ブログ「風の谷」  再エネは原発体制を補完する新利権構造

原発事故は放射能による公害。追加被曝阻止⇒放射性廃棄物は拡散してはいけない⇒再エネは放射能拡散につながる⇒検証を!

4000~7000ベクレル/kgの除染土を子どもの遊び場にもなる緑地公園への再利用を検討する環境省

2017-03-26 | 除染廃棄物

除染作業で出た汚染土などの仮置き場に積み上がる無数のフレコンバッグ=福島県富岡町で、本社ヘリから森田剛史撮影

 

環境省 緑地公園造成に汚染土…非公開会合で検討

毎日新聞2017年3月26日 07時30分(最終更新 3月26日 10時18分)

東京電力福島第1原発事故に伴う除染で出た汚染土をくぼ地の埋め立てに再利用し、造成した土地を公園などとして使う案を環境省が検討していることが分かった。同省は先月、放射線の専門家を集めた非公開会合でこの再利用案を協議しており、27日の公開会合で提示する方針だ。しかし、既に明らかにされている防潮堤などへの再利用と異なり、子供らの遊び場にもなる公園への再利用は議論を呼びそうだ。

汚染土を巡って環境省は昨年6月、1キロ当たりの放射性セシウム濃度8000ベクレルを上限に管理しながら、道路の盛り土など公共工事に再利用する方針を決定。関係者によると、環境省は新たに、工事用に土を取った跡などのくぼ地に汚染土を埋めて土地を造成する再利用法を発案した。造成後は農地や住宅地だと私有地となり管理と言えないため、自治体などが管理する緑地公園や森林とする方向で検討。放射線を遮蔽(しゃへい)するため数十センチ~1メートル程度の覆土を想定し、植栽も行う。

 先月24日には非公開会合「放射線影響安全性評価検討ワーキンググループ」を開催。造成工事や造成後に地震や豪雨に遭った際の復旧作業での被ばくについて検討した。この中で日本原子力研究開発機構の担当者は、一般人の年間被ばく線量限度である1ミリシーベルト相当として汚染土の放射能濃度を4000~7000ベクレルと設定した試算結果を示した。

 試算結果について委員から異論は出なかったが、試算で考慮していない保全作業員の内部被ばくや造成後の森林で育った木材の使用などについて意見が続出。「『考慮したが小さい』と書いた方が安心感が増す」「『他の制度で考慮している』と書いた方がいい」など、表現の修正意見が相次いだという。こうした意見を受け、環境省は検討案を修正。27日に開く「中間貯蔵除去土壌等の減容・再生利用技術開発戦略検討会」の公開会合で提示するとみられる。【日野行介】

 3/26(日) 7:30 更新されて追記されています

◇選択肢の一つ…汚染土の再利用を担当する環境省の神谷洋一参事官の話

 管理可能な中でいろんな選択肢がある方が望ましいと思っている。

 ◇地下水汚染も…熊本一規・明治学院大教授(環境政策)の話

 埋めれば地下水汚染の危険性が高まる。公園にしても誰も利用せず、森林なら根から放射性物質を吸収する。環境を守る意識を感じない。環境省は汚染土減らししか考えていないのでは。

 

(管理人より)

ついに緑地公園や森林に、除染で出た放射能汚染土(4000~7000ベクレル/kg)を埋める狂気の事業を環境省がすすめると言い出しました。もうこの国は終わり。土が汚染され、放射性物質が地下水に入り、水源も汚染される亡国の道です。そんなことも知らずに公園や森に行く子どもも出てくることでしょう。日本は破滅に向けて、また一つ大きな階段をのぼったのです。

私は、この5年、ほぼ毎日のように、土や水や空気を毒物で汚してはいけないと根拠を示してブログを書き、ツイートもし続けてきました。古いフォロワーさんはご存知のことと思います。 リアル運動もしました。けっして自己顕示欲ではありません。しかし、結局こういう事態になってしまいました。本当に無念で仕方ありません。

今後、日本のどの自治体の緑地公園に利用されるかもわかりません。かつて滋賀県が例の汚染木屑の搬出先を隠蔽したように、除染土の行き先も隠蔽されるでしょう。
ブログをかきながら、いま、キーボードに絶望の涙が落ちました。

しかし、力を振り絞って記録しておきます。

今回も、非公開のWG(ワーキンググループ)でこそこそ決めているようです。

誰でも見れる資料から引用しておきます☟

除去土壌等の再生利用に係る放射線影響に関する安全性評価検討ワーキンググループ 関係資料

中間貯蔵除去土壌等の減容・再生利用技術開発戦略検討会(検討会)における除去土壌の再生利用に係る基本的考え方の議論に向け、検討会の下に本ワーキンググループを設け、除去土壌の再生利用における追加被ばく線量の基準等について検討を行いました。

 

除去土壌等の再生利用に係る放射線影響 に関する安全性評価検討 - 検討状況の取りまとめ案 平成28年 6月

 

今後、造成が必要な公共工事などでも埋め立てで使うかもしれませんね。今回の「緑地公園や森林」というのは以下のパターンにも近いのかと思われます。

もちろん、上の毎日新聞の報道記事を読む限りでは、地震や豪雨で流出の想定もされているようです。

怪しげな事業が行われることがわかったら、どこの土が何に使われるか情報公開請求したらいいかもしれません。

以下の資料には「地下水移行」と書いてあります。つまり、国は汚染土の再利用により、地下水が汚染されることをはっきりと認めているわけです。

 

 「緑地公園や森林」が災害(ここでは津波と火災)にあった場合はどうなるかも想定されています。

「火災により発生したプルームからの被曝」と書いてあります。津波で流されて海にまで流出する場合も想定されています。

放射能汚染地域で山林火災などが発生した場合も、同じことが言えるのですが、こういった火災で発生したプルームの被曝影響について、メディアが報道することは皆無です。 

 

内部被曝も外部被曝も両方、想定されていますね。報道などでは「外部被曝」しか言及しないことがほとんどですが、このように国は当然、内部被曝についてもわかってるわけです。 

 

 

 

もし、8000ベクレル/kgの汚染土を再利用で使うとしたら、それが100ベクレル/kgになるまでかかる年数は2019年に埋めたとして188年と書いてあります。 

188年後には、ブログ読者さんも私も、今生きている人たちも、みんな死んでいます。しかもこれはセシウムだけの話です。

 

 

こんな無責任なことを考えたのは、誰かということです。確信犯の御用学者がズラリ☟

私はこんな人たちは優秀とは思いませんし、良心が有るとは思えません。この人たちも188年後には死んでいます。

ここで、もう一度、しっかり市民が認識するために言っておきます。

日本はレベル7を超える放射能汚染国です。セシウムしか測ってませんが、それ以上に危険な放射性物質、ウランやストロンチウムが大量に存在する国なのです。

被曝線量の想定計算なんて、実質、無意味なのです。ヤブロコフ博士もそう言われています。☟

【再掲】2012/12/14 ヤブロコフ博士東京講演会低線量被曝の健康影響(文字おこし)  より青文字

「 それから福島の後、どういった放射線核種が放出されているか見てください。ヨウ素やセシウム以外にどれだけたくさんの放射線核種が放出されたか、これは非常に強力なものですが、こうした放射線核種については取り上げられていないのです。ですから原子力推進論者たちが、内部被曝や外部被曝の影響を考慮するとかいっても、このセシウム以外の放射線核種について取り上げていないのに、どうやって内部被曝を考慮することができるのかわかりません。」 

ジャンル:
環境
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