ブログ「風の谷」  再エネは原発体制を補完する新利権構造

原発事故は放射能による公害。追加被曝阻止⇒放射性廃棄物は拡散してはいけない⇒再エネは放射能拡散につながる⇒検証を!

新日鉄住金大分製鉄所の記者会見。再発防止に努めるって何回言えばいいのでしょうか?

2017-01-08 | PM2.5

 


製鉄所火災は1日半後に鎮火

NHK大分 01月06日 22時22分

5日大分市の新日鉄住金大分製鉄所の主力工場の1つで起きた火事は、出火からおよそ1日半たった6日昼すぎに消し止められました。
この火事によるけが人はいませんがこの工場は当面、操業を再開できない見通しで新日鉄住金は対応を検討しています。
5日午前2時ごろ大分市の新日鉄住金大分製鉄所にある「厚板工場」と呼ばれる造船用の鋼材などを生産する主力工場の1つから出火した火事は施設内に煙が充満したことから消火活動が難航しました。
消防によりますと火は出火からおよそ35時間たった6日午後1時過ぎに消し止められ、警察によりますとけが人はいないということです。
新日鉄住金によりますと出火したのは工場の中でも「主電室」と呼ばれる電気系統を制御する地上2階、地下1階の施設です。
施設では地下の電気ケーブルも燃えたため新日鉄住金は仮設の配管を設置し地下のスペースに注水するなどして消火活動にあたったということです。
新日鉄住金によりますとこの工場で生産され出荷される鋼材の量は、大分製鉄所全体のおよそ4分の1に上りますが電気系統の施設が焼けた影響で生産ラインはすべて停止し、当面、操業を再開できない見通しです。
新日鉄住金は施設の復旧を急ぐとともに、この工場での生産をほかの製鉄所の工場に振り分けるなどの対応を検討しています。

01月06日 22時22分 

 

この火事に近くの人たちは

「事務所の中におるとわからないですよ。外におるとちょっと臭うねと。気になるほどじゃないけど臭い匂いね。油の焦げた」

「(においは)昨夜がひどかった。今朝方まで。不安感は感じていると思います」

 

 

(管理人)

0(ゼロ)でいこう!と書いてあるベストで記者会見とは皮肉なことです。

結局、記者会見で何が燃えたのか、煙についての説明があったのでしょうか?NHK記事の中にはありません。

企業城下町の火災の報道を見ると絶望しかありません。再発防止に努めるって何回言えばいいのでしょうか?

大分合同新聞には少し書いてありました☟

ローラーの速度を制御する装置とそれを結ぶ配線が燃えたのではないかと考えている。



新日鉄住金の火災鎮火 所長「煙で消火進まず」

1月7日大分合同新聞

大分市西ノ洲の新日鉄住金大分製鉄所で続いていた厚板工場の火災は、出火から約35時間たった6日午後1時ごろ、消し止められた。製鉄所内で記者会見した新田博之所長は「長時間にわたり多大な迷惑を掛けおわびする」と謝罪。消火作業が思うように進まなかった理由について「(出火場所に)予想以上の煙が充満していたため」と説明した。厚板工場の再開の見通しは不明という。

 会見や市消防局などによると、出火場所の主電気室は大きな建屋(高さ20メートル、幅30メートル、長さ140メートル)の中にある地上2階、地下1階の建屋。けが人や延焼はなかった。
 5日午前1時半ごろ、厚板工場内の鉄板を運ぶローラーが停止。作業員が隣接する主電気室の1階に確認に行くと煙が出ており、同40分ごろ、火災報知機も鳴った。連絡を受けた自衛消防隊が現場に到着したが煙で中に入れず、同2時10分ごろ、119番通報した。煙の排気を十分できず視界不良の上、複数の階層で火が出たため、消火作業は難航。地下の水没も試みたがうまくいかず、最終的に大きな建屋の外壁を壊して煙を逃がして火を消した。
 初動対応について、新田所長は「広い室内に煙が立ち込めて50センチ先も見えず、どこから手を付けていいか分からない状態だった。対応に問題はなかった」と説明。出火原因は特定できていないが「ローラーの速度を制御する装置とそれを結ぶ配線が燃えたのではないかと考えている。原因究明を急ぎ、再発防止策を考える」と話した。
 大分製鉄所は新日鉄住金が国内で生産する厚板(2015年度は約500万トン)の半分近くを担う主力拠点。厚板工場の再開見通しは立っていないため、厚板に加工する前の半製品を余力のある他の3工場に送って代替生産で対応する他、他社への委託も検討する。仮に再開まで月単位の時間がかかれば「(生産量を)リカバリーするのに相当な努力がいる」という。薄板工場など他の製造工程は操業を継続しており、雇用への影響は一切ないとしている。 

 

 


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新日鉄住金大分製鉄所の火災、22時間燃え続ける。企業と行政が煙が有害ではないと危険性を否定。 

2017-01-06 | PM2.5





煙と熱気、消火難航 新日鉄住金火災

1月6日 大分合同新聞

大分市西ノ洲の新日鉄住金大分製鉄所の火災は発生から22時間が経過した6日午前0時現在、市消防局による消火活動が続いている。施設内に立ち込めた煙や熱気が放水作業を妨げた他、施設地下の配線に燃え広がったことで消火活動は難航。同製鉄所、市消防局は、地下に工業用水を流し込んで消火する方針を固め、配管工事を始めた。
 大分中央署、市消防局などによると、5日午前2時ごろ、同製鉄所内の厚板工場から出火。電気を制御する機械が多数、設置されている主電気室(約900平方メートル)が燃え、厚板工場の運転を停止した。室外への延焼、けが人は確認されていない。
 火災発生後、主電気室の中は50センチ先を見通すのも困難なほど、煙が立ち込めていたという。煙と熱気で室内に入ることができず、離れた場所から放水したものの室内まで届かなかった。
 5日午前中は、延焼を防ぐため霧状の水を工場に噴射する冷却作業に当たった。午後、同室の外壁上部に重機で穴を開けて排煙を促した。排煙作業を終え、午後5時ごろから室内に入り放水を始めた。
 主電気室は鉄骨で地上2階、地下1階。地上部分は消防車で対応したが地下部分への放水が難しく、工業用水を使い水没させることを決めた。6日午前5時までに配管工事を終え、地下に水を流し込む方針。
 同製鉄所によると、約3カ月周期で主電気室を点検している。最後に点検した昨年10月6日に異常は確認されなかった。
 新日鉄住金によると、大分製鉄所の出荷量(2016年)は893万7千トン。主に船舶用の厚板は、そのうち212万2千トン(24%)を占める。被害状況が把握できないため、厚板工場の復旧見通しは不明。薄板工場など他の製造工程は操業を継続している。
 消火後、同署、市消防局は実況見分をして出火原因を調べる。

「迷惑かけ深くおわび」
 大分製鉄所は「近隣住民の皆さまをはじめ、関係各位にご迷惑をおかけし、深くおわび申し上げます」とコメントを出した。

漂う異臭、住民戸惑い
 大分製鉄所や市は、周辺住民への安全対策に追われた。同製鉄所は広報車を走らせ、火災が発生し消火中であることや、立ち上る煙が有害なものでないことなどを放送。市環境対策課には、同市の日岡や高城の住民から「プラスチックが焦げたような臭いがする」といった問い合わせが10件以上あったという。同課によると、周辺地域で空気中の有毒物質は検知されていない。
 同市仲西町の会社員男性(44)はこんなに黒くて大量の煙が上がっているのは初めて見たと戸惑った様子。
 同市日岡の無職女性(65)は風向きによっては、自宅に煙がくるかもしれない。窓を開けないようにしなければと話した。 

追記 

新日鉄住金、大分製鉄所の火災が鎮火 約36時間ぶり
2017/1/6 13:49  日本経済新聞

新日鉄住金の大分製鉄所で発生した火災は、6日午後13時2分に鎮火した。出火から36時間ほどたっていた。けが人は出てないもよう。

火災は5日午前1時半ごろ発生した。製鉄所の主電気室が火元とみられ、建物の構造上の問題から消火活動は難航していた。

製造ラインは一部停止している。業績への影響は今のところ不明。「他の工場で代替生産も視野に、顧客へに影響がないよう努める」としている。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

 

 (管理人より) また新日鉄の火災です。

2014年 9/3の新日鉄住金名古屋製鉄所の爆発火災事故に関する当ブログ記事が、goo管理者によって公開停止になったことがありました。

新日鉄住金名古屋製鉄所 コークス炉が爆発炎上、黒煙。石炭を燃やすところは危険だということ。

今回は大分製鉄所。煙を出して周辺に迷惑をかけている側の企業が広報車を走らせて「煙は有害ではない」と放送して回り、行政が有毒物質は検知されていないと言い、 企業と行政がいっしょになって危険性を否定しています。まさに企業城下町。

煙が有害ではないと言い切れないのではないでしょうか?

PM2.5を見てみました。http://www.pref.oita.jp/soshiki/13350/particulate25.html  より

出火場所の厚板工場に近い測定局の2箇所で環境基準の35μg/m3を超えています。☟

問い合わせの電話がかかってきてもおかしくありません。

環境基準

1年平均値が15μg/m3以下であり、かつ1日平均値が35μg/m3以下

・PM2.5は粒径が小さく、呼吸器の奥深くまで入り込みやすいことなどから、人の健康への悪影響が心配されており、平成21年9月に大気中の環境基準が定められています。
・環境基準は行政上の目標であり、環境基準を超過したからといって直ちに健康に影響がでるものではありません。

 

直ちに影響が出ないということは、後から影響が出るかも知れないということです。晩発性の病気になる可能性があるということ。こういった言い回しは実に欺瞞的です。

こんなに煙が周辺に撒き散らされているのに。

 配線が焼けたせいで、「プラスチックが焦げた匂い」がしたのではないでしょうか?

 

 大分製鉄所では2014年12月にも、構内の高濃度酸素を作る施設で爆発が発生しています。☟ 


大分製鉄所では労災死亡事故もこんなに☟

2/16 新日鉄住金大分製鉄所 約7mから転落死亡

2/12 新日鉄住金大分製鉄所 溶けた金属を浴び死亡

1/9 新日鉄住金大分製鉄所 約10mから転落死亡

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福島県の伊達市霊山町の山火事、丸二日燃え続ける。伊達市霊山町の土壌はセシウム合算で4890ベクレル/kg

2016-04-01 | PM2.5


福島・伊達市で大規模な山火事発生 住民が自主避難する事態に

03/30 19:15 FNN
 
福島・伊達市で大規模な山火事が発生し、住民が自主避難する事態となっている。
火事があったのは、伊達市霊山町の山林で、30日昼ごろ、消防に通報があった。
火は、食品加工会社の建物の20メートルほどまで迫った。
消防の防災ヘリなどが、空から水をまいて消火にあたったほか、地上でも消火活動が行われた。
火は、9万平方メートルを焼いて、午後6時45分現在も延焼している。
伊達市では、災害対策本部を設置し、自主避難の住民のために、4つの地区の集会所を開放したほか、陸上自衛隊も出動し、現地での活動にあたっている。

 

発生から丸2日、山火事ようやく鎮火 福島
2016年4月1日 17:32 日テレ 

先月30日、福島県の伊達市霊山町で発生した山火事は、1日午後に入ってようやく消し止められた。

 先月30日の正午過ぎに伊達市霊山町の『徳ヶ森』で発生した山火事は、県内外の消防や自衛隊のヘリコプターも出動し、消火活動を続けていた。火事は先月31日午後、火の勢いが収まる鎮圧状態になり、丸2日経った1日午後1時14分、完全に消し止められた。

 この火事で、住民約30人が一時、自主避難したほか、山林約25ヘクタールが焼ける被害が出ている。今回の山火事は、消火活動の時間と焼けた面積ともに、平成に入ってから福島県内では最大規模になるという。 

 

焼失面積26ヘクタール 平成元年以降県内で最大 霊山の山火事

福島民報  2016/04/01 09:04

 伊達市霊山町の里山「徳が森」付近で30日に発生した山火事は31日午後零時45分ごろ、火がほぼ消えた状態となった。部分的にくすぶっているが、消防関係者は夜間になったため消火活動を中断した。午後10時現在、計26ヘクタールを焼き、山火事による焼失面積は平成元年以降、県内で最大となった。
 31日の消火は午前5時から始まった。自衛隊や福島、宮城、山形3県のヘリコプター合わせて7機が出動し、上空から散水した。市消防団員は約120人が出動し、水の入った袋を背負って山を登り、現場で放水した。
 伊達署や伊達地方消防組合は延焼に備えて夜間パトロールを実施する。30日に近くの集会所など2カ所に自主避難した住民17人は31日早朝に自宅に戻った。
 捜査関係者によると、現場付近には墓地があり、線香の火が下草などに燃え移った可能性があるという。 

 

 

 (管理人より) 山火事の起きた伊達市は、汚染状況重点調査地域です。 

49市町村、除染後も重点調査地域解除されず

 

 

放射能汚染された 落ち葉や枝、樹皮も全部焼けていますから、それらが灰となって、近隣に降り注ぎ、上空まで登った煙は、風向きでどこまで到達するかわかりません。

山火事は野焼きと同じ。原発事故のプルームと同じ。 

【参考】 チェルノブイリ原発立ち入り禁止ゾーンでまた森林火災。プルトニウムなど放射性PMが舞い上がる。

先日、私は九重の山焼きを見ましたが、ズームで写真を撮っていたら目の前に灰が降ってきました。そのとき、灰は思っている以上に飛ぶということを体験しました。

福島県の山火事は、チェルノブイリの山火事と同じで、放射性物質を含む煙。残るのは放射性物質が濃縮した灰です。

本来なら消防などが、洗濯物を干さない、外に出ない、N95マスクをするなどの注意喚起をするべきだと思いますが、どの局の報道にもそれはありません。

驚いたのは、消防の方が大した防護もせずに消火活動をされていたことです。相当吸い込んでしまっていると思います。

 

少し前ですが、浪江町で除染廃棄物が3/6に火事で燃えました。

 除染で出た放射性廃棄物の枯れ枝・枯れ草が5時間も燃え続けた火事!福島県浪江町加倉の除染廃棄物仮置き場

 

そして3/27にも二本松市でも指定廃棄物のフレコンバック、牧草が火事で燃えました。 

指定廃棄物の牧草...焼ける 「空間放射線量に大きな変化なし」

福島民友新聞 3月27日(日)11時41分配信

26日午前8時45分ごろ、二本松市の畑から出火、下草約10アールのほか、東京電力福島第1原発事故で発生した放射性物質を含む指定廃棄物の乾燥牧草約20立方メートルを焼いた。

 環境省福島環境再生事務所によると、乾燥牧草の放射性物質濃度は1キロ当たり1万1800ベクレル。畑から約10キロ離れた油井小の放射線監視装置の値は、火災前の午前8時が毎時0.10マイクロシーベルト、乾燥牧草に延焼した後の午前9時が同0.11マイクロシーベルト、鎮火後の午前10時が同0.10マイクロシーベルトで、同事務所は空間放射線量に大きな変化はないとしている。

 乾燥牧草は保管用の袋(フレコンバッグ)に入れられ、畑の一角で約36立方メートルが保管されていた。下草を焼却中の火が延焼したとみられる。同省は乾燥牧草の灰や焼けたフレコンバッグから牧草が飛び散らないよう、シートをかぶせるなどして対応した。

 

フクイチでは使用済みタイベックなどが燃やされ、南相馬では汚染イノシシが専用焼却炉で燃やされています。もう追いかけきれません。

放射性物質は再拡散し、周辺住民が追加被爆をさせられているということです。

 

福島県 農地土壌の放射性物質濃度分布図 (農林水産省) より 

 

 

 

 http://www.s.affrc.go.jp/docs/map/h25/pdf/04_02data_hukushima.pdf

 

 

伊達市霊山町は セシウム合算で5000ベクレル/kg 程度の土壌汚染があるようです。

腐葉土なども燃えていましたから、また放射性物質が舞って飛び散って移動していることでしょう。

政府は早急に、山火事を防止する対策を取るべきだと私は思います。

今回の山火事は、お線香の火が燃え移ったのではないかということですが、お線香を禁止するしか方法はないと思います。残念ですが。

 消防の際の、放射性PM2.5の吸い込みを防ぐ防護マスクも用意すべきではないでしょうか。

 

 追記 https://twitter.com/s_hiroki24/status/717346106586189824  より

 http://ameblo.jp/rain37/entry-12145600837.html  より 現場に行かれた方の報告 青文字

現場指揮本部の許可を得て、焦げ臭さの漂う登山道を歩いた。まるでうっすらと雪が積もっているかのように灰が地面を覆っている。山肌は黒く変色し、炭のようになった真っ黒い木が転がっている。まだ熱がこもっているのが体感できる。野鳥の鳴き声などない。時折、強い風が吹くと登山道を覆う灰が舞い上がる。木々の枝に積もった灰が落ちてくる。手元の線量計は、0.35μSv/h前後を示していた。数値は森の奥に入るほど徐々に高くなっていった。

 伊達市放射能対策課は、市内の空間線量は測っているものの、土壌測定はこれまで全く行っていないという。3月8日発売の「女性自身」によると、森から比較的近い市立霊山中学校付近の土壌は、放射性セシウム137だけで1平方メートルあたり61万8000ベクレルもあった。4万ベクレル以上は放射線管理区域だから、実に15倍以上の汚染状態ということになる( http://jisin.jp/serial/%E7%A4%BE%E4%BC%9A%E3%82% 


すさまじい放射能汚染です。こういった場所で山火事や火災が起きる、除染廃棄物を燃やすということが平気で行われている国なのです。

もう私は絶望しか感じません。

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花火大会を考える。花火=火薬。重金属は空気中に飛散。花火工場では世界中で爆発事故が起きている事実。

2014-07-21 | PM2.5

 

 

また今年も花火大会が近づいてきました。昨年も放射能汚染地域の花火大会の際にゲリラ豪雨があり、放射性物質や重金属などを捕捉した危険な雨に若者がずぶ濡れになるという事態がありました。

昨年の記事↓

フクイチ3号機が不穏当な時ですら花火に浮かれる日本中の人々、まさにパラレルワールド!

エンタメのために命を懸ける?レベル7の日本の現実です。私は311後は環境が汚染される花火大会はやめるべきだと主張してきましたが、まあ一切広がりません。

理由は3つ。一つは庶民の楽しみ。二つ目は地元経済。三つ目は伝統文化?放射能を懸念する人々も花火に関してはほぼ無視。 重金属と放射能の複合汚染がより症状を悪化させることは、バンダジェフスキー博士も指摘しておられたのに・・・・ 

福島原発事故後は放射性物質のダストが舞っているわけですから、花火を上空で爆発させると重金属との複合汚染になるので環境に良くないことは明白です。 

花火の環境工学より引用

重金属汚染

リチウム(赤色)、ナトリウム(黄色)、銅(青緑色)など、金属イオンと炎色反応の色の関係を、中学校の理科第1分野や高校の化学の授業で学んだ記憶があるだろう。花火の色は、この炎色反応を利用して表現されている。火薬の中に、色火剤と呼ばれる金属化合物が入っているのである。

では、色を出した後、それらの金属元素はどうなるのだろうか?

消えてなくなるわけがない。もし花火でそんな変化が起こっていたならば、ドルトン(Dalton John:原子説の提唱者。1766~1844)もびっくり。ノーベル賞どころの騒ぎではない。

入っていた金属元素は、何らかの化合物として空気中に飛散することになる。そして、いずれは降下し、地表面や水面に沈着する。あるいは、雨で洗い流されて地上に到達する。その中には、銅(青緑色)やストロンチウム(深赤色)といった重金属も含まれる。土壌や水系の重金属汚染が懸念される。

二酸化硫黄 

花火は酸化剤、可燃剤、そして前述の色火剤からなるが、このうち可燃剤には、硫黄が用いられることもある。硫黄が燃えれば、当然、二酸化硫黄が発生する。二酸化硫黄は無色で刺激性の強い気体であり、気管支炎や喘息を引き起こす空気中の濃度が0.012%以上になると人体に害があるともいわれる。また、酸性雨の原因物質の一つとしても有名である。

そのため、二酸化硫黄の排出量は大気汚染防止法によって厳しく規制されている。施設ごとの量規制、工場全体での総量規制、あるいは燃料使用基準など、様々な規制が存在する。

しかし、花火は工場ではない。従って、規制は適用されない。どれだけ排出しても、大気汚染防止法には引っかからないのである。黒色火薬の場合、全重量の10数%は硫黄だというのに……。 

二酸化窒素

ものが空気中で燃えるときには、必ず、空気中の窒素と酸素が反応して、二酸化窒素が発生する。花火とて例外ではない。

二酸化窒素も刺激性の気体であり、鼻や喉を刺激するほか、呼吸器系統への慢性的な作用、気管支や肺機能への影響などが指摘されている。世界保健機関によれば、空気中の濃度がわずか0.5ppmでも、人体に対する強い影響があるとのことである。また、水に溶けると硝酸になるため、二酸化窒素は、酸性雨の原因物質でもある。

例えば自動車は、排気ガスを三元触媒と呼ばれる触媒に通すことによって、発生した二酸化窒素を分解している。だが、上空で炸裂した花火の排出ガスを、触媒に通せるはずがない。二酸化窒素は、そのまま空気中に放出されてしまう。

浮遊粒子状物質 

花火の後には、多量の煙が残る。煙は、ススなどの微粒子からなる。粒が小さいために風で巻き上げられやすく、空気中を長時間にわたって浮遊する。こういった粒子は呼吸器系に入り込みやすく、気道や肺胞への沈着を起こして、呼吸器疾患の原因となる。

大気汚染防止法は浮遊粒子状物質についても規制を定めているが、やはり花火には適用されない。 

  

にもかかわらず、ネット上の花火の環境影響について懸念するQ&Aは、「影響はない」とする答えばかりです。まさに「火消し」。

「少しだからいい」「年に一回だからたいしたことはない」「気にしすぎ」「重金属は環境中にもある」など、原発と同じようなパターンで「危険隠し」が行われています。

重金属や放射性物質はたとえ低濃度であっても食物連鎖で濃縮していき、食物連鎖の頂点にいる生物に高濃度に蓄積するということを誤魔化すのに必死です。

やっぱり産総研で「花火の安全化」など税金を使って研究されていました。

http://rrpdb.db.aist.go.jp/RRPDB/system/Koukai.Top   で「花火」と検索すると

http://rrpdb.db.aist.go.jp/RRPDB/system/Koukai.List   こんなに出てきます。しかも産総研は花火を「化学産業」と位置づけています。

こうなると原発と同じで、危険性は過小評価され、品質管理すれば問題ないというような安全神話が生まれると思うのです。

茨城大学教育学部理科教育教室、化学研究室 の作った花火の科学に関するパワーポイントに、驚くようなスライドがありました。 こちら⇒花火の科学  より当ブログ内に抜粋転載

将来学校の先生になる学生さんが作ったと思われるパワーポイント。教材研究して丁寧に作られてるのですが以下のスライドは「火薬の平和利用」という言葉を付け加えてるところが私は正直納得いかなかったです。

 

 

 

火薬の平和利用って、なんか似てますね、核の平和利用と。火薬=武器のプロパガンダにつながる気がして仕方ありません。

「たまや~」とか楽しんでる場合じゃないと私は思います。ついでに個人的には、運動会の時の早朝の花火もやめてほしいと思っています。

花火=火薬。こちらをご覧ください。 

欧州重大災害危険委員会MAHBの事故データベースMARS  より

「2000年5月13日 花火貯蔵倉庫で火災が発生して3回爆発した。事故原因は不明であるが、消防隊員4名を含め18名が死亡し946名が負傷した。その他3名が行方不明になり、民家400軒が破壊された。花火材料に含まれる重金属が環境影響を与えたと考えられる。」

とありますが、これはオランダ・オーファーアイセル州エンスヘーデで起きた花火倉庫の爆発事故です。

http://www.sozogaku.com/fkd/cf/CA0000254.html 

損害は8900万ドルにおよび、過去25年において西ヨーロッパで起きた産業事故の最大規模とも言われる事故と言われているようです。

動画を探してみました。この爆発事故をバラエテイ番組で紹介するなんて、まったく日本のテレビ番組は不謹慎です。恥ずかしい。

 

 

 

他にも世界中で花火爆発事故が起きています。フィリピン☟(日本と台湾の動画は消されました)

 

 

放射能汚染国家になっってしまった国、日本で重金属を撒き散らす花火を、エンタメのためにするのはもうやめたほうがいいと私は考えます。多重複合汚染になるからです。

私の子供は喘息でしたので、花火をほとんどさせていません。喘息の小学生が花火の煙を吸い込んだ途端に「ヒュー」と発作が出たということを、実際に知人から聞いて知っていたからです。

作る人も上げる人も命懸けの花火。産地不明のものを買い食いしながら、そして重金属を吸いながら炎色反応を見るのが花火大会。大気汚染防止法には適用されない。

今年もまた近づいています。当日はそらまめくんでPMなどをチェックしてみようと思います。

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東京電力川崎火力発電所で放射能汚染された布製吸気フィルターが火事で燃えた。その時なぜかPM2.5が欠測!

2014-03-11 | PM2.5

 

 http://www.tepco.co.jp/cc/press/2014/1234690_5851.html  ↑ 東電プレスリリースより

 


 東電火発で吸気フィルター焼け放射線…大気吸着

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20140308-OYT1T00261.htm

7日午後2時20分頃、川崎市川崎区千鳥町の東京電力川崎火力発電所にある産業廃棄物総合保管庫で、使用済みの発電機用布製吸気フィルター約0・5立方メートルが燃えた。

約45分後に消し止められ、けが人はいなかった。

 東電の発表によると、燃えたフィルターから毎時4・5マイクロ・シーベルトの放射線量が計測された。保管庫近くで午後6時半に空間放射線量を測定したところ、同0・17マイクロ・シーベルト。約460メートル離れた発電所正門付近では午後7時の時点で、同0・06マイクロ・シーベルトだった。東電広報部は「外部への影響を調べている」としている。

 フィルターは同発電所で使われたもので屋外に置いてあった。保管庫に入れる前、作業員7人が乾燥作業中、出火したという。フィルターは東京電力福島第一原発事故で大気中に排出された放射性物質を吸着したとみられる。

2014年3月8日18時40分  読売新聞)

 
 (管理人より)

ゴミ焼却炉の使用済みバグフィルターを燃やすなということをずっと叫んできましたが、まさか、関東の火発のフィルターが燃えるとは驚きました。事故当時、プルームが通過し、汚染された地域の、車や住宅換気扇、すべてのフィルターと名のつくものは、すべて保管し集中管理すべきものかもしれません。ほとんどもう、ゴミと一緒に燃やされているでしょう。とんでもないことだと思います。

火発のフィルターもこのようにずさんな管理で、燃えてしまい、有毒な煙を撒き散らしている可能性がありますので調べてみました。

3月7日の14時あたりのモニタリングポストの空間放射線量と、PM2.5の数字を見てみます。19時ぐらいに高くなっています。

現場から最も近い測定局のみ見ていきます。なぜかちょうど、13時~15時の間に欠測があります。理由は分かりません。

煙は周辺に流れていきます。赤マルが現場周辺 

雨は降っていないと思います。

 周辺に、PMが流れるというのはありうることです。


 

 おまけで、驚く動画を見つけたので紹介します。このブログでは花火に関する記事を書いてきました。

フクイチ3号機が不穏当な時ですら花火に浮かれる日本中の人々、まさにパラレルワールド!

昼間に花火を打ち上げたらどうなるか海外の動画がありましたのでどうぞ。

驚くべき大気汚染!日本では夜なのでさほど見えないのですが、こんなに、空気中に重金属の煙がばらまかれていたんですね~みごとに可視化されました。

 

この動画に出てる喜んでいる人たちの気がしれません。日本では花火大会の日はできるだけ近いところに陣取って、頭から重金属の微粒子浴びながら、重金属PM埃のついた何かを食べながらビールを飲んだりしていますよね・・・・。

喘息の人など呼吸器が弱い人はマスクをしたほうが良いと思いました。

要するに、放射性物質が付着したフィルターを燃やすということは、このように大気中に放射性PMを撒き散らすということです。

チェルノブイリの火事と同じなんです。汚染フィルターの集中管理を徹底するべきです。

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PM2.5について国と企業に騙されないように山本節子さんの動画を見て勉強しておくことが重要

2014-02-26 | PM2.5

自治体のPM2.5予測、精度向上に四苦八苦

http://bit.ly/1k8c8Ln 2014年2月25日21時53分

春にかけて、黄砂や微小粒子状物質PM2・5が大陸から飛来しやすい季節を迎える。大気の状況を日々観測し、住民に注意を呼びかけている各地の自治体は観測や予測の情報の精度をどう向上させるか、頭を悩ませている。

 福岡市は測定局8カ所の午前6時の観測値から、1日の平均値が国の環境基準(大気1立方メートルあたり35マイクログラム)を超すと予測すれば、市民に防災メールなどで注意を促している。昨年12月からは、午前6時の観測値が低くても、正午までの平均値が高くなれば注意を促すことにした。

 24日までの約1年で市が基準を超すと予測したのは20回。15回は基準を超えて的中したが、5回は「空振り」。一方、超えないとみていたのに超えた「見逃し」は16回。天気予報などで使われる的中率「スレットスコア」(的中回数を、基準値超えの予測と見逃しの合計回数で割ったもの)は42%にとどまる。

 市環境保全課の中牟田啓子課長は「PM2・5は黄砂もあるし、途中で化学反応でできる物質もある。西側の濃度が高いと、後から高くなることが多いが、南からくることもある。予測は難しい」と話す。

 山口県も昨年3月以降に計11回、ホームページで注意喚起したが、いずれも空振りだった。「空振りはしても、見逃しはしないように」と担当者。精度をどう上げるか検討中という。

 福岡県は大気測定局を4カ所増やして14カ所にすることを決め、新年度予算案に8230万円を盛り込んだ。県環境保全課は「広域に及ぶ動きをより的確に把握できれば、注意喚起などに生かせる」と説明する。

 環境省は、住民に注意を促す目安として1日平均70マイクログラムの暫定指針値を設けている。県もこの指針値をもとに、測定局のどこか1カ所で①午前5~7時の1時間あたりの平均濃度が85マイクログラム超②午前5時~正午の同80マイクログラム超のどちらかなら注意喚起情報を出す。同県が注意喚起したことはないが、結果的に暫定指針値を超えた例は3カ所で6月と11月にあった。

 観測地点を増やす動きは各地で広がっている。熊本市は4月以降、2カ所を新設、2カ所を移設し、市中心部に偏っている観測地点を全域に広げる。大分県内でも昨年、大分市が市内の観測地点を4カ所増やして7カ所にしたほか、県も日田、中津、佐伯の各市で観測を始めた。

 このほか、長崎県は新年度、ぜんそく患者の病状とPM2・5の濃度や成分を照合し、健康への影響の調査に乗り出すという。

 ■専門家「空気清浄機で濃度減らせる」

 日本気象協会の予測によると、九州・山口地方では27日にかけてPM2・5の濃度が高くなりそうだ。28日以降は低くなるとみられているが、担当者は「風や天候次第で高まる可能性もあり、自治体が公表している観測データを時折チェックするといい」とアドバイスする。

 黄砂やPM2・5の健康被害に詳しい医師金谷久美子さんは「健康な人ならば、高濃度で警報が出たときに不要な外出を控えるなどの対策で十分」と話す。 一方、ぜんそくの子どもやPM2・5が高濃度のときに体調を崩しやすい人は外出を控えるほか、処方された薬を忘れないことなどに注意すべきだという。また、高濃度のときは、室内の空気にも、換気によってPM2・5が入り込むことがある。「換気は料理のときに限るなど控えめにし、空気清浄機を使うと室内の黄砂やPM2・5は減らせる」と話す。


 

(管理人より)全国的に昨日から、PMの数値が高くなっています。私も喘息の人など個人的なメールや、MLへ投稿して周囲に注意喚起しています。昨日からツイッターでもつぶやいています。対症療法的にはN95マスク、花粉防止メガネ、空気清浄器ぐらいでしょうか。

PM発生元の上流を止めなきゃどうにもならん話なんですけどね。大量生産大量消費大量焼却が生み出したのがPM2.5。PM2.5と福島原発事故を考えるとまさに、大気汚染公害真っ只中の日本列島です。 国民には、日本が「公害」真っ最中なんだって認識持たせないように、メディアでコントロール。

がれき問題の際に、北九州・山口の行政にさんざん、リアルタイムで最低でもPM2.5のデータがすぐ見れるようにすべきと言ってきたのですが、すぐには改善しませんでした。結局がれき焼却が終わってからHPに対応をする始末。まあ、それでもうるさく言った甲斐はありましたか。

山口県のPM2.5監視体制を調べてみました。

PM2.5まとめhttp://pm25.jp/  これが一番いいような気がします。

★山口県のPM2.5情報⇒ http://homepage2.nifty.com/yamaguchi-taiki/pm25/PM25Reminder.html

★山口県 現在の大気の状況 (大気環境常時監視測定局測定値)

http://homepage2.nifty.com/yamaguchi-taiki/taikihour/taikihourindex.htm

★全国のPM2.5 http://guide.tenki.jp/guide/particulate_matter/

煙霧観測情報(福岡管区気象台)http://jma-net.go.jp/fukuoka/tsushin/haze_observation/haze_observation.html

県のHPを見て思うのは、平均値をPDFにして出すのは、ごまかしてるな~と思います。平均値というのは後から見たときに、だいたいどのあたりの空気がいつも汚いかということはわかると思いますけど、PM2.5の数値が瞬間的に3桁以上になったかどうかはわかりません。データをおしなべるというのはよくないですよね。

そらまめ君はグラフが出るので助かるのですが重くて使いづらい。ケミカルプラント密集地域の宇部の観測点のグラフを取り出してみました。2/25~26にかけて、90μg/㎥を超えている時があります。

おまけとして、自然のPMとして今年の関東のスギ花粉の放射能汚染を貼っときますね。最新。

http://www.rinya.maff.go.jp/j/press/ken_sidou/140131.html  より

福島のスギ花粉は今でも危険!最高59000ベクレル/kg。風向きによって西日本にも流れてくる可能性は当然あります。

最後に環境ジャーナリスト山本節子さんの動画でおさらい。テレビを見ずに、命と環境を守るため、こういう重要な動画を見ましょう。

毎回、ニュースで中国のせいにされていますが、中国だけではありませんのでじっくり勉強しましょうね~。

県のHPの見てPDFを鵜呑みにしてたらPM2.5に関しても、ころっと国と企業に騙されますよ~。

 

 

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廃棄物日本一はやっぱり?北九州市! リサイクル=循環型社会は、ゴミで栄える社会!空はゴミ箱!

2014-02-07 | PM2.5

震災がれき広域処理を西日本ではじめて受け入れた北九州市ですが、やっぱり廃棄物ナンバーワンの町でした。

日本の廃棄物処理 平成21年度版 平成23年3月 環境省大臣官房廃棄物・リサイクル対策部 廃棄物対策課

www.­env.­go.­jp/­recycle/­waste_tech/­ippan/­h21/­data/­disposal.­doc 

北九州市で産廃中間処理の事業報告書を文書開示請求すると黒塗りが出てくるそうです。これはその時の開示請求文書です。見てみましょう。

茨城、埼玉、群馬、栃木、千葉、東京、神奈川の、放射能汚染地域の関東圏から、燃え殻、汚泥、廃油が来てますね。

恐ろしい程燃やされたあとですね。がれきなんてもんじゃない!

 

 

 

北九州市小倉北区西港町16  は  http://goo.gl/maps/vW7sU 新日鐵高炉セメントと出ます。

セメント・スラグ製品の放射能に関する安全性について

セメント・スラグ製品の放射能に関する安全性について第2報

よくわからない報告書でした。

福岡県に同じ文書名で請求すると、全て開示されたそうです。しかも北九州市で「県外産廃搬入届」を文書開示請求したのは初めてだそうです。北九州市という町は「公害に厳しい都市」とテレビで宣伝してますが、今まで市民の監視はなかったのでしょうか?

市民や環境団体で産廃搬入届けや事業報告書の開示請求をして、行政を監視することが、いま求められています。

「リサイクル=燃やす」ってことを知らない人いますが、海外ではごみを燃やすのは「ダーティ・テクニック」。日本は世界最悪のダイオキシン汚染、重金属汚染大国なのです。 

震災がれき焼却処理の際に、新門司焼却工場で作業員の方が亡くなりました。

震災がれきを燃やしていた新門司焼却工場で焼却灰の中に作業員が転落死亡!

焼却炉の作業は命懸けです

さらに今、PCB廃棄物処理も北九州市で行われています。これも燃焼過程が伴います。

北九州市PCB廃棄物処理上積み問題(4)説明会の実際。処理方法。責任者名。周知されてないトラブル。 

 

超オススメ!一家に一冊!子供と一緒に読みましょう!

ごみを燃やす社会―ごみ焼却はなぜ危険か
山本節子
築地書館

https://twitter.com/timestimes1954/status/257682911376048128  小倉タイムス

北九州市は、震災がれきの焼却の際、何度言っても、PM2.5のデータをHPやそらまめ君に反映させませんでした。私も市に申し入れに行きました。今は、少しましになったようですが、結局肝心な時にデータを市民に公表しませんでした。http://www.city.kitakyushu.lg.jp/kankyou/00600065.html

焼却工場に電話して聞いても、「あの煙は水蒸気」と答えます。実際はこうではないでしょうか↓

さあ、この煙の元はどうやって運ばれたかみていきましょう。北九州在住の方が2012~2013年にかけて注意深く若松などで地道に産廃トラックなどを撮影されたものです。

ドラム缶を満載した産廃トラック、コンテナ車が激増、4台も続く特殊なタンク車、金属がれき、木屑、荷台に社名が見えない、木材やチップを運ぶ車も増加。磯の腐ったような匂いのするトラックもいたそうです。

もうどこの木質チップか、木屑かわかりません。どれだけ放射能汚染されたかもわからないまま燃やされました。もう、周辺住民の方、風下の人たちは吸い込んでしまいました。目に見えない匂いもないからわかりません。

誰かが命を犠牲にして電気を作り、誰かが命を犠牲にしてゴミを燃やしていることに気づかなければ、原発も止められないし、ゴミもなくならない。日本列島はリサイクルの美名で隅から隅までPMで空気を汚され、放射性物質にまみれて、老いも若きも皆、病気で死ぬ事になります。

 

<参考>

日本の循環型社会づくりはどこが間違っているのか?bit.ly/KRkbgc

明治学院大学 熊本一規 

産業政策としての循環型社会づくりがこのまま進められていくならば全国各地で大気や水質や土壌が汚染されることになり「資源循環型社会」でなく「汚染循環型社会」ができあがってしまう。

  

 

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鮫川村の試験焼却の排ガスNDは本当か?樗木博一氏「排ガス中の放射性セシウムの測定法」動画

2013-07-31 | PM2.5

 

 

http://shiteihaiki.env.go.jp/pdf/info_130719a.pdf  より抜粋転載

⑧は煙突じゃなくて「排突」 !!!何それ!(゜д゜lll) 煙という文字まで変えるなんて!煙出てないと言わんばかり!

 燃やしてるのが外から見えないように建物よりちっちゃい煙突を見えない位置に配置してますよね。どう見ても。イメージ図もいやらしいです。いかにも「排突」から水分と二酸化炭素しか出てない感じを演出中。

高濃度汚染された稲わらなどの廃棄物に含まれる放射性物質が焼却施設の煙突より排ガスともに大気中へ放出されることが懸念されている鮫川村。

その鮫川村での実験焼却炉の 試験焼却(7/16~7/18)の排ガスの結果は7/26にネット公開されました。

http://www.vill.samegawa.fukushima.jp/cms/data/doc/1374823913_doc_1_0.pdf  より

農林業系副産物等処理実証事業の確認運転結果(第一次報告)
平成25年7月26日環境省指定廃棄物対策チーム

  

 

HEPAフィルターがついているとは言え、果たして本当にNDなのか?

という疑問があります。私も素人ながら排ガス問題について、ネットで色々調べてきました。

【知らない市民を騙すな】下水処理場やごみ焼却場の排ガス検査の不検出は信用できません!【ND詐欺】

北九州市のごみ焼却工場の排ガスの検査に信頼性はあるのか?頻度・精度を検証する

が、ついに技術者の方が実験、検証してくださいました!ヽ(*´∀`)ノ

そこでこの動画をどうぞ↓ 

  

 

樗木博一氏

(九州大学大学院エネルギー変換工学専攻修士課程修了、工学修士、30年間電機メーカで技術者として勤務)

http://peacechildren.web.fc2.com/dl/memo1.pdf

焼却施設から空気中に放射性物質は放出されていないのか?
排ガス中の放射性物質の濃度は正しく測定されているのか?

平成24年10月11日 樗木博一
改定1 平成24年10月18日 樗木博一
改定2 平成24年10月19日 樗木博一

1.震災瓦礫焼却により霧状またはガス状の放射性セシウムが発生し、空気中に放出される可能性について

1)一般焼却施設の脱煙設備の構成例を以下に示します。
焼却炉(800℃)→冷却装置(800℃→200℃弱)→バグフィルター→触媒(NOx除去)→煙突

2)セシウムは反応性に富む元素なので、屋外で瓦礫と共に存在する段階では、化合物となって存在すると考えられます。例えば、福島第一原子力発電所の事故により発生した放射性セシウムが空気中の酸素、水分、二酸化炭素と化合すれば、それぞれ酸化セシウム、水酸化セシウム、炭酸セシウムとなり、また、海岸近くで塩分と化合すれば塩化セシウムとなることが考えられます。
Wikipedia によると、塩化セシウムCsCℓは、融点645℃ 、沸点1295℃であり、焼却炉(800℃)の中でも分解しません。酸化セシウムは、250 ℃で蒸発し、400 ℃で金属セシウムと過酸化物 に分解します。炭酸セシウムは610℃で分解します。

このように、セシウムの化合物は、焼却炉(800℃)の中で分解するものもあれば、しないものもあります。

焼却炉(800℃)の中で分解しないセシウム化合物だけが瓦礫の中に存在するとは思えません。焼却炉(800℃)の中で分解してセシウム(沸点671℃、融点28℃)を放出する化合物も瓦礫の中に存在する可能性があります。


3)一般焼却施設で震災瓦礫を焼却した場合、焼却炉(800℃)内で放出された放射性セシウム(沸点671℃、融点28℃)は気化し、冷却装置(800℃→200℃弱)で200℃弱に冷却されて、バグフィルターの前では

①放出されたセシウムはミスト=霧状(複数個のセシウム分子が結び付いた状態)、またはガス状(融点と沸点の間の温度でも蒸気圧があるので、一部は揮発している)で排ガス中に存在することが考えられる。
②他の元素と化合して固体となっている。
③ダストに付着している。

といったことが考えられます。

空気の78%が比較的不活性な窒素であることを考慮すると、冷却装置内で200℃弱に冷却されてからバグフィルターに入るまでの時間内に、ほとんど(実質的にすべて)のセシウムがバグフィルターに捕捉されるような大きさの化合物(固体)となっているという確証がありません。また、残りのすべてがダストに付着しているかということも確証がありません。

霧状またはガス状のセシウムが存在する可能性があります。
微小な霧状またはガス状のセシウムが存在すれば、バグフィルターを通り抜けてしまいます。

4)なお、塩化セシウムは、焼却炉(800℃)の中で蒸気圧の関係で気化しているものがあっても、冷却装置(800℃→200℃弱)で200℃弱(塩化セシウムの融点645℃と比べて極めて低い温度)に冷却されれば、確実に固体化するので、バグフィルターによりそのほとんどが捕捉される結果になると考えられます。

2.焼却施設の排ガス中における放射性物質濃度の測定方法について


1)放射性物質濃度の測定を目的とした、焼却施設の排ガス中における放射性セシウムを捕捉する規格はありません。

2)現在適用されている放射性セシウムを捕捉する規格は、ろ紙で分離できる粒子(ダスト)を測定対象として作成されたJIS Z 8808「排ガス中のダスト濃度の測定方法」です。
JIS Z 8808 では、ろ紙で分離できない極小の粒子、霧、気体は測定対象外です。

3)JIS Z 8808を用いた実際の測定においては、ろ紙に加えてガス状物質捕集用に2段の純水の捕集ビン+活性炭素といった構成で行われることが多いと思いますが、「2段の純水の捕集ビン+活性炭素」の構成は、原理的に微小な霧状またはガス状の放射性セシウムを
捕捉できるという構成ではないし、捕捉できることが検証された構成でもありません。

[説明]
a)純水の捕集ビン内に吸引された場合、微小な霧状またはガス状のセシウムは気泡中に存在するので、この気泡が捕集ビン(W20cm×D20cm×H30cm程度を想定)内の純水を通り抜ける短い時間内(捕集ビンの大きさから1秒程度と考える)に多くの霧状またはガス状のセシウムは純水と接触しないので、反応が起こらず、捕集ビン中に捕捉されません。2段の捕集ビンの構成でも同様です。

b)また、空気の熱伝導率は0.0241W/[m・K]と小さいので、高温の排ガス(一般焼却施設の排ガス温度から推定すると200℃弱)の気泡が捕集ビン内の純水を通り抜ける短い時間(捕集ビンの大きさから1秒程度と考える)に融点28℃未満の温度までは低下しないので、霧状またはガス状のセシウムが固体化せず、純水内に重力の作用により落下して捕捉されません。2段の捕集ビンの構成であれば、1段の場合と比べて排ガスの温度は低下しますが、融点28℃未満の温度までは低下しないと考えられます。

c)排ガス中に微小な霧状またはガス状のセシウムが存在した場合に活性炭で捕捉されることは確認されていません。

4)JIS Z 8808 を適用した測定でバグフィルターでの放射性物質の除去率が99.99%という結果になっています。また、煙突で微小な霧状またはガス状のセシウムは不検出となっています。

 


 

図1 JIS Z 8808「排ガス中のダスト濃度の測定方法」を適用した測定系のイメージ図


3.結論

JIS Z 8808 による排ガス中の放射性物質濃度の測定が正しくない場合、焼却施設から放射性物質を空気中に放出してしまい、土壌を汚染するばかりでなく、人々の内部被曝(気管支→肺→血液→全身)を引き起こしてしまいます。
微小な霧状またはガス状の放射性セシウムを確実に捕捉できることが検証された方法あるいは原理的に間違いなく捕捉できる方法で確認試験を実施して、本当に煙突から放出される。

4.補足

本資料は震災瓦礫焼却を対象として記述しましたが、放射性物質を閉じ込める仕組みをもっていない一般の焼却施設で放射性物質を含む物を焼却すれば同じ事象(空気中への放射性セシウムの放出)が発生すると考えられます。

以上 


 ということは鮫川村だけでなく、汚染地域の汚染物を燃やす、バイオマス発電所、火力発電所、一般ごみ焼却場、下水汚泥焼却場、セメント工場などの焼却施設の排ガスも当てはまるのではないでしょうか?

やっぱり、環境省は排ガスをごまかしたかったんだなとつくづく思います。

ちなみに、

焼却灰ばいじんの濃度は1520Bq/kg!

仮にフィルターで補足できていたとして、そのフィルターをどうするのでしょうか?

問題を先送りにしているに過ぎないと思います。 

 

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フクイチ3号機が不穏当な時ですら花火に浮かれる日本中の人々、まさにパラレルワールド!

2013-07-28 | PM2.5

 

  

 フクイチ3号機の不穏当が伝えられている中、私も出来るだけ情報を集めようとツイッターにかじりついていました。しかし地元でも東京でも大きな花火大会が開催されています。しかも東京は大雨でした。浴衣を着て、ずぶぬれになっています。大気中の放射性物質のちりを捕捉して雨粒が落ちてくるため、雨に濡れてはいけないことは、311以降は常識と思っていましたが、テレビを見るとまったく311前と変わらない番組作りで驚きました。誰も指摘せず、ずぶ濡れで進行している様子があります。そして雷、中止に。その日、立川でも花火大会が途中中止になってますので、おそらく100万人以上の人が、危険な雨に濡れたことになると思います。 

http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG2703D_X20C13A7CC1000/?dg=1 日本経済新聞 


 

独身の若い女性が、浴衣で雨に濡れて被曝して「いい思い出になるかも」・・・もはや言葉もありません。スマホも持ってるだろうし、その日の天候やフクイチ情報を得ようと思えば得られるはずなのに、彼女たちは、自分の生命を維持しようという危険センサーがなさすぎると私は思いました。被曝以前に悪天候の中、大の大人が、仕事でもないのに、わざわざ人ごみの中に出かけていくのも危機管理ができていないし、浴衣のおしゃれはしても、当然、雨具の準備もしてない。

さらに当日、同じ時間帯に、このような野外コンサートが行われていました。ジャニーズのコンサートです。来場者が救急搬送されています。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130727-OYT1T00871.htm

 

 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130727/k10013343121000.html

 

同じ時間帯の東京の空間線量グラフ。

台東区のそらまめ君 より

 SPEEDI環境放射線モニタリングポスト・原子力関連施設マップ(気象オーバーレイ版)

http://agora.ex.nii.ac.jp/earthquake/201103-eastjapan/radiation/speedi/weather-map/  より

 

PM2.5は雨で捕捉されて落ちて線量が上がったことがわかります。この時の雨にどんな核種が含まれていたか、調べて欲しいと思いました。

そもそも、フクイチからの放射性降下物が多かった東日本に住み続け、さらにちりが舞うコンサートや屋外イベントに出かけるということ自体がリスクです。その上、雨に濡れるなどとは。これで公共の交通機関の車両の中などにも、放射性物質が移動したことでしょう。

私は何度もツイッターでしつこく言ってるのですが、東日本の汚染地域においては、311後はすべての行事やイベントを放射能防御の観点で見直すべきだと。何かを燃やすような行事は放射性PMを拡散するので、どんど焼きや花火などは諦めるべきだと。


花火についても調べてみました。花火の環境工学 より

重金属汚染

リチウム(赤色)、ナトリウム(黄色)、銅(青緑色)など、金属イオンと炎色反応の色の関係を、中学校の理科第1分野や高校の化学の授業で学んだ記憶があるだろう。花火の色は、この炎色反応を利用して表現されている。火薬の中に、色火剤と呼ばれる金属化合物が入っているのである。

では、色を出した後、それらの金属元素はどうなるのだろうか?

消えてなくなるわけがない。もし花火でそんな変化が起こっていたならば、ドルトン(Dalton John:原子説の提唱者。1766~1844)もびっくり。ノーベル賞どころの騒ぎではない。

入っていた金属元素は、何らかの化合物として空気中に飛散することになる。そして、いずれは降下し、地表面や水面に沈着する。あるいは、雨で洗い流されて地上に到達する。その中には、銅(青緑色)やストロンチウム(深赤色)といった重金属も含まれる。土壌や水系の重金属汚染が懸念される。

二酸化硫黄 

花火は酸化剤、可燃剤、そして前述の色火剤からなるが、このうち可燃剤には、硫黄が用いられることもある。硫黄が燃えれば、当然、二酸化硫黄が発生する。二酸化硫黄は無色で刺激性の強い気体であり、気管支炎や喘息を引き起こす。空気中の濃度が0.012%以上になると人体に害があるともいわれる。また、酸性雨の原因物質の一つとしても有名である。

そのため、二酸化硫黄の排出量は大気汚染防止法によって厳しく規制されている。施設ごとの量規制、工場全体での総量規制、あるいは燃料使用基準など、様々な規制が存在する。

しかし、花火は工場ではない。従って、規制は適用されない。どれだけ排出しても、大気汚染防止法には引っかからないのである。黒色火薬の場合、全重量の10数%は硫黄だというのに……。 

二酸化窒素

ものが空気中で燃えるときには、必ず、空気中の窒素と酸素が反応して、二酸化窒素が発生する。花火とて例外ではない。

二酸化窒素も刺激性の気体であり、鼻や喉を刺激するほか、呼吸器系統への慢性的な作用、気管支や肺機能への影響などが指摘されている。世界保健機関によれば、空気中の濃度がわずか0.5ppmでも、人体に対する強い影響があるとのことである。また、水に溶けると硝酸になるため、二酸化窒素は、酸性雨の原因物質でもある。

例えば自動車は、排気ガスを三元触媒と呼ばれる触媒に通すことによって、発生した二酸化窒素を分解している。だが、上空で炸裂した花火の排出ガスを、触媒に通せるはずがない。二酸化窒素は、そのまま空気中に放出されてしまう。

浮遊粒子状物質 

花火の後には、多量の煙が残る。煙は、ススなどの微粒子からなる。粒が小さいために風で巻き上げられやすく、空気中を長時間にわたって浮遊する。こういった粒子は呼吸器系に入り込みやすく、気道や肺胞への沈着を起こして、呼吸器疾患の原因となる。

大気汚染防止法は浮遊粒子状物質についても規制を定めているが、やはり花火には適用されない。


 

昨日、本州の西の端、山口県宇部市でも10000発の花火が上空で炸裂しました。みな外で、産地不明の魚のお寿司を食べてビールを飲んだりして見物していました。_| ̄|○

私は、フクイチ3号機からの空気の流れや、あるいは対岸の苅田町の三菱マテリアルの煙突から漏れ出る排ガス、そして花火大会のこの重金属のPM拡散を懸念せざるを得ません。

バンダジェフスキー博士も指摘した化学物質との複合汚染です。西日本でも用心にこしたことはありません。

がれきを焼却した北九州でも花火大会があります。花火大会というのは、年に一度、大金を使って重金属PMが撒き散らされるということでもあるのだなと思いました。

大気汚染防止法が花火には適応されないなんて、人間の社会はつくづくご都合主義に満ちています。いろんな利権が絡んでいるのでしょう。目先のエンタメのためなら、危険を隠蔽してなんでもする人間社会。 原発事故が起こるのも無理はありません。

同じ世界とは全く思えない、まさにパラレルワールドな1日でした。 

追加

宇部市の花火大会の近いところの測定局のSPM値。(SPM=大気中に長時間滞留し、肺や気管などに沈着して呼吸器に影響を及ぼす)

 参考 必見です↓ ずくなしの冷や水さんより    

2013/7/27雨に濡れた人は健康障害が出てくる恐れ 

よりもよって花火大会の日にミニプルーム

全国空間線量率 2013/7/5~

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福島民友7/17お悔やみ欄に若い人が並ぶ。そんな福島鮫川村で放射性廃棄物実証実験焼却炉を建設!

2013-07-19 | PM2.5

 

福島民友 7/17 お悔やみ欄 

まず、人数の多さと年齢の低さに驚かされます。24歳、34歳、37歳、41歳、44歳、46歳、53歳、58歳・・60代も多いです。

死因が書いてありません。先日講演を聞きに行ったバンダジェフスキー博士の臓器に蓄積したセシウムの影響についての研究を思い出さずにはいられません。福島県には西日本と比べ猛烈に汚染された食材が存在しています。汚染されたものを摂取することによる体内被曝。それに加えて、空気中の微粒子を吸い込むことによる吸気被爆の二重の意味で、いま福島の人たちは生命の危機にさらされています。

昨日のジャーナリスト木下黄太さんのブログに、

「体内汚染の主な入口は呼吸器系であり、最も大きなリスクにさらされるは肺である。」

という記事がありました。これは放射性物質を排出するキレート剤 「ラディオガルダーゼ®カプセル500mg」の説明書に書かれています。

http://www.nmp.co.jp/member/list/82_01.html  より

このブログでは毎回この動画を出していますが、吸気被爆がよくわかるのでどうぞ。

 

 

さて今、いわき市の水源でもある福島県鮫川村では、周辺住民が吸気被曝を追加されてしまう、 むちゃくちゃな事業が環境省によって強引に進められています。

8000bq/kg以上の放射性廃棄物実証実験焼却炉を建設し稼働しようとしているのです。

毎日新聞 2013年07月14日 地方版 http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20130714ddlk07040069000c.html  より

 

 

8:10~文字おこし

焼却炉から2kmも離れていないところに、妊婦さんが1人、生まれたばかりの0歳の子どもが1人、2歳の子どもが2人います。

そこは塙町ということで、ここに焼却炉ができるという説明もなければ、挨拶もなければ、通達もありません。

それで一般公開をして中を見て安全性を示すと言ってるんですけども、その案内すらありません。環境省はホームページ上で受付をしてるというのですけれども、こちらの人たちはホームページを見なければわからない。ホームページにのってるということもわからない。全く秘密裏にやられてるということだと思います。

 http://www.minpo.jp/globalnews/detail/2013071801001022

環境省は18日、東京電力福島第1原発事故で出た放射性物質を含む稲わらなどを処理するため、福島県鮫川村に建設した仮設焼却施設の試験運転の様子を、報道各社に公開した。 環境省によると、汚染された村内の稲わらや腐葉土、除染で出た草木を「農林業系副産物」として、来年9月までに約600トンを処理する。敷地面積約1600平方メートルで、1時間当たり約200キロを燃やす施設や、焼却灰を固形化する設備を備えている。

(2013/07/18 12:43)

この福島民友の記事には、燃やす稲わらなどの放射能汚染の濃度が書いてありません。焼却炉メーカーは日立造船。それも書いてありません。不良記事だと思います。 


  【UPLAN現地報告】より
1日の処理量が200トンを超えると環境アセスメントの法規制にかかるため、能力19­9トン/日の、しかも国内での処理実績がほとんどないタイプの焼却炉の建設を、環境省­は放射能汚染の被害が比較的軽微だった福島県・鮫川村の一角で秘密裏にすすめている。
マスメディアが沈黙し、地域住民の反対運動も抑圧されるなか、放射性物質を含んだ廃棄­物の処理が国の意図するままに実行できてしまう体制がつくられ,その実施実績がここ鮫­川村で実証されようとしている。
もしこの事業の推進を阻止できないとすれば、6月の環境法改正と相まって、

環境省は全­国どこでも(おまけに南極でも)、自治体や住民の意見を聞くことなく、勝手気儘に放射­性廃棄物の焼却処理を推進することが簡単にできるようになってしまう。このことは日本­の未来にとって、とりかえしのつかない禍根を遺すことになるであろう。


 

管理人より

日本全国が選挙で忙しくしているあいだに、こっそりとこのような恐ろしいことが進められています。「西日本だから関係ない」ではありません!どうか知らない人に知らせてください。お願いします。m(_)m

塙町では木質バイオマス発電所も作られようとしています。なぜ近隣住民にこれだけ追加被爆を強制するのか。もはや狂気の沙汰です。

【がれきどころじゃない!】福島で除染廃棄物や間伐材を使ったバイオマス発電所が計画される

焼却炉の煙突が5.9m。通常より煙突が低いため、近くに排ガスが流れていきます。

標高は700m。山のてっぺんで風が舞う場所。いわき市の水源地もあります。

7/4 試験焼却 

7/14 毎日新聞報道   詳細は山本節子さんのブログ⇒ http://wonderful-ww.jugem.jp/?day=20130714 

7/18 非暴力の座り込み

・鮫川村長と井上環境副大臣の会見と、反対地権者の抗議文書提出
http://www.ustream.tv/recorded/36007031

・井上環境副大臣の現地視察と、視察後の記者会見
http://www.ustream.tv/recorded/36007701
 

 

 


http://wonderful-ww.jugem.jp/?eid=846 ジャーナリスト山本節子さんのブログより 

鮫川の指定廃棄物焼却炉問題で英文プレスリリースを作りました。

英語圏のお知り合いに流してください。環境省、日立造船、総理、鮫川村に抗議を。自民党への投票自粛を!! 山本

 

FOR IMMEDIATE RELEASE                                                                  JULY 18, 2013

 

MOE's Another Insane Cleaning Project is Going

Highly Contaminated Radio-waste Burning in Samegawa

Could Result Trans-ocean Contamination

Anti-Samegawa Incinertor Mothers

No Incinerator Citizens, Japan

Dear sirs;
 
Please be noted that we, residents of Fukushima Shirakawa district (southern part of Fukushima prefecture) would perform  action against Ministry of Environment's burning project of high contamminated radioactive waste (more than 8000 Bq/kg) on 18th July, here in Samegawa.

Fukushima Disaster is not over, but the Ministry of Environment ­(=MOE) is trying to bring another contamination plan all over the world. Last fall, MOE secretly ordered Hitachi Zosen to construct a controversial radiowaste incinerator in small village of Samegawa with only 4000 population. Construction has been completed late June, but there had been no prior information about the project, no such public consultation. Furthermore, last week, some landoweners spoke out they never admitted nor signed the contract, but the government mysteriously announced they had all landoweners consent to run the project.  


It is the world-first demonstration incinerator, with unproven technology, and even MOE admitted the tchnology is still its experimental stage, but MOE and Hitachi Zosen would not stop the experimental incineration. Rather they are quite hurry because until now no other municipalities accept such dangerous facility. They say radioacitive cesium could be caught by baghouse filtration, but it cannnot catch gaseus substances and small particles like PM2.5 or nano-sized particles. There is no way to stop radioactive cesium emitted from smokestack, it simply get into the atmosphere and travel the gobe.

 

The location of incinerator is amidst the pastureland, rich in groundwater and forestry. Ironically, the level of radioactive cesium is comparatively low compared to other parts of Fukushima prefecture, and people are still living here, children are living here, cattles are living here. At the same time, people are dying, children are dying, they are having cancers.

How can we tolerate the second contamination by our own government? How can we believe the project of IAEA and nuclear power plant manufacturer? We are so angry. We have right to protect ourseles, our children, our lives and our distrct. There is no legitimacy for polluting project.

We ask you sirs to come to Samegawa on 18th and see what is happening here and what will happen all over the world. Please report our situation to your country so that we can protect our earth together. We are preparig English signboards to tell the people all over the world!!

 

Contact:  Setuko Yamamoto; hanghau@hotmail.com

Contact in Fukushima :   Kikue Katsuta; tel. E-mail (Japanese only)

  


いわき市からの自主避難者のお母さんより https://twitter.com/135632281681872/status/356891075555758081

私達は法律の知識もなく、使い方もわからないから、国は私達を騙す。

報道は私達に事実を伝えるのではなく、私達を騙すためにある。

鮫川村実験焼却炉を稼動させたら、被害がでてもその声は間違いなく、消されます。

被害者の声はデマ扱いされ、事実を知らない人々は必ず嘘の方を信じるのです。

 


 

 

 

コメント (2)

7/11北九州市がれき焼却後の周辺住民の体調異変記録・陳情書を市民グループが北九州市役所に提出!

2013-07-14 | PM2.5

 

 

北九州市震災がれき焼却後に、寄せられた周辺自治体の人たちの体調変化の記録、資料、陳情書を、2013年7/11に、北九の子供を守るネットワーク代表と北川医師が北九州市役所に提出されました。その後の記者会見は、当番の共同通信一社(新聞をもっていない)しか来なかったそうです。

上の3本の動画を見ると、北九州市の市民の声や実態を軽視し、無視するという、市やマスコミの姿勢が今もずっと続いているということがよくわかります。市民がアポをとって市役所を訪れても、立ってでしか対応しないという実態(環境局と秘書室)を、市民は知らなければいけないと思います。こうして市民がブログやツイッターで拡散しないことには、このような行政の実態は知らされません。 

PM2.5の日本の基準値は1年平均値 15μg/m3以下 かつ 1日平均値 70以下(今までは35だったが今年の2月に70へ変更 )

WHOの基準値は 1年平均 10μg  1日平均 25μg
日本の基準値はもともとWHO基準値の1.5倍でしたが、今年の2月からWHO基準値の約3倍に引き上げられています。


WHOの基準⇒http://whqlibdoc.who.int/hq/2006/WHO_SDE_PHE_OEH_06.02_eng.pdf#search='WHO+PM2.5'

日本の基準は⇒http://www.env.go.jp/air/osen/pm/info/attach/report20130227.pdf 


北九の子供を守るネットワークのブログ  より転載いたします。


2012年9月17日北九州市災害廃棄物本焼却開始以降に発生した市民の体調異変(PDF)

 

●全身症状・・・・悪寒、微熱、倦怠感、発熱、脱力感、リンパの腫れ、ガン、インフルエンザ、めまい、骨芽細胞腫、アナフィラキシーショック、白血球減少など

●皮膚・爪・毛髪・・・・全身発疹、かゆみ、脱毛、特発性血小板減少性紫斑病、紫斑病、水疱瘡、アトピー悪化、蕁麻疹、紫斑、できもの、ふけ症状など

●骨・関節・筋肉・・・骨折多発、肩こり、膝痛、、靭帯損傷、腰痛、全身痛、筋肉こわばり、関節痛、ぎっくり腰、背中の痛み、関節痛、すね痛、足のつり、こむら返り

●頭・・・・頭痛、集中力の減退、物忘れ、こめかみの傷み、めまい、ふらつき、ぼーっとする

●眼・・・・眼球の痛み、目の奥の痛み、目の周りの痛み、ちかちかする、ものもらい、出血性結膜炎、虹視症疑い、目のかゆみ、目脂、飛蚊症、充血、目のかすみ

●鼻・・・・鼻血多発、鼻腔の痛み、鼻づまり、鼻水、副鼻腔炎、鼻声、鼻の中のできもの、鼻炎

●口・・・口内炎、歯茎の腫れ、口内血腫、口唇ヘルペス、舌にできもの、舌のしびれ、歯茎の痛み、くしゃみ

●喉・気管支・・・喉の痛み、咳、痰、気管支炎、児童に咳多発、扁桃炎、喘息、喘息再発、喘息の悪化、喉のいがいが感

●胸部・心臓・肺・・・胸痛、心臓の痛み、動悸、肺炎、心筋梗塞、不整脈、心臓疾患で救急搬送、肺気腫、呼吸困難

●消化器・・・・・下痢、腹痛、嘔吐、吐き気、成人の嘔吐下痢多発、ノロウイルス、胃痛、食欲不振

●その他の状況

悪臭、児童の体調不良・早退多発、親族の相次ぐ死亡、突然死の多発、連続する白血病、染色体異常による新生児死亡、交通事故の多発、体調不良者の増加、救急搬送と交通事故の多発、持病の急激な悪化、特定の企業グループでの死亡増加、児童のウイルス性疾患多発、集中力欠如による怪我、高齢ではない層の死亡多発、交通事故の多発、病気の急激な進行、突然死、住民死亡の多発、生徒・児童の体調不良多発、腎臓付近の違和感や痛み、多くの生徒がマスク、野鳥の減少、救急車・ヘリの増加、中耳炎再発、おねしょ、手の震え

(北九の子供を守るネットワーク健康調査班  2013年7月4日 現在)

 

放射性物質の焼却による健康被害の窓口設置と放射性物質の焼却停止指導の陳情書(PDF)

 

 

  

 陳情書の参考の資料です。出典は、

『ゴミ焼却炉の健康に対する影響 イギリス環境医学学会 第4次報告書』2008年6月第二版  

The Health Effects of Waste Incinerators 4th Report of the British Society for Ecological Medicine 

Second Edition  June 2008

http://www.ecomed.org.uk/content/IncineratorReport_v3.pdf

監修 ジェレミー・トンプソン博士 オナー・アンソニー博士 Dr. Jeremy Thompson Dr. Honor Anthony

まえがき 省略(翻訳部分では省略) 

目次 

重要部分抜粋 

1.はじめに

2.焼却炉および燃焼源からの排出

  2.1 微粒子

  2.2 重金属

  2.3 酸化窒素

  2.4 有機汚染物質

3.汚染物質の健康に対する影響

  3.1 微粒子

  3.2 重金属

  3.3 酸化窒素とオゾン

  3.4 毒性有機物質

  3.5 遺伝子への影響

  3.6 免疫系への影響

  3.7 相乗効果

4.焼却炉近辺の疾病率と死亡率増加

  4.1 癌

  4.2 異常出産

  4.3 虚血性心疾患

  4.4 コメント

5.疾病発生率と汚染

  5.1 癌

  5.2 神経疾患

  5.3 精神疾患

  5.4 暴力と犯罪

6.ハイ リスク グループ

  6.1 胎児

  6.2 母乳授乳児

  6.3 子供

  6.4 化学物質過敏者

7.過去の失敗と予防原則

  7.1 予防原則

  7.2 過去の失敗に学ぶ

8.代替廃棄物処理技術

  8.1 リサイクル 再利用 堆肥化

  8.2 ゴミ減量

  8.3 ごみゼロ

  8.4 プラスチック問題

  8.5 有機物の嫌気的分解処理

  8.6 機械的生物処理 MBT

  8.7 高度熱処理技術(ATT)とガス化プラズマ

  8.8 温室効果ガス

9.焼却炉のコスト

  9.1 焼却炉のコスト

  9.2 焼却炉の健康コスト

  9.3 汚染減少による経済的利益

  9.4 汚染による健康被害に関するその他の研究

10.その他の重要事項に関する考察

 10.1 灰の問題

 10.2 焼却炉と放射能

 10.3 汚染物質拡散

 10.4 セメント窯

11.監視

12.リスク評価

13.公衆の権利と国際条約

14.まとめ

15.提案

参考文献 略(翻訳部分では省略)

重要事項まとめ

  • 自治体ごみ焼却場近隣における成人および小児のがん、異常出産発生率が高いことが大規模調査によってあきらかになった。結果は一貫して焼却炉との因果関係を示している。若干数の小規模な疫学調査もこの解釈を裏付けており、焼却炉により幅広い疾病が発生することを暗示している。
  • 微粒子、毒性金属、既知の発がん物質や変異原性物質、内分泌かく乱物質を含む200種を超える有機化学物質の主供給源は焼却炉排出物である。

ダイオキシン同様、ゴミ焼却炉排出物にはどのような被害を発生するかわからない未確認混合物が含まれている。ゴミの性質は変化し続けており、焼却炉からの排出物や健康への悪影響もまた変化し続けている。

  • 現在の安全評価は隣接地における急性毒性を避けるためのものであり、汚染物質が食物連鎖に入って生物蓄積し、長い間にはより広い地域で慢性病を引き起こすことを無視している。これまで排出物の長期的影響評価が公的に行なわれたことはない。
  • ゴミ焼却炉では焼却前のごみ(圧縮した場合)から体積比30-50%の底灰と飛灰が生じ、埋立地への移動が必要となる。最新焼却炉の汚染減少装置は単に毒物、特にダイオキシンや重金属を排気から飛灰へと移行させるだけである。この飛灰は軽く、風で運ばれやすく、多くは粒子径が小さい。これがかなりの、しかもほとんど知られていない健康被害を起こしている。
  • アメリカで行われた2つの大規模調査(他の要素を補正後)の結果、微小粒子(PM2,5)による大気汚染で、心臓血管系死亡率、肺がん死亡率、その他あらゆる死因による死亡率の増加がみられた。さらに最近行われた、閉経後女性の羅患率、死亡率調査もこの結果を裏付けており、より高濃度の微小粒子に暴露した女性の心血管系死亡率は76%増、脳血管系死亡率は83%増となっている。微小粒子は主に燃焼過程で発生し、ゴミ焼却炉から大量に排出される。
  • 高濃度の微小粒子は喘息、COPD(慢性閉塞性肺疾患)の羅患率上昇に関係している。
  • 毒性金属や有機毒(発がん物質を含む)が存在する焼却炉内で発生した微小粒子は、これらの汚染物質を吸着して人体の血流や細胞内に運び込む。
  • 体内に蓄積した毒性金属は子供の自閉症、言語障害、情緒不安定、注意欠陥多動性障害、学習困難、非行、成人における暴力、痴呆、鬱、パーキンソン病といった一連の問題行動に関係している。自閉症や学習困難発生率増加は水銀汚染地域周辺に顕著である。

例外なくゴミ焼却炉排気には毒性金属が含まれており、飛灰には毒性金属が高濃度に存在する。

  • 科学汚染物質への感受性は先天的、後天的要素で変わってくるが、胎児への影響が最大となる。深刻な曝露による感作で生涯にわたり化学物質過敏症となることもある。
  • 複合化学物質の毒性に関する研究はほとんど行われていない。研究結果がある場合、その多くで相乗効果が証明されている。相乗効果により排出汚染物質の毒性が大幅に増加するが、この危険性は評価されていない。
  • 工業化の進展に伴い癌と喘息は容赦なく増加してきた。癌発生率は毒性廃棄物処理施設や化学工業施設と地理的関連があり、住民の曝露減少が急がれる。
  • イギリスには放射能汚染物質も焼却するごみ焼却炉があり、放射性微粒子を排出している。呼吸により体内に入った放射性物質はα線及びβ線を放射することになる。体外から放射されるα線β線の危険性は低いが、体内からの放射は強力な破壊力を生じる。このような体内被曝の危険性に関する学術研究は行われていない。
  • 多環芳香族炭化水素のような化学汚染物質や重金属は遺伝子変異を起こすことがわかっている。これはつまり現在の世代のみならず、将来の世代にも危険を及ぼすということである。
  • 残念ながらゴミ焼却炉の精密な計測は出来ていない。計測はたまにしか行われず、計測する化合物の種類も限られており、計測水準は適切であるとみなされ、生物学的監視は行われていない。新たな設備の認可は、安全性の化学的計測方法であると推定される計測模擬データに依存してきた。この手法の汚染物質レベル予測精度はわずか30%であり、二次生成される微粒子や化学的相互作用の重要性を無視している。
  • 最新の汚染処理設備により、焼却炉からの排出物は安全であると言われてきたが、安全性の確立は不可能であり、模範的な処理条件における排出にしかそれは当てはまらない。

より重要なのは通常運転時以外の、焼却開始時や焼却終了時のように短時間に大量の汚染物質が排出される時である。大変有害な2排出物―微粒子と重金属はなかなか取り除けない。

  • 2-3年以内に胎児や幼児に対する有害作用の疑惑が、中立的な健康観察精密調査により見えてくる可能性はあるが、新規に設置するゴミ焼却炉の安全性を前もって立証することはできない。この種の調査は適切に実施されておらず、しかも個々の設備は短期的には統計上の有意に到達しない。その他の有害作用、成人癌などの発症には、少なくとも10-20年の時間差がある。だからこそ予防原則の適用が必要である。
  • ゴミ焼却場の健康被害を避け、より多くのエネルギー産出し、健康コストを考慮に入れればより安価な代替ゴミ処理方法が存在する。
  • 現在、ゴミ焼却炉は国連人権委員会における人権、ヨーロッパ人権委員会における人間の権利、またストックホルム会議、1990年の環境保護採決に違反している。ゴミ焼却炉の排出物リスクは胎児、幼児、子供で最も高く、彼らの人権は無視侵害されている。これはいずれの委員会においてもその趣旨に反している。またゴミ焼却炉を健康被害が最大となる貧困地域に配置するという現在の政策もそうである。
  • 第二版の参考文献を見直すと、前回の結論に対する確信が深まる。
  • 微粒子および超微粒子関連を含めた最近の研究によると、ゴミ焼却炉による損害は起動時や終了時と言った非通常運転時排出調査とともにゴミ焼却炉の危険性が以前考えられていた以上に大きいことが立証されている。ゴミ焼却炉の健康リスク証拠は蓄積されており、無視するにはあまりに顕著である。より良く安価で危険性の低いゴミ処理方法がある現在、ゴミ焼却炉の利用を正当化することはできず、今以上のゴミ焼却炉建設を認めることはできない。

1.はじめに

ゴミ量とゴミの潜在毒性は増加している。ごみ埋め立て地利用は限界に達しており、ゴミ焼却はゴミ問題解決方法としてますます脚光を浴びてきている。当報告書ではゴミ焼却炉関連文献を精査している。

 ゴミ焼却炉の汚染発生源は2つある。一つは大気中に排出される無数の汚染物質である。地元が被る急性毒性による影響を防ぐために、主要な排出化学物質の蓄積に関してはいくらか注意が向けられてきたが、これは問題の一部分にすぎない。これらの化学物質の多くには毒性があるとともに油断できない生物蓄積を起こすため、時間とともに体内に蓄積潜伏して非常に少量の暴露で多様な慢性被害を与える。これら汚染物質の危険性、とりわけ複合汚染に関してはわかっていない。おまけに焼却炉はごみを灰にするが、この灰の中にはダイオキシンや重金属など高濃度の毒性物質が含まれており、将来世代への深刻な汚染問題となりつつある。すでに汚染物質はごみ埋め立て地から染み出して水源汚染を引き起こしているのがわかっている。大量の焼却灰を発生するゴミ焼却は決して埋立地問題を解決できないことに留意しなければならない。

  ゴミ焼却炉排出物に曝露した人や職業的に曝露した人に関する研究はさほど多くない(4.を参照のこと)が、当該地域人口において予測される以上に高い癌や出産異常、虚血性心疾患の増加がゴミ焼却炉労働者に報告されている。これは気がかりな報告であるが、それだけでも二つの事実を除いて起こりうる危険性に対する警鐘を科学界に投げかけることとなる。第一にあらゆる種類の環境汚染曝露に関連する慢性影響の立証困難は衆知のことである。第二にゴミ焼却炉やその他の燃焼設備より排出されることがわかっている各燃焼産物による健康被害に関連する証拠の量である。

 当報告書の目的はあらゆる証拠を調べ、次世代ゴミ焼却炉に関連する将来的な危険を偏りなく考察することである。この調査企画には十分な理由がある。毒物への曝露による健康被害があきらかになるには数十年を要することが歴史的にわかっているが、後になって振り返ってみると、注意を払われないままだった初期徴候も多々存在していた。環境汚染曝露の影響をあらかじめ予測することは稀だからである。例えばイギリスの旧式ゴミ焼却炉が食糧の主要ダイオキシン汚染源になろうとは予想されていなかった。証拠の評価に当たっては、胎児の毒性物質曝露による損傷増加に関する研究や化学物質同士の相乗作用による危険性、化学物質過敏症の人がかかえる一般人より高い危険性、危険性影響評価の難しさ、監視に関する問題点、ゴミ焼却炉による健康被害等の関連性があると思われる他分野のデータを精査している。 

2.ゴミ焼却炉やその他の焼却源からの排出物 

ゴミ焼却炉排出物の正確な組成はどのようなゴミがいつ燃やされたか、焼却施設の能率、実施されている汚染防止処置によって変わってくる。公共のゴミ焼却炉は重金属や人工的な有機化学物質に汚染されたありとあらゆるゴミを取り込む。これらは焼却中、より毒性の強い物質を生じることがある。健康被害に関して言うならば、最も重要な三つの排出物は微粒子、重金属、人工化学物質の燃焼生成物である。サイズの小さな微粒子表面に重金属や人工科学物質の燃焼生成物が吸着されると、大変危険なことになる。化学物質のさまざまな燃焼生成物は二酸化硫黄、窒素酸化物、100種を超える揮発性有機化合物(VOC)、ダイオキシン、芳香族炭化水素(PAH)、ポリ塩化ビフェニール(PCB),フランである。 

2.1 微粒子

  微粒子は空気中の微小な粒子で、サイズによって分類される。PM10は直径10ミクロン以下、微細粒子PM2,5は直径2.5ミクロン以下、超微細粒子PM0.1は直径0.1ミクロン以下である。ゴミ焼却炉は膨大な量のPM2,5およびPM0.1を発生する。ゴミ焼却炉は排気1立方メートル当たり10mgまでの微粒子排出が許可されている。一般的に使用されているバグフィルターは篩のような役目を果たし、小さな粒子を効率的に通過させ、危険性の低い大きな粒子の通過を遮断する。このようなフィルターはPM2.5の5-30%をブロックするが、PM0.1はブロックされることなくフィルターを素通りする。事実、ゴミ焼却炉から排出される微粒子の大半は危険性の高い超微細粒子である。バグフィルターは微細粒子、特に直径0.2-0.3ミクロンのかなり健康被害を起こしやすい粒子除去には非効率的である。健康被害は粒子の重量ではなく、サイズと数によって確定する。粒子径の大きな微粒子重量のほうが重くなるため、重量による微粒子量測定では、安全性に関して間違った印象を与えることになる。窒素酸化物排出削減装置は、実際にはPM2.5の排出を増加する可能性がある。この過程で使用されるアンモニアと、煙突内を上昇する際に水蒸気と二酸化硫黄が結びついて発生した硫黄酸化物が反応して微粒子を二次生成する。これらの二次生成微粒子はフィルターの向こう側で発生し、そのまま排出されるため、総排出微粒子量は簡単に倍増することになる。現在の設計方法は二次生成微粒子を考慮していない。(12章を参照のこと)

  調査によると、毒性金属はより小さい微粒子表面に蓄積し、芳香族炭化水素(PAH)の95%は微細粒子(PM3より小さいもの)に蓄積する。PAHには毒性及び発がん性があり、肺がんリスクを7.8倍に高める。 

2.2 重金属

ゴミ焼却炉は排気1立方メートル当たり10mgの微粒子と1mgの金属排出を許可されている。この制限値はほとんど意味がない。たとえ制限値以下でも、焼却炉から毎秒ごとに排出される排気量は大きく異なるので、排出される微粒子と金属の総量もかなり異なることになる。さらに鉛は別として、重金属に関しては環境大気に関する法定基準がなく、大気中の重金属レベルは計測する必要が無いという懸念がある。 

車の排気ガスに比べると、ゴミ焼却炉からの排気は微粒子に対して非常に高い割合の金属が許可されている。高温のゴミ焼却炉内で金属ごみ、プラスチックゴミ、その他から金属が放出される。排出された重金属の多く、例えばカドミウムはとても低い濃度でも毒性がある。重金属はゴミ焼却炉から排出される最小の微粒子に選択的に結合することによって小さな微粒子の毒性を強める。この事実からして、ゴミ焼却炉から排出される微粒子は車や他の排出源から排出される微粒子より危険性が高い。

2.3 窒素酸化物

ゴミ焼却炉における酸化窒素除去率は約60%であり、酸化窒素は窒素酸化物へ変化してスモッグや酸性雨となる。一酸化二窒素と揮発性有機化合物(VOC)は太陽光線を浴びると別の汚染物質、オゾンを発生する。 

2.4 有機汚染物質

ゴミ焼却炉からは様々な有機汚染物質が排出される。これにはPAH(芳香族炭化水素)、PCB(ポリ塩化ビフェニール)、ダイオキシン、フラン、フタル酸エステル、ケトン、アルデヒド、有機酸、アルケンが含まれる。

過去に燃やされていたゴミとは異なり、現在燃やされているゴミには多量の重金属とプラスチックが含まれており、健康と環境への負荷が非常に高い。その一例が組成の90%以上が有機塩素から成るPVC(ポリ塩化ビニル)である。ドアや窓に幅広く使われており、40年の耐用年数を考えるとゴミへの流入量の増加が予測される。これによってゴミに含まれる有機塩素は軽く1%を超え、ゴミはヨーロッパ廃棄物指標(European Waste Directive)によると、危険とみなされることになる。

 複合物の多くには持続的な毒性、生物蓄積性があることがわかっている。その中には免疫系への影響や染色体との結合、ホルモン調節かく乱、発癌性、行動変化や知能低下を引き起こす物質の含有が報告されている。これらの物質の多くの毒性データは非常に限られており、懸念されるところである。ゴミの性質が変化し続けるということは、新たな物質が生み出され排出されるということである。例えばポリ臭化ジフェニルエーテルは電気製品に多用されており、ゴミ焼却炉への流入が増加し続けている。これらは脳の成長と甲状腺に影響し、動物の問題行動と学習困難を引き起すことがわかってきた。 

3.汚染物質の健康に対する影響

 3.1微小粒子

調査報告が増え続け、微小粒子の健康に対する危険性があきらかになってきた。さまざまな研究の結果、微小粒子のサイズが小さければ小さいほど健康に対して悪影響があることが明確になってきた。WHOのデータである下記のグラフによると、PM2.5はPM10sよりも一日当たり死亡率が高くなることを示している。

図1.PM濃度による一日当たり死亡者数増加 WHO Air quality guidelines 1999 chapter3より(原文11ページのグラフ参照のこと) 

 

小さな微粒子は鼻や細気管支で取り除かれず、その小ささゆえに呼吸により肺の奥深くに入ると、そのまま血流に入り込み長時間血中に存在し続ける。その後微粒子は細胞膜を通過して細胞核へ侵入し、DNAに作用する。WHOによるとPM2.5は驚くほど低濃度で健康被害を生じ、安全な敷居値は存在しない。最小の微粒子、特に超微粒子(PM0.1)はそのサイズの小ささと相対的な表面積の広さゆえ高い化学反応性を持っている。最小サイズ微粒子がより危険なのは、単位重量当たり何千倍もの数の微粒子が存在することである。ゴミ焼却炉内では重金属、ダイオキシン、その他化学物質が微粒子表面に付着して、毒性を増すことになる。人体には肺奥深くの汚れを効果的に取り除くメカニズムが備わっていない。このように小さな微粒子は自然界のほんの一部にしか存在しないからである。 

ゴミ焼却炉は微粒子の効率的な発生源であり、死亡率に対して大きな影響がある微小サイズの微粒子を主として生産する。ゴミ焼却炉には致死的な潜在能力が備わっているのは確かである。 

a)    微粒子汚染物質の疫学的研究

 微細粒子は呼吸器障害と心血管障害、肺がんと関連がある。

PM2.5汚染レベルの増加に伴い死亡率が上がることを、アメリカにおける2つの大規模調査が示している。1993年、6都市で8111人を14~16年間(1974-1991年)追跡調査した結果が発表されている。この調査にはのべ111076(人×年)がかかわっている。喫煙やその他の個人的要素を斟酌して大気汚染の影響を調べているが、予想通り最大のリスク要因は喫煙であった(調整死亡率は1.59)。しかし、個人的要素を斟酌すると、死亡率は都市部における微粒子、硫黄粒子レベルと非常に顕著な関連(p<0.005)があることがあきらかになった。最高汚染都市における全原因調整死亡率は最低汚染都市と比較した場合1.26になる。これはPM2.5、一立方メートル当たり18.6㎍の差である。心肺疾患による死亡率は37%増加し、肺がん死亡率も37%高くなる。 

アメリカ癌学会の1982年から1989年までの追跡調査によると、成人552,138人(癌予防第二次調査より引用)を調査し、1980年における硫酸化合物による大気汚染平均濃度と1979年から1983年にかけての微粒子濃度中央値に対する死亡を分析した。どちらの調査も患者の居住地域のEPA(米環境保護局)データを適用している。

やはり肺がんと喫煙の間には大きな関連があったが(修正死亡リスク率9.73)、硫酸化合物と微粒子はあらゆる種類の死亡率、心肺疾患による死亡率との関連が顕著だった。硫酸化合物は肺がんとの関連性もある。喫煙その他の変動要因を修正すると、

PM2,5が一立方メートル当たり24,5㎍高いと全原因死亡率が17%増加し、心肺疾患による死亡率は31%増加する。この結果は非常に重要な意味を持ち、EPAはPM2.5の規制制限値を提案、1997年には国家環境大気質基準(NAAQS)を制定した。これらの規制には産業界から異議申し立てがあったが、最終的には連邦最高裁判所によって支持された。広範囲な独立監査により、全研究データは厳格に精査され、オリジナルデータの再分析が行われた。 

死亡率、急性及び慢性的な健康への影響を基に、これら新たな規制の健康に対する寄与を計算すると、一年に320億ドルと見積もられる。入院や早まった死による労働日数の損失減少により、2003年9月、行政管理予算局は過去10年間の利益を1200億から1930億ドルと見積もったとホワイトハウスは報告している。(9.1を参照のこと)この調査はたった3個の健康指標しか考察していないので、本来の利益を過小評価していると思われる。

このデータからゴミ焼却炉及びPM2,5を発生する設備は莫大な健康被害と死亡率増加を生じていることがわかる。

(翻訳途中につき 概要です。ご了承ください) 


 

北九州市が受け入れ焼却した震災がれきには、農薬、消毒薬、芳香剤、防腐剤がトン単位で散布されていました。

スミオチンはPRTR法で使用量の報告義務のある有害化学物質です。トン単位の放射性物質と一緒の焼却は世界初のことです。

 このスミチオンは有機リン酸系農薬の一種であり、薬剤そのものも、補助成分であるキシレンやエチルベンゼンも、PRTR法(化学物質排出把握管理促進法)の対象となる化学物質(計462物質)のうち、「特定第一種指定化学物質」(15種、いずれも発がん性、生殖細胞変異原性及び生殖発生毒性が認められている)。以下に経済産業省のサイトから作成した、特定第一種指定化学物質のリストをあげる。「フェニトロチオン」が、スミチオンに相当する。

http://www.meti.go.jp/policy/chemical_management/law/prtr/pdf/sindai1.pdf より

 
揮発性炭化水素 ベンゼン、トルエン、キシレン等   
有機塩素系化合物 ダイオキシン類、トリクロロエチレン、塩化ビニル等   
農薬 臭化メチル、フェニトロチオン、クロルピリホス等   
金属化合物 鉛及びその化合物、ヒ素及びその無機化合物、ニッケル化合物、六価クロム化合物等   
オゾン層破壊物質 CFC(クロロフルオロカーボン)、HCFC等   
その他 石綿(アスベスト)等 

スミチオンは劇毒物には指定されていないが、農業生産者の間ではその毒性はよく知られており、吸入した場合、けいれん、ひきつけ、めまい、咳、頭痛、汗、荒い呼吸、吐き気、意識不明、瞳孔収縮、筋肉けいれんなどの中毒症状がおきることが報告されている。
 以下に、海外文献に論拠したスミチオンによる健康被害の例をあげる。

 ●吐き気、嘔吐、腹部けいれん、下痢、唾液と気道粘液過剰分泌(よだれ)
 ●鼻水、胸のしめつけ感
 ●頭痛、めまい、衰弱
 ●目がかすむ、薄暗さを感じる、縮瞳、涙が出る、毛様体筋けいれん
 ●全身の脱力感、筋肉が調節できない、会話不明瞭 
 ●眠けが強い、混迷、精神錯乱
 ●呼吸困難、口鼻の泡、チアノーゼ、気管支けいれん、頻呼吸
 ●失禁、痙攣、昏睡

 中毒症状が重くなると、徐脈、低血圧、胸痛、あるいはそれと反対の頻脈、高血圧、不正脈をおこし、やがて心筋炎、呼吸中枢不全、呼吸筋麻痺や気管支収縮へと至り、呼吸停止から死亡に至る。

しかも宮城県は、震災がれきの化学物質の検査はしていないということが、市民グループの文書開示請求によってわかりました。

http://ameblo.jp/kitakyu-mamoru/entry-11415777570.html  より

 

 


 さらに、2013年 7/12に行われた、バンダジェフスキー博士の福岡講演の質疑応答にて、化学物質とセシウム137の複合汚染について語られました 。

バンダジェフスキー博士の医師向けセミナーのテキストに、鉛を含むガソリンの排気、多数の工場から出る廃棄物の影響を受けた工業都市のゴメリ在住の子どもの血液データが掲載されています。

「鉛はセシウム137と共にエネルギー供給を阻害し、生命維持のために重要な臓器の細胞の壊死を促進する」

「体内に取り込んだセシウム137その他の放射性物質、鉛などの化学元素が長期にわたって作用した結果、子供の心内で発生した代謝障害と電気パルスの伝導障害の組み合わせは、将来死に至る病的機能障害の発生を促す好ましくない前駆症状である」

とあります。

北九州市が受け入れした震災がれきには放射性セシウムが降り注ぎ、さらに農薬がかけられていました。それを燃やされ、煙突から微粒子となって放出されました。そして、がれき焼却終了後は、新門司焼却場とほど近い、苅田町の三菱マテリアルで鉛汚染土が受け入れられセメント焼成されています。

そのことも含めて、健康調査PDFを、しっかりとご覧いただきたいと思います。

 

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栃木県の2000ベクレル/kg以下の下水焼却汚泥が民間業者に!業者名は公表せず!

2013-06-11 | PM2.5

栃木県下水道資源化工場

2千ベクレル以下の下水汚泥焼却 民間処分を開始

http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20130607/1061583

(6月8日 朝刊  下野新聞)

県県土整備部は7日の県議会県土整備常任委員会で、放射線量2千ベクレルを下回る下水汚泥の焼却灰について、民間の産業廃棄物処理業者による最終処分を始めたことを明らかにした。東京電力福島第1原発事故以降、逼迫する下水汚泥溶融スラグの一時保管状況を改善するための措置。これにより今秋に迎える見込みだった保管限界を、来冬ごろまで伸ばすことが可能になる。

 同部によると、契約の締結は4月。業者側の意向で詳細は公表していない。処分量は2012年度の汚泥排出量約1750トンの半分程度を想定している。契約は単年度ごとに更新していく。

 民間処分に踏み切ったのは、国が12年1月に方針を転換し、8千ベクレル以下の下水汚泥や焼却灰を通常の産業廃棄物と同様、管理型処分場で埋め立てることを認めたため。

 8千ベクレル超のスラグは、国の責任で処分する指定廃棄物。国と県内市町の意向がかみ合わず、最終処分場設置は決まっていないため、処分の見通しは立っていない。

 これまでも線量が低い下水汚泥については、民間セメント業者に処分を依頼していた。同部は「焼却灰も2千ベクレルを下回るようになり、引受先が見つかった」としている。

 それでも毎年800~900トンの下水汚泥溶融スラグが発生する。同部は新たな保管場所確保のため、鬼怒川上流浄化センター(日光市)などの周辺住民と協議を続けていく。


 都市整備課 

〒320-8501 宇都宮市塙田1-1-20 県庁舎本館14階 

電話番号:028-623-2504 ファックス番号:028-623-2477 

Email:tseibi@pref.tochigi.lg.jp


電話で確認しましたところ、業者名は公表しないとのこと。

直近と今までの汚染を見てみましょう。http://www.pref.tochigi.lg.jp/kinkyu/h09/hoshano_odei.html より

 

(別添)下水汚泥等の放射性物質の調査結果(平成23年5月~平成25年3月)(PDF:96KB)

(別添)下水汚泥等の放射性物質の調査結果(平成25年4月~)(PDF:85KB) より

直近の下水焼却汚泥の2回が 1500ベクレル/kg、1600ベクレル/kgです。  2000ベクレル/kg以下になったから県外に出すということになったのだと思います。

100ベクレル/kg以下の焼却前の下水汚泥も、もうセメントで焼かれていたわけです。どこのセメント会社かも教えてもらえませんでした。

この2000ベクレル/kg以下の下水焼却汚泥が、産廃として九州、山口のセメント会社に来ないことを祈ります。

栃木県は放射性物質を含む下水焼却汚泥は県内で集中管理してください。

汚染の少ない地域に移動させ、さらに燃焼、放射性PM微粒子を空中拡散させることは、周辺住民に二次的な無用の被曝を強いる行為であり、行政が公害行為に加担することは許されません。 


 栃木県の汚染下水焼却汚泥もいっぱいだけど、もっとすごいのがこちら ☟

すぐろ奈緒(杉並区議/緑の党共同代表)すぐろ奈緒(杉並区議/緑の党共同代表)  さんのツイッターより   https://twitter.com/suguronao/status/334099154445938688 

郡山市の下水処理施設へ。ここにも放置された問題が。敷地を埋める銀色の袋の中は下水汚泥。

2年前に高濃度の放射性物質が検出されて以降、汚泥は処理できずに日々増え続けている。

 

このように人間が汚染地域に住み続ければ、たくさんの下水焼却汚泥が出てしまうんです。福島だけでなく、北関東・首都圏もです。保管しきれなくなったら、環境省が「循環型社会」という印籠を掲げて、汚染をまぬがれたエリアにまで移動させ全国拡散しようとしています。もう本当にやめてほしい。それぞれ県内に無人エリアを作って集中管理してください。廃棄物ではなく人を移住させて動かさなければ、キリがありません。

放射性物質が混入した汚泥や灰を焼いてセメントにリサイクルしてはいけないことは、一般人でもわかります。 

燃焼は化学変化の一種。元素(原子)は化学変化で消えません。また化学変化の前後では質量は変わらない(質量保存の法則)。この2つは中学校で習う化学の常識。 

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酒田共同火力発電所使用の木質バイオマスは東北電力管内の伐採木が原料。県産地・放射能検査は不明!

2013-06-10 | PM2.5


 東北の火力発電所2箇所で燃料として使われている木質バイオマスの木の産地についての続報です。

能代火力発電所は、まず、HPがない。PR館のHPの一部として写真があるだけで電話番号もないのです。PR館自体そんなハコモノ必要ですか?という疑問も出てきますが、とりあえず置いといて、情報公開した文書の住所から電話番号を割り出しました。


東北電力 のHPに 電話番号を発見しました。

配電部 980-8550 仙台市青葉区本町一丁目7番1号 022-225-2111

【電話質問への回答】能代火力発電所の木質バイオマスは、基本的に秋田県内の間伐材など。どこでチップにしているかは、守秘義務なので言えない。


酒田共同火力発電所 0234-34-2321

東北電力が親会社。

【電話質問への回答】木質バイオマスには東北電力管内の送電線の保守に伴う伐採木を使用する。青森県・岩手県・秋田県・宮城県・山形県・福島県の6県のうち、どの県かはわからない。放射能検査も不明。

チップを作っているのは 岩手県北上市 グリーンリサイクル株式会社

 工場は北上工場(0197-67-0077)と、二本松工場(0243-24-8556)。http://www.greenrecycle.co.jp/office/index.html#box50

 

 

 

木質バイオマスについて調べていたら、見つけたブログがあります。とても参考になるのでご紹介します。

3月に公表された福島森林の放射性物質汚染に関する調査結果について  

木質バイオマスの考察 その5-1 : 放射性物質回収バイオマス


 
福島県の森林資源はどれだけ汚染されているかを調べてみました。  
  
 
 
 
 
 
 
 

林野庁公表:福島県森林のセシウム汚染調査No382

http://www.rinya.maff.go.jp/j/press/hozen/pdf/120301-08.pdf

福島県の森林汚染が桁違いです。では東北のほかの県の検査結果はあるのでしょうか? ざっと検索かけてみたのでもしかしたら見逃してるかもしれませんので、放射能検査のデータや報道ソースがあったらお知らせいただけたら助かります。 

        木質バイオマスという言葉はありますが、放射能検査の文字はありません。
                 宮城県森林組合のHPより http://www.miyamori.or.jp/  
        ウッドリサイクルセンターとして木質バイオマスやってます。 (林地残材・松食い虫被害材・伐採木の枝葉根等)
 
●岩手県⇒放射能検査は森林の検査結果がありません。
       岩手県森林組合HPより http://iwatemoriren.org/modules/content9/ 薪の放射能検査結果は書いてありません。
        「木で復興」のような報道がなされているので、もう検査すらしないのかもしれない・・・
 
 
●山形県⇒河川支障木という放射能検査結果がありました 
 
山形ですら、こんなに汚染されているのです。セシウム合算で430ベクレル/kg。
 
http://www.y-moriren.jp/service.html  山形県森林組合 より 木質バイオマスやっています。
 
 
 
 
 山形県 米沢市は、残念ですがもう薪ストーブを使ってはいけないレベルだと思います。
 
   
 
●青森県⇒放射能検査は森林の検査結果がありません。
       青森県森林組合http://www.aomori-pfau.or.jp/index.htm  記載なし
 
●秋田県⇒木質ペレットと焼却灰の検査結果がありました。         http://www.pref.akita.lg.jp/www/contents/1354687512261/index.html
 
検体が不検出でも焼却灰になれば80ベクレル/kg程度は出ています。秋田県大館市。
秋田県森林組合 http://www.akita-moriren.or.jp/index.htm 記載なし
 
 
 
 
【参考】 第124回日本森林学会大会から 
 http://moribin.blog114.fc2.com/blog-entry-1693.html  東大農学部名誉教授 森 敏さんのブログより
 

 
宮城、岩手が森林の放射能検査してないのはおかしいです。
福島が桁違いの汚染なのに木質バイオマスをすすめるなら、宮城、岩手においてもやっていいということになってしまう。
そして、燃やして近隣に再拡散、濃縮した焼却灰は、セメントに加工するため西日本に運ぶ。
放射能汚染物は日本列島をどんどん移動拡散させられるということです。 
 
もはや、この国には放射能防護という言葉はなくなりました。
 
放射能は拡散せず集中管理するという原理原則を、行政が破り、企業も破り、市民は気づかず、日々の暮らしに追われている・・・・
 
日本中、放射能汚染廃棄物を燃やされている地域においては何が起こってもおかしくありません。
 
放射能汚染物が拡散させられてしまう大元は一体何なのか?
 
調べていくうちに虚しくなってきました。日本の森は汚れ、風の谷のナウシカに出てくる腐海と同じ。
私も腐海のほとりにかろうじて生きている無力な人間。
こんなブログを書いたって、何の意味があるのか。
 
http://nsed.jaea.go.jp/fukushima/data/20110906.pdf  より  雨と一緒に放射性物質が東北の森に降り注いでいます。
 
 
 
 
 
 
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【証拠有り】宇部市対岸の苅田三菱マテリアルで東北の火力発電所からの石炭灰が燃やされています。

2013-06-08 | PM2.5

【お知らせ】 東北の火力発電所から出された石炭灰が、苅田三菱マテリアルに運ばれセメント焼成されていたことがわかりました。

以前に勿来発電所に電話でも確認しましたが、開示請求で文書も出てきました。

以下は開示請求で出てきた文書のごくごく一部です。全国各地の汚泥や火力発電所から出る石炭灰を受け入れてセメントを作っています。

 

 

赤で囲ったのは東北です。

勿来発電所 は福島県いわき市。燃料に石炭+木質バイオマス。 灰⇒1万7599t。

能代火力発電所 は秋田の沿岸部。燃料に石炭+木質バイオマス。  灰⇒5万207t。

酒田共同火力発電所 は山形県の沿岸部。燃料に石炭+木質バイオマス。 灰⇒4万3492t。

木質バイオマスが一体どこの木で出来ているのかは未確認です。確認でき次第、追加情報で上げていきます。勿来発電所はカナダ産だと以前電話で職員が回答していましたが、もし、東北の木だったとしたらどうなるのでしょうか?汚染はチェックされてるのでしょうか?

いわきの勿来発電所がそもそも、わざわざ遠くカナダからチップを輸入するというのは経済合理性がないような気がします。だとすると自県で余っている森林資源の木質バイオマスを使ってると考える方が自然な気がします。実際、福島の火力発電所でなくバイオマス発電の方では福島の木が使われているのですから。

放射性物質の包括的移行状況調査

http://www.jaea.go.jp/fukushima/kankyoanzen/mapping_report/2nd-japanese/02-05.pdf より

 

これを見るともう完全に燃やしてはいけないレベルです。残念で悲しいことですが美しい森は奪われました。

東北大学岡山先生の意見

 http://www.ringyou.or.jp/learn/07.html  より

秋田県能代にはバイオマス発電所もありました。ここは完全に地元の木です。 ここの灰は放射能が濃縮してどのくらいの濃度になっているか、どこに運ばれてどう使われているか?それも気になってきました。

 追記

2011年9月の段階で岩手産チップを使っていました。現在ではどうか未確認ですが、周辺住民の方はこれを知っているのかどうか分かりません。


 

株式会社三菱総合研究所 がこのようなものを出してます。三菱が旗を振ってバイオマス発電推進して燃やす気満々です。

勿来発電所に福島のバイオマスがホントに来てないのでしょうか?たくさん余ってるようです。

平成23年度木質系震災廃棄物等の活用可能性調査(福島県域調査(4号契約))
報告書 平成24年3月

 

 


 山本節子さん動画でおさらい。「大気汚染 PM2.5って何?」講演会 

大気中に浮遊する粒子状汚染物質がどこから来て、気管や肺などへどのような影響を及ぼ­すのか。
環境ジャーナリストの山本節子先生が、豊かな自然環境を守るための方法を、国内外での­独自の取材に基づきながら紹介します。 

  

 

あおぞら財団    http://aozora.or.jp/

全国公害患者の会連合会 http://www.erca.go.jp/jfge/subsidy/organization/act_repo/report21/123.html


 

もう一回距離確認しておきます。http://i.pronet.jp/calc0.asp

(出発地点)山口県宇部市常盤台一丁目7 
(到着地点)福岡県京都郡苅田町松原町12
2点間の直線距離31.263 km(31263m)
2点間の移動距離(約43769m)

徒歩での移動時間(約525分)
車での移動時間 ※時速40Kmで計算(約65分)

宇部市は宇部方式ということで公害を克服したことになっていますが、現在はどうでしょうか?

公害原因物質が対岸から偏西風で越境しているのではないのでしょうか?

 

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高濃度放射能汚染地域の木質バイオマス発電、補助金てんこ盛り!命と引き換えの電気。

2013-05-27 | PM2.5

 

昨日の記事の続き。福島県内のバイオマス発電所で、すでに稼働中の会津若松にあるグリーン発電会津について調べました。作ったのは住友重機械工業。受注から14カ月で納入しているので、あっという間に作られてしまっています。これでは同じようなバイオマス発電所がぼこぼこ出来てもおかしくないです。

http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1209/21/news082.html  より抜粋

今回認定を受けた発電設備は間伐材などの山林未利用材を木質チップに加工したものを燃料とし、水を沸かして蒸気でタービンを回して発電する。5種類あるバイオマス発電方式のうち、「未利用木材燃焼発電」に当たり、買取価格は1kWh当たり33.6円となる。

 バイオマス発電のうち、木材などの有機物を燃やして発電する方式では、発電時にCO2(二酸化炭素)を発する。CO2は地球温暖化を促進させるとして政府が排出量を制限しているが、バイオマス発電に限ってはその制限を受けない。これは、有機物を燃焼して発生したCO2は、もともと有機物が光合成で吸収したものであり、それを放出しても地球全体のCO2の量には影響がないという考えからだ。この考え方を「カーボンニュートラル」と呼ぶ。


え~!? 「カーボンニュートラル」??なんじゃそれ!ご都合な考え方だな~と思います。大体、カーボンオフセットなんちゃらみたいな計算も意味あるのかなと私は思ってます。まさに机上。ご都合もここまで来ると、もうなんでもアリの世界。二酸化炭素よりももっと恐ろしい、放射性PMを撒き散らす、汚染地域の木質バイオマスまで 「燃やしてよし」にしてしまうこの屁理屈。

そうまでして木質バイオマス発電を福島でやりたい理由は何か?考えます。今までのパターンから言って、助成金や補助金に群がってると推測できます。あ~やっぱりありましたね。

グリーンエネルギーポータルサイト を見ると国・地方自治体から補助金がどっさりついていますね。まず、

★資源エネルギー庁

一般社団法人新エネルギー導入促進協議会を 間に挟んでの新エネルギー等導入加速化支援対策費補助金。天下り先も美味しい。このHPより http://www.nepc.or.jp/introduction/index.html#int02

http://www.mlit.go.jp/crd/chirit/pdf/sisaku/meti-01.pdf より

 

http://www.meti.go.jp/intro/koueki_houjin/downloadfiles/14_H23_kikin.pdf

「見直し対象となる融資等業務」となってるので、駆け込みでやってしまおうということかなと。 

★農林水産省 農村振興局中山間地域振興課

http://www.maff.go.jp/j/budget/2012/pdf/pamph_part10.pdf  より

 

★林野庁 CO2排出削減のための木質バイオマス利用拡大対策事業というの補助金があります

 

 

 これは長野の小学校のペレットストーブだけど、福島の小学校もまさかペレットストーブじゃ・・・((((;゜Д゜)))) どこの木のペレットか調べたんですか、先生!

まとめ が見つかりました。まだまだいっぱいありました。

http://www.pref.kagoshima.jp/ad06/sangyo-rodo/rinsui/nenyu/ringyo/documents/05.pdf 

 

 


福島県のグリーン発電会津に関する2013年01月21日、 未利用材バイオマス発電補助金4重取り という記事  ☟

http://wedge.ismedia.jp/articles/-/2520 前編 

http://wedge.ismedia.jp/articles/-/2521?page=1 後編 

固定買取32円は21円で済む
バイオマス発電補助金4重取り 第1号機徹底取材
朝野賢司(電力中央研究所社会経済研究所主任研究員)・WEDGE取材班  より転載

 

 

 

こんなにたくさんの補助金や助成金・交付金があるなら、また群がってきますよね。億単位でお金が動いてます。原木の値段も不透明。やりたい放題。ペレットに加工してしまえばどこの木かわかりません。食品も加工食品になればわからないように、手が加われば加わるほど、産地も汚染度もわからなくなります。

結局はお金。エコでもなんでもないです。放射性物質を、再拡散して、住民を二次被曝させてお金まで儲かるしくみが作られてます。 バイオマス利権に目がくらみ、放射性PMのこと思考停止しているのでしょうか?

福島第一原発では1号機建屋カバーを取り外してますので、放射性PMはどこから飛んできたかわからないのだから、この際バイオマス発電作ってしまおうという考えなら、もう人間の良心などは日本の行政、政治にはありません。

汚染地域で作られた木質バイオマス、ペレットをつかったストーブ、やめてほしいです。

東北では薪を燃やしてもこんな汚染が出るんです。このグラフのこと忘れてやしませんか?

その灰を今度はどうするんですか?

まさか、結局、九州に運んでセメントにするのではないでしょうか?

追跡不能になるのでは?

 

 

 

 ※上の図の赤い線の囲みと矢印?は私が書き込みました。

煙筒って? なんか煙突より低い感じします。 トップの発電所の写真から推定すると20メートルぐらいかもしれません。わかりません。一般ゴミの焼却場よりかなり低いです。原発の排気塔よりも低いです。

最大着地濃度距離は近いかも。畑や田んぼもありそうです。土壌も汚染、さらに上から追加で降下物が・・・・という懸念があります。

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