いつも練習していた公園の野球場。散歩の帰りに立ち寄って、しばし感慨にふけった。
わが孫に 野球教へし 幾月日 役割終へて 残る思い出
2年前のカレンダー。
4月22日の余白に「孫と野球」という書き込みが。
孫のKくんに初めて野球を教えた日である。
以来、これまで毎週1回、我が家の近くの公園で、あるいは2駅先にあるバッティングセンターで、孫と二人で野球の練習をしてきた。
その孫が昨年末をもって少年野球チームを辞めたので、「二人三脚」で行ってきた野球教室も終わりを迎えることに。
そして先日、最後の野球練習を行った。
途中から近くにいた同年代の子供も交えて、交互にバッティングを競い合うなどして、楽しいひと時となった。
この1年10か月、日々うまくなっていく孫の成長を目の当たり見ることができて、小生にとっても「じいじ冥利」につきる楽しいひと時であった。
バッティングセンターで1球もかすりもせず、ぼろぼろとくやし涙を流した顔、そしてバットに球が当たったと、言ってにっこりしたときの顔、さまざまな思い出を残して孫との「野球定期便」が幕を閉じた。