ブログ「風の谷」  再エネは原発体制を補完する新利権構造

原発事故は放射能による公害。追加被曝阻止⇒放射性廃棄物は拡散してはいけない⇒再エネは放射能拡散につながる⇒検証を!

ザポリージャ原子力発電所の6号機が緊急停止!今月2回目。

2014-12-30 | 被爆者、被害者、市民の声

 ヨーロッパ最大の原子力発電所ザポリージャは、ウクライナ南東部、ドニェプル川岸にある。


http://rt.com/news/218199-ukraine-nuclear-reactor-shut/

Emergency shutdown at Ukraine’s largest nuclear power plant

Published time: December 28, 2014 14:31 
Edited time: December 29, 2014 03:48

One of the reactors at the Zaporizhia Nuclear Power Plant was automatically shut down after a glitch. This was the second halt in operations in recent weeks at the plant in Ukraine’s southeast, which covers at least one fifth of the country’s power needs.

“Unit 6 at Zaporizhzhya NPP was disconnected from the network by the automatic system that prevents damage to the generator. The reactor is running at 40 percent of nominal power,” the plant’s official website says stressing that radiation at the facility is equal to the natural background, which is 8-12 microroentgen/hour.

This accident took place on Sunday morning at 05:59 am local time (03:59 GMT). Causes are still being investigated, while the Energy Ministry hopes to restart the unit in the coming days. The remaining five reactors continue to generate an estimated 4,530 MW.

Late on Sunday, the problem had been fixed and the power plant’s sixth power block had been plugged back into the network, the plant said on its website.

"Unit №6 was plugged back in after an error was corrected...At this moment all six power blocks are working,” the statement said.

The previous incident at Zaporizhia NPP happened on November 28, but the fact went public five days later, when Ukraine’s Prime Minister Arseny Yatsenyuk revealed it during the first session of his new cabinet.

At that time the shutdown was caused by a short circuit. As a result, Unit 3 was switched off and put into maintenance to resume operations on December 5. 

 

ウクライナ最大の原子力発電所、緊急停止 

ザポリージャ原子力発電所の原子炉の一基が故障し、自動的に停止した。ウクライナ南東部にあり、少なくとも国の電力需要の1/5を供給する原発において、ここ数週間でこれは二度目の運用停止である。

“ザポリージャ原発の第6号機は発電機の損傷を防ぐため自動装置により系統から切断された。原子炉は出力の40パーセントで稼働している”、と発電所の公式ウェブサイトは述べ、施設の放射能は自然バックグラウンドである8-12マイクロレントゲン/時に等しい、と強調している。

この事故は、日曜の朝、現地時間05:59(03:59 GMT)に起きた。原因は依然調査中だが、エネルギー省は数日中に再稼働すると見込んでいる。残り5基の原子炉は、推計4,530 MWで発電を継続している。

日曜遅くに問題は解決し、原発の第6号機は系統に再接続されたと、発電所のウエブサイトは述べ、

"6号機の発電停止は、故障の修理が終わり、再接続された...現時点では、6基すべてが稼働中である”、と報告された。

前回のザポリージャ原発の事故は11月28日に起きたが、アルセニー・ヤツェニュク首相が新閣僚の最初の会議の場で明らかにして、事実が公表されたのは5日後だった。

その時の停止はショートカットが原因だった。結果的に、3号機は切り離され、12月5日に運用開始されるまで保守体制にあった。

 

Zaporizhia is the largest nuclear power plant not only in Ukraine, but also in Europe and also the fifth largest NPP in the world. It is on the bank of the Kakhovka water reservoir on the Dnieper River, some 200 kilometers from the rebel Donetsk region.

Ukraine’s four nuclear power plants constitute a huge part of the country's energy system. Fifteen nuclear reactors produce at least 50 percent (over 13 megawatt) of all electric power in Ukraine. Zaporizhia NPP alone produces up to 22 percent of all electricity generated in the country.

Two Zaporizhia NPP reactors are to be decommissioned for complete overhaul in February 2015 having operated for 30 years. Unit 1 will be out for maintenance for 129 days.

The new accident at Zaporizhia NPP might deteriorate the catastrophic energy shortage Ukraine is currently witnessing, as its fossil power plants have run out of coal.

ザポリージャはウクライナ最大の原子力発電所であるばかりでなく、ヨーロッパでも最大で、世界では5番目に大きい原子力発電所である。反政府派のドネツク地域から約200キロ、ドニエプル川のカホフカ貯水池岸にある。

ウクライナの4つの原子力発電所は、ウクライナ電源供給の重要な部分を占めている。15基の原子炉が、ウクライナの全電力の少なくとも50%(13メガワット以上)を発電している。ザポリージャ原発だけでも、ウクライナで発電されている全電力の22%を占める。

ザポリージャ原発の原子炉2基は30年稼働してきたので、2015年2月に全面点検の為、停止される予定である。1号機は、保守作業の為、129日にわたり停止する。

ザポリージャ原発での新事故は、ウクライナの火力発電所が石炭を使い果たしつつある中、ウクライナが現在味わっている悲惨なエネルギー不足を更に激化させかねない。


National energy company Ukrenergo has launched emergency power cuts all over the country to help sustain energy. Consumers are experiencing blackouts that last for hours every day. Ukrainian enterprises are forced to limit their energy consumption and to switch to night production.

Kiev authorities have been refusing to buy coal from the Donetsk and Lugansk regions, as they don’t want “to sponsor” the rebels, and instead turned to other countries. Those attempts were unsuccessful due to general inability to pay or the fact that the supplied coal didn’t fit Ukraine’s energy production.

On Saturday, the Russian president’s spokesman said Russia will supply coal and electricity to Ukraine without prepayment.

国営エネルギー企業ウクレネルゴは、エネルギー維持の為、全国的に緊急停電を始めた。需要家は、毎日最後の4時間、停電を味わっている。ウクライナ企業はエネルギー消費の制限や、夜間操業への切り換えを強いられている。

キエフ当局は、反対派を“支援する”のをいやがり、ドネツクとルガンスク地域からの石炭購入を拒否し、他の国々に頼っている。こうした取り組みは、支払い能力の欠如や外国産石炭はウクライナの発電施設に合っていないという事実があるため、上手くいってはいなかった。

土曜日、ロシア大統領広報官は、ロシアはウクライナに前払い無しで石炭と電力を提供する、と述べた。

 

Throughout 2014 Zaporizhzhya NPP came into the spotlight of world media on several occasions. In May, Ukrainian police prevented a group of armed men, reportedly from the Right Sector neo-Nazi paramilitary group, from entering Europe's largest nuclear power plant.

Then the news came that Kiev had signed a new deal with America’s leading nuclear fuel producer, Westinghouse Electric Company, instead of the Russian TVEL company that has been supplying fuel rods to Ukraine for years. This was done despite the fact that using US fuel rods was banned in 2012 due to dangerous incompatibility.

In August, Greenpeace expressed concern that Zaporizhia NPP is vulnerable to ‘direct bombardment’ in Ukraine if caught in the conflict.

 

2014年は終始、ザポリージャ原発は世界中のマスコミから何度も脚光を浴びた。5月、ウクライナ警察は、右派セクターのネオナチ準軍事的組織とされる武装集団がヨーロッパ最大の原子力発電所に侵入するのを防いだ。

更にキエフが、長年ウクライナに燃料棒を供給してきたロシアのTVEL社ではなく、アメリカの主要核燃料製造会社、ウェスティングハウス・エレクトリック・カンパニーと新契約を結んだというニュースが流れた。2012年、不適合ゆえの危険性からアメリカ製燃料棒の使用が禁止されているという事実にもかかわらず、使用は行われていた。

8月、紛争にまきこまれた場合、ウクライナのザポリージャ原発は”直接爆撃”に対して脆弱であるという懸念を、グリーンピースが表明した。

 



(管理人より)

年末に、千葉で中性子線源の放射性物質が紛失したり 、ウクライナの原発がまた緊急停止したり、綱渡り的な危険な出来事が続いています。

前回は3号機で「レベル0」ってことになったわけですが、同じ原発の今度は6号機。

前回⇒ ウクライナのザポリージャ原子力発電所の事故報道。日本のメディアは報じない。IAEAもコメント無しって!?

http://urx2.nu/fJft  より

 

原発事故というのは新しいとか古いではないということは、チェルノブイリ原発事故でわかってるはずなのですが、

ザポリージャの中でも一番新しい6号機が緊急停止になったということは、そのほかも・・・

早速、ザポリージャ原発では、そういう不安を打ち消そうと躍起になってるように見えます。 参考⇒(http://www.npp.zp.ua/news#news-1327 12/29)

こういった事実に目を伏せて、面白おかしくテレビを見て過ごすという人生を選んだ人にも、場合によっては容赦なく目に見えない毒物の被害が及びます。

それが環境を汚染するということです。

今年一年間を振り返ってみて、おかしな市民運動=人工芝運動というのはこういった緊急情報をまったく市民に伝えないということがはっきりわかった1年でした。

 

市民運動の中で、イメージを植え付け、誤誘導している市民や有名人にどうか注意してください。

市民運動で「行動しよう」という掛け声がかけられていますが、

「行動」を起こす前に「その「行動」が本当に原発をなくすことにつながっている内容かどうか調べて考えてください。

 

現在、私、両肩が五十肩で体調さらに悪化してますので、来年、頻繁に更新できるかどうかわかりませんが、ツイッターツイログで追っかけてみていただけたら幸いです。

私はなんの肩書きもない市民です。有名人でもなんでもありませんが、この一年間、そんな私のブログを見ていただき、本当にありがとうございます。

市民ブロガーとして、市民の目線で、原発をなくし、生き延びる方法を考察していきたいと思います。

 


ザポリージャ原発のサイトからプレスリリースが 12/28に 2回出されています。

http://www.npp.zp.ua/news#news-1327

 

Энергоблок № 6 Запорожской АЭС отключен от сети  28.12.2014

28 декабря 2014 года в 05 часов 59 минут энергоблок №6 Запорожской АЭС отключен от сети действием защиты от внутренних повреждений генератора. Реакторная установка находится на 40% мощности. Причины срабатывания защиты выясняются.

В настоящий момент в работе находятся 5 энергоблоков суммарной мощностью 4530 МВт.

Радиационный фон на промплощадке и в санитарно-защитной зоне (территория вокруг АЭС радиусом 2,5 км) – 8-12 микрорентген в час, что соответствует природному радиационному фону в месте расположения Запорожской АЭС. 

ザポリージャ6号機の電源停止

2014年12月28日5時59分、ザポリージャ原子力発電所の6号機が発電機内部の損傷に対して防御するため送電網から切断された。原子炉プラントは40%の出力である。緊急停止の原因は調査した。現在、4530メガワットの合計容量を持つ5基がある。サイトと緩衝地帯(原子力発電所半径2.5kmのあたりの地域)の放射線バックグラウンドは、1時間あたり8〜12マイクロレントゲン、ザポリージャ原子力発電所の位置での自然放射線バックグラウンドに対応している。


Энергоблок № 6 Запорожской АЭС подключен к сети 28.12.2014

28 декабря 2014 года в 22 часа 35 минут энергоблок №6 Запорожской АЭС после устранения неисправности подключен к сети. Ведется набор мощности.
В настоящий момент в работе находятся 6 энергоблоков. 
Радиационный фон на промплощадке и в санитарно-защитной зоне (территория вокруг АЭС радиусом 2,5 км) – 8-12 микрорентген в час, что соответствует природному радиационному фону в месте расположения Запорожской АЭС.

ザポリージャ原子力発電所の6号機は系統に接続されている 2014年12月28日

2014年12月28日22時間35分、故障後のザポリージャ原子力発電所の6号機は系統に接続され、発電中である。
現時点では、6基である。
サイトと緩衝地帯(原子力発電所半径2.5kmのあたりの地域)の放射線バックグラウンドは1時間あたり8〜12マイクロレントゲン、ザポリージャ原子力発電所の位置での自然放射線の背景に対応している。

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「上関お魚おまかせパック」の魚は原発推進派の漁師さんの魚?「祝島の魚は売っておりません!(高島氏)」

2014-12-28 | 上関原発問題を調べる

 

 

 


 (管理人より) 上関原発反対運動で有名な高島氏に関するニュースが飛び込んできました。長周新聞2014/12/26の記事です。

高島氏が行っている魚の仲買についての記事ですが、こういった魚の通販を高島氏がしているということは私は知りませんでした。

高島氏の祝島の生態系の調査で、多くの人と祝島の生き物や自然に関する情報を共有し、また生物多様性について学ぶことができましたが、今回の問題とは別の話です。

 

事実確認はできませんので、ネット上で調べた情報をもとに考察してみます。

まず、問題の「上関お魚おまかせパック」ですがこのような和光大学のシンポジウムの資料がありました。原発事故後に書かれたものです。

http://www.wako.ac.jp/_static/uploads/contents/managed_html_file.name.a11df9c0ce7c5582.3032342d3033302de58e9fe799ba2de9ab98e5b3b62d3034e6a0a12de69c80e7b582572e706466/024-030-%E5%8E%9F%E7%99%BA-%E9%AB%98%E5%B3%B6-04%E6%A0%A1-%E6%9C%80%E7%B5%82W.pdf

抜粋します。赤線部は管理人。

 

 

 

「お魚おまかせパック」の魚は、原発推進派の漁師さんの魚と書いてあります。

ということは、結局、原発推進の人を応援することになるのではないでしょうか? 

 

 地元びいきというサイトにも掲載されています。赤字、マーカーは管理人。

〈山口県〉奇跡の海の贈り物 

山口県上関町にある長島周辺の海は、国の天然記念物・カンムリウミスズメやスナメリをはじめとする、世界的にも希少な生きものたちの宝庫。
そんな奇跡の海が今、原発建設予定地になっています。

安全・安心な海といのちを、いつまでも守りたい。そんな想いから始めた上関お魚おまかせパックは、地元の漁師さんがその日に水揚げした新鮮な海の幸をつめあわせた産地直送のお届けサービスです。たくさんのいのちが暮らす瀬戸内の優しい海に育まれた恵みを、毎月お届け!

この小さな地域では原発建設予定地となって以来30年以上もの間、漁師さんの間でも推進派と反対派に分かれて暮らしているそうです。
美味しいという消費者の声に後押しされながらスタートしたこの「おまかせパック」。今は100件近くのお客さんにお魚を届けています。
原発建設推進派だった漁師さんも消費者からの「美味しい」の声を聞くことで、漁業を続ける必要性、大切さを感じ反対派への気持ちが変わってきている方もいるとのこと。

〈お魚パックが届くまで〉
1:コースとお届け回数を選びFAXかメールでご注文
月のお届け回数(月一回/月二回/初回お試し) コース(3,000円/5,000円)をお選びください。

2:お魚が届く
月末締め、翌月どこかの金曜日に発送いたします。

3:振込にてお支払
お届けより一週間以内に商品代金と送料をお振込みください。
振込先と代金は請求書にてご案内いたします。
※送料目安:関西700円/関東900円

お魚の種類は届いてからのお楽しみ!

お申込・お問い合わせ
メール:midori.t@crocus.ocn.ne.jp
FAX:0820-62-0710

 

 

チラシには「地元の漁師さん」とかいているだけで、祝島の原発反対している漁師さんとは書いてありません。

 

 ツイッターで「上関お魚おまかせパック」を宣伝している人を検索してみると 脱原発有名人が二人です。

 https://twitter.com/eda_neko/status/325579976931946497  より

枝元なほみ氏は自然エネルギー推進 ⇒ http://kokucheese.com/event/index/149844/

 

 

https://twitter.com/takemurahideaki/status/290011846344331264 より 

 

 そして 竹村英明氏は自然エネルギー推進。エナジーグリーングリーン社副社長 ⇒ http://www.ene-paso.net/misc/index.php

 

高島氏は祝島自然エネルギー100%プロジェクトの賛同者 http://www.wwf.or.jp/activities/2011/01/961819.html  

 

高島氏は高木基金からも助成金を得ています。 http://www.takagifund.org/admin/img/sup/rpt_file10149.pdf

 

 

福島みずほ対談30 高島美登里さん「上関原発を止めさせよう」

 


福島みずほ議員は社民党=自然エネルギー推進

夫は弁護士・海渡雄一 海渡雄一氏はISEP顧問 http://www.isep.or.jp/about_outline  =自然エネルギー推進

 

さらに高島氏は新社会党の集会でも「お魚おまかせパック」の宣伝。 http://toyoichi.blog.so-net.ne.jp/2013-12-09


 

「原発は生態系を壊す自然破壊だから上関原発に反対」という、高島氏とその周辺の人たちが、自然破壊である”自然エネルギー”を推進することの矛盾。

高島氏は、国会議員、環境NPO代表、映画監督などの自然エネルギー推進有名人とのつながりがあることは明白です。

自然エネルギーが原発をなくすことにつながっておらず、原発を温存する仕組みであることは、このブログではずっと取り上げ指摘して来ました。

この「お魚パック」問題は、原発をなくしたいと本気で願う市民の気持ちを「二重の意味」で欺くことになっていると私は思いました。

 

さて、みなさんはこの事実をどうお考えでしょうか?

 

 

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千葉市若葉区の造成工事現場の事務所で線源棒が行方不明。コバルト60が259万ベクレル!

2014-12-27 | 事故



http://www.nsr.go.jp/activity/bousai/trouble/20141226-1.html

(株)HMSにおける放射性同位元素の所在不明について報告を受けました

平成26年12月26日 原子力規制委員会

1.(株)HMSからの報告内容

(株)HMSから、ちば作業所(千葉県千葉市若葉区上泉町1170番地付近の造成工事現場の事務所)において12月18日から水分・密度計(土の締固度などを測定する機器)に使用する放射性同位元素(コバルト60とカリフォルニウム252)が装着されたステンレス製の棒(以下「線源棒」という。)が所在不明との連絡が12月25日にありましたのでお知らせします。

株式会社HMSから受けた報告の概要は別紙のとおりです。⇒ 「(株)HMSから受けた報告」【PDF:43KB】

赤線は管理人 

2.所在不明の放射性同位元素 

核種:Co-60(2.59MBq)及びCf-252(1.11MBq) 

状態:ステンレス容器(長さ10mm×直径2mm)に密封された状態でステンレス製の棒(長さ220mm×直径16mm)に装着された状態又は線源棒がアルミニウム製の筒(長さ430mm×直径30mm)に入った状態<別添参照>⇒「所在不明の放射性同位元素」【PDF:103KB】

 

3.原子力規制庁の対応 

(株)HMSに対し一般公開を行い、引き続き線源棒の捜索を行うよう指示するとともに、(株)HMSが行う原因究明及び再発防止策について確認していきます。

なお、当該放射性同位元素を発見された方は、直接触れずに、最寄りの警察署又は下記の電話番号にご連絡下さい。 

大成建設(株)千葉支店管理部管理室  電話:043-243-1611

原子力規制庁 事故対処室  電話:03-5114-2121(平日) 03-5114-2203(夜間・休日)

 

原子力規制庁

担当 原子力災害対策・核物質防護課事故対処室 室長 武山 松次 03-5114-2121(直通)

担当:坂本、青山


放射性物質含む土質調査機紛失 NHK千葉 12月26日 18時56分

千葉市若葉区の工業団地の造成を行う工事現場で、微量の放射性物質が入った土質調査を行うための機器がなくなっていることが分かり、千葉県は、機器を見つけたら、念のため触らないよう呼びかけています。

千葉県によりますと、なくなったのは土の中の水分や密度を調べるための、「線源棒」と呼ばれる長さ22センチ、直径1.6センチの棒状の調査機器で、微量の放射性物質が含まれています。
千葉市若葉区の工業団地の造成を行う工事現場で、土質の調査を請け負っていた業者が使用していました。
今月18日に、この業者の従業員が調査機器を収納する容器を確認したところ、なくなっていることが分かり、1週間にわたって工事現場を探しましたが、見つからなかったことから、25日、原子力規制庁に報告しました。
千葉県によりますと、この調査機器に入っている放射性物質は微量で、1メートル離れた場所に1年間いても、人体に影響はないということです。
千葉県は、調査機器を見つけたら、念のため触らないようにし、警察などに連絡するよう呼びかけています。 

 

株式会社HMSにおける放射性同位元素を装着した線源棒の所在不明について

千葉県防災危機管理部 平成26年12月26日17時00分
電話:043-223-2175

 


  

 (管理人より)千葉市若葉区上泉町1170番地付近の造成工事現場の事務所で放射性物質が行方不明になっています。

ステンレスに密封された線源棒(長さ220mm×直径16mm)で、コバルト60が2.59メガベクレル(259万ベクレル)、カリフォルニウム252が1.11メガベクレル(111万ベクレル)

線源から1m離れた場所での線量評価は2μSV/h。直接手で触ってはいけないものですが、なぜ紛失したのかわかりません。

鍵が刺さったままだったことが報告書に書いてありますし、建設現場事務所の管理がずさんだったのではないでしょうか?

場所をグーグルアースで調べました。なんとメガソーラーの周りの工業団地の造成地なんですね 東京ドーム3個分の広さ!

その面積の中からたった22センチの棒を探せるんでしょうか?シンチレーション測定器を使って探しているそうですけど気が遠くなります。

もし、盗難だったらどうなるんでしょうか?千葉市以外に運ばれる可能性もあります。

NHKの報道も「微量」「念のため」と書いたりして危険性を過小評価しています。

子どもが見つけてそれで遊んだらどうなるのでしょうか?密封線源とは言え、壊れない保証もありません。

 そもそも、こんな危険なものをずさん管理していた会社は、一体どこなのか?

(株)HMSについて検索かけましたが、会社名だけでは水分・密度計を使用するような会社はヒットしません。

水分・密度計自体はフィールドテック社の製品だと思われます。

http://www.fieldtech.co.jp/p/products/ft102/   より

FT-102はNEXCOや国交省などの現場における土の締め固め管理で利用されている水分密度計です。RI(ラジオアイソトープ)を利用して土の水分・密度を測定します。盛土の品質管理試験に必須である湿潤密度・含水比の試験を迅速に行うことができます。



名称は「透過型RI水分・密度計」

ガンマ線源60Co(コバルト)で密度測定を、そして中性子線源252Cf(カリフォルニウム)で水分測定をする機器です。

「原子力規制委員会へ「使用届」を提出するだけで特別な資格などを必要とせず、どなたでもご使用いただくことができます。」と書いてあるので使用届けは出されていたはずです。

しかし、放射線取扱主任者でもない人が扱える機械なんですね!

使用届けには表示付認証機器を使用する会社の代表者印を押印することになってますから、(株)HMSの代表者名が書いてあると思います。


事務所は施錠してあったのでしょうか?

(株)HMSについてですが、社名で検索かけると人材派遣会社が出てきます。http://www.hms2011.com/index.html

それと情報ウェブサイトの企画・製作・運営http://www.hoyumedia.com/about/

原子力規制委員会に電話をかけて聞きましたがわからないということでした。それもおかしな話ですが。年明けにまた確認してみようと思います。


放射線を利用した地中水分および密度の原位置計測について―鹿島神之池附近のモデルテス ト― という古い論文の中に

「・・幸い日立製作所からこの要望を充たした手頃の中性子水分計(γ 線密度計付)が市販されるようになった」という一文があります。

しかし 日立のHP http://www.hitachi-hightech.com/jp/product_list/?ld=sms1  には水分密度計はありません。

今回、線源棒を紛失した(株)HMSというのは、さてどの会社なのでしょうか?


関係法令は、 放射性同位元素等による放射線障害の防止に関する法律 

http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S32/S32HO167.html

 


参考

千葉市で1971年に同じような事例が起きています。

千葉市におけるイリジウムによる放射線被ばく事故 (09-03-02-11)

<概要>

 1971年9月、千葉県内のある造船所の構内で、作業員が非破壊検査用の強力な放射線源であるイリジウム192(5.3ci,1.63E12Bq)を拾った。それが何なのかわからないまま好奇心からズボンのベルトにさし、下宿に持ち帰った。下宿を訪ねた5人とともに6人(年令:20~30才)が被ばく放射線急性障害が生じた。そのうちの1人は、右手の潰瘍(かいよう)と糜爛(びらん)を繰り返し、22年後に血管の萎縮による右第1指(親指)と第2指(人差し指)の拘縮と骨の萎縮、病原菌による感染と疼痛が生じ、この2本の指を切断した。

<本文>
1.事故の状況
 千葉市のある造船所構内で、作業員の1人(B)がステンレス製の鉛筆のようなものを拾った( 図1 )。Bは、それが何なのかわからないまま好奇心からズボンのベルトにさし、下宿に持ち帰った。夕刻、彼の下宿を訪ねた5人の仲間が、その鉛筆のようなものに次々と触ったり、眺めたりした。そのうちの2人(AとE)は、その部屋に泊まった。その後4日間、この部屋には数人の仲間が何回か出入りした。この造船所では、放射線を利用して製品検査を行う非破壊検査が行われていた。この検査に用いる強力な放射線源であるイリジウム192(5.3Ci,1.63E12Bq)が紛失していることがわかり、懸命に探したが見つからず、科学技術庁(当時)にそのことを届けでた。Bがステンレス製の鉛筆のようなものを拾ってから1週間後、彼の下宿でそれを触った仲間の1人が、自分たちの触った鉛筆状の奇妙なものがこの線源ではなかったかと探したところ、下宿の庭に落ちているのを発見した。この線源は強力なガンマ線を放射するので、触ったり近くにいた人に放射線急性障害を引き起こし、この6名(年令:20才~30才)は検査のため千葉市にある科学技術庁放射線医学総合研究所(放医研(現独立行政法人放射線医学総合研究所))に入院した。

2.被ばく線量の推定
 医療処置をする前に次の2つの方法で被ばく線量を推定した。まず、被ばくした人達が被ばく当時に身につけていた物で放射線量を知る手がかりになる物を探したところ、3名が腕時計をつけていたことに気がついた。当時の腕時計にはルビーが使用されていた。ルビーはガンマ線を受けると熱発光現象を示すことが知られている。そこで、ルビーの熱発光量を測定し被ばく線量を推定した(物理学的線量評価)。
 6人に当時の行動を思い出してもらい、全員の下宿での在室時間表を作って各人の被ばく線量を推定した(事故の再構築)。また各人の血液中のリンパ球を培養し、染色体の異常がないかを調べた。血液中の白血球のうちリンパ球は放射線に対する感受性が高く、放射線に被ばくすると染色体異常を引き起こし、異常の出現する頻度は被ばくした線量に比例するので、各人の被ばく線量を推定することが可能である(生物学的線量評価)。この2つの方法で推定した線量は驚くほどよく一致した( 表1 )。

3.急性放射線障害
 急性障害の全身症状としては、最も被ばく線量の大きかったAだけが、被ばく1日目に食欲不振と吐き気におそわれたが、これは急性放射線症の症状のひとつである( 表2 )。次に骨髄での造血障害を詳しく調べると、数人に白血球の減少等の造血障害があった。最も強い症状はAだった。第2週から第7週にかけて、貧血、白血球および血小板の減少がみられ、軽い出血傾向の増大がみられた。
 皮膚障害では、線源を持ち帰ったBと比較的長時間触れていたAには、線源が触れた部分に26~91Gy(グレイ)程度の被ばくを受けたと考えられ、9月末から痛みの強い紅斑や水泡ができた。線源が臀部(でんぶ)にあたったBには臀部に大きな潰瘍(かいよう:皮膚粘膜層において深部まで及んだ表面の欠損)と壊死(えし:生体の局所組織または細胞の死滅)が生じた( 図2 )。生殖器では全員に造精障害がみられた。線源をベルトにぶらさげたBは睾丸に1.75Gy程度の放射線を浴びたことになり、一時的な無精子症になった。
 外部被ばくによる障害の場合、被ばく直後にははっきりした症状は出現しない。しかし、ある程度以上の放射線を全身に受けると、感染に対する抵抗力が落ちたり、出血しやすくなる。Aには典型的な症状があったので、心身の安静、栄養補給、感染防護等の一般処置を行いながら、特に無菌室に収容して、抗生物質の投与も行った。その結果、Aは最も白血球の減少した時期にも感染することなく、順調に回復過程に入った。さらに、皮膚障害に対しては局所の感染防止に主点をおいて治療したところ、順調に回復した。
 困ったことに、Bの場合は、右手の指が瘢痕(はんこん:組織の欠損補充にあたって再生した結合組織(内芽組織))萎縮を起こして伸びなくなった。日常生活に不便なので、2回にわたって東大形成外科で手術し、腹壁の皮膚を移植した結果、指が曲がるようになった。その後、全員が急性放射線障害から順調に回復し、1972年3月までに全員が退院した。

4.後発性障害
 事故後9年目までは、B、A両名の皮膚障害は瘢痕以外の異常は認められなかった。その後Bの右手は潰瘍と糜爛(びらん:皮膚または粘膜層における比較的表面の組織欠損。さらに深部にまで及んだときは潰瘍という)が繰り返し生じ、右第1指(親指)、第2指(人差し指)の拘縮(こうしゅく:関節の固着)と骨の萎縮が始まった( 図3 )。さらに、1993年には、病原菌による感染と疼痛が現れ、この2本の指を切断せざるを得なくなった。病理学的検査の結果、血管の萎縮によることがわかった。


このようなイリジウムの事故を引き起こしたのはどの会社なのか調べると、三井造船でした。

国会の議事録の中に関連する発言がありました。

 

 
 日本原子力研究所東海研究所保健物理安全管理部環境放射能課   研究員  角田 道生氏 

中略

もう一つの次の事例は、わが国で昭和四十六年の九月に起こったイリジウム一九二による公衆被曝の例です。
これは千葉県の市原市にある三井造船所で被破壊検査をしていました労働者がイリジウム一九二という工業用線源をあやまって落としてしまったと。
そのまま気づかずにうちへ帰って、翌日通りかかった人が好奇心でもってそれを拾って自宅に持ち帰ってしまった。
この線源は五・三キュリーで万年筆を大きくしたような形をしていて、ちょっと見たところ何だかよくわからないということでうちに持って帰ったわけですが、
当初、紛失した会社はやはり届け出しないで自分で何とかさかそうと――隠したいという気持ちもあったと思いますが、さがして三日間たつわけです。それからいよいよないというんで届け出をすると。届け出から二日目に紛失事件がニュースとして流された。
そのニュースで被曝者が、これがあぶないんじゃないかということに気がついて、そこで一応被曝は終わるわけですが、
この五日間に、拾った当人と彼の部屋に遊びに来ていた五人の友だちがその間被曝したという結果になっております。
この六名の者がかなり大量の被曝をしまして、最高の被曝者は百レムを軽くオーバーしているというふうに推定されております。
現在原子力発電所の安全審査では、仮想的な大事故においても公衆の全身被曝が二十五レムをこえないということが審査基準の一つとされていますが、
この基準をはるかに上回る公衆の被曝――この場合には作業労働者じゃなくて、その作業と直接関係ない人間なわけです。
こういう公衆の被曝が現実に起こっていると。
また、住民への事故の周知ですね、これがなければもう少し被曝期間が長いから結果として被曝量はもっとふえたであろうというようなことをこの例は示しております。
また、この例で注目しておく必要があるのは、公衆の被曝に至る経路、たとえば施設から放射性物質が公衆の生活環境にどう入っていくかということは、必ずしも煙突から出るだけではないと、いろいろな多様な経路があり得るというその複雑さをまた物語っていると。
したがって、実際の事前の評価というのは、これはかなり数字のモデルだけでできないようなむずかしい問題が必然的に含まれているということが今後の安全評価をどう解決するかという際の大きな問題点の一つではないかというふうに考えております。
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青森県八戸市にも産廃不法投棄が!約15年も放置。水銀、鉛、ダイオキシン、1,4-ジオキサン等の有害物質

2014-12-26 | 被爆者、被害者、市民の声

 

 

産廃野積み問題で八戸市が県の対応批判
デーリー東北 2014/12/23 11:00

 八戸市櫛引地区の産廃野積み問題で、青森県が行政代執行による撤去を行わない方針を示したことを受け、小林眞市長は22日、取材に対して「影響が出てからでは遅く、代執行の要件を満たさないとの判断は納得できない」と、引き続き、早期の全量撤去を県に求める意向を示した。調査で産廃の総量が、従来の発表から大幅に増加したことも問題視。市議会各会派も、県への反発を強めている。

H26.10.17(金)『デーリー東北』26面



(管理人より)

このブログでお知らせしている宮崎県産廃投棄問題。青森県八戸市にもありました。市が不法投棄と認識しているところが違いますが、全国どこでもあるなあと驚きました。

グーグルマップで見てみます。

 

 

八戸市櫛引地区の産業廃棄物不適正保管事案に係る地下水の分析結果について

1.概要

原因者:(株)三協リサイクル処理センター(代表取締役 角濱俊美)
場 所: 八戸市大字櫛引字永森26-4他
廃棄物の種類・量:燃え殻及び汚泥、約17,000トン

(18,000t-1,528t=17,171t)
※(4)参照
高さ 約6.7メートル
面積 約3,686平方メートル


2.経緯
(1)平成7年頃から、産業廃棄物処理業者である(株)三協リサイクル処理センターが、同社事業場内に産業廃棄物を保管するようになり、平成11年4月頃から保管量が急増してきたため改善を指導してきた。
(2)平成13年、改善が進まなくなったことから廃棄物処理法に基づく改善命令を発出したが履行されず、平成14年、改善命令違反を理由に産業廃棄物処理業及び産業廃棄物処理施設の許可を取り消した。
(3)平成15年、同社及び同社代表取締役個人に対し廃棄物処理法に基づく措置命令により廃棄物の撤去を命じたが履行されなかった。
(4)同年、現場内産業廃棄物の排出事業者に対し産業廃棄物の撤去を要請し、平成19年までに11社により1,528トンの廃棄物が撤去された。また、残存する廃棄物の飛散防止対策として、排出事業者の負担でキャッピング(シート掛け)が実施された。
(5)平成15年から環境影響調査のため周辺の水質調査を毎年実施しており、結果については、環境基準を満たしていた。
(6)平成24年7月6日の調査において、別図②´の井戸で採水した結果、総水銀及びダイオキシン類が環境基準を超えて検出されたが、その後の再調査の結果については環境基準を満たしていた。
(7)公益財団法人産業廃棄物処理事業振興財団の専門家から、検出された②´の井戸は地下水に懸濁物質が含まれているため、周辺環境への影響をモニタリング評価するには適切でない旨の助言があったことから、新たな観測井戸を設置するまでの間、湧水(下流側)で調査を実施した。結果については環境基準を満たしていた。
(8)(7)の助言を受けて、井戸②´の隣に井戸②を設置し、今年度の調査を実施した。

 


 平成27年度八戸市重点要望事項と県の処理方針(全体版) [822KB PDF

 総水銀 ダイオキシンのほかに 1,4-ジオキサン 鉛も検出されたんですね

下流には農地が広がっており、地下水及び土壌の汚染の拡大が危惧されています。

1,4-ジオキサンは、PRTR法第1種指定化学物質 で、国際がん研究機関 (IARC) によりグループ2B(ヒトに対する発癌性が疑われる)に分類されている物質です。

http://www.nihs.go.jp/ICSC/icssj-c/icss0041c.html

 

産廃業者が、燃え殻や汚泥を約17,000トン不法投棄し、有害物質の水銀、ダイオキシン、1,4-ジオキサン、鉛、カドミウムが溶け出し、周辺の土から検出されてるということです。

この燃え殻や汚泥はいったいどこからもってきたのでしょうか?どこの焼却場か、製錬工場か、何かの製造工場か、報道や市の資料を見てもわかりません。

情報公開請求したらわかると思います。

責任の所在はどうなるのでしょうか?産廃業者、市、県で責任のなすり合い。そうこうする間に毒物は拡散していきます。

いずれにしても、ごみ焼却や、工業生産によって生まれたどうしようもない産業廃棄物は、こうして環境に野ざらしにされ、土や水、空気を徐々に汚染していくということです。

このまま放置されていればいずれ地下水に入り、人間の口に入ることになるでしょう。

これが工業生産の影の部分(必ず廃物が出る)であることを、きちんと子どもに教えていかなければならないと、私は思います。

学校では教えないからです。


 

今回はE歳のおじサンBA―春から夏場はほぼウミネコブログ より 現地の写真と動画を転載させていただきました。

櫛引の産廃野積み現場に行ってきたH26.12.25その2より

産廃野積み現場C.H26.12. 25(木)

 

 

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総額7000万円東工大研究費詐取の疑いの東工大院元教授。 科学技術振興機構(JST)経由でも研究費が?

2014-12-18 | 不正

 

 

研究費不正:東工大、5年で1900万円 元教授が架空発注

毎日新聞 2014年01月11日 東京朝刊

 東京工業大は10日、大学院生命理工学研究科の60代男性元教授らが、2008〜13年3月に、業者に架空発注し、国などからの研究費約1900万円を不適切に処理していたと発表した。元教授は13年3月に定年退職し名誉教授となったが、今月10日付で懲戒解雇相当とし、退職金の返納を求める方針。また、元教授とともに会計処理をしていた研究室の60代女性秘書も、7日付で懲戒解雇処分とした。

東工大によると、2人は、実験器具の消耗品などを計67回架空に発注し、業者側に研究費を「預け金」として預けていた。業者側は研究室側に預け金を戻す際に、研究室が管理している過去に所属していた学生の口座に振り込んでいた。研究費は、文部科学省などから受けていた。

 不正使用は、大学の内部調査で発覚。2人は同大の調査に対し、預け金としたことは認めたが、「研究室のために使用した。私的流用はない」と説明したという。しかし、大学側によると、それを証明する資料は無く、使途は不明。

 また、この研究室に所属する40代男性准教授の研究費の一部も、元教授らが無断で預け金として処理。准教授は予算管理が不十分として、10日付で訓告処分となった。元教授は、預け金と名誉教授の肩書を返納する意思を示しているという。【渡辺諒】

 

詐欺容疑:研究用物品の購入を仮装 東工大院元教授ら逮捕 - 毎日新聞

11月15日(土)13時15分配信

 研究用品などを購入したように装い、大学から研究費千数百万円を詐取したとして警視庁捜査2課は15日、東京工業大大学院生命理工学研究科元教授、岡畑恵雄(おかはた・よしお)容疑者(67)=川崎市麻生区=と取引業者ら計4人を詐欺容疑で逮捕した。 

 岡畑容疑者の逮捕容疑は、出入りの取引業者と共謀し、研究用試薬などの物品を購入したように仮装。架空の納品書や請求書などを作成して大学に代金を請求し、千数百万円を詐取したとしている。同課は、岡畑容疑者らが大学側から振り込まれた金を業者の口座にプールし、 私的に流用した疑いがあるとみている。 

 東工大は今年1月、岡畑容疑者らが2008年~13年3月に業者に架空発注を行い、国などからの研究費約1900万円を不適切に処理していたと発表。岡畑容疑者は13年3月に既に定年退職し名誉教授だったが、懲戒解雇相当としていた。 

 岡畑容疑者らは大学の調査に対し、架空発注で得た研究費を「預け金」としてプールしたことは認めた上で、「研究室のために使用し、私的流用はない」と話していたという。【福島祥】 

 

毎日新聞 2014年11月16日 東京朝刊

大学の研究費約1490万円をだまし取ったとして、警視庁捜査2課に詐欺容疑で逮捕された東工大大学院の元生命理工学研究科教授、岡畑恵雄(おかはたよしお)容疑者(67)=川崎市麻生区虹ケ丘=が、業者側に研究用品を架空発注する手口を持ち掛け、請求書などを偽造させた疑いがあることが捜査関係者への取材で分かった。岡畑容疑者がだまし取った金を車購入やクレジットカードの支払いなどに流用した疑いがあることも判明。同課は、以前からの付き合いを悪用したとみて実態解明を進める。 

 他に逮捕されたのは、岡畑容疑者の元秘書で東工大の元非常勤講師、三津川和子(63)=横浜市緑区霧が丘▽化学製品販売会社「東光化成」役員、吉田耕司(66)=東京都世田谷区新町▽同社元社員、鈴木克行(69)=埼玉県春日部市増富−−の3容疑者。

 4人は岡畑容疑者が東工大に在職中の2009年1月〜10年1月、請求書などを偽造し、東光化成から研究用試薬などを購入したように装い、研究費約1490万円を詐取したとして逮捕された。

 東工大によると、岡畑容疑者は別の業者にも備品を架空発注し、逮捕容疑とは別に研究費約1900万円を不正に使っていた。昨年3月に定年退職したが、大学側は今年1月に懲戒解雇相当として退職金返納請求などの処分を決めた。

 岡畑容疑者は1982年1月に同大工学部助教授になり、生物・生体工学の研究に取り組んでいた。辰巳敬(たかし)副学長は15日、記者会見し「捜査に協力し、再発防止に努める」と話した。【福島祥、宮崎隆】

 

研究費約1490万円をだまし取ったとして警視庁捜査2課に詐欺容疑で逮捕された元東工大大学院生命理工学研究科教授、岡畑恵雄(よしお)容疑者(67)が、逮捕容疑を含め総額7000万円以上の研究費を不正に流用した疑いがあることが捜査関係者への取材で分かった。だまし取った金は車の購入費などに充てたとみられているが、他に親族のマンション購入費に使った疑いがあることも新たに判明。一部は詐欺罪の公訴時効(7年)が過ぎているが、同課は裏付け捜査を進めている。

東京地検は5日、岡畑容疑者▽化学製品販売会社「東光化成」役員、吉田耕司容疑者(66)▽同社元社員、鈴木克行容疑者(70)の3人について、約1490万円を詐取したとして詐欺罪で起訴した。岡畑容疑者の元秘書で東工大の元非常勤職員の女(63)は処分保留で釈放した。

 捜査関係者によると、岡畑被告は東光化成など複数の業者に研究用試薬などの備品を架空発注。業者側は大学から振り込まれた代金をプールし、岡畑被告に渡したり、会社の運転資金に充てたりしていたとみられる。架空発注は2007年以前から13年まで行われ、東光化成が「プール金が増え過ぎたので解消したい」と岡畑被告に中止を求めたという。【福島祥、宮崎隆】

  

岡畑恵雄

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/11/16 02:48 UTC 版)

経歴

1970年同志社大学工学部工業化学科卒業。1972年同志社大学大学院工業化学専攻修士課程修了。1972年九州大学助手、1979年九州大学講師、1980年マサチューセッツ大学客員研究員、1980年カリフォルニア大学客員研究員。1982年東京工業大学助教授、1992年同大学教授 [1] ののち解雇。

1994年高分子学会バイオ高分子研究会委員長。1995年日本化学会生体関連機能化学部会運営委員長[1]

1982年(昭和57年)日本化学会進歩賞。1993年(平成5年)、日本IBM科学賞。1995年(平成7年)、高分子学会賞。2000年(平成12年)、手島記念研究発明賞。2001年(平成13年)中小企業優秀新技術・新製品賞[1]

岡畑は2014年1月に東京工業大学から懲戒解雇相当という処分を受けた。その後、2014年11月15日、研究費の名目で約1490万円を詐取した疑いがあるとして、関係者3人と合わせて警視庁に逮捕された。[2]

研究・著作

  • 博士論文「二官能性高分子触媒による加水分解に関する研究」1977年
  • 『超臨界流体中での脂質修飾酵素を用いる物質生産プロセス』(文部科学省科学研究費補助金研究成果報告書)1999年
  • 『表面プラズモン共鳴型水晶発振子の開発と複雑系生体分子間相互作用の定量化』(文部科学省科学研究費補助金研究成果報告書)2003年

 


(管理人より)

「学者が不正をしたニュース」で終わってはいけないと思いましたのでブログにあげときます。科学技術の専門家が不正をすることは許されないことです。大学や学者個人の信用が失墜することや研究の内容とは別に、国費が浪費されるという大きな問題があります。

国民みなが科学技術を盲信し、先進工業国、経済大国でいたいと願い続けて原発事故を起こし、放射能汚染国になった日本。膨大な科学技術開発費と天下り。企業と科学者の癒着構造が、社会全体を腐らせているのだと私は思います。

岡畑氏の経歴のところを見ると、最後は「独立行政法人 科学技術振興機構(JST)」というところに在籍?していたようです。Jなんちゃらというのは国の下部組織。天下り法人です。

独立行政法人科学技術振興機構 http://www.jst.go.jp/

このサイト内検索で岡畑恵雄を検索するとたくさん出てきます。http://urx2.nu/flg0

2001年から2007年まで研究をしています。

http://www.jst.go.jp/crest/nmt/topics/pdf/crest-12_080519.pdf   39p


http://www.jst.go.jp/crest/nmt/topics/pdf/crest-12_080519.pdf   5p

 

http://www.jst.go.jp/pr/intro/outline.pdf   17p


膨大な税金 開発費50億円 が企業にばらまかれて研究者へ! 研究して開発不成功でもほぼお金を返さなくていいんですね。

全員の学者が不正をしているとは思いませんが、産学連携というのは不正の温床になる可能性があるということは、この一件でも明らかです。

今に始まったことではありませんがこれはひどい。

 

しかもJSTの役員を見てみますと http://www.jst.go.jp/pr/intro/yakuin.html 

JSTは理事が、日立製作所取締役! 監事が東芝取締役! JSTは原子力ムラ てことですね わかりやす! 

 

ちなみにcrestの資料の中の研究者の欄に、おなじみのこんな人物もありました。

http://www.jst.go.jp/crest/nmt/topics/pdf/crest-12_080519.pdf   36p


柏木孝夫氏  「自立都市をめざした都市代謝システムの開発」 1995~2002

http://www.jst.go.jp/kisoken/crest/eval/jigo/20020220/envr/envr2.html

http://www.jst.go.jp/kisoken/crest/report/heisei11/pdf/d-1-02.pdf 

柏木氏は1995年から原子力ムラのJSTを通じて、膨大な研究費をもらいながらスマートグリッド社会をつくることを画策していたのですね。

 


私たちの電気代に上乗せされて搾り取られている再エネ賦課金の集約先が、低炭素投資促進機構。そこの理事長が柏木孝夫氏。

著書の表紙に「東京工業大学大学院」と書いてありますね。


 

 岡畑恵雄氏の不正は確かに明るみに出て逮捕されましたが、このようなことは氷山の一角なのかもしれません。

兵庫県議の号泣会見で有名になった政務調査費ですが、その後他の議員の政務調査費の不正な支出も色々と報道されました。

それと同じように、こういった研究費の不正にもきちんと調査し、メスを入れて欲しいと思います。

1000兆円の借金がある国で、国費の無駄は許されることではありません。

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【決定】グリーンコープ燻製チップ 年明けも継続して九州産使用が決定!今後もチップの検査を要望しよう!

2014-12-15 | グリーンコープなど

本日12/16にグリーンコープやまぐち本部の下田さんから電話があり、燻製チップが九州産に決定したという旨の報告がありました。

11/26時点で、年明けはどうなるか未定だったので、てるてるコーナーにも確認しました。年明けも継続して九州産で行くことを決定したということです。

署名も全国から沢山集まり、ツイッターでも活発な意見が交換され、組合員のお母さんたちはきちんと調べて勉強し子どもの食を守るために頑張っていることがわかりました。

 

11/11 ネット署名開始

各地の組合員さんなどからたくさんの問い合わせ

11/19 署名提出 

11/26 群馬産切り替えは中止し、年内は九州産

11/28 年明けも継続して九州産の木を使用することを決定

12/1  HPにお知らせアップ


グリーンコープの担当者様、九州産に決定していただき、ありがとうございました。

署名やお問い合わせにご協力頂いた皆様、ありがとうございました。

 

http://www.greencoop.or.jp/news/gnn/201412/20141201-3/  より

 http://www.greencoop.or.jp/  より

 

 

このお知らせをよく見ると、群馬産チップ変更が予定されていたことや、バイオマス発電のためにチップ需要が高まったという理由など、今回のスモークチップ変更問題の肝心なことが書かれていません。

何も知らない人には、「九州産の桜から九州産の桜・樫・椎に変わった」という情報しか伝わらない文章となっています。

木の種類が変わったことが問題だったわけではありません。

私は、てるてるコーナーにこの度の経過が分かるようにお知らせを書いてほしいこと、さらに

今後のスモークチップと使用後の炭も継続して放射能検査し、産地と検査結果をHPに載せて欲しいことも合わせて伝えました。

問い合わせ回答

 

スモークチップに使う木はすべて鹿児島県産の桜、樫、椎

チップの会社は、安定供給のために2社と契約している

・渡辺林産工業の宮崎県にある協力工場(委託している) 

・清水産業(北九州市若松に工場) http://www.b-mall.ne.jp/CompanyDetail-EQbqCQdzCTev.aspx

 

この工場についてさらに今問い合せています。  回答が来たら追記します。

追記

 12/18 グリーンコープ(てるてるコーナー)から回答がありましたのでお知らせします。

渡辺林産工業の宮崎県にある協力工場(委託している) 

協栄木材綾製材チップ工場  地図 ⇒ http://urx2.nu/fkR5

〒880-1301 宮崎県東諸県郡綾町入野3352−1   電話0985-77-0003

http://www.kyoei-mokuzai.co.jp/corp.html

 

http://www.kyoei-mokuzai.co.jp/jigyou3.html#b  より

 


 追記

てるてるコーナーの電話担当者によって、話が少しずつ違っています。

今日電話した方の話では、

「チップの産地がずっと変わらないとは言えない。チップが足りなくなった場合は切り替わる。」

と言われたそうです。

なんかぬか喜びみたいになってすみませんがこれが生協の対応の現実です。

これからもずっと言い続ける必要があるということです。 

電話担当者の間で情報共有ができていないこともありました。

 

鹿児島産の木を使うということですが、鹿児島の川内原発で放射能漏れ事故が起きたら大変です。

合わせて、川内原発をやめさせる運動も大切ですね。

川内原発、再稼働反対! 

 

今回のグリーンコープ燻製チップ問題の経過↓

 

11/26 グリーンコープ最新問い合わせ確認 年内は九州産チップを使用。グリーンコープ商品の燻製室は掃除

11/21グリーンコープ最新問い合わせ確認 11/25製造分の燻製チップは残りの九州産桜チップで対応

【緊急】続報グリーンコープ 群馬産燻製チップウインナー試作品が11/5に作られていた事実が発覚!

組合員として、グリーンコープ生協山口本部に署名とメッセージを持っていきました。

ウインナーの製造工程で燻製の様子を調べる。燻すというのは煙を付着させること。GC燻製チップ続報

グリーンコープ燻製チップ変更問題。ネット署名で、お母さんたちからメッセージが寄せられています。

【ネット署名】グリーンコープのウインナーの燻製チップが11/14より九州産から群馬県産へ変更される現実! 

 

 

 

 

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人工芝運動とは!?登場人物紹介を見るとよくわかる!あのちゃんの漫画「市民発電所はどこへいくのか」 

2014-12-10 | あのちゃん漫画


CO2地球温暖化



風力発電

山の風車建設計画には 山バージョン PDF版DLはこちら→風力発電はいらない!   

洋上風車建設計画には 海バージョン PDF版DLはこちら→洋上風車はいらない!

市民がやればいいと勘違いしてる人には PDF版DLはこちら→市民発電所はどこへ行くのか?風車編

漫画の裏に刷ってもいいね!10個のQ&A  

風力発電がいらない10の理由       

PDF版
JPEG版
JPEG 低画質版 

 

太陽光発電

Jpeg版→市民発電所はどこへいくのか ソーラー編 1

    市民発電所はどこへいくのか ソーラー編 2


PDF版→市民発電所はどこへいくのか ソーラー編 1
    市民発電所はどこへいくのか ソーラー編 2 


PDF版→
ECO詐欺!太陽光発電のヒミツ その1 PDF
ECO詐欺!太陽光発電のヒミツ その2 PDF

JPEG版→
ECO詐欺!太陽光発電のヒミツ その1 JPEG
ECO詐欺!太陽光発電のヒミツ その2 JPEG

 

スマートメーター

JPEG版
スマートメーター編 1
スマートメーター編 2
スマートメーター編 3
スマートメーター編 4
スマートメーター編 5

PDF版
スマートメーター編 1
スマートメーター編 2
スマートメーター編 3
スマートメーター編 4
スマートメーター編 5

 

蓄電池

 

 

 

 全部印刷して、トイレ掲示板に貼ったりしてもいいですね。ドンキホーテあのちゃんに感謝!
 
 
「考え方は人それぞれ」なんて言ってたら、 原発もなくならないし、毒物だらけの日本になってしまいますよ。
 
原発と自然エネルギーの関係をきちんと概括的に見ないと騙されます。
 
 
★国と企業のしてることをよく見る
 
★土に還るか
 
★生き物にとってどうか
 
 
この3つを考えれば
 
「小規模分散化」 「地方VS中央」 「大資本VS地元」 こんなキーワードに騙されなくなります。 
 
 
国策の再エネで、再エネ賦課金を搾り取られているのは庶民です。
膨大な税金が補助金や交付金として再エネ事業に流れ込んでいます。
 
脱原発≠自然エネ です。
 
電気は足りているので、原発もいりません、自然エネもいりません。原発に代わりはいりません。
既存火力で十分です。
 
1000兆円の借金がある国で、電源を多様化させる必要はありません。
 
 
市民が国策自然エネルギーの500兆円の利権の恩恵を末端で受ければ、自然エネルギーを検証しない。
自然エネルギーを検証しなければ原発は温存⇒再稼働 

組織的に再エネ賦課金で市民が搾り取られる仕組みを作ったのは誰か?
再エネ政策決定に関わった人物は誰か?
何も知らない市民を騙してるのは誰か?
 
 
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韓国・サムスン「半導体絶望工場」~なぜ市民にME産業の危険性が知らされていないのか?

2014-12-07 | 被爆者、被害者、市民の声

http://www.huffingtonpost.jp/2014/12/04/samsung-electronics-factory-desparate_n_6266902.html?utm_hp_ref=tw より

韓国・サムスン「半導体絶望工場」 母子は原因不明の病気に苦しむ

 

韓国経済を支える半導体産業で、工場の労働者とその子供が原因不明の病気に苦しんでいることを紹介した記事が、大きな反響を呼んだ。ハフィントンポスト韓国版に掲載された韓国紙「ハンギョレ」の記事を紹介する。

コンウ生後3カ月の写真。盛んに食べ物を吐き出した。あまり笑わず、腹が膨らんでいる。キム・ヒウンさん提供

半導体産業の労働者の子供たちが、先天性の病気に苦しんでいる。多くは泣きながら自分を責めるばかりだ。子供の病を隠してずっと負担に耐えており、有害化学物質を扱って蓄積したとみられる「生殖毒性」のことは世間になかなか知られない。自分の病気も会社の責任とは思っていない彼らが、子供の世代の原因まで追及することは難しい。世界的企業のサムスン電子やSKハイニックスは、半導体の作業環境と、生殖毒性の関連性を否定している。2008年前後に白血病などで死亡した労働者が「半導体産業病」を主張した時と変わらない態度だ。「ハンギョレ」は今まで光の当たらなかった「半導体ベビーの涙」を追跡した。(登場人物はすべて仮名)

「息子のトルチャンチ(訳注:新生児の生後100日を祝う韓国の民俗行事)の写真? そんなものありませんよ。病室で『とにかく生きてくれ』とだけ願っていた時期だったから」

キム・ヒウンさん(42)は身長175センチ。韓国南西部の全羅南道・古今島(コグムド)で高校まで育ち、島風の中で風邪も引かずに育った。1999年に生まれた息子のコンウ(15)について話しながら泣いた。15年前の苦しみが今も続いているからだ。

中学2年になったコンウは一生下痢をしなければならない。いつ、誰と、何を食べても、コンウの体の中を通ってゆるい便になる。だからコンウは公衆トイレ、特に学校のトイレを使いたがらない。便器の周辺に飛び散ってしまうからだ。登校前、夕方に塾に行く前も自宅のトイレに寄らなければならない。コンウにとって最も悲しく、苦痛なことだ。

「ハンギョレ」は8月12日と11月3日、韓国中西部の忠清南道・温陽(オニャン)に住むコンウの家族に会った。

 

「1999年4月14日 午前9時06分 体重3200g
4時間の陣痛の末、生まれた子。
不思議。ただ不思議。病気せず健康に育つことを祈るばかりだ。」

母がアルバムにつづったただ一つの願いは無残に砕け散る。コンウは3日間、大便をしなかった。腹が膨らんで熱が出始めた。新生児の集中治療室に1カ月入院した。病院はコンウの腹を切開した。毛糸玉のように大腸が絡まっていた。1週間後、病院は再びコンウの腹を15センチ切開した。生後8カ月の11月、1カ月に2回の大手術を終えたコンウは、大便袋をぶら下げてソウル大学病院に運ばれた。病院は再び腹を切開して大腸を摘出した。

「生後7カ月ほど母乳を飲ませていたけど、全部吐きました。粉ミルクに薬を混ぜて飲ませても吐いて…。大腸を切った後、7歳になるまで下着に大便がついてました。当時のことは、言葉ではとても言い表せません」

ソウル大学病院は、コンウが13歳になるまで定期検診を続けた。「大腸を全摘出したケースは初めて」だったからだ。ソウルで最後の検診となった2013年12月、主治医がコンウに言った。「コンウはお母さんに感謝しなければだめだよ。お母さんがどれだけ苦労したか知ってるよね?」。ヒウンさんは涙ぐんだ。「私のせいで子供がこうなってしまったのに」

ヒウンさんは1991年から98年まで、サムスン電子の温陽工場で働いた。父は「娘がサムスンに入社した」と喜んだ。15人が25坪のマンションに泊まり込み、1日12時間ずつ2交代で働いていたが、93年ごろから3班3交代の1カ月勤務となり、数年後に4班3交代に緩和された。

3交代勤務になって、ヒウンさんは現在の夫と出会い、恋愛をした。「会社から、折に触れてたくさんプレゼントをもらいました。食器洗い機や電子レンジみたいなもの。体は大変だけど、いい会社に入ったなあと思いましたよ。同僚は年長者でも25歳くらいだから、子供のことが話題になることもなく、生理不順はむしろ誰もが経験する当たり前のことのように受け入れていました」

2年前、その認識は変わった。2012年末、母親となった昔の同僚らと再会した。死亡、病気、不妊、流産…。労災の可能性を意識した。そして今年の夏、半導体産業に特有の病気を扱った映画「もう一つの約束」を見て「あれは私だ」と号泣した。

 

コンウ(右)が大手術を終えた後、同い年のいとこと撮った写真。「ママもパパもいちばんたくさん泣いた時」と書かれている。キム・ヒウンさん提供

ヒウンさんが証言する作業環境には注目すべき点が少なくない。6カ月間の研修を受けて配置された温陽工場は、常駐する日本人エンジニアが設備の故障を何度も直し、ようやく稼動を始めた状態だった。成形工程では半導体チップを保護するため、エポキシモールディングコンパウンド(EMC)を180℃に加熱してコーティングしていた。

ヒウンさんのように背が高く健康な女性が担当した工程だ。化学物質を直接、高い位置にある設備に流し込み、他の化学物質(メラミン)で洗浄しなければならなかったからだ。加熱する過程で発ガン性物質のベンゼンとホルムアルデヒドなど副産物が発生する(韓国・産業安全保健研究院の説明による)。EMCで真っ黒になった防塵服を洗って着たというヒウンさんは、退社の1週間前、コンウの妊娠を知った。

「背中は常に汗だく。1日12時間働いていたから、その時はわかりませんでした。マスクを使えとも言われなかったけど、本当に聞きたいです。有害物質が発生するという事実をサムスンは知らなかったから教えてくれなかったんでしょうか?

現在、ヒウンさんも甲状腺がん、リウマチ、脳髄膜炎、上皮内がんを患っている。半年に1回、甲状腺がん、3カ月ごとに脳髄膜炎、2カ月ごとにリューマチの治療を受ける。13年ぶりに「息子はもう来なくてもいい」ていたソウル大学病院をほぼ1カ月に1回、母が訪れている。「一日でいいから苦しまずに寝たい」というのが願いになった。最近、労働災害を申請するため10年分の診療記録を提出したとき、担当者に「一体何の仕事をしていたのか」と尋ねられたという。

実はコンウ一家は保険に加入できない家族だ。加入できる保険は災害保険と一部のがん保険しかない。夫も製紙会社に勤めていたとき指をプレスでつぶされ、もう同じ仕事は難しい。しかし、家族の誰も労災を適用されたことはない。コンウの治療だけで1500万ウォン(約160万円。2014年12月4日現在)かかったというヒウンさんは、自分の治療費に悩んでいる。甲状腺がんに対する健康保険適用期間(5年)が来年終わる。

コンウには弟がいた。2007年、母が妊娠26週で下血とともに流産した。42歳のヒウンさんは、子供がまた痛がり、傷つくことを恐れ、もう子供をつくらないことにした。

 

 

サムスン電子とSKハイニックスは「国際協約および国際機関で生殖毒性物質に指定された化学物質11種類について、使用を制限するなどして厳格に管理している」と主張する。サムスン電子は「現場に化学物質等安全データシート(MSDS)を配備し、使用物質の毒性や危険性、非常時の対応マニュアルなどを定期的に教育している」。SKハイニックスは「社内の医療機関などを活用した常時健康相談および管理体系を確立しているところで、さらに女性を対象に毎月2回、定期的に『女性の母性健康保護関連教育』を実施している」と説明した。

新生児の先天的な奇形や疾患などの可能性について、サムスン電子は「半導体産業と生殖保健の関係について、韓国内でも多くの機関が研究してきたが、因果関係を発見できず、むしろ今まで因果関係を認められないとする論文が多数を占めている」とし(中略)「当社に対する女性の生殖保健と、当社従業員の子供の先天的な奇形などについての主張は、元となるデータの客観性、正確性に乏しく、誤った解釈の可能性が高い。いかなる解釈や推測、主張も受け入れられない」と回答した。

SKハイニックスは「韓国政府の調査でも、先天的な奇形、疾患についての内容は確認できず、具体的にお答えすることは難しい。しかしこの部分について社会的な憂慮を十分に理解しており(中略)客観的に現状を把握し、必要であれば積極的な措置を講じる計画だ」とした。

半導体業界“資料の信頼性に疑問…因果関係は認められない”:ハンギョレより 2014/11/12 22:28)

 


(管理人より)

半導体は製造工程で労働者が化学物質に曝露され、その影響が次世代にも及ぶということを示しています。

マイクロエレクトロニクス産業も太陽光電池産業も不都合な事実は隠蔽されているようです。以下参考記事


シリコン太陽電池製造において使われる危険物質~労働者がシリコンダストに対する過度の曝露

中国の太陽電池工場付近の水源から基準値の10倍のフッ素化合物。基準値の100倍の工場も。

 

サムスン労働者は危険であることを知らされていなかったわけです。福島第一原発でも、その他の化学プラントでも現場労働者にどれだけ知らされているのでしょうか?

半導体や太陽光電池などのハイテク技術に関して、市民がこういった製造工程の危険性を知らされていないのはなぜか考えていて、この本を読んでわかりました。↓

 

市川定夫著『新環境学Ⅰ 現代の科学技術批判」

新・環境学 1―現代の科学技術批判 生物の進化と適応の過程を忘れた科学技術
市川定夫
藤原書店

より 

科学技術と社会との関係は、いま、新たな重大な問題にも直面している。それは、科学技術の急速な進展が、いくつもの先端科学技術を産み出してきているからである。

つまり、そうした高度に進んだ科学に依拠する先端技術の場合には、特許の問題も絡んで、ごく少数の人たちにしか、その内容が十分にわからず、または十分には示されず、

従って、その技術の適用の可否がごく少数の専門家たちによってのみ判断されるという、いわゆるテクノクラート(高級技術官僚)社会になっているからである。

(中略)

そうした技術の将来のバラ色の夢だけが声高に謳われ、一般市民は問題の有無さえほとんどわからないまま、これら最新の技術に大きな期待をかけるという結果を招いている。

(中略) 

そうしたテクノクラート社会は同時に、情報が徹底的に管理される社会でもある。つまり、適用しようとする科学技術に関するあらゆる情報が管理され、適用の正当化に好都合な情報だけが

意図的に一般に提示され、不都合な事実や情報は徹底的に隠匿されることになる。

そうした傾向は、原子力、人工化合物、遺伝子組み換え、宇宙開発などをめぐって既に明らかに見られている。

(中略)

とくに、ある先端技術の適用について、その推進に不都合な事実や情報が隠匿され、その一方で、選別され、操作された情報だけが繰り返し流されたら、その先端技術に精通していない一般市民は

流された情報を信じるようになるであろう。

 

 まさにこういったことが自然エネルギーの技術でも行われています。

低周波を出すヒートポンプ技術や毒物を使う太陽光電池、低周波を出す風車、電磁波を出すスマホとスマートグリッド社会などが、未来のエネルギー技術として、CMで刷り込まれています。

テクノクラート(高級技術官僚)社会はいらないと声を上げなければ、命も環境も守れないでしょう。

コメント

福島2号機 使用済燃料プールの冷却再開後も温度は上昇中。ふくいちプラントパラメータモニタを見る。

2014-12-06 | フクイチ

2号機プール、冷却一時停止=福島第1、原因調査―東電

時事通信 11月27日(木)18時24分配信

東京電力は27日、福島第1原発2号機の使用済み燃料プールの冷却が停止したと発表した。冷却は約5時間後に再開され、温度上昇は0.6度だった。
東電によると、27日午後4時45分ごろ、2号機使用済み燃料プールの冷却に使われるポンプが自動停止した。
通常、冷却に関わる弁を開いた状態にすることでポンプが動く仕組みとなっている。弁を開いたままにするには空気を供給し続ける必要があるのに、その供給機器の操作スイッチが停止状態になっていた。東電が原因を調べている。
停止時のプール水温は16.7度で、制限値である65度まで達するには約2週間かかる計算だった。プールには使用済み燃料が587体、未使用燃料が28体保管されている。放射線量の値などに大きな変動は確認されていない。 

 

福島第一原子力発電所における2号機使用済燃料プール代替冷却系の停止について 

平成26年11月27日 東京電力株式会社 

本日(11月27日)午後4時43分頃、2号機使用済燃料プール代替冷却系の一次系ポンプ(B系)が自動停止し、当該プール冷却が停止しました。 

現在、原因・現場状況等の調査を行っております。 

冷却停止時の当該プール水温度は16.7℃であり、冷却停止時の温度上昇率は0.146℃/hであることから、運転上の制限値(65℃)に到達するまでには、約13.8日と評価しております。 

また、プラントデータ(原子炉への注水流量等)の異常、モニタリングポスト指示値の有意な変動は確認されておりません。以 上 

 

平成26年11月27日 東京電力株式会社

福島第一原子力発電所における2号機使用済燃料プール代替冷却系の停止に関する続報です。

 現場を確認したところ、以下のことがわかりました。
 ・使用済燃料プール代替冷却系一次系ポンプ(B)に漏えい等の異常は確認されませんでした。
 ・使用済燃料プール代替冷却系の空気作動弁に、作動用空気を供給している空気圧縮機が停止していました。(空気圧縮機は2台設置されており、通常は1台運転、1台は待機状態)
 ・警報は「系統入口流量低」が発生しましたが、他に異常を示す警報は発生していません。

 使用済燃料プール代替冷却系が自動停止した経緯については、何らかの要因により運転中の空気圧縮機が停止したため、空気作動弁が閉動作し、使用済燃料プール代替冷却系一次系ポンプ(B)が自動停止したものと推定しております。

 今後、以下の対応を行います。
 ・空気圧縮機の健全性を確認した上で、待機状態にあった空気圧縮機を起動し、空気作動弁の開閉試験を行います。
 ・その後、自動停止した使用済燃料プール代替冷却系一次系ポンプ(B)を起動させます。

 なお、使用済燃料プール代替冷却系一次系ポンプ(B)の起動に要する時間は、2時間程度と見ております。また、空気圧縮機が停止した原因について、今後調査してまいります。以 上

 

福島第一原子力発電所における2号機使用済燃料プール代替冷却系の停止について(続報2)

平成26年11月28日 東京電力株式会社

福島第一原子力発電所における2号機使用済燃料プール代替冷却系の停止に関する続報です。

待機状態であった空気圧縮機(B)の健全性を確認後、空気圧縮機を起動し、空気作動弁の開閉試験を行い問題がないことを確認しました。
  ・空気圧縮機(B)  午後8時40分起動
  ・空気作動弁開閉試験 午後9時5分~午後9時6分

その後、午後9時26分に使用済燃料プール代替冷却系一次系ポンプ(B)を起動し、使用済燃料プールの冷却を再開しました。

午後11時現在、使用済燃料プール水温度は17.3℃であり、停止時の16.7℃からの上昇は、運転上の制限値(65℃)に対して余裕があり、使用済燃料プール水温度の管理上問題ありませんでした。

なお、続報にてお知らせした自動停止した経緯については、調査したところ、使用済燃料プール代替冷却系一次系システムの出入口弁(空気作動弁)に空気を供給している空気圧縮機の操作スイッチが「停止」になっていたことにより、空気貯槽の圧力が低下し、その後、空気作動弁への供給圧力が低下して出口弁が閉動作したことにより、一次系ポンプが停止したことが分かりました。空気圧縮機の操作スイッチが「停止」になっていた原因については、今後調査してまいります。

また、モニタリングポスト指示値の有意な変動は確認されておりません。以 上

 


(管理人より)

11/27福島第一原発2号機の使用済み燃料プールの冷却が停止したトラブルで 「冷却一時停止⇒再開⇒ほっとした」 という流れになってますが、

本当にそうなのだろうかという疑問が残ります。続報も2つ出ましたがそれ以降は出ていません。

このトラブル情報も、時事通信の情報が出た直後に確認しましたが、なんと地元のメディアである福島民友にも福島民報にもHP上のアップがありませんでした。

https://twitter.com/oldblue2012/status/537937749605482496

テレビニュースで流れたかどうかはわかりませんが、何度も確認できるHP等で記事にしていないということに驚きを感じました。

ふくいちプラントパラメータモニタ を見てみました。

今でも上がり続けています。

http://fukuichi.mods.jp/?p=34&fname=p02.csv&cnt=30&update=%E6%9B%B4%E6%96%B0


横軸の日数を増やしてみます。

http://fukuichi.mods.jp/?p=34&fname=p02.csv&cnt=&update=%E6%9B%B4%E6%96%B0


2012年まで振り返ればもっと温度が高い時期もあって、温度の上がり下がりも激しいです。

東電が知らせてないだけで、こういった温度の上下は常に起こっていて、ずっと綱渡り状態は続いているのだということだとわかります。

こういうグラフが新聞に掲載されてないことは何を意味してるのでしょうか?

 

http://fukuichi.mods.jp/?p=34&fname=p02.csv&cnt=5000&update=%E6%9B%B4%E6%96%B0


まだ収束してない福島第一原発において、今後なにか大トラブルが発生しても、地元住民にも日本中の人にも知らされないのではないかとすら思えてきます。

ああ、こんな底なし沼の破局なんて誰が想像したでしょう。

 

報道を読み解き、データを判断できる力がない市民は、こんな破局的な状況下でも

まだ、「新聞⇒人工芝運動の市民の伝言ゲーム⇒選挙」  という流れで体力を消耗させられていると私は思います。

底なし沼の中で、情報を収集し判断力をつけ、東大話法にも負けず、行動し続けることは大変なことですがやるしかありません。

コメント

風レンズ風車が暴風で破損。破片が車の窓を直撃。公園に置くのは間違いだと気づくべき。

2014-12-04 | 風力発電は危険

強風が影響?風力発電用風車の羽根が車に…福岡市

テレビ朝日系(ANN) 12月2日(火)10時31分配信

 強風の影響でしょうか。福岡市で風力発電用の風車が壊れ、破片が車に当たってガラスが割れる被害がありました。

 福岡市によりますと、1日午後3時半ごろ、福岡市東区香椎浜埠頭(ふとう)の公園で、市が設置している風力発電用の風車が壊れて落下しました。その際、破片の一部が約100m離れた駐車場に止められていたワゴン車に当たってサイドガラスなどが割れたほか、屋根の一部がへこんだということです。けが人はいませんでした。風車は重さ6.7kgの羽根3枚すべてと外側の輪の一部が壊れていました。この風車は5年前に設置され、先月の点検では異常はなかったということです。福岡地方には朝から暴風警報が出ていましたが、原因が特定できないため、福岡市は他の4基の風車の運転を停止し、異常がないか調べることにしています。

最終更新:12月2日(火)10時31分

 

<風車>折れた羽根、車の窓ガラス割る 福岡の100年公園

毎日新聞 12月2日(火)0時19分配信

1日午後3時半ごろ、福岡市東区香椎浜ふ頭1の「みなと100年公園」に福岡市が設置している風力発電施設の風車の羽根が折れ、約90メートル離れた駐車場の車を直撃し運転席の窓ガラスが割れるなどした。男性が車に乗り込もうとしていたところだったが、けがはなかった。市は強風が原因とみている。

 市によると、風車は直径約3.5メートル、羽根1枚の重さは約7キロで、繊維強化プラスチック製の羽根3枚すべてが根元から折れていたという。2010年3月にも一部の羽根が折れており、風速約20メートルになると停止するよう改良していたという。九州北部は寒気の影響で海上を中心に暴風警報が出されていた。【松本光央】

最終更新:12月2日(火)2時39分

 

風レンズ風車の羽根落下し車直撃 強風で破損?

読売新聞 2014年12月02日 

福岡市は1日、同市東区の「みなと100年公園」に設置している風レンズ風車(高さ約13メートル)の羽根などが破損して落下し、破片の一部が近くの駐車場の車にあたったと発表した。けが人はなかった。市は強風が影響した可能性もあるとみて原因を調べている。

 風レンズ風車は繊維強化プラスチック(FRP)製で、風を集める「風レンズ」(直径3・4メートル)を併設し、弱い風でも発電できる特長を持つ。市が2009年から同公園などに設置した。

 市によると、同日午後3時半頃、近くの駐車場で会社員男性が車に乗ろうとしたところ、羽根などが落下してきたという。運転席側の窓ガラスなどが破損した。3枚の羽根(1枚約7キロ)が全て落下し、レンズの一部も壊れていた。市は市内にある風レンズ風車全5基の運転を停止した。

 

(管理人より)初めに書いた記事が何故か完全に消えてしまったので書き直します。

レンズ型の風車が破損し、破片が車の窓ガラスを直撃して割れるという事故が起きました。 恐ろしい話です。人間にもしぶつかっていたら死亡事故につながっていると思います。

脱原発市民の中には、「大型風車は良くないけど小型の風車はいい、感じがいい」などと、その構造や危険性も考えず発言する人が実際にいますが、今回の事故でレンズ型が決して安全でないということが証明されたと思います。

このような資料が出てきました。↓ この中に、今回の風車=みなと100年公園 の風車の写真がありました。

風力発電: 風レンズ風車とは何か ー その将来計画 ー 九州大学応用力学研究所 新エネルギー力学部門 風工学分野 大屋裕二

 

九州大学で 国策自然エネルギーの開発研究⇒福岡市が税金で風車設置⇒風車破損落下事故

福岡市HPの風レンズ風車のページ http://www.city.fukuoka.lg.jp/kankyo/energie/hp/windpower.html

この事故の責任はどこにあるんでしょうか? 原発事故と同じ構図だと思います。

 資料にはまずメリットしか書いていないわけですが、メリットの中に安全性と書いてあります  

「年平均風速4m/s」 とありますが、平均で考えること自体がおかしいと気づかなければどうしようもない。

今回のように暴風、台風の場合は20m/s以上で停止するように改良されていたはずなのになぜ破損したのかわかりません。止めても羽が風にあおられて破損したのかもしれません。

突風が吹くときもあり、風の予測というのは完璧にできないと思います。「自然に弱い自然エネルギー」がここでも証明されました。

しかも、この風車の近くで子どもが遊んでる写真が掲載されていて驚きました。 怖くて子供は連れていけないですし、車でも怖いです。

にもかかわらずこのようなレンズ型の風車を子供が来る公園に設置する自治体があります。

ときわ公園次世代エネルギーパーク 

宇部市民は遠足に行ったり、ウオーキングを楽しんだり、スケッチ大会、四季折々の花など子供から大人まで楽しめる憩いの場でした。ところが

宇部日報 2014/2/21 「風レンズ風車」 726万円(半分は国の補助金) 「鳥にも優しく」が強調された記事です。

カッタ君で全国的に有名になったときわ公園ですから「バードストライク」のことを突っ込まれたくないということなのでしょうが、市民の公園に「風レンズ風車」を設置することの妥当性などは市民に問われることもなくどんどん進められているわけです。

私は、風車以前に、宇部市が鳥インフルエンザ対策として、このときわ池の白鳥をすべて殺処分したことに大きなショックを受け、ときわ公園に行けなくなっているので、この風車設置で完全にときわ公園に足が向かなくなりました。 子どもの頃からの思い出の公園なのに・・・・どんどん公園が変わっていってる気がします。

福岡の業者、「風レンズ風車」で検索かけると http://windlens.com/

同じ型ですね。1基726万円も出して税金で購入したんですね。事故があった福岡市の風車は5年で壊れています。この風車はどうなるでしょうか?

工業製品なので、壊れたら産廃です。

風車のゴミのことはこのブログでも書いてきました。

【唖然】日本に作られた風車が、すでに99基はゴミになって撤去・休止されている事実をご存知ですか?

【驚愕】世界の風車事故を調べて驚いた!世界中で合計1485件の事故が発生。146人の死亡者。

【驚愕】30年後、日本はソーラーパネルと巨大風車のゴミ屋敷!再エネ廃棄物問題【設備には寿命】

 

 

風車自体が潮風で錆びて劣化したのでしょう。安岡洋上風力も、当然海なので相当劣化が早いと思います。 「点検で異常なし」でも壊れるということです。

 

 

 全国でこのようなことが貴重な税金を使って行われていることの問題を、市民が全く考えておらず、

むしろいいことと勘違いしていることが、もう絶望的ですらあります。

最後に、『電力亡国論』の近藤邦明さんのブログ記事を転載します↓ 風レンズ風車は「おもちゃレベル」と書いてありますね。


 

No.966 (2014/12/02)冬将軍の強風で風レンズ風車発電装置が破損New!

 九大の応力研が開発している風レンズ風車を用いた風力発電装置が、今季一番の寒気の流れ込みによる強風で破損したと報道されました。九大応力研とは学生時代に土木構造の耐風安定性の研究に関わっていたためまんざら関係がないでもありません。風力発電に噛むことは、独立行政法人化した大学では研究費稼ぎのために仕方ないかもしれませんが、愚かなことをやっているなと前々から思っています。
 このホームページでは風レンズ風車について何度か書いていますが、オモチャとしては面白いかもしれませんが(笑)、実用上は使いものにならないのは当然だと考えています。売り物の“風レンズ”と呼んでいる集風装置が構造的なネックになって、とても大型化することが出来ないことはわかりきっています。今回破損した風車は、勿論オモチャレベルの大きさでしたが、これでも壊れてしまいました。ネット上では構造上ネックになる風レンズの耐風性について九大応力権のレポート(集風構造体付き風車の耐風性能について)が公開されていますが、あまり役には立っていないようです(笑)。もう止めたほうが良いのではないでしょうか?!

参考記事
No.641 (2011/08/05) 九大:洋上風力発電実証実験
No.723 (2012/02/17) 常識の欠如したお人好しの国民 年金・エネルギー問題/無知は犯罪
エネルギー供給技術の有効性の検討
 (2012/10/22)21頁

 

コメント

ウクライナのザポリージャ原子力発電所の事故報道。日本のメディアは報じない。IAEAもコメント無しって!?

2014-12-04 | 事故

ウクライナ原発事故、原子炉に問題なし=エネルギー相

2014年 12月 3日 22:44 JST

[キエフ 3日 ロイター] - ウクライナのデムチシン・エネルギー相は、南東部ザポリージャの原子力発電所で起きた事故について、原子炉に問題はなく5日までには通常稼働に戻ると述べた。

同相は記者会見で「原子炉に問題はなく脅威はない」と語った。

同相によると、事故は11月28日に発生した。電源出力システムのショートが原因といい、発電には無関係と説明した。

事故のあったブロックは、一時的に電気エネルギーシステムから切断されたが、原子炉は正常に稼動し続けたという。

同相は「(ブロックの)電源出力は使われていない」と述べた。大手の産業需用家にエネルギー消費を自主的に節減するよう要請する方針だ。

国際原子力機関(IAEA)は、これまでのところコメントしていない。

*内容を追加して再送します。

 

 

ロシアトゥデイ http://rt.com/news/211047-nuclear-plant-accident-ukraine/

Accident at largest nuclear power plant in Europe revealed by Ukraine PM 

Published time: December 03, 2014 11:15 
Edited time: December 03, 2014 14:22


There has been an accident at a nuclear plant in the southeast of Ukraine, Prime Minister Arseny Yatsenyuk has revealed during the first session of his new Cabinet.

A minor accident occurred at Zaporozhskaya nuclear plant, the largest in Europe, last Friday, according to the facility’s website. A reactor was switched off and put to maintenance as a result.

The incident was not made public until Wednesday, when PM Yatsenyuk asked the energy minister to report on what happened and how the ministry is handling the situation.

Ukraine's energy minister, Vladimir Demchyshyn, said that the accident posed no risk.

"There is no threat ... there are no problems with the reactors," Demchyshyn said at briefing, adding the accident affected the power output system and "in no way" was linked to power production itself.

Demchyshyn said that the reactor would be restarted December 5.

The accident left several dozen towns and villages without electricity, Russian media reported, citing local officials.

Four more reactors at the plant remain operational, according to the facility’s website. One is undergoing planned repairs.

Zaporozhskaya first reactor came on line in November 1984. Within the course of the next 10 years, five more reactors were brought into operation. The plant currently produces one-fifth of Ukraine’s electricity.

The Vienna-based International Atomic Energy Agency (IAEA) told Reuters it had no comment to make on the Zaporoshskaya accident so far.

An international convention, adopted after the 1986 Chernobyl disaster, obliges countries to notify the IAEA of any nuclear accident that can affect other countries.

On verge of energy crisis

The accident at Zaporozhskaya nuclear plant has contributed to the energy shortage Ukraine is currently witnessing, as its fossil power plants are running out of coal. 

National energy company Ukrenergo has recently launched emergency power cuts all over the country to help sustain energy. The company reported that current coal stockpiles in the east are only enough for four more days. 

The Ukrainian energy minister has announced the country’s consumers could experience two-hour blackouts. He has though admitted he would prefer Ukrainian enterprises to voluntarily limit their energy consumption and to switch to night production, if that is possible. 

We will try to do our best to smoothen the schedule of energy use,” Demchyshyn said. 

Dozens of coalmines have been closed in the Donetsk and the Lugansk Regions due to continued fighting between Kiev troops and anti-government forces there. 

Demchyshyn has acknowledged the country needs to start buying energy from Russia. 

I know negotiations are under way on the import of energy,” he said. “I am certain that... this is a necessary step. However difficult it might be politically, this is a necessary step.”

 

(翻訳)

ウクライナの南東部にある原子力発電所の事故があったと、ヤツェニュク首相は新内閣の最初の会議中に明らかにした。

施設のウェブサイトによると、ヨーロッパ最大のザポリージャ原子力発電所で、小さい事故が先週の金曜日に発生した。原子炉は運転を停止し、その結果メンテナンスに入った。

ヤツェニュク首相がエネルギー大臣に対し、何が起きてどの省庁が状況を処理しているのか報告するように尋ねている間に、事故は水曜日まで公表されなかった。

ウクライナのエネルギー大臣、ウラジミール・デムチシンは、事故は脅威ではないと言った。「酷い危険はない。原子炉に問題はない」と、デムチシン氏はブリーフィングで語った。

さらに、事故により電力出力システムに影響を受けたが発電自体に関連してはいないと付け加えた。

デムチシン氏は、原子炉が12月5日に再起動されると述べた。

ロシアのメディアは、事故により数十の町や村が停電したと、地元当局者を引用し報告した。

施設のウェブサイトによると、発電所の四基以上の原子炉は、稼働し続けている。一基は計画された修理を受けている。

ザポリージャ原子力発電所1号機の原子炉は1984年11月に稼働を始めた。その後10年間で、さらに5つの原子炉が運転に至った。発電所は現在、ウクライナの電力の1/5を発電する。

ウィーンに本部がある国際原子力機関(IAEA)は、ザポリージャの事故に関してこれまでのところコメントはない、とロイターに語った。

1986年のチェルノブイリ事故後に採用された国際条約は、他の国に影響を与える可能性のあるどんな原発事故でもIAEAに通知することを義務付けている。 

エネルギー危機に瀕して

ウクライナの化石燃料の発電所は石炭が尽きており、ザポリージャ原子力発電所の事故が現在目撃されているエネルギー不足の一因となった。 

国家エネルギー会社ウクルエネルゴは、最近、国中でエネルギーを維持するのに役立つ緊急停電を開始した。

同社は、東部の現在の石炭備蓄は4日の間十分なだけであると報告した。 

ウクライナのエネルギー大臣は、国の消費者に2時間の停電が発生する可能性があると発表した。しかし、それが可能であるならば、自発的に彼らのエネルギー消費を制限して、夜間の生産に切り替えるのを、ウクライナの企業は好むだろうと、彼は認めた。 

「我々は、エネルギー使用のスケジュールをスムーズにするために最善を尽くそうと思います」とデムチシン氏は語った。 

キエフ軍と反政府勢力との間の継続的な戦闘が原因で、ドネツクとルガンスク地域で数十の炭鉱が閉鎖された。 

デムチシン氏は国がロシアからのエネルギーを購入開始する必要があることを認めている。

「私は、エネルギーの輸入に関して交渉が進行中であるということを知っています」と彼は言った。

「私は、これは必要なステップであることを...確信しています。それが政治的にどんなに困難であろうと、これは必要なステップなのです」 

 

Запорожская Атомная Электростанция ザポリージャ原子力発電所のHP


11/29 ニュース  http://www.npp.zp.ua/news#news-1303  より抜粋

Энергоблок № 3 ЗАЭС отключен от сети

29.11.2014

28 ноября в 19 часов 24 минуты действием электрической защиты энергоблок № 3 Запорожской АЭС отключен от сети и выведен в текущий ремонт до 5 декабря 2014 года. 
Нарушений пределов и норм безопасности не было. Радиационная обстановка в зоне расположения ЗАЭС без изменений. 
По состоянию на 29 ноября на Запорожской АЭС в работе находится 4 энергоблока. 
С четким следованием графику выполняется плановый средний ремонт энергоблока №1, ведутся работы по реконструкции и модернизации.
Замечаний к работе основного оборудования  действующих  энергоблоков нет. Суммарная мощность генераторов составляет   4010 МВт.
Запорожская АЭС - важная составляющая топливно-энергетического комплекса Украины, заслуженно занимает одно из ведущих мест в электроэнергетике нашей страны.
 
グーグル翻訳そのまま↓ 

ユニット番号3 ザポロージャのアンプラグド 

2014年11月29日
11月28日には、19時間電気保護ユニット番号3ザポロージャ原子力発電所の作用の24分は、ネットワークから切断され、2014年12月5日まで、現在改装中に置いた。
制限と安全基準の違反はありませんでした。不変のザポロージャのゾーンにおける放射線の状況。
11月29日の時点で、運転中ザポリージャ原子力発電所で4単位である。
スケジュールが実行される計画された平均修理ユニット№1を厳守すると、復興と近代化に取り組んでいます。
主要機器の運転台ではないの仕事にコメント。 4010 MWの発電機の総容量。
ザポロージャ原子力発電所 - ウクライナの燃料とエネルギー複合体の重要な構成要素は、当然私たちの国のパワーで主導的な地位を占めている。


 ザポリージャ原子力発電所について 

ザポリージャ原子力発電所(ウクライナ語Запорізька АЕС)はウクライナザポリージャ州Enerhodarに存在する原子力発電所。ヨーロッパ最大の原子力発電所であり、また、世界で3番目に大きな原子力発電所である。

発電所はウクライナ中央部、ドニエプル川のカホフカ貯水池の岸に存在する。6基のVVER-1000を擁し、それぞれおおよそ1000MWe、合計6,000MWeが発電できる[1]。最初の5基は1985年から1989年の間に連続して可動を開始し、6号機は1995年に追加された。同原発はウクライナ国内の原発の半分にあたる電力を生成しており、これはウクライナで発電される電力の5分の1にあたる。

事業主体

エネルゴアトム

運転中 6 × 1,000 MWe
種類 VVER ロシア型加圧水型原子炉
原子炉製造元 Mintyazhmash
タービン製造元 Electrotyazhmash

地図はこちら http://urx2.nu/eP1s

 


ニューヨークタイムス

http://www.nytimes.com/2014/12/04/world/europe/ukraine-nuclear-plant-accident.html?_r=1 

NBCニュース

http://www.nbcnews.com/news/world/accident-reported-ukraines-zaporizhye-nuclear-power-plant-pm-says-n260506

 

(管理人より)

ザポロージャ、ザポリージャの表記があります。どっちがいいかはわかりません。翻訳は素人ですので間違ってたらすみません。

日本から遠く離れたチェルノブイリ原発事故の時も日本に放射性物質は降り注ぎました。

今回の事故で放射能が漏れたのかどうかも詳しいことはわかりません。

もし、プルームが流れていたら、偏西風で日本まで到達するかもしれません。

いずれにしても用心に越したことはないので、不要不急の外出はやめ、雨に濡れないように自宅にいたほうがいいと思います。

先月から世界各地で原発のトラブルが発生しています。小さなトラブルが続くところは大きな事故につながる可能性があります。

人為的なミス、人為的な破壊行為=テロなどの原因で、私たちが思っている以上に、原子力発電所は綱渡りを続けていて

明日、世界のどこかで大惨事が起こっても不思議はないロシアンルーレットのような状況なのだと思います。

原発立地国が今すぐ原発をやめなければ、大中小と原発事故が何回も起きて、その都度追加被曝し、近い将来人類は滅亡するでしょう。

 

韓国のハンビッ原発の放射能漏れ事故が10月

ベルギーのティアンジュ原発で火災が11/30

ウクライナのザポリージャ原発で事故が11/28

測定を通して知る放射能汚染の実態 

河野 益近 http://kaken.nii.ac.jp/d/r/70178637.ja.html

全国の空間線量率グラフ 

環境防災Nネット 

Currents Asia http://www.meteocentrale.ch/index.php?id=1271&L=10

偏西風が・・・・



追記

IAEAが なんとレベルゼロの評価をしました。今から約17時間前のTW。 ゼロってまあ、よくわかりませんね。追記しときます。

IAEA Informed by Ukraine That a Nuclear Power Reactor Remains Safely Shut Down Following Short Circuit

2014/35

The IAEA today contacted Ukrainian authorities who informed the Agency that a reactor at the Zaporozhye Nuclear Power Plant remained safely shut down following a short circuit in the plant’s transformer yard last week.

Ukraine’s State Nuclear Regulatory Inspectorate informed the IAEA that a short circuit occurred at a voltage transformer yard at the plant on 28 November 2014, causing Unit 3 to automatically shut down. The IAEA contacted the Inspectorate following media reports of a purported accident.

The Inspectorate said no radioactive materials had been released because of the shutdown. It preliminarily estimated the event to be a level 0-rated event on the International Nuclear and Radiological Event Scale. The scale ranges from 0 to 7, with level 0 used for situations that have no safety significance.

Automatic shutdowns occasionally occur at nuclear power plants due to various reasons including problems in transformer yards or generators, which are external to reactor buildings.

 

 

ウクライナ国内の原発周辺の線量を知ることができるサイト(エネルゴアトム)

http://www.energoatom.kiev.ua/en/map_aes/

 

Global Radiation Monitoring Networkによる放射能モニタリング

世界のモニタリング・ステーションの一覧 http://sccc.org.au/international-radiation-monitoring-stations 

風向き  ⇒ http://earth.nullschool.net/jp/#current/wind/surface/level/orthographic=100.99,8.53,296

これはすごい!↓ 上のURLで見てね






 

 

コメント

「食べて応援」企業は原子ムラ。「ふくしま応援企業ネットワーク」と日本原子力産業協会。

2014-12-01 | 放射能汚染

国内の大手企業11社が協力し、福島の県産品を応援(福島14/11/28)

国内の大手企業11社が協力し、福島県産品を購入する福島の応援を始めた。
東京・日本橋の福島県のアンテナショップ「MIDETTE」。
店内には、県産の野菜や果物などおよそ2,500種類が並ぶ。
日本を代表する大手の企業が、福島県の米や日本酒を積極的に購入することで、県産品の­風評被害の払拭(ふっしょく)につなげる。
28日、視察に訪れた法被姿の男性陣は、県産品の風評被害の払拭を目指して動き出した­企業の役員たち。
その企業は、株式会社関電工、株式会社東芝、株式会社日立製作所。
11月18日に設立された、「ふくしま応援企業ネットワーク」。
メンバーは、東京電力や原発の廃炉作業に関わる大手ゼネコンなど11社。
東京電力福島復興本社の石崎芳行代表は、「風評に苦しんでいると、こればかりは福島県­民のお力だけでは、なんともいかんともしがたいということは、私も現地でたくさんお話­を伺っております」と話した。
消費者庁が、2014年9月に発表した意識調査では、福島県産品の購入をためらうと答­えた人は19.6%と、2014年2月の調査から、およそ4ポイント増加した。
首都圏の消費者の女性は、「お子さんがいるおうちの方は、ちょっと気にしている人もい­る」、「主人がすごく気にしていて、福島の物は自分も食べないし、子どもにも食べさせ­ない」、「ミニトマトとか、福島産と書いてあっても買いますけど」と話した。
ふくしま応援企業ネットワークでは、社員食堂や贈答品での県産品の利用促進をはじめ、­社内販売の開催や、福島の観光のPRを組織的に行う。
ふくしま応援企業ネットワークの真崎俊雄会長(東芝副社長)は、「このおいしさという­ものが、ちゃんと素直に受け入れられるように、われわれも協力できることは協力しなが­らやっていきたい」と話した。
ネットワークに加盟する企業11社の社員の数は、20万人。
グループ会社などを含めると、さらなる裾野の拡大が見込まれていて、福島県も、その効­果に大きな期待を寄せている。
日本橋ふくしま館MIDETTEの加藤泰広館長は、「今一番大変なのは生産者の皆さん­、生産者が作った、おいしくて、安全なものを、しっかり認識していただく、買う市場が­あれば、生産者が作る喜びがわいてくると思いますので、そういった取り組みを、このネ­ットワークに期待したい」と話した。
組織的に県産品を購入・消費して、安全性をPRする新たな取り組み。ネットワークでは、今後さらに加盟社を拡大する計画。 


(管理人より)

このニュースのポイントは、「食べて応援を原子力ムラがさせている」ということなんですが、そこで考察が止まってはいけないと思います。

もちろん、自分たちの企業が毒物をばらまいておいて、それを「風評被害」と言って食べさせるなんて大変厚かましいし、許せないことですが、それだけでなくその構造、つながりを見ることが大事です。

まず、企業を見ていきます。


このニュースを、一般社団法人 日本原子力産業協会がHPの中に原子力産業新聞WEBページというものをつくって、そこに国内の原子力ニュースとして取り上げています。http://urx2.nu/eJmt

一般社団法人 日本原子力産業協会というのは、名前の通りガッチガチの原子力ムラです。http://www.jaif.or.jp/

ニュースの中の「ふくしま応援企業ネットワーク」は、事実上やってる企業がかぶってます。電力、三菱日立東芝、ゼネコン。

会員名簿を見てみます。443社もありますね。  http://www.jaif.or.jp/about/member/list/

しかもこの中に自治体が入ってるのが、恐ろしい。企業はまあ、グループなら仕方ない部分もあるのですが、

自治体がなんで入ってるのか!  よく見たら理事に 全国原子力発電所所在市町村協議会会長の名がありました。

 

青森県 石川県 茨城県 愛媛県 鹿児島県 佐賀県 静岡県 島根県 新潟県 福井県 宮城県 山口県 

伊方町 大洗町  おおい町 大熊町 大間町 女川町 御前崎市 鏡野町 柏崎市 刈羽村 共和町 玄海町 薩摩川内市  志賀町 高浜町

敦賀市 東海村 泊村 富岡町 楢葉町  東通村 広野町 双葉町 松江市 美浜町 むつ市 六ケ所村

 

山口県は上関原発は出来てもないのに、もうこの会員になってるということですね。(;>_<;)

原産協会の年会費は、1口(13万円)以上ですが、これも税金で払ったんですかね~??何口払ったんだろう?

当然これらの自治体では「食べて応援」に取り組まされることになるのではないでしょうか?

 

そして原産協会、極めつけTOPページ

 

経団連名誉会長が 巨大風車を背景にエネルギーミックス論を語っています。

「再エネが原発体制を補完している利権構造」というのは明らかです。会員名簿の中にも風車や太陽光パネル、廃棄物の企業がたくさん入ってます。

 

以下中身 

「エネルギーミックスを考えるにあたって」 2014年11月19日一般社団法人 日本原子力産業協会 理事長 服部 拓也

中略

再エネについては、エネ基において 2030年時点で 20%以上の導入を目指すとされており、現状の 10%(水力 9%、その他 1%)から 20%とすることは、努力目標として適切と考える。原子力は、事故前の 30%から依存度低減というエネ基の方針を考慮して、残る 20%をカバーすることにする。
どちらか一方ではなく、再エネの割合を増やすとともに原子力発電の再稼働を進め火力発電の割合を相対的に小さくすることが重要である。しかし、経済性や系統接続の観点で課題が残る再エネの割合を増やしすぎることは、国民に過大な経済的負担を強いることにもなる。また COP21 での約束事項は国際的な公約でもあり、再エネは今後、更なる技術開発がなされていく電源ではあるものの導入量について過度の期待は禁物で、これらを踏まえ現実的な検討が必要である。


 

自然エネVS原発の偽りの対立軸、陰謀説を卒業し、「原発も自然エネもやめて、エネルギー収支比が高い発電方法=火力で安全・安価に電力を供給する」

ことを要求していかなければなりません。

 

 


追記 

原産協会の理事に一人だけ女性がいるな~と思って、そのNPO法人あすかエネルギーフォーラム のHPを見ると、

「生活者」というキーワードを使って、いかにも市民に寄り添ってる風な感じになってますが

中身は完全に放射能安全神話をばらまく原発推進派ですね。

女性も入れとかなきゃうるさいってことで、入れたんでしょうね。

そしてスマートグリッドまで推進活動してます。

このNPOのおすすめサイトは国のものばかり http://www.asca-ef.org/public/contents/link/link.html

もうお分かりですね。



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