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【ポリタンク漂着ゴミ】世界中の全ての国がプラスチックゴミを海に捨てるのをやめなければならない

2017-02-28 | プラスチック問題


海岸に大量のハングル表記のポリタンク漂着
毎日放送 2/27(月) 19:24配信

今月に入って兵庫県や島根県、山口県など日本海の海岸にハングル表記された大量のポリタンクが漂着しているのが見つかっています。中には危険物の「過酸化水素」と書かれたものもあります。何年にもわたって大量漂着するポリタンク、何か対策はないのでしょうか?

 今月22日から兵庫県豊岡市の竹野浜などで、100個以上漂着しているのが見つかったポリタンク。ハングルや英語で韓国の化学メーカーの名前が書かれています。

「ペットボトルでしょうか。ハングル文字が書かれているのがわかります」(山根淳綺記者リポート)

 浜辺はハングルの文字が書かれた漂着物だらけ。記者が10分歩いただけでこんなに集まりました。

 「ここの浜はゴミがすごい、ハングル文字の。(ポリタンクも)10個くらいはあったかな」(地元の人)

 こうしたポリタンクは過去にさかのぼるとピーク時で4万個以上毎年1万個前後が日本海側の沿岸に漂着していることがわかります。今回、浜辺で目立った青いポリタンク。実は2008年にも同じ化学メーカーのタンクが漂着していて、当時の韓国取材で意外なことがわかりました。

 プサンなど韓国名物・海苔を生産する港。青いポリタンクが散在し、容器には触るとやけどするなど危険物「過酸化水素」の表記もあります。

 「海苔の養殖網のあたりにきたんですが、浮んでます。これまさにポリタンクですね」(岩井健治記者リポート)

 業者によるとポリタンクの中には過酸化水素が入っているのではなく、余分な海草を殺す液体だといいます。ただ、原液の入った大きなタンクから小さなポリタンクに移して運ぶ際に捨てる業者がいるのだといいます。そうした現状は今も同じなのか?環境省に問い合わせてみました。

 「専門家の方が韓国の海苔の網の消毒用としてご発言されていた。何に使っていたものなのか特定は今のところできていない。引き続き関係省庁も含め、広く情報収集しているところ」(環境省海洋環境室 森田紗世室長補佐)

 兵庫県などが漂着したポリタンクの中の液体を簡易検査したところ、過酸化水素とは別の洗剤のような強アルカリ性の液体と海水のような液体が確認されたということです。危険性はないということですが、自治体などは素手で触らないよう注意を呼びかけています。

 

  

益田市の海岸に大量のポリタンク漂着 BSSニュース 2017年02月18日 19時17分

益田市の海岸にポリタンクが大量に漂着しているのが見つかりました。大量のポリタンクが見つかったのは、益田市土田町から小浜町にかけての海岸や港で、17日午後7時までに253個が県と市によって回収されました。大半のポリタンクには、ハングルが書かれていて、一部には漢字で「過酸化水素」の表記があります。ポリタンクの中には、少量の液体が残っているものもあり、県は20日に内容物を調べることにしています。県は18日の午前中にも、約40個を回収していて、「ポリタンクを発見した場合には、手を触れず、最寄りの県土整備事務所や市役所などに連絡して欲しい」と呼びかけています。

 

 「過酸化水素水」の漢字とハングル表記があるポリタンク=22日、鳥取市の鳥取砂丘海岸

ハングル表記のタンク多数漂着 鳥取の海岸 日本海新聞 2017年2月23日

鳥取市の海岸で22日、ハングル表記があるポリタンクが多数漂着しているのが見つかった。漢字で「過酸化水素水」と表記されている容器もあった。市と鳥取県は、海岸でポリタンクを発見しても手を触れないよう住民らに注意を呼び掛けている。


 ポリタンクが漂着したのは、同市青谷町から福部町にかけての海岸部。県と市によると、午後6時現在で計84個が見つかった。

 このうち、鳥取砂丘海岸では約2キロにわたって30個以上が漂着していた。市と県の担当者が現場で内容物を検査したところ、イオン濃度指数は海水に近い弱アルカリ性だった。市は23日にポリタンクを回収する。

 同様のポリタンクは17日以降、島根県でも852個(21日午後3時現在)確認されており、今後も鳥取県内に漂着する可能性がある。市ジオパーク推進課は「濃度の高い過酸化水素水が入っている恐れもある。見つけても触らずに市や県に連絡してほしい」と呼び掛けている。(浜田匡史)

 

 

漂着ポリタンク中身に塩酸か

NHK鳥取 2017年 02月27日 21時07分

鳥取市などの海岸にハングル表記のポリタンクが多数、漂着していた問題で、県がポリタンクの中身を詳しく調べた結果、一部に塩酸と見られる液体が入っていたことが分かりました。
県などでは海岸でポリタンクを見つけても決して触らないよう呼びかけています。
鳥取市や米子市など県内の7つの市と町の海岸では、今月22日からハングルで「過酸化水素」などと書かれたポリタンクが、合わせて316個漂着しているのが見つかりました、このうち34個のポリタンクには液体が入っていて、県が詳しく調べた結果、このうちの1つが塩酸とみられることがわかりました。
濃度は10%程度ですが、手で触れるとやけどをするおそれがあるということです。
一方、カドミウムや鉛など有害な重金属類は検出されませんでした。
このほかの33個のポリタンクに入っていた液体は酸性の強さが低いことから県は詳しい調査は行わず、産業廃棄物として処理することにしています。
ハングル表記のポリタンクは隣の島根県や兵庫県などの海岸でも多数、確認されているということです。
県などでは海岸でポリタンクを見つけた場合は決して触らず県や市町村、警察などに通報するよう呼びかけています。
02月27日 21時07分

 

 

 

 

(管理人より)ポリタンクの漂着ゴミについての記事をまとめてみました。この件でネット上ではYouTubeなどでネトウヨがヘイトで大騒ぎをしています。それにもほとほとうんざりしますが、ゴミ問題はゴミ問題としてみんなが考えなければならないと思います。韓国の沿岸にも、日本の文字が入ったゴミが漂着しているかもしれないのですから。

海へのプラスチックゴミ投棄に関しては「お互い様なんだから捨てていい」ということにはなりません。それでは海は汚れっぱなしになります。

海はみんなのものですから、互いにゴミを捨てないようにしなければならないということは小学生でもわかります。韓国だけでなく、日本も、中国も、東南アジアも、全世界がゴミを捨てないように、ゴミが出ないように努力しなければなりません。それしか解決の方法がないからです。

沿岸で養殖や漁をする人たち全員が空になったポリタンク容器等を投棄しないというマナーを徹底するしかありません。

ハングル表記のポリタンクとニュースになっていますが、中国産もありました。ハングルだけを強調するのも違和感が有る記事でした。

ポリタンクだけでなく、当然このポリタンクの中身も結局海に流したということです。その中身も容器に書いてあるものではないとか・・

「どこの国が」というよりも、もうどの国の人間もほぼ環境倫理なんか持ち合わせていないのかもしれません。実に残念な話です。

使い捨てプラスチックの禁止をインドだけでなく世界中やるべき。メーカーも作るのをやめて!

どの国の人でも生活のためなら、平気で海を汚す行為をやってのけるということです。

連日、こんな絶望が深まるような記事ばかり書いてすみません。

私はこんなに汚い世の中だったら生まれてこなければよかったとすら最近思っています。私自身が生きていることで追加で汚してしまうから・・・(泣泣泣)

 流れてくるのが椰子の実ならいいのだけれど、ポリタンクなどのプラスチックゴミなら、もう終わり・・・

 

  

 

 

韓国の漁業関係者の皆さん

ポリタンクが日本へ流れてきています。
プラスチックのゴミは、マイクロプラスチックになり、海の生き物を殺してしまいます。
どうか海に捨てないでください。
よろしくお願いします。

 

翻訳ソフト☟

한국의 어업 관계자 여러분

폴리 탱크가 일본에 흘러 오고 있습니다.
플라스틱의 쓰레기는, 마이크로 플라스틱이 되어, 바다의 생물을 죽여 버립니다.
어떨까 바다에 버리지 말아 주세요.
잘 부탁드립니다.

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使い捨てプラスチックの禁止をインドだけでなく世界中やるべき。メーカーも作るのをやめて!

2017-02-27 | プラスチック問題

All Forms Of Disposable Plastic Banned In Delhi-NCR!
SHREYA KALRA JANUARY 25, 2017

The capital has put its foot down in one aspect of pollution dealing with plastics by banning all types of disposable plastics throughout Delhi-NCR.

Last year in December the National Green Tribunal passed a law that banned disposable plastic and that law came into force on the first day of 2017. Included in the ban are bags, chai cups and cutlery.

Banning disposable plastic is a huge step for the capital and the country because India is among the top four biggest plastic polluters in the world, responsible for around 60% of the 8.8 million tons of plastic that is dumped into the world’s oceans every year. 

This step is in part a reaction to three local dumping sites in Okhla, Gazipur and Bhalswa, which operate as waste-to-energy plants but according to residents in the vicinity, illegal mass burning technology causes air pollution.
The National Green Tribunal said in a statement, “Each of these sites is a depiction of the mess that can be created for environment and health of people of Delhi."
“We direct that use of disposable plastic is prohibited in entire NCT of Delhi.”

It added that INR 10,000 environment compensation will be imposed on vegetable vendors and slaughterhouses if they throw garbage in public places.

(翻訳は管理人)

デリー首都圏ですべての形態の使い捨てプラスチックの禁止! 

首都は、デリー首都圏において、すべてのタイプの使い捨てプラスチックを禁止することによって、プラスチック汚染公害の一面に踏み込みました。

昨年12月、国立グリーン裁判所は使い捨てプラスチックを禁止する法律を可決し、法律は2017年の元日から実施されました。禁止には袋、チャイ・カップ、カトラリーが含まれます。
インドは、世界でも上位4カ国のプラスチック汚染国家であり、毎年世界の海洋に投棄される880万トンのプラスチックの約60%を占めているため、使い捨てプラスチックの禁止というのは首都や国にとっては大きなステップであります。 
このステップというのは、一部はOkhla、GazipurおよびBhalswaの3つの地方のゴミ処理場に対応するものです。これらは廃棄物からエネルギーへの工場として機能していますが、近隣住民によると、違法な大量燃焼技術が大気汚染を引き起こしているということです。
国立グリーン裁判所は声明で、「これらの各処理場は、デリーの人々の環境と健康のために生み出される混乱をあらわすものである」「我々はデリーの全NCTにおいて、使い捨てプラスチックの使用を禁止するように指示します」と述べました。
また公共の場所にゴミを投棄すると、10,000インドルピーの環境賠償金が、野菜の行商人や屠殺場に課せられると付け加えました。

 

 

 

India Banned Literally All Disposable Plastic in Delhi, a Major Win for Planet Earth
By Marnie Cunningham| Feb. 13, 2017

In a huge win for the environment, India has banned plastic in Delhi. The ban includes bags, cups and cutlery.
India’s National Green Tribunal (NGT) introduced the ban following complaints of illegal burning of plastic and other waste at three local rubbish dumps. The ban took effect on the first day of 2017.
The illegal burning of waste was said to have been contributing to air pollution, which is a major problem in India. In a recent report by the World Health Organisation, New Delhi was found to have the worst air quality out of the 1,600 cities that were analyzed. India actually had 13 out of the top 20 most polluted cities. It is also the world’s biggest polluter after the USA and China.
Read More: France Is the First Country to Ban Plastic Cups, Plates, and Cutlery
Plastic pollution is a major problem around the world. An astonishing 8.8 million tons of plastic makes its way into our oceans every year. A massive 60%t of the plastic waste in the oceans is said to have come from India, according to the Times of India.
The biggest problem with plastic waste is that it never breaks down, it just breaks into smaller and smaller pieces and leaches chemicals into the water. It is also a fatal hazard for fish birds and marine life who mistakenly eat it.
Approximately 100,000 marine creatures die every year from becoming entangled in plastic. Devastating photos emerged last week revealing the contents of a dead whale’s stomach. It contained 30 plastic bags as well as other plastic items.

Australian environmentalist and plastic pollution crusader Tim Silverwood, has seen first hand the mismanagement of waste in India and what that means for the world’s oceans.
“The most profound moment happened when I was snowboarding in the Himalaya and discovered that all the waste generated by the mountain village was dumped over the side of a pristine mountain. That was their ‘away’. It shook me to the core, on my journey I’d seen the shocking ocean pollution throughout Indo, SE Asia and India but here I was amongst the tallest, most beautiful mountains on earth witnessing trash (that I had a hand in creating) starting it’s long migration to the sea. ” Tim Silverwood told Surf Careers.
The new plastic ban in Delhi is an important step in combatting the growing pollution problem in India.

(翻訳は管理人)

インドはデリーにおいて、文字通り、すべての使い捨てプラスチックを禁止、地球のための大きな勝利

環境のための大きな勝利として、インドはデリーでプラスチックを禁止しました。禁止には袋、カップ、カトラリーが含まれます。

インドの国立グリーン裁判所(NGT)は、3つの地元のゴミ捨て場でプラスチックやその他の廃棄物を違法に焼却しているという訴えに続いて、禁止を導入しました。禁止は2017年の元日に発効しました。廃棄物の違法焼却は大気汚染の原因となってきたと言われていました。そしてそれはインドにおいて重要な問題です。

世界保健機関(WHO)による最近の報告書では、ニューデリーは分析された1,600の都市の中で最悪の空気の質であることが判明しました。最も汚染された20の都市のうち、実に13都市がインドでした。インドは米国と中国に次ぐ世界最大の公害汚染国でもあります。

フランスはプラスチックカップ、皿、カトラリーを禁止する最初の国です。

プラスチック汚染は、世界中の大きな問題です。毎年、驚くべき量の880万トンものプラスチックが海洋に流入しています。インドのタイムズ紙によると、海洋のプラスチック廃棄物の60%はインドからのものと言われています。

プラスチック廃棄物の最大の問題はそれが決して分解しないということです。さらに小さくなり、より微細な破片となって水に化学物質を浸出させます。
魚、鳥などの海洋生物がそれらを誤食することは致命的な危険でもあります。

毎年およそ10万の海洋生物がプラスチックに絡まって死んでいます。先週、死んだクジラの胃の中身が現れているひどい写真が出されました。それは30のビニール袋と他のプラスチック製品を含んでいました。

ツイッター:鯨は30個のビニール袋を飲み込んだ後、ノルウェーで餓死する☟

オーストラリアの環境保護主義者でプラスチック汚染改革運動家のティム・シルバーウッド氏は、インドでの廃棄物の管理が間違っており、それが世界の海洋にとって何を意味するのかをじかに見てきました。

「私がヒマラヤでスノーボードをしていて、山村で発生したすべてのゴミが、きれいな山に投げ捨てられるのを見たときは、最も理解しがたい瞬間でした。それが彼らの「片付け」でした。それは私の心を揺さぶりました。私は旅の中で東南アジア、インド全体で衝撃的な海洋汚染を見てきましたが、私は地球上で最も美しい山々の中で、ゴミ(自分も加担している)が海に向かって長い移動を始める、その出発点を目撃したのです。」

ティム・シルバーウッド氏はサーフィンの経歴を語りました。
デリーでの新たなプラスチック禁止は、インドの拡大する汚染問題と戦うための重要な一歩です。 

 

 

 

 (管理人より)こちらの記事を読んでもよくわからないことがあったので元記事を翻訳して読んでみました。

「インドが使い捨てプラスチック禁止っていいね!」と単純に思っていましたが、記事の中に「公共の場所にゴミを投棄すると、10,000インドルピーの環境賠償金が、野菜の行商人や屠殺場に課せられる」という一文がありました。結局、末端の業者に責任を被せるものではないかと思います。

たしかに使い捨てプラスチックの禁止自体はいいことだと思うのですが、これって企業の製造を止めているのでしょうか?インドのメーカーがペットボトルやビニール袋を作るのをやめないことには、市民は使い続けるでしょう。山の中のゴミの捨て方を見ると、残念ながら環境倫理がないようです。市民に責任を被せるとなると、ますますこっそり山の中に持っていって捨てる行為が増えるだけではないかと思います。

現在、環境中に出されてしまっているゴミの片付けと、上流の生産縮小中止を同時にすすめていくことが最も効果があるのではないでしょうか。

まずはプラスチックゴミをつくった企業に責任を取らせないことには始まりません。

騙されて買った市民にも、ポイ捨てした市民にも責任はありますが、つくった企業もゴミを始末する責任があります。

マイクロプラスチックという厄介なゴミの片付けをメーカーにさせなければなりません。

あとは、次世代がやるだろうという問題の先送りは、原発のゴミだけでなく、あらゆる工業生産のゴミに及んでいます。

プラスチックゴミは私たちの欲望の残骸です。

山の中にプラスチックゴミを捨てると、それが流れて海に到達し海を汚染していくことを想像できる市民がどのくらいいるでしょうか?

先日、群馬県で起きた産廃倉庫の中もプラスチックゴミでいっぱいでした。中国の工場に運んでリサイクルさせていたようです。

群馬の産廃倉庫の火災。屋根の上のソーラーパネル、倉庫の中の廃プラスチックが燃えた煙で体調不良者

インドだけでなく日本でも山の中に捨てています。

プラスチックのゴミがこんなに山の奥にあるということを知らない人もいると思います。

この画像の元記事が消されてしまいましたので 画像のみ☟ 日本です。

 

 

 





 

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漁網に魚と一緒にポリ袋やペットボトルがかかるようなプラスチックゴミの海になってしまっている現実

2017-02-27 | 海洋汚染

 

海のごみ、刺し網漁悩ます 宗像市沖の玄界灘 [福岡県]
2017年02月26日 06時00分 =西日本新聞朝刊=

宗像市沖の玄界灘で1月から行われている刺し網漁で、漁網にビニールやペットボトルなどのごみがかかり、漁師が困惑している。海外からの漂着ごみもあるが、日常のごみが川から流入したとみられるものも多い。漁師たちは「海の環境は漁師だけでは守れない。内陸部の人たちも環境保全に関わっていることをぜひ知ってほしい」と訴える。

 1月下旬の午後5時半ごろ、刺し網漁を終えた宗像市鐘崎の権田正良さん(45)は、みっちりと卵が入ったミズガレイ、メイタガレイなど約30箱分を積んで港に戻った。魚を運搬車に移した後、大きなごみ袋を手に船を下りた。中には塩水にぬれたポリ袋やペットボトルなどが入っていた。

 刺し網漁の漁期は、今年は1月15日~3月17日。宗像市鐘崎と大島の漁船7隻が、大島沖10キロ付近の海域で操業している。水深60~70メートルの海底に高さ約2メートル、長さ2~3キロの網を立てるように張る。

 5年以上前から漁期の初めに網にごみがかかるようになり、網が倒れたり重みで破れたりする被害が出るようになった。「刺し網の漁期は2カ月間なので、残り10カ月分のごみが海底にたまっているのかもしれない」。ごみの中には韓国、台湾などの製造元表記があるものが混じり、海外からの漂着ごみとみられる。一方、ペットフードや菓子の袋には日本製のものも多く、川や海岸から流れ込んだとみられる。

 宗像漁協の中村忠彦組合長は「以前はまかないのごみを海に捨てたりしていた漁師も、最近は『ごみは持ち帰ろうや』と声を掛け合うようになり、遊漁船にも海上投棄をしないよう徹底している」と話す。その上で「はえ縄にもビニールや缶がかかることがある。漁師が自主規制しても、流れてくるごみが集まりやすい場所はある」という。

 刺し網にかかったごみは漁期の約2カ月分を港に集め、漁期終了後に漁師たちがまとめて処理場に運ぶ。昨年は軽トラック2台分あったという。宗像市水産振興課は「海の清掃を業務委託しているとみなして、漁協を通じて処分費などを出している」という。一方、海岸線に流れ着いた漂着ごみは環境課の所管になり、市民による一斉清掃などが定期的に行われている。

 「地域外で発生したごみをなぜ、人的・経済的負担をして処分しなければならないのかという問題が海ごみにはある」。玄界灘沿岸の海ごみの研究をする九州大大学院工学研究院の清野聡子准教授はそう話す。特に海中のごみは一斉清掃など組織だった回収がしづらいため、漁業者の自助努力に任されているのが現状だという。

 宗像市で3年前から開催されている「宗像国際環境100人会議」は、今年は8月に開催予定だ。主要メンバーの清野さんは「沖ノ島の世界遺産登録や、豊かな海づくり大会開催など海が注目される年。それだけに、自分は関係ないと思っている人への環境教育が一層重要になる」と話す。 

(管理人より)海のゴミ回収に関する地方のニュースをまとめておきます。こういうニュースは見逃されがちなので。漁をすると漁網にゴミが引っかかるというところまで海洋汚染は進んでいるということです。

5年以上前から漁期の初めに網にごみがかかるようになり、網が倒れたり重みで破れたりする被害が出るようになった」とありますので、時期的にその他の海外の記事とも一致しています。

6年前の津波によるゴミなども関係しているのかもしれないと思いました。海は世界中つながっており、海流でゴミはぐるぐる回ります。そのうちにプラスチックゴミは劣化し、どうしようもないマイクロプラスチックになっていくのです。

【日本語訳】The ocean is broken海が壊れています オーストラリアのヨットマンの証言~津波瓦礫

こちらは瀬戸内海の沿岸のゴミ収集の記事☟

津布田海岸で漂着物の回収作業

宇部日報:2017年2月23日

山陽小野田市快適環境づくり協議会(岡本志俊会長)、市自治会連合会(同)は22日、津布田海岸で漂着物の清掃作業を行った。88人が参加し、約350㍍の区間に落ちていた不法投棄物や漂着ごみを約1時間かけて回収。燃やせるごみは240㌔、不燃ごみは30㌔にもなった。

市域の快適な環境づくりを目指して毎年、同海岸と縄地ケ鼻海岸、焼野海岸を交代で回っている。今回は、地元の有志者、市環境課、市環境衛生センターの職員も協力した。

開始前から自主的に辺りをきれいにする姿が見られるなど、参加者たちは積極的に作業。海岸沿いを歩きながら周囲に目を凝らし、ペットボトルや発泡スチロール、流木、空き缶などを回収した。小さなプラスチックごみも逃さずに拾った。

岡本会長は「市民からよろこびの声をもらうこともあり、活動には大きな意義がある。これからも継続させて市域をきれいに保とう」と呼び掛けた。

 5年前の記事を見ると、回収したゴミの量は4トントラック2台分 あったようです。内容は空き缶、ペットボトル、プラスチックごみ、弁当殻、流木、消火器。


これらの記事の内容も表面的だと私は思います。こういったゴミの上流を止める、つまりプラスチック製造を規制する話に及んでいないからです。

ゴミの捨て方の問題や、経費の問題になってしまっているのです。清掃活動の紹介になっている。こういった記事を読むと、マナーの問題、外国からのゴミのせいにする人間すら出てくるかもしれません。

問題意識はあっても「問題の背景になっている社会の底流を知る努力が必要」なのに、原因を調べたり学習するのは後回しになってることが多いのです。

そして、自分の欲望を肥大化させることについては、まったく罪悪感がないからこんなプラスチックゴミや放射能で汚染された状態になってしまったのだと私は思います。

私たちの消費行動、そしてゴミの元を作っているメーカー=企業の問題、産業構造、エネルギーの問題、科学技術の問題にまで目を向けて欲しい。

消費行動は広告代理店によって作られるテレビCMに左右されていることを認識していますか?

飲む必要のない健康にも悪いペットボトル飲料をテレビCMに騙されて、膨大な電力消費をする自動販売機で買って、ゴミをポイ捨てするといった一連の行動から海のゴミは発生しているということを、市民一人ひとりが理解しないことには根本解決にはなりません。

 

「自分が飲みたいから買う!」⇒それでいいのかということです。






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群馬の産廃倉庫の火災。屋根の上のソーラーパネル、倉庫の中の廃プラスチックが燃えた煙で体調不良者

2017-02-26 | 産廃火災

(管理人より)アスクル倉庫火災があったばかりなのにまた群馬県で倉庫火災。今度は産廃の倉庫です。廃プラスチックの中間処理業者。

産廃火災や倉庫火災の原因を「放火」ではないかとあれやこれや考えることは本質的な問題を見えなくするので、私はそういう見方をしません。 産業廃棄物が火災になりやすいという現実から離れることのほうが不自然です。 発火しやすい危険物を内包した廃棄物、その溜め場の状況を考えることの方が大切です。

 群馬の倉庫で火災、消火難航 2017年 02月 24日 11:54 JST  共同通信

24日午前7時ごろ、群馬県玉村町川井36の3、産廃中間処理業「みやま運輸倉庫」で「黒煙が出ている」と119番があった。地元消防によると、火の勢いが強く消火活動が難航し、約1500平方メートルが全焼する恐れがある。けが人や逃げ遅れの情報はない。

 消防車や救急車など計16台が出動。屋根が焼け落ちる危険性があるなどとして倉庫内に入れず、重機で外壁を壊し、外から放水するなどの消火活動を続けている。 県警によると、建物は鉄筋スレート建ての平屋倉庫。燃えやすい廃プラスチックなどが保管されていたという。現場は工場や倉庫が立ち並ぶ工業団地の一角。

 NHKによると 主に廃プラスチックを細かく砕いたチップ600トンほどが保管されていたそうです。黒煙☟


この倉庫の屋根にもソーラーパネルが設置されていました。

 

倉庫全焼、鎮火見込み立たず…産廃中間処理業 群馬  より


ソーラーパネルと廃プラスチックが燃えた有害な煙が広範囲に流れて行きました☟


産廃中間処理業「みやま運輸倉庫」の火災は倉庫が全焼していました。つまり屋根に乗せられていたソーラーパネルも燃え落ちたということです。それなのに報道はヘリも飛ばしているのにもかかわらず伝えませんでした。FNN JNN NNN NHK 共同通信もニュースの動画で一切それを言わない状況は一体何でしょうか。

 

体調不良の訴えも 廃プラスチック倉庫で大規模火災(2017/02/24 10:32) ANN

群馬県玉村町にあるリサイクル業者の倉庫で大規模な火事があり、現在、消火活動が行われています。 警察などによりますと、24日午前7時ごろ、玉村町にあるリサイクル業者の倉庫で「黒煙が上がっている」と近所に住む男性から119番通報がありました。消防車など16台が駆け付けて消火にあたっていますが、廃プラスチックを保管している鉄筋の倉庫が1500平方メートル焼け、出火から3時間以上経った現在も延焼中です。周辺に黒い煙が広がっていて、消防によりますと、近くにいる人のなかには体調不良を訴えている人もいるということです。現場は工業団地の一角で住宅街からは離れていて、避難勧告などは出されていません。

 せめて「窓を閉めるように」という広報車両は出ていたのでしょうか。分かりません。

 

 

玉村町の倉庫火災 鎮火 NHK群馬  02月24日 18時26分

24日朝、群馬県玉村町の産業廃棄物の保管倉庫で火災があり、およそ10時間半後に火は消し止められました。けが人はいませんでした。

24日午前7時前、群馬県玉村町川井の廃プラスチックなどを保管する倉庫から火が出て、炎や黒い煙が高く上がりました。
消防車など20台余りが出て消火に当たった結果、およそ10時間半後の午後5時半に火は消し止められました。
けが人はいませんでした。
会社や消防によりますと、火災があった倉庫は、広さ1500平方メートル余りで、主に廃プラスチックを細かく砕いたチップ200トンほどが保管されていたということです。
町内に住む60代の男性は「黒い煙が出ていて心配です。埼玉県でも大きな火災があったので、早く収まってほしいです」と話していました。
現場は、JR高崎線の神保原駅から北におよそ4キロ離れた工場や倉庫が集まる地域で、警察と消防が出火原因を調べています。
02月24日 18時26分

 

結局10時間半も燃え続けました。この倉庫の目の前にはメガソーラー、後ろには金属スクラップの溜め場がありました。延焼したらさらに厄介なことになるところでした。

他の局は「体調不良を訴える人がいた」と報じてるのにNHKは報じませんでした。

今回の群馬県玉村町の火災は午前中に起きたので、こうして状況がニュースで流れました。報道ヘリも飛んでいましたし、市民も黒煙の流れる様子を画像にとってツイッターで共有できました。もしこの火事が真夜中に起きていたら、記事としてはもっと小さな扱いしかされなかったのではないかと思われます。

アスクル倉庫も産廃倉庫も屋根のソーラーパネルが燃え、この産廃倉庫の火災では体調不良者も出ているというのに・・・・

産廃の倉庫の屋根にソーラーパネルをのせるなということを、もうずっと言い続けてきました。

アスクル火災の記事はある程度、拡散しましたが、途中でネトウヨが内容をパクって記事にしていました。もううんざりします。

このまとめ記事も、誰も書かないと思うので、背中が激痛ですがどうにかまとめました。

昨年のブログ記事

産廃リサイクル工場の火災。屋根に設置されたソーラーパネルが燃えても伝えないメディアの愚

 

 

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<アスクル火災>鎮圧と発表されたあとに再燃。倉庫火災の消火の困難さを示す

2017-02-26 | 公害

アスクルHPを見ると、22日に鎮圧したと言っておきながら。まだ完全には鎮火してないんですね。

2017年02月26日 弊社物流センター火災に対する対策について(第10報)  



NHKのアスクル火災についての報道

アスクル倉庫火災 国の専門家が消防と原因調査
アスクル倉庫火災 国の専門家が消防と原因調査 2月23日 17時52分
NHKはこれ以降、報じていません。
ですが実際は

2017年2月24日(金) 埼玉新聞 <アスクル火災>3階で再び炎、強風影響「全体の鎮火、数日遅れる」

 三芳町上富の事務用品通販大手アスクルの物流拠点「アスクルロジパーク首都圏」の倉庫火災は24日、発生から丸8日が経過した。この日も残火処理に当たったが、午後6時現在、鎮火には至っていない。

 入間東部地区消防組合によると、同日朝、強風の影響により空気が入り込み、倉庫3階東側で炎が出た。3階は屋根が落ち込んで消防隊員が近づけない場所が多く、商品も山積みになっていることから、機械で熱源を探索しながら放水。1、2階はほぼ鎮火しているものの、今回の再燃により「全体の鎮火は数日遅れる見通し」としている。

 

アスクル火災、3階でまだ炎…残り火に放水続行

2017年02月25日 07時02分 読売新聞

埼玉県三芳町のオフィス用品通信販売大手「アスクル」物流倉庫の火災で、入間東部地区消防組合は24日、消防車4台、消防隊員16人を出動させて、倉庫内の残り火の消火活動を行った。

 1、2階はほぼ鎮火しているものの、3階では、この日も2か所で炎が上がり、同組合が放水を行って消火した。

 同組合によると、最初に炎が確認されたのは早朝で、倉庫3階東側スロープの接続部近く。消防隊員が内部に進入して、消火作業を行った。さらに、午後にも、この近くで、天井の一部が崩落した場所から火が出ており、はしご車からの放水で消火した。

 同組合では、倉庫内の温度を調べる作業と、3階を中心とした残り火の消火作業を25日も続ける方針。鎮火後に安全が確認されてから、東入間署と実況見分を行って、倉庫の詳しい構造や出火原因、延焼経路などを調べる。

 

 

 

 

 

 

 

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(アスクル火災)「有毒ガス」が出ている時に報じず後出しするメディア。住民はのどの痛みや吐き気・頭痛

2017-02-23 | 公害

(管理人より)火災発生から6日たってようやく鎮火したアスクル倉庫の火災。今回のアスクル火災について、余りにもメディアの誘導がひどいので指摘しておきます。

火災発生時は、どの局の報道でもソーラーパネルや倉庫内の危険物については触れませんでしたが、流石にそれはおかしいという意見がツイッターで拡散したため、少しずつソーラーパネルについても、局が触れるようになりましたが、あくまで表面的な報道で肝心なことは突っ込まないという状態が今もずっと続いています。

そのようなおかしな報道ばかりですが、わずかに問題に触れている記事を引用しておきます。つまり問題が起きている当日に報じられているのではなく必ず後出しで、誘導付きということです。 


アスクル倉庫 再び小さな爆発
02月20日 19時08分 NHK  

オフィス用品の通販大手「アスクル」の埼玉県三芳町にある物流倉庫で起きた火災は、出火から4日がたちました。
20日からは消防隊員が倉庫内に入って消火活動を行っていますが、午後に再び小さな爆発が起きたうえ、保管されているコピー用品など大量の商品が燃えているため、どこで火がくすぶっているのかわかりにくくなっていて、消火活動は難航しています。

埼玉県三芳町上富にあるオフィス用品の通販大手「アスクル」の3階建ての物流倉庫で起きた火災は、2月16日の出火から4日がたちました。
消防によりますと、のべ床面積およそ7万2000平方メートルのうち、これまでに東京ドームとほぼ同じ広さの4万5000平方メートルが焼けたということです。
消防が、けさ、倉庫内を調べたところ、火は上がっていませんが、2階と3階のところどころで白煙が上がっていて、消防隊員が空気を補給できる特殊な機材を持ち込んで消火作業にあたっていました。
しかし、20日午後1時前に3階の南東側で再び小さな爆発が起き、消防隊員が一時、外に避難しました。
さらに倉庫内は広く、保管されていたコピー用紙など大量の商品が燃えているため、どこで火がくすぶっているのかわかりにくくなっていて、消火活動は難航しています。
消防は、引き続き安全を確認しながら慎重に消火活動を続けています。アスクルによりますと、火災が起きた倉庫は3階建てで、のべ床面積はおよそ7万2000平方メートルあり、コピー用紙や文房具など、およそ7万種類の商品を保管していたということです。

1階に通用口があり、トラックが商品の積み込みなどを行うスペースが広く取られていて、商品の大半は2階と3階に保管されていました。
消防が火災を覚知したのは、今月16日の午前9時すぎで、「1階の段ボールから火が出た」という通報でした。
消防によりますと、消火活動が始まったあと、早い段階で1階と2階の天井の一部が崩れ落ち、火は建物全体に燃え広がりました。
さらに、屋上に敷き詰められていたソーラーパネルにも引火したということです。

消火活動は、2階と3階に窓がほとんどないことから、外からしか放水できず、難航しています。消防は火災の翌日から、重機で2階と3階に穴を開けて、内部への放水を始めました。
そして、18日の夜には、いったん2階部分の火を消し止めることができたということです。
しかし、19日の午前0時13分と15分に、3階の南東部分で、保管されていたスプレー缶に引火したとみられる2度の爆発があり、ふたたび火が強まりました。
その結果、これまでに全体の6割以上にあたる、4万5000平方メートルが焼けたということです。
消火活動が長期化している理由について、消防は建物の2階と3階には窓がほとんどなく、外からの放水が難しく、屋上にはソーラーパネルがあり、水をかけると、消防隊員が感電するおそれがあるため、直接、放水することができませんでした。
さらに建物の中の温度が一時、500度に達し、熱で壁がゆがむなど倒壊のおそれもあり、慎重に活動する必要があったとしています。アスクルの物流倉庫の火災で消火活動にあたっている入間東部地区消防組合西消防署の柿島勝巳署長は、20日現場で取材陣に対し「徐々に火が収まっている状況にあると思われ、消防隊員が様子を確認しながら内部に進入して消火活動にあたっている」と現在の状況を説明しました。そのうえで「鎮火のめどは立っていない。近隣の消防の応援をもらいながら、全力で消火活動にあたりたい」と話していました。

 動画で初めてソーラーパネルについてテロップが出ました。ソーラーパネルに放水すると消防隊員が感電する恐れがあるのでできなかったということを記事では認めています。

消火活動の妨げになっていたということです。

しかし付属の動画の内容とWEB記事が全く同じではありません。NHKではこういうことはよくあります。

そして、今日2/23の朝日新聞にはじめて「有毒ガス」について触れていますが、なんというか腰の引けた記事。 

アスクル火災なぜ長引いた 住民「家の中、すすだらけ」
小笠原一樹、佐藤祐生、木村司2017年2月23日04時03分 朝日新聞

 埼玉県三芳町の事務用品通販大手「アスクル」の物流倉庫で起きた火災は、出火から6日後の22日、ようやくほぼ消火された。なぜこれほど長引いたのか。

 「本当に申し訳ありません。初期消火の段階で止められなかった」。22日午後、アスクルの岩田彰一郎社長は、火災が起きた倉庫の近くで報道陣に頭を下げた。

 入間東部地区消防組合によると、火災は16日午前に発生。岩田社長らによると、出火場所とされる1階の北西側角付近は、使用済みの段ボールを置いておく場所で火の気はないという。倉庫内は禁煙で、倉庫区画とは分離されたところに喫煙所があった。

倉庫内では当時、400~500人が勤務しており、男性従業員2人が熱い煙を吸って病院に搬送された。火は2、3階へ燃え広がり、22日午前9時半にほぼ鎮火するまでに、鉄骨3階建て倉庫の延べ床面積約7万平方メートルのうち、約4万5千平方メートルが焼けた。パソコンや文房具、洗剤など約7万種類が保管されていたという。

 消防は完全な鎮火に向け、倉庫の一部を重機で壊し、倉庫内で放水を続けているが、作業終了のめどは立っていないという。

 三芳町は一時、周辺6世帯16人に避難勧告を出し、県によると3世帯10人がホテルなどに避難した。近くの主婦(50)は、ぜんそくをもつ小学5年の長女(11)を同級生宅に泊まらせた。「黒煙で、家の中にいても鼻の中が真っ黒。のどの痛みや吐き気、頭痛もあった。家の中はすすだらけで、布団も買い替えようか考えている」と話した。煙のため、ずっと家にいたという男性は「(火災まで)倉庫の中で何を扱っているか、何も知らなかった。地域に会社をもっと開放してほしい」と話す。

 総務省消防庁によると、倉庫には、消防法施行令でこの規模の倉庫に設置が義務づけられている消火器、屋内・屋外消火栓、自動火災報知設備、誘導灯が備わり、1階の一部にはスプリンクラーも設置されていたという。なぜ燃え広がったのか。

 消防によると、窓や出入り口などが少なく、延焼部分に直接注水するのが困難だった。一時500度にもなる熱気や有毒ガスが立ち込めたり、崩落の危険が増したりしたことで倉庫内に入るのも難しかったという。

 建物の特性も影響した。広い倉庫の随所に商品棚があり、食用油や紙類など燃えやすい物も多かった。19日未明には3階にあったスプレー缶に引火したとみられる爆発、20日午後にも破裂音がして、消火を妨げたという。

 大型倉庫の火災は過去にもある。1991年には東京都足立区の靴の倉庫が4日間燃え、靴やサンダルなど150万足が焼けた。ネット通販の拡大で、都市部の高速道路周辺では今回のような倉庫が増えている。

 東京理科大学大学院国際火災科学研究科の池田憲一教授(耐火構造)は「そもそも可燃物が多く、窓が少ない倉庫の火災は、長期化が宿命だ。火災の感知や初期消火など、消火活動の基本を改めて確認することが大切」という。「火災感知設備の増強、初期消火のためのスプリンクラー強化、消火ロボットの普及などで火災を防ぐことはできる。ただ、耐火設備を万全にすればそれだけコストがかかる。消防や防災の専門家、経営者、倉庫の管理者で、どこまで備えるかを議論することが重要だ」(小笠原一樹、佐藤祐生、木村司)

 

「黒煙で、家の中にいても鼻の中が真っ黒。のどの痛みや吐き気、頭痛もあった。」とありますので、煙を吸い込んだ住民には実際こういった健康被害も出ているということです。

「一時500度にもなる熱気や有毒ガスが立ち込めたり、崩落の危険が増したりしたことで倉庫内に入るのも難しかったという。」とありますので、「有毒ガス」が出ていたことを認めています。どうして有毒ガスが出ている時に言わないのか!

その有毒ガスが煙となって周辺に流れたことには触れていないお粗末な記事。

何が燃えたことで有毒ガスが出たのか、500度になったのかについて書かない。専門家もそこに触れない。

近隣住民は「(火災まで)倉庫の中で何を扱っているか、何も知らなかった。」と語っています。近隣住民も何が燃えているか知らないまま煙を吸わされたということです。

広い倉庫の随所に商品棚があり、食用油や紙類など燃えやすい物も多かった。19日未明には3階にあったスプレー缶に引火したとみられる爆発と記事にあります。

これは明らかに誘導だと思います。食用油や紙類など燃えやすい物、スプレー缶が燃えたと思わせる。実際には、ガスボンベが爆発しています。

倉庫内にはその他の爆発物や劇物、燃えてはいけない化学物質や重金属を含む工業製品も大量に保管されていたこと、それらが燃えてしまったことを言わないなんて・・・・

もはや良心を失っているとしか思えません。どうしても、紙類や食品や化粧品が燃えたことにしたいという意図がバレバレなんです。

さらに、NHKは「異臭がするということで町からマスク1枚支給」と報じました。近隣の中学校長がそうコメントしています。

問題は煙の有害性です。それを「異臭」だからマスクということにしています。

「有害な煙を吸わないようにマスク」と言わないといけないのに。しかも1枚だけなんて・・・

 

これから水質検査、土壌検査をするべきと思います。

本当は県がエアサンプラーを使って、空気を引っ張って有害物質の有無を調べるべきだったと私は思います。

そういうことを県民や市民が行政に要求しないと、命と環境は守れません。

 


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(アスクル火災)地響きとともに大小30回以上の爆発音、午前3時頃まで続く「花火が打ち上がった位ドーンドーン」

2017-02-20 | 公害

 

アスクル倉庫火災 延焼続く フジテレビ系(FNN) 2/20(月) 6:35配信  より

 

 

 

  

夜中に地響きと爆発音30回以上、「眠れない」 読売新聞
2017年02月20日 08時00分 読売新聞

消火作業が続いている埼玉県三芳町のオフィス用品通販大手「アスクル」物流倉庫の火災で19日未明、大きな爆発音が2回鳴り響いた。

 現場で消火作業に当たっていた消防隊員約40人が一時避難し、危険が及ぶ可能性があった倉庫西側の3世帯7人に対して同町が避難勧告を出して、2世帯6人が避難する事態となり、住民らからは不安の声が上がった。 入間東部地区消防組合やアスクルによると、爆発音は倉庫南東部3階で起こり、保管されていたカセットコンロ用ガスボンベや整髪料・化粧品のスプレー缶などに引火したとみられている。

 住民らによると、19日午前0時過ぎから、地響きとともに大小30回以上の爆発音が聞こえ、午前3時頃まで続いていたという。

 倉庫から約50メートル先に住む住宅清掃業の女性(69)は「大きな爆発音で目が覚めた。何十回も響き、眠れなかった」と振り返った。この女性は「外に出ると真っ黒な煙が上がり、はしご車が3台ぐらい来て消防隊員も慌てた様子だった。家の中にいてもエアコンから煙が入り、臭いが充満して困る。洗濯物も干せない」と語った。

 避難した住民6人は、倉庫から約1・5キロ離れた町立中央公民館で夜を明かし、日中、ホテルなどに移動したという。「爆発の音が大きかった」と不安そうだったという。(岡本遼太郎、植村信介) 

 


(管理人より)アスクル火災で爆発音が30回以上起きていました。やはりガスボンベに引火しています。 倉庫3階の雑貨というところに新品のガスボンベが大量にあったと思われます。

「大きな爆発音で目が覚めた。何十回も響き、眠れなかった」こんなひどい状態!そのとき 行政はどうしてたんでしょうか? 

アスクル火災 行政の動きをまとめてみました。

埼玉県三芳町ホームページより 

新着情報 

 

今までで3回、煙に注意が出ていますが、どんな危険性があるかという具体的な注意では全くありません。☟ 

火災の煙というのはどんな人にとっても有害なのに「影響を及ぼすことも考えられます」という微妙な言い回し。

 

  

埼玉県ホームページより 

三芳町内アスクル物流倉庫の火災対応(2月19日_17時現在:報道発表)

 2月16日(木曜日)に入間郡三芳町で発生した アスクル物流倉庫火災について

 2月19日(日曜日)17時現在の状況について報道発表しました。

 ○ 報道発表資料(第6報)2月19日_17時現在(PDF:162KB)

 【過去の報道発表】
 ○ 報道発表資料(第5報)2月19日_10時現在(PDF:131KB)
 ○ 報道発表資料(第4報)2月18日_16時現在(PDF:160KB)
 ○ 報道発表資料(第3報)2月17日_16時現在(PDF:159KB)
 ○ 報道発表資料(第2報)2月16日_20時現在(PDF:164KB) 
 ○ 報道発表資料(第1報)2月16日_17時現在(PDF:156KB)

 

埼玉県も煙について、特にこれといった注意喚起があるわけではなく、どういう対応をしたかが書かれているだけ。煙は埼玉県全体に流れて言っているのに・・・・煙に壁はないのに。

越境してどこまでも流れていくということは、福島原発事故で学習済みのはずでは?

埼玉県特別機動援助隊(愛称:埼玉SMART)とは (愛称:埼玉SMART)の出動指示とありました。

埼玉県特別機動援助隊『埼玉SMART』  より

高度な資機材を装備し、特別の教育・訓練を受けた消防局(本部)の機動救助隊、埼玉県防災航空隊、災害派遣医療チームの埼玉DMAT(ディーマット)から編成される。

「高度な資機材を装備し、特別な訓練を受けた救助隊。県内の下記10消防(局)本部に所属する11部隊で構成されている」と書いてありました。

http://www.pref.saitama.lg.jp/a0402/smart/documents/h2804_s-smart.pdf  より

 

 これらを見て、自治体が本当に市民の命と環境を守る立場で動いているのか、みなさんはどう思われますか?

 マスコミも詳しく報じず、自治体もこのような状態。

これは三芳町のアスクル倉庫に限った事ではありません。あなたの町のプラントや倉庫でも起こるかも知れないのです。

そのとき自治体がどう対応して、地元メディアはどう報じるでしょうか?

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(アスクル火災)ソーラーパネルの種類はCISだった。出された在庫商品の配置図が不親切

2017-02-19 | 公害

アスクルHPより

2017年02月16日


第5報より

1.火災等の現況
(4)避難勧告について
2月 19 日(日)午前3時、三芳町より「アスクル西側3軒7名に避難勧告」が発令され、同日午前3時 40 分、6名が三芳町立中央公民館に避難していらっしゃいましたが、同日 14時現在、三芳町立中央公民館に避難されている方はいらっしゃいません(三芳町発表)。なお、引き続き三芳町立中央公民館は避難所として開設しており、弊社社員を派遣し対応にあたっております。

Ⅱ.新たなご説明事項
1.2月 19 日(日)に発生した爆発については、現時点において鎮火しておらず、どんな商品が爆発または燃えているか確認できておりませんが、スプレー缶が爆発した可能性はあると考えております。
2.避難勧告を受けた近隣にお住まいの皆様に対して、ご希望によりホテルを手配し、利用についてご案内させていただきました。
3.弊社の対応として、2月 16 日(木)出火後いち早く役員が現場入りし、当日 17 時 30 分から記者会見を行っております。順次、近隣にお住まいの皆様や町役場、消防、小学校などにお詫びの訪問をしております。
2月 17 日(金)には、近隣にお住まいの皆様専用の特設ダイヤルを開設し対応しております。(03-4330-5399)
4.現場においてマスクを配布しております。

(管理人より) 倉庫内の配置図がアスクルHPにあがっていましたが、これでは良くわかりません。電化製品とメディカル商材、大型雑貨が危ない気がしますが、細かい内容が書いてありません。


http://www.askul.co.jp/csr/environment/promise/promise3.html   より

「2014年5月期に稼動開始した「ASKUL Logi PARK 首都圏」には、ソーラーフロンティア社製CIS太陽光パネル(160w/枚)3700枚を屋上に設置し、2014年3月より発電を開始しています。」

と書いてあります。


インジウムは発ガン性 http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000001iz7t-att/2r9852000001izs5.pdf

セレンは有害大気汚染物質に該当する可能性がある物質 https://www.env.go.jp/chemi/report/h28-01/pdf/chpt1/1-2-2-09.pdf

こういった有害物質を含んだソーラーパネルが燃えているということです。

アスクル火災の一連の報道を見ると「出荷できないこと」が一番の問題のような扱いをされていますが、新品のあらゆる工業製品が燃えてしまったということは何重の意味で、膨大な資源のロスが生じているということです。それに加えて大気汚染、水質汚染の問題。そういったことに触れようとしないマスコミに対しとてつもなく深い闇を感じるのです。

NHKが肝心なことを言わない報道をまたやっています。動画と専門家の意見を入れて記事を更新しているようです。

燃え尽きるまではどうしようもないということです。

アスクル倉庫火災 出火から3日 鎮火のめど立たず 
2月19日 18時42分 NHK 

動画より

 

 

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アスクル火災。FNNとNHKがソーラーパネルについてわずかに言及。市民「家の中でも鼻が真っ黒」「喉、目が痛い」

2017-02-19 | 公害

 

  報告:井原伸之「屋根の太陽光パネルですが溶けて大きく形が変わっています」(音声のみ)

 

消火活動難航 「爆発」で避難勧告も
フジテレビ系(FNN) 2/19(日) 12:23配信

埼玉・三芳町の倉庫で16日に起きた火災は、丸3日がすぎた19日午前も燃え続けていて、19日未明、大きな爆発があったことから、近くの住人に避難勧告が出された。
16日午前9時すぎ、三芳町にあるアスクルの物流センターの倉庫で起きた火災は、丸3日たっても、鎮火のめどは立っていない。
19日未明には、2度の大きな爆発があり、炎や煙が再び激しくなったため、町は午前2時40分、近くの3世帯7人に避難勧告を出し、そのうち6人が公民館などに避難している。
近所の住民は、「黒煙を出しているので、家にいても鼻が真っ黒になる」、「洗濯物を全て室内でやっているが、それでも(煙の)臭いがつく」などと話した。
火は、倉庫内の3階に積まれている化粧品のスプレー缶に燃え移り、爆発を繰り返しているとみられ、消火活動は難航している。

 

アスクル倉庫火災 出火から3日 鎮火のめど立たず
2月19日 18時42分 NHK

長期化の理由は?
アスクルの物流倉庫で発生した火災は、火が出てから19日で、丸3日がたちましたが、鎮火の見通しはたっていません。なぜ消火活動が長引いているのか。消防によると、建物に窓がほとんどなく、放水が難しいことに加えて、19日未明に内部で爆発が起きて建物が倒壊するおそれがあるためだとしています。

消防が今回の火災を覚知したのは、今月16日の午前9時すぎ。「1階の段ボールから火が出た」という会社からの通報でした。消防がかけつけて消火活動を始めましたが、3階建ての建物の1階と2階の天井が早い段階で崩れ落ちたため、火は建物全体に燃え広がり、屋上に設置されたソーラーパネルにも引火して激しく燃え上がりました。

一方で消火活動は困難を極めています。建物の2階と3階には窓がほとんどなく、火が出ている場所に、直接放水することができなかったからです。
さらに建物の中の温度が500度に達するなどしたため、消防隊員が近づくこともできませんでした。

このため消防では17日重機を使って、2階と3階の壁に穴を開けて放水を始めました。この結果、18日の午後8時ごろには消防隊員が2階部分の火がほぼ消えたことを確認しました。ところが19日の午前0時13分と15分の2回にわたって爆発が起きました。3階の南東側に保管されていた大量のスプレー缶に引火して爆発が起きたと見られています。

爆発のあと火の勢いは大きくなり、倒壊のおそれがあることから外からの放水を行っていますが、鎮火のめどはたっていません。

 (管理人より)

アスクル倉庫の火災が発生して3日目にようやくFNNが屋根の上のソーラーパネルについて言及しました。現場上空のヘリからの報告で一言だけですが。

「屋根の太陽光パネルですが溶けて大きく形が変わっています」と。テロップにもなっていません。音声のみ。屋根の上のソーラーパネルはこの時点で、半分は燃え落ちているように見えます。NHKもようやく、ソーラーパネルに関して触れました。たった一行ですが⇒「火は建物全体に燃え広がり、屋上に設置されたソーラーパネルにも引火して激しく燃え上がりました。」

爆発音の原因が化粧品のスプレー缶などとなっていますが、この火災で中身が詰まった状態の大量の新品に引火しているわけですから、実際のところ、手がつけられない状態と思われます。

そもそも使用済みスプレー缶は穴を開けて中身を出してからゴミとして捨てなければならなりません。爆発の危険があるからです。中身が少し入ったスプレー缶たった一個であってもゴミ収集車で爆発という事故も起きています。そんな危険なものにガンガン引火しているのです。中の温度が500℃にもなると思います。

倉庫内にはまだまだスプレー缶以外にも爆発物、危険物はあるはずです。

倉庫内の在庫品の種類の聞き取りをすれば、爆発物の有無はわかります。倉庫内でのその棚の配置を確認すればいずれ火が回って行くことは想定可能。もっと早くに避難指示を出さなければならなかったのではないでしょうか。引火した場合、爆発するのはガスボンベやリチウムイオン電池もあります。そういった爆発の危険がある商品が他にも倉庫以内にあるかどうかを伝えないメディアの腐れぶりにも泣けてきます。

リチウムイオン電池は国策として膨大な税金を投入し進められているハイテク工業製品です。ソーラーパネルも同じ。だからマイナスになることを報じないのだと思われます。現場で消火作業に当たっている消防士が感電の危険があることを知らないはずがありません。実際アメリカでもソーラーパネルがのった倉庫火災が起こって全焼しているのです。

ソーラーパネルのために消火活動が阻害されている事実☟ 2013年

 September 03, 2013 at 3:17 PM, updated September 04, 2013 at 6:39 AM

Dietz & Watson warehouse blaze: solar panels hampered firefighting, officials say   より抜粋転載(翻訳は管理人)

Dietz & Watson warehouse の倉庫火災:ソーラーパネルが消防活動を妨げたと、当局は言う

バーリントン郡の燃えている倉庫の屋根にある7000枚以上のソーラーパネルは、消防士にとってあまりに危険であることがわかったと地元当局が明らかにした。 

デランコの消防長ロン・ホルト氏は、30万平方フィートのDietz&Watsonの屋根(日曜午後から炎上している)の上に消防士を派遣することを拒否した後、「我々は代替エネルギーがある建物を保存することはできないだろう」と、ニュージャージーの消防司令官のウィリアム・クレイマー氏に語った。

「ソーラーパネルはいくつかの理由から消防士にとって特に危険である」と、全米防火協会の部長であるケン・ウイレット氏は述べている。

「パネルへの電力供給を遮断できないため感電する可能性がある」とし、「換気孔をあけるために屋根の上に障害物がない経路を持っていないということは別の問題だ」と述べた。

ウイレット氏曰く「基本的にソーラーパネル(セルから成る)は太陽光線から発電を行い、そしてどんな灯り(街灯、投光器、消防士の懐中電灯など)でもパネルを起動させる。それらのパネルはとても効率的だ。」

クレイマー氏によると、Dietz&Watsonの火災とたたかった人たちは水の問題でも働きを妨げられていた。火災の大部分が今日までに鎮火できたとしても、建物は依然として消火ホースから水をかけられている。専門家によると、感電、それから屋根の上に広がっているソーラーパネルで滑ってつまづくことは、いわゆるグリーンと言われる建物の火災と戦う潜在的な危険のうちの2つに過ぎない。

火災にさらされた太陽電池は非常に多くの腐食性の煙やガスを発生する可能性があり、その吸入曝露による危険や、屋根の上のパネルの重量による構造的崩壊の危険もある。

 アスクルの火災とよく似ていますね。黒煙がすごい。最後は骨だけになっています。

Massive fire at Dietz & Watson warehouse in Delanco, New Jersey

 

ソーラーパネルが燃えると腐食性の煙やガスが発生するとアメリカでは報じているのに、日本はだんまり。恐ろしい話です。迷惑がかけられているのはご近所の人達。

有毒な煙を吸いこんで病気になったら訴訟になるのではないでしょうか?

アスクル倉庫の近隣住民の人たちの声を集めてみました。

 

上のFNN記事より

●近所の住民は、「黒煙を出しているので、家にいても鼻が真っ黒になる」、「洗濯物を全て室内でやっているが、それでも(煙の)臭いがつく」などと話した。

<アスクル火災>3日目も鎮火せず 周辺住民「眠れない」「心配」  埼玉新聞 2/18(土) 22:44配信  より

●住居兼事務所を構える会社員小笠原頼子さん(67)は「風向きが17日の夕方から北風になり家の中に煙が入ってきた。主人は『眠れない』『煙臭い』と言っていた。こんな状況が何日も続くと心配」とこぼした。 現場付近を休日の散歩コースにしている会社員男性(85)は「今日で3日目だ。でも消えそうにない」と途方に暮れたような表情だった。

<アスクル火災>喉、目が痛い…住民訴え 小学校も対応、社長ら謝罪  より

●倉庫の隣りで工場を経営する佐々木進さん(61)は「朝には消えていると思ったが、まだ煙が出ていた。24時間燃えるとは思わなかった。プラスチックの燃える臭いがした」と話す。女性従業員は「喉が痛いし、目も痛い」と煙の影響を口にする。

2日経った今も…「アスクル」火災 鎮火めど立たず テレビ朝日系(ANN) 2/18(土) 11:53配信  より

●近くの会社の人:「ビニールの焼け焦げた臭いがすごかった。早いところ鎮火してもらわないと困る」 

<アスクル火災>消火難航、倉庫倒壊の恐れ 毎日新聞 2/20(月)  より

●倉庫の南約100メートルに住む女性(74)は「倉庫から黒煙が押し寄せ、窓を閉め切っても煙の臭いがする。眠れない日が続き、普段の生活ができない」と話す。


こんなに煙が・・・所沢の方までくさい匂いがしているようです。吸い込んでいるということ。

そらまめ君のグラフ表示が消えていることに疑問を感じます。肝心な時にないなんて!

数値として 60、70、86など出ていますね。

 .

 

 

 

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埼玉県三芳町アスクル倉庫の火災。ついに屋根の上のソーラーパネルに延焼。倉庫内にはパソコンや洗剤なども

2017-02-17 | 公害

 

 

(管理人より)昨日2/16の朝9時にアスクル倉庫で火災が起きた後、ずっとツイッターで情報を更新していましたが、24時間経っても鎮火していませんので、やはりブログにまとめておきたいと思います。ソースが気になる方はツイートにリンクを貼っていますのでそちらで確認してください。

場所

●消防車など37台 

平成 29 年2月 16 日 アスクル株式会社 火災発生に関するお知らせ 作業員2名が救急車で病院に搬送され入院。その他3名が救急車内で手当て 

火災が起きた当初は、倉庫内の「コピー用紙やダンボールが燃えた」という報道でした。その後、倉庫内は燃え続け、少しずつ倉庫内にどんなものが入っているかということが各ニュースで出始めました。オンライン店舗の商品を見てもわかりますが、倉庫の中にはオフィス用品など7万種類も商品が保管されており、その素材も多岐にわたります。当然、紙製品だけではありません。

アスクルのHPのここを見ると、リチウムイオン電池やLEDや家電も扱っていたようです。バッテリーで検索かけると山ほど出てきます。リチウムイオン電池は危険物、爆発物なので引火したら消火が困難になることはわかりきっています。恐ろしいです。検索で柔軟剤や殺虫剤も出てきました。

文房具~紙、プラスチック製
パソコン~プラスチック プリント基板 液晶ディスプレイ
洗剤~合成洗剤=化学物質

このカテゴリーの商品が倉庫内にある可能性 

これらの倉庫内商品はすべて新品で燃えているわけですが、火災は、ある意味、産廃の野焼きと同じなんです。雑多なものが煙突やフィルターすらない状態で、その場で燃えてしまっているのですから。これらがごちゃまぜで燃えてしまったら、ダイオキシンだけでなく、未知の化学物質の有害な煙、つまりPM2.5になることは容易に想像がつきます。行政は周辺住民に注意喚起をしたのでしょうか?あれだけ中国からのPM2.5を騒いで、日常的に市民に「ごみ分別」を強制しておきながら、このような火災では無分別にあらゆるゴミを燃やしているのと同じことなのに、何も言わないのでしょうか?

倉庫の中には、あらゆる電子機器と化学物質、プラスチックで作られた製品がぎっしり。民家の火事よりも、ある意味、産廃置き場の火事よりももっと危険な煙かもしれません。工場火災なら原料が燃えたPMになりますが、火災が起きているのは出来上がった製品の巨大倉庫ですから多種多様な物質、成分がPMになります。

科学者やジャーナリストは何も言わないのでしょうか?この煙の危険性を誰も指摘しないのでしょうか?

メディアはヘリコプターを飛ばして、屋根の上も撮影しているのに、ソーラーパネルが設置されていることを言いません。現場の記者も言いません。 

さらに消火のために放水すれば、その水が汚染水になります。ごみを燃やすこと自体がそもそも危険な行為であるということがずっと隠蔽されてきましたから、市民にはこういった火災に対する危機意識もありません。

周辺にお住まいの方は、この火災の煙を吸い込んではいけない。洗濯物を干さない。マスクをして不要不急の外出を避ける。喘息や化学物質過敏症の方も要注意です。

そしてついに昨日の夕方~今朝のニュースの映像で倉庫の屋根の上のソーラーパネル(太陽光パネル)が燃えていることがわかりました。しかし映像だけでコメントはありませんでした。 現場を取材している記者が「目が痛い」と言っていました。破裂するような爆発音も。

 

 

 

 

NHK☟

 毎日新聞 

  

 さてここで、パソコンやソーラーパネルなどの電子機器が燃えた場合の問題を指摘しておきます。以前にブログでも書きました。

電子廃棄物=雑品スクラップの輸出規制強化へ、プリント基板から鉛、液晶からヒ素。汚染はどこでも迷惑

太陽光パネルが増えると消防士が感電・有毒ガス等の危険に晒される。東京消防庁はリスクを過小評価。

いったん物流倉庫が火災になったら、倉庫に保管されている新品のパソコンが燃えても、ゴミになったパソコンが燃えても、結果は同じこと。「難燃剤を含むプラスチックやプリント基板や液晶ディスプレイなどが燃えると有毒である」ことに変わりはありません。実際、電子廃棄物を野焼きでリサイクルしているアフリカや中国では大変な健康被害が起きています。

パソコンが火事で燃えたら、ヒ素がPMとなって環境中に出るということです。

 

総務省消防庁消防研究センターの資料に、ソーラーパネルが燃えると有毒ガスが出ることが書いてあります。☟

 

ソーラーパネルの含有量試験結果を見ると、鉛やヒ素、アンチモン、銅、スズ、亜鉛、銀など含まれます。 種類によっては インジウム、ガリウム、カドミウム、セレン、テルルなどの毒性物質を含んだソーラーパネルもあります。 ソーラーパネルを見ても何の種類か素人には判断不能です。アスクル倉庫の屋根のソーラーがどういった種類かもわかりません。 

ストリートビューでは、アスクル倉庫の屋根にソーラーパネルが設置されているのは見えませんし、倉庫に何が入っているかもわかりません。もし火事になり、それが燃えた場合、周辺住民は知らずに太陽光パネルやパソコンの燃えた有毒ガスを吸う可能性があるということではないでしょうか?

報道では、「物流への影響、けが人」だけを流していますが、深刻なのは「大気の汚染」です。

さらに、この火事になったアスクル倉庫のある埼玉県は、福島第一原発事故でまだらに放射能汚染された場所でもあります。

埼玉県の土壌汚染
(2013年9月)「埼玉県三芳町 町立体育館側溝手前に溜まった「路傍の土」  より  セシウム合計 3020±440 Bq/kg 

これは深刻です。まさに複合汚染。

●バンダジェフスキー博士
「体内に取り込んだCs137その他の放射性物質、鉛などの化学元素が長期にわたって作用した結果、子供の心内で発生した代謝障害と電気パルスの伝導障害の組み合わせは、将来死に至る病的機能障害の発生を促す好ましくない前駆症状である」

●野村大成 大阪大学名誉教授
「被曝した親から生まれた子どもが、誕生後にさらに被曝すると、ガンの発生が遺伝と環境の複合要因で多く起こる」

●西尾正道・北海道がんセンター名誉院長

「こういう多重複合汚染の社会になってきて、おそらく今2人に1人はガンになると言われていますが多分2・30年経ったら3人のうち2人はガンになります。僕はとっくに死んでますから若い議員さん方是非確かめてください。ガンがどんどん増える社会になります。」

  

ということで、アスクル倉庫周辺の方は 一応 そらまめ君でPM2.5の状況や風向きなどをご確認の上、どうか注意してお過ごし下さい。

発生から3時間経った頃の映像。

 

昨日の12時  赤い点

 

 

 周辺は畑、住宅地。風でどんどん流れて、空気や土や水を汚染していきます。

 

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PCBが米軍基地近くのハブからも検出。人間へのPCBの影響も深刻。精子のメチル化異常で次世代に影響

2017-02-15 | PCB

 

血中PCB高い男性、精子少ない傾向 東北大が研究 
2017/2/14 11:34

工業製品の絶縁油などに使われた化学物質、ポリ塩化ビフェニール(PCB)の血中濃度が高い男性は、精子の数が少ない傾向にあるとする研究結果を、東北大のチームが英科学誌電子版に発表した。PCBは毒性があり、国内では1972年に製造が中止されたが、環境中で分解されにくく、過去に排出されたものが食物を介して体内に低濃度で蓄積する恐れがある。

有馬隆博教授(分子生物学)は「男性の不妊患者は増加している。他の化学物質も同様に調べて不妊のメカニズムを解明し、治療や予防に役立てたい」と話す。

 チームは、不妊治療を受けた20~50代の男性約220人の血中PCB濃度と精子数の関係を分析した。その結果、精子の数が少ない人は正常な人より血中のPCB濃度が高く、平均で約1.6倍だった。また、精子を詳しく調べると、正常な人の4分の1以下と極端に数が少ない人の場合、遺伝子制御に関わる「メチル化」という反応に異常が生じている割合が高いことも判明した。正常な人の4倍に上っていた。

 メチル化の異常は正常な妊娠の妨げになるなどとする指摘が以前からある。チームはPCBが正常なメチル化を阻害し、不妊につながっている可能性があるとみている。〔共同〕

  

ハブから再びPCB キンザー周辺 DDT類も検出

2017年1月21日 琉球新報

【浦添】浦添市は20日、同市の米軍牧港補給地区(キャンプ・キンザー)周辺で昨年実施した調査で捕獲したハブから、有害物質のポリ塩化ビフェニール(PCB)と毒性が強い農薬のDDT類が検出されたことを発表した。ハブは5~6月に4カ所で1匹ずつ捕獲、4匹全てからPCB、DDT類が検出された。
 キンザーに隣接する西海岸など3カ所で昨年9月に行った底質調査では、海岸と陸地側の各2カ所からPCB、DDT類を検出、鉛は3カ所から検出された。環境基準値は下回った。

 港川付近の海岸で採取した貝(マガキガイ)からは鉛を検出した。日本には基準がないが、欧州連合(EU)が設定した二枚貝の基準値を下回った。貝、アーサからPCB、DDT類は検出されなかった。

 今回検出されたハブの脂肪組織中PCB濃度は1キロ当たり5~42ミリグラム。DDT類は1・1~16ミリグラムだった。最も高い数値を検出したのは、どちらも城間から港川にかけて流れる川・シリンカー付近で捕獲したハブだった。

 自身も浦添市周辺でハブに蓄積された有害物質を調べている名桜大の田代豊教授(環境化学)は、今回ハブから検出されたPCB、DDT類について「周辺地域より市北西部の値が高くなっている。底質調査の濃度分布などを見ると、米軍基地に汚染源がある可能性が高い」と指摘した。一方で、検出された濃度の高さや影響については「他のは虫類について調べた研究があまりなく判断がつきかねる」とした。

 市は「今後も調査を継続し、実態を把握したい」としている。

 市によるキンザー周辺の調査は2回目。2015年の調査でもハブからPCBを検出するなどしている。

  

(管理人より)沖縄の米軍基地キャンプキンザーのそばからもPCBやDDT汚染されたハブ、鉛に汚染された貝。目安の基準値を下回っても汚染は汚染ですから。汚染してないわけじゃないんです。PCBやDDT、鉛だけでなく、有機フッ素化合物「PFOS」という化学物質も、年末に米軍普天間飛行場近くの地下水から検出されていました

こんな状態だから沖縄はもう長寿県ではないのです。かつての長寿県はいまや短命県No.1!? より

「沖縄県の65歳末満の死亡率が2010年に全国一となったのだ。65歳未満だけで見れば、沖縄県は長寿県どころか、短命県ナンバーワン。沖縄では若い世代ほど死亡率が高い。」

確かに10代の訃報まで出ています。沖縄おくやみ情報 2017/2/14

沖縄お悔やみ情報局 2017/2/14 18件中
15歳 急逝
68歳 病気
61歳 病気
52歳 心不全
50歳 脳出血
18歳 急逝

この元サイトにはまるで食事が原因のように書いてますが、私はこういった米軍基地による環境汚染の影響が考えられると思います。

2017年2月10日Scientific Reports誌(電子版)に掲載された研究によると、PCB曝露で精子数が減少PCBにより影響を受けた精子のメチル化異常が、次世代の受精卵に伝達され影響を及ぼしている可能性が示唆されたそうです。もう、人間もPCBのせいで精子が減って次世代を残すことが困難になりつつあります。日本は放射性物質で被曝の影響もありますから、複合汚染で滅びていくのでしょう。

とうとう”持続不能”社会になりました。合掌。

以下東北大学のプレスリリースを見ると、

「ヒト精子では受精時において、遺伝子の働きを制御する DNA メチル化といった化学的修飾(エピジェネティックな修飾注 3)がダイナミックに変動します。この時期は非常に感受性が高く、環境化学物質が精子のエピジェネティクスに影響すると、その効果は受精卵まで影響を及ぼす可能性が十分あります。このエピジェネティック修飾は、生殖細胞形成過程の「細胞の記憶」として知られており、この機構の破綻は、先天性疾患に限らず乳幼児の行動・発達の異常や成人疾患にも影響を与えます。」

と書いてあります。運良く生まれたとしても、発達の異常が起きてしまうという恐ろしさ。

こういった深刻な事実を、自分の子どもにどう伝えたらいいのか悩んでしまいます。

大切な精子のDNAがPCBによって化学的な影響を受けてしまうなんて・・・・それも親世代が環境中にばら撒いた負の遺産によって。親世代が欲望に負けて、便利と快楽を追求したせいで、子世代に恨まれても仕方のない環境汚染を残したわけですから。 取り返しがつきません。

 

精子異常による男性不妊と環境由来化学物質の関連性を解明 ‐PCB ばく露とヒト精子 DNA メチル化異常との関係‐ PDF  より

 

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深海の甲殻類のPCB汚染は私たち人間の暮らしの結果。電気、家電など工業製品への欲望が海を汚した

2017-02-14 | 海洋汚染

英研究 深海1万メートルにも汚染物質 甲殻類に蓄積

毎日新聞2017年2月14日 10時45分(最終更新 2月14日 16時02分)

マリアナ海溝など太平洋の水深1万メートルに達する深海で採取した甲殻類から、ポリ塩化ビフェニール(PCB)やポリ臭素化ジフェニルエーテル(PBDE)といった有害物質が高濃度で検出されたと、英研究チームが13日付のオンライン科学誌に発表した。

 これらの物質は電気部品の絶縁油や難燃剤などに広く使われ、分解されにくく生物に蓄積しやすい。チームは「人間活動による汚染が世界中の海に広がっていると考えられる」と警告している。 チームは太平洋北西部のマリアナ海溝と、南太平洋のケルマデック海溝の水深7000~1万メートルで調査した。(共同)

 

汚染物質、水深11キロの海溝最深部で検出 海洋研究
2017年02月14日 13:42 発信地:パリ/フランス

【2月14日 AFP】世界最深の海に生息する小型の甲殻類から、使用禁止の化学物質による汚染が検出されたとの研究結果が13日、発表された。人為的な環境汚染が地球の最果てにまで及んでいることを示す初の証拠だという。

「海の掃除人」と呼ばれるこれらの甲殻類は、水深11キロ近くでさえ、冷却剤や絶縁流体などに使われる化学物質による「桁外れの」レベルの汚染から逃れることはできないと、研究チームは述べている。

 米科学誌「ネイチャー・エコロジー・アンド・エボリューション(Nature Ecology and Evolution)」に掲載された論文によると、汚染物質は海底に沈んだプラスチック廃棄物や動物の死骸などに由来する可能性が高いという。

 論文の共同執筆者で、英ニューカッスル大学(Newcastle University)のアラン・ジェイミーソン(Alan Jamieson)氏は「深海は世界の辺境にある原始のままの領域で、人為的な影響を受けないと今なお考えられているが、これは不幸にも、真実とまるでかけ離れていることを、今回の研究は示している」と語った。

 ジェイミーソン氏と研究チームは、太平洋のマリアナ海溝(Mariana Trench)とケルマディック海溝(Kermadec Trench)から「アンフィポッド」と呼ばれる端脚類(たんきゃくるい)の海底生物を収集するために、特別製の潜水艇を使用した。

 エビに似た腐肉食性のアンフィポッドを捕獲するために、サバの身を餌にしたわなを使用した研究チームは、捕獲したアンフィポッドにみられる化学物質の痕跡を分析した。

 分析の結果、PCB(ポリ塩化ビフェニル)を含む高濃度の汚染物質が蓄積されていることが判明した。PCBは、がんやホルモンの混乱を引き起こすため、40年近く前に使用禁止となった。

■広範囲の生態系にとっての意味合いは?

地球の最果てにある最も近づき難い生息環境の一つで、これほど桁外れに高濃度の汚染物質が発見されたという事実は、人類が地球に対して長期にわたって計り知れない影響を及ぼしていることを、実に痛烈に示している」と、ジェイミーソン氏は述べた。

 さらに研究チームは、環境中に長期間残留するもう一つの汚染物質、PBDE(ポリ臭素化ジフェニルエーテル)の痕跡を、アンフィポッドの体内で発見した。PBDEは難燃剤に使われている。

PCBとPBDEは、マリアナとケルマディック両海溝のあらゆる水深に生息する、全ての種にわたるサンプル全部に存在していた」と、研究チームは論文に記している。

 世界最深のマリアナ海溝では、サンプルで検出されたPCBの最高濃度が、中国で最も水質汚染が深刻な河川の一つである遼河(Liaohe River)から水を引く水田のカニで検出される濃度より50倍高かった。

 研究チームは、汚染物質が「世界の海洋全体にわたって、海の最深部にまで」広がっているに違いないと推察している。

 アンフィポッドを餌とする動物や、食物連鎖のさらに上位の動物などの「より広範囲の生態系にとって、これが何を意味するのかということは、まだ明らかになっていない」と、ジェイミーソン氏は声明で指摘した。(c)AFP/Mariëtte Le Roux

 

(管理人より) 

もう海が毒で汚れきっているという絶望的な証拠です。電気部品の絶縁油や難燃剤が海の底まで・・・・化学物質の行き着く先は海の底でした。
日本からの放射性物質も蓄積しているでしょう。福島原発事故を収束できない日本もですが、北朝鮮もこっそり放射性廃棄物を海に捨てているようですね☟ 

伊業者、台湾沖に放射性物質投棄 北朝鮮と取引

2017/2/14 18:31 共同通信

【ローマ、台北共同】イタリアの海運業者が北朝鮮政府と取引し、1995年以降に台湾沖周辺に放射性物質を含む多量の廃棄物を不法投棄していたことが14日までに明らかになった。台湾の政府は専門チームを立ち上げ、事実関係の調査を始めた。

 環境汚染問題を担当するイタリア下院の調査委員会が8日、同日解禁された軍情報機関の機密文書の概要を公表し、問題が明るみに出た。文書には、イタリア人のジョルジョ・コメリオ氏が95年以降に北朝鮮政府と取引し、2億2700万ドルの報酬と引き換えに、放射性物質が入った容器20万個を台湾周辺の海中に投棄したとの記録があった。

 

今回の甲殻類汚染の原因は、電気部品の絶縁油や難燃剤、プラスチック廃棄物。みな人間が作り出したもの。すべて人間の「科学技術」によるものです。人間はなんて罪深いのでしょうか。

約40年前に使用禁止になったポリ塩化ビフェニール(PCB)についてはこのブログでも記事にしてきました。

北九州市PCB廃棄物処理上積み問題(2)PCB廃棄物ってどんなものか? 

1950年代から原子力発電が「夢のエネルギー」として推進され、同時にPCBを含む変圧器などの電気機器も作られていきました。つまりPCB廃棄物も、人間が「電気を使う」ために、生み出された負の遺産だと言えます。電気を消費するためにテレビや洗濯機などたくさんの電化製品もPCBを使って作られるようになっていきました。便利な家電などの工業製品を次々に欲しがる私たちの暮らしの始まりです。現在の家電にも難燃剤が含まれています。

昭和48年(1973)のTV コマーシャル をみると、洗脳が凄まじいことがわかります。このころから省エネを理由に冷蔵庫を売っていたんですね。今と同じ。

さらに、当時の公害を指摘するような映像もありました⇒ 懐かCM 5~70年代シリーズPart3

そして家電CM。これらが全部、電子廃棄物になっていたなんて・・・テレビを見ていた頃は考えもしませんでした。こうして俳優、芸人、タレント、スポーツ選手、歌手が大企業の製品を売るためCMに出まくって、企業からのあぶく銭を手にしていたのです。こうやって「大企業=ブランド=間違いない」という権威主義的な価値観が市民の中に作られていったわけです。それは今も同じ。 

60年代~70年代家電CM集

'77-80 家電CM集 vol.5 テレビ1

有害性が明らかになり、仮に新たな製品には使用されなくなったとしても、過去に作られた製品すべてを瞬時に回収できるわけではありません。回収しても、その処理は困難を極めます。PCBを使った製品は私たちの暮らしの中に長い間存在し続け、最終的にPCBや難燃剤を含むこれらの製品が捨てられた段階で、環境中に出てしまうのです。今でも日本中に産業廃棄物の溜め場があり、不法投棄などで廃車や廃家電が山積みになっていますが、それらから有毒な物質が土や水の中に染み出て、海へ流れていった結果が今回の海底の甲殻類の汚染だと考えられます。製品製造時における有害な工場排水も、薄めて流したとしても、それが最終的に海の生き物に濃縮していることをもっと深刻に考えなければならないでしょう。

廃プラスチックのゴミが、劣化して小さくなって海を汚しているということは、もうブログで書き尽くしました。☟

クジラの死体の胃の多くがプラスチックゴミでいっぱいだったという事実は人類に対する恐ろしい告発

「海の掃除人」である甲殻類は、汚染されたクジラの死体も食べていたのかもしれないと思いました。人間が海をゴミ箱にしたという結果でもあります。

さてここで、市川先生の『新公害原論』から 科学技術、公害について抜粋引用します☟

市川定夫著『新公害原論』より

新公害原論―遺伝学的視点から
新評論 

人類は文明というものを著しく発達させて科学というものをうみ出し、経験から覚えた単なる技術とは質的に異なる、科学に裏付けされた技術つまり俗にいう科学技術というものを編み出してきた。

●人類が科学技術によって作り出した、この地球上にかつて存在しなかったもの。それを我々は人工物と総称しています。たとえば化学物質であれば人工化合物といわれます。そういうものは全て、地球上にはかつてなかったわけですから、どんな生物もかつて遭遇あるいは経験したことがないものでして、だからそういうものに対しては、生物は適応を知るわけもないし、対応するすべを知らないのです。結論的に言えば、こうした人工的なものに対しては、生物は全く無防備なのです。従って、こうした人工物が生物体内に入ってきた時も、生物はそれを分解したり無毒化したり、速やかに排出したりするような機能はもち合わせていませんから、これら人工物が生物体内にどんどん蓄積され、被害が一段と大きくなります。そしてこうした現象は、物質が循環する生態系には元来見られないものなのです。ですからこうした人工物は、本来、生命系とは相容れないものと言えるのです。

●それぞれの生物種は、その進化の途上で遭遇してきた環境条件には何らかの形で適応性は持っていても、かつて遭遇したことのない環境条件に対しては適応性を獲得する機会がなかったのですから、適応できないことが多い、というより全く適応できない場合がほとんどなのです。そしてそのことこそが、公害というものがおこる理由なのです。 

いわゆる公害も、科学技術に対する短期的な経済的価値判断や、目の前の利潤追求のための技術の使用から起因しているのです。これはすべて短期的な経済合理主義に基づくもので、この地球の生態系のしくみや、そのしくみが生物の進化と適応の結果であることをまったく忘れていたのです。

われわれは、生物がその進化と適応の過程で遭遇したことがなかったものや条件を、また不可逆的なものを、環境中に出したり、つくり出したりしてはならないのである。それがこの「公害論」の結論である

 

放射性物質を生み出す核技術、低周波音を出すヒートポンプ技術や風力発電、電磁波を出す通信機器や電子機器、匂いの微粒子を出す柔軟剤など、健康被害が報告されているものは、すべて「人工物」です。「短期的な経済的価値判断や、目の前の利潤追求のための技術の使用に起因」して起きているものばかり。これが「公害」です。

市川先生の2007年のインタビュー記事より。原発事故前から警鐘を鳴らしておられたのに、今のような状況になってしまったわけです。複合汚染、多重汚染のことも指摘しておられます☟

科学技術の「発達」を考え直す必要性がある インタビュー: 市川 定夫  より 抜粋引用

80年代からは、人工化合物と人工放射線の問題を追及しました。すでに人工化合物は9万種類ともいわれ、これまでの人類が経験したことがない状況を招いています。これまで人類は、人工物に対して識別能力を持っていなかったし、そのことを知りませんでした。人工化合物と人工放射線の2つを合わされると相乗効果が発揮され、そのことが人類の種としての生存にとって非常に脅威となるものです。自然界になかったものを人間が作るべきでなかったと思っています。その象徴的なものとして、核兵器、原発、劣化ウランがあります。 

低線量放射線の問題や人工放射性核種と人工化合物との相乗効果などは、核兵器、原発などを廃絶するうえでも重要なポイントだと思います。自然界には存在しなかった、つまりあらゆる生物がかつて遭遇したことがなかったもの、適応のすべを知らない多様な人工のものが、どうして私たち人類や他の多種多様な生物に繁栄をもたらしうるのでしょうか。

 私たちは、長年にわたって、科学技術の「発達と発展」という、誤った「宗教」を信じさせられ、誤った道を辿ることを強要されていたのです。こうした事実を真剣に改めて考え直す緊急の必要性が迫っているのです。

 

 40年以上もテレビコマーシャルに乗せられて、ホイホイ家電を買って、買い換えて、電気を使って便利な暮らしを謳歌してきた、そのツケがついにまわってきました。自分で自分の首を絞めている状況に気づいていない人ばかり。環境を汚染しているのが私たちの暮らし。そうさせていたのは原子力ムラなんです。メーカーがゴミのことを考えないという無責任はずっと続いているのです。

企業が市場で競争すること自体が産業廃棄物を増やすことになる=環境を汚染する、ということは資本主義社会の中では無視されています。

科学がわからない人はテレビコマーシャルで騙され、愚かで従順な工業製品の消費者となり、科学がわかってる人も違う角度、企業側の見方で騙されるのですから。実に巧妙で悪質。一般市民が化学物質や重金属に対しての認識がないまま、今に至ったことが原因だと私は思います。だから放射能問題でも騙され続けているわけです。毒物に関する無知。

市民は自分だけじゃなくて、自分の家族も何十年も全員騙されて、間違った価値観で全員が生きてきたのだということを信じたくないし、思いたくもないから、騙されたことを認めないのです。三世代で騙されている。とくに高度経済成長期~バブルの恩恵を受けた富裕層の家族は騙されたことは認めない。自分の頑張りで豊かになったと思っています。

バブル時代に20代だったいわゆる「バブル世代」は長生きはできないだろうと思います。その頃チェルノブイリ原発事故もありました。子どもの頃からインスタント食品、合成シャンプー、合成洗剤、ケミカルナプキンを使い、化学繊維の服を着て、顔には化学物質を塗りまくり、その価値観のまま今に至っています。病気は病院と薬で治せると科学技術を盲信。 

どの時代も、その時代の中で最先端の技術というのは、豊かな人、力の強い人が独占していました。そして近代は科学を用い大企業が工業生産するようになりました。ごくごく僅かな人たちだけが「そんな技術はやりすぎだ!」と言っていたのだと思いますが、それは圧倒的多数の人の欲望を追い求める声にかき消されていきました。だからここまで来てしまったわけです。

こんな複合汚染のどうしようもない放射能汚染国になってしまい、海もあらゆる毒物で汚染されたのですから、今までと同じ価値観でやっていけると思う方がどうかしてるのです。

今の高齢者は成長期に飢餓状態だったかもしれませんが、放射性物質や化学物質に汚染されたものを食べてはいませんでした。粗食でむしろ健康食。だからその後の医療技術の発達で長生き出来ました。終身雇用で年金も満額。今は体の成長期にも毒入りの食べ物を食べ、半分病気の体で過労死するまで働かされるブラック職場。年金は消えました。

原因は、国と企業、企業の紐が付いた政治家、騙された愚かな市民です。

それでもまだ、科学技術を盲信し、擦り寄り、公害加害企業を応援して、工業製品を買い続けるのですか?

これは私自身に対する問いかけでもあります。 

 

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ついに18歳アイドルが急死・・・新聞の訃報欄、おくやみ情報を見ると50~60代もいる現実

2017-02-12 | 放射能汚染

エビ中・松野莉奈さんの死因は致死性不整脈の疑い 所属事務所が発表

スポニチアネックス 2/10(金) 16:41配信

今月8日未明に死去した女性アイドル8人組「私立恵比寿中学」の松野莉奈さん(享年18)の死因について、所属事務所は10日、致死性不整脈の疑いと発表した。

松野さんは7日に大阪で開催された「港カヲル 人間生活46周年コンサート」に出演予定だったが、体調不良のため欠席。帰京し、病院で診察を受けた後、自宅で療養していた。

しかし、8日未明、容体が急変。午前5時ごろ、両親が119番通報し、救急搬送され、病院で死亡が確認された。 

 

(管理人より)2/8にアイドルグループの18歳の女性が急死しました。死因については混乱させるような情報がネット上に出回りました。時給1000円で雇われているネット工作員が一般市民を装っていろんな情報を流してあえて混乱させるように仕向けているようです。NHKがすばやい火消しをして、”ネットは信用できないキャンペーン”のような動きを見せていました。(※ネット工作員のアルバイトに面接に行ってみたら落とされたという情報も寄せられています)

やはり死因について隠したいのだということがわかります。結局「致死性不整脈の疑い」となっています。心臓です。

このアイドルグループのメンバーは全部で8人ですが、そのうち4人が病気になっています。若い女性の卵母細胞の被曝、命のことを考えたら、放射能汚染された首都圏でアイドル活動をすること自体が問題なのですが、そのような視点が拝金主義で成り立つメディアで報じられることはありません。

私立恵比寿中学 

柏木ひなた 突発性難聴

小林歌穂 バセドウ病

瑞季 不整脈(脱退)

松野莉奈  急死

 

このように有名人が亡くなったことや病気になったことは報道されますが、無名の一般市民の死はほとんど報道されません。有名人の死の影に、膨大な数の一般市民が死んでいるのだと思われます。まさに「死人に口なし」。私はほぼ毎日、新聞や地域のお悔やみ情報をチェックしています。もちろん高齢者もいますが、70代以下、50~60代の一般市民も驚くほど亡くなっているのです。その中には若い人が混ざっています。

おくやみ情報いわき 2017/2/14

69歳 24歳 56歳 59歳 59歳 55歳

沖縄お悔やみ情報局 2017/2/8
17件中 
59歳 病気
67歳 病気
52歳 病気
64歳 大動脈解離
31歳 冠状動脈不全

茨城おくやみ情報 2017/2/12
水戸市 66歳
つくばみらい市 67歳
かすみがうら市 67歳
潮来市 50歳
常陸大宮市 56歳
大子町 66歳
東海村 63歳
坂東市 67歳
古河市 61歳
八千代町 25歳

現役世代がまだ幼ない子を残して逝ってしまう場合もあります。職場で連続して30~50代の人が亡くなったという生の情報が寄せられています。櫛の歯が欠けるように減っているのです。チェルノブイリと同じ。

50代で死ぬというのは、年金をもらう前に死ぬということです。過労死しそうな状況で働かされ、ずっと年金を払わされ、年金をもらう前にたくさんの人が死んでいます。

私のツイートでお悔やみ情報をご覧下さい こちら

レベル7を超える放射能汚染国になり、毎日福島原発から放射性物質はダダ漏れ。そして稼働原発からも核のゴミは日々追加で生まれていて、気体の放射性廃棄物は撒き散らされる。工業生産によって排出されるあらゆる毒性物質との複合汚染により、人々は病気になり、櫛の歯が欠けるように死んでいく・・・・

環境にはたくさんの「毒」が撒かれ、「毒」入りの食べ物も流通し、国策で食べさせられて、いつの間にか病気になり、50代で死ぬ近未来。”完全犯罪のシナリオ”といっても過言ではありません。

2.30年後、3人に2人がガンになる社会になれば、ほぼ病人社会です。「優秀」と言われるエンジニアも開発半ばで死んでしまうかもしれません。社会を構成する様々な仕事に就く若い世代が櫛の歯が欠けるように減っていけば、あらゆる労働現場を担える人材もいなくなるということです。医療の現場や介護の現場も成立するのでしょうか。巨大プロジェクトなどできるはずはありません。フクイチも収束などできないでしょう。 

亡国の道をまっしぐら。次世代のゲノムを傷つければ国は滅びるのです。 

被曝回避派と言われる人達も、私のこういったお悔やみ情報をほとんど共有しません。それ自体がストレスになるので無理もありませんが・・・

私自身も、悲しくて苦しくてやりきれない気持ちですが、現実を直視することは大事だと考えているので、今回はあえて記事にしました。そこを曖昧にしても何も解決しないからです。

大げさと思うのであれば、ご自身でご確認ください☟ 

 

茨城おくやみ情報  毎日更新されています

おくやみ情報いわき 毎日更新されています

沖縄お悔やみ情報局 毎日更新されています

 

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平成 29 年1月 30 日総 務 省 統 計 局 - 1 - 人口推計 国勢調査結果による補間補正人口-平成 22 年及び 27 年国勢調査結果による補間補正-   より

赤文字と赤線は管理人

http://www.mhlw.go.jp/toukei/list/dl/81-1a2.pdf    より

自然増減数・率は8年連続でマイナス

 

 

 

・広島・長崎原爆で被爆した人と次世代
・今までの人生で医療被ばくを多くしている人
・原発の中で被曝作業をしていた労働者
・核施設、大学、企業の研究室などで放射性物質を使った実験などをしていた人
・チェルノブイリ原発事故後にヨーロッパに行った
・世界の放射能汚染地域に知らずに観光に行った
・世界の放射能汚染地域に取材に行った
・原発・核施設立地自治体に在住
・動燃東海事業所火災爆発事故、東海村JCO臨界事故時に周辺在住
・福島原発事故時、東日本(東北・北関東・関東)在住 
・福島のコメが多く入ってる県(東京・兵庫・沖縄)でそれを食べている人
・よくコンビニ弁当、魚介、ホルモン、きのこ、牛乳、ジビエを食べている人
・喫煙者
・喫煙環境に常にいる人
・清掃工場、ゴミ焼却炉、産業廃棄物焼却炉周辺住民
・震災がれき焼却した焼却炉周辺、風下地域住民
・放射能汚染地域の木を燃やす木質バイオマス発電所周辺
・セメント工場周辺住民
・コンビナート、化学工場周辺住民
・農薬散布地域住民
・給食を食べなければならない状態の人
・持病がある人
・飛行機に乗る機会が多い
・外で部活
・外の仕事

 

私は、↑当てはまるた人たちは要注意だと思います。高リスクなので自分で出来る限りの努力を・・・食養生や暮らし方。

自分とは関係ないと思いたい人が多いと思います。なので、ここにこんなふうに書いても無意味かもしれませんが、一応思いつくものを書いてみました。

 

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クジラの死体の胃の多くがプラスチックゴミでいっぱいだったという事実は人類に対する恐ろしい告発

2017-02-11 | 海洋汚染

浜辺にクジラ400頭以上打ち上げ NZ「過去最大規模」

2017年02月11日 09:37 発信地:ウェエリントン/ニュージーランド

【2月10日 AFP】(写真追加)ニュージーランド南島(South Island)のゴールデン湾(Golden Bay)にある浜辺で10日、400頭以上のゴンドウクジラが打ち上げられているのが見つかった。大半はすでに死んでいるのが確認された。地元当局は、同国で確認されたクジラの大量打ち上げとしては過去最大規模だとしている。

 現場は南島の北端にある同湾フェアウェル岬(Farewell Spit)。ニュージーランド環境保全局(DOC)のアンドルー・ラマソン(Andrew Lamason)報道官によると、夜間にゴンドウクジラ416頭が浜辺に乗り上げた。これまでに7割ほどが死んだという。

 残るクジラについては、満潮の間に沖に戻そうとボランティアらが懸命の作業を行っているが、救出できる見通しは立っていないという。ラマソン氏はラジオ・ニュージーランド(Radio New Zealand)に「これだけの数が死んでいる以上、残りのクジラも状態は悪いと考えざるを得ない」と語っている。

 同氏はこれらのクジラが打ち上げられた原因は分からないとする一方、考えられる要因の一つとして現場の地形を挙げ、「フェアウェル岬の近くには湾曲した巨大な砂洲が広がっている。湾は水深が非常に浅く、クジラがいったん入り込んでしまうとそこから出るのはとても難しい」と述べている。

 ニュージーランドでクジラが打ち上げられるのはさほど珍しくないが、同氏によると今回の大量打ち上げは記録がある中では国内史上最大のものの一つだという。(c)AFP

  

(管理人より)ニュージーランドでクジラが416頭も座礁し、7割も死んでしまっています。この記事には原因について書かれていませんが、これは「クジラの大量死」です。

食物連鎖の頂点の生き物が死ぬということは生態系が壊れるということです。こんなことは専門家でなくても、義務教育レベルでわかることです。

クジラは外敵がいないというその環境条件に適応して、弱い繁殖力で種を維持してきた生き物。クジラの数を減らすということは地球の環境を大きく変えてしまうということ。クジラの生きる舞台である海を、人間がプラスチックゴミや放射性物質や化学物質で汚し続けることの影響の大きさを考える必要があります。

ここでは「捕鯨」の問題については議論しませんが、弱い繁殖力で種を維持している大型の哺乳類が大量死しているという現実は頭に入れておく必要があります。

このニュースが流れたあと、問題の原因をうやむやにするような意見や誘導がネット上に多数見られました。「地震があるのではないか」「海水の温度か」「福島のことに関連付けるな」といった好き勝手な論調。まあ呆れました。これだけ海が汚されているというのに海洋汚染に触れないなんて驚きます。以下の3つの記事をご覧下さい。原因は明らかです。

 


死んだクジラの胃から30枚のポリ袋、ノルウェー

2017年 02月 6日 16:43 JST ロイター

[オスロ 3日 ロイター] - ノルウェーで、救助できず死んだ体長6メートルのアカボウクジラの体内から、30枚のポリ袋が見つかった。包み紙やパンの袋もあったという。

ベルゲン大学の専門家らによると、袋は腹腔内に入って消化システムを妨害し、食べ物の痕跡は見つからなかった。

動物学者のTerje Lislevand氏は「腹腔の一部に入り込んだというより、全体を占めていた。痛かっただろうと思う」と述べた。

クジラはノルウェー西岸沖で発見され、浅瀬から海上に追い戻す試みが何度か行われたがうまくいかず、先月28日殺処分にされた。今月2日に解剖され、最長2メートルを超えるポリ袋もあったという。

専門家は以前から、太平洋北部に数百万トンのプラスチックゴミが浮遊し、多数の生物の死につながっていると指摘している。

  

解剖で見つかったDVDケースの破片(写真左)。これが原因でクジラは食事ができなかった。

DVDケースがクジラを殺した 全鯨種の56%が人間のごみを食べていると判明

2015.01.13 ナショナルジオグラフィック日本版 

 2014年5月、米国のチェサピーク湾に流れ込むエリザベス川で、バージニア水族館・海洋科学センターの生物学者たちは、異常な光景を目にした。体長45フィート(13.7m)の若いイワシクジラのメスが、上流へ向かって泳いでいたのだ。

 絶滅危惧種になっているイワシクジラがふだん見つかるのは、この騒々しい沿岸域からずいぶん離れた大西洋の沖合。「そのクジラは、時期的にも場所的にも本来あるべきでない状態にありました」と、同水族館のスーザン・バルコは振り返る。

 クジラは方向感覚を失ったようだった。バルコらは、クジラが船とぶつからないよう追跡したものの、努力もむなしく数日後に死体で発見された。死体を解剖したところ、プラスチックの破片を飲み込んだために胃が裂け、食事ができない状態だったことが判明した。さらに、弱った体で船と衝突し、脊椎を損傷していたこともわかった。「長く苦しい最期だったでしょう」とバルコは言う。

 プラスチックごみを口にして命を落とす海洋生物が後を絶たない。特に、海鳥やウミガメは、ごみを餌と勘違いしやすいようだ。消化できないごみを飲み込むと胃腸が詰まり、やがて餓死に至る。海のごみが増えることは、海洋生物にとって、リスクが増えることと同義なのだ。

ごみに満ちた胃で空腹に苦しむクジラたち

 この問題に対処するため、海のごみがクジラに与える影響を明らかにする取り組みが続けられている。2014年に行われた調査では、全鯨種のうち56%において、ごみの摂取が報告されていることがわかった。いくつかの集団では、摂取率が31%に上るケースもあるという。

 カリフォルニア州にある海洋哺乳類センターの科学者フランシス・ガランドは、「ビーチに打ち上げられるクジラは、死亡したクジラのほんの一部にすぎません」と述べる。プラスチックごみの影響を特に受けやすいのがマッコウクジラだ。ガランドは、「私が解剖したマッコウクジラはどれも、胃の中から網やプラスチック片が発見されました」と言う。

ガランドが最悪のケースに遭遇したのは、2008年のことだ。カリフォルニア州北部の沿岸に、2頭のマッコウクジラが打ち上げられていた。どちらの胃の中も、漁網、ロープ、プラスチックごみでいっぱいだった。1頭の胃は破裂していた。もう1頭もやせ衰えていたことから、食べることができなかったのだろう。2頭ともに、死因はごみと断定された。

 発見されたプラスチックの種類や古さから、長年にわたり胃の中に蓄積したものであると推定された。ガランドによれば、1頭の胃からは、400ポンド(181kg)以上のごみが出てきたそうだ。「2頭は空腹に苦しみながら、ゆっくりと死んだのでしょう。大きなクジラがごみで死ぬのを見たのは、それが初めてでした」

 米国海洋大気庁(NOAA)漁業局のブレア・メースによると、海を漂うごみで命を落とすクジラやイルカが増えているそうだ。彼女の担当エリアにおいて、2002年から2013年の間にごみが原因で打ち上げられたハンドウイルカは、少なくとも35匹いるという。

 原因は、海面を漂うごみだけではない。海底で捕食することで知られるコククジラも、端脚類のような小動物と一緒に、うっかりごみを飲み込んでしまうことがあるのだ。

 2010年にシアトル近郊でコククジラが打ち上げられた。37フィート(11.3m)のオスの胃からは、20枚以上のレジ袋、小さなタオル、手術用手袋、スエットパンツ、ダクトテープ、ゴルフボールが見つかった。「人類が海洋環境に与える影響力を示す、あまりにも衝撃的な出来事だった」と、検視に立ち会った研究者は語る。

文=Isabelle Groc/訳=堀込泰三 

 

Sperm Whales Found Dead In Germany, Stomachs FULL Of Plastic And Car Parts  より 翻訳は管理人

 

ドイツで発見されたマッコウクジラの死体、胃がプラスチックと自動車部品でいっぱいに

 クジラの死は人類の海洋生物に対する無視の衝撃的な象徴である。

2016年1月、海洋野生生物にとっては浅過ぎるエリアである北海周辺の海岸で、29頭のマッコウクジラが座礁しているのが発見されました。 最近発表された解剖の詳細で、クジラたちの胃の中で見つかったものは、海洋生物学者たちを深く困惑させるものでした。

シュレースヴィヒ=ホルシュタイン州にあるワッデン海国立公園が出したプレスリリースによれば、座礁したクジラの多くは胃の中がプラスチックのがれきでいっぱいでした。

長さ13mの漁網、長さ70cmの車のプラスチック部品やその他のプラスチックゴミの破片など。

クジラたちがイカなどの主要な餌と間違えたのだという指摘もあります。しかしながら、それは人類が海洋生物を無視して海を過剰なプラスチックのゴミで汚してきた衝撃的で皮肉な結果でもあります。シュレースヴィヒ=ホルシュタイン州の環境長官はこの結果を受け、以下のように述べました。

「これらの調査結果は、私たちのプラスチック志向社会の結果を示しています。生き物たちはうっかりプラスチックやプラスチックの廃棄物を摂取し、苦しみ、最悪の場合、胃がプラスチックでいっぱいになって餓死するのです。」

「クジラとイルカ保護(Whale and Dolphin Conservation)」の ニコラ・ホジキンスは声明を繰り返しました。
 

「プラスチックの大きな破片は腸を塞いで明らかな問題を引き起こしますが、餌と間違って吸い込んだものだけでなく、私たちは、もっと小さなプラスチックのかけらが、すべての種のクジラ類にとって、より慢性的な問題を引き起こす可能性があるということを見逃してはいけません。」

内臓が食べ物ではないものでいっぱいになりマッコウクジラが死んで発見されたのは、これがはじめてではありません。2011年にはギリシャのミコノス島で、まだ若いクジラの死体が浮かんでいるのが発見されています。そのクジラの胃はとても膨張しており、生物学者はクジラが巨大イカを飲み込んだと考えました。しかし、クジラの4つの胃を切開すると、約100個のプラスチックの袋と、その他のがれきの破片が見つかりました。

プラスチックが若い雄のマッコウクジラを殺したことでない点に留意する必要があります。
ナショナル・ジオグラフィックによると、クジラたちは心臓麻痺で死にました。これはイカを捜して誤って北海に泳いできた結果でした。そして浅瀬で自らの体重を支えることができませんでした。 結果として内臓が崩壊しました。

いずれにしても、クジラの胃の多くが汚染でいっぱいだったという事実は、人類に対する恐ろしい告発です。 

過去に報告されているように、陸上で廃棄されたプラスチックの80%は、最後は海洋まで到達します。そこで野生生物によって食べ尽くされるか、何年も大きなゴミの巣の中で渦巻いているかです。クジラよりも脳の小さい種である人類が、このような悲惨さの原因であるという事実は、皮肉で悲しいことです。

人間がすべての生命を尊重し、持続可能な生活の価値を学ばない限り、このような悲劇は起こり続けます。 

 

↑この海外の記事は一部誘導(下線部)が入った記事ですね。「プラスチックのせいで死んだのではない」なんて無理があります。それでもこの記事を読めば、世界中でクジラが死んで胃の中がプラスチックのごみだらけになっていることはわかります。元記事のナショナルジオグラフィックも企業側の論調が入っていますね。

元記事からどんなゴミがマッコウクジラの胃の中に入っていたか画像を引用しておきます☟ こんなに大きな異物、さぞ痛かったでしょうね・・・(泣泣泣)

シュレースヴィヒ=ホルシュタイン環境大臣 Robert HabeckのInstagramに掲載された写真。漂着したマッコウクジラの体内にあったプラスチックの破片などを手にする☟

 

プラスチックのゴミを誤食してクジラが死んでいるのですから、クジラが座礁し死んだ場合、このように当局が胃の内容物を検査しなければならないと思います。

そして、日本はすべての組織の放射能や化学物質の濃度の検査も同時に行う必要があります。海をあらゆる毒性物質で汚染し続けているのですから当然のことです。

日本でもこんなにクジラが死んでいるのです。報道があったものだけでもこれだけあります。報道されていないものもあるかもしれませんし、私の記録が漏れているかもしれませんので実際はもっと多いかもしれません。 

私のクジラに関するツイート   より

2017/2/5   神津島 クジラ
2016/11/21   石川 ハナゴンドウ
2016/11/29   福島 アカボウクジラ
2016/10/25   高知 コマッコウ 
2016/9/17     茨城 ザトウクジラ
2016/6/26     北海道 クジラ
2016/4/4       天草 ザトウクジラ
2016/4/4       大磯 ミンククジラ
2016/3/4        千葉 コククジラ
2016/2/22      和歌山 ザトウクジラ
2016/2/14      静岡  マッコウクジラ
2016/1/20      徳島 マッコウクジラ
2015/10/20   網走ザトウクジラ
2015/9/28      福岡マッコウクジラ
2015/7/20      愛知マッコウクジラ
2014/10/31    静岡クジラ
2013/7/28    千葉クジラ

 

 

 

長くなるので、ここまで。

 

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放射能汚染も殺処分も焼却もみな人間の都合。汚染イノシシ、埋却汚染家畜を殺し燃やし尽くす日本

2017-02-10 | イノシシ問題


食べられない 埋め切れない 捕獲獣 広域で焼却 処理の悩み解決

日本農業新聞 2/9(木) 7:00配信

田畑を荒らすイノシシや鹿を捕獲し、広域で処理する仕組み作りに乗り出す自治体が出てきた。田畑を荒らす野生動物は地域資源として野生鳥獣の肉(ジビエ)で流通させるのが理想だが、加工施設が遠い、捕獲後すぐに食肉処理ができないなど、鮮度が保てない場合は土を掘って埋める重労働を余儀なくされる。追い払いや柵の設置など鳥獣害対策は近隣自治体と協力する地域が増えており、捕獲後の“出口対策”でも自治体の垣根を越えた連携が広がっている。

狩猟者ら「歓迎」 周辺地域も注目 福島県
 2月上旬、福島県相馬市。狩猟者の高野田鶴夫さん(77)が、朝捕まえた2頭のイノシシを捕獲してイノシシ専用の焼却炉に持ち込んだ。「捕獲後の処分が限界寸前だったので、参っていた。焼却炉ができて負担は大幅に減ったよ」。高野田さんは仲間と毎日、狩猟に励む。

 同市では震災以降、東京電力福島第1原子力発電所事故の影響でイノシシが急激に増え続け、各農家から狩猟者に捕獲の強い要望が上がっていた。しかし、捕獲しても事故の影響で、肉として流通できない。処分するにも、埋却地は限られる上に土を掘るのは重労働だ。ペット用の焼却施設に持ち込むにのはチェーンソーで細かく切り刻まなければならず、手間もかかり人手もない。狩猟者は冷凍庫にイノシシを入れてしのいでいたが、処分に困り果てていた。

 狩猟者の切実な訴えを受け、同市と新地町が共同運営する相馬方部衛生組合は、昨年4月から捕獲した有害鳥獣専用の焼却処理施設を稼働させた。工事費の約1億6000万円は、農水省の補助金と復興交付金などを活用した。

 ただ、県内の他地域では捕獲獣の処分の解決は見通せていない。近隣の南相馬市などの狩猟者からも処理施設を活用させてほしいとの声があるが、「相馬市と新地町の負担金で運営しているので、それ以外の地域のイノシシは処理はできない」(同組合)状況だ。同県猟友会の会長で同市の狩猟者、阿部多一さん(84)は「県内の狩猟者は皆処分に困っている。建設するのはコストがかかるが、広域での処理が広がることが、現場の願いだ」と語る。

福井、京都、北海道でも
 農水省によると、被災地の同市だけでなく、全国的に焼却処理場を広域で運営する自治体が増えている。福井県嶺南地方の若狭町や小浜市など6市町は5年前から、若狭町にあるジビエ工房に併設した焼却施設を共同運営する。年間、焼却施設に持ち込まれる有害鳥獣は約1万頭。焼却施設のある若狭町から離れた市町では、役場の裏などに置いた冷凍庫に捕獲した有害鳥獣を入れておき、業者が定期的に施設まで収集車で運んでいる。施設ができるまでは1頭ずつ埋却処分していた。同町は「当初の計画では5000頭を処理する見通しだったが、予想以上に持ち込まれている。狩猟者にとても喜ばれている」(産業課)と利点を感じている。

 同省によると、この他、京都府内や北海道内でも複数の自治体が連携して焼却施設を共同運営している。ジビエでの利活用が進んでいても、捕獲した鹿のうち食肉に加工されているのは1割程度。残りの大半は埋却処分で、重機などで土を掘る作業は重労働の上、土地も限られる。捕獲した野生動物の処分は全国的に深刻な課題のため、自治体が焼却場建設に関心を示しているという。同省は「広域であれば建設費の負担が軽減できる。現場では収集車で集めるなど運搬の労力を減らす工夫をしている」(鳥獣対策室)と説明する。

ジビエに活用財政支援も
 ただ、焼却施設は維持運営費や人員も必要とする。岐阜大学の森部絢嗣特任准教授は「出口対策が整わなければ捕獲は進まない。地域で無理なくジビエなどに資源化することがまずは望ましい」と指摘。その上で焼却施設については「一般ごみと同じように広域で焼却処分するのが望ましい。財政面で持続的に運営していくことが課題となる」とみている。 

 

(管理人より)福島県にイノシシの焼却炉が作られている話は、以前ブログ記事にしました。☟

福島県相馬市にイノシシ専用焼却施設が稼働。イノシシを殺し燃やし続けるレベル7の日本

【汚染イノシシ問題】近くのゴミ焼却施設に運べば駆除を奨励する市から1頭当たり2万円の報償金(福島)

福島県以外にも作られているということです。もうため息しか出ません。ジビエ利権、焼却炉利権を正当化する日本農業新聞の記事。

 

有害鳥獣の焼却急増、3カ月で千頭超 京都・福知山市の施設

2016年07月31日 15時07分  京都新聞

シカやイノシシなどを焼却処分する京都府福知山市の「中丹地域有害鳥獣処理施設」(大江町三河)の焼却頭数が本年度急増し、6月までの3カ月間で千頭を超えている。昨秋に稼働した府内初の施設で、急増は、狩猟者が得る処分費を高くした制度変更が影響したとみられ、指定管理者は作業に追われている。

 同施設は野生動物による農作物被害が深刻化する中、狩猟者が埋設処分していた手間を減らして捕獲頭数増につなげようと同市が設置した。綾部、舞鶴の両市も共同利用し、収集するための保管冷凍庫が3市の8カ所で稼働している。

 4~6月の利用実績は、福知山896頭、舞鶴196頭、綾部341頭の計1433頭(シカ1024頭、イノシシ301頭など)に上る。昨年9月の稼働開始から今年3月までの7カ月間での921頭をすでに超えた。

 急増の大きな要因は、狩猟者に支払う処分費を、福知山市が本年度、埋設より焼却した場合、1頭当たり千円高く設定したことだ。施設の指定管理者の住民団体「PSSユニオン」の山田進理事長は「施設の周知が進んだのも大きい。処理能力をいっぱいにしても追いつかないほど」と話す。

 一方、「山の恵み」としてジビエ(野生鳥獣肉)料理への活用が注目されており、福知山市で捕獲されたシカやイノシシの一部は市内や都市部の飲食店などに出荷されている。市林業振興課は「焼却だけでなく、ジビエとしての食材利用の拡大も検討したい」としている。

埋却処分も可能なのに、どうしても焼却したいというのは、もちろん焼却炉利権というのもあるでしょうが、私は日本人の死生観にもよるのではないかと最近考えています。

こちらをご覧ください。

 

<原発事故>埋めた家畜10万ようやく処理へ

2016年12月30日金曜日  河北新報

環境省と福島県は本年度内にも、東京電力福島第1原発事故後に殺処分して埋められた家畜の処理に着手する。住民避難に伴って埋却された場所は計約110カ所に上る。避難指示解除を控える地元自治体や農家が求めていた早期掘り起こしに、ようやく対応する形だ。
 環境省などによると、処理するのは、双葉郡など第1原発半径20キロ圏の旧警戒区域内に埋められた牛約2900頭、豚約1万6000頭、鶏約8万羽。
 いずれも原発事故後、筋弛緩(しかん)剤で安楽死させたり餓死するなどした家畜で、応急措置として牧草地や水田の地中1~2メートルに埋却された。避難のため畜産農家が置き去りにせざるを得なくなり、政府が2011年5月、殺処分を県に指示していた。
 計画では、重機で掘り起こして土のう袋などに入れ、臭気と水分対策としておがくずを混ぜて運搬。各地域の仮設焼却施設で処理する。
 関係自治体のうち、富岡町は17年4月の住民帰還開始を目指す。このため環境省は16年度中の焼却処理を目指す。それ以外も地権者や自治体と調整を進めており、同意が得られれば早急に着手する。
 環境省と県は16年10月、処理方針を決定。11月末には富岡町の地権者向け説明会を開き、現地確認をした。参加した同町本岡の横田貢一さん(52)の牧草地には25頭の牛が埋められた。
 横田さんは「家族同然の愛情を注いでいたのに、突然殺処分された。慰霊碑が建てられ、幾分気持ちは落ち着いたが営農再開へ踏み出すためにも早く処理してもらいたい」と話す。
 国の対応の遅れに、不満を募らせる畜産農家も。同町の町政懇談会では「イノシシの被害を受けてあちこちに牛の骨が散らばり、あまりに無残だ。泣く泣く殺処分した農家の気持ちを分かっていない」などと国を批判する声が出た。
 これまで処理に着手できなかった理由について、環境省の担当者は「国と県で課題整理や役割分担の協議をしていて遅くなってしまった」と説明している。

 

殺処分の牛、最終処分開始

2017年02月06日 共同通信

原発事故の旧警戒区域
環境省は6日、東京電力福島第1原発事故の旧警戒区域で殺処分され土中に埋められた家畜を掘り起こし、本格的に最終処分する作業を福島県富岡町で初めて開始した。最終処理により、帰還に向けた環境整備が進みそうだ。事故後、殺処分や餓死した家畜は応急措置として一時的に110カ所に埋められた。環境省は準備が整い次第、他の自治体でも最終処分を始める。

 

 

 

 


原発事故後に埋却処分した家畜をまた掘り起こして焼却するそうです。せっかく土に還したのに、また掘り起こして燃やすなんて科学的な合理性・妥当性はありません。放射性物質で汚染された家畜の骨や皮など焼却することで、周辺に放射性物質が再拡散してしまうことになりますし、掘り起こし作業自体も被曝労働。放射性物質が濃縮する焼却灰の問題もあります。

灰の再利用もしてはいけない。にもかかわらずこのような事業が公費で行われるというのは、そこに人間の心の問題や経済の問題があるのではないかと考えています。震災がれき広域処理の時と似ています。「燃やすしかない」という心理にさせられる。心の問題にすり替えられているのです。

人間は、長い間、死んだら遺体を燃やす=火葬ということをしてきたので、家畜に対してもそういうやり方をすれば「丸くおさまるだろう」と。

イノシシやシカをジビエで食べきれない場合は焼却。原発事故で放射能汚染された家畜も掘り起こして焼却。微妙に死生観、宗教観にも絡んでいますので、こういった公害事業を止めることがますます難しくなるのです。 そこに利権が生まれている。
 

・「燃やす」ことが「最終処分」だという考え方。「火葬」「慰霊」の感覚か?

・家畜を埋めた土地というのが地権者にとって困るではないか。土地利用の問題。

 

福島第一原発の近くに無人エリアを作り、そこに埋却することが放射能の集中管理であったはずなのに、国がやってることはこういうこと。絶望は深まるばかり。

放射能汚染も、殺処分も、焼却もみな、人間の都合です。

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