折々の記

日常生活の中でのさりげない出来事、情景などを写真と五・七・五ないしは五・七・五・七・七で綴るブログ。

写真&俳句VOL779~子ツバメ、逞(たくま)し

2015-06-24 | 写真&俳句
一見可愛く見える子ツバメの口も、エサを食べる時は猛々しく変身する。



エサを咥えた親ツバメが巣に戻って来た。


一斉に口を開ける子ツバメの1羽の口にエサを押し込む親ツバメ。


子ツバメの口の中には、トンボの翅とおぼしきものが見える。




エサねだる     子ツバメの口     逞しや



以前、当ブログでゴルフ場の入り口付近に作った巣を守るツバメの番(つがい)の話を書いた(4月29「巣を守る」)が、その続編である。

その後、件のゴルフ場では何回かプレーしたが、ツバメの巣には大きな変化は見られなかった。

それが先日行ってみると、子ツバメが元気に育っていて、親ツバメに餌をねだって盛んに鳴き声を上げていた。

しばらく観察していると親ツバメが飛んで来て子ツバメの口の中に何やら押し込んでいる。

よく見るとそれはトンボのようであった。

子ツバメは、そのトンボをまるごと飲み込もうとし、トンボの羽が見え隠れしながら、いつの間にか子ツバメの口の中に飲み込まれてしまっていた。

あんな大きなものを飲み込んで食べてしまうのか、可愛く見える子ツバメの口も実は獰猛なのだ、と思いを新たにした次第である。

ブログランキングにエントリーしています。よろしければ下に表示された「人気ブログランキング」をクリックして下さい。