ブログ「風の谷」  再エネは原発体制を補完する新利権構造

原発事故は放射能による公害。追加被曝阻止⇒放射性廃棄物は拡散してはいけない⇒再エネは放射能拡散につながる⇒検証を!

一斉に電子廃棄物のニュース。電子ゴミはパソコンだけではない。太陽光パネルも電子廃棄物。

2015-04-20 | 再生可能エネルギー

 ケニア・ナイロビのごみ集積場で電話機を手にする男性=2014年6月(共同) 

電子ごみ、14年は4千万トン超 日本は世界3位、有害物質懸念 

2014年に世界中で廃棄されたコンピューターや携帯電話、家庭用電子機器など、有害物質を含むことが問題となっている「電子ごみ」の量が推計4180万トンに上り、毎年増加傾向にあるとの調査報告書を国連大学のグループが19日、発表した。18年には5千万トンに達するとみられる。

約180の国と地域ごとに発生量を詳細に調べた初めての研究だとされ、日本は220万トンで、米国の707万トン、中国の603万トンに次ぐ世界で3番目の多さだった。 

グループは「電子ごみには鉛や水銀、カドミウムなど多くの有害物質が含まれるが、回収やリサイクルが行われてない国が多い」と指摘。

2015/04/19 17:05   【共同通信】

 

 

粗末な道具を使って電子ごみから有用物質を回収する、中国での処理作業=2010年(国連環境計画提供)

「電子ごみ」4千万トン超 日本は世界3位 有害物質汚染に懸念 

 2015.4.19 21:16 産経ニュース  

2014年に世界中で廃棄されたコンピューターや携帯電話、家庭用電子機器など、有害物質を含むことが問題となっている「電子ごみ」の量が推計4180万トンに上り、毎年増加傾向にあるとの調査報告書を国連大学のグループが19日、発表した。 

約180の国と地域ごとに発生量を詳細に調べた初めての研究だとされ、日本は220万トンで、米国の707万トン、中国の603万トンに次ぐ世界で3番目の多さだった。 

グループは「電子ごみには鉛や水銀など多くの有害物質が含まれるが、回収やリサイクルが行われてない国が多い」と指摘。「リサイクルや適切な処分を進めるための制度の充実が課題だ」としている。

世界の14年の発生量は、電子レンジなどの家電が1280万トン、携帯電話やパソコンなどが300万トンで総量は4180万トン。この中には220万トンの鉛ガラスや30万トンのバッテリーなど有害物質を含むものが多いという。

各国の政府などが回収している電子ごみは650万トンにすぎず、先進国から発展途上国に輸出され、環境汚染の原因となる例も少なくないとみられる。

 


(管理人より) 一斉に電子廃棄物のニュースが拡散しました。この状態は、PM2.5の時と似た感じを受けます。嫌な予感がしています。今まで知名度のなかったPM2.5が、震災がれき広域処理の際、一斉にニュースで「中国のせい」にされてしまったことがありました。

それと同じように、「電子廃棄物はパソコン、携帯」と一括りにされてしまうのではないかと危惧します。当ブログでは、何度も電子廃棄物のことを訴えてきました。

関連記事☟ 

【危険を承知で推進中!】資源エネ庁が原発メーカー三菱に調べさせた太陽電池モジュール廃棄物の危険性

ソーラーパネルに使われるスズは紛争鉱物という事実。太陽光パネルは命の犠牲の上に成り立つ工業製品。

アメリカでは太陽光パネルの会社に成績表があった!ソーラースコアカードって?囚人労働って?

 

太陽光パネルは、設備寿命後に電子廃棄物になるのだという記述は、上のネットニュース記事には一切見当たりません。しかも産経の記事にはリサイクルすればいいという誤誘導もあります。

記事の中に「リサイクル自体に本質的な問題がある」という指摘がまるでないのには呆れました。

 

秋田県産業労働部、資源エネルギー産業課担当者も、「太陽電池モジュールは電子廃棄物」と認めています。

http://www.dowa-ecoj.jp/sonomichi/solor_recycle/02.html  より


 

 

WEEEというのは、Waste Electrical and Electronic Equipment  の略。

WEEE指令 =WEEE Directive は 「廃電気・電子製品」に関するEUの指令。電気電子機器廃棄物(E-waste)はWEEEと同義です。


DIRECTIVE 2012/19/EU OF THE EUROPEAN PARLIAMENT AND OF THE COUNCIL of 4 July 2012 (WEEE) 

この資料の中に附属書Ⅱの4に太陽電池パネルも対象であると書いてあります。☟

 

 

 太陽光パネルの廃棄物は2030年までにこうなることが予想されています。(経産省より)☟ 膨大な量の廃棄物です。

 

2015年から2030年までに住宅とメガソーラー合わせて 累計で 約270万トンの電子廃棄物が日本で出るということです。

新築した家の屋根に乗せている方は、どう責任を取るのでしょうか?

市民発電所として、進めている生協の担当者はどう責任を取るのでしょうか?

 

こういう事実に目を伏せて、以下のような、浅はかな意見が湧いてきます。産経ニュースなどはそういう方向に明らかに誘導した文章があります。

 

「先進国のきちんとした施設でリサイクルすればいい」 

「パソコン、スマホを使うなら文句言うな」

「原発の放射性廃棄物よりまし」

 

もはやこのようなことを平気で言う人たちと議論するのも疲れていますが、電子廃棄物は最終的には発展途上国に流れて行くという事実を共有し、さらに工業的リサイクルは、化石燃料を消費し、環境中に汚染拡大するという事実を共有する必要があります。

【驚愕】30年後、日本はソーラーパネルと巨大風車のゴミ屋敷!再エネ廃棄物問題【設備には寿命】

再エネ推進者が言う「リサイクル」なんて幻想だとわかります。貧しい国に環境汚染のしわ寄せをすることを無視した論理です。

 

Landfill in Accra (Ghana). Our electronic rubbish usually ends up in Third-World countries  より

アクラ(ガーナ)での埋め立て。私たちの電子廃棄物は最後には、通常第三世界の国々で終わる。

 

ケーブル類などから銅を取る為の野焼き。有害化学物質が環境中に漏洩。

廃棄物を燃やすことで、お金になる金属を取り出す子供たちは、常にPMを吸い込み、有毒物質に曝露され、命を脅かされています。

「便利」「快楽」「快適」を追求する私達、先進工業国の市民の欲望の残骸です。

この状態を見て、「科学技術の恩恵」などとは到底言えないと思います。

e-waste fire で検索したもの  を見てください。 

 

 

アフリカだけではありません。リサイクルは欺瞞。再資源化できるのは一部で、再資源化できない有害廃物が、結果的に環境に猛烈な汚染を残すのです。

E-Waste - Electronic Waste - Computer Recycling in Nigeria, India, Mexico and China

 

 

 

The High-Tech Trashing of Asia

 

e-waste child  で検索する と  子供が犠牲になっていることがわかります。



自然エネルギーと誤魔化されている太陽光パネルも、命の犠牲の上に成り立つ工業製品。土も空気も水も汚し、そこに住む人の命も奪う。エコでも、クリーンでもグリーンでも何でもない実態。

メガソーラー、太陽光パネルのゴミから目を背けてはいけないと思います。

土に還らない有害廃棄物がソーラーパネルなのです。

業者は売るために「リサイクルできる」と簡単に言いますが、工業的リサイクルは環境を汚染するということは伝えません。

リサイクルを盲信し、市民発電所を進める市民や、政党、政治家にこのことを伝えて欲しいです。

それから、この廃棄物の事実を知りながら無視して自然エネルギー進めている市民が、脱原発運動の市民の中にいるということを知っていただきたいと思います。

自然エネの利害関係者です。原発をなくすためではなく、自然エネの利権のためにやっているということです。

廃棄物の問題を「課題」という言葉ですり替え、あたかもリサイクルで解決可能のように誘導してきます。

電子廃棄物の問題は本質的な問題であり、上流を止める、つまり製造中止しかないのです。

電機メーカーなどのエンジニアの人も、電機メーカー勤務の人も、その家族の人も、どうか工業生産そのものを考え直してください。

家電⇒オール電化(再エネ・エコ機器)⇒エネルギーベストミックス⇒原発なくせない

 

 

E-Waste Hell



 

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尼崎の下水処理水から基準値の7倍のシアン化合物が検出。水質事故なのに自治体HPに記載なし。

2015-04-14 | 事故

下水処理施設にシアン化合物

NHK兵庫 04月09日 20時27分

8日午前、尼崎市の下水処理施設に強い毒性のあるシアン化合物が流れ込んでいるのが見つかり、尼崎市では環境への影響を抑えるため川へ放流する処理水の量を減らすとともに、化合物を排水した事業所に改善命令を行うことにしています。
8日午前8時半ごろ、尼崎市の下水処理施設「北部浄化センター」で処理水が濁り水質が悪化しているのが見つかり市が調べたところ基準値の7倍近い1リットルあたり2.0ミリグラムのシアン化合物が検出されました。
尼崎市によりますと、市内のメッキ事業所がシアン化合物を中和せずに下水道に排水したことが原因だということです。
金属のメッキ加工などに使われるシアン化合物は強い毒性があり、一定量を摂取すると、急性中毒で頭痛やめまいなどの症状を引き起こします。
尼崎市によりますとこれまでのところ、周辺の住民に健康被害などは出ていないということですが、市では自然環境への影響を抑えるため市内の猪名川に放流する処理水を通常の3分の1に減らすとともに、排水したメッキ事業所に対して下水道法に基づく改善命令を行うことにしています。
北部浄化センターの今村完所長は「川の監視を強化するとともに今後こうした問題が起きないよう事業所への指導を徹底したい」と話しています。

 

(管理人より)

2015年4月9にNHK兵庫の地域のニュースで、下水に基準値7倍のシアン化合物が入っているという報道がありました。私は第一報を見てすぐに、ツイッターでそのニュースを拡散し、パソコンに保存しました。しかし、そのニュースの続報もなければ、他のメディアも一切報じていません。地元の神戸新聞も報じてないなんて驚きます。

テレビの地域のニュースで取り上げたかどうかも不明。

金曜日に尼崎市のHPを見ても、何もアップされていません。www.city.amagasaki.hyogo.jp/new.html

北部浄化センターのページにも何も出ていません。
www.city.amagasaki.hyogo.jp/jo_gesui/hokub

自治体は命と環境を守る役目ではないのでしょうか?

土日をはさんで、どうなったかもわからないまま月曜日がすぎ、ついに火曜日になりましたのでブログ記事を書くことにしました。

このような毒物をたれながしたメッキ工場の原因企業の名前すら、市民に知らされていない状態。

これでいいのでしょうか?

ちょっとぐらいちょっとぐらいとこんな状態を放置してたら、結局、日本中の川や水が汚されてしまうことになると思います。

よって北部浄化センター(06-6499-4515)に問合せをしました。

 

放流水の簡易テストを継続中である。

現在はシアン化合物は検出されていない。

尼崎市の環境保全課も猪名川の水の検査をしている。

メッキ事業者名については、公表するかしないかも含めて検討中である。

メッキ事業者は尼崎北東区域内の事業者。

今回の件について、北部浄化センターは尼崎市の記者クラブに情報提供したが、それを報道するかしないかまではわからない。

今回の件について、市民の問い合わせは少ないが、あるにはある。


といった呆れる内容でした。

私は、北部浄化センター担当者に「尼崎市のHPに、事故詳細、原因企業名、検査結果などの経過を載せるべきである」と意見を伝えました。

尼崎市のHPにはこのようなページもあります。http://www.city.amagasaki.hyogo.jp/jo_gesui/hokubu/089jogaisisetu.html

水質事故の対応について  より

シアン化合物と書いてあります。 完全に特定事業場からの水質事故です。

 

下水道法第12条の9の第1項

 第十二条の九 特定事業場から下水を排除して公共下水道を使用する者は、人の健康に係る被害又は生活環境に係る被害を生ずるおそれがある物質又は油として政令で定めるものを含む下水が当該特定事業場から排出され、公共下水道に流入する事故が発生したときは、政令で定める場合を除き、直ちに、引き続く当該下水の排出を防止するための応急の措置を講ずるとともに、速やかに、その事故の状況及び講じた措置の概要を公共下水道管理者に届け出なければならない。

下水道法第12条の9の第2項

2  公共下水道管理者は、特定事業場から下水を排除して公共下水道を使用する者が前項の応急の措置を講じていないと認めるときは、その者に対し、同項の応急の措置を講ずべきことを命ずることができる。 

下水道法第46条の2の第1項

第四十六条の二 次の各号のいずれかに該当する者は、六月以下の懲役又は五十万円以下の罰金に処する。

一  第十二条の二第一項又は第五項(第二十五条の十第一項においてこれらの規定を準用する場合を含む。)の規定に違反した者

 

公共下水道への排除基準一覧表(PDF 65.7 KB)  より

 

兵庫県の水質汚濁防止法第3条第3項の排水基準に関する条例に基づく、シアン化合物の排水基準値は0.3mg/ℓ と書いてありますので

1リットルあたり2.0ミリグラムのシアン化合物が検出されたということは、約7倍です。

 

シアン化合物  

非常に強い毒物で、金属の精錬や焼き入れ、めっき製造時などに使われる。

一定量を摂取すると急性中毒症状による頭痛やめまい、嘔吐などの症状を引き起こし、高濃度であれば死に至ることもある。

 

尼崎市内のメッキ工場は、検索で11箇所出てきました。 http://navihyogo.com/mekki/amagasakishi/

そのうち、福知山線より東、JRより北側に立地する工場だそうです。

自治体が有害物質を垂れ流した企業名を何故隠すのか、全く意味がわかりません。

 

この問題を重要だと思い、ツイッターで、フォロワー数の多い岩上安身氏、山本太郎氏、吉田照美氏にお知らせしましたが、それを拡散してはもらえませんでした。

脱原発の有名人の方もシアン化合物には無反応でした。

この件に関してインターネット上にはほぼ私のツイートしか出てきません。恐ろしい話です。

 

身近な川の水を汚さないように気をつけていないから、環境が汚染されることに鈍感になってしまうのです。

そういった鈍感な感性の積み重ねで、ついに原発事故が起きて世界一の放射能汚染国になってしまっても、その危険性に気づけない。

あるいは逆かもしれません。

原発事故でとてつもない量の放射性物質という毒物が環境中にばらまかれたことさえも無視するような国民だから、尼崎市の下水処理施設でシアン化合物が出ても話題にもしない。

その後どうなったか問い合わせもしない。

 

私たち国民は、まがりなりにも義務教育の中で「公害」の勉強をしたはずではないのでしょうか?

どうでもいいアホみたいなニュースは報道各社が一斉に同じ内容を報じて、市民の命に関わるような大事なことは、NHKローカルだけがちょっと報じてさっさとニュースを引き下げる。

この異常事態。どんどん悪くなってる気がします。

市民に空気や水を汚染したことを「知られたくない」国や企業と、自分の吸う空気や自分の飲む水が汚れたことを「知りたくない」市民の共同正犯で

環境汚染が進んでいく日本。

2014年2月にも神奈川県でシアン化合物による魚の大量死が起きています。

こんなことが起きないように、北部浄化センター(06-6499-4515)に市民の声を!


小田原・魚大量死1週間 シアン化合物検出 発生源の特定難航か (神奈川新聞)

2月 17th, 2014

小田原市西酒匂の鬼柳排水路で稚魚の大量死が確認されてから1週間が経過した。神奈川県が管理する酒匂川流域下水道左岸処理場の放流水から毒性の高いシアン化合物が検出され、同物質による水質汚染が一時的に起きたことが主な原因と判明した。

すでに汚染経路の調査も始まっているが、同処理場には小田原市のほか秦野や大井など1市4町からの排水も集まっているため、発生源の特定には時間がかかりそうだ。 

稚魚の大量死は7日午前、市民が同排水路にボラやコイなどが沈んでいるのを見つけた。通報を受けた小田原市が約200匹を回収、県と合同で調査に着手した。 

当初、市の簡易水質調査では異常は確認されなかった。しかし、県の精密水質調査で同日夜までに、シアン化合物が1リットル当たり0・1ミリグラム検出された。環境基準では不検出とされる有害物質の汚染が分かり、市民や関係者らの緊張感が高まった。 

大雪に見舞われた8日も現場調査が続行されたが、心配した死んだ魚の増加は確認されず、シアン化合物も不検出だった。


情報共有に遅れ

今回、市と県の連携に課題を残した。約600メートル上流の酒匂川流域下水道左岸処理場の放流水から7日の段階で、同0・35ミリグラムのシアン化合物が検出されていたと、県流域下水道整備事務所が発表したのは3日後の10日だった。 

検出値は水質汚濁防止法が定める排水基準(1ミリグラム以内)に収まっているものの、月2回実施している定期検査では、ほとんどの場合が不検出で、異常は明らかだったと言える。 

同整備事務所は「放流水の調査は自主的に実施したもの。7日の時点では速報値であり、10日に確定したので不検出に変わった8日分と一緒に発表、市と県環境部局にも伝えた」と説明している。 

こうした対応に市環境保護課は「もっと早く情報提供してもらいたかった。危機管理上も問題であり、改善を近く申し入れたい」と話している。 

 

■関連工場確認へ

シアン化合物の検出を受け、同処理場では現在、4時間おきに放流口での簡易水質検査を実施。市も目視による現場巡視を当分の間続ける予定だ。また、放流口近くには親水施設があり、周知の必要性についても検討するという。近くの住民は「野菜に排水路の水をやっているが、大丈夫だろうか」と困惑した様子。 

関係者の間には、排水路の幅が比較的狭く、冬場の渇水期による水量減少が希釈効果を低下させ、環境基準を達成しない状態が一時的に出現したとの見方も出ている。 

今後の焦点は発生源の特定に移る。市は関連流域に排出する工場のうち、シアン化合物を扱っている事業者をリストアップ、排出基準の順守を確認する。 

同処理場でも、汚水処理の過程でシアン化合物が発生する可能性はないか、あらためて検証するという。 

現方式では、流入時点でシアン化合物が混入していれば、完全に除去することは難しい。処分場を経由した場合、流入元は市外にも広がり、発生源の追跡はより困難になる。 

http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1402150007/

 

 

追記 尼崎市役所のHPのわかりにくいところに 今回の報告がアップされていました。

記者発表資料というところをクリックしなければ、たどり着けません。新着情報のところにはアップされていないのです。

http://www.city.amagasaki.hyogo.jp/25518/press_release/26150/033373.html

4/9 北部浄化センターにおける異常流入下水事故について(シアン化合物)       (北部浄化センター)

http://www.city.amagasaki.hyogo.jp/dbps_data/_material_/_files/000/000/033/373/27.4.9.2.pdf

 



追記 4/10に産経WEST が報じていました。

http://www.sankei.com/west/news/150410/wst1504100089-n1.html

検索に出なかったのは、毒物を青酸化合物としているためだと思われます。文章内に「シアン化合物」という言葉がありません。

下水処理施設から一時基準値超え青酸化合物 尼崎

2015.4.10 23:20

兵庫県市は9日、同市東園田町の下水処理施設「北部浄化センター」の処理水から、一時基準値を超える青酸化合物が検出されたと発表した。市内のメッキ事業所からの排水が原因とみられる。処理水の青酸化合物はすでに基準値以下になっており、影響は確認されていないとしている。

 市によると、同日午前8時半ごろ、同センターで、処理水が濁っているのを巡回中の職員が発見。調べたところ、基準値の約7倍にあたる1リットルあたり2・0ミリグラムの青酸化合物が溶けていた。

 市が、市内にあるメッキ事業所を立ち入り検査したところ、メッキ処理のための青酸ナトリウムを中和する攪拌(かくはん)機が何らかの原因で停止し、処理が不十分な水が下水道に流されていたことが判明。市は、事業所に再処理を指導し、処理後の下水の放流量を抑えるなどしたところ、同日午後2時ごろには処理水の青酸化合物は基準値以下になったという。

 


追記  産業安全と事故防止について考える より

4月10日付で朝日新聞阪神版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。 

シアン化合物を薬品で中和する処理槽の撹拌機が故障していたという。

工場は、9日午後2時ごろまでに修理を終え、汚染水の濃度を下げた。 

浄化センターの水の濁りは、シアン化合物で、汚れを分解する微生物の働きが弱ったためらしい。

市の担当者は、「不具合は前夜からとみられる。川に流れ出た量は不明」としている。


 

朝日新聞ローカルで4/10に報じて幕引きですね。

「機械の故障」ってことになっています。

やはり企業名は明らかにされていません。

行政も腐ってます。ε=(・д・`*)ハァ…

 






 

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退役軍人や女性を太陽光パネルの製造や設置に携わる技術者として養成する計画をオバマ大統領が発表

2015-04-13 | 再生可能エネルギー

米、退役軍人の太陽光発電業界就職を後押し

2015 年 4 月 5 日 11:37 

オバマ米大統領は3日、ユタ州のヒル空軍基地で演説を行い、退役軍人の太陽光発電産業への就職を後押しするための職業訓練プログラムを開始することを明らかにした。このプログラムは国防総省とエネルギー省が共同で実施する。ヒル空軍基地を含む全国10カ所の基地で行われ、退役軍人は太陽光発電産業で働くために必要な技術を学ぶ

大統領は「国家安全保障の最も重要な側面の1つが強固な経済安全保障である」と述べ、「経済が好調でなければ、米国は史上最高の軍隊を維持することはできない」と強調した。

大統領はさらに、成長産業である太陽光発電産業が退役軍人の社会復帰を手助けできると述べた。オバマ氏によると、太陽光発電産業では他の業界に比べて10倍の速さで雇用が増えており、賃金も高いという。

エネルギー省は2020年までに同業界で働ける技能を持つ労働者を最大7万5000人養成する計画を推進しており、退役軍人向けの職業訓練プログラムはその一環として実施される。同省は昨年、5万人を養成すると発表していたが、これを拡大した。

太陽光発電をめぐり、オバマ政権は、財政アナリストの警告にもかかわらず太陽光発電用パネルメーカー、ソリンドラに対して多額の融資保証を行ったとして批判を浴びたことがある。同社はその後、経営破たんした。 

原文(英語):Barack Obama Announces Program to Train Veterans to Work in Solar Industry

 


 

退役軍人を太陽光発電の技術者に、米大統領が育成計画を発表

2015.04.05 

ソルトレークシティー(CNN) オバマ米大統領は5日までに、地球温暖化対策の一環としてより多くの退役軍人や女性をソーラーパネルの製造や設置などに携わる技術者として養成する計画を明らかにした。

米西部ユタ州ソルトレークシティー郊外にある空軍基地で行った演説の中で表明した。退役軍人の訓練を進め、国内の10カ所にある米軍基地にソーラーパネルを設置する計画も発表。これらの対策は成長が著しい太陽光発電産業分野での人材育成につながることも強調した。

大統領はまた、今後5年間で退役軍人を含め計7万5000人の太陽光発電産業関連の技術者らを養成するとの目標も明らかにした。

オバマ大統領は地球温暖化対策を重視しており、ホワイトハウスの屋上にはソーラーパネルも据え付けている。政権は最近、今後10年で温室効果ガスの排出量を28%削減する目標値も設定していた。 

 

米退役軍人、太陽光発電の技術者に 7.5万人養成へ

2015年4月4日 朝日新聞

米政府は、急速に発展する太陽光発電産業の人材を確保するため、今後5年間で退役軍人を中心に7万5千人を技術者などとして養成する。オバマ政権が力を入れる地球温暖化対策と、アフガニスタンからの米軍撤退方針などで必要性が増す退役軍人の雇用確保を両立させる狙いだ。

 オバマ米大統領が3日、訪問先のユタ州で演説し、新方針を明らかにした。ホワイトハウスによると、太陽光発電にかかわる労働者を2020年までに5万人増やすとした昨年の目標を1・5倍に高める。国内10カ所の米軍基地で、退役軍人向けの職業訓練プログラムを立ち上げ、ソーラーパネルの設置や電気工事などに携わる技術者として養成するという。

 オバマ氏は太陽光発電について、「私の就任以来、20倍に増えた」と強調。「炭素汚染を減らすだけでなく、エネルギー自給を高め、中間層の雇用創出にも役立っている」などと述べた。(ワシントン=小林哲) 

 


(管理人より)

オバマ大統領はもともとグリーンニューディール政策で、原発も再エネも推進してきたわけです。大義名分は「地球温暖化対策」。

別に原発なくすためでも何でもありません。

あげくに今度は退役軍人も太陽光発電産業に従事させようとしています。

太陽光発電産業は、製造工程自体が非常に危険であることは、既にこのブログでもお知らせしてきました。

朝日新聞が腐ってるのは、「製造」に従事することを書いておらず、「ソーラーパネルの設置や電気工事などに携わる技術者」とごまかしていることです。

朝日しか見なかった人は「ああ、雇用が増えてよかったよかった」としか思いません。メディアの腐った誘導に呆れるばかり。 

 

シリコン太陽電池製造において使われる危険物質~労働者がシリコンダストに対する過度の曝露

アメリカでは太陽光パネルの会社に成績表があった!ソーラースコアカードって?囚人労働って?

 

シランガス、ホスフィン、アルシンガスなどの有毒ガスを使わなければソーラーパネルは作れないということは、日本では一般市民にほとんど知られていません。

このような危険な作業に従事するアメリカの労働者の中に、「囚人」がいるということも知られていません。

そういった危険労働に、なんと女性退役軍人を送り込もうというのですから、いかに太陽光産業が嘘に満ちた業界であるか、政策が人権を無視したものであるかよくわかります。

「クリーン」でも「グリーン」でもありません。

再生可能エネルギー政策のすぐそばには必ず軍事、宇宙開発が存在しています。メーカーがかぶっているからです。

世界中で再生可能エネルギーは原発体制、軍事体制を補完する構造だということが見て取れます。「エコ」という仮面をかぶったグローバル利権。

 

「退役軍人」についてはこういう報道記事があります。

What Happens to Cannon Fodder  by Bill Quigley / July 7th, 2014 (原文)

砲弾の餌食になるのは何か?  ビル·クイグリー 2014年7月7日 

7月4日を称賛しているにもかかわらず、数百万人もの米国の兵士や退役軍人は深刻な状態にある。 

退役軍人管理局によると、毎日22人の退役軍人が自殺している。ロサンゼルス・タイムズの調査によると、退役軍人は他の民間人の自殺率の二倍以上であった。現役兵士の、特に男性兵士の自殺は、全国的な一般人の率を大幅に越える。USAトゥデイは、一般市民男性では、10万人人中19.9人の自殺率だが、これに比べ、男性兵士の場合の自殺率は10万人中31.8人で、男性州兵では、10万人に34.2人だと報じた。 

アメリカ合州国住宅都市開発省によると、毎晩、5万7000人以上の退役軍人がホームレスである。労働省によると、911以降の退役軍人の間で失業率は一般市民よりずっと高い。米上院報告によると、140万人以上の退役軍人が極貧の生活を送っており、更に140万人も貧困のラインすれすれである。18歳から34歳の退役軍人のうち、12.5%は極貧の生活を送っている。

90万人以上の退役軍人はフードスタンプを給付されている世帯で暮らしている、とCenter on Budget and Policy Priorities(予算および政策優先順位センター)が報告している。CNNによると、現役軍人がフードスタンプを使用している率は史上最高であるように思われる。さらに現役軍人家族の多くが、低所得軍人家族用としてフードスタンプの代わりとして作られた軍の特別補足給食手当を受けている。 

退役軍人管理局は、350万人以上の退役軍人が障害者給付を受けており、35万人以上の退役軍人遺族が死亡給付金を受けている、と報告している。130万人以上が湾岸戦争の帰還兵で、これまでのどの戦争よりも数が多い。給付金額は、月額数百ドルから月額3000ドルが支払われている。

何十万人もの退役軍人が、退役軍人管理局の支援を求めて申請している。退役軍人管理局は、55万5180件の未決の傷害給付請求や、恩給請求があると報告している。25万人以上の268,348人が125日以上も待たされている。Nextgovは、2013年に電子的に申請された30万件もの傷害給付請求は不完全であり、権利が消滅し始めていると発表した。更に、25万人以上の退役軍人が障害給付請求決定に不服申し立てをしている。退役軍人管理局に拒否された件に対する退役軍人不服申し立ては、申し立て処理に平均923日間かかる。 

十分な証拠で裏付けられた問題が、最近のニュースで大いに報道された退役軍人の医療には、年間640万人以上の人々への医療、400万人の退役軍人、遺族や子供達への補償、70万人への教育給付金や、62万9000人への保証付き住宅ローンなどのサービスが含まれている。2013年の退役軍人管理局プログラムの費用は3540億ドルだった。 

アフガニスタンとイラクから帰還して以来、退役軍人の精神保健サービスに対する要求が急増しており、カリフォルニア州にある医療施設からの精神衛生治療を求める退役軍人の数が、40~60%増加したという報告もある。退役軍人管理局は、米国の人口の残りのわずか7%とは対照的に、その保健医療の11%以上が、メンタルヘルスケアに向けられていると議会に報告している。 

米国医学研究所の2014年の報告書によると、2000年から2011年の間に、約100万人の退役軍人が、少なくとも一件の精神的疾患があると診断され、ほぼ半数に複数の精神的障害があった。他の米国医学研究所の報告では、アフガニスタンとイラクに派兵された現役と元軍人の推定8%が、心的外傷後ストレス障害(PTSD)と診断されていると言う。

他の議会の報告では、精神衛生医療を受けている退役軍人の数が100万人を大幅に上回ることを示している。退役軍人管理局は、PTSDの治療に、年間30億ドル以上費やしているが、効果や治療がうまくいったかどうかについては、ほとんど情報を集めていない。 

これは恥ずべきことである。

ビル·クイグリーは、ニューオーリンズ、ロヨラ大学の法律学教授で、Center for Constitutional Rights(憲法上の権利のためのセンター)の理事


 

日本もアメリカと同じように徴兵されて貧困層に陥り、原発や再エネの危険な現場での労働に従事させられるという道筋の近未来が浮かび上がってきます。

自衛隊にもソーラーパネルを設置すると、近い将来言い出すでしょう。

え?「日本の工場は安全」?

何か聞いたことありますね。「日本の原発は安全」と言ってて、結局、福島原発事故が起こりました。

どんだけ、日本の技術を盲信したら気が済むんでしょうか?

 

日本の半導体工場でも5人も死者が出ています。

三重県三菱マテリアル爆発事故で5人死亡!日本はCBRNE災害の危険に晒されている。

ソーラーパネルバックシート製造でも

太陽光パネルのバックシートの工場から有毒なフッ化水素ガスが発生。4人が刺激臭を感じ気分が悪くなる。

 

中国韓国でもこの有様☟

中国の太陽電池工場付近の水源から基準値の10倍のフッ素化合物。基準値の100倍の工場も。

韓国・サムスン「半導体絶望工場」~なぜ市民にME産業の危険性が知らされていないのか?

 

 

徴兵⇒再エネ・原発作業で、精神も体もボロボロになって殺されていくのが嫌なら、再エネと原発のどちらにもNOで、エコ機器を不買するしかないと私は思います。 

 

 

 


コメント

中国でのごみ処理施設反対運動を知る。NHKは「セメント会社がゴミ焼却場を作ること」を報じない。

2015-04-13 | 被爆者、被害者、市民の声

中国のゴミ処理施設 反対住民と警察が衝突

4月8日 15時58分 NHK 

中国で、ゴミ処理施設の建設に反対する住民が政府の施設を取り囲むなどして警察と衝突し、地元政府が計画の撤回に追い込まれ、深刻化する環境汚染に対する住民の強い不満がうかがえます。

衝突が起きたのは、中国南部、広東省の羅定市で、住民によりますと、6日から7日にかけ、ゴミ処理施設の建設に反対する大勢の住民が建設予定地の工場や地元政府の施設に押しかけました。

住民は、警備にあたっていた警官隊と衝突し、子どもを含む数人がけがをしたり拘束されたりしたということです。

また、インターネット上には、参加者が工場の施設の一部や警察の車両を壊す様子とみられる写真や動画が投稿されています。

こうした状況に対して、地元政府は8日声明を出し、ゴミ処理施設の計画を撤回する決定をしたと明らかにするとともに、住民に対して過激な抗議活動をしないよう呼びかけました。

中国では、ゴミ処理施設ができれば周辺の大気や水の汚染がさらに悪化するとして、各地で大規模な抗議活動が相次いでいて、深刻化する環境汚染に対する住民の強い不満がうかがえます。

 

 (管理人より) 中国でのごみ処理施設反対運動はすごいですね!!とりあえずNHKニュースでも報じてはいますけど、なぜか画像はなし。「ネット上にある」と言ってるくせに載せてないなんて変ですね。

「住民の不満」などと、住民運動を見下したNHKの記述にも呆れます。

早速、中国事情にも廃棄物問題にも詳しいジャーナリストの山本節子さんがブログに取り上げてくださいましたので、こちらを是非どうぞ!

 

中国でごみ焼却炉計画に住民が大抗議 

中国の焼却炉「暴動」続き 

 

山本節子さんのブログ記事の中の中国語のニュースソースから、ブログ風の谷読者の方に翻訳をしていただきました。感謝です!訳文のみ掲載します。

 

广东反垃圾焚烧厂升级:万人围攻警局 中小学罢课(图)

2015-04-07 14:51:03 

広東ごみ焼却場建設反対運動がエスカレート 数万人が警察を包囲し小中学校は休校(写真)

広東省雲浮羅定市朗塘村の数万の住民が、華潤セメントがゴミ焼却場を建設することに不満を訴えた。すぐに一連の抗議行動となった。デモ隊が派出所に攻め入り、役所を包囲し、破壊し、幾台もの警察車両をひっくり返した。

また警官と衝突、現在数十人がけがをし、20名以上が逮捕された。目下、双方は対峙しており、現地の小中学校は全面休校となっている。村民たちは、役所がごみ焼却場の建設を中止するまで抗議行動を続けると宣言している。

すべての武装警察官が出動

 

朗塘鎮の村民の話によると、役所は公示も環境評価も行われていない状況下で、華潤セメントの傘下であるセメント工場とごみ焼却場建設の契約を結んでおり、計画によると、この焼却場は今年の末には完成する。「これは民意をまったく顧みず、村で人口の密集する地域に大型の生活廃棄物の焼却場を建設するということだ。」

村民によると、一度建設されてしまえば毎日300トン以上の工業廃棄物、生活廃棄物が焼却され、必ず村に毒ガスによる重篤な汚染をもたらすという。

現在、村人たちはネットで呼びかけ、清明節の際、デモ行進を行い、「子孫の代の健康を引き換えにすることはできない、農作業を一時停止し、華潤セメントが羅定を出ていくよう行動しよう!」と訴えた.

村民たちはこの呼びかけに呼応し、街頭に集まってきた。5000人近い村人が「ごみ焼却場建設反対」と書かれた横断幕を掲げ、各村から役所及び華潤セメント工場の抗議へと集合したが、

武装公安、特別警察部隊計500人以上が鎮圧のため唐辛子水、催涙弾を使用し、警棒でデモ隊を殴り、子供や老人までが見逃されることなく、数十名の村民がけがで入院し、20名を超える人が逮捕された。

憤怒した村民の抗議行動はエスカレートし、ほぼ全員の村人が道を塞ぎ、セメント工場を包囲し、役所を包囲した。

甚だしきに至っては、朗塘村の派出所といくつもの警務室に攻め入り、中を破壊し、幾台もの警察車両を打ちこわし、ひっくり返した。他の村民はセメント工場の正門に放火した。

村の幼稚園及び小中学校は昨日午後より休校し、声援を送っている。当局は周囲の地域から大量の武装警官と公安を送り、雲浮市の高速道路出入り口にバリケードを設置し、現地に入るマスコミにも厳しく取り調べを行い、進入を許さない状況だ。

当局は建設工事を暫時中止 村人はカネの受け取りを拒否

昨日夕方の発表によると、羅定市役所は、ごみ焼却場の建設を一時停止することに同意したが、村民はこの回答には満足していない。村民たちは、雲浮と羅定、両方の役所は二年前に朗塘にセメント工場ができる時、住民の同意を得ることをしなかった。今またその歴史が繰り返されそうとしている。「我々が要求しているのは中止することだ、一時中止することではない。

一時中止にすれば、若者が全員いなくなるのを待って、またこの建設工事が持ち上がる。そうなれば阻止することもできなくなるのではないか?」

また村人は、現在、華潤セメント工場が既に朗塘村に重篤な汚染をもたらし、その灰が空を覆い、騒音公害も起きていることに

「我々は絶対に悪臭に満ちた毒のごみで我々の子孫に害をもたらしてはならない」という。

  


 

ニュースソースを見ると、「セメント会社」がゴミ焼却場を建設すると書いてあります。それなのにNHKのニュースは「セメント会社」とは一言も書いていません!

海外のニュースをNHKのフィルターを通し歪めて日本に伝えているということです。

中国でセメント会社が人口密集地域にゴミ焼却場を作るということを知られたくないということでしょう。

同時にセメント焼成が廃棄物焼却と同じ危険な焼却行為であることも、日本の国民に知られたくないのだということがわかります。

震災がれき問題の際に、PM2.5を中国の大気汚染ということにすり替えて、大キャンペーンをしたのもそのため。

セメントキルンも焼却炉ですから、日本のセメント工場でも様々な廃棄物を一緒に燃やしてPM2.5の発生源となっています。

つまり、国としてはそこを最も知られたくないわけです。

今後、放射性物質を含むあらゆる廃棄物を、循環型社会推進という大義名分のもと、リサイクルと称してセメントに混ぜ込んで燃やしてしまおうという国の目論見のじゃまになるニュースだということです。

中国の反対運動を見て、日本で焼却炉やセメント焼成に対する反対運動が起きて欲しくないわけです。

NHKはいかにも住民が過激で悪いように報じていますが、ニュースソースを訳すと、警察もひどい。住民を暴力で弾圧しています。

 

まあ、国民性はさし引いたとしても、これだけの反対運動が起きるほどのことを、日本ではあちこちで進められているという現実に、もういい加減気づかなければなりません。

自治体などのゴミ焼却炉、産廃処理施設のゴミ焼却炉、下水汚泥の焼却炉、あらゆるプラント内の焼却炉、それにいま大推進されているのがバイオマス発電所、火力発電所です。

すべての焼却施設はPM2.5の発生源です。原発事故後は、大なり小なり放射性物質を含むゴミが燃やされています。

 

セメント焼成がいかに危険かわかる論文を引用しておきます。抜粋翻訳

The Health Effects of Waste Incinerators 4 th Report of the British Society for Ecological Medicine Second Edition June 2008 Moderators: Dr Jeremy Thompson and Dr Honor Anthony

廃棄物焼却炉の健康影響
英国生態医学学会 第4回報告 第2版 2008年6月

監修 ジェレミー・トンプソン博士 オナー・アンソニー博士

10-2  放射能

a) 焼却炉との関連性

英国では30以上の焼却場で放射性廃棄物を焼却する。ほとんどの国はこれをあまりにも有害であるとみなしている。米国で焼却されている放射性廃棄物の大半は、アルファ線かベータ線を放出するものである。これらのタイプの放射線はその透過力が小さい(細胞内ではアルファ粒子は数ミリメートル、ベータ粒子は数センチメートル)ため、体外ではあまり危険ではない、とはいえベータ線は皮膚を通過しうる。

焼却された場合、この比較的安全な物質は、非常に危険で不吉な汚染物質に変わる。焼却の間、数十億の放射性微粒子が形成され大気に放出されることになる。これらは不運なときにたまたま風下にいた人間により吸引され、肺と循環器を通り、細胞に入り込む可能性がある。体内に入ると、それは放射線を放出し続ける。アルファ線は非常に透過力が小さいが、多大な破壊力がある。アルファ線とベータ線のどちらも、体内の周辺細胞にとっては極めて破壊力があり発ガン性がある。放出された数十億の放射性微粒子のひとつひとつが大変現実的な危険性を表す。この物質には安全な閾値があるはずがない。この焼却方針からのリスクは明白である。

放射線は体内と体外では際だって異なるのだが、安全基準は奇妙にもこれらの違いをまったくつけていない。たとえば、ベラルは、前立腺ガンは、原子力産業に従事する労働者においてはより高いことを発見した。外部被爆に関して相関関係はなかったが、内部被曝に関しては非常に有意な相関関係があった。動物実験は、これをずっとより明確にしており、0.01ミリグレイの90を注射されたネズミは、その量がバックグランド放射線より200倍低いものであったのに、病理学上の損傷を持ったことが発見された。 より懸念されるのは、次世代以後に渡る影響もまた実証されたという事実である。 ストロンチウム90を注射された雄から二世代目のネズミは、致命的な遺伝子損傷を持ち、染色体損傷が遺伝子を通じて放射線を浴びたネズミの子孫に受け継がれたことを実証した。

多くの人々は、害を引き起こすにはいかに微少な放射能があればよいかを知れば驚くだろう。チェルノブイリ事故後に羊のストロンチウム90が検査され、その限界値は肉1キログラムについてあまりに小さくて見ることができないほどの、0,00000000019グラムであった。しかし、様々な規制は、同様に微少な量の放射性物質を含む数十億の微粒子が焼却炉から大気中に放出されるのを許可している。

これとは対照的に、自然バックグラウンドの放射能は、せいぜい小さな害しかない。たとえば、アバディーンは、自然バックグラウンドの放射線のレベルが2倍になったが、白血病やガンのリスクは全く増大しなかった。

b) 他の焼却場との関連

放射性物質を放出する焼却場周辺での白血病およびガンの発症の増大は、十分な文献がある。シースケール(*英国セラフィールド再処理施設の近くの村)公衆衛生調査は、子どもたちが他の場所におけるよりも白血病にかかる見込みが10倍、ガンになる見込みが3倍高いことを発見した。ドイツのKrummel およびGoesthact原子力施設から5キロ圏内に住む子どもたちにおける白血病の発症は、ドイツ全体よりもずっと高い。 重要なことには、白血病の最初の発症は、Krummer原発が稼働し始めて5年たってやっと現れた。ダウンレイ(Dounreay。スコットランド。1955~1994)発電所では、子どもの白血病は6倍増加し、またオルダーマストン(Aldermaston。イングランド南東部の村。英国の核兵器計画および核軍縮運動の象徴。)でも五歳未満の子どもに白血病が増大した。

白血病発症率の急上昇は、1980年代の米国マサチューセッツにおいてピルグリム原発に隣接する5つの町でも認められた。それは、その10年前、燃料棒に不具合があったための放射能放出事故に関連があると考えられた。「気象学的データは、ピルグリム原発放射能漏れで被曝した可能性が高い個人は、被曝の可能性が最も低い人たちと比べ、ほぼ4倍白血病のリスクが高いことを示した。」 

世界中の136の原発を調査した17の公式報告書に対する最近のメタ分析は、この問題をグローバルな視点で捉えた。研究者たちは、9歳未満の子どもたちにおける白血病の死亡率で21%、25歳未満においては同10%の上昇を発見した。 研究者たちは、これらの発電所からのこれまでの放出は余りに低く、スタンダード基準(単一あるいは間欠的な高レベル放射能に基づくもの)を用いては、白血病の説明ができないことに留意した。 これについて考えられる説明は内部被曝であり、それにおいては体内に取り入れられた微細な放射線量が十分ガンや白血病を引き起こすというものであろう。

このことは、放射性物質を焼却し環境中に放出する危険性についての強い警告とみなされれるべきである。ここで述べた証拠の重みは、大気中の放射能は有力な発ガン物質であり、また極めて有害となりそうであることを強く示唆する。 大気放出を許すことがそもそも無謀であるが、これを他の発ガン物質が様々に合わさったものに結合させることは無思慮である。

10.3  汚染物質の拡散

米国科学アカデミーの一組織で、米国連邦政府への勧告機関として設立された米国学術研究会議は、焼却炉により影響を受けるのは、労働者や地域住民の健康だけではないと結論づけた。より遠くに住む住民たちもまた、焼却炉の汚染物質に暴露していそうであると報告した。

米国学術研究会議は次のように発表した。「ダイオキシン、フロン、水銀のような残留性のある大気汚染物質は、広範な地域に―発生源である地元地域や国よりもずっと遠くに―拡散する可能性がある。焼却炉施設により汚染された食物は、焼却施設近辺の、あるいはそれから遠く離れた住民により消費されるだろう。

それゆえ、食料生産地での汚染物質の堆積が、食料市場への輸送によって遠く離れた地域の住民のいくらかの暴露という結果になる可能性もある。しかしながら遠距離の住民は、汚染物質の長距離移動、および焼却炉施設から遠い離れた場所での低レベル汚染物質の広範な堆積を通じて、(*発生現地の住民より)もっと暴露する見込みがある。」

米国学術研究会議はその後、あらゆる焼却炉から発生する負荷の増大は、現地のレベルを超えた慎重な熟慮に値するとの見解を発表した。これは、英国での現在の焼却炉推進政策と明らかに関係がある。重要な点は、有害な微粒子が微細であればあるほど、一般にはより有害な化学物質をもち発ガン物質が付着しており、最も遠くに伝わるという点である。

大抵の化学汚染物質は、親油性があり、それゆえ降下後に降雨により簡単に流されることはない。それらの物質が作物に突けば、食物連鎖に入っていき、そこで生物濃縮する。今日英国の食物における大抵のダイオキシンは、旧式な焼却炉から飛んできたことはすでに認められている。食物連鎖に入ることができるすべての化学物質は、遅かれ早かれ胎児や授乳中の幼児において最高の濃縮度に達することになるだろう。

大気中への汚染物質の放出が目に見えずとも悲劇的結果になることの顕著な最近の一例が、カナダ最北部の極地地帯の、Nunavut(* weblio: 1999年に創設され、唯一イヌイットによって治められる北カナダの北極領土)において見られてる。この地に住むイヌイットの母親たちは、南に住むカナダ人と比べてその母乳中のダイオキシンのレベルが2倍である、それも300マイル以内にダイオキシンの発生源が皆無であるにも関わらずにだ。

ニューヨークのクウィーンズ・カレッジの自然体系の生物学のセンターの、コモナー博士とそのチームは、コンピュータプログラムにより、北米における4,400のダイオキシン源からの放出を追跡した。この研究システムは、有害物質放出のデータと気象学的記録を結合させた。Nunavutにおける汚染の主要要素のうちには、米国の3つの自治体焼却炉があった。

 10.4 セメントキルン

このレポートは主として焼却炉に関するものであるが、焼却炉とセメントキルンを比較することは有益である。どちらも同種の有害な排出物を生産し、このレポートの多くが両方に関係するものである。セメントキルンは石灰岩地質、シェール、粘土をセメントに変える。セメントキルンは、必要な高温を生む出すため大量の燃料を要し、このためタイヤや、ゴミ焼却による燃料、ケムフューエル(化学燃料)や2次液体燃料(SLF)やリサイクル液体燃料(RLF)といった幾つかの呼び名がある工業上廃棄物、および有害廃棄物などの、非従来型の燃料を利用することになる。

しかしながら、有害廃棄物焼却炉のそれと比べて、セメントキルンの大気汚染とプラニング管理はかなり弱い。セメントキルンは、焼却炉に似て大量の有害廃棄物を生む。タイヤの焼却はダイオキシンと亜鉛を伴う排出物を生みだし、石油コークスの焼却は、バナディウムとニッケルを生む。水銀とヒ素の放出は、それらが気化するため制御できない。ダイオキシ類によるリスクは、大抵のセメントキルンがそれらを除去するのに必要な活性炭を持たないため、(焼却と比べ)かなり大きい。

PM2.5の微粒子のリスクは非常に深刻である。焼却炉から放出されるすべての微粒子の重さの限界値は、一立方メートルにつき10mgである。しかしながらセメントキルンは、1立方メートルにつき30~50mg放出することを許可されている。これは、それ自体過剰であるが、セメントキルンからの放出物の重量は、焼却炉からのそれよりも、最大で5倍大きくなる可能性がある。それゆえ、一部のセメントキルンには、通常の稼働状態にある焼却炉のそれよりも20倍過剰な微粒子と他の有毒物質の放出を生む可能性がある。さらに悪いことには、それらは焼却炉よりも貧弱な軽減装置を持ち、大抵は金属とダイオキシンの放出を減少するのに必要な活性炭を持たない。

その電気集塵機は、爆発の危険性により一酸化炭素のレベルが増大した場合、停止される必要がある。このとき、放出が緩和されなくなる。これはあるセメントキルン工場で1年に400回生じたことがある。これらの事態で放出される微粒子の量は莫大であり、測定可能な最高レベルで、1立方メートルにつき20,000mgに達する。最近の研究は、PM2.5の微粒子の些細な増大が、心臓血管系と脳血管系の死亡率を増大させるものであることを実証した、それゆえ、このレベルの放出を許可することは、ほとんど無責任である。

信じられないことには、PM2.5の微粒子は、定期的に測定されない。英国における一つのセメントキルン工場での登録慈善団体による独立検査モニタリングは、平均して15分の測定を用いて、継続的に微粒子レベルを記録してきた。彼らは微粒子が極端に上昇するのを発見したが、それは普通は夜間にピーク値になり、時には1週間に数回発生し、PM10以下の微粒子が1立方メートルにつき4500マイクログラム以上のレベルに達し、PM2.5以下の粒子が1立方メートル170マイクログラム以上に達するような状況であった。

微粒子に関する現在の科学知識では、これらのレベルは、心臓血管系の死亡を引き起こすと予想されているため、その発見は、すべてのセメントキルン周辺で独立機関によるモニタリングが緊急に必要であることを明示している。

このモニタリングは、現在のモニタリングと規制システムにおける主要な欠陥を露呈させた。有害な廃棄物の熱処理は常に極めて危険な活動であり、それゆえ入手可能なまさに最善の技術が用いられる必要がある。セメントキルンは、有害な廃棄物を安上がりに焼却するために効果的に使われつつある。悲しいことに、有害廃棄物は概して最も規制が少なく最も安い処分方法、つまり実際には最大の健康リスクと最大の環境被害を生み出す方法に行き着いてしまう。

セメントキルンの技術は、実質的には20世紀の初め以来ずっと変わらないままである。セメントキルンは効率と有害廃棄物の破壊を改善するため、最小限の程度で改造や追加改造され得るのみである。環境のための特別調査委員会は、10年以上前にセメントキルンの安全性についての調査を勧告したがこれはずっと無視されている。なぜなのか?

セメントキルンはそれゆえ、きわめて深刻な健康影響の結果を生む可能性がある。信じられないことには、これらのセメントキルンの一部には、住民の健康に大きな影響を与えると予想される町中心部に立地しているものがある。 それらがそもそも許されているという事実が驚きである。というのは、その最大の影響は不可避的に人間社会の最も脆弱な構成メンバーに、そして特に出生前の胎児に及ぼされるからである。

 

セメントは私たちの暮らしに必要なものだけれど、作るのにこれだけのリスクがあるということは日本では知られていません。

しかも、福島原発事故以降は、セメント企業が震災がれきなどの有害廃棄物をどんどん受け入れています。

 

このようにゴミ焼却というのは中国では市民がこういった抗議を展開するほどの危険な行為なのです。☟

 





 
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産廃処分施設の焼却炉の改修中に耐火れんが崩落事故で6人下敷き。1人心肺停止。ごみ焼却と再エネの関係。

2015-04-09 | 事故

6人生き埋め・・・解体作業中にブロック崩落 1人重体(15/04/01)

事故:焼却炉改修中に壁落下…1人重体、4人負傷 山梨

毎日新聞 2015年04月01日 

1日午前9時半ごろ、山梨県笛吹市一宮町国分の産業廃棄物処理会社「エルテックサービス」で、焼却炉の改修作業中にれんがの内壁が崩落し、作業員数人が生き埋めになったと110番があった。5人全員が救出され、1人が意識不明の重体。残り4人も負傷したが、意識はあるという。

 県警笛吹署などによると、同社から依頼を受けた川崎市川崎区のプラント専門会社「クラフト工業」の作業員6人が、円筒形の焼却炉の中に入って内壁のれんがを張り替えている際、れんがが崩落した。1人は無事だった。

 エルテックサービスの社員によると、4年に1回程度、内壁を張り替える作業をしており、社員は「こんな事故になるとは思わなかった」と話した。

 現場は中央自動車道一宮御坂インターチェンジの東約600メートル。【藤河匠、片平知宏】

 

焼却炉解体作業中に内壁崩落、作業員5人下敷き 1人重体

FNNニュース(15/04/01) 

山梨・笛吹市で焼却炉の解体作業中に内壁が崩落し、男性作業員5人が負傷し、1人が意識不明の重体となっている。
1日午前9時半ごろ、笛吹市の産業廃棄物処理会社で、焼却炉の耐火れんがの交換作業をしていたところ、内壁が突然崩れ落ち、中にいた男性作業員5人が下敷きになった。
このうち1人は意識不明の重体で、ドクターヘリで搬送された。
また、2人は骨を折るなどの重傷で、2人は軽傷を負った。
焼却炉は高さ12メートル、直径3メートルで、当時、下の方の耐火れんがを交換する作業をしていたという。

 

焼却炉の壁が崩落、作業員6人が下敷き

2015年04月01日 13時46分 読売新聞

1日午前9時20分頃、山梨県笛吹市一宮町国分の産業廃棄物処分会社「エルテックサービス」の焼却施設で、作業員が下敷きになったと男性社員から119番があった。

焼却炉内の老朽化した耐火壁の張り替え作業中、壁が崩れ落ち、男性作業員6人が一時下敷きになった。救急隊員に救出された1人が意識不明の重体、自力で脱出するなどした4人もけがを負って病院に搬送された。1人は無事という。

県警や同社によると、焼却炉は円筒状で、直径約3メートル、長さ約12メートル。同日午前8時から、同社から委託された作業員約10人で炉内外で作業していたところ、6人が巻き込まれたという。

 

焼却炉壁崩れる 1人心肺停止

2015年 04月01日 14時59分 NHK

1日午前、山梨県笛吹市の産業廃棄物処理会社で、作業員が敷地内にある焼却炉の中に入って内側の壁の改修作業をしていたところ、壁が崩れて下敷きになり5人がけがをして病院に運ばれ、消防によりますと、このうち1人が心肺停止になっています。

1日午前9時20分ごろ、笛吹市一宮町の産業廃棄物処理会社「エルテックサービス」で、敷地内の焼却炉の改修作業中に壁が崩れ、作業員数人が下敷きになりました。
駆けつけた消防が全員を救出しましたが、警察によりますと、この事故で男性5人がけがをして病院に運ばれ、手当てを受けているということです。
消防によりますと、けがをした5人のうち4人は意識があり、1人は心肺停止の状態だということです。
警察や会社によりますと、事故が起きた焼却炉は高さ3メートル、幅12メートルの円柱型のもので、会社が壁の改修作業を委託した業者の作業員が中に入って、内側の壁に付いているレンガを張り替える作業をしていたところ、壁が崩れてきたということです。
警察で、会社の関係者などから話を聞いて、当時の状況を詳しく調べています。

 

 


(管理人より)

4/1に山梨県の産業廃棄物処理会社の焼却施設で事故が起きました。ドクターヘリも出動し、一人が心肺停止という大変な事故です。

笛吹市一宮町の「エルテックサービス」

地図 ⇒ https://www.google.com/maps/place/%E3%82%A8%E3%83%AB%E3%83%86%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%93%E3%82%B9%EF%BC%88%E6%A0%AA%EF%BC%89/@35.4524561,138.6195356,13z/data=!4m2!3m1!1s0x0:0xd9b1dc05c3695463?hl=ja

HP ⇒ http://www.ertec-g.co.jp/index.html

ここにはロータリーキルンを焼却炉として使っており、1号炉2号炉とあります。

http://www.ertec-g.co.jp/main.php?url=facilities/syokyaku-plant.html

 

 

 

 山梨日日新聞電子版より

 

汚泥、廃油、廃プラスチック、感染性産業廃棄物などのゴミをこの焼却炉で燃やしているわけです。炉は使えばいたみますから、定期的に改修工事が行われます。その作業中の事故ということです。

当ブログでは、焼却炉の作業は、何重の意味で危険だということを強く訴えてきましたが、世間的にはほとんど知られていません。

焼却炉の作業は命懸けです

作業員死亡事故が起きた東京都の新江東清掃工場の放射能汚染を考える。

震災がれきを燃やしていた新門司焼却工場で焼却灰の中に作業員が転落死亡!

 

炉内では、作業中に耐火レンガが崩落するいう危険もあるということを知っていただきたいと思います。

上のニュース記事で「耐火れんが」と報じているのはFNNニュースだけでした。そのほかは「ブロック」だとか「れんが」「壁」と表現しています。記者は知らないのかもしれませんが「耐火レンガ」です。

上のニュース記事には現場の内部写真がありません。事故現場の写真を載せるというのは当たり前だと思うのですが、メディアは隠蔽したいのだなと感じます。

 

円筒状の焼却炉の中はこういった感じかもしれません。以下の画像はネット上で見つけたものですので、実際の事故現場ではありません。

あくまで参考にしてください。円筒状の焼却炉の内壁に耐火レンガが積み上げてある。☟ これが高さ12メートルだったら・・・・

 

 

事故があった焼却炉をもつ産廃処理会社のHPを見ていてみつけたのがこちら☟

 

 

経産省からの補助金をもらって、ゴミを燃やした排ガスでバイナリー発電事業をしています。

平成24年度次世代型熱利用設備導入緊急対策事業 は株式会社三菱総合研究所が事務局業務をやっています。ε=(・д・`*)ハァ… 

原子力ムラが次世代型熱利用設備(=再正可能エネルギー)の補助金を配ってるってことです。

平成 24 年度 次世代型熱利用設備導入緊急対策費補助金 に係る基金設置法人の募集について 公募要領 経済産業省

全部で予算が155億円 もあります。

「平成 24 年度次世代型熱利用設備導入緊急対策事業」 交付決定された案件における導入設備

アクセスエナジー のバイナリー発電に、補助金が交付されています。

第一実業株式会社 http://www.djk.co.jp/special/binary_generation.html

※バイナリー発電は、蒸気・熱水で、水より沸点の低い液体(ペンタンなど)を加熱・蒸発させ、その蒸気でタービンを回す方式である。

加熱源系統と媒体系統の2つ(binary)の熱サイクルを利用して発電する。(http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%D0%A5%A4%A5%CA%A5%EA%A1%BC%C8%AF%C5%C5


さらに、バイオマス燃料も作っています。

人間が大量消費した結果、出た汚染度の高い有害なプラスチックゴミなどを燃やした熱で発電し、それを売電しているのです。

いかにも「熱利用」というと有効活用しているいいイメージがありますが、売電のためにやってるということです。

企業が売電で得るお金は、市民から集めた再エネ賦課金です。

廃棄物の焼却と再エネというのは、こうしてつながっていることがわかります。

焼却炉の改修作業は大変危険な命がけの労働です。産廃会社が外注します。

この作業を請け負っていたのはここ⇒クラフト工業株式会社  http://www.craft-cogyo.co.jp/index.html

4年に一回、改修工事していたようですが、原発事故後、炉が今までより傷みやすくなっているのではないかと私は思いました。

燃やすものの汚染度によっては、炉の傷みを早めるという懸念があります。実際、産廃施設の焼却灰などの放射能濃度は企業のHPでは確認できません。

これから、こういった焼却炉の事故が増える可能性があると思います。

 

エルテックサービスをグーグルストリートビューで見ました。会社の後ろ側です。何かが山積みになっていました。すぐ近くに果樹園などもあります。

 

焼却炉などのあたりが 外側から見えないように高い壁で隠されている。☟

 

 

 

 

私たちが出したゴミがどう流れて、どうお金に変えられて処理されているか、その構造、どれだけ危険な作業が伴うか知らずに、いや知ろうともせずに、ゴミをポイポイ捨てています。

命がけの原発労働で電気が作られていたことも知らずに電気を使っていたのと同じように、何も知らずにゴミを捨てて燃やしているのです。

従って、こういう焼却炉の事故に注目もせずに、「放射能防御」や「脱原発」や「反差別」を訴えても、なくせるはずがないと私は思います。

この事故に関してツイッターで何個もツイートしましたが、ツイッター民はほとんどリツイートしませんので、ブログ記事にしました。

 

まず、焼却、焼却炉の危険性を知る。ゴミがどうなって始末されているかを知る。そこに関心を持たないことには、放射性廃棄物問題も根本的な解決はできないと思うのです。

石油製品であるプラスチックゴミを燃やすことは、石油の浪費と環境汚染に他なりません。

ゴミを燃やした熱を発電利用するから、ゴミをどんどん出していいということにもなりません。

経済合理性があればなんでもやっていいということではありません。

廃棄物と再エネがつながっていることに気づけば、再エネをすすめても原発を無くせないということがあぶり出されてきます。

 

廃棄物の問題、原発・再エネの問題に向き合って、どうしたら命と環境を守れるのか、市民が自分の頭で考えなければならないと私は思います。

 

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焦点がずれているメディアの報道に注意!東京都足立区のごみ処理施設火災をスルーした記事ばかりの異常さ。

2015-04-06 | 被爆者、被害者、市民の声

消火活動中の消防ホースが直撃、通行人が重傷

消防車ホース外れ金属ジョイント直撃 頭蓋骨を骨折(15/04/06)

東京消防庁の消防車のホース外れ、男性が頭蓋骨骨折の重傷(15/04/06)

 

火災現場でポンプ車のホース外れ直撃、男性重傷

2015年04月06日 13時24分 読売新聞

 6日午前0時20分頃、東京都足立区谷在家のごみ処理工場で起きた火災に出動した東京消防庁のポンプ車のホースが外れ、車との接続部分の金具が近所の男性会社員(35)を直撃。 男性は、頭蓋骨や右足を骨折する重傷を負った。

運転していた消防士長(58)が、消火作業中、ホースがつながっていることに気付かず、ポンプ車を発進させたのが原因とみられ、警視庁西新井署は自動車運転死傷行為処罰法違反(過失運転致傷)容疑で消防士長らから事情を聞いている。 東京消防庁は「今後は安全管理を徹底したい」とコメントした。

 

消火活動中ホース外れ男性重傷

04月06日 13時52分 NHK

6日未明、東京・足立区で起きた火事の現場で、東京消防庁のポンプ車が、別のポンプ車にホースをつないだまま発進したため、ホースが外れて近くにいた男性を直撃し、男性は頭や足の骨を折る大けがをしました。

東京消防庁によりますと、6日午前0時20分頃、足立区谷在家にあるゴミの処理施設でゴミや配管が焼ける火事があり、ポンプ車など16台が出動しました。

火はおよそ1時間後に消し止められましたが、ポンプ車を運転していた西新井消防署上沼田出張所の58歳の隊員が、別のポンプ車にホースがつながった状態のまま、近くの消火栓から水を取ろうとポンプ車を発進させたため、ホースの結合部分が根元から折れてすぐそばにいた近所の35歳の男性を直撃し、男性は頭や足の骨を折る大けがをしました。

警視庁は運転していた隊員から事情を聴いていますが、隊員は「ホースがつながっていることに気付かなかった」と話しているということです。東京消防庁の鈴木浩永参事は「消防活動において一般の方にけがをさせる事故を起こしたことは誠に申し訳なく、安全管理を徹底します」とコメントしています。

 


(管理人より) 

本日の足立区ゴミ処理工場の火災の報道の仕方が、読売、NHK、FNNなど、すべて同じ内容でした。ごみ処理施設の火災の問題をスルーして、ポンプ車の事故の方だけを、ことさら大きく報じています。

まず報じるべきは、夜中に起きた火災の件です。どういった施設で、どういったものが燃えたのか、なぜ、ごみ処理工場で火事が起きたかであり、そういった重要事項が抜け落ちている報道に疑問を感じます。

ポンプ車で男性が大怪我をしたことがメインのニュースになってしまっています。

ゴミ処理工場火災自体を取り上げず、「火事現場での見物は慎むべき」こういう世論に持っていこうとするための報道としか言いようがありません。

男性の大怪我も重大とは思いますが、消防隊員の人的ミスの問題です。消防車も火事が起きなければその場にいなかったわけですから、火事にも当然フォーカスし、報道しなければ不自然です。

東京都足立区という放射性汚染地域に立地しているゴミ処理工場が火災になれば、燃えたゴミによっては放射性PMなどが周囲に拡散する可能性があります。

記者たちに放射能汚染地域のゴミ処理工場は危険施設だという認識がないのでしょうか。その部分が完全にスルーされています。たった1枚近隣住民提供の画像があっただけで、ほぼ火災の現場映像もなく過小に扱われています。

住宅密集地に16台もポンプ車や消防車などが出動するほどの火災で、1時間も燃えて続けていたのに、おかしな話です。そもそも放射能以前に、ダイオキシンなどを含む有害なガスが煙とともに周辺に漏れ出なかったのかなど伝えることはあるはずなのに、まったく驚きます。このような報道を見るにつけ、メディアってどこまで腐っていくんだろう、どこまで市民をバカにするんだろうと感じます。

今後は、何か起きても、目くらましでごまかしたような、ピントをずらされたこんな変なニュースばかりになっていくのだろうと暗澹たる気持ちです。 

ニュース記事内には出ていませんが、火事になったゴミ処理工場は、東武清掃(株)リサイクルセンター。

 地図

http://www.tobu-seisou.co.jp/index.php?id=9

廃プラスチック類、紙くず、繊維くず、金属くず、木くずの破砕処理をしている産廃中間業者です。

こういったものに引火して燃えた可能性がありますが、よくわかりません。


この会社は汚泥なども扱っています。主要取引先 http://www.tobu-seisou.co.jp/index.php?id=78

 

新日鉄の火災事故では、私はGOOからブログ記事の停止を食らいました。火災事故に関して周辺住民の不安や批判の声など世間に知られたくない事項なのだということがその時わかりました。

私は、ブログやツイッターで、様々な工場での火災のニュースを取り上げていますが、その報じ方というのは「火災が起きた⇒けが人なし」といったニュースがほとんどで、

どんなものが燃えたかの詳細、原因は何か、煙は有毒ではないか、煙はどう流れたかなどという情報はほとんどありません。

http://twilog.org/oldblue2012/search?word=%E7%81%AB%E7%81%BD%E3%80%80%E7%81%AB%E4%BA%8B&ao=o

さっと報じて幕引きを図りたいのだなと感じます。周辺市民ではなく火災を起こした企業の方しか見ていないメディア・・・

このような住宅密集地での火災については、どこで、どのようなものが燃えたのか、有毒ガスは出なかったのかなど、きちんと市民に向けて報道してほしいと心から思います。

 

 

 

 

 

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