ブログ「風の谷」  再エネは原発体制を補完する新利権構造

原発事故は放射能による公害。追加被曝阻止⇒放射性廃棄物は拡散してはいけない⇒再エネは放射能拡散につながる⇒検証を!

山口県内の脱原発運動の不自然さに対する私の考察。自然エネルギーと脱原発がセットにされてるのはなぜ?

2014-02-25 | 日記

山口県は、上関原発問題を抱える「首相のお膝元」の県だ。先日の県知事選挙も、41歳の元官僚がなんの盛り上がりもなく楽々当選した。さすが保守王国。脱原発の選挙情報を伝えるというネット上の有名な人たちも、山口県の情報はほぼスルーした。労力をかける意味がないからだ。

私は知事選のことも、自分なりの視点でブログ記事に書いたが、

 山口県知事選 反被曝・放射性物質(廃棄物・がれき等)の視点で候補者を見極めたい

山口県内は、今”再エネ翼賛体制”だということだ。そして日本中が今そうなっていることに恐怖を覚えている。再生可能エネルギー=自然エネルギーの矛盾がこれだけ噴出しているのに、今、日本では完全にそれを言えない空気が醸成されている。むしろ「原発反対」よりもタブー化してることに驚かされる。

たとえば安岡沖洋上風力計画の問題がこれだけ住民を苦しめているのに、県内の主要メディアはさほど取り上げず、しかも脱原発市民は上関原発反対の方だけを向いている。

追記(2015/10/21) この後、メディアが取り上げるようになったが、完全に人工芝運動になっていった。下記参照

安岡沖洋上風力発電建設に反対する会のリンク集から当ブログへアクセスされた方へ まとめ

 

脱原発のためと信じ、再生可能エネルギーを推進してる市民は、風車の健康被害で死ぬほどの苦しい思いをしている人の目の前で

「原発の放射能の方が危険だ!」「原発よりまし!」「誰かが犠牲になるのは仕方ない」 と果たして言えるのだろうか?

言えたとしたら、もうそれだけで風力発電は倫理的でない発電技術だし、それを推進する市民もまた倫理的な態度とは思えない。自然エネルギーには当然、風力発電も含まれる。再エネ賦課金が私たちの電気代に上乗せ徴収され、再エネ国策で膨大な血税を使って普及されていることを黙っている脱原発市民は、完全に思考停止している。そういった事実を知らずにしがらみの同調圧力で推進しているとしたら、実に悲しいことだ。

こういった私の指摘を、「(原発)推進派の思う壺」という人がいた。まあ、実に浅はかだがそれが現状だ。

3/8に上関原発を建てさせない山口県民大集会という大イベントが山口県内で行われるが「上関原発を建てさせない」というワンイシューで集まるようだ。

http://stop-kaminoseki.net/yamaguchi0308/  http://bit.ly/1k6qZWq

 

「上関原発を建てさせない」ワンイシューの中を開けると、事実上、再生可能エネルギー推進のワンイシューであることが分かる。

鎌田慧氏 ⇒http://www.pal-system.co.jp/topics/2013/130517b/ 再エネ推進

アーサービナード氏⇒http://www.ohmomo.com/ikebukurokaigi_9.pdf 再生エネ推進

三宅洋平氏 ⇒https://twitter.com/MIYAKE_YOHEI/status/437011443829841920 太陽光パネルについての知識は薄い。過渡的に再エネ必要という考え方。

高石ともや氏⇒出演の場に応じた歌とお話。里山、環境、平和など。

http://yamaguchi.keizai.biz/headline/1896/  再エネ推進の緑茶会のゼロノミクマ(着ぐるみ)も来るそうだ。

日頃、再エネ推進する講師陣がスピーチをするのは紛れもない事実。入場も無料。

登壇者のギャラ交通費、会場費、カラーの豪華なチラシ代など、一体どこから出てるのかカンパで賄えるか私にはわからない。イベントに来ている市民や出演者が全てそうだとは言わないが、少なくとも運営、出演者決定には明らかに意志を感じる。

そして上関原発を建てさせない山口県民大集会実行委員会の署名↓

「省エネや自然エネルギーの普及に取り組んでください」の一文。

既に国策で億単位の血税が自然エネに流れ込んでいるのに何を勘違いしているのだろうか?

国と企業がとっくに推進済みなのに。

2030年には累積2000万トンを超える再エネ廃棄物が出るのに、まだ普及しろというのだろうか?

「再エネ廃棄物は、新幹線と同じ産廃だ」という言い訳が通用すると思っているのだろうか?

上関原発建設には私も大反対だ。

けれど、上関原発建設反対と、再生可能エネルギー推進はセットにしてはいけない。

 

脱原発有名人たちのイベントが首都圏でも行われます。これも入場無料。

 

坂本龍一、飯田哲也、三宅洋平のトークで若者に国策の自然エネルギーを刷り込む。助成金を出してるのが、なんと真如苑という宗教団体。

太陽光発電のステージ↓ パネルに関する科学的な検証はしない。

放射能や原発のニュースを更新するだけで精一杯という情報処理能力の人々などを、再エネに誤誘導するのがこういった大規模なイベントや講演会、映画上映会。下調べもせず集会に行くと「あ~楽しかった。ソーラーパネルっていいな~」となる。音楽やライフスタイルから脱原発運動する人に多いパターン。 【代替エネが必要】という市民への刷り込みが想像以上だ。

再生可能エネルギーは問題が多いと具体的に言うと

「あれもダメこれもダメ言うな」 「全否定するな」 「頭ごなしに否定するな」 「夢がなくなる」

こういうツイッターでの反発がものすごい。こういうワードが出てくるのは、新エネルギー技術に対する期待と幻想。新エネ技術あるいは技術にすがりつきたい人間の欲望がむき出しになる。 

再エネ技術の検証は、「ご都合」や「見て見ぬふり」との戦い。自分との戦い。

原発・再エネを、石油や税金を膨大に浪費してまで、あるいは誰かの命・健康を犠牲にしてまで国策として進める意味が有るのか?

「原発よりまし」というのは再エネ健康被害者を踏みつけにすることだ。個別に解決は不能。

原子力産業が用意周到に再エネを準備してきた経緯を調べもせずに、なぜ風車やパネルその他で原発がなくせると盲信するのか。

原発問題の本質をつかめば風車やパネルで問題解決などしないことに気づくはず。

自分に都合のいいとこばかりつまみ食いで情報収集して国策再エネ応援してるようでは原発はなくせないし、これからも騙され続ける。

いつの間にか、脱原発運動が再エネ推進運動保養運動住民投票、国民投票に誘導されている。

原発をなくすこと、放射性物質を拡散しないことは語られなくなっていることが大問題だと私は思う。

原発問題の本質は「差別と公害」。だから被曝と廃棄物に焦点を合わせなければ、放射性物質は日本中に拡散し、みなが追加被曝。

本気で命と環境を守ることはできないのだ。

 

【国・企業のしかけた罠】 再エネ翼賛体制は戦争の始まり

原発が止まると電気が足りない

代替エネルギーが必要と洗脳

環境NPO・エコ市民団体・生協に再エネ普及(地球温暖化防止などの目的)の助成金、補助金をばら撒き続ける

再エネ講演会・再エネ普及映画制作

原発事故

造語で洗脳、イメージ作り(原発に代わる自然エネルギー エネルギーベストミックス クリーンエネルギー グリーン エネルギーシフト 里山 小規模分散化 エネルギーの自給自足 エネルギーの地産地消 )

脱原発著名人の巨大イベント連発し、脱原発市民に再エネ推進、国民投票の流れを作る

すべての政党が再エネ推進

原発再稼働 国民投票で負ける

戦争



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