ブログ「風の谷」  再エネは原発体制を補完する新利権構造

原発事故は放射能による公害。追加被曝阻止⇒放射性廃棄物は拡散してはいけない⇒再エネは放射能拡散につながる⇒検証を!

また船橋で金属スクラップ火災。潮干狩りに来ていた客が避難「においもすごかった」

2016-04-25 | 金属スクラップ火災

激しい黒煙が…スクラップ置き場で火災 船橋市

テレビ朝日ANN (2016/04/24 13:55)

千葉県船橋市のスクラップ工場で火事が起きています。24日午後1時前、船橋市潮見町で「スクラップ置き場が燃えている」と119番通報がありました。積まれているスクラップから激しく黒煙が上がっていて、消火活動が続いています。けが人がいるかどうかなどは分かっていません。現場は東京湾に面していて、海岸で遊んでいる人が避難するなどしています。 

 

船橋のスクラップ置き場で火災 潮干狩りの客ら避難

 

テレビ朝日ANN (2016/04/24 15:55)

千葉県船橋市のスクラップ置き場で火災が発生し、消火活動が続いています。

 24日午後1時前、船橋市潮見町で「スクラップ置き場が燃えている」と119番通報がありました。火が出たのはスクラップを買い取る会社の敷地で、ホームページによりますと、鉄くずやアルミなど海外に輸出する前の産業廃棄物を集めて屋外に積んでいるということです。今のところ、けが人はなく、火が出た原因は分かっていません。現在も消火活動が続いています。現場は東京湾に面した「ふなばし三番瀬海浜公園」の近くで、広がった煙のために潮干狩りに来ていた客が避難するなどしています。

 

 

 

 

 

廃材置き場の火事 ほぼ鎮火

NHK千葉 04月24日 19時31分

24日午後、千葉県船橋市で屋外の廃材置き場から火が出て一時、黒い煙が立ちこめ、近くの潮干狩り場にいた人たちが避難する騒ぎになりました。
消防によりますと午後6時すぎに火はほぼ消し止められ、けが人はいませんでした。

24日午後1時前、船橋市潮見町の廃棄物の処理業者から「敷地内に積まれたスクラップが燃えている」と消防に通報がありました。
警察や消防によりますと、屋外の廃材置き場に山積みされた鉄くずやプラスチックなどから一時、黒い煙が立ちこめましたが、消防によりますと、午後6時すぎに火はほぼ消し止められ、けが人はいませんでした。
この火事で、現場の西隣にある潮干狩り場付近に一時、煙が流れ込みました。
潮干狩り場を運営している「ふなばし三番瀬海浜公園」によりますと、付近の海岸も含めおよそ2000人が潮干狩りに訪れていたとみられ、公園側の呼びかけに応じて避難する騒ぎとなりましたが、大きな混乱はなかったということです。
船橋市潮見町では、去年12月にも別のスクラップ業者の敷地で廃棄物の山から火が出る火事があり、この時は消し止めるまでおよそ40時間かかっていました。
火事の現場に隣接する「ふなばし三番瀬海浜公園」では潮干狩りに訪れた人たちが避難する騒ぎになりました。
東京から潮干狩りに来て火事で避難したという男性は「火の手が上がって、煙をかぶりそうになり様子を見ていたら、煙が来ないところを誘導してもらった。大変でした」と話していました。
また、子ども連れのグループで訪れた女性は「どんどん煙が来て、『おかしいよね』と言っていたら、『火事です。避難して下さい』と言われた。見たことのないような煙でとても驚きました」と話していました。

 

  

(管理人より) 昨日また船橋で金属スクラップ火災が起きていました。

昨年の状況もブログに書いています☟

船橋の金属スクラップ火災(1) 「建物の中もマスクなしではいられないくらい」の煙。まるで火山の噴火。

船橋の金属スクラップ火災(2)市川・墨田区・葛飾区・江東区でPM2.5が3桁だったことを報じないNHK

船橋の金属スクラップ火災(3)PM2.5問題について復習する。NHKの誘導に騙されてはいけない。

船橋の金属スクラップ火災(4)たったこれだけ?NHK記事のPM2.5に関する部分はわずか1行。数値なし。

 

有毒な煙が潮干狩り客の方に流れて、約2000人がその煙を大なり小なり吸い込んでいます。けが人がなくても、有毒な煙を吸い込まされたという事実はあるのです。

「においがすごかった」という証言があるということは、吸い込んだということです。

東京湾に面した海岸で潮干狩りという行為も問題だと思いますが、さらに有毒な煙まで追加されています。

 

 

 

去年起きた船橋の金属スクラップ会社とは違うようです。場所を見ていきます。

Google衛星画像 この画像の時点では現場は空き地のようですが、昨日はスクラップでいっぱいでした。

画像赤囲みのすぐ右側にも金属スクラップの溜め場がありますね。

千葉県大気環境常時監視

東京 大気汚染常時監視測定局の測定結果(一般局 日報 速報値)

神奈川県 大気環境 PM2.5時系列報

風向きは海の方へ向かっていましたので、PM2.5の測定局には顕著な数字はありませんでした。

「空気は公共財。誰もそれを汚染する権利がない」ということが社会の共通認識になっていないのでこういうことが何度も起きるのです。どうしてそうなったか原因を誰も考えない。

「けが人なかった⇒よかった」 で終わらせてませんか?

 

何が燃えたのか?

なぜそこにそういうものがあるのか?

それはこのあとどうなるのか?

 

もう、このブログでは書き尽くしたので書きません。どうか家族みんなで真剣に話し合ってみてください。

そういう家族が一家族でも増えれば、そこからこの最悪な社会が変わるかもしれません。

親がこの金属スクラップ火災が起き続けている異常事態について見て見ぬふりをすればそれで終わりです。

どうか無視したいという欲望に負けないでください。お願いします。

 


愛知県碧南市のふ頭に野積みにされた金属スクラップの火災。産廃火災は明らかに増えている。

2016-02-15 | 金属スクラップ火災


碧南の資材置き場でも火災

02月14日 19時05分 NHK 東海 NEWS WEB

一方、14日午後2時半ごろ碧南市玉津浦町のふ頭でも野積みにされたバッテリーなど金属製の廃材が焼ける火事がありました。
周辺に住宅はなくけが人などはありませんでした。
現場は半田市と碧南市を結ぶ衣浦トンネルの南側にある「愛知海運」の廃材置き場で警察で火事の原因を調べています。



(管理人より) 名古屋のメッキ工場の火災が鎮火仕掛けた直後に、この産廃火災が起きました。

NHKは愛知県のローカル扱いで、小さく、短く報道。 ついに産業廃棄物という言葉も、金属スクラップという言葉も入っていません。 

「金属製の廃材」なのにどうやら最近は「資材置き場」と報道するようです。タイトルだけ見るとそうなっています。

茨城県で起きた殺人事件も、なぜか「資材置き場」と報じられていました。


この度の碧南市の金属スクラップ火災は、ツイッターで流す人もほぼいませんし、テレビでも報道していません。これだけの煙を出して周囲の空気を汚しているというのに本当に驚きます。

廃バッテリーが燃えた煙は、有毒ガスです。

この記事にバッテリーの火災の際の危険性を書いています☟

太陽光パネルが増えると消防士が感電・有毒ガス等の危険に晒される。東京消防庁はリスクを過小評価。

 

Fire Operations for Photovoltaic Emergencies PDF 68p より抜粋

Lead acid batteries contain sulfuric acid that can cause harmful and explosive fumes.

鉛蓄電池は、有害で爆発性煙霧を引き起こす可能性がある硫酸を含みます。

If present, battery banks can also present toxic and explosion hazards for interior firefighting crews. The fumes and gases generated by batteries exposed to fire are corrosive and flammable. Spilled battery electrolyte can produce toxic and explosive gasses if it comes in contact with other metals. Because of these hazards,

water as an extinguishing agent should be avoided if possible. or dry chemical extinguishers are strongly recommended for extinguishing fires involving lead-acid batteries.

バッテリーの貯蔵所が存在する場合、内部の消防活動作業員にとって毒物と爆発の危険を示します。炎にさらされたバッテリーで発生した煙霧とガスは、腐食性および引火性があります。こぼれたバッテリー電解液は、他の金属と接触した場合、有毒で爆発性のガスを生じる可能性があります。これらの危険のため、消火剤としての水は、なるべく避けなければなりません。また 鉛蓄電池に関連する消火には、ドライケミカル消火器が強く推奨されています。

 

近くに民家がなければいいのか、けが人がなければいいのかということなんです。

風に乗って有害な煙が流れていくことが、報道の中で考慮されていないのは本当に問題だと思います

基幹産業に関連する爆発や火災事故などは報道の仕方が実に不自然です。

私のブログ記事も以前、新日鉄の火災関連のことを書いたら、ブログ記事の停止を食らったことがあります。

 

 

グーグル衛星画像、ストリートビューで見ると、多分ここでしょう。上から見ると 少なく見えますが、かなり山積みしています。

 

 

ふとうに山積みでためているということは 「バッテリーなど金属製の廃材」は、まとめて船で外国に送るつもりだったのでしょう。

先日、苅田町で起きた火災も、海沿いのため場でした。

福岡県苅田町の金属スクラップ火災!鉄くず1000トンが大量の煙を上げて燃え続ける!

一般市民は普通こういった場所に行きませんから、こんなに産廃が溜められている場所があるということに気づきません。何年生きてても、気づきません。

なので市民は「リサイクル安全神話」とCMに騙されて、平気で工業製品を買い続けます。

こういう産廃を運ぶ産廃トラックがたくさん走っているのです。それすら見ようとしなければ目に入らないものです。

 

去年から今年にかけて頻発する金属スクラップ火災。ざっとまとめておきます。 

2015~2016年の産廃火災。ちょっと確認しただけでこんなに出てくるです。

もしかすると報道されていない火事もあるかもしれません。もっとあったのかもしれません。こういった金属スクラップ 火災のことを忘れてはいけないのです。

画像はこちらで☟

https://twitter.com/oldblue2012/status/692302119727050752

https://twitter.com/oldblue2012/status/691991554995523584

 

2015/1/29 神奈川県綾瀬市 スクラップ火災

2015/4/28 北海道旭川市 産廃処理工場 火災

2015/5/13 大阪市此花区 産廃火災

2015/5/25 大阪府東大阪市 スクラップ火災

2015/6/21 北海道札幌市 産廃処理場火災

2015/7/2 千葉県柏市 産廃処理会社 工場全焼

2015/7/24 北九州市若松区 産廃置き場 大規模火災

2015/11/6 愛媛県松山市 スクラップ火災

2015/11/7 埼玉県熊谷市 産廃処理工場火事

2015/11/19 大阪府此花区 産廃置き場火事

2015/12/18 千葉県船橋市 金属スクラップ火災 アラエ商会

2015/12/18 愛知県豊橋市 スクラップ貨物船火事

2016/1/22 東京都江東区 有明興業リサイクルポート 火災

2016/1/23 奈良県御所市 丸山土木 産廃最終処分場 火災 

2016/1/26 福岡県苅田町 木下金属 金属スクラップ火災

2016/2/14 愛知県碧南市 愛知海運 資材置き場火災  ⇒イマココ

 

 

世界でもこういった火災は起きていますが、煙について「毒」とはっきり報道しています。

韓国 済州市のプラスチック工場で火災

済州消防署 「プラスチックメーカーは一般的な木造建築とは異なり、消火が容易でなく、有毒煙が多く発生するため、火を消すのに多くの時間がかかった」

動画:毒煙が大量発生、約100人が体調不良 ブラジル 

倉庫で火災が起き、有毒な煙が発生、約100人が体調不良を訴えた


日本のメディアは火災の煙の毒性について、何も報道しませんし、注意もしませんので、もし、近隣で火災があった場合はできるだけ高性能なマスクをすべきだと私は思います。

そして、きちんと情報公開するように声を上げていくことも重要だと思います。


 

 


船橋の金属スクラップ火災(4)たったこれだけ?NHK記事のPM2.5に関する部分はわずか1行。数値なし。

2015-12-19 | 金属スクラップ火災

 

スクラップ火災 30時間余でほぼ消し止められる

12月19日 15時14分 NHK
千葉県船橋市のスクラップ業者の敷地で鉄くずなどの山が燃えた火災は発生から30時間余りたってほぼ消し止められました。警察と消防は完全に鎮火するのを待って現場検証を行い、詳しい原因を調べることにしています。
船橋市潮見町にあるスクラップ業者の敷地では18日の朝、野積みされていた高さ4メートルほどの鉄くずやアルミなどの廃棄物の山から火が出ました。警察などによりますと、敷地にあるおよそ2万5000トンの廃棄物のうち、およそ3500トンが積み上げられた山から火が出たということです。
18日夜から19日朝にかけて一時、激しく燃え上がって大量の煙が上がり、千葉県内や東京都内の各地で住民から「煙の臭いがする」とか「煙が目に入った」といった消防や自治体への通報が相次ぎました。また、市川市や市原市など一部の地域では18日夜にかけて大気汚染物質のPM2.5が一時的に高い濃度で観測されました。
消防によりますと、鉄くずなどの内部に熱がこもって高温になったことから消火作業は難航しましたが、重機を使って鉄くずの山を崩しながら放水を続けた結果、およそ32時間後の午後0時40分すぎ、ほぼ消し止められたということです。
警察と消防は、完全に鎮火するのを待って現場検証を行い、詳しい原因を調べることにしています。
 

 

(管理人より)ようやく鎮火されました。

「市川市や市原市など一部の地域では18日夜にかけて大気汚染物質のPM2.5が一時的に高い濃度で観測されました。」

という一文が、煙が流れている時でなく、ほぼ消し止めた段階でニュースになることの無意味さ。

しかも、「一時的」という言葉で過小評価。

東京の地名も出ていません。千葉だけで収まったかのような印象操作。

 

実際は 市原に流れたものよりも、市川行徳経由で東京に流れたPM2.5の方が数値が高い。☟

これが中国有来だったら大騒ぎするのに、自国の産廃業者の火事由来のPM2.5ならたったこれしか報じないNHKの姿勢をご覧下さい。

 

 

 

 

 

これだけの煙が出て、周辺に迷惑をかけたのに、産廃企業の名前も一切報道されませんでした。(看板がニュース映像にうつっただけで記事にはなっていない)

普通の民家が火事になっても、名前が出るというのに、これもまたおかしな話だと思います。

山本節子さんの動画より。

「空気は公共財。誰もそれを汚染する権利がない」ということを

社会の共通認識とすること。

  

 

 

 

船橋の金属スクラップ火災(1) 「建物の中もマスクなしではいられないくらい」の煙。まるで火山の噴火。

船橋の金属スクラップ火災(2)市川・墨田区・葛飾区・江東区でPM2.5が3桁だったことを報じないNHK

船橋の金属スクラップ火災(3)PM2.5問題について復習する。NHKの誘導に騙されてはいけない。

 

 

 

 





 

 
 
 

船橋の金属スクラップ火災(3)PM2.5問題について復習する。NHKの誘導に騙されてはいけない。

2015-12-19 | 金属スクラップ火災

 

 
 
千葉県船橋市のスクラップ業者の敷地で鉄くずなどの山から出火した火災は発生から丸1日以上が過ぎました。炎や煙はほとんど収まったものの、鉄くずなどの一部が高温のままとみられ、消防は放水を続けて鎮火に向けた作業を進めています。
船橋市潮見町にあるスクラップ業者の敷地では18日午前5時前に野積みされていた高さ4メートルほどの鉄くずやアルミなどの廃棄物の山から火が出ました。
警察などによりますと、火が出たのは敷地内の廃棄物のうち、およそ3500トンが積み上げられた山で、鉄くずなどの内部に熱がこもって高温になり、一晩中、大量の煙をあげながら燃え続けました。
消防によりますと、重機を使って山を崩しながら丸1日以上放水を続けた結果、これまでに炎や煙はほとんど収まりましたが、鉄くずなどの一部が高温のままだとみられ、消防は、放水を続けて鎮火に向けた作業を進めています。

都内でも煙や臭い

この火災の影響で18日夜、東京都内でも住民から「煙の臭いがする」とか「煙が目に入り違和感がある」といった消防や区役所への通報が相次ぎました。
JR小岩駅近くの美容室に勤める23歳の女性は「仕事が終わって家に帰ろうとしたらゴムが焼けたような独特な臭いがしました。まさか船橋の火事でここまで臭いが来るなんて驚きました」と話していました。また、駅の近くの商店街で働く48歳の男性は「きのうの夕方ごろから煙がすごくて、街にもやがかかったようでした。有害なものでないか心配だったので家では窓を全部閉めてエアコンも止めていました」と話していました。
 

 

(管理人より) NHK 正午のニュースです。 驚きました。まだPM2.5のことは言いません。むしろほぼ火災が収まったことを強調しているし、煙の影響も「臭い」の問題に矮小化していました。

この煙にどういう危険性があるかなんて一切言いません。こういう誘導をするとはほんとうに恐ろしいことです。今に始まったことではないですが、ほんとに力が抜けてきます。

呆れるのは、この報道のすぐ後に中国のPM2.5のニュースを持ってきたことです。

完全にPM2.5は中国由来の汚染物質という刷り込みをしたいのだということがわかります。メディアコントロールされているわけです。

なので、環境ジャーナリスト山本節子さんの動画でおさらい☟

 

 

 

 




 
 

 

最初の動画の中に、うつりが悪くて字が読めないものがあったので、元から補足しておきます。

 平成 23 年 7 月 東京都微小粒子状物質検討会 より

 

 

 

産廃の火災の煙というのは、PMにいろんな有害物質が加わっている可能性。まあ、毒の塊みたいなもの。それを吸い込まされてるってことですね。

 


船橋の金属スクラップ火災(2)市川・墨田区・葛飾区・江東区でPM2.5が3桁だったことを報じないNHK

2015-12-19 | 金属スクラップ火災

千葉・船橋の火災 1日たつも火の勢い衰えず

NHK 12月19日 6時04分

千葉県船橋市のスクラップ業者の敷地で鉄くずなどの山から出火した火災は、丸1日がすぎ、火の勢いが弱まりつつあるものの依然として衰えず、消火作業が続いていて、鎮火のめどは立っていないということです。
船橋市潮見町にあるスクラップ業者の敷地では、18日午前5時前、野積みされていた高さ4メートルほどの鉄くずやアルミなどの廃棄物の山から火が出ました。
廃棄物には油なども付着しており、19日午前5時半すぎの時点で消防車17台が出て消火に当たっていて、丸1日が過ぎ、火の勢いが弱まりつつあるものの、依然として衰えていないということです。
この火災でのけが人はいませんでした。
警察などによりますと、敷地には合わせておよそ2万5000トンの廃棄物があり、いくつかの山に分けて野積みされていますが、火が出たのはおよそ3500トンの廃棄物が積み上げられていた場所だということです。
消防によりますと、廃棄物の内部は熱がこもって高温になっていて、重機を使って山を崩しながら放水を続けていますが、作業は難航していて、鎮火のめどは立っていないということです。
現場は東京湾沿岸部の工場や倉庫などが建ち並ぶ地域の一角で、消防は引き続き消火作業に当たることにしています。
この火災の影響で、18日、千葉県から東京の一部にかけて、「煙のにおいがする」といった住民からの通報が相次ぐなどし、各地の消防は、火災現場からの煙が風で流れてきた場合には、窓を閉めるなどして注意するよう呼びかけています。 





(管理人より)

火災による煙の影響でPM2.5が3桁を超えると、さすがに市民からの通報が出て、隠しきれないので、こういった報道になるのだということがわかります。

周辺大気に異常を感じた市民が通報しなければ、今回のことも報道されることなく終わってしまっていたかもしれません。

「空気が悪いのはいつものこと」といったあきらめではなく、やっぱり市民が通報しないとダメですね。

PM2.5が3桁だったことを、いっさい報じないNHKにも、いい加減呆れていますが・・・

PM2.5は中国からやってくるかなり危険なものだというプロパガンダが行われ、市民の間にも定着させられています。

実際は周辺で起きる火災の煙や、工場、焼却炉の煤煙も、すべてPM2.5なのに、そこは言いませんね。

「各地の消防は、火災現場からの煙が風で流れてきた場合には、窓を閉めるなどして注意するよう呼びかけています。」と報じていますので、近隣には広報車も出ているのではないかと思われます。

こういった煙も、放射性物質や有害物質が含まれていれば追加被爆になってしまうわけです。 この煙の吸引が、病気のトリガーになる可能性もあると思っています。

NHK報道が言う「煙の匂い」レベルではないはずです。専門家が何故注意しないのか・・・・

性能のいいマスクを着けるしか手はありません。

ネットで情報を得て空気清浄機も自作する人が増えているようですが・・・・

 

PM2.5まとめ  を見ると 3桁超の場所が、通報の場所、時間帯とぴったり一致しますね。




追記

12/18の午前中は船橋から海を市原の方へ煙が流れていったようです。





船橋の金属スクラップ火災(1) 「建物の中もマスクなしではいられないくらい」の煙。まるで火山の噴火。

2015-12-18 | 金属スクラップ火災

 

 

 

船橋のスクラップ火災収まらず

18日朝、千葉県船橋市でスクラップ業者の敷地に積まれていた鉄くずの山から火が出て、半日が過ぎた今も大量の煙を上げながら燃え続け、消防が消火活動を続けています。

18日午前5時前、船橋市潮見町にある会社の敷地内から火が出ていると消防に通報がありました。
現場は金属などの廃棄物を扱う会社の敷地内で、野積みされていた高さ4メートルほどの鉄やアルミなどの廃棄物の山から火が出て半日が過ぎた今も炎とともに大量の煙があがっています。
警察などによりますと敷地内には2万5000トンの廃棄物があり、このうち、3500トン分の山から出火したということです。
消防によりますと、廃棄物の山の内部に熱がこもって高温になっており、油が付着しているものもあることから燃え続けているとみられ、重機を使って少しずつ山を崩しながら、放水を続けているということです。
消防では昼前に体制を強化して、消防車19台で消火に当たっていますが、作業は難航していて、鎮火のメドはたっていないということです。
消防によりますと、けが人などはいないということです。
現場は東京湾沿岸部の工場や倉庫などが建ち並ぶ地域の一角です。

12月18日 17時41分

 

 

 

 

 

(管理人より)

千葉県船橋市でスクラップ業者の敷地 というのは「アラエ商会」という会社の船橋第一ヤードです。

道路から見えないように周囲を鉄板で囲ってあります。その中に4mの高さに積まれた産廃の山。

下の画像は少し前のものでしょう。実際はもっと多いです。

 金属スクラップ火災Q&A

 

こういった産廃は、土に還らないゴミという点だけでも問題が大きいのですが、原発事故後は、さらに放射能汚染の問題が加わります。

今回の現場は千葉県船橋市。福島第一原発事故の際に、「放射能のみえない雲」が到達した場所です。

今回燃え続けているスクラップ自体が汚染されているかどうかは不明です。野積みされているということは、現場に残った汚染物質が付着している可能性もあります。

有害な煙となって空に舞い上がり、建物の中でさえ、マスクをせずにはいられないほどの状況になっています。

都心のオフィスビルからも煙が見えて、交通機関に影響が出た模様です。

風向きが海の方だったようですが、そらまめくんを確認すると 市川行徳で驚愕のPM2.5の3桁の数字がありました。 422μg/m3 


 

追記 東京都 大気汚染常時監視測定局の測定結果(一般局 日報 速報値)  より

 

2015/12/18 20:00

 

2015/12/18 20:00頃 船橋の現場からの煙が市川⇒江戸川区⇒墨田区⇒葛飾区 と流れていったようですね。

 

 

12/18 現場近くのテニス教室は取りやめています。現場は東京ディズニーランドにも近いところです。鎮火してなくても営業するんでしょうか・・・

 

 

毎年何回もあちこちで金属スクラップ火災が起き、その度に有害な煙が周辺に撒き散らされています。

金属スクラップ火災事

その金属スクラップが、自分がゴミとして出した工業製品だと思わずに、他人事だと思って生活する人々。誰かがどこかでリサイクルしてくれると思って平気で新しい工業製品を買うのです。

電子廃棄物の行方を無視して。

 

工業製品の墓場です。日本中にあります。みな日常生活の中でそれを無視しているのです。

産業廃棄物=金属スクラップの膨大な山。リチウム電池が入っているものが衝撃で発火の原因になる場合があります。

〈参考〉 消防研究センター 「スクラップ金属火災とその対策」

 

一旦燃え出すとなかなか鎮火できない。消防車19台でも鎮火できない金属スクラップ火災。 有毒な煙が周辺に流れていきます。

先進工業国の光と影。 便利という欲望を追求した残骸です。

 

今までもずっと金属スクラップ火災についてはブログ記事を書いてきました。

先進工業国に住む私たち一人ひとりが考えるべきことではないでしょうか・・・・ 

 

金属スクラップ火災を考える(1)有毒な煙がモウモウ、PM出まくり、火はなかなか消えず!

金属スクラップ火災を考える(2)太陽光パネルリサイクル「研究」施設が北九州に!ゴミが全国から大集合!

愛媛県の鉄くずから最大で4マイクロシーベルトの放射線。放射能汚染鉄くずは工業製品となって帰ってくる。