ブログ「風の谷」  再エネは原発体制を補完する新利権構造

原発事故は放射能による公害。追加被曝阻止⇒放射性廃棄物は拡散してはいけない⇒再エネは放射能拡散につながる⇒検証を!

【驚愕】白滝山・豊北ウインドファーム(1)巨大風車の真下で恐怖を実感。なんと麓にはメガソーラーまで! 

2013-12-23 | 風力発電は危険

私は12/22安岡洋上風力反対集会のあと午後から、白滝山ウィンドファームに実際に真下まで行って、風車をみてきましたのでその時の様子を報告していきます。前日に平地でも雪がちらつきましたので、山頂に残ってるかもと予想しましたが、やっぱりありました。車の轍があったのでなんとか上れましたが、山頂のワインディングで、しかも積雪って・・・・(゜д゜lll) 迫り来る風車の圧迫感と山道滑落の恐怖とも戦いながら、いざ山頂へ。 

実際の巨大風車に近づけば近づくほど、仮に再エネ賛成している人でも「これは人間がやっちゃいけないことだ」と感じると思います。途中のワインディング山道では、こんな看板がありました。巨大風車で思いっきり水源かん養保安林を痛めつけているというのに矛盾だらけ。県知事が許可を出したせいですね。

行政刷新会議での自然エネルギー(風車やソーラーパネル)を促進するための提言。
保安林(防潮林、防風林、防風林など)、国有林(国定公園)、農地に建造物を建ててはいけないという規制を緩和。

http://www.cao.go.jp/sasshin/kisei-seido/meeting/2011/energy/120202/item16.pdf

http://www.cao.go.jp/sasshin/kisei-seido/meeting/2011/energy/120202/item10.pdf


だんだん風車に近づくにつれ感じたことは、ブログとかHPとかのちっちゃい画像で見てたらその恐怖は伝わらないということでした。ブログの画像の掲載の仕方によっても巨大さや恐怖が伝わってこないのです。なので当ブログではできるだけ大きく載せます。重かったらごめんなさい。

ようやく山頂の風車足元に到着しました。周囲の法面がガッチガチにコンクリートで固めてあります。そして立ち入り禁止の看板。正直感じ悪いです。税金からの莫大な補助金を投入して立てたのに・・・・まあ上から目線。

 

 この扉から点検の人が登っていくのだと思うと・・・恐ろしくなりました。

 

 

京都の太鼓山風力発電所事故のように、今、ブレードやナセルが落下してきたら、私は確実に即死レベル!と思いながら画像を撮りました。この風力発電所でもブレード破損事故がありました。

白滝山ウインドファームの風車ブレード損傷事故の原因解明

http://www.riam.kyushu-u.ac.jp/windeng/img/aboutus_detail_image/JWEA_2011_2.pdf

今月12月に入って日本中で風車の事故が3件も起きています。

風車のブレードが回り、風切り音がグア~ンとグア~ンと聞こえるたびに、「ここにいちゃいけない!」と私の危険センサーが発動しまくり、とてつもない恐怖を本能的に感じました。飛行機が上空を飛んでる感じの音に似ている気がしました。

ナセルにCEFとペイントしてありますがクリーンエナジーファクトリーのこと。のちに「きんでん」の子会社になったようです。

 

 

ようやく、麓まで降りていくと、メガソーラーまでありました。風車建設工事の時に切り開いた土地に敷き詰めたようです。もう再エネやりたい放題。

きんでん白滝山太陽光発電所 http://www.kinden.co.jp/topics/2012/topic240.html

白滝山太陽光発電所は、きんでん子会社 白滝山ウインドファーム株式会社(設備規模5万kW)が保有する風力発電所の遊休地約2万㎡に建設。平成24年2月に着工、9月に完成 http://www.kinden.co.jp/topics/2012/topic236.html

多分2箇所あるうちの一つと思います。風力発電工事があったせいでできた土地なのに「遊休地」と強弁。メガソーラーを作る団体は必ずそうやって「土地有効利用」感を出そうとしてるなと感じます。土地を自然に戻す努力とかはするはずありません。買取制度で売電して儲けることしか考えていない。

 

  

遠くだとわからない、その異様さ。それが巨大風車。白滝山の神様、本当にごめんなさい。このようなものが20基も作られていた2009年時点で気付かなかった私も同罪です。

再エネを推進している脱原発市民で、実際に近くまで見に行って、それでもまだ風車を推進しているとしたら完全に利害関係者か、宗教だと思いました。スカイツリーみたいなタワーとかをありがたがる感性の人は、もしかすると、「すごいな~人間て~ 技術万歳!~」思うのかもしれないけれど、私には亡国の象徴としか見えませんでした。

「ウインドファーム」って名前も、なんかのどかさをアピールしていてずるいです。どうせ広告代理店がネーミングしたんでしょうね。

 

 



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