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電子廃棄物=雑品スクラップの輸出規制強化へ、プリント基板から鉛、液晶からヒ素。汚染はどこでも迷惑

2016-03-09 | 電子廃棄物

出典:環境省

 環境省は9日、有害物質を含む家電の部品が混ざった廃棄物「雑品スクラップ」が輸出され、海外で環境汚染をもたらしているとして、収集から輸出、リサイクルまでの管理を業者に義務付ける方針を固めた。今後、中央環境審議会で、関連法の改正を視野に具体策を検討する。

 使用済み家電は家電リサイクル法などで、メーカーによる回収と処理が義務付けられている。しかしさまざまな廃棄物が混ざった雑品スクラップに対する規制は不十分なのが現状だ。

 不要品回収業者が集めた家電は分解され海外に輸出。金属などの資源を取り出す作業やその後の処理の過程で、有害物質が流出し問題となっている。(共同通信)


中国・インドで電子ゴミ急増 PC、プリンタ…世界から

2007年02月04日14時37分 朝日新聞 

 中国やインドの貧しい農村や大都市の郊外に、壊れたパソコンなどの電子ゴミがあふれている。健康被害を防ぐために、処理現場での安全対策が不可欠だが、目先の利益を求める業者の意識は低い。ゴミの中には、明らかに日本から輸出されたとみられるものもあった。不正防止には、国際的な密輸防止対策の強化が欠かせない。 

パソコンやプリンター、エアコンなどを、素手で解体する作業員ら=中国広東省の貴嶼村で 

  

パソコンの基板を漬けた硫酸と硝酸の混合液を手袋をしただけの手でかき混ぜる労働者。白く泡立つ手前の容器は刺激臭を発していた=ニューデリーで

 

川の横で、黒い煙をあげて燃えるプラスチックくず=中国広東省の貴嶼村で、小林裕幸撮影 

  ■地方で破格の売り上げ

 中国広東省の経済特区、スワトーの市街地から西へ約50キロ離れた貴嶼村には、世界各地から使えなくなったパソコンやプリンターなどの電子ゴミが集まってくる。

 東京都世田谷区の面積にも満たない村のあちこちから黒煙が立ち上る。河原や田畑でプラスチックやビニールが野焼きされていた。村中心部の一角では、パソコンが家々からあふれ出し、道路に積み上げられていた。

 ひらがなキーボードや、表に「通信工事課」「データ消去済」など、日本のシールが張られたパソコンもあった。

 鉄くずなどのリサイクルが主産業だった村に、電子ゴミが入ってきたのは1990年以降だ。

 ゴミとはいえ、状態が良ければ基板などの部品が売れる。壊れたものからも、銅や金など貴金属が取り出せる。一獲千金を狙う業者らが移り住み、村の人口は約30万人に膨れあがった。従業員4、5人の零細企業でも月の売り上げが200万元(約3千万円)になるといい、サラリーマンの月収が1千~1500元の地元で電子ゴミ処理は破格のビジネスだ。

 一方で、パソコン部品に含まれる鉛や水銀、カドミウムなどの有害物質が大気中に飛散したり、分解の際に使った溶剤が垂れ流されたりすることによる住民の健康被害も深刻だ。スワトー大学医学部の03年末から04年の住民健康調査によると、1歳から6歳までの子供165人のうち、135人が鉛中毒だった。

 ■有害物質、薄い危機意識

 インド最大の電子廃棄物処理業が集積するニューデリー周辺も、処理作業関係者の健康被害が心配だ。同市北東部のガッダ地区の小さな作業場では、10人ほどがマスクもせずに基板から銅を取り出す作業をしていた。

 パソコンの基板を熱湯に入れた後、布でこすって余分な成分を落とし、硫酸と硝酸の混合液の入った容器に入れる。1日漬けると、基板から銅が分離する。銅は1キロ300ルピー(約820円)で売れる。

 刺激臭がする中で、労働者たちは普段着姿のままゴム手袋を着けたり、着けなかったり。少年の姿もあった。ラジェシュ君(10)は1カ月前、東部のビハール州から出てきたという。

 マウラナアザド医科大・職業環境健康センター(ニューデリー)のジョシ所長は、有毒な水銀や鉛、カドミウムを吸い込むことで、脳や内臓に与える影響を懸念する。

 「電子ゴミ処理が始まったのは3、4年前。今後、多様な症状で治療の難しい事態が予想される。知的発達段階の子供の脳への影響は深刻だ。労働者の服に付いた物質を家庭で妊婦が吸えば、奇形児の心配もある」

 だが、作業場に危機意識はない。ニューデリーのNGO「トクシックス(毒物)・リンク」によると、こうした作業場で働いている計1万~1万5千人は、地方出身の移動労働者がほとんどで、日給はわずか50ルピー程度。経営者も対策の必要性を感じていないという。

 ■国際的な対策急務

 電子ゴミについては、有害廃棄物を規制するバーゼル条約で輸入国の同意がない限り、輸出できない。しかし、実際は「中古パソコン」「混合金属」などとして取引されている。

 中国のリサイクル業者によると、輸出元は欧米や日本、タイやオーストラリアなどで、船でいったん香港に運ばれる。香港には複数の密輸業者がいて、輸入元になる。書類上は、中古品やくず鉄など別の品目で正規の輸入手続きをするが、業者と税関とは裏で結びついているため、中身を調べられることはない。その後、再び船で中国本土に運ばれるが、税関の検査はないという。

 インドでも欧米から入ってきた電子ゴミが02年から増え、現在、年間推定約5万トンにもなる。インド環境森林省は昨年、規制法案の準備を始めたが、国内の電子ゴミがさらに年間15万トンと推計され、経済成長を背景に増加が懸念されている。

 電子ゴミの実態をつかむのは難しいが、米国の非政府組織(NGO)「バーゼル・アクション・ネットワーク」などは、米国のパソコン廃棄事情などを元に、アジアの電子ゴミは、米国からの輸出分だけで計約1千万トンと見積もっている。

 国際社会の懸念も高まっている。昨年11月にナイロビであったバーゼル条約の締約国会議では、各国が不法輸出防止、環境や健康に配慮した管理対策、法整備などを進める内容を盛り込んだ「ナイロビ宣言」を採択した。

 しかし、輸出規制を巡ってバーゼル条約締約国の足並みはそろわず、95年の締約国会議で先進国から途上国への有害廃棄物の輸出を全面禁止する条約改正は採択されたものの、発効していない。発効に必要な批准国数をめぐって合意ができないためだ。

 日本は批准していないため、環境団体から「米国、オーストラリアなどとともに、禁止条約の発効を遅らせようとしている」と批判されている。

 〈バーゼル条約〉 有害廃棄物の越境移動と処分を規制した国際条約。有害廃棄物の輸出をする場合に輸入国の書面による同意が必要なことや、不法に輸出した場合の再輸入の義務などを規定している。92年に発効、現在の締約国は中国、インドを含め168カ国と1機関(欧州委員会)。日本は93年に加入した。


(管理人より) 冒頭、二つの記事を引用しています。一つは2016/3/9京都新聞の記事、もう一つは2007/2/4朝日新聞の記事。

2007年の段階で朝日新聞は、日本の電子廃棄物が輸出されて海外で問題になっていることを報じています。

「ひらがなキーボードや、表に「通信工事課」「データ消去済」など、日本のシールが張られたパソコンもあった。」と書いあります。

朝日新聞は2007年に「電子ゴミ」という言葉をタイトルに使ってニュースにしているわけですが、3/9の京都新聞の報道はなんでしょうか?

環境省の言葉をそのまま書いただけですが、「雑品スクラップ」って!  「電子廃棄物」とも「金属スクラップ」とも言ってませんね! 

2016年に入ってから、ツイッターをやってる人はわかると思いますが、産廃置き場などの火災が急増しています。その報道では、「資材置き場」などと、一見、産業廃棄物とはわからないような言葉に変えられていて、実に不自然なのです。

日本中あちこちに企業が産業廃棄物を溜めていること、海外にそのゴミを輸出して押し付けていることなど市民に知られたくないとしか思えません。その問題点を報じるテレビ番組もありません。

でも国は、電子廃棄物による環境汚染の状況を把握しているので、対策に平成28年度6700万円もの予算をつけています☟ 

適正な資源循環に向けた廃棄物等の不法輸出入に係る対策強化 

 

「適正な資源循環」って??? 土に還らないゴミに「適正」も何もありません。 工業製品製造の上流を止めるしかないのに、そんなことは一切書いてありませんね。

官僚と企業、政治家が癒着していますから、企業に都合が悪い対策をするはずがありません。工業国日本は、産廃を出してなんぼの国ということです。

メーカーエンジニアも毒性物質のことは考えてない・・・・悲しすぎます。

メーカーも産廃業者も儲かる仕組みというのは、環境汚染を加速させることにほかなりません。

中国のPM2.5を目の敵にするように、日本は宣伝しましたが、日本の電子廃棄物のせいで大気汚染が進んでいる可能性もあるのではないでしょうか?

日本の廃家電を中国でリサイクルしても、日本でしても環境汚染です。「不適正処理の未然防止」なんて言葉だけでしょう。

電子廃棄物が有毒だってことも、日本はちゃんとわかっているのです☟ これにはっきり書かれています。

 

雑品スクラップに含まれる電気電子部品の 有害性分析方法の検討 環境省

 

 

 

 鉛が溶出しています 

ヒ素も溶出しています 

 

何でもマイコンが入ってそれが全部、有毒な電子廃棄物になっているということがわかりますね。炊飯器などもどんどん高級化してマイコンも液晶も入ってる・・・・

液晶が毒物だってことを知らない人がほとんど。テレビも毒物・・・・そりゃ、テレビで言わないはずですよね。言えるわけがない。

 

ここで、バンダジェフスキー博士の言葉から引用。

「体内に取り込んだCs137その他の放射性物質、鉛などの化学元素が長期にわたって作用した結果、子供の心内で発生した代謝障害と電気パルスの伝導障害の組み合わせは、将来死に至る病的機能障害の発生を促す好ましくない前駆症状である」 

大阪大学医学部放射線基礎医学 野村大成教授の言葉より引用

「放射線を浴びた後、親も子どもも、発ガン物質や放射能を含む食べ物も食べる可能性があります。そうすると、ガンにかかりやすいということです」


従って、レベル7の放射能汚染国である日本の電子廃棄物が産廃置き場で火災になって燃えるということは、被曝した国民にとって複合汚染。百害あって一利なしということです。

それを外国に輸出するということは、その国の人達の命と環境を脅かすということです。

今日はここまで! 

 

 

【2015~2016年の産廃火災】

 

2015/1/29 神奈川県綾瀬市 スクラップ火災

2015/4/28 北海道旭川市 産廃処理工場 火災

2015/5/13 大阪市此花区 産廃火災

2015/5/25 大阪府東大阪市 スクラップ火災

2015/6/21 北海道札幌市 産廃処理場火災

2015/7/24 北九州市若松区 産廃置き場 大規模火災

2015/7/2 千葉県柏市 産廃処理会社 工場全焼

2015/11/6 愛媛県松山市 スクラップ火災

2015/11/7 埼玉県熊谷市 産廃処理工場火事

2015/11/19 大阪府此花区 産廃置き場火事

2015/12/18 愛知県豊橋市 スクラップ貨物船火事

2015/12/18 千葉県船橋市 金属スクラップ火災 アラエ商会

2016/1/22 東京都江東区 有明興業リサイクルポート 火災

2016/1/23 奈良県御所市 丸山土木 産廃最終処分場 火災 

2016/1/26 福岡県苅田町 木下金属 金属スクラップ火災

2016/2/14 愛知県碧南市 愛知海運 資材置き場火災

2016/2/24 栃木県真岡市の産廃処理施設火災 

 

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メガソーラーの銅製ケーブル窃盗事件。ハイテク技術と格差社会が新たな問題を引き起こすという視点

2016-03-08 | 電子廃棄物

 

太陽光パネルの下には銅製の送電ケーブルが設置されている=福岡県田川市の大規模太陽光発電所で

メガソーラー窃盗 銅製ケーブル被害多発 組織ぐるみか

毎日新聞2016年2月28日 09時30分

福岡県内で昨年1月以降、大規模太陽光発電所(メガソーラー)の送電ケーブルが盗まれる事件が少なくとも16件あり、被害は計約2万2150メートル、約2580万円相当に上ることが各警察署への取材で分かった。4年前から飛躍的に急増したメガソーラーは、人目につきにくい場所に建設され、警備が手薄な施設が多いため狙われているとみられる。県警は重い銅製ケーブルを運び、特殊なルートで換金するグループが存在するとみて、窃盗容疑で捜査している。【宗岡敬介】 

 「重機のバッテリーも盗まれた。ケーブルは重く、1人で持つことはできないから複数犯なのだろう」

 昨年12月2日、ケーブル約700メートル(被害額約400万円)を盗まれた福岡県赤村のメガソーラーで、工事に携わる男性作業員が話す。

 県警などによると、このメガソーラーは3日後、施主に引き渡される予定だった。約2万平方メートルの施設の周囲を金網フェンスで囲んでいたが、東側が幅約50センチ、高さ約2メートルにわたり切断されていた。パネルから伸びる送電用ケーブルが切られてなくなっており、従業員の証言などから同12月1日夜〜2日朝被害に遭ったとみられる。

 関係者によると、送電ケーブルの重さは、通常100メートルで60〜70キロ。このため盗まれたケーブルの総重量は400キロを超えるとみられる。効率よく発電できるよう高台に設置されており、周囲に点在する民家からは死角になっている。防犯カメラはなく、警備員は常駐していなかった。

 毎日新聞が各警察署に取材したところ、赤村のケースも含め昨年1月16日〜今年1月4日、北九州市や朝倉市など県内10市町村で16件の盗難があり、被害は約2万2159メートル、総額約2587万9300円に及ぶ。

 県警幹部は、山間部や郊外など人目につきにくい場所にあり、敷地が広く、防犯態勢も手薄なため、狙われていると分析。「ケーブルのままで売りさばくのか、素材の銅線だけにして換金するのかは分からないが、グループによる組織的な犯行だろう」と話す。

 約120の企業・団体で組織する業界団体「日本電線工業会」(東京)によると、ケーブルはほぼ100%銅製1トン当たりの銅の価格(年間平均値)は2003年ごろまで25万円前後だったが、中国のインフラ整備などで需要が高まり07年に約88万円に上昇。先月は約57万円で推移している。

「カメラ、センサーで防犯を」専門家

 建設中のメガソーラーを狙った被害は福岡県内にとどまらない。捜査関係者によると、熊本市では2014年8月、送電ケーブル約1万メートル、同9月にも約3000メートルが盗まれた。大分県内でも15年春、県警中津署と竹田署の管内でそれぞれ数百メートルが被害に遭った。滋賀県でも14年7月〜昨年3月、13件の盗難が発生し計約1万8000メートル、茨城県でも14年7月に約7600メートルが盗まれた。

 業界では防犯対策への関心が高まる。防犯設備の設計・施工を手がける「トーカイセキュリティ」(神戸市)によると、太陽光発電所の防犯相談は14年は月3件程度だったが、昨年は月約20件に急増した。浅井達司(たつじ)営業所長は「フェンスすらないメガソーラーもあるなど無防備な施設が多い」と指摘する。

 防犯設備などに詳しい明治大の山本俊哉教授(安全学)は「フェンスに防犯カメラを設置して『監視中』と書いた看板を掲げたり、侵入を感知して警備会社に自動的に通報するセンサーを設置したりするべきだ」と話す。約140の企業や団体で組織する業界団体「太陽光発電協会」(東京)は「事業者はコストとの兼ね合いも考えて対策を進めてほしい」と呼びかける。【柿崎誠、田畠広景、宗岡敬介】

 【ことば】メガソーラー

 出力が1メガワット(1000キロワット)以上の太陽光発電設備。2012年7月、太陽光などの再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度(FIT)が導入され急増した。認定施設数は、FIT導入時は81カ所だったが15年9月は約9898カ所(稼働数3412カ所)。 


(管理人より) 自然エネルギーという名前で見事にグリーンウォッシュされている太陽光発電ですが、実はクリーンでも何でもありません。

まず、「おひさまを電気にしたらいいのに !」といったアホみたいなお花畑のセリフを簡単に口にする市民がいますが、太陽光を電気にするのは膨大な金属を使うということをこの機会に知るべきだと思います。

アルミ缶は”電気の缶詰”と言われています。原料ボーキサイトからアルミニウムを精練するには大量電力を消費するからです。

周辺設備も含めてソーラーパネルは何種類もの金属を組み合わせて作る工業製品、つまり”電気の塊”なのです。 

市川定夫先生の本に

350mlの缶ビールのアルミ缶は重油1㍑分の電気を浪費して生産されています。つまりアルミ缶を作るのに要する電気は火力発電で実に1㍑もの重油を消費して発電されているのです。石油が足りないから原子力などと叫んでいる人たちが平気で缶ビールを飲んでいるのです

という一文がありました。 そう考えると、いかにソーラーパネルが”電気の塊”であるかがわかると思います。

鉱物資源と火力の電気を浪費して作ったハイテク工業製品のソーラーパネルでも、実際には大きさの割にわずかな不安定な電気しか作れません。系統つまり送電網に入れたら迷惑な電気しか作れないのです。

そのあたりの話はこちらで☟

 

電力小売自由化問題(1)もれなくスマートメーターが付いてくる。自然エネの電気も全部混ざってしまう事実

市民に送配電の基礎知識がなければ騙される(2)「系統安定化」という言葉はタブー?電気は品質が命。


しかも製品製造に突っ込んだ以上の電気は作れないという不都合な事実はきっちり隠されています。

太陽光電池部分だけでなく、送電に必要となる銅製ケーブルの量を、ブログ冒頭の写真を見てください。泥棒が発生するレベルです。メガソーラーの周りには最近は有刺鉄線のついたフェンスが作られていますが、記事を見るとどうやら簡単に突破されていますね。

上の毎日の記事は、最後は「防犯対策をしよう」という話に誘導して終わっています。商業新聞の限界でしょうか。

日本の中でも、とくに九州は山の中にメガソーラーや野立てのソーラーが多く、泥棒して売りさばく闇のルートも存在するのでしょう。ケーブル泥棒しても換金できなければ意味がありませんから。

廃棄物のブラックマーケットは普通の市民にはわかりません。

素人が見ても、このような新品の太い銅ケーブルなら通常の電子廃棄物よりは、はるかに経済的な価値が高いとわかるレベル。新品ですから盗品で横流しにするのでしょう。

ケーブルの銅などが高く売れるということで、様々な電子廃棄物が貧しい国に運ばれて、環境汚染や周辺の人々の健康被害を引き起こしているということはこのブログでしつこく書いてきました。

新技術と格差社会が新たな問題(公害、盗難など)を引き起こすもっともわかりやすい例だと思います。

 

【参考】

インターネットのハブはケーブルの巣!サーバーは膨大な電力を消費する。スマホ1台で冷蔵庫と同じ電力使う

一斉に電子廃棄物のニュース。電子ゴミはパソコンだけではない。太陽光パネルも電子廃棄物。

 

電子廃棄物のケーブルの場合は、表面のプラスチックを野焼きで燃やして溶かし、川の近くで洗って銅線だけを取り出す作業の際に、土や水や空気を汚染し尽くすのです。

 

 

 

 

 

 

「きちんとしたリサイクル工場でやれば問題ない」という市民がそこらじゅうにいます。電子廃棄物問題をリサイクルのやり方の問題だけにすり替えようとする、ずるい企業の人間たち。

リサイクルもまた工業生産なので、最後には始末に負えない廃物が出てくるのです。労働者の有害物質による曝露もあります。

ハイテク工業製品の廃棄物リサイクルは格差社会、公害と直結しているということです。

リサイクルという美名で、産業廃棄物を換金する歪んだ社会。 土に還らないゴミをなくすという方向とは真逆。

「将来の技術の発達によって問題を解決できる」という”技術万能主義”はとっくに破綻しているのです。

テレビをボーっと見ていると、それに気づくことができないしくみになっています。

 

 

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