の会


http://www.mbs.jp/news/kansaiflash_GE000000000000003545.shtml  MBS newsより

 

 

(管理人より) 嘉田知事には環境学者という肩書きを今すぐ外してもらいたいと思います。震災がれきを「絆」で燃やした北九州北橋市長と同じです。何ら変わりはありません。

自称環境学者が「福島が大変な状況になっている」「風評被害」という理由で、琵琶湖の水が汚染される、その他の地域が汚染されるのを隠蔽しているわけです。しかも女性です! 琵琶湖の水で、今子育てしているたくさんの母親達に謝ってほしいです。琵琶湖に拡散すればいつかめぐりめぐって口に入ったり吸い込んだりする可能性があります。どこかにホットスポットができる可能性も。

これを見たらもはや嘉田知事は科学者じゃないということが分かります。反被曝、放射能防御という気はどこにもありません。完全に開き直り。嘉田知事は反被曝ではありません。放射性廃棄物に関して本気で危険だと思ってません。

もはや、政治家のご都合>科学者の良心 

科学者としての良心があるなら、放射性廃棄物は高濃度汚染地域に無人エリアを作り、そこに集中管理するように対応してください。【大人の事情】は要りません。

以下転載します。↓


 

【転送・拡散歓迎】 高島の木質汚染チップの適切処分に向けての要望 

みなさま

滋賀の井野です。複数のMLに送信しています。重複ご容赦願います。ML上でも話題になっている、迷走する滋賀県高島市の木質汚染チップの件で、有志の方々が滋賀県への要望書を書いてくださいました。お目通しいただき、是非ご賛同いただけますようお願いいたします。【転送・拡散歓迎】携帯の方、長文になりますがご容赦ください。  

本要望書では、汚染チップを県外に持っていけばそれで良いというのではなく、搬出元に戻し、3.11前の放射性物質の取り扱い基準に従ってドラム缶に入れて保管するなど、適切な処理・管理を求めるもので、滋賀県には搬出元に戻した後の汚染チップがどのように処理、管理されるのかまで見届け、結果を公表することを要求した内容になっています。 

滋賀県が適切な対応をすることによって、さらなる拡散、不適切処理を防ぐことができるとも言えますので、とても大事な機会です。環境省の指示を受けて動いている県行政も、市民の声が大きければ動かざるを得ません。何とぞ、みなさまのご賛同をお願いいたします。 

ご賛同いただける方は、 

八木 nenecanto@yahoo.co.jp 井野 enagakun@zeus.eonet.ne.jp  

まで、個人名(または団体名)、住所(または所在地)をご連絡ください。よろしくお願いします。 

 


 

滋賀「嘉田知事」がおかしい…汚染木材問題で東電憎しの“妄言”

http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20140113/plt1401131043001-n1.htm

 

 

 

 

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琵琶湖汚染木材チップ問題テレビ報道と放射能汚染地域の樹皮(バーク)について

2014-01-11 | 放射能汚染

滋賀県琵琶湖汚染木材チップ問題の続報です。 

3・26政府交渉ネットhttp://gareki326.jimdo.com MLより

琵琶湖(滋賀県高島市)に不法投棄された放射能汚染木質チップの処理作業は6日から始まり同日搬送先不明のまま滋賀県下を抜け日本海側を北上。

 

富山県を抜け福島県下に入ったことはすでにお知らせしたとおりです。
「善意の業者」の木質チップを積み荷した車両は、福島県中央部を迷走した揚句、本日午前9時頃放射能汚染木質チップを載せたまま出発地点である琵琶湖に車両は戻りました。
二社のメディアと市民団体の「善意の業者」の車両を3日間追尾したたことが、搬入先を不明のまま琵琶湖に戻ると言う事態になったと言えます。
嘉田県知事は今回の不法投棄された放射能汚染木質チップを行政の責任として処理せず、匿名の「善意の業者」なるものに丸投げした揚句、搬入先さえも明らかな出来ない「善意の業者」に関する情報をいまだに開示していません。

以下は現地からの報告です。
●「搬出された車両は、朝9:00頃、高島市の現場にチップを載せたまま戻っています。(一部マスコミにともなって。)「キャスト」(テレビ朝日)16時から追跡の模様が放映されるとのことです。地元の方に朝にインタビューしたとのこと。以上が状況ですが県へ電話では「車両は現場にあるが、どこから来たのか経過は明らかにできない」を繰り返すはかりなど。あと、基本の話と合わせ住民説明会の開催や記者発表の要求をしましたが検討中の繰り返し。これらに対する対策は地元などで検討しています。」以上。
 

1/11 木下さんブログよりhttp://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/e/765111b1c5bf0b8c69387b05fc026fc0

琵琶湖高濃度汚染木材チップは、現場付近が降雪の為、きのうは作業が為されていません。出戻ってきたトラックも、現場に置かれたままです。

1/15 木下さんブログより

琵琶湖高濃度汚染木材チップですが、ツイッターなどではお伝えしましたが(終日外にいてPCが使えずブログなどには遅れました)、昨日未明、一部はトラックで持ち出された模様です。

不法投棄はされませんが、最終処理工程は不透明です。但し、関係者情報を総合すると、放射能汚染のあるエリア(東日本)に運ばれていると認識しています。

 


読売TV 2014年1月9日  「琵琶湖近くに放置“放射性セシウム木くず”なぜ?どこへ?」より画像転載

(管理人より) 滋賀県の木材チップは石田先生の測定では6880、7390、8900、12400ベクレル/kg。

8000ベクレル/kg超があります。震災がれきをはるかに超える汚染度。がれきに反対した人はみんな声を上げなければならないレベルです。

 

 

木材チップとなっていますが、汚染の度合いからして、樹皮(バーク)のようです。

福島で引き取り手がなくて余っているバークが なんと7~8万トン! 

 

バークの処理に困った業者が、放射性物質の取り扱いの知識のない産廃業者に騙されて、バークが日本中にばらまかれてしまう可能性があるということがよくわかります。滋賀県の例は氷山の一角。

高濃度汚染地域からの樹皮の放射性廃棄物は、広域処理された震災がれきよりもむしろタチが悪いと思います。

滋賀県に放置された木質チップは、行政から産廃業者の名前が出てきません。数千ベクレル/kg以上の放射性廃棄物がフレコンバッグ詰め状態で、通常の産廃車に入れられ、一般道を走り回っている異常な事態。放射性物質は集中管理が原則であるにも関わらず、このずさんな管理、ずさんな移動に驚かされます。

 

放射性微粒子が、移動先々で微量に漏れ出て環境中に再拡散していることは間違いありません。滋賀県の元の位置に戻ったそうですので、また水源地のすぐそばです。雪が降って、水源地に放射能汚染地域の木の皮(バーク)が放置されるのは本当にまずいと思います。

燃やしても環境中に浮遊し、結局微粒子は水源に入るし、焼却灰も更に手に負えなくなります。やはり汚染地域に無人エリアを作って集中管理するしかありません。希釈して処理してはいけないのです。

東大農学部名誉教授 森敏氏ブログ をご覧下さい。樹皮のオートラジオグラフから滋賀木材チップ放置事件の深刻さがわかります。

コナラ樹皮の放射能汚染 より  コナラの樹皮のオートラジオグラフ  

 

 校庭の松の樹皮の放射性セシウム汚染について

東電福島原発から降ってきた放射性セシウムは雨によって松葉や樹皮に吸着したのち、徐々にその後の雨などによって樹を下方に移行しながら、割れ目やこの横向きの小さな穴を通じて松の中心軸方向に向かっても徐々に体内に取り込まれているのではないかと想像された。

臼石小学校のこのオートラジオグラフの感光に使った松の樹皮のセシウム値

Cs134   213,114 Bq/kg (乾物重)   Cs137  254,812 Bq/kg(乾物重)

セシウム合算で 46万7926ベクレル/kg ! 

 

 ということは、行き場のない福島県のバークの中にこういった桁違いの汚染樹皮が隠れている可能性は高いと思われます。今回の滋賀に放置された木材チップも、もっとサンプリングすればさらに強烈な汚染が出てくるかもしれません。

上の画像にもありますが、工場長が樹皮はバイオマス燃料として使うと言っています。

今、再生可能エネルギー(国策)に対する政府の補助金が億単位でジャブジャブ注ぎ込まれています。

それを見込んで木質バイオマスで発電をし、売電して儲けようという西日本の自治体や、市民による発電所が作られています。西日本でも受け入れようというところがあるかもしれません。

東北汚染地域の樹皮は、西日本近隣の樹木の汚染とは、汚染の度合いがまったく違います。

発酵系にしろ燃焼系にしろ、確実に放射能再拡散につながるわけで、それを避ける対策がとられているという資料はみたことがありません。排ガスの検査はインチキですし、使うチップの汚染を測定したデータも出されてません。

木質バイオマス発電の近くの住民が、どういうルートで、どこの木が来るのか確認できるのでしょうか?

再生可能エネルギーの木質バイオマス発電も、放射性物質の拡散につながるということがわかります。

放射性廃棄物の集中管理を強く要求しなければならないはずの脱原発市民が、再エネを進める矛盾。

 

 

産廃業者には、マニフェストというものがあり、同処理されたのか追跡できる仕組みが一応あるようです。http://www.shokusan.or.jp/manifest/main/gimu.html

 

 

 

このマニフェストを嘉田県知事は市民に見せなければいけないと思います。

しかし嘉田県知事の考え方は、どうやら、がれき広域処理の時と同じ 「絆」のようです。 これでも環境学者なのでしょうか?

 

 


 

1/13 追記 転載します。

【転送・拡散歓迎】 高島の木質汚染チップの適切処分に向けての要望

みなさま

滋賀の井野です。複数のMLに送信しています。重複ご容赦願います。 

ML上でも話題になっている、迷走する滋賀県高島市の木質汚染チップの件で、有志の方々が滋賀県への要望書を書いてくださいました。

お目通しいただき、是非ご賛同いただけますようお願いいたします。【転送・拡散歓迎】携帯の方、長文になりますがご容赦ください。 

本要望書では、汚染チップを県外に持っていけばそれで良いというのではなく、搬出元に戻し、3.11前の放射性物質の取り扱い基準に従っ てドラム缶に入れて保管するなど、適切な処理・管理を求めるもので、滋賀県には搬出元に戻した後の汚染チップがどのように処理、管理されるのかまで見届け、結果を公表することを要求した内容になっています。 

滋賀県が適切な対応をすることによって、さらなる拡散、不適切処理を防ぐことができるとも言えますので、とても大事な機会です。環境省の指示を受けて動いている県行政も、市民の声が大きければ動かざるを得ません。何とぞ、みなさまのご賛同をお願いいたします。 

ご賛同いただける方は、

八木 nenecanto@yahoo.co.jp

井野 enagakun@zeus.eonet.ne.jp

まで、個人名(または団体名)、住所(または所在地)をご連絡ください。よろしくお願いします。 

 

コメント (1)

三重県三菱マテリアル爆発事故で5人死亡!日本はCBRNE災害の危険に晒されている。 

2014-01-09 | ニュース

http://www.asahi.com/articles/ASG194VP5G19ONFB00Z.html

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140109/k10014376591000.html 

9日午後、三重県四日市市のコンビナートにある化学工場で、設備のメンテナンスの作業中に爆発が起きて、作業をしていた5人が死亡し、12人がけがをしました。

9日午後2時すぎ、三重県四日市市三田町の「三菱マテリアル四日市工場」の第1プラントで爆発があったと消防に通報がありました。
警察によりますと、この爆発で、三菱マテリアルの社員3人と下請け会社の作業員2人の合わせて5人が死亡し、12人がけがをしました。
消防によりますと、けがをした12人のうち、39歳の男性は顔をやけどして症状が重くドクターヘリで病院に搬送され、残りの11人は四日市市内などの6か所の病院に搬送されたということです。
いずれも命に別状はないということです。
工場によりますと、爆発があったのは半導体の基板の材料になる多結晶シリコンと呼ばれる製品を製造する第1プラントで、9日午前中から定期的なメンテナンスのため、熱交換器を解体する作業が行われていたということです。
熱交換器は、直径が1メートル、高さが6メートルほどの筒状の設備で、フタを外そうとしたときに爆発が起きたということです。
このため、工場は、シリコンを製造する過程で使用した化合物から発生した水素が内部にたまり、何らかの原因で爆発した可能性があるとしています。
警察と消防は10日午前9時ごろから現場検証をして爆発の状況や原因について詳しく調べることにしています。

消防本部「熱交換機の洗浄作業中だった」

午後5時半から会見を行った四日市市消防本部によりますと、爆発が起きたとき、工場では6人が「熱交換器」と呼ばれる装置を洗う作業を行っていたということです。
この装置は筒状で、直径およそ1メートル、長さ6メートルあり、内部に細い管が入っていて、工場で扱う原料などを冷やしたり、温めたりするのに使われているということです。
工場では定期的に機械の洗浄を行っていて、爆発が起きたときは、水や窒素を中に入れて洗浄作業を行っていたということです。
また、この工場では、おととしの2月、同じ装置の洗浄中に内部の物質とアルカリ水が反応して水素が発生し、洗い場の排水溝が飛ぶ事故があったということです。
このときはけがをした人はいなかったということです。

クロロシラン類が関係か

三重県の三菱マテリアル四日市工場で起きた爆発事故で、総務省消防庁は原因を調査するため職員7人を現地に派遣しました。
爆発は「クロロシラン類」と呼ばれる化合物を水で洗浄している最中に発生した疑いがあるということで、消防庁は、現地の消防とともに物質の特定などを進めることにしています。

四日市工場は

「三菱マテリアル四日市工場」は、三重県四日市市の湾岸地区の石油コンビナートの中にあって、周辺にも石油関連の工場が数多く集まっています。
三菱マテリアルによりますと、四日市工場では半導体の基盤の材料になる「多結晶シリコン」と呼ばれる製品を製造しているということです。


 (管理人より)

またケミカルプラントで爆発事故が起きました。四日市の三菱マテリアルです。劣化ウランを保管してないかどうかがすぐ気になりました。四日市にあるかどうかはあとで調べるとして、今回はクロロシランの事故。

ちょっとネットで調べたら、四日市の三菱マテリアルは平成22年に操業停止(2ヶ月以上)をくらっています。しかもそれは内部告発だったようです。引火性の高いトリクロロシランを無許可で扱っていたとは!  その後に爆発事故で5人死亡・・・・。 前回の操業停止で16億円以上の損を出しているため、それを取り戻すために無理な操業をしたのかもしれません。 利益のためなら労働者が死んでも平気なんだろうな・・・企業って。 そういえば、東海村も動燃のレベル3の爆発事故の後に、JCO事故を起こしています。

https://www.mmc.co.jp/corporate/ja/01/01/10-0428.pdf  より

 

 

参考 http://www.e-logit.com/loginews/20100907x05.php

http://www.esh.co.jp/mailmagazine/no.254.html  より

◆三菱マテリアル:四日市工場2カ月操業停止 違法高圧ガス改修へ(4/29)

非鉄金属最大手、三菱マテリアルの四日市工場(三重県四日市市)が無許可で高圧ガスを発生させていたとして県は28日、同社に対し、施設を停止するよう指示した。

同社は同日午後から全面的な停止作業に入った。完全な停止には約20日間を要し、その後、高圧ガスが製造できるよう施設を改修するが、許可の申請期間も含め同工場は2カ月以上にわたって操業停止する。
県消防・保安室や同工場によると、同工場は半導体チップなどに使用する多結晶シリコンを製造しており、原料となる液化ガス「トリクロロシラン」を蒸留して純度を高める過程で、高圧ガス保安法が定める基準値を最大で約5倍上回る高圧状態になっていたにもかかわらず、同法が定める県の許可を得ていなかったという。

県庁で記者会見した同工場の桐井精一工場長は「トリクロロシランが高圧ガス保安法に該当するとの認識がなかった」と謝罪。多結晶シリコンは68年から製造しているが、工場長は「いつから高圧ガス状態になったかは分からないが創業当初から違法状態だった可能性は否定できない」としている。操業停止による損失は月約8億円という。県は5月中をめどに施設の詳細な配置などについて報告書の提出を求める方針。


【4/29読売新聞より】

指導対象となったのは、引火性の高い液化ガス「トリクロロシラン(TCS)」を精製する工程。同工場は、TCSから半導体の原料となる「多結晶シリ
コン」を製造している。TCSの純度を高めるため、ポンプで蒸留塔に送り込む圧力が高圧ガス保安法で定める基準値(0.2メガパスカル)を超えていたが、同工場は義務付けられていた県への許可申請をしていなかった。同工場は操業開始の1968年からTCSを扱っていた。

先月中旬、県に届いた匿名の電子メールがきっかけで、県が調査したところ、同工場の無許可が発覚した。県の立ち入り調査で、TCS精製に使うポンプ約60個のうち4個で基準を上回る圧力が確認された。


◆解説

高圧ガス保安法第5条第1項に基づく許可を受けずに高圧ガスの製造を行っていたコンプライアンス違反ですが、考えさせられる点が多い事例です。

・県に届いた匿名メールが発覚の契機であること

・2ヶ月以上の操業停止を余儀なくされ、損失が8億円/月であること

・全社CSR委員会、本社環境室を中心とする全社的環境マネジメント体制を  構築し、全社的環境監査を実施していること

・同社のCSR報告書2009によれば、CSR教育(コンプライアンス、リスク  マネジメント中心)をeラーニング、携帯用カード、ケーススタディ集、社
  内報、ルールブックなどにより精力的に実施していたこと

・同社のホームページは「四日市工場の操業一時停止について」と題して”株主、取引先をはじめとする関係者の皆様”への謝罪文が掲載されているが、  地元住民など重要なステークホルダーは?と感じること



「NBC災害」ということばをご存知でしょうか? NBC災害とは核(nuclear)、生物(biological)、化学物質(chemical)による特殊災害のことをいうのですが、現在は、さらにすすんで、CBRNE災害の危険に晒されているのが今の日本です。

とくにケミカルプラント周辺地域にお住まいの方は頭に入れておく必要があると思います。

CBRNE(シーバーン)化学 (chemical)・生物 (biological)・放射性物質 (radiological)・ (nuclear)・爆発物 (explosive)によって発生した災害をCBRNE災害といいます。

福島原発事故が起きているため、放射性物質(radiological)は日本においては日常的な危険となりました。

それから今回の三菱マテリアルの爆発事故は化学 (chemical)と爆発物(explosive)です。

なんらかの有毒なガスが発生していたかもしれません。日本は福島第一原発から今でも毎日放射性降下物が降り注いでいますので、風向きによっては西日本にも流れ込んでくる状況です。私は、そういった放射性物質の微粒子と、今回の爆発事故のような化学物質が混ざった場合、複合的な危険が及ぶと推測しています。

爆発の状況によっては煙が出て、PMが周辺地域に流れていくことも考えられます。最大着地濃度距離あたりに学校が点在していました。

 

 

 クロロシランを調べていて、半導体の材料だから、太陽光パネルの材料なんだなと思うと、ものすごく暗い気分になりました。パネルを作る過程の一部で、労働者が死んでいることを、スマートハウスに浮かれる人間はどう考えているのか。自分だけの電気代が安くなればそれでいいのか・・・

今回の事故で亡くなった人の年齢は

【死亡】(48)、(34)、(36)、(25)、(42)

私は、こういう事故を確率論で語る人は信じられません。

クロロシランはパソコンの材料かもしれません。私はそう思うと、ブログも携帯電話も本気でやめたくなります。

http://www2s.biglobe.ne.jp/~gakuyaku/yakumei/to/to04.html

 

 http://www.kobe-kaibouken.or.jp/web/jap/data/kohin_data/747-TRICHLOROSILANE.pdf

 

 

 

 

 

 

 

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カリフォルニアに、コククジラの結合双生児の死骸。クジラに起きたことは人間にも起こる。

2014-01-09 | ニュース

 

 

 

 

http://www.afpbb.com/articles/-/3006138?pid=12893952

【1月8日 AFP】メキシコ北西部、バハカリフォルニア(Baja California)半島の太平洋に面した潟で、胴体が結合した2頭のクジラの子どもが打ち上げられて死んでいるのが見つかった。

 発見されたのは、頭部と尾が2つある、胴体部分でつながった全長4メートル、重さ500キロ近くの二重体のコククジラ。地元の漁師が発見した時点ですでに死んでおり、メキシコ国家自然保護区委員会(National Commission for Natural Protected AreasCONANP)の当局者が7日に現地を訪れて確認した。

 クジラの二重体について「極めてまれ」とした当局者は、同地域では「前例がない」とコメントした。(c)AFP

 

http://www.theepochtimes.com/n3/436722-baja-california-two-headed-whale-found-in-mexico-video-photos/

Baja California: ‘Two-headed’ Whale Found in Mexico (+Video, Photos) 

January 7, 2014

 

(管理人より)人間は、罪の意識を感じないといけないと思いますので、大きな画像をアップします。自分の国で核の大惨事が起きているのにのんきすぎると思います。

被曝をたくさん受けた人もそうでない人も、原発過酷事故の現実から逃げてはいけない。なぜなら、原発事故を起こした国の当事者だからです。今、この瞬間も、東京電力が放射能汚染水を日本から垂れ流して海を汚してるのは事実。

このニュースに対して驚く人をツイッターで揶揄する人間がいます。どこまで人間は落ちていくのかと驚きます。海を汚して良心が痛まないのかと思います。日本人全員と思われたくないです。 

少なくとも私がこのニュースをツイッターでつぶやいてリツイートで拡散してくれた人は、心を傷めている。まっとうな感覚を持ってる人たち。

https://twitter.com/oldblue2012/status/420886330810195968

人間以外は毒物を撒き散らしません。放射性物質に限らず、毒物の影響を懸念するのは当然のことです。鯨は食物連鎖の上位の生き物ということを考えたら、すべての毒物は生体濃縮するわけですから。このクジラの内蔵や骨などの検査をして欲しいです。

海の汚染については2つのブログ記事を書きました。頭に腫瘍ができた鯨も発見されています。

【日本語訳】The ocean is broken海が壊れています オーストラリアのヨットマンの証言~津波瓦礫

【驚愕】tunami debrisで検索したら「海がゴミ箱」になったことがわかった。

このクジラの赤ちゃんは、私たちです。クジラに起きたことは人間にも起こるでしょう。もうすでに起きていると私は思います。このクジラの赤ちゃんはニュースでは結合双生児、二重体、側部結合奇形(parapagus malformation)」 と、流れていました。

これから先、どんなに辛くても、こういった現実を直視し、共有していかなければなりません。

ジャーナリストの山本節子さんもブログ記事に書かれています。 ⇒  灰色クジラの結合体が見つかった・・・

「シャム双生児」の出現率はそれほどめずらしくなく、20万出生あたりひと組といわれていますが、灰色クジラの結合体が発見されたのは初めてとのこと(自然歴史博物館でも前例は見つけられなかったとのこと)。出現率だけを見ると、百万人に一人と言われている子供の甲状腺がんの方がはるかに珍しいわけです(もちろん、311以後は数万人に一人でしょうが、政府は認めようとしていません)。

福島原発事故の影響をどんなに無視しようとも無視できない状況になるのです。

もうすでに日本の人口は減っています。 

http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00260558.html

 

総務省統計局 http://www.stat.go.jp/data/jinsui/2012np/

総人口は28万4千人の減少,2年連続で大きく減少

  • 総人口は1億2751万5千人となり,前年に比べ28万4千人(0.22%)の減少と2年連続で大きく減少しています。
  • 日本人人口は1億2595万7千人となり,前年に比べ22万3千人(0.18%)の減少と2年連続で大きく減少しています。

人口推計(平成24年10月1日現在)

 

 

総人口の推移 http://www.stat.go.jp/data/jinsui/pdf/201312.pdf 

 

 

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滋賀県琵琶湖 汚染木材チップ問題から考えるバイオマス、再エネは放射性物質拡散⇒原発推進につながる

2014-01-08 | ニュース

 http://webcache.googleusercontent.com/search?q=cache:http://webnews.asahi.co.jp/abc_2_002_20140107008.html

 

滋賀県琵琶湖 汚染木材チップ放置問題ですが、とにかく滋賀県の行政にも驚きました(゜д゜lll) この問題の経緯をざっと振り返って見ることにします。まずチップがどのようにしておかれていたか画像を集めました。(リンク元は画像をクリックすると出ます)

 

この画像を見ると、琵琶湖の水に浸かっています。環境中に拡散されていると思われます。


市民環境研究所ブログ より琵琶湖湖岸に投棄された大量の木材チップから きわめて高い放射能を検出

  

 滋賀県の調査では3900ベクレル/kgのセシウムが検出された。地元住民の要請を受けて市民環境研究所の放射能測定チームも木材チップと周辺土壌中に含まれるセシウム137とセシウム134を測定した。採取した試料は常温で風乾したのちに測定するという常法を採用した。
4点の測定結果は6880、7390、8900、12400ベクレル/kgと高い値であった。ブルーシートを被せたままに放置しておける値ではなく、飛散せず、周辺を汚染しない状態に直ちに移して保管すべきである。


このようなものが放置されていたわけですが、滋賀県知事、行政の対応もむちゃくちゃだったことがわかります。

ジャーナリスト木下黄太さんのブログから、木材チップで検索をかけてみました。↓http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/s/%CC%DA%BA%E0%A5%C1%A5%C3%A5%D7

環境保護派である滋賀県知事が、琵琶湖放射能汚染木材チップに関して、専門家に披露した無知蒙昧。  より抜粋

彼女は、結局、環境保護の専門家ではあるが、放射性物質の回避に関しては、特に専門的な知見が無く、適切な指示もできていないということです。

被曝被害は大丈夫と決め付け健康調査しない栃木県の迷妄。明日14時滋賀県庁前、放射能汚染チップ抗議集会。  より抜粋

24日未明(恐らく9時~11時の間)に撤去作業が始まりました。
確認できた内容は以下です。
*作業員4人、県職員3人
*作業員マスクなし、県職員マスク着用
*軽トラ1台、乗用車1台(いずれも名古屋ナンバー)
*門から約10mのチップをフレコンに入れる作業 (土嚢10個位が作業した場所に並べられている)
*飛散防止対策なし

14:00前に撤収。小雨が振り出したからか?
 
ここでのポイントは
【1】飛散防止策をろくにとっていないこと。
【2】作業員にマスクをさせていないこと。

市民環境研究所ブログ より

撤去作業始まる 12/25 

写真のように撤去作業が始まっており、迷彩服、ヘルメット、マスクを着用した作業者が2名と他に1名が門扉内で働いており、県の職員3名が道路からの侵入を柵で阻止していた。
 チップが入れられたと思える土嚢が数個見えた。チップを重機で掘り起こす作業はなく、静かなものだった。まだ撤去の作業手順が十分に確立していないように思われる。県の職員は、作業現場をあまり覗き込まないでくれ、顔が分かる写真撮影は控えてくれ、撤去作業には県のお金は使っていないなどと話してきた。

 

 

 そして、ついに木質チップは搬出されました。

【要注意】高濃度放射能汚染木材チップは滋賀⇒富山に搬送。「発酵処理」「バイオマス」関連業者、要確認。

この放射能汚染木材チップが、他の多くの木質のモノと混ぜられて薄められ、発酵したとしても、残差物が一定量残り、それを最終的には県の見通しと異なり焼却処理する可能性もありますし、再利用して土壌改良剤などとして出荷する可能性も考えられます。木材チップを出荷エリアに戻すのではなく、「善意の第三者」に委ねるそうですが、その「善意の第三者」は、「バイオマス」としてガス化してエネルギー転換して利ザヤを取ることが目的のような気がします。そして放射性物質は微生物に移行したり、残滓の中に残っていることになります。みかけの全体の容量は減りますが、放射性物質はそのままありますから、これは本質的な解決になるかはかなり微妙です。

しかもこの処理をどうするのか、どの業者に委ねるのか、行政がオープンにすべき事なのに、情報は不透明なままです。通常はありえません。 


以下、富山の方のツイッターより転載。

1.滋賀県琵琶湖湖畔に不法投棄された、放射能汚染木質チップが福井を経て富山に入ったという確報がありました。その後の行方はわかっていません。 しかし、いくつかの手がかりがあり、搬出先の糾明を急いでおります。 皆さんと情報共有させて下さい。

2.滋賀県は以下の様に電話対応「搬出したことは事実。 県が依頼したということではなく、ある業者が自発的に申し出た。搬出先については一切申し上げられない。チップは8000Bq/kg以下であり、通常の産廃と同様に処理可能であるが、一定の法的資格が必要であり、それは確認済である」

3.滋賀県「木質チップは放射能汚染放射能汚染により焼却濃縮されるため灰の処理が不可能。発酵する木質を処理できる施設が滋賀県内に無い。処理してくれる施設探しに難航していたが、自主的に名乗り出た業者がいた」ちなみに箒したとされる業者ではないと明白に述べていました

4.「発酵 木質チップ 産廃」というキーワードからはこのような会社が浮かび上がってくる。

このうち、富山より先にあるのは2社だけ。 また、こんな情報も ある。

 

5.これは木下黄太氏から情報提供頂いたが、ここもそう 

6.その4で言及した富山の業者はこの会社  の子会社のようである  ちなみに、前者は「みんなの力で…」発起人の市長  と懇意で有名

7.その市長は、ガレキに関する行動の違法性を問われ、有志市民から告訴されたが受理されないとみるや反撃に出た  

8.この一連の流れは何を意味するのでしょうか? 件の木質チップは一説には12000Bq/kgあるとの報告もあります  が、このようなモノが全国に流通可能であるという事実です。 ここで真実を明らかにしなければ

9.以上、現時点での情報共有をさせて頂きました。ご覧になりました皆様方には、是非とも疑わしい企業への事実確認をお願い申し上げます。 再度いいますが、これは滋賀―富山の話ではありません。全国で起こりうる話です。 ここで止めれば、次も止められるかもしれません。 連帯を。

現時点で、直接「木質チップ 発酵」に関係する富山の業者2か所に直接問い合わせたが、「滋賀からは来ていない」との返答。

続報 その後、富山県内で木材から発酵加工(堆肥作成など)を行っている会社、朝からあわせて5社に問い合わせましたが、現時点では滋賀県から搬入されたものには心当たりがないとのこと。


(管理人)

結局、富山から、さらに現在、東北、福島のエリアを搬送中です。一体全国のどこに持っていかれるのかわかりません。((((;゜Д゜))))  

一度汚染物質を受け入れるという道筋がついてしまった自治体は、ずっといろいろな危険物が来るようになってしまうと思います。
 
震災がれきを焼却した北九州市そして富山も。産廃業者が日本で最も多い山口県も。セメントは廃棄物を混ぜて商品化できるためセメント工場がある地域も狙われるかもしれません。リサイクルという美名でなんでもアリになってしまうと思います。 

この一連の経過から分かることは、やはり、木質バイオマスといった再生可能エネルギーは、放射性物質の拡散になってしまうということです。

関東東北の山の木が放射能汚染されてしまったわけですから、その木を使った木材チップは当然放射能汚染され、汚染木を用いる木質バイオマス(発酵・燃焼)はすべて、放射性物質の再拡散になるのです。

発酵系・燃焼系も含めてバイオマスの推進をする人の中に脱原発市民がいます。

反被曝のための脱原発のはずなのに、放射能汚染汚染された木屑などの放射性廃棄物の処理においては、結局、再エネとリサイクルで全国に放射性物質を拡散することにつながってしまいます。

再エネを推進する市民や環境NPOは、その矛盾を完全に無視して、脱原発と自然エネルギーを声高に叫んでいます。

理由は環境NPOが、国や財団から補助金をもらって活動をしているからです。補助金は反被曝や放射能といった看板では貰えません。補助金を貰うためには「地球温暖化防止と再エネ」を看板に据える。

そうすると被曝防御の活動はできない。従って再エネ推進する環境NPOや脱原発市民は、放射性物質の拡散をやめろと強く言えなくなってしまうのです。地域にある環境NPOのHPを見ても大概がれき拡散に反対していません。

今回の木質チップの対応の件でも、嘉田知事も脱原発は叫んでも反被曝ではないということがわかりました。

 

飯田哲也氏の特定非営利活動法人環境エネルギー政策研究所の事業報告は、なんと原発推進団体である日本財団の関連サイトに置かれています。

https://fields.canpan.info/organization/detail/1865855892

 

 そして、ウランを買っている原発推進企業、三井物産から支援を堂々と受けています。http://www.mitsui.com/jp/ja/release/2008/1189330_1492.html

 

日本財団について http://nippon.zaidan.info/seikabutsu/1982/00359/mokuji.htm

 


 (管理人)

 再エネを推進する市民で、明確に放射性廃棄物の拡散に反対している人はいません。再エネを推進することは、放射性廃棄物を再エネとリサイクルで全国に流通させることにつながるからです。がれき反対運動を通じて分かりました。

だから脱原発を標榜し、再エネを推進する市民は廃棄物に関して不勉強、または飯田氏など有名人や専門家を信じたい人、または再エネの利害関係者(業者、特にファンド)なのです。活動内容をよくみるとISEPは、再エネは推進しても原発反対していないことがわかります。放射能という文字すらありません。

それなのに、どうして、「脱原発の」有名人ということでテレビ等に出ているのでしょうか?脱原発市民がメディアでコントロールされているのだと思います。

山口県の脱原発を願う皆さん、この事実を踏まえて、次の知事選でご判断ください。

ネットで検証してみてください。再エネ推進する人は反被曝、放射能防御を強く言わないことがわかります。仮に言ったとしても、必ず保養活動という方向になっています。放射能の拡散には反対していません。

どうかしがらみで判断しないでください。

再生可能エネルギーの推進をしたところで原発をなくすことに繋がりませんし、反被曝にも繋がりません。

参考  

 

  

 

 

 

コメント (1)

【唖然】日本に作られた風車が、すでに99基はゴミになって撤去・休止されている事実をご存知ですか?

2014-01-03 | 風力発電は危険

 2011年6月25日朝日新聞

昨年12月だけでも3回の落下事故などが起きている風力発電。にもかかわらず、国は被災地域に更に風力発電を含む再エネ関連の予算がジャブジャブ注ぎ込まれています。蓄電池や送電線も対象になります。

平成26年度再生可能エネルギー発電設備等導入促進支援対策事業(再生可能エネルギー発電設備等導入促進支援復興対策事業費補助金http://www.kankyo-business.jp/news/006608.php

この2つが窓口です。ザ・天下り!

新エネルギー導入促進協議会              http://www.nepc.or.jp/

一般社団法人太陽光発電協会 JPEA復興センター http://www.jprec.jp/

このサイトを見ると 「再エネで復興」というキャンペーンが行われていますが、私はお金の使い方が間違っていると思います。1件あたりの補助金を発電設備は10億円、蓄電池及び送電線はそれぞれ10億円

こういう補助金をばら撒くのは、結局、放射能汚染地域に人を押しとどめることにつながります。汚染地域から避難させることにお金を使うべきなのに、これでは被災地域に便乗している商売としか思えません。億単位の補助金は 特定被災区域 (10県222市町村)に。汚染状況重点調査地域も当然含まれます。いったい誰が得をするのでしょうか?仮に再エネ関連業者だとしても、その人も被曝し続けることになります。

 

さて、日本には今どのくらいの数の風車があるかご存知でしょうか?NEDOの資料集を見てみますと、1916基となっています。

 

 

1980年代から導入された風車がどうなったかご存知でしょうか?私は環境省のサイトから

平成24年度環境省委託業務 平成24年度使用済再生可能エネルギー設備のリユース・リサイクル基礎調査委託業務 報告書 株式会社 三菱総合研究所  環境・エネルギー研究本部 2013 年3 月25 日http://www.env.go.jp/recycle/report/h25-03/01.pdf

というPDFを見つけ、中に 「表 1-4 日本における風力発電設備 撤去・休止実績(2012 年3 月末時点) 」という表があるのを見つけました。

が! 見にくい!  ↓

 

 出典:NEDO(http://www.nedo.go.jp/library/fuuryoku/pdf/04_tekkyo_ichiran.pdf) となっていますが、そこを見ると↑この表はどこにもありません。

 NEDOのHPから日本における風力発電設備・導入実績資料集を見ると、 4番目に「日本における風力発電設備撤去・休止実績の一覧」とあるのに、リンクを開くとなぜか「年度別撤去容量の推移」(グラフ)となっています。

NEDOの最終更新は2013/8/15。NEDOが途中で表をグラフにすり替えているのです。このすり替えにより、どの県の、どのメーカーが作って、どの事業者が行った風力発電事業の風車が、一体何年で撤去されたのかがわからなくなりました。この資料集に廃棄物のページがないというのも・・・・市民に知られたくないのでしょうね。よくあるパターン。

なので、表は見えにくいJPEGデータでしか残ってないため、これをエクセルに打ち直そうと思い、正月に少しずつやっていたのですが、気が遠くなりました。しまいには嫌になりましたが、打ち込んだことで、日本では1980年代から原子炉メーカーが風力発電の実証試験を、沖縄や北海道などを中心にやっていたことが見えてきました。

外国のメーカーの風車も輸入して実証試験を行っていることもわかりました。風力推進派の人のまとめですが参考になりました。⇒http://homepage1.nifty.com/cubo/wind/windlink.htm

日本における風力発電設備・導入実績(2009年)  このPDFの表には、撤去分も入っている。撤去分には中線。(苫前の自治体が調べたのか?)

NEDO資料集の1番には   日本における風力発電設備・導入実績の一覧表  とあるが、このPDFには撤去分は掲載されていない。

NEDOの表示が、な~んか変なので、三重県を例に見ていくことにします。2011年に撤去された1999年に稼働の三重県津市の4基のラガウェイ社の風車は、どう示されているかを順番に調べます。(私が打ち直した分は、よく見えなかったので1995年としていますが1999年でした)

まずNEDOの都道府県別導入事例をクリックすると、市町村のところまでたどるとサイト上に表が出てくる。そこには、撤去分が含まれていたが、撤去されたことは書いてないのでわからない。稼働年月しかわからない。

 

 

 しかし、同じページにリンクされている県別のPDFの表には、さらに撤去分も含めて掲載されている。http://www.nedo.go.jp/library/fuuryoku/case/pdf/pref_24.pdf

けれども、やはり撤去分の表示はないためどれが撤去分なのかわからない。見た感じ、全部稼働中のようにも見えてしまう。

つまり、1999年から稼働した三重県津市のラガウェイ社の4基は、2011年に撤去となり、2012年に企業に売却されたのだと思われますが、また実績のところに出ている。

結論 NEDOのサイトでは、サイト上の表示の仕方から撤去分も含めて実績扱いしたいんだな~ということがわかりました。

しかし、これでは、どの地域のどの風車が何年で撤去になったのかはわからないので、意図的に撤去分を隠そうとしているとしか思えません。ゴミになってしまった風車を隠蔽したい感じが見え見えでした。 

2013年3月末時点で99基の風車のゴミ。15年もたずに撤去って・・・・(゜д゜)

億単位のお金を使って建設して、撤去にも何千万円もお金をかけて・・・・・どこがエコ??  ε=(・д・`*)ハァ…

津波、地震、竜巻、ゲリラ豪雨や異常気象も頻発している日本で、風車やパネルなどの再エネ施設をこれ以上作ってどうするのでしょうか?

税金をつぎ込んで作って失敗して、勉強になったと開き直る首長までいます。しかも再チャレンジまで・・http://www.hitachi.co.jp/environment/showcase/customer/case_vol1/01.html

 

ネット検索すると、自治体がNEDOと組んで風車を設置したが、うまくいかず赤字を垂れ流して困っている例など出てきます。買取制度があるからいいだろうという話ではありません。しかし、この手のブログ記事を見ると、的外れな批判が多くて嫌になってきます。

撤去費用に1億円~2億円程度かかることもあるようです。誰が責任取るんでしょうか?http://www.e-hokuei.net/hokuei/huuryoku/qa/qa.htm


風力発電施設売却へ 4基修繕費増、利益見込めず 津市(2011年12月22日 読売新聞)  
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/mie/news/20111222-OYT8T00041.htm

津市は、同市榊原町で運営している風力発電施設(久居榊原風力発電)4基を来年以降に一般競争入札で民間企業に売却する方針を決めた。

同施設は1999年、当時の久居市(2006年に津市と合併)が売電を目的に設置した。自治体では初めての取り組みだったため、全国の自治体や企業に
注目されたが、利益が見込めないため、行財政改革の一環で手放すことにした。

 津市と伊賀市にまたがる青山高原には、直径50メートル以上の羽根を持つ風車51基が建てられている。津市を始め、第3セクターや民間企業の風力発電施設だ。津市が直営する4基は、クリーンエネルギーや観光資源、採算性も期待されてスタートした。

合計の年間発電量は最大約780万キロ・ワット時で、約2400世帯分の年間電力消費量に相当する。1999年5月の完成から8か月間は、全国から
月平均70件の視察があるなど、注目を集めた。

 市環境政策課によると、維持管理費に年間4200万円かかるが、2006年と09年には1500万円の利益を上げるなど、これまで赤字になったことはなかった。 ただ、老朽化に伴う修繕費などが年々増え、利益は昨年度は約60万円まで減った。今年度は、うち2基が故障で停止したため、赤字になる見通しという。
市は6000万~8000万円がかかるとして修理を見送っている。

滋賀】「くさつ夢風車」故障 環境立県シンボル“失速”2011年12月14日

 草津市下物町の「くさつ夢風車」が9月中旬から故障し、同市が廃止も視野に検討を始めたことが分かった。修理に最低でも1000万円以上かかる見通しのため。同風車は「環境立県滋賀」のシンボル的存在の一つ。原発事故以降、関心が高まっている再生可能エネルギーのなかでも風力発電は太陽光発電などと並ぶ“有望株”として知られるだけに、同風車の失速は各方面に影響を与えそうだ。 

 烏丸半島に設置されている風車は高さ95メートル。羽1枚の長さ34メートル。ドイツのファーランダー社製。
市が2001年に3億円を投じ設置した。費用の45%は新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の補助を活用した。

 故障したのは、風を電気に変換するコンデンサーのコントローラー。このほかにもさらに修理が必要な部分が出て、
費用がかさむ可能性があるという。 このため市環境課の山元忠之課長は「廃止も含めてあらゆる角度から検討し、年度末までに結論を出したい」と話す。

 夢風車は、瞬間的に発電できる電力を示す定格出力が1500キロワットで、県内では定格出力10キロワット以上の風車は他にない。隣接する市立水生植物公園みずの森に使用電力の約7割を供給し、余った場合は関西電力に売電していた。

 当初は、175万キロワット時(一般家庭370世帯分)の発電を想定していたが、ふたを開けると年間34万~80万キロワット時
(82~192世帯分)と、想定の半分以下にとどまっていた。市が当初予測していた平均風速4・4メートルが実際は平均3・2メートル
しか吹かなかった。

 01~10年度までの点検や修繕費などは計8000万円かかっており、風車を維持するためのコストが売電ではまかなえない
状態が続いていた。 


風向きなどの調査不足が原因とか、建てた場所が悪いとか、メーカーの問題や、設置業者、管理の問題にすり替える批判は、本質を見ていないとしか言いようがありません。

脱原発を標榜する市民が、エネルギーに関して「適正」という言葉を使うときとよく似ています。

工業製品の大量廃棄物を生む再生可能エネルギーを、何も知らない市民を騙して推進してきた脱原発市民が、再エネの矛盾を指摘された際の言い訳に必ず入っている言葉があります。それが「適正」。適正技術、適正な場所、適正な規模など、あたかも「再エネはそれ自体は悪くないが」といわんばかりで言い訳がましいことこの上ない。
 
高度な工業製品である風車やソーラーパネルを薪やロケットストーブなどの技術と同列に並べて、無知な市民が混乱させられていると思います。
 
よくある トンチンカンな例。どれもご都合すぎて泣けてきますが、どうにかして自然エネルギーにすがりたい気持ちが伝わってきます。最後に「夢を壊さないで!技術は進歩してる!」と逆ギレする人もいます。そして、大概CO2地球温暖化を信じています。
 
●風力は反対
●小規模は良くて大規模はダメ
●市民がやる再エネは良い
●場所を選んで遠くに作ればいい
●小水力、木質バイオマスならいい
●自宅屋根にのせるパネルはいい
●オフグリッドにするならいい
●儲けようと企業が参入するのはダメ
●浮体式ならいい
●中古のパネルならいい
 
↑のような人はこの本を読んで欲しいと心から思います。近藤邦明さんのサイトは必見です。 
 
 
 
 
 
1916基の風車がこれから15年後に廃棄物となって押し寄せてくることを無視し続ける脱原発市民。
16年後の2030年には、累計で、風車のゴミだけで1000万トンを超えます。
津波がれきが2000万トンでしたので、太陽光パネルなどのゴミと合わせるとがれきと同じくらいになるかもしれません。
 
 
 
 
 
 
人間の視点からだけみた「適正」などというものは、エコでなく単なるエゴ。
仮に人間の立場だけを考えたとしても、レアアース採掘周辺地域の住民や、風車の低周波健康被害がある人や、パネルによる電磁波健康被害があるの人のことを考えていません。
利害関係者のことしか考えられていないのが、日本。
放射線管理区域レベルに汚染された避難しなければならない地域に、再エネを導入するなんて、その矛盾に脱原発をいう市民が気づけないことがもう、絶望なのです。
 
 
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数百種類の放射性核種が環境中に存在する東日本。西日本に住んでいても吸気被曝・大気汚染を直視する。

2014-01-01 | 放射能汚染

放射性物質がついたスリッパ http://mphoto.sblo.jp/article/76670689.html

動画 文字おこし

 
フェアウィンズ・アソシエーツの設立者、会長のマギー・ガンダーセンです。 今回は、スペシャルゲストのマルコ・カルトフェン氏です。
放射線化学とモニタリングの専門家で、マサチューセッツ, WorcesterのWorcester Polytechnic Institute大学の客員教授です。
カルトフェン氏が、はじめに研究内容と自己紹介をされます。
皆さんから何百ものEメールを頂いております質問、放射線についてお答えしたく思います。
私は法律パラリーガルで、他の専門家たちもこの財団で働いておりますが、我が財団より放射能について深い研究をされている他の専門家に、お聞きしたく思います。
私の夫、アーニー・ガンダーセンは、原子炉の専門家で、福島原発事故で起こったこと、発生した放射能がつくる問題、米国の他の原子炉の問題についての解説をしました。
マルコ・カルトフェン教授は、放射線が出てどうなるか、放射線は何処へいくのかを語ります。
マルコさん、出演ありがとうございます。

どういたしまして!私はWorcester Polytechnic Institute大学で、核の降下灰(フォールアウト)と、遠距離飛散した放射能の追跡の研究をしています。福島の放射能の放出で、最も興味深い事は、一般的な放射線許容量について聞かれることです。 

たとえば車の窓からのガイガーカウンターでの計測を考えますと、マイクロスコープやナノスケール・サイズの高放射性粒子は、小さ過ぎて風に吹かれて、時には非常に遠隔地まで飛散します。調査したところ、100マイルや1,000マイルの場所まで飛散します。

何が起こるのかと言えば、日本では放射能被曝地域から、人が車で移動して粒子が移動しています。 

これらの放射性粒子は世界中に移動しています。あなた方がそれらを吸えば、体が放射性粒子を運びます。それはまったく違う影響を与えます。 放射性物質の種類の背景はともかく、重要なのは、食べたり息を吸ったりしたときに体に取り込んでいるのです。

これは非常に興味深いことを聞かせていただきました。皆さまからの多くの質問ですが、歯科レントゲンとの違いはなんですか?

歯科レントゲンは、セットモニター放射線で、誰がどの種類の放射線を浴びるか予測できます。

放射性粒子は全然違います。個々の粒子は明らかに違う量の放射線です。身体に入るとダメージを与え始め、細胞や組織を痛めつけます。 放射性粒子は細胞に生き残り、強力に腫瘍に変化します。ですから、どのように放射性粒子が移動するかを心配しています。

もし、その様な放射性粒子を避けたければ、粒子が飛散したどこの空気を呼吸するか、どこの食物や水を取るのかという、我々の行動により違いが出てきます。放射性粒子の影響は、それが遠くに移動してもそう違いはありません。

すでに他の学者が発表したように、ここ米国でも空気中に粒子が、そして日本でも多くの粒子が観測されています。アメリシウム、ユーロピウム、ビスマス、ウラン他の放射性粒子が、日本の空気中と土壌から、米国西海岸や他の地域から見つかっています。 

私が、マルコさんのおっしゃったことを正確に理解したとしますと、たとえば、たばこから出る放射性物質は、体内からのものとおっしゃるのですか?

そうです。たばこを長期間吸うことにより、自然放射性が体内から出ます。これにはいろんな要因があり、たばこで肺がんになることが知られています。 

飛行機での旅行や胸部レントゲン撮影の放射線と、今回の放射線は同程度だとよく最近聞きますが、どう違うか説明して頂けますか?

もちろんです。これらは短期間の被ばくで、飛行機は数時間、レントゲンは瞬間で終わります。 

問題なのは、飛散している放射性粒子は、家に入り込みリサイクルして、継続して人々を被曝させます。この放射線被曝は、数時間や瞬間で終わらない。継続しています。 

被曝したら、強力に放射性物質は体内に一生残ります。放射性粒子による塵及び、追加計測による放射線の減少を見分けるのが重要です。

たとえば、この汚染地域に住んでいる人たちは、放射性物質を取り込んでいるし、呼吸する時に放射性物質は見えませんね。 

なにが起こっているかと言えば、これらの放射性粒子は、表面近くに張り付き、服、肌、コンクリート、カーペット、植木などにも張り付きます。ですから、被曝を減らしたければ、粒子の最初の飛来場所、服をきれいにする、影響受けた土壌を取り除く。とにかく、長期間の放射線被ばくを減らすことです。

放射性物質汚染は、日本だけですか、世界中ですか?  

我々は、米国内でも同様の放射性物質サンプルを確認しています。我が大学が設置した空気中放射性物質観測装置で、西海岸、東海岸、ハワイ、そして日本でも。日本で観測された放射性物質は、ヨウ素、セシウム、アメリシウムも含まれます。同じ現象が、米国でもあります。はっきりと福島原発事故関連の放射性物質です。 

これは深刻ですね。もう少し説明していただけますか?放射性粒子の塵は、フクシマから拡散して、北半球、又は地球全体へ行くのですか?

北半球が主ですね。1960年代には、我々は大気中で核実験をしていました。北半球で爆発すれば、放射性物質は北半球で確認された。米国、北アメリカ、同緯度の日本でもです。ですから、我々はここ米国でもっと多くの放射性物質の塵を確認しました。同じルールで、今述べたのと同種類レベルのことが、日本と世界中で、50年から60年代の核実験の期間よりおそらくもっと広く起こっています。 

今のフクシマの放射性物質の拡散レベルは、50-60年代の核実験期間より広範囲ですか? 

日本が受けている放射線物質量に関しては、そうです。我々は、米国にはどの程度の放射性物質が来ているかを考察しなければなりません。考慮すべきは、存在する放射性粒子の塵は、どこかの場所へ飛来し、誰かを継続的に被曝ばくさせているのです。物質を研究室で調査実験して、どの程度大きな問題に米国でなるのかを調べなければなりません。物質は、間違いなく米国で確認されており、食物と植物の種類ごとの調査をして、どのような深刻な問題を引き起こすかどうかを調べます。 

なにを食べて、なにを育てていいのかの情報はありますか?先ほど、教授は土壌汚染についておっしゃりましたが、何百人もの庭を持つ人達から、多くの質問がきています。 

半減期の長い物質、セシウムのような放射性粒子は、長期間留まり影響します。セシウムの影響はテストされ、ポタシウム(カリウム)の土壌への影響と同じです。多くの庭師の方がお馴染みのカリウムを基礎とした科学肥料はこれを含んでいます。放射性粒子セシウムが、カリウムと混ざっているのです。それらが、カリウムの代わりに吸収されるのです。

これは憂慮すべきで、どの程度植物に影響をあたえるかを、市場に出る前にサンプリング検査すべきです。この事は、ブリティシュ・ペトロリアムの原油流失海上汚染と同様で、FDAAと独立調査機関、私の研究所もシーフードやオイスター、蟹を検査しています。

放射性物質拡散の影響に多くの調査力が必要です。なぜなら、ひとつの国家だけの問題ではなく、国際的な問題だからです。

しかし、わたしはEPAの資料を読みました。“魚の検査はしないし、いくつかのモニタリング調査は終了した。”私たちはどうしたらいいのでしょうか?

私も現時点で、牛乳の検査を除く、魚と農産物の検査結果のどんなデーターも観ていません。牛乳の成分への放射性物質レベル検査はあり、なぜならヨウ素は日々の食品に濃縮されるからです。我々は、この検査を広げる必要があります。穀物は、より繊細で放射性粒子の塵に影響を受ける。

我々は、本当に満足いく、どんな決まった放射線数値も知らされていません。 

では市民は、現時点でどうすべきだというのです? 

市民が、長い間、科学的粉塵と戦ってきたことを思い出すべきです。公的教育は、医療的に子供たちへの粉塵公害の排出を減らしてきた。これは大きな公衆健康問題で、この問題に対処し、正していく行動をしてきました。

我々は、これらのデーターが主に示すように、大規模で同程度の公衆健康を守り、放射性物質の粉塵の影響を減らす方法を探すべきです。まず、最初のステップは検査です。数量に関係なく、どの程度進め、どの程度的確な行動をするかです。 

視聴者やリスナーへの回答として、人々は今、なにをすべきでしょうか?私は、市民に、市長、知事、州の研究所と最も重要なのは連邦研究所にコンタクトしなさいと言っています。観測システムが、我々を守ってくれますとも。的が合っていますか? 

部分的には、合っていると思います。私は、日本に住む人達と、放射性物質の影響のある地域の人達にこう言います。単純です。食物を準備する前に手をよく洗うこと。これは、ここ米国でも言えることです。

他の問題として、我々はいくつかの検査ができることです。落ちてきた放射性物質を、食物からの取り除く方法、農作物を観察して確認して、汚染が拡散するのを防ぐことです。 

この放射性物質は、すべて周囲にあるのですね? 

はい。 

どういう意味があるのですか?家のドアのところで靴を脱ぐ、汚れた服を家の中に入れない、このようなことですか? 

いい答えですね。研究所では、いろんな塵の計測をします。外への放出を防御しています。そのような塵を家の中に入れたりしたくないでしょう。約70%の家の塵は、家のすぐ周りからの汚い塵です。塵の家の内への侵入を減らすことが出来ます。いわゆる家の放射線を考えてみてください。 我々は、特に原発事故の前から、それを防ぐ少しの経験があります。我々は、余分な放射性物質の計測をしなければなりません。これらは、我々が家に入る前に防げば、拡散していきません。 

なるほど論理的ですね。このような場合はどうでしょう?日本や米国で、夏季に外出したり、夏休みに屋外活動するのはどうですか? 

難しい質問ですね。特に日本に住む人達には、外出して新鮮な空気を吸ったり、運動したり、新鮮な食物を食べるのは、放射線リスクを伴います。

人類が核実験していた期間に、わかっていることは、時には天候により一定の地域に影響を及ぼし、まれに核爆発があった地域から遠隔地でも影響がありました。

ですから、放射性物質の観測をしなければなりません。この放射性物質の影響は、オゾン層の破壊による影響が、夏の暑い日に大都市であるのと同じです。もし、運動したければ、おそらく翌朝にした方がよいでしょう。

なるほど、わかりやすいですね。日本の県、米国の州、カナダの県で、このようなプロセスについて公式に広報が必要ですね。

 まったくその通りです。 なぜなら、たとえあなたがガイガーカウンターを持っていても、窓に向けた計測機は役に立ちません。空気中の放射性物質の塵の計測は出来ません。通常、空気中の放射性物質の塵の計測には、もっと高価な計測装置が必要です。それは難しいことなのです。

ですから、我々は、政府に向かって、政府機関にこの観測をするよう請求すべきです。非常に深刻なことです。日々この観測情報を得なければなりません。

マルコさん、大変ありがとうございました。また次回の出演を望みます。私たちは、通常もっと多くの質問があり、もっと共有したい情報があり、迫りくる問題がありましたら、その見解をください。

我々は、継続して放射性粒子について研究しています。もっと多くのデーターが集まりましたら、すぐに公開していきます。インタビューして頂き、ありがとうございます。 

こちらこそ、ありがとうございます。 フクシマで実際に起きていることに関して、人々が知りたい事にお答えいただき、ありがとうございました。


 

(管理人より) 元旦から、吸気被曝のことを忘れないように記事にしておきたいと思います。

200種類以上の核種が無管理の状態で環境中に、膨大に存在し、浮遊する東日本。現在、そこに人が住んでいても、住んでいなくても、その事実にかわりはありません。放射性セシウムだけでチェルノブイリの3倍です。どこで何を吸ってしまうかわからない状況。崩壊系列をみると、一粒でも微粒子を吸わないようにしなければならないことがわかります。安定するまで何度も崩壊を繰り返し、その都度、放射線をゼロ距離で放出。

西日本に住んでいても、重金属汚染された廃棄物を燃やす工場やゴミ焼却場の周辺地域などは、一定、重金属のPMが排出されていますので、もし、福島由来の放射性微粒子が風向きなどで流れ込んだときに吸い込めば、複合汚染で、より悪い影響が出ることが懸念されます。

 

 

 

 

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元旦に 松下竜一さんの「暗闇の思想」を読む 2014年

2014-01-01 | 日記

 

 

暗闇の思想         松下竜一

 あえて大げさにいえば、〈暗闇の思想〉ということを、この頃考え始めている。比喩ではない。文字通りの暗闇である。

 きっかけは電力である。原子力を含めて発電所の公害は、今や全国的に建設反対運動を激化させ、電源開発を立ち往生させている。

 もともと、発電所建設反対運動は公害問題に発しているのだが、しかしそのような技術論争を突き抜けて、これが現代の文化を問いつめる思想性をも帯び始めていることに、運動に深くかかわる者なら既に気づいている。

 かつて佐藤首相は国会の場で「電気の恩恵を受けながら発電所建設に反対するのはけしからぬ」と発言した。この発言を正しいとする良識派市民が実に多い。必然として、「反対運動などする家の電気を止めてしまえ」という感情論がはびこる。「よろしい、止めてもらいましょう」と、きっぱりと答えるためには、もはや確とした思想がなければ出来ぬのだ。電力文化をも拒否出来る思想が。

 今、私には深々と思い起こしてなつかしい暗闇がある。10年前に死んだ友と共有した暗闇である。友は、極貧のため電気料を滞納した果てに送電を止められていた。私は、夜ごとこの病友を訪ねて、暗闇の枕元で語り合った。電気を失って、本当の星空の美しさがわかるようになった、と友は語った。暗闇の底で、私たちの語らいはいかに虚飾なく青春の思いを深めたことか。暗闇にひそむということは、なにかしら思惟を根源的な方向へとしずめていく気がする。それは、私達が青春のさなかに居たからというだけのことではあるまい。皮肉にも、友は電気のともった親戚の離れに移されて、明るさの下で死んだ。友の死とともに、私は暗闇の思惟を遠ざかってしまったが、本当は私達の生活の中で、暗闇にひそんでの思惟が今ほど必要な時はないのではないか、とこのごろ考えはじめている。

 電力が絶対不足になるのだという。九州管内だけでも、このままいけば毎年出力50万キロワットの発電所をひとつずつ造っていかねばならぬという。だがここで、このままいけばというのは、田中内閣の列島改造政策遂行を意味している。 年10%の高度経済成長を支えるエネルギーとしてなら、貪欲な電力需要は必然不可欠であろう。

 しかも悲劇的なことに、発電所の公害は現在の技術対策と経済効率の枠内で解消し難い。そこで電力会社と良識派を称する人びとは、「だが電力は絶対必要なのだから」という大前提で、公害を免罪しようとする。国民すべての文化生活を支える電力需要であるから、一部地域住民の多少の被害は忍んでもらわねばならぬという恐るべき論理が出てくる。 

 本当ならこういわねばならぬのに――だれかの健康を害してしか成り立たぬような文化生活であるのならば、その文化生活をこそ問い直さねばならぬと。

 じゃあチョンマゲ時代に帰れというのか、と反論が出る。必ず出る短絡的反論である。現代を生きる以上、私とて電力の全面否定という極論をいいはしない。今ある電力で成り立つような文化生活をこそ考えようというのである。日本列島改造などという貪欲な電力需要をやめて、しばらく鎮静の時を持とうというのである。その間に、今ある公害を始末しよう。火力発電に関して言えば、既存発電所すべてに排煙脱硫装置を設置し、その実効を見究めよう。低硫黄重油、ナフサLNGを真に確保出来るか、それを幾年かにわたって実証しよう。しかるのち、改めて衆議して、建設を検討すべきだといいたいのだ。

 たちまち反論の声があがるであろう。経済構造を一片も知らぬ無名文士のたわけた精神論として一笑に付されるであろう。だが、無知で素朴ゆえに聞きたいのだが、一体そんなに生産した物は、どうなるのだろう。タイの日本製品不買運動は、かりそめごとではあるまい。公害による人身被害、精神荒廃、国土破壊に目をつぶり、ただひたすらに物、物、物の生産に驀進して行き着く果てを、私は鋭くおびえているのだ。

 「一体、物をそげえ造っちから、どげえすんのか」という素朴な疑問は、開発を拒否する風成で、志布志で、佐賀関で漁民や住民の発する声なのだ。反開発の健康な出発点であり、そしてこれを突きつめれば〈暗闇の思想〉にも行き着くはずなのだ。

 いわば、発展とか開発とかが、明るい未来をひらく都会志向のキャッチフレーズで喧伝されるのなら、それとは逆方向の、むしろふるさとへの回帰、村の暗がりをもなつかしいとする反開発志向の奥底には、〈暗闇の思想〉があらねばなるまい。

 まず、電力がとめどなく必要なのだという現代の絶対神話から打ち破らねばならぬ。ひとつは経済成長に抑制を課すことで、ひとつは自身の文化生活なるものへの厳しい反省で、それは可能となろう。

 冗談でなくいいたいのだが、〈停電の日〉をもうけていい。勤労にもレジャーにも加熱しているわが国で、むしろそれは必要ではないか。月に一夜でも、テレビ離れした〈暗闇の思想〉に沈みこみ、今の明るさの文化が虚妄ではないかどうか、冷えびえとするまで思惟してみようではないか。

 私には、暗闇に耐える思想とは、虚飾なく厳しく、きわめて人間自立的なものでなければならぬという予感がしている。

 

 

暗闇に耐える思想 松下竜一講演録
松下竜一
花乱社

 


 (管理人より)

2014年の冒頭に松下竜一さんの「暗闇の思想」を、全文打ち込み、引用させていただきました。

私自身の「暗闇に耐える思想」とはなんだろうと考えます。

脱原発市民を自称する人たちが、ご都合で太陽光パネルを設置して、脱原発を叫ぶことの矛盾。再生可能エネルギーも、自然エネルギーも、言葉で騙された。

日本は、資源がないと刷り込まれ、他国の山を荒らして資源を奪い、工業製品を作り続け、ゴミを出し続け、燃やし続け、水も土も海も汚し続けている。

本当は日本の山や海が資源なのだと忘れてしまった。だから金と楽を追い求め、原発事故が起きた。

こんなに、電線のない日本は美しかったのです。私はこのチョンマゲ時代が好きです。少なくとも取り返しのつかない毒物を撒き散らしていなから。

 

 

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