ブログ「風の谷」  再エネは原発体制を補完する新利権構造

原発事故は放射能による公害。追加被曝阻止⇒放射性廃棄物は拡散してはいけない⇒再エネは放射能拡散につながる⇒検証を!

中国からのPM2.5に対する報道に違和感~国環研のリスク評価があまりにもおかしい

2013-01-31 | PM2.5

  

 

 


(管理人より)  中国からのPM2.5が話題になっています。私の記事もツイッターでもかなりたくさんの方にリツイートしていただき、フェイスブックでも拡散しました。さすがにテレビネットニュースでも報道されました。ですが、論調が何かおかしいので調べて見ました。 

毎日新聞1/31  http://mainichi.jp/select/news/20130131k0000e040166000c.html

 

  

国環研とは、国立環境研究所のことで環境省の外郭団体のようですが

「大気中微小粒子状物質(PM2.5)・ディーゼル排気粒子(DEP)等の大気中粒子状物質の動態解明と影響評価」を重点研究分野とすると書いてあります。HP上には見るところがたくさんあって迷いますが以下のリンクがわかりやすいようです。

http://tenbou.nies.go.jp/gis/

http://envgis5.nies.go.jp/osenyosoku/

環境の状況

日本国内における環境の状況(大気汚染、水質汚濁等)を、地理情報システム(GIS:Geographic Information System)を用いて提供しています。

http://www-cfors.nies.go.jp/~cfors/index-j.html  ←には九州大学のリンクやそらまめ君のリンクも入っています。

 

ネットニュースの赤下線部は、「平均値を基準にする」のでと書いてあります。つまり、「ならしてしまえば大丈夫」と言ってるわけです。まずおかしいです。

それからPM2.5の汚染の原因は中国の石炭や化石燃料大量消費に加えて消費国内の「暖房・自動車排ガス」も影響としています。焼却場やその他の燃焼系由来は無視されています。

それなのに、国内の濃度上昇は中国のせいにして、「中国よりは汚染は低いから大丈夫、大人は健康影響ない」と言っているわけです。この国環研の環境影響リスク評価って本当におかしいです。

ということは「子供は健康影響ある」のです!気にするのは当たり前です!喘息持ちのお子さんは、外で遊ばない、屋外の体育がある場合は最悪休む、N95マスクなど対策が必要です。担任の先生にPM2.5の知識がない場合は理解が得られません。光化学スモッグの話は通じるのに残念なことです。校長や市教委が国環研の言うことを鵜呑みにしたら、また「安全安全」詐欺になります。

中国の高い汚染レベル( 500μg/㎥)と比べたらいけないと思います。日本の環境基準は35μg/㎥。35以上だったら基準オーバーです。宇部市でも3桁が出ました。今まで10~20、多い時で50程度だったのが115です。中国より少ないからといって安心・安全ではありません!予算を160億円も使って研究しているのに、呆れました。

しかも宇部市は震災がれきを燃す北九州の3箇所の焼却工場の完全風下です!海を越えて、障害物なしの風下自治体。PM2.5が風向きがぴったり合えば常に届いて降っています。

「北九州の焼却工場由来のPM2.5+中国のPM2.5だ、追加のリスクだ」と、北九州市の環境局に電話して伝えましたところ、

「北九州市が震災がれきを焼却したことでPM2.5が増えた、追加したという認識はありません」と言われました。

北九州市はPM2.5の最新データを公表してもないのに、全核種スペクトル分析してもないのにどういう厚かましさでしょうか?

最新が昨年の11月です!見てください⇒証拠PDF  http://www.city.kitakyushu.lg.jp/files/000130555.pdf

どこが「速報値」なのか説明して欲しいです。 このようにPM2.5のデータをきちんと出してもいないのに、きちんと調べてもないのに、

「うちは関係ないです」的な態度を取り続ける北九州市。現在周辺に住む住民の方々は、北九州PM2.5と中国PM2.5のダブルで危険なわけです。11月データが最新ではN95マスクをするかどうかの判断の目安にもならないわけです。

 

 

 ちなみに、1/29に放射能検査した飛灰の数字が、今までで最高でした。しかもセシウム合算でちょうど99ベクレル/kgって・・・・?(ಠ_ಠ)

  http://www.city.kitakyushu.lg.jp/files/000132421.pdf

 

 この飛灰が煙突から漏れて飛んでいくわけですから、周辺のPM2.5も増えるでしょう。そういえば、環境局災害廃棄物の課長も言ってました。

「PM2.5はディーゼルが原因ですから」と。それだけじゃないです!どうしても焼却工場からのPM2.5は無視したいのでしょうね。

おさらい!

 

 必読!震災がれき受け入れ自治体周辺市民は是非お読みくださいますようお願いします。↓

ごみを燃やす社会―ごみ焼却はなぜ危険か
 山本節子著
築地書館

 

 

山本太郎さんのツイートより  N100マスクしてるんだ~さすが!かっこいいね!

 


1/31山口県宇部市測定局のPM2.5の値がついに3桁!115μg/m3 なんと環境基準の約4倍!(ToT)

2013-01-31 | PM2.5

 

微小粒子状物質
(PM2.5)
1年平均値が15μg/m3以下であり、かつ、1日平均値が35μg/m3以下であること。(H21.9.9告示) 疫学及び毒性学の数多くの科学的知見から、呼吸器疾患、循環器疾患及び肺がんの疾患に関して総体として人々の健康に一定の影響を与えていることが示されている。 濾過捕集による質量濃度測定方法又はこの方法によって測定された質量濃度と等価な値が得られると認められる自動測定機による方法

そらまめ君がサーバーダウンして見れなかったので夜中に見てみたらこの有様。ついに宇部市総合庁舎測定局でも3桁が出ました。

そらまめ君がサーバーダウンしたときは

山口県の現在の大気の状況大気環境常時監視測定局測定値のページでご覧下さい。グラフは出ませんが最新です。

お隣の山陽小野田市もだんだん上がってますね。夜中は山口県中、真っ赤でした。ここ最近、ブログ記事が上関原発問題とPM2.5問題ばかりですみません。緊急性があるものから記事にしてます。ご理解ください。

画像提供者より⇒山口県の長門市まで海沿いを上りました。山を見ると山が白く、山から下を見ると町は真っ白く見えました

 

 

 

 


 

福岡県は 大気測定結果(速報値) でご覧下さい

(北九州市は3箇所の測定局でPM2.5を計測してるのに上の表に速報値がありません!これは絶対電話して確認すべき事柄!)

福岡県 環境部 環境保全課

電話:092-643-3359

FAX:092-643-3357

福岡市役所測定局のPM2.5を、測定局別で出してみました。福岡県内のPM2.5が表示されているのは8箇所しかありません。

http://www.fihes.pref.fukuoka.jp/taiki-new/Gepo/OyWbGepo0151201.htm?X1V02522G641

 

PM2.5

微小粒子状物質の成分分析について

http://www.env.go.jp/air/osen/pm/ca.html


大宰府にある 福岡県保健環境研究所 http://www.fihes.pref.fukuoka.jp/

ここは大気浮遊じんのセシウムとヨウ素の検査の速報値をPDFで出しています。(1日ごと)しかし、データ公表が滞る場合があり、よくチェックしておかなければなりません。

今日1/31も出てません。電話を!TEL (092) 921-9940 / FAX (092) 928-1203

http://www.fihes.pref.fukuoka.jp/~hoshano/data/funjin.pdf


今日も中国からのPM2.5が追加されています。1/30~2/2まで注意!

2013-01-29 | PM2.5

 こんな時に限ってそらまめ君がサーバーダウン中なのでむっとしますが、そんなときは

山口県の現在の大気の状況大気環境常時監視測定局測定値のページでご覧下さい。グラフは出ませんが最新です。

表の右端がPM2.5ですが、山口県内、基準値の35μg/㎥をほとんどの測定局で超えてます。

宇部市も42μg/㎥!2月2日までは続きそうですね。それなのに外の公園で子供が遊んでいる声がしています。(ToT)

「今日は気温が高かったので、そりゃ遊びたくなるわな・・・」と息子。どうかお外で遊ばないようにお子さんお持ちのお知り合いの方などお知らせください。

体育・外のスポーツクラブなど、どうするかお考え下さい。

 

 

 


本日1/29から3~4日間 山口県にも中国からのPM2.5が降り注ぎます

2013-01-29 | PM2.5

http://sprintars.riam.kyushu-u.ac.jp/forecastj.html  より

 

 


 そらまめ君 PM2.5 山口県 9時 宇部市総合庁舎だけが赤かった!これから上がることが予想されますのでN95マスク、雨に濡れないようご注意ください。外での体育・部活(持久走、縄跳びなど)は私ならば休ませます。

 

 

 

 

 


八幡のモニタリングポストの放射線量は新門司焼却工場からの放射性物質が影響

2013-01-28 | 震災瓦礫問題

Kazunari.Ishida3さんという工学博士の方に分析データを送っていただいたので以下転載いたします。 いつもありがとうございます。

https://twitter.com/KazunariIshida3 ツイッター

文はツイッターから抜粋させていただきました。


 

北九州での放射性物質拡散に風向きが及ぼす影響を網羅的に調べました。

https://docs.google.com/file/d/0B0l20qfRSnNmOXB6QlJ6ZHF2WUU/edit?pli=1

https://docs.google.com/file/d/0B0l20qfRSnNmbVZTU2UwWTlodGs/edit?pli=1

1日100トン燃やすと、データに明確、頑健な証拠が残ります。大阪も始まれば残ります。

混入したものを燃やすと、確実に証拠が残ります。焼却を開始し、放射性物質が飛散した場合、業務上過失ではなく、故意です。

 

 

 

 

 


作業員死亡事故が起きた東京都の新江東清掃工場の放射能汚染を考える。

2013-01-27 | 新門司工場作業員死亡事故

 

 

 新門司工場も新日鉄のシャフト式ガス化溶融炉ということで、参考に田代環境プラザ(島田市)の動画をまず上げておきます。

東京都の新江東清掃工場で起きた死亡事故のことを考えました。


 

  

 http://www.toseishimpo.co.jp/modules/news_detail/index.php?id=1747

続き

被災者は当時、一緒に仕事をしていた作業員と交代で休憩を取りに行く予定だったが、別の作業員が非常停止しているコンベヤーに気付き、点検口を開けて確認したところ、被災者を発見したという。被災者には別の現場での経験はあったものの、同工場での作業経験は浅かったという。清掃一組は、当時の状況について「報告を精査しないと分からない」としている。
 事故を受け、清掃一組は、各清掃工場に工事の緊急安全点検を徹底するよう求める通知を出した。事故については発表しておらず、その理由については「安全対策も含めて、第一義的な責任は請負業者にある。区民の生活に直接影響のある事故ではないため」と説明をしている。


http://www.ichikumisousibu.jp/top/3539/

 管理人より

以上は新江東清掃工場で2013/1/10に起きた事故。女川町の震災がれきを受け入れしている工場でした。

 

 この上の記事は2012年のものなので新江東清掃工場はずっとがれきを燃やしています。

以下は東京都の処理計画のPDF

http://www.union.tokyo23-seisou.lg.jp/kanri/haiki/kumiai/oshirase/onagawa-2.html 

反対運動も起こっています。⇒http://blogs.yahoo.co.jp/huwawatanpopo2010/28471111.html

実際の新江東清掃工場の飛灰などの検査結果。↓ 

新江東清掃工場での災害廃棄物受入れに伴う放射能濃度測定結果について(平成24年4月9日掲載)(PDF:174KB)

新江東清掃工場での災害廃棄物焼却に伴う環境測定結果について(平成24年6月11日掲載)(PDF:2,153KB)

従って工場自体は汚染されています。

 

上のデータを見ると、飛灰から新門司工場の約30倍もセシウムが出ています。http://www.city.kitakyushu.lg.jp/files/000131388.pdf

東京都のゴミ自体が汚染されているところに女川のがれきでさらに追加して高濃度の飛灰になっています。

データ上は排ガスも不検出、空間線量は問題がないということになってるのに事故が起きています。

排ガスは環境省のガイドラインで検査しているとしたら、精度が低いと思います。

工場内空気に浮遊するばいじんを吸い込んだ可能性もあります。

私は北九州市環境局の担当者に言いました。

「空間線量を測って問題なくても空気中に粉塵が漂っている微粒子を吸込み血中に入ればどんな症状が出るかわからない」

たとえばタバコも煙の粒子ですよね。吸ってクラっとくることもあります。他にも喘息の薬で粉状のものを吸い込み血中濃度で症状をコントロールしますよね。他にも建材や内装のクロスの接着剤に含まれるホルムアルデヒドも吸い込んで気分が悪くなる化学物質過敏症の人もいます。

つまり、粒子状の空中浮遊物質があれば呼吸で血中に入り人によっては体調が悪くなるかもしれないのです。

でも、北九州市は「空間線量に問題なければ放射能の微粒子はないと考えます」と言って取り合ってもらえませんでした。

全ての放射性核種・化学物質も検査してもないのに、工場内浮遊じんの検査してもないのに!

私は専門家ではないですが、国の検査の基準はゆるくて精度が低いということを調べていたらわかりましたので言いました。

そして、新門司工場の事故が起きました。↓原因は窒息とされました。

http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20130125ddlk40040380000c.html

 

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焼却炉の作業は命懸けです

門司署が、新門司焼却工場作業員の死因は窒息死と発表


焼却炉の作業は命懸けです

2013-01-27 | 新門司工場作業員死亡事故

バグフィルターの下です。見ただけで使用済みバグフィルターは燃やしてはいけないとわかります。


 

みなさんはゴミの日に自分のゴミを出してそのあとのことを考えたことがありますか?そのゴミが燃やされる焼却炉のことを。

ほとんどの小学生は社会見学でゴミ清掃工場に行くようですが(これもある意味問題ですが)見ていいところだけ、物理的に危険でない室内からゴミピットや操作室などの見学という形が多いと思います。一般人の見学もそうです。

作業する業者しか入れないところはほとんどの人は知らないと思います。大量のばいじんが浮遊して、ヘルメット、マスク、ゴーグル、安全靴なしでは入れないところ。原発の作業員さんと同じように命懸けの仕事です。補修工事などでたくさんの煤塵を吸い込んで、肺がんになり訴訟も起きている例もあります。

まさに「10K」と言われる過酷な労働環境です。

ネットで調べて見つけた画像です。http://bit.ly/SQUzlq や http://www.ihara-furnace.co.jp/ より転載

これらの画像は新門司工場ではありません。あくまでどこかの焼却炉の画像ですので参考にしてください。新門司工場がどのタイプに近いのかは実際に中に入ってないのでわかりませんが、こういう仕事があるということをブログでお知らせします。

私は新門司工場において焼却灰のなかで「窒息死」されたご家族の悲しみが痛いほどわかるので、このブログを書いています。

「ご冥福をお祈りします」というおきまりの言葉は、正直、悲しみの前にはなんの癒しにもならないということです。

たくさんの人が出したゴミを焼いたあとの灰。その中で突然一生を終えなければならなくなった人の無念さが北九州市役所の環境局の人たちにわかるのでしょうか? 

 

 

こういった灰まみれになる作業があることを知らずに、がれき受け入れを簡単に言っていいのですか?

灰の汚染度が280トンにわずか100gのサンプリング検査で基準値以下だからといって安全だと思えますか?

灰はそれでなくても危険な物質と化しています。その上放射性物質を追加すればリスクの合計は増すばかり。

国策で追加のリスクを与えられて「窒息事故でした」で納得できるものでしょうか?

亡くなった人は何も語ることはできません。

一般人よりもアスベストやダイオキシンといった毒物微粒子を吸い込む可能性が高い過酷な労働環境です。

複合汚染の恐ろしさは、何年か経ってから現れるもの。無責任に「健康影響はない」なんて言えないはずです。

 

 

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門司署が、新門司焼却工場作業員の死因は窒息死と発表

 

 


門司署が、新門司焼却工場作業員の死因は窒息死と発表

2013-01-26 | 新門司工場作業員死亡事故

門司署が、新門司焼却工場作業員の死因は窒息死と発表 と小倉タイムスがツイッターで流しました。

私は新聞を見てないのですが(地元でないため)もし、紙面スキャンのデータがあったら送っていただけたら助かります。

 

 

このようなパンフレットがありますが、原発のPR館のようなもので、実際の本当に汚いところは写っていません。

「24時間安全監視」で、なぜ、作業員が亡くなるのでしょうか?

作業員の方がうもれてしまった灰の放射能検査はされたのでしょうか?

焼却灰は280トン中、わずか100gしか検査しません。汚染は均等ではありません。

そして金曜日に発表して、通常のがれきダイアルで土日の電話を受け付けてもらえないわけです。そして門司署が幕引き。

本焼却開始の時もたしか金曜日でした。

【北九州市コールセンター】093-671-8181(年中無休、8時〜21時)

 

※私がこのように、ほかの方の「死」について書いていることをいろいろという方がいますが、もし私と直接話す気があれば理由を話します。

それ以外で匿名で「反吐」「ノイズ」「信ぴょう性がない」などネガティブなことを書かれた場合削除します。

 

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震災がれきを燃やしていた新門司焼却工場で焼却灰の中に作業員が転落死亡!

2013-01-25 | 新門司工場作業員死亡事故

定期整備中、溶融炉内の壁に付いた焼却灰をはがす作業をしていて焼却灰の中に転落、死亡したとあります。

焼却灰は危険だと、何度も環境局に電話して注意を促してきましたが、やっぱり犠牲者が出てしまいました。

ゴミがどういったところで燃やされているか知らない大人も多いと思います。見学できるところと作業員が入るところは違うと思います。

焼却工場で働くということは、そもそもたくさんのほこりを吸い、高いところに登ることもあるし、実は大変危険な仕事なのです。

焼却炉の作業は命懸けです 画像あり

http://blog.goo.ne.jp/wa8823/e/7c9fceb99b2a34bc86573d2799fa58e6

http://p.twipple.jp/pmyc7

http://blogs.yahoo.co.jp/ishikawaryou1/6335652.html

作業のことを作業者から直接聞きました。とても暑くて苦しくて埃だらけになってしまう、マスクなんてとても付けていられないような時もあると。

3kの職場どころではない10kだ!とも。「クリーンセンター」はクリーンじゃないのです。

今回焼却灰をはがす作業でマスクなどしていたかは不明です。

その上、あらゆる化学物質・重金属・ダイオキシン・放射性物質が凝縮した焼却灰の中に上半身が埋まったのです。

そして1時間後に死亡。もしも汚染されてない草木灰だったらと私は思いました。

ブログ記事に下記のような批判がありましたが、私はうまく伝えられませんが、とにかく働く人の立場から焼却工場は危険だということを伝えたかったのです。

私はリンク先にある『汚染があったから死んだんだ』と読者に受け取らせるような書き方はいかがなものかと思います。サイロの中に落ちれば汚染など無くても圧迫や窒息で死にますからね、雪崩みたいなものです。

「汚染など」?「など」?・・・窒息だけが原因だと受け取らせるような書き方もこの際すべきではないのではないでしょうか?

追記

汚染などの「など」といった部分を強調する意味がわからない。こういったところに話をある特定の方向に誘導しようという意図が感じられるから批判されるんじゃないの?
たまたま見たブログ記事でこんなことを書くのも失礼かもだけどブログ主さんのほうが揚げ足どりしてる印象をうけた

このような匿名のコメントが来ました。私の方が揚げ足取りしている印象だそうです。私自身は他人のブログにこのようなネガティブコメントは書いたことはありません。

このコメントを書いた人の意図は何かわかりませんが、この方がどんな方か知りませんが、私が自分のブログに自分の意見を書くことを否定される筋合いはありません。

読む人の判断に任せます。

ツイッターでこの記事は拡散していますが、どんな人がどのように拡散してくださっているかご自身でお確かめください。

http://topsy.com/blog.goo.ne.jp/flyhigh_2012/e/120cf1ed587d8439cabd3bb6e8b98302?allow_lang=ja

 

それと自分の利益のために書いているのではありませんのでどうかご理解ください。

新門司工場は灰も溶かす「ガス化溶融炉」です。放射性物質なども濃縮されます。

下請け業者の作業員の人は命懸けで危険な仕事をしています。

原発の仕組みと同じなんです。一般の人は、何も知らず電気を使って、ゴミをポイポイ出す。

それで犠牲になる労働者がいるのです。もう二度と焼却工場で犠牲者が出ないことを祈ります。 

 

 追記 環境局災害廃棄物担当 森氏 と電話で話しました

「作業員の方は頭から埋もれて窒息状態、物理的に呼吸ができないことが原因で亡くなったと考えている。化学的な中毒ではないと考えている 。死亡原因はまだわからない。知らされていない。市の委託業務で重大な事故が起きたということは市民に対して申し訳なく思う。いろいろな観点から具体的な安全対策を徹底する」

焼却灰や、焼却炉・焼却工場自体の汚染・危険性についてはまったく理解を示すことはありませんでした。特に原因については急性中毒を完全否定。実際は原因はわからないのに、非常にムキになって否定。挙句なぜかこちらに質問を投げかけてくる始末。今までの話ぶりとは違う横柄さ。そこに、犠牲となった作業員の方の死を悼む気持ちはまったく感じられませんでした。

灰を吸い込む危険性すら理解しない、病気になる可能性を指摘するも、被災地の話に論点をすり替える。

森氏は「危険を指摘する人はゼロを目指している、こちらは安全に問題のないの範囲を検査してすすめる、ここに落としどころはない」と言って対話にならず、イライラした様子で、市民が質問をする窓口の対応とは到底思えないような話し方をされました。

言葉尻の揚げ足もとりながら「基準値以内は問題がないのにあなたがたはすぐそう言う」と逆ギレ。

読売・西日本・朝日など新聞社に今回の事故の情報を「投げ込んだ」ので市民に知らせる義務を果たしたと思っているそうです。

私は市のHPでもきちんと説明をすべきであると伝えました。

すべての核種の検査をするように、焼却工場では原発並みのマスク類の装備をするように言いました。あの様子では聞いてはもらえないと思いますが

言わなければそのままですので言いました。

大阪でも本焼却に向けて進められていますが、このように焼却工場で働く人が犠牲になる可能性がありますのでどうかこのことを知らせてください。

いつも犠牲になるのは、弱者です。

私もずっと電話してきましたが今回はさすがに驚きました。「環境都市」のゴミ行政って人が死んでもこういう態度なんだなと悲しく思いました。

どうかみなさんも聞いてみてください。

093-582-2411  北九州 がれき専用ダイアル

毎日新聞↓ 

釜の中の固まった灰が作業の足場になるから、灰に上がってという表現になります。二人で作業、一人は無事です(森係長)

 

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【絶対必要】北九州市ゴミ焼却工場の使用済みバグフィルターは放射能検査すべき。しないのは行政の怠慢。

2013-01-21 | 震災瓦礫問題

藤田祐幸先生

7:06~

バグフィルターで放射能が全量捕獲されたとして放射性廃棄物と化したバグフィルターをどう処分するのか

バグフィルターが放射性廃棄物として管理される時間は300年。

300年間環境から完全に隔離するということが保証されなくてはいけない。

いったい誰がそれをするのか?

300年前のこの地域を支配していた行政機関は誰だ?そういう問題になる。


管理人より

北九州市が震災がれきを半年も燃やして使い続けたバグフィルターについて、北九州市に電話して調べてきましたが

北九州市のゴミ焼却工場の使用済みバグフィルターの放射性検査を要求します!

やっぱりどうしても納得できないため、また記事にします。

北九州市の焼却灰は、工場から1日20トン出ている。2週間に1回放射能検査をするが、検査を灰はたったの100g!

つまり20×14=280トン中100gしか測ってないにもかかわらず、堂々と安全宣言!

私はこんなサンプル検査では正確な数値とは言えないと思います。現在使用中のバグフィルターは本焼却前からのもの。

がれきの本焼却が終了したとしても、すぐにはバグフィルターを交換せず使用し耐用年数(5~6年)いっぱいまで使うそうです。

しかも自家焼却と言って同じ焼却工場で使用済みバグフィルターを燃やすのだそうです。

目詰まりしないように密閉して逆洗処理するのでフィルターは汚れないという認識だそうです。

ダイオキシン・重金属・放射性物質やアスベストなど毒物の塊となった「ろ布」をまた燃やすとは!?

新しいバグフィルターをつけてるからそっちに付着するので問題なし、交換作業も気をつければ大丈夫という認識だそうです。

北九州市役所は一体どこまでバグフィルターを信頼するのでしょうか?

使用済みろ布は放射能検査しなければいけません。

使用済みろ布を燃やすことは、ある意味、証拠隠滅です!

使用済みろ布の放射能検査を強く要求しましょう!

何ヶ月も震災がれきを燃やして汚れたバグフィルターなのに「使用中何度も目詰まりしないよう空気で逆洗して灰を落としてるから汚染されてない」と北九州市は言ってますが、実際に放射能検査してみないとそんなことはわかりません。

家庭の空気清浄機や掃除機のフィルターだってすぐ埃だらけになります。車のフィルターだって真っ黒になるのです。

それなのに震災がれきを半年以上も燃やしたゴミ焼却工場のフィルターが汚染されていないはずはないです。

北九州市役所が使用済みバグフィルターの放射能検査をしようとしないのは行政の怠慢ではないでしょうか?

もし、使用済みろ布の放射能汚染が100ベクレル/kg以上だったら北九州市は当然燃やしてはいけない。(北九州市の管理目標値を超えるため)

その使用済みバグフィルターは燃やさず黄色いドラム缶に入れて保管すべきです。

3工場とも、使用済みバグフィルターの放射能検査をしてください!どうかお願いします。

 

 

 

 

 

 

 


【必見動画】福島の子供の衣服・頭髪の放射能汚染調査結果⇒空気の汚染が原因

2013-01-19 | 放射能汚染

毎日の生活の中、被ばくは続いている
衣服の放射能汚染調査結果

【ふくしま集団疎開裁判ブログより】


21:16~  南相馬在住 安心安全プロジェクト 吉田那博さん

南相馬の方から安心安全プロジェクトという会をやっている代表の吉田といいます。
この団体は避難支援をスタートとして始まったものなんですけれども、
私自身が東京電力の第二原発で勤務していたということもあり、
以前の原子力発電所の指導の方法だとか、
どんなような装備をしながら、どういうことに注意しろと言われていた事をよく分かっているが為にですね、
今回この汚染の調査をしてみたわけですけれども、

最近よく皆さん「管理区域」という言葉をよく使われているんですけれども、
「管理区域」というのは、0.6以上のところが「管理区域境界線」ということで、
建屋が1.72だったかな、1.74だったかな、
それぐらいの、シーベルト数から建屋は管理区域ということになるんですけれども、
その中でC区域というのがあるんですが、
これはちょっと時間が少ないためにあまり詳しくお話はできませんが、
ABCDと、4つランクがあって、Dが最高なんですけれども、

そのC区域という所はこのたびの昨年の文部科学省の発表の土壌の汚染の調査を公表しているんですが、
それで見ると、岩手の一部と宮城の南部の一部、福島県のほぼ一部を除いたほぼ全部。
それと、群馬、茨城、千葉、というような所が、ほとんどこのC区域に値します。

そのC区域での装備というのは、作業内容によって変わるんですけれども、
マスクは絶対に必要になります。
高性能マスクです。全面マスクと半面マスク、それと、フードマスクといって、頭からかぶって、ろ過した空気をフードの中に送りこむわけですけれども、そのような装備を、東電は、事故前は作業員に求めていました。

実際に管理区域同等エリアでは、作業員は一日10時間以上いてはいけないという話になっています。
そのように指導していたにもかかわらず、
事故後は、何も無かったようにマスクもしなくても良い、
防護服も着なくても良い、何もしなくても平気です。こういう人で良いですよと、
まして事故前の、現在もそうですけれども、原子力発電所は未成年が立ち入る事は禁止していますので、
それと同等のレベルの汚染をされているところに、妊婦や子どもが、未成年がいるということは、
本来これは考えられない事です。

これは法律で定めている事なので、それを国が破るということはどういうことでしょうかと。

飯館にしてもそうですし、双葉、三春町なんかは事故直後、
爆発直前から、最高レベルのD区域というふうにとれる情報がいっぱい出ていますが、
そこではですね、フルフェイスの完全全面マスクで、
そこでは酸素ボンベを背負い、またはホースによってエアーを送り込んで
どこかでろ過した空気を長いホースで送りこんで作業しなければいけないというほどのひどい汚染。

それがやはり内部被ばくを東京電力というか原子力発電所は一番恐れているのですけれども、
そのためにそのような空気を送るような装置。
で、双葉も三春町もですね、そういう状況下で誰ひとりマスクを付けるという指導をうけた事が無いし
ヨード剤も飲めとは言われていないですから、
いかに国がとった行動がひどいかというのがこれで分かると思います。

それでですね、今の防護服なんですけれども、これを着ていても、一切外部被ばくは防げません。
要は、持ち出さないようにするためと、
着ている衣服が汚染をされないようにという名目で着るわけですけれども、
東京電力のマニュアルでも、
「衣服の汚染は余計な被ばくに繋がるので気を付けるように」とちゃんと書いてあります。

それを防護服を着ていないとどういうことになるかというと、
今回私たちが調べて「衣服がどれ位汚染しているか」ということで、
長袖のTシャツとか学生さんのジャージだとか、いろんなものを今測り始めているんです。
あとは頭髪だとか、測ってるんですけれども、私が一番最初に測った、ここの赤色の長そでのTシャツですけれども、
これ自身が、このシャツ1枚から130ベクレル。
5回洗濯した後にもう一回ためしに測ってみたら、150ベクレルと増えています。
150ベクレルということは1秒間に150発の放射線が出てくるということです。

子どもさん、郡山の学生さん、中学生の子どもの服をだいたい別々に測ってみて合算しますと、
470とか、460ベクレル
それにですね、頭髪の汚染。
これは郡山はちょっと調査していませんが、南相馬市の人間の男性の方の髪の毛を測ってみたら、
1kgあたり、130ベクレルという数値も出ていますので、
これは床屋さんなのでいろいろとミックスになっていますから、
ま、平均的な南相馬の数値になるのではないかなと私は思っています。

そこから考えて、中学生が着ている、体全体で背負っているベクレル数は、
500ベクレルを超えるという数字になりましたので、
それをシーベルトに換算してみたら、0.8ぐらいあるんです。

着て歩いてる服から、0.8マイクロシーベルトを発しながらその子は生活しているのです。

だから、学校をいくら除染しても、その着ている服から発しているので被ばくしているわけです。
で、なお且つ学校というのは集団でいろいろな行動を起こしたりしますので、
たとえば、おしくらまんじゅうを、そんな事は30人50人でやることはないでしょうけれども、
そうなった時に汚染されている衣服が、要は30倍になるということですよね。

だから、何マイクロシーベルトになるのか試した事はないのでわかりませんけれども、
ものすごい放射線量である事は間違いないと思います。

それがたまたま10人とかそれぐらいでも十分影響のある数字であると。
さらに空間の、学校は下がっていても、外へ出た時に空間線量として郡山なんかは、平均で0.6あります。
で、町中に、本当の町中にですね、2マイクロを超えているようなポイントも、
本当に小さいのではなく、大きくポイントとしてホットスポットみたいなのが点在しております。

そういうふうなところも加算すればですね、
20ミリを超えるような数値になってしまうのではないかというのが
私たちの今やっているデータで何となく感じていて、
今これを早急に進めていますが、
それぐらい福島県の子ども達が危険な状況にあるということと、私は言えると思います。

で、そのように服が汚染されるということは空気も汚染されているということですので、
マスクなどを学校はむしろ「はずすように」という勢いで学校が動いていますので、より危険であると。
それが科学的も証明されているから、
事故以前にこういうこと(東京電力マニュアル、防護服、フルフェースなど)をさせていた訳ですから、
事故が起きたからそんな事は関係ないなんて言われてもですね、
誰も信じる人はいないと思います。

そのような状況の中から子どもたちを守らなければいけないということで、私たちも協力している次第でございます。
以上です。


30:12~弁護士 柳原敏夫(弁護団)

今の吉田さんがお話になった衣服や頭髪に非常に放射性物質が付着していると。
これがどこから来るかというと大気中なんですね。
これは昨年中通で、切干大根が高濃度の放射性物質が検出されまして、
これは福島県は大気中放射性物質が切干大根を干す時についたという事を、もう認めています。

何故こんなに大気中に沢山の放射性物質が今なお浮遊しているのか?
これが非常に今重要な大きな問題になっているんですけれども、
一つさっきもお話しました武本さんという方が、こういうふうに言っています。

「除染で生じた草木などの可燃ごみについては焼却することで、除染の廃棄物の減量を郡山市は図っています。
しかしこれらについては放射性物質汚染処置法対策で定める
指定廃棄物である可能性を十分に否定できないまま、
市内のゴミ焼却施設、一般焼却場で焼却処分をしています。
その結果、これで燃えたゴミが気化して、
放射性セシウムが大気中に出て大量に飛散している事が大いに懸念されます」と、こう言っています。

いわゆるその、福島県では基本的には収束宣言した後の自治体は
「普通にゴミを燃やしても良いんだ」というような感じでですね、
こう言った除染されたものについてもですね、燃やしているためにですね、
どんどんこの、せっかく沈殿した放射性物質が、また再び一般処理場の煙突から大気に
放射性セシウムが飛散するということが起きているのではないかという事。

これによって、今の福島県も私も大量の放射性物質を大気から吸い込んだり衣服に着くことによって、また極めて危険な状態になっているということが懸念されています。


管理人より  

一般ゴミの焼却場で汚染されたものを焼却をすることで、空気中に浮遊する放射性の微粒子が増えていることを指摘しています。

村上周三・東京大学名誉教授は「住まいと人体、工学的視点から(臨床環境医学 第9巻第2号、pp.49-62)」、のなかで、次のように述べています。

"「人間は環境化学物質の83%を空気(肺)から取り込み、食品からは7%、飲料からは8%に過ぎない」

「我々は空気環境に もっと神経質になるべきである。我々は濁った水を飲むことには強い拒否反応を示すが、濁った空気を吸引することには それほど強い拒否反応を示さない。清浄な水を確保することが人間生活にとって不可欠であるように、清浄な空気を確保することも人間としての基本的な要求である」"

 

私たちが一日に呼吸する空気は約20キロも必要といわれており、これは、食べ物や水の摂取量の およそ10倍にもなります。

放射性物質の高濃度汚染地域に住んでいて、「検査され基準値以下のものを食べてれば大丈夫、空間線量はそんなに高くない」と安心し避難しないことは間違いだということがわかります。空気中に浮遊していて、吸い込めば肺からゼロ距離で被曝するわけです。血中に入るわけです。避けられません。

このことから、原発推進側からすると、市民が空気の放射能汚染に気づき、行動を起こされるとまずいので、そらまめ君のPM2.5のデータを、汚染地域は隠蔽するんだなということがわかります。

ホットスポット柏市のクリーンセンターに電話してみたところ、煙突から出る煙はまったく気にしていなかったですし、北九州市役所の環境局係長も、「空中浮遊の放射性物質があれば空間線量に数値が出る、それが出てないということは浮遊してない」などと言い出す始末。大気浮遊じんの放射性濃度を調べもしないで、PM2.5を出しもしないでそう言うのです。本当に呆れました。

福島の人の衣服や頭髪が、北九州に運ばれる震災がれきよりも汚染されている、この状態この現実をみなさんはどうお考えですか?

放射性の空中浮遊物が常にある福島などの場所からは子供を即時避難、マスク徹底はもちろんのこと、がれきの焼却、首都圏などのホットスポットがある地域のすべての一般ゴミ焼却工場と、火葬場に放射性物質を濾しとる高性能の専用フィルターを後付けすべきだと私は思います。

危険な浮遊微粒子を常時吸わされて、病気になって死んでいく人達(高濃度汚染地域に住む住民、原発内作業者、被曝労働者、ごみ焼却場労働者)は、その大気汚染の仕組みにおそらく気づいてないので、大気を汚染した加害者から見れば、「静かに口封じができる」ということだと私は思います。裁判を起こす前に死んでしまうことになります。

下記のブログをご覧下さい。

http://inventsolitude.sblo.jp/article/53148788.html    ブログ  ずくなしの冷や水 さんより

http://vogelgarten.blogspot.de/2011/10/das-leise-sterben.html  ジーデントップフ医師  静かな死 

 

中国のPM2.5も経済発展のために撒き散らされている。日本も国の間違ったエネルギー政策、がれき広域処理によって放射性微粒子が全国大気汚染拡大中です。

人類を不幸にする技術=原子力はもういらない。

 

 


使用済みバグフィルターについて北九州市に電話して聞いてみた

2013-01-17 | 震災瓦礫問題

がれき専用ダイアルに聞きました。

担当は森氏。

「逆洗は、バグフィルター使用中も目詰まりを防ぐため度々行っている。

ろ布交換は目詰まりするから行うのではなく使用劣化の耐久年数による。

ろ布は高濃度には汚染はされていないという認識。自家焼却しても新たにつけたフィルターにつくので問題はないという考え。

差し引き漏れ出しても、環境中に影響を与えるレベルではないと認識している。

PM2.5を追加で北九州市が出しているというふうには思っていない。

使用済みバグフィルターの検査をしてもそんなに数値は出ないと思う。必要を感じない」

【使用済みバグフィルターについて】

今、3工場で使っているバグフィルターは、本焼却が始まった時点で1~2年使用したもの。耐用年数は5~6年。従って3月でがれきの焼却が終わってもすぐに取り替える予定はない。交換作業は十分に装備して気をつけてすすめる。

【焼却灰について】

●新門司 20トン/日、日明 7トン/日、皇后崎20トン/日の量の灰が出ている。

飛灰の放射能検査は2週間に1回なので新門司の場合、20×14=280トンの中で100g容器のサンプル検査だそうです。

今まで5ヶ月間焼却が続いてきたわけですが

280トンの灰の中から、わずか100gを検査して、「基準値以下」と伝えていたのですね。

私はさらに聞きました。100gを何度か採取してその平均とかではないのですか?⇒違います。1回です。


【動画】2012年12月アレクセイ・ヤブロコフ博士「チェルノブイリの教訓」【字幕】

2013-01-17 | ヤブロコフ講演文字おこし

アレクセイ・ヤブロコフ博士「チェルノブイリの教訓」

 Nuclear Free Now 脱原発世界会議2
アレクセイ・ヤブロコフ博士「チェルノブイリの教訓」
2012年12月15日〜16日 東商ホール、日比谷公園

脱原発世界会議2でのアレクセイ・ヤブロコフ博士(ロシア科学アカデミー、生物学者)の発言より、チェルノブイリ原発事故の健康被害に話を絞って再構成した。

ヤブロコフ博士は、ガンは健康被害の一部にすぎないとして、様々な疾患・障害の増大を報告、長期にわたって住み続けると1キュリー/km2(3万7000ベクレル/m2)­以上でなんらかの健康被害が出ていると語った。
この汚染レベルは、空間線量に換算すると自然放射線も含め年1ミリシーベルト程度である。

ここ日本でも同様のことが起こるという博士の警告を受けとめてほしい。チェルノブイリの現在は福島原発事故の26年後でもある。

⇒Nuclear Free Now 脱原発世界会議(http://npfree.jp/

映像ドキュメント.com(http://www.eizoudocument.com/


北九州市は3年間も継続してPM2.5の調査研究してるのに市民にデータを出していないのはなぜ?

2013-01-16 | 震災瓦礫問題

http://www.city.kitakyushu.lg.jp/kankyou/00400014.html

http://www.city.kitakyushu.lg.jp/files/000106635.pdf

http://www.city.kitakyushu.lg.jp/files/000041506.pdf

 

 

税金を使い、3年もず~っと継続してPM2.5の研究をしておきながら、そらまめくんにPM2.5の1時間ごとのデータを「お金がないからシステム上の都合で反映できない」と対応しない北九州市。たった1回の芸能人を呼んだ公開授業に200万円もの税金を使うのに、大事なPM2.5のデータをそらまめ君に反映させられないとは?もう訳がわかりません。

そのPM2.5の研究結果はどこにあるのでしょうか?北九州市民の皆さん、情報公開請求お願いします!誰が研究してその結果はどうなったのか?果たして、震災がれきに関することはその研究の中に入っているのか?

北九州市って結局、環境都市でもなんでもないと思います。

PM2.5に関しては今だに「速報値」として、前年度11月分を最新としてPDFでHP上に出してます。「速報値」ってどこが?↓

そらまめ君に出てなかったら全国の皆さんが見れないです。(ひょっとして見れないようにしているのかとさえ思ってしまう)

北九州市内の測定局もたったの3ヶ所!

http://www.city.kitakyushu.lg.jp/files/000130555.pdf

山口県では、県内16ヶ所、1時間ごとにグラフ付きで出てますよ!⇒http://soramame.taiki.go.jp/DataHyou.php?BlockID=07&Time=2013011621&Pref=35  少なくとも北九州市よりもいいです。

北九州市は市民にPM2.5のことを突っ込まれる前に焼却をはじめて、既成事実を作り、全国のたくさんの人がPM2.5のことに気づいて、うるさくなる前に、幕を引こうとしているような気がします。

今日の大阪・此花区の住民説明会でもPM2.5について下地先生が突っ込んでおられましたが、大阪府は「PM2.5とがれき焼却は関係ない」と言い放ちました。どうにか市民をごまかして燃やしてしまおうと必死でした。

PM2.5について山本節子さんの動画とパワポでおさらい

 

 

 

 

 市民がPM2.5について勉強し、追求しましょう!

そして今すぐ、がれき搬入をやめてもらうよう要求しましょう 。風下山口県のPM2.5の値が高いです。

 

http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPTYE8BI04720121219  より