ブログ「風の谷」  再エネは原発体制を補完する新利権構造

原発事故は放射能による公害。追加被曝阻止⇒放射性廃棄物は拡散してはいけない⇒再エネは放射能拡散につながる⇒検証を!

山梨県富士河口湖町トレーラー横転事故(3)タンクコンテナに亀裂?CIMCは中国製

2016-01-31 | 産廃火災



(管理人より)  事故車両のタンクコンテナについて調べてみました。文字がぼやけて見えないので、分かる部分だけ。

まず車体には黄色の三角マークが付いています。

よく見かけるけど意味知らない… 15のマーク   より

感電注意・・・・? タンク本体のことか中身のことかわかりませんね。

 

タンクの後ろに「CIMC」という文字がありますが、中国製のタンクのようです。

中国国際海運集装箱(集団)股份有限公司(ちゅうごくこくさいかいうんしゅうそうばこ、:China International Marine Containers (Group) Company Ltd.)は、中国深圳市に本社を置く企業。コンテナの製造・修繕などを行う。略称は中集集団、CIMC。


タンク・コンテナについて

中国CIMC社で国際海上ISO規格により完成した、日本の大手リース会社NRSを始め、世界的に有名なリース会社及び、陸海の輸送会社への納品を待つ液体専用や、ガス専用等の各種タンクコンテナ郡。
中国CIMC社で国際海上ISO規格により完成した、日本の大手リース会社NRSを始め、世界的に有名なリース会社及び、陸海の輸送会社への納品を待つ液体専用や、ガス専用等の各種タンクコンテナ郡。
タンク・コンテナ (tank container) は、類、化成品、各種ガス濃縮果汁原酒食品原料などの液体気体を輸送するためのタンクを備えたコンテナである。洗浄技術の向上によりさまざまな用途に転用でき効率的な運用を図ることができることからISO規格長さ20ftのものの普及が急速に進んでいるが、特殊化成品や各種ガスの小ロット輸送用の長さ10ft型および、ヘリウムガスなどの各種軽量ガス輸送用の40ft型も存在し、日本国内でも部分的に運用されてきている。用途により様々なコンテナ外観・タンクの高さ・口径種類の他、積荷により加温・保温機能や荷役設備などの、各種装置を備えている。
なお、外観は20ft型および、40ft型のタンク・コンテナなるも、積荷は粉末状、または、粒状の穀物・化成品・鉱物・食品などを専用に運ぶコンテナも存在するが、液体状ではない乾燥した粉末や粒状積荷の場合は、コンテナ構造区分コードバルク・コンテナホッパ・コンテナともいう)となる。


タンクの側面が横転して亀裂が入って壊れているように見えます。

現場で事故の対応をした警察は、この中身について知っているはずなのに、報道しないなんて・・・・

 


地元の新聞は、ネットは有料記事に設定されています。

トレーラー横転、車2台突っ込む【社会/山梨】 | さんにちEye 山梨日日新聞電子版 

横転したトレーラーの撤去作業を行う作業車=富士河口湖町河口

 

 

撤収して終わりってことにしないでほしいですね。

 

参考↓

 

頻発するタンクローリー事故。危険物を運ぶ車がひとたび事故を起こせば、必ず環境中に毒物を撒き散らす。

箱根町トレーラー転落で流出のPTMGメーカーはインビスタ。元はデュポン。親会社は米の公害加害企業コーク。

箱根町トレーラー転落でPTMGが流出した須雲川⇒早川 河口に向かって生物への影響はどうなのか?

箱根町トレーラー転落で須雲川に流出したポリエーテルグリコールについて安全データシートを確認する

【問い合わせ】箱根町須雲川に流出した化学物質とアユについて 「ドラム缶80本は全て壊れた」県環境保全課

箱根でトレーラーが転落、化学物質1万6000リットルが流出か?須雲川ではアユ数十匹が死ぬ。

飯舘村で産廃トラックが横転。積み荷の火力発電所の産業廃棄物の汚泥8トンが田んぼに流出。

四万十川支流に重油が流出した事実に関するニュースソース

 

 

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山梨県富士河口湖町トレーラー横転事故(2)タンクコンテナ積載車に形状がそっくり。

2016-01-30 | 事故

 

(管理人より) 

昨日の山梨でのトレーラー?事故についてですが、形状から見てタンクコンテナ積載車ではないかと思います。

NHKのニュース動画は非常にうつりが悪かったのですが、TBSが車両をはっきりと撮影してますので、確認できました。

 

 

NHKは車体をこんなに小さくしか撮さないなんて異常ですね。 かろうじて車体の後部に緑色のバッテンみたいなのと、枠が見えます。

 

しかし事故車両には前後とも「危険」のマークは見えませんね。

車体にJOTの文字があります。JOTのタンクコンテナ積載車ですね。

参考画像

JOT 日本石油輸送株式会社

JOTの化学品輸送

http://www.jot.co.jp/service/pdf/chemicals/isotank_3.pdf  より マンホール部分

 

そっくりですね。

もしこのタンクコンテナだとしたら積載されるものは、この中のどれかではないかと思われます。透明な液体はどれかということです。

ジャージャー流れたのがどれなのかわかりません。

 

どこからどこへ、何を運ぶかを書かないNHKニュース・・・・・

枠が付いてるのは、鉄道の貨物のためだと思われます

トップリフターという機械を使ってコンテナ車に積み込みます。

甲府駅についたものを国道137号を通ってどこかへ運んでいたのではないかと・・・

もう続報が出ることはないでしょう・・・・

管理人は、環境中に何かが流出するような、こういった事故が起きて欲しくないと日々祈っています。

 

環境問題とは,人為的な原因,現状では主に工業生産を中心とした人間社会の仕組みに起因して,大気・水循環等が阻害され,

生態系を含む物質循環が滞り,あるいは工業起源の物質によって環境が汚染され,その結果として人間の生存環境が悪化すること。

 

 

追記 続報がありましたが、やっぱり、何が流れたのか一切書いていません。

 

参考↓

 

頻発するタンクローリー事故。危険物を運ぶ車がひとたび事故を起こせば、必ず環境中に毒物を撒き散らす。

箱根町トレーラー転落で流出のPTMGメーカーはインビスタ。元はデュポン。親会社は米の公害加害企業コーク。

箱根町トレーラー転落でPTMGが流出した須雲川⇒早川 河口に向かって生物への影響はどうなのか?

箱根町トレーラー転落で須雲川に流出したポリエーテルグリコールについて安全データシートを確認する

【問い合わせ】箱根町須雲川に流出した化学物質とアユについて 「ドラム缶80本は全て壊れた」県環境保全課

箱根でトレーラーが転落、化学物質1万6000リットルが流出か?須雲川ではアユ数十匹が死ぬ。

飯舘村で産廃トラックが横転。積み荷の火力発電所の産業廃棄物の汚泥8トンが田んぼに流出。

四万十川支流に重油が流出した事実に関するニュースソース

 

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山梨県富士河口湖町でトレーラーがスリップで横転し透明液体がジャージャー漏れてる映像。中身を報じず。

2016-01-30 | 事故
 

 

 

 

NHK 1月30日 18時30分
 
30日朝、山梨県富士河口湖町の国道で大型トレーラーが横転するなど車3台が絡む事故があり、大型トレーラーの運転手が骨を折るなど、2人がけがをしました。事故当時現場付近は雨が降っていて、路面がぬれていたということで、警察は大型トレーラーがスリップして横転したとみて当時の状況を調べています。
30日午前8時ごろ、山梨県富士河口湖町河口の国道137号線で、大型トレーラーが対向車線にはみ出して横転し、乗用車2台と衝突しました。
警察によりますと、この事故で、大型トレーラーを運転していた山梨県富士川町の50歳の男性が顔や足の骨を折る大けがをしたほか、乗用車を運転していた山梨県富士吉田市の35歳の男性が顔に軽いけがをしました。
現場は峠を通る片側1車線の直線道路です。警察によりますと、事故当時、現場付近は雨が降っていて路面がぬれていたということで、警察は大型トレーラーがスリップして横転したとみて、当時の状況を詳しく調べています。
この事故の影響で、国道137号線は現場付近の上下線でおよそ3時間半にわたって通行止めになりました。
 
※動画がついていたのに 画像にさし変わっていました
 
 
  

NHK山梨 (動画有り)

30日朝、富士河口湖町の国道で、大型トレーラーが横転するなど、車3台が絡む事故があり、男性3人がけがをしました。
事故当時、路面は雨や雪でぬれていたということで、警察は大型トレーラーがスリップして横転したとみて、当時の状況を調べています。
30日午前8時ごろ、富士河口湖町河口の国道137号線で、大型トレーラーが対向車線にはみ出して横転し、乗用車と正面衝突したほか、後ろを走っていた車が乗用車に追突しました。
警察によりますと、この事故で、男性3人がけがをして病院に運ばれ、このうち1人は軽いけがだということです。
ほかの2人も意識ははっきりしているということです。
現場は峠を通る片側1車線の直線道路で、警察によりますと、事故当時、雨や雪で路面はぬれていたということで、警察は大型トレーラーがスリップして横転したとみて、詳しく調べています。
この事故の影響で、国道137号線は笛吹市御坂町と富士河口湖町河口の間の上下線で、午前8時半から通行止めになっています。

01月30日 12時09分

  



(管理人より) 今回の山梨の事故は、 全国ニュースと山梨のローカルニュースの二つで取り上げていますが、記事についている動画の中身が違いました。

全国ニュースの記事についていた動画は、テレビニュースでも流れたのでしょう、YOUTUBEにもアップされています。

トレーラーとの記載がありますが、ひっくり返っている車体を見ると、タンクローリーに見えます。

タンクリローリー 画像 

ISOタンク積載型コンテナ車 画像

全国ニュースの動画では、なんと、タンクの蓋と思われるものが空いていて、ジャージャー音を出して、中から透明の液体が漏れていました。

これです。

 

積荷が何であるか、記事には一切書かれていません。

網目みたいなものや枠がタンクの近くにありますが、タンクを守る仕様となっているそうです。

もし積荷が毒物や危険物などの運搬車輌ならトラックの正面には、プレートをつけることになっていますから、ついてるはずなのにない・・・

さらに路面をみると雪道になっているのにチェーンも装着していなかったのでしょうか?タイヤにはついていません。

ああいった大型車はスタッドレスはないようですので、大きな待避所でチェーン装着が普通だそうです。

NHKの報道も、積荷が危険物でないなら、ニュースでその旨伝えればいいものを、結局通行止めのお知らせと解除のお知らせだけだったのです。↓

 

現場付近の137線付近の地図  を見ると、河口湖に近いので、何かが漏れたという報道を避けたかったのかと推測します。

タンクの中身が水だったらいいなと思っていますが・・・・・

確認してないのでわかりません。

このように、事故自体は報道されてはいても、「何が環境中に漏れ出したか」という、肝心な事柄が含まれていないニュースを、メディアは平気で流すのだということがよ~くわかる事例でした。

その他のメディアも横並びでした。


追記 

2012年 トラック50メートル下に転落 山梨の中央道、運転の男性死亡

29日午前6時ごろ、山梨県都留市川棚の中央自動車道下り線で、大型トラックがガード­レールを突き破って約50メートル下の川に転落した。運転手の男性は午前8時20分ご­ろ現場で死亡が確認された。

 

2010年にタンクローリーが湖の中に転落しています

山梨県富士河口湖町精進の国道358号線で、大型タンクローリーが右カーブを曲がり切れず、国道から約10メートル下の精進湖に転落。

 

ネットのニュースは古くなると消されてしまうことが多いので、個人がブログに保存しておくのは大事ですね。山梨県でこんなに悲惨な事故が起きていたなんて・・・

 

<参考>

危険物、毒物の輸送時の表示について 

 

ある一定以上の量の危険物や毒物などを運ぶ場合は危険物や毒物を積んでいる旨のマークを前後に表示しています。
※指定数量未満の危険物については、運搬容器の基準などの定めがありますが「危」マークは特に表示する必要はありません。


1)危険物
「危」マーク
 強い酸化性があるもの、燃えやすいもの、自然に発火するもの、
 水と接触して発火するものを輸送しているときのマークです。 

2)毒物および劇物
「毒」マーク
 毒物および劇物には以下のようなものがあります。
 (塩素、ニトロベンゼン、発酵硫酸、黄リンなど)

3)高圧ガス
「高圧ガス」マーク
 高圧ガスには以下のようなものがあります。
 (酸素ガス、水素ガス、プロパンガスなど)


危険物の種類

 

    • 第1類
      ・名称   : 酸化性固体
      ・性状   : 固体
      ・一般的性状: それ自身は燃焼しないが、他の物質を酸化させる酸素を多量に含んだ固体。  マッチ、花火などの材料。
      ・物質例  : 塩素酸カリウム、過マンガン酸カリウムなど
    • 第2類
      ・名称   : 可燃性固体
      ・性状   : 固体
      ・一般的性状: 火災によって着火しやすい固体。比較的低温で引火しやすく燃焼速度が速い。 マッチの原料。
      ・物質例  : イオウ、鉄粉、赤リンなど
    • 第3類
      ・名称   : 自然発火性部室、禁水性物質
      ・性状   : 固体、液体
      ・一般的性状: 空気に曝されると自然には発火したり、水と接触して発火し可燃性ガスを発生する。
      ・物質例  : カリウム、ナトリウム、黄リンなど
    • 第4類
      ・名称   : 引火性液体
      ・性状   : 液体
      ・一般的性状: 20℃で液体(または40℃で液状になる)で引火性のあるもの
      ・物質例  : ガソリン、灯油、軽油、重油など
    • 第5類
      ・名称   : 自己反応性物質
      ・性状   : 固体、液体
      ・一般的性状: 加熱などにより多量の発熱、爆発するもの。ダイナマイト。セルロイド。
      ・物質例  : 過酸化ベンゾイル、ピクリン酸、TNTなど
    • 第6類
      ・名称   : 酸化性液体
      ・性状   : 液体
      ・一般的性状: それ自身は燃焼しないが、他の加熱性の燃焼を促進する性質を有する液体。  漂白剤。
      ・物質例  : 過酸化水素、硝酸、過塩素酸など



運搬する際の規定

1)タンクの材質は、鋼板、アルミニウム板、ブリキ板、ガラス等。(陶器は×)
2)タンクの厚さは3.2㎜以上の鋼板
3)タンクの容量は30.000L以下とし、内部には4.000L以下毎に厚さ3.2㎜以上の鋼板などで仕切る。
4)間仕切られた部分は、容量2.000L以上のタンク室にはマンホールと安全装置、
 厚さ1.6㎜以上の鋼板などで防波板を設置する。
5)タンクのマンホールや注入口の蓋は、厚さ3.2㎜以上の鋼板で造る。
6)車両前後の見やすい個所に(0.3m~)0.4m四方の地が黒色で黄色の反射塗料で「危」に標識を設ける。
7)タンクの見やすい個所に危険物の類、品名、最大数量を表示する。

  

 

参考↓

 

頻発するタンクローリー事故。危険物を運ぶ車がひとたび事故を起こせば、必ず環境中に毒物を撒き散らす。

箱根町トレーラー転落で流出のPTMGメーカーはインビスタ。元はデュポン。親会社は米の公害加害企業コーク。

箱根町トレーラー転落でPTMGが流出した須雲川⇒早川 河口に向かって生物への影響はどうなのか?

箱根町トレーラー転落で須雲川に流出したポリエーテルグリコールについて安全データシートを確認する

【問い合わせ】箱根町須雲川に流出した化学物質とアユについて 「ドラム缶80本は全て壊れた」県環境保全課

箱根でトレーラーが転落、化学物質1万6000リットルが流出か?須雲川ではアユ数十匹が死ぬ。

飯舘村で産廃トラックが横転。積み荷の火力発電所の産業廃棄物の汚泥8トンが田んぼに流出。

四万十川支流に重油が流出した事実に関するニュースソース

 

 

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福岡県苅田町の金属スクラップ火災!鉄くず1000トンが大量の煙を上げて燃え続ける!

2016-01-26 | 産廃火災

【福岡】苅田町のスクラップ置き場火事 けが人なし

KBC 01/26 19:23 更新

福岡県苅田町のスクラップ置き場で火事が発生しました。けが人はいないということです。警察や消防によりますと、午後3時ごろ福岡県苅田町鳥越町の、金属片などを集めたスクラップ置き場で火が出ていると消防に通報がありました。出火当時隣接する事務所には従業員が数人いましたが、この火事による負傷者はいないということです。

 

 

スクラップ工場で火災

NHK北九州 

26日午後、北九州空港の近くの苅田町の工場で敷地にある金属のスクラップなどが燃える火災がありました。
火事によるけが人はいませんでしたが現在も消火活動が続けられています。
26日午後2時50分ごろ、苅田町鳥越町の「木下金属」の工場の敷地に置いてあった金属スクラップなどが燃えていると管理している警備会社から消防に通報がありました。
消防車およそ10台が出て消火活動にあたり、周辺の建物への延焼は阻止したもの、午後5時半現在も消防が消火にあたっています。
警察によりますと出火当時、現場には従業員が4人いましたがいずれもけがはありませんでした。
午後5時前にNHKのヘリコプターから撮影された映像からは、工場のスクラップから勢いよく炎が出ているほか、白い煙が広範囲に流れていることがわかります。
また、消防がポンプ車を出して放水を行っていました。
火事があった工場は、北九州空港から南西に4点5キロほど離れた周防灘に面する工場などが建ち並ぶ地域です。
また、この火事で現場周辺の上空は灰色の煙に覆われましたが北九州空港の航空管制運航情報官によりますと航空機の運航には影響はないということです。

01月26日 19時02分



(管理人より) もう、連日、産廃火災が起きています。今日も北九州市の苅田で金属スクラップ火災です。 三菱マテリアルなどのセメント工場が立ち並ぶ場所。

大量の煙が流れていますが、そらまめ君の測定局が、苅田より東に少ないので、困りました。

この真っ黒な煙!

 

木下金属

〒800-0304
福岡県京都郡苅田町鳥越町1−53 093-434-3828

地図

 


 


第二工場 地図

 

 

追記

 

苅田町のスクラップ置き場火災“鎮火”

1月27日(水) 13時04分

福岡県苅田町のスクラップ置き場できのう、起きた火災は、きょう午前10時前にようやく消し止められました。

先ほどから、消防と警察が現場検証を実施しています。

苅田町鳥越町にある「木下金属」の火災現場では、きょう午前10時半から消防と警察による現場検証が始まりました。

きのう午後3時前にスクラップ置き場から出た火は、19時間にわたってくすぶり続け、きょう午前10時前にようやく消し止められました。

およそ1000トンの鉄くずや廃材が積み上げられているうえ、油のようなものもたまっていたため、消火活動が難航しました。

けが人はいませんでした。

消防と警察が、出火の原因を詳しく調べています。





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奈良県の産廃最終処分場の火災(3)煙が大阪方面に流れたのか?河内長野測定局でPM2.5が3桁の恐怖

2016-01-26 | 産廃火災

(管理人より)

奈良県のNHKローカルを注視していますが、御所市の産廃火災の続報がありません。

御所市の現場から一番近い大阪のそらまめ君の測定局を見ると、1/24に「外環河内長野」で3桁のPM2.5が計測されており、ツイッターで注目する人が増えました。

18時 218μg/m3、 19時 欠測、 20時 593μg/m3、 21時 449μg/m3 、 22時 371μg/m3

 

私は、このことをすぐにはツイッターのタイムラインに並べませんでした。そのあと欠測が続いてたので、もしかすると機械の故障かなと思ったからです。

まあ、しかし今までも都合が悪くなると(?)欠測などということはよくありましたので、結局のところは不明ですが、もうすこし調べてみました。

3桁の数字が出た時の風向き

 

この時間帯の風向きは逆方向なのですが、産廃処分場は葛城山のふもとに葛城山ロープウェイ登山口のすぐ近くです。

低い煙の挙動まではよくわかりません。

地形の影響を受けて渦を巻くように複雑に吹く「乱流」と呼ばれる風が日常的に吹いている可能性もあります。

尾根に沿って上昇気流で登って葛城山から風が吹き下ろしたとしたら、河内長野市の測定局で計測されるはずです。

 

大阪府河内長野市の測定局で一番近いところは、三日市市公民館。

 

 

 

 

外環河内長野の測定局で3桁が計測された時間帯と同じ時間帯に、ちょこっと高くなっていますね。

こういった煙に含まれる汚染物質は、風によって非常にまだらで、しかも局所的な汚染をもたらすことがわかります。

外環河内長野だけでなく、三日市市公民館でもわずかに影響が見て取れました。

もちろん、それが産廃処分場の火災に起因するものかどうかはわかりません。 何も続報がないのですから。

この火災で燃え続けている産廃の最終処分場に、放射性物質を含む廃棄物が入っているかどうかも不明です。

 放射線モニタリング情報  

滋賀県の汚染木屑問題のようなことが関西でも起きていますので、日本中どこにどんな危険な産廃が運ばれていてもおかしくありません。

それは正直有名な専門家でもわからないと思います。

レベル7の放射能汚染国はサバイバルだなと痛感します。

 

追記 ツイッターで 電話確認した人がいました。https://twitter.com/to_mo_ru/status/691874622904602624

14:45 - 2016年1月26日  まだ消防活動中 (御所消防署)

 

 

追記

この産廃処分場の火事自体が一切報じられていない大手新聞のネットのページ

朝日新聞 奈良 http://www.asahi.com/area/nara/list.html

読売新聞 奈良 http://www.yomiuri.co.jp/local/nara/

 

毎日新聞は有料記事 http://mainichi.jp/auth/logined_meter_over.php?url=%2Farticles%2F20160124%2Fddl%2Fk29%2F040%2F279000c&usid=web

火災:御所の産廃最終処分地から出火 /奈良

毎日新聞 2016年01月24日 09時00分

23日午前2時ごろ、御所市小林にある産業廃棄物処理業、丸山土木の産業廃棄物最終処分地から出火した。高田署などによると、積み上げられた廃プラスチックなどが燃えている。同日午後8時半現在、約8000平方メ…
 
 
どうやら この記事のようです
たったこれだけを有料記事に設定するなんて・・・・???  意味がわかりません。
 
 
 
くりえいとさんが、現地で消防団員に聞いてくださいました
 
 
 
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奈良県の産廃最終処分場の火災(2)ゴミを出したのは誰?作ったのは誰?欲望の残骸は燃え続ける

2016-01-24 | 産廃火災

 

(管理人より)

奈良県の産廃最終処分場の火災が消えたという報道はありません。有毒な煙で空がゴミ箱になっています。煙は一体どうなったのでしょうか。

奈良県の地形を見てみます。

風向き はずっと東に流れています。

そらまめ君の測定局が、少ないのですが、まず御所市の現場の近くの測定局、御所と桜井の2箇所(PM2.5)を見てみます。

そして 自排橿原 の測定局。

 

 

 

橿原市、桜井市の方向に煙が流れたことがわかりますね。 風は簡単に越境しますので、こうなると御所市だけの問題ではないということだと思います。

そして風向きが変わります。今度は三重方面に向かっています。

 

三重県まではほぼ山なので、奈良県内には測定局がありません。

一番近くで、三重県の尾鷲市。

 

 

 

煙は山を越えて流れていく場合もあるでしょう。雨や雪が降れば、有害物質も一緒に落ちていきます。 水源地に落ちたら水を汚します。それを飲むのは市民。全部自分に帰ってきます。

風向きをチェックして毒を吸わないように努力するのも大事ですが、こういう状況を生み出した根本原因は何か、ひとりひとりが考えるときに来ていると私は思います。

山ほどの廃プラスチックや、その他のゴミを出したのは誰? 作ったのは誰?

 

奈良県内の産廃問題について調べている方のブログがありました。こちら  より 一部引用させていただきます。

※太文字、色強調は管理人

 

産廃処分場は周辺環境にどのような影響をあたえているか

 産廃処分場で多発する火災 

悪臭の原因となっているもののなかに、メタンなどの可燃性ガスが含まれています。このガスに火を近づけると青白い炎を出して燃えます。

和歌山県橋本市菖蒲谷の産廃の不法投棄場所で産廃から発生する可燃ガスに点火をする様子を見る機会がありました。表面に穴をあけた1メートルぐらいの鉄パイプを廃棄物層に打ち込み、火をつけると「ゴー」っという音がなって数時間にわたって青白い炎をだして燃えつづけました。こうしたことは決してめずらしいことではありません。全国の産廃処分場で日常的に起きているのです。

廃棄物が分解される過程で、そのなかに有機物などが入っていると処分場そのものが熱をもちます。10月末に室生村多田地区の産廃処分場に監視のために立ち入りました。放射冷却の影響か、少し肌寒い朝でした。隣のすでに投棄を完了し2年ほどたつ産廃処分場から煙りと湯気が立ちのぼっていました。一番激しく煙があがっている箇所の岩の隙間に手をつっこむと熱いと感じるほどでした。ゴムの焦げた臭いが漂っていました。

一昨年、室生村多田地区の南部開発産廃処分場を住民立会いで掘り返す機会がありました。その際に、掘り返された廃棄物はすべて真っ黒でした。また、処分場の底からしみだす「水」も真っ黒で、水と言うより温泉の湯のような状態で、湯気がたちのぼっていました。

処分場の内部は、このように発熱しており、しかも可燃性ガスが発生しているわけですから、何かのきっかけがあれば、火災がおこるのは当然といっても言い過ぎではないぐらいです。

「産廃富士」で有名な西吉野村の産廃処分場では11回も火災を起こしています。三重県上野市のヤマゼン産廃処分場でも、過去3回火災以上火災を起こしています。そのうちの1回は25時間燃えつづけました。同じ上野市の三重中央開発でも、小規模ですが3回以上火災を起こしています。今年の夏には、奈良県内でも、御所市の丸山土木の産廃処分場が火災を起こしています。

安定型の産廃処分場にダイオキシンなどを含む焼却灰が投棄をされる場合があります。これは明らかな不法投棄ですが、直接焼却灰が投棄されなくても、産廃処分場自身が火災を起こすわけですから、その際にダイオキシンが発生する危険性も考えなくてはなりません。 




 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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奈良県の産廃最終処分場で廃プラスチックが燃え続けている。ダイオキシンが発生しているのではないか?

2016-01-23 | 産廃火災

 

奈良の産廃置き場で火事が発生する 消火のめど立たず

2016年1月23日 13:27 日本テレビ

23日未明、奈良県御所市にある産業廃棄物処分場で火事があり、現在もまだ燃え続けている。
 火事があったのは、奈良県御所市小林にある「丸山土木」の産業廃棄物の最終処分場で、23日午前2時ごろ、近所の住民から「ゴミ置き場から煙が出ている」と通報があった。
 消防車など4台が駆けつけ、消火活動を行っているが、現在も燃え続けている。消防によると、燃えているのは木材やペットボトルなどの産業廃棄物で、現在も消火のめどは立っていないという。けが人は確認されておらず、他の敷地に燃え広がる恐れはないという。

 

 

奈良の産廃処分場で火事 完全消火はまだ(奈良県)

1/23 17:58 読売テレビ

23日未明、奈良県御所市にある産業廃棄物処分場で火事があり、今も燃え続けている。火事があったのは、奈良県御所市小林にある「丸山土木」の産業廃棄物の最終処分場で、きょう午前2時ごろ近所の住民から「ゴミ置き場から煙が出ている」と通報があった。消防車など4台が出動し消火活動にあたったが、木材やペットボトルなどの産業廃棄物が今も燃え続けている。消防によると、火事によるけが人はいないという。午後からはヘリコプターを使った消火活動も行われていて、火の勢いは弱まりつつあるものの完全に火が消えるのには、まだ時間がかかるという。 

 

廃棄物処分場 燃え続ける

NHK奈良

23日未明、御所市の廃棄物の処分場から火が出ているのが見つかり、夜になっても燃え続けています。
警察によりますと、火が敷地の外に燃え広がるおそれはないということです。
23日午前2時ごろ、御所市小林にある「丸山土木」の産業廃棄物の処分場から火が出ていると、近所の人から消防に通報がありました。
警察によりますと、消防などが消火にあたっていますが、夜になってもナイロンやプラスチックなどの廃棄物が燃え続けているということです。
この火事によるけが人はいないということです。
現場は「葛城山ロープウェイ」の駅から東におよそ900メートルのところで、周辺に住宅がありますが、処分場から離れていて、火が敷地の外に燃え広がるおそれもないということです。
現場では、夜間も放水が続けられるということです。
消防によりますと、この処分場ではおととし12月にも火事があり、1週間ほどくすぶり続けたということです。

01月23日 18時10分



(管理人より) 産廃置き場の火災が続いています。今度は奈良県の山の中の巨大な最終処分場です。 

地図はここ  

 

 

 

 山がまるごと最終処分場になっていて、ストリートビューでも外側の道路からは見れません。谷がゴミで埋め尽くされています。 墓地が隣接しています。

 

 

平成27年10月産業廃棄物処理業者一覧 という資料が入ったPDFがありました。 これによると

(株)丸山土木( 御所市大字小林756外7筆) は 中間(破砕) 処理 として木系廃材の中間処理をしています。

さらに住所は違いますが、安定型の最終処分場として、「プラ・ゴム・金属・ガラス・繊維クズ・陶磁器クズ・石膏ボード」を受け入れるということが記載されています。

従って現在燃えているのは、廃プラスチックや金属です。なかなか消えないはずですね。どうして消防車が4台しか出動してないのかわかりません。

ヘリコプターも出ているようですが・・・

ヘリから消火剤のようなものをまいているようです。


この重機を動かしている人は有毒ガスを吸い込んでしまうのではないでしょうか?

あいかわらず、報道では、煙を吸い込まないように注意を呼びかけていません。本当に絶望します。


かなり大量の煙が出ています。プラスチックが燃えていますのでダイオキシンなど有害物質を含むPM2.5が心配です。

2016年01月23日 13:20:00の風向き

 

自排橿原 橿原市八木町1丁目1-18 の測定局の PM2.5のグラフです。


風向きで行くと橿原の方向ですので、PM2.5の値も上昇していますね。 奈良県は、御所市より東、南に測定局がありません 

風向きが変わってもそらまめくんをチェックしようがありません。恐ろしいことです。

風向きはこちら  風予測は こちら

このような火災は、実質 「野焼き」と同じことです。

御所市のHPに 

廃棄物(ゴミ)の焼却について

廃棄物(ゴミ)の「野外焼却」は 法律で禁止されています!

と書いてあるのに、野焼き状態です。

以下引用(青文字)

 焼却設備を使用せず廃棄物を焼却する野外焼却は、「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」(以下「法」という。)により、庭先でのたき火、キャンプファイアー、農業者が行う稲わら等の焼却など一部の例外を除き禁止されています。
 また、庭先でのたき火等(野外焼却禁止の例外)の場合でも、生活環境上著しい支障を生じる廃ビニールやプラスチック類の焼却や、廃棄物を減らすことを目的に行われるたき火は、通常行われる焼却ではありませんので禁止となります。
 また、焼却により発生する煙やにおいなどが近隣に迷惑を及ぼす例も多く、トラブルのもととなることもあります。庭先でのたき火等(野外焼却禁止の例外)の場合でも、生活環境への配慮が必要であり、悪臭や煙害等で近隣住民の迷惑にならないようにしてください。
 この規定に違反した場合には、法の規定により罰せられます。(5年以下の懲役若しくは1,000万円以下の罰金、または懲役と罰金の両方が課せられます。)
 また、焼却設備を用いて廃棄物を焼却する場合であっても、コンクリートブロックや鉄板で囲っただけなど基準に適合しない設備での焼却や、黒煙が発生したり未燃物が飛散したりするなど基準に適合しない方法による焼却は禁止されています。

 

ダイオキシンの発生について

 ダイオキシンは、塩分を含んだものを300度くらいの温度で燃やすと発生しやすいと言われています。つまり、私たちの家庭から出る「燃えるゴミ」からもダイオキシンは発生します。なお、クリーンセンターでは800度以上の高温で焼却していますので、ダイオキシンはほとんど発生しません。
 小さなたき火などもほとんど問題ありませんが、塩素を発生させるプラスチックやゴムなどが混ざらないように注意が必要です。国立環境研究所の報告では、新聞紙だけを燃やした場合にはダイオキシンはほとんど出なかったのですが、新聞紙と食塩を混ぜて燃やした場合はダイオキシンが大量に発生したそうです。
ダイオキシンが特に多く発生する物質の例
雨具 レインコート、ビニール傘、合羽
文房具 消しゴム、コーティング材
おもちゃなど 浮き袋、ビニール人形(塩化ビニール製品)、造花
建設材料 ビニールシート、ビニールクロス、上下水道管
履き物 ケミカルシューズ、スリッパ、ビーチサンダル
服など 毛布、肌着、かばん、自動車シート
(合成繊維でできている物)
食品の包装 ラップ、卵や果物のケース、食品トレイ
ボトル 飲料、調味料、シャンプー容器
その他 ホース、ビニールハウス、ビデオテープなど


 ダイオキシンが発生しているのではないでしょうか?

風下の方は、お気をつけください。


クリーンセンター

〒639-2237 御所市栗阪293
電話 0745-66-1087
メール clean@city.gose.nara.jp





 

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飯舘村で産廃トラックが横転。積み荷の火力発電所の産業廃棄物の汚泥8トンが田んぼに流出。

2016-01-23 | 事故

飯舘村でトラックが積み荷の汚泥ごと田んぼ横転 県が現地調査(福島16/01/19)

FNNLocal

18日の大雪では、事故も相次いだ。
福島・飯舘村の国道では、積み荷の汚泥ごと、トラックが田んぼに横転した。
福島県は現地調査を行い、今のところ、環境への影響は確認されていない。
事故現場を訪れた福島県の担当者は、汚泥の流出量や、周辺環境への影響を確認した。
18日、飯舘村二枚橋の国道399号線で、雪でスリップしたトラックが横転し、積み荷­の汚泥8トンが田んぼに流出した。
流出した汚泥は、南相馬市にある東北電力原町火力発電所の排水処理施設から出た産業廃­棄物で、福島市の最終処分場まで運ぶ途中だった。
県相双地方振興局の清野 弘副部長は「水路などへの流出、拡大拡散はしていないというところを確認しました。特­に有害なものは含まれてはいないということ」と話した。
現地調査を行った福島県によると、周辺の水路や河川などへの流出は確認されず、汚泥は­全て回収されたという。

 

 

 

車横倒しで産業廃棄物が流出 - NHK福島(リンク切れ)

 

 

 

産廃汚泥運搬のトラックが雪でスリップ、田んぼに横転・転落

福島民友新聞 1月19日(火)8時39分配信

18日午前11時ごろ、飯舘村の国道399号で、東北電力原町火力発電所(南相馬市)から出た産業廃棄物の汚泥を運搬していた相双環境整備センター(同市)の大型トラックが雪でスリップし、道路脇の田んぼに横転、転落した。荷台に積まれていた汚泥約8トンのうち、一部が田んぼに流出した。運転手の男性にけがはなかった。
 県によると、汚泥には重金属など廃棄物処理法上の有害物質は含まれていないが、周辺環境への影響は不明という。県は同センターに汚泥の回収を指導するとともに、環境への影響を調査する。
 汚泥は、発電で出る排ガスを浄化処理する工程で生じるもので、大型トラックは同発電所から福島市の最終処分場へ運搬していた。県は、運搬方法に問題はなかったとしている。

 

汚泥積んだトラック横転 飯舘

 18日午前11時ごろ、飯舘村二枚橋の399号国道で、産業廃棄物の汚泥約8トンを積んだ南相馬市の産業廃棄物収集運搬業者・相双環境整備センターのトラックが雪でスリップし、国道脇の水田に横転した。けが人はなかった。県相双地方振興局は19日、水田に流出した汚泥の量や環境影響の有無などを調べる。 
 県によると、汚泥は南相馬市の東北電力原町火力発電所の排水処理施設から排出され、福島市の最終処分場まで運搬中だった。汚泥に放射性物質は含まれていないという。 

福島民報  2016/01/19 09:00

 

舘村でトラック横転 田んぼに汚泥流出

福島中央テレビ  2016年1月19日 19:39

きのう中通りを中心に降った大雪の影響で、飯舘村で産業廃棄物を運んでいたトラックが横転する事故があった。
運んでいたのは火力発電所から出た汚泥で、「硫酸カルシウム」という物質が含まれていた。
環境への影響はないのだろうか。
*記者リポート
「雪道でスリップしたトラックはそのまま左側に横転し、汚泥が田んぼに流出したといいます」
雪が積もる田んぼに横転した10トントラック。
現場にはブルーシートが被せられていた。
現場は飯舘村二枚橋の国道399号で、南相馬市にある東北電力の原町火力発電所で出た産業廃棄物およそ8トンを福島市飯坂町にある最終処分場に運ぶ途中で事故が起きた。
トラックの荷台からは灰色の汚泥が水田に流出。
これは原町火力発電所で石炭を燃やして発生した煙を処理する際に出たもので、「硫酸カルシウム」が含まれているという。
環境への影響はないのか。
専門家に話を聞いた。
*福島大学共生システム理工学類・猪俣慎二教授
「(硫酸カルシウムとは)石膏の主成分になる物質。水にはほとんど解けないが、特に有毒とかそういうものではない。カルシウムイオンと一緒にくっついているので、特に硫酸イオンが外に出ていくものでもない、安全とは言い切れないが、特に有毒というわけではない」
県でも、流出した汚泥は有害物質ではなく放射性物質も含まれず、今回の事故では、幸い環境への影響はないとみている。
ただ、この国道は、除染廃棄物を運ぶトラックを含め、復興関連の車両が行き交う道路で安全対策が求められる。
*県相双地方振興局県民環境部・清野弘副部長
「運搬事業者から報告を受けて、原因と再発防止の対応を確認したい」
県や東北電力では、汚泥の回収とトラックの撤去を急ぐとともに再発防止策を検討している。

 


(管理人より)

福島県で産廃トラックが横転し、産業廃棄物汚泥が田んぼに流出したニュースのまとめです。 いくつか続報も含めてすべてローカルニュースで、地元テレビの「大丈夫だった」という方向への誘導が凄まじいです。

田んぼにぶちまけられたのは原町火力発電所の汚泥なんですが、いったいどういう汚泥なのか、地元の福島中央テレビとNHKだけは汚泥の成分まで報じています。

原町火力発電所というのは、当ブログでも木質バイオマス関連などで取り上げている、福島県の石炭火力発電所です。

【参考】  【問い合わせ】南相馬市の原町火力発電所でも福島県内の木質バイオマスを年間6万トン燃やす事実

 

今回の汚泥について

 

NHK⇒  燃料の石炭を燃やした際の排気ガスに含まれる有害物質を処理したあとに残る「硫酸カルシウム」を含んでいる

福島民友⇒ 重金属など廃棄物処理法上の有害物質は含まれていないが、周辺環境への影響は不明。 発電で出る排ガスを浄化処理する工程で生じるもの

福島民報⇒ 発電所の排水処理施設から排出。汚泥に放射性物質は含まれていない

FNN⇒ 発電所の排水処理施設から出た産業廃­棄物。特­に有害なものは含まれてはいない

福島中央テレビ⇒ 原町火力発電所で石炭を燃やして発生した煙を処理する際に出たもので、「硫酸カルシウム」が含まれている。流出した汚泥は有害物質ではなく放射性物質も含まれず、今回の事故では、幸い環境への影響はない

 

と各社が報じています。 

東北電力のHPのお知らせ欄には、今回の件についてのお知らせは何もアップされていません。

東北電力株式会社 原町火力発電所 0244-24-1614 

〒975-0021
福島県南相馬市原町区金沢字大船迫54


さらに福島県庁HPの産業廃棄物課のページにもアップされていません。

〒960-8670福島県福島市杉妻町2-16

  • Tel:024-521-7264(産業廃棄物適正処理等担当)
  • Tel:024-521-7259(不法投棄担当)

Fax:024-521-7984

お問い合わせはこちらから

要するに、テレビで、適当に幕引きしたので「市民は誰も突っ込んでは来ない」と思われているのです。  

この県職員の適当な返事 ↓

「特に有害なのは含まれてはいないと思う」    思う!?  


 

人類史上最悪の毒物である放射性物質が撒き散らされた福島県。それすら「風評」という県ですから、その他の物質など気にならないのかもしれませんが、公務員としてこのような態度は疑問です。

追加で、産廃ぶちまけて環境汚染していいことにはなりませんから。

第一、そんなにすぐに判断できるものでしょうか? 拡散してないかどうかは、いろんな場所の土壌検査などをした後の話ではないのでしょうか?

雪に染み込んだ汚泥は、雪が溶けたら地下水や土壌に染み込んで拡散していくと考えられます。

相双地方振興局にも、この件に関するものはアップされていません。 

 
 
 
一応、硫酸カルシウム   の安全データシートのリンクをはっておきます。
 
 
 
 
 

福島大学教授 「安全とは言い切れないが、特に有毒ではない」


この微妙な言い回し。「大丈夫と思いたい」市民は、安全バイアスでもっていかれるでしょうね。そもそも安全なら、雪の中、重機で取り除く必要ないのではないでしょうか?

少なくとも、このこの汚泥がぶちまけられた田んぼの土壌にも、福島第一原発由来の、膨大な放射性物質が含まれており、そういった放射性物質と、硫酸カルシウムが複合した場合の危険性の評価などされていません。

あの雪の中で8トンの汚泥がすべて回収されたというのも疑問です。

 

石炭火力発電所では、石炭を燃やした石炭灰が出るだけでなく、排ガスを処理する際に汚泥が出て、それが、産業廃棄物として最終処分場に送られているということをまず市民は知らなければならないと思います。

原町火力発電所は三菱重工、東芝のプラント。 

https://www.mhi.co.jp/products/category/flue_gas_desulfurization.html

 

火力発電でも、産廃は出るということです。 だからこそ火力発電でバックアップしなければならないような余分な電源(原発・自然エネ)はますます不要だということがわかります。


原町火力がこれかどうかはわかりませんが、「中和排棄」と書いてあります。 結局、煙の処理で汚泥のごみが出るわけです。

参考  燃焼排ガスの脱硫プロセスについて 

 

 

 ただし注意しなければならないのは、こういう馬鹿げた論調です。

「発電技術はどの技術も一長一短あるから、多様な電源開発が必要」

多様にすればそれだけ、始末に負えない産業廃棄物が増えて、様々な資源を浪費するだけです。国全体としての省エネになりません。

コメント

東京都江東区の産業廃棄物処理施設の火災は7時間半後に鎮火。何が燃えたのか報道なし。

2016-01-22 | 産廃火災

廃棄物処理施設で火事 2人けが 東京・江東区(16/01/22)

 

21日夜、東京・江東区の廃棄物処理施設で火事があり、作業員とみられる2人がけがをしました。
 午後6時ごろ、江東区若洲の廃棄物処理施設「有明興業リサイクルポート」から火が出ていると通報がありました。東京消防庁によりますと、消防車やヘリコプターなど43台が出動し、火は約7時間半後に消し止められましたが、5階建ての建物の2階から5階合わせて1200平方メートルが焼けました。この火事で、作業員とみられる30代の男性2人がけがをしましたが、命に別状はないということです。

 


ゴミ処理施設で火事 2人けが 東京・江東区

1月21日 20時51分 NHK
 
21日夜、東京・江東区のゴミ処理施設で火事があり、作業員とみられる2人がけがをしました。火の勢いは収まっておらず、東京消防庁が消火に当たっています。
21日午後6時ごろ、東京・江東区のゴミ処理施設、「有明興業リサイクルポート」から火が出ていると通報がありました。
ポンプ車など38台が出て消火に当たっていますが、5階建ての建物のうち4階にあるダクト部分から火が出て燃え広がり、火の勢いは収まっていないということです。
この火事で、施設の作業員とみられる30代の男性2人がけがをしました。けがの程度は軽いとみられ、東京消防庁が確認しています。
現場は、東京湾に面した工場などが建ち並ぶ場所です。 

 

(管理人より) 先月も千葉県船橋市で大きな金属スクラップ火災↓があったばかりなのに、きのうの夜、また火災が起きました。

【参考】

船橋の金属スクラップ火災(1) 「建物の中もマスクなしではいられないくらい」の煙。まるで火山の噴火。

船橋の金属スクラップ火災(2)市川・墨田区・葛飾区・江東区でPM2.5が3桁だったことを報じないNHK

船橋の金属スクラップ火災(3)PM2.5問題について復習する。NHKの誘導に騙されてはいけない。

船橋の金属スクラップ火災(4)たったこれだけ?NHK記事のPM2.5に関する部分はわずか1行。数値なし。


記事には「ゴミ処理施設」と書いてありますが、産業廃棄物処理施設です。

Googleストリートビューで見てみましたが、高い壁で徹底して隠しているので外からはどうなっているのか見えません。

NHKのニュース動画では「大量の煙が出ている」とヘリからの中継で言っていたのに、報道ではなんの注意もありませんでした。

結局、NHKでは続報も出ません。ANNのニュースによると7時間後に鎮火したようです。消防車など43台ということは、相当な数です。もっと火災が広がるおそれがあったのかもしれません。

これらのニュースの記事に対する疑問点は↓

 

○「産業廃棄物」処理施設なのに「ゴミ」処理施設と言う

○何が燃えたのか言わない

○夜だからか報道が少ない

○煙に対する注意がない
 
 
有明興業は産業廃棄物処理業者です。 火が出た江東区の有明興業リサイクルポートでは、産業廃棄物の破砕・溶融・圧縮・圧縮固化・圧縮梱包を行っています。

取り扱い品目は、「廃プラスチック類・紙くず・木くず・繊維くず・ゴムくず・金属くず・ガラス・コンクリート及び陶磁器くず」 です。 企業のPR動画がありましたので見てみると

 
この産廃業者は震災がれきも受け入れ処理していたことがわかります。 

岩手・宮城がれき処理データサイト(広域処理) より  http://garekikouiki-data.env.go.jp/tokyo/110.html

受入自治体: 東京都     運営: 民間施設

施設名: 有明興業株式会社
住所: 東京都江東区若洲二丁目8番25号

受入廃棄物: 混合廃棄物、廃畳(石巻市)、漁網(釜石市・大船渡市)

と書いてあります。廃畳や漁網を破砕していたのでしょう。 不燃物で最高 140ベクレル /kg、 可燃物 117ベクレル /kg  というのがありました。

 

がれきを破砕処理した場所には、放射性物質は移行して、いまでも残っていると思われます。



火事があったのはリサイクルポート。震災がれきを上の地図のどの建物で処理していたかわかりません。リサイクルポートだったのかどうか・・・今回の火災でその影響が出てなければいいのですが・・・

この会社は、CSRとして震災がれきの受け入れをしていたようです。

 

●PM2.5 http://www.taiki.kankyo.metro.tokyo.jp/cgi-bin/bunpu1/p282.cgi?pm25=1453379604=1453329186=1==a=0===7=

●大気中の放射線量/1時間ごとの測定結果(江戸川) http://monitoring.tokyo-eiken.go.jp/mp_edogawa_air_data.html

●風向き http://agora.ex.nii.ac.jp/earthquake/201103-eastjapan/radiation/speedi/weather-map/

 

風向きで東京湾の方に煙が流れたのかもしれません。PM2.5もモニタリングポストも特に異常は見られませんでした。

隣接する公園のキャンプ場などには「焦げ臭い匂い」があったようです。

https://twitter.com/wakasu_umizuri/status/690147760226603009

ディズニーランドにも思ったより近くてびっくりしました。 テーマパークの近くに産廃処理施設というのは、大阪のUSJもそうですね。両方とも海辺。

そんなこと全く気にせず、夢の国で遊ぶのが人間なのです。残念ですが・・・

結局何が燃えたのかわかりません。有明興業は昨年の8月にも火事があったようです。  https://twitter.com/sinobetatsumi/status/630027463377092608

できるだけ産廃処理施設の火災を報道したくないのでしょう。

結局、産廃の元になる工業製品製造の上流を絞るしか手はないのに、そこには触れないメディア。

今後も、産廃処理施設の火災は増えると思います。

各自が、しっかりアンテナを張るしかありません。

 

 

 

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経済産業省資源エネルギー庁は、自然エネルギーの広報を、吉本のお笑い芸人にさせていた事実。

2016-01-18 | 再生可能エネルギー

吉本の再生可能芸人、経産省の自然エネ普及プロジェクト応援

2013年7月11日

経済産業省資源エネルギー庁は11日、自然エネルギーの普及啓発活動「GREEN POWERプロジェクト」を開始した。活動開始を記念して、東京渋谷のヨシモト∞(むげんだい)ホールで記者会見が開催され、かつて一世を風靡した芸人5人が登壇した。再生可能エネルギーにかけて、「再生可能芸人」たちが太陽光発電や風力発電の普及をアピールした。

 

 

(管理人より) 2013年の記事です。まあ、こじつけも甚だしいのですが、このようなイベントが行われたのにはワケがあるってことです。

芸人の人たちは、お仕事ならなんでもすると思います。 再生可能エネルギーの本質的な問題など調べはしません。 事務所から「やれ」と言われたことを、面白おかしくプレゼンするだけです。

原子力広報だろうと、新エネ広報だろうと同じこと。政治的な発言をする芸人さんもいますけど、さてどこまでが本心かもわかりません。

 

このイベントは、2013年7月、つまり平成25年7月です。

経産省のページにも紹介されていました↓

http://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saiene/kaitori/event.html  より抜粋引用(青文字)

経済産業省資源エネルギー庁と吉本興業がタッグを組み、「再生可能エネルギー」についてより多くの人に知って貰い、理解して頂くためのイ ベントを行います。
再生可能エネルギーは一度利用しても比較的短期間に再生が可能で、枯渇することのないエネルギーです。そしてこれら「再生可能エネルギー」を応援すべく、一度ブレイクしたものの現在は若干沈んでいる芸人たち5人が「自らもまだまだ再生可能!」という信念のもと、「再生可能ボーイズ(※)」を結成!し、今後、全国10か所程度で再生可能エネルギーの普及イベントを開催します。
(※)各芸人さんがそれぞれのエネルギーを担当します。(レイザーラモンHG:風力、三瓶:太陽光、楽しんご:地熱、天津・木村:中小水力、ムーディ勝山:バイオマス
イベントでは、再生可能エネルギーにちなんだネタやクイズなどを行い、楽しく再生可能エネルギーを学んでいただける内容になっております。 

 

主催は 経済産業省 資源エネルギー庁  税金でこのようなイベントが開催されている事実

お笑いが好きな「層」にむけて、再生可能エネルギーについて広報するために用意されたもの。


平成24年度新エネルギー等設備導入促進事業(固定価格買取制度の理解促進事業) 平成24年7月26日

入札結果に係る情報 平成25年1月21日 資源エネルギー庁

落札者名 株式会社博報堂 代表取締役社長 戸田 裕一

落札価格 154,665,000円(消費税込み)

 

この入札結果を見ると、よしもとが入札に参加しています。落札したのは原子力ムラの博報堂ですが、よしもとも新エネ推進の事業に入札してたんですね。

 

 まあ、「脱原発、自然エネルギー推進活動」という看板で活動をされている、皆さんご存知の有名なよしもと芸人さんもいます。  こちら

脱原発のたくさんの市民が頼りにして後をついていっています。ファンになってる人もたくさんいます。

そういう人たちは、原子力ムラが自然エネルギーを宣伝してることは知らないでしょう。「原子力ムラVS自然エネルギー」というニセの対立軸を信じていますからね。

 

でも残念ですが、「脱原発=自然エネルギー」ではありません。自然エネルギーを推進しても、原子力ムラを富ませるだけです。

そのあたりを「ぼんやり」させておいて、原発をなくせるとは私は思いません。

有名な人というのは、そういう役割をさせられる可能性があると、私は思うのです。

 

私も原発事故まではお笑いが大好きでした。

でも、原発事故後は正直、心の底から笑うってことはなくなりました。

笑いの文化まで奪われたような気がします。

 

 

 

 

 

 

 

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新エネ促進事業をアサツーディ・ケイが5700万円で落札、新エネ広報事業を博報堂が合計約16億円で落札

2016-01-17 | 再生可能エネルギー

(管理人より)

ブログ読者の皆様、この新聞の全面広告を覚えていますか?資源エネルギー庁が朝日新聞2014/3/27の紙面に出した再生可能エネルギーの全面広告です。

「グリーンの力を合わせて、日本をうごかそう」というコピー。 緑色の文字で地図などを書いていますが、内容とは無関係の再エネプロパガンダとなっています。

日本中で木を伐採し自然破壊しといて「グリーンの力」とはどういうことでしょうか? 

これこそ、グリーンウォッシングです。↓ 引用青文字

グリーンウォッシング(greenwashing)は、環境配慮をしているように装いごまかすこと、上辺だけの欺瞞(ぎまん)的な環境訴求を表す。

グリーンウォッシングの見抜き方

緑の絵や自然の写真などは、商品が自然にやさしいとほのめかすために使われているのかもしれない。それだけで、環境にやさしいという意味をもつものではない。

 

なぜこんな欺瞞的な広告が出るのかというと、新エネの広報事業に膨大な税金が流れ込んでいるからです。

今まで当ブログでは2回この問題を取り上げました↓

全国のメガソーラー反対運動で政府が再エネ広報に4億円ばらまく!落札したのは原子力ムラの博報堂!

LED照明を国策で強制するな!(6)グリーンエネルギークリスマスの電飾は再エネとLED利権=原子力ムラ

 

メディア、ネットがとりあげて大宣伝する裏には広報事業としての税金のバラマキがあるというわけです。

福島原発事故は平成23年(2011年)3月11日。それ以降の新エネ関連の広報事業に、どのくらい、そして、どこへ流れているか調べて驚きました。

原発事故後から、時系列に並べたのでご覧下さい。膨大な数の事業があるのでまだ見逃しているのもあるかもしれませんが、検索にかかったものをあげときます。

 

平成23年度新エネルギー等設備導入促進事業(新エネルギー等の一般向け普及啓発施設の広報事業)平成23年8月9日

平成23年度新エネルギー等設備導入促進事業(新エネルギー等の一般向け普及啓発事業)の委託費支出明細書   3p目

委託先の公益法人の名称    財団法人新エネルギー財団

委託費支出実績額   15,540,000円 (電通に外注)


平成24年度新エネルギー等設備導入促進事業(再生可能エネルギーの固定価格 買取制度等に係るコールセンターの設置)平成24年2月24日

入札結果に係る情報 平成25年1月21日 資源エネルギー庁 新エネルギー 対 策 課

落札者名 富士通コミュニケーションサービス株式会社

落札価格 20,790,000円(消費税込み)

 

平成24年度新エネルギー等設備導入促進広報事業(再生可能エネルギーに係るワンストップポータルサイト構築事業)平成24年3月2日

入札結果に係る情報 平成25年1月21日 資源エネルギー庁 新エネルギー対策課

落札者名  株式会社共同テレビジョン

落札価格  14,175,000円(消費税込み)

 

平成24年度新エネルギー等設備導入促進事業(固定価格買取制度の多面的広報事業) 平成24年3月19日

入札結果に係る情報 平成25年1月21日 資源エネルギー庁 新エネルギー対策課

落札者名 株式会社博報堂 代表取締役社長 戸田 裕一

落札価格 209,475,000円(消費税込み)


平成24年度新エネルギー等設備導入促進事業(再生可能エネルギー等 の一般向け普及啓発事業)   平成24年5月30日

入札結果に係る情報 平成25年1月21日 資源エネルギー庁 新エネルギー対策課

落札者名 株式会社アサツーディ・ケイ 代表取締役社長 清水 與二

落札価格 57,750,000円(消費税込み)

このアサツーディ・ケイは、ネットで原発関連のツイッター発信を見張る業務を落札してる企業です。もちろん原子力ムラの一員。

平成23年度原子力安全規制情報広聴・広報事業(不正確情報対応)平成23年6月24日

仕様書 平成23年度原子力安全規制情報広聴・広報事業(不正確情報対応)


エネ庁の原発情報監視 本年度7000万円で契約(東京新聞) アサツーディ・ケイが落札  2011/7/28

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2011072802000040.html(リンク切れ)東京新聞 

経済産業省資源エネルギー庁が多額の税金を使い、原発に関するメディア情報を監視してきた問題で、一般市民が発するツイッターなどネット情報を監視する本年度の事業は、広告代理店「アサツーディ・ケイ」(ADK、東京都中央区)が約七千万円で落札・契約したことが二十七日、同庁への取材で分かった。

同庁によると、入札には複数の団体が参加し、事業の提案内容と入札価格を総合的に評価してADKが落札した。事業の期間は来年三月末まで。

 この問題をめぐっては、同庁が昨年度までの三年間で、計約4700万円をかけ、新聞や雑誌などの原発記事をチェックする事業を、原発と関わりの深い公益法人などに発注してきたことも判明。

 海江田万里経産相は「予算があるからといって使い切る必要はない」と細野哲弘同庁長官に指示し、事業の見直しの可能性も示唆した。二十七日現在、同庁の担当課は「大臣談話は見ているが、入札が済んでいる事業であり、事業の終了時に適切な支出だったかしっかり見ていく」と、見直す考えはないとしている。

 ADKの担当者は、「福島第一原発事故の風評被害防止になる事業だと判断した。事業内容については委託された立場なので、同庁の出した事業を進めるだけ」と話している。

 

平成24年度新エネルギー等設備導入促進事業(固定価格買取制度の理解促進事業) 平成24年7月26日

入札結果に係る情報 平成25年1月21日 資源エネルギー庁

落札者名 株式会社博報堂 代表取締役社長 戸田 裕一

落札価格 154,665,000円(消費税込み)

 

平成25年度新エネルギー等設備導入促進事業(固定価格買取制度及び再生可能エネルギー等の多面的広報事業) 平成25年5月17日

入札結果に係る情報  平成2 5 年 6 月 7 日  資源エネルギー庁 新エネルギー対策課

落札者名 株式会社博報堂 代表取締役社長 戸田 裕一

落札価格 479,850,000円(消費税込み) 

 

平成26年度新エネルギー等設備導入促進事業(固定価格買取制度及び再生可能エネルギー等の多面的広報事業) 平成26年3月7日

入札結果に係る情報  平成26年4月22日  資源エネルギー庁 新エネルギー対策課

落札者名 株式会社博報堂 代表取締役社長 戸田 裕一

落札価格 479,520,000円(消費税込み)


平成27年度新エネルギー等設備導入促進事業(固定価格買取制度及び再生可能エネルギー等の多面的広報事業) 平成27年3月18日

入札結果に係る情報 平成27年6月17日 資源エネルギー庁 新エネルギー対策課

落札者名 株式会社博報堂 代表取締役社長 戸田 裕一

落札価格 450,360,000円(消費税込み)


平成24年度から平成27年度の4年間で、新エネ広報事業として博報堂に流れた税金を合計します。(赤文字)

なんと、1,619,205,000 円   16億1920万5000円


博報堂もアサツーディ・ケイも日本原子力産業協会の会員です。  

 

原子力ムラが再生可能エネルギーの広報をしているということです。

「原子力ムラVS再エネ」ではありません。

「原子力ムラもいいことをやっている」という見方は、完全に誤りです。

「再エネ=いいもの」という認識も、こういった広報事業で刷り込まれたものです。原発PAと同じです。


まず「原子力ムラがやってるのだから、その事業内容はおかしい」と認識しなければ、問題は解決の方向には向いません。

新聞の全面広告も、グリーンパワープロジェクトという豪華なサイトも、膨大な新エネ広報予算を使って作られた原子力ムラの仕事。


原発関連の発言をネット監視をする企業が推進する再生可能エネルギーを応援して、原発をなくせると思えるなんて、おめでたいことですね(呆)

有名人に騙されず、もういい加減気づきましょう。

 

 

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菜種の新品種を開発。変圧器に菜種油を使うニュースが同時に流れた不思議。どちらも東北。

2016-01-14 | 放射性廃棄物

<菜種>変圧器の油に 寿命伸ばし電力ロス減

2016年01月14日木曜日 河北新報

東北電と北芝電機が共同開発した新型配電用変圧器のイメージ図

 東北電力と北芝電機(福島市)は13日、共同で開発した新型の配電用変圧器の製造に着手した。従来型に比べ、機器の設計寿命を国内最長の60年に倍増させたほか、電力ロスも15%カットした。更新時期を迎える変圧器を対象に4月から順次交換する方針。
 配電用変圧器は、高圧で送られてきた電気を一般家庭などに配るために電圧を下げる装置。従来型の変圧器は絶縁油に鉱油を使うが、両社は2009年に菜種油を採用した環境型を開発し、今回さらに改良した。
 劣化の原因となる機器内の水分を減らすために設計を見直し、菜種油の優れた吸水力を生かす構造に変えて寿命を延ばした。
 効率的に機器を冷やすよう菜種油の流れ方も工夫し、冷却機器の削減に成功。変圧器内に余裕スペースができたことで、変圧に使う巻線を従来より太くすることが可能となり電力損失が少なくなった。
 初期費用は従来型より2%高いが、生涯コストは15%ほど割安になるという。
 東北電は、今回の新型を含め、植物油を使った変圧器を標準採用することを決めている。管内の変電所にある従来型の変圧器約1250台を年25台のペースで交換していく予定。

 

 

<菜種>寒冷地向け新品種 有害成分なし

2016年01月14日木曜日 河北新報

新品種の菜種「きらきら銀河」(東北農業研究センター提供)

 農研機構東北農業研究センター(盛岡市)は、菜種の寒冷地向け新品種「きらきら銀河」を開発した。収量が多く有害成分を含んでいないのが特長。食用油だけでなく、家畜の飼料など幅広い活用が期待できる。
 きらきら銀河は、海外の多収品種「CASCADE(カスケード)」と寒冷地向け国産品種「キラリボシ」を交配した。同センターの調査では、北海道や東北地方で栽培している主力品種「キザキノナタネ」と比べて収量は7%ほど増え、含油量も上回っている。
 大量摂取で心臓疾患のリスクが高まる脂肪酸「エルシン酸」がなく、食用油に適している。
 家畜が摂取すると甲状腺肥大を引き起こす物質「グルコシノレート」もほとんど含まれていない。含有量が多い国産菜種の搾りかすは農作物の肥料用となっていたが、きらきら銀河は牛や豚、鶏の飼料にも利用できる。
 今秋、本格栽培に入る予定。将来的には東北全域で50ヘクタールの作付けを目指す。
 同センターの川崎光代主任研究員は「多収で有害成分がほとんどなく、生産者にはメリットが大きい。搾りかすも安心して使えるので、普及が進めば国産飼料の需要にも応えることができる」と話している。

 

新型配電変圧器を開発 東北電と北芝電機60年の長寿命に

 2016/01/14 08:45 福島民報

 東北電力と福島市の北芝電機は新型の配電用変圧器を共同開発し13日、製造を始めた。国内の変圧器で最も電力損失が少なく、60年の長寿命化を達成できたとしている。東北電力は本県など東北6県と新潟県で平成28年から毎年25台程度を導入する計画で、製造する北芝電機は他の大手電力会社に販路を広げる方針。
 変圧器は主に送電線から送られてきた6万6千ボルトの電気を6600ボルトに変え、配電線に流す。新型の名称は「ULTrans(ウルトランス)」。幅7.5メートル、奥行き3.2メートル、高さ3.6メートルで、従来より一回り小さい。放熱機能を向上させ、変圧を行う巻線を太くし、従来比で電力損失を15%減らした。
 長寿命化は変圧器内部と外部の絶縁に使う油に菜種油を採用し、効率を高めて実現した。菜種油は従来の鉱油に比べ吸水力が高く、巻線の絶縁紙の劣化を遅くする。30年だった連続運転の寿命を2倍に延ばした。
 小型化で設置期間を9日から3日程度に短縮した。製造コストも一割程度削減した。
 県内では28年に交換時期を迎える4台を新型にする方針。
 東北電力福島支店電力ネットワーク本部発変電グループの増子邦明主査、北芝電機の村田和夫東北支社副支社長、佐々木英電力システム事業部副事業部長は13日、説明のため福島民報社を訪れた。
 増子主査は「新型変圧器の性能を生かし、いっそう顧客に『よりそう』電気事業を展開する」、村田副支社長は「福島発の国内最新技術。年間50台の製造が可能で、広く販売したい」と語った。

 

(管理人より) 

菜種(ナタネ)に関するニュースが2つ同じタイミングで出されました。

一つは東北で菜種の新品種を開発するというニュース

参考: プレスリリース 寒冷地向きナタネ新品種「きらきら銀河」

 

一つは菜種油を使える変電器を開発し製造したというニュース。

参考:  新型配電用変圧器の開発および導入について~最新の設計と絶縁油へのナタネ油採用により低損失・長寿命化等を実現~ 平成28年 1月13日 東北電力株式会社 北芝電機株式会社

 

わざわざ放射性物質が大量に降下した東北地方で、菜種を開発し栽培。そして同時に東北電力が菜種油を変圧器に活用しようとしています。

菜種の油かすは家畜の飼料にされます。菜種油にも油かすにも放射性物質が移行するというのに、こんなこと進めていいのでしょうか?

変圧器にこの新品種の菜種の油を使用するということは、記事にはまったく書いてはありませんが、つながってもおかしくはありません。

変圧器の設備寿命が来た場合に使用済み菜種油はどう処理されるのか、食用油としての問題、油かすを食べた家畜の肉の放射能濃度はどうなるのか、などなど素人でも考えつきます。

菜種や変圧器の開発。菜種への放射性物質への移行の研究費。こういったところに税金が流れこんでいるから、こんな”放射能拡散”事業が成立してしまうのです。

菜種の開発には


運営費交付金 (平成15~26年度)

新たな農林水産政策を推進する実用技術開発事業「耕作放棄地を活用したナタネ生産及びカスケード利用技術の開発」 (平成21~23年度)

食料生産地域再生のための先端技術展開事業「中小区画土地利用型営農技術の実証研究」 (平成25~26年度)

 

が使われたようです。原発事故後にもこういう名目で実証研究してるんですね。ε=(・д・`*)ハァ…

そしてこの資料 ナタネに対する放射性セシウムの影響と油への移行 福島県農業総合センター 作物園芸部・畑作科 事業名 放射性物質除去・低減技術開発事業  を見てみると

 

 667.4 Bq/kgのナタネ子実を圧縮法で絞ったら、ナタネ油にも十分 3.63 Bq/kg もセシウムが移行しているのに、 「暫定規制値を超えたナタネ子実でも、子実中の放射性セシウムは搾出した油へはほとんど移行しない」と結論づけていることに大いに疑問を感じます。

3.63 Bq/kgという数値は「ほとんど移行しない」という、研究機関の認識なのです。

さすがに油かすについては「ナタネ子実の搾油率が約30%の場合、油粕の放射性セシウム濃度は約140%に濃縮するものと試算されるため、子実の濃度によっては油粕利用に注意が必要である。」と書いてありますので、

油かすは 667.4×1.4=934.36 Bq/kg ということでしょうか  

家畜用飼料の暫定許容値設定に関するQ&A  より 家畜用の飼料の基準値は

肥料・土壌改良資材・培土の暫定許容値設定に関するQ&A  より 肥料の基準値は 400ベクレル/kg

これらの基準値自体も驚かされますが、このような高濃度の油かすが出るなら、家畜にも与えることはできません。油かす自体は始末に負えない放射性廃棄物になります。

原発事故後は、別の目的の事業が、新たな問題をうむという皮肉な結果に陥っています。 

まあたったこれだけの研究結果でGOサインを出していいはずがありません。  なんと愚かな国なのでしょうか。

平成24年行政事業レビューシート  (復興庁、農林水産省)  森林・農地周辺施設等の放射性物質の除去・低減技術の開発  を見てみると、こういった研究などに膨大な予算が付いていることがわかります。

放射能の集中管理とは真逆の方向で事業が行われていますから、どんな研究をしても「影響はほとんどない」として経済活動が行われ、その結果、放射能拡散してしまうということです。

4億円もばらまかれているのですから絶望的です。

 

 

 

次に、新型変圧器のことですが、なんでそのようなものを作らなければならないかと言うと、このあたりの長いPDF資料を見るとあたりがつくかもしれません。

いずれにしても、送電、配電、変圧器のテクニカルなことが全くわからない市民にとっては、あまりにもちんぷんかんぷんな内容で放り出したくなる資料ではありますが(笑)一応、参考までにリンクをはっておきます。

しぶしぶ読んでいます。

 

新型配電用変圧器の特徴について

低炭素社会実現のための 次世代送配電ネットワークの 構築に向けて ~次世代送配電ネットワーク研究会 報告書~ 平成 22 年 4 月 次世代送配電ネットワーク研究会 

 「変圧器の電力損失削減のための 革新的磁性材料の開発」 独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 ナノテクノロジー・材料技術開発部

 革新的温暖化対策技術プログラムに関する事後評価書(要旨)

 

 これらの資料に書いてあること

 

●変圧器は送電・配電に必要不可欠なもの。

●変圧器とは、発電所から工場や一般家庭まで電気を流通させるため、電圧を変更する設備であり、 配電用変圧器は主に66,000Vから6,600V(容量20,000kVA)に変圧する。

●変圧器の絶縁油には一般的に鉱油を使用している。

●絶縁油に全量ナタネ油を使用した配電用変圧器=「環境調和型変圧器」

●変圧器を使用して電圧を変更する際に、熱による電力損失(ロス)が発生する。ロスを少なくすることが省エネ。
 

●電力機器の省エネルギー技術開発は、CO2削減のため。 

 

 変圧器を新しくしてそれ自体のロスを減らしたとしても、スマートグリッド全体の電力使用量が増えれば全体として「省エネ」とは言えないはずです。

すべてをIT端末でつないで、膨大なデータを電波で飛ばして双方向にするには、膨大な電気、エネルギーと予算を使わないとできません。

市民が電力機器の技術に疎いこと、送配電の知識がないこと、地球温暖化説の嘘を見破る自然科学の基礎知識がないことで、なんの批判も指摘もうけずに官僚のやりたい放題となっています。

テクノクラート社会そのものです。

つまり地球温暖化説の嘘の上に、省エネの嘘が乗っかっており、政府はCO2削減の名のもとに新技術をメーカーと電力会社に開発させ、こういった電力のインフラを、徐々に取り替えさせようとしているということです。

今、再生可能エネルギーを普及させ、スマートグリッド社会に向かっていますので、これからこのように電力機器がメーカーによって新しく開発、交換され、場合によっては増設されていくと思います。

変圧器は旧製品の寿命が30年と書いてありましたが、それらを新型に交換していくわけです。 つまり旧製品の廃棄物が出るということです。絶縁油は厄介な産廃です。

PCBを含む絶縁油の入った変圧器の処理もまだ済んでいないというのに、さらにゴミの上乗せです。 

電力機器を新しく開発させて、結局こういった原子力ムラ企業が儲けるんですね。北芝電機(福島市)も入ってました。

 

 

 

 

 

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茨城県水戸市新清掃工場建設の公共工事で儲かるのは日立造船=原子力ムラ。放射能汚染灰はリサイクル。

2016-01-12 | 放射性廃棄物

2016/1/9 朝日新聞

 

日立造船グループに決定 新清掃工場の整備・運営事業者 落札額は426億6800万円(水戸市)

[2016/1/9 茨城版] 日刊建設新聞

水戸市は8日、新清掃工場整備・運営事業の事業者選定の一般競争入札で、落札者を決定し公表した。2グループから入札提出書類の提出があり、総合評価で審査した結果、「日立造船グループ」(代表企業:日立造船株式会社)を最優秀提案者に選定。落札金額は税抜き426億6800万円となる。事業期間は平成52年3月31日までの約24年間とし、このうち設計・建設にかかる期間は32年3月31日までの約4年間に設定する。

 日立造船グループは、日立造船のほか極東開発工業、五洋建設茨城営業所、昭和建設、Hitz環境サービスで構成する。このほか、協力企業としてセンター電機、太平洋セメント、みなと運送、ツネイシカムテックス、昭和通運、打木運輸、中央電気工業、中電興産、メルテック、東亜環境コーポレーション、刀屋が名を連ねる。

 入札提出書類は、日立造船グループとタクマグループ(代表企業:タクマ)の2グループが提出。学識経験者などで構成する「水戸市新ごみ処理施設整備・運営事業者選定評価委員会」で評価を行い、総合評価値は日立造船グループが86.1点、タクマグループが78.49点(100点満点中)だった。

 新清掃工場は、小吹清掃工場内の各施設の老朽化などから新たに整備するもの。施設の基本計画や基礎調査業務、環境影響評価(方法書作成)業務は国際航業(東京都千代田区)が担当し、26年5月1日に都市計画決定を受けている。

 施設はごみ焼却施設とリサイクルセンターで構成し、下入野町字南散野地内に建設する。ごみ焼却施設は処理方式にストーカ方式(灰溶融)、ストーカ方式(主灰の外部資源化)、シャフト炉式ガス化溶融方式または流動床式ガス化溶融方式のいずれかの方式を採用して、処理能力に1日あたり330t(110t×3炉)を予定。リサイクルセンターは破砕、選別および保管によって処理し、処理能力を1日あたり55t(破砕設備1日あたり24t、選別設備1日あたり33t)とする。

 今回の事業では、民間事業者の経営能力や技術的能力を活用することで効率的・効果的な設計・建設および運営を行うため、事業方式にDBO方式を採用。資金調達を公共、設計・建設および運営を民間が行う公設民営方式とする。事業内容は、事業者が設計・建設業務および運営業務を、市が用地確保、造成工事、事業のモニタリングなどを担当する。

 事業期間は、設計・建設建設期間を32年3月31日までの約4年間、運営期間を32年4月1日から52年3月31日までの20年間の合計約24年間に設定。市は新清掃工場を30年間にわたって使用する予定であり、30年間の使用を前提として事業を実施する。

 入札に際し、市は運営事業者に出資する企業(構成員)と運営事業者に出資しない企業(協力企業)で構成される参加者を募集。予定価格は税抜き533億3500万円で、このうち設計・建設にかかる予定価格は262億2600万円としていた。今後は日立造船グループと基本協定を締結し、2月にも特定事業契約の仮契約締結を締結したあと、市議会の承認を得て3月下旬に特定事業の契約を締結する見通しだ。

 なお、新清掃工場に併設する新たな最終処分場も、総合評価方式の一般競争入札で設計・施工業者を選定する方針。市は業者選定に先立ち、新清掃工場の実施方針を踏まえて埋立処分量の条件設定が可能となる段階で、条件を設定してゼネコンに見積もりを含めた意見・提案の提出を依頼する考えだ。




水戸市新清掃工場DBO/日立造船グループに決定

[ 2016-01-12  5面  面名:関東面] 建設通信新聞

【構成員に五洋ら、ストーカを提案】
 水戸市は、DBO(設計・建設・運営)方式を導入する新清掃工場整備・運営事業を総合評価一般競争入札した結果、日立造船グループ(代表企業・日立造船 )に決めた。事前公表した予定価格576億0180万円(税込み )で、落札額は460億8144万円(同)だった。落札者の提案を採用するごみ焼却施設の処理方式はストーカ方式(主灰の外部資源化 )となった。
 同グループは日立造船のほか、極東開発工業、五洋建設、昭和建設、Hitz環境サービスで構成する。協力企業として、センター電機、太平洋セメント、みなと運送、ツネイシカムテックス、昭和通運、打木運輸、中央電気工業、中電興産、メルテック、東亜環境コーポレーション、刀屋が参加している。
 このほか、タクマグループ(代表企業・タクマ)が482億6910万6360円(同)で応札した。日立造船グループは入札価格だけでなく事業提案でも最高点を獲得した。
 事業範囲は日量330t(110t×3炉)のごみ焼却施設と同55tのリサイクルセンターの設計・建設、運営、主灰の運搬と資源化。事業者は16-19年度に設計・建設し、20-39年度に運営する。
 建設地は下入野町字南散野地内の敷地約8.6ha。
 隣接地にDBO方式で別途、整備する最終処分場は、焼却施設の処理方式が決まったため、今後、埋立容量を確定させる。
 

 

 

(管理人より)

茨城県水戸市にごみ焼却施設とリサイクルセンターが新設されることになりました。隣接地に最終処分場も整備されるようです。

この大型の公共工事について、朝日新聞だけの情報では「日立造船が落札した」ということしかわかりませんが、関連情報をネットで調べると中身が出てきます。

そもそも清掃工場は有害なPM2.5を放出する公害施設です。

福島原発事故後、清掃工場の新設に関しては特に、建設場所や燃やされるものにより放射性廃棄物の問題が生じてきますので、市民はよくアンテナを張っておく必要があると思います。

上の記事の箇条書きまとめ

 

水戸市新ごみ処理施設整備・運営事業者: 日立造船グループ(日立造船、極東開発工業、五洋建設、昭和建設、Hitz環境サービス)

協力企業(センター電機、太平洋セメント、みなと運送、ツネイシカムテックス、昭和通運、打木運輸、中央電気工業、中電興産、メルテック、東亜環境コーポレーション、刀屋)

●環境影響評価業務: 国際航業

●建設地: 茨城県水戸市下入野町字南散野地内

落札額: 426億6800万円

焼却施設の処理方式: ストーカ方式(主灰の外部資源化)



「主灰の外部資源化」と書いてありますので、ごみの焼却灰は再利用されるということでしょう。

協力企業を見ると太平洋セメント、ツネイシカムテックスというセメントや産業廃棄物処理の企業名があります。 当ブログではおなじみですね。

ここにごみの焼却灰が流れていくことは素人でも予想できます。


太平洋セメント工場   さてどこに運ばれていくのでしょうか? 近いのは埼玉ですが・・・



ツネイシカムテックスで焼却灰を扱う可能性のあるところは

ツネイシカムテックス 福山工場   

本社 福山工場
〒721-0956 広島県福山市箕沖町107-5
TEL:084-954-6700 FAX:084-954-6703

ツネイシカムテックス 埼玉 

〒369-1223 埼玉県大里郡寄居町大字三ヶ山 250番地1
TEL:048-582-5503 FAX:048-582-5506

 

 水戸市新ごみ処理施設整備事業に係る 環境影響評価書 平成 26 年 5 月

 

 

 

 

 

 溶融処理に多量の燃料、もしくは電気を要するとありますので、まあ、エコではないですね。

ゴミを燃やして作った電気は売電するそうですが、電気を使ってもいますからね。差し引きどのくらいか不明ですが。

煙突からは放射性のPM2.5。バグフィルターでは捕捉できないことは明らかです。学校も周囲にありますね。

 

 

茨城県HPより 一般廃棄物焼却施設における焼却灰の放射性物質の測定結果(PDF:100KB)  公開日 2012年3月30日

ここには、2012年の茨城県内の焼却灰の放射能汚染データがあります。

 

 

 

なんと、このデータには800ベクレル/kg以下は免除ということで省略されています!

根拠↓

※ 放射性物質汚染対処特措法の施行により、本年1月から、県内の一般廃棄物焼却施設では、焼却灰の放射性物質の濃度測定が義務づけられています。(法第16条)

なお、以下の要件に該当する場合には、国から免除確認を受けることで調査義務が免除されます。(「800Bq/kg以下」又は「直近3ヶ月以上の期間における3回以上の測定が全て6,400Bq/kg以下」) 

※ 8,000ベクレル/kg以下の焼却灰については、特措法及び廃棄物処理法の基準に基づき、既存の最終処分場等で処分することとなっております。

8,000ベクレル/kgを超える焼却灰については、国が指定廃棄物に指定し、国の責任で処分を行います。


たしかに、原発事故直後のごみの焼却灰の汚染は茨城県でも凄まじく、それが指定廃棄物となり、会議は行われているけれど、いまだに指定廃棄物処分場は決まっていないありさま。

国は茨城県の処分場の候補地として非公開で高萩市を選んでいますが、市民の反対運動で白紙。

 

茨城県指定廃棄物一時保管市町長会議 次第  

環境省のHPに議事録がありますが見ると絶望的な気分になります。

こういう状態なので、まず8,000ベクレル/kg以下は「低い汚染」だから安全というとんでもない認識になってしまい、灰はためずにどんどん再利用するという方向に持って行かれているのだとわかります。

茨城県


 

水戸市小吹清掃工場の混合灰(主灰と飛灰)が 650ベクレル/kg  (2011年12月段階?)だとしても、

原発事故前は100ベクレル/kg以上の放射性廃棄物は黄色いドラム缶に入れて厳重保管してきたわけですからとんでもないことです。

主灰だけの数値も書かれていませんので、実際のところは市民は知らされていません。

情報公開請求するしかないかもしれません。

このような汚染主灰がスラグ化再利用(セメントや路盤材など)されて、私たちの暮らしの中に拡散されるということです。

茨城県の問題だけではありません。

この清掃工場新設の公共工事で儲かるのは、日立造船=原子力ムラ です。

有毒なPMを吸い込まされるのは現場の労働者と周辺住民。

 リサイクルに使われたら、どこで何が起こるかもうわかりません。

 

※ 茨城県では日立造船が、焼却施設を他にも作っています。

 

2013年11月27日 茨城県常陸太田市での木質バイオマス発電事業実施について

2013年1月29日 「新大子町環境センター(熱回収施設・リサイクル施設)建設工事」を受注 エスエヌ環境テクノロジーも日立造船グループ

 

このように放射能汚染地域で原子力ムラが、「再生可能エネルギー」や「循環型社会形成推進」という大義名分のついた交付金を懐に流し込んでいるというわけです。

実際には市民に追加の被曝を強制するものでしかないということは以下のリンクを読んでいただけたらわかります↓

 

ゴミ焼却施設の煙突から大気中に放射性物質が放出されている可能性について、三田茂医師も言及

下水汚泥等の放射能濃度測定結果、ツネイシカムテックスの汚染廃棄物を使った人工砂200ベクレル

エンジニア樗木さん「焼却施設から排出される放射性セシウムが不検出となる問題」福島の放射性廃棄物焼却炉

エンジニア樗木さん「このまま全国で処理されればセシウムが飛散して大変なことになる」放射性廃棄物の焼却

バグフィルターを素通りする放射能汚染 琉球大学名誉教授 矢ヶ崎克馬 

鮫川村の試験焼却の排ガスNDは本当か?樗木博一氏「排ガス中の放射性セシウムの測定法」動画

 






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【常総市若宮戸地区】土嚢が積まれただけの応急堤防の横にまたメガソーラーを作っている事実に驚愕!

2016-01-10 | 常総市ソーラー問題

(管理人より)常総市の水害に関して国交省がまとめを出しました。

『平成27年9月関東・東北豪雨』に係る 洪水被害及び復旧状況等について 平成27年12月25日 国土交通省 関東地方整備局  です。

この中には、当時報道されていなかった現場状況の写真などが有ります。

メガソーラー建設のために自然堤防を切り崩して土嚢を積んでいた箇所の状況です。土嚢が崩れる寸前の写真☟

資料には「溢水」となっています。こんな土嚢がいかに役に立たないかわかる写真です。

 

 

そして、そのあとメガソーラーがぐちゃぐちゃになった状態はテレビやネットなどでも報道されました。当ブログでも書きました。

このあと、ソーラーパネルはゴミになり重機で山にされていました。産廃ですね。

 

そして 仮の堤防が作られました。その後、ソーラーパネルのガラス片が土の中に散乱したことで、それをボランティアが撤去するということもずっと行われています。

http://hatagaya-saisei-univ.jp/rebirth/support/index.html#20151217   より 青文字引用

豪雨災害で被害のあった常総市で引き続き復旧活動を行います。
今回の募集は、Twitterでも報告した新しい現場になります。
鬼怒川決壊で話題になった川沿いに設置されたソーラーパネルの横にある田んぼです。
洪水になり、川砂が大量に流出したためにビーチのような状態になり、ソーラーパネルも流れて埋まっているために、砂にはパネルのガラス片も混じっています。
来春にはまた田植えを希望していますが、手付かずの状態です。
かなり広い田んぼですが重機は入れられず、道具に頼らない力仕事になります。

12月23日(水・祝)9-16時
*雨天決行。暴風雨の場合は中止

 

常総市の水害に関するジャーナリストまさのあつこ氏のレポート 若宮戸 国交省が積んだ土嚢の下からの「漏水」だった  を読んで驚いたのは、「メガソーラー建設のために自然堤防を崩した」という一番の原因について追究していないことです。

NHKですら当事このように報じていました☟

 

「ソーラーパネルの設置場所でいくら高く土嚢を積んでも不十分であったであろう」という地質学者の指摘を引用しながら「築堤をしなかった国交省が悪い」という方向への誘導を見て取れます。

そもそもメガソーラー建設をしなかったら、少なくともこの箇所は「溢水」せずに済んだのにおかしな話です。

 

常総市若宮戸地区500名のうち9名のみ「説明会」、転じて1月16日に説明会 のレポートでは、堤防や治水のあり方についての話になっています。

こんなに現場取材をされているのに、メガソーラー自体の問題点などには言及していないのはなぜでしょうか?

レポートの中の現場写真より 引用青文字

無堤防地区の若宮戸。川を背に立つと3段に積まれた土嚢の向こうに被災した住宅が丸見えである(2015年12月20日筆者撮影) 

 

 無堤防区間に(管理人よりで、被災した住宅の目の前でソーラーパネルの設置工事が始まっていた。

「常総市水害被害者集会」で、ある被災者は「ソーラーパネルをもう見たくもない」と訴えた。(2015年12月20日撮影)


あの仮の堤防の大きさはこうです。前より少し大きくしただけの応急処置。これだってまた水が押し寄せれば、染み込んで崩れるでしょう。

また、懲りずに同じ場所にメガソーラーを建設しています。驚きました 

住民は「ソーラーパネルをもう見たくもない」と言っているのに、水害の原因になったメガソーラーへの批判をしないのはなぜでしょうか?

まさのあつこ氏のレポート 鬼怒川の無堤地帯「若宮戸」の溢水の真相 1~7 を 読んでみましたが、どの記事内容も、行政対応のまずさを指摘するにとどまっています。  

「ソーラーパネル設置のために、わずかに残された自然堤防が削られ、「家から川が見えるようになってしまった」と、被害住民が洪水前に起きていた状況を筆者に語った。(若宮戸にて10月13日筆者撮影)」

という写真があるにもかかわらず、そのこと自体を問題化していません。☟

 

「高度成長期後にわずかに残された鬼怒川の自然堤防は、森林伐採をした上で地面と平に削られた。「こうやって削られていったんですよ」と昨年の写真を見せてくれた風野議長(2015年10月13日、筆者撮影)」 という写真があるにもかかわらず、そのこと自体を問題化していません。☟

 

「築堤しなかった」、「住民は十分なリスク情報も整備予定も知らされず、堤防というハードウェアに関する双方向のコミュニケーションを、河川管理者は住民に対して行っていなかった」というまとめになっているのです。

行政対応、情報公開の問題だけにすり替えられているということです。

堤防自体のリスクの情報公開もそれはそれで必要ですが、その前にまず、何故このような場所にメガソーラーが作られたのか?そしてメガソーラーの建設自体が自然破壊になっているのではないかという、そこの検証が必要なのではないでしょうか?

そこをすっとばしている。

これっておかしいと思いませんか?

 

それはなぜか? 

まさのあつこ氏は、脱原発、再生可能エネルギー推進者だからです。

この一連のツイート https://twitter.com/masanoatsuko/status/585414484849590272  をみると、ため息が出ます。

この欺瞞が普通の市民にはわからないと思うと、さらに絶望的になります。

 

ちょっと有名なジャーナリストでも、このような切り口で誘導するんだなとつくづく感じました。

原発をなくしたいと思っているブログ読者の皆さん、ジャーナリストの言説も、当然注意が必要ですよ!

ほかではいかにも正しいことを叫んで、現場に入っていても、肝心なところで追求しない態度を出す。見て見ぬふりすることもあるということです。

全部がおかしいとは言いませんが要注意ということです。

 

 

有名でも何でもない単なる市民、当ブログ管理人の記事まとめ☟

 重要☟

「メガソーラーを建築基準法の適用除外にする」という規制緩和。それを決めるWGに柏木氏、飯田氏がいた事実

金沢大学の藤生助教「丘陵地を掘削したことで、そこにあふれた水が流れ込み水害が広範囲に及んだ可能性」

掘削場所に置かれた土嚢の様子。これで「堤防自体は全域にわたり同レベル」って??ありえない!

鬼怒川氾濫箇所の若宮戸地域の太陽光発電事業者は2社存在する。責任のなすり合いがはじまった。

常総市メガソーラーに最後まで反対した逆井さん「女房を守る為にも堤防を削るなとずっと戦ってきたんだ」

ソーラーパネルを設置した会社「掘削場所は別会社の持ち物で自分たちは関係ない」 報ステ

鬼怒川が決壊した常総市。無堤防の場所を掘削してメガソーラー設置した若宮戸地区は「越水」

 

 

 

コメント

全国のメガソーラー反対運動で政府が再エネ広報に4億円ばらまく!落札したのは原子力ムラの博報堂!

2016-01-07 | メガソーラー自然破壊

急増メガソーラー、摩擦も 「災害を懸念」「景観悪化」反対運動

朝日新聞デジタル 1月4日(月)5時30分配信 (有料記事) 

東日本大震災後、自然エネルギーの普及を促す国の政策に応じて太陽光発電施設が全国で急増する一方で、住民による建設反対運動も目立ってきている。広大な敷地にパネルを設置することに対し、自然災害時の危険や景観の悪化を心配するケースが多い。

 太陽光発電施設の建設ラッシュは自然エネルギーの普及を目指す再生可能エネルギー固定価格買い取り制度(FIT)が2012年に導入されたのを機に始まった。
 出力1千キロワット以上の大規模太陽光発電施設(メガソーラー)は、FIT導入前の274倍にあたる3291件が運転を開始した(昨年8月時点)。国から認定を受けた後、まだ建設されていない計画も多数ある。使われていない土地を活用できることもあり、地域振興策として普及した。
 一方で、住民と地域外の事業者との間で摩擦が起こるケースも出ている。
 リンゴ畑が広がる長野県上田市の飯沼地区では13年にメガソーラー計画が持ち上がった。東京の事業者が立てた計画では、山林の傾斜地約20ヘクタールの樹木を伐採し、4万4千枚のパネルを設置する。これに対し、地元自治会は「メガソーラー設置反対特別協議会」を組織して反対を続けている。
 住民らは「豪雨に伴う土砂崩れなどが起こる可能性が高まる」と訴える。協議会長の志津田和博さん(66)は「太陽光発電自体には反対しない。建てる場所を考えてほしい」と話す。事業者は「住民に丁寧に説明をしたい」と話すが、合意に至っていない。
 大分県由布市では、東京の投資会社が高原の斜面に3万2千枚のパネルを置く計画だ。だが、周辺は観光地で、住民グループは災害時の危険に加えて景観悪化を懸念する。佐賀県では13年、吉野ケ里遺跡のすぐ北の県有地に、大手通信会社のグループ企業などでつくる合同会社が約5万枚のパネルを設置した。住民団体の「吉野ケ里遺跡全面保存会」は、一帯から遺跡や出土品が多く見つかっているとして移転を強く求めている。

 ■「住民同意得る仕組み、必要」
 太陽光発電協会によると、太陽光発電設備は電気事業法で「電気工作物」とされ、設置時の留意点は省令で定めている。「急な傾斜地の崩壊を助長しないよう設置する」「通常想定される気象の変化、振動、衝撃などを考慮」などと記されている。しかし、亀田正明事務局長は「事業者の知識、技術にはばらつきもある。何らかの基準や参照事例を示す必要がある」と話す。
 仙台市太白区では昨年9月の豪雨で、メガソーラーと比べれば小規模だが約400枚のパネルが設置された市道わきののり面が崩れた。現地を調査した東北大の森口周二准教授(地盤工学)は「もともと水を集めやすい場所で、パネルがなくても崩壊した可能性も十分に考えられる」と言う。ただし「防災上、斜面への構造物の設置はよく考えるべきだ」と指摘する。


 住民との合意を形成する仕組みも整っていない。自治体の中には独自ルールを定めた所もある。山梨県は昨年11月、「太陽光発電施設の適正導入ガイドライン」を設け、立地を避けるべきエリアなどを示した。市町村への事前相談や住民との合意などの手続きも明記。同県では稼働中の4倍の件数の建設計画が控えており(昨年5月時点)、県は「ガイドラインを守って事業を進めてもらいたい」と話す。
 名古屋大学の丸山康司准教授(環境社会学)は「景観悪化や災害のリスクを科学的な数値だけで判断するのは難しい。住民の同意を取り入れる仕組みが必要になってくる」と指摘する。(山田理恵、水戸部六美) 朝日新聞社 


(管理人より) 2016/1/4の朝日新聞の記事です。

いくつも地元住民のメガソーラー反対運動を取り上げてはいますが、記事の中でわざわざ住民の「太陽光発電自体には反対しない」という意見を取り上げていますし、最後に専門家の「住民同意得る仕組み、必要」という指摘でまとめていますので、朝日新聞のこの記事は、国策自然エネルギー推進の立場で書かれたものであることは明らかです。

メガソーラーにも、太陽光発電自体にも、いっさい批判はしていません。「住民合意」の問題にすり替えられているのです。

以前にLED問題の時に発掘した資料でこんなものがありましたね↓ 

平成27年度新エネルギー等設備導入促進事業(固定価格買取制度及び再生可能エネルギーの多面的広報事業)    より

 

 
政府は住民トラブルが起きていることは分かっていて、それを抑えるための広報活動をすることに予算をつけているのです。
 
 
 
 
太陽光発電に反対運動が起きていることがわかったなら、太陽光発電自体の妥当性や問題点を追求するのが、本来のメディアの役割ではないのでしょうか?
 
しかし、残念ですが普通の市民は、こういう欺瞞的な新聞記事を鵜呑みにしてしまうと思います。

再エネはいいものだという刷り込みが、左から右まで各方面で行われているからです。

学校教育、企業CSR、環境NPO、生協、自然保護団体など、全政党、政治家、宗教団体、日弁連、脱原発有名人・・・・ 全部、自然エネルギー推進の旗を振っていました。


環境ジャーナリスト山本節子さんのブログ  ソーラーに風力、エコヤクザ より抜粋引用

各地で、突然出てきた計画にとまどい、おずおず反対に立ち上がった人々がいますが、彼らは、いまだに「自然エネには反対じゃない」「場所を移してくれればいいだけ」なんて言う。

この手の事業が法規制にはひっかからず(意図的に関連法を策定してこなかった)、業者は強腰、自治体は見て見ぬふり、問題がおきても何の保障もないことを知っても、はっきり「反対」は言えないのです。そこにはすでに、「自然エネに反対=原発賛成」の図式があるわけです。それどころか、「反対」を口にしたり、被害を訴えたりすると悪者扱いされてしまうのですね。

これじゃあ、ソーラーだの風車が建てホーダイなのは当然でしょう。実際は、これまでの悪しき公共事業そのものなんですけどね。

山本に寄せられたコメントには「彼らはエコヤクザ」という、ぴったりの表現がありました。下はその一部。プライバシー保護のため、地名や社名はカットしてあります。

「広島県の○○の近くにも巨大な太陽光パネルが完成していました。かなり眩しくて、グロテスクな光景でした。設置したのは○○らし いです。最近、地元の業者と中国電力がつるんでるのをよく見かけます。反対する住民が少ないような過疎地に行って、土地を二束三文で買い、太陽光パネルを 設置しまくっています。何かしようとしたら嫌がらせをしてくる。まさにエコヤクザです。広島県は売電して利益を地域に還元すると言っていますが、結局、こ ういう連中に餌を与えているだけです。田舎の低所得者にとってなんのメリットもありません。何かあった時、誰が責任をとるのか?鬼怒川の時のように行政と業者の擦り合いで終わるだけでは?と思ってしまいます。早くこの制度を廃止してほしいです。」 



山本節子さんは、「これまでの悪しき公共事業そのもの」だと指摘しています。再エネ批判をする、数少ないというか、たった一人の?(悲)ジャーナリストです。


最近は、今まで自然エネルギー推進で旗を振ってきた広告塔の人間の中にも、最近の住民反対運動の様子を見て、メガソーラーを批判する(フリをしている?)「日和見」がみてとれます。

オフグリッドに誘導していましたが、そういう日和見主義者は太陽光発電自体、再エネ自体を批判するものではまったくありません。

この朝日新聞の記事を引いて、「再エネも原子力も、適切な批判を浴びながら推進すべき」という論調にも呆れてしまいます。 

原発事故から5年、被曝被害も顕在化してきています。そしてこれだけ自然を破壊して再生可能エネルギーを増やしても、原発は再稼働しています。

2016年は 「再エネは原発を温存延命するための原子力ムラの収入源である」ことに気づき、本当の反対運動を展開する年だと私は思います。

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「メガソーラー反対」と「メガソーラー建設反対」とは、取り方によっては意味が違ってきます。
 
全国の反対運動を見てみると、「メガソーラー自体には反対していないが、ここには作るな」というNIMBYになってしまっている反対運動が多いのではないでしょうか?
 
税金の無駄や、観光資源損失、土砂災害の危険なども理由としてあげられています。
 
私は、自分の家の裏に作られるのも困りますが、そんな困るものを、他の場所に作れという考え方もおかしいと思います。
 
日本は狭く、人が住んでいないところはほとんどありません。住んでいないところはもともと自然が豊かで守らなければはいけない場所です。
 
そもそも自分がやられて嫌なことを、他人にしてはいけないと子どもに教えられなくなると思います。
 
そういう自己中心な反対運動が、原発反対運動の中で行われたから、日本中にまんべんなく原発が作られてしまったのではないでしょうか・・・
 
太陽光発電やメガソーラー自体の本質的な問題をきちんと指摘し、住民の権利で事業を白紙撤回させ、建設を阻止する住民運動が必要なのだと思います。
 
「原発よりまし」「温暖化防止」といった事柄が本当かどうか、市民一人ひとりが調べて欲しいと心から願います。
 
今年は、住民のメガソーラー反対運動を受けて、新聞広告などで再生可能エネルギーの大宣伝が行われることが確実です。
 
平成27年度新エネルギー等設備導入促進事業(固定価格買取制度及び再生可能エネルギーの多面的広報事業)を落札したのは
 
博報堂です! 落札価格 450,360,000円(消費税込み)
 
 
 
 
 
博報堂は、日本原子力産業協会の会員です。  http://www.jaif.or.jp/about/member/list/  
 
つまり、原子力ムラが、再エネPAで4億円の予算をかっさらって広報をやり、再エネを推進するということです。
 
「原子力ムラVS再エネ」ではないということがわかりますね。
 
原発をなくしたいのなら、再エネPAに負けないように、がんばりましょう!


 

https://twitter.com/trastarize/status/685438748725612544  より

 

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