折々の記

日常生活の中でのさりげない出来事、情景などを写真と五・七・五ないしは五・七・五・七・七で綴るブログ。

写真&俳句VOL780~カモの親子

2015-06-25 | 写真&俳句
元気いっぱい泳ぐ子カモたち。



朝まだき     カモの親子の     散歩かな



「こっちの方は、随分と大きくなりましたね」

黒目川遊歩道を散歩中、カモの親子に出会い写真を撮っていると後ろから声をかけられた。

「この他にまだカモの親子がいるんですか」

と尋ねると

「もう1組いるんだよ。こっちの方は子ガモが6羽いて、まだ小さくて可愛いんだ」

えぇ、この人黒目川の事情に随分詳しいんだ、と感心しながら、二人で子カモの愛くるしい動きに、しばし見入った。

そして、今度は別のカモの親子をぜひとも探さなくては、と思った次第である。

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写真&俳句VOL779~子ツバメ、逞(たくま)し

2015-06-24 | 写真&俳句
一見可愛く見える子ツバメの口も、エサを食べる時は猛々しく変身する。



エサを咥えた親ツバメが巣に戻って来た。


一斉に口を開ける子ツバメの1羽の口にエサを押し込む親ツバメ。


子ツバメの口の中には、トンボの翅とおぼしきものが見える。




エサねだる     子ツバメの口     逞しや



以前、当ブログでゴルフ場の入り口付近に作った巣を守るツバメの番(つがい)の話を書いた(4月29「巣を守る」)が、その続編である。

その後、件のゴルフ場では何回かプレーしたが、ツバメの巣には大きな変化は見られなかった。

それが先日行ってみると、子ツバメが元気に育っていて、親ツバメに餌をねだって盛んに鳴き声を上げていた。

しばらく観察していると親ツバメが飛んで来て子ツバメの口の中に何やら押し込んでいる。

よく見るとそれはトンボのようであった。

子ツバメは、そのトンボをまるごと飲み込もうとし、トンボの羽が見え隠れしながら、いつの間にか子ツバメの口の中に飲み込まれてしまっていた。

あんな大きなものを飲み込んで食べてしまうのか、可愛く見える子ツバメの口も実は獰猛なのだ、と思いを新たにした次第である。

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写真&俳句VOL778~朝の菜園

2015-06-23 | 写真&俳句
早朝の菜園風景




菜園の     早菜り愉(たの)し     夏の朝



黒目川遊歩道には、家庭菜園の畑が点々と続いていて、早朝、食べ頃になった野菜をせっせと収穫している人、雑草の草取りに余念のない人たちの姿をよく見かける。

先日のブログで、早朝の黒目川遊歩道で見かける人たちを紹介したが、この人たちも忘れてならない人たちである。

農家の人たちが収穫したものは、即店頭に並ぶ商品であるが、菜園で早取りした野菜は、その日の朝の食卓に供されるのだろう。

自分が愛情込めて育てた野菜を、その日の朝の食卓で食べる、贅沢の極みと言えるだろうし、それが家庭菜園の醍醐味といってよいのかもしれない。

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写真&俳句VOL777~「父の日」に見かけた光景

2015-06-22 | 写真&俳句
父の日、人気の寿司店は親子連れで賑わっていた。


駐車場は満車状態。



父の日や     人気の店に     人群れて



昨日の父の日に見かけた光景である。

この日は、朝、天気がぐづついていたので、夕方に散歩をした。

七時前、家の近くまで帰って来ると最近オープンしたばかりの和食屋さんや、人気の寿司屋さんの前に行列ができていた。

日曜日と父の日が重なったので、家族連れで外食しようと言う人が押しかけたのだ。

それは何とも平和な光景であった。

そんな光景を横目に見ながら、これから家に戻って娘夫婦から届けられた「うなぎ」をいただくことにしよう、と帰り道を急いだ次第である。

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写真&俳句VOL776~早出の畑仕事

2015-06-21 | 写真&俳句
早朝から市場に出荷する枝豆の収穫に余念のない農夫。



夏の朝     早採り励む     農夫かな



午前5時過ぎの黒目川で見かける人。

先ずは、散歩する人、次にアユを狙う釣り人である。

そして、数としては少ないが、畑で農作物を収穫する農家の人たちである。

この日の朝も若い農家の人が、せっせと枝豆の収穫に精を出していた。

子どもの頃、農家の人は陽が上がるとともに田んぼや畑に出ていたものだが、農家の人の朝は昔も今も早いんだ、と感慨を覚えながら、この人が収穫した枝豆がラベルを貼られて間もなく店頭に並ぶのだろう、と農夫の姿をしばし眺めやった次第である。

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