ブログ「風の谷」  再エネは原発体制を補完する新利権構造

原発事故は放射能による公害。追加被曝阻止⇒放射性廃棄物は拡散してはいけない⇒再エネは放射能拡散につながる⇒検証を!

全国で風力発電計画に反対運動 佐世保市宇久島 白浜町椿  安岡沖洋上風力 反対署名3万3000筆超!

2014-02-28 | 風力発電は危険

 

http://www.geocities.co.jp/NatureLand/9415/sikou/sikou59_uku_ari_100516.htm より

「巨大風力発電機周辺の住民の不眠や動悸、頭痛は臨床医学的には同機を起因­とする病的状態である」

「臨床医学的にはこう判断してよいのです。言い換えれば公害と言ってよいのです

さて、医者には3種類いることを知って下さい。

1、普段から患者さんの診察、治療に携わっている「臨床医」

2、主に大学などで、基礎系の研究、教育を行っている「研究医」

3、役所などで、デスクワーク中心の「デスクワーク医」(これは造語です)

 臨床医から見ると「風力発電機をある夜停止させただけで、周辺のそれまで不眠などで苦しんでいた方の症状がとれた」この事例だけで因果関係は十分です。
 ところが、2や3の医師の多くはこの因果関係では不足なのです。因果関係を立証しなければなりません。この間に時間のロスが発生します。

 過去、水俣病やチッソの問題ではこの時間のロスが患者を増やし、結果として大きな社会問題を現在も引きずっています。血液製剤のC型肝炎ウイルス感染の広がりでは、その筋の「専門」とされる学者先生が事実を隠ぺいし、さらに当時の厚生省の職員がデータファイルをずさんなやり方で保管していた事は記憶にも新しい事です。

 行政が積極的に推進してきた風力発電に対して、「健康被害あり」と環境省がはっきりと述べるのは難しい事かもしれません。環境省は調査の結果を報告すると聞いています。しかし、2,3の医師と環境省の公務員に因果関係を立証する力と意思がある様には思えないのです。環境省のおかかえ「専門医」は「人に聞こえない20ヘルツ以下の音が人体に影響するはずはない」と言及している知識不足の学者先生だからです。

 環境省の皆さん。巨大風力発電機からでている、現在の法律では規制しにくい、1.5~20ヘルツの超低周波振動音は400m先で60~70デシベルというすごいレベルで測定できます。これは事業者も認めています。

 まずこの実態を調べる事と、次に実際に被害者との可能性がある方を診ている臨床医の意見を聞いて下さい。加えて20ヘルツ以下の音を60~70デシベル出せるシステムを作って、そこで眠れるかどうかぜひ公開実験をしてみて下さい(まずは屋内で)。

 音波発生器は5万円位。アンプは30万円位。スピーカーは特注となりますが、300万円位でできます。これで「因果関係が実証」できます。

 あとは騒音計ですがこれはレンタルもあるし、環境省の中にもあるはずです。

 *私の家では9~20ヘルツが20デシベルで再生可能です。頭痛と不眠がいつでも体験できます。

佐世保市立総合病院 宇久診療所所長   有吉 靖

宇久島では住民の7割以上の反対署名が集まる

佐世保市宇久島の風力発電建設の計画の経過

宇久島には佐世保市総合病院の出先である宇久診療所があり、ここに、離島医療を志しているA先生がいます。先生が、医者の立場として反対派の人と一緒に各地域を回って、低周波の影響について説明をしています。おかげで島民は正しい知識を得ることができ、風車の被害に
懐疑的だった人も低周波による影響を理解するようになりました。


 風力発電所建設反対で400人の署名集める 白浜町椿の住民団体

 http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=269064

関西電力の子会社「関電エネルギー開発」(大阪市)が和歌山県白浜町椿の山林に風力発電所の建設を検討していることを受けて、地元の住民団体「椿風力発電の健康被害を考える会」(熊野徹児代表、約30人)がこのほど、建設計画の白紙撤回を求める住民400人の署名を集めて椿地区の長野荘一区長に提出した。

 関電エネルギー開発は昨年7月、椿地区で初めて建設計画の住民説明会を開いた。地元の社団法人「椿共済組」が保有する椿温泉街東側の山林に2千キロワットの風車を3基設置する計画。

 風車は民家から500~600メートルほど離れた所に設置を計画している。これを受け、椿保育園や椿小学校の保護者ら子育て世代の住民らが「民家から近く、騒音や低周波などによる健康被害に不安がある」として「考える会」を設立。昨年10月に町外の有識者を招いて勉強会を開いた。その後、1月中旬までの間に会員が椿地区の各世帯を回って反対署名を集めた。椿地区の人口は1月31日現在で668(男317、女351)人、370世帯。

 同会の設立発起人、熊野幸代さん(40)は「地区外の人からも応援の声を頂き、活動を通じて椿温泉が多くの人に愛されていることをあらためて感じた。地域に誇りを持ち、風力に頼らないまちづくりを目指していきたい」とし、長野区長は「関電側から正式な風力発電所建設の申し入れがあれば署名を提出する。その後、区民総会で区民に建設の賛否を問いたい」と話している。

(2014年02月27日更新)


 (管理人より)長崎県佐世保市の離島 宇久島の風車反対運動を見て、まさに祝島の原発反対運動と同じだと思いました。私は

原発もNO! 再エネもNO! かけがえのない島の暮らしと自然を守っていただきたいと思います。原発反対と再エネはセットではありません。

 

長周新聞 2/26 をアップしておきます。

下関 安岡沖洋上風力反対運動 署名 3万3000筆超えています。

下関にお住まいの、お知り合い、お友達、ご親戚にも広めていただけたらと思います。

http://bit.ly/1kfoXDH  反対する会HPより

◎署名場所:以下の病院で署名ができます。

 「りゅう呼吸器科内科」 下関市安岡本町2-1-22

 「安岡病院」        下関市横野町3-16-35   

◎署名簿の送り先:〒759-6604 下関市横野町3-15-10 社会福祉法人 松涛会 川瀬 英盛 

◎メールによる署名参加:yasuoka.fusha@gmail.com 宛にメールを頂ければ、署名用紙をお送りします。

返信もPDFメールで受け付けます。

 
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反対の署名用紙
この署名簿に記入して、お送りください。
HP対応版:風力反対署名簿A4版.pdf
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宇久島や祝島だけでなく、日本列島がクレタ島のようになる前に、再生可能エネルギーをやめなければならないと、私は思います。


再エネのためにレドックスフロー蓄電池が開発されている。ついに「劣化ウラン」を使ったものまでも!?

2014-02-27 | 風力発電は危険

 

18:45からレドックスフロー電池について

(管理人より)現在、再生可能エネルギーの大量導入に伴い、蓄電池開発関連のニュースがネット上でもしょっちゅう見られるようになりました。環境ビジネスオンラインでもよく出てきます。

北海道電、電力網に大容量蓄電池 再生エネ拡大 ~住友電工製、発電量変動を調整

レドックスフロー電池 「大容量、安全」な蓄電池 太陽光の電力 タンク内に

不安定な再生可能エネルギー(太陽光、風力)の系統安定化対策で必要ということで、平成24年度に約300億円もの血税が開発に注ぎ込まれています。以前のブログ記事から⇒蓄電池が私たちの暮らしの中に入り込めば、電力会社に暮らしの根幹を握られてしまうことになります。

 蓄電池戦略 平成24年7月 経済産業省 蓄電池戦略プロジェクトチーム

レドックスフロー電池は、NEDOが財閥と組んでずっと研究してたってことですね。あ~なんか嫌な予感。

電力貯蔵用レドックスフロー電池 (重松敏夫)(※動画の方ですね)より

 

http://www.dbj.jp/pdf/investigate/area/kansai/pdf_all/kansai1303_01.pdf  より

レドックス・フロー電池(Wikipedia) 

「室温で作動するため熱源は特に必要としない。また、燃焼性・爆発性の物質を使用・発生せず、先行して実用化されたナトリウム・硫黄電池より安全性で優れている。 また、イオン種によっては化学反応を伴わないため溶液の組成が変化しにくく安定性も高い。設備も、大部分が一般的な機器で構成できるうえ、繰り返し充放電で長寿命を期待できる。レアメタルなどの希少資源の必要性も低い。 電池容量を増すには、ほぼ溶液のタンクを増設するだけですむため、大型設備に適している。

一方、水溶液を使用するため、水の電気分解が生ずる電位が制限となり、エネルギー密度を上げることができない、大型化は容易だが小型化は困難、溶液温度が上昇すると支障があるため冷却装置が必要、などの制限もある。

なお、バナジウムは電池運転中に電極上で少しずつ酸素と反応してバナジン酸となるが、これは価数が5価で固定されて充放電に関与せず、容量低下(損失)を生じる。一方、ウランはオキソ酸の形で酸化数が変化することから、この問題を回避可能と考えられ、研究が進められている。」 


 

ん? あの「ウラン」を使う? 安全性は??上の表は バナジウム・レドックスフロー電池の場合ですから。

ウラン・レドックススロー電池で検索するとこんな資料がありました!

http://jolissrch-inter.tokai-sc.jaea.go.jp/pdfdata/JAERI-Tech-2002-018.pdf

電池活物質としてのウランの有効利用

(日本原子力研究所)https://www.jaea.go.jp/index.html

 

 

2002年の時点で、原子力ムラでこんな研究してたんですね!!

劣化ウラン廃棄物が、同じ県にあるだけでも困ったと思うのに、↓

三井化学岩国大竹工場、劣化ウラン廃棄触媒のドラム缶3379本が海の近くの新倉庫に移動。

こんな劣化ウランを使った、どでかい電池が、メガソーラーの周りなどに置かれるかと思うと、正直恐怖です。やめてほしい。もう開発もやめてほしい。

毒物を利用して生産物を作ってはいけないと思います。しかも「夜間の余剰電力を貯蔵する」と書いてあります。

夜間の余剰電力を貯蔵する=原発の電気を使う=原発のため

表向きは自然エネルギー=再生可能エネルギーのためという口実で、蓄電池開発を加速化して、結局、原発の余剰電気のために、劣化ウランも利用して蓄電池を作るという策略だったということです。

再エネを推進するということは、やっぱり原発体制を補完しているという構造をここにも見て取れると思います。

 


 こんな研究もありました。2800万円の研究費。原発事故前です。

高いエネルギー効率をもつウラン・レドックスフロー電池の研究

http://kaken.nii.ac.jp/d/p/15206111.ja.html 東北大学・金属材料研究所・教授 塩川 佳伸

 

 


爆発の可能性や、蓄電池の廃棄物については一切触れられていません。モノを開発するなら後始末のことも考えなければならないはずではないのでしょうか?

再生可能エネルギーに異を唱える人はほとんどいません。完全に再エネ翼賛体制。

エネルギーと軍事は表裏一体です。私は軍事目的でこのような蓄電池の研究がなされてるのではないかという気がして仕方がありません。

 

 

 


PM2.5について国と企業に騙されないように山本節子さんの動画を見て勉強しておくことが重要

2014-02-26 | PM2.5

自治体のPM2.5予測、精度向上に四苦八苦

http://bit.ly/1k8c8Ln 2014年2月25日21時53分

春にかけて、黄砂や微小粒子状物質PM2・5が大陸から飛来しやすい季節を迎える。大気の状況を日々観測し、住民に注意を呼びかけている各地の自治体は観測や予測の情報の精度をどう向上させるか、頭を悩ませている。

 福岡市は測定局8カ所の午前6時の観測値から、1日の平均値が国の環境基準(大気1立方メートルあたり35マイクログラム)を超すと予測すれば、市民に防災メールなどで注意を促している。昨年12月からは、午前6時の観測値が低くても、正午までの平均値が高くなれば注意を促すことにした。

 24日までの約1年で市が基準を超すと予測したのは20回。15回は基準を超えて的中したが、5回は「空振り」。一方、超えないとみていたのに超えた「見逃し」は16回。天気予報などで使われる的中率「スレットスコア」(的中回数を、基準値超えの予測と見逃しの合計回数で割ったもの)は42%にとどまる。

 市環境保全課の中牟田啓子課長は「PM2・5は黄砂もあるし、途中で化学反応でできる物質もある。西側の濃度が高いと、後から高くなることが多いが、南からくることもある。予測は難しい」と話す。

 山口県も昨年3月以降に計11回、ホームページで注意喚起したが、いずれも空振りだった。「空振りはしても、見逃しはしないように」と担当者。精度をどう上げるか検討中という。

 福岡県は大気測定局を4カ所増やして14カ所にすることを決め、新年度予算案に8230万円を盛り込んだ。県環境保全課は「広域に及ぶ動きをより的確に把握できれば、注意喚起などに生かせる」と説明する。

 環境省は、住民に注意を促す目安として1日平均70マイクログラムの暫定指針値を設けている。県もこの指針値をもとに、測定局のどこか1カ所で①午前5~7時の1時間あたりの平均濃度が85マイクログラム超②午前5時~正午の同80マイクログラム超のどちらかなら注意喚起情報を出す。同県が注意喚起したことはないが、結果的に暫定指針値を超えた例は3カ所で6月と11月にあった。

 観測地点を増やす動きは各地で広がっている。熊本市は4月以降、2カ所を新設、2カ所を移設し、市中心部に偏っている観測地点を全域に広げる。大分県内でも昨年、大分市が市内の観測地点を4カ所増やして7カ所にしたほか、県も日田、中津、佐伯の各市で観測を始めた。

 このほか、長崎県は新年度、ぜんそく患者の病状とPM2・5の濃度や成分を照合し、健康への影響の調査に乗り出すという。

 ■専門家「空気清浄機で濃度減らせる」

 日本気象協会の予測によると、九州・山口地方では27日にかけてPM2・5の濃度が高くなりそうだ。28日以降は低くなるとみられているが、担当者は「風や天候次第で高まる可能性もあり、自治体が公表している観測データを時折チェックするといい」とアドバイスする。

 黄砂やPM2・5の健康被害に詳しい医師金谷久美子さんは「健康な人ならば、高濃度で警報が出たときに不要な外出を控えるなどの対策で十分」と話す。 一方、ぜんそくの子どもやPM2・5が高濃度のときに体調を崩しやすい人は外出を控えるほか、処方された薬を忘れないことなどに注意すべきだという。また、高濃度のときは、室内の空気にも、換気によってPM2・5が入り込むことがある。「換気は料理のときに限るなど控えめにし、空気清浄機を使うと室内の黄砂やPM2・5は減らせる」と話す。


 

(管理人より)全国的に昨日から、PMの数値が高くなっています。私も喘息の人など個人的なメールや、MLへ投稿して周囲に注意喚起しています。昨日からツイッターでもつぶやいています。対症療法的にはN95マスク、花粉防止メガネ、空気清浄器ぐらいでしょうか。

PM発生元の上流を止めなきゃどうにもならん話なんですけどね。大量生産大量消費大量焼却が生み出したのがPM2.5。PM2.5と福島原発事故を考えるとまさに、大気汚染公害真っ只中の日本列島です。 国民には、日本が「公害」真っ最中なんだって認識持たせないように、メディアでコントロール。

がれき問題の際に、北九州・山口の行政にさんざん、リアルタイムで最低でもPM2.5のデータがすぐ見れるようにすべきと言ってきたのですが、すぐには改善しませんでした。結局がれき焼却が終わってからHPに対応をする始末。まあ、それでもうるさく言った甲斐はありましたか。

山口県のPM2.5監視体制を調べてみました。

PM2.5まとめhttp://pm25.jp/  これが一番いいような気がします。

★山口県のPM2.5情報⇒ http://homepage2.nifty.com/yamaguchi-taiki/pm25/PM25Reminder.html

★山口県 現在の大気の状況 (大気環境常時監視測定局測定値)

http://homepage2.nifty.com/yamaguchi-taiki/taikihour/taikihourindex.htm

★全国のPM2.5 http://guide.tenki.jp/guide/particulate_matter/

煙霧観測情報(福岡管区気象台)http://jma-net.go.jp/fukuoka/tsushin/haze_observation/haze_observation.html

県のHPを見て思うのは、平均値をPDFにして出すのは、ごまかしてるな~と思います。平均値というのは後から見たときに、だいたいどのあたりの空気がいつも汚いかということはわかると思いますけど、PM2.5の数値が瞬間的に3桁以上になったかどうかはわかりません。データをおしなべるというのはよくないですよね。

そらまめ君はグラフが出るので助かるのですが重くて使いづらい。ケミカルプラント密集地域の宇部の観測点のグラフを取り出してみました。2/25~26にかけて、90μg/㎥を超えている時があります。

おまけとして、自然のPMとして今年の関東のスギ花粉の放射能汚染を貼っときますね。最新。

http://www.rinya.maff.go.jp/j/press/ken_sidou/140131.html  より

福島のスギ花粉は今でも危険!最高59000ベクレル/kg。風向きによって西日本にも流れてくる可能性は当然あります。

最後に環境ジャーナリスト山本節子さんの動画でおさらい。テレビを見ずに、命と環境を守るため、こういう重要な動画を見ましょう。

毎回、ニュースで中国のせいにされていますが、中国だけではありませんのでじっくり勉強しましょうね~。

県のHPの見てPDFを鵜呑みにしてたらPM2.5に関しても、ころっと国と企業に騙されますよ~。

 

 


2009年澎湖諸島 風力発電所が”台湾のヤギを殺す” 海外で健康被害出てるのになぜ日本に?

2014-02-26 | 風力発電は危険

Taiwanese Wind Farm Kills Goats By Sleep Deprivation    より画像

 


BBC NEWS Page last updated at 12:33 GMT, Thursday, 21 May 2009 13:33 UK

風力発電所が”台湾のヤギを殺す”

台湾で膨大な数のヤギが、風力発電所からの騒音により衰弱し死亡した可能性があります。
8基の巨大な風力タービンが放牧地の近くに設置された後に400匹以上のヤギを失ったと、離島に住む農場主はBBCに語りました。

農業委員会は、騒音のせいで睡眠不足になり、それがヤギの死亡原因となった可能性があると疑っています。
台湾電力(Taipower)は、
他の場所で新たな農場を作る費用の一部を支払うことを申し出ました。
同社の広報担当者は、死亡の原因はまだ調査する必要があるが、ヤギが騒音で死んだのかどうかは疑わしいと述べました。

風力発電所が建設される約4年前は、農場主のクオジン·シャンは約700匹のヤギを所有していました。
電気を起こす風車が設置された直後に、57歳である彼のヤギが死に始めたと言います。現在、ちょうど250匹のヤギが残っています。

澎湖(Penghu)は、その強力で唸るような風で有名です。
クオ氏は、風が強ければ強いほど、発電機がより大きくなったと言いました。

「ヤギはやせこけて見えましたし、食べていませんでした。ある夜、私は農舎へ出かけてみるとヤギがすべて立っており、眠っていませんでした」「私はなぜかわかりませんでした。わかっていたならば、私は死を阻止するために何かしたでしょう」と彼は台湾BBCのシンディー・スイに語った。

明白な妥当性

そのような大規模な死を報告した農場主はクオ氏ただ一人であると、農業委員会の地元の家畜検査官は言いました。澎湖諸島の中で、彼の農場が最も風車に近く、わずか40mの距離であったため、彼の主張はもっともらしかったのだと述べました。

 「異常音は、動物の通常の成長と食物摂取に影響を及ぼし、動物を睡眠不足で苦しめる可能性がある」とLu Ming-tseng は述べました。

電力会社はクオ氏が移転することの援助は申し出たが、ヤギの損失の賠償はないだろう、とクオ氏は言いました。
「移転することは痛みですが、それしかできません。私は風車と共に生き伸びることはできないのですから」と彼は言いました。

http://news.bbc.co.uk/2/hi/asia-pacific/8060969.stm

Wind farm 'kills Taiwanese goats'

A large number of goats in Taiwan may have died of exhaustion because of noise from a wind farm.

A farmer on an outlying island told the BBC he had lost more than 400 animals after eight giant wind turbines were installed close to his grazing land.

The Council of Agriculture says it suspects that noise may have caused the goats' demise through lack of sleep.

The power company, Taipower, has offered to pay for part of the costs of building a new farmhouse elsewhere.

A spokesman for the company said the cause of the goats' deaths still needed to be investigated, but that it doubted the goats died from the noise.

Before the wind farm was built about four years ago, farmer Kuo Jing-shan had about 700 goats.

Shortly after the electricity-generating turbines were installed, the 57-year-old says his animals started to die. He now has just 250 goats left.

Penghu is notorious for its strong howling winds. Mr Kuo said the stronger the wind, the louder the machines became.

"The goats looked skinny and they weren't eating. One night I went out to the farmhouse and the goats were all standing up; they weren't sleeping.

"I didn't know why. If I had known, I would've done something to stop the dying," he told the BBC's Cindy Sui in Taiwan.

Plausible

A local livestock inspector from the agriculture council said that Mr Kuo was the only farmer to have reported such large-scale deaths.

He said his claim was plausible because of all the farmers in the Penghu archipelago, his farm was closest to the wind turbines - only 40m away.

"Abnormal noises could affect the normal growth and feeding intake of animals and cause them to suffer sleep deprivation," Lu Ming-tseng said.

Mr Kuo said the power company had offered to help him move but that there would be no compensation for the loss of his goats.

"It's a pain to relocate, but what can I do. I can't survive with the wind turbines," he said.


2009年のBBCニュースの記事です。訳は管理人。(下手ですみません)

台湾の牧場のヤギが風車の影響で死んでます。40mとかありえないですよね。怖すぎる!

ヤギにはノセボ効果も、お金が儲かるかどうかも関係ありませんから。

澎湖諸島は、、台湾島の西方約50kmに位置する台湾海峡上の島嶼群澎湖列島澎湖群島とも呼ばれる。島々の海岸線は複雑で、その総延長は約300kmを誇っている。大小併せて90の島々から成るが、人が住んでいる島はそのうちの19島である。

とありましたので、新しくなったグーグルmapで行ってみました。http://bit.ly/1fQAVMR

 


 

 

健康被害のレポート2つご紹介します。

「風車騒音・低周波音による健康被害」 08年8月8日 「風車問題伊豆ネットワーク」事務局  より

フランス、ドイツ、アメリカ、ニュージーランド、オーストラリアで健康被害が訴えられているという。

オランダとドイツ国境に建設された風力発電施設では、1.9kmまでの住民が不快を示しているという。

イギリスでも風車から1.6km先で被害者が出ている。

風車による低周波音健康被害は超低周波音によるものと推測されている。超低周波音は、低周波音以上に距離減衰力が弱く、遠方まで伝播する。

被害は、風車からの距離1km以内に住む人に多発する傾向がみられるが、地形などにより1kmを超えた遠方でも発生している。音波が遠方まで届くからである。 

ウインド・タービン・シンドローム:ある自然実験に関するレポート
ニーナ・ピアポント、MD、PhD
日本語版訳 鶴田由紀

 

風力発電が先行している海外で、これだけ健康被害が出てるのに、日本に導入する意味がわかりません。


山口県内の脱原発運動の不自然さに対する私の考察。自然エネルギーと脱原発がセットにされてるのはなぜ?

2014-02-25 | 日記

山口県は、上関原発問題を抱える「首相のお膝元」の県だ。先日の県知事選挙も、41歳の元官僚がなんの盛り上がりもなく楽々当選した。さすが保守王国。脱原発の選挙情報を伝えるというネット上の有名な人たちも、山口県の情報はほぼスルーした。労力をかける意味がないからだ。

私は知事選のことも、自分なりの視点でブログ記事に書いたが、

 山口県知事選 反被曝・放射性物質(廃棄物・がれき等)の視点で候補者を見極めたい

山口県内は、今”再エネ翼賛体制”だということだ。そして日本中が今そうなっていることに恐怖を覚えている。再生可能エネルギー=自然エネルギーの矛盾がこれだけ噴出しているのに、今、日本では完全にそれを言えない空気が醸成されている。むしろ「原発反対」よりもタブー化してることに驚かされる。

たとえば安岡沖洋上風力計画の問題がこれだけ住民を苦しめているのに、県内の主要メディアはさほど取り上げず、しかも脱原発市民は上関原発反対の方だけを向いている。

追記(2015/10/21) この後、メディアが取り上げるようになったが、完全に人工芝運動になっていった。下記参照

安岡沖洋上風力発電建設に反対する会のリンク集から当ブログへアクセスされた方へ まとめ

 

脱原発のためと信じ、再生可能エネルギーを推進してる市民は、風車の健康被害で死ぬほどの苦しい思いをしている人の目の前で

「原発の放射能の方が危険だ!」「原発よりまし!」「誰かが犠牲になるのは仕方ない」 と果たして言えるのだろうか?

言えたとしたら、もうそれだけで風力発電は倫理的でない発電技術だし、それを推進する市民もまた倫理的な態度とは思えない。自然エネルギーには当然、風力発電も含まれる。再エネ賦課金が私たちの電気代に上乗せ徴収され、再エネ国策で膨大な血税を使って普及されていることを黙っている脱原発市民は、完全に思考停止している。そういった事実を知らずにしがらみの同調圧力で推進しているとしたら、実に悲しいことだ。

こういった私の指摘を、「(原発)推進派の思う壺」という人がいた。まあ、実に浅はかだがそれが現状だ。

3/8に上関原発を建てさせない山口県民大集会という大イベントが山口県内で行われるが「上関原発を建てさせない」というワンイシューで集まるようだ。

http://stop-kaminoseki.net/yamaguchi0308/  http://bit.ly/1k6qZWq

 

「上関原発を建てさせない」ワンイシューの中を開けると、事実上、再生可能エネルギー推進のワンイシューであることが分かる。

鎌田慧氏 ⇒http://www.pal-system.co.jp/topics/2013/130517b/ 再エネ推進

アーサービナード氏⇒http://www.ohmomo.com/ikebukurokaigi_9.pdf 再生エネ推進

三宅洋平氏 ⇒https://twitter.com/MIYAKE_YOHEI/status/437011443829841920 太陽光パネルについての知識は薄い。過渡的に再エネ必要という考え方。

高石ともや氏⇒出演の場に応じた歌とお話。里山、環境、平和など。

http://yamaguchi.keizai.biz/headline/1896/  再エネ推進の緑茶会のゼロノミクマ(着ぐるみ)も来るそうだ。

日頃、再エネ推進する講師陣がスピーチをするのは紛れもない事実。入場も無料。

登壇者のギャラ交通費、会場費、カラーの豪華なチラシ代など、一体どこから出てるのかカンパで賄えるか私にはわからない。イベントに来ている市民や出演者が全てそうだとは言わないが、少なくとも運営、出演者決定には明らかに意志を感じる。

そして上関原発を建てさせない山口県民大集会実行委員会の署名↓

「省エネや自然エネルギーの普及に取り組んでください」の一文。

既に国策で億単位の血税が自然エネに流れ込んでいるのに何を勘違いしているのだろうか?

国と企業がとっくに推進済みなのに。

2030年には累積2000万トンを超える再エネ廃棄物が出るのに、まだ普及しろというのだろうか?

「再エネ廃棄物は、新幹線と同じ産廃だ」という言い訳が通用すると思っているのだろうか?

上関原発建設には私も大反対だ。

けれど、上関原発建設反対と、再生可能エネルギー推進はセットにしてはいけない。

 

脱原発有名人たちのイベントが首都圏でも行われます。これも入場無料。

 

坂本龍一、飯田哲也、三宅洋平のトークで若者に国策の自然エネルギーを刷り込む。助成金を出してるのが、なんと真如苑という宗教団体。

太陽光発電のステージ↓ パネルに関する科学的な検証はしない。

放射能や原発のニュースを更新するだけで精一杯という情報処理能力の人々などを、再エネに誤誘導するのがこういった大規模なイベントや講演会、映画上映会。下調べもせず集会に行くと「あ~楽しかった。ソーラーパネルっていいな~」となる。音楽やライフスタイルから脱原発運動する人に多いパターン。 【代替エネが必要】という市民への刷り込みが想像以上だ。

再生可能エネルギーは問題が多いと具体的に言うと

「あれもダメこれもダメ言うな」 「全否定するな」 「頭ごなしに否定するな」 「夢がなくなる」

こういうツイッターでの反発がものすごい。こういうワードが出てくるのは、新エネルギー技術に対する期待と幻想。新エネ技術あるいは技術にすがりつきたい人間の欲望がむき出しになる。 

再エネ技術の検証は、「ご都合」や「見て見ぬふり」との戦い。自分との戦い。

原発・再エネを、石油や税金を膨大に浪費してまで、あるいは誰かの命・健康を犠牲にしてまで国策として進める意味が有るのか?

「原発よりまし」というのは再エネ健康被害者を踏みつけにすることだ。個別に解決は不能。

原子力産業が用意周到に再エネを準備してきた経緯を調べもせずに、なぜ風車やパネルその他で原発がなくせると盲信するのか。

原発問題の本質をつかめば風車やパネルで問題解決などしないことに気づくはず。

自分に都合のいいとこばかりつまみ食いで情報収集して国策再エネ応援してるようでは原発はなくせないし、これからも騙され続ける。

いつの間にか、脱原発運動が再エネ推進運動保養運動住民投票、国民投票に誘導されている。

原発をなくすこと、放射性物質を拡散しないことは語られなくなっていることが大問題だと私は思う。

原発問題の本質は「差別と公害」。だから被曝と廃棄物に焦点を合わせなければ、放射性物質は日本中に拡散し、みなが追加被曝。

本気で命と環境を守ることはできないのだ。

 

【国・企業のしかけた罠】 再エネ翼賛体制は戦争の始まり

原発が止まると電気が足りない

代替エネルギーが必要と洗脳

環境NPO・エコ市民団体・生協に再エネ普及(地球温暖化防止などの目的)の助成金、補助金をばら撒き続ける

再エネ講演会・再エネ普及映画制作

原発事故

造語で洗脳、イメージ作り(原発に代わる自然エネルギー エネルギーベストミックス クリーンエネルギー グリーン エネルギーシフト 里山 小規模分散化 エネルギーの自給自足 エネルギーの地産地消 )

脱原発著名人の巨大イベント連発し、脱原発市民に再エネ推進、国民投票の流れを作る

すべての政党が再エネ推進

原発再稼働 国民投票で負ける

戦争


第4回 3/9「安岡沖洋上風力発電建設に反対する会」住民集会で被害実態の体験談を聞くことができます

2014-02-25 | 風力発電は危険

http://bit.ly/1h4lCU5 反対する会HPより

第4回「反対する会」住民集会のお知らせ

反対する会の会合を以下のとおりに実施します。地域住民の方々の参加をお願いします。反対の支持は大きく裾野を広げています。これまで集会に参加されていない方々も、これを機会に参加しませんか。反対運動の動向・現況を把握いただけると思います。

 速 報:この住民集会では、山口県在住の風力発電被害者の方の講演(被害実態の体験談)をおこないます。

日時:平成26日(日曜日)、午前9:30~1200

場所:下関市役所安岡支所3階講堂

※駐車場が道路拡幅工事により狭くなっております。できるだけ公共交通機関でのご来場をお願いします。


風力発電:「騒音、もう限界」…愛知・田原の男性、提訴へ

http://mainichi.jp/select/news/20140222k0000m040160000c2.html

毎日新聞 2014年02月22日 07時12分(最終更新 02月22日 13時25分)

騒音問題で住民が訴訟を準備する久美原風力発電所=愛知県田原市で2013年8月27日、清藤天撮影
騒音問題で住民が訴訟を準備する久美原風力発電所=愛知県田原市で2013年8月27日、清藤天撮影

 東京電力福島原発事故後、再生可能エネルギーの一つとしてますます重要性が高まる風力発電だが、風力発電単独の環境基準がなく、全国で騒音などの問題が起きている。愛知県田原市では、風力発電施設のそばに住む農業男性が、騒音を理由に運転停止を求める訴訟の準備を進めている。この男性の家を訪ねてみると、鉄道や幹線道路などが放つ騒音とは異質な音が、家の中まで侵入していた。【清藤天】

 ◇「ブォー」夜中に跳び起き

 北西の風が吹き、風力発電の風車が回っている。規則的な「フォンフォン」という音と「ブォー」という連続音が混じる。ミツウロコグリーンエネルギー(東京)が2007年1月に設置した久美原風力発電所(1基、出力1500キロワット)の北東約350メートルの所に、農業を営む大河剛さん(45)の家がある。

 風車の音に悩む大河さんは昨年8月、運転停止を求めて仮処分申請したが、名古屋地裁豊橋支部は同10月、騒音について「受忍限度を超えると評価できない」などとして、申請を却下した。

 音の違いを聞くため1〜2月に早朝、日中、夕方の3度訪ねた。「ジェット機というか、古い換気扇やエアコン室外機を回すような音」と大河さんが説明する「ブォー」という音は3回とも聞こえた。風の強さによって高くなったり低くなったりし、さらに鋭い感じになったり、太くなったりする。「稼働直後の夜中、家族が『何の音だ』と跳び起きたくらいだ。風の強さで音が波を打ち、いらつく」と大河さんは言う。

 周辺で苦情を訴えるのは大河さんだけだ。実際、記者が訪ねた3度とも、発電所から等距離の別の民家付近で聞き比べてみたが、北側はほとんど音は聞こえず、南側も風切り音はするが、換気扇が回るような音は感じなかった。

 大河さん方で環境省が09年11月に測定した結果は、夜間で屋外約47デシベル、屋内約36デシベル。環境基準は夜間屋外で最大45デシベルと定められている地域だ。大河さんは17年ほど前、「静かな場所で暮らしたい」と転居してきた。しかし、一家4人は風車稼働後の07年6月に約3キロ離れたアパートで、毎晩避難する生活を送っている。

 ミツウロコグリーンエネルギー電力事業部は「基準を守り、行政指導に従ってやっている」と説明する。

 ◇全国64カ所で苦情

環境省が2012年度に出した調査報告は、風車騒音には低周波が多く含まれるため構造物を通り抜ける力が強く、一般住居は10デシベル程度しか低減できないとしている。さらに、回転数が変わることで音がゆらぐ「振幅変調音」で不快さが高まると指摘する。

 同省大気生活環境室によると、全国の風力発電施設は、03年度末に741基だったが、12年度末は1916基に増えた。10年度に実施された全国調査では389カ所のうち、苦情や要望書が出された施設が64カ所あった。再生可能エネルギーの比重を高めるために、騒音は解決すべき課題となっている。

 だが、風力発電に対する単独の環境基準はなく、対応は設置先の自治体に任されている。大河さんの家がある田原市は12年5月、民家との距離を600メートル以上離すことを定めた独自のガイドラインを施行した。

 同省の12年度の調査報告は、夜間の屋外の目標値を35デシベルと提案しているが、「いま問題のない施設も抵触する」などと事業者側の反発があり、風車騒音に対する環境基準設定のめどは立っていないのが現状だ。【清藤天】


 2/24長周新聞

 

 


【クリーンエネルギー】の宣伝のもとで風力発電反対すると白い目で見られた~牛農家が廃業

2014-02-25 | 風力発電は危険

2/19長周新聞より

「クリーンエネルギー」は、経産省が言ってることで、実際には「クリーン」とは限りません。

原発も「未来の明るいエネルギー」と言って、国はメディアを使って宣伝してきたわけですから。

市民が命と環境を守る立場で、発電技術を検証していくことが重要です。

専門家に任せるのではなく、自分でも調べてみることの大切さを福島原発事故の経験で学びました。

国と企業のしていることをよく見て、いのちと環境を守りましょう。

 

 

 


再エネプロパガンダ!プリキュアのエンディング背景に巨大風車が立ち並ぶ!

2014-02-23 | 風力発電は危険

 

(管理人より)まあ、驚きましたね~。女の子に人気絶大のプリキュア。産業化してるようですが、そのプリキュアのアニメのエンディング背景に巨大風車が描かれています。さりげなくというよりは、むしろ、風車の中心部をピカッと光らせてますので目立ってますよね。

周辺も 夕焼けか? サンセット? レインボウ~ッ?! 色使いもまさに夢の世界! 

これで、小さな女の子とお母さんに、国策再エネ刷り込み完了。毎週見るので忘れません。危険なものだと一切思いません。

スポンサーは をみると 木下工務店ですね。http://www.kinoshita-group.co.jp/solarpower/ より

ソーラーパネルがど~ん!のHPがっつり、再エネ産業ですね。売電がんがんしてそうですね!わかりやす!

 

 

 他にもあるかもしれませんね。テレビもアニメを見ないため知りませんが、完全にステルスマーケティング・・・国策再エネはついにここまで来たかと恐ろしくなりました。

もしどなたか発見されたらコメント欄にご通報ください。追記していきます。 


目に見えない低周波を可視化する。雪で可視化された風車による”カルマン渦”

2014-02-21 | 風力発電は危険

風力発電の巨大風車の支柱の後方に発生していた低周波が、カルマン渦として雪とライトでみごとに映し出されています。

支柱の後方には乱流が生じ、気圧の急激な変化が起こるため、コウモリが近づいただけで肺の中で血管が破裂し肺が血でいっぱいになって死んでしまうそうです。この後方乱流によって低周波が生じます。

【カルマン渦】

カルマン渦またはカルマン渦列は、流れのなかに障害物を置いたとき、または流体中で固体を動かしたときにその後方に交互にできる渦の列のことをいう。ハンガリー人の流体力学者セオドア・フォン・カルマンにちなむ。

流体中に突き出た障害物は振動発生の原因になることが、気象の世界でも証明されています。

 

 

和歌山県由良町の由良守生さんという由良町議の方の動画です。低周波音測定器で測定されています。

ご自身も健康被害が有り、周辺の方の健康被害の様子や行政の圧力の凄まじさなどが語られています。

由良風車騒音問題↓ 

http://www.geocities.co.jp/NatureLand/9415/sikou/sikou109_yura_siron1_130110.htm

※低周波音とは、音の高さを表す周波数がおおよそ100Hz以下のものを言う。

日弁連も意見書を提出しています。

低周波音被害について医学的な調査・研究と十分な規制基準を求める意見書
2013年(平成25年)12月20日 日本弁護士連合会

4p

 

環境省も低周波が出ていることを認めています。

平成22年3月29日 風力発電施設から発生する騒音・低周波音の調査結果(平成21年度)について(お知らせ)

 

 


 平成17年に中部電力が低周波音の映像化装置を開発していました。 低周波音用“音カメラ” こんないいものがあるのに一般に貸出ししないそうです。驚きました。何のための開発かと呆れます。

風車で低周波は実際に出ていて証明もされている。被害者も全国にいる。

最大の防災は風車を作らないことです!それしかありません。

低周波音源探査装置(低周波用音カメラ)の開発
騒音調査、低周波音、音源探査、可視化

 

 

 

 


追記

 『風力発電の不都合な真実』(武田恵世) 61~62p  より 抜粋

風力発電機の後方には、後流渦または後方乱流という複雑な乱気流が発生します。それが、近くの風力発電機の回転をさまたげるので、風力発電機の間は相互にブレード直径の3倍以上、後方には7~10倍離すべきだとされています。しかし、実際にはこれはまず、守られてはいません。

またタワーも巨大なので、風が当たるとカルマン化渦という乱気流が発生し、大きな騒音や低周波音、つむじ風などが発生します。こうした乱気流によると考えられるコウモリの大量死が、アメリカやカナダで報告されています。

 

 カナダ研究者チームが風車の回りで死んでいる動物を調べたところ約6 割がコウモリだった。死んだコウモリ188 匹を回収し原因を究明した。解剖して判明した死亡原因はブレードが回る時に起こる急激な気圧変動!コウモリの死因は低周波ではなく、ブレードが回る時に作り出される急激な気圧の変動で、肺の中の血管が破裂し、血液が肺の中に充満した事に依る。

 

 


山口県知事選 反被曝・放射性物質(廃棄物・がれき等)の視点で候補者を見極めたい

2014-02-19 | ニュース

選挙:山口県知事選 3人届け出 上関原発、基地が争点

2014年02月06日 00時00分http://sp.senkyo.mainichi.jp/news/20140206ddg001010004000c.html

山本繁太郎前知事辞職に伴う山口県知事選が6日告示され、無所属で元総務省企画官の村岡嗣政氏(41)=自民、公明推薦▽無所属で元衆院議員の高邑勉氏(39)=生活推薦▽共産公認で党県委員の藤井直子氏(61)−−の新人3人が立候補を届け出た。投開票は23日。

 地域活性化策のほか、同県上関町に中国電力が計画する上関原発、空母艦載機など米軍航空機部隊の移転が相次ぎ予定されている米軍岩国基地(岩国市)を巡る問題も争点となりそうだ。

村岡氏は、地域活性化と雇用確保のため産業再生を訴える。上関原発計画には明確な姿勢を示していない。

高邑氏は、官民挙げた民間投資の促進による県民所得増大を掲げる。上関原発計画では撤回を求めている。

藤井氏は「原発ゼロ」や基地強化反対を掲げる。暮らし優先の施策を訴え、上関原発計画は撤回を求める。【尾村洋介】

==============

 立候補者次の通り。(届け出順)

村岡嗣政(むらおか・つぐまさ) 41 無新

 [元]総務省自治財政局企画官[歴]広島市財政課長▽高知県財政課長▽東大=[自][公]

高邑勉(たかむら・つとむ) 39 無新

 [元]衆院議員[歴]証券会社員▽参院議員秘書▽慶大院研究員▽北京大院=[生]

藤井直子(ふじい・なおこ) 61 共新

 党県委員[歴]学童保育所職員▽団体職員▽徳山市議▽周南市議▽立命館大


 

  


 

(管理人より) 報道がほとんどなされていないところにも保守王国の絶望感を感じます。

高邑氏は、前回知事選では上関原発反対ではなかったので、今回の上のような発言は、上関原発反対の票獲得を目的とした完全に二枚舌だと私は思います。

前回高邑氏は飯田事務所のすぐ前で選挙演説するなどの対立パフォーマンスをしていました。にも関わらず、今度は影響を受けたなどと言う高邑氏の白々しさ。市民は、よく見極めなければなりません。

次に被曝に関係する放射性廃棄物についての高邑氏の認識を、ブログで調べました。

高邑氏は震災がれき広域処理賛成しました。↓

高邑氏は防府市への震災がれき受け入れにも賛成しました。↓

http://blog.livedoor.jp/dpj_yamaguchi/archives/1555843.html

焼却灰のセメント原料への再生利用にまで言及しています。

さらに高邑氏は福島の汚染された牛を「食べれる」という認識です。

 http://blog.livedoor.jp/dpj_yamaguchi/archives/1570049.html  より

>研究チームの成果によって、警戒区域内の牛たちの汚染状況は、他の地域の牛たちに比べても低く、個体差はあるものの、ほとんどが現在の基準でも十分に出荷が可能であることがわかりました。そう、食べれるんです。食べることが出来る、というのは、世界に向けたメッセージにもなりえます。福島の風評を打破することになります。世の中にはなかなか伝わっていないけども、事実を語ることが大切だと思います。最終的には、浜通りの畜産の復活を目指さなくてはなりません。今生きている「被ばく牛」を、無意味に犠牲にするのではなく、いかに活用し、生を全うするか。農家さんや、心優しい日本人の心の在り方に沿った施策として、実現するまで、現場の闘いは続きます。私も、ある覚悟をもって、自分のふるさとで協力できるよう、最善を尽くしたいと思います。

以上のように、ブログを見る限り、

高邑氏は放射性物質や、被曝についての正しい知見はありません。

震災がれき広域処理については、震災がれきの総量が多く見積もられていたことや、被災地以外の多くの自治体で復興予算が流用されたことなどが明らかになり、問題化しました。がれき広域処理に反対した市民の指摘が正しかったことが証明されました。

さらに、がれき焼却により周辺住民に健康被害が出ている状況を自治体が無視するなど様々な問題を、がれき広域処理に反対した市民は指摘し続けています。このブログでもずっと追求してきました。

がれきの広域処理により、福島県の高濃度放射性廃棄物を、焼却施設やバイオマス発電施設などを作って、周辺住民が住んでいるにも関わらず、堂々と燃やそうという事業がまかり通っています。 

放射性廃棄物は、どんなに微量であっても無人エリアを作り集中管理するべきものです。にもかかわらず、科学的妥当性を一切問うことなく、汚染の少ない山口県に放射性廃棄物を持ち込もうとする姿勢に、高邑氏の次世代への無責任さを感じます。

「放射性物質を拡散させる」という科学的な誤りを、政治の力でゴリ押しする候補者はもうたくさんです。”被災地のため”という欺瞞はやめてもらいたい。

 

2011年8月のこの動画には、高邑氏の講演を手伝う元電通のマエキタミヤコ氏が映っています。再生可能エネルギー関連の繋がりが見て取れます。前回の知事選挙でも高邑氏は「自然エネルギーのファンドを作りたい」と公開討論で言ってました。

がれき広域処理賛成で、自然エネルギー推進ということですね。

放射性廃棄物を拡散する人物の、「上関原発反対」を信じていいのでしょうか?

県内の原発新設だけ反対って・・・・・

 
 
追記
 
再生可能エネルギーの推進は3人とも同じ。もはや絶望です。 ついに白紙か~!! まあ、棄権はしませんけどね・・・
 
 
 
 
 

汚染状況重点調査地域の福島県柳津町から雪を運ぶ「お台場雪まつり」日本の現実に凍りつく

2014-02-19 | 放射能汚染

福島県柳津町は平成24年2月28日に汚染状況重点調査地域に指定されています。

http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=14879

 


 【自然界で雪ができる仕組み】

空の雲は、雲粒という小さな水滴が集まったもの。核になる塵を捕捉し、氷点下25~30℃位に冷えると氷の丸い粒に変わる。氷の粒に周りの水蒸気がついて六角形の氷晶が出来上がる。

成長した氷晶は、直径2.3ミリ位の雪の結晶になる。核になりうる塵がなければ雪も雨もできない。

 

福島県では今でも放射性物質の塵は降っています。 12月は 一ヶ月で 約1600 MBq/km2

環境放射能水準調査結果(月間降下物)2014.1.31 [Jan 31, 2014]
[Readings of environmental radioactivity level by prefecture (Fallout)]
(H25年12月分 [December, 2013])
MBq/km2・月 [MBq/km2・month]

 

 環境放射能水準調査結果 上水(蛇口)(H25年10-12月分)

水道水の汚染もあります。

 森林の雨水の汚染のデータがありました。

http://www.rinya.maff.go.jp/j/press/kenho/pdf/120427-03.pdf  より

福島県における土壌の放射線モニタリング調査結果 平成24年4月6日

 http://wwwcms.pref.fukushima.jp/download/1/dojou120406.pdf  より

 

 

 

悲しいけれど、福島県も関東も、放射性物質の塵が舞い落ち、空気も水も土も雨も汚染されています。

以上の結果から、放射性物質を含む福島県の雪を移動させることは中止すべきです。雪で子供の遊び場を作るなどしてはいけないことです。誰も何も注意しないのでしょうか?議員は何をしているのでしょうか?

わざわざ、汚染状況重点調査地域から、化石燃料を使ってまで運ぶ意味はなんでしょうか?復興予算が使われているのかもしれません。科学的な妥当性を問われることなく、事業費が使われているのでしょうか。

放射性物質をわざわざ多いところから少ないところに移動させるということに、危機管理など日本にはないのだと絶望します。

汚染された雪が溶けたあとは放射性物質が残り、乾燥するとまた塵となって空気中に浮遊し、その微粒子を呼吸で取り込めば内部被曝することが考えられます。残念ですがそれは現実です。お台場雪祭りは中止して、除染しなければいけない。

お台場はたくさん人が集まるところ。そこをあえて雪で汚染する意味は・・・狂気の国、日本のリアルに凍りつきます。


 (追記) 福島よりは低いかもしれませんが、お台場も十分放射能汚染されていますので追記しておきます。

以下は2012年の日刊ゲンダイの引用です。文字色紫。

http://www.asyura2.com/12/genpatu22/msg/170.html  より

お台場から土1キロ当たり1万ベクレル超の衝撃
http://gendai.net/articles/view/syakai/135706
2012年3月16日 掲載 日刊ゲンダイ  石原知事は国政より都民の健康を考えろ

 東京・お台場でショッキングな数値が出た。海浜公園駅前に立つ街路樹の植え込みの土壌から、1キロ当たり1万ベクレルを超える高濃度の放射性セシウムが検出されたのだ。
 足立区や江戸川区など首都圏東部は「ホットスポット」地域として知られているが、植え込みとはいえ、観光地のお台場で検出されたことは衝撃的だ。
 日本共産党都議団が3月2日から4日にかけて、住民の要望が高かった足立区や江戸川区など5区15カ所を調査し、15日明らかにした。調査は地表約1センチの土壌を3日間採取し、ドイツ製の測定器で放射性セシウムの濃度を測定、平均値を出した。
 その結果が記事末尾の一覧なのだが、お台場以外にも1万ベクレルを超えたところが4カ所あった。最高は江戸川土手の民家側で2万700ベクレル。国が放射性廃棄物を直轄処理する基準として設けた「8000ベクレル」を3倍近く上回っている。
 土手のすべてが高濃度汚染されているわけではないだろうが、土手沿いには民家や幼稚園、病院などが立ち並ぶ。当然、誰でも自由に出入りができるし、子供たちの散歩コースにもなっている。
 共産党都議で元看護師の、かち佳代子氏はこう言う。
「これまでは都内東部地域が高濃度の汚染といわれていたが、お台場で衝撃数値が出たことで、都内の一定に広がっていると見ていいでしょう。区や市は独自の調査をし、対策を練っているが、都は何もしていません。都立の学校や公園で詳細な調査をし、一日も早く取り除くべきです」
 石原知事はやれ新党だ、国政だとわめいていないで、都民の健康と安心のために汗をかくべきだ。

【放射性物質濃度の調査結果】(ベクレル/キロ)
◆足立区/東綾瀬公園/雨水マス口周辺の土壌/12400
◆江戸川区/江戸川土手下部/民家側/20700
◆江戸川区/江戸川土手下部/河川敷側/13700
◆江戸川区/江戸川土手下部/河川敷側駐車場/12500
港区/お台場/街路樹の植え込み内の土壌/10600

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik11/2012-03-16/2012031614_01_1.html

 

 


雪氷防災研究センター長「実は屋根雪は近所迷惑です」パネル落雪が庇から4m先まで飛ぶ実験結果

2014-02-18 | 太陽光発電は危険

 

http://nationalgeographic.jp/nng/article/20130212/339940/  より

(引用ここから)

例えば、前にも述べた、屋根の雪下ろし作業中の事故は、大きな問題だ。

実は、屋根雪は、まず近所迷惑なんです。80年代後半から、しばらく雪の少ない時期が続いたので、家を新築した人は、結構、敷地ギリギリにつくってしまって。それから最近はソーラーパネルを屋根に付ける家があるじゃないですか。あれなんかもう滑りやすいもんだから、ザーンと滑り落ちたのが隣の敷地に飛び込んで、隣の家の窓とか車を壊したとかね。そんな事故もあるんですよね。雪国特有なんですが、夏の間は仲良しでも、冬になると『おたくの雪こっちにきた』とか諍(いさか)いがある(防災科学技術研究所 雪氷防災研究センター 佐藤威センター長)

 積もった雪は近所対策として早めに処理しなければという心理的圧力もあるのかなと想像する。そして、毎年100人以上が亡くなっているというのは、別に理由はそれだけではないだろうが、切ないことだ。かといって、自分の家の屋根の雪を下ろすというのは、とても、個人的というか、世帯的なことであり、行政レベルでの施策はなかなか難しいようだ。

(引用ここまで)


 (管理人より) 太陽光パネルからの落雪事故に注意という記事を書きましたが、

太陽光パネルは表面が滑りやすい構造になっているので、落雪の危険性がある。ご注意!

まだまだ雪が続いていますので、更に注意喚起のため記事を書く事にしました。落雪を甘く見てはいけないということがわかりました。屋根に積もった雪は常にふわふわではなく、時間が経過して雪の状態が変われば氷、ぶつかれば岩並の衝撃があるわけです。恐怖です。子供なら命に関わる事故になり得ます。

 


平成23年12月20日
独立行政法人 防災科学技術研究所 太陽電池パネル上の雪の滑走実験を実施http://www.bosai.go.jp/seppyo/koukai_data/taiyoudenti_jikken.pdf

意外と飛ぶ、太陽光発電パネルからの落雪  より転載

太陽光発電パネルに積もった雪が滑り落ちる際、どこまで飛ぶ?──。こんなユニークな実験を実施したのは、独立行政法人防災科学技術研究所雪氷防災研究センターだ。具体的な実験は、山形県にある同センター新庄支所の施設で実施。昨年12月下旬にその結果を公表した。

「太陽光発電パネルを設置した屋根からの落雪が隣家の壁を壊した」「車の屋根が壊れた」。国民生活センターが昨年発表したこの種の被害例が、今回の実験の発端だ。実験では太陽光発電パネルと、同サイズの屋根の模型とを試験体(下の写真)にした。パネルは住宅用の普及品。屋根模型は焼き付け塗装のトタン板を横葺きにして実物同様に仕上げたもので、新庄市内の工務店が地元で一般的な仕様を再現した。

実験時の様子。向かって左側が太陽光発電パネル、右がトタンを葺いた屋根模型。作業台を稼動限界の高さ2.1mまで上げ、太陽光発電パネルと屋根模型の両上端から同時に雪塊(25×30×25cm)を滑り落とした(写真:防災科学技術研究所)

 

2種類の試験体それぞれを作業台に3寸勾配で設置。そのうえで、地表面から3m弱の高さに位置する試験体上端から、雪の塊を同時に滑落させ、庇に当たる試験体下端からの水平飛距離を計測した。実験施設内の気温が+3℃の条件と、-3℃の条件とで測った。実験の結果、-3℃では太陽光発電パネルと屋根模型共に、試験体下端からの水平飛距離がいずれも1.5mと等しかった。+3℃の場合、屋根模型の飛距離は1mで、太陽光発電パネルは1.7m。太陽光発電パネルの試験体では、屋根模型の1.7倍の距離まで飛んだことになる。

-3℃の時。太陽光発電パネル、トタン屋根の落雪はいずれも飛距離1.5mだった。(写真:防災科学技術研究所)

+3℃の時。太陽光発電パネルの落雪は飛距離1.7m、トタン屋根は1mだった。(写真:防災科学技術研究所)

 

「気温が低く雪が乾いた状態では落雪飛距離に差はない。雪が溶けて表面が濡れた状態になると、平滑な太陽光発電パネルで滑りやすくなる一方、表面に凹凸のあるトタン仕上げの屋根模型では逆に抵抗が大きくなる。その結果、滑走速度に差が生じて飛距離に影響したと考えられる」。新庄支所長の阿部修さんは、このように解説する。阿部さんらはこの実験結果を基に、実際の住宅サイズを想定した落雪飛距離の推計も行った(下のグラフ)。想定したのは一般的な2階建て住宅。屋根に太陽光発電パネルを設置している場合、同じ勾配でパネル無しの屋根に比べて、落雪は約1.5m遠くに落ちると結論付けた。 

今回の実験で得られた結果を基に阿部さんらは、一般的な戸建て住宅のサイズに当てはめて試算。上は、屋根を3寸勾配で水平長さ3.6mとし、+3℃での飛距離を推計したグラフだ。2階建ての場合は、太陽光発電パネルの落雪はトタン屋根より約1.5m遠くに飛ぶ計算になる。(資料:防災科学技術研究所)

 

落雪範囲を想定して外壁の後退距離などを独自に規定している自治体は、北海道などの例外を除き、全国では少ない。同支所の地元の山形県でも同様だが、印刷物などで注意喚起していた。「実験結果を告知し、注意喚起をあらためて呼び掛けたい」(同県建築住宅課の桜井信さん)。近隣トラブルや対人・対物事故を回避するうえで、一定以上の積雪が見込める地域ではパネルの設置計画から配慮しておくべきポイントと言えるだろう。

 


 (管理人より) 民法にもこういう規定があるわけです。ご近所トラブルの元凶ですね。普通の屋根よりもっと遠くまで滑り落ちるパネル屋根の落雪問題。 建物から雪(雨水も含め)を隣地に落としてはいけないということ。

民法(雨水を隣地に注ぐ工作物の設置の禁止)

第二百十八条

土地の所有者は、直接に雨水を隣地に注ぐ構造の屋根その他の工作物を設けてはならない。

 

結局、雪止めも効果なしの人もいました。ツイッターの検索「パネル 雪」で拾ってみました

 

 

もし、落雪被害にあったら、雪が溶ける前に証拠画像を取りましょう!

 

2月15日

山梨県に住んでいる親戚の家で、屋根の上のソーラーパネルが雪で全て落ちたそうです。被害甚大だそうです…(確かン百万円って聞いた記憶が…) 

2月16日

まったくさ、太陽光パネル350枚もつけていくらしたと思ってんの雪!!!くそ雪!!!ちなみに古い家の工場は倒壊危機wwwwww

2月16日

上の工場の太陽光発電のパネルつぶれたらしい(´・_・`)つけたばっかなのに。事務所のパネルは平気なのかしら?あと屋根とか機械は平気なのかな?あー。甲府から脱出できないし、山梨からは脱出不可能。

大原真一郎 @vegamani 18時間

今回の雪で、郡山の障がい者施設が新設した太陽光パネルが倒壊したと・・・


最後はあのちゃんの、面白くてタメになる漫画です。

 

 

 

 

 

国策太陽光パネルの普及をしている総本山の産総研の主任研究員ですら、雪には打つ手なし。

しかも、落雪被害者よりもパネル設置者(加害者)の肩を持つ始末。これが日本の実態です。

普及しておいて、不都合に対しては 「お役に立てなくて心苦しいのですが・・・」発言。

証拠画像をとることを進めるならともかく、これでは泣き寝入りしろということでは?

技術を盲信すると自然からしっぺ返しを食うということです。

狭い日本の敷地の住宅の屋根に分散化して発電装置をのせることの弊害はここにも現れています。

 

 


三井化学岩国大竹工場、劣化ウラン廃棄触媒のドラム缶3379本が海の近くの新倉庫に移動。

2014-02-17 | 三井化学大竹工場爆発問題 

 http://jp.mitsuichem.com/corporate/group/pdf/do05-140106.pdf

劣化ウラン廃棄触媒、200リットルのドラム缶3379

 

 

建設費 3億円の新倉庫

 

 

 


 

劣化ウラン含む廃棄触媒 新倉庫への移動完了 三井化学岩国大竹工場  山口新聞より抜粋転載

和木町の三井化学岩国大竹工場は12日、同工場内の劣化ウランを含むアクリロニトリル(AN)廃棄触媒新たな保管倉庫への移動を完了したと発表した。和木町や岩国市など関係機関に報告した。

 この廃棄触媒は1968年2月から73年1月まで操業していたANプラントで発生した200リットルの2重ドラム缶3370本で、工場の正門近くの倉庫に保管していた。1昨年4月のプラント爆発火災事故で倉庫の存在が明らかになり、倉庫が和木町の住宅地から約50メートル地点にあるため、住民から不安視する声が相次いだ。

 同社は既存倉庫から海側に約350メートル離れた敷地に無窓で鉄筋コンクリート造り平屋建て(920平方メートル・耐火構造・鉄の扉)の新保管倉庫を建設した。屋根・壁とも厚さ200ミリで一般のコンクリート壁の3倍の強度。南海トラフ巨大地震の岩国の想定震度6弱、津波最大高3メートルという新耐震基準に対応する。昨年8月末に完成した。建設事業費約3億円。

放射性物質を含む廃棄触媒の移動は9月から開始し、今月7日に完了した。


三井化学が放射性廃棄物の移動作業完了(山口県)http://news24.jp/nnn/news8704520.html 

三井化学岩国大竹工場は敷地境界近くに保管していた放射性廃棄物を新しい倉庫に移動する作業が完了したと12日発表した。三井化学岩国大竹工場には、かつてプラントで使っていた劣化ウランを含む廃棄触媒ががれきなどとともにドラム缶で3379本保管されている。

しかしこの保管倉庫は敷地境界に近く、おととし4月の爆発事故以降、周辺住民から不安の声があがっていた。これを受け三井化学では構内に350メートル入ったところに3億円をかけて新しい倉庫の建設を進め、去年8月に完成した。

その後、放射性廃棄物の移動をはじめ、2月7日にすべての移動作業が完了したという。新しい倉庫は鉄筋コンクリート造り平屋建てで壁の厚さは20センチあり、震度7の地震に耐えられるよう設計されている。三井化学岩国大竹工場では「地域のみなさまに安心していただけるよう適切な保管、管理を継続していきたい」としている。〆 [ 2/12 15:16 山口放送]


(管理人より)  同じ県内に劣化ウランのドラム缶が3379本もあるというのは、はっきり言って恐怖です。またプラント爆発事故が起きてもし類焼したら、周辺住民は完全にシーバーン災害に巻き込まれることになります。 

新しい倉庫といえど、海側に移転したということは、津波に襲われる確率は高まるわけで、新倉庫が敷地内のどこかもHPに出てませんでした。http://jp.mitsuichem.com/corporate/group/domestic_05_02.htm

「コンクリートで燃えないから安全だ、周辺住民にも理解を得た」 という論調の報告がメディアでなされていますが、すべての県民がそれで納得したわけではありません。周辺自治会には回覧板で知らせたようです。

以前の倉庫を解体したのであれば、がれきが発生しているはずです。放射能汚染がれきになっていなかったか検査・確認したのでしょうか?

周辺土壌の放射能検査や、そのほか化学物質の汚染検査などしたのでしょうか?

新倉庫と現在稼働中のプラントはどのくらい離れているのかわかりません。

http://tank-accident.blogspot.jp/2013/01/2012.html  より

三井化学株式会社 岩国大竹工場 レゾルシン製造施設 事故調査委員会 報告書

 

 新倉庫に移動したって29もプラントがある敷地内です!

プラント爆発で類焼する可能性がなくなるわけではありません。

永遠にその倉庫で劣化ウラン廃棄物を保管し続けなければならない異常さ。

次世代に負の遺産を残しておいて、何が「品質管理」か、何が「経済成長」かと私は思います。 

 



 

追記  以前の週刊誌の記事ですが追記しときます。

 ■週刊朝日9月2日号(8月23日発売) スクープ!「新しい放射能危機」放置された劣化ウラン 全国195カ所に1545万6600リットル分の放射性物質

より抜粋

 核燃料物質を管理する文部科学省は05年と09年、放射性物質の使用許可を受けた事業者に対して、届け出漏れがないかを調べるために一斉点検を実施した。
 すると、所在不明になったものを合わせて、08年から現在までに20件以上も、新たに放射性物質が見つかっている。物質は、ウラン、セシウム、ストロンチウム、ラジウム、コバルトなどのおどろおどろしい名前が並ぶ。
 場所は、企業、大学、病院が多いが、東京都港区の個人宅からはポリ容器に入ったトリチウム、プロメチウムが見つかったケースもあった。前述のように、中には、保管段階で密閉などされていない"放置"状態のものも多かった。
 文科省担当者によると、放射線障害防止法ができたのは1957(昭和32)年で、それ以前に購入された放射性物質は届け出されていないことがある。また、長い間に保管場所が移動して、所在不明になることもあるという。
「我々の間では、事業所からウランなどが突然見つかることを、どこからともなく水が湧いてくる様子に似せて『湧き出し』と呼んでいます」(文科省担当者) 
 新たに見つかる放射性物質を、ふんだんにある水に例えること自体、管理が行き届いていない現状を認めているようなものだ。

約半世紀も放置された放射能汚染
 全国に「湧き出し」の例は後を絶たない。放置されていた放射性物質が原因で、敷地内が"放射能汚染"されたケースもある。
 07年6月、住友軽金属工業の名古屋製造所(名古屋市港区)から、
①硝酸・酢酸ウラニル(ウラン量で144グラム)
②塩化・硝酸トリウム(トリウム量で26グラム)
③棒状の天然金属ウラン(6.2キログラム)
④ペレット状の天然金属ウラン(3・95キログラム)
 などが見つかった。
 同社の安全衛生室長によると、硝酸ウラニルや塩化トリウムなどの薬品(①と②)は試薬瓶入りで、毒劇物等の保管庫にあった。天然金属ウラン(③と④)は、実験室の片隅でプラスチックケースや鉄缶に収められた状態だったという。
「人の目に触れないところにひっそりと置かれていました。弊社の敷地では、昭和30年代に当時親会社の住友金属工業が核燃料に関する研究をしていたことがあり、そのときに研究で使っていたものが一部残っていたと推測しています」(前出の安全衛生室長)
 とりわけ、トリウムは、
「ガンマ線を放出するので、保管状態が悪いと、外部被曝する可能性がある」(前出の矢ケ崎氏)
 というから危険だ。
 さらに、会社が調査すると、放射能汚染された場所が見つかった。驚きなのは、汚染場所は、ウランが見つかった場所とは、まったく別の建物だったことだ。
 汚染濃度は、建物内の床面で最大16マイクロシーベルト毎時、建物外も最大1・1マイクロシーベルト毎時。早ければ、昭和30年代から約半世紀もの間、放射能汚染が放置されていたことになる。
 会社側は慌てて建物を立ち入り禁止にしたが、それまでずっと研修などでこの建物を使っていた。汚染された建物に出入りしていた従業員を特定し、健康診断をしたところ、異常はなく、外部被曝の線量は、最大でも年間約21Oマイクロシーベルトで、健康上問題なしと判断したという。
 今回、現場を取材すると、担当者が口をそろえるフレーズがある。これだ。
「国が『直ちに影響はない』と言っているから大丈夫」
 だが、低線量の放射線を長期間にわたって浴びる危険性の研究を続けてきた肥田舜太郎氏(元全日本民医運理事)はこう言う。
「微量の放射線を浴びても、人体の防衛機能が働くから大丈夫というのは間違いです。広島、長崎の被爆地で、多数の内部被曝者を診てきましたが、数カ月後から数十年後に発症した『ぶらぶら病』は、低線量放射線の影響と考えるのが最もよく説明できます。検診で異常は見つかりませんが、疲れやすい、根気がないなどの症状が続くのです」
 東日本大震災後、「国の楽観的見通しはウソだ」とわかった。そのことは、福島原発の爆発後の汚染実態を見れば明らかだ。

 

 


 


山梨県など豪雪被害!内閣府 2月14 日から16 日の大雪等の被害状況等について(第1報) 

2014-02-16 | ニュース

 

 (管理人より)

ツイッターから画像を転載します。驚きました。大変なことです。山梨の豪雪だけでなく、東日本に積雪の被害が広がっています。私はテレビは見ませんが、このような災害時にオリンピックの報道を優先するテレビに対して、もういい加減愛想を尽かすべきです。完全にテレビからエンタメを得たいという市民の心理につけ込まれています。ラジオのニュースもオリンピック。このままでは、もう何があっても国民は見殺しです。

内閣府防災情報のページ

今冬期の大雪等による被害状況等について

ツイッター 

救助要請 ー 電話が使えない時、Twitterで救助を要請 https://support.twitter.com/articles/20170080#

2/16に内閣府からようやく出されたPDF

2 月14 日から16 日の大雪等の被害状況等について(第1 報)※これは速報であり、数値等は今後も変わることがある。
平成26年2月16日 1 6 時0 0 分現在 内閣府

○2 月14 日からの大雪等による人的・物的被害(報道:2 月16 日12:15 現在)
・死者11 名、1 人が意識不明の重体となっているほか、32 都府県で1,476 人がけが
・福島県や神奈川県、山梨県など12 県で少なくとも209 棟の建物被害
・山梨県と長野県、福島県それに岩手県では大雪で自宅が倒壊するおそれがある住民な
ど合わせて2,099 人が避難

○山梨県河口湖町
・除雪が追いついていないため、町内全体の多くの住宅が家から出られない状況
・県道等において雪崩が発生しており、さらに移動制限される箇所が増えている状況
・現在、除雪に全力を挙げているところであり個別の孤立状況は把握できていない。

【精進レイクホテル】
・ホテル宿泊客等 約90 名、その周辺に約60 名 計150 名孤立状態
・今朝、自衛隊により空輸で食料と水を供給済み
・孤立解消は時間かかるが通信手段は確保できている状況
○山梨県北杜市
・国交省や自衛隊にも除雪をお願いしているが幹線道路の除雪も追いついていない
・個別の孤立の状況は把握できていない。
○山梨県身延町
・国道52 号で中学生計約250 人を乗せたバス7 台が雪で立ち往生し、生徒や教職員が近
くの公民館3 か所に避難した。国道300 号のトンネル内でもバス3 台が足止めとなり、
別の生徒らが車内で一夜を明かした。
・除雪に全力を挙げているが、全く追い付いていない。
・また、広域で停電も発生しており、電話が通じない集落もあるので、個別の孤立の状
況は把握できていない。
○山梨県山中湖村
・雪かきが間に合わず、家から出られなくなっている住民が多数いる
・住民のほか観光客も旅館、ホテルに留まるもしくは車の中で往生している
・近隣の避難所に入っている方もいる。
・静岡へ向かうR138の除雪について、山梨側の除雪作業は進んでいるが、静岡側の
除雪ができていないようだ。
・静岡の事務所とも連絡が取れない状況なので、なんとかしてほしい
・県から毛布等の物資供給はあったが、長引くと食料等がどうなるかというところ
・除雪機の燃料が不足しそうな状況
○長野県佐久市田口
・3 世帯3 名が孤立。同地区に向かっていた除雪作業員3 名も孤立状態
・ライフライン、食事等は問題ない。
○長野県下伊那郡根羽村
・3 世帯9 名が孤立していたが、消防により救助済み
○埼玉県秩父市
・寺が雪に埋まっており、10 名程度が孤立状況

 

○電力関係(内閣府調べ:2 月16 日12:00 時点)
・東京電力㈱
茨城と東京を除く関東地方と、山梨の6 県で、合わせておよそ1 万8,900 世帯が停電
(群馬県およそ8,200 世帯、栃木県およそ4,400 世帯、山梨県およそ4,100 世帯、
埼玉県がおよそ1,900 世帯、神奈川県がおよそ200 世帯、千葉県がおよそ40 世帯)
○都市ガス関係(経済産業省調べ:2 月16 日13:00 現在)
・現在、被害情報確認中
○水道関係(厚生労働省調べ:2 月16 日13:00 現在)
・山梨県の一部で断水が発生中。給水車の派遣について調整中。
○通信関係(総務省調べ:2 月16 日13:00 現在)
・現在、被害情報確認中

(4)文教施設等(内閣府調べ:2 月16 日13:00 現在)
・埼玉県熊谷市「くまがやドーム」の屋根が壊れる被害

・東京都青梅市の中学校で、雪の重みで体育館の屋根の一部が崩れ落ちる被害
・埼玉県富士見市市民総合体育館の屋根が、縦34m、横59m にわたって崩落

 【山梨】2/15大雪による緊急避難所

 

 

  

2014年2月14日から15日山梨県上野原市四方津での積雪状況

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一人での除雪作業は危険です!

http://www.bousai.go.jp/setsugai/pdf/h2312_004.pdf  より