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ニチレイフーズがアメリカから輸入した冷凍野菜がリステリア菌汚染?オーガニックコーンはオレゴン州から

2016-05-11 | 食品問題

  

米産冷凍野菜25万点自主回収
05月11日 05時38分 NHK

大手食品メーカーの「ニチレイフーズ」が輸入し、関東や関西のスーパーなどで販売されたアメリカ産の冷凍野菜の一部が食中毒を引き起こす細菌に汚染されている可能性があることが分かり、会社では、およそ25万点の商品を自主回収することになりました。

自主回収されるのは、関東や関西のスーパーなどでおととし12月以降に販売された「元気畑の有機野菜コーンカーネル」や「VALUEPLUS有機栽培ミックスベジタブル」など5つの商品、合わせておよそ25万点です。
ニチレイフーズによりますと、今月4日、アメリカで冷凍野菜の製造を委託している会社から、一部の商品に食中毒を引き起こす「リステリア菌」という細菌に汚染された野菜が混入している可能性があるという情報が寄せられたということです。
「リステリア菌」は加熱すると死滅するため、火を通して食べた場合食中毒を発症する可能性は低く、今のところ健康被害は報告されていないということですが、会社では念のためすべての商品を自主回収することを決めたということです。
回収の対象となる商品は、賞味期限がそれぞれ異なっていて、詳細を会社のホームページに掲載しているほか、11日の午前9時から電話でも相談に応じることにしています。
電話番号は0120-124-099です。
ニチレイフーズでは「お客様に大変なご迷惑とご心配をおかけし心よりお詫び申し上げます」とコメントしています。 

 

(管理人より) ニチレイフーズがアメリカから輸入した冷凍野菜がリステリア菌汚染されていたというNHKニュースです。

ニチレイフーズのHPを見てみますと☟ (太字強調は管理人) 

 

アメリカ産冷凍野菜の自主回収について 2016年05月10日 株式会社ニチレイフーズ

このたび、弊社がアメリカで冷凍野菜の製造を委託しているConAgra Foods Lamb Weston (ラムウエストン社)より、現在アメリカ国内でリステリア菌に汚染されている可能性があるために自主回収を行っているCRF Frozen Foods社の原料が弊社向けに製造した商品の一部に使用されている、との連絡がございました。

日本の食品衛生法ではリステリア菌の規格基準はございませんが、弊社といたしましては、お客さまのご安心を考慮して、下記の商品につきまして自主回収することといたしました。

弊社の対象商品は加熱後摂取冷凍食品であり万が一リステリア菌が存在しても、摂取時の加熱により菌は死滅するので、健康上の問題はないと判断しております。また、これまでに弊社商品摂取後の健康被害について報告はございません。なお、下記に該当する商品以外にはCRF Frozen Foods社の原料は使用されておりませんので、問題無く、お召し上がりいただけます。

該当商品をご購入されたお客さまにおかれましては、大変なご迷惑、ご心配をおかけしますことを心よりお詫び申し上げます。

 

 

CRF Frozen Foods社のHPを見てみましたところ、今回の件に関すると思われるプレスリリースがありました。

そこにはこう書いてありました。 抜粋青文字、翻訳は管理人

The organism can cause serious and sometimes fatal infections in young children, frail or elderly people, and others with weakened immune systems. Although healthy individuals may suffer only short-term symptoms such as high fever, severe headache, stiffness, nausea, abdominal pain, and diarrhea, Listeria infection can cause miscarriages and stillbirths among pregnant women.

その細菌(リステリア菌)は、幼児、虚弱者や高齢者および免疫系の弱った人において 、深刻で時には致命的な感染症を引き起こす可能性がある。

健康な個体は、高熱・激しい頭痛・硬直・吐き気・腹痛・下痢などの短期的な症状に苦しむ可能性がある。
リステリア感染症は、妊娠中の女性の間で流産や死産を引き起こす可能性がある。

 

日本の報道やニチレイフーズHPでは、「火を通したら問題ない」という論調で書かれていますが、製造元の発表の内容とはニュアンスが随分違いますね。

リステリア菌についてネット検索すると、厚生労働省のページにもあります。

厚生労働省のHPより

 

主な原因食品がチーズや生ハムと書いてあります。しかし今回は冷凍野菜。そしてNHKは報道でさほど注意喚起していません。この問題の前に作ったと思われる厚生労働省のPDFにはちゃんと妊婦は注意するようにと書いてあるのに・・・なんだか不思議です。 

このニチレイフーズの冷凍コーンを常温解凍して、サラダで妊婦が食べる可能性があるということを想定してない報道というのはおかしいと思います。NHKの報道には妊婦に関しての注意喚起は一行もありませんでした。

電話での問い合わせでは、「加熱して食べる前提の商品なので」そういう注意喚起はしていないということでした。商品の袋にも加熱して食べることと書いてあるそうです。

 

いずれにしても疑問を感じたので考察してみました。

今回の問題の冷凍野菜に「オーガニック」という文字があります。いま「オーガニック信者」みたいな女性が多いようです。雑誌とかロハスの影響かもしれませんが、放射能汚染は無視して、オーガニックにこだわるといった信者が増殖する中、今回のようなことが起きました。オーガニックという文言に惹かれて輸入ものを好んで買っていた人も多いのではないでしょうか。

脱原発運動でもマルシェが同時に行われることが多いですが、オーガニックという打ち出しはよく見られることです。

この製造元のCRF Frozen Foods社のプレスリリースをスクロールしていって驚いたのは、コロンビア川オーガニック」という文字。

コロンビア川の一体どのあたりの産地かわかりませんが、コロンビア川というと、前のブログにも書きましたハンフォードフォードサイトです。

地図 緑のところが畑。コロンビア川の周りに畑が・・・・・


ハンフォードサイトはアメリカ最大の核廃棄物が集積している場所で、コロンビア川上流の川岸に沿って存在します。

膨大なあらゆる放射性廃棄物が地下に埋められ、そこから漏れて土や水を放射能汚染している状況です。

アメリカ当局はコロンビア川の水や牧畜が危険だという報告をまとめましたが、住民には伏せられていましたので、周辺の農場では野菜を生産しています。


コロンビア川の水が放射能汚染されており、農業用水はコロンビア川から得ているわけですから、農産物に移行することは考えられます。
 

日本が輸入した当該のオーガニック冷凍野菜は、電話で問い合わせたところ、オレゴン州の工場で作られたものだそうです。当然契約農家もその周辺だということです。

ワシントン州の南東部にハンフォード、そのすぐ南がオレゴン州です。

CRF Frozen Foods社のプレスリリースには以下のような表がありました。

翻訳ソフトで翻訳後のキャッシュ画像☟



 

もう一度繰り返しますが、今回のニチレイの当該冷凍野菜と、上の「コロンビア川オーガニック」という冷凍食品が関連しているかどうかは私にはわかりません。違うものかもしれません。ネットで見る限りは確認できません。

当該のニチレイの冷凍野菜を放射能検査したらどうなるのでしょうか?市民測定室に持ち込んだ人がいればいいのにと思います。

今までも、例えばハンフォードで栽培されたジャガイモを日本の商社が輸入しファーストフードになっているというのは有名な話ですので、その他の農作物も輸入されている可能性はないとは言えないと思います。ハンフォードの農家トム・ベイリーさんも「ジャガイモは日本のファストフード店用にも輸出している」と語っています☟

ハンフォードのベイリーさん「自分は科学者じゃなくてただの農民だけど大丈夫じゃないことくらいは分かる」

 

つまり放射能汚染地域の野菜をオーガニック(=化学肥料や農薬を使用しない)と言って売るやり方があるということです。

私はオーガニック自体を否定しているわけではまったくありません。放射能汚染がない地域で本当にオーガニックならその方がいいと思います。

今回のニチレイの冷凍野菜の自主回収問題は、オーガニックだったらなんでも飛びつくという考え方を改める機会になったのではないかと私は考えます。

そして、日本でも放射能汚染地域の野菜を「オーガニック」として売るやり方が、もうやられてるかもしれないということです。

オーガニックを価値付けして放射能汚染を見ないようにする、そんな動きに思えてきます。

 

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